伝統板・第二 2538611

本掲示板の目的に従い、法令順守、せっかく掲示板社の利用規約及び社会倫理の厳守をお願いします。
なお、当掲示板の管理人は、聖典『生命の實相』および『甘露の法雨』などの聖経以外については、
どの著作物について権利者が誰であるかを承知しておりません。

「著作物に係る権利」または「その他の正当な権利」を侵害されたとする方は、自らの所属、役職、氏名、連絡方法を明記のうえ、
自らが正当な権利者であることを証明するもの(確定判決書又は文化庁の著作権登録謄本等)のPDFファイルを添付して、
当掲示板への書き込みにより、管理人にお申し出ください。プロバイダ責任制限法に基づき、適正に対処します。


幼児教育 ⑧

1:夕刻版 :

2021/08/07 (Sat) 02:38:09

《幼時から情操教育を行え》

          *「眞理」第2巻基礎篇第13章(P367)より

頭脳の訓練、又は知性の訓練だけで
人間は完全に発達すると云うものではない。

情操の訓練は知性の訓練よりも尚一層大切なものである。

知性ばかりすぐれて、愛の無い者は
人間として完全だと云うことは出来ないのである。

それは道徳性が発達しないで科学ばかりが発達すると
原子爆発が人類殺戮用に使われるに到るのとよく似ている。

だから教育は知育だけに限ってはならない。
情操の教育こそ最も大切なことだと云わなければならない。

情操の教育は幼少期から始めなければならない。

幼児期に印象され傾向づけられたる者は、
生涯その人の潜在意識に印象されていて重大なる役目を果たすのである。

情操教育には宗教に於ける日曜学校の如き、
または神を取材した寓話の如きものが最も善いのである。

・・・

<関連Web>

(1)伝統板・第二「幼児教育」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7859435

(2)伝統板・第二「幼児教育②」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7881952

(3)伝統板・第二「幼児教育③」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7919016

(4)伝統板・第二「幼児教育④」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7953418

(5)伝統板・第二「幼児教育 ⑤」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7981842

(6)伝統板・第二「幼児教育 ⑥」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=8015890

(7)伝統板・第二「幼児教育 ⑦」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=8118963

           <感謝合掌 令和3年8月6日 頓首再拝>
2:伝統 :

2021/08/15 (Sun) 13:55:25


      *Web:note~ぼそお(2021年6月25日)より抜粋
           「0~3才 育脳まとめ」主婦の友社 (編集)

(1)朝日を浴びる

  ①明るい朝日は子どもに刺激を与えて脳を活性化させてくれます。

  ②小さなころから早寝早起きを意識してみましょう!


(2)青背魚を食べる

  ①青背魚には脳の働きを良くするDHAが多く含まれ、
   脳を活性化させるタウリンも多く含まれています。

  ②抗酸化食品も合わせて食べる
   緑黄食野菜、キャベツ、ねぎ、大豆製品、みそ・・

  ③青背魚の例として、さば。


(3)五感を鍛える

  ①視覚を鍛える。

   遠くを見る、いつもと違う条件でモノを見る。

  ②聴覚を鍛える。

   雨や風、滝の音、川の音など自然の音を聞く。
   
   風鈴などの心地良い音を聞く。

  ③嗅覚を鍛える。

   食べ物のいい匂いを体験する。

   外に出て花や草のにおいを体験する。

  ④味覚を鍛える。

   甘さ、酸っぱさ、しょっぱさ、苦さ、うまみを体験させる。

   親が決めつけずに色々な食材を食べることで、
   味覚を鍛えることができます。

  ⑤触覚(皮膚感覚)を鍛える。

   葉っぱや花、布、紙など色々なものに触れてみる。

   乾いた砂、湿った砂、どろんこになって遊んでみる。

   汚れを気にせずに、許容できる範囲で色々なものに
   ふれることで触覚を鍛えることができます。

   (https://note.com/bosoo/n/n96d738111b40

           <感謝合掌 令和3年8月15日 頓首再拝>
3:伝統 :

2021/08/20 (Fri) 03:45:42


        *谷口雅春先生・著「家庭教育のみちしるべ」(P38~39)より

幼児に人間を描かせて見ますと、顏だけ描いたりします。

顏の輪廓をまるくかいて、大抵は目を描くことは忘れないが、
眉や耳を描くことは忘れることが多いものです。

そして顔の横手から手が出たり、
あごから脚が生えて胴体のない人間を描いたりします。

「こんな人間なんてありやしないじゃないか、この子はお馬鹿さんだね」

と言ってしまえば、せっかくの子供の絵をかく力は
押しこまれてしまうのです。

子供の絵は、子供の心の世界にあるだけを表現したのであって、
あれはあれで真実なのです。


子供の世界でー番最初に目につくのはやはり人間の顔である。

胴体も耳もあっても、それは眼につかないのです。

目につかないのは認識されないから存在しないのです。

人間は肉体ではないというのはこういうところからもわかるのです。

(「生命の實相」第4巻11頁)

           <感謝合掌 令和3年8月19日 頓首再拝>
4:伝統 :

2021/08/20 (Fri) 13:36:34


      *Web:note~ぼそお(2021年6月23日)より抜粋
           16万人の脳画像を見てきた脳医学者が教える
           「賢い子」に育てる究極のコツ/瀧靖之 (著)

(1)図鑑

  ①子どもが歩き出して話せるようになったら、
   興味をもったものの図鑑を買うと自然に図鑑に興味を
   持ってくれるようになります。

  ②子どもにとって、図鑑は新発見の宝庫です。

  ③子どもの図鑑デビューには、音がなる図鑑もオススメです。

(2)子どもの興味と現実を結びつけるもの

  ①子どもが興味があるものに関連する道具を準備します。

  ②たとえば、

   車が好き→カメラ?モーターショーのイベント?
   魚が好き→網?釣り竿?水族館へのチケット?スーパーの魚売り場?
   車が好き→消防署の見学?

   花が好き→花瓶?虫メガネ?
   星が好き→望遠鏡?
   動物が好き→動物園のチケット?ペットショップ?


   親の悩みどころですが、子どもの興味と現実を繋げるための道具を
   頭を振り絞って考えます!

  ③情報と知識を結ぶことで、好奇心を育てて自分から学ぶようになります。


(3)楽器

  ①3才ぐらいからの初めての習い事では楽器を習うのがいいです。

  ②子どもは音がなるものが大好きなので、
   好奇心を刺激するのに楽器は最適です!

  ③楽器を習っている人は比較的少ないので、
   周りの人よりも「得意」なことができます。

https://note.com/bosoo/n/neebb09432605

           <感謝合掌 令和3年8月20日 頓首再拝>
5:伝統 :

2021/08/22 (Sun) 03:59:44


        *谷口雅春先生・著「家庭教育のみちしるべ」(P38~39)より

子供に絵をかかせるには、大人の見地から批評せずに、
なるべく子供をして自由に描かせるのがよいのであります。

無論ときどき写生もよいことです。

それは想像と現実との区別、心の世界にえがいたものと、
現実にあるものとの比較ができてくるのであります。


それは下手であるとも、上手であるとも評価しないが好いのであります。

子供に対して「お前は下手だ」というような言葉をつかうのが
ー番わるいのであります。

下手だと思っても「ああ上手に描けたネ」と言って、
善き言葉の力で、内在の生命力をひきだすようにすることが
肝腎であります。

そして、子供が首と手だけしかなくて、胴がない人物を描いたとしたら、

「この人の胴はどこにあるんですか、胴もかいてあげなさいよ。
 この人がかわいそうだから、あなたは上手ですね」

と言ってあげると、
その子供は自分の才能をけなされずに人間には胴のあることを発見し、
そこに胴を描くようになります。

(「生命の實相」第4巻12頁)

           <感謝合掌 令和3年8月21日 頓首再拝>
6:伝統 :

2021/08/28 (Sat) 03:49:29


   *Web:note~ぼそお(2021年7月4日)より抜粋

(1)赤ちゃんの「指さし」には深い意味がある

  ①指さしは、指をさしているものに興味を持って、
   学ぼうとしている行動です。

  ②指さしは学ぼうとする意欲を表現しているので、
   適当に反応するのではなく
   しっかりと興味を持ったものに関して話すようにしましょう!


(2)男の子には感情ことばを教える

  ①女の子に比べて言語の発達が遅い傾向があって、
   何か問題にぶつかったときに表現できるようにしておくと、
   自分の状態を伝えることができます。

  ②男の子には感情表現をする言葉を教えましょう。

   感情ことば

   ・かなしい

   ・うれしい

   ・くやしい

   ・こわい

   ・はずかしい

  ③子どもは親の言葉を聞いているので、
   意識的に親が感情を表現していきましょう!

  ④回りに助けを求める言葉もセットで教えると助けてもらえる。

   ・手伝って

   ・教えて


(3)親子で競争や勝負をする

  ①本気で子どもと勝負ごとをしてみましょう!

  ②勝負ごとは知的発達をうながすと言われています。

  ③家でできる競争や勝負の例

   ・つみきで高く積み上げれた高さ

   ・制限時間内にねんどで〇を作れる数

   ・オセロ

   ・将棋

   https://note.com/bosoo/n/n0bddeee1728f

           <感謝合掌 令和3年8月27日 頓首再拝>
7:伝統 :

2021/08/28 (Sat) 11:41:55


        *谷口雅春先生・著「家庭教育のみちしるべ」(P29)より

『子供は子供らしいがよい』という人間の常套語に従って、
子供の生命を脱線的な破壊的な状態にあらしめるのは愛深き親ではない。

そしてまた、子供の溢れでる生命力の正しい使い方を教えないでいながら
子供の乱暴を罰するのもよくない。

          (生命の實相、十四巻、138~139頁)


障子をどんどん破る、新しい壁に落書をする、
座敷ヘドロンコをもちこむ、器物をこわす……。

こういうことがおこったとき、
「子供のすることなんでも勉強」だから、
そのまま体験さすべきでしようか。

勿論、頭ごなしの叱責でやめさせることはよくありません。
また、ただの放任でもよくありません。


こういう場合は、破ってもよいもので破らせる。
落書きしてもよいところをつくる、

うどんこのりに絵具をまぜたものを指でぬりたくらせるなどして、
あふれる生命力を軌道にのらせるようにしてやります。

           <感謝合掌 令和3年8月28日 頓首再拝>
8:伝統 :

2021/09/04 (Sat) 12:47:29


       *Web:おかあさんのミカタ
            ~変わる子育て、変わらないこころ(2020.04.03)より抜粋

(1)「三つ子の魂百まで」の話

  ①ことわざや昔話に出てくる数字は、物理的な数や期間を示すのではなく、
   象徴的に用いられている場合が多いものです。

  ②このことわざの「三」のほうも同様に、3歳ではなく、
   幼いことを表しているに過ぎません。

  ③このことわざのもともとの意味は、
   「幼い頃に表れている気質や特徴は、歳をとっても変わらない」
   ということです。


(2)幼稚園教育が3歳から始まる意味

  ①生まれた直後は母子一体の世界に生きていた赤ちゃんが、
   少しずつ「自己」の感覚を育て、歩行や言語の獲得によって
   物理的・心理的な母子分離を進め、

   途中で揺り戻しの時期(再接近期)を経て、

   3歳に達する頃には母親が物理的にはそばにいなくても、
   一人でいられるようになる(「個」としての自分を獲得する)
   というプロセスです。

   このプロセスの最後の段階は、「対象恒常性の獲得」という
   用語で表されることもあります。

  ②刹那刹那を生きていた赤ちゃんは、3歳頃になると、
   自分の内的経験を長期的に保持できるようになります。

   確かに、「3歳」前後というのは、子どもの発達過程のなかで、
   一番大きな節目と言ってもよいでしょう。

  ③集団の中での学びが有効になる時期です。


(3)「3歳」という節目よりも、3歳に向かう育ちのプロセスが大事

  ①昔の(たとえば江戸時代の)人々は、対象恒常性が獲得され、
   文法構造の整った言葉が話せるようになる前の、つまり
   言語以前の刹那の時間と世界を生きる幼子が見せる様子が
   その後の長い人生を予見することを、経験的に知っていたのだ
   と思います。

  ②解剖学者で、保育についても多くの講演録を残している
   三木成夫という先生は、私たちが成長後に何かの対象(人やモノ)を
   認識するとき、そこには「生命記憶」と名づけられる、
   乳幼児期からの五感の体験すべてが込められていると説きます
      (『内蔵とこころ』河出文庫、2013年)。

  ③「3歳」に至るまでに、言葉が主な手段になる前に、
   どれくらい情動的、運動感覚的な生の対象(人やモノ)との
   かかわりが持てたかが、その後の生涯にわたって影響をもたらす
   と考えられるのです。

  ④「三つ子の魂」に刻まれているのは、このような、言葉以前の
   さまざまな生の体験です。

   抱っこされたときの温もりや肌触りや聞こえる声色はもちろんですが、
   「おかあさんの」とは限りません。

   さまざまな人に抱き上げられたときの重力からの解放感、
   ベビーベッドの柵越しに踊る日の光、掴んだ玩具の手触りや匂い、
   床や土を踏みしめる裸足の感覚、

   初めてかじったプチトマトの歯ざわりと味、
   スマホ越しに聞こえる祖父母の声など、
   心地よいものもよくないものも、すべてが刻まれていくと
   想像してみて下さい。

   こういった豊かな体験世界の上にこそ、
   おかあさんのさまざまな子育ての努力が活きていくのだと思います。

   https://web.sekaishisosha.jp/posts/3388

          <感謝合掌 令和3年9月4日 頓首再拝>
9:伝統 :

2021/09/09 (Thu) 12:42:02


       *Web:おかあさんのミカタ
            ~変わる子育て、変わらないこころ(2020.03.06)より抜粋

(1)1歳を過ぎ、だんだん言葉が話せるようになってきたと喜ぶのも束の間、
   ある日「イヤ!」の連呼が始まります。

   英語圏には“terrible twos”(魔の2歳児)という言葉がありますが、
   1歳半頃から2歳過ぎにかけての子どもほど扱いづらいものはない、
   というのは世界共通の子育ての実感なのでしょう。

   さらに、英語圏では“awful threes, wonderful fours”と続くそうです。
   3歳頃になると、「イヤ」に子どもなりの(へ)理屈が加わって、
   さらに親としては腹立たしさが募るけれど、

   4歳を過ぎれば分別がついて、
   嘘のように楽になりますよという励ましの言葉です。

(2)想像するに、「イヤ!」と言い切るときの1歳児のこころの中は、
   いったいどんな感じなのでしょう。

   育児日誌をめくってみると、長女が「イヤイヤ期」に入った日(1歳4ヶ月)
   のエピソードを見つけることができました。何気ない日常の光景です。

   家で、夕食が終わってテレビを見ていたとき、
   私がリモコンを「貸して」と娘から取り上げようとしたら
   「イヤッ」と嬉しそうに隠し、「イヤ、イヤ、イヤ!」と
   得意そうに連発し始めたのです。

   それまで、思い通りにいかないときは、泣いたり唸ったり、
   地団駄を踏んだりするしかなかったのに、

   「イヤ!」と宣言できるとは、さぞかし爽快な気分だったに違いありません。

   日誌には、「ついに『イヤ!』と言うことを覚えた」と、
   観念する親の心情が綴られていました。

   そこからは、お決まりの、「イヤ」のマイブーム。

   「おはよう、しようか?(起きようか)」「イヤッ」、

   「おきがえ、しようか?」「イヤッ」、

   「おくつ、はこうか?」「イヤッ」

   ・・・出勤時間とにらめっこしながら過ごす朝の親にとっては、
   これは子どもからの宣戦布告のようなものです。

   ただ、育児書にも必ず書いてあるとおり、
   この時期の「イヤ」の大半は、本当にそのことが苦痛だと
   言っているのではなく、大人の言うままにするのがイヤだという、
   「自我の芽生え」の表現です。

