伝統板・第二 2507909

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庚子(かのえね、こうし)⑤

1:夕刻・伝統版 :

2020/04/02 (Thu) 23:54:40

志村けんさんを「人工心肺装置」も救えず…一因は肺の基礎疾患にあり

        *Web:日刊ゲンダイDIGITAL (2020年4月1日)より


日本中の誰もが知っているコメディアンの志村けんさん(享年70)が
新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなり、衝撃が走った。

■入院からわずか10日

志村さんは19日に発熱と呼吸困難の症状が表れ、20日に入院。
23日に新型コロナウイルス陽性と判定され、
24日から「ECMO(エクモ)」と呼ばれる人工心肺装置を使った治療を続けていた。

しかし、わずか1週間ほどで帰らぬ人となった。

エクモは主に呼吸器疾患の急性悪化などの治療に使われ、
肺炎が重症化して人工呼吸器でも酸素を十分に取り込むことができないケースで使用される。

機能が衰えている肺の代役を担い、体外に設置した装置へ静脈につないだ管で血液を送り、
酸素を加えてから再び体内に戻す。
悪くなった肺を完全に休ませて、患者自身の免疫による回復を待つものだ。

 
これまで、エクモは新型コロナウイルスによる重症肺炎に対する有効性が報告されていて、
3月11日時点の集計では新型コロナでエクモ治療を受けた患者23人のうち12人が回復し、
死亡者はいなかった。

しかし、それでも志村さんは息を引き取ることになってしまった。

生死を分けたものはなんだったのか。

日本呼吸器学会専門医で「水谷内科呼吸器科クリニック」(東京・大泉学園)院長の
水谷清二氏は言う。

「志村さんを診たわけではなく、詳細な病状もわからないので一般論になりますが、
新型コロナウイルスによる重症肺炎にエクモが有効なのは確かで、
志村さんにエクモ治療が行われていたのは、回復する見込みがあったからだといえます。

しかし、肺の既往症があったことで、すでに肺の機能が大きく落ちていたと考えられます。
報道によれば、かつての志村さんはヘビースモーカーで、
4年前には肺炎で入院を経験していますし、
COPD(慢性閉塞性肺疾患)だったとも言われています。

COPDの患者さんは、風邪やインフルエンザといった感染症にかかると
肺炎になりやすくなり、重症化リスクも上がります。
症状が改善しても以前より肺の機能が低下してしまうのです」

COPDはたばこの煙などの有害物質が原因で肺が炎症を起こして
呼吸がしづらくなる病気で、肺気腫と慢性気管支炎の総称だ。

肺の中にあって空気の通り道となる気管支の先にある肺胞が破壊されて組織が断裂し、
酸素の取り込みと二酸化炭素の排出がスムーズにできなくなる。

肺胞はいったん壊れると再生しないため、肺の機能も元通りに回復することはない。

また、肺組織に起こっている炎症によってサイトカインという物質が産生されて
全身の臓器に障害を与え、虚血性心疾患や糖尿病などさまざまな病気を招く。


■肝心なのは自身の免疫力

現状では、進行のスピードを緩やかにするしか治療法がなく、
日本での患者数は530万人と推定されている。

「エクモは体内のウイルスの増殖を抑えるわけではなく、
装置が肺の代わりを務めている間に患者さん自身の免疫力でウイルスを退治し、
肺の機能が回復するのを待つ治療です。

志村さんは70歳と高齢だったうえ、肺の既往症や胃のポリープ手術で
体力や免疫力が大きく落ちていたと考えられます。
そのため、回復を待てるだけの時間が足りなかったのでしょう」(水谷清二氏)

独身で酒好きだった志村さんは、食生活も不規則だったというから、
やはり体力も衰えていただろう。

効果的な医療機器の恩恵を受けて命を守るためには、
やはり自身の体力や免疫力が重要なのだ。

  (https://news.infoseek.co.jp/article/gendainet_621986/

・・・

<関連Web>

(1)伝統板・第二「庚子(かのえね、こうし)」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7930112

(2)伝統第二「庚子(かのえね、こうし) ②」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7952882

(3)伝統第二「庚子(かのえね、こうし) ③」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7959935

(4)伝統第二「庚子(かのえね、こうし)④」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7963275

           <感謝合掌 令和2年4月2日 頓首再拝>
2:伝統 :

2020/04/03 (Fri) 09:54:11


       *メルマガ「宮崎正弘の国際情勢解題」(2020.04.02)より 

 ロシアでは何が起きているのか
  モスクワ封鎖、プーチン主治医(プロトセンコ)が感染
***********************************

 4月1日現在、ロシアの感染は2777名、死者は24名。
モスクワは封鎖され、外出禁止令。モスクワの目抜き通りに人が居ない。

食糧の品不足が噂されているが、不要の外出をすると、
違反者は厳罰に処せられ、風説を流布しても懲役五年だとか。

サンクトペテルブルグの観光客もゼロに近い。

遠くシベリアでも感染者が確認され。

ムスリム過激派のいるチェチェンでは外国人ばかりか、
他の都市の人も入域を拒否している。
ほかのイスラム圏からのコロナウィルス侵入を防止するためだ。

現在感染が確認されていない地域はカムチアツカだけという。
サハリンでも少数が感染、

とくに夥しい感染はモスクワ首都圏で、シュレメチベ空港は、事実上封鎖されている。
2月に早々とロシアは中国人の入国を拒否してきたが、
それ以前まで夥しい中国人観光客がロシア各地を旅行していた。

 3月26日にプーチン大統領と面会した
主治医のプロトセンコ医師が感染していたことが判明した。
当日、彼はプーチンと固い握手をしている。

直後からプーチンは面会者の誰とも握手していないという。
そのうえプーチンは毎日検査を受けており、閣議はテレビ会議に切り替えた。

ロシア政府は1兆4000億ルーブル(およそ2兆円)の対策費を緊急に支出すると発表した。

           <感謝合掌 令和2年4月3日 頓首再拝>
3:伝統 :

2020/04/03 (Fri) 14:12:34


        *【及川幸久−BREAKING−】(2020/04/03)より

   https://www.youtube.com/watch?v=HlOVNAl8lzE

(1)死者数の過少報告

   中国、イラン、ロシア、インドネシア、北朝鮮

(2)中国で、2100万人分のスマホ解約(3か月)

   これから推測されるのが、
   2100万人が死亡しているのでは?

(3)中国はパンデミックの歴史を書き換えて、
   自らを英雄にしようとしている。

   → 情報隠蔽キャンペ-ン

(4)空気感染の可能性


<参照Web>
伊勢ー白山 道(2020-04-03 )
何が幸いするのかは未知
https://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/e/9bf5a1af2b740388e47001dd7a5c569a


「新型コロナウイルスが原因で、急性壊死性出血性脳症を起こした初めての症例だ」
https://www.excite.co.jp/news/article/Hazardlab_33682/


(1)風邪をひいたと感じても、軽々に勝手に、
   市販の風邪薬や、頭痛薬を飲まないほうが今は良い。

   サイトカイン・ストームの引き金を引く恐れあり。

(2)米国での感染拡大には、空気感染があるかも。

(3)全人口に対する死亡者の数が重要。

           <感謝合掌 令和2年4月3日 頓首再拝>
4:伝統 :

2020/04/03 (Fri) 18:19:35

国内感染新たに277人、死者83人に 急増の東京、軽症者向けにホテル調整

         *Web:毎日新聞(2020.04.02)より

 ◇都内の受け入れ可能病床数が逼迫

東京都は2日、都内で新型コロナウイルスの感染者が新たに97人確認されたと発表した。
1日の感染確認者数としては最多。感染者数は3月25日以降、40~70人台で
ほぼ推移していたが、100人台に迫り感染拡大の傾向が顕著になった。

都内は患者の急増で受け入れ可能な病床数が逼迫(ひっぱく)しつつある。
都は軽症・無症状の患者について、病院外で療養させられるよう
国に感染症法の運用見直しを要請しており、
受け入れ先として想定するホテルとの交渉を始めた。

都によると、2日に確認された感染者のうち33人は感染経路が不明。
都内の感染者数の累計は684人となった。

同日確認された97人のうち、患者や医療従事者で100人を超える感染者が出ている
永寿総合病院(台東区)は21人。
都関係者によると、慶応大病院(新宿区)の感染者も10人程度含まれていた。

 
都は感染者の受け入れができる病床の確保を進めており、
2日までに感染症指定医療機関140床を含め700床を確保した。

ただ、2日時点で都内の入院者数は600人を超えるなど厳しい状況が続いており、
最大4000床の確保を目指し準備を進めている。

一方、感染症法に基づき、
患者は症状の有無や軽重にかかわらず、全員を入院させている。

患者の8割程度は軽症や無症状で、
都はこれらの患者を宿泊施設などで受け入れるため、
ホテルを1棟ごと借り上げることができないか調整中だ。

 
入院を重症者らに絞って病床数にゆとりを持たせ、
軽症・無症状者は宿泊施設で受け入れられるよう、
小池百合子都知事が安倍晋三首相に要請している。

小池知事は2日、都庁で報道陣の取材に対し
「(爆発的に患者が増える)オーバーシュートしてからでは遅いので、
医療崩壊を起こさせないように対策を打っている」と話した。

 
都内では40代以下の感染者が増えており、
2日に確認された97人のうち60人と約6割を占めた。

都は「夜の街」での感染が拡大しているとして
カラオケやナイトクラブなど接待を伴う飲食店に行くことも控えるよう呼びかけている。

  (https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200402-00000075-mai-soci

・・・

品川区に軽症者向け1200床 日本財団、つくば市にも

       Web:共同通信 ( 2020年4月3日)より

日本財団は3日、新型コロナウイルスの感染拡大による病床不足に対応するため、
東京都品川区に軽症者約1200人の滞在施設を整備すると発表した。

今月末からの受け入れを目指す。
7月以降、茨城県つくば市で約9千人の滞在施設も整備する方針。

日本財団によると、関連団体が運営する「船の科学館」の駐車場に
大型テントやコンテナハウスを設置。
隣接する「パラアリーナ」の体育館も使い、陽性でも入院が必要ない軽症者や、
その家族の滞在施設にする。

医師や看護師の滞在場所も設ける。

厚生労働省や東京都と連携して運営するとしている。

   (https://news.infoseek.co.jp/article/kyodo_kd-newspack-2020040301002193/ )

・・・

<参照>

これで「軽症」と言うのか。新型コロナ感染で入院中、渡辺一誠さんの手記
4/1(水) 18:30配信

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200401-00033415-forbes-soci

           <感謝合掌 令和2年4月3日 頓首再拝>
5:伝統 :

2020/04/03 (Fri) 23:44:09

健康な若者が死に始めた。新型コロナ拡大のイタリアは日本の明日

       *Web:MAG2NEWS(2020.04.03)より抜粋

(1)今、日本での累計感染者数はイタリアの3月始め。絶対に油断は禁物です。

(2)3月上旬、この頃は、まだ重篤になるのは高齢者と糖尿病などの、
   疾患を持っている人に限られていた。

   健康な若い人は仮にかかったとしても、治癒すると誰もが思っていたし、
   マスメディアもそう報じていた。

(3)3月11日
   生活に密着した食料品店、薬局などを除き、すべての商業施設は営業を停止する。
   工場は業務上必須な部署を除き、活動を停止すること。
   公共交通機関は動くが、なるべく出歩かないように。

(4)困っている人々

  ①マンション住まいの人は精神的に参る。

  ②一人暮らしの高齢者、小さな商店の経営者の困った話題が、ニュースになる。

  ③シングルマザーで、ある家庭の掃除などで生活費を得ていた女性が
   「もうお金がなくて食べ物が買えない」と泣いていた写真が心に刺さる。

  ④医療関係者も心身共に疲労が激しい。
   休日なく働き続け、特に重篤患者を担当する看護師で
   「何もしてあげられない」と涙する姿も印象的だ。

  ⑤ウィルスにかかっているのだから、誰の面会もありえない。
   しかもウィルスが肺を直接攻撃するので、一旦肺炎になると
   呼吸困難に陥るまでの時間が短い。

   5日ぐらいで危篤に陥ってしまい「一人で死んでいくの……」と
   いかにもやるせなさそうだった。

  ⑥そして呼吸器が足らない。それを操作する技師も足らない。
   こんなに一度に同時に、それらが必要になることなどなかったのだ。
   まさに想定外。

     (https://www.mag2.com/p/news/447158 )

・・・

新型コロナ、若者も重症化 都内感染者7割が40代以下…欧州では死亡例も

       *Web:夕刊フジ( 2020年4月3日)より

新型コロナウイルスをめぐっては、若者が無症状や軽症のまま繁華街など出歩き、
高齢者に感染を拡大させることが問題になっているが、実は若者自身も危ない。

英国で基礎疾患のない13歳の少年が死亡するなど若者の死亡が相次ぐほか、
国内でも重症化の例が出ている。

専門家は若者に「甘えている場合ではない」と警告する。




この数字を改めて見てほしい。
東京都が3月31日に発表した新型コロナウイルスの感染者78人のうち、
年代別で最も多かったのは30歳代の21人。そして20歳代も15人、
40歳代は14人だった。

40代以下が54人と全体の約7割を占めたのだ。

これまでは高齢者や基礎疾患を持つ人が重症化や合併症など高いリスクにさらされる
と強調されてきたが、小池百合子知事は、若い世代の感染が増えているとの認識を示した。

都は新学期から再開予定だった都立学校の休校を
大型連休明けまで延長する方向で検討している。

 
海外では10代の若者の死者も出ている。
英ロンドンの病院で30日、13歳の少年が死亡した。
英国内の感染者で最年少の死者とみられる。基礎疾患などはなかった。

ベルギー保健当局は31日、感染した12歳の少女が死亡と発表。

フランスでも26日、パリ近郊に住む持病のない16歳少女の死亡が発表された。

米疾病管理予防センター(CDC)が発表した16日時点の米国内の
計4226人の症例報告では、入院患者508例のうち、
20~44歳が20%を占めている。

厚生労働省の発表によると、日本国内では30日時点で
30代で1人、40代では4人が重症化している。

「若者でも安全とはいえないのは当然だ」と強調するのは、
山野美容芸術短大客員教授で医学博士の中原英臣氏。

「若者の重症化や死亡の割合も低いだけで、
今後、感染者の増加にともない、増える可能性もある。
自己防衛するしかないが、両親や祖父母が家庭にいるケースもあり、
甘えている場合ではない。

『3密』(密閉・密集・密接)の場所を避けるべきだ」と改めて呼びかけた。

    (https://news.infoseek.co.jp/article/00fujidom2004010009/ )

・・・

感染4割が30代以下 外出自粛要請の週末、都が慎重行動呼びかけ

        *Web;産経ニュース( 2020年4月3日)より

東京都の小池百合子知事は3日の定例記者会見で、
新型コロナウイルスの感染者急増の要因として

「若い人の活動によるものが多く、夜の歓楽街での広がりがある」

との認識を示した。

都内で2日までの6日間に確認された感染者数の4割は30代以下が占めており、
新宿区で最近確認された感染者の4分の1程度は接客を伴う飲食店関連とされる。

都は不要不急の外出自粛を要請する2回目の週末に向け、
動画配信などを通じて協力を求めている。

都内で3月28日~4月2日までに感染が判明した385人のうち、
44%の170人が30代までの若い世代。

その中でも、20代が69人、30代が86人と大部分を占める。
若い世代は症状が軽くなる傾向にあるとされ、
都幹部は「氷山の一角だろう」との見方を示す。

都が警戒するのは、若い世代が自らの感染を自覚しないまま活発に動いて
高齢者らが感染、重症化につながることだ。

重症患者数が膨れ上がれば、医療現場の負担に拍車がかかる。
都幹部は「感染が判明した若い世代の濃厚接触者を把握するなどして、
感染拡大を少しでも食い止めていくしかない」と話す。

 
夜の歓楽街も、感染拡大防止のキーワードになっている。
感染経路不明のケースに関して厚生労働省のクラスター(感染者の集団)対策班が
分析した結果、夜間から早朝にかけて営業している接客を伴う飲食店で
店員や客ら38人が感染した疑いが浮上した。

歌舞伎町がある新宿区によると、3月下旬以降、区内で確認された
感染者の4分の1程度はキャバクラ店で働く女性従業員や、
不特定の人に声をかけるスカウト行為の担当ら接客を伴う飲食店関係者が占める。

 
東北医科薬科大の賀来満夫特任教授(感染症学)は

「専門家の間で、会話による感染リスクが高いという認識が広がっている。
接客を伴う飲食店は、密閉空間での会話、カラオケなどを通じた感染が懸念される」
と指摘している。

小池知事は3日の記者会見で週末の不要不急の外出自粛について

「『今日、明日行かなければならないのか』の観点で判断してほしい。
世界中で『家にいてね』がキーワードだ」

と慎重な行動を呼びかけた。

  (https://news.infoseek.co.jp/article/sankein_lif2004030102/

・・・

日本集中治療医学会が声明「治療体制崩壊、非常に早く」

         *Web:毎日新聞 ( 2020年4月3日 )より

日本集中治療医学会(西田修理事長)は、
新型コロナウイルス感染症に関する声明を出し、

このまま感染者の増加が続くと、重症者を受け入れる集中治療体制の崩壊は
「非常に早く訪れる」として体制崩壊阻止への協力を呼びかけた。

感染で重い肺炎になると、人工呼吸器や人工心肺装置「ECMO(エクモ)」などを
使った集中治療が必要になる。

同学会によると、集中治療室(ICU)のベッド数は、
ドイツでは人口10万人当たり29~30床、イタリアでは同12床であるのに対し、
日本は同5床にとどまる。

また、医師や看護師らの人員不足などから、
重症の感染症患者を受け入れられるのは

「全国で1000床に満たない可能性がある」

と指摘。

同学会は「日本の集中治療体制は
パンデミック(世界的大流行)に大変に脆弱(ぜいじゃく)。

集中治療を維持するためのあらゆる方策と選択肢について、
シミュレーションを始めてほしい」と全国の病院などに協力を求めた。

  (https://news.infoseek.co.jp/article/mainichi_20200403k0000m040214000c/ )

           <感謝合掌 令和2年4月3日 頓首再拝>
6:伝統 :

2020/04/04 (Sat) 10:09:37


      *Web:NEWSポストセブン(2020.04.03)

海外では新型コロナウイルス対策として、
罰則規定を設けて国民に外出禁止を命じている国もある。

フランスでは当面の間、必需品の買い物や通院を除き移動禁止とし、
度重なる違反者には最高で約45万円の罰金。

イギリスでも全国民に自宅待機を命じ、違反者には罰金が科せられる。


しかし、日本は3月31日時点で「外出の自粛要請」「他県への往来の自粛要請」など、
法的権限を行使した強権的措置はない。

東京外国語大学教授の篠田英朗さんが説明する。

「日本の対策は、徹底した都市封鎖を行っている中国のような“権威主義型”でもなく、
いわば“努力要請型”。諸外国が導入している措置と比べたら、格段に穏健な措置です。
日本人は、ひとつの事柄を遂行する際に、しっかりと実践する人が多い。

あくまで要請なのに、外出の自粛、イベントの中止や延期など、
国民一人ひとりの自発的な努力も大いに関係しています」

 
米国在住のジャーナリスト・冷泉彰彦さんは、感染抑制の立役者として
「クラスター対策班」の存在を挙げる。

「クラスター対策班は、厚生労働省と感染症の研究者を中心として構成されているチーム。
 日本ではあまり報じられていませんが、クラスター(感染集団)が発生したら
 それを潰すという任務を、ここ2か月間、徹底的に行ってきました。
 日本の死亡率の低さは、この対策がある程度功を奏していたのではないかと思います。
 この方式が、海外から『日本式』と呼ばれ成功のモデルケースになっています」

クラスター対策班は、クラスターが発生したら感染者の周囲の濃厚接触者を特定。
濃厚接触者を徹底的に検査し、そこから新たな感染者が発生しないように努めている。

「クラスター潰しに集中できるのは、日本国民が各々感染を予防していることで、
 検査数を抑えることができているためです。
 検査件数が増えれば、クラスター潰しに当てられる“体力”が減ってしまう。
 そういう意味で、日本式が成功している背景にも、国民の努力があるといえます」
                            (前出・篠田さん)

感染拡大防止に全力で取り組み、健闘を続けてきた日本。
しかし、ここにきて風向きに変化が現れた。

3月の第4週目から東京都で感染者数が急増。
まさに感染爆発寸前の局面を迎えている。

「日本は、欧米諸国での感染爆発にともなって、これらの国からの入国禁止や、
 帰国者に対する14日間の隔離を行うなど対策を強化しました。
 しかし、こういった措置が始まると聞いて、直前に駆け込みで入国した人が
 相当数いるはず。保菌はしているが無症状の人たちが、自覚なく
 ウイルスを持ち込んで、感染者数を増やした原因になったと考えられます」
                             (前出・冷泉さん)


死者数を増やさないためにも、重大局面のいまこそさらなる団結が必要だ。
しかし、先が見えない自粛生活に息が詰まり、“コロナ疲れ”を感じる人が
増え始めている。

この“低感染率”を、いつまでキープできるかわからない。

「国民の意識が低下すると、これまで必死に築き上げてきた堤防が低くなり、
 一気に決壊するということになりかねない。意識という名の堤防をいかに維持するか
 というのが、今後の課題になるでしょう。

 そのためには、医療従事者など、現場で対応に当たっている人への特別な支援や、
 イベント中止や飲食業の営業休止にともなう経済負担を負う人々への重点的な
 経済支援などを導入するべきです。

 自発的にイベントを中止した人が損をして、強行した人は得をするというのは、
 あまりにも不公平。意識が高い人に負担が大きく、無責任な人には負担がない。
 これでは、やがて全員が無責任に流れてしまいます」(前出・篠田さん)

 
仮に東京都がロックダウンしたとしても、
日本式が崩壊してしまったということではない。

ドイツの公共メディア『ドイチェ・ヴェレ』は、3月25日に

「中国に近いにもかかわらず、日本では大規模な感染が発生していない。
日本人は感染拡大を遅らせるために何をしているのだろうか?」

という主旨の特集を展開した。

 
その中で、「握手や頬にキスをする代わりにお辞儀をする日本の挨拶、
幼少期から教えられている基本的な衛生教育などが、
感染を遅らせる役割を果たしている」
と分析。

手洗い、うがい、マスクの着用は日本人にとって日常生活の一部であり、
新型コロナが発生する前から当たり前の習慣として根付いていることに、
大きな注目を寄せている。

「公衆衛生面の意識の高さは、大きなアドバンテージに変わりない。
 これまで同様に日本式を維持し、習慣化しながら本格的なロックダウンを行えば、
 局面を早く乗り越えられる可能性があります」(前出・篠田さん)

日本人の“努力”にも限界がある。もっと現実的な政府のサポートが求められている。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200403-00000007-pseven-soci

           <感謝合掌 令和2年4月4日 頓首再拝>
7:伝統 :

2020/04/04 (Sat) 14:50:42

       *Web:時事通信 ( 2020年4月3日 )より

北海道大の西浦博教授は、新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるため厳
格な外出制限が必要だとする一方、緊急事態宣言が出てもパニックにならないよう、
早急に準備をするよう求めた。

 
西浦教授は、事業者や個人の準備が進んでいないと懸念。

「医療機関は緊急でない手術を流行地域外で行うなどし、
感染者のための病床を確保してほしい。
公共交通機関は、減便するとしても一定の運行を確保するための検討を始めて」と求めた。

