伝統板・第二

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庚子(かのえね、こうし)⑦ - 夕刻・伝統版

2020/05/04 (Mon) 15:33:50

新型コロナとともに生きる「新しい生活様式」専門家会議の提言とは

        *Web:THE PAGE(2020.05.03)より抜粋

流行状況に応じ対策の強度を変える
 
さまざまな活動自粛など新型コロナウイルスに対する取り組みは、
長期間を見据えたものになると専門家会議は強調する。

さらに提言では、今後も

「一定期間はこの新たなウイルスとともに社会で生きていかなければならない
ことが見込まれる」と訴え、それを前提とした「新しい生活様式」というものを
考え、移行して行く必要があると記している。

 
一方で、感染の広がりは地域によって異なる様相を呈している。
東京都や大阪府、北海道のように今も毎日数十人から百人規模の新規感染者が
報告される地域もあれば、岩手県のようにこれまで全く感染報告のない地域にあり、
感染報告がゼロから数人にとどまる地域も増えてきた。

 
そうした現状を踏まえ、専門家会議は地域の流行状況に応じて
取り組みの強度を変えていくことを提案し、具体的に

(1)「感染の状況が厳しい地域」
(2)「新規感染者数が限定的となった地域」

の2つの地域に分けて今後の対応を考えるべきとした。

 
想定される取り組みの内容は、

(1)の地域では、新規感染者数が一定水準まで低減するまで
「徹底した行動変容の要請」が引き続き必要だとし、

(2)の地域でも、対策の強度は一定程度緩められるようになったとはいえ、
感染が再び拡大する可能性があるため、長期的な取り組みに備え、
感染拡大を予防する「新しい生活様式」への移行が求められるとしている。

全ての地域の新規感染者数が限定的な状態に減るまでは、
こうした2つの地域が混在していくことを見込んでいる。


(1)感染の状況が厳しい地域の対策
 
   2つの地域では、今後どのような生活になるのか。

(1)の感染の状況が厳しい地域では、引き続き外出自粛などの
「徹底した行動変容」が求められることになる。

尾身氏は、そうした対策の長期化に伴う「市民生活への多大なる悪影響や、
いわゆる自粛疲れ」を懸念する。
しかし感染拡大を収束には、市民の協力が持続可能であることが不可欠だとして、
制限を徐々に一部緩和していくことも検討すべきとした。

具体的には、社会的に必要性が高く、工夫によって
感染リスクを十分に下げられる活動を想定し、
一例として「学校や公園など」を挙げた。

徹底した行動変容を維持すべきか、
緩和するかの判断基準についても概要を示した。

大きく2つあり、
▽新規感染者数、倍加時間、感染経路不明の感染者数の割合などの
「感染状況」(疫学的状況)

▽医療機関の役割分担の明確化や患者受け入れ先の調整機能の確立、
病床の稼働状況などの「医療提供体制」の状況を中心に、総合的に判断するとした。
感染状況の項目には「必要なPCR検査などが迅速に実施できること」も含まれている。


2)新規感染者数が限定的となった地域の対策
 
それに対し、新規感染者数が限定的となった地域における、感染拡大を予防する
「新しい生活様式」とはどんな生活が想定されているのか。

提言では、生活の中で感染拡大リスクの高い「3つの密」を徹底的に避けること、
手洗いや身体的な距離を確保することといった「基本的な感染対策の実施を
継続していくことは不可欠」だとしている。

また仕事においても、上記の基本的な感染対策に加え、
テレワークや時差出勤、テレビ会議など
「接触機会を削減するための対策は引き続き重要」になるとした。

ただ再度流行が生じた場合は、
もう一度「徹底した行動変容」が必要になると注意を促した。

尾身氏は「フィジカルのディスタンスをなるべく取る、
『3密』の回避など基本的なことを中心にやる。
たとえば職場や学校で、それぞれオール・オア・ナッシングではく、
いろいろな工夫ができる」と各場所に応じた感染拡大のための対応を求めた。

 (https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200503-00010001-wordleaf-sctch


<関連Web>

(1)伝統板・第二「庚子(かのえね、こうし)」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7930112

(2)伝統第二「庚子(かのえね、こうし) ②」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7952882

(3)伝統第二「庚子(かのえね、こうし) ③」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7959935

(4)伝統第二「庚子(かのえね、こうし)④」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7963275

(5)伝統板・第二「庚子(かのえね、こうし)⑤」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7966907

(6)伝統板・第二「庚子(かのえね、こうし)⑥」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7971163


(7)伝統板・第二「庚子~意識を変えるチャンス」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7966084

(8)伝統板・第二「庚子~意識を変えるチャンス②」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7970274


(9)伝統板・第二「新型コロナへの抗体」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7973162


(10)伝統板・第二「ウイルスと人類」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7970275

           <感謝合掌 令和2年5月4日 頓首再拝>

世界が待望する「コロナ新薬」を素直に喜べない理由 - 伝統

2020/05/04 (Mon) 19:40:43

世界が待望する「コロナ新薬」を素直に喜べない理由
残念ながら大きな欠陥がいくつもある…

      *Web:現代ビジネス(2020年4月26日)より抜粋

(1)長期的な視野に立てば、すでに存在する医薬品を転用する治療戦略には、
   残念ながら大きな欠陥がいくつもある。

(2)薬事政策として長期的に見た場合は、巨大製薬企業のもつ
   既存の医薬品を転用するという戦略は、コロナウイルスに特化した
   新規の治療法開発に対してはマイナスになり得る。

(3)薬剤耐性をもつウイルスの出現というリスクがある。

  ①薬剤耐性とは、ウイルスが突然変異で進化し、
   抗ウイルス薬の影響を受けにくいように遺伝子が変化していくことを意味する。

  ②新型コロナウイルスそのものも、いま試験的に使われている薬剤に対して
   耐性をもつように進化していく可能性がある。

   とくに、薬剤耐性が起きやすいのは、薬剤の量が不十分だったり、
   その病原体に特化していない不適切な種類の薬剤が用いられたりした場合だ。

   そうした場合には、病原体が死滅するには至らないで、
   薬剤耐性を持つ突然変異ウイルスが生き延びる進化が加速されるからだ。

  ③より緊迫した問題となるのは、インフルエンザウイルスが、
   新型コロナ肺炎治療に転用された抗インフルエンザ剤(たとえばアビガン)に
   対する薬剤耐性をもつ可能性である。

   新型コロナ肺炎に抗インフルエンザ剤をむやみに試験してしまうことは、
   インフルエンザウイルスをトレーニングして薬剤耐性を生み出すチャンスを
   与えているに等しい。

   そうなると、私たちは、将来現われるかもしれない
   新型インフルエンザに対する貴重な備えを失ってしまうことになるのだ。

   (https://news.livedoor.com/article/detail/18176649/ )

           <感謝合掌 令和2年5月4日 頓首再拝>

「新しい生活様式」の実践例 - 伝統

2020/05/05 (Tue) 11:21:13


      *Web:毎日新聞(2020.5.04)より

(1)一人一人の基本的感染対策

日々の暮らしの感染対策

・遊びにいくなら屋内より屋外を選ぶ。

・人との間隔は、できるだけ2メートル (最低1メートル)空ける。

・会話をする際は、可能な限り真正面を避ける。

・外出時、屋内にいるときや会話をするときは、症状がなくてもマスクを着用。

・家に帰ったらまず手や顔を洗う。できるだけすぐに着替え、シャワーを浴びる。

・手洗いは30秒程度かけて水とせっけんで丁寧に洗う(手指消毒薬の使用も可)。

移動に関する感染対策

・感染が流行している地域からの移動、感染が流行している地域への移動は控える。

・帰省や旅行は控えめに。出張はやむを得ない場合に。

・発症したときのため、誰とどこで会ったかをメモする。

・地域の感染状況に注意する。

(2)日常生活を営む上での基本的生活様式

・まめに手洗い、手指消毒

・せきエチケットの徹底

・こまめに換気

・身体的距離の確保

・「3密」(密集、密接、密閉)の回避

・毎朝体温測定、健康チェック。発熱または風邪の症状がある場合は無理せず自宅で療養

(3)日常生活の各場面別の生活様式

買い物

・通販も利用

・1人または少人数ですいた時間に

・電子決済の利用

・計画をたてて素早く済ます

・サンプルなど展示品への接触は控えめに

・レジに並ぶときは、前後にスペース

娯楽、スポーツ等

・公園はすいた時間、場所を選ぶ

・筋トレやヨガは自宅で動画を活用

・ジョギングは少人数で

・すれ違うときは距離をとるマナー

・予約制を利用してゆったりと

・狭い部屋での長居は無用

・歌や応援は、十分な距離かオンライン

公共交通機関の利用

・会話は控えめに

・混んでいる時間帯は避けて

・徒歩や自転車利用も併用する

食事

・持ち帰りや出前、デリバリーも

・屋外空間で気持ちよく

・大皿は避けて、料理は個々に

・対面ではなく横並びで座ろう

・料理に集中、おしゃべりは控えめに

・お酌、グラスやおちょこの回し飲みは避けて

冠婚葬祭などの親族行事

・多人数での会食は避けて

・発熱や風邪の症状がある場合は参加しない

(4)働き方の新しいスタイル

・テレワークやローテーション勤務

・時差通勤でゆったりと

・オフィスはひろびろと

・会議はオンライン

・名刺交換はオンライン

・対面での打ち合わせは換気とマスク着用


「新しい生活様式」の実践例について示されています。

    ( https://mainichi.jp/articles/20200504/k00/00m/010/084000c )

提言の詳細は、以下のWebにて確認できます。

新型コロナウイルス感染症対策専門家会議
「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」(2020年5月4日)
⇒ https://www.kantei.go.jp/jp/singi/novel_coronavirus/senmonkakaigi/sidai_r020504_1.pdf

           <感謝合掌 令和2年5月5日 頓首再拝>

自然素材石けんは合成洗剤の「1000倍のウイルス破壊力」 - 伝統

2020/05/05 (Tue) 23:34:36

コロナにも? 自然素材石けんは合成洗剤の「1000倍のウイルス破壊力」

        *Web:現代ビジネス(2020.05.01)より

(1)石けんも洗剤も主成分は界面活性剤だ。
   これは水では落ちない脂汚れを除去する働きを持つ。

   一方、インフルエンザウイルスもコロナウイルスも
   粒子の表面(エンベロープ=外殻)は、脂質二重膜で覆われている。

   つまり、これらのウイルスは1ミリの1万分の1という
   極微小の「脂くるみの玉」なのだ。

   洗剤の界面活性剤は布に染み込んだ脂汚れを引き剥がすが、
   ウイルスの外殻も脂なので同じようにその脂を引き剥がす。
   これが、ウイルスがお陀仏となる理屈だ。


(2)昔ながらの自然素材無添加石けんに含まれる界面活性剤は、
   インフルエンザウイルスの実験では、
   「石けん=界面活性剤の抗ウイルス作用の常識」を覆す働きを
   していたのである。

   広島大学大学院医系科学研究科(ウイルス学)教授、坂口剛正さん、
   北九州市立大学国際環境工学部教授の秋葉勇さん、
   そしてシャボン玉石けん研究開発部長の川原貴佳さんを中心とするチームは、

   自然素材無添加石けんの界面活性剤の抗ウイルス作用が、
   広く販売されている合成系ハンドソープの界面活性剤と比べ
   100~1000倍も大きいことを明らかにした。

(3)「まったく別の凄まじい攻撃力」

  ①広く普及しているハンドソープの合成系界面活性剤
   (ラウレス硫酸ナトリウム、LES)では、尾の「疎水基」が
   ウイルスの表面(脂質二重膜)にとりつくので、
   「吸熱反応を」起こしている。これは従来の常識を裏付ける。

  ②自然素材無添加石けんの界面活性剤(オレイン酸カリウム、C18:1)も
   ウイルスのエンベロープ(外殻)に取りつくが、
   「発熱反応」は合成系界面活性剤では見られない別の反応をうかがわせた。

  ③それは何を意味しているのか……。
 
   自然素材石けんの界面活性剤はスパイクタンパクの一つ、HAに取りついていた。

  ④HAにとりつくのは、「疎水基」と「親水基」という化学的な反応ではなく、
   それよりもはるかに大きな力が働く電気的な相互作用(静電的相互作用)で
   説明できる。

  ⑤それは、前回紹介した自然素材無添加石けんの界面活性剤の
   ウイルス不活性化(破壊力)が、一般のハンドソープの合成系界面活性剤と
   比べて100~1000倍も大きいという実験結果を裏付ける。

(4)この研究は新型コロナウイルスではなくインフルエンザウイルスに
   関してのことなので、新型コロナウイルスでも同じかどうかの確認研究は
   急がねばなりませんが、新型コロナウイルスでも同じ効果が期待できる。

(5)界面活性剤はウイルスや病原菌を洗い流してくれるが、
   一方で洗う回数が増えれば手荒れが避けられない。

   手荒れは界面活性剤がもつ「細胞傷害性」による。

   調査によると、自然素材無添加石けんによる手洗いでは、
   合成洗剤による手洗いより、手荒れは約5割に減少したのだ。

 (https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200501-00072151-gendaibiz-sctch )

           <感謝合掌 令和2年5月5日 頓首再拝>

ワクチン&レムデシビル - 伝統

2020/05/06 (Wed) 09:25:19

ファイザー、新型コロナのワクチン 米国でも治験開始

        *Web:日本経済新聞(2020/5/6)より

米製薬大手ファイザーは5日、ドイツのバイオ医薬スタートアップと共同開発する
新型コロナウイルスの予防ワクチンの臨床試験を米国でも始めたと発表した。

4種類のRNA(リボ核酸)ワクチン候補をヒトに接種し、安全性を確認する。

ドイツで4月に先行して同段階の治験を開始した。

早ければ年内に数百万~数千万本を生産できる見通し。

ファイザーは同ワクチンを独の新興企業、
バイオファーマシューティカル・ニュー・テクノロジーズ(ビオンテック)と
共同開発している。

米国での治験は18~55歳、65~85歳の2グループが対象で、最大360人の参加を見込む。
治験はニューヨーク、メリーランド、オハイオの各州の大学や病院が手掛ける。

ファイザーは既存のワクチン製造施設で量産できる体制整備を進めており、
21年には億本単位での供給が可能になるとみている。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58791810W0A500C2000000/?n_cid=NMAIL007_20200506_A

・・・

レムデシビル7日にも承認 厚労相表明、国内初治療薬に

        *Web:日本経済新聞(2020/5/5)より

加藤勝信厚生労働相は5日、新型コロナウイルスの治療薬として
「レムデシビル」を7日にも薬事承認する考えを表明した。

レムデシビルは米医薬大手ギリアド・サイエンシズが
エボラ出血熱のために開発した薬で、ウイルスが体内で増殖するのを防ぐ。

同社が4日、厚労省に新型コロナの治療薬として製造販売承認の申請をしていた。

加藤厚労相は5日のBSフジの番組に出演し、7日に予定する薬事・食品衛生審議会での
了解を前提に「速やかに承認する」と語った。

新型コロナの治療薬は現在国内で承認されたものがなく、
承認されれば国内初の正式な治療薬となる。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58789920V00C20A5NN1000/?n_cid=NMAIL007_20200506_A

