伝統板・第二

3050805
本掲示板の目的に従い、法令順守、せっかく掲示板社の利用規約及び社会倫理の厳守をお願いします。
なお、当掲示板の管理人は、聖典『生命の實相』および『甘露の法雨』などの聖経以外については、
どの著作物について権利者が誰であるかを承知しておりません。

「著作物に係る権利」または「その他の正当な権利」を侵害されたとする方は、自らの所属、役職、氏名、連絡方法を明記のうえ、
自らが正当な権利者であることを証明するもの(確定判決書又は文化庁の著作権登録謄本等)のPDFファイルを添付して、
当掲示板への書き込みにより、管理人にお申し出ください。プロバイダ責任制限法に基づき、適正に対処します。

幼児教育② - 夕刻版

2019/07/05 (Fri) 17:55:06


      *伝統板・第二「幼児教育」からの継続です
        → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7859435


童話のえらびかた

        *谷口雅春先生・著「家庭教育のみちしるべ」(P41)より

天才教育のみちしるべ 「創造性を育てるには」

《 童話のえらびかた》

子供は豊富な想像力をもっていて、いろいろのものを心に描きますが、
悪いもの、恐怖すべきものを心にえがかせないようにしなければなりません。

恐怖心がー番いけないのです。
人生の不幸の大部分は恐怖心からおこります。

それですから、子供に読ませる童話を選択するにも
恐怖心をおこさせないものを選択するようにしなければなりません。


三つ目小僧やーつ目や、鬼やお化けがでるような童話は
なるべくさけるのが好いのであります。

少女物語などの中には、往々継母継子の悲劇がありますが、これもよくありません。

釈迦のはなしやキリストの話とか高僧の伝記とかを話してきかせるのはよいけれども、
キリストがはりつけになるような悲惨な場面の如きは
なるべく省略したいと思うのであります。


児童を円満に発達させるには、円満な話ばかりをきかせ、
読ませるようにしなければならないのです。

         (生命の實相 四十巻 十四~十六頁)

          <感謝合掌 令和元年7月5日 頓首再拝>

トータルパーソンの子育て - 伝統

2019/07/06 (Sat) 17:45:04

       *「トータルパーソンの子育て」万代恒雄・著 より

(前書き より要点の紹介)

(1)人生のはじまりのころの教育が、その人の人生に重大な影響を与え、
   その人の人生を決定する要素になるということです。

   とくに、「人生最初の3年間」ほど大切なものは他にありません。

(2)子どもの教育は、文字通り0歳から始められるべきものですし、
   むしろ胎内より始めるべきだといっても過言ではありません。

(3)子ども達は幼児のときから、知的発達だけではなく、
   運動機能、感覚機能、社会適応機能、言語能力、と
   それぞれがバランスよく成長してこそ、
   立派な人間として成長するのです。

(4)幼児の英才教育も意味はあるでしょうが、それよりも、
   豊かな心と立派な心構えをもった全人(トータル・パlスン)的に
   子どもを育てることこそ、未来の輝く日本を支える教育であると信じるのです。