その他の業種にも「従業員を出社させずに事業を続ける方法を考える必要がある」と訴えた。

個人に対しては、買いだめのためスーパーなどに集まると感染リスクが上がるとして、
「物流が維持されれば品物はなくならない」と呼び掛けた。

また、緊急事態宣言が出て外出制限の対象地域となっても、
自宅中心に生活すればリスクは下がると分析。

多数の住民が対象地域から避難すると、感染を広げる恐れがあると警鐘を鳴らした。 

  (https://www.jiji.com/jc/article?k=2020040400003&g=soc ) 

           <感謝合掌 令和2年4月4日 頓首再拝>
8:伝統 :

2020/04/04 (Sat) 23:12:10


  *購読者数日本一(まぐまぐ総合第1位)
   お金儲け2.0著者の川島和正メルマガ (2020.04.02) より

■■コラム 風邪薬で新型コロナが重症化する可能性


先日、フランスの厚生大臣が
イブプロフェンやコルチゾルなど抗炎症薬を服用すると
新型コロナ感染を悪化される要因になると発表しました。

そして、これについては賛否両論が巻き起こりましたが
WHOも、イブプロフェンを自らの判断で服用すべきではないと
発表しました。

イブプロフェンという言葉は聞きなれない人も多そうですが
風邪薬「イブ」「パブロン」「ジキニン」など
有名風邪薬に含まれている成分です。



では、なぜイブプロフェンが良くないのかということなのですが

【熱を下げてしまって免疫力を落としてしまう】からです。

これは新型コロナではなく
インフルエンザや他の感染症でもわかっていることで
イブプロフェンやジクロフェナクなど
解熱効果のある薬剤を投与すると
むしろ悪化する事がわかっています。


というわけで
高熱が原因で死んでしまいそうな人以外は
市販の風邪薬を自己判断で飲まないほうが良さそうですね。

今の時期に風邪かなと思ったら市販の風邪薬は飲まずに
生姜湯や葛根湯などを飲んで
体をほかほかさせたほうがいいと思います。

また、ビタミンCと水分は
欠かさないように
気を付けるといいと思います。


★解熱剤が感染症に与える影響
http://7hk.jp/genetsu_zai.html


<参照Web>

コロナウイルスにリスクのある薬、イブプロフェンをめぐる世界の情報錯綜を整理
【1】ドイツとオーストリア
https://news.yahoo.co.jp/byline/saorii/20200330-00170422/



新型コロナの発熱にイブプロフェンは避けるべき?
一部の高血圧の薬にも重症化リスクが指摘され、欧米で議論
2020/3/25 大西淳子=医学ジャーナリスト

https://gooday.nikkei.co.jp/atcl/report/14/091100031/032400670/?waad=k5j61Kzk

           <感謝合掌 令和2年4月4日 頓首再拝>
9:伝統 :

2020/04/05 (Sun) 11:19:25

新型コロナ、通常呼吸でも伝染か 米がマスク指針変更の見通し

       *Web:AFE(2020年4月4日)より

米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のアンソニー・ファウチ(Anthony Fauci)所長は
3日、FOXニュース(Fox News)に対し、マスク着用のガイドラインを変更する理由として、
「新型ウイルスは咳(せき)やくしゃみだけでなく、会話をしただけでも伝染する
という最新の情報がある」と語った。


米科学アカデミー(NAS)はこれに先立つ1日、
この問題に関する最近の研究結果をまとめた書簡をホワイトハウス(White House)に送付。

その中で、最終的な結論はまだ出ていないものの、
「現在入手可能な研究結果は、通常呼吸によるウイルスのエーロゾル(エアロゾル)化
と整合性がある」と説明した。

米保健当局はこれまで、新型コロナウイルスの主な感染経路は
感染者のくしゃみやせきにより出る直径1ミリ程度の飛沫(ひまつ)だとしていた。
この飛沫は直ちに約1メートル先へと落下する。

だが、感染者が息を吐いた際にウイルスが超微細な霧状の粒子「エーロゾル」となって
浮遊することが可能であれば、ウイルスの拡散阻止がより困難となり、
顔を覆う必要性を裏付けることとなる。


https://www.afpbb.com/articles/-/3277051?pid=22281455

・・・

WHO、新型コロナ抑制に広範なマスク利用の効用を示唆

        *Web:ロイター(2020.04.04)より

「手作りのマスクや布製のマスクを一般市民が使用することは、
新型ウイルス感染拡大の全般的な抑制の一助になる可能性がある」

https://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20200404022.html

・・・

なぜ政府は「布マスク2枚」を配るのか

      *Web: ITmedia, NEWS(2020年04月02日)

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2004/02/news133.html

・・・

<参照>
伊勢ー白山 道(2020-04-04)
机上の理論よりも、現場主義、運用優先が大事なこと
https://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/e/dda7205712002349862e0b2454484b22

           <感謝合掌 令和2年4月5日 頓首再拝>
10:伝統 :

2020/04/05 (Sun) 18:27:14


         *Web:NEWSポストセブン ( 2020年4月5日)より抜粋

(1)船内感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」で発生した
   104例について、自衛隊中央病院(東京都)が症状、治療等について集計、公表した。 

   データによると、症状として最も多く確認されたのが

   「発熱」で28.8%、
   続いて「咳」27.9%。
   3番目に多かったのが「鼻汁」と「頻呼吸」でいずれも15.4%だった。

   感染症に詳しい廣津医院院長の廣津伸夫さんは「注目すべきは頻呼吸」と話す。

   「頻呼吸とは概ね1分に25回以上の早い呼吸のことを指し、
   酸素不足で息切れしている状態。肺の機能が落ちたり、肺炎になった人にみられます。

   コロナウイルスは下気道といって気道の奥深く、
   つまり肺に感染し、炎症を起こすので息切れという症状になって現れるのです。

   一方、季節性インフルエンザは鼻やのどなどの上気道に感染することが多いので、
   息切れは通常みられません。花粉症や普通の風邪にもない症状です」

(2)嗅覚、眼の不調にも注意を

  ①「最近では、検体採取で、
   のどより鼻腔の方がウイルスの検出率が高いといわれています。

   感染により鼻粘膜および嗅神経にダメージが生じやすく、
   嗅覚や、味覚に影響が出るのではないでしょうか。
   新型コロナの感染の特徴かもしれません」(廣津医院院長 廣津さん)

  ②3月28日の米CNNはこう報じた。

   《世界各国からの報告では、新型コロナウイルスに感染している人の
   約1~3%が結膜炎にも罹患している。

   目の充血と同時に発熱や咳、息切れなどの他の症状もある場合には、
   医師の診察を受けるべきサインといえる》

   日本眼科学会もウェブサイトで
   《新型コロナウイルスは、結膜炎を起こす可能性が示唆されています》と
   注意喚起している。

  ③嗅覚・味覚異常や結膜炎などがあった場合、即座に病院に行くべきか。
   前出の廣津さんが言う。

   「鼻水は出ないがのどだけが痛い、強い咳だけが出る…など、
   症状が1か所だけの場合でも、感染している可能性を疑った方がいいでしょう。

   そして、他人に感染させないよう、まずは自宅療養をしてほしい。
   3日ほど様子をみて、発熱の症状が見られたら、病院に行ってください」

(3)発熱にも一定のルールがあったというのは現在コロナ感染中の40代男性だ。

   「朝の体温は37℃強。それがお昼頃からどんどん上がり、夜には39℃を超える。
    1週間ほど熱のルーティンが続いて落ち着いてきました。
    その間、風邪とは明らかに違う強い倦怠感がありました。

    インフルエンザのようなものと軽く考えられていますが、
    そんな状況ではありません。薬もないんです、甘く見ないでほしい」

    (https://news.infoseek.co.jp/article/postseven_1552748/ )

           <感謝合掌 令和2年4月5日 頓首再拝>
11:伝統 :

2020/04/05 (Sun) 23:38:18


*Web:NEWSポストセブン ( 2020年4月5日)より

(1)ヨーロッパの現状は決して対岸の火事ではない。
   なぜなら日本は65才以上が人口に占める割合が28.4%と、イタリアを抜いて、
   世界1位を誇る「超高齢化社会」だからだ。

   それゆえ、日本の病院や高齢者施設でオーバーシュート(感染爆発)が生じて
   高齢者の感染者が激増すると、イタリアやスペイン以上の深刻な危機に陥る恐れがある。

   高齢者はもともと肺炎で死ぬリスクが高いうえ、
   感染爆発によってベッドや人工呼吸器などの医療資源が不足すると、
   「もう死んでもらうしかない」という事態がやって来る恐れがある。

   医療崩壊したイタリアとスペインではそのような状態になった。


(2)そうした事態を避けるために何より大切なのは、高齢者を感染させないことだ。

  ①感染させないためにも、60才以上は家から出してはいけない。
   ただし、高齢者と家族の接触時間もなるべく減らすことを求められる。

  ②若年層に多い、無症状の感染者が高齢者にうつすリスクを避けたい。

  ③超高齢化社会の日本では、
   家族と生活を共にしない「独居老人」の存在も気にかけるべきだ。

  ④とにかく他人との接触の機会を減らすこと、
   それは家にこもることにほかならない。
   ただ、その一方で、体力や筋力の維持にも気を配りたい。

   室内での運動が望ましいですが、夜間に近所を散歩するくらいなら
   リスクは低いので、極力体力を落とさない工夫をする。

   もちろん、外から帰宅した際は手洗い、うがいを徹底することが重要だ。

    (https://news.infoseek.co.jp/article/postseven_1552738/

           <感謝合掌 令和2年4月5日 頓首再拝>
12:伝統 :

2020/04/06 (Mon) 10:07:38

13歳の少年は隔離され看取られることもなく逝った
【新型コロナ「子供は重症化しない」神話の崩壊】

        *Web:文春オンライン(2020.04.05)より

東京では感染の拡大拠点となった夜の街への外出自粛をめぐって紛糾するのをよそに、
欧州では新型コロナウイルスにかかった12歳の少女と13歳の少年の死が波紋を広げている。

ベルギーと英国発のニュースは一瞬で世界を駆け巡り、
都市が封鎖された欧州の「戦争状態」をまさに象徴する事態と受け止められている。

それが、明日の日本の姿ではないと、なぜ断言できようか。

 
ヨーロッパが厳粛な悲しみに包まれた、
と表現しても今の状態を鑑みれば決して大げさではないだろう。

3月31日、ベルギーの12歳の少女・ラッヘルちゃんが新型コロナウイルスに感染後、
死亡したと当局が発表。欧州では最年少の死者だった。

そしてその前日には英国で13歳の少年が命を落としていたことがわかった。


《感染確認からたった3日で死亡》

「極めて稀で、我々を打ちのめす出来事だ」

ベルギー政府の会見で報道担当を務める感染症学者は言葉を絞り出した。
少女は発熱してわずか3日後に息を引き取った。

 
イギリスの少年は誰に看取られることもなくこの世を去った。
隔離中だったからだ。
少年は呼吸困難となって入院し、3月27日に感染が確認された。
人工呼吸器を装着したが、意識不明の状態となり30日に亡くなった。

亡くなったのは、ロンドン南部ブリクストンに暮らしていたイスマイルさん。
ロンドンのキングス・コレッジ病院が死亡を発表した。
遺族は彼の死に先立ち、父親をがんで失っていた。

少年に持病はなかったという。


《英「3人以上の集まり禁止」、仏「私的外出は1日1時間」》

このウイルスに対しては、高齢者よりも相当リスクが低いとされる若年者だが、
それはあくまで確率論。

イギリスを含む欧州全土での死者数は3万人を超えた。
感染者数が増えるほど、低い確率のなかでも子供の死は起こりうる。

それは自分の子供かもしれない。
しかも、確率が比較的低い子供でも亡くなるということは、
高齢者でなくとも大人が現世とお別れする可能性も十分あるということでもある。

それが欧州の大人達が味わった恐怖の実感だろう。

いま、欧州とアメリカは、ウイルスとの戦争状態にあるといっても過言ではない。
中国にも引けを取らない強硬な封鎖措置が取られている。

パブは閉じた。レストランも閉まっている。
数少なく残ったスーパーも、買い物に訪れるのは必要最低限に限られる。
町中から人の姿が激減して久しい。
電車などの交通機関の制限も始まっている。

花の都パリのシャンゼリゼ通りも例外ではない。
欧州は、黙示録が現出したようなゴーストタウンの集合体に過ぎなくなった。

イギリスでは屋内でも家族以外の3人以上の集まりは禁止され、
フランスでは私的な外出は1日1時間に限定された。

取材のために日々外を回る記者ですら、電話にしがみついて自宅で取材・編集作業にこもる。

封鎖の掟を破れば、多額の罰金と禁固刑が待っている。


《ジョンソン首相は「我々は戦時の政府のように働く」》

その極限の「行動変容」は、自粛疲れで弱まるどころか、
少女の死を経て、さらに強めることを求められている。
そして、それを咎める声もない。

いま、欧州を濃厚に漂っているのはさらに悲惨な疫病と戦争の記憶だからだ。

 
14~15世紀の黒死病(ペスト)、100年前のスペイン風邪。
いずれも数千万人単位の死者が出た。
ペストは英仏百年戦争の最中、スペイン風邪は第一次世界大戦中のまっただ中、
独仏が対峙する塹壕のなかでも広まった。

欧州において、疫病は戦争の記憶と一体で、
故郷を破壊した集合的な歴史的記憶として刻まれている。

欧州各国の首脳がことあるごとに戦争の文字を持ち出して
国民の結束を求めるのも無理はない。

自らも罹患したボリス・ジョンソン英首相は
「我々は戦時の政府のように働き、経済を支えるためのあらゆる手段を取る」
と力強く宣言し、コロナとの闘いにすべての国民は「直接、召集されている」とも語った。

仏のマクロン大統領は「見えない、捉えどころのない敵」に対し、「戦争」を布告した。


《イギリスの「コロナ戦争」は“ダンケルクの再来”》

言葉だけではない。
フランスは戒厳令を敷くため、兵士数千人を投入し、消毒薬の輸出を禁じた。

イギリスも、すでに引退した医師や看護師に対し、
国難に打ち勝つために復帰を要請した。

ギリシャやイタリアが破綻に瀕しても財政出動を頑なに認めなかったドイツも、
国債発行の禁を破り、90兆円の財政出動を決めた。

特にこのイギリスの動きは、国家存亡の危機に立った
第二次世界大戦を思い起こさせるのに十分だったに違いない。
人々が想起したのは、ダンケルクの戦いだったはずだ。

ジョンソン首相が理想と恃む当時のチャーチル首相はドイツ軍に攻め立てられ、
フランスからの撤退を迫られた。
そして、数十万人をドーバー海峡を渡らせ英国に引き揚げさせるという
前代未聞の作戦に取り組んだ。

その作戦を支えたのが、全国から召集した船だった。
軍艦では全く足りなかったからだ。

客船から小さな漁船まで、愛国精神に燃えた船乗りがダンケルクを目指し、
銃弾も恐れずに兵士を救い、一部は命を落としながらも祖国の地まで運んだ。


《奇異に映る「日本のキャバクラ営業中」》

撤退は本来後ろ向きの話だ。
チャーチルも一時は引責辞任を覚悟したという。

コロナとの闘いもそうだろう。
勝ったところで、報償はない。
無傷では終わらない。

それでも、多くの命を救うことにはなる。
引退した医師と看護師の復帰要請は、まさにこのダンケルクの再来なのだ。

ジョンソン首相が新型コロナウイルスに感染したことも、
政府が国民とともに戦うというイメージを作り上げる上では
プラスとなったとすらいえる。

戦争状態の欧州に比すれば、日本の状況はまだ平穏に保たれているようにみえる。

たしかに密閉、密集、密接の3密空間を避けたり、
クラスター対策を徹底したりするなどの日本モデルで、
日本は感染者数を抑制し続け、世界の注目も集めている。

ただ、3密の条件を満たしそうなキャバクラなど夜の大人の社交場が
営業を続けていることは、レストランすら閉めた欧州からすれば奇異にも映る。


《欧州では「戦時を想定した法律」に基づく強硬策がとれる》

もちろん、欧州に歴史的経緯があるなら、日本にもある。
欧州の強硬策はことごとく戦時を想定した法律に基づく。

だが、日本の有事法制のなかで疫病対策に援用できそうな規定は見当たらない。
戦争を忌避する歴史的な経験から、強硬策のオプションがそもそも奪われているのだ。

新型インフルエンザ等特措法も3月にせっかく改正されたのに、
行動制限への罰則は盛り込まれないまま。

それで「ロックダウン」「緊急事態」といっても
求められるのは自粛に過ぎないのだから、

ある意味、生産力を増強しきれず需要の縮減を試みるため
「欲しがりません、勝つまでは」を国民に求めた歴史に即してはいる。

一歩間違えば中国、欧州と同じ修羅に足を踏み入れるのは
政府の専門家会議の指摘を待つまでもない。

頼れるのは政府よりも自分、というのはいかにも寂しいが。

     ( https://bunshun.jp/articles/-/37053 )

           <感謝合掌 令和2年4月6日 頓首再拝>
13:伝統 :

2020/04/06 (Mon) 11:26:29


       *Web:SANSPO.COM(2020/04/06)より抜粋


今回配信した手洗い動画「PPAP-2020-」は
「Pray for People And Peace」の略。

世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスの感染予防のために、
ピコ太郎が厚労省のガイドラインに沿って手洗い法を楽しく実践し、

♪アイ・ハブ・ア・ハンド、アイ・ハブ・ア・ソープ。アーン、ウォッシュ、ウォッシュ…
と手のひらや甲、指の間、手首などをひたすら洗いまくる内容だ。

    (https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200406-00000019-sanspo-ent


PPAP-2020-/PIKOTARO(ピコ太郎)
https://www.youtube.com/watch?v=WKfolJv6Kx8

・・・

<関連>

【手洗い動画(Wash Your Hands)】〜嵐〜
https://www.youtube.com/watch?v=jSM0h8VPSZk

           <感謝合掌 令和2年4月6日 頓首再拝>
14:伝統 :

2020/04/06 (Mon) 17:56:00


       *Web:NNNニュース(2020.04.05)より

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて安倍総理大臣は、
6日にも緊急事態宣言に向けた準備に入ることを表明する見通しであることが分かりました。

緊急事態宣言を出す際には、専門家からなる諮問委員会を開き、
期間や区域などを定めた公示案と基本的対処方針の変更案について
諮問することとなっています。

複数の関係者によりますと、政府は、変更案について
既に水面下で専門家にも意見を聞きながら検討作業に入っています。

こうした中、安倍総理大臣は6日にも緊急事態宣言に向けた準備を
始めるよう表明する見通しであることが分かりました。

ただ、宣言が出されても、欧米のような都市封鎖、
いわゆるロックダウンが行われることはありません。

知事などが行う外出自粛要請に強制力はなく、
出歩いたとしても罰せられることはありません。

また、生活に必要な買い物や通勤のための外出はこれまで通り、
制限されることはありません。

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20200405-00000339-nnn-pol

・・・

★緊急事態宣言で、何が変わるの?

      *メルマガ「RPE Journal」(2020/4/6)

今朝、複数のメディアが、「政府が緊急事態宣言の準備を進めている」と報じました。

ところで、「緊急事態宣言」が出ると、何が変わるのでしょうか?

あまりイメージできないですね。

MBSニュース4月1日に、同志社大学・川本哲郎教授の解説が載っていました。

これを参考に考えてみましょう。

<『緊急事態宣言』が発令されると、都道府県知事が

(1)「住民に外出自粛要請」

(2)「休校などの要請・指示」

(3)「大規模施設の使用制限の要請・指示、イベントの開催制限や中止の要請・指示」

(4)「臨時の医療施設設置で土地や家屋を使用、医薬品などの売り渡しの要請・収用」
   などの措置が実施可能となります。 >


ポイントは、【 都道府県知事 】が、4つの要請、指示をできるようになる。

総理が要請、指示するのではないのですね。

「新型コロナウイルスが大流行している」といっても、
地域差があるので、より現地の状況に詳しい知事に権限が与えられる。


▼緊急事態宣言で、外に出れなくなる?

欧米の映像を見ると、町がゴーストタウンのようになっています。

外出すること対する法的罰則が定められている。

日本でも、外に出たら、罰金払わなければならないのでしょうか?


<Qすでに知事らが住民に「週末の外出自粛要請」を出していますが、
緊急事態宣言が出てからの「自粛要請」は何が違うのですか?

川本教授:

今、自治体が出している「自粛要請」と変わらない。

罰則はないのですが、“法的根拠”があるため重大性が伝わります。

そして日本では欧米のような都市封鎖はできません。

欧米は罰則がついていることが多く、これは“強制力”があります。

日本は罰則がないため“強制力”はありません。
しかし法的根拠ができることで重大性は伝わるかなと。>

(同上)

基本的に、今も行われている「自粛要請」と変わらないそうです。

罰則はない。

しかし、緊急事態宣言を出すことで【事態の深刻度】は理解されるだろうと。

難しいところです。

「十分効果があるのかな?」と疑問に思う人もいると思います。


個人的には、「効果があるだろう」と思います。

というのも、2月27日に総理が「全校休校要請」をした後、
感染者増加のスピードが遅くなりました。


2月半ば、世界保健機関(WHO)の専門家は、

「世界中が日本のことを一番心配している」 などといっていた。

ところが、休校がはじまって、感染者の増え方が遅くなった。

そうこうしているうちに、まずイタリアなど欧州で、
ついでアメリカで爆発的感染が起こり、
誰も日本のことを気にしなくなりました。

これは、何でしょうか?

日本人は、世界一「お上のいうことを素直に聞く民族だから」だと思います。

もう一つ、「日本人は、マスクをつけることに慣れている」のも大きいと思います。

欧米やロシア人には、マスクをつける習慣がありません。

日本人は、皆マスクをつけているので、無自覚の感染者が、
無意識のうちに他人にうつすことが少ないのかなと。


▼緊急事態宣言で、東京に出入りできなくなる?

もう一つ、

<そして日本では欧米のような都市封鎖はできません。>

というのも重要ですね。

都市間の移動の自由は残るみたいです。

だから小池さんがいうような、「首都封鎖」といった事態にはならない。


▼緊急事態宣言で、休校はつづく?

<Q休校などの措置は取られましたが、緊急事態宣言が発令された場合の
“休校などの要請・指示”について、新学期からはどうなるのですか?

川本教授:

これも強制力はないが法的根拠はある。多くの自治体や
私立学校が従うと考えられます。>(同上)

強制力はなくても、ほとんどの学校が休校するだろうと。

ちなみに、私の娘は、今日小学校に行きました。

今日、明日、明後日登校し、9日から5月のゴールデンウィーク明けまで休校だそうです。
休校、低学年のお子さんを持つ方は、とても厳しいと思います。

(口だけでなく、体験から気持ち理解できます。)

しかし、マクロに見ると、とてもいい措置ですね。


小さい子供たちを見ていると、「こりゃあ感染するよな」と思います。

家の子供たちも、帰宅したら、「手洗ってよ」と指示しなければ、手を洗いません。
食事する前に、「手洗ってよ」といわなければ、手を洗いません。
トイレから出た後、特に下の子は、「手洗ってよ」といわなければ、洗いません。

それでいつも、幼稚園、小学校などでインフルエンザが流行し、親にうつっていくのでしょう。

だから、休校は感染者を爆発的に増加させないために、とても大事だと思います。


▼緊急事態宣言で、イベントはなくなる?