   何がイヤかよりも、「イヤ」と主張すること自体に意味があるわけで、
   そこで言うことを聞かせようと親が理詰めで闘っても、
   無駄に消耗するだけです。

   まして「しつけ」の名の下に、力づくで押さえつけ、
   その闘いに勝つようなことをしてはいけません。

(3)言葉とともに育っていくこの「わたし」という感覚が、
   親やまわりの大人にどのように受け止められるかは、
   その後の自己肯定感の発達に大きな影響を与えます。

  ①この時期の「イヤ」「ジブンデ」を常に親が制圧しようとすると、
   子どもは自分を表現してはいけないのだと学び、
   無力感を抱くようになってしまいます。

  ②受け止めるというのは、子どもの主張をそのまま全部受け入れる
   という意味ではありません。

   育ちつつある「人格」を認め、尊重したうえで、
   ぶつかるときはぶつかり、躱(かわ)すときはかわし、
   ちゃんと言葉でやり取りをするということです。

(4)この年齢の子どもはまだ、
   「今日がまんしたら、明日いいことがあるよ」方式の
   言い聞かせは通じません。

   「なぜ、親の言うことを聞かないといけないのか」
   を説教しても逆効果です。

   子どもは、どうすれば「今」の自分の主張を通せるかを
   全力で考えています。

   親は、受けて立つ方略をいく通りも準備しておくのが得策です。
   言葉の発達がゆっくりなお子さんなら、
   「~したいんだね」とこちらが言葉にして受け止め、
   ぎゅっと抱っこしてあげるのも一手でしょう。

(5)難しいのは、1歳半頃から2歳台にかけては、
   子どもの側も情緒的に極端に「揺れやすい」という
   発達上の特徴があることです。

   歩けるようになり、言葉が話せるようになり、
   身体的にも心理的にも親からの分離と自立が急速に進むこの時期、
   子どもは「イヤ!」と自分を主張し、親から離れていこうとすると同時に、

   親に見捨てられたらどうしようという不安に怯え、しがみつこうとします。

(6)母子分離は一直線に進むのではなく、揺り戻しの時期を経ます。

   イヤイヤ期の最もやっかいなところは、
   反抗にはこのような自立への挑戦という誇らしさと、
   反抗したために母親に見捨てられるのではないかという強烈な不安という、
   二律背反の感情が含まれている点だと言ってよいでしょう。

   この時期の両極の「揺れ」に付き合うことは、
   子どものこころが成長していくうえで、
   おかあさんにとって避けては通れないレッスンです。

https://web.sekaishisosha.jp/posts/3246

          <感謝合掌 令和3年9月9日 頓首再拝>
10:伝統 :

2021/09/11 (Sat) 13:07:05


       *Web:子育て・育児のポータルサイト【こそだて】より抜粋

(1)「自分と他者は違う」ことを「イヤ」という言葉で意思表示

  ①子どもは1歳台になり、歩けるようになると自信がつきます。
   「自分はなんでもできる」という“全能感”にあふれ、
   目がキラキラ輝いてくるのがこの時期です。


  ②そのいっぽうで、自分がやりたいと思った事を親に止められたり、
   それでもやろうとしたり、危ない事をして叱られると
   ひっくり返って泣き叫んだりなど、
   やっかいな行動が出始めるのもこの時期。

   ここからが、本当の意味でのイヤイヤ期の始まりです。

  ③子どもは1歳台後半になると、
   自分が他者からどう見えるかを意識し始めます。

   他者から何を求められているのかを理解し始めるいっぽうで、
   自分と他者は違うという事を強く意識し、主張するようになります。

  ④この時期、「おはよう」→「イヤ」、「ごはんよ」→「イヤ」など、
   親が何を言っても「イヤ」という子がいますが、

   言われる“内容”がイヤというよりも、
   「言われる(指示される)ことそのものがイヤ」ということ。

   「私は私、ママとは違う」と、
   子どもなりに、意思表示をしているということです。
 
   一見わがままともとれるこのような言動に戸惑うことも多いでしょうが、
   このイヤイヤは、子どもが自分の意思を出せているということ。

   ママやパパがこれまで子どもとしっかり関わってきた証です。
   「良い親子関係が築けている」と、自信をもちましょう。


(2)子どもの思いに共感し、親の思いも伝える

   このイヤイヤ期、親は子どもとどう向き合っていけばよいのでしょうか。
   大切な事はふたつあります。
 
  ①一つ目は、子どもの思いに耳を傾け、共感すること、
   そして親の思いや、行動のよしあしの枠組みを伝えること。

   例えば、食事の時間、子どもが食べるのを嫌がり
   「テレビを見たい」とだだをこね出したら、

   「あなたはテレビを見たいのよね」と認めつつも、
   「でも、テレビを見ながらだと、
    ご飯をおいしく食べられないとママは思うよ」など、

   お互いの思いを言葉で伝え合うのです。
 
   時には、言えば言うほど拒否反応が強くなり、
   ひっくり返って泣きわめく事もあるでしょう。

   親も途方にくれてしまいますが、
   こんな時は、子どもも途方にくれているのです。

   子どもがクールダウンするのを待ち、落ち着いてから
   「さっきは○○だったね」と振り返って気持ちを整理してあげましょう。

   こうしたやりとりを根気良く続けることで、
   自分の思いを伝えたり、相手の思いを考えたり、
   相手と折り合いをつけたりする力が少しずつ育まれていくものです。

  ②二つ目は、イヤイヤ期という子どものエネルギーがあふれ出てくる
   時期だからこそ、子ども自身が自分の手先や体を動かすことで、
   エネルギーを発散する機会をつくってあげること。

   着替えや靴の着脱など、身の回りのことを
   じっくりやらせてみることも、そのひとつです。
   子どもが自分で脱ぎ着できるようなものを用意してあげましょう。

   また、サラダを作る時にレタスをちぎってもらうなど、
   手先を使う簡単なお手伝いや、全身を思い切り使う遊びを
   させるのもよいと思います。

   そうすることで、「もっとやってみたい!」「次はこうして遊ぼう!」
   という意欲や自信を育むことができます。


(3)わが子らしい“イヤイヤ”を楽しむ感覚で向き合おう

  ①手先も少しずつ器用になってきて「自分で食べたい」という
   気持ちが芽生え、はいはいやつかまり立ちなど体の発達が
   めざましいのもこの時期です。
 
  ②ママは、こぼされないように、
   ママの思い通りに食べさせようとするのではなく、
   手づかみで子どもが自分で食べられる工夫をしてあげましょう。

  ③親にとっては大変なイヤイヤ期ですが、見方を変えると、
   “その子らしさが出てくる時期”でもあるのです。

   子どものイヤイヤに遭遇したら、
   「ああ、この子にはこんなところがあったんだ。
    こんな気持ちや表現をするんだな」と、
   わが子の個性を感じ、やりとりを楽しみましょう。

  ④この時期にしっかり向き合うことで、
   子どもも、親も、一緒に成長していかれると思います。


https://www.kosodate.co.jp/miku/vol37/11_01.html

          <感謝合掌 令和3年9月11日 頓首再拝>
11:伝統 :

2021/09/17 (Fri) 04:34:40


      *Web:note~ぼそお(2021年6月7日)より抜粋

(1)プロセスをほめる

  ①子どもをほめるときは、
   取り組んでいる過程での努力や、
   やり方を工夫した点を褒めましょう。

  ②プロセスをほめることで、
   次に失敗したときにも諦めることなく、
   いろいろな方法を試すこと成功できるかもと
   努力ができるようになります。


   【良いほめ方・悪いほめ方の例】

    字が上手に書けたとき

      ✕「才能あるね!」

      〇「すごく集中して、ていねいに書けていたね」


    友達に優しくできたとき

      ✕「優しい子だね」

      〇「お友達に元気がでるように笑わせてくれたんだね」

  ③ついつい言ってしまいがちですが、
   プロセス(努力・姿勢・やり方)を見てほめるように意識していきましょう。



(2)具体的にほめる

  ①すごいね!ってつい言ってしまいがちですが、
   何がすごかったのか具体的にほめましょう。

  ②具体的にほめることで、
   子どもが自分の優れているところ、
   また努力が必要なところがわかるようになります。


   【良いほめ方・悪いほめ方の例】

     見た目をほめるとき

       ✕「いつもかわいいね!」

       〇「シャツにいろんな動物がいるね」



     自分で服を着られたとき

       ✕「えらいね!」

       〇「ボタンをしっかりと見て、一人で着られたね」


  ③努力や姿勢をほめながら、
   具体的にどんなところが良かったのかを伝えていくことで、
   次につながるモチベーションが自然とあがっていきますよ。


       ポイント

      見たままを具体的に表現するのもオススメ(色・形・数)

      例えば絵をかいて見せにきたとしたら

         ・たくさんの色を使ってカラフルになったね

         ・ここに違う色を使ってみたんだね


(3)質問をする

  ①ほめる言葉だけではなく、子どもに質問をすることで、
   子ども自身の気持ちを引き出していきましょう。

   親がどう思ったかより、
   子どもがどう感じてどう思ったかが大切です。

  ②質問をするときは、
   自由に答えられるようになげかけていきます。


   たとえば、

     ✕今日は楽しかった? → うん いいえ

     〇今日保育園にいて、
      いちばん楽しいことはなんだった?
 
      なんでそう思うの? → 〇が楽しかった!〇だから!

   こんな感じで子どもが自由に答えられる
   質問をなげかけていきましょう!


   とはいえ、子育てしていてなかなかすべてはできませんよね。

   ムリしない程度に、気持ちが楽な時に試してみてくださいね!

https://note.com/bosoo/n/n130ed8f11f5a

          <感謝合掌 令和3年9月16日 頓首再拝>
12:伝統 :

2021/09/19 (Sun) 04:11:55


        *谷口雅春先生・著「家庭教育のみちしるべ」(P28)より

子供は最初は触覚か早く発達しますから、
何でもカサカサとやって揉みくちやにしてみたり、
破ってみたり、叩いてみたり、ぱっとっかんで投げてみたりする……。

生れてはじめてでくわす事々物々、彼らにとっては驚異のたねである。

「ハテナ、これはどんなのであるか、これは変なものであるな」
というわけで……ぱっと投げてみる。

すると灰というものは粉の集合体で、
投げるとぱっとひろがる不思議な存在であると、
子供にはそれがはじめてわかるのであります。


それを大人の見地からみますと、
「実にくだらないことをする悪い子だ。いたずらっ子だ」と考える。

しかし、子供にとっては新しい経験をつみ、
新しい学問をしたのであって、大変結構な勉強をしたのであります。

          (生命の實相、三十巻、58頁)

          <感謝合掌 令和3年9月18日 頓首再拝>
13:伝統 :

2021/09/25 (Sat) 14:48:17


     *Web:おやこCAN(子育て情報) より

幼児の知的好奇心は個々の子どもによって差はありますが、
おおむね3歳以降に爆発的に旺盛になります。

それまでは、「アレハ ナニ?」「コレハ ナニ?」と
その物(この物を認識することが全ての知識のもとになる)に興味があったことが、
3歳を過ぎるころから、「雨はどうして降るの?」「空はなぜ青いの?」といった、
その事柄の理由に対して旺盛な興味を持つようになります。

 
つまり、どうしてそうなるのかといった仕組みに関心を持つといった、
思考力を要することに興味や関心が移っていきます。

この知的好奇心の旺盛な時期は、
子どもたちは周囲にいる大人(多くは親)に対して、
次から次へと矢継ぎ早に質問をしていきます。

人生の中で一番好奇心の強い時期なんですね。

そういった時期の子どもたちに対して、
親は、最初はていねいに答えますが、
あまりに頻繁になってきますので、
だんだんうんざりして投げやりな対応をする場合があります。

実にもったいない対応です。

繰り返し言いますが、人生で一番好奇心の強いこの時期、
それに呼応してていねいに対応することで、子どもの知的満足度は高まり、
さらに、物事への興味や関心が強まり、
やがて自力で対応していくようになってくるのです。

この知的好奇心に対して親が真剣に向き合わなかったり、
どうせわからないからといっていい加減な対応をしたりすることで、
子どもも満足感を得られなかったりすると、
やがてそういった興味に直面しても、
子ども自ら解決しようという意欲が高まりません。

この知的好奇心の旺盛な3、4、5歳のころこそ
周囲の大人はていねいな対応をして、子どもの考える力の芽を
育ててあげることが大切です。

この幼児期を外すと、爆発的な好奇心はだんだんしぼんできます。

「どうしてこうなんだろう」と不思議がる思いに、
「ああ、そうだったのか」という答えを提示することで、
子どもなりに想像したことに対する考えを育てることこそが
思考力の育ちにつながっているのです。

ぜひ、この時期のふれあいを大事にしてあげたいものでず。

https://www.oyakocan.jp/info_46.html

          <感謝合掌 令和3年9月25日 頓首再拝>
14:伝統 :

2021/09/26 (Sun) 03:38:00


       *「眞理」第2巻基礎篇第13章(P367~368)より

平和の国民を養成しようと思うならば、幼少年期から、
自分より小さき者をいたわる習慣をつけなければならない。

児童のうちには幼児期から残虐性を発揮して
小動物を殺すことを何とも思わないような者があるが、
これは是非とも注意して改めさせ、

可愛い小鳥や子犬にみずから餌などをやって、
愛することがどんなに楽しいかを体験によって知らせることは
善いことである。

児童に対してピストルの玩具(おもちゃ)や、軍刀の玩具や、
大砲、戦争の玩具を持たせることは闘争や、殺害や、戦争を連想させ、
心に描かれたそれらのものは、やがて具体化して
将来の悲惨事を勃発(ぼっぱつ)せしめる潜在的原因となるのである。

カメラや望遠鏡を与えて自然の美を観察させる遊びの如きは
美的観念の養成に甚(はなは)だよいのである。

          <感謝合掌 令和3年9月25日 頓首再拝>
15:伝統 :

2021/09/30 (Thu) 15:14:37


     *Web:おやこCAN(子育て情報) より

買い物の帰り道、真っ赤な夕日に出会ったときや、
降園の途中、道端の可愛らしい花が咲いていたのを見つけたときに
「○○ちゃん、見て、見て何てきれいなんでしょう!」と、
大好きなお母さんの感動している姿を見たら、
お子さんも嬉しくなり、お母さんと一緒に感動することでしょう。

 
感動するシーンは、夕焼けや花だけではありません。
日常生活の中にその場面はたくさんあります。
絵本を見てワクワクドキドキする、傷ついた小動物を見て涙を流す、
おいしい食事で思わずうなる、お母さんに抱きしめられて幸せな気持ちになる
など数えあげたらきりがありません。

幼児期の日常生活は感動の連続といっても過言ではありません。

この感動するシチュエーションは親との合作が多く、
逆に、親が無感動になっていると子どもも無感動になってしまいます。

感動する心を学ぶ機会が極端に少ないからです。

とにかく、一生の中で一番瑞々しい心を持つ幼児期だからこそ、
周囲の大人がともに感動することが大事なのです。

ですから、お父さんもお母さんも、嬉しがる、びっくりする、悲しがる、
といった様々な感情をストレートに出してお子さんとおつきあいください。

感動する心、豊かな空想する心は、意外かもしれませんが
科学者にとって重要な要素になっています。
科学者は感動する心をバネにして多くのものを生み出しているのです。

 
「ああ、空を自由にとべたら何てすばらしいんだろう」との思いが飛行機を、
「遠くの人とお話しができたらどんなにか嬉しいことだろう」という気持ちが電話を、
「お月さまのところに行きたいな」という空想がロケットを生み出しています。

こういった自由な空想や豊かな感性は、
瑞々しい、柔らかい感動する心が土壌になっています。

その土壌を豊穣にするのが、幼児期の親とともに感動する体験です。

是非、お子さんとご一緒に喜んだり、空想したり、
ときには泣いたりする経験を多く持っていただきますよう・・・。

https://www.oyakocan.jp/info_24.html

          <感謝合掌 令和3年9月30日 頓首再拝>
16:伝統 :

2021/10/08 (Fri) 15:43:55


     *Web:英才教育ママの端くれ(2017.10.16)より抜粋

(1)一緒に公園に出かけ、その季節ならではの楽しみ方をする。

(2)スーパーで旬の食材に目を向けさせる。

(3)季節感のあるお店の内装に目を向けさせる。

(4)ニュースを一緒に見る。

(5)スケジュール帳を一緒に眺める。

(6)児童館で季節の工作イベントに参加させる。

(7)季節のイベント系の食べ物を食事に取り入れる。

(8)○○狩りに出かける。

(9)季節の図鑑を活用する。

https://eisai-kyouiku.com/?p=3661

          <感謝合掌 令和3年10月8日 頓首再拝>
17:伝統 :

2021/10/09 (Sat) 13:14:38


        *Web:『シリコンバレー式 世界一の子育て』
             第1章①解説  より抜粋

(1)これからの時代の親の役割とは?

