伝統板・第二

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「長寿 ⑥」 - 夕刻版

2020/09/23 (Wed) 19:26:11

【学ばない人は、走らない風車】

      *メルマガ「人の心に灯をともす」(2020年09月04日)より

   (明治大学教授、齋藤孝氏の心に響く言葉より…)

   人はなぜ、学ばないといけないのか。
   それは端的にいうと一度しか与えられていない人生を
   豊かに生きるためです。

   いろいろなことを学ぶと新しい世界に出会い、
   歓びを感じることができます。


   また、自分が苦難にぶつかったとき、「学び」は役立ちます。

   ソクラテス、孔子、ブッダなどを知っていれば、
   後から、そうした偉人たちの囁(ささや)きが聞こえてくるはずです。
 
   そして、歴史を学ぶと、
   過去にこんな苦労した人たちがいたということを
   知るだけでも、自分が生きる糧(かて)になります。


   「学び」がないと、無味乾燥な毎日となり、何か空しさを感じてしまいます。

   学んでいる姿というのは、言って見れば
   子供の頃に遊んだ風車(かざぐるま)みたいなものです。

   走れば風車は風を受け回りますが、走らないと風車は回りません。

   学ばない人は、走らない風車です。

   風車が止まっている姿は、本来の輝きを失い、生き生きしません。


   人は60歳あるいは65歳で定年を迎え、そして70歳、古希(こき)を迎えます。

   子どもたちが大人になり、親の手から離れると、
   親には静かな時間が「ドン」と訪れます。

   そのときに学んでも仕方がない、意味がないと思う人もいるかもしれません。

   とすると、風車は回らない状態となります。

   生きている実感がないままに、最後の10年、20年を過ごしてしまう、
   ということになりますと、ふと空しさを感じるのです。


   その空しさを感じるというのは、
   人生にとって私はかなり危険なことだと思います。
 
   若いときと、老齢になってから
   「空しい」と感じる場合とでは、違うからです。

   成年期のとき、自分はこれから
   どうなっていくのだろうという不安があります。

   そう考えたときに今の自分でいいのだろうか、
   苛立ちとともに虚無感が頭をもたげてきます。


   しかし、中高年を過ぎて、老年期になってからの空しさは、
   まるで自分の人生のすべてが無意味なような錯覚に捉われて、
   鬱々たる寂しさを伴うわけです。

   青年期の生命力溢れるゆえの空しさと、
   生命力が衰えてくる段階での空しさは質が違います。

   「死」の不安も老年期には襲ってきます。

   だから、こうした不安や空しさから抜け出し、
   自分が生きてきたプロセスを、ちゃんと肯定できるためにも、
   老年期に入っても学んでほしいと思います。

   そうすることで、自分の人生に対して、いつまでも前向きになれます。

   70歳、80歳になっても自分は学ぶ、勉強することに積極的になることです。

   すると、それまでの自分の人生は良かったときっと思えるはずです。

        <『斎藤孝式 “学ぶ”ための教科書』辰巳出版
                    https://amzn.to/3jIoNG9 >

               ・・・

本書に、吉本隆明氏のこんな言葉が書いてあった。

『吉本隆明さんは「ひきこもれ/だいわ文庫)」で、
 技術や知識を身につけるためには何でも、10年やるのが大事だといっています。

 10年やると、何でも物になるというのです。

 熟練した職業人になるには、少しゆるんでいても、持続力があればいいというのです。

 「のんびりやろうが、普通にやろうが、急いでやろうが、
 とにかく10年という持続性があれば、かならず職業として成立します。

 面白くても面白くなくても、コツコツやる。

 必死でがんばらなくったっていのです。

 ひきこもってもいいし、アルバイトをやりながらでも何でもいいから、
 気がついた時から、興味のあることに関して「手を抜かず」ということをやっておく。

 何はともあれ、熟練に向けて何かを始めるところにこぎつければこっちのものです」

 と吉本さんは主張しています。

 そして、一人でまとまった時間を過ごすのがとても大事で、
 「一人で過ごす時間が“価値”を生み出す」と指摘しています。』


「10年、偉大なり。
 20年、恐るべし。
 30年、歴史なる。
 50年、神の如し。」

という言葉がある。

鍵山秀三郎氏は、それを、「凡事徹底」、
「凡を極めて非凡に至る」という言葉で表現している。

平凡なことでも、それを長くコツコツと継続すれば、
やがて非凡の域に到達するということだ。


天才ならいざ知らず、多くの凡人たちにとって、継続は強力な武器となる。

まずは、10年続ける。

そして、20年、30年と継続することで、その才能も非凡に至る。

いくつになっても学び続ける人には、豊かな人生が待っている。

・・・

<関連Web>

(1)光明掲示板・第三「長寿」
   → http://bbs5.sekkaku.net/bbs/?id=koumyou3&mode=res&log=105 

(2)光明掲示板・伝統・第一「長寿 (79)」
   → http://bbs6.sekkaku.net/bbs/?id=wonderful&mode=res&log=49

(3)伝統板・第二「長寿 ①」
   → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=6462212

(4)伝統板・第二「長寿 ②」
   → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=6794392

(5)伝統板・第二「長寿 ③」
   → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7654050

(6)伝統板・第二「長寿 ④」
   → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7703450

(7)伝統板・第二「長寿 ⑤」
   → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7824617

           <感謝合掌 令和2年9月23日 頓首再拝>

【エリザベス女王の若さの秘訣】 - 伝統

2020/09/26 (Sat) 19:29:58


      *メルマガ「人の心に灯をともす」(2020.09.25)より

   (エリザベス女王の心に響く言葉より…)


   厳格さと親しみやすさを併(あわ)せ持ち、
   イギリス国内でも人気の高いエリザベス2世。

   彼女は80歳を超える高齢ながら、機械にとても詳しい人です。


   ウィリアム王子が遊んでいるのを見て
   任天堂のゲーム機「Will」にハマったことがあったり、
   携帯電話を手にしたときはあっという間に操作に慣れ、
   スマートフォンも軽々と使いこなしたそうです。

   愛用のiPadは色違いで何台も所有し、
   クリスマス恒例の国民向けメッセージを
   インターネットのYouTubeを使って流したこともありました。

   好奇心を持って色々な物事に取り組むことで、
   いつまでも若さを保つことができます。


    「エリザベス2世」イギリスの女王(1926年〜)

      <『人生はZOOっと楽しい!』(水野敬也+長沼直樹)文響社
             https://amzn.to/2RWN2V4 >

              ・・・

本書にこんな名言があった。


◆老いたから遊ばなくなるのではない。遊ばなくなるから老いるのだ。
              (バーナード・ショー/イギリスの劇作家)

◆20歳だろうと80歳だろうと、学ぶことをやめた者は老人である。
 学び続ける者は若さを保つことができる。
          (ヘンリー・フォード/フォード・モーター社創業者)

◆始めることさえ忘れなければ、人はいつまでも若くある。
           (マルティン・フーバー/オーストリアの社会学者)


若かろうが年を重ねていようが、
「新しいこと」に興味を失ったとき、人は老いる。

それは、「学ぶこと」をあきらめたということ。

そして、「未来」に興味を失ったということでもある。


子どもは、いつもワクワクドキドキしている。

毎日が「新しいこと」「初めてのこと」ばかりだからだ。


しかし、年を重ねるごとに、
新しいことや初めてのことへの好奇心は薄れ、次第に過去に目が向くようになる。

過去に生きる人は、過去の人と会い、新たな出合いが生まれない。


新たな出合いとは、多様性に挑むということだ。

それは…

職業や専門などのジャンルの違う人、
年齢や性別の違う人、地位や学歴の違う人、違う地域や国の人、
価値観の違う人たちと出合うこと。


いくつになっても、「新しいこと」に好奇心を失わない人でありたい。

           <感謝合掌 令和2年9月26日 頓首再拝>

歳をとっても脳神経細胞は増え続ける - 伝統

2020/10/05 (Mon) 18:57:23


        *Web:ひかたま(光の魂たち)(2020年10月05日)より

脳細胞は、高齢になるにつれて減っていく
と一般的には考えられてきました。

これまでマウスやサルなどの実験動物を用いた研究では、
老化していくと、脳細胞を新しく生成する能力は
失われていくことが確認されていました。


人の脳の研究では、異なる結果が得られていて
いまだに解明されていない部分が多い領域でした。


今回ご紹介する研究報告では
高齢になっても新しい神経細胞が作られていることが示されています。


この研究では、14~79歳で急死した健康な男女の脳を剖検しています。

被験者たちの脳機能は正常で
認知症や神経疾患、精神病などの脳疾患の診断を受けた人はいませんでした。



剖検の結果、若い人と同様に高齢者でも、脳の海馬という部分において
新しい神経細胞を生成する能力がある可能性が示唆されました。

海馬は、記憶や学習に関連する重要な部位です。

高齢になっても、
脳内には新しい神経細胞に分化することのできる前駆細胞が存在する
ことが明らかになったのです。

今後、高齢になっても若々しい海馬を維持している人についての
さらなる研究が必要でしょう。


認知症のリスクの少ない健康な人では

  健康的な食生活をしている
  定期的に運動している
  喫煙をしない、
  体重を適正に保つ
  正常血圧を維持している、
  社会的活動や知的活動を行っている

などの共通点があります。


また、適度な運動を行うことによって
海馬の神経細胞の生成が促進されるという研究報告もあります。

歳をとっても脳が若々しく保てるのはいいことです。


<参照>
ひかたま(光の魂たち)(2017年10月02日)
能力と年齢
http://shindenforest.blog.jp/archives/71678961.html

   (http://shindenforest.blog.jp/archives/82981367.html

           <感謝合掌 令和2年10月5日 頓首再拝>

100歳の詩人柴田トヨさんの超前向きな言葉 - 伝統

2020/10/07 (Wed) 18:31:17


         *Web:今日も良いことがあるように(2020/03/16)より


    「人生、いつだってこれから。だれにも朝はかならずやってくる」

詩人の柴田トヨさんは、2013年1月に101歳の天寿を全うしました。

明治、大正、昭和、平成と1世紀を生きて、
震災や空襲など様々な怖い体験もしてきました。

イジメや裏切り、寂しさなどから死のうと思ったこともあったそうです。

しかし、90歳になって始めた詩は、
苦難を乗り越える前向きな言葉にあふれていました。


トヨさんが詩を書くことになったきっかけは、息子さんの薦めでした。

腰を痛め、趣味の日本舞踊が踊れなくなり
気落ちしていた母親をなぐさめるためでした。

その時90歳を過ぎていましたが、
産経新聞の「朝の詩」に入選した時の感動が忘れられずに、以後も詩作を続けました。

詩は、ベッドで横になっている時や、
テレビを見ている時など、夜に生まれます。 

出てきたテーマに沿って鉛筆でメモ書きをしておき
毎週土曜、様子を見に来る息子さんに見せ、
朗読しながら何度も書き直して、完成させます。

だから、1作品に1週間以上の制作時間がかかったそうです。


《詩作を通して気づいた大切なこと》

トヨさんは、詩を作るということで、気づいたことがあったと語っています。

それは、人生、辛くて悲しいことばかりではなかったということでした。

どんなに辛いこと、悲しいことがあっても、
自分は両親や夫、倅、嫁、親戚、知人、そして多くの縁ある方々の
愛情に支えられてきたということにも深い気づきを与えられました。

    くじけないで
    → https://www.tbsradio.jp/toyo100/index.html


《詩集がミリオンセラー・映画にもなる》

2010年、98歳で刊行された処女詩集『くじけないで』と、
2011年に第2詩集『百歳』が累計200万部のミリオンセラーになりました。

   一人暮らしが二十年以上続き、寂しくいときもありますが、
   考えるようにしています。

   「人生、いつだってこれから。だれにも朝はかならずやってくる」って・・・。

 
トヨさんの半生は、トヨさんが好きだった女優、八千草薫さん主演で、
2013年映画『くじけないで』(深川栄洋監督)になりました。
   (https://eiga.com/movie/78166/


    「九十八歳でも恋はするのよ。夢だってみるの。雲にだって乗りたいわ」(「秘密」より)

と詠ったトヨさん。

みんなを元気にする詩を書いて、ミリオンセラーになって、映画にもなって、
2013年1月に101歳の天寿を全うしました。

すごいです!

あまりにもすごいです。柴田トヨさん。

   (https://lucky.t-nakai.work/2020/03/16/story-107/

           <感謝合掌 令和2年10月7日 頓首再拝>

「長寿の島々」百寿者の腸内フローラが示す長寿の秘密 - 伝統

2020/11/07 (Sat) 23:27:33


       *Web:Reライフ (2020.09.25)より抜粋

鹿児島・奄美群島は、100歳以上のセンテナリアン(百寿者)が
多く暮らす「長寿の島々」として知られています。

その長寿の秘密は、どこにあるのでしょうか。

日々の暮らしや食生活とも深くかかわる腸内環境を調べることで、
その秘密を探る試みが進んでいます。

意外な特徴もみえてきました。

「長寿の島々」として名高い奄美群島は、
日本の歴代最高齢者に泉重千代さんや本郷かまとさん、
田島ナビさんらが名を連ね、

センテナリアン(百寿者)の割合はいま、人口比で全国平均の2.6倍になる。

腸内フローラ(腸内細菌叢)を分析

(1)ビフィズス菌、全国長寿者の平均値より多く

   奄美の長寿者の腸内では、
   その落ち込みが日本の平均的な長寿者よりも少なかった。

   とくに百寿者(100~108歳)の腸内フローラには
   平均すると全体の約3%のビフィズス菌がいて、
   その比率は日本全体の高齢者(70~89歳)や
   長寿者(90~105歳)の2~4倍ほどに達していた。


(2)「アッカーマンシア属」の細菌

  ①この細菌は、国際大会に出場したりプロとして活躍したりする
   アスリートの大腸で多くみられる。

  ②イタリアの長寿研究でも、
   長寿者に多い菌としてあげられていたことのある菌です。


(3)「メタノブレビバクター属」の古細菌(アーキア)

   肥満抑制の作用があるとされ、欧米人ではよく見かける微生物だが、
   日本人の腸内からは検出限界以下で、ほとんどみつかっていなかった。

   (https://www.asahi.com/relife/article/13755425

・・・

<参照>

(1)長寿世界一の徳之島。長生きできる秘訣と理由
   https://tabica.jp/entry/life/archives/40655

(2)「ん」&「長寿十訓」 長寿世界一の泉重千代翁の長生きの教え
   https://murauchi.muragon.com/entry/2180.html

   長寿世界一 泉重千代翁の「ん」

    んと強く
    んと大きく、
    んと明るく、
    んと楽しく、
    んと若々しく、
    んと豊かに、
    んと健康に、

    そして、んと長寿を。


   長寿世界一 泉重千代翁の「長寿十訓」

    一 万事くよくよしないがよい
    二 腹八分めか七分がよい
    三 酒は適量ゆっくりと

    四 目ざめたとき深呼吸
    五 やること決めて規則正しく
    六 自分の足で散歩に出よう

    七 自然が一番さからわない
    八 誰とでも話す笑いあう
    九 歳は忘れて考えない

    十 健康はお天とう様のおかげ

      百二十才 泉重千代

           <感謝合掌 令和2年11月7日 頓首再拝>

老後の話 - 伝統

2020/11/08 (Sun) 23:02:24


      *Web:かんながら(2020年11月07日)より抜粋

幾つくらいから老後なんだろう。

年齢じゃなくて、リタイヤすれば老後だろうか。

90歳でいまだ現役の人は、たぶん老後という認識はないだろう。


僕が忘れられないのは、当時100歳を迎えた双子の金さんと銀さん。

市から二人にお祝い金が出て、インタビュアーが金さんに

「お祝い金は何に使うのですか?」

と聞いたら、金さんが


「老後の貯え」

と答えた。


その時思った。

すでに老後の人が、老後の貯えをするってどういうこと?って。

やっぱり老後というのは、イメージの中だけにあって、
実際には存在しないんじゃないだろうかって。


結局人は「いま」を生きているわけで、

それぞれの条件下で

やりたいこと

やれること

やるべきこと

を淡々とやっていくだけではないだろうか。


何も変わらない気がする。


老後の心配をする人は100歳になっても老後の心配をしていることだろう。

   (https://abetoshiro.ti-da.net/e11729974.html

           <感謝合掌 令和2年11月8日 頓首再拝>

”さらに参ぜよ、三十年” - 伝統

2020/11/19 (Thu) 12:52:36


      <メルマガ「人の心に灯をともす」(2016年11月04日)>

   (藤尾秀昭氏の心に響く言葉より…)

