伝統板・第二
新嘗祭③ - 伝統
2023/11/22 (Wed) 12:53:40
明日は「新嘗祭」。
その前日に、鎮魂祭が行われます。
鎮魂祭鎮魂祭(ち〇こんさい、みたましずめのまつり)とは、
宮中で新嘗祭の前日に天皇の鎮魂を行う儀式であり、
宮中三殿に近い綾綺殿にて行われます。
光明掲示板・第一「新嘗祭 (9) (3655)」から抜粋
( http://bbs5.sekkaku.net/bbs/?id=koumyou&mode=res&log=641 )
宮中ではその前日に天皇様の鎮魂祭(みたましづめのまつり)が執行されます。
この祭りを含めて新嘗祭と言っておりますが、
この鎮魂祭は天之岩戸にお隠れになった
天照大御神の甦りを願い斎(いわ)う祭りと、
旧事本紀に記す「十種(とくさ)の瑞宝(みづのたから)」によって
神武天皇の御魂を鎮め奉ったという伝承の二つに由来するものです。
前者は、主上、皇后、皇太子お三方の御玉緒を
宮中に仕える掌典が各十回結ぶ行事で、
一結び毎の数唱と共に、天宇受賣(アメノウズメ)になり変った
内掌典が宇気槽(うけそう)〈長方形のたらいを伏せたもの〉に乗って、
鈴をつけた賢木(さかき)の桙(ほこ)で底を突く神厳なり祭りで、
これを糸結び〈鎮魂みたましづめ〉と呼びます。
後者はお三方からお下げ願った白羽二重各一匹を
御魂実〈みたまざね〉として柳筥に入れ、
これを捧持して左右に五回、計十回が
神楽の演奏と呪文の奉唱と共に揺られる行事で
これは御衣振動〈鎮魂みたまふり〉と呼ばれています。
御皇室の安泰と長寿を斎う祭りです。
鎮魂の祭儀は掌典長以下が執行うものですが、
陛下には厳重な潔斎による禊をもって翌日に備えられます。
禊は身削ぎで五官の否定であると同時に霊注ぎであります。
・・・・・
以下は、Webからの補足情報です
鎮魂祭(ち〇こんさい、<み>たましずめのまつり)とは、
宮中で新嘗祭の前日に天皇の鎮魂を行う儀式で、
宮中三殿に近い綾綺殿にて行われます。
石上神宮でも同日に行われてます。
天皇に対して行う場合には「みたましずめ」「みたまふり」と言う。
新嘗祭(または大嘗祭)という重大な祭事に臨む天
皇の霊を強化する祭でもあります。
宮中で行われる鎮魂祭では
鎮魂・魂振の二つの儀が行われていると伝えられております。
(1)宇気槽の儀
鎮魂の儀では、宇気槽(うきふね)と呼ばれる箱を伏せ、
その上に女官が乗って桙で宇気槽の底を10回突く
「宇気槽の儀」が行われます。
(2)魂振の儀
①魂の儀の後、天皇の衣を左右に10回振る魂振の儀が行われる。
これは饒速日命が天津神より下された十種の神宝を用いた呪法に
由来するとされます。
②『先代旧事本紀』には、
饒速日命の子の宇摩志麻治命が十種の神宝を使って
神武天皇の心身の安鎮を祈ったとの記述があります。
この鎮魂祭を古くから伝承し斎行しています神社は
①奈良県石上神宮(物部の鎮魂法)
②新潟県弥彦神社(中臣の鎮魂法)
③島根県物部神社(物部・猿女の鎮魂法)
の三社が有名です。
<鎮魂式:式次第Web>
https://2651023.blog.fc2.com/blog-entry-36.html
<古神道の奥義>
伊勢ー白山 道(2022-10-05 )
https://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/e/12b25fe5727d13b49e82099193c61c05
・・・
<参照Web>
(1)「光明掲示板・第一」内スレッド「鎮魂祭 (3849)」
→ http://bbs5.sekkaku.net/bbs/?id=koumyou&mode=res&log=739 (消滅)
(2)「光明掲示板・第一」内スレッド「新嘗祭 (3306)」
→ http://bbs5.sekkaku.net/bbs/?id=koumyou&mode=res&log=641
(3)「光明掲示板・第一」内スレッド「新嘗祭(概要と今年の祭事) (3897)」
→ http://bbs5.sekkaku.net/bbs/?id=koumyou&mode=res&log=749 (消滅)
(4)「光明掲示板・第二」内「鎮魂祭と新嘗祭」
→ http://bbs7.sekkaku.net/bbs/?id=koumyou2&mode=res&log=633 (消滅)
(5)「光明掲示板・第三」内「天皇陛下の祈り」~新嘗祭 (2014年11月23)
→ http://bbs5.sekkaku.net/bbs/?id=koumyou3&mode=res&log=226 (消滅)
