伝統板・第二

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幼児教育 ⑬ - 夕刻版

2024/03/14 (Thu) 04:15:24


自然を拝む日

           *「光明道中記」(3月14日)より

【不健康は自然の生命の流れが何かの不自然で塞がれたことである。
                      (『百事如意』)】


人間を造ったのは「自然」である。
自然を静かに観察する時は、何が生命を活(い)かすものであり、
何が生命を抑えるものであるかが判る。

生後7か月程にして幼児に歯が生えて来ることは何を意味するか。

その頃には固形のものを与えても好い証拠である。
併し歯は全部まだ揃っていない。
それは全部の食物がまだ固形物では可けない証拠である。

上部の門歯(もんし)は一体の肉(歯ぐき)から二つだけ先に生える。
それは父母が先に立っていることをあらわしている。

親の家を出たり、親が死んだり、親しく親の家にいない者は
門歯が虫歯になったり折れたりし易いものである。

生後7か月頃から、御飯を十粒ずつ毎日一粒ずつ殖やしながら
食事に混えて与えるのは胃腸の鍛錬法になるものである。

この方法を過(あやまち)なく行なうときは、
離乳時にお粥を特別与える必要はなくして、
直(ただち)に固形物に移り得るものである。

歯の形を見よ。
人間は何を食する生物であるか。

門歯8枚は菜食動物の歯、犬歯(けんし)4枚は肉食動物の歯、
残り20枚は臼歯(きゅうし)であって穀食を搗(つ)きくだくように
設計せられている。

人間は菜食が好いか肉食が好いかは、自然を観察すれば好い。
32枚の歯のうち4枚だけが肉食の歯であるから、
肉類は全食量の 1/8 を適量とする。


・・・

<関連Web>

(1)伝統板・第二「幼児教育」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7859435

(2)伝統板・第二「幼児教育②」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7881952

(3)伝統板・第二「幼児教育③」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7919016

(4)伝統板・第二「幼児教育④」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7953418

(5)伝統板・第二「幼児教育 ⑤」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7981842

(6)伝統板・第二「幼児教育 ⑥」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=8015890

(7)伝統板・第二「幼児教育 ⑦」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=8118963

(8)伝統板・第二「幼児教育 ⑧」
    → https://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=8208839

(9)伝統板・第二「幼児教育 ⑨」
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(10)伝統板・第二「幼児教育 ⑩」
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(11)伝統板・第二「幼児教育 ⑪」
    → https://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=8319869

(12)伝統板・第二「幼児教育 ⑫」
    → https://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=8336558

         <感謝合掌 令和6年3月13日 頓首再拝>

注意ぶかき日 - 伝統

2024/03/22 (Fri) 05:01:30


           *「光明道中記」(3月22日)より

【殺す者は死に、生かす者は生きる。(『生命の實相』第六巻)】

赤ん坊が泣いた時に時計を見る習慣は好いことである。
それが実際空腹で泣くのか、他の原因で泣くのか
区別する一つの適切な標準となるからである。

授乳後1時間半以内で泣くときには、それは空腹ではない。
用便を催(もよう)して来たか、既に用便して股間が不快なと云うことを
知らせているかしているのである。

寝小便の習慣は、嬰児の最初の用便の訴えを聞き流して、
襁褓(おむつ)の湿った感覚を不便と感じない程慣れさせて了ったところに起因する。
その子供は、小便は寝床で用達するべきものと考えているのである。

だから食事時間でないのに赤ん坊が泣くときは襁褓(おむつ)取換を請求していると
思い、襁褓(おむつ)を取替えてやるべきである。

若し其の時襁褓(おむつ)が濡れていなかったら、3分間下半身を空気浴するつもりで
赤ん坊を便所で支えて「シー」の言霊(コトバ)の力で排尿を誘導して見るべきである。
巧みに習慣をつければ生まれてから数回のほか襁褓(おむつ)を濡らさずに済ませる事
も出来る。

赤ん坊は生後数日間は殆ど小便しない。
2週間後から3ヵ月迄は毎日約14回、6ヵ月迄は16回である。

股間が乾いている事が当り前で、濡れているのが異常だと判り、
採尿は便所であるのは正しいので、寝床でするのが間違だと知れば、夜尿は無くなる。

            <感謝合掌 令和6年3月21日 頓首再拝>

人に深切をする日 - 伝統

2024/03/23 (Sat) 04:53:58


           *「光明道中記」(3月23日)より

【世話をする人も世話される人も皆一つの神から出ている。(『生命の實相』第八巻)】

赤ん坊はまず口の触覚から発達し、同時に用便の感覚が発達する。
これがなければ生存できないからである。

手の存在を自分自身感覚するのはそれからずっと後らしいが明瞭には判らない。
赤ん坊は手を何に使うものであるかを最初は自覚しないのである。
偶々(たまたま)指が口に触れたとき、口は触れるものを吸う本能が発達しているので、
自分自身の指を吸う。その時にはじめて口に触れた自分の手を感覚する。

その時の筋肉感覚の記憶によって、そう云う筋肉感覚を起したときに、
吸うものが口に触れると云うことを、もう一遍やって見ようとして手を動かす、
すると又、何物かが(指)口に触れて吸い得る。

それは喜びには違いないが、指そのものの目的は口によって吸われる為にあるのではない。
それは明らかに目的に背反している。

自分の肉体を玩弄(がんろう)する習慣と云うものは外界に積極的に伸びる人間の
生命力を、内部方向に退嬰(たいえい)せしめる傾向があるもので、
肉体玩弄の習慣を養うときは子供は神経質に育つものである。

決して赤ん坊が口に指を入れるのを許してはならない。
指を口に入れようとする時、指を引いて妨げられることが重なれば、
この方向へは手が行かないものだと思って、手を口の方向へ動かさなくなる。

            <感謝合掌 令和6年3月22日 頓首再拝>

小事大切の日 - 伝統

2024/03/24 (Sun) 04:57:50


           *「光明道中記」(3月24日)より

【目前の小事をゆるがせにしてはならぬ。(『生命の實相』第十一巻)】

類は類を招(よ)ぶ心の法則からして、
子供部屋には円満な形のものばかりを置くようにしなければならない。

手の運動をただ口へ運ぶだけにのみ発達せしめるのは愚かなことである。
手を動かし足を動かしているうちに自分のみならず、自分に繋(つば)がって
他物が動くと云うことを教えるのは、幼児に対する最初の「自他一体」の教育である。

着衣は出来るだけ運動し易いものを選んで自由に運動し得るようにする事が肝腎である。
自分で物を撮(つま)むことの出来ない頃は、幼児自身の手にゴム風船のようなものを
縛り付けてやって、自分の手の運動につれて他物が動く喜びを味わすのである。

風船の色などは赤とか青とか紫とか黄色とか別々のを併列せしめて、
その色々を各別に指(ゆびさ)して色の名称をハッキリと述べて動かす。
言(ことば)は力であるから、各別の色彩に対して別々に名称を与えられることに
よって、今迄赤、青、紫、黄と雑然としていたものが、各々別々の存在として
印象せしめられる。

この事は色彩の感覚の訓練になり、同時にそれは幼児の心全体の生長に役立つ。

赤ん坊は大きな音を聞かすか周囲の人が恐怖を教え込まない限りは恐怖しない。

            <感謝合掌 令和6年3月23日 頓首再拝>

断じて心を動揺させぬ日 - 伝統

2024/03/25 (Mon) 04:56:52


           *「光明道中記」(3月25日)より

【人が如何なる罪を犯そうとも、わが怒ることはそれにも優(まさ)る悪徳である。
                         (『生命の實相』第四巻)】

驚風(きょうふう)などと言って赤ん坊が夜間突然目を覚まして泣く習慣が
始まったりするのは、屹度親の心の中に驚風が捲(ま)き起っているのである。
親子は一体であるから、親が先ず心の平和を取り戻すことが必要である。

赤ん坊を愛することは必要であるが、赤ん坊自身に対し、彼が家族の中で
特別に重要な存在であって、どんな我儘を言っても肯(き)かれるものであるとの
感じを与えては可(い)けない。

規律が赤ん坊の周囲で厳重に行なわれており、どんなに嘆いても、駄々を捏(こ)ねても、
時間が来なければお乳を貰うことも出来ないし、利己的動機からは規律は決して打ち破る
ことが出来ないことを生活の中でそれとなく自覚せしむるようにしなければならぬ。

併し、愛は深くなければならぬ。
親を冷淡だと思わせてはならない。
愛されてはいるが、すべての人間は平等に愛せられねばならないことを
赤ん坊の時から知らせて置くことは必要である。

大抵の家庭では赤ん坊のときには、彼のみが特別に愛されているような事実を経験
せしめられながら、次第に長ずるに従って其の「特別な寵愛」が一般的な区別ないものに
低下してくるので、それを愛の冷却と取間違えて親を恨むようになるのである。

            <感謝合掌 令和6年3月24日 頓首再拝>

感謝生活の日 - 伝統

2024/03/26 (Tue) 04:54:49


           *「光明道中記」(3月26日)より

【憤怒、憎悪、恐怖、罵詈(ばり)―― 其の他すべての悪徳は自分を傷つける。
                        (『生命の實相』第十一巻)】

赤ん坊がお乳を吐いてもそれは必ずしも病気ではない。

それは赤ん坊の胃袋は真直であって食道から縦に立った御酒徳利(おみきどくり)の
ような形になっていて、胃袋の上を圧(おさ)えたり、身体の位置が悪かったり、
少しく動揺を与えたら溢れ出易くなっているからである。

これは吐乳(とにゅう)と言うよりも溢乳(いつにゅう)と言うべきで病気ではない。
溢乳は大抵まだ飲んだ乳が固まっていないが、本当の吐乳は概(おおむ)ね飲んだ乳が
豆乳状に凝固して出る。吐乳しても、発熱や、便の異状がなければ病気ではない。

併し凝固した吐乳があったら信頼出来る医者に診(み)て貰うが好い。
前日良便があったと云っても次に出る便が不消化で腐敗しているかも知れない。
浣腸をして宿便の良否を調べて貰うが好い。