   《中川一政語録》

   ●愚かなる者、汝(なんじ)の足元を掘れ、
    そこには大いなる泉が湧き出す。

   ●生きていなければ駄目だ。
    水の如くたえず勉強していなくてはだめだ。
    水の流れる如くたえず勉強していなくてはだめだ。

   ●今打った手がいまに効いて来る。
    今は誰にもわからない。

   ●「ひねもす走りおおせたる者 夜のやすきにつくこそよけれ」
     ・・・セネカ

   中川さんが好んで書いた言葉です。

   そういう日々を生きていた、ということでしょう。


   最後は武者小路実篤氏が中川さんに与えた色紙の言葉。

   「袋は腐ったが
    中にある宝玉(ほうぎょく)は
    ますます輝き出す

    真理に生きた男

    一政兄  実篤」

   先輩からこういう言葉をもらえる人は幸せです。

   年を取るごとに、中にある宝玉がますます輝き出すような
   人生を私たちも歩んでいきたいものです。


   ●「年と共に人間の佳境(かきょう)に入るのが本当である」

   安岡正篤先生の言葉です。

   先日、大阪で70歳の女性にこの言葉を紹介したら、
   ものすごく感動されていました。

   ある程度の人生を経てこなければ、
   この言葉の意味は理解できないかもしれません。

   人は年を取るごとに、その心境が佳境に入っていくような
   生き方をしたいものです。


   最後に「酔古堂剣掃(すいこどうけんすい)」の言葉。

   ●「君子に三惜(さんせき)あり

     この生、学ばず、一に惜(お)しむべし

     この日、間過(かんか)す、二に惜しむべし

     この身、一敗(いっぱい)、三に惜しむべし」


   「この生、学ばず」というのは、
   せっかくこの世に誕生して人生を与えられているのに、
   人生をよりよく生きるための学びをせずに、
   せかせかと過ごしてしまうのは誠に惜しむべきことだ、
   ということです。

   また、毎日をダラダラと無意味に過ごしてしまうのは、
   第二に惜しむべきことであり、


   せっかく立派な身体を与えていただいているのに、
   身を失敗する方向に持っていってしまうのは、
   第三に惜しむべきことだ、

   といっています。

        <『生きる力になる言葉』致知出版社>

          ・・・

藤尾氏は、本書の中で、

「さらに参ぜよ、三十年」

という禅の言葉を紹介していた。


いいかげんなところで我が行もこれで成れりと思うな、
そこからさらに三十年行ぜよ、という教えだという。


安岡正篤師の言葉のように、

「年と共に人間の佳境(かきょう)に入るのが本当である」

を実践するのなら、それは勉強しかない。

いくつになっても、日々精進し、学ぶ。


そして、その学びこそが、いつかジワジワと効いてくる。

人生に、即効薬などないのだ。


「さらに参ぜよ、三十年」

いくつになっても、「これでいい」ということはない。

さらに一歩、前にすすみたい。

           <感謝合掌 令和2年11月19日 頓首再拝>

歳をとっても脳神経細胞は増え続ける - 伝統

2020/11/21 (Sat) 22:44:20


        *Web:ひかたま(光の魂たち)(2020年11月20日)より

脳細胞は
高齢になるにつれて減っていく
と一般的には考えられてきました。


これまでマウスやサルなどの実験動物を用いた研究では、
老化していくと脳細胞を新しく生成する能力は失われていくことが確認されていましたが

人の脳の研究では
異なる結果が得られていて
いまだに解明されていない部分が多い領域でした。


今回の研究報告では
高齢になっても新しい神経細胞が作られていることが示されています。



この研究では、14~79歳で急死した健康な男女の脳を剖検しています。

被験者は、脳機能は正常で
認知症や神経疾患、精神病などの脳疾患の診断を受けた人はいませんでした。


その剖検の結果、
若い人と同様に高齢者でも、脳の海馬という部分において
新しい神経細胞を生成する能力がある可能性が示唆されました。

海馬は、記憶や学習に関連する重要な部位です。

高齢になっても、脳内には
新しい神経細胞に分化することのできる前駆細胞が存在する
ことが明らかになったのです。

今後
高齢になっても若々しい海馬を維持している人についての
さらなる研究が必要です。


認知症のリスクの少ない健康な人では

①健康的な食生活をしている
②定期的に運動している
③喫煙をしない、

④体重を適正に保つ
⑤正常血圧を維持している、
⑥社会的活動や知的活動を行っている

などの共通点があります。

また
適度な運動を行うことによって
海馬の神経細胞の生成が促進されるという研究報告もあります。


歳をとっても脳が若々しく保てるのはいいことです。

語彙力が最も優れているのは
67歳がピークであることが判明しています。

http://shindenforest.blog.jp/archives/83405458.html

           <感謝合掌 令和2年11月21日 頓首再拝>

本当に大事なことは、ほとんどいつも思いがけなく起こる - 伝統

2021/01/26 (Tue) 00:37:04

     
     *メルマガ「人の心に灯をともす」(2021.01.17)より

   (ひすいこたろう氏の心に響く言葉より…)

   彼はラム酒を毎日飲み、5歳のときからずっと葉巻を1日1本吸ってきた。

   「何でそんなに元気なんだ?」との問いには、いつもこう答えた。


   「何に対しても、悪口を言ったり、罵ったりしないこと。
    何に対しても。恋愛に対してもね」

   彼がミュージシャンとしてブレイクしたのは、何と、90歳のときです。

   キューバの世界的なミュージシャン、コンパイ・セグンド。

   映画『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』にも出演しているので、
   ご存知の方もいることでしょう。


   「本当に大事なことは、ほとんどいつも思いがけなく起こるもんだ。

    夢に見てた好機、成功、愛…そんなものがいつ訪れるかなんて、
    誰にも分からないものさ。

    でも、準備して油断せずに気を配ってなきゃいけない。

    そういった流れは、普通、二度は現れないからさ」


   アルバム『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』は97年度のグラミー賞を受賞。

   2000年の初来日では、東京、大阪など7ステージを行い大盛況でした。

   パリのオリンピア、ニューヨークのカーネギーホール、
   ロンドン、マドリッドなど、彼は世界中へ飛んだ。

   90歳を過ぎて世界をかけめぐったコンパイ・セグンド。

   残念ながら、彼は2003年7月に95歳で亡くなっているのですが、
   亡くなった年の夏にも、ヨーロッパでのコンサートが計画されていました。


   彼が生まれたのは1907年。

   日本でいえば日露戦争後の頃。

   10代の頃から歌をつくっていたが、キューバ革命で政治体制が変わり、
   彼の音楽は資本主義の遺物と見なされて表舞台に出ることはなくなった。


   そして彼は葉巻屋で働きます。

   17年間、1日も休むことなく…。

   そして!

   その間、音楽もやめなかった。


   その後、長年貢献した葉巻屋を辞め、彼は再び音楽に専念し、
   表舞台に復帰するのは82歳のとき。

   そしてその8年後、90歳で突然のブレイク。

   90歳を超えてからも、コンパイは毎日必ず2時間練習していたそうです。

   90歳を超えてなお、準備して油断せず気を配っていた。
   90歳を超えてなお、まだまだうまくなりたかった。
   90歳を超えてなお、女性を愛し続けた。

   彼は音楽をずっとずっと愛してきたのです。
   彼は人生をずっとずっと愛してきたのです。

   愛するとは、そこに実直なまでに命(時間)を捧げることです。

   「私は、私の歌を聴きにきてくれる聴衆の表情を見るのが好きだ。
    彼らの前でこの歌を歌うとき、まるで制しきれない火のように、
    彼らの間に幸せと楽しい気分が広がっていくように見えるんだ。
    それは純粋な火だよ」

   社会がどう変わろうと関係ない。

   そして、何に対しても、悪口を言わない。
   そんな暇があるなら恋をする。

   コンパイ、いつもスーツにパナマ帽。
   ときには葉巻をくわえて。

   人生は何て美しいんだ。

   とても悪口なんて言っている暇などない。


   もし、彼が若い頃に、未来を正確に見通せる占い師に見てもらっていたら、
   やる気を失っていたことでしょう。

   「あなたがブレイクするのは、死ぬ直前、90歳を超えてからです」

   そう言われてもこれっぽっちもうれしくないですよね?(笑)

   人生って、先が見えないから楽しいんだ。
   先が見えないからドキドキするんだ。

   そして、人生って、うまくいかないから面白いんだ。
   思うようにいかないから飽きないんです。


   「私の人生にも花が咲きました。
    誰にでも人生の花が咲くチャンスはあるんです。
    それは仕事かもしれないし恋愛かもしれない。

    遅かれ早かれ誰のもとにも来るんです。
    私はもう老人ですが、ようやく花が届きました」
                 (コンパイ・セグンド)

   <『絶望は神さまからの贈りもの』SB Creative
      https://amzn.to/35LEXtO

          ・・・

松原耕二氏はこう語る。

『あなたが80歳を過ぎたとしよう。

 残りの人生についてどんな風に考えるだろうか。
 
 おそらく、あなたはすでに一線を退いているだろうし、
 先に旅立っている同級生もいるだろう。

 そろそろ自分も店じまいの時が近づいた。

 大抵の人はそんな風に思うのではないだろうか。

 ところが「店じまい」どころか、80歳を過ぎてから「店開き」をし、
 93歳のいま人生最良のときを迎えている男がいる。

 キューバのミュージシャン、コンパイ・セグンド。
 世界でヒットした映画《ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ》に
 出演した最長老だ。


 「チェ・ゲバラもカストロも僕より年下だよ。
  だけどカストロは僕より老けて見えるけどね」

 コンパイはそう言ってにやりと笑った。
 黒のスーツにグレーのパナマ帽という出で立ち。

 《ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ》の中で彼は言う。

 「人生で大切なものは、女と花とロマンス。私は今も現役だ。
  子供は5人いるが、いま6人目をつくっている」

 映画を観た人みなが驚いたこの科白は本当なのか。

 確かめるとコンパイはあっさり答えた。

 「いま私の彼女は40歳。6人目をキューバでつくります」

 え、40歳ですか。

 私は思わず声を上げた。

 本当なら彼女は半世紀も若いということか。

 私の反応を楽しむかのように、彼は煙をくゆらせてウインクした。』
 (ほぼ日刊イトイ新聞)より


アメリカでは誰もが知る国民的画家、グランマ・モーゼス。

貧しい農家に生まれたモーゼスは、働き詰めだったが、
晩年にリハビリをかねて油絵を描き始めた。

実に、76歳という遅いスタートだった。

その3年後、ひとりのコレクターがその絵に注目し、
80歳で個展を開く。

それをきっかけとして一躍有名になり、89歳の時には
トルーマン大統領にホワイトハウスにまで招待された。

101歳で死去するまで1600点の作品を残したという。


人生、遅咲きの人は世界には数多く存在する。

自分の夢を信じ、コツコツと努力を重ねてきた人たちだ。


「本当に大事なことは、ほとんどいつも思いがけなく起こる」

日々の準備を怠りなく…

チャンスを見逃さない人でありたい。

・・・

<参照Web>
長生きの秘訣
伊勢ー白山 道(2020-12-27)
先を知りたい病に注意
https://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/e/ae277cd6340cb6b8e30f30be49f18795

           <感謝合掌 令和3年1月25日 頓首再拝>

長寿の秘訣、それは唐辛子? - 伝統

2021/02/06 (Sat) 21:40:30


     *Web:FIGARO(2021.01.14)より

(1)毎朝1本のハラペーニョで医者いらず?

   クリーヴランド大学とアメリカ心臓協会が共同で
   唐辛子についての大規模な予備調査を実施。

   世界の5つのデータベース(Ovid、Cochrane、Medline、Embase、Scopus)
   を利用して4729件の研究データを分析し、唐辛子を好む人ほど
   心血管疾患やがんのリスクが低くなる傾向が明らかになった。

(2)抗炎症効果と血管弛緩作用

  ①回の横断研究では、唐辛子をよく食べる人は食べない人に比べて、
   心血管疾患の死亡リスクが26%、がんで死亡する確率が23%低い
   という結果が出た。

  ②心臓病専門医で栄養学者のフレデリック・サルドマンは、
   「唐辛子に含まれる有効成分のカプサイシンは、
    あらゆる疾病への入り口となる炎症を鎮め、
    血管を弛緩させる働きがある」と言い、
    アメリカ心臓協会による研究は信用のおけるものだと語っている。

  ③サルドマンもこう推測する。
   「唐辛子を食べる習慣は、脂質・塩分・糖分を控えた
    健康な食生活モデルにつながっているとも考えられます。
    その一例がアジア。ほかの地域に比べて、アジアでは
    唐辛子を野菜と一緒に料理することが多い」


(3)注意点

  ①唐辛子は新たな万能薬ではないということも肝に銘じておこう。
   「味が苦手、消化しにくい人など、人によっては体に合わない
    こともあります」とサルドマンは注意を促す。

  ②「過剰摂取で内臓が荒れたり、胃がんのリスクが高まる可能性が
    あることを実証した研究もあります。
    また、痔を患っている人も唐辛子は避けたほうがいいでしょう」。

  ③料理の味付けに唐辛子を取り入れてみるのはいいが、量はほどほどに。

https://news.yahoo.co.jp/articles/57e7f4b20918a51fa80cdb29d120de58f6f06b6e

           <感謝合掌 令和3年2月6日 頓首再拝>

【得意なことはありますか?】 - 伝統

2021/04/21 (Wed) 13:52:16


       *メルマガ「人の心に灯をともす」(2021.04.16)より

   (暉峻 康隆(てるおか やすたか)氏の心に響く言葉より…)

   逆に問いたいよ。

   あなたは60年も生きてきて、何ひとつ得意なことはないのですかって。

   みんな定年になって慌てるが、40代後半には用意しとかないと間に合わんぞ。

   何でも10年は勉強しないと無理だからね。

   だいたい80前後までどうします?

   恋愛もできない、食欲もあまりなくなって、
   体力が落ちてくる一方の20年間というのは大変なんだ。

   40も後半に入ると、だから会社のことより、
   むしろそういう準備をしなきゃいけないんだよ。

   それなのにみんな無防備だなあ。



   寿命じゃない。

   了見、覚悟で生きるんだ。

   生きる意志を持たないかぎりだめだ。

   ただ、生きているというのは意味がない。

   そう思わない?

   「何とかなるさ」、そういう甘えを捨てなければ新しい人生はない。

   わかる?

   自分で切り開くしかないの、有意義な楽しい老後は。



   老後の心構えの極意というものを教えてやろうか。

   宇野千代さんは最近、色紙にこう書くんだそうだ。

   「私、何だか死なないような気がするの、ハハハ」。

   ハハハだよ。

   94歳(インタビュー当時)。


   こういう老境を迎えられた人は幸せだよなあ。

   昔からねえ、動物のことをよく調べてるの。

   ゾウ、キリン、カバ、ライオン、ゴリラ、クジラ、シャチねえ。

   あいつらに共通していることは何だ?

