伝統板・第二

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月を愛でる② - 夕刻版

2021/09/19 (Sun) 12:43:27

明日(20日)が「敬老の日」の祝日となり、「彼岸入り」です。

そして、明後日火曜日9月21日は旧暦八月十五日で十五夜の月、
いわゆる「中秋の名月」です。

ちなみに、
旧暦では七月を「初秋」、八月を「仲秋」、九月を「晩秋」と言い、
八月十五日は仲秋の真ん中だから「中秋」なのだそうです。

中秋の月を愛でる風習は大陸から伝わったもので、
中国ではこの日を「中秋節」と言って祝い、春節(旧正月)や
端午節(旧五月五日)などと並ぶ伝統的な祭日となっております。


ところで、昔の日本では、秋の十五夜の月見は春の花見と
同じように楽しみなイベントでした。

今の時期は空気が澄み、月の光も明るく爽快。涼しさを感じる
夕べに、秋草や露、虫の声などの取り合わせも良く、農作物の
収穫時期とも重なり昔からこの日は特別な日だったようです。

月見と言えば宮城県の松島の月景色が有名で、
松尾芭蕉が「奥の細道」の冒頭で

「松島の月先心にかゝりて(松島の名月がまず気にかかって)」

と記した松島の月景色の素晴らしさは、
14世紀初頭(鎌倉時代の後半)には中国にも知られていたそう
です。

・・・

<参照>

(1)「松島でお月見」日本百名月認定のオススメ展望スポット!
   → https://gogo-miyagi.com/79

(2)月の松島〜昔から憧れの景色〜 Moonlight of Matsushima
   → https://www.youtube.com/watch?v=FkWVLwqo73Y

(3)「松島にのぼる月」が日本百名月に!!
   → https://ameblo.jp/wizbizsendai-lovetouhoku/entry-12147487494.html

  ①松島に月が似合うということは、古来から万人に
   知れ渡っていたようで、14世紀には中国にも知られるほどになり、

   元代の薩都拉がその著書『雁門集』において
   「雄島煙波松島月」と記しています。
   (「雄島」(おしま)とは、松島の地名の由来と言われている島です)

  ②17世紀初頭には、伊達政宗公が豊臣秀吉から伏見桃山城にあった
   茶室を譲り受けて、松島に月見御殿(のちに「観瀾亭」(かんらんてい)と改名)
   を設置しました。

   この見瀾亭は、その後も仙台藩主伊達家の迎賓館として使用されました。

  ③同じく17世紀に、儒学者である林春斎の『日本国事跡考』の一文に
   「松島の月」が出てきますが、日本三景に「雪月花」をあてる場合には、
   松島には月があてられます。

  ④松尾芭蕉も『おくの細道』の冒頭で
   「・・・松島の月先心にかかりて・・・」と記して、江戸を出発しています。

・・・


<参考Web>

(1)本流宣言掲示板「中秋の名月 (4406)」
    → http://bbs2.sekkaku.net/bbs/?id=sengen&mode=res&log=907

(2)光明掲示板・第一「中秋の名月 (1997)」
    → http://bbs5.sekkaku.net/bbs/?id=koumyou&mode=res&log=424
   (このWebには、”道産子 さま”による谷口雅春先生の書の紹介があります)


(3)光明掲示板・第ニ「中秋の名月 (966) 」 ~消滅いたしております。


(4)光明掲示板・第三「名月 (177)」
    → http://bbs5.sekkaku.net/bbs/?id=koumyou3&mode=res&log=71

(5)伝統板・第二「お月さん」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=6457344

(6)伝統板・第二「名月」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7004950

(7)伝統板・第二「お月見」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7647563

(8)伝統板・第二「月を愛でる」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7901518

           <感謝合掌 令和3年9月19日 頓首再拝>

今年の「中秋の名月」は満月 - 伝統

2021/09/20 (Mon) 03:51:50


(1)今年は満月と同日のため、ほぼ真ん丸なお月さまが楽しめそうです。
   (2023年までは、「中秋の名月」と「満月」は一致します)

(2)前回、中秋の名月と満月が同日となったのは2013年なので、
   8年ぶりのこととなります。

(3)十五夜お月さま見える天気?
    → https://weathernews.jp/s/topics/202109/180185/

(4)2021年は満月!中秋の名月(十五夜)の
   時間・意味・食べ物・子どもと楽しむ方法は?
    → https://kids.rurubu.jp/article/74135/

           <感謝合掌 令和3年9月19日 頓首再拝>

『幾望』(きぼう) - 伝統

2021/09/20 (Mon) 15:26:28


       *メルマガ「夢の言の葉」(2021年9月20日<旧暦8月14日>)より-
        ~ 今宵は待宵、そして、明日は十五夜……。

 ☆------------旧暦十四日の夜、また、その夜の月------------
 
  
 「幾ど」と書いて、何と読むか、おわかりでしょうか。
  
 答えは、「ほとんど」。
 
 「幾」という漢字には、さまざまな意味がありますが、
 ほぼ、とか、だいたい、という意味も持っています。
 
 
 「望」は、満月のことですから、 
 『幾望』は、ほとんど満月ということです。
 
 
 旧暦では、十五日の夜が満月。
 
 つまり、その前日の、十四日目の夜や月を、『幾望』といいました。
 
 
 また、十三夜に用いることもあったようです。
 
 
 
