伝統板・第二

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神社~今月の言葉(6月) - 夕刻版

2020/06/01 (Mon) 18:50:54

【今月の東京神社庁よりのお言葉(令和ニ年六月)】


詠み人しらず


  水無月(みなづき)の 夏越(なごし)の祓(はらへ)
  する人は 千年(ちとせ)のいのち
  延(の)ぶといふなり



    半年間を過ごす日々で
    知らず識らずのうちに内(心)と外(身)に
    降り積もる罪(つみ)・穢(けがれ)を祓清め
    心身を清浄な形に戻すことで
    暑い夏も健康に過ごし
    長命を得られると考えられています

  (http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/inochinokotoba/r0206/ )

         <感謝合掌 令和2年6月1日 頓首再拝>

【白山比咩神社 6月のことば(令和2年6月)】 - 伝統

2020/06/02 (Tue) 20:47:01


  これを勢(せい)に求めて人に責(もと)めず

         ~ 孫子 ~


    物事は何よりも勢いに乗ることを重視し
    一人ひとりの働きに過度の期待をかけてはならない。

    組織は管理も大切であるが、
    全体を勢いに乗せて一致団結して
    物事に対処することが必要なのであります。

      (http://www.shirayama.or.jp/kotoba/k02.html )

         <感謝合掌 令和2年6月2日 頓首再拝>

【北海道神社庁、6月のことば(令和2年水無月)】 - 伝統

2020/06/03 (Wed) 23:36:48


  慎みて怠ること莫れ

       ~ 古語拾遺 ~

 景行天皇の御代、日本武尊は東征の途中、伊勢の神宮に詣で、
 神宮御奉仕の倭姫命(やまとひめのみこと)に御暇乞(おひまごい)
 をされた。

 倭姫命は、天叢雲剣(あめのむらぐものつるぎ)を日本武尊に
 授けられ、この御言葉を、はなむけとされた。

 人生は常に身を慎み、怠けることなく、
 精進に精進を重ねよとの意味です。


 成功の基は、これ以外にないということです。 

        (神道百言  一般財団法人神道文化会編より抜粋)

     (https://hokkaidojinjacho.jp/ )

<参照>
「神の道」-神道の教え:「慎み」
https://ameblo.jp/harusame1229/entry-11610801789.html

         <感謝合掌 令和2年6月3日 頓首再拝>

【今月の東京神社庁よりのお言葉(令和元年六月)】 - 伝統

2020/06/04 (Thu) 23:28:30


昭和天皇


さしのぼる 朝日の光

へだてなく 世を照らさむぞ

我がねがひなる

    ( http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/inochinokotoba/r0106/ )

          <感謝合掌 令和2年6月4日 頓首再拝>

【今月の白山比咩神社よりのお言葉 (令和元年六月)】 - 伝統

2020/06/05 (Fri) 19:14:41


  礼儀は富足(ふそく)に生ず

           ~ 潜夫論 ~


   心が豊かになり、
   周囲に目配りが出来るようになると、
   自然に礼儀を重んずるようになります。


   <参考>

    衣食足って礼節を知る

    礼は有に生じ、無に崩る

  (http://www.shirayama.or.jp/kotoba/k31.html#m3106 )

          <感謝合掌 令和2年6月5日 頓首再拝>

【北海道神社庁、6月のことば(令和元年水無月)】 - 伝統

2020/06/06 (Sat) 19:29:48


 天地の神にぞ祈る朝なぎの海のごとくに波たたぬ世を

            ~ 昭和天皇御製 ~


  昭和八年の御製である。
  全国の神社では『浦安の舞』の歌として、
  神前でこの御歌を歌い舞っている。

  歴史は時代のベールの向こう側去って、
  歌の御心だけが今日に生きつづけている

  それは陛下の御心が永遠のもので、いついかなる時も
  『朝なぎの海のごとくに波たたぬ世』の実現を祈り以外にない。

  それは神社の祈り ―― 神の御心も同じで、全国の神社が、
  その祭礼に『村内安全』『天下太平』の幟をたてるのも、
  それが神の御心に外ならないからである。


  私たちは天皇の御心は、神の御心を表現される以外にないことを知っている。
  その神の祖神の天照大神は、日本書紀によれば、
  「恩親心」をつくされるにある。

  一般的に睦まじい心(仲良くする心)を第一とされる。
  それに「恩」の字にあてられるのは、神のお蔭、人のお蔭によって
  生きられることに対する感謝の念を持つことである。

