伝統板・第二 2557115

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成功者(成幸者)への道⑦

1:夕刻版 :

2020/07/18 (Sat) 19:23:03

神からの採点を高く得ることが真の成功である。

         *『生活の智慧365章』(第1部生命の泉)第3篇( P78) より
          ~《神からの採点》

真の成功というものは、世間的は名誉を得ることでも、
多くの票数を無理をして掻き集め得たということでもない。

その人が如何に神の御(み)こころに一致した行動をしたかどうかということである。
つまり人間の票数を多くかき集めることではなく、
神からの採点を高く得ることが真の成功である。

また真の成功はある目標に到達したという
其の「目標」の到達のみが成功ではないのである。

目標に到達する途中で、その人が魂に何を得たかが
その人の成功の一つの示標ともなるのである。

また、その目標に到達する途中で、神の眼から見て、反則をしなかったか、
不道徳をしなかったかということで、採点がかわって来るのである。

レスリングでもボクシングでも反則は減点である。
現象的に目的を達成するだけが魂の方での目的ではないのである。

つねに魂の方向に神から最高点をつけて貰(もら)うようにすることこそ肝要である。

・・・

<関連Web>

(1)光明掲示板・第一「成功への道 (7592)」
    → http://bbs5.sekkaku.net/bbs/?id=koumyou&mode=res&log=1416 

(2)伝統板・第二「成功者(成幸者)への道」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=6838328

(3)伝統板・第二「成功者(成幸者)への道②」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7593545

(4)伝統板・第二「成功者(成幸者)への道③」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7657427

(5)伝統板・第二「成功者(成幸者)への道④」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7657427

(6)伝統板・第二「成功者(成幸者)への道⑤」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7787037

(7)伝統板・第二「成功者(成幸者)への道⑥」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7890237

           <感謝合掌 令和2年7月19日 頓首再拝>
2:伝統 :

2020/07/28 (Tue) 19:54:02


      *Web:大阪石材・社長ブログ(2014年04月15日)より

「成功の秘訣」を尋ねたのは天下を取った太閤秀吉であった。

官兵衛「どうして殿下は、今日のような御身分になられましたか。
     何か立身出世の秘訣でもございましょうか?」

太閤「別に立身出世の秘訣とてはないのじゃ。
    ただその「分」に安んじて、懸命に努力したまでじゃ。
    過去を追わず、未来を憂えず、その日の仕事を一生懸命やったまでじゃ」


この意味するところは、
「今・ここ・自己」に徹して命がけで仕事すれば道は開くと言う。

当たり前のことを当たり前にすることだ。

ところが人間は老人に成ると昨日を語り、青年は明日のことばかり語るのが常だ。
「今」を本気で生きてないというのだから太閤の着眼点は面白い。

草履とりは草履とり。足軽は足軽、侍大将は侍大将、それぞれの「分」に安んじて、
その分を立派に生かすことによって藤吉郎は天下の太閤秀吉になった。
それ以外には立身出世の秘訣はない。

古人が言うには「成功の秘訣」は「運」「純」「根」
すなわち、運と賢ぶらない愚それの根気だといわれている。
この具現者が太閤秀吉だ。

戦後〇〇年になる日本人には「運」「純」「根」が生じなくなっているようだ。

現代人は成功どころか「心ここにあらず」と仕事や人生の主体性はない。

平和な現代に必要なのは理想を高く、
心を高め磨き、志を立てる主体を持つことだ。

そうすることで「運」「純」「根」も湧き出るに違いない。

世の中に役に立つ利他行一番で自分の能力と人徳を磨き、
「三方良し」の実現に向け邁進する誰にも負けない努力こそが成功への入り口だ。

みなさんは自分の命燃えてますか?

http://www.osaka-sekizai.co.jp/company/president_blog/2014/04/4157/

           <感謝合掌 令和2年7月28日 頓首再拝>
3:伝統 :

2020/07/29 (Wed) 18:37:41


         *メルマガ「人間力」(2020.7.28)より
           ~『致知』2005年11月号 
              国分秀男(元東北福祉大学特任教授・
                   元古川商業高校女子バレーボール部監督)

合計七十七回全国大会に出場して、
十二回全国制覇(全国私学大会含む)しました。

しかし、それは裏を返せば優勝したのは十二回だけで、
あとの六十五回は全部負けたとも言えます。

勝てば勝ったで、好むと好まざるに拘らず敵が増え、
いいようもないわびしさや孤独感と戦わなければなりません。

人は成功した部分だけを見て他人を羨んだりしますが、
その陰には何十倍、何百倍もの苦しみがあるものです。

長い人生、誰もが苦しい場面に遭遇する時があります。

しかし、それをどう受け止めるかが大事です。


これまでたくさんの人を見てきましたが、
概ね3つのタイプに分かれると思います。

一つは苦しくなると「もうダメだ、無理だ」と思う「絶望諦め型」。

二つ目は「いやだけど、しょうがないからやるか」という「消極的納得型」。

そして三つ目は「この苦しみが俺を磨いてくれる。
これを乗り越えれば一つ賢くなれる」と考える「積極的プラス思考型」。


結局、歴史に名を残すような偉人や成功者は、3番目の人間からしか生まれません。

一、二、三のどのタイプの人間になるかは、考え方一つです。

お金がかかるわけじゃない、努力がいるわけでもない。時間もかからない。

物事の見方をちょっと変えるだけでいい。

しかし、人はなかなかその考え方を変えることができません。

だから偉人の話を聞き、良書を読むのです。

過去に事を成し遂げた人たちがどうやって困難を乗り越えてきたか、
それに触れることで考え方を変えることができると思います。

私は辛い時はいつも

「俺よりももっと苦しい目に遭って頑張った人がいたじゃないか。
 あの人ができたんだから、俺だって乗り越えられる」

と言い聞かせ、夢に食らいついてきました。

この世で我慢の時なくして、夢を実現した人は一人もいません。

夢を追うなら、わが身に降りかかるすべてを
積極的プラス思考で受け止め、簡単に諦めないこと。

それが人生を開発していく基本ではないかと思います。

           <感謝合掌 令和2年7月29日 頓首再拝>
4:伝統 :

2020/07/31 (Fri) 20:57:02


      *メルマガ「日本一元気」(令和2年7月20日)より

観相学というものがあります。

「人生は運であり、運は顔が支配する」

という言葉があります。

顔は大事ですね。
生まれ持ったDNAもあるわけですが、顔は変化します。



昔よくテレビに出ていた藤木相元は、

「笑いは開運のもとである」

ということを言っていました。


「相好を崩す」という言葉があります。

にこやかな顔になるとか、顔をほころばせるという意味ですが、これは

「人相を好もしく崩す」

という意味が本来のようです。

笑いといっても、
人間にはたくさんの笑いがあります。

嘲笑だって笑いです。
微笑も笑い。
苦笑、冷笑、艶笑という言葉もあります。

しかしこれらは、
「相を好もしく崩す」笑いではありませんね。


笑顔を毎日つくることができるような行動をすることも大事です。

政治家は顔を見られますし、顔の変化がよく見える職業でもあります。

悪く顔が変化する政治家もいれば、善く顔が変化する政治家もいますね。


運がめぐってくるように、
私もいい笑顔をつくることができるようになりたいと思います。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

【編集後記】

自然体でよい顔になるよう日々努力をしたいですね。

           <感謝合掌 令和2年7月31日 頓首再拝>
5:伝統 :

2020/08/01 (Sat) 19:13:51


    *『成功する人の妄想の技術』中野信子・著より

自分を大事にしている人は、ほかの人から大事にされるものです。

たとえば、あなたの目の前に2台の車があるとしましょう。
1台は手入れが行き届いて、きれいに磨かれた車。
もう1台はホコリだらけで汚れていて、車体にキズや凹みがあるような状態です。
 
もしあなたが「この二台の車のうち、どちらかを棒で思いっきり叩いてください」
と言われたら、あなたはどちらの車を叩くでしょうか?

おそらく多く人が、ホコリだらけの車を選ぶと思います。

 
心理学に「割れ窓理論」という理論があります。
これは、軽微な犯罪がやがて凶悪な犯罪を生み出すという理論です。

人間には、秩序の乱れがあると、それに同調してしまうという性質があるのです。

たとえば、きれいに掃除されて、美しく整備された道に
ゴミを投げ捨てるのには気が引けますが、ペットボトルが転がっていたり、
スーパーのゴミ袋などがあちこちに落ちている道になら
「自分がちょっとくらい捨ててもかまわないだろう」という気になって、
ゴミを捨ててしまう。
 
すでに秩序が乱れている場所があると、
さらに秩序を乱すことへの心理的抵抗が少なくなるのです。

(中略)

つまり、ほかの人から大事にされ、周囲の人と良好な人間関係を築いて、
成功を手に収めていくためには、
まずは自分を大事にする必要があるのです。

どうしても、自分を大切に扱うのが難しいときには、鑑を見てください。
鏡に映った自分に、鳥居マークでも貼りつけるような気持ちで、
自分を大切に扱ってみてください。

自分を大切にする回路ができ上ったら、
その瞬間からあなたの人生が変わっていきます。


   妄想力は、自分の人生を変えてしまうほどの大きな力です。
   自分の心持ち次第で、プラスにもマイナスにも働きます。

   プラスのイメージを持つ人は、妄想力をプラスに働かせることができます。
   ポジティブな妄想をするように心掛けたい。

           <感謝合掌 令和2年8月1日 頓首再拝>
6:伝統 :

2020/08/03 (Mon) 20:55:35


      *Web:今日も良いことがあるように(2019/04/27/)より


事業で大成功した人のほとんどは、当たり前のように感謝の言葉を口にします。

「ありがとうございます」「おかげ様で」「有難いことに」など。

感謝することが日頃の習慣になっているのです。

「ありがとう」という言葉は、私たちを幸せにします。

事業で成功するためにも不可欠の言葉が「ありがとう」です。

そう考えて、「ありがとう」を習慣化されている方の
事業家のおひとりをご紹介します。


《成功の近道は、感謝を習慣にすること》

竹田製菓株式会社代表取締役で、日本一の個人投資家としても知られる
(故)竹田和平さんの『人とお金に好かれる「貯徳」体質になる!』(講談社)
という本に載っていた言葉です。


   「成功を目指すなら、
    感謝の言葉『ありがとう』を習慣にしてしまうのが一番の近道です」


竹田さんは、元菓子職人の父親と地元愛知で菓子業を開業し、
まずは「タマゴボーロ」などによって成功し、投資の世界でも
大成功を続けています。

その成功の秘訣は、第一に感謝なのです。

竹田さんは、今でも一日に「ありがとう」を3000回言うそうです。

すごいですね。慣れれば、車の運転中などに、
一呼吸で60回唱え、それが習慣となっているので、
毎日続けると1年間で100万回を超えるそうです。


《ありがとうは、ノンリスク・ハイリターン》

その精神で、竹田さんが開発した「ありがとうボーロ」は、
子どものかわいい「ありがとう」の声を工場内に24時間流し続け、
原料や製品、従業員にいたるまで聞かせ続けています。


経営者の視点で、竹田さんは

「ありがとうは、ノンリスク・ハイリターン」

だとも言います。

確かにそうです。

世の中が不況だと、
「人件費を抑えよう」「広告費を減らそう」「材料を安いものにしよう」などと
経費を減らして、企業は必死になって生き残りをかけます。

しかし、「ありがとう」には、もともと1円も経費はかかりません。

むしろ、「ありがとう」と唱えること、
互いに言い合うことが増えれば増えるほど、
社内の雰囲気は良くなり、社員はやる気になります。

働けることに感謝、社長に感謝、お客様に感謝、仲間に感謝して働く人は、
これまで以上に一所懸命働くようになります。

もちろん、お客さんも喜びます。

竹田さんがおっしゃるように、

感謝にはリスクがまったくなく、生み出されるものは非常に大きいのです。

「ありがとう」を口ぐせにしよう。

失うものは何もなく、得るものは非常に大きいですからね。(^.^)

出典:『人とお金に好かれる「貯徳」体質になる!』(講談社)
   拙著『感謝の習慣が、いい人生をつくる』(PHP研究所)

https://lucky.t-nakai.work/2019/04/27/custom-60/

           <感謝合掌 令和2年8月3日 頓首再拝>
7:伝統 :

2020/08/04 (Tue) 19:59:57


    *『成功する人の妄想の技術』中野信子・著(第2章P107~108)より

コイン投げのようなランダムな事象では、確かに、結果は大数の法則に随います。
大数の法則、というのは、コインや投げ方に細工していない場合、
コイン投げの回数を非常に多くすれば、表と裏の出る確率はほぼ等しく
50%に近づく、というものです。

ですが、これは、表が出たら次は裏が出る、ということを意味しません。
なのに、なぜか、人間の感覚は、同じ事象が続くだけで、
論理的に考えることを放棄してしまう。

そして、あっさりと、脳の勝手な妄想に騙されてしまうのです。

コイン投げの例で見たように、
チャンスというのは、どんな人にも、完全に均等に与えられています。

ですが、多くの人々は、自分の見ているものが、
もしかしたら錯覚かもしれない、なんて、思いもよらない。
 
自分が冷静に観察していると思っている現象は、
ひょっとしたら脳のつくり出した幻想かもしれないのですが、
ほとんどの人はそれに気づきません。

そして、論理的に歩を進めていくこと忘れてしまい、
すぐ近くに転がっているチャンスを逃してしまう人が実に多いのです。
これは、とても残念なことだと思います。


   成功する秘訣は、「成功するまで、失敗し続けること」です。
   脳の錯覚に惑わされずに、努力し続けることが大切です。

           <感謝合掌 令和2年8月4日 頓首再拝>
8:伝統 :

2020/08/06 (Thu) 21:52:45

努力をすればするほど空回り ~エミール・クーエの法則(努力逆転の法則)~

    *『成功する人の妄想の技術』中野信子・著(第3章P165~166)より

妄想と、意志の力が衝突し、対立している場合、
意志の力が嫌な妄想を抑えようとすればするほど、そこに注意が向いてしまい、
意識がとらわれて、最悪の結果を招いてしまうのです。

では、努力しないほうがよいのでしょうか?

そうではありません。

もし、想像力と妄想とが対立しているな、と思ったら、
そのときは思う存分、妄想を自由にさせてやりましょう。

決して意志で抑えつけようととするのではなく、
妄想をどこまでもたくましくする。
その方向の努力をするのです。
 
嫌な妄想が頭をかすめたら、自分のなかに生まれてしまった
そのネガティブな妄想に、とことんまで、付き合ってあげましょう。

ああなったらどうしよう、こうなったらどうしよう・・・・・。
失敗したら怖いし、やっぱり不安なものです。
それを感じている自分をしっかり受けとめるのです。

自分ひとりでは難しい、という場合は、たとえば飲み屋のお姉さん、
バーのマスター、親しい友だちでもいいし、カウンセラーでもいいので、
話を聞いてくれる人に洗いざらい不安を吐露して、
すっきりしてしまうという手も有効です。


   渾身の意志の力を簡単に上回ってしまう。
   それだけ、妄想力は強烈であるということです。

   嫌な妄想との付き合い方マスターし、
   これから出会うチャンスをモノにしていってほしい。

   妄想力を味方につけて、人生を乗り切るための強力なエンジンとしたい。

・・・

<参照Web>

エミール・クーエの法則(努力逆転の法則)
https://katorea0712.blog.ss-blog.jp/2016-10-18-1

           <感謝合掌 令和2年8月6日 頓首再拝>
9:伝統 :

2020/08/19 (Wed) 21:30:25


       *Web:宇宙の兄弟たちへ(2020年8月19日)より

ある女性実業家の方のお話しです。

彼女は子どもの頃から身体が弱く、病院のベッドで過ごす事が多かったそうです。


そのため一人さみしく病室で過ごさなくてはならない日が続きます。

そんな子どもの頃の彼女を慰めてくれたのが、
病室に飾られたお花だったといいます。

お花を見ているとなぐさめられ、勇気を与えてくれたそうです。

彼女は病室のベッドの上でこう決意します。

「大人になったら花屋さんになって、多くの人に勇気を与えたい」


そこで大人になってからフラワーコーディネーターになられます。

念願だった職に就いた彼女は、
さらに独立してご自身で会社を企業されるようになります。

当初は順調に行っていたところに、東日本大震災が起こります。

当時も今と同じように自粛ムードが日本全体に漂っていて、
事業の運営が厳しくなっていきます。

大量の花の在庫を抱えて、彼女はどうしようもなくなって、
ついにお店を畳むことを決意したそうです。

「どうせ破棄しなくてはならないお花なら…」と、
たくさんのヒマワリをもって被災地の東日本に行ったそうです。

そこで被災者の方に1本1本ヒマワリをプレゼントしていきます。

「ほんとうは食事が1番だろうから、お花なんてもらってくれないんじゃないか」
と思いつつ配っていると、
食事を配るところよりも多くの方が列を作って受け取ってくれたといいます。

受け取った方は笑顔になり、
その口々から「ありがとう」とお礼の言葉を聞きます。


その時に彼女は初心を思い出したそうです。

「そうだ、私は多くの人に勇気を届けられるようにお花屋さんになりたかったのだ。
 忙しさに消されて初心を忘れてしまっていた」

東京に戻った彼女は「花を通じてたくさんの人を笑顔にすること」を目標に
新たな事業を立ち上げました。

事業は無事に成功され、ご活躍されているそうです。

ちなみにこの方は株式会社Uca代表の片山結花という方で、
バラの花びらにメッセージがプリントできる
フラワーショップPatisseriflowerを運営されています。


このように私たちは月日が経つにつれて、初心を忘れてしまう事があります。

はじめは純粋な気持ちで行っていたことでも、
いつしか道に迷ってしまう事も多いでしょう。

そうした時には、もう一度原点に返って、初心に戻る事も必要だと思います。

なるべく定期的に思いを戻すように心がけた方がいいですね。

その初心が自分の欲だけではなく、
他人の幸せを願うものであったのもよかったのだと思います。

いつの間にか欲に目が眩んで行ってしまいますので、
ときどき振り返って原点に戻らなくてはならないですね。

   (https://www.spacebrothers.jp/2020/08/blog-post_19.html

           <感謝合掌 令和2年8月19日 頓首再拝>
10:伝統 :