(5)”ふれあい、話しあい、おつきあい”が基本です。

          <感謝合掌 令和元年7月6日 頓首再拝>

幼児のスキンシップは大切に - 伝統

2019/07/07 (Sun) 19:32:46


       *「トータルパーソンの子育て」万代恒雄・著(P132) より

(1)子どもの夜尿症に悩む親が多いようです。
   これはスキンシップの不足の場合が多いのです。

(2)スキンシップの方法はいくらでもあります。

   抱きしめる、風目に入る、添寝する、寝る前に本を読んであげる、
   おんぶする、マッサージをする、等々。

(3)幼児はとくに皮膚のふれ合いで愛情を感じます。

   母乳を飲んでいるとき、幼児は一番大きく愛を感じているはずです。

          <感謝合掌 令和元年7月7日 頓首再拝>

子どものおしめは楽しく替えましょう - 伝統

2019/07/08 (Mon) 18:47:29


       *「トータルパーソンの子育て」万代恒雄・著(P134) より

子どものおしめを替えることは、臭くて嫌だという若い母親が、案外多いようです。

そこで、早くとり替えられるように、
やわらかい吸水性のある紙おむつが大流行しています。
昔は、浴衣の古いものをおむつに仕立てて使ったものでした。


排便というもの、あるいは排尿にしても、これは、そのことによって
気分が良くなる作業でもあるのです。

母親がおむつを替えるとき、丁寧に取り扱ってくれる皮膚の刺激は、
赤ん坊が人生を感じとる瞬間なのです。

赤ん坊はとくに触れる感覚を通して世の中を知るのです。

おむつを替える作業を臭い臭いといっていい加減に手抜きすることはしないで、
歌でも口ずさみながら、ついでに赤ん坊のお尻でもマッサージしてあげて下きい。

          <感謝合掌 令和元年7月8日 頓首再拝>

夜泣きを放置していてはいけません - 伝統

2019/07/11 (Thu) 19:34:26


       *「トータルパーソンの子育て」万代恒雄・著(P136) より

八カ月もすぎて夜泣きをするとき、
放ったらかしにしておけば泣き止むと信じて抱かない母親が多いようです。

しかし、何故泣くのでしょうか。

昼間体を充分に動かしていれば、ぐっすり寝るのが普通です。

おなかがすいている、どこかが痛い、遊びすぎて興奮している、昼間いじめられたなど
だから、夜泣きするのは、それなりの理由があります。

いろいろありますが、その原因を探しだすのが母親なのです。

赤ちゃんは泣くことで、自分のことを知らせる以外に方法がないのです。

夜泣きのとき抱き上げたことで、甘やかしすぎになることはありませんし、
1年以内の赤ちゃんは、どれほど甘やかしても心配はありません。

          <感謝合掌 令和元年7月11日 頓首再拝>

子育てはツメを切ってしましょう - 伝統

2019/07/12 (Fri) 18:27:12

       *「トータルパーソンの子育て」万代恒雄・著(P137) より

子どもを産んでから後になっても、
ツメを長く伸ばしてとがらしているお母きんには、
本当の子育てはできません。

赤ちゃんの柔らかい肌を傷つけてしまいます。

猫のツメは伸縮自在ですからいいですが、人聞のツメはそのようにはなりません。

自分の子どもを、自分のツメで傷つけるのは最低です。

そんなお母さんは、赤ちゃんのツメを切ることも忘れます。

赤ちゃんのツメは薄くて伸ぴやすくて、放っておくと、
すぐやわらかい指の間にくい込むのです。

それに、指はよくなめるのですから不潔にもなりやすいのです。

赤ちゃんのひっかき傷を予防するための手袋は必要がないのです。
それより母と子のツメの手入れが先なのです。

・・・

<参考Web>

(1)マイナビウーマン子育て(2018年12月03日)
   赤ちゃん・新生児の爪切りはいつから?
   爪切り3種類&切り方のコツまとめ

   https://woman.mynavi.jp/kosodate/articles/2858 

(2)アカチャンホンポ(2019-03-28)
   0ヶ月~|赤ちゃんの爪きりおすすめ8選!
   初めてのママ・パパも怖くない

   https://epark.jp/seven-and-i/article/baby-nail-clippers


          <感謝合掌 令和元年7月12日 頓首再拝>

赤ちゃんのもっている3つ権利~その1 - 伝統

2019/07/13 (Sat) 19:26:27


    *「トータルパーソンの子育て」万代恒雄・著(P24~26) より

赤ちゃんのもっている3つ権利

(1)良く生んでもらう権利

(2)良く養育してもらう権利

(3)良く教育してもらう権利



【赤ちゃんのもっている権利~その1(良く生んでもらう)】

世の中には親不幸の子どもは多くおりますが、
同じように、多くの子不幸の親の多いことも事実です。

生まれてくる子どもは、自分の権利を主張する方法をもっていません。
子どもは、まず良く生んでもらう権利をもっているのです。

(中略)