   医者に行かない、入院しない、歯磨きもしない、朝のシャンプーもしない、これだ。

   それで死ぬ時は誰にも相談しないで、ひっそりと死ぬ。

         <『千年語録』小学館 https://amzn.to/2QtMgkR

            ・・・

現代は、副業やギクエコノミーの時代だ。

副業が禁止の会社であっても、
色々な勉強会や地域や社会貢献のサークル等には参加できる。

会社だけしか知らない人生が問題なのだ。

会社は定年後の人生まで面倒をみてくれないからだ。



動いていれば、新たな人間関係は必ずできる。

そして、そこで有能なら、必ず何かを頼まれる。

もし、何も頼まれないようなら、遊びであろうが、
ボランティアであろうが、そこに真剣に向き合っていないということだ。

どんな会であっても、その場を面白がって、楽しんで、
一所懸命にその会のためになるようなことをしていれば、
必ずオファーがあるはずだ。

人は遊びであっても、よく見られているということだ。



藤尾秀昭氏は、覚悟についてこう語る。

「人生に対して覚悟を決めること。覚悟を決めない限り、真の人生は始まらない」

肚をくくり、覚悟を決める。

すると、新たな人生が拓(ひら)ける。



何事も、「ハハハ」と笑い飛ばす人生。

それは「あっけらかんと生きる」ということ。

無邪気に、平然として、何が起きてもけろっとしている。


今東光和尚の言葉、

「人生は冥土(めいど)までの暇(ひま)つぶし」。



極上の暇つぶしをして…

人生を、「おもしろかったなぁ」とつぶやいて冥土に行けたら最高だ。

           <感謝合掌 令和3年4月21日 頓首再拝>

【年を取るほど時間が早く経つように感じるのはなぜ?】 - 伝統

2021/04/30 (Fri) 23:45:35


       *メルマガ「人の心に灯をともす」(2021.04.28)より

   (ミッチェル・モフィット&グレッグ・ブラウン氏の心に響く言葉より…)

   われわれはみな、年を取る。

   だが、年を重ねるにつれ、若いときに比べて、
   時間の経つのがやけに早く感じれたりはしないだろうか?

   子どものころは、夏休みが永遠に続くように感じられたはず。

   なのに、大人になったいまでは、
   誕生日がやってくるのが年々早くなり、
   何年も前の出来事がつい昨日のことのように思えてしまう。

   時間の感覚はどうしてこれほど急激に変わっていくのだろう?


   神経学的な見地から言えば、なにか新しいことに遭遇するたびに、
   脳はその情報をできるだけ記録しようとする。

   そういった「新たな体験」にまつわる情報の符合化・蓄積がうながされるのは、
   無数の神経細胞が刺激を受けた場合だ。

   ただし、くり返すにつれてその「新たな体験」も古くなり、
   脳はエネルギーを使わなくても、その情報の符合化を簡単におこなえるようになる。

   なぜならもうやりかたがわかっているからだ。


   簡単な例をあげてみよう。

   たとえば、毎日、会社へ車通勤をしていたとする。

   その「新たな体験」に関して、脳が一番強烈に刺激を受けるのは車通勤の初日だ。

   しかし時間がたつにつれ、いままでの記憶や経験のみで車通勤に対処するようになる。

   新しく何かを記憶することがなくなり、脳も刺激を受けなくなる。


   そう、鍵は「目新しさ」にあるということになる。

   新たな刺激を受けることで、
   脳に「新たな体験」に関する詳細な情報が保存されるからだ。

   当然ながら、われわれが「はじめて」を多く体験するのは若いころだ。

   そして、それが脳に刻まれ、記憶として残り続ける。

   はじめてキスをした日。初めて自転車に乗った日。
   それに、はじめてアルコール類を飲んだ日。

   そんなふうに、まったく新たな体験をするのは、
   どう考えても若いころの方が多いと言えるだろう。


   「主観的に記憶される年月の長さは、
    年少者にはより長く、年長者にはより短く感じられる」
   という心理学的要因もある。

   1歳の赤ちゃんからすると、1年間という時間の長さは、
   年齢と比較すると1/1=100%になる。

   一方で50歳の大人からすると、1年間という時間の長さは、
   自分の生きてきた年齢と比較すると、たったの1/50=2%にすぎない。

   つまり年を取るにつれ、生きてきた年数によって1年の長さの比率が小さくなり、
   どんどん時間が早く経つように感じるのだ。


   とはいえ、がっかりすることはない。

   逆に言えば、いくつになっても新しいことに取りくみつづけ、
   脳に刺激を与えればいいのだ。

   まったく新しい体験をすると、それが強く意識に残り、
   時間が再びゆっくり経つように感じられる。

   新しく外国語の勉強を始めたり、
   行ったことのない場所を訪れたりするだけでも、脳は活性化される。

   夏休みが永遠に続くように思えた子どものころのように感覚は、
   いつでも取りもどせる。

   長く充実した人生を生きたいのなら、
   「挑戦」しつづけることは、欠かせない要素なのだ。

         <『いきなりサイエンス』文響社
                   https://amzn.to/2QreBZL >

             ・・・

人は、「新しいこと」をしなくなったとき、時間が早く経ってしまうという。

つまり、「老いる」ということだ。


立命館アジア太平洋大学学長の出口治明氏は、
「人、本、旅」の3つが年を重ねるほど大事だという。

いろいろな人に会い、たくさんの本を読み、面白いところへ行く。

そこに新たな学びが必ずあるからだ。


いくつになっても、「新しいこと」に挑戦する人でありたい。

           <感謝合掌 令和3年4月30日 頓首再拝>

デヴィ夫人に聞いた若く元気でいる秘訣 - 伝統

2021/06/30 (Wed) 15:57:46


      *メルマガ「川島 和正」(2021.06.28)より

日本国民なら、ほとんど誰もが知っているデヴィ夫人は
御年81歳であります。

しかしながら、一般的な81歳の人とは違い
とても元気で精力的にメディアに出てますしSNSもなっています。

もちろんアシスタントはいますが
服選びはスタイリストを付けずに全部自分でやってますし
SNSも内容は全部デヴィ夫人が話した内容を
アシスタントが文字にして投稿しているだけです。

仕事だけではなく、プライベートでも元気で
日々食事会や飲み会をして深夜までシャンパンを飲んでますし
正月はニセコでスキーまでしていました。

さらに最近は、モナコに行こうと言って
行くメンバーを集めていました。


こんな風にデヴィ夫人は81歳とは思えないほど元気すぎるのですが
私はその秘訣を知りたくて、以前直接聞いたことがあります。

その答えは何かというと

「止まらないこと」

ということです。

のんびり休んでしまうと、それをきっかけに
体力が落ちて動けなくなるので
若い時のペースのまま動き続けてきたということです。

ずっとヨガなどをやっている人が元気なのと同じように
ずっと日常的に動いているため。体力が維持されているのです。

必要な休息はとるものの、必要以上に休み過ぎないのです。

これは、とても理にかなっている話で
だからこそデヴィ夫人は元気なのです。


というわけで、あなたも私も、いつまでも若くいたければ
のんびりまったりしないほうが良さそうであります。

今の日本は、緩い服をきて
のんびりまったりする人だらけになっていますが
そうすると老けるので要注意です。

老後も元気に楽しく暮らすためには、
必要以上に休まず、なるべく若い時のままのペースで
活動し続けたほうがいいですね。

           <感謝合掌 令和3年6月30日 頓首再拝>

100歳まで生きた人に聞いた!「長生き」の5つの習慣 - 伝統

2021/07/12 (Mon) 13:19:13


       *Web:WomensHealth(2021.07.11)より抜粋

(1)体をストレッチする。

   ストレッチは、高齢者の運動能力を高め、転倒のリスクを軽減します。

(2)もっと野菜を食べよう。

  ①「ブルーゾーン」と呼ばれる長寿で健康的な地域に住む人々は、
   食事の80%以上を植物から摂取しています。

  ②植物性の食事はコレステロールが低く、
   食物繊維や抗酸化物質などの栄養素が豊富に含まれているため、
   免疫力を高め、健康な体を維持することができます。

(3)積極的に行動する。

  ①高齢の患者に共通しているのは、健康維持に積極的であることです

   高齢者は定期的に医療機関を受診して、
   定期的な検査や予防接種、慢性疾患の管理を行っています。

  ②高齢者は医師と良好な関係を築いています。

(4)恩返しをする。

  ①高齢者は一生分のスキル、知識、知恵を持っています。
   そして、そのスキルを活用する方法を見つけることは、
   誰にとっても本当に役に立つという。

  ②ボランティア活動は、社会的なつながり、
   特に高齢者と若者の間のつながりを育みます。

(5)ストレスをためない。

  ①強いストレスは免疫力を低下させ、
   体内で病気が蔓延する可能性を高めます。

   ストレスは、心臓病、糖尿病、高血圧などの
   慢性疾患の原因となる炎症を引き起こす可能性があります。

  ②100歳まで生きる人の多くは、
   「流れに身を任せる」ことを学んでおり、
    できる限りストレスを排除しています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/505b3565d684f6995b3b2eb25996c23739d6add2

           <感謝合掌 令和3年7月12日 頓首再拝>

健康寿命120歳を目指す「タキシフォリンの奇跡」 - 伝統

2021/07/15 (Thu) 14:39:35

健康寿命120歳を目指す「タキシフォリンの奇跡」

https://www.youtube.com/watch?v=9lBUVZD7iNE


(1)ガンを抑制

(2)認知症を遅らせる

(3)抗ウイルス、抗炎症


<参照>

(1)東北大学らの抗酸化素材「タキシフォリン」研究を紹介
   https://www.healthbusiness-online.com/%E6%9D%B1%E5%8C%97%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%82%84%E5%9B%BD%E7%AB%8B%E5%BE%AA%E7%92%B0%E5%99%A8%E7%97%85%E7%A0%94%E7%A9%B6%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%81%8C%E6%8A%97%E9%85%B8%E5%8C%96%E7%B4%A0/

(2)タキシフォリンの奇跡
   https://ameblo.jp/drminori/entry-12671463519.html
   https://ameblo.jp/drminori/entry-12640499688.html

  ①海外で新型コロナウイルスに対するタキシフォリンの効果が
   相次いで報告され、注目を集めているそうです。

  ②タキシフォリンはシベリアに育つカラマツの木部から抽出されるフラボノイド。

  ③抗酸化力・抗糖化力が強く血流を改善し血管を健康に保ちます。

(3)伊勢ー白山 道(2021-07-15)
   感謝の気持ちの気を持つ人々が住む国
   https://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/e/a1ef61732565e93574d048ce7ac6db9e

           <感謝合掌 令和3年7月15日 頓首再拝>

「100歳まで元気な人」はやっている?たった3つの意外な長寿法 - 伝統

2021/07/16 (Fri) 14:28:03


        *Web:DIAMONDonline(2016.2.12)より抜粋

(1)体温を上げる

  ①人間の体温は起床時が最も低く、だいたい深部体温は37度ほど。
   常温の水であっても冬ならそれ以下になっているので、
   少し温めてから飲むのがよいだろう。

  ②身体を温める食材を摂る

   身体を温める食品はネギ、ショウガ、にんにくの3つ。

(2)食事

   どれか1つのものを摂るよりも、バランス良く、
   自分に合った食生活を心がけることが重要なのだ。

(3)健康でいるために最も重要なのが「睡眠」

   「健康寿命を延ばすには、ノンレム睡眠を増やす必要があります。
    ノンレム睡眠には、心と体を休めること、記憶することと忘れること、
    成長ホルモンを分泌する、免疫力を上げるという4つの役割があります。

    とはいえ、睡眠時間が長すぎるのもNG。
    平均的な睡眠時間7~8時間の人に比べると、
    5時間未満の人は糖尿病になる確率が2倍以上になり、
    9時間以上だと1.8倍になるというデータもあるのです」(今津医師)


https://diamond.jp/articles/-/86123?page=3

           <感謝合掌 令和3年7月16日 頓首再拝>

日本最高齢インストラクター・タキミカさん - 伝統

2021/07/18 (Sun) 13:13:54

90歳のフィットネスインストラクター 瀧島未香さん

https://www.youtube.com/watch?v=bSoHLDnt2Po

タキミカ
1931年生まれ、90歳。
日本最高齢フィットネスインストラクター

87歳で、インストラクターデビュー
タキミカ体操を通じて、100歳まで力強く歳を重ねる
「パワーエイジング!」という生き方をお伝えします!

年齢はただの数字。
世界から「諦めた」をなくそう。
パワーエイジング!
https://www.nippon.com/ja/japan-topics/g01016/


【90歳まで動ける体に!】
日本最高齢インストラクター・タキミカさんの〈くるくるタキミカ体操〉
https://www.youtube.com/watch?v=h5Ork4_N1EA



祝90歳! 日本最高齢インストラクター・タキミカさんに〈90の質問〉【美ST公式】
https://www.youtube.com/watch?v=e0pg4g8zGws

           <感謝合掌 令和3年7月19日 頓首再拝>

100歳までにやっておくべきこと - 伝統

2021/09/01 (Wed) 13:55:54

100歳までにやっておくべきこと【高次元からのメッセージ】
本質の扉チャネラー彩加(2021/08/30)
https://www.youtube.com/watch?v=Z-VG7ErzMA4

(1)人生を楽しむ

(2)自分を愛する

(3)鏡をしっかり見る

(4)人生に起きて来たことを肯定する

(5)後悔を許す

(6)他人も自分も人生という舞台の役者なのだと悟る

(7)自分と友達・恋人になる

(8)人間の不完全さを受け入れる

           <感謝合掌 令和3年9月1日 頓首再拝>

「重陽(ちょうよう)の節句」 - 伝統

2021/09/09 (Thu) 04:31:41


今日(9月9日)は、五節句のひとつである
不老長寿を願う「重陽(ちょうよう)の節句」。

この日は陽数の9がふたつ重なるため、重陽の節句、
重九(ちょうく)の節句という。

中国では古くからこの日に、邪気を払い
長寿を祈って菊花酒を飲む風習があった。

菊の花には万病に効霊力があると信じられていた。菊の節句とも言う。


中国の易学において“陽”の極の数(つまり奇数の最も大きな数)
である「9」が2つ“重なっている日”なので「重陽」です。

中国では奇数を陽の数と考えていました(ちなみに偶数は陰の数)。

「陽」は「生」にも通じることから、
陽の極である9が2つ重なっている9月9日は、
大きなパワーを持つ日とされていたのです。

日本へは平安初期に中国からこの習慣が伝わり、
宮中儀礼となって「観菊(重陽)の宴」が催されました。
菊の花には万病に効霊力があると信じられていました。

長寿や無病息災を願って菊の花を浮かべた酒を酌み交わし、
群臣に詩歌をつくらせていました。

江戸時代に入ると五節句の中で最も公的な行事になり、
武家では菊の花を浸したお酒を飲んで祝ったとか。

今では他の節句に比べて、かなり存在感が薄くなっております。


9月9日 重陽の節句(菊の節句)の楽しみ方
http://allabout.co.jp/gm/gc/220562/

9月9日は重陽の節句 陽のエネルギー最大の日
https://www.youtube.com/watch?v=lM-kZKh0Bu8


           <感謝合掌 令和3年9月9日 頓首再拝>

【友だちの数で寿命はきまる】 - 伝統

2021/09/14 (Tue) 04:14:15


      *<メルマガ「人の心に灯をともす」(2021.07.15)より

   (予防医学研究者、石川善樹(よしき)氏の心に響く言葉より…)

   私は予防医学の研究者です。

   予防医学とは病気を治すのではなく、
   病気にならないようにするにはどうしたらいいかを研究する学問です。

   これから健康のために大切なことを語りたいと思いますが、
   そこには食生活、ウォーキングなどの運動、健康食品などは
   一切登場しません。


   健康になるために、 もっとも大切なのは「つながり」なのです。

   「つながり」とは平たく言うと人間関係のことです。

   いつもあなたの前に座っている職場の同僚、
   しばらく連絡を取っていない中学校時代の同級生、
   犬の散歩をしているときによく出会って挨拶を交わす近所のおばあさん、
   故郷の両親、そしてあなたの配偶者......。