2020/08/22 (Sat) 20:56:43


      *メルマガ「成功への道しるべ」(2020年8月12日)より

◆米国のシリコンバレーの出先機関に数年派遣された経験のある知人の話です。
 目的は新しい技術や情報の収集ということでした。

 ところが、そういう面での収穫はほとんどなくて、
 一番参考になったのは「失敗」に対する彼らの考え方だった
 というのが参考になります。

 私達は何か新しいことをやろうとする場合、
 失敗しないようにできるかぎり事前に準備し、また調査して取り組もうとします。

 ところが彼らのやり方を傍から見ていると、
 それでは失敗するのでは思われるのに、行動に移すのです。

 そして案の定失敗しています。
 最初、頭が悪いのではないかと思ったといいます。

 「失敗」に対する捉え方がちがうのです。

 私達は失敗を「重大なつまづき」と考えがちです。

 もちろん彼らも「失敗」を喜んでいるわけではありませんが、
 そう落ち込んでいる様子もありません。
 
 何か新しいことを始めるのに当たって、頭で考えているより、
 行動に移し、そこから学ぼうという姿勢なのです。

 いくつかの失敗や間違いがあるのは当然と考えているようです。

 失敗して学んだことを参考に、また新たな挑戦をします。
 また失敗しますが、更にもう一歩学ぶことになります

 目指すべき目標に一歩一歩近づいた考えるのであれば、落ち込むこともありません。

 そんな失敗を繰り返し実践的に学びそして獲得した成功は、
 もう誰も簡単に真似ができません。

 頭で考えただけのアイディアや、
 1回か2回の失敗で獲得できた成功なら容易に真似されてしまいます。


◆本田宗一郎氏は「世間は、私のことを成功者といいますが、
 とんでもない。10件トライして9件は失敗してきた」といわれます。

 しかし、別の機会に次のようなことも言われています。

 「9回失敗しても、10回目に成功したら、オセロゲームのように
 9個の黒が一気に白に変わるように、9回の失敗は、すべてプラス
 要因になっている」と。


◆「七転び八起き」という言葉があります。

 「七転び」しても、そこで諦めないことが大切という意味ですが、
 なにか辛い、苦しいという感じが付きまといます。

 新しいことをやるのに「失敗」は当然の付きもので、
 「失敗」の数が多いほど、偉大な成功、他人が真似のできない成功を
 獲得することが出来ると考えるようにすれば、気分よく前向きに挑戦できます。

 挑戦し、失敗したけれど、そのことを通して学んだことは
 失敗したものだけが得られる宝です。

 「七転び」の「失敗」もそのようにとらえるのが起業家精神の真髄です。


◆NHKの朝ドラ「あさが来た」の主人公
 広岡浅子女史が活躍したのは明治初期です。

 女性が社会に出て活躍するには、
 いまより遥かに多くの制約や困難な状況のなかで、次々と新しい事業を起こします。

 今に残る大同生命保険、日本女子大学の創立は彼女によるものです。

 江戸から明治という大変革期に、今まで誰もやったことがないことばかりです。

 産業を発展させるには、石炭が有望となると炭鉱経営にも進出します。

 必要とあれば男性でも躊躇するのに炭鉱の中に入っていき
 荒くれ男達にリーダーシップを発揮します。

 彼女は「七転八起」について、自分は「九転び」もいとわない。
 そこで「九転十起」を信条としたそうです。

 新しいことに挑戦する際、失敗はキズではなく勲章です。

 この失敗のあとには素晴らしい成功が待っている。

 いずれこの失敗を誇らしい勲章として語れる日のことを心に描くのです。


編集後記

■「失敗は成功の母」等と頭では分かっていても、
 やはり失敗するとネガティブな思いになるものです。

 そんな時こそ、「失敗」に「ありがとう」を反復する価値があります。

           <感謝合掌 令和2年8月22日 頓首再拝>
11:伝統 :

2020/08/23 (Sun) 19:42:12


       *メルマガ「人の心に灯をともす」(2020.08.03)より

   (タル・ベン・シャハー氏の心に響く言葉より…)

   《強みに目を向ける》

   『肝心なのは「できること」であり、
   「できないこと」ではない』(ピーター・ドラッカー)


   自分の強みを伸ばすことに力を注いでいる人は、
   そうでない人よりも幸せになり、成功しています。

   これは弱みを無視すべきだと言いたいわけではなく、
   自分がもともと得意なことに重きをおいたほうがいいということです。



   経営学者のピーター・ドラッカーは言います。

   「人は強みを生かして初めて卓越した真の成果をつかむことができる」

   私は自分の強みを知るために自分自身に問いかけます。

   私の強みとは何だろうか。

   私はもともと何が得意なのか。

   私にはどんな才能があるのか。

   私にしかない能力とは何か。


   こうした質問は「作家になる」「教師になる」「法律関係の仕事をする」
   といった人生の大きな目標を選ぶときのほか、

   「従業員に向けたスピーチを準備する」
   「数学の能力に磨きをかける」
   「家族との休日を計画する」
 
   といった近い将来のことに、自分の強みを生かす場合にも威力を発揮します。


   ドナルド・クリフトンとポーラ・ネルソンによる著書『強みを活かせ!』
   には、動物の子どもたちをバランスよく成長させることを目指している
   森の学校の話が出てきます。


   最初の日、子ウサギが学校に行くと、
   ランニングとジャンプの授業を受けることになりました。

   子ウサギはこの科目が大好きでした。

   子ウサギは学校から帰ったあとも興奮さめやらぬ様子で、
   翌日学校に行くのが待ち遠しくてしかたありませんでした。


   2日目、学校へ行くと、
   授業は空を飛ぶことと水泳でした。

   子ウサギはそのふたつが全然できなくて、学校が大嫌いになりました。

   子ウサギはすっかり落ち込み、しょんぼりと家に帰りました。

   家で子ウサギが学校をやめたいと話すと両親は、
   「学校へは行かなくてはいけないよ。まんべんなく
    何でもできて初めて、将来成功することができるんだ」
   と取りあってくれません。


   次の日、子ウサギが学校へ行くと、
   今度は空を飛ぶ授業と水泳の補習を受けることになりました。

   子ウサギはその能力が足りていなかったからです。

   一方、ランニングとジャンプの授業は取りやめになりました。

   こちらの科目はよくできているから、
   それ以上の練習は必要ないとされたのです。


   これはたとえ話ですが、
 
   残念ながらこれに似たようなことが
   学校から企業までのほとんどの組織で、実際に行われています。

   たしかに弱い部分を無視するべきではありません。

   私たちは社会で暮らしていくために、
   基本的な計算や読み書きも学び、仕事に必要なスキルを習得する必要があります。

   しかし同時に自分の強みも無視することなく、
   才能や能力を育てるために最大限の力を注ぐべきです。


   生きていくには弱みを補う必要があります。

   そして成功するには自分の強みをさらに伸ばしていく必要があるのです。

   時間を取って、あなたが得意なことや才能を発揮できる分野など、
   自分の強みについて考えてみましょう。

   強みが見つかったら、日常生活の中で
   もっとそれを頻繁に活用していく方法を考えてみてください。

     <『次の2つから生きたい人生を選びなさい 
      ハーバードの人生を変える授業2』大和書房
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        ・・・

斎藤一人さんはこう語る。

「『私は美人じゃないし、英語もできないし、お料理だってじょうずじゃない』…。

 でも、これはおおいなる勘違いです。
 勉強が得意でない人が、勉強で見返そうと一生懸命勉強したり、

 藤原紀香さんに全然似ていない人が、
 紀香さんみたいになりたいと思うから無理があるのです。

 『やっぱりダメだ』なんて、
 ますます自信をなくしてしまう。

 不得意なものがたくさんあった私ですが、
 別に気にしてません。だって、得意な人に
 やってもらえばいいんですから」(元気が出る魔法の法則)より

さらに続けて、一人さんは
「自分は中卒で、英語もできなかったけど、今何も困っていない」という。

高校や大学へ行くより、早く社会に出て稼ぎたかったし、
英語が必要ならしゃべれる人を雇えばいい、と思ったからだそうだ。



ウサギが、空を飛ぶツバメや、海を泳ぐイルカになろうとしても、
それは土台(どだい)無理な話だ。

動物での例えならすぐにわかるのに、
こと自分の子どもだったり、会社の部下だったりすると
それをすぐに忘れてしまう。



斎藤一人さんも言うように、
人間は得意なことを伸ばすことによってしか成功することはできない。

自分がいま持っているモノに焦点を当てる。

つまり我々は、得意分野に光を当て、
それを伸ばすことによって、一番ストレスなく
スムーズに生きていくことができる。


自分の強みに目を向けて生きていきたい。

           <感謝合掌 令和2年8月23日 頓首再拝>
12:伝統 :

2020/08/24 (Mon) 21:21:37

「ハマる」メカニズム ~刺激を求める脳~

    *『成功する人の妄想の技術』中野信子・著(第4章P201~205)より

男性と女性で、脳が生理学的に異なっていることがあります。
そのひとつが、「ドーパミンの放出量の違い」です。

ドーパミンは、脳内ホルモンの一種で、俗に「快楽の分子」と呼ばれます。

チョコレートを食べることから、セックスに至るまで、
さまざまな行為によって分泌されます。
そして、人間に快楽をもたらします。

ドーパミンは、生体にとって利益となる行動をプラス評価して、
脳に記憶、学習させるという機能を担った物質です。
 
脳内のドーパミンの量が多くなると、人が何かに夢中になるのを助長します。

米国の神経内分泌学者、ゲーリー・ワンド博士は実験により、
同じ快楽刺激に対するドーパミンの放出量が、
男性では、女性より30~50%も多いことを突き止めました。


では、ドーパミンの放出量が多いとどうなってしまうのでしょうか。
一度の刺激で放出される量が多いということは、
それだけ快感が強いということになります。

すると、再び快楽の刺激を受けたくて、
中毒になってしまうリスクが上がるということに・・・・。
 

男性では、女性よりも覚せい剤の中毒者が多いのですが、
この理由のひとつがドーパミンの放出量の違いにあると考えられています。
 
   
また、イェール大学とコロンビア大学の研究者による別の実験では、
アルコールに対する依存症が調べられました。

やはりこの実験でも、男性のほうが女性より、
アルコールによるドーパミンの放出量が大きいことが明らかになりました。
 
とくに、快楽・強化・依存の形成などにかかわるとされる、
腹側線条体(ふくそくせんじょうたい)でのドーパミン量が増大していました。
男性が女性よりもアルコール依存症になりやすいのはこのためなのです。

また、アルコール依存などに比べるとずっと良い例ですが、
「オタク」と呼ばれる人には男性が多いでしょう。

これは、男性の脳がひとつのことにハマり、夢中になりやすいために、
簡単に他の追随を許さないほど、趣味を極めることができるのだ
ということも言えます。

 
   ひとつのことに熱中し、とことんまで追求しやすい。
   そのような脳の性質は、“諸刃の剣”です。

   熱中度とドーパミンの快楽刺激の仕組みを理解して、プラスの方向に役立てたい

           <感謝合掌 令和2年8月24日 頓首再拝>
13:伝統 :

2020/08/25 (Tue) 22:37:12


      *谷口清超著『純粋に生きよう』より

成功の秘訣は「楽しみながらやる」ことである。

何の努力もせず、易々(やすやす)として好成績をとったり、
成功したりしているように見える人もいるが、
彼らは努力していないのではない。

努力をことさら「努力している」と思わせない、
ごく自然のやり方でやるから、自分にも人にも気づかれないのである。

つまり彼らは楽しみながら努力しているのである。

       (http://www.maeda-house.com/blog/?p=1855

           <感謝合掌 令和2年8月25日 頓首再拝>
14:伝統 :

2020/08/26 (Wed) 19:23:00


     *『自分の価値に気づくヒント』ジェリー・ミンチントン(著)はしがきより

あなたがどれくらい成功するかは、自尊心の度合いに左右される。

ここでいう自尊心とは、おごりや高ぶりのことではなく
自分の価値を認める気持ちのことだ。

自尊心の乏しい人は、無意識に成功を避ける傾向がある。たとえば、

(1)高い地位を与えられても、
   「自分はつまらない人間だ」と思い込んでいるかぎり、
   自滅してその地位から転落しやすい。

(2)汗水たらしてお金を稼いでも、
   「自分は裕福になるに値しない」と思い込んでいるかぎり、
   すぐにお金を使い果たすおそれがある。

(3)素晴らしい恋人を見つけても、
   「自分にはふさわしくない相手だ」と思い込んでいるかぎり、
   なんらかの方法で相手を遠ざけてしまいかねない。

健全な自尊心を持とう。

「自分は成功するに値する人間だ」という信念を持とう。

そうすれば、自分の成功を素直に受け入れて充実した人生を送れるようになる。

           <感謝合掌 令和2年8月26日 頓首再拝>
15:伝統 :

2020/08/27 (Thu) 20:44:47


       *メルマガ「人の心に灯をともす」(2020年05月25日)より

   (斎藤一人さんの心に響く言葉より…)

   成功って、誰でも引き寄せられるんです。
   全然難しいことじゃないんだよね。

   じゃあ、どうしたら成功できるんですかって、
   3つの秘訣を知っておけばいいの。


   (1)「簡単」で

   (2)「楽しい」ことを

   (3)「もっと、もっと」と望む


   たったこれだけ。

   普通の人って、成功するには難しいことを
   しなきゃいけないんじゃないかって考えているよね。

   でも、難しいことはそもそも自分で考えつかないし、
   仮に考えついたとしても、難しいから自分にはできません。

   それでは、成功のしようがないよね。

   あのね、成功って、必ず自分にとって簡単なことでもたらされるんです。


   で、いくら簡単なことでも、楽しくないと続かない。

   世の中で、長く成功し続けている人を見てごらん。

   間違いなく、みんな自分の好きなことで成功しているはずだよ。


   それから、簡単で楽しいことをしてうまくいっても、
   そこで足を止めちゃいけないの。

   「もっと、もっと」って、欲を出すことも大事なんだ。

   一人さんは、どんなに豊かになっても
   「もっと豊かになりたい」と思っている。

   自分で言うのも何だけど、今だって結構モテるのに、
   もっともっと彼女が欲しいんだよね(笑)。


   同じように、すごく綺麗なのに「もっと綺麗になりたい」と
   思っている人もいるし、すでに頭がいいのにもっと勉強する人もいる。

   そういう「もっと」がある人は、
   どんどん綺麗になるし、さらに勉強ができるようになるんです。

   何でもそうだよ。

   神が望むことは、「もっと、もっと」なんです。


   神は、人間にだけ「もっと」を与えたんだよね。

   だって見てごらん、猿やなんかはジャングルに住んでいても、
   家を建てるとか、エアコンを開発したりしないよね(笑)。

   家やエアコンは、人間の「もっと快適に暮らしたい」
   という欲があったからこそ作られたの。

   「もっと」は、人間だけに与えられた特権。

   それは、人間は望めばどこまでも
   豊かになれるし、幸せになれるよっていいう意味なんだ。


   成功している人の中には、急に挫折するケースもあるんだよね。

   それはなぜですかって、いきなり「真面目」に目覚めるからです。

   真面目になって、難しいこと、楽しくないことを考え始めると、
   どんなに成功していた人でも失敗しちゃうの。

   真面目でつまらないのって、それほど怖いことなんだよ。


   みんなは「もっと、もっと」と、
   欲を持つのはいけないことだと思っているんだよね。

   今こんなに幸せなんだから、
   もう十分で、これ以上は望んじゃいけないって。

   だけど、世間をよく見てごらん。
   「欲は捨てなさい」とあなたに教えてきたお父さんやお母さんは、
   果たして成功しているだろうか(笑)。

   そのお父さんやお母さんに、
   欲はいけないと教え込んだ人は、成功しているんだろうかって(笑)。

   そう考えると、正しいのはどちらか、自然と見えてくるんじゃないかな。


   でね、一番危険なのは、現状が不満や不安でいっぱいなのに、
   「もっと」と望むことなの。

   それって、あなたの意識は「お金がない」「仕事が面白くない」
   「容姿が悪い」みたいなことにピントが合っているということだから、
   そこにエネルギーが集中してしまうんだよね。

   すると、ますます貧しく、つまらなく感じるような現実や、
   いっそう容姿に自信がなくなるような出来事が引き寄せられてしまうんだ。

   欲はどれだけ持ってもいいけれど、
   大前提として、必ず現状に感謝すること。


   「今も豊かだけど、もっと豊かになりたい」

   「今も綺麗だけど、もっと綺麗になりたい」

   そう思うのが鉄則だよ。

        <『斎藤一人 令和の成功』Gakken>

           ・・・

工学博士の上原春男氏は、「成長」についてこう語る。

『人間というのは本来、成長するようにできています。
 成長がおぼつかないとしたら、それは外的要因ではなく、
 自分自身の姿勢や考え方に原因があるのです。

 そもそも、なぜ人や組織は成長しなければならないのでしょうか。

 「成長しなくても、現状維持で十分だ」という人や企業の経営者が
 いるとしたら、それは重大な危機を招くことになります。

 成長するものだけが、生き残るのです。

 現状維持にとどまるものは、即、衰退に向かうのです。

 伸びている会社でも、その現状に満足してしまったら、
 その瞬間にその組織は下りの階段を転がり落ちていくことになります。

 成長したいという欲求は、人間だけがもつ欲求で、
 他の動物にその欲求はありません。

 心理学者のマズロー博士がいうように、
 私たち人間は低次元の欲求から始まって、
 しだいにそれを高次元化させていく。

 つまり欲求を段階的に「進化」させていく動物です。

 衣食住が満たされたら、次は知識欲、さらには自己実現欲というように、
 たえず欲求を高度化させずにはいられません。

 しかしそれは悪いことではありません。

 その欲求の進化こそが、人間に「成長」を促す大きな動力となり、
 幸福の要因ともなるからです。』 

     (成長するものだけが生き残る/サンマーク出版)より


「さらに参ぜよ、三十年」

という禅の言葉がある。

「まあ、私もあるところまで行った、これでよし」、となってはいけない。

そこからさらに、三十年修行せよ、ということ。


「このままでいいや」とか「もうこれで十分」となったとき、
その人の成長は止まる。

さらに参ぜよ、三十年の気持ちで…

「簡単」で「楽しい」ことを「もっと、もっと」と望む人でありたい。

           <感謝合掌 令和2年8月27日 頓首再拝>
16:伝統 :

2020/08/28 (Fri) 22:45:17


      *メルマガ「人の心に灯をともす」(2020.06.25)より

   (斎藤一人さんの心に響く言葉より…)

   ■《本も読まないで のりこえられる時代じゃないですよ》

   本を読むといいですよ。

   どんな分野であれ、「成功した人」は、
   自分の体得したものを、惜しみなく人に教えようとするものです。

   それどころか、そういう人は「どうしたら人がわかってくれるか」と、
   日夜頭を痛めているものです。

   そういう人の「やさしい波動」にふれるだけでも、
   得るものがたくさんあります。



   ■《笑顔で仕事をしているとどこに勉強に行くより頭が良くなる》

   不満な顔で仕事をしていると、何も得られません。

   それどころか、「イヤなこと」ばかり次々と起こるものです。

   笑顔で仕事をしていると、
   「自分のためになること」が次から次へとやってきます。

   そのうえ、仕事以外のことでも、良いことが次から次へと起きるんです。

   笑顔というのは、幸せの国に行くためのパスポートなんです!