<Qでは緊急事態宣言での“大規模施設の使用制限の要請
・指示”や“イベントの開催制限や中止の要請・指示”に強制力はあるのですか?

川本教授:

指示に強制力はありません。

ただ自治体が“対象となる施設などを公表する”ため、従う施設は多いと考えられます。

これは特措法の下に施行令というものがあって、
さらに自治体では行動計画というのも持っているんですね。

これは国も持っています。

実際に大阪の行動計画でも、指示を出した場合に「施設名を公表する」ということに
なっていますので、そうすると、従う施設は多くなるだろうと思います。>(同上)

イベントをすると「バレる」からやらないだろうと

今の時期、イベントは開かない、行かないべきでしょう。


▼緊急事態宣言で損したら、政府は補填してくれる?

<Q指示によって施設やお店を閉めないといけなくなると、
『指示に従ったのだから補償して欲しい』という意見が出ると思いますが、
経済的損失の補償はあるのですか?

川本教授:

法律の条文には「補償する」とは書かれていません。
補償については政治判断になります。>(同上)


現時点では、損失を政府が補填してくれるか、わからないし、
政府には、「法的義務はない」。

ひょっとしたら助けてくれるかもしれませんが、
個人的には、政府をアテにしない方がいいと思います。


▼緊急事態宣言で、学校やホテルが「臨時病院」にかわる?

<Qでは緊急事態宣言の“臨時の医療施設設置で土地や家屋を使用”
“医薬品などの売り渡しの要請・収用”について、これに強制力は?

川本教授:

罰則を伴った強制力があります。

土地や家屋の使用を拒否した場合は『30万円以下の罰金』
、売り渡しの拒否の場合は『6か月以下の懲役または30万円以下の罰金』です。
罰則が伴うということは前科がつくということですね。

従ってかなり強制力は高いです。>(同上)


これは、医療崩壊が起こらないように、学校とかホテルとかを
臨時病院にするということでしょう。

ほとんど強制的に、「病院化できる」ということですね。


▼まとめ

まとめてみましょう。

緊急事態宣言で、何が行われるか?


<『緊急事態宣言』が発令されると、都道府県知事が

(1)「住民に外出自粛要請」

(2)「休校などの要請・指示」

(3)「大規模施設の使用制限の要請・指示、イベントの開催制限や中止の要請・指示」

(4)「臨時の医療施設設置で土地や家屋を使用、医薬品などの売り渡しの
   要請・収用」などの措置が実施可能となります。 >


実際に起こるのは、

自治体知事が、

1、外出自粛要請
2、休校要請
3、イベント自粛要請

をする。

それで、

1、外出する人が大幅に減る
2、学校は休校になる
3、イベントは開かれなくなる

ということですね。

しかし、罰則がないということで、欧米に比べると、ずいぶん「緩い」感じです。

他の都市への移動も禁止にはならないようです。

緩い気ですが、既述のように、私は、効果があると思います。

野党も欧米メディアも批判すると思いますが、気にしないでおきましょう。

緊急事態宣言で、不自由がつづきますが、必要なことですので、
がんばって越えていきましょう。

@今日の出所はこちら。↓

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200401-00010001-mbsnews-soci&p=1



<参照>

首都封鎖
<参照Web>12:25 
伊勢ー白山 道(2020-03-29)
休みの時こそ、災害に備えること
https://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/e/e73624c9c38146fc4aa7ded67d326a07


伊勢ー白山 道(2020-04-06)
自らによる、悪路に進むパターンに注意
https://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/e/d9f0ada4bcd2e2dcb70952abfadc39d8

           <感謝合掌 令和2年4月6日 頓首再拝>
15:伝統 :

2020/04/06 (Mon) 23:25:03


         *Web:NEWSポストセブン (2020年4月6日)より

(1)日本の感染状況が緊迫していますが、各国別の状況を比較して
   はっきりしているのは、東アジアで感染を抑制できていること。

   感染源となった中国に加え、韓国、香港、シンガポール、台湾、そして日本と、
   国によって感染対策は異なりますが、どんな方法をとっても
   東アジアではそれなりに抑え込めているといえます。

(2)なぜ東アジアは(相対的に)うまくいっているのか。

   「ワクチン接種率がちがう」「コロナウイルスが変異している」
   「東アジア人種が遺伝的に感染症に耐性がある」などの生物学的要因が
   将来、見つかる可能性は否定できませんが、

   現時点では「気質」と「生活習慣」ではないかと私は考えています。

   東洋と西洋の気質や生活習慣、文化的な違いが、
   感染拡大の勢いの差にあらわれているのではないでしょうか。

(3)累積死亡者チャートは強力な「予測ツール」

  ①国別の状況を比較するには、感染者数より死亡者数をみるのが確実です。

  ②死亡者数の特徴は、遅行指標だということです。
   潜伏期間を5日、発症・入院から死亡までを平均14日とすると、
   現在の死亡者数は19日前の感染状況を反映していることになります。

  ③ロックダウン(都市封鎖)しても、それ以前の感染者数は変わりませんから、
   2~3週間は入院数も死亡者数も増えつづけ、効果が現われるまで
   20日間程度かかります。

   つまり、2~3週間後の未来(死亡者の人数)をほぼ確実に知ることができます。

  ④日本は感染者数が増えていますが、死亡者はそれほど多くありません。
   その理由も、死亡者数が遅行指標だということで説明できます。

   また、感染者数が減り始めてから死亡者数の減少が確認できるまで
   3週間程度かかるので、いったんロックダウンするとすくなくとも
   1か月は解除できません。

(4)韓国や台湾ができているのだから、日本でも低空飛行のまま
   できるだけ経済を回していく方がいいように思います。

   (https://news.infoseek.co.jp/article/postseven_1554365/?p=1 )

           <感謝合掌 令和2年4月6日 頓首再拝>
16:伝統 :

2020/04/07 (Tue) 10:14:57


         *Web:Buzz Feed (2020.04.06)より

1. 緊急事態宣言は「新型インフルエンザ等対策特別措置法」(新型コロナ対策特措法)に
  基づいて出される。

  宣言は、以下の要件が満たされた場合に出すことができるとされている。

(1)政令で定められた「国民の生命及び健康に著しく重大な被害を与えるおそれがある」
   などの感染症が発生し

(2)全国的かつ急速なまん延により国民生活及び国民経済に甚大な影響を及ぼす、
   またはそのおそれがある。


2. 「緊急事態宣言=ロックダウン」ではない

  日本では、罰則付きの移動制限や都市の封鎖といった強硬なロックダウン措置を
  とることは、現行法下では不可能だ。

  内閣府も「欧米におけるロックダウンのように強制的に罰則を伴う都市の閉鎖は生じません」
  としている。

  また、安倍晋三首相も4月6日に
  「日本では海外のような都市の封鎖をおこなうことはいたしません」と強調した。


3. 緊急事態宣言=「外出禁止」ではない

  緊急事態宣言下では、都道府県知事が
  市民に対してみだりに外出しないよう「要請」することができると定められている。
  指示ではなく、罰則もない(45条)。

  また、知事には「期間と区域」を定めることが求められている。
  6ヶ月間宣言が出されるとしても、6ヶ月間自粛する必要があるわけではない。

  内閣府によると、要請が出された場合でも以下のようなケースでは外出が可能という。

  医療機関への通院、生活必需品の買い物、必要不可欠な職場への出勤、
  健康維持のための散歩やジョギングなど生活の維持に必要な場合


4. 多数の人が利用する施設は?

  さらに「多数の人が利用する施設」や施設を使ったイベント主催者に対し、
  使用の制限や停止などの「要請」をすることもできる(45条)。

  こうした施設などが要請に応じない場合は、
  「特に必要がある」とされれば制限や停止を「指示」することもできる。
  ただし、これにも罰則はない。

  施設については、政令(11条)で以下の通りに定められている。
  ただし、食品や医薬品、燃料などの生活必需品の売り場は対象外になる。

  また、劇場以下の施設については、床面積1000平方メートルを超えるものに
  対象が限定されているが、「特に必要」と判断された場合は対象になる。

  学校、保育所・介護老人保健施設、大学など教育施設、劇場・観覧場・映画館・演芸場、
  集会場・公会堂、展示場、百貨店・マーケット、ホテル・旅館、体育館・水泳場・
  ボーリング場などの運動施設や遊技場、博物館・美術館・図書館、
  キャバレー・ナイトクラブ・ダンスホールなど遊興施設、

  理髪店・質屋・貸衣装屋など、自動車教習所・学習塾など

  なお、特措法には緊急事態宣言における補償規定はない。
  政府や自治体による支援策に左右されることになる。


5. 交通機関は止まらない

  特措法では、交通機関を止めるような条文は存在しない。
  逆に、国民生活を安定させるよう「適切な運用」を続けるように必要な措置を講じるよう、
  都道府県知事が求めることができる(53条)。

  ただし、日本には「強制的な移動制限」ができる法律も存在する。感染症法だ。

  33条では72時間(3日間)以内という条件つきで、
  都道府県知事が「病原体に汚染され、又は汚染された疑いがある場所の交通を制限し、
  又は遮断することができる」と定められている。

  とはいえ、この条文は「消毒や健康診断を要するものを考慮」したものとされている。
  「ロックダウン」に運用されることはないとみられる。


6. インフラ、運送、通信も止まらない

  電気・ガス・水道などのインフラ、運送・通信・郵便業者も、
  交通機関と同様だ。(52、53条)

  「国民生活の安定」などのため、安定した供給や運送のため、
  必要な措置を講じるように都道府県知事が要請ができる。


7. 強制的にできることは…?

  臨時の医療施設をつくるための土地や家屋について、
  同意が得られない場合でも使用することができる(49条)。

  また、業者に対し、医薬品や食品などの必要な物資の保管を命じることもできる(55条)。



では、私たちにできることは?

NHKによると、政府は対象となる都道府県の住民に対して、
不要不急の帰省や旅行などの域外移動を極力避けるよう求める方針だという。

新型コロナウイルスの感染を防ぐためには
「密閉・密集・密接」の3つの密を防ぐことが必要だ。

政府のクラスター対策班の専門家・北海道大の西浦博教授の試算では、
人と人の接触を80%減らすことができれば、感染者はその後、急速に減少するという。

あくまで外出自粛は「要請」に止まるが、
一人ひとりの行動が誰かの命を救うことにも繋がる。

そうした意識を持つことが大切だ。

      (https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200406-00010004-bfj-soci )

           <感謝合掌 令和2年4月7日 頓首再拝>
17:伝統 :

2020/04/07 (Tue) 13:35:36

<新型コロナ>「大村智氏開発薬 コロナ抑制」 イベルメクチン 豪州の大学発表

       *Web:東京新聞(2020.04.07)より

オーストラリアにあるモナシュ大の研究チームは六日までに、
二〇一五年にノーベル医学生理学賞を受賞した大村智(おおむらさとし)・
北里大特別栄誉教授が開発した抗寄生虫薬「イベルメクチン」が
新型コロナウイルスの抑制に効果があったと発表した。

 
チームは、試験管内のウイルスにイベルメクチンを投与したところ、
四十八時間以内にウイルスが増殖しなくなったとしている。

イベルメクチンは寄生虫の感染によってアフリカやアジアなどで広がる熱帯病の特効薬の一つ。
大村氏が静岡県のゴルフ場で見つけた土壌の細菌が作り出す物質を基に、
米製薬会社メルクと共同研究で開発した。

チームは、新型コロナの治療薬としても安全であることを確認するため臨床試験を急ぐ方針。

 (https://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/202004/CK2020040702000135.html

             ・・・

「日本製の薬が世界を救う? 」豪大学が発表した「イベルメクチン」の実験結果が韓国で話題

       *Web:wowkorea.(2020.04.06)より

オーストラリアの大学が、寄生虫感染症の治療薬「イベルメクチン」が
新型コロナウイルスの抑制に効果があったと発表した。

オーストラリア・モナッシュ大学生医学発見研究所のカイリー・ワーグスタフ博士は
最近、1回量のイベルメクチンで新型コロナウイルスの複製を48時間以内に死滅させる
との実験結果を発表した。

「イベルメクチン」は2015年にノーベル医学生理学賞を受賞した
大村智氏が日本の静岡県で採取した土壌から発見した「放線菌」と
呼ばれる新種の細菌で開発した寄生虫による感染症治療薬。

(中略)

韓国のチョン・ウンギョン疾病管理本部中央防疫対策本部長は6日、定例会見で
「(イベルメクチン関連の)オーストラリアの研究論文を検討した」とし
「患者や人に投与して効果を検証したのではなく、臨床適用には非常に無理があり、
限界がある」と明らかにした。

また「人に投薬可能な正確な用量や副作用に対する安全性、有効性などが
十分に検証されていないため、薬剤研究段階での一つの提言としてのみ見ている」と述べた。

    (https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200406-00255456-wow-kr

・・・

<参照>
伊勢ー白山 道(2020-04-07)
腸と寄生虫の関係は、新型コロナウイルスへのヒントに
https://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/e/6f31cfeca55115069048b7f1a8813e8d

           <感謝合掌 令和2年4月7日 頓首再拝>
18:伝統 :

2020/04/07 (Tue) 17:40:31


        *Web:NEWSポストセブン(2020.04.06 )より


「イブプロフェンなどの抗炎症薬の服用は症状を悪化させる可能性がある」
──フランスの保健相は3月14日、こうツイッターで警告した。

その直前に、医学誌『ランセット』に掲載された仮説を踏まえたものだ。

咳が出る、のどが痛い、熱っぽい…そんな症状があれば、つい頼りたくなるのが風邪薬。
ただ、その症状がもし新型コロナウイルス感染によるものだったら、
のまない方がいい薬があるという。

ドラッグストアに並ぶ市販の風邪薬の半数以上に含まれる成分が、
解熱鎮痛作用のある「イブプロフェン」だ。

 
薬剤師で銀座薬局代表の長澤育弘さんが指摘する。

「イブプロフェンは『アスピリン喘息』という喘息を誘発する副作用があるので、
肺炎など呼吸器系の疾患を引き起こす新型コロナウイルスと相性が悪いと考えられます。

また、イブプロフェンには体内の『プロスタグランジン』という物質を抑制し、
熱を下げる作用があります。プロスタグランジンは熱や痛みを引き起こすことで、
体内の免疫力を活性化させ、異物であるウイルスを撃退する働きをします。

多くの人は自分の免疫力でウイルスに打ち克ち、軽症で済んでいますが、
薬で熱を下げることで免疫力が落ち、重症化を招く可能性がある」

 
イブプロフェンと同じ「非ステロイド系消炎鎮痛剤」の一種である
ロキソプロフェンやインドメタシンを配合する薬も避けた方がいいという。

「古くからあるイブプロフェンはフランスで使用率が高いので、
保健相が名指ししたのでしょう。同じメカニズムで作用する解熱鎮痛剤はのまない方がいい」
(長澤さん)

 
ちなみに、WHO(世界保健機関)も日本の厚労省も「科学的根拠がない」と指摘するが、
そもそも相手は未知のウイルス。

薬を服用している感染者と非感染者のデータを比較研究しようがないから、
現状で悪影響のはっきりとした根拠が示せるわけがないが、
用心するに越したことはない。

鼻水などに効く花粉症の薬も、感染が疑われるときは避ける方が無難なようだ。

「ひどいアレルギー性鼻炎の場合、内服用の『ステロイド』が処方されることがあります。
しかし、ステロイドは免疫を抑える効果があるので、できれば避けた方がいい。

ただし、急に服用をやめるとショック症状を起こすことがあるので、
不安な場合は医師に相談してください」(長澤さん)


高血圧の治療に広く使われている降圧剤「アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬」も、
服用をやめるべきだという報告がいくつかの医学誌に掲載された。

ACE阻害薬は、心臓や肺の細胞表面にあり、
血圧を上げるホルモンを調整するたんぱく質である「ACE2」の産出を促進する可能性がある。

新型コロナウイルスはそのACE2に結合して細胞内に侵入しようとするというのだ。

 
医療ガバナンス研究所理事長の上昌広さんはこう指摘する。

「急に服用をやめたら、持病である高血圧の方が悪化する恐れがあります。
高血圧になると、心筋梗塞や脳卒中を起こしやすくなる。

自分で服用中止の判断をせず、まずは主治医に相談してください。
降圧剤はほかにもいくつかの種類があるので、薬の変更も検討すべきでしょう」


女子栄養大学栄養科学研究所は3月20日、ホームページで
「ダイエットをしている人」や「低糖質食を食べている人」は要注意と発表した。

感染を防御する能力は、充分な栄養を摂っている人の方が高く、
逆に糖質不足の人は肺炎で死亡するリスクが上がるという。

さらに、肺炎を起こした場合、やせ型の人は、
充分なエネルギーを蓄えた肥満者より2.4倍も死亡率が高いという。

同研究所は、ウイルスが終息するまでダイエットは中断することを提案している。

新生活スタートを前にキツいダイエットに励んでいた人にとっては、朗報だろうか。

感染爆発を招かないためには、一人ひとりの意識が大切なのだ。

 (https://www.news-postseven.com/archives/20200406_1552758.html )

           <感謝合掌 令和2年4月7日 頓首再拝>
19:伝統 :

2020/04/07 (Tue) 23:26:38


*Web:NEWSポストセブン( 2020年3月27日 )より

世界中で感染を広げる新型コロナウイルス。
なじみ深い地域で感染者が出たことを知らせるニュースが流れるなど、
いよいよ身近になったことを感じている人も多いはずだ。

そんな中“震源地”である中国武漢市の研究で
「新型コロナウイルスにかかりやすい血液型がある」ことを示唆する
驚きの研究結果が公開された。

正式発表ではない段階ではあるものの、
「血液型と新型コロナウイルス感受性の関係性」と題し、
中国の武漢大学や南方科技大学などの8つの医療機関の研究者らが著した
この論文は、医療関係者らの注目を集めている。

論文の内容は、武漢市と深セン市の
新型コロナウイルス感染者2173人の血液型パターンを分析したところ、
感染者、死亡者ともに「A型の血液型を持つ人の割合が高かった」というものだ。

 
そのメカニズムを詳しくひもとく前に、データの前提となる
現地の血液型分布を考慮してみたい。

論文では武漢市に住む健康な市民の血液型は
A型32.16%、B型24.90%、AB型9.10%、O型33.84%としている。
A型が多い日本人とは違い、O型が最多という構成になっている。

 
ウイルス感染者の中で最も多かった血液型は前述の通りA型で、37.75%を占める。
続いてB型26.42%、O型25.80%、AB型は10.03%という順だ。

さらに、感染後に死亡に至った人の血液型を分類すると
A型41.26%、B型24.27%、O型25.24%、AB型9.22%という結果。
なんと死亡者の4割以上がA型という衝撃のデータが明らかになったことになる。

 
どうして血液型によってこんなに差がついてしまうのか。
米ハーバード大学院卒の医学博士、左門新さんはこう分析する。

「コロナウイルスにかかるメカニズムにヒントがあると思います。
 人間の肺にある『ACE2』というたんぱく質でできた受容体が
 ウイルスを取り込んでしまうことで感染が起きるのですが、
 そのとき、受容体にウイルスがくっつくのを邪魔する物質が存在する。
 それが『抗A型抗体』。A型の人はこの抗体を持っていないのです」

2003年から大流行したSARSもコロナウイルスの一種であり、
やはりA型の人がウイルスを取り込みやすく、感染者が多いことが判明している
と左門さんは補足する。


「日本はA型の人が最も多いので、
 中国より感染者や致死率が高くなる可能性も考えられる。
 充分な注意が必要です」(左門さん)

 *日本の血液型の分布は、A型が38.2%、O型30.5%、B型21.9%、AB型9.4%(2013年)

抗体とは簡単に言えば、体内でウイルスを攻撃する物質のこと。
4つの血液型で抗体の特徴が異なり、それが血液型によって
ウイルスの感染率が変わる理由でもある。


順を追って説明していこう。

血液の液体部分は「血漿(けっしょう)」と呼ばれるが、ここに抗体が含まれる。

 
東京医科歯科大学名誉教授で『病気の9割は免疫力で防げる』(エイ出版社)の
監修を務める藤田紘一郎さんが解説する。

「A型の人の血漿には『抗B抗体』が含まれており、
 B型の人は『抗A抗体』を持っています。
 O型の人は『抗B抗体』も『抗A抗体』も両方持っていますが、
 AB型の人はどちらの抗体も持っていません。

 O型の人は、血漿中で『抗A抗体』と『抗B抗体』という
 2つの抗体を絶えず作り続けている。
 つまり、免疫力を常に活性化させているわけで病気に強い。

 序列でいうとO→B→A→ABの順番に病気に強いといえます」


 ウイルスや細菌と闘う抗体はリンパ球から作られる。
 藤田さんが人間ドックを受けた5000人の成人の血液を調べたところ、
 リンパ球の割合がいちばん多かったのがO型(39%)だったという。
 続いてB型(37%)、A型(36%)、AB型(34%)という順だったというから、
 まさに免疫と血液型が直結することが示された形だ。


「新型コロナウイルスの感染率でAB型が低かったのは、
 中国にAB型が少なくサンプル数が充分ではなかったからかもしれません」(藤田さん)


◆A型は胃がん、AB型は脳梗塞

 さらに、藤田さんがこんな事実を明かす。

「人間だけでなく、動物や植物、もっといえば細菌にも血液型物質は存在します。
 人類の歴史は、ウイルスや細菌との闘いの歴史であり、人間はその闘いによって
 血液型物質を備えるようになったと考えられています」

 藤田さんは自ら行った実験を踏まえて説明する。

「鶏卵などで増殖し、食中毒を起こすことのある
 サルモネラ菌はB型の血液型物質を持っています。

 抗B型抗体のないB型とAB型の人の血漿中ではサルモネラ菌が増殖したものの、
 抗体を持つA型とO型の人の血漿中ではあまり増殖しなかったのです」

同様に、A型物質を持つ大腸菌は、
抗体を持つB型、O型の血漿中では増殖できなかったという。

「世界を見渡すと、地域によって血液型の分布に違いがある。
 その土地で過去に流行した疫病や風土病が関連しており、
 病原体に対して抗体を持つ血液型の人が多くなる傾向があります」(藤田さん)

インドの一部地域で発生したコレラはO型の人が重症化しやすく、
B型の人は抵抗力があった。
そのため、いまでもコレラ流行地域ではB型の人が多いそうだ。

また、食べ物にも血液型物質が含まれ、
血液型ごとに合う食べ物、合わない食べ物が存在するという。

藤田さんが続ける。

「たとえば豚肉はA型の血液型物質を持ちます。
 抗A型抗体を持つB型の人が食べた場合、消化が不完全なまま取り込んだとき、
 アレルギー反応のような症状が起こることもあるのです」

