伝統板・第二

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「新嘗祭」② - 伝統

2022/11/23 (Wed) 11:02:37

今日11月23日は、新嘗祭。

天皇陛下が、宮中の神嘉殿において新穀を皇祖はじめ神々にお供えになって、
神恩を感謝された後,陛下自らもお召し上がりになる祭典。

宮中恒例祭典の中の最も重要なもの。

天皇陛下自らご栽培になった新穀もお供えになる。

全国の神社でも新嘗祭が執り行われます。



新嘗祭は皇居・宮中三殿に隣接する「神嘉殿」で執り行われる。

純白の「御祭服」と呼ばれる新嘗祭専用の装束をまとった陛下が、
その年に収穫され全国から献上された新穀を神々に供え、食し、
国民の安寧を祈られる。

儀式中は、騒音や電灯の光が届かない夜空の下、
かがり火がたかれ、雅楽が奏でられる。

その荘厳な雰囲気を、ある宮内庁関係者は
「寒さでピンと張り詰めた緊張感と同時に、辺りが幻想的な空気に包まれる」
と表現する。

祭祀を担当する宮内庁掌典職によると、神嘉殿には暖房もなく、
儀式が行われる夜間はかなり冷え込む。

儀式は午後6時から8時までの「夕(よい)の儀」と
午後11時から翌24日午前1時までの「暁の儀」の二つがあり、
重い装束を着ながら各2時間を務め上げるのは「相当な体力と気力が必要」(宮内庁幹部)。



以下は、『理想世界』(昭和53年11月号~龍宮住吉本宮鎮座落慶 記念座談会)
より抜粋

(1)天照大御神が天皇さまにお生れになるというのが
   御即位のときの大嘗祭(だいじょうさい)、

   そして毎年十一月二十三日の新嘗祭(にいなめさい)です。

(2)一般に知られている祭りというのは、
   神さまがここに人のいのちとして生れて、
   何とありがたいことか、嬉しくて楽しくてたまらないというのが
   神楽となり、舞となり、踊りとなり、とそういった神遊びで、

   氏子の地域一帯を神のいのちで充満させるために
   お神輿(みこし)をかついでねり歩いたり、
   神船に乗ってお渡りになるとか、山車(だし)を引いて
   舞うとかするわけです。


   その、神さまがお生れになって、
   なんとありがたいことか、たのしいことかという「神遊び」の
   行事だけが、一般のお祭りとなって残っているわけですが、

   本当はその前に禊という「幽斎」がある。

(3)食事は人類共通の顕斎

   食事をいただくのも、これは「大調和の神示」以前に、
   「食事は自己に宿る神に供え物を献ずる最も厳粛な儀式である」
   という神示で教えられている通り、たいへんなお祭りですよ。

   日本古来の言葉でいえば、「贄(にえ)の祭り」
   または「饗(あえ)の祭り」と言いますが、
   食事が祭りだというのは日本だけのことじゃないんです。

(4)人類共通の祭りは何かといったら、食事ですよ。
   それから音楽ですね。

   アイヌの熊祭りというのも、食事によって神と一体になる祭りだし、
   ヨーロッパでも、ゲルマンをはじめいろんな諸民族で、
   キリスト教のために自分の民族にうけつがれてきた祭りが抹殺されて
   今は稀薄になっているけれども、

   諸民族の祭りの根源をたどって行くと、全部神さまと一体になる、
   食事によって神さまのいのちをいただいて生れ変るというのが、
   全人類共通の祭り、全人類共通の顕斎なんですよ。

   その全人類共通の顕斎が、日本に、最も純粋に深く伝えられてきているんです。
   そのいちばんいいサンプルが、天皇さまのお祭り(大嘗祭・新嘗祭)なんです。

   そこに、日本の世界的使命というものが感じられるんです。

   http://blog.livedoor.jp/con5151-5151/archives/13387763.html

・・・

<参考Web>

(1)「光明掲示板・第一」内スレッド「鎮魂祭 (3849)」
    → http://bbs5.sekkaku.net/bbs/?id=koumyou&mode=res&log=739 (消滅)

(2)「光明掲示板・第一」内スレッド「新嘗祭 (3306)」
    → http://bbs5.sekkaku.net/bbs/?id=koumyou&mode=res&log=641