   ■《元気なら一生働ける よかった よかった》

   若いときは「一生働くなんてイヤだ」と思うことがあります。

   でも、だんだん年を重ねていくと、
   「一生元気で働けることの素晴らしさ」がわかってくるんです。

   つまり、健康で、人の役に立って、
   誰の世話にもならずに、お金を稼いで生活する。

   そして休みになれば旅行にでかける。

   同時に、仕事がなくて、毎日何もすることのない空しさや、
   怖さが年とともにわかってくるんです。

   毎日、働けることに感謝する。

   笑顔で働く。

   そうすれば、神様がきっとあなたを守ってくれますよ。


   ■《困ったことがおきたら 面白いことがおきたと言ってみな 
     奇跡がおきるから》

   人間を「成功に導く階段」があります。

   それは「困ったこと」です。

   「困ったこと」が起きたとき、
   「困った」と言うと、階段を一歩降りてしまうことになるんです。

   ただ、そんなとき、「おもしろいことが起きた!」と言うと、
   階段をひょいと飛びあがるんです。

   「おもしろい!」と言った時点で、世間にも神様にも
   「こんなことで困ってないよ!」という勝利宣言になるわけ。

   このひと言で「あなたの勝ち」が決定するんですよ!



   ■《なんにもないとき ついてる 
     こまったきはありがとう 
     いいことあったら かんしゃします 
     これでしあわせ》

   成功する人は「感謝の多い人」です。

   良いことがあったときはもちろん感謝するし、
   何もないときは「何もなくて良かった」と感謝する。

   さらには、悪いことや人にだまされるようなことがあっても
   「あの人のおかげで勉強になった」と、感謝するものです。

   そういう人は100パーセント成功します。

   失敗することは不可能です。

        <『斎藤一人 幸せの名言集』三笠書房>

              ・・・

100%成功しない方法は…

いつも、不平不満や、グチ、泣き言、文句、悪口を言うこと。

困ったことやイヤなことがあると、
常に人のせいにして、自分は悪くないと言い、
自分の利益になることばかり考えること。

いつも、不機嫌な顔をして、
笑ったら損だ、というくらい笑顔を見せないこと。

そして、本を読まないし、勉強しないこと。


感謝多い人生を送りたい。


           <感謝合掌 令和2年8月28日 頓首再拝>
17:伝統 :

2020/09/04 (Fri) 20:07:01


          *「眞理」第2巻基礎編第6章(P114~115)より

いかなる職業に従事する人でも、また如何なる境遇にいる人でも、
必ず成功する唯一の秘訣と云うものがある。

その秘訣とは、敬虔なる感謝と快き微笑(びしょう)とをもって
深切を尽すと云うことである。

万事万物に感謝し、微笑をもって、自分の接する総ての人々に
深切をつくすと云うことである。

今まで何の職業についても成功しなかった人は、
自己の過去を振返って見れば、

深切と微笑と感謝をもって奉仕する精神がなくて、
不平面(づら)をして苦虫をかみつぶしたような顔をして、
仕事も易々(いい)加減にして深切心がなかったと云うことに
気がつかれるに相違ないのである。

仕事を深切にしていても、
不平面や、苦虫(にがむし)を咬(か)みつぶしたような顔をしていては、
その仕事の出来栄えほどには出世することは出来ないであろう。

           <感謝合掌 令和2年9月4日 頓首再拝>
18:伝統 :

2020/09/06 (Sun) 18:27:22


      *『ゼロ:何もない自分に小さなイチを足していく』堀江貴文(著)より

(1)思えば学生時代の僕なんて、地味でひねくれた田舎者でしかなかった。

(2)そこからどうにか変わることができたのは、
   小さな成功体験を積み重ね、自分の殻を打ち破ってきたからだ。
   はじめの一歩は、すべて地道な足し算である。

(3)あなたが「変わりたい」と願っているなら、
   僕のアドバイスはひとつだ。

   ゼロの自分に、イチを足そう。
   掛け算を目指さず、足し算からはじめよう。

(4)僕には確信がある。
   どんなにたくさん勉強したところで、
   たくさんの本を読んだところで、人は変わらない。

(5)自分を変え、周囲を動かし、
   自由を手に入れるための唯一の手段は、それは「働くこと」なのだ。

(6)堀江家には文化や教養といった言葉とは無縁だった。
 
  ①家には書斎はもちろん、まともな本棚もなければ蔵書さえない。
   
  ②そんな堀江家にあって
   唯一読み応えのある本といえば、百科事典だった。
   小学校時代、僕はひたすら百科事典を読みふけった。

  ③事典として、気になる項目を拾い読みしていくのではない。
   第一巻から最終巻の「わ行」までひとつの読み物として通読していくのだ。

  ④感覚的には読書するよいうより
   情報から情報へとネットサーフィンしていく、オタク少年に近いだろう。

  ⑤リニアモーター、コンピュータ、そしてアポロ宇宙船や銀河系。
   百科事典には誇張も脚色もない。
   映画や漫画で見てきたような話が、淡々とした論理の言葉で紹介されている。

  ⑥星の名前も国の名前も、遠い昔の国王も、すべて百科事典で覚えた。
   ページをめくるたびに新たな発見があり、
   知的好奇心が刺激されていった。

  ⑦百科事典のおかげだとは思わないが、小学校時代、勉強はダントツだった。
   テストや教科書なんて、簡単すぎてつまらない。

(7)小学校時代、問題児であったが、
   小学校3年生のときの星野先生が唯一の理解者だった。

   先生は、僕がせっせと百科事典を読んでいることも、
   祖母が毎日唱えていたお経をいつの間にか
   暗記してしまったことも、全部ほめてくれた。

(8)中高時代、勉強しなかったので成績が悪かった。
   しかし、九州を脱出したかったため、東大を目指した。

  ①東大の過去問を何度も読み返した結果、
   僕のたどり着いた結論はこうだった。

   受験英語とは、とにかく英単語を極めることに尽きる。
   文法に惑わされてしまうのも、
   すべて単語の意味を取り違えているからだ。

   単語力の強化が、そのまま英語力の強化に直結する。

  ②僕の単語力はかなりお粗末だった。
   そこで英語教師におすすめの単語帳を教えてもらい、
   片っ端から丸暗記することにした。

   単語帳の隅から隅まで、すべての文言を丸暗記していく。
   俳優さんが台本を丸ごと暗記するようなイメージだ。

  ③努力するのではなく、その作業に「ハマる」こと。
   なにもかも忘れるくらいに没頭すること。

   それさえできれば、英単語の丸暗記だって楽しくなる。

   これは中学時代にコンピュータのシステム移植の
   仕事を通じて学んだ結論だ。

  ④何事も得意だとか苦手だとかいう先入観で
   物事を判断せず、目の前の作業にハマってしまえばいいのである。

  ⑤実際、単語帳の丸暗記は面白くてたまらないゲームとなった。
   英語については、ほぼこれだけの勉強で、
   高校3年冬のセンター模試で9割以上の正解率を叩き出した。

  ⑥結果的に、僕はどうにか現役で東大合格できた。
   あからさまな劣等生だった僕の合格に、職員室は大騒ぎになったようだ。

(9)仮説を立てて、実践し、試行錯誤を繰り返す。
   そんな能動的なプロセスの中で、
   与えられた仕事は「作り出す仕事」に変わっていく。

(10)人はなにかに「没頭」することができたとき、
   その対象が好きになることができる。

  ①仕事が嫌いだと思っている人は、ただの経験不足なのだ。
   仕事に没頭した経験がない、
   そこまでのめり込んだことがない、
   それだけの話なのだ。

  ②どうすれば没頭することができるか。
   僕の経験から言えるのは、「自分の手でルールをつくること」である。

   受験英語では、文法なんかは後回しにして単語帳一冊を丸々暗記していった。

   もしこれが英語教師から、「この単語帳を全部暗記しろ」と言われていたら、
   「そんなの意味ないじゃん」と反発していただろう。

  ③心の中に「好き」の感情が芽生える前には、
   必ず「没頭」という忘我がある。
   無我夢中の体験だ。

   没頭さえしてしまえばいつも間にか好きになっていく。

           <感謝合掌 令和2年9月6日 頓首再拝>
19:伝統 :

2020/09/11 (Fri) 19:51:40


       *Web:宇宙の兄弟たちへ(2020年9月11日)より

この地球に生れ落ちたひとり一人には天から与えられた使命があります。


自らの使命に逆らって生きている人は、だんだんと苦しい人生になっていきます。

違った方向に一生懸命に努力しても、徒労に終わる事もしばしばです。

使命に生きていない人は、他人の足を引っ張るものです。

自らが迷い道の中にある時に、他人が先に行ってしまう事が許せなくなり、
一生懸命にその足を引っ張ってしまいます。

そうした人々の心無い批判によって、使命を果たせずにいる人もいます。

自らの使命に邁進している人は、
他人の足を引っ張る事に汲々としていないはずです。

人の事ばかり気になって仕方が無かったら、
自分の人生を生きているか再確認してみましょう。


使命とは、その人の願望とは限らず、望みとも違ったものだったりします。

自我が固執する欲を手放す事で、霧が晴れたように見つかる事もあります。

自らの使命を見出し、その道を楽しみながら行く事こそ、
真の成功と言えるでしょう。

それは必ずしも人々から称賛され、羨ましがられることでも、
また大儲けできることでもないかも知れません。

自分が生き生きと働ける場所を見つける事こそ、人生にとって大切なことなのです。

  (https://www.spacebrothers.jp/2020/09/blog-post_11.html

           <感謝合掌 令和2年9月11日 頓首再拝>
20:伝統 :

2020/09/17 (Thu) 16:42:37


       *Web:今日も良いことがあるように(2020/08/19)より

言葉には力があります。

前向き・肯定的・感謝の言葉が多い人は、
いつまでも若々しくエネルギッシュで活躍できるのです。

その一人として、平安女学院大学学長・理事長の山岡景一郎氏について書きます。

《89歳で現役学長、成功の秘密とは》

山岡景一郎氏は、2020年現在89歳で、驚くほどお元気に仕事をされています。

いまも変わらず、このブログで紹介した前向き・肯定的・感謝の言葉が多い方です。

私が山岡氏とお会いしたのは30年以上前でした。

私が勤めていた長崎市の精道学園の創立に山岡氏が力を貸してくださった関係で、
保護者や私たち教員に講演をしてくださったのです。

その時の講演メモに、
「成功のコツは、成功するまでやり続けること」と書いており、
度々、読み直してきました。

この言葉がどれだけ自分を力づけてきてくれたでしょう。

山岡氏は、この言葉が自分のオリジナルだと60年以上も思っていたそうですが、  
ある日、テレビで『神様の女房』を見ていて初めて気づいたそうです。

パナソニックの創立者、松下幸之助さんには、

   「失敗したところでやめてしまうから失敗になる。
     成功するところまで続ければそれは成功になる。」  

という言葉があり、この精神は松下さんから受け継いだったと悟ったのです。


《少年の頃、松下幸之助氏の薫陶を受ける》

実は、山岡氏はまだ十代の少年の頃、松下さんが作った学校に通って、
松下さんの教えを受けていらっしゃるのです。

山岡氏は、戦争で家を焼かれ、しかも母子家庭で貧乏のため、
中学・高校に行けませんでした。

松下さんの学校を卒業した後は、立命館大学の夜学に通い、
警察官を経て、経営コンサルタントとなりました。

その傍ら、白川書院という出版社を創り、
1950年月刊誌『京都』を創刊しました。(2019年6月号で815号発行)

その後、山岡氏は、借金が膨らんで潰れそうだった大学を見事に再建します。
その経緯を知る教育関係者や地元の人々は、「平安女学院大学の奇跡」とも
「山岡マジック」とも言います。

「成功するところまで続ければそれは成功になる」

松下幸之助氏が語った言葉が、山岡景一郎先生の考え方や行動指針となり、
人生を切り開いていきました。

奇しくも山岡先生から言葉を受け継いだ私の人生も切り開いていっています。


《良い言葉を言い続ける》

「成功するところまで続ければそれは成功になる」という考えは、
私たちが口にする言葉についても同様です。

同じ言葉を何度も繰り返し発し続けていると、
その言葉が自分の信念となり、次第に自分を変えていきます。

その言葉が良いものであれば、自分に幸福や成功をもたらします。

このブログでご紹介した若返り言葉は、
あなたに幸福や成功をもたらすものです。

繰り返し繰り返し、何度も口にしていただければ幸いです。

本当に口ぐせになるまで……・

そうすれば、あなたの気持ちが若返り、イキイキとした表情になります。

より行動的になり、人間関係が良くなり、ストレスもなくなっていきます。

そして、元気に毎日を送ることができるようになるでしょう。

  (https://lucky.t-nakai.work/2020/08/19/habit-64/

           <感謝合掌 令和2年9月17日 頓首再拝>
21:伝統 :

2020/09/18 (Fri) 19:16:25


      *メルマガ「成功への道しるべ」(2020年9月16日)より

「即、間髪を入れずにやる」のと「迅速にやる」は
似たような感じに受けとられますが、
そのための心構えは大いに異なります。

即(No timeで)やるというのは100M走のアスリートが
号砲一発スタートラインから飛び出すように行動するのです。

やるためには、それなりの心構えが必要ですが
大事なことであっても些細なことであっても、実践すれば
大きなインパクトを相手に与えることができます。



◆安倍総理が病のため突然辞任することになり、
 急遽新総裁を選出せねばならない状況になりました。

 有力な後継者の一人岸田文雄氏は、麻生派の領袖でもある
 麻生副総理兼財務相を訪問し協力を依頼します。

 麻生氏は、まず安倍総理が、岸田に協力しようという状況を
 つくって欲しい、そう言う状況になれば考えるということでした。

 岸田氏はそんな宿題を与えられたことになりました。

 「翌日」安倍氏を訪問し依頼したのですが、
 今回は特定の人の名前を出して応援することは控えたいと、
 婉曲に断られ不調に終わりました。

 麻生氏は、岸田氏が「翌日」に訪問したことに不機嫌だったようだと
 ある記者が語っていました。

 こんな状況の時に、なぜ翌日にいくのか? 
 その足で即、安倍総理のところに押しかける、
 そんな気迫を全面的に出した方がいいと、言いたかったようです。

 岸田氏は見るからに温厚な紳士で、人間的には申し分がないと思われて
 損をしているかもしれません。

 一国のリーダーは形だけでも
 強さをアッピールすることが求められます。


 昔SMIの教材のフルコミッションの仕事をしていた時、
 即行動した場合とそうでない時の違いを思い出します。

 固定電話しかない時代ですから、
 販売のスタイルは、今とはずいぶん異なるでしょうが、
 即やることのインパクトは同じです。

 見込み客を紹介してもらう方法については省略しますが、
 紹介してもらった見込み客への対応です。

 その会社を出たら
 ホテルのような静かに電話ができるところ探し、そこから掛けます。

 「○○社の××さんとお会いし、今別れたところです。
  ××さんから △△さんが前向き積極的な方ということで、
  ご紹介いただき、お電話しました・・・・・・」と
 切り出せばスムースに話が進みます。

 心がハイのまま、こちらの前向きな姿勢や思いや感情が、そのまま伝わります。


◆「間髪を入れず、即やる」ことは日常の些細なことにも利用することです。
 相手を驚かせてやろうと全力を出してゲーム感覚でやれます。

 自分のためには即やることが難しいのですが、
 頼まれごとならそれが容易にできます。

 相手も自分も快適な気分になれます。
 良い人間関係を気付いていくことが出来ます。

 今までは、後でやっておくなどと言っておられたかもしれません。
 これからは、やっていることを中断し、待ってましたとばかりと即やるのです。

 夫婦関係はきっと激変することでしょう。

 返事を要するFAXを受け取った場合なども言えます。
 即返事をするのです。

 相手は一瞬驚きますが、あなたに好意を持ち、
 あなたが信頼に足る人間であることを、
 それだけで売り込むことが出来ます。



編集後記

■ 即やることのもう一ついいことは、
  集中力をもって処理できることです。

  その日に出すべきお礼の手紙やはがきを書く場合、
  次の日になると倍くらい罹ります。

  2,3日経つと更にかかります。
  結局出さずに終わったりします。

           <感謝合掌 令和2年9月18日 頓首再拝>
22:伝統 :

2020/09/19 (Sat) 16:58:22


      *メルマガ「人間力」(2020.9.18)
       「致知(2019年8月号)」
       コシノ・ジュンコ(デザイナー)と
       ラーメン店「一風堂」の創業者・河原成美さんの対談

〈コシノ〉 

やはり、伸びていく人、成功している人、一流の人は普通の人です。
逆に焦っている人は自慢話ばかりしますよ。

私は自慢する人が嫌いなんです。
変に頑張っている人は、気負っているというか、
「自分! 自分!」みたいなところがあるじゃないですか。

だから余裕もない。

本当に成功している人は、
余裕があるから人のことも見ることができるんですよね。


〈河原〉 

そう、一流の人は確かに普通の人ですね。そして優しい。

僕自身はいつも成長の途中だと思っているし、
何が一流なのか本当には分からないけど、
ただ、「誠実であろう」「素直であろう」「感謝を忘れない」といった
人間として当たり前のことが大事なんだろうと思ってきました。


〈コシノ〉 

あと、好奇心は絶対に一生あったほうがいいですね。
いくつになっても好奇心がある人は元気だし、
夢を実現する、しないに拘らず、生き生きしています。


〈河原〉 
好奇心は大切ですね。
それに「成功する、しない」なんてことに囚われず、
夢中になって好きなことに取り組んでいる人のほうがいい。

           <感謝合掌 令和2年9月19日 頓首再拝>
23:伝統 :

2020/09/20 (Sun) 23:18:15


    *『運を呼び込む!成功している人のスキマの法則』八木 龍平・著より

(1)トラブルや急な変化が起きても「何もしない」姿勢を

  ①ネガティブなことが起きたとき、
   人は「なぜこうなったのか」ということをあれこれ考え、
   急いで結論や着地点を求めてしまいます。

   でも、このとき心は余裕や冷静さを失っていて、
   最適な対処法を考えるには最悪の精神状態。
   より事態が悪化することにもなりかねません。

  ②成功者はそうしたことが起きても、
   特別なことをせず、ただじーっとしています。

   何が起きても余計にあがくことなく、流れに委ねる。
   焦って判断ミスをするより、ネガティブな感情を黙ってじっと受け止める。

   すると、次第に心にスキマができ、
   落ち着いて次の対策を練る余裕が生まれます。

  ③ネガティブな出来事には「何もしない」が成功の秘訣なのです。


(2)「マイルールを淡々と実行できる人」が資産を増やす

  ①「自分なりのルールをつくり、淡々と実行できる人」がお金の面でも成功する。

  ②そのマイルールを決めたら、他人に流されたり、
   やり方をコロコロ変えたりするのではなく、それを実践し続ける。
   そういう人が着実に資産を増やしていける。