基本的には、自分の血液型と同じ血液型物質を持つものを食べるのがいいようだ。

A型なら豚肉やうなぎを、

B型なら羊肉、くじら肉、はまぐり。

O型なら貝類全般、ごぼうなど。

AB型は牛肉、昆布、そばなどを藤田さんは挙げる。

 
ちなみに、中国の研究では、新型コロナウイルス感染者は男性が55%とやや多く、
死亡率も男性が女性の3倍以上も高いというデータがある。

男女差について長浜バイオ大学教授の永田宏さんはこう推察する。

「たばこは肺にダメージを与え、喫煙者が感染すれば肺炎が悪化しやすい。
 男性の方が喫煙率が高いことから、このような結果になったのではないでしょうか」

新型コロナウイルスの研究は、世界中で急ピッチで進められている。
適切な情報をキャッチして正しく対応していきたい。

  (https://news.infoseek.co.jp/article/postseven_1550813/

           <感謝合掌 令和2年4月7日 頓首再拝>
20:伝統 :

2020/04/08 (Wed) 09:41:34

        *メルマガ「大和し」(2020.04.07)より

緊急事態には、船長が強権を発動しなければなりません。
その時に、勝手な行いは許されません。

経験したことがない事態に直面しているからこそ、
強権を発動し、皆がそれに従わなければなりません。

まずは、決まったことをきちんと守る。
そして、心は未来に向かって、しっかり備えをしなければなりません。
どんな環境下でも、何かに頼るのではなく、自分の力で乗り越えなければなりません。


本日、感染拡大を防止するために緊急事態宣言が発令されました。
今月が正念場です。

心をしっかり持って、この事態に対応しなければなりません。

見えない敵を封じ込めるためには、力を合わせていかなければならないと思います。

そして、何より、個人の心がけや自覚が大切です。
自分の体や自分の周りの人を守るために、
しなければならないことを徹底していかなければなりません。

今回は「手洗い」について書きたいと思います。

人類が手洗いを意識しだし、徹底したのは19世紀になってからです。
「手洗い」こそが感染防止に有効であることを提唱した、
イグナッツ・フィリップ・ゼンメルワイス医師についてその功績を紹介したいと思います。


ゼンメルワイス医師はハンガリー出身の産婦人科医師で、「感染制御の父」と言われます。

1850年ごろ、産褥熱(さんじょくねつ)の原因について調査研究をしていました。
※産褥熱とは、お産の後、分娩の際に生じた傷からの細菌感染
当時死亡率が13%もあり、その原因がはっきりしていませんでした。

ゼンメルワイス医師は病院の医師たちが、
死体解剖をしていることを突き止め、産褥熱との関連に注目しました。

つまり、解剖室から出てそのまま、産婦人科の検診を行なっていたのです。

医師が手を洗うという習慣もありませんでした。
当時は、まだ病原菌の存在も知られていませんでした。

そこで、ゼンメルワイス医師は、医師たちに手を消毒することを義務付けました。
その結果、死亡率が激減し始めたということです。

ゼンメルワイス医師の発見は、当時の医療業界では受け入れられませんでした。
なぜなら、妊婦の診断前に手を洗うことは面倒すぎる、
自分たちが死亡を引き起こしているとは認めたくない。

さらに、神聖な職業である医師が手が汚れているとは考えられない、
などという理由からです。

このような劇的な成功を学会で発表しても、学会からは否定され続けました。

権威主義により、ゼンメルワイスの学説は受け入れられなかったのですが、
最終的には認められて現在に至っています。
しかしその間、数千人の若い妊婦が命を落とすことになってしまいました。


21世紀に生きる私たちは、このような貴重な経験の上に生きています。

過去の功績を今に生かさなければなりません。

「手を洗う」そして「手を消毒する」ことが
ウイルスの感染拡大を防止する有効な方法なのだということを認識すべきです。

現在、医師が手を洗わないということは考えられません。
誰かが手を消毒することを義務付けているわけではありません。
自分の意思で、その価値や必要性を認識しているために、自ら進んで手を消毒します。

人に言われなくとも、価値あることを自分の意思で行わなければなりません。
なぜ手を洗わなければならないのか・・・権威に立ち向かった
ゼンメルワイス医師の功績は人類の貴重な財産です。

単純なことで、誰でもできることをおろそかにしがちです。

軽く考えるのではなく、このような歴史的な功績があることを知ることも大切です。

小さな行いが大きな成果につながります。

「面倒臭い」「そんなことやって何になる」というのは、
ゼンメルワイス医師を否定した権威主義の人達と同じです。

みんなで決めたことを、社会全体でしっかり守ること。

たった1ヶ月ぐらい、ひとりよがりで、勝手な行いを捨て、
力を結束することも必要だと思います。

・・・

<関連>

「人と人の接触 8割削減目指す」 コロナ対策本部 首相発言全文
産経ニュース / 2020年4月7日
https://news.infoseek.co.jp/article/sankein_lif2004070123/


首相記者会見全文(1)「もはや時間の猶予はない」
https://www.sankei.com/politics/news/200407/plt2004070052-n1.html

首相記者会見全文(2)「このペースで感染者増えれば、1カ月後に8万人超す」
https://www.sankei.com/politics/news/200407/plt2004070053-n1.html

首相記者会見全文(3)「ロックダウンでは全くない」「108兆円の経済対策実施」
https://www.sankei.com/politics/news/200407/plt2004070056-n1.html

首相記者会見全文(4)「地方移動は厳に控えていただきたい」
https://www.sankei.com/politics/news/200407/plt2004070055-n1.html

首相記者会見全文(5)「全ては皆さんの行動にかかっている」
https://www.sankei.com/politics/news/200407/plt2004070057-n1.html

首相記者会見全文(6)「個別補償でなく、困難な状況にある人に現金給付」
https://www.sankei.com/politics/news/200407/plt2004070059-n1.html

首相記者会見全文(7)「全員給付なら時間かかる」
https://www.sankei.com/politics/news/200407/plt2004070064-n1.html

首相記者会見全文(8)「7都府県以外も『3密』に注意を」
https://www.sankei.com/politics/news/200407/plt2004070066-n1.html

首相記者会見全文(9)「アビガン、病院の倫理委を通っていれば使える」
https://www.sankei.com/politics/news/200407/plt2004070068-n1.html

首相記者会見全文(10)「大きな被害を受けている中小には間違いなく入る」
https://www.sankei.com/politics/news/200407/plt2004070069-n1.html

首相記者会見全文(11)「若者も東京にとどまっていただきたい」
https://www.sankei.com/politics/news/200407/plt2004070073-n1.html

首相記者会見全文(12)「私は責任を取ればいいというものではない」
https://www.sankei.com/politics/news/200407/plt2004070074-n1.html

首相記者会見全文(13完)「感染した場合は自己隔離しながら執務」
https://www.sankei.com/politics/news/200407/plt2004070075-n1.html

           <感謝合掌 令和2年4月8日 頓首再拝>
21:伝統 :

2020/04/08 (Wed) 14:13:43


       *メルマガ「宮崎正弘の国際情勢解題」(2020.04.8)より

 米国に急拡大する「中国排除」の声は「ファーウェイ排除」の段階を越えた
  「WHOの大失敗は中国中心主義だからだ」(トランプ大統領)
****************************************

日本のメディアもWHOの統計を使わず、
コロナ災禍の感染者、死者数は米国ジョンズ・ホプキンズ大学の速報を借用している。
迅速かつ正確だからだ。

同大学は、はやくから伝染病統計に重点を置いてきた。
WHOは信用できないというわけだ。

4月7日、日本が緊急事態宣言を発信した日、世界では何が起きていたのか。

「WHOの大失敗は中国中心主義だからだ」(トランプ大統領)。
「中国のだましに協力してきたのがWTOだ」(マルコ・ルビオ上院議員)。
 
世論は「中国を排除せよ」とオクターブをあげ、
過去のWTO(世界貿易機構)の規則違反も、これから裁判に訴えると息巻いている。

中国発表の数字は誰も信用していない。

全米を覆い尽くす「アンチ・チャイナ」の感情は、激憤に高まっており、
中国の不誠実、謝罪なしの高飛車な医療協力の申し出や、
嫌がらせのようなマスク寄付など、責任逃れの演出が丸見えな態度への不満が昂じた。

この激越な反中国ムードはおさまりそうにない。

「コロナの教訓」とは、「中国とは距離を置け」というコンセンサスが、
米国のメディア、知識人、オピニオンリーダーのあいだに拡がり、
とくに医薬品の中国依存という実態が露呈して、アメリカ人の中国への危機感が増幅された。

クドロー国家経済会議委員長は「あと8週間で、もとに戻る」と楽観論を述べたが、
現実には米国ホンダ、日産が工場休止を延期し、それぞれ一万人をレイオフ。

ボーイングはシアトル工場休止が長引く。
国民の四分の三が「武漢コロナ」で、なんらかの悪影響を受けていることが
世論調査でも判明している。

 
一方、元凶の中国は4月8日、武漢市の封鎖を解く。
76日間にわたった都市封鎖が正常に戻るには、おなじく76日は必要だろうが、
気がつけば豚肉は二倍、鶏肉もそれなりの値上がりと物資不足、とくに米が払底している。

軍医から大都市の医者まで武漢に動員したため、
逆に上海などで医者不足が起こり、入院患者がクスリ不足、
インシュリン欠乏で死亡するケースも多数報告されている。

地方では医者が住民に襲われ、殺害される事件もおきている。
広州ではアフリカから来た人が病原菌を運んだ等と噂が飛び、
町を歩く黒人らが強制隔離された。


▼反中国暴動がインドネシアでおきそう 

中国人を狙ったテロ、中国商店焼き討ち、
チャイナタウン襲撃の可能性が高まったとしてインドネシア当局は警戒態勢に入った。

過去にも、インドネシアでは反中国暴動がおこり、
ジャカルタのチャイナタウンが襲撃された。

近年の例はベトナムで起きた反中国暴動だった。
何人かの中国人が殺害され、間違えられた台湾人も犠牲となり、
およそ8000名の在越中国人が逃げ帰った。

ロシアでも国境閉鎖措置以後も、感染者が増え続けており、
無菌とされたカムチアツカでも感染が認められた。

北極海に面するムルマンスクから、モンゴル系ブリヤート人が多いウラン・ウデまで、
ロシアは中国との国境をすべて閉じている。

それでもロシアの感染者は7497人。死者58人。
 
ロシアは貿易の継続で表向きの中露友好関係はともかく
民族感情として昔から中国が嫌い。いまでも中国をキタイと呼んでいる。

           <感謝合掌 令和2年4月8日 頓首再拝>
22:伝統 :

2020/04/08 (Wed) 18:44:56


        *Web:NEWSポストセブン ( 2020年4月7日 )より

60代以上のシニアが新型コロナで重症化する例が相次いでいる。
3月29日に死去した志村けんさん(享年70)に続き、
日ハム、楽天などで監督を務めた野球解説者・梨田昌孝氏(66)も
新型コロナによる重度の肺炎で入院した。

国内の死亡者は57人(4月1日時点、以下同)だが、
そのうち実に56人が60代以上となっている。

なぜ60代オーバーばかりが重症化するのか。
感染症が専門の山野美容芸術短大客員教授・中原英臣氏がいう。

「重症化に至るメカニズムは未解明だが、
 高齢者は総じて免疫機能が低下していることが多い。
 するとウイルスの増殖を抑えることができず、重症化してしまう。

 さらに年齢を重ねるほど、高血圧や糖尿病、呼吸器疾患などの
 基礎疾患を持っていることが多いことも重症化率を押し上げているのではないか」

 
さらに、ここに来て注目されているのが、
結核予防のため小児時代に受ける「BCG接種」との関係だ。

「BCGワクチンの全例接種を実施している国は、そうでない国に比べて
 新型コロナの感染者数や死亡者数の割合が少ないのではないか」という仮説が、
いま世界で真剣に議論されているのだ。

 
日本では1949年にBCGワクチン接種が法制化され、現在まで継続されている。
しかし、結核罹患率の減少に伴い定期接種を行なわなくなった
米国、スペイン、フランス、イタリアなどでは新型コロナが猛威を振るっている。

そのためBCG接種と感染拡大の関係が指摘されているのだ。

すでに米国や豪州、オランダなどの研究機関で、
BCGの有効性を確認する臨床実験が始まっているという。

前出・中原氏が言う。

「まだBCG接種の効果が本当にあるのかどうか、
 専門家の間でも評価は定まっていないのが現状です。
 しかし新型コロナの特効薬がない現状の中で、期待する声もあるようです」

 
BCG接種の効果は一般的に10~15年と言われる。
日本において若者より60代以上の重症化が顕著なのは、
接種から時間が経過していることとも関係しているのだろうか。

そういえば、バカ殿に扮した志村けんが左腕を相手に見せつけ、
「このBCGが黙ってねェぞ!」とすごむ懐かしいコントがあった。

重症化の予防策として、BCGがその威力を見せつける日は来るか。

  (https://news.infoseek.co.jp/topics/postseven_1554052/ )

           <感謝合掌 令和2年4月8日 頓首再拝>
23:伝統 :

2020/04/08 (Wed) 23:30:06

中国産コロナと欧州産コロナは別物のようだ

  *購読者数日本一(まぐまぐ総合第1位)
   お金儲け2.0著者の川島和正メルマガ (2020.04.04) より


日本もシンガポールもマレーシアやフィリピンやその他多くのアジアの国も
3月20日ころまで、新型コロナウイルスはそこまで感染拡大していませんでした。

また、致死率も低く、そこまで恐れないでも
マスクと手洗いうがいくらいしておけば大丈夫そうな様子でした。

だからこそ日本政府も、
学校再開を発表し3連休は解禁ムードだったのでしょう。

しかし、3月20日以降
世界の状況、特にアジア諸国の状況がガラッと変わりました。

各地の感染者数と死者数が急激に増え
各国は国境を封鎖し、航空会社は飛行機を欠航させました。


これはおそらく、感染拡大を受けてだけではなく
中国産から変異して新しくできた欧州産コロナの危険性がわかってたこと
によるものと考えられます。

(中略)

そして、欧州産コロナが中国産コロナより
危険であるとわかってきたのです。


日本においても
ダイヤモンドプリンセスにおいてはほぼ全員濃厚接触だったのに
感染率20%以下、重症化率1%、死亡率0.3%で、今はほとんど治癒しました。

しかし、最近は、次々に感染者と死者が増えていて
致死率は日々上がっていく一方です。

日本において誰もが見えるデータを見ても
同じウイルスとは考えにくい状況になってきました。


ですので、新型コロナウイルスは変異するものと考えて
やはり感染しないように、徹底対策したほうがいいですね。


今の欧州産コロナでも
50歳以下で健康な人はまず死なないことがわかっていますが
感染力は中国産より強そうですし、老人の致死率は上がっていますし
もう一段階変異したら、どうなってしまうのか見当もつきません。


★時系列で見る新型コロナの変異
http://7hk.jp/corona_heni.html

   (https://ameblo.jp/kk5160/entry-12587147914.html )


・・・

新型コロナ、完治後も他人に感染? 研究が進む新症状「胃腸障害」と8つの変種=高島康司

       *Web:MONEY VOICE(2020.04.05)より

新型コロナウイルスの研究は急ピッチで進展しており、
新しい膨大な数の研究論文が発表されている。

今回は、「未査読」のものも含め、
我々も知っておいたほうがよいだろうと思われる情報を紹介する。


《症状が消えた後もウイルスは残る》

リーキシン・ジー博士とロケッシュ・シャーマ博士が
「呼吸器と救急救命のアメリカン・ジャーナル」という医学雑誌に発表した論文によると、
1月28日から2月9日までの期間に軽度の症状で「北京総合病院」に入院し、
その後完治して退院した16人の感染者を退院後数日経ってから再検査したところ、
そのうちの半数は依然として新型コロナウイルス(Covid-19)に感染していた。

16人の軽症の感染者の平均年齢は、35,5歳だった。
そして、軽度の咳き、熱、咽頭の痛み、呼吸困難などの症状か消えてからも、
1日から8日間、新型コロナウイルスは体内に残留していた。

この結果から分かることは、カゼ程度の軽度な症状で自宅で療養し、
その後症状が消滅して完治した人々でも、ウイルスはまだ体内に残っている
可能性があるので、動きまわって濃厚接触すると、ウイルスを撒き散らす結果になる
ということだ。

論文の執筆者は、症状が消えた後も少なくとも2週間は自己隔離すべきだとしている。

これから日本でも新型コロナウイルスの回復者が
新たな感染源になるというケースも増えるのかもしれない。

ぜひ注意してほしい。



《重症化のもうひとつの症状「胃腸障害」》

新型コロナウイルス感染で重症化した場合の一般的な症状は、重度の肺炎である。
喉から肺の奥まで炎症が発生し、呼吸不全から死に至るケースだ。

これは新型コロナウイルスが細胞に侵入するときに利用される「ACE2」という
レセプターが肺胞細胞に集中的に発現しており、そこでウイルスが増殖することによる。


いまは心臓や腎臓に発現している「ACE2」レセプターから体内に侵入して、
心疾患や腎臓疾患をいきなり引き起こすケースも確認されている。
それが、新型コロナウイルスの新種であるとする議論もある。

今回、「南京医科大学」の研究チームが3つの病院で入院している
1,314人の感染者を調査したとろこ、86人の重症患者の86%に重度の胃腸障害があった。

ストレスやショック、そして炎症などさまざまな原因で胃腸障害は発生するので、
新型コロナウイルスの感染とは一概に結び付けることはできない。

しかし、胃腸にも「ACE2」レセプターが発現していることから、
そこから胃腸に入った新型コロナウイルスが障害を引き起こした可能性もある。


また、激しい胃腸障害を持つ患者では敗血症を発症し、
これが引き金となり死亡するケースも見られた。

このように見ると、激しい胃腸障害が、新型コロナウイルスの感染で
患者が重症化するかどうかの予兆にもなり得る可能性がある。



《8つの異なる新型コロナウイルスの株》

新型コロナウイルス蔓延が拡大するなか、急速に進む研究によって
「Covid-19」の多様な特徴が解明されつつある。

そうした研究でももっとも注目されているのは、
新型コロナウイルスの変異に関する研究だ。


3月27日に米主要紙のひとつである「USAツデー(USA Today)」に興味深い記事が掲載された。

それは「8つの株が世界を循環している、科学者に与えたヒントがこれだ」という題名の記事だ。

これは、これまでさまざまな研究者が行っていた新型コロナウイルス(Covid-19)の
遺伝子解析をすべて総合した結果、新型コロナウイルスの進化と変異のタイプが
判明したという。

DNAの二重螺旋やRNAは特定の塩基を組み合わせた塩基対でできているが、
新型コロナウイルスの塩基対は数が少なく3万しかない。人間では30億近くある。


塩基対が少ないため、塩基対で起こる変化は容易に追跡でき、
新型コロナウイルスの株の系統樹が作成できるという。

これで、どの株が親であり、どれが子や孫であるのかが一目で分かる。

これは、世界のあらゆる地域の研究者が6つの大陸にわたる
36の国の感染者から採取した新型コロナウイルスの塩基対の分析に基づいて作成された。

すると、新型コロナウイルスには異なった8つの変異型があることが分かった。

この記事によると、この8種類のタイプが新型コロナウイルスの
すべての変異を示しているわけではないとしている。

研究者らによれば、おそらく調査しきれていない膨大な種類の新たな株があるだろうから、
今回明らかになった8種類の変異は、氷山の一角かもしれないという。

それでも今回の包括的な調査で明らかになったことは多い。以下である。


(1)新型コロナウイルスは比較的に進化が遅い

   インフルエンザウイルスなどと比べると、
   新型コロナウイルスは比較的に進化の速度が遅い。

   おそらくその理由は、新型コロナウイルスの感染力は強く、
   容易に人に感染できてしまう。
   またこれを撃退できるワクチンや特効薬もない。

   そうした状況では、進化を促す圧力は弱いので、進化のスピードも遅くなる。


(2)変種の間の毒性はほとんど変わらない

   それぞれの新型コロナウイルスの変異型の間の変化はさほど大きくない。
   比較的に小さな変化しかない。

   そのため、それぞれの変異した種類の間で毒性が大きく異なるとは考えにくい。

   他方、アジア、ヨーロッパ、北米などの国々で致死率に大きな違いが見られ、
   新型コロナウイルスの毒性が地域によって大きく異なっているように見える。

   だがこれは、PCR検査の件数が地域によって異なっているため、
   感染者数に違いがあるためだ。

   検査件数が少なく、実際の感染者数が多い国では致死率は高く現れ、
   検査件数の多い国では致死率は低目に出る。

   ウイルスの変異型間の毒性の違いが原因ではない。


(3)新型コロナウイルスは研究所由来ではない

   今回の新型コロナウイルスが研究所で人工的に作られたものであるとする
   意見が多いが、それを示す証拠はほとんどない。

   今回明らかになった系統樹を見ると、
   すべての新型コロナウイルスの親となる株は、
   武漢のコウモリ由来のものだった。

   もし新型コロナウイルスが研究所で人工的に作られた兵器のようなものであれば、
   最初の感染はコウモリのような動物ではなく、人間から始まっていてしかるべきだ。


(4)東アジアのウイルスと北米、ヨーロッパのそれとは異なったタイプ

   この系統樹のマップを見ると、
   中国、韓国、日本などの東アジアで蔓延しているウイルスは、
   武漢で発生した型であるのに対し、

   ヨーロッパと北米はそれぞれ異なった変種である。

以上である。

これが、いままでさまざまな見方が出ていた新型コロナウイルスの変異型に関する
もっとも包括的な研究である。

もちろんこれがすべてではなく、毒性の強い新しい変異型が発見される可能性もある。
またこのウイルスが人工的に作成されたことを示す別な証拠が出てくるかもしれない。

少なくともその可能性は否定できない。

しかしながら、現時点では、この「ネクストストレイン(NextStrain)」が最新の結果だ。

     (https://www.mag2.com/p/money/907876

           <感謝合掌 令和2年4月8日 頓首再拝>
24:伝統 :

2020/04/09 (Thu) 11:14:19

新型コロナ、紫外線が人類を救うこれだけの根拠 他国の感染状況から見る「6月終息説」

          *Web:デイリー新潮(2020.04.08)より

デイリー新潮は3月30日に『新型コロナ、4月終息説は本当か 
ウイルスを衰えさせる“湿度”と“紫外線”』という記事を配信した
(週刊新潮4月2日号記事の転載)。

ここで紹介しているのは、長野保健医療大学特任教授の北村義浩氏による以下の見立てだった。

「4月の紫外線はまだ弱く、ウイルスを死滅させるには日光を1時間以上当てないといけません。
しかし、6月になれば紫外線量が飛躍的に増え、実験室で使う紫外線と似た効果が期待できる。
本格的に終息しはじめるのは5月末から6月頭だと思います」

 
紫外線が人類を救う――。

とはいえ、世界からは日々、戦慄を覚えるような数字が届けられる。
欧米での感染拡大状況を見るかぎり、日本にも欧米並みのロックダウンが必要だ、
という声がもっともらしく聞こえる。

日本を含めた各国の状況をまとめたのが掲載の表だが、
ある医師は“楽観的な見通しが立つと考えても、外れたときに
どんな非難を浴びるかわからないから”と匿名を条件に、次のように語る。


「感染者が爆発的に増えた国、人口当たりの死者数が多い国は、
これまでの季節、気温が低く乾燥していた欧米諸国ばかりなのです。
一方、台湾や香港のほかタイ、ベトナムなど温暖で湿潤な東南アジア諸国は、
当初は欧米諸国より感染者が多かったし、衛生環境も欧米よりよいと言えないのに、
感染者の増え方は鈍い。日本もこれらの国や地域と同じ傾向と思われます」

として、やはり紫外線の効果に言及するのだ。

「いまの世界の感染状況を見るかぎり、信憑性があると思わざるをえません」(同)