           <感謝合掌 令和2年5月6日 頓首再拝>

北里大、イベルメクチン治験へ - 伝統

2020/05/06 (Wed) 16:42:03

北里大、イベルメクチン治験へ 抗寄生虫薬、新型コロナに

        *Web:共同通信 (2020年5月6日)より

北里大は6日、ノーベル医学生理学賞の大村智特別栄誉教授が開発に貢献した
抗寄生虫薬「イベルメクチン」について、新型コロナウイルス感染症の
治療薬として承認を目指す治験を実施すると明らかにした。

北里大を視察した西村康稔経済再生担当相に担当者が説明した。

同意を得た患者に投与し、症状の改善効果や副作用の有無などを確かめる。
北里大病院で希望する患者に投与する観察研究も検討する。
治験の開始時期や規模は未定。

 
イベルメクチンは、アフリカやアジアに広がる寄生虫が原因の熱帯感染症の特効薬。
海外の研究で新型コロナウイルスの増殖を抑える効果が報告されている。

    (https://news.infoseek.co.jp/article/kyodo_kd-newspack-2020050601001081/

           <感謝合掌 令和2年5月6日 頓首再拝>

新型コロナウイルスの真実~その1 - 伝統

2020/05/06 (Wed) 19:53:56


      *Web:岩田健太郎教授・感染症から命を守る講義①(2020.04.25)

(1)感染症の原則を押さえること

   それは、
   「微生物と感染症は違いますよ」とか、
   「感染と病気は別物ですよ」とか、
   「感染経路を遮断することが大事ですよ」という、

   原則的なところからしっかり理解を深めていくことが大切です。

(2)時間をかければ、感染症の原則は必ず理解できます。
   それを土台にして、いろんな情報を集め、自分で判断することが大切なんです。

(3)多くの人が新型コロナウイルスに関する適切な知識を身に付け、
   日々変化する状況の中でも根拠のない恐怖、
   あるいは根拠のない安心に惑わされずに

   事実を見据えて、その都度「正しく判断」できるようになる。
   それこそが新型コロナウイルスの感染拡大を止める土台です。

     (https://www.kk-bestsellers.com/articles/-/372411/2/

           <感謝合掌 令和2年5月6日 頓首再拝>

手は「ウイルス/細菌の媒介者」 - 伝統

2020/05/07 (Thu) 10:51:18


    *Web:日本経済新聞(2020/4/1)より

ウイルス感染の原因にもなる握手 その習慣の起源は?

(1)人ははるか昔から、友情を示したり、商取引を成立させたりする際に、
   握手やキス、ハグをしてきた。
   ただし、他人に触れるという行為は、不適切なものも相手に伝えてしまう。

   新型コロナウイルスの感染者が増えるなか、
   フランスでは国民的な習慣となっている頬へのキスを当面控えるように
   との警告が発せられた。

(2)握手の起源として有力な説は、平和の意思表示として始まったというものだ。
   互いの手を握るという行為は、武器を手にしていないことの証になり、
   その手をゆさぶることで、相手が袖の中に何も隠していないことが確認できる。

(3)米国で握手が広まったのは、18世紀のクエーカー教徒の影響が大きいと思われる。
   階級や社会的な序列に関係なく振る舞おうとしていた彼らは、
   当時一般的だったお辞儀や帽子を脱ぐといったしぐさよりも、
   握手の方があいさつとしてより民主的だと考えた。


   「クエーカー教徒は仲間内で握手を習慣としており、
    それを今日の私たちと同じように、地位に関係なく誰にでも用いるようになった」。
   歴史家のマイケル・ザッカーマン氏はそう書いている。

(4)あいさつとしてのキスにも、同じく豊かな歴史がある。
   キスは初期キリスト教に取り入れられ、宗教儀式の中で用いられた。

   「『ローマ人への手紙』の中で、聖パウロは信者たちに
   『きよい接吻(せっぷん)をもって、互いにあいさつをかわしなさい』
    と命じている」と。

(5)中世において、キスは忠誠のしるしとして、
   また財産の移譲などの契約を結ぶために用いられた。

(6)フランス語で「ラ・ビズ(la bise)」と呼ばれるほほへの軽いキスは、
   現在、世界のさまざまな地域で定番のあいさつとなっている。

   14世紀のペスト流行の際にラ・ビズの習慣は廃れ、
   復活したのは400年後のフランス革命の後だと考えられている。

(7)ロンドン衛生熱帯医学校の行動科学者、ヴァル・カーティス氏は
   自著『Don't Look, Don't Touch(見るな触るな)』の中で、
   あいさつとしてキスや握手が行われる理由のひとつとして、
   ウイルスや細菌を共有できるほど相手を信頼していることを示す
   というものが考えられると書いている。

(8)看護師のリーラ・ギブン氏は、1929年に学術誌『American Journal of Nursing』
   に投稿した研究において、手は「ウイルス/細菌の媒介者」だと警告した。

   この研究の結論としてギブン氏は、友人とあいさつを交わす際には、
   当時の中国人があいさつに用いていた自分の両手を組み合わせるしぐさを勧めている。

   「そうすれば、少なくとも自分の持つ細菌を自分のもとから出さずに済みます」と、
   論文にはある。


https://style.nikkei.com/article/DGXMZO57101470T20C20A3000000?channel=DF260120166526&nra

           <感謝合掌 令和2年5月7日 頓首再拝>

新型コロナウイルスの真実~その2 - 伝統

2020/05/07 (Thu) 15:47:55


      *Web:岩田健太郎教授・感染症から命を守る講義②(2020.04.26)

(1)「ウイルス」とは、ざっくり言うと
   「他の生物の細胞の中に入らないと生きていけない微生物」ということになります。

(2)ウイルスと菌の違いは、ざっくり言えば、
   ウイルスは「抗生物質が効かない」もので、
   菌は「抗生物質で殺せる」ものと捉えていただければ、
   一般の方でしたら問題ないと思います。

(3)従来知られていたコロナウイルスは4種類。ざっくり言うと、
   普通の風邪の原因となるウイルスです。
   風邪の原因は多様で、他にもライノウイルスなどが知られています。

   以前から知られていた、普通の風邪の原因としてのコロナウイルスが
   引き起こすのは、くしゃみ・鼻水・鼻づまりや微熱が出たりといった
   一般的な風邪の症状で、普通は安静にしていれば自然に治ってしまいます。

   風邪そのものは自然に治るのを待つしかない、
   そして、たいていは自然に治ってしまう、
   というのが従来のコロナウイルスでした。

   (https://www.kk-bestsellers.com/articles/-/11493/

           <感謝合掌 令和2年5月7日 頓首再拝>

安倍首相×山中教授 トークバトル結果 - 伝統

2020/05/07 (Thu) 22:50:04


  *購読者数日本一(まぐまぐ総合第1位)
   お金儲け2.0著者の川島和正メルマガ (2020年05月07日) より


昨日、ヤフーとニコニコ動画共催で
安部首相と山中教授の生対談が行われました。
 
山中教授とは以前ノーベル賞を受賞した京大IPS研究所の教授で
知名度は高いのですが感染症や政治は専門外です。
 
 
この中で、山中教授は、諸外国を見習って
徹底的なPCR検査をすることを求めたのですが
安倍首相は「考えておきます」と受け流しました。
 
また、アビガンもレムデシビルと同じように特例承認して欲しいと
求めたのですが、これまた受け流しました。
 
これまでも検査不足と
アビガンをあまり使わないことが
多くの国民から散々批判されてきましたが
今後もその方針を変える気は無さそうだったのです。
 

というわけで、やはり日本政府の方針は
あらゆる手を尽くしての封じ込めではなく
医療機関が崩壊しない程度の緩やかな感染拡大路線のようです。
 
そして、ウイルスの存在を前提とする暮らしをしばらく続けて
集団免疫を獲得しようということなのでしょう。
 
集団免疫路線については賛否両論ありますが
日本人は重症化しにくく、日本は医療レベルも高いので
もし免疫が亜種にも効くのであれば達成できるのではないかと思います。
 
集団免疫を獲得した暁には
次の新しいコロナウイルスが発生したときに
日本だけ被害を受けなくなる可能性もありますね。
 
 
なお、こちらの路線を進むことで
なかなか収束せずイライラする人が増え
「自粛では効果ないから強制すべきだ」という世論も増える
安倍首相にとってのメリットもあります。
 
強制すべきという世論が増えると
安倍首相悲願の憲法改正をして、国民を強制的に動かせるようになります。
 
その結果、強制的に預金封鎖と財産税課税をすることもでき
国の借金問題も解決できます。
 
ウイルス感染と増税という痛みを伴う大変な構造改革になりますが
20年後の未来から見たら
安倍首相は日本の様々な問題を解決した素晴らしい首相だと
賞賛されるかもしれません。

           <感謝合掌 令和2年5月7日 頓首再拝>

コロナ感染妨げる抗体作製 北里大と花王 - 伝統

2020/05/08 (Fri) 10:40:53


       *Web:共同通信 ( 2020年5月7日) より

北里大と花王は7日、新型コロナウイルスが細胞に感染するのを妨げる
タンパク質(抗体)を人工的に作製したと発表した。

安価で生産できるため、
製薬会社などとの治療薬や診断薬の開発につなげたいとしている。

一般的な抗体の約10分の1と小さく、
細胞の奥まで入り込めるVHH抗体と呼ばれる種類。

3月からウイルス表面の分析を始め、結合できる抗体の特徴を解明。

微生物にこの抗体を生産させることに成功した。

ウイルスと抗体を入れた試験管内の細胞は、
ほとんど感染を起こさなかったが、
抗体なしの実験では大半の細胞が感染して死滅したという。

  (https://news.infoseek.co.jp/article/kyodo_kd-newspack-2020050701001621/

             ・・・

新型コロナの抗体を発見 診断薬や検査薬への応用に期待

         *Web:朝日新聞(2020.05.07)より

新型コロナウイルスを識別して無力化する抗体が見つかった。
花王(本社・東京)と埼玉大発のバイオベンチャー・EMEなどの研究チームが
100億種類以上の候補の中から分離に成功し、7日発表した。

診断薬や検査薬への応用が期待される。

抗体はウイルスなどに結合するたんぱく質。チームは、
ラクダ科動物に由来し、一般的な抗体の10分の1の大きさで構造も単純な
「VHH抗体」と呼ばれる抗体を候補にして探索。

新型コロナウイルスによく結びつくが、
風邪を起こす他のコロナウイルスには結びつかないものを見つけた。

新型を効率よく見分けるため、
チームは抗体を外部の研究機関に提供するなどして、
PCR検査より早い診断・検査への応用を目指す。

VHH抗体は改変が容易でウイルスの変異にも対応しやすいうえ、
大量生産にも向いているという。

北里大の協力で、この抗体がウイルスの細胞への感染を抑えることも確認した。
治療薬への応用はすぐにはできないが、
花王の安全性科学研究所の森本拓也さんは
「新型コロナウイルスに対する強い武器の一つになることを祈っている」と話した。

  (https://www.asahi.com/articles/ASN5764G8N57ULBJ00K.html )

                ・・・
新型コロナの治療薬に光明 感染抑制能を有するVHH抗体を取得 
北里大学・EME・花王の研究で

        *Web:食品新聞(2020.05.07)より

北里研究所は7日、北里大学・Epsilon Molecular Engineering(EME)・
花王の研究グループが新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対して
感染抑制能(中和能)を有するVHH 抗体の取得に成功したと発表した。
 
北里研究所では

「今回の成果は新型コロナウイルスの治療薬や検査薬の
開発につながることが期待できる。
今後、今回の成果を世界中で活用できる方法について検討し発信していく」

との考えを明らかにした。
 
花王はEMEと候補VHH抗体の配列情報を取得するなどして研究に参画。

北里大学大村智記念研究所ウイルス感染制御学 I 研究室(片山和彦教授)は、
いち早く開発した新型コロナに対する薬剤の不活化効果を評価する技術を用いて、
花王が提供した候補 VHH 抗体の新型コロナウイルス粒子への結合と、
中和活性の有無を確認することで感染抑制能を評価。

その結果、VHH抗体を添加した場合に
新型コロナの細胞への感染が抑制されていることが確認できたとした。
 
VHH抗体とは、ラクダ科動物由来の抗体で、
一般的な抗体と比較して10 分の 1の大きさとなる。

高い安定性や微生物による低コスト生産が可能なことから近年注目を集めているという。

 (https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200507-00010001-shokuhin-bus_all

           <感謝合掌 令和2年5月8日 頓首再拝>

新型コロナウイルスの真実~その3 - 伝統

2020/05/08 (Fri) 13:16:08


      *Web:岩田健太郎教授・感染症から命を守る講義③(2020.04.27)

(1)2002 SARS(サーズ)コロナウイルス

  ①2002年、中国の広州を中心に、今までに見つかっていなかった
   新しいコロナウイルスが発見されました。

   これが後に「SARS(サーズ)」と呼ばれる病気の原因である
   「SARSコロナウイルス」です。

  ②SARSとは、Severe Acute Respiratory Syndrome(重症急性呼吸器症候群)
   という英語の頭文字を縮めたもので、SARSコロナウイルスは
   その名のとおり、重症で急性の肺炎を引き起こします。

  ③従来のコロナウイルスは喉とか鼻など「首から上」の症状を引き起こす
   ウイルスでしたが、このSARSコロナウイルスは「首より下」に
   位置している肺の病気を引き起こします。

   つまり、命に関わる病気の原因となるコロナウイルスが登場したんです。

  ④これといった治療薬もなかったSARSですが、
   しっかりと隔離をして自然に治るのを待ったことで、
   延べ8000人ぐらいの患者さんが出ましたが、
   2003年には流行は収まりました。

   それ以降SARSという病気は再発せずに、地上から消えてなくなった、
   現在人間の病気は起こしてない、ということになります。


(2)2012 MERS(マーズ)コロナウイルス

  ①2012年に、今度は中東のラクダから感染するコロナウイルスが
   見つかりました。これが「MERS(マーズ)コロナウイルス」です。

  ②MERSはMiddle East Respiratory Syndrome(中東呼吸器症候群)の略で、
   Middle East とは中東のことですね。

  ③MERSコロナウイルスもやっぱり肺炎を起こします。
   これはSARSに輪をかけて致死率が高く、
   3割ぐらいの方が亡くなるという非常に怖い感染症です。

  ④2015年、韓国ではたくさんの患者さんが出て、
   治療薬とかワクチンもないのですが、これも感染対策を一生懸命やったことで、
   程なく騒ぎは収まりました。

  ⑤SARSと違ってMERSの場合は、まだ中東にはウイルスがいるんです。
   MERSは現在もある問題なんです。(中東では、ラクダに注意です)