  ①環境を整える

  ②意欲を育む

  ③自立させる

  ④社会性や豊かな人間性を育てる


(2)子どもが育つための「土づくり」をする

  ①子どもの成長を植物にたとえるなら、
   親の役目は子どもが自ら育つための
   「よい土壌」をつくってあげることです。

  ②どのような方向に、どう育つかはその子次第。
   親は土を耕し、水をあげ、太陽の光が降り注ぐ環境を整えたら、
   あとは信じて見守ります。

  ③親はまず、
   「その子の成長のためにはどのような土壌を用意すればよいか」
   を知ることが大切です。


(3)これまでの子育てと、これからの子育て

  ①従来:
   「子どもが何を学ぶべきかを判断し、最善の教育現場を用意してあげる」
   ↓
   現在:
   「子どもをよく見て、何に向いているか、何を学びたがっているかを知る」

  ②従来:
   「読み書きや計算、語学などは先取りする。
    そのために遊びを我慢させるのも親の務め」
   ↓
   現在:
   「子どもが夢中になれる遊びや好奇心を刺激する体験をたくさんさせる。
    小学校に上がるまでに『学びの窓』を開き、小学校以降も
    学ぶことを楽しめる土台をつくる」

  ③従来:
   「子どもがよい結果を出したときに大いにほめ、
    うまくできないときは反省を促す」
   ↓
   現在:
   「どんなときでも子どもが自己肯定感を持てる声がけや環境づくりをする」

  ④従来:
   「子どもの努力が無駄にならないように、
    評判のいい学校や成果が上げている塾を選ぶ」
   ↓
   現在:
   「子どもの才能や好奇心を最大限に伸ばしてくれる学校や習い事を選ぶ」

  ④従来:
   「子どもが将来、困らないように、
    考え得るもっとも確実な道筋を示してあげる」
   ↓
   現在:
   「困難にぶつかっても自分で考え、乗り越えられる力を養う」


(4)まとめ

  ①マナーや規則正しい生活習慣、
   やるべきこと、やってはいけないことなど、
   親が教えるべきこともあります。

  ②しかし、子どもの才能や個性を生かし、
   自立して生きる力を育むためには、
   親は必要以上に子どもをコントロールしないことです。

  ③子どもはみな、その子だけの豊かな才能の芽を持っています。
   親の役目は、それらの力をさまたげず、そばで見守り、
   必要なときにサポートすることです。

https://note.com/wada_jukucho/n/n5e3a1b7790b6

          <感謝合掌 令和3年10月9日 頓首再拝>
18:伝統 :

2021/10/15 (Fri) 14:33:53


        *Web:『シリコンバレー式 世界一の子育て』
             第1章②解説  より抜粋

(1)わが子に「先行き不透明な時代を生き抜くスキル」を授ける

  ①これからの時代は、「先行き不透明な時代」と言われています。

  ②予想不可能な時代において必要なのは、
   変化に柔軟に適応しながら自分らしく生きる力、そして、
   困難があってもそのときのベストな道を身につけて乗り越える力です。


(2)日本でアップルやグーグルが生まれないのはなぜ?

   「守り」を重視する日本社会には既存のものを捨てて新しいものを生み出す
   「破壊的イノベーション」を起こす環境がなかったからではないでしょうか。

(3)イノベーションを起こせる力を育てるために

  ①イノベーターのマインドセット

   ・型にはまらない(think out of the box)

   ・ひとまずやってみる(give it a try)

   ・失敗して、前進する(fail forward)

  ②幼児期の子どもは
   イノベーターのマインドセットをすでに持っていると言えます。

   子どもには、自由な発想や行動力があり、
   毎日「失敗して、前進する」ことで成長しています。

   大人の役割は、それらが実を結ぶように励ますことです。

(4)AI時代に活躍するのは「豊かな人間性」のある人

  ①AI時代に必要なのは、「AIに負けない力、勝つ力」ではなく、
   「AIにはない人間だけが持っている能力だ」

  ②人間しかない力とは、
   「豊かな感性と自由な発想力」
   「新たな価値を創造する実行力」
   「他人に共感し、感動を生み出す力」です。

   ひと言であらわせば「豊かな人間性」と言えるのではないでしょうか。

   (https://note.com/wada_jukucho/n/n20177477dffd

          <感謝合掌 令和3年10月15日 頓首再拝>  
19:伝統 :

2021/10/16 (Sat) 11:06:18


        *Web:新興出版社(2020.09.30)より

(1)幼児に絵本の読み聞かせをすると想像力と感情が豊かになる

  ①幼児に読み聞かせをすると、
   親の声で子どもがリラックスし、安心感を与えます。

  ②本を読み聞かせると、子どもは登場人物の気持ちを想像して
   「嬉しい」「楽しい」「悲しい」など様々な感情を抱きます。

  ③想像力も豊かになるので視野が広がり、
   新しい視点で物事を考えることができます。

  ④感受性豊かな人は学校でも大人になってから、
   社会でも家庭でも周囲から愛される人になるでしょう。


(2)読み聞かせは絵本に興味を持ち始めたタイミングで習慣にする

  ①幼児はまだ文字が読めなくても、読み聞かせを繰り返すことで、
   内容を理解できるようになります。

   子どもが絵本に興味を持ち始めたら、子どもの年齢に関わらず、
   読み聞かせる時間を作ると良いでしょう。

  ②本の読み聞かせを習慣化すると集中力も身に付いて、
   最後まで聞いてくれるようになります。

   絵本に書いてある言葉を覚えてまねをしてみたり、
   次第に自分の言葉として使い始めるでしょう。

  ③本を読み聞かせることで、語彙力・読解力が高まり
   効果的に国語力をアップさせることができます。

  ④1~3歳児には「トントン」「カンカン」といった
   擬態語が多いリズムのある絵本を選ぶと良いです。


(3)読み聞かせは大人も一緒に楽しむことが大切

  ①幼児に本を読み聞かせするコツは大人も一緒に楽しむことです。

  ②読み聞かせしている間は、子どもの反応を見ながら読むこともコツです。

  ③淡々と読んでも絵本の内容が頭に入ってこないので
   親も「すこいね」など感想も口に出しましょう。

https://www.shinko-keirin.co.jp/shinko/pittarinavi/20200930-01/

          <感謝合掌 令和3年10月16日 頓首再拝>   
20:伝統 :

2021/10/17 (Sun) 01:39:49


原因は子供じゃない。ママの育児イライラが解消する3つのステップ

          *Web:MAG2 NEWS( 2015年7月1日)より

なかなか思うようにいかない子育てに、
日々ストレスを溜めている親御さんは多いと思います。

でも、だからといって子どもに辛く当たってしまうと、
人格形成に深刻な影響を与える恐れもある……と語るのは、
家庭教育アドバイザーとして活動中の柳川由紀さん。

自身のメルマガでは、そんな子育て中のイライラに悩む母親に向けた、
3つの解消法が紹介されています。


《子育て中のイライラ、どうすればいい?》

自分の話を聞かない子どもにイラつきます。
また、子どもの言動にもイラついてしまいます。
どうすればイライラを解消できるでしょうか?
(小1(女)未就園児(男)のお母様より)


《家庭教育アドバイザー 柳川由紀さんの回答》

イライラの原因は、ほとんどの場合、子どもにはない、ということを御存じでしょうか?

実際は、疲労、寝不足、仕事の問題、家計不安、夫や妻、舅、姑との関係、
ご近所トラブルなどのストレスを抱えていることが原因になっていることが多いのです。

そのため、子どもがぐずったり、言うことを聞かなかったりすると、
イライラスイッチが入り、子どもにぶつけてしまいます。
そのイライラを解消しましょう。ポイントは以下の3つ。


(1)まずは何がストレスになっているのかを考え、一つずつ取り除きます。

   例えば、疲労や寝不足の場合は、子どもが寝ている間に家事をしようと思わずに、
   子どもと一緒に思い切って寝てしまうことをお勧めします。

   家計の苦しさがストレスならば、食材以外は、
   フリマやバザーで買うように心がけてみてはいかがでしょう?


(2)次にイライラの原因は、子どもではないことを冷静に見極めましょう。

   例えば、子どもに「ママがイライラするのは、このお部屋が散らかっているからよ」
   と言えば、子どもは自分が原因ではないとわかり、ひと安心します。
   叱られて萎縮するのではなく、むしろ片づけを手伝ってくれるかもしれません。


(3)そして「理想の母親像」を捨てましょう。

   子どもや夫のために自分のことを後回しにする良妻賢母が良し、
   とされる考え方が根強く残る日本では、
   その理想像が子育て中の母親を追い詰めます。

   それによりストレスが溜まってイライラしては、良くありません。


《家庭教育アドバイス……「イライラ子育て、子どもへの影響は?」》

親から、きつい言葉をぶつけられたり、しょっちゅう親の怒った形相を見たりしている
子どもは、「自分が悪いからだ」と思うので、親を避けるようになったり、
反対に、親に媚びるようになったりします。

自分に自信を持てず、自分の意見を言えない人間になったり、
権力のある人に媚びたりする人間になったりするかもしれません。

また、イライラして子どもを無視していると、子どもは親の注意を引くため、
わざと問題行動を起こすようになります。

イライラした親にいつも自分を否定され、追い詰められた子供は、
行き場を失い、自分を受け入れてくれる場所を探すようになります。

出会い系サイトへアクセスする子どもたちのアンケートによると、
「自分を認めてくれる人に会いたいから」という場合が多いことがわかっています。

子育て中のイライラは子どもに何も良い影響を与えません。

子どもが悪いことをしたら、叱ることは大事です。
その際、どのような行動が悪かったのか、その行動によって何が起きたのか、
をきちんと伝えましょう。

イライラ感情に任せ、子ども暴言を吐くのは絶対にNGです。
子どもの心に傷をつけます。そして子供を委縮させるだけです。
「子育てをしているからイライラする」というのは、多くは思い込みです。

どうかイライラの原因は子ども以外にある、
ということを念頭に置いてストレス解消に努めましょう。

親の笑顔が子どもにとって最高の心のビタミン剤なのです。

http://www.mag2.com/p/news/18906

・・・

         *Web「生長の家」何でも相談Q&A より

Q、イライラして家族にあたる日々。何もかも嫌になりました。

A、すべての人・物・事への感謝の念のうちに神が現れ、あらゆることが好転していきます。

  → http://jp.seicho-no-ie.org/faq/04/0451.html (消滅)

・・・

Q,子供にあたってばかりの私。一体どうしたら?

A,子供の誕生を心から喜び、抱きしめてあげて下さい。

  → http://www.jp.seicho-no-ie.org/faq/06/0634.html (消滅)

           <感謝合掌 令和3年10月16日 頓首再拝>
21:伝統 :

2021/10/23 (Sat) 14:23:30


        *Web:おやこCAN(子育て情報) より

大学の女子学生120名強に、作文を書いてもらったことがあります。
タイトルは「あなたが幼い子どものときに幸せと感じたコト」です。

その作文を読みますと、幸せと感じたことで一番多かったのが、
「お母さんに絵本を読んでもらったこと」というのが圧倒的でした。

そして、はるか15,6年前の幼児の頃の記憶なのに、

「ぐりとぐら」「はらぺこあおむし」「おおきな木」などといった
本の題名やストーリーまでも克明に書いている学生が少なくありませんでした。

とても感動的です。

なぜ、お母さんに読んでもらったことがこれほどまでに嬉しかったのでしょうか。
それは、実に簡単なことです。

つまり、絵本を読んでやりたい、お話しを語ってやりたい、
というときのお母さんは精神的に余裕があり、情緒が安定し、
優しい気持ちのときだからです。

考えてもみてください。夫婦喧嘩をしていたり、
隣り近所とトラブルを起こしていたりして精神が不安定なときに、
子どもに絵本を読んでやろうという気持ちになるでしょうか。

 
子どもはお母さんの優しい声が好きです。
また、お母さんと同じことをするのが好きです。
そのうえ、空想の世界に入れるのですから、こんなに嬉しいことはないのです。

どのお母さんも自分の子どもに対して、
「心豊かな子になってほしい」と願っています。

優しい、穏やかなお母さんとの触れ合いの中でこそ、
子どもは情操豊かに育っていくのですから、どうぞ、
いろいろな絵本やお話を読んであげてください。

子どもは幸せな気持ちの中で、
「豊かな心」という素敵な栄養をたっぷり吸収していくのです。

https://www.oyakocan.jp/info_04.html

           <感謝合掌 令和3年10月23日 頓首再拝>
22:伝統 :

2021/10/29 (Fri) 03:45:22


        *Web:おやこCAN(子育て情報) より抜粋

(1)大人も楽しむ

(2)継続は力

(3)子どもの問いかけには答える

(4)親の好みを押し付けない

(5)下読みは最低1回

(6)せりふは声色で

(7)聞き手の距離は

(8)集中して

(9)質問魔にならない

(10)一人読みを強制しない

https://www.oyakocan.jp/info_13.html

           <感謝合掌 令和3年10月28日 頓首再拝>
23:伝統 :

2021/10/30 (Sat) 02:42:45

          *「生命の教育」(P170)より

まず子供に教えよ。
彼自身の生命の尊さを。
 ―― 人間の生命の尊さを ―― そこには無限力の神が宿っていることを。

展けば無限の力を発し、無限の天才をあらわし、彼自身のためのみならず、
人類全体の輝きとなるものが彼自身の内に在ることを教えよ。

彼をして彼が地上に生命を受けて来たのは、自分自身のためのみでないこと、
人類全体の輝きを増し、人類全体の幸福を増すために神が偉大な使命を
彼に与えてきたのであることを教えよ。

この自覚こそ、最初の最も根本的な自覚であって、
この自覚が幼児期に植えつけられたものは必ず横道に外れないで、
真に人類の公けな歓びのため何事かを奉仕しようと喜び励む人になるのである。 

           <感謝合掌 令和3年10月29日 頓首再拝>
24:伝統 :

2021/10/30 (Sat) 23:45:12


【中田史上最高の絵本①】子供も楽しめて大人の心にも残る絵本4選
中田敦彦のYouTube大学(2020/08/03)
https://www.youtube.com/watch?v=JYFf1tLKXF0


【中田史上最高の絵本②】自己肯定感が高まる絵本&中田が涙した絵本
中田敦彦のYouTube大学(2020/08/04)
https://www.youtube.com/watch?v=WkiDfUReZ3E

           <感謝合掌 令和3年10月30日 頓首再拝>
25:伝統 :

2021/10/31 (Sun) 15:43:57

         *Web:MAG2NEWS(2019.06.05)より抜粋

(1)最低限の「親力」としてお勧めする「6つの力」(「きまつてすと」)

  ①き:聴く力

  ②ま:待つ力

  ③つ:伝える力

  ④て:丁寧に対応する力

  ⑤す:すぐに行動する力

  ⑥と:とことん向き合う力


(2)親の心構えとして大切なのが「4つの心構え」(「LOVE」)

  ①L:Listen  相手の話に耳を傾け心の声を聴くこと。

  ②O:Overlook 大目に見ること。寛大であること。

  ③V:Voice   声をかけること。話しかけること。

  ④E:Effort 諦めずに努力すること。

    ( https://www.mag2.com/p/news/400725 )

           <感謝合掌 令和3年10月31日 頓首再拝>
26:伝統 :