北村氏が改めて言う。

「緊急事態宣言後、国民一人一人が徹底的に自粛できれば、
最も早くてGW明けごろに新規の感染者ゼロもありえます。
また、紫外線を30分当てると、コロナウイルスを無害化できることがわかっているので、
紫外線の量が増える5月末から、感染者数が落ち着く可能性はあります」

もちろん、これから冬を迎える南半球は予断を許さない状況だ。
過度な楽観は禁物だが、日本に限れば、恐怖を煽る論調に流される必要もない
のではないだろうか。


  (https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200408-00619191-shincho-soci )

           <感謝合掌 令和2年4月9日 頓首再拝>
25:伝統 :

2020/04/09 (Thu) 14:55:11

「コロナ下の葬式」で遺族が苦労する5つの問題 葬儀社も「依頼を断らざるをえない」緊急事態

         *Web:東洋経済オンライン (2020年4月5日)より

もしも自分の家族や大切な人がコロナウイルスに倒れたら……。
あまり考えたくないことですが、決してありえない話ではありません。

今回のような緊急状況下で、家族や大切な人の葬儀を行う際、どんな問題に直面するのか。
葬儀社に勤務する立場から、国や火葬場の通達に基づいて解説します。

また記事後半では、コロナウイルスで亡くなった場合でなくても、
この時期に葬儀に主催したり、参加したりする際の注意事項も併せて解説します。


《遺族はどんな問題に直面するのか?》

(1)死後に故人と面会できない

   平時に病院で家族が亡くなった場合、葬儀社が迎えに来るまで、
   遺体は病室か霊安室に安置されることが多いです。

   しかしコロナウイルスで亡くなった場合、
   感染を防ぐため遺体は非透過性納体袋にすぐ収められます。

   非透過性納体袋とは、遺体を収めるための巨大サイズのジップロックのようなもので、
   それで密封された後、棺に納められるわけです。

   つまり、たとえ肉親であっても、故人に触れることはおろか
   死に顔を見ることさえできません。


(2)葬儀を開催できない

   感染リスクを考えると、通常の葬儀を行うのは困難です。
   宗教儀式は後日行うにしても、まずは火葬するということになります。


(3)すぐ火葬しなければいけない可能性がある

   通常は亡くなってから24時間以内の火葬は認められていません。
   その理由は、今と比べて死亡判定の精度が低かった時代に、
   故人の蘇生の可能性を考慮したからだと言われています。

   しかし特定の伝染病の場合は、感染防止目的で24時間以内の火葬が認められています。
   ペストやエボラ出血熱などがその対象で、現在はコロナウイルスも同じ扱い
   となっているため、亡くなったその日に火葬ということもありえます。


(4)火葬場と火葬する時間が制限される

   とはいえ実際には、当日の火葬は難しいかもしれません。

   なぜならコロナウイルスの遺体は、都市部の場合、
   特定の火葬場が特定の火葬時間でしか引き受けていないからです。

   少し遠方の火葬場へ出向く可能性もあります。

   火葬時間は、感染リスクを配慮して、
   16時過ぎなどの一番遅い時間しか認められていません。

   立ち会う火葬場のスタッフも防護服を着ています。
   火葬炉前で立ち会う遺族の人数も数名に制限されます。

   前述したようにここでも最後の面会はできません。


(5)依頼を引き受けてくれる葬儀社が見つからない

   遺族は、この一連の業務を引き受けてくれる葬儀社を見つけるのにも苦労します。

   数日前、私の職場にも、ある大きな病院で家族を亡くした遺族の方から
   「故人がコロナウイルスかもしれないが、葬儀を引き受けてもらえないか」と
   問い合わせがありました。


大きな病院は霊安室の業務を委託するため葬儀社と業務契約を行っています。
その病院も、契約している葬儀社があったはず。

にもかかわらず遺族が外部の会社に問い合わせをしたということは、
契約葬儀社がこの依頼を引き受けなかったということでしょう
(ちなみに検査の結果、故人は陰性だったそうです)。

葬儀社が依頼を断るのは決して恐怖や自己保身といった単純な理由からではありません。
ちゃんとした葬儀社のスタッフは衛生管理や遺体保全に関する教育を受けており、
正しい知識に基づいて遺体を「適切に処置する」術を熟知しています。

葬祭業は肉体的にハードな仕事なので若いスタッフが多いです。
たとえ自分が、万一コロナウイルスに感染しても、
軽症か無症状である可能性が高いことも知っています。

遺族が困っているなら多少のリスクを取っても役に立ちたい
と考える葬儀社やスタッフもいるはずです。

しかし、現状のいちばんの問題は職業柄、コロナウイルスの死亡率が高い
と言われている「高齢者のお客様と接する機会が多いこと」です。

先日も愛媛県で行われた葬儀で集団感染が発生したと報道されました。
葬儀を通じてさまざまな人たちと関わる人間が感染源になるわけにはいかないため、
依頼を断らざるをえない状況なのです。


《葬儀に参加する際の「3つの注意」》

(1)注意1.高齢者の参列は控える

   前述したように葬儀場で感染するケースがありました。
   症状が悪化しやすい高齢者の方はできるだけ葬儀の参加を控えたほうがいいでしょう。


(2)注意2.通夜料理は出さない

   通夜の参列者が多い関東圏は、
   大皿のビュッフェ形式で料理を振る舞う習慣があります。

   感染を防ぐために、通夜料理もやめておいたほうがいいでしょう。


(3)注意3.マスクを外さない

   葬儀に参列する際にマスクを外さないのは無作法と考えている方もいるようです。
   平時はそうかもしれませんが、今は緊急事態です。

   挨拶する際や、焼香する際にマスクを着けていても無作法にはあたりません。


まだまだ予断を許さない状況です。
大切な人を失った遺族の負担が少しでも減るよう、
この騒動が少しでも早く収束することを願います。

赤城 啓昭:葬儀屋さんブロガー

  (https://news.infoseek.co.jp/article/toyokeizai_20200405_342125/

           <感謝合掌 令和2年4月9日 頓首再拝>
26:伝統 :

2020/04/09 (Thu) 23:39:49


        *Web:天下泰平(2020年03月23日)より

止まらないコロナ騒動。

中国を抜いて世界一のコロナ被害国となっているイタリアでは
1日の死者数が800人を超える非常事態へとなっており、
企業活動も全面的に停止となっています。

このままいくと

「イタリアデフォルト」

という国家破綻の危機まで噂されており、
それが引き金となって欧州発の世界金融危機が勃発する恐れも。

それはリーマン・ショックを遥かに凌駕する金融クラッシュであり、
資本主義経済そのものの存在が揺るがされるような事態にもなりかねない
とも言われています。

ところで、なぜイタリアはこんなにもひどいのか。

水面下では様々な情報が飛び交っていますが、

その中の1つに

「5Gとコロナウイルス」

の関連性を指摘する情報も出ています。

一言で言えば、5Gを導入している国々、地域では
コロナ被害が非常に大きくなっていると。


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コロナ感染国と5G展開国が一致!
「専門家らの警告より1万倍も高い基準値」の5Gは実は殺戮兵器!!

【リンク元】https://ameblo.jp/sunamerio/entry-12582632014.html

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確かに上記リンク先の世界マップを見ると、
5Gを取り入れている地域とコロナウイルスが広まっている地域、
重症化しているエリアに関係性はありそうです。

その理由として、5Gによる免疫低下によってウイルスの影響を受けやすくなっていると。

武漢の人々も5Gによって大きな免疫低下の影響を受け、
イタリアもまた、2019年より5Gを試験的に大都市で運営を初めており、
その影響が今になってウイルスに対抗できない状況に陥っているのではないかと。


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イタリア、中国企業の5G参入阻止せず=高官

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日本も札幌で大きく感染が拡大しましたが、
札幌雪祭りで5Gのテストが行われていたことが指摘されています。

5Gがウイルスへの危機を招いているのか、
それともウイルスの危機を演出することで5Gによる通信インフラの必要性、
整備の早急化を図りたいのか、その辺の意図や関係性はわかりませんが、
完全に無関係とは言えないのかもしれません。

5Gに限らず、電磁波の多くが免疫を弱体化させる危険性があるのは周知の事実であり、
5Gが本格的に身の回り、日本全体、世界全体に張り巡らさせる前に
対策を整えておくのは重要です。

いよいよ日本の携帯キャリアも

3月25日にドコモ
3月26日にKDDI(au)
3月27日にソフトバンク

で5Gが本格的に導入される見込みとなっております。

今週から大都市を中心に5Gエネルギーがどんどん日本でも高まります。

日頃からの生活習慣で免疫力を上げ、
周囲の環境が悪化しても影響を受けにくい身体と精神づくりが最重要であり、

さらにプラスアルファで健康補助アイテムを取り入れるのがベストだと思います。

それが結果的に5Gにもコロナウイルスにも対抗できると思うので。

やつはが取り扱う

《5Gを含む電磁波対策のオススメ商品》



《日々の健康管理のオススメサプリメント》

は以下(今週のオススメ商品)の通りです。

自分自身が実際に使っているものなどを推奨しておきますので、
参考にしていただけたら。



(伝統註~以下は、あくまでも、Web:天下泰平の管理人のオススメで
     あります。効用については、個人差がありますので、ご注意ください)

──◆◇◆◇───────

 今週のオススメ商品

───────────◆◇

《5Gを含む電磁波対策のオススメ商品》

╋━━━━━━━━━━╋
   オススメNo.1
╋━━━━━━━━━━╋

テクノAO 一般家電用(PC15)
価格 : 14,600円(税込)
http://www.yatsuha.com/products/detail.php?product_id=27


スマホに取り付けることができる電磁波対策グッズです。
開発プロデュースは、あの電磁波の世界的権威者である増川いづみ博士。

世界の研究機関で臨床実験を10年以上、総額10数億円にも及ぶ研究開発を繰り返し、
今となっては世界中で代理店が広がっている世界トップクラスのシェアを誇る
電磁波対策グッズ。

それは電磁波そのものをブロックするのではなく、
商品の中に組み込まれたバイオ溶液から送られる自然周波数が、電磁波などを補正し、
人間の細胞やDNAが電磁波から影響を受けないようにバリアをはる原理です。

5Gにも対応。
これから始まる5Gキャリアの時代において、
スマホ利用者は必須ともなるアイテムです。

同じ原理で家の中全体を整えたい、
守りたいのであれば「ミニエネルギーバランサー」がオススメ。


ミニエネルギーバランサー
価格 : 86,700円(税込)
http://www.yatsuha.com/shopdetail/000000000272/


╋━━━━━━━━━━╋
   オススメNo.2
╋━━━━━━━━━━╋


ソマヴェディック メディック スカイ5G
価格 : 132,000円(税込)
http://www.yatsuha.com/shopdetail/000000000585/ct294/page1/order/

世界的なヒーラーのイワン・リビャンスキーさんが開発した、
地球のコア(核)エネルギーを取り入れる装置。
その中でも電磁波、それも5Gにも特化した製品開発をしており、
こちらも様々な臨床データをとっております。

鉱物の振動を利用した波動装置でありますが、
世界的に爆発的に人気と需要が高まり、
日本でも着々とブームが起こっている大人気商品です。

5Gの時代、いくつかタイプはありますが、
まずは電磁波に特化したこちらをオススメします。



╋━━━━━━━━━━╋
   オススメNo.3
╋━━━━━━━━━━╋

丸山式コイル Maxmini v
価格 : 5,280円(税込)
http://www.yatsuha.com/shopdetail/000000000354/ct294/page1/order/

とにかく最初は気軽に電磁波対策となれば、仙台の丸山アレルギークリニックの院長であり、
カタカムナ医療の丸山先生が開発したスマホ用の電磁波グッズ。

特殊コイルの影響で電場、磁場ともに10%から25%ほどは軽減されることが
データでも確認されております。

ただ、これ1つよりは、他の電磁波グッズとの組み合わせが効果的であり、
それぞれ干渉し合うことはないので、テクノAOやソマヴェディックなどとも
併用することをオススメします。


《日々の健康管理のオススメサプリメント》

╋━━━━━━━━━━╋
   オススメNo.1
╋━━━━━━━━━━╋

とばない水素イオンの春ウコン
価格 : 9,720円(税込)
http://www.yatsuha.com/shopdetail/000000000444/8/page1/order/

この1年以上、欠かさずに利用しているサプリメントが3つあり、
その中でも最もオススメなのが春ウコン。

とにかく3ヶ月間でも続けて活用してみて変化を感じてみてください。


╋━━━━━━━━━━╋
   オススメNo.2
╋━━━━━━━━━━╋

クロガリンダ
価格 : 15,984円(税込)
http://www.yatsuha.com/shopdetail/000000000436/8/page1/order/

これも春ウコンと近い時期に出会い、それ以来からすっかりとファンになって
ずっと使い続けているサプリメント。

とても高価なサプリメントですが、その分、自分の体感でもビックリなことが多々あるので
継続して使い続けおり、海外にも持ち歩いています。


╋━━━━━━━━━━╋
   オススメNo.3
╋━━━━━━━━━━╋

希望の命水
価格 : 6,480円(税込)
http://www.yatsuha.com/shop/shopdetail.html?brandcode=000000000489&search=%B4%F5%CB%BE%A4%CE%CC%BF%BF%E5&sort=


2019年はこの出合いが非常に大きかった「希望の命水」。

こんな時代だからこそ、ミネラル補給もとても大事な要素。
日々の健康管理に是非どうぞ。


  (http://tenkataihei.xxxblog.jp/archives/51988755.html )

           <感謝合掌 令和2年4月9日 頓首再拝>
27:伝統 :

2020/04/10 (Fri) 10:19:17

コロナ重症化の要因は「喫煙」…国内の新型コロナ死者、菅長官「7割強は男性」

       *Web:読売新聞(2020.04.09)より

菅官房長官は9日の記者会見で、新型コロナウイルスの国内での感染状況について、
「感染者全体に占める男性の割合は約6割だが、死者に占める男性の割合は7割強」
と説明した。

その上で、「重症化する要因は基礎疾患の有無や年齢など様々な要素が絡むとされ、
単純に性別が影響しているかどうかわからない」と述べた。

 
世界保健機関(WHO)によると、ヨーロッパでも男性の致死率は女性より高く、
新型コロナウイルスでこれまで亡くなった人は3分の2が男性だ。

専門家は、新型コロナウイルス感染症が重症化しやすい要因の一つに、喫煙を挙げている。

厚生労働省の国民健康・栄養調査では、
2018年の喫煙率は男性が29%、女性が8・1%だ。

    (https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200409-00050236-yom-soci

           <感謝合掌 令和2年4月10日 頓首再拝>
28:伝統 :

2020/04/10 (Fri) 15:20:31


          *Web:現代ビジネス(2020.04.07)より

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大が止まらない。

中国国内で広がっている間は、インフルエンザよりも感染率が低いとか、
感染してもほとんどが軽症ですむなどと、
どちらかといえば楽観的に受け止められていたのに、

ヨーロッパに飛び火したウイルスは爆発的に広がり、
さらに日本でも3月24日ごろから状況が変わってきた。


明らかに感染者の増加曲線が変化していて、
このままでは感染者数が万単位になるだろうといわれている。


 それにしても、なぜ24日ごろから感染者数が増え始めたのか。

 
2009年にメキシコで豚インフルエンザが大流行してパンデミックになったことがあったが、
当時、私はこの感染地帯のど真ん中にいた。

もちろん取材だが、そのときの状況は措くとして、今も覚えているのは、
現場の医師から「ウイルスの毒性が強くなっている」と聞いたことだ。

当時は感染が広がってまだ2ヵ月しか経っていないのにウイルスが変異していることに
驚いたが、新型コロナウイルスはもう4ヵ月を過ぎている。

当然、変異を起こして毒性が強くなっていても不思議ではない。

 
かつてインフルエンザウイルスを研究していた前田浩熊本大学名誉教授にうかがうと、
ウイルスはミューテーション(突然変異)を起こしやすく、
毒性が変わるのは当然なのだという。

「コロナウイルスというのは1本鎖RNAなんです。ヒトのようにDNAが二重螺旋だと、
片方のDNAが傷ついたり突然変異を起こしても、修復酵素が働くし、
片方がマッチングして修正します。

でも1本鎖RNAにはそれがないから、ミューテーションが非常に起きやすいのです」

 
ちなみに、インフルエンザウイルスに感染すると、宿主である人間はなぜ死ぬのか。
実はウイルスそのものではなく、感染によって体内に発生する膨大な活性酸素が
原因であることを、30年ほど前に発見したのが前田名誉教授だった。

インフルエンザウイルスに感染して死んだマウスを調べると、
大量にいるはずのウイルスがいない、なぜ死んだのかを調べるうちに、

ウイルスをやっつけようと体内のマクロファージや白血球などが大量の活性酸素を放出し、
さらに各種サイトカインやプロテアーゼの過剰発生などが細胞毒性となって
マウスが死んだとわかる。

それを証明するために、SODという活性酸素を消去する酵素を、
高分子に繋いで注射するとマウスは死ななくなったそうだ。

新型コロナウイルスもインフルエンザウイルスも同じ1本鎖RNAである。
とはいえ、新型コロナウイルスに効果があるかどうかは別だが……。


それはさておき、3月24日以降の感染者数の増加を見れば、
なんとなくウイルスが変異したのではないかと疑わせるが、
それを確かめるには、少なくともゲノムを調べることだろう。

 COVID-19のゲノムなんて塩基数にして3万ほどだから、すぐに解析できるはず、
 と思っていたのだが、いつまでたっても報道がない。



《突然変異で強毒化した可能性》

ところが、海外ではランセット(The Lancet)など、さまざまな学術誌に
ウイルスのゲノムを解析した論文が掲載され始めた。

なかでもCOVID-19のゲノムの系統図をわかりやすく掲載しているサイトが
「Nextstrain」である。

そこに掲載された系統図(1)(2)を見ると、武漢で発見された新型コロナウイルスは、
さかんにミューテーションを繰り返しながら、世界中に拡散していく様子がうかがえる。

 系統図(1): 新型コロナウイルス拡散の遺伝的解析と現状報告(2020.03.27)

 (https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200407-00071610-gendaibiz-int

           <感謝合掌 令和2年4月10日 頓首再拝>
29:伝統 :

2020/04/10 (Fri) 19:16:02


        *Web:Newsweek(2020年4月9日)より

(1)新型コロナウイルス感染症の死亡者を男女別に見てみると、
   どうやら男性にとってより危険な病気であることが分かってきた。

(2)中国を見ると、死亡者の男女比は男性64%、女性36%だ。

   また、欧州でもっとも感染被害が広がっているイタリアでは、
   男性69%、女性31%と、男性が倍以上になっている。

   欧州でイタリアに次いで死亡者数が多いスペインでは、男性63%、女性37%だ。

   フランスでは感染者の男女比は男性47%、女性53%と女性が若干多い。

   国によってまちまちではあるが、全体として男女のどちらかに偏っている印象はない。

(3)感染の割合は変わらないのに、致死率は男性の方が高くなる原因について、
   ホークス所長はフランス24に対し、生物学的な原因もあるとしながらも、
   喫煙や飲酒をたしなむ人が女性よりも男性に多いことが主な原因だと説明している。

   例えば、世界で最も喫煙者の多い中国では、
   男性の50%が喫煙する一方、女性は3%にとどまる。

   また、イタリアでは男性の喫煙者700万人に対し、女性の喫煙者は450万人だ。

(4)グローバル・ヘルス50/50によると、新型コロナウイルスで陽性になり入院した場合、
   集中治療や人工呼吸器が必要になるリスクは、
   喫煙者の場合、非喫煙者の倍以上になるという。

   新型コロナウイルスは、高血圧症や循環器系疾患、慢性の肺疾患などの
   基礎疾患がある人が、より重篤化しやすいと言われている。
   ホークス所長はCNNに対し、こうした疾患は、世界的に男性の方が多いと説明する。

(5)喫煙者が新型コロナウイルスに感染した場合、
   呼吸器系がそもそも健全でないため、呼吸困難や肺炎になるリスクが高いと指摘する。

   また喫煙者には、喫煙と関係があるとされる生活習慣病「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」
   のような基礎疾患が潜んでいるかもしれず、新型コロナウイルスにより
   これが悪化する可能性があるという。

(6)男性の方が死亡するリスクが高い原因としてフランス24はもう一つ、
   「手洗い」に対する男性の意識の低さを挙げている。

  (https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/04/post-93078.php

           <感謝合掌 令和2年4月10日 頓首再拝>
30:伝統 :

2020/04/11 (Sat) 00:18:55


       *Web:読売新聞(2020.04.05)より

新型コロナウイルス感染者の致死率は、決して高くはない。
厚生労働省によると、中国での致死率は2・3%。感染しても約8割は軽症で済むとされる。


日本の場合、クルーズ船を含め国内での感染者は5日現在、4211人。
このうち死者は95人で、感染者全体の2・3%だ。

感染者のうち1194人(3日現在)は既に退院している。

 
治療薬の開発も進んでいる。
新型インフルエンザ治療薬「アビガン」や、
アフリカのエボラ出血熱の治療用として開発中の薬などを国内でも試験的に投与している。

ただ一般に、感染した場合、高齢者や基礎疾患を持つ人が重症化しやすい。

感染を防ぐため、不要不急の外出を控え、
外出しても「密閉」「密集」「密接」の三つの「密」を避けることが大切だ。

       (https://www.yomiuri.co.jp/medical/20200405-OYT1T50037/?from=yhd

           <感謝合掌 令和2年4月10日 頓首再拝>
31:伝統 :

2020/04/11 (Sat) 07:05:31

さだまさしの緊急事態宣言の歌

2020/04/10

https://www.youtube.com/watch?v=XSw_JmzKgfw


           <感謝合掌 令和2年4月11日 頓首再拝>
32:伝統 :

2020/04/11 (Sat) 14:18:23

5人中4人が無症状とも
……現役医師が訴える「“三密自粛”だけでは、もう医療崩壊を防げない」

        *Web:文春オンライン ( 2020年4月10日 )より

《600人以上の医師の賛同を得た提言》

(1)PCR検査の適応を一般の医療機関の医師に判断させる。

(2)休校中の公立学校校庭などをテストサイト(検査場所)とするか、
   または医師会指定の輪番医療施設などを利用して、PCR検査を実施する。

(3)軽症者の感染症指定医療機関への無断受診は原則禁止として、
   地域の医師会が指定する輪番医療施設に受診するか、オンライン診療を提供する。
   医師によるPCR検査や抗体検査の適応指示もオンラインや電話診療等で可能とする。

(4)ホテルや選手村などを改造して医療管理可能な施設とし、
   指定医療機関に入院中の軽症者をそこに移す。

(5)PPE(マスク、ゴーグル、ガウンなどの感染防護具)を迅速大量生産する。


《陽性者の5人に4人が“無症状”だった》

──どうして、このような提言を出すに至ったのですか?