  それが神、人、自然に対する敬愛と親しみに通ずる。


  自然現象としては 「朝なぎの海のごとくに波たたぬ世」で
  平和の姿の実現こそ、天地の神に祈らないではいられない。

  人生も穏やかな晩年を迎えたいと思うように、
  村内のこの祈り ―― 万世太平の祈りこそ、陛下の根本の祈りであり、
  神の御心であることに思いをいたしたい。

        (続神道百言  一般財団法人神道文化会編より抜粋)

・・・

【北海道神社庁、6月のことば(令和2年水無月)】2020/06/03 も
該当爛へ紹介いたしました。

          <感謝合掌 令和2年6月6日 頓首再拝>

【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成三十年六月)】 - 伝統

2020/06/07 (Sun) 19:18:40


  本居宣長

   尋常(よのつね)ならずすぐれたる

    徳(こと)のありて可畏(かしこ)き物を

     迦微(かみ)とは云(いふ)なり

 (説明)

 「普通でない優れたところがあって、恐れ多いものを神という。」
 古事記を研究し著した『古事記伝』中で、
 日本人が古くから持っていた「神」に対する考え方を述べたもの。

           ・・・

本居宣長 (もとおり のりなが)

江戸時代の国学者・文献学者・医師。
伊勢国(三重県)松坂の人。二十二歳で医学の修行のため京都へ遊学し、
儒学・古典等を修め国学の道に入ることを志す。
松坂に帰り診療所を開業し、そのかたわら古事記、源氏物語など
古典文学の注釈や漢字音、文法などの国語学的研究にすぐれた業績を残した。

また復古思想を説いて儒教を排し、国学の思想的基礎を固めた。
国学四大人(こくがくしうし)の一人。
著書に『源氏物語玉の小櫛』『古事記伝』『玉勝間』『直毘霊』などがある。


  (http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/inochinokotoba/h3006/ より転写)

          <感謝合掌 令和2年6月7日 頓首再拝>

【今月の白山比咩神社よりのお言葉 (平成三十年 六月)】 - 伝統

2020/06/08 (Mon) 23:27:57


  実践躬行(じっせんきゅうこう)

    (躬行君子、則吾未之有得)

              ~論語(述而)~


  (意味)

   どんなに立派な事を言っていても、
   行動が伴わなくては人はついてきません。

   思い立ったら、自ら進んで実行することが大切であります。

      *ノーベル生理学・医学賞の大村智さんの座右の銘。

   (http://www.shirayama.or.jp/kotoba/k30.html )

          <感謝合掌 令和2年6月8日 頓首再拝>

【北海道神社庁、6月のことば(平成三十年水無月)】 - 伝統

2020/06/09 (Tue) 19:36:06


「神は人の敬によりて威を増し、

    人は神の徳によりて運を添う」

             「北条泰時・御成敗式目」

  (説明)

我が国に於いては。古来、政治を執るものも、国民全般も、
民族思想の根幹、底流を無視した政治は物にならなかった。

鎌倉時代に於いても、北条泰時が、幕府の司法制度たる
御成敗式目を立てたとき、ここに示す名言を述べて後世に残した。


神及び神社は、人々がこれを尊信する敬意を以て、奉仕するとき、
神及び神社の有難さが一層発揮されるのである。

これに対し、人としては神の御心を頂き、神に祈ることによって
神から有り難い御恵みを受け、愈々発展することが出来る。
人と神との関係を説いたものとして尊重すべき文句といえよう。