   みんなあなたの「つながり」であり、
   あなたを健康にしてくれる大切な存在なのです。


   運動よりも同僚との関係が健康に効くと聞いても、
   ピンと来ないかもしれません。

   でも、これは絆を深めて助け合えば、
   どんな病気にも打ち勝てるといった根拠の薄い精神論ではなく、
   最新の予防医学が実証している事実です。

   「つなが り」の“健康力”に関しては次のような発見があります。


   ●「つながり」が少ない人は死亡率が2倍になる。

   ●同僚があなたの寿命を決めている。

   ●「つながり」が単調な男子校出身者は早死にする。

   ●お見舞いに来てくれる人の数で余命が変わる。

   ●女性が長生きなのは「つながり」を作るのが上手なことも関係する。

   ●たくさんの「つながり」を持つほど長命である。

   ●「つながり」が幸せ感を高めてくれる。


   その反面、日本人は「つながり」を作るのが不得意であり、
   それは日本人の健康力に悪い影響を与えている可能性があります。

   日本人の「つながり」には次のような特徴があります。


   ●日本人は「つながり」が少ない。

   ●普段一人でいるか、
    家族以外と「つながり」がない無職の独り身が増えている。

   ●孤独死が多い。

   ●日本人の高齢者の満足度の低さは「つながり」の希薄さにある。

   ●日本人男性は悪い「つながり」でメタボになりやすい。


   本書では「つながり」に注目しながら、
   こうした日本人に特徴的な悪い「つながり」の側面を解消していく
   提案をしていきたいと思います。

   ダイエットや運動にはそれなりの準備とコストが要りますが、
   「つながり」作りはその気になれば今日から始められて
   ほとんどコストがかかりません。

   さらに「つながり」には「3次の隔たり」、
   つまり友達の友達の友達、同僚の配偶者のママ友、
   両親の知人の配偶者にまで波及するという特性があります。

   つまりあなたが始めた「つながり」による健康作りは、
   周囲の人にも広がっていく可能性があるのです。

       <『友だちの数で寿命はきまる』マガジンハウス
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           ・・・



石川善樹氏は「つながりをつくる」方法についてこう語っている。


『ダイエットや運動をした経験はあっても、
 「つながり」を意識的に作った経験はおそらくない人が大半でしょう。

 そこで本書では、誰でも手軽に始められる
 「つながり」の作り方を解説しています。

 といっても特別なことではありません。

 同僚と雑談をする機会を増やす、同窓会に出てみる、
 SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)で交流する、
 配偶者に笑顔で「ありがとう」を言う、
 両親に感謝の手紙を書いてみる......。

 そんな工夫で自分が健康になり、寿命が延びるのです。

 無理をしないで、できそうなことから少しずつ始めてみてください。』


本書の中には、こんなことも書いてあった。

●孤独は、喫煙より身体に悪い

●町内会の役員は、健康にいい

●作り笑いでも、寿命は2年延びる

●ポジティブ思考は長生きである

●女性の方が男性よりも「つながり」をつくるのがうまい

●妻は“定年後”に備えて「つながり」を再構築する

●若い世代が職場で「つながり」を持とうとしない

●雑談が多いほど、生産性効率も上がる

●社会的地位と寿命の関係

●複数のコミュニティに属する

●コミュニティには責任ある立場で属した方が長生きする

●ポジティブになれるSNSは良い「つながり」である

●愚痴るとストレスが倍増して老ける

●思考と感情は変えられない。だから行動を変える

●誰かを思いやると幸福度が高くなる

●誰かのためにお金を使うと脳は幸せを感じる


老いも若きも、良き「つながり」増やす努力を重ねたい。

           <感謝合掌 令和3年9月13日 頓首再拝>

老いの抜け道 - 伝統

2021/09/14 (Tue) 15:37:28


       *「近藤勝重流 老いの抜け道」からの要点の紹介
        ~暦年齢による老年観からの脱却

(1)人生は心ひとつにかかっている。

   年とともに肉体のおとろえはやむをえないとしても、
   精神はむしろ自由で豊かになっていきたい。

   人生は心ひとつにかかっている。

(2)死ななくてすむがんで死ぬな。

(3)暇のある老年ほど喜ばしいものはない。

  ①50歳? ピカピカのダイヤモンドだよ。
   今なら何にでもチャレンジできるぞ。

  ②老年にとって、いわば肉欲や野望や争いや敵意や
   あらゆる欲望への服従期間が満了して、心が自足している
   ・・・研究や学問という糧のようなものが幾らかでもあれば、
   暇のある老年ほど喜ばしいものはないのだ(古代ローマ政治家大カトー)

(4)身づくろいは長寿につながる。

(5)にもかかわらず笑う。

(6)人生なんて夢みたいなもんだぜ。
   現実(うつつ)だと思うと悔いが少しは残るけど、
   夢だと思えば、楽しい夢を見たとしか言えないもんな(石原裕次郎)

(7)何を成したかじゃない、何を成そうとしたかが大事なんだ(高倉健)

(8)アランの言葉に、
   「きみ自身のことなど 考えるな。遠くを見よ」
   というのが あります。

(9)健康川柳

   〈今日は寝てあしたに別の目で見よう〉

   〈気に入らぬ風もあろうに柳かな〉

   〈大阪の雪はおちょくるように降り〉

   〈言わんとこ思ててんけど言うてまう〉

   〈えらいことできましてんと泣きもせず〉

   〈お若いと言われるほどに老いたのか〉

   〈とりあえずお昼にしよと声に出し〉

   〈「何食べる」3回聞いて日が暮れる〉

   「近藤流健康川柳
   https://www.mbs1179.com/575/fixf/senryu/2020/02/index.shtml

<参照>
センテナリアンのやっている健康法
https://carasehat-grade.blogspot.com/2020/05/1-gentoshajp.html

           <感謝合掌 令和3年9月14日 頓首再拝>

長野県民が実践する病気知らずの食事法 - 伝統

2021/09/15 (Wed) 12:52:47

「長寿日本一の秘訣は適度な毒」長野県民が実践する病気知らずの食事法

        *Web:PRESIDENTOnline(2021.02.06)より抜粋

地産地消の赤ワイン、味噌、キノコ

ポリフェノールを含み、心臓病や、特に動脈硬化によいことが知られている
赤ワインについても、長野県は地産地消の割合が高いことがわかっています。


ワインの原料であるブドウ、そしてワインの生産量共に、第1位は山梨県で、
長野県はどちらも2位なのですが、

山梨県は生産量の98.5%が出荷されていて、
自県ではほとんど消費されていないのです(わずか1.5%)。

一方、長野県では生産量の12%が自県で消費されています。
決して多い数字とは言えませんが、山梨県に比べると長野県は、
ワインの地産地消の割合が8倍も高いのです。


それから、長野県には生産量全国第1位の食品が、
野菜の他にもいくつかありますが、
中でもダントツの全国第1位の食品が、発酵食品の味噌です。

「信州味噌」は日本の全生産量の約半分を占めています。


さらにもう一つ、生産量全国第1位の食品なのが、キノコです。
こちらは全国生産量の約3分の1を占めます。

味噌もキノコも、生産量だけでなく、
人口当たりの消費量も長野県が全国第1位です。


中でもキノコの消費量は、全国平均の1.4倍、
最も消費の少ない沖縄県の2.5倍近くとなっています。
ここでも長野県は地産地消を実現できているのです。

なぜ味噌とキノコが身体によいかといえば、
ポリアミンと呼ばれる物質を豊富に含むからです。

このポリアミンは健康によく、特に老化防止に効果がある事が、
最近、あきらかになっています。

こうした「長野モデル」の特徴から学べるものは多いのですが、
一番大事なのは、吉澤先生が説いて回った「自分で自分の健康を守る意識を持つ」、
つまりひとりひとりが健康に対して、自主的に取り組むことです。

病気になってから病気を治すのではなく、
そもそも病気にかからないための生活について、日ごろから気を配る、
これに尽きるのかもしれません。

https://president.jp/articles/-/42931?page=4

           <感謝合掌 令和3年9月15日 頓首再拝>

腸寿は長寿につながる - 伝統

2021/09/17 (Fri) 13:23:48


      *Web:毎日が発見ネット
           (腸の専門医、松生恒夫先生)

(1)腸の健康は、元気で長生きにつながります。長寿=腸寿です。

(2)腸の健康=腸寿こそが長生き=長寿です。

  ①腸は、毎日の健康に重要な役割を担っています。
   主な働きは、体に必要な栄養を吸収すること、
   そして残りカスや有害な成分を体の外に排出することです。

  ②さらに病気に対して抵抗する免疫機能もあります。

  ③腸に不調を抱える人は、体のほかの部位や精神面など
   別の不調も抱えていることが多く、ストレスなく生活を変え、
   体調を改善していくことが大事だと感じています。

(3)自分の意思で腸内環境は変えられる!

  ①腸内環境は食事、腸管機能(運動)、
   腸内フローラ(腸内細菌のかたまり)によって決定されます。

   腸内環境が悪化すると、
   毒素や発がん性物質を作り出してしまうことも。

  ②しかし食事は、人が意識して変えることができます。
   口から食べるものを変えれば、腸管機能や腸内フローラが変化して、
   腸内環境を改善できるのです。

(4)腸内環境を整える発酵食品

  ①発酵食品の中で、特に麹を使ったものは、
   消化や吸収をスムーズにしてくれます。

   腸内環境が整い、免疫力がアップします。

  ②発酵とは、微生物の働きによって食物が分解され、
   人間に有益な成分に変化すること。

  ③発酵食品に含まる酵素が、食材のデンプンをブドウ糖に変え、
   たんぱく質をアミノ酸に分解し、うま味として感じます。

(5)「発酵」を理解する3つのキーワード

  ①ラブレ菌

   乳酸菌「ラブレ菌」は、京都の漬物、すぐき漬けから発見されました。

   ラブレ菌は、免疫力の向上、便通や過敏性腸症候群の改善、
   更年期症状の緩和に役立つと期待されています。

  ②植物性乳酸菌

   野菜など植物の発酵によってできるのが、植物性乳酸菌です。

   乳酸菌といえば、ヨーグルトが思い浮かびますが、
   納豆や漬物、甘酒などにも入っています。

  ③食物繊維

  ⅰ.水溶性食物繊維

    食物繊維のなかでも、水に溶けやすく、ねっとり状態になるのが
    「水溶性食物繊維」です。

    ねっとりが便を柔らかくして、腸内で勣きやすくします。

    さらに水溶性食物繊維は、腸内で発酵して、
    酪酸などの短鎖脂肪酸を生み出し、腸の動きを刺激します。

    大麦、海藻、なめこ、モロヘイヤ、オクラ、長いも、里いも、
    アボカド、キウイフルーツ に多く含まれます。

  ⅱ.不溶性食物繊維

    水に溶けにくく、水分を含むと大きく膨らみ、便のかさを増やします。
    腸の中で有害物質を取り込み、便として体の外ヘ排出する慟きも。
    ただし摂り過ぎると便が硬くなって便秘になりやすくなります。

    ほうれん草(葉野菜)、さつまいも、じゃがいも、
    きのこ類、豆類、玄米に多く含まれます。

  ⅲ.不溶性食物繊維2に対して、水溶性食物繊維1が摂取の目安です。

   (https://mainichigahakken.net/health/article/84.php

           <感謝合掌 令和3年9月17日 頓首再拝>

今からでも取り入れたい! 長生きのためのシンプルな7原則とは? - 伝統

2021/09/18 (Sat) 14:55:24


        *Web:FIGARO(2021.05.11)より抜粋

(1)有毒物質を避ける

   アルコール、タバコ、ドラッグの摂取は避けよう。

(2)砂糖を減らし、野菜を食べる

(3)体を動かす

(4) 脳を刺激する

(5)関係を維持する

(6)よく眠る

(7)ポジティブでいる


https://madamefigaro.jp/culture/210511-long-life.html

           <感謝合掌 令和3年9月18日 頓首再拝>

老化を防ぐ究極の方法 - 伝統

2021/09/19 (Sun) 12:58:42

【論文解説】
「絶対にやるべき!老化を防ぐ究極の方法!」を世界一分かりやすく要約してみた
論文解説チャンネル(2021/07/06)
https://www.youtube.com/watch?v=0cqObb8mW7U

(1)成長ホルモンをしっかりと分泌させる。

(2)糖分を減らす

(3)HIT(高強度トレーニング)

  ①20秒の運動

  ②10秒の休息

  ③8セット繰り返す

(4)そこそこの強度の30分以上やると
   成長ホルモンが出始めると言われている。

(5)睡眠を最適化する

  ①質を上げる

  ②時間を確保する

           <感謝合掌 令和3年9月19日 頓首再拝>

人生に定年なし!90歳現役インストラクタ - 伝統

2021/09/20 (Mon) 15:29:04


         *Web:NHK(2021.09.19)より

9月20日は敬老の日です。健康な老後のためには、適度な運動が欠かせませんが、
90歳になっても現役フィットネスインストラクターとして活躍する女性がいます。

タキミカこと瀧島未香さん。

65歳になって初めてジムに通い始め、
年をとるごとに筋力をつけ、体も柔らかくなっていったと言います。

70代や80代になっても体を鍛え続け、
筋力をつけることは可能なのでしょうか。
古谷敏郎アナウンサーが聞きました。


 以下は、次のWebにてご確認ください。

  → https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210919/k10013265001000.html


<関連>

本スレッド内
日本最高齢インストラクター・タキミカさん(2021/07/18 (Sun) 13:13:54)

           <感謝合掌 令和3年9月20日 頓首再拝>

東大研究者が発見した「老化細胞」除去薬の衝撃 - 伝統

2021/09/21 (Tue) 02:51:50


         *Web:東洋経済オンライン(2021/02/19)より抜粋

ハーバード大学医学大学院の教授で、老化研究の第一人者である
デビッド・A・シンクレア氏の全米ベストセラー『LIFESPAN(ライフスパン)
:老いなき世界』では、人類が「老いない身体」を手に入れる未来が
すぐそこに迫っていることが示され話題となっているが、

日本でも、老化研究に関する大きなニュースが飛び込んできた。

2021年1月15日、東京大学医科学研究所の中西真教授らのグループが、
老齢のマウスに「老化細胞」だけを死滅させる薬剤を投与し、
加齢に伴う体の衰えや生活習慣病などを改善することに成功した
と米科学誌『サイエンス』に発表したのだ。

老化研究はどこまで進化しているのか。中西氏に話を聞いた。


(1)老化の原因「老化細胞」除去とは

  ①細胞は、つねにさまざまなストレスにさらされており、
   ストレス過多になった場合、遺伝子に傷が入ったり、
   タンパク質がダメージを受けるなどします。

   軽微なダメージなら、細胞は修復して生き続けることができますが、
   修復不可能な損傷の場合、細胞そのものを殺すか、
   細胞の老化を誘導し、異常な細胞を蓄積させない仕組みが働きます。
   その結果、細胞は増殖することができない老化細胞となってしまいます。

  ②この老化細胞が、臓器組織の機能低下や老年病などの発症を誘発する
   というのが最も基本的な「老化のメカニズム」の1つです。

  ③われわれ研究チームは、老化細胞の生存に必須な遺伝子を探し、
   それが「GLS1」という遺伝子であることを突き止めました。

   そこで、この遺伝子「GLS1」の働きを止める薬剤を投与したところ、
   老化細胞が除去され、老化に伴う体力の衰えや生活習慣病が改善する
   ことを証明しました。