徳田 現在、日本では厚労省による「クラスター対策」と「三密」の
   自粛の呼びかけが行われています。

   SARS(急性呼吸器症候群)など、ほぼ全例の感染者が明らかな症状を起こす
   疾患では、過去にさかのぼる接触者追跡ができるので、クラスター対策が有効です。

   しかし、有力な医学誌「BMJ(イギリス医師会雑誌)」の4月2日の報告によると、
   先週、中国で行われた新型コロナウイルス検査で陽性と確認された166人のうち、
   実に5人に4人にあたる78%(130件)が、明確な症状を示さなかったというのです。

   乗船者の平均年齢が高いダイヤモンド・プリンセンス号の感染データでも、
   51%もの無症状者がいました。無症状者は感染者の2分の1から5分の4を占める
   と考えられるようになっています。

   無症状者を含めると、
   軽症者を含めた全症状者の最低約2倍は感染者がいることになります。

   しかも、その無症状者からも他の人々に感染させる可能性が示唆されてきています。
   このような潜伏性により全国に散布されて、あちこちでクラスターが発生する
   状況では、一定のクラスターが見逃されてそこから広がる恐れがあるのです。

──つまり、現在のクラスター対策だけでは無症状感染者を把握できないために、
  感染拡大阻止に限界がある。だからこそ、PCR検査を医師の判断で迅速に
  行えるようにすべきだということですね。


《実際の感染者は「発表人数の12倍ほど」か》

徳田 はい。現在、日本では厚労省の手引きに基づいて、曝露歴あり
   (感染者に接触した人)かつ発熱または呼吸器症状や、
   原因不明または増悪する肺炎など、新型コロナウイルス感染症を強く疑う
   症状のある人を中心にPCR検査が行われています
   (参照:「 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き 」)。

   その後、「医師が総合的に判断した結果、新型コロナウイルス感染症を疑う」
   という要件が追加されましたが、「実施に関しては保健所へ相談すること」
   となっています。

   ところが、なかなか保健所に電話がつながらない、
   あるいは断られるといった実態があり、
   多くの医師は「軽症では検査はやらない」と決めています。

   そのために、事実上、発熱のない咳、嗅覚低下、味覚低下などの
   軽症者は検査されない流れとなっているのです。

   しかし、もともとこの感染症では、軽症者が約80%もいることがわかっています。
   すなわち重症者の約4倍です。

   しかも、仮にPCR検査の感度(感染者を陽性と正しく判定できる確率)を70%程度、
   すなわち約3分の2とすると、
   偽陰性(感染しているのに、陰性と判定され見逃されること)が約3分の1になる
   ので、感染者は検査で陽性となった人の約1.5倍いることになります。

   そのうえ、前述したように軽症者を含めた全症状者の最低約2倍は
   感染者がいることを考慮すると、現在顕在化している陽性感染者数の
   1.5(偽陰性による見逃し)×4(検査されない軽症者)×2(無症状)=12倍は
   感染者がいると考えるべきなのです。


《もはや東京は誰が感染しているかわからない状態》

──そうすると、東京では4月7日に累積感染者が1195人と発表されましたので、
  その12倍の1万5000人近くの感染者がいる可能性があるということですね。

徳田 その通りです。しかも、軽症感染者や無症状感染者は普通に動けますので、
   多くの人に感染を広げている可能性があります。
   これだけ増えると非典型例もみられています。

   脳梗塞や急性心筋梗塞で救急入院された患者を治療してみたら、
   その後肺炎が明らかになったのでPCR検査をすると陽性だった、という例が
   国内でも出ています。

   日常診療に携わっている私も、新たに受診する患者さんのうち
   誰が新型コロナウイルスの感染者かわからないので、
   初診外来では注意しながら診察しています。

   とくに東京は、もはや誰が感染しているかわからないという前提で、
   対策をとるべきなのです。

──そのためにも、PCR検査の抑制政策をやめるべきとのご提言ですが、
   PCR検査は検査前確率が低い(感染者の割合が少ない)集団に行うと
   陽性的中率(感染者を正しく陽性と判定する確率)が低くなり、
  「偽陰性」だけでなく「偽陽性」の人も大量に出てしまいます。

   それでもたくさんの人に行うべきですか?
   (詳しくはこちらの記事を参照:「 なぜワイドショーは解説しないのか?
   『PCR検査をどんどん増やせ』という主張が軽率すぎる理由 」)


《厚労省とLINEの調査でわかったことは?》

徳田 もちろん、検査前確率が低い集団にスクリーニング的に行っても意味がありません。
   スクリーニングとは無症状者対象の検査を意味しますが、
   それをしてしまうと偽陽性と偽陰性が増えます。

   例えば、東京の人口1200万人中に1万2000人感染者がいるという中で、
   ランダムサンプリング(無作為抽出)的に検査するとそうなります。
   それは鳥集さんのこれまでの解説に示されています。

   しかし今回の新たな感染局面での検査はスクリーニング検査ではありません。
   診断検査とスクリーニング検査は異なります。
   症状がある人が対象であり、医師が問診などの診察をするからです。

   最近、厚労省とLINEが行ったオンライン調査では、
   軽症を中心に新型コロナウイルスを疑いうる症状を持つ人は
   約7%いることがわかりました。

   東京の人口の1200万人中では約80万人いることになります。
   この症状がある80万人を対象に、医師による問診や検査を行うのです。

   日本の場合、感染者は社会から悪者扱いされるような文化があると指摘されています。
   よほど思い当たることがないと自ら検査を希望することは無いと思います。
   患者の軽微な自覚症状を過小評価してはいけません。

   80万人のなかに感染者が1万人いるとすると、検査前確率は1.25%となります。
   これでも確率としてはまだ低いですが、
   医師が問診をして感染の疑いが強いと診断した人を対象に検査をすれば、
   検査前確率が上がり、診断確率が上がることが知られています。


《“オンライン診療”でも感染者を絞り込める》

(中略)

《一般の医療機関でPCR検査を行うのは危ない》

徳田 感染管理を徹底したテストサイトの設置が重要です。
   もちろん、患者を集めた結果、そこで感染が拡大したら意味がありません。
   ですから、休校中の学校の校庭など風通しのいい場所で、
   希望者一人一人が距離を取るようにし、問診を行う医師も検体を取る医療者も、
   患者に直接触れない仕切りを設けるなど工夫が必要です。

   地域によっては医療機関の輪番制にして、
   その当番日だけテストサイトで診療業務を行うこともできると思います。

   ただ、こうした検査方式をとるべき理由は、
   感染者を積極的に見つけ出すことだけではありません。

   もう一つ大きな理由は、PCR検査を
   「一般の医療機関でなるべく行わないようにする」ということなのです。

   現在、PCR検査を受けるには、保健所に事前に連絡をした上で、
   指定病院または準指定病院の帰国者・接触者外来に行くことになっています。

   しかし、感染者が無連絡で一般の病院やクリニックに行くと、
   そこで院内感染を起こしてしまう可能性があります。


徳田 1例でも医療スタッフや患者さんに感染者が出ると、
   そのなかから重症者が出たり、その病院やクリニックが
   シャットダウンする恐れがあります。
   そうなると、医療崩壊が加速してしまいます。

   病院やクリニックには、他の病気で通院が必要な患者さんもいます。
   ですから、感染疑いの人が、検査のために
   一般の病院に駆け込んではいけないのです。


《感染拡大を防ぐには「ソーシャル・ディスタンス」しかない》

──すみやかに検査を受けられる体制をつくることが重要ということですね。

徳田 その通りです。一刻も早く、実現してほしいと願っています。
   しかし、東京などでは感染者が増え過ぎて捕捉しきれる状態ではなく、
   検査を増やすだけでは感染拡大を抑制できないでしょう。

   感染拡大を止めるには同時に数週間は都市を封鎖したり、
   生活必需品購入以外の外出を禁止したりする以外ないと思います。

   実際に、人々に免疫がなかったインフルエンザで、
   ワクチンや治療薬もなかった時代に出現した「スペイン風邪」の
   パンデミック(1918~1920)のときの介入では、
   ソーシャル・ディスタンス(人と人の距離を取ること)以外に、
   感染拡大を阻止できたエビデンス(科学的根拠)はありません。


《「三密さえ避ければ良い」という誤解》

徳田 専門家会議が「三密(密閉・密集・密接)」を避けるよう呼びかけていますが、
   三密さえ避ければ感染しないかのように誤解されかねず、
   かえって危険なのではないかと私は考えています。

   とくに東京では、感染拡大を阻止するためにも、
   今は「ステイ・ホーム(家にいること)」などの
   強力なソーシャル・ディスタンスがもっとも重要なのです。

   法律上、政府は「要請」しかできないかもしれませんが、
   強力な台風による大災害や大地震の津波のときに出される「避難勧告」のような、
   パブリックヘルス的な意味でのもっと強いメッセージを出すべきだと
   私は考えています。

(以下略)

  (https://news.infoseek.co.jp/topics/bunshun_37134/ )

           <感謝合掌 令和2年4月11日 頓首再拝>
33:伝統 :

2020/04/11 (Sat) 18:33:19

「これから激戦、その後は持久戦」 京大・山中教授、サイト開設 検査強化など提言

        *Web:毎日新聞 (2020年4月10日)より

ノーベル医学生理学賞を受賞した山中伸弥・京都大教授が、
新型コロナウイルスに関するサイトを開設して情報発信を続けている。

サイトではウイルスとの闘いを

「マラソンと同じで、飛ばし過ぎると途中で失速し、
 ゆっくり過ぎると勝負にならない」

と表現し、流行の収束のために検査体制の強化など五つの提言を掲げる。

山中教授は取材に

「私たちは普段、社会に守られている。今は、私たちが社会を守る番」

と正しい知識に基づく行動の大切さを訴えた。

 
サイトは「山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信」
https://www.covid19-yamanaka.com/)。

山中教授は幹細胞の研究者で感染症や公衆衛生の専門ではないが、
3月下旬から1日2回のペースで更新している。

 
山中教授によると、情報発信をしようと決めたのは同月中旬。
知人が宿泊を伴う100人以上の会合を計画していることを知り、
何度もやめるように説得したがかなわなかった。

自粛ムードが緩み始めていると実感し、
「このままでは大変なことになる。医学研究者として何かできることはないか」
と考えるようになったという。

 
サイトでは、感染しても症状が出ない人も多いとされる新型コロナウイルスを

「普段は鳴りを潜めて多くの人に感染し、ところどころで牙をむく、
 非常に狡猾(こうかつ)」

と指摘。

▽大切な人、社会を守る行動を自らとる

▽感染者受け入れ体制を整備し医療従事者を守る

▽検査体制の強化

▽国民への長期戦への協力要請と適切な補償

▽ワクチンと治療薬の開発への集中投資

――の五つを提言する。

 
具体策として、感染病床を増やしたり、人工呼吸器や防護服を増産したりして、
医師、看護師を過重労働と感染から守ることを挙げる。

その上で、検査数が少ないPCR検査の体制改善を求めている。

山中教授は「感染者や濃厚接触者の急増で、
PCR検査の必要性が急増することが予想される。
必要な人に速やかに、安全に検査を実施できる体制の強化が必要」と訴える。

 
山中教授は取材に対し、ウイルスへの対応が求められる期間を

「自分なりのウイルスの理解から、1年くらいになっても想定の範囲内」と強調。

その上で「飲食業や芸術家らへの迅速な補償や、従業員の雇用保障が極めて大切。
有効なワクチンや治療が開発されるまでは、ある程度の努力と我慢が必要」と指摘する。

安倍晋三首相は7日に緊急事態宣言を発令し、
東京や大阪など7都府県に法的根拠を持った外出自粛要請が出された。

山中教授は

「新型コロナウイルスは難敵で、これからしばらくは激戦、その後は持久戦。
 国民全員が言われて行動するのではなく、
 自ら進んで正しい行動をすることが求められている。
 一致団結してこの難局を乗り越えましょう」

と呼び掛けている。

https://news.infoseek.co.jp/article/mainichi_20200410k0000m040080000c/ )

           <感謝合掌 令和2年4月11日 頓首再拝>
34:伝統 :

2020/04/12 (Sun) 01:32:24


  *購読者数日本一(まぐまぐ総合第1位)
   お金儲け2.0著者の川島和正メルマガ (2020.04.10) より

最近、全国で新型コロナウイルスの感染者が激増しており
緊急事態宣言もでたので心配に思っている人が多いようです。

日本は医療レベルが高いから大丈夫とか
BCGワクチン打ってるから大丈夫とか
若い人は死なないから大丈夫と

思っていた人もだんだん不安になり
外出自粛しているようなのです。

渋谷や銀座など各地のライブカメラを見ても
人通りが少ないことがわかります。


では、実際のところ
どんどん危険になっているのか、というところなのですが

感染リスクは上がっているものの
やはり50歳以下の健康な日本人は感染しても別に大丈夫そうです。

なぜかというと厚生労働省発表の
新型コロナウイルス感染症の国内発生動向という資料で
死亡も重症も本当に少ないからです。

4月8日18時までのデータで

10代20代は860人中重症0死亡0
30代は709人中重症4死亡0
40代は773人中重症6死亡2です。

重症率1%以下ですので
よほど元々不健康な人以外重症にならず
おそらく寝ていれば治ってしまうのです。

50代は768人中重症20死亡5
60代は561人中重症36死亡6と
やや増えますが、それにしても大多数は
今のところ重症化していないのです。

短期間で感染者の1割以上が死んでいる
スペイン、イタリア、フランス、イギリス
などとは明らかに状況が異なります。


そのため、ヨーロッパやアメリカの
厳しい外出制限と比較するのは無意味で
日本なりの対策でいいのだと思います。

前から言われているように
おそらくBCGワクチンが効いていて
感染しても重篤化しにくいのでしょう。

感染しないにこしたことはありませんし
感染しないようくれぐれも
気をつけた方がいいと思いますが

心配しすぎる必要も無さそうです。

経済の方を心配すべきという意見がありますが
日本においてはそうかもしれませんし
だからこそ他国に比べて緩やかな
行動自粛要請なのだと考えられます。


★ 新型コロナウイルス感染症の
国内発生動向(厚生労働省資料)
http://7hk.jp/kokunai_doko.html

・・・

<参照>
伊勢ー白山 道(2020-04-11)
「自然に帰りなさい」
https://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/e/8ec84093d1772bfca1b904a65db5f166

(1)ドイツ(世界最高水準の医療)との比較

   感染者数は、これからは比較する必要は無いです。
   検査をすれば、増えるのはアタリマエ。

   問題は、死者数です。
   最新医療のドイツでも、死者が多い。 
   しかも、死者数が伸び始めています。

(2)武漢の封鎖解除でどうなるのか。

(3)抗炎症薬の服用に注意。

(4)サイトカイン・ストームを引き起こさないことが重要。

  ①食事

  ②漢方薬

https://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/e/8ec84093d1772bfca1b904a65db5f166

           <感謝合掌 令和2年4月11日 頓首再拝>
35:伝統 :

2020/04/12 (Sun) 08:21:22

【有本香の以読制毒】「国民一丸」阻む敵は誰か? 
批判ばかりの左派野党にあぜん、不安あおるワイドショーには罰則を

        *Web:夕刊フジ (2020年4月11日)より

安倍晋三首相が、改正新型インフルエンザ等対策特別措置法(新型コロナ特措法)
に基づく「緊急事態宣言」を発令したことを受け、対象の7都府県では8日、
新型コロナウイルスの感染拡大阻止に向けた「徹底した自粛措置」に入った。

ただ、感染者は増え続けており、東京都は新たに144人(一日あたり最多)、
大阪府でも43人の感染者を確認した。

麻生太郎副総理兼財務相率いる財務省主導のドケチな経済対策の影響か、
休業要請をめぐり、西村康稔経済再生担当相と小池百合子都知事が対立した。

ワイドショーの中には視聴率目当てか、真偽不明な情報を吹聴するような動きもある。
ジャーナリストの有本香氏は人気連載「以読制毒」で、
「死のウイルス」に立ち向かう国民の一致結束を阻む敵に迫った。




緊急事態宣言の翌日、東京・銀座を車で通った。
日本随一の繁華街、銀座四丁目交差点に鎮座する和光、三越といった
老舗デパートをはじめ、有名店のシャッターがことごとく下りている。

年末年始以外には見られない「異景」だった。

ほんの2カ月前まで、外国人観光客であふれかえっていた通りには、人影もまばら。
それでも付近の職場で働く人たちか、マスクを着け早足で歩く人の姿が
ちらほらとみられる。眺めていると、不思議な感慨が湧いてきた。

「強制力」など行使せずとも、警察官が棒を振り回して市民を追い立てずとも、
「総理の一声」で、これだけ見事に営業や外出を「自粛」する国民は、
世界のどこにもいまい。

国民が本気になりさえすれば、わが国に「ロックダウン(都市封鎖)」など
不要であるかのようだ。

スムーズ過ぎるとも見える、この「自粛」移行の裏に、実は、日本流「根回し」が
あったとも聞く。臨時休業を求めたいが、影響の大きい大規模商業施設や、
反対に「自粛」期間中も、動いてもらわねばならない業種には、
行政から事前の照会がされていた。

大混乱がなかったのはそのためもあろう。

 
「このペースで感染拡大が続けば、2週間後には1万人、
1カ月後には8万人を超えることとなります。しかし、
(中略)私たち全員が(中略)1カ月間、人と人との接触の機会を
最低7割、極力8割削減することができれば、2週間後には
感染者の増加をピークアウトさせ、減少に転じさせることができます」


■首相もテレワークを フェイク報道には「電波使用停止」検討を

安倍晋三首相が7日夜に述べたこのくだりで、賢明な国民はすべてを悟った。

筆者は、緊急事態を宣言した首相のスピーチを高く評価する。
一連の新型コロナ関連の発信の中では最も優れていた。理由は5点ある。

 
(1)冒頭で、最前線で戦う医療関係者への謝意を丁寧に述べた

(2)従来の曖昧な表現ではなく、リスクを数字で明示した

(3)「ロックダウンはしない」と明言し

(4)しかし、全国民が「行動変容」を迫られる事態だと言って、
   対応策を数字で明示した

(5)医療資源を守るべく確保した、病院外の病床の実数を明らかにし、
   自衛隊投入を決めたと発表した-。

これで多くの国民は腹をくくったのだ。
権力と国民がいたずらに対立せず、危機には自然と一つになって冷静に立ち向かう。
これが、わが国の特質の一つだが、なぜか相いれない人たちも国内にいる。

 
例えば、国民民主党の玉木雄一郎代表は、いまさら「ロックダウンを可能にする法案」
を提出するという。「国会サボり」とのそしりを免れたいだけの自衛策か、
と思ってしまうが、このチグハグさにはあぜんとする。

こうした一部野党のほか、
緊急事態宣言の翌朝から昼のテレビのワイドショーもひどかった。

安倍首相のスピーチについて、「強い言葉がない」「覚悟が見えない」という
情緒的でアホな文句のオンパレード。肝心な宣言の中身への論評がない。

目下、日本最大の難題は、

新型コロナと「こんな人たち」につけるクスリがないことだ。

先週の本コラムで、テレビのフェイク報道への対抗策として、
NHKのチャンネルの1つを政府に返還させ、
「期間限定・政府専用チャンネル」とすることを提案した。

今週はもう一段進んだ、劇薬を提案したい。

非常時の悪質なフェイク報道には「電波使用停止」などの
ペナルティーを検討すべきである。

伝え手の一人として筆者にじくじたる思いもあるが、
それほど今の地上波テレビはひどい。

 
さらにもう一つ、安倍首相に、ご自身の「週イチ・テレワーク実現」を提案したい。
一部野党やメディアは大騒ぎするだろうが、敢然と無視していただきたい。

国民にテレワークの範を垂れる意義は大きく、
感染症での死者と経済死者を一人でも少なくする闘いはまだ始まったばかりだ。

トップが自身の感染リスクを下げ、健康管理をより良くすることがまず大事である。

そう望む声も全国に少なくないことを付言しておく。

  (https://news.infoseek.co.jp/article/00fujipol2004090002/?p=1

           <感謝合掌 令和2年4月12日 頓首再拝>
36:伝統 :

2020/04/12 (Sun) 17:56:58


*Web:日本経済新聞(2020/4/11)より

トランプ米大統領は10日の記者会見で、
新型コロナウイルスへの免疫をもっているかを調べる抗体の検査を
「とても迅速に承認するつもりだ」と述べ、
全米実施を視野に検査の早期導入へ意欲を示した。

米国の感染による死者数が
「最低10万人とした(政府の)予測を大幅に下回るだろう」とも指摘。

「なるべく早く経済を再開させたい」と述べ、
抗体検査で免疫があると確認できた人から外出制限を外すなど、
経済活動の早期再開をめざす考えをにじませた。

米では米国立衛生研究所(NIH)などが抗体検査の正確性を調べている。
NIH傘下の国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は
「1週間後には多くの検査が可能になる」と述べた。

米国では食品医薬品局(FDA)がすでに抗体検査を研究目的で承認したケースが
出ているが、トランプ氏の発言はより大規模な検査の承認を念頭に
おいたものとみられる。

トランプ氏は10日、専門家会議を14日にも設置し、
経済活動の再開へ具体策の議論を始めると表明した。

再開には各地域での感染の広がりを詳しく把握することが不可欠で、
大規模な抗体検査は大きな一歩となる。

検査の精度や実効性は十分に保証されていない面もあり、早期検証が急務だ。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57960600R10C20A4MM8000/?n_cid=NMAIL007_20200412_K


           <感謝合掌 令和2年4月12日 頓首再拝>
37:伝統 :

2020/04/13 (Mon) 01:13:22


        *Web:文春オンライン(2020.04.12)より

「もうベッドが足りない」「救急搬送を受け入れられない」
……いま杉並区で起きている“医療崩壊”の壮絶な現場
もはや感染拡大のスピードが完全に上回っている


新型コロナウイルスの感染者急増で、
東京都杉並区の医療が崩壊しかねない事態に陥っている。

区内の感染者の合計は4月10日までに90人。
うち退院者数は14人とされているが、
「実は30人以上が一度も病院に入院しないまま自宅待機となっているのです。
1週間もすれば自宅待機者は100人を超えるのではないでしょうか。
軽症でも急変する場合があるとされているのに不安です」と区関係者は語る。


《「ここで踏みとどまれなければ、医療崩壊してしまう」》

だが、医療行政を担っている国と都の動きは遅い。
「新型コロナウイルスの感染拡大スピードは極めて速く、
営業自粛要請の対象に理髪店を入れるかどうかなどの議論で、
のんびりと何日もかけていられる状況ではありません。
このままでは医療崩壊どころか地域が崩壊してしまう」(区関係者)。

そう危機感を募らせた杉並区は11日までに、
新型コロナウイルス感染者病床を独自に整備する方針を決めた。
区内の民間4病院へ合計20億円を超える区費を投入し、
いうなれば准区営病院化して、その代わりに病床数を増やそうというのだ。


「それでもギリギリの戦いです。ここで踏みとどまれなければ、
もう完全に医療崩壊してしまう」と区関係者は焦っている。

東京都の発表によると(杉並区とのまとめに時間差があり数値は一致しない)、
都内の4月11日までの累計感染者は1902人だ。
うち死亡者は40人。退院者は52人しかいない。

前日までの23区内の発生状況は、
(1)世田谷区173人、(2)港区143人、(3)新宿区133人の順で、杉並区は4番目に多い。


《3月19日に事態が一変した》

杉並区で最初の患者が確認されたのは2月18日だ。
区内の病院に入院していた高齢の夫妻が感染していると判明し、
同室の入院患者1人と看護師1人に移っていたことが分かった。