(3)「光明掲示板・第一」内スレッド「新嘗祭(概要と今年の祭事) (3897)」
    → http://bbs5.sekkaku.net/bbs/?id=koumyou&mode=res&log=749 (消滅)

(4)「光明掲示板・第二」内「鎮魂祭と新嘗祭」
    → http://bbs7.sekkaku.net/bbs/?id=koumyou2&mode=res&log=633 (消滅)

(5)「光明掲示板・第三」内「天皇陛下の祈り」~新嘗祭 (2014年11月23)
    → http://bbs5.sekkaku.net/bbs/?id=koumyou3&mode=res&log=226 (消滅)

(6)伝統板・第二「鎮魂祭と新嘗祭」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=6672834

(7)伝統板・第二「鎮魂祭と新嘗祭」②
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7666171

(8)伝統板・第二「鎮魂祭と新嘗祭」③
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7801561

(9)伝統板・第二「新嘗祭」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=8020688

            <感謝合掌 令和4年11月23日 頓首再拝>

雨の伊勢神宮で「新嘗祭」 五穀豊穣に感謝 - 伝統

2022/11/24 (Thu) 07:23:53


       *Web:みんなの経済新聞(2022.11.23)より


伊勢神宮外宮(げくう)、内宮(ないくう)で11月23日、
農作物の収穫を祝う新嘗祭(にいなめさい)が執り行われた。


     フォトフラッシュ
     https://iseshima.keizai.biz/photoflash/13379/


その年の新穀を神様に奉納し、五穀豊穣(ほうじょう)に感謝し、
国家安泰、国民の繁栄を祈る新嘗祭。宮中祭祀(さいし)の中で
最も重要な祭典で、飛鳥時代から受け継がれているとされる。

宮中では天皇陛下が神嘉殿(しんかでん)で新穀を
皇祖はじめ神々に供え、天皇陛下自身も召し上がる。

 
伊勢神宮では、10月の神嘗祭(かんなめさい)、
6月・12月の月次祭(つきなみさい)を「三節祭」、
2月の祈年祭(きねんさい)、11月の新嘗祭を加え「五大祭」と呼ぶ。

伊勢神宮では神嘗祭で新穀を奉納するため、
新嘗祭は執り行われていなかったが、
1872(明治5)年から天皇陛下のお使いである勅使が参向し、
以後行われるようになった。

この日は、
早朝4時から神饌(しんせん)を神様に供える
「大御饌(おおみけ)の儀」が、

7時から天皇陛下より贈られた幣帛(へいはく)を奉献する
「奉幣の儀」が外宮で、続いて内宮で11時と14時に
それぞれ同様の祭典が行われた。

朝から雨が降り、黒田清子神宮祭主を始めとする神職らは、
和傘を差しながら参進すると、
参道に居合わせた参拝客は立ち止まりその様子を見守った。

正宮の内玉垣には全国から奉納された
初穂=懸税(かけちから)が掛けられている。

新嘗祭は11月29日まで、伊勢神宮125社全ての宮で執り行われる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ed765da92d0aab9e6792283f64045ed3a771081a

            <感謝合掌 令和4年11月24日 頓首再拝>

来年の「食」が決まる日が、11月23日 - 伝統

2022/11/24 (Thu) 12:48:40

来年の「食」が決まる日が、11月23日
伊勢ー白山 道(2022-11-24)
https://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/e/a788ff3c21cc5a1e66ca27fb6e39ae2d

            <感謝合掌 令和4年11月24日 頓首再拝>

日本の稲作文化、天皇陛下の新嘗祭 - 伝統

2022/11/25 (Fri) 07:27:51

【今週の御皇室】日本の稲作文化、天皇陛下の新嘗祭
[桜R4/11/24](2022/11/24)
https://www.youtube.com/watch?v=YtV0NsScbxM

(2分44秒以降))

            <感謝合掌 令和4年11月25日 頓首再拝>

全国各地の新嘗祭行事 - 伝統

2022/11/27 (Sun) 07:14:14

11月23日の「新嘗祭」とは?どんな行事?
全国各地の新嘗祭行事
Web:オマツリジャパン(2022/11/23)
https://omatsurijapan.com/blog/trivia-niinamesai/

(1)新嘗祭とはどんな行事?