2021/11/06 (Sat) 03:37:41


         *Web:healingplaza(2019.08.14)より抜粋

1.知育に音楽が効果的な4つの理由

(1)自律神経を整え、寝つきなどが良くなる

(2)たくさんの音を聞くことによって言語・想像力を向上

(3)音を聴くことで集中力アップ

(4)リズム感が養われることで身体能力が向上

2.おすすめのジャンル

(1)リラックスできるクラシックやヒーリング・ミュージック

(2)パパやママと一緒にリズムに乗れるリズミカルな音楽

   (https://healingplaza.jp/archive/14775/

・・・

<参照>

幼児教育向けのクラシック音楽の動画としては

(1)ショパン編 育児用・胎教用・育脳クラシック曲集 
   https://www.youtube.com/watch?v=eMQ7TIWx5So

(2)モーツァルト、赤ちゃんの脳の発達♫眠りのためのクラシック音楽
   ベビースリープミュージック
   https://www.youtube.com/watch?v=L2pnSYGG16c

(3)【育児・胎教・育脳】赤ちゃん・子供に聴かせたい感性を育てるクラシック音楽:BGM
   https://www.youtube.com/watch?v=XePTASanhKc

(4)子供のためのクラシック音楽
   https://www.youtube.com/watch?v=pRPnF8qMzcI

           <感謝合掌 令和3年11月5日 頓首再拝>
27:伝統 :

2021/11/13 (Sat) 02:09:26


        *Web:kosodate LIFE(子育てライフ)(2021-06-11)より


「赤ちゃん」部門

  やっと寝た さぁひと休み また起きた

  おむつがえ 急に飛び出す 噴水が

  ごはんだよ 秒で床に 落とされる

  天使ちゃん 3秒後には 大魔神

・・・

「イヤイヤ期」部門

  絶対に パンツを履かない もういいや

  保育園 パジャマ登園 やむを得ず

  これイヤだ それも違うし あれじゃない

  いやいやの スイッチどこか わからない

・・・

「食事」部門

  作っても お菓子に勝てぬ 母の味

  なんでかな 昨日の好きは 今日の嫌い

  早食いの スキルがぐんぐん 上がってく

・・・

「寝かしつけ」部門

  なぜわかる 布団の上に 置いたのを

  パパ育児 子らより先に 夢の中

  川の字で 寝たつもりが 十字寝に

  目覚めると 子の顔でなく 足の裏

  枕ここ 布団はあちらで 息子どこ?

・・・

「お風呂」部門

  入らない! 入れば今度は 上がらない!

  シャンプーで ウルトラマンに 変身だ

  ふと真顔 これは大抵 しているな

  逃げないで 真っ裸で逃走 風邪ひくよ

・・・

「お出かけ」部門

  出発の 準備ができると うんちする

  嫁さんと 抱っこ抱っこで 譲り合い

  横断歩道 白いとこだけ 歩きたい

  成長を 肩腰で感じる 抱っこひも

・・・

「子育てのあるある川柳」部門

  「そっくりね」 悪いとこだけ 妻が言う

  オムツ替え 終わったそばから 青ライン

  子育ては 毎日発見 日々学び

  疲れても 笑顔があれば 全てチャラ

https://epark.jp/kosodate/enjoylife/k-child-rearing-senryu_15653/

           <感謝合掌 令和3年11月12日 頓首再拝>
28:伝統 :

2021/11/13 (Sat) 14:29:58


       *Web:コドモブースター より


(1)どんな効果があるの?

  ①耳が音に慣れる。

  ②リズム感が身につく。

  ③感受性が養われる。

  ④リラックス効果がある。

(2)注意したいこと

  ①寝かしつける時に毎回流さない。

  ②オンとオフをしっかりする。

  ③怖い音楽や激しい音楽は避ける。

(3)聴かせたいおすすめのクラシック音楽5選

  ①きらきら星 変奏曲 K.265 / モーツァルト
    https://www.youtube.com/watch?v=XQdqVeadhAY&t=2s

  ②ピアノ・ソナタ第11番イ長調 / モーツァルト
    https://www.youtube.com/watch?v=SndvlroYxYA&t=2s

  ③メヌエット ト長調 / ベートーヴェン
    https://www.youtube.com/watch?v=FlG9SKxcGgs&t=1s

  ④G線上のアリア / バッハ
    https://www.youtube.com/watch?v=thQWqRDZj7E&t=1s

    4K音質/G線上のアリア/バッハ
    https://www.youtube.com/watch?v=uOrXrpKUIFM

  ⑤カノン / パッヘルベル
    https://www.youtube.com/watch?v=MOBYK_reo-4&t=52s

https://kodomo-booster.com/articles/159#/

           <感謝合掌 令和3年11月13日 頓首再拝>
29:伝統 :

2021/11/19 (Fri) 15:17:26

幼児の爪切りのコツ。嫌がる・暴れるときは?頻度はどれくらい?

        *Web:kosodate LIFE(子育てライフ)(2021-06-11)より

(1)正しい切り方

  ①深く切り過ぎない

  ②爪の形を丸くしない

  ③入浴後に切らない


(2)爪切りの平均頻度

   平均で1週間に1回(多いときでは2回)程度、爪切りをしていた
   というママの声が多くありました。


(3)先輩教えて!「上手に切るコツ」

  ①他のことに集中している間に切る。

  ②寝ている間に切る。

  ③膝の上に座らせ、同じ方向を向いて切る

  ④3回に分けて切る

https://epark.jp/kosodate/enjoylife/k-2-years-old-nail-clippers_53240/

           <感謝合掌 令和3年11月19日 頓首再拝>
30:伝統 :

2021/11/21 (Sun) 00:13:01


      *Web:おやこCAN より

人間にとって、かむことは、生きていくための大事な行為。
でも最近は食生活が変化して、軟らかい物ばかりを食べるように
なったため、特に子どものかむ力が弱くなってきています。

かむことには想像以上にたくさんの利点があり、
こどもの心身の発達のためにもとても重要です。

かむことの利点を見直し、
かむ力を育てるための工夫をしていきましょう。


1.かむと、いいことがたくさん!

  たくさんかむことは、子どもにも大人にも
  多くの利点がありますが、特にまだ体が発達段階にある
  幼児期のうちにかむ習慣を付けると、すばらしい効果があります。

(1)あごを発達させる
 
   あごが弱かったり、ゆがんでいたりすると、
   体全体の筋肉や姿勢に大きく影響します。

   幼いころからかむ動作をたくさんすることで、
   あごの骨は強く丈夫になり、大きく育ちます。

   あごが大きく育たないと、永久歯に生え替わったときに
   歯並びが悪くなってしまいます。

(2)だ液の分泌が増える
 
   よくかむと、だ液の分泌が増えます。

   だ液にはたくさんの酵素が含まれていて、
   食べ物を消化吸収しやすくするなど、さまざまな働きをします。

   さらに、カルシウムと結び付いて歯を強くしたり、
   口の中を清潔に保ったりして、虫歯を予防します。

   また、がんや老化の原因となる活性酸素を消す作用もある
   ことが分かってきています。

(3)食べすぎを防ぐ
 
   たくさんかむと、脳内で神経ヒスタミンなどの化学物質が増えて
   満腹中枢が刺激され、満腹感が得られます。

   これによって食べすぎを防ぐことができるので、
   最近子どもにも多い肥満を防止する効果があります。

(4)脳を発達させる
 
   たくさんかむと、脳が刺激されて血液の流れが活発になり、
   脳が活性化されます。

   特に、脳の中でも「前頭前野」という、
   人間の知性にかかわる部分が活性化されるようです。

   前頭前野が未発達だと、
   いらいらや衝動的な行動を抑えられなかったり、
   物事を計画し、判断して行動することが難しくなったりします。

   最近よく「キレる」子どもが問題になりますが、
   これも前頭前野の機能が未発達、あるいは低下しているため
   と考えられます。

(5)気持ちを落ち着かせ、集中力を高める
 
   かむことで、脳内に緊張を和らげる化学物質が増え、
   気持ちを落ち着かせることができます。

   プロ野球の選手などが試合中にガムをかんでいる
   光景を見たことがありませんか? 
   これは、かむことによって緊張感やストレスを抑えて
   リラックスするため。

   また、かむことには、集中力や記憶力を高める効果もあるようです。

(6)豊かな表情が生まれる
 
   幼いうちから頻繁にかむことで、あごだけでなく
   頭蓋骨全体がバランスよく成長します。

   口を動かすことで表情も豊かになり、美しい笑顔が生まれます。


2.かむ力を育てるための疑問と工夫

  実は子どもは、おなかの中にいるときから指しゃぶりをし、
  生まれたら母乳を吸うことで、かむ訓練を始めています。

  2~3歳には乳歯が生えそろって、かむための準備が整い、
  5~6歳までに大人の3分の1程度までかむ力がついてきます。

  かむ力をしっかり育てるためには、4~5歳ぐらいから、
  ある程度かみごたえのある物を意識的にとるようにして、
  かむ訓練をするとよいでしょう。

  体が軟らかい幼児期のうちに気を配れば、
  あごが健やかに発達し、歯並びもよくなります。

  乳歯が永久歯に生え替わる前までが、
  かむ習慣を身に付ける大事な時期なのです。

3.どんな物を食べたら、かむ訓練になる?

(1)乳歯が生えそろったばかりの2~3歳児は、
   リンゴや柿など、少し硬めの果物から始めて、
   かみごたえのある物を少しずつ取り入れるように
   していきましょう。

(2)4歳ごろからは、弾力のある物をかむのがいちばん。
   おせんべいのようなパリッとした硬さではなく、
   ぐにゃぐにゃした物を左右にすりつぶすようにかむことが大事です。

   具体的には、セロリやゴボウ、レンコンなどの繊維の多い物、
   あるいはするめや切干大根やたくあん、フランスパンなども
   よいでしょう。

   セロリやゴボウなどは、子どもにとっては食べにくい
   かもしれませんが、短冊切りにして、ケチャップなど
   子どもが好きな味のソースを付けるなどして工夫してみてください。

(3)また、少し硬めのガムやグミをかませてもいいでしょう。
   最近は、子ども向けのかむ訓練用のガムやグミなどもあるので、
   飲み込んでのどを詰まらせる心配がなくなったら、
   試してみてもいいかもしれません。

(4)かむ力の発達には個人差があるので、
   無理をせずその子のペースに合わせて、
   様子を見ながら挑戦していくように注意してください。

4.何回ぐらい、かんだらいい?

  ひとくち食べ物を口に入れたら、
  はしやフォークを置いて、30回かんでみましょう。

  手をたたきながら楽しく数を数えるなど、
  ゲーム感覚でできるといいですね。

  30回もかむことは、意識しないとなかなかできませんが、
  よくかむことで消化がよくなり、食事をじっくりと味わって
  食べる習慣も身に付きます。

5.かむときの姿勢、どんなことに気をつける?

  大事なのは、足がしっかり床に着いていること。
  足がぶらぶらしていると、しっかりかむことができません。

  いすに浅く腰かけて、ひざを直角にして座り、
  床を踏みしめることで、骨盤がまっすぐ安定して、
  せき髄から頭までがふらふらしません。

  食べるときの姿勢の悪さは歯並びの悪さにもつながるので、
  気をつけましょう。

6.かみ方がおかしくないかどうか、見分け方は?

  右左両方の歯でまんべんなくかんでいれば問題ありません。
  もし、片方だけでかむ「片がみ」のくせがあると、
  かみ合わせが悪くなるだけでなく、

  あごや顔、姿勢のゆがみにも影響するので、
  なるべく早く治したいもの。

  かみぐせを知るためには、少し硬い食べ物をかませてみて、
  右側と左側のどちらの歯で頻繁にかんでいるか、
  クチャクチャと音を出してかんでいないか、
  ろくにかまずに飲んでいないかなどを見てみましょう。

  どちらの歯でかんでいるかが分かりづらいときは、
  舌を「ベーッ」と出させてみて、
  どちらに曲がっているかを見てみましょう。

  まっすぐに舌が出ていれば、片がみの心配はありません。

  どちらかに曲がっていたら、
  そちら側の歯でかむことが多いと分かります。

 
  片がみのくせを治すには、ガムやグミ、するめなどを使い、
  かんでいないほうの歯でかませるようにします。

  また、かむ練習をするときは、
  食事以外に訓練の時間を設けるのがこつ。

  食事のときに訓練しようとすると、
  食べることを楽しめなくなってしまいかねないので、
  お勧めできません。

7.乳歯がすき間なくそろっていると、将来、歯並びが悪くなる?

  乳歯が生えそろったばかりの2~3歳ごろは、
  すきまなく歯が並んでいても大丈夫。

  あごが発達するに従ってすきっ歯になり、
  永久歯が生えても大丈夫なゆとりができます。

  ただし、あごが発達しないままだと、
  永久歯に生え替わった際に歯並びが悪くなってしまいます。

  そうならないためには、かんであごを動かすことはもちろん、
  舌や唇をよく動かすことが大切です。

  また、生え替わりの時期には、
  歯が抜けた跡の部分を避けようとして、
  偏ったかみ方になることもあります。

  抜けた直後は無理をする必要はありませんが、
  歯のない部分も気にせず、まんべんなくかむようにしましょう。

8.子どもの歯ぎしり、治したほうがいい?

  歯ぎしりをしているときは、
  意識して歯を食いしばったときの3倍以上の力が
  歯にかかっています。

  歯がすり減るだけでなく、あごの骨も成長しにくくなるので、

  あまりひどい場合、放っておくのはよくありません。

  マウスピースをするなどして治すことができるので、
  小児歯科医に相談してください。



https://www.oyakocan.jp/sp/rensai/hospital/hospital_24.html

           <感謝合掌 令和3年11月20日 頓首再拝>
31:伝統 :

2021/11/26 (Fri) 03:57:49


      *Web:おやこCAN より抜粋

(1)自然や人と触れ合い、豊かな体験を重ねることは、
   心の発達も促します。

(2)四季の変化、特に暑さや寒さに適応できる体を作るために、
   無理のない範囲で、寒くても外に出ましょう。

(3)この時期、「公園や児童施設で病気をうつされるのが心配」と、
   外出をためらう声も聞きますが、子どもはいろいろな病原菌や
   ばい菌に触れ、ときには病気にかかりながら免疫力や体力を
   付けていくものです。

   よほど外で感染症が流行している場合を除いて、
   外遊びを心掛けてみてください。

(4)幼児期に基礎体力を付け、
   どんな環境にも慣れる体になること。

   それが将来にわたって、
   その子の健康を維持することにつながるのです。

   https://www.oyakocan.jp/sp/tokushu/201501.html

           <感謝合掌 令和3年11月25日 頓首再拝>
32:伝統 :

2021/12/04 (Sat) 03:43:28


     *Web:KADOKAWA児童書ポータル「ヨメルバ note」(2021年5月10日)
           :聞かせて!けいたろう 
            第9回  みなさんからの質問に答えます Part1
             ~絵本の読み方と選び方~


赤ちゃんから親御さん楽しめる絵本として、歌絵本がおすすめです。

例としては、

(1)『どんな いろが すき』絵:100%ORANGE(フレーベル館刊)

   絵本を開いて歌えば「あか!」「あお!」「きいろ!」と、
   子どもの元気な声が聞こえてきます。

   100%ORANGEさん絵が、まさにカラフルで素敵!

   (https://www.froebel-kan.co.jp/book/detail/9784577043790/


(2)『はじめまして』作:新沢としひこ/絵:大和田美鈴(鈴木出版刊)

   タイトル通り、初めて出会う子どもたちとの距離を、
   歌と絵で縮めてくれる絵本です。

   赤ちゃんも親しめる内容で、場の雰囲気を穏やかにしてくれます。

   (http://www.suzuki-syuppan.co.jp/script/detail.php?id=1040030582

https://note.yomeruba.com/n/nc621aaba1e6b?magazine_key=mf954cb629bc9

           <感謝合掌 令和3年12月3日 頓首再拝>
33:伝統 :

2021/12/05 (Sun) 03:31:41


          *メルマガ「人の心に灯をともす(2013.5.4)より

   (臨床心理士、奥田健次氏の心に響く言葉より…)

   親御さんに「あなたの子育ての目標はなんですか?」と聞いたことがあります。

   私が「この親、ダメだなあ」と思う親の回答は、
   「子どもをいい学校に入れることです」というようなものです。

   本当に駄目な考えです。

   いい学校に入れたって、人を殺すのもいれば、詐欺をくり返すのもいます。

   その先には何があるのか?