(2)老化は「病気」として治療できる

(3)100歳まで健康に生きることが「自然」

  ①100歳まで健康に生きることが自然だと思うのです。

  ②自然に生きることを助け、サポートしていくことが、老化研究です。

https://toyokeizai.net/articles/-/411265

           <感謝合掌 令和3年9月20日 頓首再拝>

「老」という字の三つの意味とは? - 伝統

2021/09/21 (Tue) 12:40:42


          *メルマガ「日本一元気」(2021.09.13)より

「老」という字には三つの意味があるのだそうです。

一つ目は文字通り、「年をとる」。
老いるということは年を重ねるということであると。

二つ目は「練れる」。
「老練な」という言葉もありますが、
経験を積んで、物事になれ、巧みになっていく
という意味があります。

最後に「考」。
思索が深まり、完成するという意味。


「老」と「考」と「孝」は、
象形文字の時代から似ている文字であったようで、

「考」は亡くなった父親のことを意味したのだそうです。

さらに元の意味は、腰の曲がった老人を指すのだそうで、

転じて、曲がりくねりつつ奥まで思い進む。
考える、突き詰める、という意味になったようです。

ちなみに「孝」は、
長髪の老人に「子」を加えた形で
「子どもが老人によく仕える」意味。


つまり「考」「老」は、
年を重ねるにつれて、思想を深めていき、物事を極める、
人生をよりよいものにしていく過程であるといえるわけです。


人生百年といわれますが、
老いれば老いるほど、経験値が増し、思索も深まっていき、
学ぶことが大切になっていく。

学問は年齢を重ねるほどよい。
そういえるでしょう。


「老」というと、
とかくマイナスのイメージがありますが、

年齢に比例してますます学びを深めるべき、
ということが本来の意味なんですね。


百歳になっても学び続ける人生にしたいものです。

           <感謝合掌 令和3年9月21日 頓首再拝>

年齢に込められた意味を知る - 伝統

2021/09/22 (Wed) 14:53:12


        *「致知BOOKメルマガ」(2021.09.18)より

中国古典に「曲礼」(きょくらい)という
『礼記』の一篇があります。
「曲」というのは「くわしい」という意味です。

その「曲礼」の中に「年齢」のことが書いてあります。

人生まれて10年を「幼」という――学ぶ。
(教えを受ける年齢ということです)

20を「弱」という――冠す。
(冠をつける年齢だということです。
「弱冠」というのはここからきたようです)

30を「壮」という。

40を「強」という。

50を「艾」(がい)という。

60を「耆」(き)という。

70は「老」という。

80、90を「耋」(てつ)という。


30代はエネルギーが旺盛です。
まさに壮です。

40になると、それがさらに強くなる。

50は「艾」(がい)。

艾というのは、頭に白いものが
まじってくるという意味のようです。
ごま塩頭というやつですね。

ただ、艾には、刈りとるという意味もあるようですが、
30代、40代は意気盛んである故に、
いろんなムダなものをつけている。

そういうムダなものを取り去り、省いていく――
そういう年齢だということだと思います。


そして60は「耆」(き)。
これがおもしろいですね。
「老」の上の字に「旨」で「き」といいます。

「旨」というのは「うまい」ということです。
「うまい」というのは、
あまいとか酸っぱいとかという単純な味ではない。

5つの味をミックスした、
たとえようのないデリケートな味のことをいいます。

だから、これに手ヘンをつけると、
「指」――指というのは
独得のデリケートな働きをしますね。

魚ヘンをつけると、
「鮨」――独得のうまい食物です。

つまり、「耆」というのは、
人生のあまいもからいも、あらゆる体験を通して、
なんともいえない人間の風味が
でてくる年齢だということです。

この伝でいえば、
60代は人生の黄金期といえそうですね。


70は「老」。
これは「老い」という意味もありますが、
「練れる」「熟する」という意味もあるのです。
「耆」がさらに練られ、熟していく年齢です。


そして、80、90は「耋」。
「老」――すなわち「練」がさらに至るということです。


こう考えると人間の一生は楽しいものです。
「曲礼」が教えるように、年を取りたいものです。
そのためにも「修養」です。



ちなみにこの「曲礼」のことは伊與田覺著
『「人に長たる者」の人間学』に出ています。


           <感謝合掌 令和3年9月22日 頓首再拝>

耳年齢チェックしたことありますか? - 伝統

2021/09/25 (Sat) 04:00:41


      *「川島和正メルマガ」(2021.09.23)より
 
ほとんどの人は自分の耳は良いと思っているのですが
実は歳を重ねるにつれ退化しています。

若い頃、聞き取れた音が聞き取れなくなっているのです。

こちらにパナソニックの耳年齢チェックサイトがあるので
まずは試してみましょう。

http://5hk.jp/hearing.html

チェックすると
耳が退化していることがわかるはずです。


では、退化した耳を回復させたり
老化をなるべく遅らせるにはどうすればいいのかというと

聞くだけで耳が良くなるという音声を聴いてみると良いようです。

音を研究しつくしたプロ中のプロであるヤマハが作った聴力アップ
音声プログラムがあり1分聴くだけで効果があるとのことです。

さらに聴力回復CDブックも出ていて
このCDを流しておくともっと耳に良いようです。

http://5hk.jp/mimiore.html


耳が悪くなっていくと
人の話を聞き取りにくくなったり
音楽を楽しめなくなったりするため
視力と同じように、聴力も大切にした方がいいですね。

言葉や音を聞き取れるからこそ
脳が活性化するものですし、コミュニケーションもとれますので
ぜひ耳年齢チェックと耳トレをやってみましょう。

           <感謝合掌 令和3年9月24日 頓首再拝>

【長寿の秘訣】松葉健康法 - 伝統

2021/09/26 (Sun) 03:29:00

       *Web:健康茶ラボ より

(1)松葉の効能

  ①松は生命力の強い木。

  ②中国においては古くから薬効が高いことで知られ、
   中薬大辞典にその効能が多く記されています。

   また中国の最古の薬物書『神農本草経』にも
   「五臓を整え、久しく服すると身が軽くなり、
    年を取らず長生きできる」と記されています。

   日本でも松葉は古くから民間薬として広く用いてきました。

  ③『本草網目』には「松を服すると強壮になり、歯を固め、
   目や耳をよくし、瘡を治し、久しく服すれば身軽く、
   不老延年となる」と記されています。

  ④現在では松葉の効能が科学的に分析され、
   葉緑素、樹脂、酵素、鉄分、ビタミンK・A・Cなどが
   含まれていることが発表されています。

   葉緑素は動物の血液中にあるヘモグロビン(血色素)と
   構造が似ていて、血液を作り浄化する作用があるとされています。

   また、傷を治す働きもあり、外傷の治療だけでなく、
   胃潰瘍や歯槽膿漏にも効果的であることが解明されています。

   また、松ヤニに多く含まれている不飽和脂肪酸は
   コレステロール除去の働き助け、
   またビタミンKは老化防止によく、
   Aは目や皮膚によいことで知られています。

   さらにビタミンCは貧血に対し優れた作用があり、
   鉄分は貧血予防によいことで知られています。


(2)松葉茶としての利用法

  ①松葉の利用法としては、松葉茶・松葉酒・松葉風呂などがあります。
   もっとも一般的なのは松葉をお茶として飲む方法です。 

  ②松葉茶に使う松葉はアカマツです。
   常緑樹なので一年中採取できますが、なるべく若い葉を使います。

  ③採取した松葉は水で洗って陰干し完全に乾燥したら、
   適当な長さに裁断し細菌のため焙煎し(もしくは蒸し)ます。

   入れ方は煎じて飲むのが一般的ですが、粉末茶にする人もいます。 

  ④その日に煎じたお茶はその日のうちに、
   一日三回程度に分けて飲むのが基本。
   常飲していると、カラダにいい様々な効果が期待できます。


(3)「長寿の秘訣 松葉健康法」高嶋雄三郎
   
   (https://hotei-farm.com/kenkoucha/matsuba-cha

・・・

<参照>

松の効能を紐解いてみたい方へ、名著『松葉健康法』から至極の言葉を抜粋
https://thee-suzukin.com/health-food/body/pine1/

           <感謝合掌 令和3年9月25日 頓首再拝>

老け顔予防に頭皮マッサージ !! - 伝統

2021/09/26 (Sun) 16:24:06


      *メルマガ 「美容と健康ひとくちメモ」(2021/ 9/17)より

おでこの筋肉は後頭部の筋肉とバランスを保ちながら存在してるた
め、頭皮の筋肉がこって弾力が失われてしまうことで、おでこ・目
ぶたがたるんでしまい、老け顔を作りだしてしまうのだそう。

また、頭の側面の側頭筋のハリ感の低下は、頬や目じりのたるみに
つながり、そうすると、一緒に毛穴もたるむので肌自体も老けた印
象になるらしいです。そうならないためのマッサージ法。

(1)まず、耳の下や耳の後ろ、こめかみなどの耳周辺をぐりぐりと
自分がスッキリするまでほぐす。

(2)地肌を掴むように持ち上げ、頭頂部の方にゆっくり引き上げる。
これはフェイスラインの引き上げに効果があるので、しっかりと。

(3)自分が押して気持ちいいと感じるポイントを探し、ゆっくり親
指で押す。オフィスの休憩時間など気が付いたときに少しやるだけ
で効果があり、頭皮の血行がよくなることは、体調や肌の変化だけ
でなく精神的な余裕が生まれるという声もあるそうです。

           <感謝合掌 令和3年9月26日 頓首再拝>

110歳以上の日本人長寿者が持つ特殊リンパ球 - 伝統

2021/09/28 (Tue) 03:34:35


       *Web:ひかたま(光の魂たち)(2021年09月14日)より

スーパーセンチナリアン

110歳を超える超高齢者のことをスーパーセンチナリアンといいます。

理化学研究所は、
慶應義塾大学医学部百寿総合研究センターなどと共同で
スーパーセンチナリアンが
「CD4陽性キラーT細胞」という特殊なT細胞を血液中に多く持つことを発見しました。
(理化学研究所プレスリリース)(PNAS)


一般的に、
加齢に伴って免疫力が低下してくると、身体の防御作用は低下し
がんや感染症などのリスクが飛躍的に高まります。

でも
スーパーセンチナリアンはこうした病気を回避して長生きしていることから、
超高齢になっても免疫システムが良好な状態を保っていることが予想されます。


今回の研究では
スーパーセンチナリアン7人と50~80歳の5人から採血を行い、
合計で約6万細胞を調査しています。


その結果
スーパーセンチナリアンでは、50~80歳と比べて、
免疫細胞の中でもT細胞の構成が大きく変化しており、
細胞傷害性分子を発現するT細胞(キラーT細胞)の割合が
高くなっていることが明らかになりました。



T細胞は、他の免疫細胞を助ける「CD4陽性ヘルパーT細胞」と、
がん細胞などを殺す「CD8陽性キラーT細胞」という2種類のタイプに分類されます。


そして、スーパーセンチナリアンは、通常のCD8陽性キラーT細胞だけでなく、
ヒトの血液にはあまり存在しないはずの「CD4陽性キラーT細胞」を多く持っている
ことが明らかになりました。

      https://www.riken.jp/press/2019/20191113_1/index.html


このCD4陽性キラーT細胞は、通常は少量しか存在しないこともあり、
ヒトの免疫システムの中でどのような役割を果たしているのかは明らかにされていません。
今後の研究によって、
老化や長寿において果たす役割が明らかになることが期待されています。



長生きのための、究極の若返りの薬は存在します。


ここではその中から、二つご紹介しておきましょう。


まず一つ目は、チベット医学の若返りの薬です。

9種類あると言われています。

ダライラマの元侍医の話では、
最近亡くなった「伝説のマチク・ラブドゥン女史の生まれ変わり」という女性も、
これによって180歳まで元気だったそうです。


中国がチベットを侵略した時に
この薬を服用していたチベット人を監禁し、食事を与えないで
どのくらい生きられるかどうか実験した記録があります。

その結果
独房内でも良好な健康状態を保ち続けたため、
中国人兵士たちは感銘を受け、
彼を釈放し、敬意を払ったという話があります。


もう一つは、
南インドのシッダ医学の若返りの薬「カーヤカルパ」です。

この薬は強力な肉体再生能力を持ち、
若返りに使われると伝えられています。
口伝によってのみ継承されている秘薬です。


これは崇高な目的のためだけに、調合し、服用することが出来ます。


もし、これを多くの人が、
高次の精神を無視して利用し始めてしまうのであれば、
本来崇高な目的のために使われるはずの霊薬が、
低次元の快楽のために使われる怖れが出てきてしまうことでしょう。


そのため、ごく一部の聖者しか調合することが出来ません。


ボーガナタル大師は、
師匠のカランギ・ナタル大師から伝授されたカーヤ・カルパという薬草の使用によって
肉体を変容させて不老不死に近い状態にしたとされます。

この話はとても面白いので、またいずれ書きたいと思います。



でも、私たちが簡単にできる若返りの秘訣は、とてもシンプル。

それは、

肉体的に

深い呼吸、
日光浴、
少食、
正しい食事、
適度な運動、
自然の中に入る。

精神的には
瞑想、
祈り、
物事を清らかな目で見る。
そして
清らかな行為を行なうこと。



これなくして、若返ってもロクなことありません。

若返るだけでなく、病気にも強い身体になります。



人生の崇高な目的なくして、
若返って、長生きして
一体何をしたいのでしょう?



若返りをめざすのであれば、
まず、

自分の理想を整えなければなりません。


理想を整えて、
魂が輝いた時に湧いてくるのが、
真の若さと美しさです。

http://shindenforest.blog.jp/archives/85477232.html

           <感謝合掌 令和3年9月27日 頓首再拝>

老化は克服できる!?若返りの秘薬「NMN」とは - 伝統

2021/09/30 (Thu) 15:17:03


     *Web:GOETHE(2021.09.26)より

人生100年時代、その後半戦もフルスロットルで走り抜けたい。
そう願いエグゼクティブたちが熱い視線を注ぐのが、「NMN」という物質だ。

アンチエイジングにおける“期待の星”の真実に迫る!


老化は克服できる? 若返りの秘薬「NMN」


人生100年時代と言われて久しいが、その状況を誰もが喜んでいるわけではない。
年をとれば、肌にシミやシワが目立つようになり、視力が衰え、体力が落ちる。
病気のリスクも高まるし、認知症も気になるところ。

裏を返せば、老化に伴う悩みが解消されれば、
長寿が歓迎すべきものになることは間違いない。

人生100年時代を前向きに捉えられるか否かは、
老化をいかに食い止めるかが、カギを握っているということだ。
昨今の世界的なアンチエイジングブームは、その表れだろう。

なかでも、「若返りの秘薬」として話題沸騰中なのが、
NMN(ニコチンアミド・モノヌクレオチド)という物質。

サプリメントのほか、シートパックなどの化粧品や
点滴治療などが登場するなど、市場は急拡大。

これらNMNを配合した製品は、細胞から若返る可能性を秘めており、
エグゼクティブなど、「高いパフォーマンスを維持しながら、長生きしたい」
と考える人たちに、いち早く支持されている。

「NMNは、老化を食いとめ、健康寿命を延ばすことが期待される物質です」と、
NMN研究の世界的権威者で、ワシントン大学医学部教授の今井眞一郎氏。

15年以上前から老化と長寿のメカニズムを追究する今井教授の研究を中心に、
NMNの抗老化作用が明らかとなり、NMNブームのきっかけへとつながった。


老化を食い止め、カラダの中から若返る

NMNは、もともと人間の身体の組織や細胞に存在する物質で、
体内でNAD(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)に変化する。

老化や寿命をコントロールするのは、サーチュイン遺伝子だが、
この遺伝子がつくりだすたんぱく質、サーチュインのひとつ、
SIRT1(サーティーワン)は、NADを使うことで、
全身のさまざまな機能を回復させることがわかっている。

つまり、若さを保つには、NADが不可欠というわけだ。

「ところが、体内のNMN量は加齢によって減少し、
 それに伴い、NAD量も減っていきます。
 そこで、化学的に生成されたNMNを、体外から補充することを考えたのです」

今井教授の研究グループは、2007年から、マウスによる臨床実験をスタート。
5ヵ月齢のマウスに1年間毎日NMNを与えたところ、
見た目、運動能力、活動量、細胞レベルで若返り、
明らかな老化抑制効果が認められたという。


さらに研究を重ね、今年4月には、糖尿病予備軍で肥満、
55歳~75歳の閉経後の女性25名による臨床試験の成果論文も発表。

1日250mgのNMNを10週間経口摂取した13人に、
糖の取りこみ機能の改善が見られた。
これは、世界で初めて、NMNの効果が人間で認められた事例。

これを機に、NMNはさらに話題となり、
老化予防を目的に、サプリなどを活用し始める人も急増した。

「昨秋から男性を対象にした臨床試験も行っており、
 その結果は、近いうちに発表できると思います。
 とはいえ、人間における抗老化作用が確認できるまでには、
 もう少し時間がかかるでしょう。

 NMNはまだ研究段階で、解明できている点もあれば、
 解明されていない点もあります。
 それを理解し、しっかり研究に取り組んできた専門家が発信する
 情報に基づき、納得のうえで活用いただきたいですね」