鎌倉幕府の執権北条泰時が、貞永元年(1232)に制定されたので、
この御成敗式目を一つに貞永式目ともいう。
51ヶ条から成る、鎌倉幕府の武家法制書である。


北条泰時は北条第三代の執権で義時の子、
元仁元年(1224)執権となる。
仁治三年(1242)に没した。
享年六十。

       (神道百言  一般財団法人神道文化会編より抜粋)

          <感謝合掌 令和2年6月9日 頓首再拝>

【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成二十九年六月)】 - 伝統

2020/06/10 (Wed) 20:02:04


度会延佳

   神道は日用の間(ま)にあり


(説明)

   神道は特殊な道ではなく、
   毎日の行為が神のみ心にかなっているかどうかを反省し、
   精進する以外にない。


慶安三年(一六五〇)著『陽復記』の一節。
また、同人著『太宮神道或間』(寛文六年著一六六六年)には、
「日本国に生まれたる人は、心に得て、身に行はでは叶はざる道
……日用の間、神道ならざという事なし」とあるのも同義である。
『神道百言』より


           ・・・

度会延佳 (わたらい のぶよし)

元和元年(一六一五)~元禄三年(一六九〇)。
江戸中期の伊勢神宮の神道学者。
初め延良、後に延佳と改めた。
号は愚太夫・直庵と号した。

この二つの号をまとめると「愚直」で、
延佳は人から「馬鹿正直」といわれても、
まことしやかな人間になるよりはましとして一生正直の二字を守り通したという。
豊受大神宮の権禰宜に補し、元禄三年に歿した。享年は七十六。


  (http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/inochinokotoba/h2906

            <感謝合掌 令和2年6月10日 頓首再拝>

【今月の白山比咩神社よりのお言葉 (平成二十九年 六月)】 - 伝統

2020/06/11 (Thu) 13:56:11


 爾(なんじ)に出ずる者は爾に返る


              ~孟子・梁恵王下~


  (意味)

   あなたがしたことは、あなたに返る。

   よいことをすればよいことが返ってくるし、
   不義理なことをやれば不義理が返ってくる。

   人にやさしく接すれば、相手からやさしさが返る。

   全て自分のことばや行いが、反映される。

   (http://www.shirayama.or.jp/kotoba/k29.html

            <感謝合掌 令和2年6月11日 頓首再拝>

【北海道神社庁、6月のことば(平成二十九年水無月)】 - 伝統

2020/06/12 (Fri) 19:40:28


 二見なき至誠は 神道の極意なり

           ~ 神宮秘伝問答 ~

  (説明)

二見とは右を見、左を見、前を見、後ろを見ることで、
うろちょろすることである。

一応は思慮分別に富んだ考え方のようにもとれる。

然し信仰にあっての心の持ち方は、真実の一点を見定めたら、
その一点を見つめつつ実践する以外にない。

或る教えがよい、いや此の教えもよいとして右顧左眄していたのでは、
いつまでたっても心の落ちつき、安らぎを見出し得ない。


伊勢では「神道とは正直の二字につきる」とする。
それを徹底すればよい。

その正直とは天照大神の天の岩戸開きの際に示された
次の大神の教えであって、それに従う以外ない。


(1)我が儘の心、行いを捨てる。
   『俺が』という利己主義の心や行動をしない。

(2)恩徳を感じ、感謝の心、お蔭さまで生きていることに
   感謝する心を持つこと。

(3)お互い許し合うこと、自分が完全でないのに、
   どうして他人の不完全を責められようか。

   不完全同士なら、お互いに責め合わないで、
   助け合い、許し合っていくこと。


この3つの心がまえが大神の正直の内容であるとするなら、
この3つの教えを金科玉条として一生持ちつづける。

ここには右顧左眄、即ち二見はない。
これが神道の極意だというのである。


神道秘伝問答は万治3年(1660)、伊勢下宮の神主出口延佳の著、
内宮下宮崇拝の仕方について述べたもの。

延佳は直庵と号し、一生正直の二字を守った人である。

       (続神道百言  一般財団法人神道文化会編より抜粋)