 ところで、十六夜(いざよい)のことも、「きぼう」といいます。
 
 
 こちらの漢字表記は、「既望」。
 
 既(すで)に満ちた月という意味です。
 
 
 
 ほとんど満ちた時から、既に満ちた時の間は、
 最も幸せなひと時といえるでしょう。
 
 
 ふたつの「きぼう」にはさまれた月も、 
 一番、幸せそうに輝いているのかもしれません。
 
 
 どうか、晴れて、満足そうな月の表情が 見られますように……。

           <感謝合掌 令和3年9月20日 頓首再拝>

小さな秋を見つけよう - 伝統

2021/09/21 (Tue) 02:55:04


       *メルマガ「大和し」(2021.09.16)より

今から1300年も前の万葉の時代に、
自然の中から秋を発見した人がいます。

山上憶良は、秋を告げ、
秋を知らせる草花・秋の七草を詠っています。
それが以下の二首です。

 秋の野に咲きたる花を指折りかき数ふれば七種(ななくさ)の花

 萩の花尾花葛花なでしこの花おみなえしまた藤袴朝顔の花

 (秋の七草は、ススキ(尾花)・クズ(葛花)・ナデシコ(瞿麦)
  ・オミナエシ(姫部志)・フジバカマ(藤袴)とキキョウ(桔梗)
  ・ハギ(萩)です。)


「尾花」は「すすき」の別名です。
すすきの穂が動物の尾に似ているところから尾花と言われます。

尾花・すすきは中秋の名月の時に供えます。

秋の風に吹かれて、すすきが揺れている様子を見れば、
中秋の名月にも気がつくでしょう。

歩きながら、小さい秋を発見できます。

感性と直感はいつでも磨くことができ、
毎日は小さな発見の連続です。
秋の七草を探して外に出てみよう。

新たな発見は、心が豊かになります。

           <感謝合掌 令和3年9月20日 頓首再拝>

童謡で、幼心を思い出し、月を愛でましょう - 伝統

2021/09/21 (Tue) 12:38:46



今夜の中秋の名月の輝きを神々さまにお祈りいたします。

まずは、童謡で、幼心を思いだしましょう。



(童謡)十五夜お月さん

https://www.youtube.com/watch?v=zKajTGuV9Io

作詞:野口雨情
作曲:本居長世

十五夜お月さん ごきげんさん
婆やは お暇(いとま) とりました

十五夜お月さん 妹(いもうと)は
田舎(いなか)へ貰(も)られて ゆきました

十五夜お月さん かかさんに
も一度わたしは 逢いたいな

http://duarbo.air-nifty.com/songs/2007/08/post_0164.html

・・・

(童謡)うさぎ (わらべうた)
https://www.youtube.com/watch?v=5vWDSmXV994


うさぎ うさぎ
なにみてはねる
じゅうごやおつきさま
みてはねる


(うさぎ うさぎ
 何(なに)見(み)て 跳(は)ねる
 十五夜(じゅうごや)お月(つき)さま
 見(み)て 跳(は)ねる)

・・・


つき (出た出た月が) 文部省唱歌
https://www.youtube.com/watch?v=6DPiQwAKt4Y

『つき』 文部省唱歌
出た出た 月が
まるいまるい まんまるい
盆のような 月が

隠れた 雲に
黒い黒い 真っ黒い
墨(すみ)のような 雲に

また出た 月が
まるいまるい まんまるい
盆のような 月が

           <感謝合掌 令和3年9月21日 頓首再拝>

中秋の名月 8年ぶりに満月に - 伝統

2021/09/22 (Wed) 03:52:09

日本気象協会

https://tenki.jp/forecaster/komuro_takuya/2021/09/21/14166.html

https://tenki.jp/forecaster/t_yoshida/2021/09/21/14155.html



8年ぶり満月の「中秋の名月」“絶景リレー”お届け(2021年9月21日)
https://www.youtube.com/watch?v=YlEMT2PlBs8


【写真まとめ】今夜は中秋の名月、実は満月は8年ぶり メカニズムは
https://www.asahi.com/articles/ASP9P53B7P9PULBJ003.html

・・・

<参照>
伊勢ー白山 道(2021-09-21)
大ピラミッドの1つ目の真の意味は、日本だった
https://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/e/380c2b683559c5d9c44b46293f2fdc76