   (https://www.kk-bestsellers.com/articles/-/11494/

           <感謝合掌 令和2年5月8日 頓首再拝>

新型コロナウイルスの真実~その4 - 伝統

2020/05/08 (Fri) 22:12:19


      *Web:岩田健太郎教授・感染症から命を守る講義④(2020.04.28)

(1)7番目のコロナウイルスは中国・武漢

  ①風邪の原因となる従来のコロナウイルスは4種類で、
   2002年にSARSが、2012年にMERSが出て、
   延べ6種類のコロナウイルスが人間に病気を起こすことが、
   これまでに分かっていたことになります。

  ②「7番目のコロナウイルス」として、
   おそらく2019年の暮れ……11月とか12月とか諸説ありますが、
   中国・湖北省の武漢で感染を始めました。

(2)パンデミックとなった新型コロナウイルス感染症

  ①2020年3月12日にはWHO(世界保健機関)がパンデミック宣言を出しました。
   パンデミックとは「世界中で感染症が流行している状態」という意味です。

  ②ウイルスが引き起こす病気には「COVID–19」という名前が付いているので、
   そちらを目にすることも多いかもしれません。

   COVIDとはCoronavirus disease の略で、
   コロナウイルス感染疾患、みたいな意味合いです。

   (https://www.kk-bestsellers.com/articles/-/11495/


           <感謝合掌 令和2年5月8日 頓首再拝>

レムデシビル、供給に課題 治療期間短縮に効果か - 伝統

2020/05/09 (Sat) 09:49:55


      *Web:日本経済新聞(2020.05.07)より

(1)厚生労働省が7日承認した新型コロナウイルス感染症の治療薬
   「レムデシビル」は当面、日本への供給量が限られる見通しだ。
   同省は人工呼吸器などが必要な重症患者に投与する。

   入院期間を短くして集中治療室(ICU)などの逼迫を緩和する効果が
   期待されるが、軽症段階から投与して重症化を防ぐ薬の登場はまだ先だ。
   治療法の確立にはなお時間がかかる。

(2)本格的な供給体制が整うのは2020年後半になってからで、
   ギリアドは10月までに累計で50万人分、12月に100万人分を目標に増産する。

   厚労省は当面、日本に割り当てられる量が少ない可能性があるとみて
   国内での流通を管理する。人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO、エクモ)が
   必要な重症患者を各医療機関から集計したうえで配分する。

   政府として米側に日本への安定的な供給を求めていく。

(3)レムデシビルは治療期間を短くする効果が期待される。
   投薬によって患者の回復が早まり入院期間が短くなれば、
   病床に余裕をもたらし医療崩壊を防ぐことにつながる。

   日本集中治療医学会のまとめによると、人工呼吸器を使う全国の
   重症患者は6日時点で252人となお高水準だ。

(4)大阪市立大学の新谷歩教授は「他の治療薬がないなか、回復までの期間が
   改善されれば少しは意味があるという考え方で実施されたようだ」と分析。

   「このタイプの治療薬の治験は本来、死亡率を評価しないと意味がない。
    今回の治験結果では死亡率を改善できたわけではない」と指摘する。

(5)中国・湖北省の10病院で重症患者を対象にした治験では158人にレムデシビル、
   79人に偽薬を投与したところ、症状の改善に差はなかったという。

(6)富山大学の折笠秀樹教授は「薬事承認は治験結果が2つ出てから行われるのが
   一般的だが、レムデシビルは1つしかない。承認後も追加でデータを
   公表することが重要だ」と話している。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58838560X00C20A5EE8000/?n_cid=NMAIL007_20200508_H

           <感謝合掌 令和2年5月9日 頓首再拝>

新型コロナウイルスの真実~その5 - 伝統

2020/05/09 (Sat) 14:30:42


      *Web:岩田健太郎教授・感染症から命を守る講義⑤(2020.04.29)

(1)今回の新型コロナウイルスによる臨床症状と一般的な風邪の臨床症状を比べても、
   「最初の症状はほとんど変わらない」といわれています。

   「微妙な違いがある」という意見もあるにはありますが、
   症状だけで完全に区別するのは難しいです。

(2)多くの人は感染しても全然症状がないままに終わってしまうし、
   症状が出ても喉が痛いとか、咳が出るとか、微熱が出るとかの
   軽いもので始まって、1週間ぐらいそんな症状が続き、
   8割の方はそのまま治ってしまいます。

(3)残りの2割の方は症状が出てから1週間ぐらい経つとだんだん症状が悪くなり、
   息が苦しくなる気道感染の症状が出てきます。

   2002年に流行したSARSや、典型的なインフルエンザの場合は
   発症初期からドーンと症状が出ます。

   でも新型コロナウイルス感染症の発症初期の症状は、
   ほとんど風邪みたいなものです。

(4)じつは、これは非常にヤバいことなんです。
  
   風邪と区別がつきにくいところが新型コロナウイルス感染症の脅威となっている。

   でも、それこそが危ないところなんです。
   というのも、8割の人はたしかに勝手に治っちゃうんですけど、
   これは逆に言えば残り2割の人は勝手には治らないってことですよね。

   2割、つまり5人に1人って結構な割合です。
   例えば10人程度の感染であれば、社会的にはどうってことはないけれど、
   500~1000人規模の感染になるとかなりの問題になってくる。

(5)罹り始めは症状が軽いので、みんな自分が罹患していることに気づかない。
   「ちょっと調子が悪いかな」くらいだから、仕事はするし、遊びにも行くし、
   公共交通機関だって使ってしまいます。

   SARSやインフルエンザなら、すごくきつい症状が初めにボーンと出るので、
   多くの人は仕事を休むし、家で寝てるし、あるいは病院に行くわけです。

   少なくとも自分が病気である自覚はあるし、
   他人にうつすリスクがある自覚だってあるでしょう。

   だけど今回の新型コロナウイルスは時限爆弾みたいなもので、
   ずっと普通に過ごして多くの人にうつす機会を宿主に与えておいてから、
   2割の人はドンと悪くなる。

   だからこそ拡がりを止めるのが極めて困難な、
   ものすごくタチが悪いウイルスなんです。

   (https://www.kk-bestsellers.com/articles/-/373020/

           <感謝合掌 令和2年5月9日 頓首再拝>

PCR検査、75分に短縮 富士フイルムが試薬発売 新型コロナ - 伝統

2020/05/09 (Sat) 18:51:07


      *Web:JIJI.COM(2020.05.08)より

富士フイルムホールディングスの子会社、富士フイルム和光純薬(大阪市)は
8日、新型コロナウイルスの遺伝子を約75分で検出する試薬を発売した。

同社の遺伝子解析装置を使用し、全自動で検査が行える。
感染の有無を調べるPCR検査は通常4~6時間かかるが、
これら試薬と装置を使うことで大幅な時間短縮と検査員の負担軽減が期待される。



同社はPCR検査に対応した遺伝子解析装置を2016年に発売。
国内では、規模の大きい病院を中心に数十カ所の医療機関が導入し、
結核の検査などに使用されている。

検体や試薬を装置にセットする数分の作業のほかは、
全自動でコロナの遺伝子を検出できる。
熟練した検査員でなくてもPCR検査が行えるため、
検査件数の増加につながる可能性がある。 

  (https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200508-00000060-jij-bus_all

           <感謝合掌 令和2年5月9日 頓首再拝>

集団免疫スウェーデン大失敗 - 伝統

2020/05/10 (Sun) 09:34:44


  *購読者数日本一(まぐまぐ総合第1位)
   お金儲け2.0著者の川島和正メルマガ (2020年05月09日) より

人口約1000万人のスウェーデンは
ヨーロッパでは珍しく集団免疫獲得路線を進んできました。

人々の行動をほとんど規制せず、マスクもしない人だらけで
普通に暮らしていたのです。

そして、それは4月中旬くらいまではロックダウンした国と
たいして変わらぬ被害だったため、上手く行っていると言われました。

しかし、5月に入ってから、死者が急増して7日には3000人を超え
近隣のノルウェー、フィンランド、デンマークと比べて死亡率が
3-8倍になっています。

また、死亡率の増加ペースは最近では世界一レベルで
とてつもなく増えており、このままいくと死亡率世界一になります。

そのため、最近は、少しだけ対策を始めたようですが
まだ集団免疫か封じ込めかはっきりしない状況です。


そして、はっきりしないと言えば日本も同じだったのですが、
日本政府は5月7日夕方に、管官房長官の口から

「集団免疫を獲得することを目的としていない」と発表がありました。

さらに5月8日には、PCR検査基準の大幅な緩和が発表され
より多くの人を検査していくことになりました。

タイミング的に、スウェーデンの大失敗を知り
日本政府は対応を変えたのではないかと考えられます。


ですので、最近日本では集団免疫派の国民も増え、
連休明けはマスク率が下がっていたようですが
今後集団免疫派は、肩身が狭くなっていくと思います。

管官房長官の話によると

「可能な限り重症者の発生と死亡者を減らしつつ、
治療薬開発や医療体制強化の準備時間をもうける」とのことで

日本は一気に封じ込めではなく、
ダラダラと収束を目指すことになりそうです。

           <感謝合掌 令和2年5月10日 頓首再拝>

罵倒の横行 ウイルスより怖い傷つけ合い - 伝統

2020/05/10 (Sun) 14:10:49


      *Web:読売新聞 ( 2020年5月10日)より

緊急事態宣言の下で、誰もが不自由な生活を送る中、ネット空間を中心に、
すさんだ言葉が飛び交っている。

感染症との闘いには、「百害あって一利なし」である。

 
ネット上では、今月、帰省先の山梨県で新型コロナウイルスの感染が判明した
女性会社員が、激しく罵倒されている。

感染を知りながら高速バスで東京に戻り、保健所にも虚偽の説明をするなど、
女性に反省すべき点はある。

だからといって、名前を特定しようとしたり、
真偽不明の内容を含んだ書き込みをしたりするのは、一線を越えている。

 
ネット空間ではもともと、感情的な言葉が目立つ。

コロナ禍でその傾向に拍車がかかっている。

大阪府泉南市議は「感染者は、高齢者にとっては殺人鬼」とSNSに投稿した。
ある芸能人はマスクなしでジョギングする人に言及して、
「アホランナーええ加減にせえよ!」と書き込んだ。

意見の表明は自由だが、面と向かって言えないような言葉を書き込むのは、
ネット利用のモラルを欠いていると言うほかない。

 
実社会でも他人への攻撃が見られる。
自粛要請の中で、外出する人や営業を続ける店舗などを
私的な立場で厳しくとがめる「自粛警察」と呼ばれる現象だ。

都内のカフェライブハウスは無観客ライブ配信のお知らせを貼り出したところ、
次に発見したら警察を呼ぶという内容の貼り紙をされた。

徳島県では県外ナンバーの車を運転する県民らがあおり運転をされたほか、
暴言も浴びた。

 
感染拡大を危惧する気持ちから生まれた行動もあるかもしれないが、
私的な制裁は健全とは言えまい。

こうした状況がエスカレートすれば、いつ誰から攻撃されるかわからなくなり、
不安で外も歩けない社会になってしまう。

 
日本赤十字社は4月、アニメ動画を公開した。
ウイルスより怖いのは、恐怖感に基づく過剰な防衛本能から、
「感染はあいつのせいだ」と攻撃を始めることだと説き、
人と人が傷つけ合う末に起きる社会の分断を戒めている。

 
治療法が確立していない以上、行政も専門家も手探りで対応するしかない。
今、必要なのは、誰かに感情的な批判の矛先を向けることではなく、
各自が感染しない行動を心がける姿勢ではないか。

スーパーに子連れで来た親を見た時、子供を家に残せない事情があったのだろうと、
相手を思いやる。そんな積み重ねが、ウイルスに打ち勝つ道につながろう。

  (https://news.infoseek.co.jp/article/20200509_yol_oyt1t50277/ )

           <感謝合掌 令和2年5月10日 頓首再拝>

新型コロナウイルスの真実~その6 - 伝統

2020/05/10 (Sun) 18:56:58


      *Web:岩田健太郎教授・感染症から命を守る講義⑥(2020.04.30)

新型コロナウイルス感染症を病院ではどう対応するのか

(1)個室に隔離して、患者さんと向き合うときには防護服を着ることになります。

(2)治療薬について

  ①「使ったら良くなりました」というエピソードもあるにはあります。
   ですが、さっきも説明したように、そもそも8割の人が勝手に良くなっちゃうので、
   「使ったから」良くなった、つまり因果関係として良くなったのか、
   「使って」良くなった、つまり「使いました」と「良くなった」という
   エピソードが前後関係として連続しているだけなのか、区別ができていないんです。

  ②これを区別するには、臨床試験、つまり薬を使った患者群と
   使っていない患者群を比べることが必要になってきます。

(3)ワクチンについても同様で、ワクチンが開発されても、
   開発したワクチンが本当に効くのか、安全なのかを
   臨床試験で調べないといけません。

    (https://www.kk-bestsellers.com/articles/-/373178/

           <感謝合掌 令和2年5月10日 頓首再拝>

世界中のCMがコロナの影響で - 伝統

2020/05/11 (Mon) 10:51:10


       *Web:ひかたま(光の魂たち)(2020年05月10日)より

新型コロナウィルスの影響で、世界中の経済活動に大きな影響が出ています。


Every COVID-19 commercial is exactly the same
  https://boingboing.net/2020/04/17/every-covid-19-commercial-is-e.html


テレビCMは、メッセージ性の強いものに差し替えられています。

元気いっぱいの派手なものは取りやめられ、穏やかなものになりました。


世界のCMを比較してみると
皆、音楽もコンセプトも同じような感じに仕上がっています。


昔のような
「元気ハツラツ」とか「ぴっかぴかの一年生」なんていう
元気が出るCMも恋しくなりますね。



日本ではCMまで自粛してしまい4月からの新CMは、
統計開始以来最も少なかったそうです。
その分、ACジャパンのCM放映が昨年比20倍と激増してます・・・。

元気なCMが懐かしいですね。
皆さん横並びにおとなしくならなくてもいいのに、と思います。

   (http://shindenforest.blog.jp/archives/81886994.html

           <感謝合掌 令和2年5月11日 頓首再拝>

新型コロナウイルスの真実~その8 - 伝統

2020/05/11 (Mon) 14:46:50


      *Web:岩田健太郎教授・感染症から命を守る講義⑧(2020.05.02)

新型コロナウイルスの感染は「クラスター」が問題です

(1)ウイルスへの感染については年齢よりも、どちらかというと
   クラスターができることそのものが問題です。

(2)ウイルスを持っている人が閉じた空間に長い時間いると、
   飛沫などを通して同じ空間にいる複数の人に感染させてしまいます。

   こうやって同じ場所で感染した患者さんたちを「クラスター」と呼んでいます。
   このクラスターができることが問題なわけです。

(3)いま日本で見つかっている患者さんは、ほとんどがクラスターで感染しています。


(4)電車やバスで感染が拡がる現象は心配されているほど起こっていませんし、
   街を歩いていてウイルスがうつることもめったに起きませんから、
   個人的には神経質になる必要はないと思ってます。