子宮の中で胎児が外部の音を感知できることは、
かなり以前から知られていますが、

や さしい音楽を聞かせると、
お腹の赤ちゃんの動きや心拍数はおだやかになり、

強い調子の 音楽を聞かせると活発な動きをみせるのです。

そして、赤ちゃんは、お腹の中で手足を動かし、首を振って、
さまざまな行動をとるこ とが分かっているのです。

女性が妊娠しているのに、煙草やアルコールをたしなんだりすることは、
悪い影響を赤ちゃんに与えていることになります。

また、夫婦ゲンカや、様々の不安や悩みで心を騒がしていれば、
その心理的影響はそのまま赤ちゃんに及ぶのです。


胎教というのは、確実に存在していて、
明るい性格の母親からは明るい赤ん坊が、

そして、
なまけものの暗い性格の母親からは、
ぐずつてばかりいる赤ん坊が生まれでも当然のことです。


《子どもは期待されて、愛情の雰囲気の中で、
 喜びの中に生んでもらうべき権利があるのです。》

(中略)

胎児のときに、すでにこの様に反応していた赤ちゃんは、
母親の胎内から出てくると、

産婦人科でいうネオネタlルアラlトネス(新生児覚醒状態)があって、
生まれたばかりのとき頭がさえていて、周囲をゆっくりと見回し、
また近くのものならば物が見えるというのも事実です。

ですから、このときの親たちの態度も肝心でしょう。

          <感謝合掌 令和元年7月13日 頓首再拝>

赤ちゃんのもっている3つ権利~その2 - 伝統

2019/07/14 (Sun) 19:23:23

    *「トータルパーソンの子育て」万代恒雄・著(P20~23) より

赤ちゃんのもっている3つ権利

(1)良く生んでもらう権利

(2)良く養育してもらう権利

(3)良く教育してもらう権利



【赤ちゃんのもっている権利~その2(良く養育してもらう)】

動物の中には、母親から産み落されると、
すぐ自分の足でよろよろしながらも立ち上がり、
すぐ自分で母親の乳房にすいつくものはたくさん見られます。


これからみると、人聞の赤ん坊は未熟児の状況ですから、
産み落されたときから養育されなければなりません。

私たちは、教育ということに大きな関心をもっていますが、
養育とは、それ以前のものであって欠かせないものです。

【養育の基本は、親と子の聞に愛の耕を確立。させるところに目的があります。
これは、母と子のスキンシップによって始まります。】

まず、赤ん坊に愛されていることを感じきせることが、重要な第一歩になります。

生まれた赤ちゃんにとっての大事な教育は、
何よりも、いつも可愛がられ、快適の状態に保ってもらうことなのです。

赤ちゃんが泣いたら、何か不快なことが起こったしるしですから、
抱いてあやして、不快感をとり除く(たとえば濡れたおむつを取り替えるとか、
空腹なら乳をのますとか)ことをしてあげるべきです。

(中略)

もっとも、不快感がなくても、びっくりしたり、寝床が変わっただけでも
泣く場合がありますが、普通、体の具合の悪いときでなければ、
母親が抱いてあやすと気嫌がよくなるものです。


赤ん坊にとっては、泣くことが親の注意をひきつける唯一の方法なのですから、
この信号を見のがしてはいけません。

赤ちゃんの信号にすぐ応答することにより、
母親と赤ちゃんの紳は特別のものとなって育てられるのです。

(中略)

