伝統板・第二 2583886

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真理の生活 ⑳

1:伝統 :

2024/05/06 (Mon) 11:50:41


【「愛がある顔」と「愛のある言葉」】

       *メルマガ「人の心に灯をともす」(2023.7.17)より

   (斎藤一人さんの心に響く言葉より…)

   人に好かれるには、愛がある顔をして、愛のある言葉をしゃべるしかないの。

   自分が魅力的だと思う人を観察することだよね。

   どんな言葉をしゃべっているか、
   どんな顔をしているか、研究してごらん。


   どういう愛のある言葉なのか、どういう愛のある顔なのか、
   そのことに注目するんだよ。

   イヤな奴を見て、
   「あんなことを言われた」「こんなひどい顔をされた」
   って思うのではなく、

   心の優しいいい人を見ることなんだよ。

   もし、イヤな奴に出会ったら、
   私ならこういう愛のある言葉をしゃべる、私ならこういう顔をするって、
   試してみることだよ。


   この問題を追求していけばいいの。

   ものの1年も修行したら、とびぬけて魅力的な人になっちゃうよ。

   まずは行動してごらん。

   問題を解決するためには、
   その問題の神髄は何かを考えることなんです。

   つまり、魅力イコール愛のある顔、愛のある言葉なんだよ。


   そのことがひとつわかったら初めて、イヤなこともわかってくるんだよ。

   自分にも愛のある言葉をかける。

   まずは、自分に優しく、そして人に優しくだよ。

   愛のある言葉は、自分が先、そして人にもかけてあげるんだよ。

   それで、すべてが解決するんだ。

          <『魅力的な人になるためのヒント』ぴあ>

        ・・・

「愛がある顔」とは「笑顔」のこと。

「笑顔」の人は、機嫌がよくて、明るい。

だから、まわりの人の気持ちも、ほっこりしてあたたかくなる。

反対に、不機嫌な人はまわりの人の気持ちを冷やす。
不機嫌な人は、不機嫌な人を引き寄せる。


同時に大事なのが「愛ある言葉」という「愛語」。


良寛和尚は、「愛語の心」についてこう語っている。

『「自分は貧しいひとりの修行僧なので、
 人に与えるもの、あげるものが何もない。

 だからせめて、
 心をあたたかくするような、
 心を安らげるような『言葉』をあげたい。

 それなら
 いくらでもあげることができるから」

 良寛和尚は、
 自分の口から出てくる言葉を

 「あたたかい言葉」
 「やさしい言葉」
 「思いやりに満ちた言葉」

 にしたいと思っていたようです。』
 
     (ありがとうの魔法/ダイヤモンド社)より


魅力的な人になるため…

「笑顔」と「愛語」を磨き続けたい。

・・・

<参照>

【超要約】魅力的な人になるためのヒント
https://note.com/brainy_hawk856/n/n900207f18066

・・・

<関連>

(1)伝統板・第二「真理の生活 ①」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=6971129

(2)伝統板・第二「真理の生活 ②」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7583747

(3)伝統板・第二「真理の生活 ③」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7707100

(4)伝統板・第二「真理の生活 ④」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7796617

(5)伝統板・第二「真理の生活 ⑤」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7854421

(6)伝統板・第二「真理の生活 ⑥」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7934282

(7)伝統板・第二「真理の生活 ⑦」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7988886

(8)伝統板・第二「真理の生活 ⑧」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=8016563

(9)伝統板・第二「真理の生活 ⑨」
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(10)伝統板・第二「真理の生活 ⑩」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=8164957

(11)伝統板・第二「真理の生活 ⑪」
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(12)伝統板・第二「真理の生活 ⑫」
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(13)伝統板・第二「真理の生活 ⑬」
    → https://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=8250384

(14)伝統板・第二「真理の生活 ⑭」
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(15)伝統板・第二「真理の生活 ⑮」
    → https://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=8290983

(16)伝統板・第二「真理の生活 ⑯」
    → https://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=8305125