(5)兵庫県内で感染者が増えたことを理由に春の選抜高校野球が中止になりましたが、
   甲子園で野球をやることが、高校球児たちにとってウイルス感染のリスクになるかというと、
   ぼくは必ずしもそうは思いません。

   人がたくさん集まるスタンドで応援する側にはリスクがあるかもしれませんが、
   だったら無観客試合にして、野球はやったらいいと思うんです。

   主催者側の発想は、球児が一人でも感染したら責任問題になるということなのでしょう。
   でも、百歩譲って感染したとしても、10代の方にとっては、
   ほぼただの風邪みたいなもので自然に治ってしまうので、
   大したリスクではないと個人的には思います。

    (https://www.kk-bestsellers.com/articles/-/373250/

           <感謝合掌 令和2年5月11日 頓首再拝>

コロナ再陽性、17道府県で37人 原因不明 - 伝統

2020/05/11 (Mon) 22:29:47

コロナ再陽性、17道府県で37人 原因不明 厚労省「陰性後も4週間観察を」

       *Web:毎日新聞 ( 2020年5月11日)より

新型コロナウイルスに感染後、いったん陰性が確認されながら
再び陽性となった人が少なくとも17道府県で計37人(11日現在)いることが
毎日新聞の調査で分かった。

再陽性は世界各地で起きているが、
ウイルスの特性について未知の部分が多く、原因は分かっていない。

厚生労働省は、陰性が確認された後も4週間程度は健康観察を続けるよう求めている。

 
複数の専門家によると、再陽性は

①体内に残るウイルスが微少なため陰性結果が出たが、
 その後ウイルスが再び活性化した(再発)

②ウイルスにまた新たに感染した(再感染)

③誤判定(偽陰性や偽陽性)――などが考えられる。

 
毎日新聞が全国の都道府県や政令市などに調査したところ、
今月11日までに再陽性が確認できたのは17道府県の20~90代の
男女37人(北海道は一部年齢非公表)。

北海道9人、大阪府7人、愛知県5人、兵庫県と滋賀県各2人、
長野県や福岡県など12府県は各1人だった。

 
37人はいずれも退院時や療養施設を退所時などにPCR検査で2回連続で陰性判定を受けていた。
また、37人中34人は再陽性と判定される直前に、発熱や味覚障害、倦怠(けんたい)感など
典型的な新型コロナの症状が出ていたことも確認されている。

ほかの3人は無症状だった。

熊本市の20代の女子学生は4月3日に感染が判明し入院したが、
検査で2回連続で陰性となり6日後に退院。
しかし、同17日以降に倦怠感や味覚異常などを訴え、26日に再び陽性が判明した。
同居する親族の50代女性の感染も同日、明らかになった。

退院から不調を訴えた17日まで、女子学生は自宅から出ていないといい、
市は「再発」を疑う。しかし、新たに感染した可能性も拭えないという。

 
大西一史・熊本市長は

「新型コロナは非常に長期間、感染者に潜む特性があるのではないか。
もし抗体ができたのに再感染しているのであれば大問題だ」

と強い危機感をにじませる。

熊本市はデータを国立感染症研究所に提供し、解析を進める。
再陽性者が出た北海道や秋田県も、同研究所から依頼があり、
データを送っているという。

 
菅義偉官房長官は7日の記者会見で再陽性について問われ

「一般的に感染症にかかれば抗体を獲得し、短期的には再感染は考えにくいとされる。
しかし、新型コロナでは、抗体の有無と再感染の関係性などは明らかに
なっていない点が多い。国で分析中だ」

と説明した。

 
再陽性者は中国や韓国など他国でも数多く発生しており、研究が進む。

立命館大大学院の美馬達哉教授(先端総合学術研究科)は

「海外の研究では、死んだウイルスの断片が検出された『偽陽性』を指摘する声もある。
検査上のエラーや再発、再感染の可能性があるが、
長期的にデータを追って研究を進めないと解明できない」

と話した。

  (https://news.infoseek.co.jp/article/mainichi_20200511k0000m040200000c/

           <感謝合掌 令和2年5月11日 頓首再拝>

唾液でPCR検査、5月にも可能 - 伝統

2020/05/12 (Tue) 08:50:46

唾液でPCR検査、5月にも可能 採取簡単、実施件数増加も

        *Web:共同通信 ( 2020年5月11日)より

唾液を検体に使って新型コロナウイルスの感染を調べるPCR検査法を
厚生労働省が早ければ5月中に認める方針であることが11日、分かった。

現在主流となっている鼻の奥の粘液を綿棒で取る方法よりも
安全で簡単に検体を採取でき、検査数を増やせる可能性がある。

国立感染症研究所が作っている検体採取のマニュアルを近く変更する。

 
鼻の奥の粘液を取る方法は、せきやくしゃみが出やすいため、
検体を採取する人が感染するリスクが高い。

このため感染防止策を徹底して検体採取を行わなければならず、
検査体制拡充の足かせとなっている。

日本医師会(日医)も唾液によるPCR検査の実用化を求めていた。


 (https://news.infoseek.co.jp/topics/kyodo_kd-newspack-2020051101002250

           <感謝合掌 令和2年5月12日 頓首再拝>

中高生の妊娠相談過去最多 新型コロナによる休校影響か - 伝統

2020/05/12 (Tue) 13:22:42

中高生の妊娠相談過去最多 新型コロナによる休校影響か 熊本・慈恵病院

      *Web:毎日新聞(2020/05/11)より

親が育てられない乳幼児を受け入れる「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」を
運営する熊本市の「慈恵(じけい)病院」は11日、4月に同病院の妊娠相談窓口に
寄せられた中高生からの相談が過去最多の75件に上ったと発表した。

同病院で記者会見した蓮田健副院長は「新型コロナウイルスの影響で
学校が休みになって引きこもり状態になっている。
その中で性行為の機会があって望まない妊娠になっている場合もある」と指摘した。


慈恵病院は、さまざまな事情で養育困難な親が匿名で預ける
「こうのとりのゆりかご」を2007年に開設。
同時に、電話とメールで24時間対応する妊娠相談窓口も設けた。

同病院によると、中高生からの相談は全国から寄せられた。
「両親が自宅にいない間に交際相手と性交し、妊娠検査薬で陽性が出た」
「初めての性交で避妊ができているか分からない」など女子生徒からが多かった。

男子生徒からも「交際相手につわりのような症状がある」といった相談があったという。

 
同病院によると、中高生からの妊娠相談は3月ごろから増加し、
休校措置が継続された4月は19年より17件増えた。
4月のすべての妊娠相談592件のうち、中高生の割合が13%を占めた。

例年の5~7%と比べると倍の水準。
中高生とカウントしたのは詳細に年齢を回答した相談者だけで、
「10代」などの回答は含んでおらず、同病院は
「実際の中高生の割合はさらに多い」とみている。

相談に対応している蓮田真琴・新生児相談室長は
「女子生徒には、『自分の身を守れるのは自分だけ』と伝えたい。
心配や不安があれば気軽に相談してほしい」と呼びかけた。

相談は、同病院のSOSフリーダイヤル(0120・783・449)へ。
同病院ホームページの問い合わせフォームからもメールで相談できる。

 (https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/life/mainichi-20200511k0000m040232000c.html

・・・

<参照>

いのちを守る親の会(公式ブログ)
https://warai88waraikun.hatenadiary.jp/


日本いのちを守る連絡会
https://warai88waraikun.hatenablog.com/

           <感謝合掌 令和2年5月12日 頓首再拝>

塩野義、20年度にもワクチン 当初は医療機関へ限定提供 - 伝統

2020/05/12 (Tue) 22:52:49


      *Web:共同通信(2020/05/11)より
 
塩野義製薬は11日、新型コロナウイルスのワクチンが
2020年度にも提供できる見通しだと明らかにした。
当初は一部医療機関への限定的な提供になるとみられる。

この日の決算記者会見で沢田拓子副社長が
「感染の第2、第3波のリスクがある中、早ければ
年度内に使える状態になることも想定できる」と述べた。

 
沢田氏は感染歴を調べる抗体検査キットの販売を1カ月以内に始める見通しも示した。

塩野義のワクチンは昆虫細胞にウイルスを感染させる手法。
子会社のUMNファーマ(秋田市)や国立感染症研究所などと開発を進める。
1千万人規模の提供に対応できる生産体制の構築を目指す。

 (https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/business/kyodo_nor-2020051101002325.html

           <感謝合掌 令和2年5月12日 頓首再拝>

麻生財務相、新型コロナは「風邪、はやり病」-6月には収束も - 伝統

2020/05/13 (Wed) 10:10:26


     *Web:Bloomberg (2020年5月12日)より

麻生太郎財務相は12日午前の参院財政金融委員会で、新型コロナウイルスについて

「どのみち私はちょっと偏見があるので恐縮だが、これは風邪だから、はやり病だから」

と語った。

過去に世界的大流行を起こしたスペイン風邪なども
「7月になったら、だいたい止まっている」として、
「この種の話は6月に何となく収まるのかなと思わないでもない」との見方も示した。

  
経済への影響については、
「消費ががたっと落ちている。これを元に戻していくのが難しい」と述べた上で、
「1918年の風邪の騒ぎに匹敵する」との見方を示した。

当時のスペイン風邪では50万人の日本人が死亡したとの情報を紹介した。

  
  国立感染症研究所感染症情報センターのウェブサイトによると、
  旧内務省の統計で日本におけるスペイン風邪の患者数は約2300万人、
  死者は38万人と報告されたが、死者45万人との推計もある。

  厚生労働省が公表した11日午前0時時点での
  国内の新型コロナウイルスのPCR検査陽性者数は1万5798人、死者は621人。

  
麻生財務相は、

「しばらくするとコロナ後、コロナ前という言葉が
 多分定着してくるほど世の中はすごく大きく変わる」と指摘。

「グローバリゼーションの見直しが起きてくるのは当然」とし、
「日本の立ち位置をどうしていくか改めて検討していかなければならない、
 そういう時期に来る」

との見方を示した。

     (https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-05-12/QA88U8DWX2PY01

           <感謝合掌 令和2年5月13日 頓首再拝>

「抗原検査」キット - 伝統

2020/05/13 (Wed) 16:47:49

「抗原検査」キット、13日から使用可能に…1週間に20万件分供給

        *Web:読売新聞(2020.05.12)より

新型コロナウイルスの感染の有無を短時間で調べる「抗原検査」のキットが
13日から使えるようになる。

厚生労働省が12日、キットを13日付で薬事承認すると発表した
。同日にも公的医療保険の対象になる。費用の自己負担は生じない見通し。

主に「帰国者・接触者外来」で使用する方針で、
PCR検査と併用して感染者の早期発見につなげる。

 
検査試薬などを手がける「富士レビオ」(東京)が開発し、4月末に薬事承認を申請していた。
1週間に20万件分の検査ができるよう供給する予定だという。

キットはウイルス特有のたんぱく質(抗原)を調べる。
鼻の奥から採取した粘液などの検体を混ぜた試薬を小さな測定器にたらす。
約15分で青色の線が出たら陽性、30分で出なければ陰性と判定される。

 
PCR検査は専用の機器で、結果が出るまで4~6時間かかる。
採取した検体を地方衛生研究所などに運んで調べるため、
結果が判明するまで数日から1週間程度かかることもあった。

 
抗原検査の精度は、ウイルス量がある程度あれば、PCR検査の8~9割程度とされる。
少ないと陰性になることが多い。
陰性になったらPCR検査を行う。 

抗体検査は感染歴を調べるもので、感染の広がりを把握するのに役立つ。

  (https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200512-00050245-yom-hlth )

抗原検査とPCRの違い
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200512-00000144-kyodonews-soci.view-000

           <感謝合掌 令和2年5月13日 頓首再拝>

自粛解除で気を付けるべきことは? - 伝統

2020/05/13 (Wed) 23:32:37


  *購読者数日本一(まぐまぐ総合第1位)
   お金儲け2.0著者の川島和正メルマガ (2020年05月12日) より

日本政府は10日にコロナウイルス被害がひどくない34県について
14日を目途に緊急事態宣言を解除することを発表しました。

(→ 緊急事態、14日に初の解除 政府、40県前後が対象
    https://news.infoseek.co.jp/topics/kyodo_kd-newspack-2020051301001663/

これにより各種自粛要請が解かれ飲食店や小売店が再オープンしたり
学校が再開されるようになります。

また、東京や大阪でも都市部でも新規感染者数が減っていることで
自粛解禁モードになってきており街に出る人や電車に乗る人が増えています。


そこで、今日は、世の中が自粛解禁になってきたときに
何に気を付けるべきかについて、香港や台湾の事例をもとに解説いたします。


まず、一番気を付けるべきことは、
解禁ムードになったからといって油断してはいけないということです。

実際に油断していた韓国では数日前にゲイクラブで
100人以上の集団感染が発生し、一大クラスターが出来てしまいました。

そのため、解禁ムードになったからと言え、
やはり三密の場所には近づかないほうが賢明でしょう。

飲み会をするにしても狭い居酒屋ではなく屋外BBQで、
大皿からつまむのではなく取り分けてから食べるほうがいいと思います。


それから、気を付けるべきは、
マスクを外さないようにすることと、手で顔を触らないようにすることです。

三密ではない場所でマスクをしていれば
まず飛沫感染や空気感染しないことがわかっていますし、

手についたウイルスが目や鼻や口につかなければ
うつらないことがわかっているからです。

香港や台湾はロックダウンしませんでしたが
マスクと消毒を徹底していたため、感染者数をゼロにすることが出来ました。


さらに、リスクゼロに近づけるためには
ゴーグル着用して、家に持ち込むものを消毒するといいです。

コロナウイルスは、目から感染することもわかっているので
それも医療用ゴーグルや大き目のサングラスで防ぐようにします。

また、コロナウイルスは
段ボールの表面で最大24時間
プラスチックの表面では最大3日間
生き延びることがわかっているため

外で買ったものを家に持ち込む際には
除菌ウェットティッシュで拭くようにするのです。

例えば、スーパーにおいてあるスナック菓子や菓子パンは
コロナ感染者が触った可能性があり
その袋を触った手でそのままスナックやパンを食べてしまったら
ウイルスが口についてしまうのでそれを防ぐようにします。

欧米で感染が広がっているのは
箸でご飯を食べる文化ではなく手でパンを食べる文化だからというのも
あったことでしょう。


というわけで、解禁ムードになっても
一気に普通の生活に戻さず、上記のことに気を付けて
暮らすようにすることをお勧めします。

60歳以下の死亡率や重症率が低いため、
やっぱり風邪と変わらないという意見もまた増えているようですが

私のアラフォーの友人の体験談としては、
1か月たっても味覚障害と肺の感覚が治らないということですので
やっぱり感染しないように気を付けたほうがいいですね。

・・・

<参照>

女性内科医が実践、どうしても外出せざるを得ないときにコロナから身を守る方法

        *Web:PRESIDENT Online(2020/05/11)

https://news.goo.ne.jp/article/president/life/president_35136.html

           <感謝合掌 令和2年5月13日 頓首再拝>

コロナ禍で「自殺者20%減」 - 伝統

2020/05/14 (Thu) 10:58:38

コロナ禍で「自殺者20%減」のホントの理由とは? 
人が死に至るのは「ウイルス」よりも「対人ストレス」の方だった――!?