   いい大学をでて、いい就職?

   こんなことを考えている親も多いです。


   いい就職の先には?
   金銭的にも恵まれているのに、病気になってしまう人もいるのです。

   私は子育ての目標について講演会などでお話するとき、
   2つの態度を大切な価値として伝えています。


   子育ての目標は、心から「ごめんなさい」と「ありがとう」を言える人間にすることです。

   これは、大人の私たちにとっても、かなりむずかしいことでしょう。

   ボランティアをすることや、寄附をすることのほうが簡単なのではないかと思うほどです。

   「自分はぜったいに正しい」
   「自分の努力と才能のおかげで成功した」

   と思っている親子には、とてもこの目標を達成することは無理でしょう。


   心から「ごめんなさい」。

   心から「ありがとう」。

   こんな態度がとれる子どもに育てられた親御さんは、勲章ものです。

         <『子育てプリンシプル』一ツ橋書店>


心理学(交流分析)のゴールは自律だと言われる。

自律とは、自ら律する事ができる、自らの立てた規範にしたがって行動する事ができることだ。
つまり、奥田氏のいう、プリンシプルという原理原則や価値観や規範を持って行動できること。

我慢しなければいけないときには、我慢できる。

怒ったりキレてはいけないときには、キレないし怒らない

悪いことをしたときには、素直に「ごめんなさい」と謝れる。

そして、喜ぶときには喜び、感謝するときには「ありがとう」と心から言うことができる。

これらの価値観は全て、子どもがまだ小さかった頃の、親の躾(しつけ)や訓練から生まれる。

親の生き様(ざま)や親の価値観ほど、子どもに影響を与えるものはない。

           <感謝合掌 令和3年12月4日 頓首再拝>
34:伝統 :

2021/12/11 (Sat) 04:04:31


          *『生命の實相』第14巻教育篇(P129~130)より

人間を信ぜよ。
神の創造を信ぜよ、生まれたままの人間を信ぜよ、それは幼児だ。

幼児に宿っている天才はまだ彫琢(ちょうたく)しないダイヤモンドだ。
傷のつかない高貴だ。

表面にまだなんの天才の閃(ひらめき)がないからとて失望するな。
表面を見て神の創造を疑うな。

神が天才を造って人間ひとりひとりの中に埋蔵(かく)しておいたのは、
神が人間をして安価な怠惰の中に腐敗せしめないためだ。

人間みずからの努力と発見とを神が喜び給うからだ。

なぜなら人間は一個の生命(せいめい)であるから、
発見と創造とに生きねばならぬからだ。

天才の閃きがわが子にあらわれないからとてわが子を軽蔑するものは、
生命(せいめい)を軽蔑するものだ。
神を軽蔑するものだ。

子供をわが子だと思うな。
子供の生命(せいめい)の背後には無限生命がある。
神がある。

明日火に投げ入れられるべき野の草の小さな花すら、
神でなければ造られない装いがあることを知るものは幸いだ。

いわんや造られたるものの主位に位する人間の子供の天才を疑うな。

子供の天才を生長させるために必要な根本事項は神の創造に対する信頼だ。

親はわが子を神の創造だと信じ、
できるだけ子供自身が神の創造を自覚し神の創造をはずかしめてはならない
という魂の高貴さを養成するように努力しなければならないのだ。

           <感謝合掌 令和3年12月10日 頓首再拝>
35:伝統 :

2021/12/28 (Tue) 02:31:00


      *『生命の實相』第14巻教育篇(P158~160)より  

リンゴが落ちたのを見て、その不思議さに驚異したニュートンや、
湯気(ゆげ)が鉄瓶(てつびん)の蓋(ふた)をうごかす力に驚異した
ジェームズ・ワットは、科学界の大天才となったのである。

生老病死の四苦(しく)を見てビックリした釈迦は
一大宗教的天才となったのである。

自分に肉親の父親がないことを知ってビックリしたイエスは、
天に父を発見してこれも宗教的天才となったのである。

自然や人間の美を見てビックリした多くの人々は、ラファエルとなり、
ミケランジェロとなり、ミレーとなり、ロダンとなり、
シェイクスピアとなった。

実際、天才とはいつまでも少年少女時代の「ビックリする心」を
成長後も有(も)ち続けている人のことである。

この幼年時代の「ビックリする心」を平凡化するな。

この神秘に驚異する心をいたわり育ててやるようにつとめよ。


諸君は、子供が「なぜ空にお星様があるの、お星様は何故落ちないの、
お星様はまぜ何故光っているの……」などというほとんど無限に尽きない
質問を矢(や)つぎ早(ば)やに浴(あ)びせかけられて弱らされたことは
ないであろうか。

「もうこの子のうるさいのには閉口する」と
小言(こごと)をいったことはないであろうか。

「お星様が光っているのは当り前じゃないか。
 花が咲くのは当り前じゃないか」などと

あらゆる神秘を「当り前」という説明に押しつけて、
子供の「ビックリする心」を押し消してしまったことはないであろうか。

そういう時にはこういって答えよ――
「それは実に貴(とうと)い不思議なことだ。
 眼(め)に見えない不思議な神様の息がかかるとお星様は光るのだ。
 眼に見えないところにも神様はいなさるのだ。

 お星様が落ちないのもその神様のお力だ。
 花が咲くのもその神様のお力だ。
 神様のお力をお迎えするようにこうして水をかけ土を耕して
 人間が待っているのだ」と。

かくの如(ごと)くいって子供の「神秘がる心」を生かせ。
それを押し消すな。

「神秘がる心」こそインスピレーションの源泉である。

直覚(ちょっかく)は神秘にあこがれる心にのみ、
照射(しょうしゃ)して来(く)る神秘界からの光であるのだ。

           <感謝合掌 令和3年12月27日 頓首再拝>
36:伝統 :

2022/01/08 (Sat) 15:26:13


       *Web:AERAdot.(2017/10/06)より抜粋

(1)表紙を見せて、タイトルもしっかり読む。
   ここで、子どもたちの「わくわく感」を高める。

(2)ゆっくりと大きな声で読む。句読点も意識する。

(3)楽しいときには楽しそうに、悲しいときには悲しそうに読む。
   登場人物によって、声色を変える。

(4)オチがある絵本も多いので、その前で、しっかりと間をとる。

(5)韻を踏んだ言葉は、リズムに乗って読む。

(6)擬音語・擬態語が多いので、
   その部分を特に大きな声で読むなど工夫する。

(7)読み手も心から楽しんで読む。

(8)絵本はそれだけで完成した作品。
   作者の創作意図を尊重し、勝手に説明などを入れない。

(9)大きなひらがなは、指で指すと覚えやすい。

(10)指で指しながら読むと、絵を楽しめる。


「特に大切なのが、読み手が心から楽しむということです。
 童心に帰って、純粋に楽しみましょう。
 ひらがなや理屈などを無理に覚えさせようとすると、
 子どもは楽しめなくなるので、気をつけてください」

   (子どもを東大に導いた「佐藤亮子」ママ)


「あるとき『ママもう読まなくていいよ』と言われてしまいました。
 子どもは実際には経験をしていなくても、母親の声を通して
 人生の経験値を高めることができる。
 それに、絵本の読み聞かせが役に立ったのは言うまでもありません」

   (子どもを東大に導いた「佐藤亮子」ママ)

 (https://dot.asahi.com/wa/2017100400072.html?page=2 )

           <感謝合掌 令和4年1月8日 頓首再拝>
37:伝統 :

2022/01/15 (Sat) 15:16:39


       *Web:今日も良いことがあるように(2021/03/01)より

子どもに親の愛情を示したり、
子どもとの関係を良好にしたり、
子どもを伸ばしたりできる言葉です。

子どもの存在をまるごと受け入れて肯定する言葉は、
子どもに親から愛されていることを強く実感させます。

小さいうちから何度も言ってあげたい言葉です。

(1)大好きだよ

   子どもは親から愛されていると感じるなら、
   自分自身に心の安らぎをもちます。

   親から自分が好かれていると感じる子どもは、
   自分自身を好きになれます。

   親の気持ちは言わなくても子どもはわかっていると思いがちですが、
   はっきり言ってあげなければ伝わりません。

   それに子どもは何度でも聞きたいのです。


     「おまえが好きだよ」

     「とっても好きだよ」

     「大好きだよ」って。


   「大好きだよ」は、子どもを笑顔にする魔法の言葉です。


(2)宝ものだよ

   子どもは親からどう思われているか、とても気になります。

   自分はダメ子で、親から嫌われているのではないかと思うと、
   ひどく落ち込みます。

   親が子どもをどれだけ大切に思っているかを、
   やはり言葉で伝えましょう。


     「あなたはお母さんの宝ものよ」

     「お父さんの宝ものだよ」

     「大切な宝もの」

     「一番の宝ものだよ」


   子どもに安心感を与え、子どもの自尊心を育てていきます。


(3)生まれてくれてありがとう

   悲しいことに、
   ある子どもは自分が誰からも愛されていないと思うとき、
   「生まれて来なければよかった」と悲観することがあります。

   でも、これは親の愛情の伝え方、
   言葉のかけ方によって解決できることです。

   子どもが誕生したときのことを思い出してみましょう。

   親は身体がふえるほどの感動をもって喜んだのではないでしょうか。

   その小さな命の輝きに目を見張り、うるませ、
   あふれるほどの愛情をもって抱きしめたのではないでしょうか。

   子どもをまるごと受け入れ祝福するためにも


      「誕生日おめでとう」


   「生まれてくれてありがとう」という思いを込めて・・・。


(4)いつもあなたの味方だよ

   子どもは自分を応援してくれる人がいてこそ、
   安心して、成長していけます。

   たとえ、自分が間違っても許してくれる、
   自分がいじめられても守ってくれる、そんな人がいれば
   子どもは様々な不安や恐れを乗り越え生きていけます。


     「いつもあなたの味方だよ」

     「お母さん、お父さんは、どんなことがあっても味方だよ」


   そんなメッセージは、子どもに安心感を与え、生きる力を与えます。

   親の愛を感じながら、失敗を恐れずに積極的に生きていけます。


(5)あなたが誇らしいよ

   できれば、言ってあげたい言葉です。


     「君が誇らしいよ」

     「親として誇らしいよ」


   きっと子どももこう思うでしょう。

   「ぼく(私)も、お母さん、お父さんの子でよかったな」

   「お父さん、お母さんの子で誇らしい。そして、うれしいな」


(6)信じてるよ

   人間には信じられることが必要です。

   自分の言ったことを信じてくれる人が必要です。

   自分のしたことを信じてくれる人が必要です。

   自分は信じられていると感じることが必要です。

   だから、ちゃんと言葉で聞きたいときがあります。


     「信じてるよ」「おまえを信じてるよ」って。


   自分を信じてくれる人がいれば、
   人は自分も他人も信じることができます。

   それが自信になり、信頼になります。


(7)運がいいね

   運がいい人は、どんなときも自分は運がいいと考えています。

   「おかげさまで、いつもいいことが起きる」

   「このピンチを通して、きっと道が開けてくる」

   「今日も、ラッキーだなあ」

   常日頃からそう考える人は、
   どんな状況にあっても、それをプラスに考えます。
   そして、感謝の気持ちを忘れません。


     「運がいいね」


   と、ことあるごとに子どもに言ってあげたい言葉です。

   生まれたそれだけで、「運がいいね」と言っていいのです。

   「運がいい」と考えている子は、
   強い自己肯定感をもてるようになります。


(8)あなたのままでいい

   神様は一人ひとりの人間を違う存在、
   ユニークな存在にお創りになりました。

   この世に誰ひとりとして同じ人間はいません。

   私たちはほかの人とはまったく違う存在です。

   誰でもその人らしい良さをもっています。

   人と同じようにできなくてもいいのです。

   人と違っていていいのです。


     「違っていていい」

     「そのままでいい」

     「あなたのままでいい」


   互いの違いを認めあうことで、豊かな心が育ちます。

https://lucky.t-nakai.work/2021/03/01/wording/

           <感謝合掌 令和4年1月15日 頓首再拝>
38:伝統 :

2022/01/19 (Wed) 01:37:07

       *Web:東洋経済ONLINE(2020/02/18)より抜粋
            ~佐藤 亮子 : 「東大理Ⅲに合格した3男1女」の母

(1)絵本と童謡による幼児教育は0歳から可能です。
   この期間を逃すのは、はっきり言ってもったいないと思います。

(2)絵本と童謡はかなり手軽にできる幼児教育です。
   気楽に始められ、子どもの感性が刺激されるなど得られるものが多い、
   まさに子育ての最初の3年にもってこいのメソッドです。

(3)公文式の教室に見学時でのスローガン

   「うた200、読み聞かせ1万、賢い子」

   「3歳までに童謡を200曲歌い、絵本を1万冊読み聞かせ、
    子どもとコミュニケーションをとると、
    言葉の能力と感性が育ち、賢い子になる」

(4)3歳までに絵本を1万回読み、童謡を1万回聞かせるのは
   簡単なことではありません。

  ①1万冊を達成するには、かなりのんびりと構えることもコツです。

  ②3年計画で、ゆるく、きっちり、ちょっといい加減に、
   たまに真面目に、増える冊数の数字を楽しみにして、
   ゲーム感覚で捉えるといいでしょう。

  ③数字を記録し、いつでもその数字が見えるようにすることが、
   続けるコツです。

  ④1日に10冊読もうと思ったら、早い時間に読んでしまっておくことです。
   前日の夜、寝る前に明日読む絵本を10冊選んで、
   食卓の上にのせておくとよいでしょう。

  ⑤私は、食卓の上に積み上げた絵本を上から、
   家事の合間の隙間時間を利用してどんどん読みました。

  ⑥絵本を読むこと、童謡を歌うことを
   「お母さんの仕事」だと考えてほしいのです。

(5)賢い子どもに育てようと思ったら、
   仕事と同じで手を抜いてはいけません。

   無理のない範囲で、数や時間のノルマを決めて、
   しっかりと達成するようにしましょう。

(6)子育てに〈比較〉は禁物です。

   絵本や童謡を、子どものために、ひたすら読んで歌うのです。

https://toyokeizai.net/articles/-/329101

・・・

<関連>

メルマガ「人間力」( 2022年01月08日 )

───────────────────

三男一女全員を理系最難関の
東大理�へ進学させた佐藤亮子さん。

我が子の笑顔を第一に試行錯誤を重ね、
愛情の限りを尽くして
実践した家庭教育の柱の一つが、
一万冊の絵本の読み聞かせだったそうです。

最新号では、佐藤さんに実体験から掴んだ
子育ての極意を語っていただきました。

───────────────────

(――ご家庭での基礎学習の柱になったのが童謡と絵本だそうですね。)

(佐藤) 

はい。長男が生まれた時、
子育てって本当に手がかかって大変だと思ったんですよ。

泣きじゃくる長男を抱えては、

「どうしてほしいか言葉で伝えてくれたら、
 ママもそれをやってあげられるのにね」

って言ったものです(笑)。

でもよく考えたら、
子供ってお腹の中にいる時から
ママの言葉が聞こえるっていうじゃないですか。

だったら言葉をたくさん聞かせよう。

そうして子供が早く言葉を覚えてくれたら、
子育ても楽になるんじゃないかと思ったんです。

人間って言葉で思考するので、
百の言葉より、千の言葉を使って思考するほうが深く考えられる。
だから、できるだけたくさんの言葉を入れてあげたほうがいいと。

たまたま6か月の長男を抱えて見学に行った学習塾で、

「歌二百 読み聞かせ一万 賢い子」

と書かれたポスターを見ました。

私はその「一万」という数字が強く頭に残って、
童謡を一万曲歌い聞かせ、絵本を一万冊読み聞かせてみようって
勝手に解釈したんです(笑)。

(―― 童謡1万曲と絵本1万冊。)