この病院は外来診療を一時取り止めて、院内を消毒するなどしたため、
それ以上の感染拡大はなかった。

「その後は1日に5~7人程度の検体が保健所経由で検査され、
ずっと陰性が続いていました」と区関係者は語る。

事態が一変したのは3月19日だ。

「一気に6~7人の感染が判明し、その後もどんどん増えていきました」と話す。

4月の第2週になると1日に18人判明という日もあった。
12日未明までに飛び込んできた最新情報によると、11日も10人の感染が分かった。


《通常の救急搬送の受け入れができない》

しかし、杉並区内で新型コロナウイルスの感染者を受け入れられる病院の病床数は、
最初の感染者が出た2月時点で2院に計4床しかなかった。

3月19日からの感染拡大を受け、この2院が11日までに計21床へと増やした。
だが、事態の進行には追いつけなかった。

しかも、2院の病床は軽症と中等症の感染者用に整備したはずなのに、
重症者を受け入れる都内の感染症指定病院が満床になったため、
重症者への対応も迫られる事態になっている。

例えば、「入院中の患者の呼吸状態が悪くなり、人工呼吸器を装着しなければ
ならなくなっても、感染症指定病院の転院先がありませんでした」と、
区内の医療関係者は語る。


さらに悪いことに、他の疾病や外傷による救急搬送にも支障が出始めた。

別の医療関係者は

「ある病院の発熱外来を受診した患者の状態が悪く、
すぐに入院が必要と診断されました。ところが、既に新型コロナウイルス対応の
ベッドは満床でした。そこで入院先の確保を保健所に依頼しましたが、
案の定見つかりませんでした。

結局、その病院の救急科で診療せざるを得なくなり、
通常の救急搬送の受け入れはできなくなってしまいました。
相当数の搬送を断ったそうです。

しかも、救急科から感染症の患者を移した後も、消毒するまでは
救急搬送を受け入れられませんでした。こうした事態が何度も起きているのです」

と切々と訴える。


《感染者を受け入れると「毎月1億円とか2億円の赤字」》

小池百合子・東京都知事は3月23日、140床しかなかった
新型コロナウイルス感染症の受け入れ病床数を4000床に増やすと表明したが、
そんなに簡単にはいかない。

このため都は軽症者をホテルへ移動させ始めたが、
もはや感染拡大のスピードが完全に上回っているのだ。

東京で新型感染症が発生した場合に真っ先に受け入れる役割を持っている
都立病院では、外気との圧力差でウイルスが広がらないようにした
「陰圧」の病室を整備しているところがある。

しかし、一般の民間病院にそのような病室はない。


そこで、病室の線引きをしたり、一般病床との動線を分けたりするだけでなく、
感染症対応のスタッフも確保しなければならない。

それどころか、感染者を受け入れていると知られた段階で風評被害を受け、
他の症状の受診者が激減してしまう。

「各院とも毎月1億円とか2億円とかの赤字が発生すると言われています。
そんなことを続けていたら経営が持ちません。
長い戦いになると言われているのに、病院そのものが破綻してしまう」

と区関係者は危機感を募らせる。


《20億円の区費を投入して病床を確保する》

そこで、杉並区は医師会や区内の病院と相談し、名乗りを上げた4院を対象に
(既存の2院も含む)、新たに70床程度の新型コロナウイルス専門の病床を確保すべく、
合計20億円を超える区費を投入すると決めた。近く議会に諮りたい考えだ。

「既に感染者を受け入れている病院では医師や看護師がかなり疲弊している
のが実情です。でも今、踏ん張らなければ完全に医療崩壊してしまいます。
そこでせめて病院の経営を支えるために支出するのです。

実質的な半官半民と言えるでしょう。
ただし、金額を細かく積み上げている余裕はありません。
とりあえず支援し、あとできっちりと監査する予定です」と区関係者は話す。

また、区内ではいくつかの病院で、新型コロナウイルス用の発熱外来が
プレハブやテントで整備されている。

ここで働く医師や看護師は防護服を着なければならず、
これから暑くなる季節はストレスと肉体的な疲労にさらされる。

一方、個人の開業医も、感染が疑われる患者が外来に来ると、
スタッフに移る恐れがあり、専門の外来を受診してもらいたいのが本音だ。

そこで杉並区は、病院で整備されている発熱外来には、
開業医にも詰めてもらえないかと考え、その分の日当を1日当たり
約16万円分支払う方針を固めた。

この額は休日急病夜間診療に区が支払っている費用から計算したが、
詰めてもらうのは1回当たり3~4時間程度になる見込みで、
実質は5~8万円程度になるようだ。


《「今がまさに分岐点です」》

こうした医師への日当は、都が既に約3万円を補助している。
ところが、都は区の方針を知った段階で「区が出すなら都は支出しない」と決めた。

これに対して区関係者は「とんでもない態度です。開業医は診療所を休み、
場合によっては感染の恐れもあるのに、わざわざ来てくれるのです。

ならば逆に都に聞きたい。もし都の約3万円の補助だけだと、
自分が経営する診療所の看護師や事務員の給料も支払わなければならないのに、
開業医は発熱外来に詰めるだけで赤字になりかねない。それでいいのか」と憤慨する。

区は都が支出を止めた分を代わりに負担する方法を検討している。

「民間病院や診療所は、新型コロナウイルス対策に関われば関わるほど
疲弊していくのが現状です。そのような事態を、国も都もシミュレーション
していなかったのではないでしょうか。

これでは第二次世界大戦で物資の補給もなく多くの兵士が死亡した
インパール作戦と同じです。新型コロナウイルスは国や都の医療政策や
政治家の都合に合わせてくれません。

こちらが合わさなければウイルスとの戦いに負けてしまうのです。
今がまさに分岐点です」と区関係者は語った。

  (https://bunshun.jp/articles/-/37197 )

           <感謝合掌 令和2年4月12日 頓首再拝>
38:伝統 :

2020/04/13 (Mon) 09:15:42


         *Web: Bill Bostock (2020/04/12)より

・中国政府はここ数週間、コロナウイルスへの強力な対策を
 徐々に緩和していこうとしている。

・多くの地域で新たな症例が報告されなかったため、
 商店、バー、映画館、観光名所の営業が再開された。

・しかし、当局は決定を覆し、企業や観光地、地域全体を再び閉鎖している。

・中国は他のどの国よりもコロナウイルスへの対応に力を入れてきたが、
 現状は封鎖から抜け出すのがいかに困難かを実証しようとしているかのようだ。


この2週間で中国当局は、1月23日から10億人近い人々の移動や活動を
制限していた封鎖の一部を撤回していっている。

中国でのコロナウイルス感染がピークだった2月中旬には、
約7億8000万人 (中国の人口のほぼ半数)が渡航制限を受けていた。

これらの措置は現在緩和されつつあるが(他の国々も注目している)、
正常な状態への回復は一様でなく、突然の後退を伴っている。

全国の観光地、公共交通機関、映画館、レストラン、商店が慎重に再開された。
しかし、その後すぐに、感染の第二波を恐れて、多くの国や地域で封鎖を再開している。

ガーディアン紙によると、遼寧省の金州区では最近、
いくつかの企業が営業を再開したが、当局は再びクラブ、カラオケバー、カフェを
閉鎖するよう命じた。

4月1日、感染の中心となった湖北省に隣接する町の住民64万人は、
コロナウイルスの第2波が発見された後、封鎖下に戻された。

ロイター通信によると、住宅は封鎖され、交通規制が実施され、
体温チェックの義務が復活したという。

3月25日、武漢を除く湖北省の住民は、
旅行制限を解除するので、自由に移動できると告げられた。

しかし、湖北省と国境を接する江西省の警察は、
人々が国境を越えるのを止めようとし、
規制をめぐって湖北省の警察と揉め事を起こした。

西寧市での60日間の封鎖が3月26日に終了した後、
移動したい市民はウイルス検査と渡航許可が必要だと言われた。

しかし、市最大の病院では検査が行われず、
結局彼らは検査を受けることができなかった、とロイター通信は伝えた。


3月23日までの1週間に、600もの映画館が中国全土で営業を再開したが、
3月27日、中国映画局の指令により、すべての映画館が再び閉館に追い込まれた。

四川省も、カラオケ・バーを含む娯楽産業の営業停止を命じた。

3月28日、60日間の封鎖の後、武漢の住民は市を離れない限り
自由に家を出ることが許されるようになった。

しかし、その5日後の4月2日、共産党当局から、
理由もなく家を出るべきではないと告げられたと、ガーディアン紙は伝えている。

武漢市への出入りの制限は4月8日に解除される予定だ。

今回の一連の再封鎖措置は、中国政府が、規制緩和の時期が早すぎると
コロナウイルスの新たな発生が起きる可能性を十分に認識していることを示唆している。


中国、韓国、台湾はいずれも、海外からの帰国者が持ち帰った
コロナウイルスの症例が発生している。

中国は3月21日、アメリカとヨーロッパから帰国した学生41人の感染を新たに確認した。
当局のデータによると、この日は国内感染例がなかった3日目だった。

中国は3月28日から外国人の入国を禁止した。


一部の研究者は、封鎖はアウトブレイクのピークが数カ月遅れるだけだと考えている。


「武漢で起きたこと、そして北イタリアで起きたことは、伝染病のピークではない。
ピークから約1カ月ずれている」と、インフルエンザの伝染と抑制対策を研究している
香港大学のベン・カウリング(Ben Cowling)博士はBusiness Insiderに語った。

「彼らは今、おそらく1〜2カ月後の第2波に直面している。
また閉鎖しなければいけないかもしれない」

  (https://www.businessinsider.jp/post-210770

           <感謝合掌 令和2年4月13日 頓首再拝>
39:伝統 :

2020/04/13 (Mon) 15:13:19


       *メルマガ「宮崎正弘の国際情勢解題」(2020.04.13)より


 中国の新しいすり替え。「第三次感染はロシアから」
  国内の最貧困層は550万、失業者が急増している
***************************************

米国で死者は二万人を越えた。
一万を超えているのはイタリア、スペイン、フランス、英国だ。
ドイツを例外として、いずれもEUの中枢国家である。

これらと比較して日本が少ないのは、医療制度がよく日頃から保険システムの下で、
医療が万全だったからか?

どうやらウィルスが急進し、凶暴化するという変異が見られ、
日本に入り込んだウィルスは初期のものだったため、
それほど凶暴ではなかったとする説も見られる。

専門外の筆者には詳細はわからないが、欧米先進国と比較しても、
日本の被害が顕著に少ない事実には、研究が必要だろう。

 
とはいうものの無菌状態だった島根県と鳥取県で感染者がでた。
これで感染者が居ない行政区は岩手県だけとなった。
原因は過疎、大都会がないからというが、どうだろう?
 

日本の都市部は外出自粛、営業自粛で盛り場には人出がないが、
おっと、公園は人で溢れている。
とくに子連れ、お年寄りの散歩。犬の散歩も目立つ。

巣ごもりが1週間目となると、そろそろストレスが溜まり、
発散の場所をもとめるものだが、外出先が公園だけとは。

日給で生活してきた人々は資金の枯渇が見られる。
ネットカフェを追い出された人たちは何処へ行けば良いのか、
と新しい問題も発生、かくて巣ごもりが長引くと、
幕末のように世の中どうでもなれと「ええじゃないか」騒擾がおこるのではないか。

コロナになって、感染しようが、しまいが、ええじゃないか。
町に繰り出せ、大いに騒ごう、と正体の掴めない行動を取り始めるのは、
閉鎖空間からの離脱現象でもある。


さて米国では中国への批判がますます高まり、
議会議員は300近い中国非難決議、制裁法案を準備している。
三月だけでも30本の中国制裁法案が、上程された。
審議入りをするか、どうかを決めるのは院内総務や下院議長だが、
コロナ騒ぎで議会は事実上とまっているため、公式的な対中制裁法などが
すぐにまとまるという展望にはない。

ホワイトハウスは、当面、2兆ドルの支出を決め、
中国よりのWHOへの拠金を中断すると発表している。


矢面に立つ中国は、元凶説を否定し、逆宣伝を開始したが、
責任のがれのために他人への責任転嫁するのが定石だ。

「武漢は抑え込んだが、第二次艦船は外国からだ」と言い張り、
こんどは「第三次感染者増はロシアからだ」と言い始めた。

立腹したロシアは中国との国境の検問をさらに厳格化し、中国側も検問を強化、
にらみ合っている。

その中国で失業が急増し、当局の発表では「最貧層が550万人いる」とした。
中国の定義で「最貧層」とは年収が326ドル以下(月収ではない。
年収が3万5000円以下で暮らしている人々が、
東京都の人口の半分いるということである)。

           <感謝合掌 令和2年4月13日 頓首再拝>
40:伝統 :

2020/04/13 (Mon) 18:54:25

新型コロナウイルス、すでに変異か 中国調査班トップ「致死率はインフルエンザの20倍」

        *Web:スポニチ(2020.04.13)より

新型コロナウイルスに関する中国の調査チームのトップである鍾南山医師が
12日までに、新型コロナウイルスが変異し、感染力・致死率が大きく高まっている
との見解を示した。

国際的な専門家会議に出席した同医師が

「ウイルスは既に遺伝子が変異した」

と話し、人間の体内の環境に適応して
これまでより長く生存できるようになったとの認識を示した。

加えて「感染力は強まっていて、致死率はインフルエンザの20倍」との見解を示し、
ワクチンを早く開発することが何よりも重要だと強調した。
 
感染症に詳しい山野美容芸術短大の中原英臣客員教授は
「人から人に感染するうちにウイルスが変異することはある。
抗原性の変異だとワクチンは効かなくなる」と指摘。

最悪の場合、免疫系の遺伝子変異が起こるとワクチンの効果が失われ、
新たなワクチン開発が必要となる。まさに“イタチごっこ”で、
今後、世界的な再感染、再々感染の恐怖に襲われないとも限らない。

  (https://www.sponichi.co.jp/society/news/2020/04/13/kiji/20200413s00042000027000c.html

           <感謝合掌 令和2年4月13日 頓首再拝>
41:伝統 :

2020/04/14 (Tue) 09:34:10

患者から4メートル離れた空気中に新型ウイルス、推奨対人距離の2倍

         *Web:AFP(2020.04.12)より

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者の病棟で採取した空気サンプルの調査で、
新型ウイルスは最大4メートル飛散することが分かった。
現在推奨されている確保すべき対人距離の2倍に相当する。

中国の研究者らが10日、調査の予備段階の結果を
米疾病対策センター(CDC)のオンライン雑誌
「新興再興感染症雑誌(Emerging Infectious Diseases Journal)」で発表した。

 
中国・北京の軍事医学研究院が主導する研究者らは、2月19日から3月2日まで、
中国・武漢(Wuhan)の火神山医院(Huoshenshan Hospital)の集中治療室と
新型肺炎患者用の一般病棟で物体の表面のサンプルと空気のサンプルを採取した。

研究チームが着目したのは、いわゆる「エーロゾル(エアロゾル)感染」だ。
せきやくしゃみの飛沫(ひまつ)は数秒以内に地面に落下するが、
ウイルスが超微細な霧状の粒子である場合は、空気中に数時間浮遊する。

研究チームは、ウイルスを含んだエーロゾルが
主に患者の近くおよび風下側最大4メートルの位置に集中していることを確認。

患者の風上側では最大約2.4メートルの位置まで確認できた。

病院の医療従事者には一人も感染者が出ていないことから、論文の執筆者らは、
「適切な予防策を講じれば、感染を効果的に防止できることを示している」
としている。

超微細な霧状の粒子に含まれるわずかな量の新型ウイルスの感染力が
どの程度かはまだ明らかになっていないため、
新型ウイルスのエーロゾル化については研究者らの間で議論を呼んでいる。

論文は、新型肺炎の感染の仕組みについての議論に影響を与える内容だが、
中国の研究チームは、今回調査した距離で検出された少量のウイルスで
感染するとは限らないとしている。(c)AFP

  (https://www.afpbb.com/articles/-/3278146

・・・

(次の記事も気にかかります。)


誤った検査結果を受けて入院

愛知県が感染者数を訂正、28人中24人は陰性…誤った結果で6人入院
読売新聞 / 2020年4月13日 1時22分

https://news.infoseek.co.jp/article/20200412_yol_oyt1t50120/


<参照>

伊勢ー白山 道(2020-03-31 )
https://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/e/f794dadfe94c96922351405554087730

伊勢ー白山 道(2020-04-02 )
早合点(はやがてん)して、自らを殺すなかれ
https://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/e/5b6db5bffb284fd38738a3e451bc7de5

伊勢ー白山 道(2020-04-03 )
何が幸いするのかは未知
https://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/e/9bf5a1af2b740388e47001dd7a5c569a

伊勢ー白山 道(2020-04-04 )
机上の理論よりも、現場主義、運用優先が大事なこと
https://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/e/dda7205712002349862e0b2454484b22

伊勢ー白山 道(2020-04-06 )
自らによる、悪路に進むパターンに注意
https://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/e/d9f0ada4bcd2e2dcb70952abfadc39d8

           <感謝合掌 令和2年4月14日 頓首再拝>
42:伝統 :

2020/04/14 (Tue) 14:51:59

新型コロナ感染者の7割、50代以下=死亡は8割超が70代以上―厚労省集計

        *Web:時事通信 (2020年4月13日)より

クルーズ船の乗船者を除く新型コロナウイルスの国内感染者は、
約7割が50代以下だったことが13日、厚生労働省のまとめで分かった。

死者の8割超が70代以上だったことも判明。

若者が軽症で済む一方、
高齢者が重症化しやすいウイルスの特徴が改めて浮き彫りとなった。

 
同省がまとめた12日午後6時時点の累計では、
死者は102人で、70代が37人、80代が36人、90代以上が11人で、
70代以上が全体の82.4%を占めた。

重症者は135人で、70代32人、80代21人などと高齢者に多い。

 
死者は30代以下がゼロで、40代2人、50代6人、60代9人。

重症者も30代以下は7人にとどまり、最多は60代の39人だった。

 
感染者は全体で7121人に上り、

10歳未満103人、
10代167人、
20代~50代は1100~1200人台だった。

50代以下は計4979人で全体の69.9%を占めた。

 
同省担当者は
「発生動向を見る限り、若い人たちでは重症化の割合は少ないことが示唆される。
若者は知らないうちに感染を広めてしまう恐れがあるので、
引き続き不要不急の外出や『3密』を避ける行動をお願いしたい」と話している。 

   (https://news.infoseek.co.jp/article/200413jijiX030/

・・・

都内の感染者は30代が最多 死者は高齢者、男性に偏り

      *Web:朝日新聞(2020.04.13)より

新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、
東京都内で確認された感染者数の合計が12日、
全国の都道府県で初めて2千人を超えた。

12日の都の発表をもとに朝日新聞が分析したところ、
最多は30代で、全体の2割強を占めることがわかった。

計42人の死者は、70代以上の高齢者に集中していた。

 
都内で初めて感染者が確認されたのは1月下旬、中国・武漢からの旅行者だった。

都内在住者で最初に感染が確認されたのは、
2月13日、タクシー運転手の70代男性だった。
この男性は1月に屋形船で開かれた個人タクシー運転手らの新年会に参加しており、
ほかの運転手や屋形船スタッフらも次々と感染が確認された。

 
その後も、感染拡大は続き、2月末時点で都内の感染者は計37人を数えた。
最多は70代の10人だった。

3月半ばごろには、海外への渡航歴がある人たちの感染が目立ち始め、
同17日に102人に。感染源がわからない人も増えていき、同31日に521人となった。

 
医療現場での感染も明らかになり、
同24日には台東区が永寿総合病院(同区)について、入院患者や看護師の感染を発表。
4月12日までに医療スタッフや入院患者ら関連する184人の感染がわかり、
少なくとも20人が死亡した。

4月5日には計1032人に上り、1千人を超えた。

同12日には中野江古田病院(中野区)の入院患者や医師、看護師ら
計92人の感染が明らかになり、合計は2068人となった。

 
都内の感染確認者を年代別(うち不明は3人)でみると、

最多は30代の423人(20・5%)。
続いて40代の375人(18・1%)、
20代の342人(16・5%)、
50代の317人(15・3%)、
60代の216人(10・4%)となっている。

10代は29人、10歳未満も18人おり、未就学児の重症者も含まれてい。

男女別(不明は20人)では男性が1273人(61・6%)と多数を占めた。

一方で、死者42人(年代性別が不明・非公表は4人)のうち、
最多は70代の14人(33・3%)で、次は80代の9人(21・4%)だった。

感染確認者数では70代以上が全体の16・7%(345人)だったが、
死者数では69%(29人)を占め、重症化の傾向がうかがえる。

また、死者のうち男性が29人と7割近くを占めた。

     ◇

都は13日、感染者の集計に誤りがあり総数を1人減らすと発表した
12日までの総数は2067人となる。

 (https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200413-00000035-asahi-sctch )

           <感謝合掌 令和2年4月14日 頓首再拝>
43:伝統 :

2020/04/14 (Tue) 18:55:28


          *Web:DIAMOND online(2020.4.13)より

《100万人当たりの死者が多いスペイン、イタリア
 新型コロナの死亡率に国別で差がある理由はなぜか》

Our World in Data(https://ourworldindata.org/grapher/total-covid-deaths-per-million
というサイトのCOVID-19情報(図1参照、4月11日時点)によれば、
人口100万人に対する死者数の割合の上位3国は

スペイン(338.8)、
イタリア(311.7)、
フランス(202.1)。
米国では56.7、
日本は0.69となっている。

(中略)

国ごとのCOVID-19による死亡率の違いは、古典的な感染症である「結核」の発症頻度や、
関連したBCG接種のポリシーによる差が関係するのではないか、
という話題がSNS上で盛り上がってきた。
これは各種のデータがウェブ上に公開され、誰でも見られる時代となったからだ。

 
WHOのデータによれば、結核が撲滅された欧米諸国では
人口10万人あたりの結核感染者数は25人未満だ。
その一方で、欧米のCOVID-19の死亡者は急増中だ。

これに対し、中国や韓国では25人以上、100人未満。
モンゴルでは結核の感染者数は人口10万人あたり300人以上報告されているが、
なんとCOVID-19の死亡者はまだいない。

 
では、日本はどうかというと、戦前の死因の第1位は結核だった。
「肺病」とも呼ばれた一般的な疾患で、死に至ることも多かった。
だが現在では人口10万人あたりの結核感染者数は25人未満。
にもかかわらず、COVID-19の死者数の割合は非常に少ないのだ。


ここでさらに「BCG接種」という要因が登場する。

(中略)

《BCGには結核予防以外の効果もある? 自然免疫を“訓練”する可能性》

ほぼ100年の歴史があるBCG接種。実は疫学研究者は、このワクチン接種が
結核予防以外の効果があるらしいことに気づいていた。

例えば、BCG接種によって小児の結核以外の理由、
特に呼吸器感染症による死亡率も減少するという報告が、
発展途上国だけでなく多数ある。

また、約3000人を60年間フォローアップして得られた米国のデータでは、
幼児期のBCG接種が成人期以降の肺がんの発生リスクを下げる効果があると示されている。

さらに興味深いことに、BCG接種は膀胱がんの進行を抑えるという報告もあり、
多数の臨床研究が進められている。

いったいどのようにして、結核に対するBCGワクチンが、それ以外の疾患に対しても
効果を発揮する「オフターゲット効果」を示すのだろう?