  ③「損をしたくない」という感情は、非合理的な行動を取ってしまい、
   マイルールを壊す大きな要因となります。

   マイルールの実行は、その冷静さを保ち、
   お金を呼び込むためにとても重要な手段なのです。


(3)成功する人は「一人の時間」を大事にしている

  ①「成功する人は社交的であるべき」「多くの人と会って情報交換すべき」
   と考えている人は少なくないでしょう。

   しかし、著者は「必ずしもそうとは言い切れません」と指摘します。

   それは、自分の行動パターンによるからです。

  ②人と接してひらめきを得る外向的なタイプならば、多くの人と会うことが、
   成功のための大きな武器になります。

  ③ひとりでじっくり思索にふけることでアイデアを生み出す内向的なタイプの場合は、
   一人の時間を大切にしたほうがいいでしょう。

   あなたが内向的なタイプなのに、
   無理をして人と会っていたら、どんどん疲弊、消耗してしまいます。

  ④外向的なタイプの人でも、安定して成功している人は、
   プライベートな時間は静かにリラックスして過ごしている場合が多い。

  ⑤ひとり時間は、決して「インスタ映え」しない、地味な時間です。
   でも、何でもないひとりの時間をまったり楽しむことで、
   自分の中にスキマをつくっていけるのです。

   (https://www.sinkan.jp/news/9953?page=1 )

           <感謝合掌 令和2年9月20日 頓首再拝>
24:伝統 :

2020/09/22 (Tue) 22:29:34


       *Web:今日も良いことがあるように(2019/04/27)より

《成功の近道は、感謝を習慣にすること》

竹田製菓株式会社代表取締役で、日本一の個人投資家としても知られる
竹田和平さんの『人とお金に好かれる「貯徳」体質になる!』(講談社)
という本に載っていた言葉です。

「成功を目指すなら、感謝の言葉『ありがとう』を
 習慣にしてしまうのが一番の近道です」

竹田さんは、元菓子職人の父親と地元愛知で菓子業を開業し、
まずは「タマゴボーロ」などによって成功し、
投資の世界でも大成功を続けています。

その成功の秘訣は、第一に感謝なのです。

竹田さんは、今でも一日に「ありがとう」を3000回言うそうです。

すごいですね。慣れれば、車の運転中などに、一呼吸で60回唱え、
それが習慣となっているので、毎日続けると1年間で100万回を超えるそうです。


《ありがとうは、ノンリスク・ハイリターン》

その精神で、竹田さんが開発した「ありがとうボーロ」は、
子どものかわいい「ありがとう」の声を工場内に24時間流し続け、
原料や製品、従業員にいたるまで聞かせ続けています。

経営者の視点で、竹田さんは
「ありがとうは、ノンリスク・ハイリターン」だとも言います。

確かにそうです。

世の中が不況だと、「人件費を抑えよう」「広告費を減らそう」
「材料を安いものにしよう」などと経費を減らして、
企業は必死になって生き残りをかけます。

しかし、「ありがとう」には、もともと1円も経費はかかりません。

むしろ、「ありがとう」と唱えること、
互いに言い合うことが増えれば増えるほど、
社内の雰囲気は良くなり、社員はやる気になります。

働けることに感謝、社長に感謝、お客様に感謝、仲間に感謝して働く人は、
これまで以上に一所懸命働くようになります。

もちろん、お客さんも喜びます。

竹田さんがおっしゃるように、感謝にはリスクがまったくなく、
生み出されるものは非常に大きいのです。

「ありがとう」を口ぐせにしよう。

失うものは何もなく、得るものは非常に大きいですからね。(^.^)

出典:『人とお金に好かれる「貯徳」体質になる!』(講談社)拙著『
    感謝の習慣が、いい人生をつくる』(PHP研究所)

    (https://lucky.t-nakai.work/2019/04/27/custom-60/

           <感謝合掌 令和2年9月22日 頓首再拝>
25:伝統 :

2020/09/23 (Wed) 19:38:28


      *『生命の實相』第38巻幸福篇下(9月23日)より

繁栄または成功を求めながら、それを成就しえない人々を
2種に区分することができるのである。

第1種は”働けど働けどわが暮らし楽にならざりじっと手を見る”という
石川啄木式の人生観をもっていて、一所懸命に働きはするけれども、
自分の運命は不幸に掟(おき)てられていると信じたり、
心が暗くして明るさがないために運命が好転しないしない人たちである。


第2種は明るい朗らかな精神をもっているけれども
万事なげやりの性格をもっていて、物事を緻密に計画せず、
建設的に実行を運んでいゆかない人たちである。


明るい精神と緻密な計画と建設的に実行を運んでゆくことが
成功と繁栄とにぜひなくてはならぬ要素である。

             <感謝合掌 令和2年9月23日 頓首再拝>
26:伝統 :

2020/09/24 (Thu) 19:00:31


         *Web:今日も良いことがあるように(2019/03/23)より

「成功する人」と「成功し続ける人」との違いは何でしょうか?

一時的に「成功する人」は、結構います。
でも、「成功し続ける人」は少ない。

その違いは、何でしょうか?

違いの1つは感謝です。

この考え方を知っていると、ビジネスや経営などに役立つと思います。


《「感謝できる能力」があるか、ないか》

「成功する人」と「成功し続ける人」との違いは何か?

答えの1つを浜口隆則著『「心の翼」の見つけ方』という本で見つけました。

以前、浜口さんの『戦わない経営』という本を読んでとても良かったのですが、
この本もいい本でした。

自分をより良く変えたいのだけれど、
自分の「思い込み」によって変えることのできない人に、
成長するための知恵と勇気を与えてくれる本です。


さて、「成功する人」と「成功し続ける人」との違いは何か?

浜口さんは、企業人としてたくさんの起業家と接するなかで、
一時的に「成功する人」と長い間「成功し続ける人」との決定的な違いに気づかれました。

それは、その人に「感謝できる能力」があるか、ないかだそうです。


   「なぜかというと、感謝できる能力がないと、
    良好な人間関係をつくることが難しくなるからです。

    経営者の場合は、特にそう言えます。
    経営も人の活動です。人が人のためにやっている活動です。

    ですから、人との関係性をより良く築ける人が成功し続けます。
    人間関係がとても大事なのです」

             浜口隆則著『「心の翼」の見つけ方』


これは真理をついています。

私は会社の経営をしたことはありませんが、
教師として「学級経営」なるものを20年間してきましたし、
私学の教員として多少「学校経営」にも携わる立場にもありました。

良好な人間関係が築けなれば、学級や学校の経営はうまくいきません。
下手すれば崩壊します。

逆に、良好な人間関係が築ければ、
学級や学校はどんどん成長発展していけるのです。

学級も学校も、単なる組織や建物ではなく、
その中に生きる生身の人間が大切だからです。


幸い、私が勤めていた学校は、良好な人間関係が築ける学校でした。

素晴らしい子どもたち、親たち、高い諸能力をもった教師陣に、
感謝することばかりでした。

教師のときに学んだことが、その後、仕事を変えても随分役立っています。

子どもにも、大人にも、教師にも、経営者にも共通する大切なことがあると思います。

それは、「感謝できる能力」を磨くことです。


《「感謝できる能力」を磨く3つの視点》

それを私なりに解釈して、3つ、あげましょう。

1.まわりの人に感謝する。

  誰でも、毎日まわりの人の心配りやたくさんの助けをもらっています。

  それに気づき、感謝できるなら、
  その人は、ますます人間的に成長し成功していけます。


2.自分の過去の出来事に感謝する。

  過去に起こった出来事を悔やむだけでなく、
  素直に反省し、改善点に気づけ改めていけば、その人は成長します。

  そういう人は、過去の出来事に感謝しています。

  逆に、過去の出来事に感謝すれば、
  過去から肯定的に学べることが多くなります。


3.いま、このときに、感謝する。

  私たちの人生の時間は有限です。

  ですから、「いま、このとき」は、誰にとってもかけがえのない時間です。

  そういう貴重な時間を、私たちはまったく無償で与えられました。

  「いま、このとき」に感謝すれば、
  自分の時間も人の時間も大切にするようになります。

  この貴重な時間に感謝しながら、
  良い仕事をし、良い人間関係を築いていける人になっていきます。



     「感謝の能力」を磨こう。

   感謝し続ける人が、成長し続け、成功し続けます。(^.^)

      出典:浜口隆則著『「心の翼」の見つけ方』(フォレスト出版)

     (https://lucky.t-nakai.work/2019/03/23/thinking-35/

             <感謝合掌 令和2年9月24日 頓首再拝>
27:伝統 :

2020/09/26 (Sat) 19:32:19


      *Web:量子力学コーチング(2020.05.22)より

さて前話では、

すべての人は潜在意識の思い込みによって「思い通り」の人生を生きている

というお話をしましたね。


思い込みとは、信じていること、
信念(信念体系、Belief systemともいう)と同意です。
つまり、心の奥底から潜在意識が「こうだ!」と信じていることです。

では、自分の理想の人生を生きている人は、
どのような「思い込み」を持っているのでしょうか。

潜在意識をどんなふうに書き換えて、
成功者やお金持ちになったのでしょうか。


彼らに共通しているのは、

「自分には無限の可能性がある」

「必ず叶う」

という思い込みを持っていることです。

そして、この思い込みこそが最強とも言えるでしょう。


ところで、こうした思い込みを最も持っている人間というと、
大企業の経営者や莫大な資産を持つ資産家などを
イメージするかもしれませんね。

しかし、そんな遠いところにいる存在でなくとも、
実は、私たちのすぐ身近にいます。

それは誰かというと…

赤ちゃんです!


何もできない赤ちゃんが??

と驚かれるかもしれませんね。


でも、赤ちゃんは、
最強の成功脳といっても過言ではありません。

なぜなら赤ちゃんは、
「できない」といったように自分を否定したり、
制限したりする思い込みを持っていないからです。


「自分はダメな人間なんだ」
と悩んでいる赤ちゃんを見たことがあるでしょうか?

「失敗するからやめとこう」
と諦める赤ちゃんを見たことがあるでしょうか?


赤ちゃんは、
自分で自分の限界を決めたりすることはありません。

過去の失敗に引きずられることも、
まだ来ていない未来に不安がったり
心配したりすることもありません。

いつも、今この瞬間を生きています。

赤ちゃんが今を生きることができるのは、
常にニュートラルだからです。

ニュートラルとは、ポジティブ思考でもなくネガティブ思考なく、
常に中庸で物事を「ありのまま」を見ることができるのです。

よく成功哲学では、ポジティブに生きましょう!
などと言われていますが、

実はもっともエネルギーが高いのは
ポジティブ思考でもネガティブ思考でもなく、

赤ちゃんのようにニュートラル思考なのです!

ニュートラルな状態でいると、

「できないかもしれない」とか

「失敗して人からバカにされたらどうしよう」などの不安はなく、

「やりたいからやる」というシンプルさで行動し続けることができます。


では、ニュートラルな赤ちゃん脳とは、具体的にどのような脳なのでしょうか?

   自分の無限の可能性を信じている

   善悪の判断をしない

   固定概念や常識にとらわれない

   諦めず行動し続けることができる

   楽しいことやワクワクすること、自分の好きなことをやる

   他人や物事をジャッジしない

   素直に学び続けることができる

   自然体である

などいろいろありますが、

詳しくは「成功したければ赤ちゃん脳になりなさい」

の著書でまとめていますのでよかったら読んでみてくださいね。


先例からも、生まれたての赤ちゃん脳は、
ニュートラルそのものと言えるのではないでしょうか。

しかし、人は成長していくにつれ、
過去の体験などから潜在意識に思い込みを持つようになります。

例えば、親に言われ続けてきた言葉であったり、失敗した体験であったり…

もし、親や教師などから

「あなたは出来ない子だね」と言われ続けてきたら、
「自分はできない人間だ」という思い込みを持ってしまって、
挑戦を避けるようになることもあるでしょう。


「勉強ができないとバカにされるよ」と言われ続けてきた結果、
一度の浪人で立ち直れなくなってしまったり、
勉強が苦手な人を見るとバカにしてしまったり、

他人の評価を過度に気にするようになってしまったりすることあるでしょう。


このように、人は成長の中で
潜在意識にさまざまな思い込みをインプットしていきます。


自分の限界を決めたり、善悪を判断したり、
他人からの評価を気にするような思い込みが増えるほど、
自分の可能性をどんどん狭めてしまうことに繋がります。


赤ちゃんは、誰に言われるでもなく
ハイハイを始め、歩き始めますよね。

私も、去年2人目の子どもが生まれたのですが、
見守っていると、できるまで何度でも何度でも挑戦します。

疲れていても、泣いたり寝てしまうことがあっても、目覚めればまた挑戦します。

赤ちゃんはすごいなあと改めて思わされると同時に、

「成功するまで諦めないから成功できる」

ということを、赤ちゃんから再認識させられています(笑)

しかし、大人になるにつれ
人は挑戦し続けることをやめてしまうのは、なぜでしょうか。


ありのまま見ると、
全ての人は生まれながらに完璧で無限の可能性を持っています。

なのに、いつ

「自分にはできない」と決めてしまったのでしょうか。

潜在意識の思い込みを書き換えるとは、
赤ちゃんの頃は誰もが等しく持っていた
思い込みに書き換えていくことです。


赤ちゃんのように、他人をジャッジすることもなく、
世間の評価を恐れることもなく、

ただ自分の無限の可能性を信じて、
自分が好きなことをできるまでやり続ける。

「ありのままの自分でやりたいことをできるまでやる」

これができる人が究極の成功者、いえ、

成幸者と言えるのではないでしょうか。

どうか皆さんも、赤ちゃんのように、
素直にやりたいことを諦めずにできるまで目指してください。


それに…
他人を評価したり現状に不満を言うことなどせず
ただ一生懸命に自分の課題に集中している人は、
成功しているかどうかなど関係なしにただただ美しいと思います。

赤ちゃんがハイハイを頑張る姿のように。

  (https://ei-infinity.com/?p=3101 )

             <感謝合掌 令和2年9月26日 頓首再拝>
28:伝統 :

2020/10/09 (Fri) 19:41:39


         *Web:宇宙の兄弟たちへ(2020年10月9日)より

マサチューセッツ州に住む若者のミルトン・ブラッドリーさんは、
古い印刷機械を持って、これで商売をしようとしました。

みなさんなら手元に古い印刷機があったらそれをどう使うでしょうか?

売り払ったとしてもたいしたお金にはなりません。

かといって普通にチラシなどの印刷を請け負っていても、
なかなか儲けは出ないでしょう。


ブラッドリーさんはこの手元にある古い印刷機で
膨大な富を得ることが出来たのです。


彼の成功の軌跡を紹介しましょう。

まず彼は当時あまり知られていなかった共和党の大統領候補である
リンカーンの肖像画を印刷して売る事にします。

これは当初、狙い通りに売れて成功しました。

この成功に気を良くしてブラッドリーさんは
銀行からたくさんお金を借りて、
大量にリンカーンの肖像画を刷りまくります。

しかし、リンカーンはそのあとすぐに
独自のあごひげを生やしてしまいます。

すると大量に印刷していたひげを生やしていない肖像画は
すべて無駄になり、不良品の山を抱えて一気に倒産のふちに立たされます。

悩んでいた彼に友人が「
せっかく印刷機があるなら何かゲームでも作って売ればどう?」
とアドバイスします。

そこでブラッドリーさんはいいアイディアだと思って、
面白いゲームを構想してみます。

彼が考えたゲームは、ルーレットの出目という偶然に左右されながら、
いくつもの成功と失敗を繰り返し、
人生を疑似体験しながらゴールを目指すというものでした。

そう、これがあの有名な人生ゲームの誕生です。

日本ではタカラトミーが販売しており、
誰もが一度はやったことがあるゲームでは無いでしょうか。

ちなみに当初彼が考えた人生ゲームには聖書の教えが据えられていて、
すごろくのマス目を「善」と「悪」のマスに分け
、善のマスに止まることで、ポイントが加算される仕組みとされていたそうです。

手元にあった資産がわずか古い印刷機という状況から、
アイディアで大成功をした人物でした。


普通に使っていてもあまり富を生み出さない物でも、
アイディア次第で莫大な富を生み出すことを示してくれるエピソードだと思います。

私たちが持っている才能や資産というのも、
わずかなもののように思えますが、
アイディア次第では大きく変えられるということです。

彼の人生はそのことを教えてくれます。

せっかく持っているものを持ち腐れさせてしまっていないか、
振り返って考えてみてみましょう。

    (https://www.spacebrothers.jp/2020/10/blog-post_9.html

             <感謝合掌 令和2年10月9日 頓首再拝>
29:伝統 :

2020/10/15 (Thu) 23:07:10


       *<メルマガ「人の心に灯をともす」(2020.10.15)より

   (大野正人氏の心に響く言葉より…)

   「鳥のように自由に空を飛びたい!」

   この夢がかなうまで、人類は何十万年という月日を必要としました。

   そして、1903年12月17日、アメリカ・ノースカロライナ州キティホーク…。


   兄ウィルバー・ライト、弟オーヴィル・ライトの
   「ライト兄弟」が作り上げた世界初の飛行機、ライトフライヤー号は、
   この日、最初の飛行で12秒、その後4回の飛行を行い、最長で59秒の飛行に成功。

   どれも1分に満たない飛行でした。

   それでも、これが、人類が自由に空を飛べるつばさを手に入れた始まりでした。

   そんな、歴史的な初飛行から9年後、
   兄ウィルバーはなくなり、残されたオーヴィルも、すっかり年を取りました。


   そして、思います。

   「あ~あ、まちがっちゃったなあ」


   ライト兄弟は、自分たちの飛行機の技術に「特許」を取っていました。

   特許とは、簡単に言うと、「他人にまねさせない権利」のこと。

   これにより、ライト兄弟の技術は、
   かれらにお金をはらわない限り、勝手に使えないものになりました。


   しかし、飛行機は人類にとって夢の乗り物。

   より速く、より遠くまで飛べるものを作ろうと、多くの人が熱心に研究していました。

   当然、ライト兄弟の技術を参考に作られた飛行機も、次々とあらわれます。

   すると、ライト兄弟はすかさず「おれたちの特許に似ている」と文句をつけたのです。

   もちろん相手も「いや、自分たちで考えたものだ」と言い返す。


   こうして、どちらが行っていることが正しいのかを判断するための裁判が始まります。

   ライト兄弟は、このような裁判に時間を取られるようになり、
   飛行機を改良する時間を持てなくなってしまいます。

   その間も、他のライバルたちによって飛行機の技術はどんどん上がっていき、
   ライト兄弟の技術は、どんどん時代遅れになっていきました。

   飛行機の大会に出ても、彼らの飛行機は良い成績を残せなくなり、
   そんな中、兄ウイルヴァーがわずか45才で亡くなってしまいます。

   その3年後には、弟オーヴィルも飛行機作りをやめ、
   ライト兄弟は飛行機の世界から完全に姿を消してしまいました。


   ライト兄弟の本当の失敗は、「成功をうまく使えなかった失敗」です。

   ライト兄弟は、初飛行を成功させるまで何年もの間、苦労に苦労を重ねました。

   ふたりの会話は飛行機のことばかり。

   かれらはまさに人生をかけて、飛行機を完成させたのです。

   だから、似たような飛行機を見て、許せない気持ちになるのもしかたありません。

   でも、ひとつの成功にいつまでもこだわっていると、
   実は損をすることが多いのです。


   成功とは、「守るもの」ではなく、次の成功のために「使うもの」。

   たとえば、一生懸命、走り方を学び、たくさん練習して、
   大会で1位になったとします。

   この後、「すげーだろう」と言うだけの人と、
   自分が速くなった方法をみんなに教える人。

   どちらがより大きな成功をつかめると思いますか。

   答えは、もちろん「みんなに教える人」。


   このように、ひとつの成功から次の成功を作るには
   「分け与える」ことがポイントになります。

   分けられるところは、分ける。

   そうすれば、土に植えた種がやがて芽を出し、花をさかせ、
   たくさんの実を付けるように、
   成功も大きくなって、みんなの元へ帰ってくるでしょう。

       <『失敗図鑑』文響社
             https://amzn.to/3nO9nD7 >

          ・・・

デジタル技術の革新により、ビジネスモデルが大きく変わった。

その中に「フリー」とい考え方がある。

フリー(無料)からお金を生み出すという経営戦略だ。


このフリー戦略は、インターネット以前から多く存在する。

ワイン販売などでの無料試飲会や、化粧品などの無料お試し品、
街頭での無料のティッシュの配布もその一例だ。

お試ししてもらい、本格的な販売につなげるという手法だ。

また、ピザを一枚頼むと、もう一枚が無料、
というようなキャンペーンもある。


この「フリー戦略」はITと非常に相性がいい。

無料のインターネット電話(line電話、Face time、zoom等々)や、
Google検索、Gmail、 Evernote、Facebook、LINE等々、
数えきれないほどある。