(17)伝統板・第二「真理の生活 ⑰」
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(18)伝統板・第二「真理の生活 ⑱」
    → https://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=8331438

(19)伝統板・第二「真理の生活 ⑲」
    → https://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=8360609

       <感謝合掌 令和6年5月6日 頓首再拝>
2:伝統 :

2024/05/08 (Wed) 12:02:38


          *「生命の實相」第37巻幸福篇上(5月7日)」より抜粋

神は宇宙の創造の最後の最高の完成者として人間を神の像(すがた)
―― 換言すれば神の完全自由の具象化 ―― として造ったのである。
そしてあらゆる万物を支配する権利を与えられたのである。

これが真の人間の使命である。
この使命を果たす者が、完全な人間であるのである。

その完全さを神想観によって自覚する時
人間はその実相の完全さを実現することができるのでる。

釈迦は『法華経』においてすでに仏であるところの人間を説いたのである。
自己の内に宿るところの「真の人間」を自覚する時あらゆる不完全は消え去り、
不調和はなくなり、仏すなわちいっさい苦悩から解脱したところの人間が
成就するのである。

しかしその自覚を文字(もんじ)の表面に触れるだけですでに得たりと思い、
増上漫に陥ってはならないのである。

正しき戒律を守ることと、精進努力と、禅定的工夫と、愛行と、忍辱(にんにく)と、
真理の書の読誦と、六派羅蜜の修行とが必要である。

           <感謝合掌 令和4年5月8日 頓首再拝>
3:伝統 :

2024/05/11 (Sat) 09:19:42


      *メルマガ「人の心に灯をともす」(2023.7.25)より

   (櫻井秀勲(ひでのり)氏の心に響く言葉より…)