        *Web:TABLO ( 2020年5月14日)より

「コロナで自粛しすぎて経済が回らないと自殺者が増える」

「命を大事にしすぎて生活が破たんすれば自殺者が増える」

今まで、さも当然かのように語られており、
経済を止めてはいけないお題目のように唱えられていました。

しかし「自粛で自殺が増える」という、その大前提がくつがえされたのです。



『4月の自殺者数、前年比約20%減』

厚生労働省の発表によると、4月の全国の自殺者数は前年の4月に比べて
359人少ない1455人で、19.8%減ったことが分かりました。
コロナ禍で自殺者が増えるどころか、この5年間で最大の減少幅となったのです。


一方を報じたTBSは、自殺者が減った原因をこう捉えました。

「新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、家族ら同居する人が外出せず家にいることや、
 職場や学校に行く機会が減り、悩むことが少なかったことなどが要因とみられています」


たしかに、緊急事態宣言を受けて不要不急の外出自粛となり、
医療や食品、物流関係など一部の業界を除いて休業やテレワークに移行し、
学校は長い休校に入りました。

そのため、人と対面することが急激に無くなり、
自殺の一つの要因となっていた「人間関係のストレス」が緩和されたのかもしれません。

しかし今まで、自殺の要因第1位は「健康問題」であり、その要因の半分を占めるほどでした。
このコロナ禍で医療崩壊が起きると声高に叫ばれ、別の病気や持病を抱える患者に
そのしわ寄せがいくとも訴えられ続けてきました。

にもかかわらず、自殺者は減っている…。いったい何が理由なのでしょうか?

ネットやSNS上では、自殺者減少のニュースを巡って様々な意見が交わされています。



「職場や学校って、人を死に追いやるくらい強烈なストレスだったんだな」

「会いたくない人間に会わなくていい…それだけで救われたかもしれない」

「経済を止めるとコロナの死者より自殺者が増えるって言ってた奴どこ?」

「戦時中と一緒でみんな貧乏だったら耐えられるという感じに近いのかも」

「健康問題で悩んでいてもいなくても誰もが死と隣り合わせになったから」

「みんなが苦しんでいる時より、自分だけが苦しいと思った時に人は死ぬ」


また、現実的な問題としてこんな指摘もありました。

「屋上や線路等、衝動的に自殺してしまうような場所に行かなかったから」

さらに、自殺未遂経験者からはこんな声も…。

「色々恨みつらみもあるのに今死んだら、コロナのせいになっちゃうのが嫌」



とはいえ、自殺者が減少しているのは良い方向であることは間違いありません。

問題は外出自粛が緩和されて、改めて職場や学校に行き始める時期かもしれません。

絶対に無理をしない…人を殺すのは「ウイルス」だけではなく、
「ストレス」であることも肝に銘じたいものです。

  ・・・

感想としては、経済苦による「自殺者」が生じるのは、
これからではないかと感じます。(伝統)

           <感謝合掌 令和2年5月14日 頓首再拝>

PCR検査増やせ大合唱の謎 - 伝統

2020/05/14 (Thu) 14:57:08


         *Web:Japan In-depth(2020年5月9日)より抜粋

(1)そもそもPCR検査の精度は70%以下と言われており、
   正確に陽性の人の数を把握出来ないという問題がある。
   現時点の致死率をもって議論しても意味は無い。

(2)PCR検査に医療リソースをより多く割くと、
   何故重症者治療が手厚くなるのか、説明してもらいたい。

(3)国民全員にPCR検査を実施するだけの医療リソースは日本に無いだろうし、
   現実的では無い。

   それに、本庶氏が提唱するように大学の研究室で検査をするなどということも
   現実的では無い気がする。検体を色々な場所に運んだり、
   専門で無い人が検査することは、むしろ感染リスクを上げるような
   気がするのだが、間違いだろうか?

(4)少なくとも今の日本の現状を見ると、
   新型コロナウイルス感染症による死亡者数は557名(2020年5月8日厚労省発表)で、
   欧米諸国と比べると圧倒的に少ない。

   検査を増やすことが、死亡者数を減らすことに繋がるというなら
   そのわけを知りたいと思うのは筆者だけだろうか?

(5)名古屋市立大学大学院医学研究科教授で、疫学が専門の鈴木貞夫氏が作成した図により、
   国別の人口100万人あたりの新型コロナウイルス感染症の感染者率と死亡率だ。

   これを見ると一目瞭然で、日本と韓国は他国に比べ、ダントツに低い。
   韓国と日本のPCR検査数の差をあげて、日本も韓国のように増やせ!
   と言っている人は、検査が少なくても結果はあまり変わらないことに対して
   どう思うのだろうか?

(6)鈴木教授は、日本が感染者数を低く押さえ込めている理由を、
   「クラスターを片っ端からつぶして、クラスターで対応できる期間を伸ばしたこと、
   次のフェイズは、自粛で乗り切ると決めたこと」ではないか、と述べている。

   その上で鈴木教授は、「人口あたりの率で,感染も死亡も(欧米諸国の)
   100分の一に抑えているのだから,誰が何と言っても『成功』だ」とした上で、
   「実際に今回の新型コロナ流行にPCR検査がどのくらい有効に役立っているのか,
   絶対値としてどのくらいの死亡減少に貢献できたか,
   また,ひとり救うためにいくらかかったのか」を学問的に算出してもらいたい、と述べている。

   私もそう思う。メディアがこうした事実を評価せず、
   「検査を増やせ」と連呼することが不思議でならない。
   PCR検査が目的化してしまっている。

(7)千葉大学の「十分なPCR検査の実施国では新型コロナの死亡率が低い」
   と題する研究発表について、問題提起したい。

   千葉大のこの研究発表は、「死亡者数を増加させないために
   陽性率を低下させるようにPCR検査能力を拡大することが急務」と結論付けている。

   PCR検査を増やしても、死亡者数は減らない、ということになる。

   それでも、検査を増やせば死亡者は減るのだというのなら、
   それを理論的に証明しなければならないだろう。

   ( https://news.infoseek.co.jp/article/japanindepth_51841/ )

           <感謝合掌 令和2年5月14日 頓首再拝>

コロナで高齢者が「集中治療を譲る意志カード」は日本に必要? - 伝統

2020/05/14 (Thu) 21:21:48


       *Web:NEWSポストセブン(2020年5月14日)より

新型コロナウイルスの感染で混乱する医療現場では
「どの患者から先に治療をするか」の葛藤が生じ、
医療が崩壊することが危惧されている。

 
この状況に一石を投じて話題を呼んでいるのが、
大阪大学人間科学研究科未来共創センター招聘教授で
現役医師(循環器科専門医)の石蔵文信氏(64)が高齢者向けに作成した
「集中治療を譲る意志カード(譲〈ゆずる〉カード)」だ。

表面には次のように記されている。

〈新型コロナウイルス感染症で人工呼吸器や人工肺などの高度治療を受けている時に
機器が不足した場合には、私は若い人に高度医療を譲ります〉

「譲カード」には医療現場の負担を軽減する狙いがある。

実際、ヨーロッパはコロナ禍による「命の選択」を余儀なくされた。
特に悲惨なのは、65歳以上が人口の23%を占めるイタリアだ。

3月の時点で、北部ロンバルディア州では激増する新型コロナ感染者に医療資源が追い付かず、
病床の足りない病院では人工呼吸器をつけた感染者が廊下や待合室に横たわった。

毎日何十人もの患者が息絶えるなか、現場の医師らは治療の優先順位の選択を迫られた。

同州ベルガモの病院のなかには、70歳以上の患者の集中治療室受け入れを
ほぼすべて断わった病院もあるという。

 
英大手紙デイリー・テレグラフは、
イタリア北部ピエモンテ州トリノの市民保護局が、
80歳以上の患者などには集中治療を受けさせないとの
「緊急事態下の集中治療へのアクセス基準」をまとめたと報じた。


「日本も『命の選択のルール作り』が必要です」と指摘するのは作家の橘玲氏(61)だ。

「『譲カード』の問題提起は重要ですが、若者に譲るという選択肢を
高齢者個人の犠牲的な精神に委ねると、『譲りたい人だけ勝手に譲ればいい』
という人が必ず出てきます。

だからこそ、医療崩壊を防ぐための公的なルール作りが必要です」

橘氏が例として挙げるのはオランダだ。

「オランダでは、集中治療室医組合が新型コロナにおける救命対象基準を
80歳から『70歳』に引き下げ、アムステルダムの緩和ケア専門知識センターは
『余命1年未満』や『重篤な心臓疾患がある』、『慢性的に体が弱い』などの患者を
ICUに運ばないとの基準を作りました。

こうした公的な基準があれば医師が苦渋の決断をしなくて済むし、
患者個々人の判断に委ねて“不平等”が生まれることもないのでは」(橘氏)


◆治る可能性が高いのに…

だが、当事者である高齢者にとっては「年齢で一律に区切られる」ことを
すんなり受け入れられるわけではない。

「新型コロナは治る可能性が高い病気ですよね。
この先はインフルエンザや風邪の一種のようになることを考えると、
“若い人に譲ります”とは簡単に言えないな」

と語るのは落語家のヨネスケ氏(72)だ。

 
新型コロナの影響で寄席がなくなり、近所の散歩を始めたヨネスケ氏は、
それまで気づかなかった自然の美しさに感動した。
立ち止まって自分を見つめることでこれから先の人生に前向きになったと語る。

「今日も散歩中にベンチに座った2人のおばあちゃんが、
マスクをして社会的距離を取りながら、『えー?』『何ですって?』と
大声でやり合う姿を見て、高座で話せばウケると思った。

そんな風に、まだ長生きして芸人としてネタでコロナをやっつけたいと思っているんです。
年寄りだからって命を若者に譲れと言われて、すぐに『ハイ』とは言えません」

  (https://news.infoseek.co.jp/article/postseven_1561292/

           <感謝合掌 令和2年5月14日 頓首再拝>

コロナ治療薬 そんなに急いで大丈夫? - 伝統

2020/05/15 (Fri) 10:46:34

コロナ治療薬 そんなに急いで大丈夫?

     *Web:日本経済新聞(2020/5/14 )

  → https://www.nikkei.com/video/6156318828001/

           <感謝合掌 令和2年5月15日 頓首再拝>

巣ごもり生活、NG習慣 - 伝統

2020/05/15 (Fri) 13:42:15


巣ごもり生活ではPC操作の姿勢に注意、30分に一度は深呼吸を

       *Web:女性自身 ( 2020年5月15日) より抜粋

(1)ジャンクフードを食べすぎる。

(2)空腹の時間帯がなくなる。

(3)悪い姿勢でパソコンを操作する。

(4)テレビのニュースを長時間見る。


  詳細は、次のWebにて、確認できます。

   → https://news.infoseek.co.jp/article/joseijishin_1858786/

           <感謝合掌 令和2年5月15日 頓首再拝>

日本の感染者のうち、60%近くが外国人 - 伝統

2020/05/15 (Fri) 19:25:58


       *メルマガ「宮崎正弘の国際情勢解題」(2020.05.15)より


 日本の感染者、16004人、死者713名(5月14日現在)だが
     60%近くが外国人。「国籍別の発表はない」
****************************************

日本で最初の感染の広がりはクルーズ船と北海道だった。

札幌雪祭りに押しかけた外国人(どこの国からは想像にお任せ)に溢れた。
感染者の58%が外国人だった。


厚労省統計では年代別の発表があるが、国籍の区別は不明である。
ようやく情報が漏れてきた。

日本に於ける感染者の60%近くが外国人らしい。
日本の国民の積み立てや国家予算、地方自治体の負担などで成り立つ病院に、
一銭も支払わない外国人が治療を受けているとは、何かが転倒している。

           <感謝合掌 令和2年5月15日 頓首再拝>

「緊急事態」解除 - 伝統

2020/05/16 (Sat) 10:09:03

「緊急事態」解除、数値目標で政府と専門家に隔たり 重症患者減り医療体制は余裕も

         *Web:毎日新聞(2020.05.14)より

新型コロナウイルスの感染拡大を受け全国に拡大した「緊急事態宣言」が39県で解除されたが、
解除の目安となる新規感染者数の数値目標を巡っては、政府と専門家との考えに隔たりがあった。

一方、もう一つの目安である医療提供体制では、
人工呼吸器などを使う重症患者が減り、病床にも空きが増えるなど
余裕が出てきたことが解除を後押しした。

 
14日、新たに17人の新型コロナ感染者が確認された愛媛県。
確認されたのは松山市の病院で、13日夕までに職員2人の感染も確認され、
クラスター(集団感染)とみられる。緊急事態宣言の解除を巡り、
政府専門家会議が示した目安は「直近1週間の新規感染者数が人口10万人あたり0.5人未満程度」。
「17人」はこの目安を超える。

14日の政府の基本的対処方針等諮問委員会でも、
緊急事態宣言の対象地域から愛媛県を外すかどうかを巡って議論が起きた。

中村時広知事は警戒レベルを上げたまま対応すると表明し、感染経路も追えている。
こうした点から解除は妥当との判断に至った。

富山県や石川県でも「0.5人未満」の目安を上回るものの、
感染経路を確認できている点などを考慮された。


専門家会議が示した「0.5人未満程度」という目安は、
3月前半の時点でクラスター対策が機能していた東京都の感染状況を参考に導き出した。

ただ、目安を作る際、政府と専門家の考えには隔たりがあった。
医療提供体制や保健行政のキャパシティーは地域によって異なる。
大都市と地方では医療機関の数も違う。

このため「数値による全国一律の線引きは難しい」という意見が専門家の大勢を占めた。

それでも政府は宣言解除の際の数値基準にこだわった。
一部の専門家が「直近2週間の新規感染者数が10万人あたり0.2人未満」という目安を示しても、
政府側は「直近2週間で2人未満」とするなど、双方の間で綱引きがあった。

結局、政府側が「直近2週間で1人未満」と譲歩し「直近1週間で0.5人未満」に落ち着く。
ある専門家は「感染動向が5月末まで判然としない大都市に配慮し、
直近の1週間で見ることにこだわったのだろう」とみる。

政府の基本的対処方針は宣言の解除について、
直近1週間の累積報告数が10万人あたり1人程度以下の場合でも減少傾向を確認するなどして
「総合的に判断する」としており、
なるべく早く全都道府県で宣言を解除したい思惑も浮かび上がる。

 
専門家会議は宣言の解除について、新規感染者数のほか、直近1週間の報告数が
その前の週の報告数を下回っていることや重症者が減少傾向であること、
検査システムが整っていることなどを総合的に判断すべきだとしている。