            <感謝合掌 令和2年6月12日 頓首再拝>

【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成二十八年六月)】 - 伝統

2020/06/13 (Sat) 10:28:36


   全徳の人は得難し

     一失あれば一徳あり

            ~ 徳川吉宗 ~


(説明)

   全てに優れた人を得ることは難しいが、
   どの人間にも、必ず短所もあれば長所もある。
   
   短所ばかりを見るのではなく、
   長所を見つけて
   それを活かして用いなければならない。

      『兼山麗澤秘策』

        ・・・

徳川吉宗

貞享元年(1684)~寛永四年(1751)。
二代紀州藩主徳川光貞の四男として生まれ、
葛野(かずらの)藩主、紀州藩主を経て八代将軍となる。

身分にこだわらず、目安箱等にて庶民の意見にも耳を傾けて、
質素倹約を旨とする経済政策、享保の改革を行った。


  (http://www.otorisama.or.jp/kotoba_pdf/kotoba201606.pdf

            <感謝合掌 令和2年6月13日 頓首再拝>

【今月の白山比咩神社よりのお言葉 (平成二十八年 六月)】 - 伝統

2020/06/13 (Sat) 18:58:45


  鎡基(じき)ありといえども

   時(とき)を待つに如(し)かず


              ~ 孟子 ~


  (意味)

   良い道具があっても、季節の到来に合わせて
   農作業をしなければ良い収穫はできない。

   事を成す時には、実力と共に、
   我慢強く時が来るのを待つべきである。

   *鎡基とは、畑を耕す農具のこと。 

   (http://www.shirayama.or.jp/kotoba/k28.html )

          <感謝合掌 令和2年6月13日 頓首再拝>

【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成二十七年六月)】 - 伝統

2020/06/14 (Sun) 11:09:25

   ちはやぶる 神の御坂(みさか)に 幣(ぬさ)まつり

     いはふ命は 父母のため

            ~ 神人部子忍男 ~


(説明)

   荒ぶる神のいらっしゃる神坂峠に
   お供えをして道中の安全と無事帰還を祈るのは、
   自分のためではない。

   命を授けてくれた父母のためである。



        ・・・

神人部子忍男(みわひとべのこ おしお)

天平勝宝七(755)年、防人として厳しい任務を帯びて
九州に派遣される折、東国と西国をつなぐ東山道の
最大の難所である神坂峠で、故郷で自分の帰りを待つ
両親を思って歌ったと言われる。

  (http://www.otorisama.or.jp/kotoba_pdf/kotoba201506.pdf


  参考 http://www.asahi-net.or.jp/~sg2h-ymst/yamatouta/sennin/koosio.html
 
*「神の御坂」は長野県と岐阜県を結ぶ神坂峠(みさかとうげ)のこと。
 昔は東山道最大の難所とされていました。
 作者は3年間の防人の任に就くため、信濃からこの峠を越えて美濃へ出、
 そして筑紫に向かいました。

 祈りを捧げた御坂神社はその登り口に座しています。

  (http://blog.livedoor.jp/rh1-manyo/archives/31985722.html


<参考Web>

(1)天皇國日本燦歌 94 防人の歌  6
   https://ameblo.jp/kotodama-1606/entry-11904537159.html

(2)万葉の旅 「神の御坂」「御坂神社」
   http://achikochitazusaete.web.fc2.com/manyoukochi/nagano/misaka.html

          <感謝合掌 令和2年6月14日 頓首再拝>

【今月の白山比咩神社よりのお言葉(平成二十七年 六月)】 - 伝統

2020/06/14 (Sun) 19:39:05


     安(やす)きに居(お)りて

      危(あや)うきを思う


              ~左伝(春秋左氏伝)~


  (意味)

