伝統板・第二
明治天皇御製(7) - 伝統
2024/06/02 (Sun) 11:25:29
北海道神宮手水舎の柱に掲げられている明治天皇御製
Web:粟野真弘のblog(2024年06月01日)
http://blog.livedoor.jp/mmmawano550121/archives/58419649.html
手水舎の柱に掛かる「明治天皇御製」です。
明治45年 <をりにふれたる>
言の葉の上にあふれてきこゆるは
人のこころのまことなりけり
明治44年 <水>
よどみなく流るる水のおときけば
わがこころさへすみわたりけり
・・・
<関連Web>
(1)当掲示板内「明治天皇御製(1)」
→ http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=6492813
(2)当掲示板内「明治天皇御製(2)」
→ http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=6541848
(3)当掲示板内「明治天皇御製(3)」
→ http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=6684573
(4)当掲示板内「明治天皇御製(4) 」
→ http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7652516
(5)当掲示板内「明治天皇御製(5) 」
→ https://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7962187
(6)当掲示板内「明治天皇御製(6) 」
→ https://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=8255371
<感謝合掌 令和6年6月2日 頓首再拝>
【明治天皇御製】【昭憲皇太后御歌】 - 伝統
2024/06/11 (Tue) 10:44:56
【明治天皇御製】
< をりにふれたる (明治四十五年) >
言の葉の 上にあふれて きこゆるは 人のこころの まことなりけり
(人の心をこめ、しらべをととのえていう言葉の上に
溢れ出て伝わってくるのは、その人の胸の奥のまことの心である。)
・・・
【昭憲皇太后御歌】
< 慈愛の心を世界に (明治四十一年) >
日のもとの うちにあまりて 慈しみ とつ国までも およぶ御代かな
(日本国内では収まりきれないほどの慈しみの心が、
外国にまで届く時代になった。)
https://www.jrc.or.jp/webmuseum/library/?item_id=14
<感謝合掌 令和6年6月11日 頓首再拝>
【明治天皇御製】【昭憲皇太后御歌】 - 伝統
2024/06/21 (Fri) 10:54:15
【明治天皇御製】
< 水 (明治四十四年) >
よどみなく 流るる水の おときけば わがこころさへ すみわたりけり
(よどみなく流れる水の声を聞いていると、
自分の心までも澄み渡ってくることである。)
・・・
【昭憲皇太后御歌】
< みがかずば (明治四十一年) >
みがかずば 玉も鏡も なにかせむ 学びの道も かくこそありけれ
(どんな立派な宝石でも磨かずに生地(きじ)のままでは
あの美しい光はでてこないでしょう。
人の心もそれと同じで、
修練(しゅうれん)錬磨(れんま)を怠ってはなりません。)
https://www.lib.ocha.ac.jp/archives/migakazuba.html
みがかずば 昭憲皇太后御歌・東儀季熈作曲
https://www.youtube.com/watch?v=DwTxU6bumGg
<感謝合掌 令和6年6月21日 頓首再拝>
【明治天皇御製】【昭憲皇太后御歌】 - 伝統
2024/07/11 (Thu) 11:27:13
【明治天皇御製】
< 心 (明治三十七年) >
おもふこと 常にたえせぬ 世にしあれば 心はひろく もつべかりけり
(次から次へともの思いの絶えないこの世だから
心だけは広くゆったりと構えて過ごしたいものである)
https://ameblo.jp/gayoum/entry-12802219141.html
・・・
【昭憲皇太后御歌】
茂りたる うばらからたち 払ひても ふむべき道は ゆくべかりけり
(どんなに進むのに困難な道であっても、敵対する者を倒してでも、
正義の道を進むと良いでしょう。)
https://waka31.jp/archives/125
<感謝合掌 令和6年7月11日 頓首再拝>
【明治天皇御製】【昭憲皇太后御歌】 - 伝統
2024/07/21 (Sun) 11:47:31
【明治天皇御製】
< をりにふれたる (明治三十八年) >
雨すぎて みどりにはれし そらみれば 日かげに夏に なりにけるかな
(うっとうしい梅雨が過ぎて、みどりに晴れ上がった空を見ると、
日差しはすっかり夏のさわやかさになったことだ)
・・・
【昭憲皇太后御歌】
<寄国祝 (明治二十五年) >