 
今後も、再流行のリスクがある。
専門家会議は宣言はできるだけ避けるべきだとしつつ、
再流行した際の再指定の考え方も示した。

いずれも直近1週間で

▽人口10万人あたりの累積感染者数
▽累積感染者数が倍になるのに要する期間
▽感染経路不明の割合の推移

――などを踏まえると強調。

政府には、最初の緊急事態宣言が出された時より「迅速な指定」を求め、
「数値のみによる一律の判断は避ける必要がある」とくぎを刺している。


《感染者減、病床に余裕も》

多くの自治体で緊急事態宣言が解除されたのは、
新型コロナウイルス感染症の重症患者が減り、
自治体が確保している病床など医療提供体制に余裕が出てきたことも背景にある。

「これ以上重症患者が増えたら、救急患者の受け入れを制限しなければならなかった」。
岐阜市民病院で新型コロナ対策本部長代理を務める篠田邦大医師はこう振り返る。

4月16日に「特定警戒都道府県」に指定された岐阜県の同病院では、
新型コロナ患者の入院に備えて3月中に専用の病床を確保した。

院内感染を防ぎ通常の診療も維持したが、4月中~下旬には入院患者数がピークを迎え、
重症患者もいたため「ギリギリだった」(篠田医師)。

大型連休中からは入院患者の多くが退院し、13日には2人にまで減った。
太田宗一郎院長は「感染者が減ってホッとしている。今後は通常体制に戻しつつ、
いつでも再流行に対応できるよう長期戦に備えなければいけない」と気を引き締めた。

 
新型コロナの入院患者数は減少している。
政府専門家会議の提言によると、
全国の入院患者は4月28日の5627人から5月7日には4449人に減少。

病床は1日時点で約1万6000床が確保されており、
専門家会議は「患者数に対して十分な病床数だ」と評価した。

専門家会議は緊急事態宣言の解除に向け、重症患者数も重視した。
重症患者の多くは人工呼吸器や人工心肺装置「ECMO(エクモ)」を使用し
1カ月程度の長期入院が必要で、医療体制が逼迫(ひっぱく)する要因となる。

提言では「3月下旬以降に起こったような感染者数の拡大が生じても
医療崩壊を生じさせない体制の確保が不可欠」とし、
「重症者数が減少傾向で、医療提供体制が逼迫していないこと」を解除の基準として示した。

重症者は4月28日に全国で381人いたが、5月7日には341人に減った。

宣言が解除された茨城県は13日時点で2人で、重症患者用の病床の稼働率は約7%。
県は「感染が制御できている状態」と評価する。

福岡県も4月28日の21人から、5月7日には13人におよそ半減した。

 
ただ宣言が解除された自治体でも、再流行する可能性は拭いきれない。

専門家会議は、再流行に備えて病床や人工呼吸器の稼働状況を
迅速に把握するシステムの構築や、感染防護具の確保を求めている。


国際医療福祉大の松本哲哉教授(感染症学)は

「宣言が解除された自治体の医療機関では少しずつ余裕が出てきているので、
解除のタイミングは妥当だろう。

ただ、院内に感染者が入るリスクはあるので、検査体制の強化は必要だ。
再流行に備えて一般の病床まで空けておくことは病院の経営を圧迫するので、
政府や自治体による支援が欠かせない」

と話す。

   (https://mainichi.jp/articles/20200514/k00/00m/010/255000c

           <感謝合掌 令和2年5月16日 頓首再拝>

懸念される「コロナ第2波」への迎撃戦略は…  - 伝統

2020/05/16 (Sat) 18:09:09

緊急事態宣言「39県」で解除へ 懸念される「コロナ第2波」への迎撃戦略は… 
識者「一時的な感染者増を恐れるな」

        *Web:夕刊フジ(2020年5月15日)より抜粋

中国や韓国、ドイツでは制限緩和後に再流行が発生している。
「第2波」襲来にどう備えるのか。
京大大学院医学研究科非常勤講師で医師の村中璃子氏に聞いた。


(1)

政府の専門家会議は宣言解除の目安として
「過去1週間での新規感染者数が人口10万人当たり0・5人未満とする」
などの項目を検討している。

東京に当てはめると、1週間の新規感染者数は70人未満、1日では10人未満となる。

コロナ対策は経済活動自粛や「ステイホーム」から次の段階に進む。


村中氏はこれから取り組むべきことについて

「引き続き、手洗いやマスクなどの予防策は必要だが、
工場では作業中の距離やシフトの取り方、
飲食店では家族以外は対面に座らせないなど業種別のガイドラインの設置も急がれる。

ウイルスの生存要件が弱まる夏場のうちに人事異動を済ませる、
再流行に備えてオンライン教育や少人数授業のスケジュールを整備するなど、
生活を戻すにあたっての議論も求められる」

と指摘する。


(2)

懸念されるのは制限緩和後の「第2波」や「再流行」だ。

中国・武漢市で集団感染が再び起きたほか、
韓国では首都ソウルで100人を超すクラスター(感染者集団)が発生。

ドイツでは1人から平均何人に感染させるかの指標である実行再生産数が、
目安の「1」を再び上回るなど増加傾向にある。

行動を制限すれば感染は収まるが、
緩めたとたんに再拡大するという事態が繰り返すしかないのか。


村中氏は

「集団免疫を形成するために、一定の流行も必要になる」との見解を示す。

そのうえで、「感染者数が一時的に増えることを恐れてはいけない。
クラスターが見えていれば対処できる。工夫したのにクラスターが発生したら、
再発を防ぐようさらなる工夫をすればいい。

再流行の際には、都道府県単位でなく、市区町村単位で、
東京23区なども区単位が難しければ東西南北などの『ブロッキング』で
制限をかけるなど、経済や教育への影響を最小限にとどめるべきだ」

と提言する。


(3)

政府は解除後に感染者が再び増えるケースに備え、
宣言対象に再指定する目安も検討しているが、

村中氏は長期戦に備えて法的な整備も必要だと説く。

「秋になれば、例年1万人規模の死者を出すインフルエンザも流行を始める。
新型コロナの重症者とともにICU(集中治療室)が急激に埋まり、
医療崩壊しかねない事態にもなれば、再緊急事態宣言の議論にもなりかねない。

流行をコントロールしやすい夏の間にできるかぎりの試行錯誤をして
『やっていいこと』と『やってはいけないこと』をより具体的に理解しておくことが必要だ。

また、コロナ特措法以上に強い制限を可能とする法律の整備も議論しておくべきだろう」

 
目先の数字だけに振り回されない取り組みが必要だ。

     (https://news.infoseek.co.jp/article/00fujidom2005140006/ )

           <感謝合掌 令和2年5月16日 頓首再拝>

PCR、抗原検査「やみくもに増やす意味ない」 - 伝統

2020/05/16 (Sat) 23:20:49

PCR、抗原検査「やみくもに増やす意味ない」医師が断言 
都民全員に検査しても1週間後は… 感染者を陰性と判断する恐れも

      *Web:夕刊フジ (2020年5月16日)より

新型コロナウイルスをめぐっては、
とにかくPCR検査を増やせという論者が後を絶たない。

これについて「医療現場を混乱させるだけだ」と批判するのは、
がんや遺伝子の専門医で、日本感染症学会にも所属する仲田洋美医師だ。

ネット上でも論客として知られる仲田氏は、
ウイルスを15~30分で検出できるという抗原検査についても
「やみくもに増やしても意味はない」とクギを刺す。

PCR検査を症状のない人も受けられるようにして
感染の実態を把握することが重要といった主張はいまだに聞かれる。

仲田氏は「そもそもPCR検査は技術的に難しい中で、限りなくデータを増やすことに
何の意味があるのか全く分からない」と語る。

その理由も明快だ。

「仮に感染者の実数を把握するため、都民全員に検査したとしても、
陰性だった人たちの1週間後の結果は誰にも分からない。
陰性となった人は安心して行動も変わるだろうし、かえって混乱を招く恐れもある」

と仲田氏は指摘する。

「PCR検査の感度(実際に感染しているときに正しく陽性が出る確率)が
約7割とされる中、医師が本当に恐れるのは、感染者を陰性と判断してしまい、
感染を拡大させてしまうことだ。

新型コロナウイルスの場合、重要なのは肺炎など重症化する患者であり、
検査を増やすことで医療現場に混乱を生じさせてはいけない。

今後、精度を上げる必要性はあるが、症状がみられる人にのみ検査を実施する
という政府の方針は現状では理にかなっている」と評価をする。

 
感染の有無を確認する別の検査方法として脚光を浴びているのが抗原検査だ。
ウイルス特有のタンパク質(抗原)を狙ってくっつく物質を使い、
患者の検体中にウイルスがいるかどうかを調べる。

PCR検査が判定に数時間程度かかるのに対し、
抗原検査は15~30分でできるのが特徴だ。

 
厚生労働省は抗原検査の簡易キットを13日付で承認。
東京都も導入を検討している。

 
現在のところ、PCR検査を実施した帰国者や、
接触者外来で熱やせきなど症状のある人を対象に実施する予定で、

仲田氏は「感染の可能性が高い人への検査は、正しい診断をするために必要だ」と理解を示す。

ただ留意点として次のように指摘する。

「インフルエンザの場合、有病率が1割だと仮定して
検査キットで正しく診断される確率は約79%だが、
検査をせずに症状だけで医師が正しく診断する確率は約8割だ。

もちろん新型コロナウイルスはインフルエンザよりも致命率が高いため安心はできないが、
やみくもに抗原検査を増やすこともそれほど意味はない。
PCR検査が必要かどうかを判断するための検査だ」

 
医師が適切に診断できる態勢を守ることがより重要ということか。

国内の新規感染者数は減少傾向で、爆発的な感染は収まっているようにみえる。

ただ、仲田氏は

「落ち着いたはずの韓国でもクラスター(感染者集団)が発生したように、
日本でも今後クラスターが発生する可能性は十分にあり得る。

インフルエンザとは異なり、新型コロナは会話による飛沫(ひまつ)で
感染拡大すると指摘されており、通常の会話でも経口感染する恐れがあるので、
まだまだ注意を怠ってはいけない」

と忠告した。

  (https://news.infoseek.co.jp/article/00fujidom2005160002/

           <感謝合掌 令和2年5月16日 頓首再拝>

結局日本のコロナ対策が正解だったようだ - 伝統

2020/05/17 (Sun) 10:18:39


  *購読者数日本一(まぐまぐ総合第1位)
   お金儲け2.0著者の川島和正メルマガ (2020年05月16日) より

1週間くらい前に私は
「日本政府は集団免疫路線を諦め封じ込め路線に変更したようだ」
と書きました。

菅官房長官が
「集団免疫戦略はとらない」と
述べたため
世界のほとんどの国と同じように封じ込め路線にするのかと思ったからです。

しかし、その後の安倍首相の話によると
集団免疫路線でも、封じ込め路線でもなく、共存路線ということのようです。


振り返ってみると
これまでの日本政府のコロナ対策は
いったい何をしたいのかよくわからない曖昧な感じでした。

ほとんどの国が封じ込めを目指して
出来る限りの対策をしていたのに対し
日本はのらりくらりと緩やかな対策していたのです。

そして、多くの国の政治家や記者が
日本の中途半端な対策を批判していました。

多くの日本国民も
検査や隔離や空港検疫に積極的でない
日本政府を批判していました。


しかし、ここに来て、世界中のほとんどの国が
封じ込めをあきらめたのか規制を緩和して
日本みたいな緩やかな対策にかじを切っています。

また、ほとんど封じ込めに成功した香港も
「共存を考える必要がある」と述べ

世界一封じ込めに成功しているマカオも
外国人向けに旅行広告の配信を開始しました。

自分の地域だけ、コロナ封じ込めに成功しても
国際的に孤立してしまうので他国に合わせることを
検討し始めたのでしょう。

つまり、日本と違う対策だった世界のほとんどの国が
結局日本みたいな緩やかな対策に落ち着いてきているのです。


というわけで、結果としては、
本気で封じ込めようとしない日本のゆるいコロナ対策が
正解だったということになりそうです。

私も、世界の99%が間違えていて、日本政府が正しいなんてことは
まさかありえないと思っていましたが
結局日本政府が正解だったのかもしれません。

ただ、今後どうなるかは
まだ誰にもわかりませんので
完全に正解とも言えず予断を許しません。

・・

<参照Web>

ソフトな緊急事態宣言を聞き入れた日本人の不思議
     *Web:JBpress (2020.5.16)より
          https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/60513

           <感謝合掌 令和2年5月17日 頓首再拝>

コロナパニックの隙を突いて日本の領海内で暴れまわる中国船 - 伝統

2020/05/17 (Sun) 13:50:01


        *Web:日刊SPA! (2020年5月16日 )より抜粋

(1)米国のドナルド・トランプ大統領が、新型コロナウイルスによるパンデミックを
   「米史上最悪の攻撃」と呼び、旧日本軍による1941年の真珠湾(Pearl Harbor)攻撃と
   2001年9月11日の米同時多発攻撃よりもひどい、と述べたことが報じられています。

   ジョンズ・ホプキンス大学の新型コロナウイルス感染状況ダッシュボードによると、
   全世界で感染者は417万8156人、死者は28万6353人です(5月12日現在)。

   中国武漢から始まったこの新型コロナウイルス禍は
   「ワクチンや特効薬」ができるまで続くようです。

(2)世界を未曾有の恐怖に陥れた中国発の新型コロナウイルス問題。
   当の中国は「反省して大人しくしているのか?」というとまったく違うようです。

   そもそも、中国は世界の混乱に乗じて、その領土・領海を拡大しようと考える国です。

(3)中国は新型コロナウイルス感染により世界各国の軍事力が損なわれていることを
   チャンスと考え、あからさまな領土拡大の野心を見せつけています。

   各国が中国に感染拡大の責任を取れと賠償を要求しても、
   当の中国に謝罪したり反省する様子はありません。
   それどころか、この隙に勢力の拡大を狙おうという動きが日本の尖閣諸島沖でもありました。

(4)5月12日、衆議院本会議において長尾敬議員が尖閣諸島沖の中国船の動向について
   重大な発言をしています。
   中国は日本の領海に対し、さらに強い圧力を加えてきたのです。

   「今月8日、中国海警局の船が尖閣諸島周辺の日本領海に侵入、さらには、
    操業中の日本漁船を追尾した問題に関し、中国外務省の報道官は昨日11日、
    『日本の漁船は中国の領海で違法に操業していたため海域から出るよう求めた。
    日本の海上保安庁の違法な妨害にも断固として対応した』などと正当化しました。

    日本政府には、武漢からウィルスを世界中に撒き散らした責任追及と合わせて、
    毅然とした態度で、中国の『力による支配』を排除し、
    尖閣諸島を、日本の主権を、断固守り抜くことを強く求めます」

(5)国際法だけでは国は守れない

   海上保安庁は自国の漁船を守るために体を張ってこれを阻止しています。
   もし、日本の漁船が一隻でも中国の海警に拿捕されれば、
   我が国の領海内での違法な法執行を日本が許したという既成事実になります。

   また、追尾される危険を避けて漁に出る日本船が減れば、
   それだけ中国の船が日本の領海を自由に航行するようになってしまいます。


   ときどき「では打ち払え! 撃沈せよ!」という勇ましい意見を持つ人がいますが、
   そうなると、今度は日本が国際法的に違法行為を行ったことになります。
   挑発に乗って短気を起こしてしまえば、国際社会から非難されるのは日本のほうなのです。