現在、NMNの脳への作用を重点的に研究中という今井教授。
まだ、詳しい内容は言えないが、年内には新たな研究結果が発表されるそうだ。

5年後、10年後に、「あの時やっておけばよかった!」と後悔しないためにも、
アンチエイジングの期待の星、NMNを注視したい。

https://news.yahoo.co.jp/articles/aeeedd39222b867cd433ecfaaa729fa901b3a1c3

・・・

<参照>

世界が注目する抗老化物質「NMN」、副作用はあるのか?
https://goetheweb.jp/lifestyle/health/20210926-nmn_q_and_a

不老も夢じゃない! 世界が注目する抗老化物質「NMN」とは?
https://goetheweb.jp/lifestyle/health/20210925-what_is_nmn

           <感謝合掌 令和3年9月30日 頓首再拝>

【凛として年を重ねる】 - 伝統

2021/10/04 (Mon) 02:50:16

        *<メルマガ「人の心に灯をともす」(2021.10.03)より

   (医学博士、帯津良一氏の心に響く言葉より…)

   私はアンチエイジングが嫌いです。

   なぜ年を取ることを嫌がるのか、よく理解できません。

   間もなく80歳に手の届く年齢になりましたが、
   青年のころとも壮年のころとも違う独特の味わいが出てきて、
   私は今の自分がとても好きです。


   60代のときは、からだも動くし精神的にも充実しているし、
   これが最高だと思っていました。

   でも、70代になると、なかなか居心地がいいんですね。

   今は、80代になるのが楽しみで仕方ありません。


   青年には青年の良さがあり、壮年には壮年の良さがあります。

   そして、老年になると、これまでの人生がぎゅっと詰まっていて、
   それでいてギューギューではなくて、
   高級なオムレツのようにふんわりしている。

   そんな感じが、私は気に入っています。


   髪の毛が薄くなってきても、どこか痛いところがあっても、
   それは長い間、がんばって生きてきた証です。

   それを、まるで悪魔が取りついたように、
   必死になって追い払おうとするのは、
   自分のからだに対して失礼だと思います。


   また、死も忌み嫌われるものです。
   だれにでもいつか訪れることなのに、一生懸命に見ないようにしている。

   だから、いざというときになって慌ててしまうのです。


   長生きしたいですか? と聞くと、ほとんどの人がYESと答えます。

   でも、長生きの中には年を取ることも含まれていて、
   いろいろなところに不具合が出てきて不自由なことを背負うことですよ
   と言うと、そうではなくて、人のやっかいにならずに長生きして、
   ぽっくりと死にたいと言います。

   そんな都合のいいように物事が運ぶと思いますかと聞くと、
   そのために、酒もあまり飲まないようにして、たばこもやめて、
   毎朝、散歩をしています、と答えます。

   実際は、いくら節制しても病気になる人はなるし、
   不摂生な生き方をしていて元気に生きている人もいるわけです。


   『長生きするヒトはどこが違うか?』
   (S・J・オルシャンスキー/B・A・カーンズ著 越智道雄訳 春秋社)
   という本があります。

   アメリカの老化を専門とする2人の生理学者が書いたものです。

   いろいろと長生きする方法が書かれているのですが、
   最後の「長生きするヒトはどこが違うか?」という結論では、
   「違うところなんかない」で締められているのです。

   これは笑えるというか、拍手を送りたくなりました。


   昔から、たくさんの人が長寿の方法を求めてきて、
   いまだに見つからないのだから、
   そんなものはないと考えたほうがいいでしょう。

   その本には、著者である2人の学者が「長生きの方法」について、
   どういう考えを持っているかが書かれていました。

   それがまた私好みで、ここでも拍手を送りたくなりました。


   人間、長生きするためには節制をしなければならないと思われているが、
   70歳を過ぎたら、いつも節制しないで、週に1回は悪食をしたほうがいい
   と書かれているのです。

   75歳になったら週に二回は悪食。

   だんだんと健康的ではない生活を増やしていくのがいいという。

   なかなか粋な考えが披露されていました。

   あれを食べちゃいけないとか、これはからだに悪いとか、
   そんなことを考えて生きるのは窮屈です。


   私は、凛として老いることをおすすめしていますが、
   私が見る限り、すてきに年を重ねている人は、
   食べたいだけ食べ、飲みたいだけ飲んでいます。

   残念ながら、そういう人は少なくて、
   私は、せっかく70歳とか80歳まで生きたのだから、
   そのご褒美として少しずつ羽目を外して、もっと自由になればいい のに
   と思えてなりません。


   《あれはだめ、これはだめと窮屈に生きるより、
     やりたいことをやるのが、すてきな年の重ね方。》


        <『いつでも〇ねる』幻冬舎 https://amzn.to/3CXMF2f

       *〇:死

            ・・・

本書の中に帯津良一氏のとても素敵な言葉があった。


『先日、講演会に行ったら、昔の知り合いが聴きに来てくれました。
 終わったあと、少し世間話をしたのですが、そのとき、
 「ところで、本当に休肝日はなくていいのかい?」と質問されました。

 彼とは同い年で、よく飲みました。

 酒の好きな男です。

 私は、「休肝日なんか必要ない!」と、彼に返答しました。

 この年になって休肝日云々と言っているようではいけません。

 とても凛として老いることはできません。

 いくら健康に気をつけて生きていても、交通事故や災害で死ぬかもしれません。

 あまり、健康、健康と言っているのは、私には、魅力的には見えません。

 志を果たすには健康はとても大切なことです。

 でも、志を果たせずに倒れたとしても、それはそれでいいじゃないですか。

 本当にいのちがけでやっていたことなら、
 必ず、だれかがその志を引き継いでくれるものです。

 あっちの世界から、自分が蒔いた種が、
 どんなふうに育っていくのか見ているのも、またおつなものです。』



「酒も煙草も女もやらず 百まで生きた馬鹿がいる」

という都都逸がある。


たとえば、謹厳実直、真面目に、羽目も外さずに
生涯を生きるという生き方がある。

逆に、人生の中で時に、はしゃいだり、ふざけたり、調子に乗ったりと、
子どものような柔軟な感性を大切にする生き方もある。


真面目は大事な資質だが、それが行き過ぎて、
「健康のためなら死んでもいい」という状態になるなら本末転倒だ。

なんのために健康が必要かといえば、
それはQOL(Quality of Life)を高めるため。

QOLとは「人生の質」。

それは、ソクラテスのいう
「なによりも大切にすべきは、ただ生きることでなく、よく生きることである」
ということ。

毎日が充実し、満たされた生活をおくるために必要なことでもある。


人生をよく生き、楽しむのに必要なことは…


●好奇心があること

●楽しみを共有する家族や友人、仲間がいること

●何かに挑戦すること、新しいことを始めること

●他人と比べないこと

●年齢を理由にあきらめないこと

●誰かの役にたっている、必要とされている、と実感すること

●何事も面白がること

●「やってみなはれ」と、行動すること

●どんなときも「ユーモア」と「笑い」があること

●今無いものではなく、持っているものに感謝すること


《あれはだめ、これはだめと窮屈に生きるより、
 やりたいことをやるのが、すてきな年の重ね方。》

凛として年を重ねていきたい。

           <感謝合掌 令和3年10月3日 頓首再拝>

100歳長寿者、蒲田さんの健康長寿の極意 - 伝統

2021/12/09 (Thu) 15:09:15


       *メルマガ「人間力」(2021.12.4)より
        月刊誌「致知2022.1月号」

───────────────────

最新号「人生、一誠に帰す」にご登場、
今年100歳を迎えた蒲田敏子さんは、
いまなお鎌倉彫の師範として生涯現役を貫いています。

これまで風邪一つひいたことがないという蒲田さんに、
何十年と続けてきた独自の健康法をお聞きしました。

───────────────────

(――蒲田さんは2021年5月に100歳を迎えられました。
100歳になるいまなお、鎌倉彫師範や地元コーラス隊の
メンバーとして生涯現役を貫かれているそうですね。)

(蒲田) 

「老人の日」に、内閣総理大臣からお祝い状と記念品の銀杯を、
横浜市長には祝電・お祝い状をいただきました。

何だか、百年生きてきたのが嘘のようです。

ただ、とにかく100年、病気知らず医者知らずで
生きてこられたことが何よりも嬉しくて……。

最初に私が毎日続けている健康法を少しお話しさせていただきます。


朝、目が覚めたら、まず一番に

「昨日と体調が同じだから大丈夫だわ」

って思うんです。

それからベッドに寝たまま腹筋体操を始めるんですけど、
私は何事も数字を数えながらやるのが大好きで、
特に8の倍数を数えるのが癖になっています。

そして腹筋体操が終わると、
棍棒で足の裏を片方ずつ200回叩きます。

その次は外の空気に触れて手足の体操をして、
ベッドに腰かけて乾布摩擦をする。

どんなに暑くても寒くてもエアコンなぞつけず、
頭から足先までもう一所懸命にやるんです。

ここまでで30分ほどかかります。


で、朝食を食べて後片づけをした後は、坐禅とまではいきませんけど、
姿勢と呼吸を正し、先立たれた方々の姿を思い出しながら十分くらい瞑想に耽る。

瞑想が済んだら、ゴム紐を使い手足の筋肉を伸ばす体操をしてお終いです。

また夜にはベッドの中で
「ありがとう、ありがとう」と唱えながら
全身を手で摩って眠ります。

(―― 自分の体に感謝を。まさに蒲田さんの健康長寿の極意ですね。)

(蒲田)

これまで風邪ひとつひかず元気で生きてこられたのも、
「自分で決めたことは続ける」と心に決めて、
何十年と健康法を続けてきたのが役に立ったのかなと、
自分で自分を褒めております(笑)。


           <感謝合掌 令和3年12月9日 頓首再拝>

【コチコチ人間より、アチコチ人間】 - 伝統

2021/12/15 (Wed) 14:23:26


        *メルマガ「人の心に灯をともす」(2021.12.14)より

   (医師、斎藤茂太氏の心に響く言葉より…)

   父の茂吉は歌人であるが、本業は医者である。

   父の短歌をかつて「趣味」といって、
   烈火のごとく怒られたこともあったが、今ではいい想い出だ。

   さて、私もこのような雑文を書いているが、本業は医者である。

   ものを書くというの はボケ防止にいい、記憶力もよくなる。


   ン十年前、本を書き始めたころ、
   私も、「よく時間がありますね」と言われたものだ。

   医者は医者の仕事に専念していればいい、と先輩にいわれたこともある。

   当時は、「こ の道一筋」とばかりに
   脇目もふらず仕事をする人が立派だという風潮があった。

   これも、 だいぶ変わってきたようだが、
   「この道一筋」を引きずっている人は今なお多い。


   このような人は定年退職した後が悲惨だ。

   暇な時間はあり余るほどできるが、
   何をしていいかわからずに、一日をぼんやりと過ごす。

   要は、時間の使い方が下手なのだ。

   そのために急に老け込んでいくケースもある。


   「医者の仕事に専念しろ」と忠告してくれた先輩もありがたいが、
   もう少し温かい目で 見守ってくれた諸先輩たちを思い出す。

   「この本、おもしろかったよ」と言ってくれる 先輩もいた。

   お世辞だろうが、そんなひと言でうれしくなるものだ。

   「女房が君の本を読んでいてね。サインしてやってくれよ」
   などと言われた日には、ほくほく喜んでいた自分を思い出す。

   単純だったなぁと思うが、そういう先輩たちは、
   仕事人としての私だけではなく、仕事をし、本も書き、遊びも好きという、
   ありのままの私を受け入れてくれていた。


   その余裕はどこから来ていたのか。

   話は単純で、そういう先輩たち自身が、
   盆栽、ダンス、釣り、俳句、絵画と、それぞれのこだわりの趣味をもっている。

   「時間はつくるもの」である。

   仕事に忙しい人ほど、真剣になって自分の時間をつくり、
   趣味に夢中になれるもののようである。

   また、現役時代から時間をつくる、余裕をつくることを心がけてきた人は、
   充実した老後を送れるようである。

      <『「あなたに会うと元気になる」といわれる人』新講社
                       https://amzn.to/3ERwogD

                ・・・

本書の中にこんな一節があった。


『医者はいろいろな患者さんと会う機会はあるが、どちらかというと、
 「先生」という 立場に置かれるからか、
 対等の立場で気軽につきあおうと思っても無理がある。

 さらにいえば、医者という仕事は、病院と家の往復と、
 学会の医者同士のつきあいに終始する場合も多い。

 そうなれば、狭い世界を行き来するだけの
 「コチコチ人間」になるのは目に見えている。

 ゴルフが趣味という人も多いが、
 あれは、仕事の人間関係をひきずっている場合が多い。

 ゴルフで親睦を深めて、仕事をスムーズに進めようという計算が見え隠れしている。

 もちろん純粋にゴルフ好きの人も多いことは知っているが、
 趣味に関しては、その人脈で仕事を広げようという考えは捨てることを
 おすすめしたい。


 趣味というのは、仕事に関係ない人と出会えるところがいい。

 仕事関係の人とも仕事 を抜きにつきあえるから楽しい。

 わが知人の話。

 出入りしている植木屋から、家で盆栽教室を始めますから、
 よかったら来てくださいと誘われて、
 「俺も趣味らしいものもないし、年をとってきて盆栽なんてのもいいんじゃないか」
 と教室をのぞいたそうだ。

 どうせ、じいさんばかりだろう......と思っていたのに、
 教室は三十代の男性や主婦、 高校生までいて、のびのびと明るい雰囲気。

 驚いていると、「あら、今、盆栽ブームだって知らないんですか」と、笑われたそうだ。

 女性が多いせいでもないだろうが、彼はすっかり盆栽にはまっている。

 教室のあとは持ち寄りで飲み会。

 商店の店主、学校の先生、主婦......など、
 今まで飲む機会もなかった人と知り合いになり、

 アチコチ顔を出しては、盆栽という話題で何時間も盛り上がっている。

 年をとれば「仕事の人間関係」さえなくなる。

 そのように思う寂しさを思ったら、今のうちから趣味を通して
 「アチコチ人間」になっておくことをおすすめしたい。』



年齢を重ねれば重ねるほど、同世代の人たちよりも、
若い世代の人たちと会う必要がある。

同時に、違う職業や異なった趣味、異性、といった
自分とは異質のフィールドの人たちと会うことも大事だ。

なぜなら、同じ人たちだけと会っていると、
考え方も、発想も固まってしまうからだ。


そして、異分野の人たちと会えば会うほど、
自分の知識のなさや、勉強の足りなさに気づく。


そこで大事なことは、自分ばかりしゃべるのではなく、人の話を真剣に聞くこと。

多くの年配の人たちは、この「聞く」力が弱い。

自分ばかり、上から目線でしゃべる癖が、
長い年月をかけてつくられてしまっている人が多いからだ。


「コチコチ人間より、アチコチ人間」

いくつになっても、フットワーク軽く、好奇心と笑いを失わなわず…


アチコチ動き回る人でありたい。

           <感謝合掌 令和3年12月15日 頓首再拝>

10回脚を振るだけで寝たきりのリスクは半減します! - 伝統

2021/12/29 (Wed) 13:01:31

10回脚を振るだけで1万歩のウォーキングより寝たきりのリスクは半減します!
笹原健太郎の足腰チャンネル(2021/12/22)
https://www.youtube.com/watch?v=0DVTc5Zlalo

           <感謝合掌 令和3年12月29日 頓首再拝>

手作業で健康寿命が伸ばそう - 伝統

2022/04/19 (Tue) 13:35:16


みなさんのご家庭に、あたり前にあるアレを利用するがどうかで
健康寿命が大きく左右します。
無理に体は動かさず”日常の必然の中”で動かし
養老先生の『生活の知恵』(2022/04/18)
https://www.youtube.com/watch?v=DLLlQbTbxN0