(6)伝統板・第二「鎮魂祭と新嘗祭」
→ http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=6672834
(7)伝統板・第二「鎮魂祭と新嘗祭」②
→ http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7666171
(8)伝統板・第二「鎮魂祭と新嘗祭」③
→ http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7801561
(9)伝統板・第二「新嘗祭」
→ http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=8020688
(10)伝統板・第二「新嘗祭」②
→ https://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=8302489
<感謝合掌 令和5年11月22日 頓首再拝>
「新嘗祭」とは - 伝統
2023/11/23 (Thu) 10:28:32
「新嘗祭」とは
Web:note小野照崎神社(2023年11月17日)
https://note.com/onoteru/n/n0908f79ccbf0
(以下は抜粋です)
(1)11月23日、毎年この日には、
皇居をはじめ全国の神社で行われている大切なお祭り
「新嘗祭」が催されています。
(2)「新嘗祭(にいなめさい)」は数ある宮中行事のなかでも“最重要”
とされ、『古事記』にも記されているとても古い歴史を持つ
お祭りです。
(3)新嘗祭の「新」とは新穀を、「嘗なめ」とは奉ることを意味しており、
その年の新穀をお供えして八百万やおよろずの神々に
一年の実りへの感謝とともに、国家国民の安寧をお祈りします。
(4)天皇は前日から体を清めて「鎮魂祭(みたましずめのまつり)」という
お祭りを通して、宮中に伝わる特殊な魂振(たまふり)
・鎮魂(〇んこん)の儀式を執り行い、
その霊性を高めて祭礼当日へ臨みます。
(5)「新嘗祭」当日は、宮中三殿の横にある神嘉殿(しんかでん)という
「新嘗祭」だけの為に作られた儀式殿にて祭儀が行われます。
①祭儀の中で皇居内の神田にてお育てになられた新穀を
八百万の神々に奉たてまつり、儀中には天皇自ら調理された新穀を
皿へと取り分けて神々を饗応(きょうおう=酒や食事を出してもてなすこと)
する「神人共食(しんじんきょうしょく)の儀」を行うのです。
この年の天地の恵みをいただいた新穀を捧げ、天皇自らが取り分けて
共にお召し上がりになることで神々との絆を深め、
そのお力を更新されると解釈されます。
②新嘗祭の中で行われる「共食の儀礼」も「直会」と同様、
同じものを食すことで神と人とが契りを交わし、一体となって
御力をいただくことが根本的な意義となるのです。
③この「新嘗祭にいなめさい」の本義は、太陽の力が最も弱まる時期に
「神人共食の儀」を行い、八百万の神々と深く交わることで
天皇としての霊性を更新され、
太陽の復活である日の出と共に「日継ひつぎの御子みことして
顕現(けんげん)する」とも解釈されています。
(6)初宮や七五三、厄祓などの人生儀礼もそうですが、
私たちは日々の営みの中で節目を正し、ご奉告の神事を行うことで
お護り・お導きをいただき、立ち止まり振り返り顧みながら、
その御力をお分ちいただき暮らしてきました。
そのお力をいただきながら、"感謝のこころ“を「祭り」という
目に見える行為として形にすることで、神と自然と人の連帯を尊び、
人々は互いに示し合いながら、その心を連綿と守り伝えてきたのです。
(7)かつて人々は、新嘗祭の祭礼の意義を踏まえ、
神様にお供えするまでは新米を食べることを慎むという
習慣がありました。
・・・
<参照>
11月23日は御米を食べる日です
伊勢ー白山 道(2023-11-21)
https://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/e/da2a49159771e185a5f53dd0e38b71a9
<感謝合掌 令和5年11月23日 頓首再拝>
新嘗祭の真実 - 伝統
2023/11/23 (Thu) 18:35:36
新嘗祭の真実・11月23日は宮中最大の祭祀
小坂達也の帝王学・神道・占術(2022/11/23 )
https://www.youtube.com/watch?v=e9P_RT4R_Hk
小野善一郎「新嘗祭とは何か」 11月23日は新嘗祭!