そもそも細菌やウイルスが体内に侵入した場合に、
生体はそれを排除する仕組みを備えている。

そのやり方には2つある。

まず、「獲得免疫」とは、血液の中を循環しているT細胞やB細胞といった
免疫系の精鋭部隊の細胞たちが、病原体が侵入したことを“記憶”。

次回の進入時には、記憶したターゲットを狙い撃ちする「抗体」を
素早く産生することによって病原体を排除する優れたシステムだ。

ただし、このシステムが病原体ではなく花粉に対して過剰に働くと、
花粉症のようなアレルギー反応を引き起こしてしまう。

 
一方、生体には“あらかじめ備わっている”免疫システムもある。
外来の病原体が侵入すると、マクロファージやナチュラルキラー(NK)細胞といった
免疫系の別の細胞たちが働き、ただちに「炎症性サイトカイン」と呼ばれる物質を
分泌して対応する。


BCG接種は、どうもこの「自然免疫」を刺激するらしいことが分かってきた。

2012年にオランダのグループが行った研究では、BCGワクチンは、
インターフェロンγの産生を促すだけでなく、ヒトの免疫系細胞の1種である
「単球」(マクロファージや樹状細胞に分化する細胞)を活性化し、
種々のサイトカインを分泌させることがわかった。

 
この研究グループは、BCGのこのような効果を「訓練免疫(trained immunity)」
という新たな概念として提唱している。

つまり、自然免疫が働きやすくなるように“訓練された”状態になるというのだ。

さらに彼らは、BCG接種を受けた健常人血液に含まれる単球の“遺伝子スイッチ”の
状態(専門用語では「エピゲノム」の状態)を全ゲノムレベルで調査。

一回のBCG接種でサイトカインや様々な増殖因子を分泌しやすくなる方向に、
スイッチの状態が変わっていることを18年に報告した。

つまり、「訓練免疫」とは、いわば「自然免疫」がパワーアップした状態と考えられる。
BCG接種により、未知の病原体に対する抵抗力が高まる可能性があるのだ。


《欧州で医療従事者のBCG接種の臨床研究開始、接種率98%の日本とは状況が異なる》

このような背景から、BCG接種プログラムを持たないドイツ、オランダ、
オーストラリアでは、医療従事者の新型コロナウイルス感染・重症化予防のために
BCG接種を行う臨床研究を開始した。

(中略)

実は日本では03~04年にかけて、老人の肺炎予防を目的に、BCG接種の効果についての
臨床研究が実施されている。当時、東北大学の老年内科のグループは、高齢者介護施設に
入所中で日常生活動作の低下した155名の高齢者を対象に、
まずツ反検査を実施して陽性群と陰性群に分け、陰性群の約半数にBCG接種を試みた。

BCG接種4週間後に再びツ反の判定を行い、
その後2年間にわたり肺炎の発症率を追跡調査したのだ。

その結果、ツ反が陽転しなかった群では42%に新たな肺炎が発症したが、
陽転した群や、もともとツ反陽性群では、それぞれ15%、もしくは13%しか
肺炎を発症しなかった。

すなわち、BCG接種は免疫反応性の低下した寝たきり高齢者において、
肺炎発症の予防効果を有することが明らかにされたのである。

ただし、この場合の肺炎の原因は新型コロナウイルスではないので、
BCG接種が実際にCOVID-19感染症予防に功を奏するかどうかは、
欧州のBCG接種の結果を待たなければならない。


BCG接種は、有効なワクチンや新薬が開発されるまでの”繋ぎ”の対応ではあるが、
もし欧州でBCG接種の効果が確かめられれば、今後、BCG接種プログラムを
持たない国において、COVID-19感染症予防のために大人に対してBCG接種を行う
という可能性はあるだろう。

 
一方、日本では現在、BCGの接種率は98%となっているため、
引き続き、COVID-19感染症予防の原則は“物理的隔離”と“化学的除去”となる。

前者は、いわゆる「3密」を避けることの徹底であり、
後者は界面活性剤やアルコールを用いた手洗いや手指衛生である。

マスクの効果については、厳密な科学的エビデンスは少ないが、
無症状の感染者が呼気等に含まれるエアロゾルを介してウイルスを
撒き散らすことを防いだり、ウイルスに触ってしまった手指で鼻や口を触ることを
避けたりすることで、結果として上気道へのウイルス新入を防ぐことになるだろう。

また、基本的な健康維持として提唱される快眠・快食、適度な運動は
自然免疫を保つ上で極めて重要である。

ただし、自然免疫を強化することを謳った便乗商法には気をつけなければならない。


  (https://diamond.jp/articles/-/234432 )


<参照>

伊勢ー白山 道(2020-04-05 )
不平不満が増えるほど、幸運は減るだろう
https://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/e/a689ed92ad1ab7ce199486d8f57ac38b

           <感謝合掌 令和2年4月14日 頓首再拝>
44:伝統 :

2020/04/15 (Wed) 10:37:01


           *Web:朝日新聞デジタル(2020.04.12)より

新型コロナウイルスのために、ふだん通りの生活がしにくい状況が続いている。
家にこもる時間が増える中、不安な気持ちに折り合いをつけながら、
どう過ごせばいいのだろう。

(中略)

東日本大震災、熊本地震などの自然災害や、子どもの自死など
学校での事件・事故後の支援に関わってきた九州産業大学(福岡市)の窪田由紀教授は、
多くの人が抱える不安の大きな要因が「何が起きているのか分からない」ことだと指摘する。


親子で時間割 一人暮らしは電話やSNSで声かけ合いを

本来、危機に向き合う時は、いま起きていることを正確に知ることが必要だが、
新型コロナについては分からないことがまだ多い。

仕事や学校など日常のスケジュールが崩れ、先が見えないことも問題を大きくしている。
何も手につかずぼんやり、テレビを見て心配が募る、となりやすい。

窪田さんは「朝はいつも通りの時間に起き、日々しなければいけないことを
積み重ねることで生活のリズムができる」と話す。

宣言の後、保育園や学童保育も休止になったり、
利用を控えるように呼びかけられたりしている。

 
子どもへの接し方について、窪田さんは
「大人が不安だと子どもにも伝わる。なるべく平常心で」と助言する。

窪田さんが提案するのが「小さな達成感」を持つことだ。

例えば、小学生くらいの子がいるなら、親子で時間割を作る。
同じ部屋にいても、「1時間目」はそれぞれの勉強や仕事をし、
「2時間目」は一緒に料理をする。

毎晩、家族で時間割を持ち寄り、お互いを褒め合うといったやり方だ。


外出自粛や在宅勤務を求められ、特に孤立しがちなのが一人暮らしの人だ。
窪田さんは「とにかく、人とつながってほしい」と呼びかける。
会って話せなくても、電話やSNSを使って声をかけ合うことはできる。

周りの人と気持ちを分かち合うことが助けになる、と言う。

世界保健機関(WHO)も、一人でいる人に、つながりを持つ、
日課を続ける、新たな日課をつくる、といったことを勧めている。

           ・・・

心と体の健康を保つポイント

(あ)~歩く

(か)~かがむ

(さ)~支える

(た)~立つ

(な)~何でも食べる


(は)~吐く(息)

(ま)~丸く回す

(や)~休む

(ら)~ラジオ体操

(わ)~笑う

 (https://plaza.umin.ac.jp/jssm-since2002/wp-content/uploads/2020/04/0ddc0409e00acc651dfce7eb7c1b14ab-1.pdf


  (https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200412-00000021-asahi-soci )

・・・

<参照~食事>
伊勢ー白山 道(2020-04-14)
粗末な食事でも=大自然の恵みの物は黄金の価値有り
https://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/e/4c7e72cc3383008b4766798a939f7bc2

           <感謝合掌 令和2年4月15日 頓首再拝>
45:伝統 :

2020/04/15 (Wed) 14:07:19

コロナ「ワクチン」早くて9月にも実用化。英大学が臨床試験実施へ

       *Web:MAG2 NEWS(2020.04.14)より

《新型コロナワクチン 9月にも実用化へ》

11日付の英タイムズが伝えたところによると、研究チームを率いる
サラ・ギルバート教授は「8割の確率で新型コロナに効く」と語っているという。

新型コロナウイルスのワクチンを巡っては、NIH(アメリカ国立衛生研究所)が
アメリカの製薬会社「モデルナ」と共同で、今年1月中旬から新型コロナウイルスの
ワクチンの開発を始めていて、第1段階の臨床試験が3月16日にワシントン州で
始まったと発表。しかし、実用化までには1年以上かかる見通しと伝えられている。


また、米製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)も1月から
ワクチン開発に着手していて、臨床試験は9月までに始めると発表していた。


ギルバート教授らのワクチンが早期に実用化できれば、
世界中で広がる新型コロナの感染を食い止める効果が期待できそうだ。

各国の厳しい外出制限で停止状態にある経済活動も、
平常時への復帰が大幅に早まる可能性があるとされている。



《実現すれば世界で最も早いワクチン》

新型コロナのワクチンを巡っては、世界中の研究機関や製薬会社が開発を競っている。

世界保健機関(WHO)は2月時点で、ワクチン準備までに
最大18カ月程度かかるとの見通しを示していたが、
もし英オックスフォード大学の研究チームが9月の実用化を可能にすれば、
世界で最も早いワクチン開発となる。

(以下略)

   (https://www.mag2.com/p/news/448583

           <感謝合掌 令和2年4月15日 頓首再拝>
46:伝統 :

2020/04/15 (Wed) 18:53:31


       *メルマガ「アクア」(2020.04.15)より

厚生労働省が公表しているデータによりますと、4月13日18時の時点で
新型コロナウイルス感染症による年齢階級別の重症者数・死亡数および陽性者数は
下記のようになっています。

         <重傷者数> <死亡者数> <陽性者数>  ※死亡率

   10歳未満   1名     0名    111名   0.0%

   10代     1名     0名    171名   0.0%

   20代     1名     0名   1247名   0.0%

   30代     5名     0名   1178名   0.0%

   40代    11名     2名   1262名   0.2%

   50代    29名     5名   1285名   0.4%

   60代    46名    11名    863名   1.3%

   70代    34名    37名    671名   5.5%

   80代以上  24名    53名    518名  10.2%

   非公表     1名     0名

   (計)  (153名) (108名)


           <感謝合掌 令和2年4月15日 頓首再拝>
47:伝統 :

2020/04/16 (Thu) 10:50:34

最新の新型コロナウイルス感染症対策~東北医科薬科大学の賀来満夫特任教授

     +メルマガ「日本一元気(令和2年4月14日)より抜粋

【東北医科薬科大学の賀来満夫特任教授から
最新の新型コロナウイルス感染症対策について情報をいただきました】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

本日4月14日、

テレビでもおなじみの東北医科薬科大学医学部、
賀来満夫特任教授をお招きし、

新型コロナウイルス感染症の現状と今後の対応について、
中国や欧米の症例について最新の情報をお話いただきながら、
感染予防のポイントと課題についてうかがいましたので、
皆さんにシェアしたいと思います。


世界各国の最新情報を参考にしながらも、やはり最後は、

「手洗いをしっかりすること」と、

「マスクをすること」、

「3密を避けること」

といった基本的なことをしていれば、
コロナウイルスにはかからない、というお話でした。

日々情勢が変わっていくなかで、
こうした専門家の先生のお話を聞くことは、
政策形成や判断の場で非常に重要になってきているところです。



以下、賀来先生の講義、まとめです。

●中国での新型肺炎の発表、第1報は、2019年12月31日。
●WHO緊急事態宣言は、1月31日。
●クルーズ船で感染者確認、乗員乗客は3711人。

●日本の感染者数は諸外国に比べると少ない。
●致命率も国外6.3%に対し、国内1.4%。

●新型コロナウイルス対策ダッシュボードを確認。
●SARSの致死率9.6%、MERSの致死率34.4%に対し、
 新型コロナウイルスの致死率6.3%と低い。
●致死率は低いが、患者数が非常に多いのが特徴。

●男性の症例が多い。基礎疾患がある人も32%。


●中国初期の症例から12月以前に広がっていた可能性。
●1月の武漢の症例から、年齢中央値は56歳、発熱、疲労感、乾いた咳、院疼痛、下痢。

●中国の44,672の確定例から、
 致命率は10代から30代は0.2%、70代8%、80代以上14.8%。

●中国の44,672の確定例から、
 致命率は心疾患が10.5%、糖尿病が7.3%、慢性呼吸疾患が6.3%。


●中国・WHOチームの解析(2月20日までの55,924人の解析)から、

・症状は、発熱87.9%、せき67.7%、倦怠感38.1%。
・潜伏期は平均で5日から6日。
・感染者のおよそ80%は症状が比較的軽い。

・重症や四坊のリスクが高いのは60歳を超えた人や高血圧や糖尿病、
 それに循環器や慢性の呼吸器の病気、がんなどの持病のある人。

・子供の感染例は少なく、症状も比較的軽い。

・19歳未満の感染者は全体の2.4%で、重症化する人はごくわずか。


●我が国における事例561例(国立感染症研究所2020年3月23日)

・男女比は1.2:1

・中央値は60歳。

・症状は、発熱79%、咳76%、肺炎63%、全身倦怠感47%、咽頭痛29%、
 鼻汁・鼻閉25%、頭痛24%、下痢19%、関節・筋肉痛14%、嘔気・嘔吐6%、 
 急性呼吸窮迫症候群(ARDS)4%、結膜充血2%

・無症状病原体保有者18%、無症状のままの症例8%

●注意すべき症状は、長引く風邪症状とともに、
「におい・味がしない」「鼻炎症状」「下痢」「吐き気・嘔吐」

●新型コロナの潜伏期多くは5−6日、新型インフルエンザは1−3日。

●2回連続でPCRが陰性になるまでの日数は平均9日。


●新型コロナウイルス感染症の典型的な臨床経過は、

・軽症の場合、発症から軽快まで7日、
 通常の風邪が長引く(発熱37.5度以上、咳)。80%以上。

・重症化の場合、発症から呼吸苦まで7日であり
 このころは通常の風邪と変わらないが、10日で入院、一部は集中治療へ。

・軽症は約80%、重症は5−7%。


●感染予防のポイントは、
 「3密をさける」
 「基本的な予防(手洗い・マスク・消毒・換気)」


●厚生労働省専門家チームの解析によれば、

・感染拡大は空気がよどみがちな閉じた環境。

・感染した人の75%はほかの人にはうつしていない。

・次々と感染が広がったのは、ほとんどが空気がよどみがちな閉じた環境

●3密とは、
 「換気の悪い密閉空間」
 「多数が集まる密集場所」
 「間近で会話や発生をする密接場面」

●感染が広がりやすい環境は、換気量が増大するような活動。
 大声を出す。歌う。1対複数の密接した接触。多くは咳やくしゃみがあるわけではない。

●コロナウイルスのうつりかた。飛沫と接触。
●接触は、手で感染した人の粘膜・唾液・痰を感染した人が触った物などを触れて、
 その手で口や鼻、眼に触れる。

●マスクの効用。マスクをつけると、
 咳やしぶきが広がること、鼻や口に直接ついたり吸い込むこと、
 をかなり防ぐことはできる。
●米国CDCもマスク着用を推奨。

●コロナウイルスの入り口は、鼻・口・眼。

●手洗いは感染対策の基本。石鹸と流水でも十分。

●間接接触感染に注意。
 多くの人の手の触れる個所や体液が付着しているところなどを消毒する。

●換気の重要性。
 部屋の中のウイルスの数を下げることを心がける。
 窓をこまめにあけ、空気の入れ替えを。

●感染予防のポイント。
 飛沫感染⇒マスクの着用、換気。
 接触感染⇒手洗い、環境消毒。


●緊急事態宣言の発令。感染例急増の抑制、医療崩壊の阻止。
●国民への要望として、「3密をさける」「人との接触8割減」「外出は1回」

●感染が拡大した際の医療体制。地域での感染拡大を想定しての医療体制の構築。

●地域医療圏での役割分担・連携協力。

●宮城県はホテルなど約200室を借り上げ、
 感染症指定医療機関、協力病院合わせて260人以上の搬入先を確保。

●院内感染対策への支援。感染症の専門家による支援、院内講習会の開催支援。
・医療物資の絶対的不足、マンパワーの不足、ハード面の課題、検査の限界。


そのほか、口頭で様々な情報を教えていただき、
最新かつ基礎的な情報は入ったように感じます。

今後さらに症例が増えると見えてくるものもあるでしょうし、
必要な対策も出てくるものと思います。


医療従事者の皆様にはたいへんなご努力をいただいていることに感謝しながら、
なんとかこの状況を打破するために、
私自身もできることを精一杯努めてまいりたいと思います。


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

【編集後記】

収束のためには、多くのみなさんの力が必要です。

    
           <感謝合掌 令和2年4月16日 頓首再拝>
48:伝統 :

2020/04/16 (Thu) 14:43:18


         *Web:日本経済新聞(2020/4/15)より

新型コロナウイルスの感染拡大ペースが落ち着いても、
外出規制の緩和のタイミングは難しい。
解除が早すぎれば、感染が再流行する恐れがある。

国内外の研究でも、ワクチンが開発されるか、
多くの人が免疫をつけるまでは対策を続ける必要があると指摘する。

厳しい対策を3カ月間続ければいったん流行は収まるが、
解除すると1カ月ほどで再び感染者数が増える――。

英インペリアル・カレッジ・ロンドンのチームは3月下旬に公表した報告で指摘した。

その影響力は大きく、3月半ばに発表した別の報告書をきっかけに、
集会の自粛など穏やかな対策を取っていた英政府は方針転換した。

同大はこれとは別に、厳格な外出制限によって欧州11カ国で
最大12万人の命が救える可能性があると評価した。

だが、緩和のタイミングは難しく、多くの人がワクチンを接種できるまで
対策を続ける必要がある。

厳しい対策を1カ月間実施し、半月は緩和することを続ける方法を選択肢に挙げる。
医療崩壊を防ぐ効果もあるという。

感染拡大を抑えるには、厳しい外出制限を続ける必要があると専門家はみる。


米ハーバード大学は14日付の米科学誌サイエンスで
「制限は2022年まで続ける必要がある」とする論文を発表した。

いったん収まっても、数年後には再流行する可能性がある。
感染状況の監視を続ける必要があると指摘する。


(表 ~略)


「都市封鎖の解除は危険な試行錯誤になる」と、学術団体の米国科学振興協会が
ホームページ掲載した報告は指摘した。

現実解として、シンガポールのように感染者が増え始めたら
再び制限を強めるやり方を挙げる。

ドイツ国立科学アカデミーは小学校について、
休憩時間をずらしてマスク着用を義務づけた形で、
低学年から徐々に再開するよう独政府に提言した。


制限解除の目安になるのが、多くの人が免疫を獲得する「集団免疫」だ。

東京大学の合原一幸特別教授らは、集団免疫ができたタイミングで制限を解除すると、
合計の感染者数を最少にできると予想する。
再流行のリスクも低いと予測する。

集団免疫を見極めるには、感染していたかを血液で調べる「抗体検査」が欠かせない。
米国で始まり、欧州でも一部導入された。

だが、精度の低さという問題に加え、再び感染するのを防ぐ
十分な免疫が得られるのか疑問視する専門家もいる。


東京慈恵会医科大学の浦島充佳教授は
「感染者の推移を見ながら段階的に制限を緩和することも選択肢の一つ」と話す。

           <感謝合掌 令和2年4月16日 頓首再拝>
49:伝統 :

2020/04/16 (Thu) 18:50:32


https://www.youtube.com/watch?v=lQ3nCk_BN88

中国でワクチンの開発が新たなステージに入りました。

中国・科学技術省は国内で開発が進む新型コロナウイルスの
ワクチンのうち一つが臨床試験の第2段階に進み、
試験投与する約500人のボランティアの募集を始めたと明らかにしました。

第1段階ではワクチンの安全性の確認が主な目的でしたが、

第2段階では有効性の確認に重点が置かれます。

WHO(世界保健機関)によりますと、世界で開発が進む
新型コロナウイルスのワクチンは70種類に上りますが、
臨床試験の第2段階に進むのは初めてだということです。

<関連>

https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000181887.html

           <感謝合掌 令和2年4月16日 頓首再拝>
50:伝統 :

2020/04/17 (Fri) 09:10:23

コロナ感染者告白する意外な“危険地帯”「回数券のせいで…」

        *Web:NEWSポストセブン (2020年4月16日)より抜粋

40.6%──この数字がいまの日本の状況を示している。
新型コロナウイルス感染者のうち、感染経路が特定されていない人の
割合である(厚労省発表、4月1日までの状況)。
すでに、感染者5人のうち2人の感染経路がわかっていないのだ。

飲食店を営むAさんの感染した場所はもしかしたら、

(1)「怪しんでいるのはスーパーやコンビニです。
    職業柄、買い出しによく行くんですが、店内にあるカゴやカートって
    不特定多数の人が触るじゃないですか。
    そこからの感染だと思っています。

    というのも、私は花粉症で、がまんできずに
    カゴなどを触ったその手で直接、目をかいたことがあったと思うんです」

(2)「営業中に運んでいたビール瓶やワインボトルなどのドリンク類や、
    食材が入った段ボールやパックなどが気になりました。
    あれだって、多くの人の手に触れて運ばれてくるわけですよね。

    普段の生活では特に、口をつけて飲むペットボトルや
    缶コーヒーの飲み口は要注意のような気がします。
    そこまでわざわざ拭いている人って、めったにいませんよね」

感染を避けるには、感染しやすい場所や状況を徹底して回避すること、それしかない。
そのために国は「3密」を避けるよう繰り返し要請するが、
それでも感染したという人も増えている。


(感染源が不明は感染者の)告白からは「意外な危険地帯」が浮かび上がってくる。

都内の保険会社に勤務する感染者の女性Bさん(40才)は、

彼女が「あそこに行ったのはまずかった」と振り返るのは
「エステ」と「ネイルサロン」だ。

「両方とも、換気の悪い密閉空間ということはわかっていたんですが、
エステは回数券の有効期限が切れそうだから、つい行ってしまいました。
ネイルも“マスクをしてるからきっと大丈夫”と行ってみたら、
外食を控える分、せめてネイルをしようという女性客が多いようで、
いつもよりだいぶん混んでいました。

回転を早くするために右手と左手を別々のネイリストが同時にやってくれたので、
密接度がさらに高まった感じもしました」(Bさん)

 
Bさんは「ホットヨガ」に通ったことも後悔している。

ホットヨガなどのレッスンを行うスポーツジムでは、
実際にクラスター(感染者の集団)が発生している。


千葉県在住の男性会社員Cさん(29才)は、
“3密”を避けるため電車通勤から自転車通勤に切り替えていた。
外食も避けてマスクや手洗いを欠かさなかったが、
4月上旬に新型コロナの陽性が判明。現在も都内の大学病院に入院中だ。

Cさんがただ1つ、心当たりがあると語るのは「ボルダリング」だ。
ボルダリングとはクライミングの一種で、自然の岩や室内の壁に設置された
ホールド(出っぱりやくぼみ)をつかんで登るスポーツ。

振り返ると、ボルダリングは必ず素手で行うので、
壁に付着したウイルスを触ってしまって感染した可能性があります。
登っている最中に、その手で顔の汗を拭ったり顔をかいたりしました。


室内の遊戯施設でも感染者が出ている。

学校が休みで子供が退屈していても、
室内のスポーツや遊技施設の利用についてはくれぐれも気をつけたい。

 (https://news.infoseek.co.jp/article/postseven_1556309/ )

           <感謝合掌 令和2年4月17日 頓首再拝>

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