   また、日本が武器を使用して中国の公船を阻止したとなると、
   中国側は「横暴な日本から自国の公船を守るため」と称して軍艦を出してきます。
   それに対してこちらも護衛艦で対処するようになれば、
   取り返しがつかない事態に至ってしまいます。

(6)これまで中国は、少しずつ公船を増やし、切れ目なく尖閣諸島沖をローテーションで
   周遊しながら人員や予算の乏しい海上自衛隊を消耗させてきました。

   とはいえ、中国海軍にとって、
   憲法9条で両手両足を縛られた海上自衛隊などは敵ではありません。
   何より、最も脅威だった米軍の第七艦隊の力が弱まるチャンスを虎視眈々と狙っていたのです。

   (https://news.infoseek.co.jp/article/spa_20200516_01667305/ )

           <感謝合掌 令和2年5月17日 頓首再拝>

コロナ、1週間で感染リスクなし? 隔離2週間は必要か - 伝統

2020/05/17 (Sun) 23:02:02

      *Web:朝日新聞(2020年5月17日)より

新型コロナウイルスに感染して入院した場合、現状では、
症状が落ち着いてからPCR検査で2回続けて「陰性」と判定されないと退院できない。
自宅やホテルでの療養者や、患者の濃厚接触者は、原則2週間の待機が求められる。

しかし難治性血液疾患などを専門とする小島勢二・名古屋大名誉教授は、
最新の知見では、発症から1週間経てば他人に感染させるリスクはほぼなくなるという。

本当なのか。小島さんが解説した。


《その答えは台湾の研究に》

東京や大阪など8都道府県をのぞき、ようやく新型コロナウイルスに対する
緊急事態宣言が解除されることになった。一方で

、第2波への備えの必要性が叫ばれている。
第1波で科学的根拠に基づく対応がとれなかったのも仕方ないが、
第2波については、科学的根拠に基づいた対策を取る必要がある。


 新型コロナウイルスの陽性者および濃厚接触者は、いつまで隔離すべきであろうか? 
現在の基準では、隔離を解くには、陽性者はPCR検査で2回続けて陰性が確認されることが必要だ。
自宅やホテルでの療養者も、検査で2回陰性が確認されるか、2週間の隔離が求められる。
濃厚接触者も原則、患者に接触した時点から2週間の自宅待機を求められる。

 最近、台湾からこの問いの答えになる研究結果が報告された。

台湾で、新型コロナウイルス感染の確定診断がついた100人に濃厚接触した2761人について、
濃厚接触者が最初に患者に接触した時期と、感染の有無との関係について調べた。

患者のうち9人は無症状であった。
濃厚接触者の内訳は、家族が219人、病院関係者が697人、その他が1755人である。


《二次感染、発症6日目以降はなし》

2761人の濃厚接触者のうち、二次感染したのは22人(0.7%)であった。
軽症患者よりも重症患者に接触した人の方が、感染するリスクが高かった。
無症状の患者に接触した91人のうち、二次感染をおこした人はいなかった。

二次感染した22人のうち、10人は患者に症状が出る前の接触歴があり、
9人は症状が出た日から3日以内、3人は4日目あるいは5日目だった。

すなわち、発熱やせきなどの症状が表れてから6日目以降に接触しても、
感染することはなかったのだ。

無症状の患者に接触した人についても、PCR検査が陽性となった日から数えて
6日目以降になると感染者はいなかった。

二次感染者の半数には患者に症状が出る前に接触歴があったが、
この時期に患者との接触を避けるのは不可能であろう。


《PCR検査でわかること、わからないこと》

コロナ禍を機に、「PCR検査」という単語がわが国で市民権を得ることになった。
しかし、PCR検査には「定性検査」と「定量検査」があることはあまり知られていない。

 ウイルスのDNAは目では見えないので、
定性検査では、特殊な装置を使って目的とするDNAを増やす。
目で確認できれば陽性、確認できなければ陰性と判定する。

新型コロナウイルスの診断には、通常のPCR法で十分である。

 一方、どれくらいウイルスがいるか(定量)を測定できるリアルタイムPCRという方法もある。
PCRの1サイクルで目的とするDNAは2倍になるが、増やしたDNAがある量に達するのに
PCRを何サイクル回したかがわかれば、最初に存在するDNAの量を推定することができる。

 ウイルスが感染した時に症状がでるには、一定以上のウイルス量が必要である。
新型コロナウイルスについても、海外からリアルタイムPCR法でウイルスの量を測定した研究が
数多く報告されている。

これらの研究によると、症状の発症前後が最も多量のウイルスが検出され、
感染から1週間を境にウイルス量は急速に減少する。


 台湾からの報告と合わせると、新型コロナウイルスが他人に感染するには
一定のウイルス量が必要で、発症から1週間経てば、この値を下回ると想像される。

ウイルスの診断は、元来、綿棒でのどをぬぐってとった液体などから
ウイルスを分離して確認していた。
細胞を培養中のフラスコ内に、ウイルスが含まれていると思われる検体を加え、
細胞が変化するのを顕微鏡で観察するのだ。

煩雑なので、簡便なPCR法がとって代わったが、
感染力がある生きたウイルスがいるかどうかは、この方法に頼らなければならない。

 PCR法では、感染力のない死んだウイルスも併せて検出されるので、
感染する力があるかどうかは、ウイルスの分離培養の結果を待たなければならない。


《ドイツでも8日目以降はウイルスなし》

新型コロナウイルスについて、診断時から時間を追うごとに分離培養を行った
ドイツからの報告
では、診断直後は高い確率でウイルスを分離することができたが、
日を経るごとに減少し、発症から8日目以降では、検査した全員において分離することができなかった。

 新型コロナウイルスの分離培養は、もっとも危険な病原体を扱える限られた研究所しかできない。
ウイルスの定量や分離培養の結果も、台湾から報告された研究と符合しており、

これらの研究結果を総合すると、新型コロナウイルスは、症状が出てから1週間経てば、
すでに感染力を失っていると考えられる。

 この研究結果は、今後の新型コロナウイルスの感染対策に極めて重要な意味を持つ。

今回の知見をもとに、これまでのわが国における新型コロナ感染対策を顧みるとともに、
今後の対策にこの結果をどう生かすかについて論じてみたい。


 従来、保健所が窓口になっている帰国者・接触者相談センターでは、
PCR検査を受ける基準は、発熱などの症状が表れてから4日以上経過してからとされてきた。
加藤勝信厚生労働大臣が保健所や国民の誤解であったと発言して物議をかもしているが、
実際、ほとんどの患者が、PCR検査を受けるのは発症から5日目以降であったと思われる。

 さらに、PCR検査の結果が届いて陽性が判明し、隔離されるのは、
多くは発症から1週間以上経過してからであった。
すなわち、最も感染リスクが高い時期には隔離されておらず、
すでに感染のリスクがなくなってから厳重な隔離管理をされていたことになる。


 台湾では、今回の結果をもとに、発症後1週間経過し、
病状が悪化する恐れがなければ隔離する必要はないとして、自宅療養を勧めることになった。


《海外の知見から言えること》

わが国では、自宅待機中の患者の中に病状が急激に悪化して死亡した例が続いたため、
自宅療養患者を減らす方針である。

しかし病状が悪化するリスクのある期間が過ぎても入院させるのが隔離の目的のみであれば、
自宅での療養が推奨されてもよいかもしれない。

 家族を含め周囲への感染リスクがないとなれば、発症後1週間経った患者の多くは
自宅療養を希望すると考えられる。

新型コロナウイルス感染症で入院する患者の大部分は発症から1週間以上が経過していることから、
患者に接触する医療従事者の感染防御も簡素化できるかもしれない。

 折しも、5月13日から新型コロナウイルス感染の診断に抗原検査が保険適用となった。
抗原検査は30分間で判定結果が出るので、今後は新型コロナウイルスの診断の際に、
最初に使われるようになるであろう。

抗原検査は定性検査であるので、リアルタイムPCR法を併用することで
重症化や感染力の有無を予測できれば、コロナ患者に対して、より的確な対応が可能となるであろう。


今回の提案は、台湾を始め、海外の研究結果に基づいたものである。
この提案を確固たるエビデンスとして診療現場に導入するには、
これまで紹介してきた研究結果について、わが国でも確認する必要がある。


 残念ながらわが国からは、新型コロナウイルスの診療に有用な情報は、ほとんど発信されていない。
今回のコロナ禍にあっては、中国からは怒濤(どとう)のように重要な研究結果が報告されている。


 今回紹介した台湾からの報告は台湾疾病コントロールセンター(CDC)が主導した研究であるが、
武漢での新型コロナウイルス感染の流行を知り、直ちに研究計画が立てられたようだ。

台湾で最初の新型コロナ感染の患者が確認されたのは1月21日であるが、
この研究は1月15日から始まっている。

今回のコロナ禍に対する台湾CDCの対応が世界で高く評価されている一端をみる思いがした。

  (https://www.asahi.com/articles/ASN5G5SFNN5GULBJ013.html

           <感謝合掌 令和2年5月17日 頓首再拝>

ワクチン開発いつ? 新技術と手順省略で急ピッチも安全性懸念の声 - 伝統

2020/05/18 (Mon) 09:22:39


       *Web:産経ニュース ( 2020年5月17日)より

新型コロナウイルスの封じ込めや東京五輪・パラリンピック開催の切り札としても注目される
ワクチンの開発が、世界各国の製薬会社や研究機関で加速している。

世界保健機関(WHO)によると、118の計画が進行中で、
そのうち欧米や中国の8件は人に投与して有効性を確かめる臨床試験(治験)の段階に入った。

ワクチンは健康な人に幅広く投与するため、安全性は厳密に評価しなければならず、
専門家は拙速な実用化について警鐘を鳴らしている。

 
「目標は12~18カ月かかるとしていた開発をスピードアップすることだ」。
WHOのテドロス事務局長は11日、国連経済社会理事会への説明会でこう語った。

多くの人がワクチンで免疫を獲得すれば流行は収まる。
しかし、ワクチンの当局承認には通常、数年はかかるとされ、
緊急性の高かったエボラ出血熱のワクチンですら開発が加速されてから4年がかかった。

ワクチンの候補開発に数年、それを数十人に少量接種して安全性を確かめる
臨床試験の第1段階に数カ月、有効性も確認するため通常量を数百人に接種す
る第2段階に数カ月~2年、同様に数千人に接種する第3段階に1~4年かかるからだ。

 
だが、専門家らによると、今回開発中のワクチンの多くは、
ウイルスそのものやウイルスタンパク質を使う従来型ワクチンと異なり、
ウイルスの遺伝子組み換え技術を使う新手法で、
既存の遺伝子組み換え技術の成果を応用できるという。

この結果、数年かかっていたワクチン候補の選定までの期間を省くことができ、
承認までの時間の大幅短縮が可能だという。

米国ではウイルスの遺伝情報を利用するRNAワクチンの開発が進行中だ。
米バイオテクノロジー会社モデルナが国立アレルギー感染症研究所と共同で
3月に第1段階の臨床試験を開始した。

食品医薬品局(FDA)の優先審査の対象に指定され、
トップランナーのひとつとなっている。

中国の製薬会社、康希諾生物が開発中なのはエボラ出血熱ワクチンの技術を応用したワクチン。
新型コロナウイルスではないウイルスに新型コロナウイルスの表面のトゲを形成する
DNAを入れて接種するDNAワクチンで、第1段階を終えて第2段階にいち早く入った。

 
日本勢は出遅れが目立つ。
大阪大や東京大、国立感染症研究所、医薬基盤・健康・栄養研究所、タカラバイオなどが
開発を進めるが、いずれも臨床試験の前段階。塩野義製薬も4月に参入を表明したが、
臨床試験は年内開始の予定だ。

 
米コロンビア大が3日に公表した査読前論文によれば、
ウイルスのゲノム(全遺伝情報)が79%類似するとされる
重症急性呼吸器症候群(SARS)は抗体が過去の感染者から2年後も検出されており、
免疫の有効性もそれだけの期間、持続していると示唆する。

 
一方で、同論文は旧型コロナウイルスの感染者は回復しても1年後には再感染したと報告。
複数の専門家も「新型コロナウイルスで終生免疫ができるのか疑問だ」と指摘しており、
インフルエンザのように毎年ワクチンが必要になる可能性もある。

 
SARSワクチンを応用して作ったDNAワクチンで、既に臨床試験を始めている
英オックスフォード大は、ワクチンの大量生産・流通させる準備を進めている。
報道などによると、有効性検証が済んでいない臨床試験の第3段階で、
9月にもワクチンを医療従事者ら希望者に投与するとしている。

 
米国では本物の新型コロナウイルスを人体に接種してワクチンの有効性を確かめる
接種試験の準備も進められている。
重症化リスクの高いウイルスを治験者に投与するのは過去に類を見ず、
新型コロナウイルスのワクチン開発の現状を物語る。

 
こうした動きに「注意すべきだ」と警鐘を鳴らすのは、
大阪大免疫学フロンティア研究センターの宮坂昌之招聘(しょうへい)教授(免疫学)だ。

宮坂教授は「臨床試験段階でのワクチン接種により、医療従事者がかえって
重症化しては本末転倒。また、ウイルスの接種試験をして万が一死亡したら
、倫理的に許されるのか」と指摘。

安全で予防効果の高いワクチンの開発、承認までには「2年かかる」とみる。

  (https://news.infoseek.co.jp/article/sankein_lif2005170038/

           <感謝合掌 令和2年5月18日 頓首再拝>

日本では、ワクチン普及まで何年かかる? - 伝統

2020/05/18 (Mon) 18:43:13


  *購読者数日本一(まぐまぐ総合第1位)
   お金儲け2.0著者の川島和正メルマガ (2020年05月13日) より

2020年中に新型コロナウイルスのワクチン臨床試験に臨めそうな
世界の10団体のひとつと言われる大阪大学の森下竜一教授グループが
日本のワクチン状況についてFNNグループに語りました。

新型コロナウイルスに関しては、完全封じ込めに成功している国が少なく
ワクチン開発まで日常は戻らないとも言われている中
いつになったらワクチンが出来るのかについて語られたのです。


これによると、イギリスなど早い国では既に臨床試験が始まっているものの
日本では国から予算がおりないため、まず資金集めが必要とのことです。

それから、日本の場合、認可に時間がかかるのと
臨床試験を行う上での規制も多いため
イギリスやアメリカより、あとになりそうだということです。

輸入して使えば良さそうなものですが
日本のワクチンはこれまで全て国産にこだわってきていますので
今回から輸入ということもなさそうです。


では、そういうことも踏まえて
ワクチンが完全する目安はいつなのかというと
30億円の予算がつけば20万人分作れて
2021年春くらいに医療関係者などに優先して打てるそうです。