自分だけで利益を独占しようとしたり、
囲いこもうとするビジネスは、最初はよくても後でだいたい失敗する。

自分が知った情報でも、もったいぶって出さない人も同じだ。

世の中に出ている情報は多かれ少なかれ、時間の差こそあれ必ず広まっていく。


つまり、もったいぶっている人や、ケチくさい人は、好かれないということだ。

人間関係においても、わずかなお金を惜しんだために、信頼関係を失った例は多い。


ライト兄弟の例でもわかるが、自分のノウハウを守るがあまり、
人を成功させないという負のパワーは自分も傷つける。

むしろ、共に伸びていく、助け合うという、
仲間にしていく戦略の方がうまく行く。

競争相手を敵とするのではなく、味方に引き入れ、共に伸びていく。


人の生き方で大事なことは、敵をつくらず、味方の数を増やしていくこと。

そして、決してケチくさくならないこと。


ライト兄弟の失敗事例を胸に刻みたい。

             <感謝合掌 令和2年10月15日 頓首再拝>
30:伝統 :

2020/10/17 (Sat) 22:45:38


        *Web:今日も良いことがあるように(2020/06/04)より
             ~高校ではレギュラーを外された
              マイケル・ジョーダン(「NBAの神様」)

    人生で何度も何度も失敗を重ねてきた。

    だからこそ、私は成功したのだ。

            マイケル・ジョーダン(1963~  アメリカ)


《NBAの神様》

マイケル・ジョーダンは「NBAの神様」と呼ばれる
プロバスケットボール選手でした。

15年間の選手生活で得点王10回、年間最多得点11回、平
均得点は30.12点でNBA歴代1位、通算得点は32,292点で歴代5位。

1990年代にシカゴ・ブルズを6度の優勝に導き、
5度のシーズンMVP、6度のNBAファイナルMVP受賞しています。

また、1984年のロサンゼルスオリンピックと、
1992年のバルセロナオリンピックにおいて
アメリカ代表(ドリームチーム)の一員として
2度にわたり金メダルを獲得しました。

2009年にはバスケットボール殿堂入りしました。


《高校ではレギュラーになれなかった》

ジョーダンは、ニューヨーク市ブルックリン区に
比較的裕福な家庭の三男として生まれました。 

少年時代の多くをノースカロライナ州ウィルミントンですごしました。
兄にバスケットボールを教えてもらいますが、
兄にはなかなか勝てませんでした。

他に野球やアメリカンフットボールもプレーしています。

地元のE・A・レイニー高校に入学。
入学時は背が低く、学校のバスケットボールチームで
レギュラーに入れませんでした。

まったく期待されていない選手だったのです。

しかし、猛練習によって、この挫折を乗り越え、
1年後にはチーム入りを果たしました。

その後は、大学、NBAへと進み、シカゴ・ブルズで
輝かしいプレーをしていきます。

特に滞空時間の長いジャンプをすることから、
「エアー・ジョーダン」と呼ばれました。


《プロ野球に挑戦》

そんな彼には、もう一つの夢は挑戦をした時期があります。

1993年、父が強盗に殺される事件が起こり、
ジョーダンはNBAを突然引退し、野球選手への挑戦したのです。

野球選手は子どもの頃のもう一つの夢であり、父との約束でもあったのです。

彼にとっては18歳以来の野球。

初めは成績が悪かったのですが、
地道に練習を重ね、実力を上げていきました。

しかし、大リーグのストライキもあり、
約2年でNBAに復帰することになります。

 
その後は、シカゴ・ブルズを優勝に導いたり、得点王になるなど、
また活躍しました。


《成功につながる多くの失敗》

バスケットボールの世界では、
天才、神様と絶賛されてきたジョーダンですが、
実は数多くの失敗を重ねてきたと、ジョーダン自身が語っています。


   「9000本以上のシュートを外した。約300試合に負けた。
    試合を決めるウィニングショットを任され、26回外した。

    人生で何度も何度も失敗を重ねてきた。
    だから私は成功したんだ」

失敗をしても、恐れずあきらめず、挑戦し続けることで、彼は成功したのです。

 (https://lucky.t-nakai.work/2020/06/04/story-114/

             <感謝合掌 令和2年10月17日 頓首再拝>
31:伝統 :

2020/10/18 (Sun) 23:14:01


        *Web:今日も良いことがあるように(2020/05/29)より
             ~仕事に失敗し選挙に何度も落ちたリンカーン
              (アメリカの最も偉大な大統領)

   私の歩みはゆっくりだが、道をひきかえすことは決してしない。

        エイブラハム・リンカーン(1809~1865年 アメリカ)

《リンカーンの失敗の経歴》

リンカーンは、アメリカのケンタッキー州で、
貧しい農民の子として生まれました。

9歳、母を亡くし、貧しかったので、学校に行くことがほとんどできず、
自分で本を読んで勉強しました。

22歳で家をはなれ、船でものを運ぶ仕事やお店の経営など、
いろいろな仕事をしました。

政治に興味が出てきたのはこのころです。
法律の本を読んで勉強しながら弁護士になり、
州議会議員に立候補するようになりました。

リンカーンは非常に失敗が多かった人ですが、
あきらめずにチャレンジし続けました。

彼の失敗の経歴を上げてみましょう。

   22歳、事業に失敗し、無職になる。

   23歳、州議会議員選挙 落選する。

   25歳、再び事業に失敗する。

   26歳、恋人を亡くす。

   27歳、神経衰弱になる。

   28歳、州議会議長選挙で落選する。

   31歳、大統領選挙で落選する。

   34歳、下院議員選挙で落選する。

   39歳、下院議員再選挙で落選する。

   40歳、国有地管理局長選挙で落選する。

   46歳、上院議員選挙で落選する。

   47歳、副大統領をめざすが失敗する。

   49歳、上院議員選挙で落選する。


《最も偉大な大統領として》
 
このような失敗・落選を重ねながら、
51歳のとき、アメリカの第16代大統領に当選したのです。

大統領になった後は、当時、アメリカで奴隷として
働かされていた黒人たちを自由にしようと働きました。

それに反対した南部の州が、アメリカから脱退するということになり、
北部と南部の間で戦争になってしまいました。

その結果、リンカーンたち北部が勝ち、
リンカーンはゲティスバーグという町でおこなわれた
戦没者墓地の奉献式において約2分間の演説をしました。

演説をしたときは、ほとんど注目されませんでした。

しかし、新聞記事として文字になったときに、
広く多くの人の共感を呼び、リンカーンの最も優れた演説、
歴代大統領の中でも重要な演説として後世に残ることになりました。

特に「人民の、人民による、人民のための政治」という言葉。
私たちの国は、人はみな平等であり、ゆえに私たちは、私たちによって、
私たちのために政治を守っていかなくてはいけないという
民主主義の考えをこの言葉で宣言したのです。

振り返ってみるとリンカーンの人生は失敗の連続でした。

しかし、現在はアメリカの最も偉大な大統領として尊敬されています。

私たちも一度や二度の失敗であきらめないようにしましょう。

   《成功は、失敗と挑戦の先にあるのです。》

https://lucky.t-nakai.work/2020/05/29/story-113/

             <感謝合掌 令和2年10月18日 頓首再拝>
32:伝統 :

2020/11/22 (Sun) 23:49:19


          *「そのままでいい 100万いいね!を集めた176の言葉」
            田口 久人・著(P98)より

誰でも成功できる
何が成功なのかわかっていれば

誰でも成功できる
本気で達成できると思っているなら

誰でも成功できる
やるべきことがわかっていれば

誰でも成功できる
自分を信じていれば

誰でも成功できる
初心を忘れなければ

誰でも成功できる
他の人の優れている点を学べば

誰でも成功できる
自分の強みを活かせれば

誰でも成功できる
常に思いやりを忘れなければ

誰でも成功できる
すでに動いているなら

誰でも成功できる
達成するとあきらめなければ

             <感謝合掌 令和2年11月22日 頓首再拝>
33:伝統 :

2020/11/26 (Thu) 23:21:51


      *メルマガ「人の心に灯をともす」(2020.11.15)

   (元マイクロソフト社長、成毛眞氏の心に響く言葉より…)

   儲けるためには20年はかかる。

   あの堀江貴文氏ですら、ライブドア事件を起こしたのが
   創業から10年くらい、ソフトバンクの孫正義氏などは
   1980年頃から40年近くもやっている。

   もし会社をやるなら、20年続ける覚悟が必要だということだ。


   実際、あのAmazonですら、利益を出していないと
   投資家たちから批判ばかりされてきたので有名だ。

   当時のジェフ・ベゾスは「儲けは将来への投資に使っている」
   と苦しい言い訳をしていたが、本人だってGAFAの一角を
   形成する企業になるという確信は持てていなかったのではないだろうか。

   経営者というのは、一度始めたからには
   儲かるかどうかわからないけれど、しようがないからやっている。

   他にやることはないし、もう会社をつくってしまっているのだから、
   途中で止めると損しか残らない。

   だから、やり続けるのだ。


   そしてその中で、大半の会社は当初ビジネスであるプランAではなく、
   仕方なく途中で始めたプランBで成功している。

   それもプランAがダメならプランBで勝負するというような
   美しいストーリーではなく、
   プランBというのは半ば強制的に起こるしかない。

   プランBがなければ、倒産してしまうからだ。

   ソニーだってパナソニックだって、
   幾度となく訪れた危機をプランBで突破している。

   ベゾスはもともとコンピュータの人だから、
   AWSというプランBを持っていたかもしれないが、
   いずれにしてもプランAのEコマースだけでは
   今のような利益を叩き出すのは不可能だった。


   法人がそうであるなら、個人も同じようなもので、
   人間もプランBで成長することが多い。

   経営者の多くはやるしかないからやるだけで、
   「おもしろくなってきたぞ」と
   自分を騙(だま)しながら、なんとか続けている。

   20年も続けると、そのうちにお金になってきて、
   「ああ、間違っていなかった。よかったんだ」といい出して、
   さらに続けていって70歳くらいになると、

   『日本経済新聞』に「私の履歴書」を書き始め、
   「当初からこういうプランで、こうした目的でやろうと思っていた」
   とか大真面目にいい始めるのだ。


   経営者というのはみんなそうで、いいことしか覚えていない。

   都合の悪いことは全部忘れる。

   自分で自分の成功ストーリーをつくって、自分を洗脳しているのだ。

   そうでもしないと、取引先も、友だちもいなくなってしまうから。


   たとえば、毎週1回誰かと飲んだとして、
   飲みの席で「いかに失敗したか」「いかに苦しいか」ばかりを
   話している経営者と付き合いたいと思う人はいるだろうか。

   どんなに苦しくても、そこそこうまくいっている話とか、
   軽めの失敗をいかに乗り越えたかをあちこちで話すうちに、
   それが真実だと思い始める。

   自分が相手に話すことを一番大きな音で聞いているのは当の自分だ。

   物理的に自分の声というのは自分に一番大きく聞こえている。

   人は相手に話しているつもりが、自分を教育しているのだ。


   だから、経営者というのはネガティブなことをほとんどいわないし、
   ネガティブな人に近づきたくない。

   私もネガティブなことを聞くのが嫌いで、
   会社の悪口であれ、誰かの悪口であれ、
   3分くらいであれば聞いていられるけど、
   30分も1時間もいわれたら、うんざりする。

   というか私の場合は、うんざりする前に逃げ出すようにしている。

   たとえトランプ大統領の批判であっても、
   いつまでも付き合って聞いていると、具合が悪くなってしまうのだ。

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            ・・・

変化が緩やかであれば、過去の成功から未来が予測できる。

前例を学び、それを踏襲するやり方だ。

これが「プランA」。


しかし、時代の変化が激しいときは、
過去の成功体験の積み重ねでは対応できないことが多い。

予想外のことがいくつも重なって起こるからだ。

すると、時として、今まで役に立たなかったような知識や、
バカにされていたような人材が急遽脚光を浴びることがある。

それが「プランB」。


一見すると儲かりそうもない「頼まれごと」や、
顧客から言われて「やらざるを得なくなったこと」などを
引き受けていくと、「プランB」が生まれることがある。

そういうアイデアは、自分の中にある発想からは絶対に生まれない。

突拍子もないアイデアは、
突拍子もないことを人から言われるから発生する。

自分ではなく、人が引き起こすのだ。

だからこそ、人のご縁が大事。


経営者に限らず、人はネガティブな話を聞くと、
どうしてもネガティブになってしまう。

だが逆に、ポジティブな話を聞けば、
状況がどうあれ、明るくポジティブになっていくということだ。

ポジティブな人たちとのご縁が運を開く。


どんなときも、明るくポジティブな場に身を置きたい。

          <感謝合掌 令和2年11月26日 頓首再拝>
34:伝統 :

2020/12/05 (Sat) 23:39:45


       *Web:宇宙の兄弟たちへ(2020年12月5日)より

アメリカで伝わる有名な伝説的話があります。


ある農夫が、ダイヤモンドが取れると見込んで
土地を買い、一生懸命に掘り続けます。

しばらく掘り続けていたものの、
ダイヤモンドはいっこうに出てきませんでした。

農夫は諦めて、その土地を他の人に二束三文で売りはらい、
別な場所にダイヤモンドがたくさん眠っている土地があるに違いない
と思って、捜索の旅に出かけました。

一方、その農夫から土地を買い取った男は、
農夫が掘った跡を少し掘ってみると、たった10センチ掘った下に
ダイヤモンドがゴロゴロ出てきて、大金持ちになりました。

他の土地を探し求めて旅に出た農夫は、
旅の途中で死んでしまたといいます。


私たちは皆、この農夫と同じように、
ダイヤモンドの鉱床を持っているのですが、
掘り起こすことも無かったり、掘ってもすぐに諦めたり、
もう少しで鉱床に当たるのに、途中で止めてしまうことが多いのです。


せっかく努力して、あとわずかで成功を手に入れらてるという時に、
ここでは成功が出来ないと思って、
また別な場所にダイヤを堀りにいくのです。


薪を担いで読書する銅像で有名な、二宮尊徳(二宮金次郎)の言葉に、
積小為大(せきしょういだい)というものがあります。

積小為大とは小を積みて大と為すの意味で、
小さな積み重ねによって、大きな事は為されるということです。

大きな志があったとしても、いきなり大きな事を為すことは出来ない、
毎日の小さな積み重ねが大切だという話です。


毎日の積み重ねがあってこそ、大きな事を為せるわけですが、
自分のやっていることがすぐに成果に結びつかないからと、
途中であきらめてしまう人が多いです。

無駄のように思えることであっても、
積み重ねていくことで、大きなものとなっていきます。

途中であきらめるのではなく、粘り抜くことも必要だという事です。

あとちょっと掘り進めさえすれば宝が出てくると言うのに、
辞めてしまう人がどれだけ多いでしょう。

あきらめずに継続する力が成功のカギを握っていると思います。

   (https://www.spacebrothers.jp/2017/11/blog-post_26.html

          <感謝合掌 令和2年12月5日 頓首再拝>
35:伝統 :

2020/12/14 (Mon) 23:43:59


           *「光明道中記」(12月14日《報恩行の日》)より

【報恩の行為は実生活を生じ、周囲の人々の神性を招び覚す。
                       (『生命の實相』第八巻)】 
                   
何でもないことだが成功の要素として見のがされていることがある。
それは報恩と云うつもりでやらせて頂くことである。

「わしがやる」と云うつもりでやるから失敗するのである。
「わしがやる」と云う仕事のやり方は、感謝が伴わないから、
他から見て傲慢に見えがちで、好感を得ることが出来ない。

「わしはやる」と云う意気込は結構だが、あまりに勢い立って余裕がない。
余裕のないところに破綻が萌(きざ)すのである

 ―― わが業(わざ)はわが為すに非(あら)ず
天地(あめつち)を貫きて生くる祖神(みおや)の力である ―― 

と思ってやるところに、仕事をやりながらも感謝が湧(わ)いて来るのである。

感謝が湧けば何事をするにも丁寧になる。
丁寧になれば人から好意を受けることになるし、
仕事そのものの成績も上るのである。

自分が世界に貢献している程度が、その人の成功の程度である。
貢献しないで、何かの策動や操(あやつ)りによってその人が経済界に
頭を上げたからとて、それは狡智の成績であって、本当の成功ではない。

成功とは自分が世界にとって有用な人間となり、
自分が世界にとって有用なる仕事が出来るということである。
成功とは奪いえた成果ではなく、献(ささ)げた成果である。

          <感謝合掌 令和2年12月14日 頓首再拝>
36:伝統 :

2020/12/15 (Tue) 23:49:31


      *「光明道中記」(12月15日《富想を持続する日》)より

【貧想を持続すれば貧者となり、富想を持続すれば富者となる。
                         (『生命の實相』第四巻)】 

一日一日と自分が貢献している程度が増えると云う自覚ほど有りがたいものはない。
「自分」が大きくなるのではなく、貢献が増えると云う自覚である。
自分が天下の公僕であると云う自覚である。

外面の成功は内面の貢献の反映であってこそ貴(とうと)いのであるし、
永続もするのである。

若し外面の成功が何ら内面の価値によって支えられることなしに、
ただの偶然であるならば其の成功は間もなく壊(くだ)けてしまうであろうし、
それは一時的なものであろう。

思念の力によって成功がかち得られると云うことは事実である。
常に繁栄を心に念ずる者には繁昌が引き寄せられて来るのである。
併し、その繁栄が利己のための繁栄であったならば
それは軈(やが)ては崩れてしまうのである。