同時に心の持ち方を正しくしなければならない。
お乳は天の恵(めぐみ)であるのに、それを吐き出すのは天の恵をおろそかにした象徴が
あらわれているのである。

何か目上の人と争っていることはないか。
何か人の深切を衝(つ)き戻すようなことをしていることはないか。
夫婦争っているようなことはないか。

深く反省して見て、自分の「逆様(さかさま)に戻す」ような心と生活を
如実に改めなければならぬ。

両親の感情が激動した直後、
子供が疫痢(えきり)や麻疹(はしか)に突然罹(かか)るような実例が度々ある。

            <感謝合掌 令和6年3月25日 頓首再拝>

生長の喜びの日 - 伝統

2024/03/27 (Wed) 04:54:35


           *「光明道中記」(3月27日)より

【与える時はただ与える喜びの為に与えよ。自分は与える程生長する。
                          (『生命の實相』第四巻)】

赤ん坊を叱るのは無意味なことである。
「これをしては可(い)けません」と云う命令が赤ん坊に理解されるのは
生後9ヵ月頃からだと云うことを調べた人が言っている。

親たちが叱るつもりで大きな声を出せば赤ん坊は唯恐怖するだけのことである。
此の世に悪意を抱いている或る敵対者があると云う不快な恐怖的印象は、
幼年時の心の傷としてその児童の潜在意識に残り、その児童を大人になってから
後までも、臆病な身に仕上げるのである。

生後1年までの赤ん坊がしてはならないことを若しするならば、
ただ静かに、そう云う行動の出来ぬように、そう云う行動をすれば、
味わいが苦(にが)いとか、その方向へ手をやろうとすると屹度何物かが来て
その手を止めるとか、何か自動的に作用する法則があることを知らせるのが好い。

叱る代わりに優れたる宗教的音楽を聴かせることは
赤ん坊の情操教育に大変必要なことである。
これには蓄音機を利用するが好い。

また良き書物を読んで聞かせることは、その書物の言葉が、たとい赤ん坊にとって
理解し得ないものであるにしても、内容に伴う読む人の音律や、
その音律に伴う感情やは、結局以心伝心赤ん坊に伝わって、
赤ん坊の感情生活を生かすのである。

            <感謝合掌 令和6年3月26日 頓首再拝>

無我従順の日 - 伝統

2024/03/28 (Thu) 04:55:22


           *「光明道中記」(3月28日)より

【その日その日が宗教生活である。自己を生かす事が宗教生活である。
                        (『生命の實相』第十一巻)】

生後1ヵ年になると離乳して、柔らかいお粥から徐々に固いお粥に移らせても好いが、
7ヵ月頃から少量の固形食で慣らせたる子供ならば大人と同じ食物を与えても好い。

子供に偏食する習慣を養成してはならぬ。
子供の偏食は実は親自身の偏食の反映であるから、親が子供の前であの食物を残し、
此の食物を残しながら、子供にばかり偏食をしてはならぬ強いても無効である。

親が食物を残すまいと思うならば、残る程の分量を食膳に出さないことが適当である。

「これはお好き、お嫌い? 嫌ならこれにしましょう」などと言っている母が、
世の中には沢山あるが、これは親自身が子供を偏食に誘導しているようなものである。

子供は模倣するものであるから、食物は先ず親が口に入れて如何にも美味しい有様を
示し、「サア坊やもお喫(あが)り! 迚(とて)も美味しいわ」と云うように
誘導するのである。

食膳に手を洗う習慣をつけるのは好いが、ただ無邪気に何の意味もなく洗わせるのが好い。
黴菌の話をしたり、手を洗わなかったら此の世の中には眼に見えない恐るべき敵が
充満していて、それが直に吾々を襲って来ると云うような恐怖心にまで子供の心を
駆り立ててはならない。

            <感謝合掌 令和6年3月27日 頓首再拝>

自己を自覚する日 - 伝統

2024/03/29 (Fri) 04:57:23


           *「光明道中記」(3月29日)より

【今幸福でない者は笑いの分量が足りなくないか顧みよ。(『生命の實相』第八巻)】

子供が食物に好き嫌いを示すのは、時には親の心があまりに事物や人間に対して
好き嫌いな偏り心を有(も)っているときにそうなることがある。

親自身が自己の愛憎好悪の偏り心を捨てねばならぬ。
子供を責めてはならぬ。
みずからがみずからを知るように誘導しなければならぬ。

食物は好悪によってたべるのではなく、飢えを充たすために食べるのだと云うことを
知らせねばならぬ。食欲がなかったら、偏食であったりするのは病気以外のときは、
過食のために空腹でないからである。

御機嫌をとって欲しさに食物の好悪を言いはじめる。
好悪を示して食べなければサッサと食膳を片付けて、又次の食事時間に同じ食物を出すのである。
それを食べる迄同じ食物を出す。

我儘を言わせてはならぬ。
子供が規律を覚えるのは、最初は食習慣によるのであるから、お十時を与え、
お三時(やつ)を与えるにしても一定の時間以外には与えてはならぬ。

併し、完全に食欲不振で、元気がなく、空腹にになっても何も食べようとしない時には、
医者に診(み)せて病気の有無を検(しら)べて適当の処置をとる。

本当に病気かどうかは神想観を常にしている人なら胃腸部に掌(て)を当てて見れば
掌の蟻走感(ぎそうかん)で判る。

            <感謝合掌 令和6年3月28日 頓首再拝>

積極進展の日 - 伝統

2024/03/30 (Sat) 04:10:16


           *「光明道中記」(3月30日)より

【幼き心に少しでも歪んだ姿を、不快な姿を印象させるな。(『生命の實相』第七巻)】

生後1年頃からは、食物は自分自身で食べるように練習させるが好い。

少しぐらい零(こぼ)すかも知れぬが、それを拾ってやってはならぬ。
零して自分で拾うことが運動感覚の訓練にもなり、
従って児童の精神全体の訓練にもなるのである。

またそれによって依頼心が放(な)げ棄てられ、
自分のことは自分ですると云う良習慣の形成にもなる。

食物を零したときに叱らないで、
零さない時と、上手に拾った時とに賞めてやるようにするが好い。
「零しては可(い)けません」と言ってもまだ運動機能が充分発達しないから零す方が
当り前なのである。

それを余り叱るようにすると、
「自分は劣等者だ」と云う劣等感を児童が有(も)つようになる。
劣等感をもつようになった児童は将来生活上に不利なハンディキャップを
担(にな)わされる。

どこへ往っても「私は駄目だ」と考え易い ―― それを成長後矯(た)め直すのは
不可能ではないが、可成(かなり)な努力を要するのである。

「しては可けません」と常に言っている家庭では行為に対する欲望を常に
抑圧せられるから、それが鬱結(うっけつ)して反抗児が養成される。
厳格な家庭で反抗児が出るのはそのためである。

では、子供が悪いことをしたら「XXさん、これして頂戴」と言って、
別の「して欲しい仕事」へ注意を転ずる。

            <感謝合掌 令和6年3月29日 頓首再拝>

平らかな心の日 - 伝統

2024/03/31 (Sun) 04:56:29


           *「光明道中記」(3月31日)より

【人間は死なない。悲しんでいるのは遺族ばかりであって、
 死んだ人は却(かえ)って吾々よりも生々と生活している(『人間死んでも死なぬ』)】

潔癖の習慣は不潔の習慣よりも大人になってから強迫観念に附纏(つきまと)い、
一生涯を恐怖心の中に暮らさせることもあり勝である。
子供の前で親が恐れた態度を示してはならぬ。

偏食の子供、卵を食べれば必ず下痢を起したり、肉類か野菜かどちらかを嫌って食べない
子供、こんな子供をその家庭から引離して、林間学校とか、夏期キャンプ生活とかで、
児童ばかりの集団で、ほかに食する物のない共同食事の生活をすると治ることがある。
他の子供が美味しく食べて見せるからである。

「先生に返事を戴いたら屹度此の病人は治ると信じますから、一行でも、
御自筆の御返事を戴きたい」と云う意味の手紙を戴くが、そんな方には
『人間死んでも死なぬ』の本を読んで戴きたい。

生長の家が説いているのは肉体の永生(ながいき)の事ではない。
人から驚疑(きょうぎ)の目を以て見られながらも「肉体無し」と
大胆に説いているのが吾々である。

無い肉体に執するから寿命を縮める。
吾々の所説を素直に信じて、「肉体無し」と一躍超入
執着を放下(ほうげ)したとき病気が速やかに治る事実は《ある》。

            <感謝合掌 令和6年3月30日 頓首再拝>

後悔しない子育て - 伝統

2024/04/09 (Tue) 04:53:00


0~12歳【子育てを終えたママ1,133名への調査】
そこから見える『後悔しない子育て』/
子育て勉強会TERUの育児・知育・幼児家庭教育講義
子育て勉強会 TERU channel( 2022/06/23)
https://www.youtube.com/watch?v=wlIwqHSXmfY


【動画の目次】
00:00 概要
01:11「子育て・教育での後悔」に関する意識調査の結果
03:09 子育てで後悔しないために私たちにできること
03:17 ポイント①
05:35 ポイント②
07:41 ポイント③

         <感謝合掌 令和6年4月8日 頓首再拝>

男の子の上手な育て方7ケ条 - 伝統

2024/04/10 (Wed) 04:30:16


男の子育児でもう悩まない!!男の子の上手な育て方7ケ条!
Web:きっこせんせい(2023.10.13)
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/78d92612bb9a02f64d4dd67210714bed971ece31

(1)注意は短い言葉でわかりやすく

   男の子は理解する力やイメージする力が弱いため、長々注意されると
   《何を注意されているのか》がわからなくなります。

   また、穏やかなゆっくりとした口調は
   男の子にとって集中が切れやすくなるためNGです!

   ハッキリした口調で短く注意しましょう!