   安定しているときや安泰なときこそ、
   いっそう気持ちを引き締めて
   将来の異変に備えなければならない。

   「安きに居りて危うきを思う。
   思えば即ち備えあり、備えあれば患いなし」

   (http://www.shirayama.or.jp/kotoba/k27.html )

 
          <感謝合掌 令和2年6月14日 頓首再拝>

【北海道神社庁、6月のことば(平成27年水無月)】 - 伝統

2020/06/15 (Mon) 19:19:04



  なにとなくただありがたき心こそ、

       伊勢の内外の神の道なれ

              ~ 度会延佳詠草 ~


  (説明)

度会(出口)延佳は、
伊勢神宮(内外両宮)の神道とは何かと、人に聞かれたとき
「ただ有難いことです」また「有り難いという感謝の心を持つことです」
と教えたという。

日本書紀にいう天照大御神の
み心は「恩親心(むつまじき)」を持つにありとされています。

「恩親」の二字を何故「むつまじい」と訓ませたのか。
その一字の「恩」こそ、有り難い心であり、お蔭に感謝する心に外ならない。

毎日、こうして元気でいられるのも、神のお蔭、親のお蔭だと
感謝するのが「恩」のあり方である。

生まれてから死ぬまで自分たちの有り方は「有り難い」という心を持ち、
この言葉を申して終わるより外に、道はないのです。

       (続神道百言  一般財団法人神道文化会編より抜粋)

          <感謝合掌 令和2年6月15日 頓首再拝>

【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成26年6月)】 - 伝統

2020/06/16 (Tue) 13:40:05


   おもしろき

    こともなき世を

     おもしろく

            ~ 高杉晋作 ~


(説明)

   この句に、福岡の野村望東尼(もとに)が続けて

   「すみなすものは、心なりけり」

   と加えたとされる。

   
   この世をおもしろいと感じるか、
   おもしろくないと感じるかは、
   心のもち方次第であるという意味。


   (http://www.otorisama.or.jp/kotoba_pdf/kotoba201406.pdf )

          <感謝合掌 令和2年6月16日 頓首再拝>

【今月の白山比咩神社よりのお言葉(平成二十六年 六月)】 - 伝統

2020/06/17 (Wed) 20:29:59


 仁者(じんしゃ)は難(かた)きを先(さき)にして

      獲(う)ることを後(のち)にす


              ~ 論語 ~


  (意味)

   仁者とは、慈愛、すなわち思いやりに溢れた人をいう。

   自分の利益になるようなことは後回しにして、
   たとえ困難な事でも世の為人の為になるような事を、
   日々努力して率先して行なう。

   そういう人をお手本にしたいものです。
   いっそう気持ちを引き締めて
   将来の異変に備えなければならない。

   「安きに居りて危うきを思う。
   思えば即ち備えあり、備えあれば患いなし」

   (http://www.shirayama.or.jp/kotoba/k26.html )
 
          <感謝合掌 令和2年6月17日 頓首再拝>

【北海道神社庁、6月のことば(平成26年水無月)】 - 伝統

2020/06/18 (Thu) 16:43:45


  習いつつ見てこそ習へ 習わずに

     善悪(よしあし)いふは愚かなりけり

              ~ 千利休・茶道百首 ~


  (説明)

千利休が茶道の精神を説いたものであるが、
これは茶道だけでなく、世の万般の道についても
同じ道理が含まれている。

すべての勉強は、人から「こうするものだ」と教えられたまず習い(倣い)、
人の振りを見てこれを確かめ、更に自分でやってみてこれを身につけていく。

それを人から習わず(教えられることなく)、
すべての行為に対して、善(よし)悪(あし)を言い、
批評することは、愚か(無駄)なことだという意味である。


学習も、よい先生について手ほどきを受け、
その通りにやる事が無駄な時間を費やすことなく、
早く本質をつかむことが出来る。

       (神道百言  一般財団法人神道文化会編より抜粋)