そう云う人は軈(やが)ては光明思想も効かなかったとか、
生長の家も効果がなかったとか言う人達なのである。

併しそれは光明思想が効かないのでもなく、生長の家が効かないのでもない。
繁栄の基礎が利己と云うニセ者の基礎の上に立っていたのである。

「利己」的態度で「己」だけの利益に限ってしまう者は、
「己」と云う一範囲の思念の創化力を使い果たした後、跡が続かないのである。

          <感謝合掌 令和2年12月15日 頓首再拝>
37:伝統 :

2020/12/22 (Tue) 23:32:56


      *メルマガ「人の心に灯をともす」(2020.12.20)より

   (西野亮廣氏の心に響く言葉より)

   2012年12月。
   僕は、絵本『オルゴールワールド』のビラを1万枚刷って、
   都内を走り回っていました。
 
   「ポスティング」というやつです。
   都内は「チラシお断り」のマンションが多く、
   1万枚のビラはなかなか捌(は)けません。

   11年間続いた『はねるのトびら』が3ヶ月前に終了し、
   つい最近まで全国ネットのゴールデンタイムに
   出ていた男が今はチラシを配っている…

   そんな姿を撮られたら、面白おかしく書かれてしまう
   ことは目に見えていたので、夜な夜な隠れるように
   1万枚のビラを配りました。

   寒さで手がかじかんで、思うようにビラが掴めませんでした。


   1万枚のビラ配りは10日ほどかかりました。
   効果はありませんでした。
   それによって生まれたエピソードもありません。

   これが挑戦の現場の現実です。


   その頃から、「またダメだった」と考えることをやめて、
   「なるほど。このやり方は効果が出ないんだな」と
   考えるようになりました。

   なんとかして前に進んでいる感じを出したかったのだと思います。

   しかし、そんな調子で、溺れかけながらバタ足を続けていると、
   時々、岩場に足が着く瞬間があります。


   2013年1月。

   翌月頭に1週間ほどの休みを取る予定だったのですが、
   たいした効果も出せていないのに何を休むことがありましょうか。

   何かカンフル剤となるようなアクションを起こさないと、
   この毎日から抜け出すことができないと思った僕は、
   「来月の休みを利用して、ニューヨークで個展をする」
   と言い出しました。

   とてもシラフとは思えません。

   何の実績もない男が仕掛ける、こんなデタラメな企画に
   賛同者が現れないことは容易に想像できたので、
   1から100まで自分一人でやることを覚悟しました。


   ニューヨーク中の貸しギャラリーに
   「そちらのギャラリーをお借りできますか?来月なんですけども…」
   という狂気じみた連絡を入れ続け、門前払いの記録を更新し続けます。

   周囲の人間はすっかり呆(あき)れ顔。

   そりゃそうだ。

   それでも諦めきれなくて、連絡を入れ続けたところ、
   数日前にメールを送ったギャラリーから返信がありました。

   「貴方の絵に感動しました。スケジュール調整は
    簡単ではありませんが、なんとかします。
    ニューヨークでお待ちしています」

   このチャンスを逃すと次がなさそうだったので、
   すぐに契約を進めました。

   さて。

   1ヶ月後にニューヨークで個展を開催することは
   決まりましたが、肝心の「予算」がありません。

   日本から原画を運ぶにも、現地スタッフを雇って
   会場設営するにも、まとまった予算が必要です。

   そのときに出合ったのが「クラウドファンディング」でした。


   クラウドファンディングは今でこそ一般化しましたが、
   当時は誰も知らなくて、企画開始と同時に「宗教活動」
   「ネット乞食」「詐欺師」といった言葉をたくさん浴びました。


   僕だけじゃなくて、
   僕を支援してくださった人まで攻撃されました。

   「西野に騙(だま)されている」
   「西野信者」「目を覚ませ」と散々。


   人はいつも、自分が知らないものを嫌います。

   調べようともしません。

   「知らない自分」を認めたくないのかもしれません。


   そんな状況なので、ツイッターで呼びかけたところで、
   誰からも相手にされません。

   どれだけ網を投げてもスルーされてしまうので、
   僕は網を捨て「モリ」に持ち替えました。

   1万人に網を投げるのでなく、
   1人ずつモリで突き刺す作業を1万回繰り返す
   ことにしたのです。


   自分の名前で検索をかけ、僕についてツイートして
   くださっている方(一人ひとり)とコンタクトをとり、
   「突然すみません。キングコングの西野亮廣と申します。
    実は、この度、クラウドファンディングというものに挑戦し…」
   という説明を何度も繰り返しました。

   朝から晩までツイッターにヘバリついて、
   お相手の疑問には全て答え、2週間で700名以上の方と
   やりとりさせていただきました。

   お叱りの言葉もたくさん頂戴しましたし、
   心ない言葉もたくさん浴びました。


   その甲斐もあって、2週間で585名の方から、
   531万1100円ものご支援をいただくことができました。

   西野を応援することにリスクしかない中、「行ってこい」
   と背中を押してくだった皆様には今も感謝しかありません。

   すぐ近くで支えてくれたスタッフには、
   今後の人生をかけて恩返ししていきます。


   なんとか予算は集まりましたが、今度は、あと2週間で
   「集客」の問題をクリアしなければなりません。

   宣伝を手伝ってくれる現地メディアの知り合いもいませんし、
   そもそも、たいした結果も出していない日本の絵本作家の個展に、
   誰が足を運んでくれるというのでしょう。

   ここでもやはり、一人ひとりに頭を下げて、
   お願いするしかありません。


   「ニューヨーク 寒い」「ニューヨーク 美味しい」
   「ニューヨーク 混んでる」でワード検索をかけ、
   今現在、ニューヨークにいらっしゃる方をリストアップし、

   片っ端から「初めまして、キングコングの西野亮廣と申します。
   実は、この度、ニューヨークで個展を開催する運びとなり…」
   とコンタクトをとらせていただきました。

   こちらも2週間で700〜800名ほど。とほほ。

   日本を発(た)つまでにやれることは全てやり、
   やっとの思いでニューヨークの個展がスタートします。

   が、オープンして30分が経ってもお客さんは一人も来ません。

   1時間経っても、1時間半経っても…
   誰一人としてギャラリーの中に入ってきません。

   お客さんが一人もいないギャラリーで、
   ぽつねんと立っている僕は、きっと痛々しく見えたことでしょう。

   スタッフは「かける言葉が見つからない」といった様子でした。


   逆風吹きすさぶ中、僕の挑戦を応援してくれた人がいます。

   このままでは日本に帰れません。

   いてもたってもいられなくなった僕は、ギャラリーを飛び出し、
   街中でビラを配り、得意でもない英語で呼び込みをしました。

   2月のニューヨークの寒いこと寒いこと。


   それからしばらくすると、ビラを持った一人のお爺さんが
   ギャラリーの中に入ってきてくださいました。

   僕の海外の個展の最初のお客様です。

   ところが、お爺さんは壁に並んだ絵本の原画を一瞥(いちべつ)し、
   すぐにギャラリーを出て行ってしまいました。

   その瞬間、これまで必死で目を背けていた
   「負け」の文字が頭をよぎります。

   「応援してくださった方にどう説明しよう」とも考えました。


   しかし、その数分後。

   なんと、そのお爺さんがギャラリーに戻って来てくれました。

   今度は、お孫さんの手を引いて。


   お爺さんは、僕の元に笑顔で歩み寄ってきてくださり、
   こんな言葉をかけてくれました。

   「この絵を孫に見せたくて、急いで家に戻ったんだよ。
    もうすぐウチの娘達もココに来る。
    『日本から面白い男が来たぞ』とケツを叩いておいたよ。
    素敵な絵を描いてくれてありがとう」

   物語りが動いたのは、そこからです。

   堰(せき)を切ったように、
   お客さんがギャラリーの中に流れ混んできました。

   あるお客さんは、ギャラリーの前に立ち、
   「騙されたと思って、ちょっと中を覗(のぞ)いてみろ」
   と通行人に声をかけてくださいます。


   数時間後にはギャラリーはお客さんで溢れ返り、
   現地メディアが取材に来て、その様子は日本でも
   Yahoo!のトップニュースで流れました。

   お爺さんが来る前とは、まるで別景色です。

   日本にいる間に、ツイッターでやりとりさせていただいた方も、
   お友達を連れて来てくださいました。

   「西野さん、ここは挑戦者を受け入れる街です」
   という言葉が今も胸に残っています。

   「1ヶ月後にニューヨークで個展を開催する」という
   デタラメな挑戦は、決して数字だけではない
   大きな成果を上げ、幕を下ろしました。

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        ・・・

西野氏は「成功の裏側」についてこう語る。

『メディアで報じられるときは、
 どうしてもスマートな部分だけが抽出されてしまいますが、
 裏側はこのとおり「ドブ板営業」の積み重ねです。

 このことは全ての挑戦者と共有しておきたいと思います。』


多くの成功の裏側には、地道な努力がある。

スターや成功者の今の姿だけを見てしまうから、
そこまでに到達するための「ドブ板の努力」が見過ごされがちだ。


世の中には魔法のような成功なんてない。

もし、あるとするなら、一瞬成功したとしても
魔法のようにすぐに消えてしまう、幻のような成功しかない。

決してドラマにならないような、
地道で単調な努力が功を奏するのが真の成功といえる。


日本中から笑われたとしても…

コツコツと努力を積み重ねる人には、いつか必ず光が当たる日がくる。

          <感謝合掌 令和2年12月22日 頓首再拝>
38:伝統 :

2020/12/26 (Sat) 23:49:47


       *メルマガ「人の心に灯をともす」(2020.11.20)より
            ~【ダム式経営】

   (斎藤一人さんの心に響く言葉より…)

   素晴らしい話を聞いたり、本を読んだりして、
   そのときは心を打たれて「よし、この通りにやってみよう」と思うのに、
   すぐ忘れちゃう人がいるんだよね。

   そういうときはどうしたらいいんですかって聞かれるんだけど、
   それは、そういう人生なの。

   あなたはそんなに困ってないから、
   別にその本に書かれていることをしなくてもいいってことなんです。


   要は、自分に必要ないからすぐ忘れちゃうんだよね。

   あなたに必要なのは、もっと別のことだってことです。

   だから、もし私の本を読んでもすぐ忘れちゃうんだとしたら、
   私の教えを学ばなくたっていいの。


   そんなことより、人の悪口を言わないとか、
   人を褒(ほ)めるようにするとか、
   その人にはその人に合った修行がある。

   それをやってれば幸せになります。

   あなたには、あなたの人生があるということだよ。


   海の波ってね、海ができてからずっと存在しているけど、
   同じ波は1回も来たことがないんだよ。

   それと同じように、人間も全員違います。

   全員違っていいんです。

   人は違うのが当然なんです。

   指紋だって、髪の毛の質だって、鼻の穴の形だって、
   1人として自分と同じ人はいないでしょ。


   一人さんの言っていることだってね、
   思っていることを伝えてるだけで、
   それが正しいと言ってるわけではないんだよね。

   私は、人生ってハズレがなくて当たりばっかりだと思い込んでるし、
   そのように思いながらずっと生きてた。

   で、その通りの人生を歩んでるんです。


   だけど、人生そう甘いもんじゃないと思ってる人は、そういう人生になる。

   1000に3つ当たればいいと思っている人は、
   やっぱり1000に3つしか当たらない人生なんだよ。


   願い事というのはね、願ったと同時にかないます。

   もし、あなたが金銭的に豊かになりたいと願えば、
   それと同時にもうかなってるんです。

   この地球は行動の星だから、
   豊かになるにはどうしたらいいんだろうって歩き出すと、
   その道ができるようになっています。

   要するに、豊かになりたいのになれないのは、
   願うだけで行動しないからなんだよ。

   願ってもなかなかかなわないんじゃなくて、
   歩きださないからかなわないだけ。


   普通の人って、そんなに簡単に成功なんてできっこない
   と思い込んでいるんです。

   だけど、神を味方にする方法っていうのは、
   繰り返し言っているように、愛のあるしゃべり方をするとか、
   愛のある行動をするとか、本当に簡単なことなんです。

   みんなね、神様を好きだと言いながら、
   そのいっぽうで愛のない言葉をしゃべったり、
   人が傷つくようなことを言ったりしてるの。

   そうすると、神様は味方してくれないから、
   成功することが難しくなっちゃうわけです。

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            ・・・

かつて、松下幸之助翁が「ダム式経営の話」を講演したとき、
一人の聴衆として京セラの稲盛和夫氏がいたという。

ダム式経営とは、ダムが水をいつもたたえているように、
何か緊急な事が起きても余裕をもって経営できるような
「たくわえ」が必要、との教えだ。

講演の後、聴衆の中の一人が質問した
「今の自分には、余分な資金も『たくわえ』もない。
 どうやってそれをためたらよいか」と。

すると、幸之助翁は「『たくわえ』が必要だと思わなあきまへんな」
と答えたところ、聴衆からは失笑がおきたという。

「そんなことは、誰でもわかっているが、
 その方法がわからないから聞いているのに」、と。

しかし、稲盛氏だけは、「まったくその通り」と、
素直に深く感動し、まだ小さかった京セラを高収益の大企業にした。

何千人という聴衆の中でこの教えを実践したのは
恐らく稲盛和夫氏ただ一人だったろう。


我々は、素晴らしい講演を聞き、魂に響く本を読み、感動するが、
それを本当に実行する人はごくわずかだ。


齋藤一人さんは、
「要は、自分に必要ないからすぐ忘れちゃうんだよね」と優しく言っているが、
『あなたはそういう「成功する法則」を必要としていない人なんだよね』、
とバッサリ切っている。


実際、どんなに素晴らしい講演でも、本であっても、
その人が本気で必要としなければ、すぐにきれいさっぱり忘れてしまう。

そして、そういう成功法則を否定したり非難する人は、
「あなたはそう思っているんですね」ということで、
何も賛同してもらう必要はない。

自分の人生、どうなろうと自分の勝手だ。


「人生は甘くない」と思っていれば、甘くない人生を歩む。

「人生は怖いことだらけだ」と思っていれば、怖いことが必ず起こる。

「人生、そんなにうまくいくはずがない」と思っていれば、うまくいくはずがない。


「ダム式経営」のごとく…

まず、そう思うことが大事。

          <感謝合掌 令和2年12月26日 頓首再拝>
39:伝統 :

2021/01/07 (Thu) 23:40:22


       *メルマガ「人の心に灯をともす」(2021.01.07)より

   (藤尾秀昭氏の心に響く言葉より…)

   イエローハットの創業者、鍵山秀三郎さんが、あるところで若い人たちに、

   「成功のコツは二つある」

   と話されたそうです。


   「何だと思われますか?」

   との質問に、皆さんから、いろいろな答えが返ってきましたが、鍵山さんは、

   「コツは二つといったでしょう」

   といって

   「コツコツ」

   と板書された、とか。

   どっと笑いが起こったといいます。

   鍵山さんらしいユーモアです。


   しかしこれは笑い話ではありません。

   人生の真実です。

   松下幸之助さんも同じようなことをいっています。

   「成功するとは成功するまで続けることだ」と。


   仏教詩人の坂村真民さんは、
   詩一筋に97年の生涯を生き貫かれましたが、生前、

   「一つのことをコツコツと誠心誠意続けていると、不思議なことが起こってくる」

   とよくおっしゃっていました。


   実は『致知』も、創刊25周年の頃から、
   自分でも思いもしなかったような不思議なことが起こってきました。

   だから、本当にコツコツ、倦(う)まずたゆまず、
   希望をもってやっていくと、天地が味方をして、
   何か不思議なことが起きてくる、というのが私の実感です。


   最後に、私の好きな言葉を紹介します。

   「道は 心を定めて 希望をもって 歩む時 開かれる」(松下幸之助氏の言)

       <『はじめて読む人のための 人間学』致知出版社
                  https://amzn.to/3bdfzAA

                  ・・・

田中真澄氏は「コツコツ」についてこう述べている。
(田中真澄の88話/ぱるす出版)より


《地味に コツコツ 泥臭く 一点集中 コツコツ コツコツ》

人間を弱者と強者に分けると、私たちのほとんどが弱者。

弱者は強者に負けるのが普通ですが、
世の中には弱者が強者に勝つか共存のケースが幾らもあります。


その場合の弱者には次の二つの戦略があります。

1.一点集中の生き方

一つの分野に絞って努力し、実力を養えば、強者に立ち向かうことができる。


2.コツコツと継続する生き方

弱者は顧客第一主義に長時間労働を厭わず、
地味に・コツコツ・泥臭く働き続ける。

大企業の狭間で勝ち続ける零細企業の共通点は得意機能に絞った生き方です。




弱者は凡人と言い換えることができる。

それほどの才能もない多くの凡人にとって、「継続」は大きな武器となる。

そして、本気で「継続」しようとしたら、
必然的に多くのことはできないことがわかる。

的(まと)を絞ってやるからこそ、継続できるが、
あれこれもと多くのことを続けようとしたら、
ほとんどが「虻蜂(あぶはち)取らず」になってしまう。

それを一点集中という。


「成功のコツは二つ」

コツコツという言葉を胸に刻みたい。

          <感謝合掌 令和3年1月7日 頓首再拝>
40:伝統 :

2021/01/13 (Wed) 13:20:23

       *メルマガ「成功への道しるべ」(2021年1月13日)より

 
◆米国のノーマン・ヴィンセント・ピール博士(1898〜1993年)
 といえば、自己啓発本のはしりともいえる「積極的考え方の力」
 の著者として日本でも広く知られています。

 ニューヨークの教会で牧師をしながらその考え方の普及のため
 執筆や講演に積極的に活動をされていました。


◆トランプ大統領は、N.V.ピール牧師の「積極的考え方の力」に
 心酔しこの教会に出席していたそうです。

 ピール牧師も青年実業家として知られるようになっていたトランプ氏
 を私の最高の弟子だと評価し
 トランプ氏自身も、私を形づくった師匠はN.V.ピール博士といいます。


 ピール博士の「積極的考えの力」の真髄を簡潔にまとめると次のようになります.

 『目の前の現実が、どんなに悲惨な、絶望的なものであったとしても
  それほど重要ではない。

  もっと重要なことは、その現実に対する私達のAttitude(心構え、
  考え方の習慣)である。

  何故なら、その考え方がポジティブであれば現実が変わるからである。』


 気休め程度に思うかもしれませんが、
 それは不変の法則、宇宙の法則であるというのです。

 D.トランプ氏の普段の言動から、敬虔なクリスチャンというイメージは
 湧いてきませんが、この「極的考え方の力」の信奉者であることを思えば、
 理解できることが多々あります。

 実業界で不動産王として大成功できたのは、多くの失敗や逆境にも、
 積極的に考えることによて、そこから多くのことを学んだからといわれます。

 まさか共和党の大統領の候補に選ばれるとは誰も思っていませんでしたが
 選ばれ、まさか米国の大統領になるとは、
 世界中のほとんどの人が思っていませんでした。

 考え方がポジティブであれば現実が変わるという事例かもしれません。

 今回の大統領選の状況は、今の段階では絶望的ですが、積極的な考え方
 で対応すれば、どういう結果が待ち受けているのでしょうか?