幾千代と かぎりもあらじ しろしめす とよあしはらの 国のさかえは
(何千年とも限りはありません。
天皇陛下がお治めあそばすこの日本の国の栄えというものは)
https://ameblo.jp/meitoku1030/entry-12858677550.html
<感謝合掌 令和6年7月21日 頓首再拝>
明治天皇祭(7月30日) - 伝統
2024/07/30 (Tue) 13:09:34
1912年(明治45年/大正元年)のこの日に崩御した明治天皇を記念して、
1913年(大正2年)から1926年(大正15年)まで明治天皇祭(先帝祭)
という祭日となっていた。
その後、1927年(昭和2年)からは、1852年(嘉永5年)9月22日の
明治天皇の誕生日を新暦に換算した11月3日が「明治節」という祭日となった。
・・・
【7月30日は明治天皇祭】明治天皇の御製(和歌)にメロディーをつけた曲
虹彩御前2022/07/30
https://www.youtube.com/watch?v=xjUiESZ-XJc
<感謝合掌 令和6年7月30日 頓首再拝>
北海道神宮手水舎の柱に掲げられている明治天皇御製(令和6年8月) - 伝統
2024/08/16 (Fri) 15:01:03
北海道神宮手水舎の柱に掲げられている明治天皇御製
粟野真弘のblog(2024年08月11日)
http://blog.livedoor.jp/mmmawano550121/archives/58583032.html
手水舎の柱に掛かる「明治天皇御製」です。
<神祇> 明治44年
いつはらぬ神のこころをうつせみの
世の人みなにうつしてしがな
<夏山水> 明治37年
年年におもひやれども山水を
汲みて遊ばむ夏なかりけり
<感謝合掌 令和6年8月16日 頓首再拝>
「明治天皇御製」「昭憲皇太后御歌」 - 伝統
2024/08/27 (Tue) 11:29:20
「明治天皇御製」
< 神祇 (明治44年)>
いつはらぬ 神のこころを うつせみの 世の人みなに うつしてしがな
(まっすぐでいつわりのない神のみ心を、
この現実の世のすべての人の心にうつして、
清々しい世にしたいものである。)
・・・
「昭憲皇太后御歌」
<大御心(おおみごころ)>
人しれず 思ふこころの よしあしも 照し分くらむ 天地のかみ
(誰にもわからないことであろうと、心の中でひそかに思うことでも、
天地の神々は、ちゃんと其の善悪をば、ご存知であるにちがいありません。)
https://ameblo.jp/kimidon-1210/entry-11947084873.html
<感謝合掌 令和6年8月27日 頓首再拝>
「明治天皇御製」「昭憲皇太后御歌」 - 伝統
2024/08/30 (Fri) 09:57:40
「明治天皇御製」
< 夏山水 (明治三十七年) >
年年に おもひやれども 山水を 汲みて遊ばむ 夏なかりけり
(毎年夏になると、清々しい山の冷たい山水を手に汲み、
心をのびのびと豊かにさせたいと思うのだが、
国事を司ることが多忙で、そうした暇は持てないことである。)
・・・
「昭憲皇太后御歌」
< 読書言志 (明治一二年以前) >
文机に むかふ心のう れしきは まことの道に あへるなりけり
(机に向かって書物を読む時の心のうれしさは、
真実の心の道理に出会うことができるからです。)
https://ameblo.jp/meitoku1030/entry-12865320964.html
<感謝合掌 令和6年8月30日 頓首再拝>
「明治天皇御製」 - 伝統
2024/09/24 (Tue) 09:54:32
北海道神宮手水舎の柱に掲げられている明治天皇御製
Web:粟野真弘のblog(22024年09月23日)
http://blog.livedoor.jp/mmmawano550121/archives/58679744.html
手水舎の柱に掛かる「明治天皇御製」です。
明治43年 神祇
とこしへに國まもります天地の
神のまつりをおろそかにすな
明治44年 蟲聲
さまざまの蟲のこゑにもしられけり
生きとしいけるもののおもひは
<感謝合掌 令和6年9月24日 頓首再拝>
「明治天皇御製」「昭憲皇太后御歌」 - 伝統
2024/09/30 (Mon) 14:49:42
【明治天皇御製】
< 神祇 (明治四十三年) >
とこしへに 國まもります 天地の 神のまつりを おろそかにすな
(とこしえに我が国をお護り下さる天地の
神々への感謝と祈りの祭りを、決しておろそかにしてはいけない。) 、
< 蟲聲 (明治四十四年) >
さまざまの 蟲のこゑにも しられけり 生きとしいける もののおもひは
(さまざまな音色で鳴いている虫の声にさえ、思い知らされることがある。
命あるものは皆それぞれの胸に抱く
ひたすらな思いがあって、懸命に生きていることを。)
・・・
【昭憲皇太后御歌】
< 心 (明治三十四年) >
とる筆の あとはづかしと おもふかな 心のうつる ものと聞きては
(筆で書いたその筆跡が恥ずかしく思われます。