(2)挑戦と失敗をさせる

   男の子は、幼児期にどれだけ”挑戦”と”失敗”をしたかが、
   その後の【やる気】に繋がります!

   先程お伝えした通り、男の子はイメージする力が弱いため
   《とりあえずやってみる精神》で、とんでもないことをしたりします。

   そのため危ない姿に、親はつい「ダメ!」が多くなりがちです。

   しかし、禁止が多くなると、子どもはやる気をなくします。

   本当に危険なこと以外は、なるべく「ダメ」と言わずに見守りましょう。

(3)1回では理解できない

   脳の特性上、男の子は【聞く力】が弱いと言われています。
   そのため、叱られても《何がダメなのか》がわからないままに
   なってしまうことがあります。

   『同じことで何度も怒られる』のはそのためです。

   男の子は1回では理解できない。
   何度も繰り返し伝え続ける。
   ということを常に頭に入れておきたいですね。

(4)女の子とは絶対に比べない

   男女の成長の差は12歳ごろに追いつくと言われています。
   それまではのんびり優しい目で見てあげたいですね!

(5)感謝の言葉でモチベーションを上げる

  ①男の子は自分自身を「ヒーロー」や「お助けマン」だと
   思っているので、『ありがとう』や『助かったよ』という
   感謝の言葉を言われると、とたんにモチベーションが上がります!

  ②とくに同性である”お父さん”からの「ありがとう」が
   効果絶大なので進んで言ってもらいたいですね!

(6)外遊びで自制心を養う

   落ち着きがなく動き回るのが大好きな男の子!
   それもそのはず、男の子の成長はまず【体】から。

   そして【心】、【脳】の順で発達していきます。

   まずは【体】が資本ですから、たくさん外遊びをさせましょう!

   できれば《静》と《動》の動きがある遊びをすると、
   【心】と【脳】の発達も促されます。

(7)くじけた時は、できている姿に注目させる

   失敗して落ち込んだり、くじけた時には慰める言葉よりも、
   できている姿を思い出させましょう!

   「練習ものすごく頑張っているよ」

   「さっきよりも足が上がってるね」

   というように、成功体験に注目させることで
   前向きに物事を捉えられるようになります!

         <感謝合掌 令和6年4月9日 頓首再拝>

『 後悔しない子育て』 を世界一わかりやすく要約 - 伝統

2024/04/13 (Sat) 04:46:07

【子育て本要約】『 後悔しない子育て』 を世界一わかりやすく要約してみた
子育て本要約チャンネル(2021/10/27 )
https://www.youtube.com/watch?v=sUl20OudZEE

         <感謝合掌 令和6年4月12日 頓首再拝>

楽しい子育て8か条 - 伝統

2024/04/14 (Sun) 04:50:42

楽しい子育て8か条
Web:EQWELチャイルドアカデミー
https://www.eqwel.jp/blog/

(1)「う」~ 生まれてきてくれたことに感謝する~

   出産時には子どもの誕生を、自然に感謝できたことと思います。
   その初心に返ることで、
   今の子どもの姿も丸ごと受け止められるようになります。

(2)「ま」~ 毎日の変化と成長を楽しむ~

   子どもは日々急激に変化し、成長しています。

   その過程で目についたことを叱るのではなく、
   ゆったりと子どもを見守り、成長を楽しみましょう。

(3)「く」~ 比べない~

   他人と比較してほめられても、ほめられなかったとしても、
   子どもは自己肯定できません。

   もし比べるのなら、その子自身の昔と今を比較しましょう。

(4)「こ」~ 心と体と脳をバランスよく育てる~

   心だけ、体だけ、頭だけを育てるのは不可能です。
   すべてはつながっています。

   これらをバランスよく育てると、将来的には伸びしろが広がります。

(5)「こ」~ 子どもの未来を明確にイメージする~

   子育てで大切なことは、未来をしっかりとイメージすることです。

   子どもの「今」の姿は途中経過であると考え、
   将来に希望を持って育てましょう。

(6)「ち」~ ちょうどよい加減に関わる~

   過干渉でも、関わらなさすぎても、子育てはうまくいきません。

   自分でかたよっているかなと感じたら、
   ちょうどよい加減を目指しましょう。

(7)「よ」~ 良いところをいつもさがす~

   子どもの良いところが見つかれば、ほめたくなりますし、
   叱らなくても済みます。

   そこに目を向け続ければ、子どもの自己肯定感が高くなります。

(8)「く」~ 繰り返し愛を伝える~

   愛情を伝えるには、タイミングや伝え方などが重要です。

   一度だけでは伝わるものではないので、
   毎日繰り返し子どもに伝えるようにしましょう。

         <感謝合掌 令和6年4月13日 頓首再拝>

賢い子供を育てるには、幼児教育ができる今がチャンス - 伝統

2024/04/15 (Mon) 04:41:26


【セリフ付き】
3歳・4歳・5歳の幼児の才能を伸ばすしつけのコツ&賢い子供を育てる方法

       *Web:七田式教育公式サイト より抜粋

【子供の才能を伸ばす】
「賢い=知能指数が高い」?賢い子供を育てるには、幼児教育ができる今がチャンス!

(1)「賢い子供」とは、「生まれ持った才能を発揮できる子」。

(2)私たち人間は、もともと誰もが高い才能を持って生まれてきているのです。

   つまり、生まれたときにはみんな「賢い」のです。

(3)生まれ持った才能を最大限引き出してあげると、
   能力の高い「賢い子供」に育つと言えるのです。

(4)生まれ持った才能を最も引き出せるのは、
   実は人生のうち胎児期~6歳までの
   わずかな時間しかないということをご存知ですか?

   このわずかな時間を逃さず、子供の才能を引き出すには、
   幼児教育が大きな役割を担っているのです。

(5)脳の発達途中には、すばやく吸収できる、という
   「才能逓減(ていげん)の法則」というものがあります。

   これは、年齢が低ければ低いほど、教わったことや働きかけを
   楽に吸収でき、才能を引き出しやすいという法則です。

(6)人間の脳は、6歳頃に90%が完成します。
   脳が完成するまでの成長途中には、教わったことを
   どんどん吸収して、成長できるのです。

(7)子供はもともと何でも「自分でやりたい」、「学びたい」
   という意欲を持っています。

   幼稚園の年長さん頃には、「わたしがやりたい!」
   「ぼくにやらせて!」と盛んに言う時期があります。

(8)子供が生まれながらに持つ「知りたい」という欲求に親が応えて、
   いっそう興味を引き出すことで、可能性をさらに広げることができます。

   子供がした行為や成果に対して、
   親が溢れるほどの愛情を示してあげることが大切です。

(9)子供は楽しく学ぶ天才でもあります。

   例えば、プリント学習や英語学習など、
   大人にとっては「お勉強」ととらえやすいことでも、
   子供にとっては楽しい遊びの一つなのです。

   まずは「学び」を「遊び」として提供してあげましょう。

         <感謝合掌 令和6年4月14日 頓首再拝>

優しい・賢い子供を育てるポイント6つ - 伝統

2024/04/16 (Tue) 04:33:42


叱る教育、ほめる教育…どんな教育方針にすべき?
優しい・賢い子供を育てるポイント6つ

       *Web:七田式教育公式サイト より抜粋

(1)子供の短所を見ない。
   長所を見てほめる。

(2)今の子供の姿をできあがった姿と見ない。
   途中の過程と見る。

(3)完全主義で育てない。(高い基準で見ない)

(4)他の子やきょうだいと比較しない。

(5)学力中心で育てない。

(6)現状のそのままを100点と見る。

         <感謝合掌 令和6年4月15日 頓首再拝>

子供の才能を引き出す4つのセリフ - 伝統

2024/04/17 (Wed) 04:51:41


子育てのイライラ、お小言は卒業!今日から実践できる、
子供の才能を引き出す4つのセリフ

       *Web:七田式教育公式サイト より抜粋

(1)子供の心を育てるためのしつけは、
   本来は主にこの3つが目的です。

  ①人に対しての優しさ、思いやりの心を育てる。

  ②自分の衝動を抑える力を育てる。

  ③身の回りのルールを守る力を育てる。


   つまり、しつけとは、自分の感情をコントロールし、
   他人のことが考えられる子に育てるためのものなのです。

(2)しつけや心の教育に効果的な親の言葉がけのセリフ

  ①叱り方のポイント

   子供を叱る時には、あらかじめ「何をしたら叱るか」
   というルールを決めて、親子で共有しましょう。

   例えば、「嘘をついたら」「家族やお友達にいじわるをしたら」など、
   明確なラインを決めることです。

   ポイントは、親が自分の気分に左右されることなく
   「これを破ったら叱る」という一貫した対応をすること。


   親の一貫した対応によって、子供は親の顔をうかがったり
   必要以上におびえたりすることなく、のびのびと行動できるのです。

  ②ポジティブな言葉で伝える

   親から子供にかけられる言葉は、とても強い影響力を持ちます。

   「どうしてできないの?」という言い方をされると、
   お子さまは「自分はできないんだ」と無意識に思い込んでしまい、
   本来持っている力を発揮できなくなってしまいます。

   日々の生活の中の小さな言葉でも、ポジティブな言い方に変えることで、
   子供の自信を育てることにつながるのです。

(3)すぐに実践できる言い換えの例

  例①「早くしなさい!」「早く食べなさい!」「早く用意しなさい!」

    言い換えの例:

    「早くしてくれると、お母さん/お父さんうれしいな!」

    (早くできたら)「すごい!いつもより早くできたね。ありがとう。
    お母さん/お父さん、とっても嬉しいよ!」



  例②「なんで(こんな簡単なこと)できないの!」

    言い換えの例:

    「これをこんな風にすると、できるようになるよ。」

    (少しでも子供ができたら)「すごい!できたね!
    頑張ったら次は○○もできるようになるよ。」



   例③「片づけなさい!」

     言い換えの例:

     「もう○○する時間だから片付けるよ。
      △△ちゃん/△△くんがお片付けできるの、
      お母さん/お父さんは待っているからね。」

     (それでもなかなか片付けない場合)
     「お母さん/お父さんが10数えるうちにお片付けしてね!
      10、9、8、…やっぱり上手にサッとお片付けできたね。
      すごい!」