その後、予算さえあれば
2021年秋に2000万人、2022年春に希望者全員に
行き渡るのではないかと言うことです。

ただ、予算次第であるため、出来ないままかもしれません。


というわけで
完全封じ込め出来なさそうな日本においては少なくとも
約2年間はマスクと消毒生活が続くことになりそうですね。

また、新型コロナウイルスに感染したり
アビガンを投与したり、ワクチンを打ったりすると
不妊になる確率が上がる説もありますので

子供が欲しい場合には
その前に子作りしておいた方が良さそうですね。

大変面倒くさい世の中になってしまったものですが
仕方ないので受け入れて対応していきましょう。

ちなみに本日香港でも
23日ぶりに域内感染が発覚しまして
本当に油断ならないウイルスだと思いました。


★森下教授インタビュー全文
http://7hk.jp/morishita.html


<参照>

コロナのワクチン開発、百件超 日本普及は来年以降か
共同通信 / 2020年5月16日 17時54分
https://news.infoseek.co.jp/topics/kyodo_kd-newspack-2020051601001823/

           <感謝合掌 令和2年5月18日 頓首再拝>

入院患者数減少、病床数増加も第2波に警戒 - 伝統

2020/05/19 (Tue) 10:13:13

入院患者数減少、病床数増加も第2波に警戒 緊急事態宣言継続の8都道府県

         *Web:産経ニュース ( 2020年5月18日)より

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が続く8都道府県のうち、
北海道を除く7都府県で1カ月前に比べて入院患者数が減少し、
病床の逼迫(ひっぱく)状態から改善傾向にあることが18日、
産経新聞の調べで分かった。

新型コロナ患者向けの病床数は全ての地域で上積みされたが、
再び感染拡大する「第2波」の懸念もあり、予断を許さない。

 
北海道、埼玉、千葉、東京、神奈川、京都、大阪、兵庫の8都道府県に
4月17日と5月17日の病床数、入院患者数、重症者の病床使用率を聞き、比較した。

東京都によると、入院患者数は4月17日に退院者を含み2679人に上ったが、
5月17日には1024人まで減少。病床数は2千床から3300床に拡充された。

都の担当者は「逼迫した状況からは脱したが、ここで緩むとさらなる感染拡大につながり、
油断はできない」と警戒を強める。

 
大阪府は入院患者数が入院調整中を合わせて770人から306人と半分以下になり、
病床数は676床から1137床に増加。府独自の解除基準では重症患者用の
病床使用率60%未満を指標の一つに設定しているが、
5月17日は20・7%で4月17日の51・6%から大幅に下がった。

 
兵庫県の入院患者数は248人から75人に減った。
重症者の病床使用率は9割に達していたが、5月17日には23・9%まで低下。
担当者は「本当にギリギリの状態だったが、軽症患者を宿泊施設に移せるようになり、
4月下旬ごろから随分楽になった」と明かす。

 
一方、国に先駆けて2月に独自の「緊急事態宣言」を出した北海道は
一度減少した感染者が再び増加し、第2波に直面。
病床数は400床から600床に増えたものの、入院患者数は177人から285人と
約1・6倍増加している。

   (https://news.infoseek.co.jp/article/sankein_lif2005180075/ )

           <感謝合掌 令和2年5月19日 頓首再拝>

<明日へ・ 新型コロナ>発熱患者を拒まない町医者  - 伝統

2020/05/19 (Tue) 13:57:17

<明日へ・ 新型コロナ>発熱患者を拒まない町医者 
感染対策徹底「早く病気から解放してあげたい」

        *Web:毎日新聞(2020.05.18)より

「発熱患者を拒むことはできない。
その時の流行の病を診て、早く病気から解放してあげたい、
というのが医者としての私の考えだから」。

埼玉県春日部市の住宅街にある「あゆみクリニック」の藤川万規子院長(59)。
新型コロナウイルスの感染が広がる中、発熱外来を設置。

診察時間や動線を分け、PCR検査の検体は屋外テントで採取するなど
感染対策を徹底して発熱患者の診察も続ける。


「町医者として患者さんに接することが夢だった」。

感染拡大前は、親しみを感じてもらえるようエプロン姿で診療した。
今は「近い距離でも安心し合えるように」とフェースシールドや防護服を着用。

一見すると物々しいが、表情は柔らかい。
「優しくて大好き」。患者からの信頼も厚い。

 
医療用ガウンやマスクなど防護具が国内各地で不足するが、
11年前の新型インフルエンザ対応を教訓に備蓄を多くした同院は、
スタッフ全員が防護服を着用。

所狭しと動き回り、すれ違いざまに出っ張るフェースシールドがずれることも。
長期戦を見込み防護服を洗濯。高機能マスク「N95」は滅菌処理し再利用する。

途切れなく訪れた患者の診察を終え、
マスクなど支援物資と共に届いた励ましの手紙に目を通す。

「うれしいです」。

目の前の患者と向き合う町医者の顔から、いつもの笑みがあふれた。

   (https://news.yahoo.co.jp/articles/64aeb478351095c39709b1acef68f4dbcff6357c

           <感謝合掌 令和2年5月19日 頓首再拝>

韓国、再陽性「感染力ない」との見解 - 伝統

2020/05/19 (Tue) 22:36:29


      *Web:TBS NEWS(2020.05.19)より

韓国政府は、新型コロナウイルスに感染し陰性となった後、
再び陽性と判定された人について、
他の人を感染させるおそれはないとの見解を示しました。

 「再陽性者に感染力があるという根拠は確認されなかった」(鄭銀敬 中央防疫対策本部長)

 
韓国政府は18日、再陽性と診断された285人と接触した790人を調査した結果、
他の感染源が考えられる3人を除いて感染は確認されなかったと発表しました。

 
再陽性108人の検体を培養したところ、ウイルスは検出されず、
検査では死んだウイルスを検出していた可能性が高く、
「伝染する力はない」と判断しているということです。

韓国政府は、再陽性とされた人への対応指針は19日から変更する予定で、
隔離や再検査の必要はないとしています。

   (https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20200519-00000007-jnn-int

           <感謝合掌 令和2年5月19日 頓首再拝>

タカラバイオ、唾液のPCR検査試薬 自分で採取可能 - 伝統

2020/05/20 (Wed) 10:08:35


        *Web:時事通信(2020/5/18)より抜粋

(1)専用の容器に唾液を出すだけで検査が可能。
   簡単な上、医療従事者への感染リスクも少なくなるため、
   PCR検査を増やせる可能性がある。

(2)ウイルスの遺伝子を増幅して検出するPCR検査は
   検査結果が判明するまで数時間かかる。

   同社の試薬は、唾液に含まれる不純物を取り除く工程が不要で、
   約1時間で検査結果が判明する。

(4)厚生労働省は唾液を検体として使う方法を今月中にも認める方向。
   承認が下りれば、早ければ月末にも発売できる見通し。

   (https://www.jiji.com/jc/article?k=2020051800309&g=eco )

・・・

タカラバイオ、唾液のPCR検査試薬発売へ 新型コロナ感染リスク低減

        *Web:日本経済新聞(2020/5/16)より

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59215020W0A510C2MM8000/?n_cid=NMAIL007_20200517_A

           <感謝合掌 令和2年5月20日 頓首再拝>

ウィズ・コロナ時代の備え 「命と経済」両立戦略を - 伝統

2020/05/20 (Wed) 15:04:44

        *Web:日本経済新聞(2020/5/18)
             ~上級論説委員 西條 都夫

新型コロナウイルスの感染拡大に一服感が広がり、社会のムードもやや明るくなった。
だが油断は禁物。
「ポスト・コロナ」の時代が一足飛びに来るわけではない。

感染を予防するワクチンが開発され、
その恩恵が世界に広く行き渡るまでに最短でも数年は必要だ。

その間、私たちは徐々に日常を取り戻しつつ、
同時に第2波、3波の感染拡大に警戒を怠れない「ウィズ・コロナ」の時代を生きる。

(以下省略)

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59171260V10C20A5TCR000/

           <感謝合掌 令和2年5月20日 頓首再拝>

地震が活発化している時期、地震や噴火には注意 - 伝統

2020/05/20 (Wed) 22:23:37


         *Web:宇宙の兄弟たちへ(2020年5月20日)より

ここのところ地震が続いているように思います。


昨日も福島沖の震源で、震度4の地震が起こり、
さらに続けて岐阜県でも震度4の地震が起こっています。

先日からウイルス禍だけでなく、
地震なども起こる可能性が高まっているという話をしていますが、
どうも実際に地殻活動が活発化しているようです。

地震と共に火山の噴火などの危険性も高まっていると感じます。

かつての聖武天皇の御代にも、
疫病の流行と共に、地震も頻発していました。

その時代に似たことが、今の日本にも起こってくるように感じています。

当時は奈良の大仏(毘盧遮那仏というお釈迦様を超えた根源的な仏)をたてて、
国民が一心になる事で国難を脱しました。

おそらくは今後、疫病の蔓延もありますが、
さらに天災が起こってくるものと思います。

地震もそうですし、火山の噴火や、台風被害などもあります。

いろんな国難が襲ってくるでしょうが、
人々が一致団結して乗り越えていかなくてはなりません。

そして真に尊いものを理解していかないといけないでしょう。

無神論や唯物論の蔓延で、
信じる事を失った現代人が多いと、災いはとどまらなくなります。

これから厳しい時代に突入してくる事を知っていただきたいと思います。

    (https://www.spacebrothers.jp/2020/05/blog-post_20.html

           <感謝合掌 令和2年5月20日 頓首再拝>

ナファモスタット - 伝統

2020/05/21 (Thu) 10:45:48


       *Web:HANKYOREN(2020-05-15)より抜粋

韓国パスツール研究所のキム・スンテク人獣共通ウイルス研究チーム長は14日、
「新型コロナウイルスの抑制効果のある24の薬物でヒト肺細胞培養実験を行った結果、
血液の抗凝固剤および膵炎治療薬の成分である『ナファモスタットメシル酸塩』
(以下ナファモスタット)が最も強力な抗ウイルス効能を示した」と発表した。


韓国パスツール研究チームは、
新型コロナウイルスがベロ細胞に感染する過程と肺細胞に感染する過程が異なる点に着目し、
人間の肺細胞培養実験も行った」と説明した。

肺細胞としては肺がん細胞に由来する「Calu-3細胞」を使用した。

実験の結果、ベロ細胞では新型コロナウイルス抑制効果が大きくなかった
ナファモスタットが、Calu-3肺細胞では最も強力な効能を示した。

ナファモスタットは、韓国と日本ですでに血液の抗凝固剤や膵炎治療薬として
承認されており、動物実験と臨床試験第1相の過程なく、直ちに新型コロナウイルス治療薬
の臨床試験第2相に入ることができる。

韓国パスツール研究所は、今回の研究結果を基に、
ペ・インギュ慶尚大学病院感染内科教授を総括責任者として、
10カ所の病院が参加する研究者臨床試験を食品医薬品安全庁の承認を受けて進めている。

 (http://japan.hani.co.kr/arti/politics/36636.html )
。。。

<参照Web>
東京大学医科学研究所
https://www.ims.u-tokyo.ac.jp/imsut/jp/about/press/page_00060.html

           <感謝合掌 令和2年5月21日 頓首再拝>

コロナ症状は10日目前後に注意 基礎疾患なしで両肺重篤化も - 伝統

2020/05/21 (Thu) 13:45:55


      *Web:女性自身 (2020年5月21日 )より

中国での発生から5カ月が経過したものの、
まだまだ新型コロナウイルスの正体はハッキリとわかってはいない。

高熱など一般的に報じられている症状がない、いわゆる無症状感染者も多い。


抗体検査を受け、陽性だった30代の男性はこう明かす。

「風邪のような症状は一切ありませんでした。
ただ、舌が痛い、舌の周りがピリピリするといった異変はありました。
1週間で治りましたが、熱も出なかったのに感染していたので驚きました」


NPO法人・医療ガバナンス研究所の上昌広理事長は、症状の多様さについてこう語る。

「断定的なことは言えませんが、コロナウイルスが変異しており、
ウイルスの型によって症状が異なる可能性もあります」


前出の筋野院長が、特に注意すべきポイントを教えてくれた。

「基礎疾患のある人だと、発症から2日目くらいで急に悪化することもありますが、
基礎疾患のない人が10日目前後に急変するケースがあるのです」


実はこの現象は、最近の米紙『ワシントン・ポスト』でも、
《発症10日前後に突然重篤化「2週目クラッシュ」の謎》として報じられている。

筋野院長は続ける。

「重篤化の理由は正直、わかりませんが、いちばん多く見られるのは、
急に肺炎が進むというケース。初期の診断では肺炎の症状はなかったのに、
1~2日で肺炎が急激に進行していることがあります。

たとえば、最初にレントゲンやCTを撮った際は、
左肺の下側にわずかな影があっただけなのに、
翌日には両肺に広がっていたということがあったんです。

これは細菌性の肺炎ではあまりないこと。
普通は片肺だけなのにコロナは両肺に一挙に広がってしまうから、
いきなり悪化して重篤化してしまうことがあるんです」


熱の出方にも特徴があるという。

「最初から高熱が出る方もいますが、熱が一度下がって落ち着いた後、
再び上がる人もいます。最初に38度で、3~4日で37度台に下がり、
6~7日目に39度台まで上がった例が。
これも理由はわかっていませんが、2度目の発熱のほうが高い傾向があります」


米国では川崎病に似た症状も見られ、血栓も症状に挙げられている。
重篤になると退院するまで長期間かかると嘆くのは、
コロナ感染者を受け入れる関西地方の大学病院の現役看護師だ。

「1~2カ月は間違いなく入院することになります。
人工呼吸器をつけた方は、肺に多大なる負担がかかってしまいますから、
PCR検査が陰性になってもしばらく呼吸器を外せないことも多いです。

重篤患者さんは、やはり60歳以上の高齢者が多いですね。
女性よりも男性が多く、糖尿病などの既往歴のある方が、
どうしても重篤化しやすいです。

とはいえ、何も疾患がない方でもいきなり重篤化するのが、コロナの怖いところです。

最近では、既往歴のない20代の女性が重篤化したケースがありました。
人工呼吸器をつけて経過が良好となり、PCR検査も2回陰性で一般病棟へ
移ったのですが、直後に容体が急変。再びICUに戻ってしまいました。

陰性になっても症状が悪化することもある。
改めてコロナの怖さを感じています」


前出の筋野院長は、コロナに感染した軽症者で自宅療養する人に、必ずこう伝えているという。

「『最初の10日目くらいまでは特に注意してください』と念を押しています。
10日目以降はそう悪化しないので、『それまで頑張りましょう』と励ましているんです」


前出の上理事長も、解除後こそ警戒すべきだと強調する。

「第2波を防ぐことは難しいでしょうね。いままでのように継続して
個人個人が気をつける生活は大切です。
検査数も徹底的に増やすことが今後、重要だと思います」

“コロナ前の日常”に戻りたい気持ちは皆同じだが、
緩み切って感染爆発を引き起こさないよう、
今こそ細心の注意を払いたい。

  (https://news.infoseek.co.jp/article/joseijishin_1861495/

           <感謝合掌 令和2年5月21日 頓首再拝>

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