心がそこに写し出されるものと聞いては…。)
https://ameblo.jp/meitoku1030/entry-12865560442.html
<感謝合掌 令和6年9月30日 頓首再拝>
「明治天皇御製」「昭憲皇太后御歌」 - 伝統
2024/10/02 (Wed) 11:18:40
「明治天皇御製」
< 神祇 ( 明治三十七年 ) >
神がきに 朝まゐりして いのるかな 国と民との やすらからむ世を
(神域に朝参拝してお祈りすることだ。
日本の国が栄え、国民が安らかに暮らせる世の中であるようにと。)
https://ameblo.jp/meitoku1030/entry-12865819640.html
「昭憲皇太后御歌」
< 衛生( 明治四十二年 ) >
かりそめの ことはおもはで くらすこそ 世にながらへむ 薬なるらめ
(その場かぎりのはかないことに、くよくよしないでくらすことこそ、
この世に長生きするための良薬というものでしょう。)
https://ameblo.jp/meitoku1030/entry-12865995740.html
<感謝合掌 令和6年10月2日 頓首再拝>
「明治天皇御製」 - 伝統
2024/10/24 (Thu) 11:49:17
北海道神宮手水舎の柱に掲げられている明治天皇御製
Web:粟野真弘のblog(22024年10月23日)
http://blog.livedoor.jp/mmmawano550121/archives/58737276.html
http://blog.livedoor.jp/mmmawano550121/archives/58741430.html
手水舎の柱に掛かる「明治天皇御製」です。
明治天皇御製
<秋神祇 明治36年>
神風の伊勢の宮居にとよとしの
初穂ささげむ 時ちかづきぬ
<鏡 明治37年>
榊葉にかけし鏡をかがみにて
人もこころを みがけとぞ思ふ
<感謝合掌 令和6年10月24日 頓首再拝>
「明治天皇御製」「昭憲皇太后御歌」 - 伝統
2024/10/27 (Sun) 11:25:00
【明治天皇御製】
< 行 (明治三十七年) >
世の中の 人の司と なる人の 身のおこなひよ ただしからなむ
(世の中の人の上に立つ者は、自分の行動に責任をもって、
何事も正しく身を処してゆきたいものである。)
https://ameblo.jp/meitoku1030/entry-12866086768.html
・・・
【昭憲皇太后御歌】
< 社頭述懐 (明治二十年) >
まごころを ぬさと手向(たむ)けて 神がきに いのるは国の さかえなりけり
(まごころを神さまに供えるご幣として、ひたすら御神前に祈ることは、
国が栄えてゆくための基(もとい)であります。)
https://ameblo.jp/meitoku1030/entry-12866214244.html
<感謝合掌 令和6年10月27日 頓首再拝>
【明治天皇御製】 - 伝統
2024/10/31 (Thu) 10:52:44
< 鏡 (明治三十七年) >
榊葉に かけし鏡を かがみにて 人もこころを みがけとぞ思ふ
(神前の真榊の枝にかける鏡を心の鑑として己が姿をうつし、
人も神にあやかって各自の心をみがきなさい。)
・・・
< 秋神祇 (明治三十六年) >
神風の 伊勢の宮居に とよとしの 初穂ささげむ 時ちかづきぬ
(伊勢の神宮に、豊かに実った今年の稲の初穂を
お供えして、お祭りする時季が近づいてきました。)
<感謝合掌 令和6年10月31日 頓首再拝>
「明治天皇御製」「昭憲皇太后御歌」 - 伝統
2024/11/06 (Wed) 11:58:30
【明治天皇御製】
< 神祇 (明治三十九年) >
日の本の 国の光の そひゆくも
神の御陵威 ( みいつ ) に よりてなりけり
(日本の国力が輝かしく発展してゆくのも、
まったく神のご威光によってである。)
https://ameblo.jp/meitoku1030/entry-12866354095.html
・・・
【昭憲皇太后御歌】
< 誠 (明治四十一年) >
身にしみて うれしうきものは まこともて
人のつげたる ことばなりけり
(身にしみて嬉しいことは、真実の心をこめて、
私のために人が告げてくれた言葉です。)
https://ameblo.jp/meitoku1030/entry-12873188312.html
<感謝合掌 令和6年11月6日 頓首再拝>
明治天皇御製 - 伝統
2024/11/21 (Thu) 11:38:14
北海道神宮手水舎の柱に掲げられている明治天皇御製
Web:粟野真弘のblog(2024年11月20日)
http://blog.livedoor.jp/mmmawano550121/archives/58805329.html
手水舎の柱に掛かる「明治天皇御製」です。
<神祇 明治43年>
わがくには神のすゑなり神まつる
昔のてぶりわするなよゆめ
<をりにふれたる 明治36年>
豊年の新嘗祭ことなくて
つかふる今日ぞうれしかりける
<感謝合掌 令和6年11月21日 頓首再拝>