   例④(自分でやるべきことを親に「やって!」と言ってきたとき)
     「自分でやりなさい!」

     言い換えの例:

     「○○ちゃん/○○くんなら、もうそれは自分でできるよ。
      お母さん/お父さんにできるところを見せて。」

     「○○ちゃん/○○くんがそれをできるところ、
      お母さん/お父さん、見たいなあ。」

     「お母さん/お父さんできないから、○○ちゃん/○○くんがやって、
      お母さん/お父さんに教えてよ。」

         <感謝合掌 令和6年4月16日 頓首再拝>

心の強い幸せな子になる0~10歳の家庭教育| - 伝統

2024/04/20 (Sat) 15:08:33

非認知能力の育て方:心の強い幸せな子になる0~10歳の家庭教育|
自己肯定感を高める親の行動5選
子育てサロン ニュートラル(2020/08/0)
https://www.youtube.com/watch?v=GHS18jMaUQk

・・・

<関連>
「全米最優秀女子高生」の母が語る”非認知能力”と教育について
【TBSラジオ】(2022/06/20)
https://www.youtube.com/watch?v=ZSgGQb5dOVM


<参照>
【幼児教育】9歳までに決まる?非認知能力どう育む?
ABEMA Prime #アベプラ【公式】(2023/09/12 )
https://www.youtube.com/watch?v=f4AQl6BN3_o

         <感謝合掌 令和6年4月20日 頓首再拝>

なぜ、お母さんが笑うと「頭がよく性格がいい子」に育つのか? - 伝統

2024/04/26 (Fri) 04:43:52


Web:のびこ(2023.02.17 )陰山英男(「隂山メソッド」提唱)
https://family.php.co.jp/2019/12/post23.php

(以下は抜粋です)

(1)学力や人間力を育てる一番の近道は、家庭に笑顔があること、
   そしてお母さんが笑うこと。
   あなたが笑うことで、子どもに必要な力が育っていくのです。

(2)笑顔のあふれる家庭で育った子どもは、肩に無駄な力が入らず、
   ごく自然体でいられます。

   どのような結果になっても、お母さんが笑顔で受けとめてくれる
   ということがわかっているので、
   「失敗したらどうしよう」と、ビクビクしません。

   そもそも「失敗」ということ自体が頭に思い浮かばないのです。

(3)いろいろなことに積極的で、
   「やってみよう」という意欲が自然と湧いてきます。

   そうやって挑戦して得た経験は、
   すべて生きていくための糧となります。

         <感謝合掌 令和6年4月25日 頓首再拝>

自然の本能で、乳幼児は育つ。心配し過ぎると子供は虚弱になる。 - 伝統

2024/05/02 (Thu) 05:00:57


       *「光明道中記」(5月1日《万物を礼拝する日》)より

【神を愛すると云うことは万物を敬虔に愛すると云うことである。
                        (生命の實相第十巻)】 

幼児は生後11ヶ月乃至誕生2ヶ月までの間におのずから立って歩く。
幼児体操と云うようなものを幼児の発育促進や健康法のためにやっている人もあるが、
やるのも好いが、やらなくても好い。

人間は人工の体操によって歩くようになるのではないことは、何に教えられなくとも
動物は脚(あし)で立ち、歩み、鳥類は飛翔することが明らかである。
人間が歩行するのは赤ん坊が乳房を吸い鳥類が飛翔すると同じに自然の本能である。

幼児の歩行運動が生得的な本能によるのであるが、
訓練によってなるか学者の定説がないと言って、
歩行準備体操などを課するのは愚かな蛇の知恵である。

近頃諸所で開かれる赤ん坊審査会で一等賞を得たような生長の家誌友の赤ん坊などは、
光明思想で家庭全体が明るいことのほかは自然に放任した結果であって
決して体操を課したのではない。

幼児体操そのものに私は反対するのではない。
筋肉は運動せしむるほど発達するからである。

併し幼児体操を幼児に課するような父母は大抵「神」又は「自然」に対する信頼の念が
なく、其(その)人には「人工」の外(ほか)には頼るものがないから、
何か落度はないかと常に心配しすぎて、神経過敏に幼児に心配の念を送り過ぎ勝ちである。

親が心配し過ぎると子供は虚弱になる。

         <感謝合掌 令和6年5月1日 頓首再拝>

幼児を揶揄(からか)っては可けない。褒めよ。 - 伝統

2024/05/02 (Thu) 12:49:42


    *「光明道中記」(5月2日《自己の内部の力を信ずる日》)より

【神を信ぜよ。生命を信ぜよ。自分のうちに宿る生命が神であることを信ぜよ。
                          (生命の實相第十巻)】

体操より肝腎なのは、自然の努力で運動を起そうと衝動が
内部から起り得るように誘導することである。

半身不随の大人が生長の家で治った実例のなかには他に頼らないで、
自分に要(い)るものは、歩行が不自由でも何でも、自分の力で持ってくると云うように
決心し、且つ環境からそうしなければならぬように仕向けられた結果である場合が多い。 

児童の歩行や運動の練習なども、肉体的体操などよりも這(は)い出さずには
いられなくなるような、歩かねばならなくなるような目的物を前方に置いたり、
賞(ほ)め言葉で激励する方が一番好い。

幼児が起ち上って歩行するのは一つの新しき冒険であり、
その冒険の完成は大いに言葉を以て喝采せらるべきである。

それによって児童は何事を新に実行するにも世評の喝采を得るもので
あることを知り、大人になってからの自信を増すのである。

幼児を揶揄(からか)っては可けない。

最初に試みた動作が不慣れなために、大人から見て多少滑稽(こっけい)に見えようとも、
それを軽蔑するような、滑稽視するような語調で笑うならば、
世間は自分の動作を常に嘲笑するものだと云う観念を植附けられて
引込思案(ひっこみじあん)の人間が養成される。

         <感謝合掌 令和6年5月2日 頓首再拝>

子どもの未来は幼少期に決まる 子育てで作る「人生脚本」とは - 伝統

2024/05/03 (Fri) 04:43:41


(1)「人生の脚本」がどのようにできるかというと、
   主に親からの3つのメッセージによってできる。

  ①一つは親の言葉です。いわゆる「言葉がけ」です。

  ②二つ目は、親の振る舞いや態度、仕草です。
   「こういう時に親はこうしていた」というのを、
   子どもは見ているのです。

  ③三つ目は親の生き方です。
   当然親にも「脚本」はあるわけで、自分の親から植え付けられた
   価値観や様々な固定観念だとか思い込みに従って生きていることが
   あります。それが自分の子どもにも大きく影響するわけです。

(2)直接親に言われたことよりも、ふと見かけた親の振る舞いの方が
   大人になった今でも記憶に残っているというのはあります。

  ①自分に「あなたのこと愛しているわよ」と口では言ってくれる親が、
   友達との電話で「私も結婚して子どもを産まなければ大学に行けてたのにね」
   と愚痴をこぼしているのを聞けば、

   そちらの方が子どもには強いメッセージとして残るというのは確かです。

  ②これは逆もしかりで、直接的な言葉がけではない暗示によって、
   子どもの潜在意識にいい影響を与えるメッセージを送ることもできます。

(3)生きていくうえで「自己肯定感」はすごく大切だと感じています。

  ①今振り返ると子どもたちに知らず知らずのうちに「失敗の種」を
   たくさん撒いてしまいました。

   ただ、子育ては取り返しのつかないものではありません。
   悪い種を撒いてしまったことに気がついたら、
   新たにいい種をたくさん撒けばいい。

  ②それともう一つ、子どもに幸せになってほしいなら、
   親自身が幸せになることです。

(4)親が子どもに与えらえる一番の幸せの種は、親自身が幸せであることです。

   たとえ苦労していても、日々を楽しんで、ささやかなことを喜べる生き方、
   小さな喜びで笑い合える生き方をしていれば、
   それは子ども潜在意識に確実に植えつけられます。

・・・

子どもの未来は幼少時に決まる 子育てで作る「人生脚本」とは
2018年1月19日 19時配信
https://www.sinkan.jp/news/8281?page=1
https://www.sinkan.jp/news/8295?page=1

「男の子の育て方 子どもの潜在意識にこっそり”成功の種”をまく方法」

「女の子の育て方 子どもの潜在意識にこっそり“幸せの種"をまく方法」


20年後に後悔しない子育ての秘訣 こっそり成功と幸せの種をまく
一般社団法人親と子の心理コミュニケーション協会( 2018/01/14)
https://www.youtube.com/watch?v=uu9U79sKkjU

         <感謝合掌 令和6年5月2日 頓首再拝>

《争いを捨てる日》 - 伝統

2024/05/04 (Sat) 04:58:24


        *「光明道中記」(5月4日)より

【喘息はイキが激しく擦れ合う病気にて、
 スレ合う心、争う心、呪う心の象徴である。(『生命の實相』第九巻)】

子供は親を模倣するものである。
その模倣は親の表面の生活の模倣と、親の内面の感情と両方がある。

親が愉快に喋らない習慣の家庭に育った子供は、
憂鬱で陰気臭くて明朗さがない。

両親が感情(いき)の奥で衝突した生活を送っている家庭の子供は、
時として蓄膿症であり、アデノイドがあり、
或は20歳までに肺結核で斃(たお)れる傾向がある。

それは子供の模倣性だと考えられないこともない。
それは両親の「感情(いき)の奥」の葛藤を、
呼吸(いき)の奥であるところの鼻の奥や肺臓の奥に具象化する。

この意味に於て子供の肉体は親の念の具象化の舞台である。

親の悲しみの念が反映して子供が寝小便することもある。

子供が口を開いて眠っている時には
両親はこれによって呼吸(いき)の奥に故障があることを発見し、
これによって自分たち夫婦の精神の奥に葛藤があることを反省し、
それを是正すべきである。