◆米国の大統領選のことよりも重要なことは私達自身のことです。

 長い人生の中では、誰でも何度かは、悲惨な、絶望的な状況に遭遇するものです。
 そんな時、積極的な考え方で対処したいと思うのですが
 多くの場合思うだけで終っています。

 なまじ自己啓発の勉強をして、ポジティブに考えることの大切さを学び
 理解していながら、実際はネガティブな考え方、思いになっていることが多いのです。

 益々ネガティブな思いになってしまいます。

 それは能力の問題というより、
 過去何年もの間ネガティブな情報を与え続けた結果です。

 私達の潜在意識にはネガティブな情報ばかりになっているので、
 ネガティブな反応をしてしまうのです。

 そのことが分かれば心配することはありません。対処法も考えられます。
 

◆そこで、おススメする方法はポジティブな言葉「ありがとう」
 「ありがとうございます」を反復し続けるのです。

 私達はポジティブなこととネガティブなことを同時に考えたり
 思ったりすることは出来ません。

 反復し続けることによって絶望的と思っていた状況に対して、
 いつの間にかポジティブな考え方、思いに変わっています。

 更にもう一歩進めて、いつも「ありがとうございます」を反復し続け口癖にするのです。

 そうすればネガティブな情報は入ってきません。

 ポジティブな情報がインプットされ続けます次第に
 「潜在意識」は、ポジティブな情報ばかりでいっぱいになります。

 そしてどんなに絶望的と思われる状況にも、もう無意識のうちに
 ポジティブに反応する私に自分を変えていくことができます。

・・・

<参照1>

「自信を持つための10か条~N・V・ピール博士」

1、あなたの心に、あなた自身の成功の図を組み立て、
  心に描いた図の現実性を疑ってはならない。
  なぜなら、心は常にその描いたものを完成しよう
  と試みているのだから。


2、あなた自身の力について消極的な考えが
  心に湧いてくるときには、

  いつも、それを取り消すために、
  積極的な考えを慎重にロに出して言いなさい。


3、あなたの想像の中に障害物を築き上げてはならない。
  困難なことは、よく研究して、それを取り除くように
  適切に処理されなければならないが、大切なことは、

  困難はそれが現在ある姿において眺め、
  それを恐怖の観念でもって膨脹させてはならない
  ということである。


4、他人の威(い=人を恐れさせる強大な勢力)に打たれて、
  他人の真似をしてはならない。

  どんな人でもあなたがあなたでありうるとおりに、
  あなたになることはできないのである。

  また、多くの人々は、その自信ありげな外観や動作にも
  かかわらず、しばしばあなたと同じように戦々恐々
  としており、また同じように自己を疑っているものである。


5、日に10回、次の力強い言葉を復唱しなさい。

 「神が私たちの味方であるなら、
  だれが私たちに敵対できるでしょう」(ローマ8章31節)

 「主は、あなたを守る方。主は、あなたの右の手をおおう陰。
  昼も、日が、あなたを打つことがなく、
  夜も、月が、あなたを打つことはない。

  主は、すべてのわざわいから、あなたを守り、
  あなたのいのちを守られる。

  主は、あなたを、行くにも帰るにも、
  今よりとこしえまでも守られる。」(詩篇121:5~8)


6、あなたのやっていることの理由を理解してくれる、
  有能な助言者をみつけなさい。

  あなたの劣等感と自分に対する疑惑
  ―それはしばしば少年時代に始まるものであるが―
  の起源を知りなさい。

  自分を知るということは救済に導いてくれるものである。


7、毎日十回、高い声で次の言葉を復唱しなさい。

  「私は、私を強くして下さる方によって、
   どんなことでも出来るのです。」(ピリピ4章13節)

  このすばらしい言葉は、劣等感に対しては、
  この地上における最も有力な解毒剤である。


8、自分の実際の力をはかり、そしてそれから、
  それを一割高めなさい。

  神によって解放された自分の力を信用しなさい。


9、あなたの身体を神の御手に委ねなさい。

  これをなすためには、ただ単純に、
  「私は神の御手の中にあります」と言うだけでよい。

  そして、今こそ必要な力をすべて受け取っている
  と信じなさい。

  「いいですか。神の国は、あなたがたのただ中にあるのです」
  (ルカ17章21節)という言葉を肯定しなさい。


10、神があなたとともにあれば、
  何事もあなたを打ち負かすことはできない、
  ということを想い起こしなさい。

https://ameblo.jp/praise-the-lord/entry-11958820828.html
https://ameblo.jp/praise-the-lord/entry-11958888005.html


<参照2>
トランプ大統領の最近(おそらく1月10日頃)演説より

動画l(2021.01.11)
(現時点では削除されております。
 ~素晴らしい感動的な内容でしたので、非常に残念です。)
https://www.youtube.com/watch?v=d292GegCCcw


以下は、「谷口雅春先生に帰りましょう・第二」       
【トランプ大統領最新演説】NEW (13063) より
日時:2021年01月12日 (火) 19時49分
名前:コスモス


私は貴方がたの声となります。

我が子の夢が叶う事を願う全ての親御さん達。
そして自分の夢が叶う事を望む子供達。
私は貴方がたと一緒に居ます。
私は貴方がたの為に戦います。


そして貴方がたの為に勝ち取ります。
全てのアメリカの市に、そして全てのアメリカの街に。

私は貴方がたに約束します。
私達はアメリカを再び強くします。
そして我が国を誇りに思える様にします。

言い訳をする時は終わりました。
今は力が必要な時です。

平和が欲しいならば今まで以上に、
ずっと強く立ち上がらないといけません。
行動を起こす時が今やってきました。

今日、貴方の人生の1つの章が終わりました。
貴方の人生で、今までに経験した事がない
最高の旅が始まろうとしています。


1月20日は、人々が再びこの国の支配者となる
記念すべき日として、記憶されるであろう。

正義感ある人が、少数の邪悪な人に
立ち向かわないと悪が勝利してしまうのです。

あなた方は何千万と集まって下さった。
この偉大なムーブメントに参加する為に。
世界が見た事がない歴史的なものとなるでしょう。

偉大な目覚めを呼び起こすのです。

良識のある人や国が、歴史をただ傍観しているだけだと
破壊的勢力は、パワーを得て勢いをつけていきます。

だから、このアメリカの大虐殺は、ここで止めさせましょう。
今、不正や腐敗は直ぐに辞めさせましょう。

(ディープステートは)我々を過小評価してはなりません。
我々に挑んではなりません。
彼らの負けなのです。


どちらの政党が政権を取るという問題ではありません。

政府が人々によって支配される事が大事です。

恐れる必要はありません。
我々は守られています。
我々は神によって守られているのです。

あなた方一人一人が「真実のための勇士」となる事を知っています。


我が国の為の戦士で貴方方一人一人が、
正しいと思う事をされるでしょう。

楽な道は選ばないでしょう。

それは人類の敵を打ち負かす為の
献身であり人々の目覚めとなるでしょう。

アメリカ合衆国史上には無かった全く新しい政権となります。

アメリカの再生なのです。


   天に召します我らの父よ。
   願わくは御名(みな)をあがめさせたまえ。

   み心の天になる如く
   地にも なさせたまえ。

   我らの日用の糧を今日も与え給え。

   我らに罪を犯すものを、我らが許す如く彼らの罪を許し給え。

   我らを試みにあわせず悪より救いたまえ。

   アーメン。

   (https://bbs6.sekkaku.net/bbs/kaelou/&mode=res&log=3156

          <感謝合掌 令和3年1月13日 頓首再拝>
41:伝統 :

2021/01/17 (Sun) 23:49:58


      *Web:宇宙の兄弟たちへ(2021年1月16日)より

人は誰しも後悔し、恥ずかしくなるような過去を持っているものです。

「あの時こうしていれば」とか「あんなことしなければ良かった」
と思いだしては後悔の念に苛まれる事があるでしょう。

タイムマシーンにでも乗って、
戻れるなら戻って正しい選択をしてみたいと考えます。

過ぎ去った過去を振り返って、悔やまれる思いが出るのは、
多くの方が経験していることと思います。


どのようにしたら過去を変えられるのでしょうか?

今さら過去を悔やんでみても意味の無い事でしょうか?

過去に起こった出来事や行為そのものを変える事は出来ません。

しかし、過去の意味を変える事は可能です。


その方法は今を光らせる事です。

もしも過去に犯した過ちを悔いるなら、今現在を輝かす事です。

今の自分が輝いて見えるなら、
過去の出来事の意味も変えていくことが出来るでしょう。

今が輝いているなら、
過去のあの出来事があっても乗り越えることで今があると思えます。

過去からの学びがあって、新しい自分に生まれ変わることが出来た。
過去の辛い体験が、今の自分を作ってくれたのだ。
過去の体験があったからこそ、今の自分がある。

そのように過去を振り返り、その意味を変えていくことが出来ます。


現パナソニックの創始者である松下幸之助さんは、
「あなたは何故成功したのですか?」という問いに三つの答えをあげました。

それは、

貧乏だったから

病弱だったから

学歴が無かったから

これらは普通であれば
逆に失敗した言い訳の原因として挙げられるものだろうと思います。

普通で言えば、
「自分の家は貧乏だったからうまくいかなかった」とか
「病弱だったから普通に仕事が出来なかった」とか
「学歴が無かったから良い仕事にも就けなかった」などの言い訳の材料になります。


松下さんは逆に、それがあったから成功したと言います

貧乏で、丁稚奉公だからこそ、人としての在り方を学んだ。
お金の大切さを学んだ。

病弱だったからこそ、人の力を借りました。
一人でなく、人の協力のもとでやってきました。

学歴がなかったからこそ、人の話をよく聴きました。


そのように過去の弱点を逆にひっくり返し成功したと言います。

これは松下さんが成功なされて、光輝いたがゆえに、
過去の暗い面も明るく照らされているのだと言えます。

松下さんがもし事業に失敗し、挫折の人生を歩んでいたら、
そうは言えなかったわけです。

現在の成功があるからこそ、
過去の逆境も成功の要因に変わっていきます。

人は過去の体験から学んでいく事で、
新しい成功のカギを手に入れます。

過去の苦労があるからこそ、今の自分がいるのだ
と堂々と言えるようになる事で、過去の意義も変わっていくでしょう。


その人が今を輝かせることで、逆照射して過去も変わっていくのです。

過去がどうであろうと今こそが大切であって、
今を輝かせなくてはなりません。

そうして過去を振り返って
「あの過去があったから今の自分があるのだな」
と思えるようになってこそ過去が変わるのです。

過去に囚われるのではなく、今に全力を注いで、
今を輝かせることで過去をも変えていきましょう。

          <感謝合掌 令和3年1月17日 頓首再拝>
42:伝統 :

2021/01/27 (Wed) 00:15:54


        *Web:宇宙の兄弟たちへ(2021年1月25日)より

成功しない要因とは何があるでしょうか?

もちろん様々な要因があって起こっていますが、
もっとも手前にある躓きの要因と思えるものがあります。

それが「実行しない事」です。

つまり学んだとしても、それを実行にうつさず、
ただ読んだだけで終わってしまう事です。

書物などを読んでやる気になっても、いずれやって見ようと思って、
その場ではなかなか実行に移さないものです。

「今は忙しいから」とか「そのうち時間が取れた時にしてみよう」
などと言い訳を述べて、そのうち学んだことを忘れてしまいます。

多くの人がそのように、学んだとしてもそれを実行に移す事は無いのです。

そのため、毎年さまざまな成功のための本が出版され、消費されていきます。


一つだけ言える事は、
「成功しようと思ったら、そのための第一歩を踏み出さない限り
 成功のゴールへはたどり着けない」という事です

成功を山登りのたとえて見ると、目標とする山によって、
登山に成功する人の数も変わってきます。

エベレストような世界一の山にチャレンジするなら、
成功者はごく僅かとなります。

日本の富士山であれば、ある程度の人数は成功をするでしょう。

このように目標によって成功する確率も違いはありますが、
山登りをするためには、そこに向けて一歩を踏み出さない限りは
たどり着くことは無いという事です。

どんな山にチャレンジするにしても、
第一歩を進めなければ、一生たどり着くことは無いでしょう。

このように成功を阻む一番の要因は、
「成功へ向けて歩みだす一歩を躊躇して後回しにする事」だと思います。

もちろん、歩みだしてから様々な試練が待ち受けているかも知れません。

天候が急に変わって、嵐のようになる事もあります。


今もコロナ過で飲食店など自粛が求められて大変だと思いますが、
そのように予期しない事態が突然舞い込んでくる事があります。

歩みの中で様々な出来事に遭遇するわけですが、
それでも歩まなければ克服も出来ません。

歩んでいく中で、様々な障害物が現れて、
それを乗り越えて成長する事もありますが、
一歩も進まなければそうした経験もありません。

まずは一歩を進める事が成功への道となります

これは今、逆境にある所が、障害を乗り越えるためにも必要なものです。

ある程度成功をしていくと、
そのまま変わらずに続けていきたいと願うものです。

ずっと変わらずに今のままでやって行くことを考えるでしょう。

しかし、環境が変化し、天候が変わったのなら、
また新しい一歩を歩んでいく必要も出てきます。

一歩を踏み出しても失敗する事もあるでしょう。

上手くいかない事もしばしばです。

ですがそれをフィードバックして、また次の一歩を進めていく事です。

何度も試行錯誤を繰り返し、新しい環境に生き残っていき、
成功していく道を模索しなくてはなりません。

このように成功のためには、
まずは一歩を踏み出す事が大切だという話をしました。

参考になりましたら幸いです

  (https://www.spacebrothers.jp/2021/01/blog-post_25.html

          <感謝合掌 令和3年1月26日 頓首再拝>
43:伝統 :

2021/01/28 (Thu) 00:37:16


         *「光明法語」(1月27日)より

この世の中には宿命というものもなければ僥倖というものもないのである。
吾々の成功は吾々の心の産物である。
吾々の失敗も又吾々の心の産物である。

吾が能力を如何に見るかその程度に従ってその人は成功するのである。

吾如何ほどに人々に深切をつくすかその程度に従ってその人は成功するのである。
吾如何ほどに人々を拝むかその程度に従ってその人は成功するのである。
吾如何ほどに人に感謝するかその程度に従ってその人は成功するのである。

あらゆる成功の鍵はあなたの心の掌中にあるのである。

          <感謝合掌 令和3年1月27日 頓首再拝>
44:伝統 :

2021/02/20 (Sat) 00:35:45


     *メルマガ「人の心に灯をともす」(2020年10月23日)より

   (エリック・バーカー氏の心に響く言葉より…)

   チャーチルは、異端の政治家だった。

   愛国心に満ち溢れ、イギリスへの潜在脅威に対して
   パラノイア的な防衛意識を貫いた。

   ガンジーさえも危険視し、
   インドの自治を求める平和的な運動にも猛反対した。


   チャーチルは自国を脅かすあらゆる脅威に
   声高に騒ぎたてるチキン・リトル(臆病者)だったが、
   まさにその難点ゆえに、歴史上最も尊敬される指導者の一人となった。

   チャーチルはただ独り、早い段階からヒトラーの本質を見抜き、
   脅威と認識していた。

   一方チェンバレンは、ヒトラーは
   「約束をしたら、それを守ると信じられる男」という考えで
   凝り固まっていたので、宥和政策こそナチスの台頭を抑える方策だ
   と確信していた。

   ここぞという重大な局面で、
   チャーチルのパラノイアが本領を発揮したといえる。

   いじめっ子に弁当代を渡したら最後、もっと巻き上げられるだけだ、
   奴の鼻を一発ぶん殴らなければならない、と見抜いていたのだから。

   チャーチルの熱狂的な国防意識
   …危うく彼の政治生命を滅ぼしかけた…は、
   第二次世界大戦前夜のイギリスになくてはならないものだった。

   そして幸運にも国民は、手遅れになる前にそのことに気づいた。


   自分にとって悪夢のような特性は、
   世界を変えるような強みにもなりうる。

   調査によると、並外れてクリエイティブな人間とは、
   傲慢で誠実性に欠け、支離滅裂であるという。

   学校での成績も振るわない。

   教師たちも、正直なところクリエイティブな生徒が苦手だ。

   言いつけを守らないことが多いからだ。


   あなたはそんな従業員がほしいだろうか?

   絶対にごめんだろう。

   創造性に富んだ社員ほど、勤務評価が低くなる傾向も不思議ではない。

   創造的な人びとは、
   企業の最高経営責任者(CEO)になりにくいともいわれる。


   しかし数字の知識があれば明らかなように、平均値はくせものだ。

   高名な広告代理店のBBDOのCEOである
   アンドリュー・ロビンソンもかつてこう言った。

   「頭を冷蔵庫につっこんで、足先をバーナーにかざしていれば、
    平均体温は正常だ。私は、平均値にはいつも用心している」

   概して、類まれな状況で適応できるのは、平均値から外れているものだ。

   「おおむね良い」ものは、極端な状況で使い物にならない。

   1年のうち8か月間はちょうど良い上着を厳冬期に着たら風邪をひく、
   それと同じで、一般に歓迎されないが増強装置となりうる資質は、
   特殊な状況で本領を発揮するのだ。

   さながら一般道を走れないF1カーが、
   レーシングコースで新記録を打ち立てるように。


   心理学者のディーン・キース・サイモントンは、
   その研究『狂気と天才のパラドクス』で、
   ほどほどクリエイティブな人間は平均的な人より精神面で健康だが、
   並外れて創造的な人間は、精神障害を発症する確率が高いと明らかにした。

   成功を極めるには、
   一般社会では問題視されるような特性を持つことも必要だ。

   このことは、さまざまな障害と才能の関係においても見ることができる。

   注意欠陥障害の兆候を心理学者のポール・ピアソンは、
   ユーモアのセンス、神経症的傾向、サイコパシーが
   関連し合っていることを発見した。

   また衝動性は、暴力や犯罪といった文脈で挙げられることが多い
   ネガティブな特性だが、これもまた創造性と結びついていることが
   わかった。


   『卓越したアーティストの人格的特性』と題する研究では、
   創造的分野で大成功しているアーティストは、
   活躍がそれほどでもないアーティストに比べて、
   サイコパシー傾向が著しく高い数値を示すことが証明された。

   また別の研究でも、功績が華々しい大統領は、
   サイコパシーの度合いが高いとされている。

       <『残酷すぎる成功法則』飛鳥新社
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            ・・・

エリック・バーカー氏は「成功者の特性」についてさらにこう述べている。

『成功者の特性は好意的に解釈されるので、
 増強装置はポジティブな資質としてまかり通ることが多い。

 古いジョークにも、「貧乏人なら頭がおかしいと言われ、
 金持ちならもの好きだと言われる」とある。

 強迫観念のような特性も、成功者に対してはポジティブに捉えられ、
 それ以外にはネガティブに捉えられる。

 完璧主義によって成功する者もいれば、
 ただ頭がイカれているとされる者もいるのだ。』


『積極的に攻めまくるシリコンバレーの起業家といえば、
 現代を象徴する成功者というイメージだろう。

 思いつくままにそのイメージを並べればこんな感じだろうか?