(佐藤) 

人間って数字の入った目標を立てないとなかなか実行できませんからね。

とりあえずそれを3歳までに実践しようと考えました。

童謡って短い文学作品で言葉が本当に綺麗だし、
子供の感性を育む上でも、歴史・文化を伝承する上でも
欠かせないと思うんです。

でも音楽の教科書を見て驚いたのは、
昔親しんだ童謡がほとんどなくなっているんです。

だったら親が歌い聞かせるしかないと思って、
テープ付きの教材を買って練習して、
子供に歌って聞かせました。

絵本も……



           <感謝合掌 令和4年1月18日 頓首再拝>
39:伝統 :

2022/01/21 (Fri) 02:02:07


      *「3歳までに絶対やるべき幼児教育」佐藤亮子・著
          (P36~42)より抜粋要約
         

(1)言葉の貯金が多いほど、精神的に成熟できる。

  ①私は、生まれたばかりの長男が泣いているのを見たとき、
   これはヘレンケラーが「WATER」を知る前の状態に
   似ているかも、と思い、

   それで、良い言葉を星の数ほどたっぷり赤ちゃんに聞かせて
   あげるのが、親の使命だと決心しました。

  ②サリバン先生がヘレンに言葉を教えたように、
   赤ちゃんの頃から、お母さんの声で、楽しく童謡を歌って
   あげたり、たくさん話しかけたり、絵本を読んであげたり
   していれば、自然に言葉が耳に残ると思ったのです。

(2)言葉の貯金がないと、人の言うことが理解できない

  ①3歳までに絵本の読み聞かせなどで、良い言葉をどんどん
   体の中に入れてあげないと子どもは野生児に近くなって
   しまいます。

  ②言葉に慣れていないと、言葉が集まってできている文章は
   なおさら理解できませんから、

   人の話を落ち着いて聞けなかったり、
   静かにお座りしなくてはいけないときにできなかったり
   ・・・という状態になります。

  ③「ここで座っていてね」と言ったとき、
   その言葉には深い意味があることを理解できる子に育てる
   必要があります。

   「なぜ静かにしていなければならないのか、
    なぜここに座っていなければならないのか、
    うるさくしたらどうなるのか、
    座らずに走り回ったらどうしてダメなのか、

    どのような場所のときには静かにすべきなのか、
    自分の行動でどのような迷惑を人にかけるのか」

   というような想像力と理解力、そしてどんな場面にも
   使える応用力を培わなければなりません。

  ④まだまだ小さい子どもは、経験値が低いので
   難しい理屈では理解できません。

   ところがこれらの力は、絵本や童謡で補うことができます。

   絵本や童謡に出てくるキツネさんやクマさんの会話などから、
   自然と学習するのです。

  ⑤子どもには「野性」と「理性」という対極のものがあります。

   「野性」の部分も大切ですが、人間として思考するためには
   「理性」の割合を多くするのが、子育ての目指すべき方向かと
   思います。

  ⑥子どもが、よい言葉のシャワーをたくさん浴びて、次第に言葉の
   貯金が増えていくと、それに比例して精神年齢が高くなって
   いきます。

(3)言葉の貯金が少ないと、

  ①大人になっても、さまざまなジャンルの本を読む能力に欠ける
   ことになり、本を通しての知識の吸収に悪い影響を及ぼします。

  ②本を読むことを通しての、時代のまったく違う先人の考えや
   生きるヒントに触れる機会が少なくなります。

(4)子どもの成長過程や大人になってからの人間としての精神的
   な成長にとっては、本の内容を読み取る理解力が不可欠であり、
   その理解力を育む基礎となるのが絵本と童謡なのです。

           <感謝合掌 令和4年1月20日 頓首再拝>
40:伝統 :

2022/01/28 (Fri) 19:27:06


      *Web:今日も良いことがあるように(2019/05/26)より抜粋

   「子どもは、言葉を食べます。血肉とします。」松居直(児童文学者)


出版の仕事は、本を出せば終わりではありません。

読者の皆様が本を読んでくださっても終わりではありません。

読者の皆様が喜んでくださって終わります。

出版の仕事は読者の喜びによって完結するのです。



福音館書店の編集の第1の方針は、
絵本は子どもに読ませるものではない、ということです。

実は、絵本は大人が子どもに読んで聞かせるものなのです。

そう考えてこれまで50年絵本を創ってきました。



読み聞かせをしているとき、親子はともにいる。
同じ喜びを共有する、分かち合います。

なぜ、私が子どもの本の編集に携わるようになったか。

それは私が幼児の頃、母親との楽しい思い出があるからです。

私は6人兄弟の5番目、母は朝から晩まで忙しく働いています。

そんな母が夜寝る前に、ふとんの中で絵本を読んでくれました。

それは、私にとって、母と共にいることのできる、
母の愛情を感じることのできる、一番楽しい時間だったのです。

でも、先に寝るのはいつも母でした。(笑)



子どもに本を読んであげる原則

(1)子どもが読んでほしい本を読む。

(2)子どもが飽きるまで繰り返し読む。
   毎日毎日、半年続けてもいい。


歌人の俵万智さんは、3歳のとき、1年間同じ絵本を読んでもらい
一言一句、間違えないで覚えたそうです。

(この絵本は、『三びきのやぎのがらがらどん』。
 俵万智著『かーかん、はあい 子どもと本と私』に出ています。)


人間にとって大切なものは目に見えない。

心も、時間も、大切なもの・・・。

言葉も、目に見えない大切なものです。

目に見えないものをどれだけ感じることができるか、それが大切です。



子どもは、言葉を食べます。

血肉とします。

そして、身についたものが自然と口から出るようになります。

そうして、言葉による喜びの体験を得ることができます。

それは、子どもの生きる力となり、この喜びを与えてくれた人を一生忘れないでしょう。

https://lucky.t-nakai.work/2019/05/26/thinking-67/

           <感謝合掌 令和4年1月28日 頓首再拝>
41:伝統 :

2022/01/29 (Sat) 19:23:23

       *Web:東洋経済新報社(2019/12/17)より抜粋
            ~佐藤 亮子

(1)それは、絵本と童謡です。

  ①絵本と童謡のすばらしい点は、
   0歳児からできる幼児教育だということです。

   0歳児は話したり書いたりすることはできませんが、
   見たり聞いたりすることはできます。

  ②そして、赤ちゃんはお母さんの声を聞くことが大好きなので、
   この時期にたくさん言葉のシャワーを浴びせると、
   どんどん子どもたちの中に言葉の貯金がたまっていくのです。

   そしてこの貯金が、将来の読書習慣や読解力に結び付くと思うのです。

  ③どんな言葉でもいいというわけではありません。
   正しく、美しい日本語を浴びせてあげる必要があります。

   そしてそのために一番効果的でお手軽なツールが絵本と童謡なのです。


(2)豊かな感情や日本人としての土台も育まれる

  ①童謡の歌詞に使われている日本語はわかりやすく聞き取りやすいので、
   とても美しく、耳に響きます。メロディーがあるため、
   耳に残りやすく、子どもの心を打つのです。

  ②絵本は、作家が子どもを大切に思って創作し、
   人間を含む生きとし生けるものに対する考え方が
   平易な日本語で書かれています。

   なんと言ってもすばらしい絵がありますから、
   絵だけを見ても十分楽しめるのです。

  ③絵本や童謡の効用は読解力だけではありません。
   さまざまな風景に出会うことで感情的にも豊かになり、
   また「ブタさんとキツネさんがケンカをしました」といった
   物語を読むことで、

   善悪や人としてあるべき行動規範にも触れることになります。

  ④「三つ子の魂百まで」という言葉がありますが、
   3歳までに絵本と童謡に多く触れさせれば触れさせるほど、
   子どもの感情も、価値観も、読解力も、豊かなものになります。

https://toyokeizai.net/articles/-/318495?page=3

           <感謝合掌 令和4年1月29日 頓首再拝>
42:伝統 :

2022/02/04 (Fri) 18:57:19


     *Web:すくすくひなた保育園(2021年4月17日)より抜粋

子供たちはいつでも興味津々で、いろんなことを吸収しようとしています。
それはまるでスポンジのよう。

何気ない日常や、当たり前の家族の会話の中にも、
たくさんの情報が詰まっていて、
子供たちにとっては全部初めてのことばかりです。

(中略)

ただ遊んでいれば、いつもと変わらぬ光景と流れてしまいがちですが、
子供たちに寄り添いながらその物の情報を
言葉のシャワーのように語りかけることで、

子供たちは様々な言葉や表現を身につけていきます。


朝から仕事、お迎えのあと一緒に家に帰っても、
YouTubeやビデオを見せっぱなし、
絵本を見せっぱなしでは、
言葉の引き出しはいっぱいのなりませんね。


子育ては手間も時間もかかるし、
変化がすぐに感じられないことも多々あります。

ですが、言葉をまだ上手に話せない幼少期こそ、
じっくりじっくり脳の中に情報を溜め込んでいます。


たくさん溜め込んだ言葉や気持ち、表現の仕方や周りとの関わり方などは、
成長するにつれて驚くほどの表現力で表れたりします。

様々な体験や感触などを通して、
「社会性」や「チャレンジする気持ち」が養われていくのでしょうね^^


《言葉のシャワー:お家でできること》

ぜひ、本の読み聞かせを膝の上でしてあげて下さい。

体から伝わる体温や声の響き、本の中の情報を
できる限り色々と語りかけてあげてみてはどうでしょうか。

それから、

お買い物やお散歩しながら、お花の名前や色を話してあげたり、
看板や車の色や形を話しながら歩いてみてはいかがでしょう?

お仕事しながらの子育ては、
子供と向き合う時間をたっぷりとは取れないかもしれないけれど、
1日のうちのほんの30分。

「今この瞬間が未来を作っている」と意識してみませんか^^

https://www.sukuhina.com/post/educationlanguageshower

           <感謝合掌 令和4年2月4日 頓首再拝>
43:伝統 :

2022/02/05 (Sat) 14:32:56


        *『生命の實相』第14巻教育篇(P158~160)より  

リンゴが落ちたのを見て、その不思議さに驚異したニュートンや、
湯気(ゆげ)が鉄瓶(てつびん)の蓋(ふた)をうごかす力に驚異した
ジェームズ・ワットは、科学界の大天才となったのである。

生老病死の四苦(しく)を見てビックリした釈迦は
一大宗教的天才となったのである。

自分に肉親の父親がないことを知ってビックリしたイエスは、
天に父を発見してこれも宗教的天才となったのである。

自然や人間の美を見てビックリした多くの人々は、ラファエルとなり、
ミケランジェロとなり、ミレーとなり、ロダンとなり、
シェイクスピアとなった。

実際、天才とはいつまでも少年少女時代の「ビックリする心」を
成長後も有(も)ち続けている人のことである。

この幼年時代の「ビックリする心」を平凡化するな。

この神秘に驚異する心をいたわり育ててやるようにつとめよ。


諸君は、子供が

「なぜ空にお星様があるの、お星様は何故落ちないの、
 お星様はまぜ何故光っているの……」

などというほとんど無限に尽きない質問を矢(や)つぎ早(ば)やに
浴(あ)びせかけられて弱らされたことはないであろうか。

「もうこの子のうるさいのには閉口する」と

小言(こごと)をいったことはないであろうか。

「お星様が光っているのは当り前じゃないか。
 花が咲くのは当り前じゃないか」などと

あらゆる神秘を「当り前」という説明に押しつけて、
子供の「ビックリする心」を押し消してしまったことはないであろうか。

そういう時にはこういって答えよ――

「それは実に貴(とうと)い不思議なことだ。
 眼(め)に見えない不思議な神様の息がかかるとお星様は光るのだ。
 眼に見えないところにも神様はいなさるのだ。

 お星様が落ちないのもその神様のお力だ。
 花が咲くのもその神様のお力だ。
 神様のお力をお迎えするようにこうして水をかけ土を耕して
 人間が待っているのだ」と。

かくの如(ごと)くいって子供の「神秘がる心」を生かせ。
それを押し消すな。

「神秘がる心」こそインスピレーションの源泉である。

直覚(ちょっかく)は神秘にあこがれる心にのみ、
照射(しょうしゃ)して来(く)る神秘界からの光であるのだ。

         <感謝合掌 令和4年2月5日 頓首再拝>
44:伝統 :

2022/02/10 (Thu) 04:00:24


      *「ことばの発達の謎を解く」今井むつみ・著より
        Web:Madman and the Universe(2019-09-03)より抜粋

(1)ことばが思考をつくる。

(2)生まれる前

   赤ちゃんがお母さんのおなかの中で学んでいる言語の
   リズムとイントネーションのパターンは、

   生まれた後に人の声を単語に区切っていくための、
   非常に大事な最初の手掛かりです。

(3)生後、3ヶ月〜5ヶ月くらいまで

  ①音素のカテゴリーが段々とできてきます。

   子音:生後4ヶ月くらい
   母音:生後6ヶ月位

   そして実際に「単語」を見つけていきます。

  ②「すべてのモノや動作には名前がある」
   「モノや動作の名前一つ一つは音のかたまりで表される」
   「自分の伝えたいことは単語を組み合わせて表現することができる」

   というような基本的なことは、言語を習得するためには、
   理解しなければならない。


(4)1歳前後

  ①生後9~10ヶ月くらいになると、
   音の区切りとしての単語の記憶のストックがだんだん増えてきて、
   「知ってる単語」で区切れるようになるので、
   どんどん「区切りやすさ」が向上していきます。

  ②ことばが機能するためには、
   ことばを状況から(ある程度)切り離して使えることが大事。

   「ことばには意味がある」と気づいた後に、
   さらに個別の単語の意味を覚えていくための、大事なステップです。

  ③はじめてことばを言ってから最初の数ヶ月の間、
   赤ちゃんは、最初に一つのモノに対応づけたことばを
   複数基準で他のモノに使います。

   これは例えば、「おつきさま」という言葉を、
   三日月、満月、クロワッサン、丸い壁時計、半分に切ったグレープフルーツ、
   輪切りのレモン、ウシの角、さやえんどうなどを指してしまう、といったこと。

   「おつきさま」という言葉は、
   「三日月かまるい形のもの、あるいは黄色いもの、あるいはぴかぴか光るモノ」
   と考える。

(5)2歳~2歳半ごろ

  ①名詞を1日10個単位で覚えてゆく「語彙爆発」の時期です。

   この時期には、単語の意味を拡張して捉える、
   といった間違い自体が減ってきます。

  ②日本語で育つ二歳頃の子どもに実験をしたところ、
   「はじめて見るモノにはじめて聞く名前がつけられると、
   「固有名詞ではなく普通名詞」と捉えるらしい。

   では、その「カテゴリー」(似ているもの)はどう判断するのか?
   さらに、「これと同じものを選んで」という実験では、
   最初に教えた「モノ」と、色々な「似ている」あるいは
   「似ていない」特徴のものを用意し、選んでもらう。

  ③2歳児の子どもは(色や模様、材質ではなく)
   「形が似ている」ものを同じカテゴリーとみなす。

   また、可算名詞か不可算名詞かというのも、
   2歳頃には判別できるようになっていて、形のないものの場合、
   「材質が同じ(似ている)」ものを同じカテゴリーとみなす。

(6)3歳ごろ

  ①名詞が分かるようになってきたら、次は動詞です。

  ②はじめて聞く動詞を「この特定のモノでするこの動作」
   というように捉えているのです。

   モノが変わると同じ動作だと思えない。

  ③あるいは、「似ている」から(単語を知らないから?)、
   「蹴る」ではなく「足でナゲル」と言ったり、
   「噛む」ではなく「唇でフム」と言う、といった間違いをします。

(7)5歳ごろ

  ①このころになると、あまり大人と遜色なく理解し、
   会話することができるのではないでしょうか。

  ②はじめて聞く動詞を、
   モノが変わっても同じ動作に使えることができます。

   たとえば、
   「ウサギが○○テル」のは、目的語が省略されているだけかもしれない
   という可能性を理解していて、「ウサギ単体で何かしているほう」と
   「ウサギがクマに何かしているほう」のどちらか分からず
   回答は半々になるのだとか。
   大人も半々。

(8)「形容詞」や、その中でも相対的な特徴を表すもの
   (反対語や、前後左右など)は、5歳~8歳ごろで
   使えるようになっていくようです。

https://madman-universe.com/2017/02/25/post-2070/

         <感謝合掌 令和4年2月9日 頓首再拝>
45:伝統 :

2022/02/10 (Thu) 15:21:29


      *メルマガ「人の心に灯をともす」(2022.02.06)より

   (弁護士・医学博士、秋山佳胤(よしたね)氏の心に響く言葉より…)

   親である方々、特に若いお母さんたちからよく耳にするのは、
   子育てがわからない、子育てがつらく苦しいという声です。

   私も元妻もいろいろな経験をしました。

   だから悩む気持ちはよくわかります。

   この問題を解決するための一番のポイントは、
   子どもは自分の持ち物ではないという事実を明確に理解することでしょう。


   転生(輪廻転生)の仕組みを考えるとわかりますが、
   すべての子どもはご縁があって自分のところに来てくれています。

   親の所有物としてそこにいるわけじゃありません。

   母親が苦労してお腹を痛めて出産する形式をとってはいますが、
   母親の所有物ではありません。

   すべての子どもは独立した人格の主体です。


   自分が果たせなかった夢を子どもに託すという親がいますね。

   受験、スポーツ、 職業、生活スタイル、結婚、子育て、マイホーム......、
   こんなふうにしなさい、こ んなふうになってくれたらお母さんは嬉しい、
   お父さんはそうしてくれたらいい ...