両親が感情上の葛藤を経験しながら、
その子供が呼吸器を患っているから治して欲しいと訴えても、
感情上の葛藤そのものが、呼吸器病の内面的本質であるから
治る筈がない。

         <感謝合掌 令和6年5月3日 頓首再拝>

【子育てのイライラ】を減らすことができる、今すぐ始められる簡単な方法 - 伝統

2024/05/04 (Sat) 13:27:32

【子育てのイライラ】を減らすことができる、今すぐ始められる簡単な方法
てぃ先生(2020/11/24)
https://www.youtube.com/watch?v=43fN-hSePNs


【目次】
00:00 今日のテーマ発表
00:30 本が爆売れ状態
01:18 1つ1つ解消は難しい
01:32 イライラしやすい時って?
02:05 難しくない方法なんです
02:29 「気づかれない親切」とは?
03:21 その効果と重要性
04:16 家庭内における親切
05:09 家庭内の親切の難しさ
06:04 イライラが減る方法
07:34 保護者にやってもらった結果

         <感謝合掌 令和6年5月4日 頓首再拝>

《謙遜を以て貫く日》 - 伝統

2024/05/05 (Sun) 04:55:22


       *「光明道中記」(5月5日)より

【強がりは本当は弱いのである。上手がりは本当は下手なのである。
                      (『生命の實相』第十二巻)】

子供の不従順の原因は父母の命令の不一致から来ることもある。

母親が「斯うせよ」と言う場合、父親が「そんなことをしなくて可い」と言えば
子供は去就に迷って了い、結局権力者の方へ附いてしまって、
母親を馬鹿にするようになって了う。

子供の前ではどちらでも一方の親が命令した言葉に、
こう一方の親が賛成するようにして命令が二途(と)に出てはならぬ。

仲の悪い夫婦の中に出来た子供は、
両親の一人ずつがその子供に、父や母相互の不平を訴えることがある。
そんな場合、子供は親の権威を無視するようになって不従順になる。

「そんなことをしたらお父ちゃんに言附けますよ」と言う母親があるが、
こんな母親は自分には何の権威もないと云うことを表現しているに過ぎない。
従って子供は母親を馬鹿にして言うことを肯(き)かなくなる。

また一旦命令を出して置きながら、それに従わないでも、ただブツブツ
口叱言(くちこごと)を言っているだけでは、
母の命令は「馬の耳に念仏」と同じようで、
子供に何の権威もないものとなる。

滅多に叱言は言わぬか、
一旦命じたことは断乎として従わせる習慣をつけねばならぬ。

         <感謝合掌 令和6年5月4日 頓首再拝>

《拝んで人の苦難を看(み)のがす日》 - 伝統

2024/05/06 (Mon) 04:56:57


       *「光明道中記」(5月6日)より

【突き当たったら目が覚める。突き当たらすのも慈悲の道だ。
                        (『生命の實相』第十二巻)】

「一度だけは我慢してあげましょう」こう言って自分で自分の命令を撤回してしまう癖を
つければ、命令は徹底しなくなる。一度が大切であって、一度許せば今後許さない時には
却って逆恨みをするようになるものである。

「あれほど言ってもまだ言うことを肯(き)かぬのですか、お前のような強情なものは
ない」と言うならば、その子供は親の言った通り強情になって了うだろう。

まだその上、「お前の強情にほとほと困って了う」と言えば、
親の無能の表白ともなり、強情の勝利ともなる。

「この前も、お前はこうだった、あの時もお前はこうだった」と、旧悪までも曝(さら)け
出して叱るのは、本人に「悪」を印象せしめるか、幾つも挙げているうちには「あの時には
私の方に理由がある」と思えることもあり、却って、親や教師の方が無理を言っている
ような感じを与えて、子供を益々反抗させる虞(おそれ)がある。

子供の能力で出来ない事を命ずるな。
そんな命令は実行が出来ないから、子供を不従順にするようなものである。

         <感謝合掌 令和6年5月5日 頓首再拝>

絶対やってはいけない!子育て・5選 - 伝統

2024/05/07 (Tue) 04:45:16

絶対やってはいけない!子育て・5選
心理カウンセラー・ ラッキー(2020/10/11 )
https://www.youtube.com/watch?v=3zf91PNFk3o

(1)リターンしない。

(2)子どものストレスを和らげない。

(3)子どもと遊ばない。

(4)子どもが一人で食事。

(5)夜更かし。

         <感謝合掌 令和6年5月6日 頓首再拝>

楽しい子育て孫育て - 伝統

2024/05/07 (Tue) 14:29:09


【小林正観】楽しい子育て孫育て
忙しいあなたに代わって本を紹介(2023/09/16)
https://www.youtube.com/watch?v=rKw2VJLCzZE

楽しい子育て孫育て~正観さんの言葉~
株式会社SKP( 2022/10/14)
https://www.youtube.com/watch?v=UUN2iEe2Y9E

         <感謝合掌 令和6年5月7日 頓首再拝>

《愛して放つ日》 - 伝統

2024/05/08 (Wed) 05:00:11


        *「光明道中記」(5月8日)より

【執愛は捉われている愛である。「愛の愛たるは愛に非ず」とも言える。
                       (『生命の實相』第十一巻)】

子供を無理にあやまらせるものではない。
もう今後一切そんなことはしませんと誓わしてもならない。

大人自身あやまることの不快と、一度禁煙を誓っても幾度でも煙草(たばこ)が
廃(や)められない大人が沢山あることを考えれば
「誓う」と云うことが何にもならないと云うことが判るであろう。

一度誓ってそれを犯したら、それは「自分は誓を破(やぶ)った罪人だ」と云う自覚の念に
いつも付きまとわれた人間になり、自信力を失うか、毒を喰(くら)わば皿まで式に、
「どうせ汚(けが)れた身体(からだ)だからもっとやろう」と云うようになるかする。

また、守れるかどうか判らないことを誓わせるのは嘘つきを奨励しているのと
同じことになる。
あやまるのを好まぬ子供にあやませると、
今度は嘘をついてあやまる不快を免れるようとする。

子供に正直の美徳を教え込もうと思うならば親自身が子供の前で嘘をついてはならぬ。
子供の前で居留守を遣う親は沢山ある。
子供にだけ嘘をついてはならぬと言って自分が嘘を言う親は二重に嘘をついている
のである。

人間は本当のことを言いたいのが本性(ほんしょう)だから、
本当を言っても叱られないとなれば却って本当のことを言う。

         <感謝合掌 令和6年5月7日 頓首再拝>

脳科学の観点から考える母親にやさしい息子の育て方 - 伝統

2024/05/08 (Wed) 14:01:31


脳科学者・黒川伊保子さんが語る
「脳科学の観点から考える母親にやさしい息子の育て方」
Web:天然生活(2020-12-20)
https://tennenseikatsu.jp/_ct/17417178

(以下は抜粋です)

(1)母親がやさしい言葉を使うほどに、
   息子もやさしい言葉を発する子に育つ。

  ①「母は息子と『やさしい対話』をしておくべきです。
    日本では母と子の会話といえば、指図と口答え、
    文句と不機嫌が主になってしまうことが多く、
    やさしい言葉を口にすることが少ないのです」

  ②子どもの脳に。親が日頃から、やさしい言葉を
   入力してあげることで、日頃からやさしい言葉を発する
   息子に育っていくのです。


(2)命令系を使わず、頼りにすることが、やさしい男を育てる秘訣

  ①愛情を与えるのに加えて、大切なのが
   「何かをしてほしいときは、命令系を使わず、頼りにする」

  ②「脳は他者との関係性を常にはかるインタラクティブ(相互作用)マシンです。
    頼られた側は、自然にその場のリーダーになってしまい、自制して、
    全体を考えるようになります。

    親子関係であっても、これは同様です。
    頼られれば頼られるほど、
    男の子は凛々しく、賢く、たくましく育ちます」

  ③そして、ときには、母親側から「肉じゃがの味見てくれる?」
   「この洋服、どうかしら?」などと相談ごとをつくり出して、
   対話に持ち込むのも重要です。

   母親の相談ごとに乗る経験を積むで、大人になっても、
   恋人や妻のつくる料理の変化や、髪型や服装の変化に
   気が付ける男性へと育っていくのです。

(3)思春期の男の子が、親に反抗する理由

   (ここでは略)

(4)思春期前に、共感型の会話を身に着けてもらおう。

  ①男性ホルモンであるテストステロンの分泌量が増える思春期、
   すなわち14歳前後になると、脳が共感型の会話よりも、
   問題解決優先側の対話スタイルに特化していきます。

  ②この思春期までに、共感型の対話をマスターしておかないと、
   共感型の会話が苦手な大人に。

   一方で、この時期までに共感型の対話をマスターできれば、
   生涯、母親に対してやさしい息子でいる上、
   将来、女性とのコミュニケーションで苦労しない大人に育つ
   可能性が高くなります。

*詳細は、『息子のトリセツ』(黒川伊保子=著 扶桑社)にて。

         <感謝合掌 令和6年5月8日 頓首再拝>

《何事にもイライラせぬ日》 - 伝統

2024/05/09 (Thu) 04:56:44


          *「光明道中記」(5月9日)より

【他(ひと)を審判(さば)く者は、天に於いてまた自分も審判(さば)かれる。
                         (『生命の實相』第三巻)】


子供が不従順な場合は健康を害しているか、疲労しているために
何に対しても焦々(いらいら)してヒステリックになっている場合もある。

頭から叱り付けでも、子供の精神障害を一層大きくするばかりで、
百害あって一利なしである。
それどころか子供を叱っていると、親自身が焦々(いらいら)して来るから子供の心に
親のイライラを反映させて決して教育効果などのありようはないのである。

教育はイライラや叱責や気持の悪さで行なわれるものではない。
教育は「善」の権威を示すことによって行なわれるのである。

善の権威とは暴風の如く狂暴に暴(あば)れ狂う殺伐(さつばつ)さではない。
善の魅力、愛の魅力である。

獄中にいて検察官を手古摺(てこず)らせた左翼の闘士でさえも、
親の愛の前には転向せざるを得なかったと云う。

教育は鞭(むち)ではない。
愛である。その愛も、盲愛であったり熱愛であったりしてはならない。
智慧をもって急所急所を抑えて行かなければならない。

病気だとしていたわりすぎると、
病気を口実にして不従順や嬾惰(らんだ)の習慣が附くのである。
病気だと云う言葉を家庭の中で使ってはならない。

静かに抱(だ)くか愛撫するかして
「あなたは好い子なのです。屹度親の言うことを聴いてくれます」
と断定的に言いなさい。

愛は癒す。
言葉の力は癒すのである。

         <感謝合掌 令和6年5月8日 頓首再拝>

幸せな人に育てる上手な子育てのコツ - 伝統

2024/05/10 (Fri) 04:48:36

幸せな人に育てる上手な子育てのコツ|しあわせ心理学
心理カウンセラー・ ラッキー(2019/05/05)
https://www.youtube.com/watch?v=Sr1QckAgx2M


ハーバードメン研究

幸せになるのに一番大切なもの ⇒ 人を愛する能力

人を愛する能力を高める者 ⇒ オキシトシン


我が子のオキシトシンを分泌するには?(愛のある人間に育つために)

(1)スキンシップ~タッチ、一緒に入浴、8秒間抱きしめる

(2)感動~心温まる映画、歌、絵本(いのちをいただく)

(3)動物とふれあう。ぬいぐるみでもOK

(4)人に親切にする~親が率先してお手本を見せる


オキシトシン、オマケの効果が凄い!