(2)なぜ11月23日?「勤労感謝の日」になった理由とは

(3)新嘗祭と大嘗祭はどう違う?神嘗祭との関係は?

(4)伊勢神宮で行われる新嘗祭

(5)全国各地でも!新嘗祭で行われる催し

  ①豊年ほぜ祭り(霧島神宮/鹿児島県)

     霧島神宮 ~ https://kirishimajingu.or.jp/

  ②大宮住吉神楽(大宮住吉神社/埼玉県坂戸市)

     動画 ~ https://www.youtube.com/watch?v=xwWgNU_7te8

  ③黒川能(春日神社/山形県)

     動画 ~ https://furusato-ikiru.com/video/yamagata/

  ④新嘗祭餅つき大会(蛇窪神社/東京都)

  ⑤新嘗祭どぶろく祭り(築地波除神社/東京都)

  ⑥新嘗祭 大根鍋(須佐神社/島根県)

  ⑦野菜宝船の奉納(明治神宮・三嶋大社ほか)

            <感謝合掌 令和4年11月27日 頓首再拝>

新嘗祭の真実・11月23日は宮中最大の祭祀 - 伝統

2022/11/28 (Mon) 08:11:10

新嘗祭の真実・11月23日は宮中最大の祭祀
小坂達也の古事記に学ぶ帝王学(2022/11/23)
https://www.youtube.com/watch?v=e9P_RT4R_Hk

         <感謝合掌 令和4年11月28日 頓首再拝>

【永久保存版】新嘗祭とは何の日か、 - 伝統

2022/11/29 (Tue) 08:03:35


  Web:神社専門メディア 奥宮 (OKUMIYA)
  https://okumiya-jinja.com/special002/

         <感謝合掌 令和4年11月29日 頓首再拝>

新嘗祭2022神嘉殿の儀に参列~河野デジタル大臣 - 伝統

2022/11/30 (Wed) 07:26:26


       *衆議院議員 河野太郎公式サイト(2022.11.26)より

まず夕の儀。

宮内庁からの資料によれば、

儀式の次第は

「時刻、御殿を装飾する。

次に神座を奉安する。

時刻、参列の諸員が参進して幄舎に着床する。(午後5時55分頃)

次に親王が参進して幄舎に着床される。

次に掌典長が祝詞を奏する。

午後6時、天皇が出御になり、続いて皇嗣が参進される。(神嘉殿正面から)

次に神饌行立(しんせんぎょうりゅう)

次に天皇が神饌を御親供になる。(午後6時10分頃から7時30分頃まで)

次に天皇が御拝礼の上、御告文を奏される。(午後7時30分頃)


次に御直会

次に皇嗣が拝礼される。

次に親王が拝礼される。

次に諸員が拝礼する。(午後7時40分頃から)


次に神饌を撤下する。

次に天皇が入御になり、続いて皇嗣が退下される。(神嘉殿裏廊下から)

次に神饌退下

次に親王が退下される。


次に諸員が退下する。(午後8時頃)」



暁の儀の次第は

「時刻、参列の諸員が参進して幄舎に着床する。(午後10時55分頃)

次に親王が参進して幄舎に着床される。

午後11時、天皇が出御になり、続いて皇嗣が参進される。(神嘉殿裏廊下から)

次に神饌行立(しんせんぎょうりゅう)

次に天皇が神饌を御親供になる。

次に天皇が御拝礼の上、御告文を奏される。

次に御直会

次に皇嗣が拝礼される。

次に親王が拝礼される。

次に諸員が拝礼する。(翌午前0時40分頃から)

次に神饌を撤下する。

次に天皇が入御になり、続いて皇嗣が退下される。(神嘉殿正面から)

次に神饌退下

次に親王が退下される。

次に諸員が退下する。(翌午前1時頃)」



参集所に夜5時35分ごろ参集します。

寒いので、モーニングの下にヒートテックの上下と
靴下を二枚ずつ重ねてはいて、さらにレッグウォーマー、
貼るホカロンを背中に張り付け、
モーニングの上にはマフラーとネックウオーマー、外套という格好です。