   根が単純な男ほど、迷惑なものはありません。

   ある友人が亡くなったとき、彼の自宅で通夜を行なうことになりました。

   私たちは翌日のこともあるので、
   そろそろ帰ったほうがいいと、片づけはじめたのです。


   ところが、そのうちの一人が
   「これじゃ、あいつがかわいそうだ。俺は朝まで残る」と、
   粘りはじめたのです。

   彼はどこへ行ってもこの調子で、密かに煙たがられていましたが、
   自分では情の厚い男と自負していました。

   おそらくこのタイプは、どの職場や仲間にも、一人はいるはずです。


   たとえば酒の席でも、そろそろお開きという時間にもかかわらず、
   まだまだ終わらせないといわんばかりに、引っ張るのです。

   ビジネスの世界には、さまざまなパーティーがあります。

   こんなときも、その会の主催者のところに挨拶に行き、
   大勢が待っているにもかかわらず、長々としゃべる人がいます。

   当の本人は、自分は主催者とこんなに親しいのだ、というところを
   周りに見せているのでしょうが、周りの人たちの視線は、冷ややかです。


   瀬戸内寂聴さんが書いていましたが、
   城夏子という小説家・エッセイストがいました。

   とても明るくおしゃべりで、
   瀬戸内さんとウマが合い、仲がよかったそうです。

   城夏子のほうがずっと年上にもかかわらず、
   瀬戸内さんからかわいがられていました。

   表現がおかしいかもしれませんが、実際そうだったのです。


   この城夏子が、瀬戸内さんが出家の儀式を
   明日に控えた日の真夜中にやってきて、 玄関先で

   「出家してもあなたは死ぬまで作家なのよ、書き続けてね。
    ハイ、万年筆」 といったかと思うと、

   瀬戸内さんがどんなにすすめても家にあがろうとせず、
   身をひるがえすようにして帰っていったそうです。

   見事にT・P・O(時間・場所・場合)を心得た挨拶で、
   だからこそ瀬戸内さんも、長く親しくつき合ったのではないでしょうか。


   T・P・Oをわきまえない人を、少し前に流行った言葉で
   「KYな人、空気を読めない人」と呼ぶようですが、

   冒頭に紹介した私の友人も、パーティー会場で主催者を独占する人も、
   KYな人です。

   場の空気には、常に気をつけたいものです。


     <『人を味方につける男、敵にする男』三笠書房>

        ・・・

自分で自分のことを
「情が厚い」という人ほど、情には厚くないものだ。

情に厚いかどうかは、人が決めるもの。

自分で自分のことを「親切な人」とか「面白い人」、「優しい人間」という
ようなもので、その物言いは、恥ずかしくて滑稽だ。


KYな人は、空気が読めない人、デリカシーのない人、気配りのない人、
鈍(にぶ)い人、だ。

つまり、自分本位で、周りが見えていない人。

自尊心が強く、目立ちたがりやでもある。


場の空気が読める人は、自分のことは後回しにして、
人を立て、裏方にまわるくらいの謙虚さがある。

気配りができ、その場の空気が読める人でありたい。

       <感謝合掌 令和6年5月11日 頓首再拝>
4:伝統 :

2024/05/13 (Mon) 11:19:39


          *「生命の實相」第37巻幸福篇上(5月13日)」より

『伝燈録』巻八、南泉普願の章に
「南泉いわく、『老僧修行のちからなくして、
 鬼神に覰見(ちょけん)せらる』」とある。

南泉和尚が修行の力なくして鬼神(霊界の諸霊たち)からまだ姿が見えたので、
鬼神からいろいろの霊力を授かっていたのを恥じるというのである。

人の病気を霊力で治しえたからとて、
その人の心境が、そしてまた修行がすばらしいというのではない
という意味である。

道元禅師は『正法眼蔵』行持の巻、五祖の章に、このことを注釈して

「向来の仏祖のなかに、天の供養をうくるおおし。しかあれども、
 すでに得道のとき、天眼およばず、鬼神たよりなし。
 そのむねあきらむべし」

と悟しておられるのである。

今までの仏教の教祖のなかに、天人級の諸霊の供養をうけて、
いろいろ神通力を発揮した者もあるけれども、

真実、仏道の悟りを得たならば、
天人の霊眼にも見えないし、
鬼神すなわち諸霊の憑(かか)り来ることはない。

その深き意義を明らかに考究せよという意味である。

いろいろの予言ができたり、病気治しができたり、
天眼通がひらけたりするのは、
ある階級の諸霊の感応によって得られるのであるから、
まだ最高級の悟りに達していないのだから注意せよ
と道元禅師は言われたのである。


そして道元禅師は、五祖の章の結末を

「しるべし、無修の鬼神に覰見せらるるは、修行のちからなきなり」

と叱咤していられる。

本全集『生命の實相』第九巻の「霊界篇」にあるヴェッテリニの霊告によっても、
低級の霊は人間界の雰囲気の近くに生活しているから、現実界にあらわれる以前に
地上に渦巻く雰囲気を感知して、高級霊よりもいっそうよく予言などが
的中するのだと示されている。

高級霊はおおむね地上の物事に執着しないから
地上の人びとを訪れることなく、
おおむね低級霊が地上の人々を訪れるのである

 ―― もっともそれはそれぞれの
霊的因縁によることであり、それぞれの使命のあることであるが ―― 

したがって霊感などがあまり多くあることを
慢心してはならないのである。

むしろ霊感多き人は南泉和尚のように

「老僧修行のちからなくして鬼神に覰見せらる」と

修行の足らざるを反省すべきである。

道元禅師は、行持の巻第十五に伽藍の守護神が

「われきく覚和尚この山に住すること十余年なり。
つねに寝堂に到りて和尚を見んとするに能わず」

と嘆いたと書いている。

  ・・・

*覰見(ちょけん)=うかがい見る

           <感謝合掌 令和6年5月13日 頓首再拝>
5:伝統 :

2024/05/14 (Tue) 09:14:15

「正見」(しょうけん:正しい知識)次第で、悪事を避けられます
伊勢ー白山 道(2024-05-13)
https://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/e/a3512a65004da5a41a93b1abda94e2d2

           <感謝合掌 令和6年5月14日 頓首再拝>
6:伝統 :

2024/05/16 (Thu) 10:41:24


       *メルマガ「人の心に灯をともす」(2023.7.31)より

   (斎藤一人さんの心に響く言葉より…)