           <感謝合掌 令和4年4月19日 頓首再拝>

令和版 100歳まで元気に生きる食事術 - 伝統

2022/04/23 (Sat) 13:20:35

【ベストセラー】
「令和版 100歳まで元気に生きる食事術 (最新の医学データでわかった自然治癒力の高め方)」
を世界一わかりやすく要約してみた
本要約チャンネル(2022/04/16)
https://www.youtube.com/watch?v=_kcShBw3rdA

▼【目次】
00:00 ご挨拶・導入
02:57 第一章 世界有数の長寿国「日本」と「香港」に共通する〇〇とは?
10:04 第二章 健康長寿のための「食事の6か条」
22:38 第三章 免疫力を爆上げする「生活習慣6か条」



第1章 長寿国、日本と香港に共通することとは?
   健康的な食習慣:日本の和食、香港の医食同源
   運動習慣とアクティブな社会生活:日本のラジオ体操?、香港の太極拳

第2章 健康長寿のための食事6か条
   ① 主食は穀物
   ② 野菜、果物をとる
   ③ 塩分をとりすぎない
   ④ 魚介類を食べる
   ⑤ 肉、油脂は工夫して楽しむ
   ⑥ 腹7~8分目にする

第3章 免疫力を上げる生活習慣6か条
   ① 激しくない程度の運動
   ② 40℃で10~20分の入浴
   ③ 一日1便以上
   ④ 睡眠7~8時間以上
   ⑤ 趣味や生きがいを持つ
   ⑥ 早期の診断・治療


・・・

<参照>
キューサイ株式会社(2021年12月8日 14時00分)
「100歳100人調査 実態調査2021」
コロナ禍でも変わらない長寿の秘訣元気な100歳の実態 徹底分析!?
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000255.000003705.html

           <感謝合掌 令和4年4月23日 頓首再拝>

【成功するための8つの習慣】 - 伝統

2022/06/18 (Sat) 12:36:38


       *メルマガ「人の心に灯をともす」(2022.06.18)より

   (田中真澄氏の心に響く言葉より…)

   《凡人の成功哲学》

   (1)第一は「早起き」の習慣です。

      早起きの効用については、今さら言うには及ばないでしょう。

      毎朝6時半までに起きる 習慣を身につけた人は、
      健康を保ちながら能率的な仕事をしている事例を、
      私たちは周りの人たちの中からいくらでも見つけることができます。

      私たちもその一人になることです。

   (2)第二は「歩く」習慣です。

      1秒2歩のテンポで、毎日平均1万歩前後歩いている人は、
      やはり健康を維持し、認知症とは無縁の生活ができます。

      高齢者が増えたことで、
      このことがやっとみんなの常識になってきています。

      ですから高齢者の間で散歩が盛んになっているのは大変いいことです。

   (3)第三は「しつけ3原則」の習慣です。

      挨拶・返事・後始末の習慣を身につけた人は、
      一生涯、良い人間関係に恵まれ、幸せな一生を送ることができます。

     「挨拶人間に不幸なし」の言葉がそれを証明しています。

   (4)第四は「目標設定」の習慣です。
  
      「人生の目的は、一生涯自分を磨き、死ぬまで働き続けること」
      という生きる目的をいつも意識しながら、その目的の下に、
      1日・1週・1カ月・1年の行動目標を設定し、
      それ に基づいて毎日を積極的に生きることです。

      この習慣が老後の人生を生き甲斐のあるものにしてくれます。

   (5)第五は「笑顔」の習慣です。

      笑顔を意識的に身につけていると、
      本人の気持ちが明るくなり、人間関係も良好になります。

      「笑う門には福来る」のことわざは永遠の鉄則です。

      しかも健康にもいいのです。

   (6)第六は「肯定語多用」の習慣です。

      相手に対して賞賛・祝福・感謝・慰労の言葉を発すれば発するほど、
      相手はもちろん、 言った本人も心が明るくなり、幸福感が増してきます。

      肯定語多用で人生は好転します。

   (7)第七は「陽転思考」の習慣です。

      何事も明るく受け止めればそこから必ず何かを学ぶことができます。

      「無駄な体験一つもなし」と考えれば毎日の生活が楽しくなります。

      そのために一旦受けた仕事はどんなことでも一所懸命に打ち込むのです。

      この姿勢を保ち続ければ、本人は仕事に生き甲斐を感じ、
      他者からは賞賛され、支持されることになります。

   (8)第八は「何事も優先順位をつけてから行う」の習慣です。

      夜寝る前か、朝一番で、
      一日の仕事に順位づけをしてからスタートしますと、
      重要な仕事は全うでき、
      約束をしたことを忘れて人様に迷惑をかけることはありません。


   以上の習慣を毎日忘れずに実践していけば、必ず人生を良い方向に導けます。

   私はこれらの習慣を自ら実践し、
   仕事を通して世間にもその実践を訴え続けてきました。

   おかげで独立独歩の37年間、
   健康に恵まれ、仕事に恵まれ、家庭生活にも恵まれました。

   これらの大本は、
   上記の良き生活習慣を日々実践してきたことにあると考えています。


   また、私の訴えを素直に受け止め、私と同様の習慣を実践中の方は、
   どなたも健康で明 るく、成功の人生を実現しています。

   この事実は景気不景気に関係ありません。

   「成功の原理は幼稚園児でも知っている単純な習慣の中にあり」

   を肝に銘じましょう。

       <『小に徹して勝つ』ぱるす出版 https://amzn.to/3Omy3z7

              ・・・

田中真澄氏は、人間の99%は凡人だといいます。

その凡人が、多くの人たちのなかで一頭地抜きんでるためには、
「凡人の成功哲学」が必要です。

凡人が秀才と競いながら生きていくためには、
2つの戦法が必要だといいます。

一つは「一点集中」、もう一つは「コツコツ続ける」ことです。

これこそが、小が大に勝つ唯一の方法です。


人生100年時代を迎え、定年の60歳からの人生が本当に長くなりました。

実に40年の余生があるのです。

そのために必要なことは、
定年後も独立して働けるように用意しておくことだ、と田中氏は言います。

これこそが、新しい人生上の課題です。

つまり、死ぬまで働き続けることが必要だということです。


この「8つの習慣」を身につけ…

人生を最後まで、明るく、機嫌良く、笑顔で全うできる人でありたいと思います。

        <感謝合掌 令和4年6月18日 頓首再拝>

年齢に込められた意味を知る - 伝統

2022/07/27 (Wed) 02:34:09


     *メルマガ「致知」(2022.07.26)より
      ~伊與田覺・著『「人に長たる者」の人間学』

碩学・安岡正篤師の高弟として、
101年の生涯を古典に学び続けた伊與田覺先生。

学びへの意欲は、80歳、90歳と
年を重ねても一向衰えることなく、
101歳で天寿を全うされる直前まで、
古典の講座に登壇し、約3時間にも及ぶ堂々たる講義をされていました。

          ・・・

中国古典に「曲礼」(きょくらい)という『礼記』の一篇があります。
「曲」というのは「くわしい」という意味です。

その「曲礼」の中に「年齢」のことが書いてあります。

人生まれて10年を「幼」という──学ぶ。
(教えを受ける年齢ということです)

20を「弱」という──冠す。
(冠をつける年齢だということです。「弱冠」というのはここからきたようです)

30を「壮」という。

40を「強」という。

50を「艾」(がい)という。

60を「耆」(き)という。

70は「老」という。

80、90を「耋」(てつ)という。


30代はエネルギーが旺盛です。まさに壮です。

40になると、それがさらに強くなる。

50は「艾」(がい)。

艾というのは、頭に白いものがまじってくるという意味のようです。
ごま塩頭というやつですね。

ただ、艾には、刈りとるという意味もあるようですが、
30代、40代は意気盛んである故に、
いろんなムダなものをつけている。

そういうムダなものを取り去り、省いていく──
そういう年齢だということだと思います。


そして60は「耆」(き)。
これがおもしろいですね。
「老」の上の字に「旨」で「き」といいます。

「旨」というのは「うまい」ということです。
「うまい」というのは、あまいとか酸っぱいとかという単純な味ではない。

5つの味をミックスした、
たとえようのないデリケートな味のことをいいます。

だから、これに手ヘンをつけると、
「指」──指というのは独得のデリケートな働きをしますね。

魚ヘンをつけると、
「鮨」──独得のうまい食物です。

つまり、「耆」というのは、
人生のあまいもからいも、あらゆる体験を通して、
なんともいえない人間の風味がでてくる年齢だということです。

この伝でいえば、60代は人生の黄金期といえそうですね。


70は「老」。
これは「老い」という意味もありますが、
「練れる」「熟する」という意味もあるのです。
「耆」がさらに練られ、熟していく年齢です。


そして、80、90は「耋」。
「老」──すなわち「練」がさらに至るということです。


こう考えると人間の一生は楽しいものです。
「曲礼」が教えるように、年を取りたいものです。
そのためにも「修養」です。

        <感謝合掌 令和4年7月26日 頓首再拝>

【人生の勝負は後半にあり】 - 伝統

2022/08/24 (Wed) 13:14:11


      *<メルマガ「人の心に灯をともす」(2022.08.24)より

   (田中真澄氏の心に響く言葉より…)

   森信三先生の「休息は睡眠以外には不要」の言葉は、
   独立当初、無我夢中で働き続けている時の心の拠り所でした。

   日々、本気でこの言葉のように頑張っていたところ、
   数々のご縁に恵まれました。

   ですから、独立を考えている人には、必ずこの言葉を差し上げて、
   誠心誠意頑張ってほしいと激励することにしています。


   先生の人生観は、次の詠み人知らずの
   「人間の一生」という一文に共通しています。


   「人間の一生、 職業に上下もなければ貴賤もない。
    世のため人のために役立つことなら、 何をしようと自由である。
    
    しかし、どうせやるなら覚悟を決めて十年やる。
    すると二十からでも三十までには一仕事できるものである。

    それから十年本気でやる。
    すると四十までには頭をあげるものだが、
    それでもいい気にならずにまた十年頑張る。

    すると五十までには群を抜く。

    しかし五十の声をきいた時に、たいていのものが息を抜くが、それがいけない。

    『これからが仕上げだ』と、新しい気持ちでまた十年頑張る。
    すると 六十ともなれば、もう相当に実を結ぶだろう。

    だが、月並みな人間はこの辺で楽隠居したくなるが、それから十年頑張る。
    すると七十の祝いは盛んにやってもらえるだろう。

    しかし、それからまた、十年頑張る。

    するとこのコースが一生で一番面白い」


   この一文には70代が一番面白いと記されていますが、
   私の感じでは、これからの時代はさらに10年先の
   80代が最も面白くなるような気がします。

   なぜなら、人生100年の8合目に達すれば、
   人間の本当の生き方はどうあるべきか、
   今よりも鮮明に見えてくるからです。


   「多少能力は劣っていても、真剣な人間の方が最後の勝利者となるようです」

   「すべて一芸一能に身を入れるものは、その道に浸りきらねばならぬ」


   「人生は60歳からが勝負」の時代がやってきました。

   定年後の60歳前後から、どれだけ己の能力開発と仕事に
   時間と知恵を集中投下し続けることができるか、
   その「一点集中、こ つこつ」の継続で、人の生涯は決まると思います。

   時には「あの人は気が狂ったか」と周りから疑われるほど、
   自分の仕事に打ち込まなければ、後半の人生でひとかどのことは
   成し得ないと思います。

   氏はご自身の経験からそのことを自覚されたからこそ、
   ここに挙げた言葉を残されたに 違いありません。

       <『人生の勝負は後半にあり』ぱるす出版
             https://amzn.to/3pGvEEQ >

             ・・・

「休息は睡眠以外には不要」という境地にまで達するには、
まだほど遠い未熟者ですが、しかし、起業家が起業したての時は、
この気持ちがなければ成功などおぼつかない、というのは真実です。


多くの人は、定年をゴールとしています。

しかし、定年がゴールとなった途端、
その後の人生が余生という、腑(ふ)の抜けた
余った人生になってしまうのです。


これは、病気も同じで、病気が治ることがゴールになっていると、
病気はなかなか治らないようです。

病気が治ったら、何をするかという、
その先の夢や希望がなければ成らないということです。


「多少能力は劣っていても、真剣な人間の方が最後の勝利者となるようです」

才能ある天才は別ですが、取り立てて才能のない凡人は、
60,70歳になってもコツコツと努力を継続することにより、
今までの劣勢を挽回するチャンスが巡ってきます。

他の多くの人間が気を抜いたときが、凡人にとってのスタート地点だからです。


「うさぎとカメ」の童話においても、
うさぎが慢心して昼寝をしなければ、カメに負ける訳がなかったのです。

人生の勝負は後半にあり、という言葉を胸に刻みたいと思います。

        <感謝合掌 令和4年8月24日 頓首再拝>

93歳、元気の秘訣は「恋してますから」 - 伝統

2022/09/11 (Sun) 13:30:59


      *メルマガ「人間力」(2022.08.02)より
       ~陶芸家で人間国宝の井上萬二氏は現在93歳

(──93歳いまなお現役を貫く人間国宝の陶芸家が
佐賀県有田町におられると伺い、やってまいりました。)

(井上)

確かに満93歳ですが、
私は「ようやく39歳になりました」と言っているんです(笑)。

93歳といっても、ちゃんと朝8時から夕方5時まで、
週6日間勤務して作陶に励んでおります。

家内は7年前に亡くなりましたけど、
まだ元気だった頃、朝ご飯もそこそこに
8時近くなるとサッと仕事に向かう私を見て、
「そんなに急いで行かなくても、誰も文句を言いませんよ」と
いつも言っていました。

確かに私が大将だから文句を言う人はいません。
それでも例外をつくらず、
ちゃんと時間通りに仕事場へ行くことが習慣になっています。

土曜と日曜は事務所のスタッフが休みですから、
家の者が留守番なんです。

私も日曜は来客の応対をしたり事務的なことをしたり、
あるいは美術館へ展覧会を観に行って
構想を練ったり。
ですから、休みなく毎日働いていますよ。

(──まさしく仕事と一体になっていらっしゃいますね。)

(井上)

そういう生活を続けられているのは、
運よく親が健康に産んでくれたこと。
また、その時その時に鍛錬と精進を積み重ねてきたからです。

特に、15歳前後の若い時期に海軍での過酷な訓練を通して、
強靭な体力と精神力を叩き込まれた。

もちろん戦争は絶対にあってはならないけれども、
人間形成という点では
本当にかけがえのない経験だったと思うんです。

戦後、陶芸の修業を始めてからは、
「域に達する」というのは限りがないけど、
何の道でも「切り」っていうのはある。

一日でも早く一歩でも早く、
そこに到達しようと思って、

月月火水木金金で人並み以上に努力したんです。

17歳でこの道に入って、気づけば今年で76年。
そういう精神でひたすら仕事に打ち込んできました。

それが身体に染みついて、
いまだにずっと続いているわけです。

暴飲暴食しないように理性を持って節制しますし、
酒も煙草たばこもやらない。

若い時は自分の技を磨く努力だけでよかったですが、
近年はそれに加えて自分の健康を保持するための努力、
この2つの努力を実践しているんです。

(──仕事に打ち込む、
それ自体が健康の秘訣なのでしょうか?)