 エネルギーの塊、リスクを冒す、短時間睡眠(ショートスリーパー)、
 ばかげた行為を容認しない、自信とカリスマ性がある、
 果てしなく野心的、衝動に突き動かされ、片時もじっとしていない…。

 まさにこれらの特性は、軽躁病の症状としても知られている。

 しかもジョンズ・ホプキンス大学の心理学者、
 ジョン・ガートナーによる研究は、これがたんなる偶然でないことを示した。

 本格的な躁病患者は、社会で働くことが難しい。

 しかし軽躁病は、ゆるくでも現実と結びつきながら、
 目標に向かって片時も休まず、興奮状態で、
 衝動のままに突き進む仕事人をつくり出す。

 論文『悪癖を矯正することの経済的価値:不品行、学校教育、労働市場』
 の著者たちは、男児の不品行をなくそうとすることは、
 彼らの成績改善には役立つが、生涯の収入を減らすことを明らかにした。

 かんしゃくを起こすなど感情を露わにする男児は
 そうでない男児と比べて、たくさん働き、より生産的で、
 収入が3%高いことが明らかになった。

 この事実は、ベンチャー企業にも当てはまる。』



パラノイアとは「狂」だ。

それを行徳哲男師はこう語る。

『日本人に「ど阿呆」がいなくなった。
 ど阿呆とは狂愚の人と言ってもいい。

 例えば吉田松陰である。

 彼は「狂愚まことに愛すべし、才良まことに虞(おそ)るべし」と言った。

 狂愚は愛すべきだが、頭のいいだけの人間がいかに恐ろしいかを
 知っていたのである。

 松陰はまた「狂は常に進取に鋭く、愚は常に避趨(ひすう)に疎し。
 才は機変の士多く、良は郷原の狂多し」とも言う。

 愚があるから計算せずに新しいことに挑める。

 「ど阿呆」とは大愚の世界。

 これ以上の大きな悟りはない。』


いつの時代も、変革者は異端者だ。

我を忘れて熱狂し、まるで「ど阿呆」のように行動する。

時代が大きく変わる今…

時に、なりふりかまわず、狂愚で乗り越えたい。

          <感謝合掌 令和3年2月19日 頓首再拝>
45:伝統 :

2021/02/21 (Sun) 00:01:53

成功の肝は忍耐、渋沢栄一に学ぶ「頭の下げ方」
大河ドラマ時代考証者が語る5つのポイント

        *Web:東洋経済online(2021.02.20)より抜粋

(1)渋沢の著書である『論語と算盤』の世界。

  ①論語と算盤というのは、道徳と経済と言い換えてもいいのかもしれません。

  ②渋沢は、いつでも第一に公益を大事にしました。
   そもそも彼は「資本主義」という言葉をほとんど使わず、
   「合本法」と言っていました。

  ③「合本法」とは、公益を追求するために、適した人材と資本を集めて
   事業を推進させるという考え方で、
   社会における公益に軸を置いたのです。

  ④渋沢は「道徳経済合一説」を説いています。

   事業というのは、公益に沿って永続し、社会に定着していかねばならない。
   これが渋沢の持論でした。

(2)原点に立ち返ろう

  ①渋沢が設立や運営に関与した企業は約500社あるといわれます。
   実は、それらの会社が発展していく過程において、
   不祥事を起こしたケースがいくつもあるのですが、

   それらが発覚した際、「原点に立ち返ろう」ということで、
   創立当初の渋沢の事業・経営理念見直しをはかるケースが
   繰り返されています。

  ②規範となるものを基にして、禁止事項ばかりで、
   身動きがとりにくくするのではなく、やるべきことには
   積極的に取り組み、克服していこうという気持ちを渋沢は持っていました。

   ただし、もしも間違いがあれば、論語的な道徳観に立ち返り、
   自らを省みる姿勢を忘れなかったのです。

(3)社会貢献

  ①今行われている社会貢献事業というのは、まずは本業で利益を上げ、
   その一部を社会に還元するために寄付をしたり、
   事業を立ち上げたりするものが多数を占めます。

   つまり、本業とは“別物”として扱う傾向があるのです。

  ②先駆者たる渋沢は違った。
   立ち上げた本業そのもので社会に大きな経済発展をもたらし、
   直接世の中に還元するようにしたのです。

   それを成し遂げることが企業の最たる責任であり、
   真の社会貢献だと考えていました。

   社会貢献事業の本質を正しく理解し、体現していたと言っていいでしょう。

(4)リーダーシップ

  ①リーダーとしての渋沢の特徴は、何と言ってもブレないということ。
   そのうえで、将来を見据えて明快な指針を生活者目線でわかりやすく説く。
   それができたのは、『論語』の影響が大きかったのではないでしょうか。

  ②渋沢が『論語』を好んだのは、
   『大学』や『中庸』が政治家や為政者に対する言葉であり、
   庶民に対して少し高いところから物を述べるような言葉が多くあったからです。

   一方、論語には、朝起きてから夜寝るまでの1日のさまざまな場面に
   適合する教訓がちりばめられている。

   つまり、生きる術を学ぶにおいて規範にするべきものは『論語』だと思い、
   論語を選んだと語っています。

  ③事業経営の必須条件の1つとして、
   渋沢は「絶大なる忍耐力」を挙げているほどです。

   特に銀行経営は本当に苦労して、軌道に乗るまで10年近くかかったようです。

  ④その間、渋沢に共鳴して出資してくれた人たちに、何度も頭を下げて。
   丁寧に説明して回っているんですよ。
   今ではこういう頭の下げ方は珍しいのかもしれません。

   渋沢は、出資者に理解を求めるために頭を下げ、
   困難を乗り越えようとしました。

  ⑤何としてでも事業を持続し、世の中に必要なものとして定着させる。
   それを第一に考えている人でした。

   うまくいかないからといって責任を放棄するのではなくて、
   リーダーシップを発揮して乗り切っていく。

(5)91歳まで生きた

  ①渋沢はただ単に長生きをした人じゃないんですよ。
   長く生きさせてもらうからには、求められるときには
   動かなくてはいけないと亡くなるまで考えていました。

  ②晩年になっても自分のことは自分でしっかりと行いながら、
   一方で世の中のために動き続けることを自らの使命だと感じて、
   最後の最後まで世の中に尽くしたのです。

  ③そもそも主著となる『論語と算盤』を世に出したのも
   76歳のときです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/08c1cfe40b7f96692eae201da77066f232870fa9

          <感謝合掌 令和3年2月20日 頓首再拝>
46:伝統 :

2021/02/27 (Sat) 15:00:46


        *Web:宇宙の兄弟たちへ(2021年2月19日)より

ひとは与えることで与えられるという話を何度かしたことがあります。

霊的真理として、多くを人に与えたものが、
与えられるようになるという事があるのです。

多くの人に愛情を注いできた人は、
多くの人から愛されるようになります。

世の中に多くを与えた人は、それだけ評価もされるよになるでしょう。

このように与えることで与えられるという法則があるのですが、
これはビジネスの世界、商売についても言える事です。


その事を端的に表していると思える昔話を紹介します。

むかしむかし、信濃の国(現在の長野県)に
湊屋(みなとや)というお店がありました

古くから米や味噌や醤油を売っている老舗のお店でした。

ある日の事、湊屋の主人が、こんな事を考えました。

(もっと儲けるために、升(マス)を変えたらいいんじゃないか)

当時は商品を仕入れ先から買う時、お客さんに売る時には、
同じ升(マス)という量りともなる木の容器を使いました。

そこで主人は、仕入れる時と売る時の升を
変えてしまう事を思いついたのです。

つまり仕入れる時には、
わずかに大きな升を使い、売る時には小さな升を使うのです。

そうすると同じ代金で仕入れる時に、
ちょっとだけ多く仕入れられ、
売る時にはちょっとだけ少なく売れるため、
湊屋はその分儲かるというものです。

早速、見た目にはほとんど気づかないような
特殊な升を作って使い始めます。

湊屋では、仕入れる時の升を「買いマス」と言い、
売る時の升を「売りマス」と名付けました。

はじめの頃は、この升を使う事によって湊屋は儲かっていきました。

何せ買う時には同じ代金で多くを仕入れ、
売る時には同じ代金でわずかしか売らなくて済むのですから、
湊屋には徐々に利益が増していきます。

主人は大喜びです。


しかし、こんなことは長くは続きません。

次第に町では噂が立っていきます。

「湊屋で買った米は、他の店で買った米よりも少ない気がする」

「湊屋に米を売ると、他の店に米を売るよりも減りが早い」

次第に悪い噂が広まっていって、
湊屋への客足はどんどん減っていったのです。


そうした折、湊屋の主人の息子に
隣町の長者から若いお嫁さんが嫁いできました。

この嫁がなかなかの知恵者だったそうで、
商売がうまくいかないわけを考えているうちに
升のカラクリに気がつきます。

(こんな事をしていてはお客さんが離れてしまい、お店も潰れてしまう)


そこでお店で働くよになったお嫁さんはこっそりと
「売りマス」と「買いマス」を取り換えてしまいます。

つまり仕入れる時には同じ値段でわずかに少なく買い、
売る時にはわずかに代金よりも多く売ったのです。

そうすると湊屋の儲けは減っていってしまいます。


ですが次第に客足は増えるようになっていきました。

「湊屋で買うとすこし多く米が買えるようだ」

「湊屋に売ると、わずかに得するようだ」

そうしたうわさが広がり、湊屋で買うお客さんが増え、
仕入れ先の問屋も、より良い品を安く卸してくれるようになった
という事です。

こうして湊屋は嫁さんの知恵によって、
以前よりもますます繁盛していくようになったとのことです。

一見すると損をしているように見えますが、
まずは与える事によって、与えられるようになるというものです。

主人は目先の利益に目が眩んで、信用を失ったがために、
大事なお客さんや仕入れ先を失っていく事になりました。

このように自分がはじめに奪おうとするがために、
周りが離れていき、失敗する事もあります。

大切なことは、まず自分たちが喜ぶことよりも先に、
お客さんが喜んでくれることを考えます。

そうすると成功は後からついてくるという事です。

ビジネスをする人や、成功を求める人には大切なお話ですね。

  (https://www.spacebrothers.jp/2021/02/blog-post_19.html

・・・
<参照>

山梨県の昔話
『売桝、買桝』
https://minwa.fujipan.co.jp/area/yamanashi_006/

          <感謝合掌 令和3年2月27日 頓首再拝>
47:伝統 :

2021/03/05 (Fri) 02:03:55


           *「光明法語」(3月4日)より

特殊の使命感をもたないで、しかも世の中に出て成功したい者は、とも角、
自分が出来るだけ多くの人々に為になる働きをしようと決意し、
その方向に向かって勉強し、その方法を考え、工夫をめぐらし、

その間に神にいのり、いのりつつ工夫し、勉強し、
神よりの叡智の流入を受け、百萬人に為になる着想を実際に応用することである。

百萬人に為になる仕事がなければ先ず一人の為になる事から始めよ。

不平を言うこと勿れ。
感謝しつつ、報恩の気持ちで自己の能力を捧げよ。  
其処から道がひらかれる。

          <感謝合掌 令和3年3月4日 頓首再拝>
48:伝統 :

2021/03/14 (Sun) 14:42:56


        *『1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書』
          ~3月11日 浜田和幸(国際未来科学研究所代表)
          (致知BOOKメルマガ 2021.03.12)

1914年12月、エジソンが67歳の時のことです。

災難が彼を襲います。

ウエスト・オレンジにあった研究施設が火事になってしまったのです。

連絡を聞いて駆けつけ、実験道具や資料など重要な物を持ち出そうと
陣頭指揮を執りましたが、時すでに遅し。

施設はすべて焼け落ち、
当時の金額で五百万ドル近い損害を被ってしまいました。

目の前で、いままで自分が築いてきたものが
すべて燃える光景を眺めながら、エジソンがしたこと。

それは家族を呼び、こう告げることでした。

「こんなに大きな花火大会はまず見られない。とにかく楽しめ」

そして集まった記者たちに、

「自分はまだ67歳でしかない。
 明日からさっそくゼロからやり直すつもりだ。
 いままで以上に立派な研究施設をつくればいいのだ。
 意気消沈している暇はない」

と、平然と言ってのけたのです。

エジソンは、常識だけでなく、
時間という概念に縛られることも大変嫌っていました。

普通、我われは「1日=24時間」という時間の中で生活しています。

しかしエジソンに言わせれば、
1日が24時間であるというのは、人間が人工的につくったもの。

自分が時間の主人公になれば、
1日を36時間でも48時間でも、
自分の好きなように使えるはずだ、というのです。

エジソンの工場の壁には、
長針も短針もない大きな時計が掛けられていました。

ある日、友人の自動車王フォードが

「針がなければ、時計の意味がないのでは」

と訊ねると、

「そうじゃない。時間というものは、自分でコントロールすべきもの。
 時計のような出来合いのバロメーターに左右されているようでは何もできない。

 疲れたと思えば、その場で休めばいい。
 仕事が完成するまでが昼間だ。

 自分の体にあったリズム、
 これを自分でコントロールすることが大切だ」

と答えたといいます。

驚異的なひらめきをつかんで形にし、
「天才」と称されることの多いエジソンですが、
決して努力を軽んじていたわけではなく、むしろその逆でした。

世界中から寄せられる

「どうすれば成功できるか」

という問いに、エジソンは、

「野心、
 常識にとらわれない創造力、
 昼夜を問わず働く意志」

の三要素を挙げています。

1日18時間は働くことにしていたといいますから、
人の二、三倍は濃密な仕事人生を歩んできた自負があったのでしょう。

ですから、エジソンにとっては
「まだ67歳」。

まだまだ大きな仕事をするのには十分な時間がある、という発想だったのです。

それどころか、

「肉体は魂の仮の宿り木。滅びれば次の宿り先に移動する」

という死生観を持ち、それを証明するための実験を重ねていたくらいですから、

「死」という概念すら超え、次なる成功に野心を燃やしていたのです。

          <感謝合掌 令和3年3月14日 頓首再拝>
49:伝統 :

2021/03/21 (Sun) 00:56:24

『積極的考え方の力』~トランプ大統領とN.V.ピール博士~その2


  *その1は、本スレッド内(2021/01/13 (Wed) 13:20:23)にあります。


     *『積極的考え方の力』ノーマン・ピール、著。月沢李歌子・訳 より抜粋


(1)自信を育てる方法。

  ①常に成功を思い描く。

  ②肯定的なことを口にする。

  ③言葉の力を活用する。

  ④魔法の言葉を10回読む。

(2)目的がなければ、結果には辿り着けない。

(3)「自分を信頼し、積極的で、楽観的で、
    成功を確信して仕事を引き受ける人は、
    自分を磁石のように変える。
    自分自身に宇宙の力を引き付けるのである」

   この文章を毎日読み返す。

(4)「信じる力が奇跡を生む」

(5)心の中を聖書の偉大な言葉でいっぱいにする。
   1日1時間、聖書を読み、偉大な節を記憶に刻み込めば、
   人間としての在り方が変わる。

   あなた自身やあなたの体験の中で変化が起こる。

   つまり奇跡が起こるのだ。

(6)不安は克服できる。
   ただ、変えられると信じることである。

(7)まず毎日、頭の中を空っぽにする。

(8)想像力は治療薬。

   想像とは考えを実像にすることである。

(9)問題解決の方法

  ①すべての問題には解決策があると信じる。

  ②平静を保つ。

  ③事実を紙に書きだす。

  ④問題を小さく扱う。
   小分けにする。

  ⑤潜在意識を働かせる。

(10)人生は作り変えることができる。

(11)積極的に考える方法

  ①24時間、希望を持って話す。

  ②線を引いた節を記憶する。
   すべて暗唱できるようにしよう。

  ③積極的な考え方をする人のリストを作る。

  ④祈りはたくさん唱える。

(12)人生問題を解決するための10か条

  ①どんな問題でも必ず解決されると信じなさい。

  ②平静な気持でいなさい。
   緊張すると思考力が鈍るものである。
   圧迫感の下では頭脳は正常な働きはできない。

   気楽な気持で問題に対処しなさい。

  ③無理に解決を得ようとしてはいけない。
   解決策が自然に出てきて、明確になるように、
   気持をくつろがせなさい。

  ④公平に、客観的に、あらゆる事実を収集しなさい。

  ⑤これらの事実を紙に書きなさい。
   こうすれば、いろいろな要素は正しく整頓され、
   あなたの考えがはっきりしてくる。

   あなたは考えると同時に、見ることができる。
   そうすると、問題が主観的でなく、客観的に考えられる。

  ⑥問題について神に祈りを捧げなさい。
   そしてなんらかの啓示があることを確信しなさい。

  ⑦詩篇の「あなた(神)は、私をさとして導き」(73:24)
   の約束に従って、神の導きを信じ、求めなさい。

  ⑧神の洞察力、直観力を信頼しなさい。

  ⑨教会に行きなさい。
   そして祈りを捧げる敬虔な気持になるに従い、
   その問題について潜在意識を働かせなさい。

   創造的な信仰心は正しい解決を得るのに、
   驚くべき力を発揮するものである。

  ⑩もしあなたがこれらの段階を忠実に守るならば、
   あなたの心の中に展開されてくる解決策は、
   必ずあなたの問題についての正しい解決策となるだろう。

(13)「あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ。主が成し遂げてくださる」
                            (詩篇37:5)

          <感謝合掌 令和3年3月20日 頓首再拝>
50:伝統 :

2021/03/28 (Sun) 12:49:30


      *メルマガ「川島和正」より

だらだらのんびりしている人の多くは
そんな自分を情けない存在だとか、だらしない存在だとか思っていません。

時間に追われることなく優雅に暮らしていると、思っているのです。

そのため、だれかに
もっと働こうとか勉強しようとかトレーニングしようと言われても
ピンとこないのです。

むしろ
仕事や勉強や運動している人のことを「ご苦労様です」なんて思っています。


ここで、もしあなたも、そんなタイプだった場合には
優雅と怠惰を混同しないように気を付けることをお勧めします。

お金があって時間もあって身だしなみもきちんとしていて
知識や教養もあれば優雅なのですが、
ただのんびりしているのは優雅ではなく怠惰な状態なのです。

また、国や親戚が助けてくれるうちは、のんびり生きていけるのですが
助けてくれなくなったら
老後に夜間警備員などをやらなければならなくなるのです。

また、もしあなたの家族や社員が
怠惰なタイプだった場合には
この話をきちんと伝えたほうがいいです。

この話が相手に伝わらないと
だらしない家族や社員がだらしないままですし
それに加えて、あなたを見下してきます。

自分がのんびり優雅でテキパキ行動するあなたは
奴隷のように馬鹿だと思っているからです。


人はつい自分の価値観を相手も理解していると
思ってしまいがちですが
実際はそうではないので気を付けたほうがいいですね。

相手は自分と価値観が違うから行動も違うものですので
まずそのことを意識することが大切です。

また、相手の価値観を意識して
それに合わせて対応することで
様々な問題が解決していくものですね。

          <感謝合掌 令和3年3月28日 頓首再拝>

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