   人生は自分の「思い」次第。

   そうすると、

   「絶対に明るい考えをするぞ」
   「ネガティブな感情は持っちゃいけない」
 
   とかって、ものすごくリキみ始める人がいるんです。


   そんなに重く考える必要はないんだよ。

   21世紀は「魂の時代」で、
   ものごとをどれだけ軽く考えられるかで勝負が決まるから、
   深刻になっちゃいけないの。


   昔は全体主義だったから、
   何をするにしても国に従わなきゃいけなかった。

   みんな貧しくて、個人の幸せが後回しになるのは仕方がなかったんです。

   でも、時代は変わって豊かになりました。

   豊かになって、個人がそれぞれの幸せを追い求められるようになったの。


   そういう時代に重く考えるのは、
   わざわざ波動を重くしているってことだよ。

   自ら不幸を選択するようなものなんです。

   明るく楽しい波動を出すには、ものごとを軽く考えること。


   そもそも「明るい」という言葉自体、「あ、かるい(=あ、軽い)」でしょ?

   軽く考えなきゃ、ポジティブな波動は出ないよ。


   軽く考えるクセを身につけるためには、
   「あれはダメ」「これは間違い」という世間の常識を打ち破るのが一番です。


   世間ではよく「勝ちグセ」っていう言葉が使われるけど、
   勝ちグセをつけるには、考え方を変えなきゃいけないの。

   勝ちグセって、要は「勝てる思い」を身につけることなんだよね。

   日頃から明るい思いを持つこと。


   それには、ものごとを軽く考えられなきゃいけません。

   軽く考えられるから、明るい思いを持つことができて、
   何が起きても悪いようにはならない。

   成功もするんです。


     《明るい波動を出したかったら軽く考えるんだよ》

      <『楽しんだ人だけが成功する』PHP文庫>

      ・・・

ものごとを軽く考えることができる人は、何度でも挑戦できる人。

挑戦するたびに、重く考えていたら、挑戦することはできない。

たとえ、失敗したとしても、それを軽く考えることができる。

失敗するたびに、
それを重く考えていたら、気が滅入って、パワーがなくなる。


人からきつい言葉をかけられたり、
傷つけられるようなことを言われたりしたとしても、
それを軽く考えることができる。

いつまでもウジウジと気にしたりせず、軽く流すことができる。

そして、一時は、テンションが落ちてしまっても、またすぐに復活する。

つまり、レジリエンスが高い人。


軽く考えることができる人は、いつもサラッとしている。

ネチネチと重くなく、さっぱりとしている。

そして、機嫌がいい。

だから、明るくて、楽しくて、いつも笑顔がある。


どんなときも、深刻にならず…

軽く考えることができる人でありたい。

・・・

<参照> 

【斎藤一人 楽しんだ人だけが成功する】あらすじ
https://book-hours.com/tanoshindahitodakegaseikosuru-review/


【斎藤一人】『楽しんだ人だけが成功する』
を超簡単にわかりやすく要約します
https://www.youtube.com/watch?v=4EBQGZ4760U

         <感謝合掌 令和6年5月16日 頓首再拝>
7:伝統 :

2024/05/17 (Fri) 09:23:01


      *メルマガ「人の心に灯をともす」(2023.8.5)より

   (山崎武也(たけや)氏の心に響く言葉より…)