外套は、黒色又は地味な色、マフラーは白色又は地味な色、
毛皮は避けることとなっています。


5時55分に、総理を先頭に閣僚は年齢順に並び、
ろうそくがともされた提灯に導かれて参進します。

総理を先頭に三権の長、閣僚、最高裁判事などが
幄舎に着床(椅子に座る)します。

幄舎は、屋根と後ろの壁はありますが、
前は大きく開いていて、風が吹き込みます。

運が良いとストーブの近くになります。


神殿と幄舎に囲まれた広場では、
数カ所に穴が掘られ、たき火がたかれています。

たき火の光と提灯の光のみです。
雅楽が奏でられています。

膳舎(かしわしゃ)から
掌典、采女(うねめ)、掌典補約20名によって、
脂燭を先頭に削木(けずりぎ)、お手水の具等や
葛筥(くずばこ)に納められている数々の神饌を手に手に捧持し、
神嘉殿の東階下に立ち並んでお待ちしています。


午後6時、天皇陛下が、純白生絹(すずし)の御祭服で、
御冠は立纓(りゅうえい)を特に巾子(こじ)越しに
前に曲げて白絹で括った「御幘(さく)御冠」で、出御になり、

皇嗣殿下も純白の祭服で、続いて参進されます。

天皇陛下が神嘉殿に出御されると、「おーしー」の警蹕一声があります。


宮内庁の資料によりますと、天皇陛下には神嘉殿母屋の中に
独り端座され、まず采女奉仕によるお手水が行われます。

陛下がお手水を終えられた後、
神饌行立(しんせんぎょうりゅう)が開始され、
次々に神嘉殿内に運び込まれます。

次に運び込まれる神饌を古来伝承の御作法に従い
長時間にわたって丁寧に自らお供えになります。

御親供(ごしんく)が終わりますと
御拝礼の上、御告文(おつげぶみ)を奏上されて
五穀の豊穣を奉謝され、国の平和と国民の安寧を祈らせられます。


この御告文が済みますと、天皇陛下には神々と対座され、
神様にお供えしたものと同じ新穀(米御飯・栗御飯)、
新酒(白酒・黒酒)を召し上がられます。

この新穀新酒をいただかれることを直会(なおらい)と称します。


暁の儀も夕の儀と同じ儀式が行われます。

ただ、神殿には白い薄い幕が張られ、
我々には中の儀式の様子はまったくわかりません。

我々は提灯とたき火の光のみの暗い中、
儀式中、一時間半ほど幄舎で着床しています。

最後に総理を先頭に一人ずつ神殿に拝礼します。

神殿の前の真菰(まこも ござのようなもの)の前で一礼し、
真菰にのって拝礼、そこから降りて一礼して退下します。八時二十二分

その後、本来ならば参集所で直会ですが
、コロナのため、お弁当と白酒(しろき)、黒酒(くろき)を
いただいて一度、宿舎に帰ります。

白酒と黒酒は、
味は酸っぱく(甘酒の酸っぱいもののような)、どろっとしています。

黒酒は言われてみると灰色がかっているような気がするという程度です。

この白酒(しろき)、黒酒(くろき)は、
各都道府県の精農家からの献穀をもって謹醸され、
行われたばかりの新嘗祭(にいなめのまつり)に、
皇祖はじめ天神地祇に供進されたものです。

天皇陛下も御告文の奏上が終わると
新穀(米御飯・栗御飯)と新酒(白酒・黒酒)を
神々と対座されて召し上がられますが、これを御直会と称するそうです。

初穂をお供えし、それを多くの人に分かち、
直会を共にすることはいにしえの新嘗祭の
豊明節会(とよのあかりのせちえ)と同一のご趣旨と拝察されます。

新嘗祭には
皇后陛下、皇嗣妃殿下、妃殿下、内親王殿下、女王殿下方は参列されません。



暁の儀

夜10時35分ごろに参集所に参集します。

服装は同じです。

10時55分ごろに参進し、幄舎に着床します。

我々は、夕の儀と同様、暗い幄舎で1時間半ほどの儀式の間、着床しています。

その後、参集所でもう一度お弁当をいただいて帰ります。

1時過ぎに退出。


https://www.taro.org/2022/11/%E6%96%B0%E5%98%97%E7%A5%AD%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%92%EF%BC%92.php

         <感謝合掌 令和4年11月30日 頓首再拝>

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