(1)ストレス解消効果

(2)免疫力アップ

(3)胃腸を元気にする

(4)心臓・血管を元気にする

(5)ダイエット効果

(6)美肌効果

(7)筋肉の老化防止

(8)記憶力アップ

(9)オキシトシン濃度が高い人ほど収入が高い


・・・

<参照>

公式【絵本読み聞かせ】いのちをいただく みいちゃんがお肉になる日
https://www.youtube.com/watch?v=k0Wso-job18

いのちを いただく~みいちゃんが お肉になる日
https://www.youtube.com/watch?v=AV0B_d9NGxM

         <感謝合掌 令和6年5月9日 頓首再拝>

幼児期に伸ばしたい非認知能力とは - 伝統

2024/05/10 (Fri) 15:09:04

一生の財産!? 幼児期に伸ばしたい非認知能力とは
【松丸友紀のテレ東子育てシリーズ】(2021年6月23日)
テレ東BIZ( 2021/06/23 )
https://www.youtube.com/watch?v=Zhnc-v4KUfw

・・・

<参照>

【非認知能力をわかりやすく解説!】子どもの将来の学歴や年収に影響!
世界一わかりやすい幼児教育【セカヨウ】(2021/02/25)
https://www.youtube.com/watch?v=2TnNh0XtOig

         <感謝合掌 令和6年5月10日 頓首再拝>

幼児教育の重要性 - 伝統

2024/05/11 (Sat) 04:45:48

ヘックマンが提唱する「幼児教育の重要性」とは|根拠となる研究も
Web:お受験ナビ
https://www.happy-clover-ojuken.jp/blog/sonota/3819/

(以下は抜粋です)

(1)「幼児教育(就学前教育)の重要性」

  ①就学前教育は後の人生に大きな影響を与える。

  ②幼少期に非認知能力を高めることが大切。

(2)非認知能力は、全て「前向きに生きる力」の原動力となります。

   非認知能力とは、具体的に下記のようなものです。

  ①失敗から立ち直る
  ②意欲的に取り組む
  ③健全な肉体と精神
  ④自分に自信を持つ

(3)幼少期に非認知能力を育むためのポイント3つ

  ①子どもの自主性を尊重する。

   自主性を高めることは、探求心や自己肯定感を高める
   ことにもつながり、大人になってから自分の意思で
   意欲的に動くことができる人間となります。

  ②友達との関わり合いを増やす。

   自分や家族以外の人とコミュニケーションをとることで、
   子どもは多様性を学びます。

   また、目的に向かって誰かと協力して成功させる経験は、
   自己肯定力や協調性を鍛えます。

  ③愛を持って子どもと接する。

   子どもは、親から無償の愛を受け取ることで
   「自分はここにいてもいいんだ」という安心感を得ます。

   安心感が得られる環境で育つことは、
   子どもの非認知能力を大きく伸ばす最良の方法です。

   愛を持って子どもと接するためには、
   必ず子どもの目を見て話すようにしましょう。

   また「今日は何をしたの?」など、
   親が自分に興味を持ってくれていることがわかるような
   質問をすることも効果的です。

         <感謝合掌 令和6年5月10日 頓首再拝>

《そのまま完全を悟る日》 - 伝統

2024/05/12 (Sun) 04:56:09


       *「光明道中記」(5月12日)より

【生長の家では万人のうちにただ神の子の存在を見る。(『生命の實相』第四巻)】

2番目の子供が生まれて間もなく幼い長男又は長女が食欲不振を起すことがあるならば、
それは親の愛が2番目の子供に移って、もう自分は顧みられないのだと云う失望と、

病気の状態を表したら再び自分を構ってくれるかも知れぬと云う希望と、或はまた乳児と
同じように母親のお乳を飲ましてくれるかも知れないと云う予期作用とで病気を起している
場合が多いのである。

親が驚いてその病気の子供にのみ掛かり切りになるならば、子供は得たり賢しとその病気を
継続することによって、自分にのみ親の愛を繋ぎ止めて置こうとするようになるものです。

フロイドは「子供というものは重病に罹(かか)ったふりどころか死んだ仮病さえ
あらわすことが出来る」と言って、26時間もたべず痙攣を起して瀕死の状態でいる
2歳の児童を抱き起こして「さあ立っていられるだろう、貴方は病気じゃないんだ」
と言うと、

突然その子供の痙攣が治って、子供は「お父さん」と叫びながら父親のところへ駆け寄って
15分も泣いていたが、忽(たちま)ちコーヒーとパンを食べたいと言い出した ――
と云う実例を掲げている。

親は何番目の子も全て一様に愛しているのだと云うことをよく会得させること。

         <感謝合掌 令和6年5月11日 頓首再拝>

《善一元を悟る日》 - 伝統

2024/05/13 (Mon) 05:00:26


     *「光明道中記」(5月13日)より

【すべて行為を善き動機から来るものとして言葉で賞(ほ)めよ。
                      (『生命の實相』第十一巻)】

父と云うものは厳父であると同時に慈父でなければならない。
父を憎んでいる子供は、児童教育にたずさわって見るとかなり多数だ
と云うことが発見される。

父と子との争闘は精神分析の方では
ギリシャのソフォクレスの戯曲「エディポス王」の名を藉(か)りて
エディポス錯綜(コンプレックス)と命名した。

子供と云うものは本能的に母の乳房を吸った記憶から
母を「自分のもの」として見ようと云う傾向のあるものである。

母との一体感はその記憶の上にも明らかであるけれども、
「父」より自分が出たところの記憶はない。

「父」と「自分」とが一体であることが自覚されているならば、
「父」が「母」の上に権力を揮(ふる)っても、
それは「自分」と同体であるところの
「父」(自分の延長)が「母」の上に権力を揮うのだと云うことが判るから、
子供自身はそんなに憤激を感じないけれども、
そうでない場合はそんな子供は父を憎むようになり勝である。

父母が子供の前であまりに仲が悪い時にはその子供は結婚忌避症になり勝である。
子供の家庭の紊(みだ)れは此処に芽生える。

精神分析に就いての詳しい説明は
拙著『人間性の解剖』及び『精神分析の話』を読んで戴きたい。

・・・

<参照>

新・人間性の解剖
https://www.ssfk.or.jp/p/a/105141.htm

新版 精神分析の話
https://www.ssfk.or.jp/p/a/105135.htm


         <感謝合掌 令和6年5月12日 頓首再拝>

1日15分の読み聞かせが本当に頭のいい子を育てる - 伝統

2024/05/13 (Mon) 15:28:23

1日15分の読み聞かせが本当に頭のいい子を育てる|齋藤孝(絵本の与え方5選)
子育てサロン ニュートラル【教育•育児書の書評要約チャンネル】(2021/01/17)
https://www.youtube.com/watch?v=CY-qF6g3GnQ

         <感謝合掌 令和6年5月13日 頓首再拝>

《応変自在の日》 - 伝統

2024/05/14 (Tue) 04:41:01


         *「光明道中記」(5月14日)より

【人生百般の修行は随処作主(ずいしょさしゅ)の工夫にある。
 随処作主とはその時その場の主人公となることである。
                 (『生命の實相』第十三巻)】

多勢の前で一人だけ賞(ほ)める事は、
賞められない兄弟(又は人々)の嫉妬の的にその人を置く事になる。

賞められない多勢は希望を失って勉強しなくなり、
親や教師に対して反感を持つ。

若し平等に兄弟を扱わねばならぬ場合には、不平等のように見えても、
実は不平等ではないことを説明してやらねばならぬ。

即ち今生まれた乳児だけにお乳をやって、
前の児(こ)にお乳をやらない場合には、

「あなたは赤ちゃんの時にはそうせられたのです。
 歯のない赤ちゃんはお乳を飲むほかに生きることが出来ないので
 お乳を飲ませるのです。

 特別に赤ちゃんばかりを可愛がるのではありません。

 あなたには歯が生(は)えているから、
 お乳よりも塊(かたまり)の食物の方が栄養になるのです。

 赤ちゃんにはお乳を飲ませることが可愛がることになるし、
 あなたには塊の御飯をたべさせることが可愛がることになるのです。

 神様はみんなに同じものを与えるものではありません。

 梅の樹には梅の花を与え、桜の樹には桜の花を与えているでしょう」

こう云う話をして、みんなには夫々(それぞれ)の立場があり
不平等の中に平等に愛されていることを知らせねばならぬ。

         <感謝合掌 令和6年5月13日 頓首再拝>

息子のやる気を育てる魔法のトリセツ - 伝統

2024/05/14 (Tue) 14:38:51

脳科学者・黒川伊保子さんが教える、
息子のやる気を育てる魔法のトリセツ
Web:天然生活(2021-01-28)
https://tennenseikatsu.jp/_ct/17426444