(井上)

やっぱり仕事をしている時が一番健康的ですよ。

93歳になっても若い者に負けないくらい、
まだボケもしないし、溌剌としているし、
発想も湧いてくる。

展覧会場で「なんでそんなに元気なんですか。
秘訣を教えてください」
とよく聞かれるので、
「恋してますから」って言うんです(笑)。

冗談半分ですけど、仕事とは死ぬまでが恋なんですね。

https://www.chichi.co.jp/info/chichi/pickup_article/2022/09_inoue_manji/?utm_source=willmail&utm_medium=email&utm_campaign=ningen_20220802

        <感謝合掌 令和4年9月11日 頓首再拝>

【可動域の広い人】 - 伝統

2022/09/12 (Mon) 15:04:30


       *メルマガ「人の心に灯をともす」(2022.07.17)より

   (齋藤孝氏の心に響く言葉より…)

   江戸時代後期の僧・良寛は、74歳まで生きました。

   当時としてはかなりの長寿で、「人生100年時代」の先駆者とも言えるでしょう。


   ただ、今日までその名が広く知られているのは、
   単に長寿だったからではありません。

   生涯を通じて寺を持たず、若いころは各地を行脚し、
   後年は郷里の越後に戻って草庵で暮らします。

   けっして偉ぶることなく多くの人と交わり、常に朗らかだったと言われています。


   とりわけ有名なのは、その後年に
   近所の子どもたちと一緒に遊んでいたことでしょう。

   「子供らと 手毬つきつつこの里に 遊ぶ春日は 暮れずともよし」

   という歌を残したほどでした。


   また、子どもたちが揚げようとしている凧に、
   「天上大風」と味わいのある字で記したことも有名です。

   天上に大風が吹いて凧が高く揚がるように、という思いが込められています。


   子どもにとって遊びとは、可動域を広げる練習でもあります。

   義務としてやることではなく、身体を動かしながら心から楽しむものです。

   それに、もっとおもしろくするには、どうすればいいかも常に考えている。

   つまり身体と心と脳を同時に鍛えているわけです。


   そんな子どもたちと一緒に遊んでいると、大の大人も気分が軽やかになります。

   良寛は、それによって、柔軟な心を持ち続けたのでしょう。


   また良寛といえば、晩年に40歳年下の弟子・貞心尼と
   恋愛関係にあったことでも知られています。

   ほんの数年でしたが、お互いに得意な歌で心情を伝え合うなど、
   相思相愛の関係は良寛が亡くなるまで続きました。

   子どもと遊び、若い女性と親しく接したことによって、
   良寛は高齢になっても心を柔らかいまま保つことができたのだと思います。

   またそれが、長く日本人に愛されてきた理由でしょう。


   私たちも良寛を大いに見習うべきだと思います。

   概して高齢になるほど人間関係は狭くなり、それに伴って心も硬くなりがちです。

   ならば、その逆を考えればいい。

   子どもと遊んだ り、若い異性とつき合ったりできるかどうかはともかく、
   社会から孤立しないこと、つまり はある程度の人間関係を保つこと、
   できれば関係を広げていくことが大事だと思います。


   常に好奇心を持って世界を広げていけば、
   必然的に人間関係も広がるでしょう。

   そして、 人と知り合うことによって、さらに好奇心が刺激され、世界が広がる
   ということも大いにあり得ます。

   そういう可動域の広げ方もあるということを、覚えておいてください。


       <『可動域を広げよ』日経プレミアシリーズ>

          ・・・

安岡正篤師は、「忘年」という言葉について
こう語っています、(照心語録)より

『歳暮になると忘年会がはやるが、
 この「忘年」とは、本来一年の苦労を忘れる
 という意味ではない。

 年齢を忘れるの意で、
 漢代の大学者孔融(当時50歳)と、
 禰衡(でいこう)(20歳未満)との交わりを、
 世人が「忘年の交」とよんだ故事による。

 だから、忘年会とは老若席を同じくし、
 年齢を忘れて楽しむのが本当だ。』



昨今、組織においては、
ダイバーシティということが言われています。

日本語で多様性という意味です。

年齢や性別、国籍、人種、民族、趣味趣向、
等々の多様性を認めるということです。

ダイバーシティ&インクルージョンという使われ方もしています。

インクルージョンとは、受容という意味ですが、
多種多様な考え方や個性という多様性を認め、受け入れるということです。


良寛さんにしても、孔融や禰衡(でいこう)にしても、
優れた一流の人たちは、時代を越えて、ダイバーシティ&インクルージョンでした。

多様性に対して、こだわりや執着がなかったということです。


日常の人間関係において、
年齢や性別を超えた付きあいができる人は、可動域が広い人です。

柔軟性があり、新しいことや変化に対する受容性の高い人です。


常に好奇心を持ち、こだわりのない人間関係を構築して…

可動域の広い人でありたいと思います。

        <感謝合掌 令和4年9月12日 頓首再拝>

「80歳の壁」を超えるために - 伝統

2022/09/16 (Fri) 04:48:49


【漫画】「80歳の壁」をわかりやすく解説【要約_和田秀樹】
https://www.bilibili.com/s/video/BV1FG4y1i71a

          ・・・

【ベストセラー】
「80歳の壁 和田 秀樹(著)」を世界一わかりやすく要約してみた【本要約】
本要約チャンネル(2022/05/20)
https://www.youtube.com/watch?v=HihevZW9E9E


▼【目次】
0:00 ご挨拶・導入
1:56 本日のお品書き
2:14 ①限 絶対に知っておくべき老後の残酷な真実
12:06 ②限 幸せな老後を送る医者との付き合い方3選
23:41 ③限 老化の壁を越えていく方法3選

・・・

<参照~目次>

プロローグ 80歳の壁を超えていく

・老いを受け入れ、できることを大事にする
・認知症は必ずやってくる。ならばいまのうちにしたいことをする


第1章 医者・薬・病院の壁を超えていく

・医療に頼るなかれ。医師には「健康」という視点がない
・闘病ではなく「共病」で。闘うより手なずけて生きる
・ガンを切る、切らない。どちらが長生きできるのか


第2章 老化の壁を超えていく

・食事は我慢しない。食べたいものは食べる
・年を取ると感動が薄れる。衰えではなく経験知が上がったのです
・孤独は気楽でいい。誰にも気兼ねせず楽しめる


第3章 ボケ・認知症の壁を超えていく

・認知症への誤解。思い込みがみんなを不幸にする
・認知症を遅らせる方法。薬より頭を使うほうが有効です
・認知症は終わりじゃない。生きる知恵と力は残っている


第4章 高い壁を低くするヒント50音カルタ

・あ…歩き続けよう。歩かないと歩けなくなる
・け…血圧、血糖値は下げなくていい
・た…食べたいものは食べてよし。小太りくらいでちょうどいい


エピローグ 人生100年の壁も超えていく

・年寄りに不寛容なこの国。幸齢者は怒っていい
・人生とは何か。幸せとは何か

・・・

<参照>

【感想・要約】今のあなたの常識では、不幸な老後になるかも知れません
『 80歳の壁 』和田秀樹【著】
https://majime.work/80_year_old_wall/


「80歳を過ぎたら我慢をしない」という生き方がいい。
https://books.j-cast.com/topics/2022/04/09017750.html


高い壁を低くするヒント50音カルタ
https://blog.goo.ne.jp/frasst/e/d0813c9cda3a39c584f26d69fdbef4b2

あ----歩き続けよう。歩かないと歩けなる

い----イライラしたら深呼吸。水や美味しいものも効果的

う----運動は体がきつくない程度に

え----エアコンつけて水を飲み、猛暑から命を守れ

お----おむつを恥じるな。行動を広げる味方です


か----噛めば噛むほどに、体と脳はイキイキする

き----記憶力は年齢でなく、使わないから落ちる

く----薬を見直そう。我慢して飲む必要はない

け----血圧、血糖値は下げなくていい

こ----孤独は寂しいことではない。気楽な時間を楽しもう。


さ----サボることは恥ではない。我慢して続けなくていい

し----自動車の運転免許は返納しなくていい

す----好きなことをする。嫌なことはしない

せ----性的な欲もあって当然。恥ずかしがらなくていい

そ----外に出よう。引きこもると脳は暗くなる


た----食べたいものは食べてよし。小太りくらいでちょうどいい

ち----「ちょっとずつ」こまめにやるのがちょうどいい

つ----つき合いを見直す。嫌な人とはつき合うな

て----テレビを捨てよ。町に出よう

と----闘病より共病。「在宅看取り」の選択もあり


な----「なんとかなるさ」は幸齢者の魔法の言葉

に----肉を食べよう。しかも安い赤身がいい

ぬ----ぬるめの湯、浸かる時間は10分以内

ね----眠れなかったら寐なくていい

の----脳トレよりも、楽しいことが脳にはいい


は----話したいことは遠慮せず。話せば気分も晴れてくる

ひ----病院は「かかりつけ医」を決めておく

ふ----不良高年でいい。いい人を演じると健康不良になる

へ----変節を恐れるな。朝令暮改は大いに結構

ほ----ボケるのは、悪いことばかりじゃない


ま----学びをやめたら年老いる。行動は学びの先生だ

み----見栄を張らない。あるもので生きる。

む----無邪気になれるのは老いの特権

め----面倒なことほど、じつは面白い

も----もっと光を。脳は光でご機嫌になる


や----役に立つことをする。自分の経験を活かせばよい

ゆ----ゆっくりと今日を生きる。終わりは決めない

よ----欲望は長生きの源。枯れて生きるなんて百年早い


ら----楽天主義は幸齢者にこそ必要

り----「リラックスの呼吸」で老い退治

る----ルールは自分で決めていい

れ----「レットイットビー」で生きる

ろ----老化より朗化。これが愛される理由


わ----笑う門に福来る

        <感謝合掌 令和4年9月15日 頓首再拝>

「100歳越えの高齢者が50人以上いる長寿島」で欠かさず食べられている"ある健康野菜" - 伝統

2022/09/19 (Mon) 04:10:30


      *Web:プレジデントオンライン(2022年6月27日)より抜粋

(1)大豆に含まれる「イソフラボン」が乳がんの発症を抑制する。

(2)おからには葉野菜と比べて2倍の食物繊維が含まれている。

(3)腸と脳の健康のためにもアルギニンを含む大豆は積極的にとるべきです。

(4)徳之島は人口約2万2000人のうち、
   100歳を超える高齢者が50人もいるという長寿の島です。

   徳之島の人たちがこれほど健康長寿でいられる理由は独特の食生活。
   この島の食生活の中心はさつまいも(紅いも)です。

(5)ヨーグルトとさつまいもの組み合わせが腸内環境に効果的。

   さつまいもは食物繊維を多く含むだけでなく、
   ヨーグルトに欠けているビタミン類、
   カリウム、ナトリウムの抑制作用もあるので、高血圧の予防にも役立ちます。

https://news.infoseek.co.jp/article/president_58635/

        <感謝合掌 令和4年9月18日 頓首再拝>

老化して硬くなった筋肉を柔らかくする方法 - 伝統

2022/09/19 (Mon) 17:41:33


【9割間違う】老化して硬くなった筋肉はなぜ柔らかくならないのか?
その本当の理由と正しい緩め方
笹原健太郎の足腰チャンネル(2021/04/01)
https://www.youtube.com/watch?v=rqNKxM3uCUM



【9割知らない】老後しゃがめなくなる本当の理由としゃがみやすくする方法
笹原健太郎の足腰チャンネル(2022/08/30)
https://www.youtube.com/watch?v=JnmG5Ui9LOY

        <感謝合掌 令和4年9月19日 頓首再拝>

【年を取るのも悪くない】 - 伝統

2022/09/27 (Tue) 14:54:44


      *メルマガ「人の心に灯をともす」(2022.09.11)より

   (内藤誼人(よしひと)氏の心に響く言葉より…)

   かつての日本では、年を取ることにあまり抵抗はありませんでした。

   年を取ることは美徳とさえ考えられていました。

   お年寄りは敬うべき存在でしたし、
   「老成」という言葉からもわかるとおり、
   年を取ることは立派なことだったのです。


   ところが、時代は大きく変わりました。

   最近では、「加齢」という言葉には
   どこかネガティブなニュアンスがつきまといます。

   加齢はできるだけ避けたいものになってしまっています。


   「アンチエイジング」がこれほど盛んに なってきたのも、
   年を取ることが避けるべきことになった証左です。

   これはあまりよい傾向ではありません。

   年を取ることは、素晴らしいことなのだという気持ちを持ちましょう。

   そのほうが、逆説的ながら、長生きができるものなのです。



   「年を取るのは、イヤだ、イヤだ」と言っていると、
   かえって老けやすくなってしまう、という驚きの結果を示す研究もあります。


   この研究を発表しているのは、イェール大学のベッカ・レヴィです。

   レヴィは、50歳以上の 660名を、23年間も追跡調査し、
   どんな人ほど早く亡くなるのかを調べてみたのでした。

   レヴィはまず、「加齢」に対してポジティブな考えを持っているのか、
   それともネガティブな考えを持っているのかを調べました。

   すると、加齢はよいこととポジティブに考えている人のほうが、
   「加齢はイヤだ」とネガティブに考えている人に比べて、
   7・5年も長生きしていることがわかったのです。

   皮肉なもので、加齢はイヤだと考え、
   せっせとアンチエイジングに励む人ほど、
   かえって老けやすくなってしまうのです。

   むしろ、加齢を心理的に受け入れている人のほうが、
   なぜか細胞レベルで若々しくいられるということです。


   加齢をネガティブに考えている人は、言ってみれば、
   毎日、自分の年齢をたえず意識していることになります。

   そういう人ほど老けやすくなるのはいうまでもありません。

   加齢をポジティブに受け入れている人は、
   あまり自分の年齢のことなど考えません。

   自分の 年齢を意識するのは、誕生日くらいでしょうか。
   自分の年齢を忘れているくらいのほうが、
   いつまでも若々しくいられるのです。


   加齢はどんな人にも等しく訪れるもの。

   こればかりは、どうにもなりません。

   どんなにあがいても年は取るのです。

   ですので、アンチエイジングに励むよりも、
   加齢を素直に受け入れていたほうが、
   心理的にはずっと健康でいられるのです。

        <『心理学ベスト100』総合法令出版 https://amzn.to/3Qz9IXw

          ・・・

本書の中に「うつな人が、ますますうつになっていくメカニズム」
という文章があった。

なぜ、うつはひどくなってしまうかというと、
うつな気分の人は、ネガティブなことのほうに
目を奪われてしまうからだという。

うつな人と、そうでない人の心理テストを行ったところ、
うつな人は、自分自身についてネガティブなことばかりをよく記憶し、
ポジティブなことは無視する傾向にあることが明らかになった。

「明るいことを考えなければ」などと努力しても、
気分が落ち込んでいるときには、そんなことはできないからでもある。

だから、気分が落ち込んだときには、「明るいことを考えよう」ではなく、
何か他のことに目を向けようとするのが正解だ。

皿洗いをしたり、掃除をしたり、ガーデニングをしたりして、
集中して作業をしている間はネガティブなことが頭をよぎらないからだ。


加齢についても同じで、アンチエイジングのことばかり考えていると、
ますます自分の年齢のことを意識するようになる。

アンチエイジングのことではなく、まったく別のことを考えるのが正しい。


脳科学で「脳は否定形を理解しない」というのとも同じ。

たとえば、大事な器を持ったとき「落とさないよう気をつけてね」というと、
「落とす」ことに注意関心がいってしまう。

そうではなく、「手でしっかり持って、ゆっくり一歩ずつ歩いてね」といえば、
「しっかり持つこと、ゆっくり歩くこと」に焦点があたる。

アンチエイジング(加齢に気をつける)と言えばいうほど、
「年齢」が気になることになる。


年をとっても、仕事のある人、あるいはボランティアなど、
人から必要とされている人は、いくつになっても元気だ。

自分のことを考えず、人の喜ぶことを考えているからだ。

自分の年齢のことばかり考えている人は、人の喜ぶことではなく、
結局、自分の利益ばかり考えているということ。


また、年齢を重ねれば重ねるほど、勉強することだ。

若い頃にはわからなかったことが、
年齢を重ねると分かることがあるからだ。

そこには、「ああ、そういうことだったのか」と、
長い間の宿題がようやく解けたような、何とも言えぬ喜びがある。


年を取るのも悪くない。

        <感謝合掌 令和4年9月27日 頓首再拝>

「ぼけの壁」 - 伝統

2023/02/15 (Wed) 14:58:24

和田 秀樹 「ぼけの壁」を世界一わかりやすく要約してみた
【本要約】(2023/02/11)
https://www.youtube.com/watch?v=7OfP_Bw0agg

▼【目次】
0:00 ご挨拶・導入
0:33 本日のお品書き
0:54 1限 50歳以降は、認知症やぼけより怖ろしい「心のがん」に注意せよ!     
21:40 2限 老化を根本から撃退!「認知症」と「進行」にならない最高の習慣5選

          <感謝合掌 令和5年2月15日 頓首再拝>

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