          <感謝合掌 令和2年6月18日 頓首再拝>

【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成25年6月)】 - 伝統

2020/06/19 (Fri) 20:02:58


   誰だって、ほんとうにいいことをしたら

    いちばん幸せなんだねえ

            ~ 宮沢賢治 ~


(説明)

   人間は人のためになにかよいことをしたと思うとき、
   とても幸せな自分になれるものである。

              出典『銀河鉄道の夜』


   (http://www.otorisama.or.jp/kotoba_pdf/kotoba201306.pdf )

          <感謝合掌 令和2年6月19日 頓首再拝>

【今月の白山比咩神社よりのお言葉(平成二十五年 六月)】 - 伝統

2020/06/20 (Sat) 19:24:18


  河海(かかい)は細流(さいりゅう)を択(えら)ばず

                ~ 史記 ~


 (説明)
 
  わずかな水の流れも全て受け入れることで大きな河や海になります。

  人間の成長も常に包容力をもち、ささいな意見にも耳を傾け、
  受け入れる努力をしましょう。


          <感謝合掌 令和2年6月20日 頓首再拝>

【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成二十四年六月)】 - 伝統

2020/06/21 (Sun) 22:01:51


   人の親の心は闇にあらねども

    子を思う道にまどひぬるかな

            ~ 藤原兼輔 ~


(説明)

   親の心は夜の闇ではない。

   しかし、子どものことを思うと、
   まっくらな闇を進むようで、
   迷い、途方に暮れるばかりである。

              『後撰修』


   (http://www.otorisama.or.jp/kotoba_pdf/kotoba201206.pdf

<参考Web:藤原兼輔
 → http://www.asahi-net.or.jp/~sg2h-ymst/yamatouta/sennin/kanesuke.html

          <感謝合掌 令和2年6月21日 頓首再拝>

【今月の白山比咩神社よりのお言葉(平成二十四年 六月)】 - 伝統

2020/06/22 (Mon) 18:58:12


 釣(つり)して鋼(こう)せず

  (子釣而不鋼)

           ~ 論語 ~



 (説明)

  人はさまざまな命をもらって生きているが、
  そのことを意識している人はほとんどいない。

  どんな小さな命でもそれはかけがえのない命です。

  そう思えば必要以上に欲しがったり、
  モノのように扱ったり簡単に捨てたりはできない。

  本当に必要な分だけを感謝の気持ちで受け取るようにしましょう。

          <感謝合掌 令和2年6月22日 頓首再拝>

【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成二十三年 六月)】 - 伝統

2020/06/23 (Tue) 20:44:55


   ゆく河の流れは絶えずして

    しかも もとの水にあらず

            ~ 鴨長明 ~


(説明)

   流れていく川の水の流れは止まることなく、
   しかも、そこにある水は決して元あった水ではなく
   次々と新しくなっていく。

              『方丈記』


   (http://www.otorisama.or.jp/kotoba_pdf/kotoba201106.pdf

<参考Web>

(1)元祖ミニマリスト 鴨長明の人生をたどる旅

   前編  → http://travering.shigaakihito.com/essay/post-2296/

   後編  → http://travering.shigaakihito.com/essay/post-2312/

(2)30歳までニート!鴨長明という人-『方丈記』800年記念-
   → http://dragoncry.blog34.fc2.com/blog-entry-253.html

          <感謝合掌 令2年6月23日 頓首再拝>

【今月の白山比咩神社よりのお言葉(平成二十三年 六月)】 - 伝統

2020/06/24 (Wed) 20:08:11


  道(みち)は爾(ちか)しと雖(いえど)も

  行(い)かざれば至(いた)らず


                 ~ 筍子 ~

 (説明)