   そんな感情こそ親が子どもの主体性を無視して私物化した状態です。

   自分の人生でやれなかったから子どもに託そうなどという感情は、
   子どもにとって大きなお世話なだけです。

   「それってあなたの人生であなたがやりたかったことではないですか?
    私は別のシナリオを書いて転生しているわけですから、
    どうか邪魔しないでください」

   子どもがはっきりそう言えればいいのですが、それはまた難しいわけです。


   嫌々ながらも、子どもは親の期待に応えようと無理しはじめます。

   これが「親の呪縛」という名の最大のストレスです。

   先生の期待に応えようという方向性も生まれます。

   スポーツの世界に多いですね。


   親であれ先生であれ、大人の期待に応えようとする方向性は、
   本人のシナリオが無視された不健康な状態だと言わざるをえません。

   親たちの大半は、生後まもなく自分では何もできない状況から
   ずっとその子の世話をしてきたのだ、という優位性に満ちた意識から、
   子どもは親の言うことを聞いて当然という感情が芽生えているのだと思います。

   確かに赤ん坊や幼い子どもは、
   親が世話をしてあげないと何もできないように見えるかもしれません。

   でもそれは肉体的な稼働面で不自由なだけであり、
   意識主体、人格主体として独立している事実にはなんら変わりはありません。


   あなたのお子さんの目をよく見てください。

   あなたが理不尽な叱り方をしたときに、
   強くて凛とした眼差しをすることがありませんか?

   単に憎くてにらんでいる のではありません。

   意識主体としての自分を否定されたことから、
   彼ら自身の転生シナリオをなぜ理解してくれないのかと訴えているのです。


   スピリットという視点から見ると、スピリットに上下の区別はありません。

   あなたの子どもであっても、あなたより下であるという理由にはなりません。

   日本では二十歳で成人してやっと大人の仲間入りなんて言いますが、
   本当のことを言えば、 オギャアと生まれ落ちた時点で
   この世界にいる大人と同じスピリットを持っているわけです。


   「あなたの(人生を生きる)ために生まれたわけじゃない」

   子どもが発するこの言葉は、まさに正しいのです。

          <『競わない生き方』知的生き方文庫
                 https://amzn.to/34xYb8k >

             ・・・

産婦人科医の池川明氏は「胎内記憶」の日本の第一人者だ。

たくさんの著作があるが、その中に…

『私は産科医として、母子の心身に健やかなお産を模索するうち、
 子どもたちに「胎内記憶」(子宮にいたときの記憶)があることに気づきました。

 私の調査によると、小さな子の約2割に、胎内記憶があります。

 さらにその前の記憶、つまりお母さんに宿る前のことを覚えている、
 というお子さんもいます。

 子どもたちは、「雲の上のようなところでのんびり過ごし、
 どのお母さんのもとに生まれるか、自分で決めて生まれてきた」
 と語ることが多いのです』 《神さまがくれたひとすじの道》(サンマーク出版) より


つまり、子どもたちは、自分の意思で、お母さんを選び、そこに生まれてくる。

そして、現生(この地球)では、「自分はこういう人生を生きよう」と
大まかなシナリオを作ってくるという。


何度も同じグループで生まれ変わり、
ある時代は自分の妻だったり、またある時は、
自分の父親や兄弟や子どもだったり、友達だったりする。

あるときは、男性として生まれ、またある時は、女性として生まれる。

日本だけでなく、様々な国で生まれ、様々な時代に生まれ変わる。


もし、そうだとしたら、
今、自分の子どもは、ある時は自分の父親や母親だったのかもしれない。

現生では、マッチョで、メチャメチャ威張っている男性も、
かつては病弱でか細い女性だったかもしれない。

「謙虚さ」、というのは多分、
これら(転生)を腹に落とし込めたところから始まるのかもしれない。


「親子であれスピリットに上下はない」

子育てにしても、様々な人間関係にしても…

謙虚な気持ちで向き合うことができる人でありたい。

         <感謝合掌 令和4年2月10日 頓首再拝>
46:伝統 :

2022/02/12 (Sat) 01:22:10


        *『生命の實相』第30巻児童教育篇(P88~89)より

次に子供を育ててゆく上において、
まず心得ておかなければならないのは
人間は皆一様のものでないことであります。

天分もちがえば過去の念の集積もちがう。
われわれは過去何十回何百回と生まれ更わって
この世に出てきているのであって、

その間にいろいろの体験を積み、
いろいろの過去を持っているのであります。

だから双生児(ふたご=そうせいじ)で生まれた子供でも、
同じ環境で、同じ人が同じ食物で同じ教育法で育てても
すっかり性質がちがうことがあるのであります。

ですから、子供をよくしようと思う時に、
大人の、しかも《自分だけの尺度》でもって判断しすぎて
善悪を評価するといけないのであります。

人間というものは皆個性がちがう、
個性がちがうところにそこに価値がある。

桜の花とバラの花とはどちらが美しいかというと、
これは評者の好き嫌いで定きまるので、
桜がいっそう美しいという人もあれば、
バラがいっそう美しいという人もあります。

それを自分だけの好き嫌いでもって、
「お前桜のように、そんなに一晩で散るような寂しい姿じゃいかん。
 バラの花のようにならねばいかん」と言ったところが、
それはできないことを望むのであります。

桜は桜でその良さを認め、
バラはバラでその良さを認めなければならないのであります。

人を教育するには自分が「こうありたい」という《一つの尺度》をもって、
その《尺度》にちがうものは皆悪いと考え、
お前は悪い悪いという批評を加えてゆきますと、

その批評の言葉の力によって、その児童の天分は伸びず、
「僕は悪いものだ、劣等児だ」という観念を心に植えつけられて、
ついにせっかくの天才児も一個の劣等児になってしまうのであります。

         <感謝合掌 令和4年2月11日 頓首再拝>
47:伝統 :

2022/02/20 (Sun) 01:34:45


       *Web:保育のお仕事レポート より抜粋

(1)運動能力が発達し、歩けることが楽しくてたまらない時期です。

(2)大人が補助をしなくてもスプーンやフォークで食事ができるように
   なったり、クレヨンをしっかりもって線を描いたり……。
   いままでひとりではできなかったことも、次第にできるようになってきます。

(3)個人差はあるものの、2歳後半から3歳までで、乳歯がおおよそ生え揃います。
   ある程度大きな食材・固い食材も、しっかり噛んで食べられるようになりますが、
   虫歯にはよりいっそうの注意が必要になってきます。

(4)2歳児の言葉の発達は著しく、「言葉の爆発期」とも言われるほど。
   どんどんと話せる言葉が増えていきます。

  ①「ボール、あった」などの二語文のほか、「ママ、こうえん、いこー!」
   「にゃんにゃん、あっち、いっちゃった」など、
   三語文を話す子も出てくるでしょう。

  ②また、好奇心も旺盛で、「これはなに?」「あれは?」「どうして?」
   「なんで?」と次々に質問をするようになります。

   これもまた、言語を習得するためには欠かせない行動です。

(5)2歳の頃には、どんなことも「自分でやってみたい」という
   自発性が生まれます。

   同時に自立心も生まれてきて、衣服の着脱や排せつなどの手助けを嫌がって
   「イヤ!」「じぶんでやるの!」と怒ったり、思い通りにいかないと、
   癇癪を起して泣きわめいたりすることもあります。

   これがいわゆる「イヤイヤ期」とよばれる第一次反抗期ならではの行動。

(6)体の成長にともない、膀胱も大きくなるため、
   尿を2時間程度溜めておけるようになります。

   また、脳の伝達経路もしっかりしてきて、
   尿が溜まった感覚がわかるようになるため、
   「おしっこでた!」など教えてくれるようになります。

   この頃にはトイレトレーニングを開始する保護者も増えてくるでしょう。

(7)想像力が発達するとともに、長期的な記憶ができるようになってくるため、
   積み木を電話に見立てて「もしもし?」と大人のまねをしてみたり、
   おもちゃのコップで水を飲むふりをしたり……といった
   「つもり遊び」「見立て遊び」がさかんになります。

   また、他の子どもに関心を示すようになり、お友だちの名前を呼んだり、
   近づいて隣で遊んだりするようになります。

(8)2歳児の「イヤイヤ期」対応のポイント

  ①着替えようとすれば「イヤ!」、食事も「イヤ!」「いらない!」、
   しかし片づけたらそれも「イヤ~!!」……。

   2歳児のいわゆる「イヤイヤ期」には、
   多くの保護者が頭を抱え、悩んでいることでしょう。

  ②激しく自己主張をし、思い通りにいかないと、ときに癇癪をおこす、
   その姿は「魔の2歳児」と称されるほどです。


  ③2歳頃になると、自立心が芽生えて、
   何でも「自分でチャレンジしてみたい」という欲求が生まれます。

   しかし、たとえば、それがまだ自分でできないことで、
   「まだ早いよ」と言われても、

   子どもたちは、その「やりたい気持ち」をうまく抑え込んだり、
   妥協したりということができません。

   また、挑戦したはよいものの、うまくできずにイラついてしまう
   ……ということも多くあるでしょう。

   そんな、もどかしい気持ちをうまく言葉で表現することができない、
   感情を抑えることができないために出てくるのが
   「イヤ!」という言葉や、癇癪なのです。


(9)イヤイヤ期の対処法~やってはいけないこと

  ①一方的に叱る「ダメ!」「やめなさい!」

  ②理解できないあいまいな表現で叱る「いい加減にしなさい!」

  ③約束を破る

  ④脅しで言うことを聞かせようとする

  ⑤子どもの要求の言いなりになる

  ⑥モノで釣る

(10)対応のポイント」は「気持ちに寄り添うこと」

   子どもの要求(やりたい気持ち)を理解して受け止めること、
   そしてそれを言語化してあげることが大切です。

  ①【ポイント1】

   「〇〇したかったんだね」
   「自分でやりたかったけど、うまくできなかったんだね」などと、
   気持ちを代弁してあげましょう。

   それでも「イヤ」を連発するようなら、
   「そうだよね、嫌だよね」という共感を示すだけでも
   「理解してくれている」と伝わり、
   子どもが安心感を得ることができるはずです。

  ②【ポイント2】

   「〇〇したら××してしまうから、やめようね」
   「今日はできないけれど、お休みの日にママと一緒にできるからね」など、

   単に「ダメ!」と突き放すのではなく、
   きちんと目を見て、伝えるようにしましょう。

  ③【ポイント3】

   子どもの気持ちが落ち着かず、癇癪を起してしまった場合には、
   抱きしめてあげる、外の空気に触れさせるなど、
   少し気持ちが落ち着くまで待ってから、対処するようにしましょう。

  ④【ポイント4】

   「代わりに〇〇しようか」
   「〇〇はできないけど、××と▲▲ならできるよ。どっちにする?」など
   代替案を出し、執着していることから他に気を向けてあげましょう。

  ⑤【ポイント5】

   安全が確保できることであれば、
   ときには気が済むまでチャレンジさせてあげるのもよいでしょう。


(11)2歳児とよりよく接するためのポイント

  ①運動能力の発達を促そう

   子どもたちが、思いきり走ったり、
   飛び跳ねたりできる環境をつくってあげましょう。

   室内で難しいようであれば、広い公園に連れていくなどもよいかもしれません。

   行動範囲が広く、探索行動もさかんなため、安全への配慮は十分に行いましょう。

  ②やりたい欲求を認めてあげよう

   自分でなんでもやりたがる時は、可能な範囲でやらせてあげましょう。
   「できっこない」と決めつけたり、
   できないからと言って「だから言ったでしょ」と叱責するのはNG。

   ときには支援しながら、できたときにはしっかりとほめてあげましょう。

  ③積極的な言葉かけをしよう

   言葉が劇的に発達する時期なので、
   さまざまな言葉を使って話しかけてみましょう。

   ただし、大人が不適切な言葉を使ってしまうことには、注意が必要です。

  ④「なに?」「どうして?」にはキチンと答えて!

   子どもたちに聞かれたことには、しっかりと答えましょう。
   同じことを聞いても「さっき教えたでしょ!」と叱るのではなく、
   根気よく答えてあげるよう、心がけます。

   「あれはスズメっていう小鳥さんだよ、かわいいね!」など、
   会話を通じて、言葉と視覚が結び付けられるようにしましょう。

  ⑤見通しの立てられる声掛けを

   次の行動への気持ちの切り替えがスムーズにできるよう、
   「〇〇したらお部屋に入ろうね」など、見通しの持てる声かけをしましょう。

   いきなり遊びを中断されたり、急かされたり……といった、
   子どものストレスを、できるだけ軽減してあげることが大切です。


(12)2歳児にぴったりの遊びは?

  ①オススメの戸外遊び

   ボール遊び

   追いかけっこ

   しっぽ取りゲーム

   電車ごっこ

   鉄棒ぶら下がり

  ②オススメの室内遊び

   新聞紙ちぎり

   まねっこ遊び

   積み木・ブロック遊び

   ビニール風船

   お絵かき

   おままごと

https://hoiku-shigoto.com/report/archives/13530/

         <感謝合掌 令和4年2月19日 頓首再拝>
48:伝統 :

2022/02/25 (Fri) 02:03:31


       *Web:保育のお仕事レポート より抜粋

(1)運動神経がさらに発達する

   脳神経の発達により、バランス感覚が身につきます。
   いままでよりも複雑で活発な動作ができるようになるでしょう。

   3歳児ができるようになることの例

  ①片足で少しの時間立っていられる。

  ②つま先立ちやその状態で歩くことができる。

  ③うしろ向きに歩ける。

  ④階段を交互に足を出して上がることができる。

  ⑤3輪車のペダルがこげる。

  ⑥少しの高さならば飛び降りることができる。

(2)3歳児は土踏まずが形成される時期ともいわれているよ!