本当の自分を見つめ直し感謝を捧げる時間
和の国チャンネル(2021/11/14 )
https://www.youtube.com/watch?v=X9yLDUUre7w
東京・浅草神社で「新嘗祭」 収穫に感謝 来年の豊作願う(2023年11月23日)
ANNnewsCH( 2023/11/23)
https://www.youtube.com/watch?v=l7dxBf_LWkk
<感謝合掌 令和5年11月23日 頓首再拝>
秋の収穫祝う新嘗祭 新米を神さまに 三重・伊勢神宮 - 伝統
2023/11/24 (Fri) 14:46:46
静寂と玉砂利踏みしめる音 秋の収穫祝う新嘗祭 新米を神さまに 三重・伊勢神宮
Web:三重エテレビ放送(2023.11.24)
https://news.yahoo.co.jp/articles/afcccb62427c28f4b3a22c31a717dea24eb1a0e0
23日。伊勢神宮では、秋の収穫を祝い感謝をささげる
「新嘗(にいなめ)祭」が営まれました。
新嘗祭は、天皇陛下が今年収穫された新米を神さまにおそなえし
食事をともにする儀式で、伊勢神宮では宮中での儀式に先立って、
神さまに新米を届けるお祭りが行われます。
皇室からのおそなえを携えた勅使が、黒田清子祭主や神職らとともに、
蒸した米やアワビなどを唐櫃(からひつ)と呼ばれる木箱に入れて
正宮を参拝しました。
休日の参拝客でにぎわう内宮の参道も、この時ばかりは静まり返り、
神職が玉砂利を踏みしめる音が響きました。
参拝に訪れた人たちは、厳かに行われる神事を見守っていました。
<感謝合掌 令和5年11月24日 頓首再拝>
「神人共食の儀」は全人類共通の顕斎、そのサンプルとしての新嘗祭 - 伝統
2023/11/25 (Sat) 05:05:54
天皇陛下が、宮中の神嘉殿において新穀を
皇祖はじめ神々にお供えになって、神恩を感謝された後,
陛下自らもお召し上がりになる祭典。
宮中恒例祭典の中の最も重要なもの。
天皇陛下自らご栽培になった新穀もお供えになる。
新嘗祭は皇居・宮中三殿に隣接する「神嘉殿」で執り行われる。
純白の「御祭服」と呼ばれる新嘗祭専用の装束をまとった陛下が、
その年に収穫され全国から献上された新穀を神々に供え、食し、
国民の安寧を祈られる。
儀式中は、騒音や電灯の光が届かない夜空の下、
かがり火がたかれ、雅楽が奏でられる。
その荘厳な雰囲気を、ある宮内庁関係者は
「寒さでピンと張り詰めた緊張感と同時に、辺りが幻想的な空気に包まれる」
と表現する。
祭祀を担当する宮内庁掌典職によると、神嘉殿には暖房もなく、
儀式が行われる夜間はかなり冷え込む。
儀式は午後6時から8時までの「夕(よい)の儀」と
午後11時から翌24日午前1時までの「暁の儀」の二つがあり、
重い装束を着ながら各2時間を務め上げるのは
「相当な体力と気力が必要」(宮内庁幹部)。
以下は、『理想世界』
(昭和53年11月号~龍宮住吉本宮鎮座落慶 記念座談会)
より抜粋
(1)天照大御神が天皇さまにお生れになるというのが
御即位のときの大嘗祭(だいじょうさい)、
そして毎年十一月二十三日の新嘗祭(にいなめさい)です。
(2)一般に知られている祭りというのは、
神さまがここに人のいのちとして生れて、
何とありがたいことか、嬉しくて楽しくてたまらないというのが
神楽となり、舞となり、踊りとなり、とそういった神遊びで、
氏子の地域一帯を神のいのちで充満させるために
お神輿(みこし)をかついでねり歩いたり、
神船に乗ってお渡りになるとか、山車(だし)を引いて
舞うとかするわけです。
その、神さまがお生れになって、
なんとありがたいことか、たのしいことかという「神遊び」の
行事だけが、一般のお祭りとなって残っているわけですが、
本当はその前に禊という「幽斎」がある。
(3)食事は人類共通の顕斎
食事をいただくのも、これは「大調和の神示」以前に、
「食事は自己に宿る神に供え物を献ずる最も厳粛な儀式である」
という神示で教えられている通り、たいへんなお祭りですよ。
日本古来の言葉でいえば、「贄(にえ)の祭り」
または「饗(あえ)の祭り」と言いますが、
食事が祭りだというのは日本だけのことじゃないんです。
(4)人類共通の祭りは何かといったら、食事ですよ。
それから音楽ですね。
アイヌの熊祭りというのも、食事によって神と一体になる祭りだし、
ヨーロッパでも、ゲルマンをはじめいろんな諸民族で、
キリスト教のために自分の民族にうけつがれてきた祭りが抹殺されて
今は稀薄になっているけれども、
諸民族の祭りの根源をたどって行くと、全部神さまと一体になる、
食事によって神さまのいのちをいただいて生れ変るというのが、
全人類共通の祭り、全人類共通の顕斎なんですよ。
その全人類共通の顕斎が、
日本に、最も純粋に深く伝えられてきているんです。
そのいちばんいいサンプルが、
天皇さまのお祭り(大嘗祭・新嘗祭)なんです。
そこに、日本の世界的使命というものが感じられるんです。
http://blog.livedoor.jp/con5151-5151/archives/13387763.html
<感謝合掌 令和5年11月24日 頓首再拝>
今年の新米は、まだ食べないで - 伝統
2024/11/09 (Sat) 05:02:46
【緊急シェア】今年の新米は、食べないで。
哲理学作家さとうみつろう(2024/11/03 )
https://www.youtube.com/watch?v=s2d8WVyTdb4
<感謝合掌 令和6年11月8日 頓首再拝>