  近い道のりでも進まなければ到達しない。
  些細なことでも行動を起こして始めて達成できるものである。

  小さなことを実行し、完遂していかなければ
  大きな目標を達成することはできない。

  私達は簡単なことはいつでもできるからと後回しにしがちであるが、
  そうしているうちにいつしか「簡単なこと」が膨大な量になり、
  しまいには何も出来なくなってしまう。

  どんな大きな目標も小さなことの積み重ねである。

          <感謝合掌 令和2年6月24日 頓首再拝>

【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成二十ニ年 六月)】 - 伝統

2020/06/25 (Thu) 23:23:10


 神は正直を以て先となし

  正直は清浄を以て本となす

         ~ 度会家行 ~

 (説明)

  神への心と人の道はまずもって正直であること。
  その正直は清浄を根本としている。

          <感謝合掌 令和2年6月25日 頓首再拝>

【今月の白山比咩神社よりのお言葉(平成二十二年 六月)】 - 伝統

2020/06/26 (Fri) 22:37:55


  情(こころ)を天地に斉(ひと)しくし

  想(おもい)を風雲に乗ずべし

         ~ 豊受皇太神 御鎮座本記 ~


  (説明)

  自分の心・考え方は一瞬たりとも停滞することはない。
  春夏秋冬の四季の移り変わり、一日二十四時間の動きも
  一刻一刻が天地自然の運行通りに行われている。

  人生も天地自然と共に生き、無理をしてはならない。

   *御鎮座本記・・・鎌倉時代の伊勢の神道五部書の一つである

          <感謝合掌 令和2年6月26日 頓首再拝>

【今月の白山比咩神社よりのお言葉(平成二十一年 六月)】 - 伝統

2020/06/27 (Sat) 18:45:48


 温温(おんおん)たる恭人(きょうじん)は  

  これ徳(とく)の基(もと)なり   


                  ~ 詩 経 ~ 

 (説明)

  「温温」は、おだやかな、柔和。
  「恭」は自分に対しては、慎み深い人、

  人に対してはうやうやしいこと。    
  それが徳の基だという。  

  徳のある人は、周りの人々から慕われ、信頼される。
  間違っても他人から怨みを買うことはない。

  この言葉の反対語もあるが、現代は人間関係の難しい時代、
  心して有徳の人となるよう努力しましょう。


          <感謝合掌 令和2年6月27日 頓首再拝>

【今月の白山比咩神社よりのお言葉(平成二十年 六月)】 - 伝統

2020/06/28 (Sun) 22:23:29


   致 良 知

        ~ 王陽明 ~

  (説明)

   「良知」とは、万人が心のうちに持っている先天的な道徳知であり、
   良知の働きに従い行動すれば、自ずと道が成立するということ。

   現代社会は法律に書いてなければ
   何をやっても良いという殺伐とした風潮であるが、
   そんな時代だからこそ自分の良心としっかり向き合う必要があるのではなかろうか。

   陽明学・・・王陽明によって起こされた儒教の一派。
         日本では中江藤樹によって研究され、
         心を基軸とした行動規範は大塩平八郎や吉田松陰といった
         尊皇攘夷の志士に支持された。

          <感謝合掌 令和2年6月28日 頓首再拝>

【今月の警固神社よりのお言葉~(平成二十九年 六月)】 - 伝統

2020/06/29 (Mon) 21:28:34


   静謐(せいひつ) をもって身を修め

   慎みをもって徳を養い

   私欲は淡泊をもって志を興す



 *警固神社(福岡)

   ご祭神

   八十禍津日神 〈やそまがつひのかみ〉
   神直日神〈かんなおびのかみ〉
   大直日神〈おおなおびのかみ〉

  (https://kegojinja.or.jp/news_20170601.php


          <感謝合掌 令和2年6月29日 頓首再拝>

Re: 神社~今月の言葉(6月) - hpmfnrlocdMail URL

2020/08/29 (Sat) 16:10:02

伝統板・第二
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