(以下は抜粋です)

(1)親が心配すればするほどに、子どものやる気は失われる。

  ①教育熱心な親ほど、

   「あなたは、あのときも、このときも、これで失敗した。
    次も失敗するかもしれない。気をつけなさい」

   と口を出してしまいがち。

   でも、これは脳の成長を妨げるばかりではなく、
   子どものやる気を低下させる要因になるのだ。

  ②人工知能の学習でも、脳は失敗をさせた方が、
   新しい道を拓く力を得られます。

   要領よく詰め込めば、さっさと偏差値を挙げて責務にまい進する
   エリートをつくれますが、

   失敗を受け入れれば、じっくり時間をかけて、
   息子を開拓者・開発者に育てることができるのです。

   大切なのは子どもの失敗を恐れないことであって、
   お母さんは失敗を歓迎するべきです。

   失敗しないようにと、子どもを過度に追い詰める必要はありません。

  ③親の心配に共鳴することで、子どもの脳はノルアドレナリンという
   ホルモンを分泌しやすくなる傾向に。

   このホルモンは、脳の信号を減退させるホルモンで、
   いわば脳のブレーキ役のようなもの。

   過去の失敗を蒸し返されると、やる気の信号が減退してしまうのです。


(2)息子をやる気にさせる、魔法のひとこと

  ①息子をやる気にさせるには、
   「失敗にいらだたず、成功には有頂天にはならず、
    胸の痛みを分かちあげる母親になることが大切」だ。

  ②仮に失敗したとしても、悪かった部分をあげつらうのではなく、
   ほめるところを見つけ、指摘してあげることが大切なのだ。

   「失敗したとしても、『あの戦略はよかった』
   『あきらめないあなたを誇りに思った』とほめてあげればいいんです。

  ③実際に子どもが失敗したとき、どんな言葉をかけてあげればよいのでしょうか。

   それは、「私も、〇〇してあげればよかった」というひとことです。


(3)日々の言動だけじゃなかった!息子をやる気にさせる食生活とは

  ①子どものやる気を出させるために大切なのは、
   脳のエネルギーである糖を安定して摂取していること、

   脳内に信号をきちんと伝えるためにコレステロール値を低くしすぎないこと、
   脳内ホルモン分泌のためにビタミンB群や動物性たんぱく質由来の
   アミノ酸や葉酸などをしっかり摂取できているという、

   3つの条件が重要になってくるのです。

  ②無気力な息子に育つ危険な「甘い朝食」。おすすめは卵かけご飯。

   「甘い朝食」とは、血糖値を跳ね上げる、白く柔らかいパン、スイーツ、
   甘い果物などを朝食のメインに食べさせることです。

   朝食はサラダや野菜の味噌汁、玉子、ハム、焼き魚、納豆などの
   たんぱく質、そしてごはんかパンなど、栄養素をまんべんなく取るのが
   理想的です。

   忙しいときは、卵かけご飯がおすすめです。

         <感謝合掌 令和6年5月14日 頓首再拝>

《八方正面の日》 - 伝統

2024/05/15 (Wed) 04:53:32


       *「光明道中記」(5月15日)より

【善は、「ねばならぬ」に縛られた形の上から固定してはならぬ。
                      (『生命の實相』第九巻)】

また大きい方の子に与える物を、小さい方の子に買ってやれぬ事もある。

そんな時に小さい方の子に言ってきかせる言葉は
「兄さんは学校へ行くために要(い)るものを買ったのです。
あなたも亦学校へ行く時には、学校で要るものを買って貰えるのです」
斯う云うようにして、また不平等の中に愛の平等があることを知らせねばならない。

兄弟のうちの一方を賞(ほ)めてはならぬ。

「××さんのように温順(おとな)しくするんですよ」斯う云う言語は、言われた当人には
侮辱であり、自分への愛が××さんに移ったと思いちがえて非常に嫉妬と失望とを感じて、
「温順しくするどころか、もっと暴れてやれ」と云うような気持を起し易いものである。

兄弟への寵愛を互に比較するような動機を児童に与えてはならない。
愛が失われるかも知れないと云う恐怖は、子供を従順に導くかわりに乱暴に導く。

潜在意識を解決せずにいながら兄弟喧嘩を解決しようとする時は概ね心配を招く。
それは水仙の球根を処置しないで花だけを摘んで水仙を絶滅しようとするようなもの
である。

         <感謝合掌 令和6年5月14日 頓首再拝>

《何物にも恐れぬ日》 - 伝統

2024/05/17 (Fri) 06:33:48


        *「光明道中記」(5月17日)より

【対人恐怖症は自分の欠点を看透(みす)かされるのを恐れ、
 また自分を価値以上に見られたい念から起る。(『生命の實相』第九巻)】

幼児は、心理学者の調べたところによれば、
倚(よ)りどころを急に外(はず)した時とのほかには恐怖を感じない。

人間恐怖は父親が大声で怒鳴り附けることに端を発する。

暗黒の恐怖は、暗黒の中へ出たとき、「そら恐ろしい! 」と大人たちが騒ぎ立てたり、
暗がりで便所に行くときに木枯(こがらし)が雨戸をガタガタ言わせたり、
暗闇(くらやみ)で雷鳴をきいた時などに端を発する。

人間恐怖や人見知りは突然急に大人の喧噪(けんそう)な世界へ
幼児を連れ出したのが原因で起ることがある。

子供の友達が親ばかりである場合には、その子供は他の人間を疑うようになり内気になる。
そして他の人間は自分に危害を与えるものだと考え勝になるもので、非社交的な人間が
出来上がって了う。

子供には是非とも子供のお友達が必要なのである。
近所に子供がなくて子供のお友達が得られない場合には幼稚園にあげることが必要である。

其処で子供は、人間には幾種類もの人間があって色々の感情や態度で生活しているもの
であり、譲歩しなければならぬ場合や、主張しなければならぬ場合のあることを
覚えるのである。

         <感謝合掌 令和6年5月16日 頓首再拝>

「迷惑をかけてはいけませんよ」と教えられた子どもの将来は? - 伝統

2024/05/17 (Fri) 14:08:29


     *メルマガ「川島 和正」(2024.5.13)
      ~コラム 人に迷惑をかけるのは悪い行いなのか?
 
 
日本では「迷惑をかけてはいけませんよ」と
親から教わって育つ子が多いです。
 
そして、真面目で性格がいい子ほど、この話を真に受けてしまいます。
 
すると、どうなるのかというと
本当に迷惑をかけないように気をつける人間が育ってしまいます。
 
 
ここで、このような人はどうなってしまうかというと
他の人から迷惑をかけられてばかりの人生になります。
 
例えば、厳しい会社につらい仕事を頼まれると、
上司や同僚に迷惑をかけないように低賃金でもずっと働き続けます。
 
また、逆にいい人に助けの手を差し伸べられても、
相手に迷惑をかけないようにその助けを遠慮してしまいます。
 
つまり、救いようのない
本当に苦しい人生になってしまうのです。
 
 
というわけで、もしあなたが誰かを育てるときには
「迷惑をかけてはいけませんよ」と
言わないようにすることをお勧めします。
 
これを繰り返し教えれば教えるほど
その子は不幸になる確率があがりますので
気をつけたほうがいいですね。
 
正しくは

「基本的には相手に迷惑をかけるべきではないけど、
 相手が迷惑をかけてきた場合には拒否すべき」となります。

         <感謝合掌 令和6年5月17日 頓首再拝>

《欲を捨てる日》 - 伝統

2024/05/18 (Sat) 04:53:46


        *「光明道中記」(5月18日)より

【人間の悩みのもとは皆欲から来るのである。欲は迷から来るのである。
                        (『生命の實相』第十一巻)】

あまりに幼児の美貌を賞めたり、
常にクラスの首席であると云うことを誇りにさせてはならない。

自分の顔に自信のないのも不幸であるが、容貌を鼻にかけている女性が、
次第にその容貌が衰えて来たのを見て、失望と落胆とで狂気(きちがい)になった
実例をフロイドは挙げている。

また小学、中学とずっと引続いて級中首席を占めて来た子供が高等学校の入学試験に失敗
して、突然の失望落胆から精神病になった実例は吾々屡々(しばしば)見聞する処である。
クラスの第一番と云うことは他を見下すための虚栄心の満足でしかないのである。

人間は容貌でも成績でも、自分だけが偉くて
他の人はみんな駄目なのだと云うような教え方をしてはならないのである。

「人間・神の子」の信条は、他の人も神の子であり、容貌での能力でも、何等かの点に
於て、他の人にも優れた天分美質があり、人間の天分は別々であり、自分にも他に劣らぬ
美質があることを知らせて、成績の悪い者にも必ず善い処があることを知らせて
置かねばならぬ。

容貌の美も年齢に応じて夫々(それぞれ)の美があること、
若さだけが美でないことを教育すべきである。

         <感謝合掌 令和6年5月17日 頓首再拝>

親の幻想で子育てしていませんか? - 伝統

2024/05/18 (Sat) 12:48:29

親の幻想で子育てしていませんか?
Web:世界の動向と経済を分かりやすく語る(2024-05-18)
https://ameblo.jp/ba5603/entry-12849836925.html

(以下は抜粋です)

(1)親と子供は全く魂が違うのです。
   肉体は似ていても親のものではありません。

(2)子供らは産まれる前から、ある目的を持って産まれて来て、
   何かしらを学ぼうとしています。

(3)宇宙では本人の願いが最優先されて、干渉する事は許されていないのです。
   親の願望はこの世界で培われた幻想である事がほとんどです。

(4)子供には干渉する事なく
   なにをこの子の魂が願っているのだろう?
   と見守るのが大切だと感じます。

   そして子供の考えや行動を認めて上げる事が
   子供の自己承認欲求が認められ
   伸びるお子さんになれる可能性が高いと思います!