(3)手先が器用になる

   3歳児ができるようになることの例

  ①衣服の着脱が自分でできる。

  ②こぼさずに食事ができる。

  ③四角や丸など簡単な図形を描ける。

  ④紙を二つに折ることができる。

  ⑤ハサミを使うことができる。

  ⑥お箸の使い方を覚える子もいる。

(4)知能が発達する

   学習能力の向上により、数、比較の概念を理解するようになってきます。

   記憶力が高まるため、絵本の筋書きを覚えたり、
   ママやパパの様子をごっこ遊びで再現したりできます。

   3歳児ができるようになることの例

  ①4くらいまでの数を数えることができる。

  ②身近なものについて「大きい」「小さい」など比較ができる。

  ③絵本などの物語の筋書きを記憶することができる。

  ④生活のなかで覚えたことをごっこ遊びなどで再現できる。

  ⑤簡単なルールを理解し、守ることができる。

(5)言語の爆発期! どんどん言葉を覚える

  ①2歳から3歳ごろは語彙が急激に増える時期で、
   「言語の爆発期」とも呼ばれています。

  ②名前や年齢などの簡単な質問に答えられるようになるほか、
   基本的な挨拶ができるようになってくるでしょう。

  ③「それからね」「それでね」といった接続詞や、
   「て・に・を・は・が・と」といった助詞も組み合わせて、
   3語以上の長い会話ができるようになります。

(6)感情が豊かになる・自我が発達する

  ①好奇心が旺盛になり、何に対しても興味を持つようになります。

   「なんで? どうして?」の質問が増えますが、
   ひとつずつ丁寧に答えてあげることが大切です。

   わからない場合は一緒に調べてあげると、
   子どもとの絆を強めるよい機会になります。

  ②感受性が豊かになる時期でもあり、
   身近な人の気持ちを少しずつ理解できるようになっていきます。

   我慢や許容といった、人のかかわりの中で
   必要になる社会性を、だんだんと身につけていく時期です。

  ③いっぽうで、2歳ころから急激に発達する自我が、
   さらに発達してきます。

   自分のやりたいこと、やりたくないことがはっきりとし、
   自己主張が強くなります。


(7)イヤイヤ期が終わらない・・・これって大丈夫

  ①語彙がずいぶんと増える3歳児ですが、
   たとえば自分の要求が通らなかった時に、
   とっさに気持ちをどのように表現してよいかわからずに
   癇癪をおこしてしまったり、

   譲れないある部分だけで「イヤイヤ」をしてしまう子もいるでしょう。

  ②感情を言葉であらわすことができるようになって、
   イヤイヤ期の行動が落ち着いてくる子もいますが、

   イヤイヤが減ってくるタイミングには、
   個人差があるということを覚えておきましょう。

(8)イヤイヤ期から反抗期に変わる

   2歳のころは、自分の欲求をうまく言葉にできないいらだちや、
   やってみたいのにうまくいかないことへの葛藤が
   「イヤイヤ」となってあらわれていましたが、

   3歳児の場合、それとは少し異なることがあります。

   3歳児の反抗の例
   
  ①大人のいうことが理解できたうえで反抗してくる。

  ②自分の要求をしっかりと言葉にする。

  ③注意をすると反対のことをする。

  ④大人の言葉を真似て口答えをするようになる。

  ⑤悪い言葉を使うことがある


   着替えで「赤いのがいい!」「これは着たくない!」と
   主張してきたり、

   出かけるのを嫌がったから出かけなかったら、
   そのことに対して「行きたかったのに!」とぐずったり

   ……反抗期の行動には明確な意思表示が伴うのが特徴


(9)イヤイヤ期から反抗期に変わる時期

  ①イヤイヤ期から反抗期に変わる時期には、個人差があります。

   たとえば「3歳になってイヤイヤが減ってきた」と思ったら、
   4歳近くになって反抗期の行動がみられるようになった、
   というパターンもあれば、

   イヤイヤ期がそのまま続いているかのように、
   反抗期に移っていることもあります。

  ②保護者からすれば、イヤイヤ期の苦しみがまだ続くの?
   と思ってしまうかもしれませんが、
   これは子どもたちが順調に育っている証拠でもあります。

   前向きにとらえて向き合っていきましょう。

(10)そんな3歳児との接し方のポイントは?

  ①まずはその子の成長過程を受け止めよう

  ②イヤイヤには気持ちの代弁を

   語彙が増えたとはいえ、まだ言葉が未発達な部分もある3歳児。
   泣きわめいたり、叩く、物を投げるといった癇癪がみられたときには、
   まずその子どもの気持ちに寄り添い、受け止めてあげましょう。

   「自分でやりたいのにママがやってしまったのが嫌だったんだね」
   「今はやりたくないんだよね」などと、

   気持ちを代弁してあげると、
   子どもは「理解しようとしてくれている」と安心します。

  ③命令から提案に言い換えてみよう

  ④「なんで?」「どうして?」にはきちんと向き合おう

  ⑤自分でやりたい気持ちを大切に

  ⑥子ども同士のケンカはまず見守ってみよう

  ⑦たくさん褒めてあげよう

  ⑧スキンシップをとろう

(11)3歳児オススメの遊び

   ◆オススメの戸外遊び◆

  ①乗用玩具(三輪車など)

  ②探検遊び(木の実や落ち葉、小石を探すなど)

  ③ごっこ遊び

  ④遊具を使った遊び(鉄棒・ブランコなど)

  ⑤ボール遊び


   ◆オススメの室内遊び◆

  ①ジェスチャーゲーム

  ②宝探し

  ③お店やさんごっこ

  ④リトミック

  ⑤パズル

https://hoiku-shigoto.com/report/archives/13556/

         <感謝合掌 令和4年2月24日 頓首再拝>
49:伝統 :

2022/02/26 (Sat) 03:56:35


          *「生命の實相」第37巻幸福篇上(2月25日)」より


たえず親から叱られつづけてきた子は、どうも気遅れしがちである。
そうでなければ極端に反抗的に乱暴である。
 
この世の中に悪人はいないということ、もし欠点を指摘してくれる者があったら、
その人は決して悪意からでなく、自分をよくしてくれるために教えてくれるものである
ということを幼い時から子供に知らすことが肝要である。

子供の(大人も同じであるが)欠点を直すために指摘する際に、
腹立ち声を出すことはなんの益もない。ただ気遅れのする子供をつくるだけである。

その性質は生長後も時として一生涯つきまとい。
その人の運命の重荷となることがあるものである。
親が子を害していると知らないで、どんなに多くの子を害していることであろう。
 
心理学者の実験によると、幼児は一定以上の高声または高音響に対して
本能的に恐怖の表情を示すのである。そのことは学童以上の年齢になっても継続する。

もし子供をよくしてやりたいとの親切から子供の欠点を指摘するような場合には、
普通の話以上の高声を出したり、憤怒の調子を帯びた言葉で話してはならないことである。

もし相手に訓示を与える際に相手に恐怖や不快の念を与えたら、
それは反抗となってせっかく話したことが反対の結果になることがある。
 
恐怖は閉じる心である。形は心の影である。蛤を見て悟るがよい。
高音を出して恐れさせれば、その蛤は貝殻を閉じるであろう。

貝殻を閉じる蛤のような気遅れする人間に育てたのは、
物を教えるときに使う荒立った高声(こうせい)である。  

           <感謝合掌 令和4年2月25日 頓首再拝>
50:伝統 :

2022/02/26 (Sat) 13:58:16


       *Web:保育のお仕事レポート より抜粋

(1)高い運動能力が身につく時期

  ①片脚立ちでケンケンしたりスキップしたりと
   複雑な動きができるようになります。

  ②走る際にスピードを調整することができるようになり、
   より活発に動き回るようになります。

  ③4歳児ができるようになることの目安

   片足でケンケンができる

   でんぐり返しができる

   スキップができる

   走る際や歩く際にスピードや動きをコントロールできる

   三輪車でスピードが出せる

   しゃがんだまま前進できる

(2)手先が器用になる

  ①手先も器用に動かせるようになるのが特徴です。

  ②4歳児ができるようになることの目安

   ボタンのかけ外しができる
 
   ハサミで形を切り抜くことができる

   かた結びができる

   かんたんな図形を描くことができる

(3)基本的な生活習慣が身につく

   4歳児ができるようになることの目安

   自分で衣服を着る

   歯磨きをしてうがいができる

   排泄やトイレの始末が自分でできる

   おもちゃなどの片づけができる

   衣服をたためる

   鼻をかむことができる

   箸を使うことができる

(4)知能と言語が発達する

  ①記憶力が良くなってくるため、
   未来や過去の会話もできるようになります。

  ②ものごとへの興味も強く
   「なんで?」「どうして?」と質問を繰り返します。

  ③言葉の数も増え、
   日常的な会話はほとんどできるようになってきます。

  ④4歳児ができるようになることの目安

   過去、現在、未来を理解し言葉を使い分ける

   言葉が増えておしゃべりがさかんになる

   想像力が豊かになり想像でお話を考えて話すこともある

   歌の歌詞や絵本のストーリーを覚える

   うそをつくこともある

   大きい、小さいなどの比較の理解がすすみ言語化できる

   1から10まで程度の数を数えられる

   因果関係が理解できる

(5)社会性が見につく

  ①4歳ごろは周囲の人に興味関心を持ち、
   かかわりを持つようになります。

  ②友だちとの遊びを通じて、社会性を身につけていく時期です。
   ルールを決めて遊んだり競い合ったり、同じ行動を取ったり、
   相手に合わせながら遊ぶ行動が増えてきます。

   ごっこ遊びも楽しめるようになってきます。

   時にケンカになってしまうことも増えますが、その経験がとても大切。
   「相手の気持ちを汲む」「自分たちで解決する」といった力を育みます。

(6)4歳児の対応で重要なポイント

  ①子どもにも親にも立ちふさがる「4歳の壁」

   4歳になると、大脳の発達にともなって認知能力が大幅に向上します。

   それは時間や空間を認識する、自分と他の人との区別がつく、
   他者の気持ちを理解する、といった部分にあらわれます。

   しかしながら、これらの認識は
   ある時突然、完璧なものになるわけではありません。

   4歳児はその変化のなかで不安や戸惑いを感じながら、
   成長をしているのです。

   この成長の過渡期においては、
   自分の感情がうまくコントロールできないことがあります。

   急にかんしゃくを起こしたり泣いたりしてしまう、反
   抗したかと思ったら急に甘えるようになるなど、
   脳の成長は4歳児の心におおきな葛藤をもたらしており、
   その現象は「4歳の壁」と呼ばれています。

  ②親や保育士を悩ませる4歳児の反抗期

   4歳児の反抗期◆特徴的な行動の例

   「バカ」など人を傷つけるような言葉を使う

   わがままになる

   「今やろうと思ってたのに」など親や保育士のいうことに反抗する

   指示されることを嫌がる

   話を聞かないふりをする・無視する

   気に入らないと暴れまわる・泣き出す

   要求が通らないとふてくされる

   言い聞かせようとしても「なんで?」「どうして?」と質問攻めにする

   保育園や幼稚園に行くのを嫌がる

   叩くなど暴力的になる

   赤ちゃん返りをする



   4歳児の反抗期は成長している証拠!


(7)4歳児との接し方で気をつけるポイント

  ①頭ごなしに叱らず話を聞こう

   空想上の話をあたかも現実のように話すこともあり、
   大人にとっては「嘘をついている!」と感じるかもしれません。

   しかし4歳児は頭のなかのお話を聞いてほしいだけ
   という場合もあります。

   ついてはいけない嘘は、きちんと話して聞かせなくてはいけませんが、
   それ以外であれば、いっしょに空想の世界を楽しむような気持で
   向き合ってあげるとよいでしょう。


  ②自分でやりたい気持ちを応援してあげよう

   時間もかかり、上手にできないことで
   わめいたり泣いたりすることもあるかもしれません。

   しかしこの時期の「自分でできた!」という経験は、
   子どもたちの自信につながります。

   可能な範囲で、チャレンジさせてあげましょう。

  ③かんしゃくには提案も必要

   なぜ自分が泣いているのか、かんしゃくをおこしているのか、
   自分自身でも理解できていない場合があります。

   うまく気持ちの整理ができないようならば、
   大人が「〇〇だったのかな?」とサポートしてあげてもよいでしょう。

  ④「なんで?」「どうして?」にはなくべく答えよう

   忙しいときの4歳児の質問攻撃に、
   時として答えるのが面倒に感じてしまうかもしれません。

   しかし適当に答えたり「そんなことはいいから!」と
   無視してしまうのは、逆効果です。


   短い回答でもよいので、
   できるだけ親身になって子どもの質問に答えてあげましょう。

   その経験は子どもの好奇心を育み、
   「受け入れてもらえている」という安心感を与えてくれます。

   何度も同じ質問をしてくる場合には、
   その子の求める答えでなかったのかもしれません。

   わかるようにかみ砕いて伝える、たとえ話でわかりやすく伝えるなど、
   工夫してみるとよいでしょう。

  ⑤よくない言葉には過剰反応しない

   「バカ」「キライ」などという言葉には、
   過剰反応しないことが大切です。

   いけないと伝えることは大切です。
   きちんと理由を説明しながら使ってはいけないことを
   説明しましょう。

   「〇〇ちゃんがそんなことを言われたらどんな気持ちになるかな」など、
   あくまで冷静に対応することを心がけましょう。

  ⑥ついてはいけない嘘をつく場合は?

   ついてはいけない嘘については、場合によりますが
   基本的には子どもを信じてあげましょう。

   たとえ嘘である可能性が高いと感じても「嘘をついてはだめでしょう!」と
   頭ごなしに叱責するのは避けます。

   たとえばおもちゃを壊して自分ではないと嘘をついていたら、
   「もう遊べなくなってしまって悲しいな。」などと、
   気持ちを伝えるとよいでしょう。

   自分自身で悪いことに気付き、正直に話せたら
   しっかり褒めてあげることも重要です。

  ⑦大人あつかいしすぎない

   ある程度のことを自分でできるようになる4歳児ですが、
   まだまだ未熟です。

   自分でやる!と言ったのにうまくできないと
   「ほら言ったじゃない!」とイライラしてしまいがちですが、
   やろうとしたことを認め、できなかったところでなく
   できた部分をほめてあげましょう。

  ⑧甘えたいときには甘えさせてあげよう

   4歳児の心は揺れ動いています。
   不安が大きくなると、今までできていたことができないと
   言い出したり、甘えてきたり……いわゆる「赤ちゃん返り」が
   見られることもあります。

   そんなときは十分に甘えさせてあげましょう。


   ママやパパ、保育士さんなどに身近な人に甘えることで
   得られた安心感は、再度成長に向かっていく力になるでしょう。

  ⑨他人とは比較しない

   この時期の子どもの発達には、大きな個人差があります。
   また何歩か進んだと思ったら後戻りして
   ……ということもよくあります。

   その子なりのペースがあるので、あたたかく見守ってあげましょう。

  ⑩ケンカは社会性を身につけるチャンス

   自分の要求が通らないという体験をすることで、
   子どもたちは社会性を身につけていきます。

   お互いにケガを負わせるようなものはもちろん仲裁が必要ですが、
   なるべく見守るようにしましょう。

   支援が必要な時には、両者の言い分をきちんと聞いて、受け止めたうえで
   「どうしてケンカになったのかな?」「どうしたらよかったかな?」など、
   自分たちで考えられるようにサポートしましょう。

  ⑪もしもイライラしてしまったら…

   たとえば忙しい時間など、
   4歳児の行動にイラっとしてしまうこともあるでしょう。

   そんなときには4歳の発達の特徴を思い出してみましょう。

   言葉だけは達者だけれど、まだまだ行動がそれに追いつかない
   …そんな姿もかわいいものだと、
   少し落ち着くことができるかもしれません。


(8)4歳児にぴったりの遊びは?

  ①おすすめの戸外遊び

   ケンケン遊び

   鬼ごっこ(色鬼などアレンジも〇)

   ごっこ遊び

   ジャングルジム・のぼり棒

   手づくりシャボン玉

  ②4歳児おすすめの室内遊び

   連想ゲーム

   落としたら負け!ゲーム

   だるまさんが〇〇した!

   フルーツバスケット

   季節の制作

https://hoiku-shigoto.com/report/archives/13597/

           <感謝合掌 令和4年2月27日 頓首再拝>

  • 名前: E-mail(省略可):
  • 画像:

Copyright © 1999- FC2, inc All Rights Reserved.