           <感謝合掌 令和3年9月21日 頓首再拝>

十三夜 ~ 『栗名月』(くりめいげつ) - 伝統

2021/10/18 (Mon) 01:34:31


令和3年10月18日の名月十三夜

        *メルマガ「夢の言の葉」(2021年10月18日 午前 12:10)より

 旧暦八月十五日の「中秋の名月」のお月見は、
 奈良時代頃、中国から日本に伝わった風習です。
 
 平安時代になると、旧暦九月に、もう一度
 お月見が行われるようになりました。
 
 こちらは、十三夜の月を愛でる、日本独自の風習です。
 
 
 満月に少し足りない十三夜の月を愛でるのが、日本人の美意識だったのですね。
 
 中秋の名月には、里芋を供えたので、「芋名月」。
 
 「後(のち)の名月」ともいう十三夜には、枝豆や栗を供えたので、
 「豆名月」『栗名月』とも呼ばれます。
 
 
 
 ~瓜(うり)食(は)めば 子ども思ほゆ 栗食めば まして偲(しぬ)はゆ~
 
 で始まる『万葉集』の山上憶良の長歌。
 
 栗が、子どもたちの大好物だったことがうかがえます。
 
 
 きっと、その後の時代の子どもたちにとっても……。
 
 
 
 昔は、お月見のお供えは、誰でも、
 勝手に取ってもよかったのだとか。
 
 特に、子どもに取られると、
 縁起がいいといわれたそうです。
 
 手ぐすねをひいている子どもも、いたかもしれません。
 
 そんな子どもたちを、少しほっそりとした
 やさしい名月が、見守っていたことでしょう。

   http://yumenokotonoha.com/blog-entry-1528.html

・・・

今年の秋は唯一無二の秋

      *メルマガ「大和し」(2021.10.14)より抜粋

朝晩の気温の差は、山々を紅葉に染めていきます。
京都では毎年11月中旬から後半にかけてが見頃になります。
名所と言われるところには、今年は多く人も訪れるのでしょう。

(中略)

十三夜の名月を愛でた後は、山が刻々と赤や黄色に変わってきます。

この様子を「錦」と表現できるのは、日本人の優れた感性です。
様々な色が混じり合い、美しい景色になります。

寒い冬を迎える直前に現れる「錦」の姿は、
木々の力強いエネルギーを感じます。

里に降りて、実りを与えてくれた「見えない力・山の神」が
山に帰っていく姿が「錦」のことです。


冬を迎え、年を越え、雪解けを過ぎたら、山から里に神様が降りてきます。
そして、桜の木に宿り花を咲かせます。
古来日本では、このように考えられてきました。
従って、花が咲き、大きな実りをもたらした自然の力を敬い、大切にしてきました。


「もみぢ」は木々の葉が内側から色を出します。
「もみ出づる」ようにして、最後の色を出します。

丑年の今年はどんな実りがありましたか?

その実りに感謝することこそが、月見であり、もみぢ狩りです。


清少納言の枕草子の第一段は
日本の四季の様子をよく表していてとても好きです。

春はあけぼの・・・で始まる話には、「秋は夕暮れ」がよいと書かれています。

山に夕日がさしていて、近く見えるのが情緒があると言っています。
その時の山はきっと「もみぢ」で錦に染まっている山だと思います。
日本の秋は夕暮れに「もみぢ」。

外国の人に、日本の秋は何がいいですか?
と聞かれたら、迷わず「夕暮れともみぢ」と答えられます。

1000年前に清少納言の見た景色と、今の景色は変わっていません。
月を愛で、「もみぢ」を楽しむ心こそが、
自然を愛し、見えない力を敬う日本人らしさだと思います。

秋は、日本人として、日本人の心根を感じる季節だと思います。

丑年の今年の名月も「もみぢ」も二度とやってきません。

唯一無二のものです。

「今」を楽しむことが未来につながります。
今年の秋を楽しみましょう。

           <感謝合掌 令和3年10月17日 頓首再拝>

沖縄の十五夜 - 伝統

2022/09/09 (Fri) 04:53:48


沖縄の不思議な風習の話!
5次元の琉球村で支払う1年分の税金を
お盆の最終日に先祖に持たせて再び送り出す!
KoJi,s DeepMax(2022/09/08)
https://www.youtube.com/watch?v=-9Z78HWC3Ro

           <感謝合掌 令和4年9月9日 頓首再拝>

十五夜に絶対に知ってもらいたい真実! - 伝統

2022/09/10 (Sat) 04:45:55

満月の夜!あなたに悪霊が取り憑く!?
十五夜に絶対に知ってもらいたい真実!
伝説のユタがお答えします!
奇跡の琉球ユタ HALチャンネル(2022/09/09)
https://www.youtube.com/watch?v=AM8zpMBW9MI

           <感謝合掌 令和4年9月9日 頓首再拝>

中秋の名月と月神様 - 伝統

2022/09/10 (Sat) 15:45:30

中秋の名月と月神様
Web:伊勢ー白山 道(2022-09-10)
https://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/e/75d95e830bb22331467a7815c01a155d

           <感謝合掌 令和4年9月10日 頓首再拝>

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