         <感謝合掌 令和6年5月18日 頓首再拝>

《欠点を見ぬ日》 - 伝統

2024/05/19 (Sun) 04:51:07


         *「光明道中記」(5月19日)より

【欠点を見つけるな、荒立てるな、静かに彼の為に祈れ。(『生命の實相』第十一巻)】

幼児の潜在意識に「希望は失われる」印象を残すような事は
凡ゆる場合に於いて可(い)けない。
「私には希望が失われる」と云う潜在意識が幼児に沁み込まされ、
為に一生不成功を招く人もある。

「そんな弄戯(いたずら)を止めないならお母さんは彼方(あちら)へ往って了いますよ」
と言って幼児を威脅(おど)してはならない。幼児の潜在意識には自分の大切な希望が
行衛不明(ゆくえふめい)になって了う恐怖心が植えられます。

幼児に何かをやらせるために大人が虚言(うそ)をついて幼児の信頼を裏切らせるような
ことをしてはならない。「これをしたら、これを買って上げますよ」などと言いながら、
幼児がそれを履行したのに、大人の方がその約束を履行しないなどはよくない。

「痛くないから一寸(ちょっと)口を開いて御覧」と言いながら、急に大袈裟な恐ろしい
道具を口の中へ突っ込んで口の中の治療をしたために、弾丸でも恐怖を感じないのに、
歯医者に通うことを考えるだけでも恐ろしくて、頭中が痛んで来る病気に罹(かか)った
男もある。

「熱いことありませんよ」と言いながら、多勢寄って圧えつけて灸(やいと)を据える人
などがあるが、子供はその大人の無法に対して終世恐怖心を抱くようになることがある。

         <感謝合掌 令和6年5月18日 頓首再拝>

子どもへの最高の褒め方とは - 伝統

2024/05/20 (Mon) 15:11:30

研究で明らかになった!子どもへの最高の褒め方とは
てぃ先生(2023/01/31)
https://www.youtube.com/watch?v=HBsmDrbiNM4

00:24 褒め方の4つの種類
01:02 「すごい」はダメじゃない
01:36 過程を褒めるメリット
02:22 最高の褒め方のポイント

03:04 最高の褒め方の例

03:05 おまけポイント

         <感謝合掌 令和6年5月20日 頓首再拝>

《楽しく深切の出来る日》 - 伝統

2024/05/21 (Tue) 05:00:22


        *「光明道中記」(5月21日)より

【自制力は心のタガの様なものである。(『生命の實相』第四巻)】


人間は楽しい時には好い気持になり、人に深切がしたくなり、
善い事がしたくなるものだが、楽しくないとき不快なろきには、
善いことはしたくなくなり、自暴自棄になって悪いことがしたくなり、
自分をも他人をも動物をも器具をも乱暴に取扱いたくなるものである。

それにはどうしても両親が楽しくなければならぬ。
両親が子供の遊びの相手となってやらねばならぬ。
特に一人子の場合はそうである。

子供を一人一室に放って置けば、
別に楽しむものがないから肉体の自己玩弄を始める。
「小人閑居すれば不善を為す」とはよく言ったものである。

子供が内気な場合に、
お前は内気だからもっと明るくならなければならないと
小言を言ったら、その子は一層内気になって了(しま)うだろう。

そんなときには、「××は近頃大変明るく勇気が出て来た」と
言うときは次第に内気が直ってくるのである。

内気な子供とは反対に、乱暴な子供も結局は生活が楽しくないから、
愛が欠けているから、反動的にそうなる子供が多い。

「お前乱暴を直しなさい」などと言わずに、
縛らずに信頼してやれば乱暴は止まるのである。

         <感謝合掌 令和6年5月20日 頓首再拝>

【自分の思い通りにならないとき】 - 伝統

2024/05/22 (Wed) 04:54:43


       *メルマガ「人の心に灯をともす」( 2015年02月10日)より

   (小林正観さんの心に響く言葉より…)

   小学生や、中学生、高校生の暴力的な犯罪が相次いだとき、
   ある大学教授がこんなことを新聞に書いていました。


   「青少年の犯罪は、家庭教育が崩壊してしまったことに原因があるのだと思う。
    家庭教育がもっとちゃんとしっかりしていれば、
    こういうことにはならなかったのではないか。

    わが家では、まず言って聞かせ、
    それがどうしてもわからないときは、それから殴るようにしている。

    すぐに殴ってはいけない、言って聞かせ、話をして、
    それで言うことを聞かなければ、殴ってでも言うことを聞かせるようにしている。

    そのような方法論をとるべきなのではないか」


   私は仰天しました。

   この方は大学教授でしたが、たしか、教育関係の専門家だったと思います。


   自分の思い通りにならないときや、自分の思い通りにならない人がいるとき、

   それを、

   『暴力を使ってでも言うことを聞かせる』

   という方法論を教え込んではいけないのです。


   それを親が教え込んでしまった結果として、
   子供は、自分の目の前にいる気にいらない人間、言うことを聞かない人間に対して、
   暴力的な方法を使うようになります。

   親がそういう方法論を子供に教え込んだのです。

   その子供は、大人になったときに、
   自分の子供に対しても必ずそうするようになるのです。

   その子供に対して、怒鳴る、怒る、声を荒げる、
   言うことを聞かなければさらに暴力的に殴る、たたく。


   言葉で教えたのではなく、気に入らない人間がいたらそうするのだ、
   ということを、身をもって実例として、見本として教え込んでしまったのです。

   そうすると、その暴力的な家系は延々と続くのです。

   何十代も何百年も、ずっと親が怒鳴り、怒り、声を荒げ、
   言うことを聞かなければ暴力を使ってでも言うことを聞かせる、
   という方法論をずっと継承していくのです。

   どこかで、誰かの世代で、そこに気がつかなければなりません。


   母親が子供と一緒に毛虫を見たとします。そして、

   「キャーッ、気持ち悪い、いやだ!」

   と叫んだとします。


   そのとき、生まれて初めて毛虫を見た子供も、
   親のその反応によって、学習をします。

   毛虫を観たら、

   「キャーッ、気持ち悪い、いやだ!」

   と叫ぶものである、と。


   もし、この母親が、子供の前で毛虫を見たときに、

   「わあ、かわいい。これはね、日がたつと、
    すごくきれいな蝶々になって、美しく空を舞うのよ。すばらしいわね〜」

   と言ったとします。

   そうすると、そう言われた子供は、毛虫を見ても、

   「キャーッ!」

   と騒がなくなります。

   「気持ちが悪い」

   と言わなくなります。


   幼い子供に対する親の反応は、とても大きな影響を持っています。

   まさに、「刷り込み」というものですが、
   親の示す態度、親の反応の仕方というものを
   子供は全部学び、学習していきます。


   「学び」という言葉の語源は「まねび」からきています。

   すべて、どのようなことも、
   子供は親のやった通り、言った通りに真似をしていくのです。

   親の指導の通り、教育の通りにしていくのではありません。

   親のやった通りに真似をし、そのようなやり方を身につけていきます。


   小学生、中学生、高校生の暴力的な犯罪で、
   犯行をなした子供たちはみな、共通のものを持っていました。

   それは親が、その子供に対して、平然と殴る、暴力的に接する、
   気に入らなければペンの頭の先で刺す、
   というようなことをやっていた人たちでした。


   もし本当に自分の子供を愛しているのなら、
   その子供のために、そして、子孫を愛しているのなら、その子孫のために、
   絶対に暴力的な方法論、暴力的な解決方法を教え込んではなりません。

   それを教え込めば、その家庭は、家系は、
   延々と何十代、何百年と暴力的な傾向が続くのです。

        <『楽しい子育て孫育て』Gakken>

             ・・・

心理学の交流分析の中に、「脚本(スクリプト)分析」というものがある。

それは、7、8歳くらいまでの間に、親の影響でつくりあげられた、
その人の生き方のクセや習慣のようなもの。

たとえば、
「暴力的なアル中の父親を見て育ち、それがとても嫌だったのに、
 自分も親と同じ年になったら同じようになっていた」とか
「アル中で暴力的な夫を選んでいた」とかだ。


脚本とは、舞台の上で演じなければならない筋書き。

しかし、本当は、その脚本はいつでも自分の意思で書き換えられる。


自分の思い通りにならないとき、声を荒げたり、すぐに怒ってしまうような人は…

もしかしたら、親から受けた脚本なのかもしれない。


「子供は親のやった通り、言った通りに真似をしていく」

どんな時も、和やかで笑顔を絶やさない人を目指したい。

         <感謝合掌 令和6年5月21日 頓首再拝>

《何でも成就する日》 - 伝統

2024/05/23 (Thu) 04:51:53


        *「光明道中記」(5月23日)より

【食事にうんと歓びのお菜(さい)を附けて食べよ。
どんな粗食でも最上の栄養食に変るのだ。 (『生命の實相』第八巻)】


楽しい時には良質の胃液が抱負に分泌され、
怒ったり悲しんだりしたときには胃液が殆ど分泌されないと云うことは、
パヴロフが犬の胃袋を切り開いてゴム管を通して実験した通りである。

子供を健康に育てるには彼を取り囲む環境を楽しいものとしなければならない。

楽しいと云うことは大人の考えるような柔らかな褥(しとね)や、
美味しい贅沢な食事のことではない。
自由を縛られない伸び伸びとした生活のことである。

親が小言を言いながら食べると、子供自身の消化吸収同化作用を妨げる。
子供は親の言う言葉を信じ易いものであるから、親の小言を云う食事は
排斥すべき食物であり栄養価地のない食物だと思い込んで了(しま)うからである。
排斥する心が起れば同化吸収作用が鈍るのは当然である。

親がどんな食物にも本当に感謝して、
これは為になる食物だと云う風にして食べるべきである。

食事の作法にあまり神経質に拘(こだ)わって叱る習慣をつけるのはよくない。
叱られて悲しみながら食べては、どんな食物でも栄養にならない。

         <感謝合掌 令和6年5月22日 頓首再拝>

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