   けんかをしている場面を、まったく関係のない第三者として見たときは、
   どのように感じるか。

   取っ組み合いをしていれば当然であるが、
   単にいい争いをしている場合でも、品のいい人たちとは到底思えない。

   一般的に、けんかは低次元の行為であると考えている証拠である。


   けんかはエレガントな振る舞いとはまったく相容れないものである。

   見ていて見苦しいし、聞いていても聞き苦しい。

   特に両者がいきりたっている場合は、その場から逃げ出したいと考える。


   巻き添えを食いたくないという気持ちもはたらくからである。

   争いにかかわり合うのは、自分の品位に傷がつくとも考えているのだ。

   けんかは下品なのである。

   自分の品格を保つためには、けんかをしないことだ。


   冷静になって自分の主張をしたり相手を説得したりする姿勢が肝要だ。

   また、人がしかけてきたけんかも、受けて立たないようにする。

   売られたからといって買う必要はない。

   売られたけんかを買おうとしなかったら、
   相手は「逃げるのか」などといって追ってくる。

   そのような挑発的な言葉に乗せられてはいけない。


   理不尽なことをいってくる相手を立派な大人だと思うから、
   自分も腹を立てる結果になる。

   理不尽なことを平気でいってくるのであるから、
   大人ではなく幼児にも等しいメンタリティの人であるに違いない、
   と考えてみる。

   幼児といい争ったとしても、論理や常識は通用しない。

   同じ土俵の上で対決する相手ではないし、
   それは時間とエネルギーの無駄となるだけだ。


   したがって、適当にあしらって 逃げるのが得策である。

   相手にするに価しないとして、「相手にしない」姿勢を貫く。

   本気で争ったのでは、自分の格までも
   相手の次元に下げる結果になるからである。

       <『人生は負けたほうが勝っている』幻冬舎新書>

      ・・・


「感情的になったら負ける。冷静なヤツには敵(かな)わない」

野球のイチロー氏の言葉だ。


対人関係などで、怒りがヒートアップして制御できなくなった状態を
「キレる」という。

「プッツンする」とか「ぶちキレる」、「逆ギレ」という言葉もある。


前後の見境なく激高したり、理性的でない反応をする人は、
感情のコントロールができない。

冷静な判断ができない状態だ。

つまり、「けんか」がまさにこれだ。


どんなに挑発されようと、冷静でいること。

どんな「けんか」であろうと、買ってはいけない。

        <感謝合掌 令和6年5月17日 頓首再拝>
8:伝統 :

2024/05/18 (Sat) 08:58:02


       *メルマガ「人の心に灯をともす」(2023.8.6)より

   (藤尾秀昭氏の心に響く言葉より…)

   1.あまえ

   2.うぬぼれ

   3.おごり

   4.マンネリ

   5.やっかみ


   経営者はこの5つの心の病気に必ず罹(かか)る、と
   ユニ・チャーム創業者の高原慶一朗氏が言っている。

   徒手空拳で起業し二千億円企業にする過程で、何回か、いずれかの病気に罹り、
   そのたびに会社がおかしくなった、と率直に吐露されている。


   経営者だけではあるまい。

   人は誰しも、その人生の途上で
   この5つの病に侵されるのではないだろうか。

   この心の病に勝つこと。

   それこそが自らに勝つということである。


   「人に勝つ者は力有り。自らに勝つ者は強し」
   『老子』(第三十三章)は言う。

   他人と争ってこれを打ち負かす者は力があると言えるが、
   本当の強者ではない。

   私欲私情を克服できる者、すなわち私心に打ち勝つことができる者こそ、
   真の強者である、ということである。

   王陽明もまた、同じようなことを言っている。

   「山中の賊を破るは易く、心中の賊を破るは難し」

   克己は古来、聖賢が等しく目指した道である。


   思えば、天は人間にだけ、克己という心を発達させた。

   その心があることによって、人間の進歩向上はある。

   そのことを我々は肝に銘じたいものである。

          <『小さな人生論 3』致知出版社>

      ・・・

どんな小さなことでも、
自分との約束を守れる人は、自分に打ち勝つことのできる人、
すなわち「克己心」のある人だ。

その積み重ねが、よき習慣となる。


「心が変われば行動が変わる。

 行動が変われば習慣が変わる。

 習慣が変われば人格が変わる。

 人格が変われば運命が変わる。」


まさに、このウィリアム・ジェームスの言葉の通りだ。


人は、誰もが、「楽をしたい」「怠けたい」「休みたい」
という気持ちを持っている。

継続が難しい理由はここにある。


自分自身の進歩向上のため…

怠け心に打ち克てる人でありたい。

        <感謝合掌 令和6年5月18日 頓首再拝>

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