幼児が泣いて、自分のわがままを通すのと、赤ん坊が泣くのとは本質的に違うのです。



次に、赤ちゃんの笑顔の大切さを知るべきでしょう。

赤ちゃんの笑顔は百万ドルの笑顔であり、天使のほほえみです。

赤ん坊は、すべてに無防備であって、
何をするのにも大人の手助けを必要としていますが、
この赤ん坊の笑顔は人の心を動かすものです。

神様が赤ん坊に天使のほほえみを与えているのは、
赤ちゃんが自分の力で人に愛きれるような働きかけをするようにした知恵なのです。

これは赤ちゃんからの叫びかけであって、
親はこれに応えてやることによって、愛の紳を強くしなければなりません。

ことばはまったく通じなくても、赤ん坊は人の表情はすばやく感知するものです。

母親がいつでも笑顔をもって、赤ん坊に接するように心構えることが、
愛の絆を強めるすばらしい方法です。


赤ちゃんにとっての豊かな環境とは、物質的なものよりも、
親の心の豊かさであることを忘れてほしくないのです。

母親のやさしいほほえみは、赤ちゃんの豊かな心の成長のために役立つのです。

ですから、お母さんの笑顔や、たのしい音楽のように、
赤ちゃんをうれしくさせる刺激が聴覚や視覚を通して入れば、
それは脳の神経細胞の良い発達に強い影響を与えるのです。

この基本的な信頼は、母と子、父と子の間で、
ふれ合いの中でつくり上げられてゆくのです。


乳幼児期は、物事を覚えさせようとする努力よりも、
母子の信頼関係を愛情の中でつくり上げて行くことが大事なのです。


このときに基本的信頼を身につけていないと、
幼稚園、保育園で他の子どもと一緒に遊べない子どもになる可能性があります。

まだ記憶に残らない時期に、
愛のスキンシップを充分に与えられて養育されることが必要なのです。

それから信じるということが生まれてくるのです。

このことは後の人生に非常に重要なことになります。

赤ん坊が正しく可愛がられないで、この時期をすごすと、
性格的にも欠陥をもつようになることが多いのです。

生まれてから、半年ぐらいは、赤ちゃんは母親と一対一ですごすのが通例ですから、
母親は愛情のプログラムをもって、養育することが要求されるわけです。


          <感謝合掌 令和元年7月14日 頓首再拝>

赤ちゃんのもっている3つ権利~その3 - 伝統

2019/07/16 (Tue) 20:09:44


    *「トータルパーソンの子育て」万代恒雄・著(P24~26) より

赤ちゃんのもっている3つ権利

(1)良く生んでもらう権利

(2)良く養育してもらう権利

(3)良く教育してもらう権利



【赤ちゃんのもっている権利~その3(良く教育してもらう)】

次に子どもは良く教育してもらう権利をもっています。


これは学歴のことを意味しているのではありません。
人間としての教育のことですが、
産んでもらっても、教育を受けなければ、人間は人間にならないのです。

教育といえば、英才教育といったことがすぐ考えられます。
人聞の才能を伸ばすことはすばらしいことですが、ただ記憶力がいいとか、
頭のきれる秀才とかいわれる能力以外に、
人聞を成功人生に導く才能は別のところにあるように思えるのです。

すなわち、叱られでも落ちこまない才能、皮肉をいわれでも耐えることのできるオ能、
どこでも少し余裕があると!すぐ寝られる才能、どんなことでも明るく受け止める才能、等々。
この他にもいろいろあると思いますが、これらの人間教育をしないのは、社会と神に対
する大きな罪だと思います。

そして、この教育はどういっても、”トータル・パースン教育”
すなわち全人教育でなければならないのです。

”トータル・パースン”とはSMIの成功哲学が提唱するもので、
人生には、精神、教養、社会、健康、家族、経済の6分野があり、
そのトータル・パランスの上に立って、はじめて人聞の成功があるとするものです。

そして、さらに教育面だけを取り上げてみれば、
私は教育にも6分野があると考えます。


教育の6分野は、学問、道徳、芸術、宗教、身体、生活であって、
いずれも教育には欠かせないものです。


そして、学問は真理を追求し、道徳は善を追求し、芸術は美を追求し、
宗教は聖潔を追求します。
これらは人間の心を育て高め、人間としての価値観を高めるものなのです。

これらは、絶対価値であり、つづいて、身体は健康の追求であり、
生活は富の追求を理想としていますが、これらは、絶対価値のあるものを
手に入れるための手段価値といわれるものです。

現在の日本の教育の現状が、
手段価値である健康と富の追求にのみ走っているのは悲しむべきことです。

とにかく、教育が人間をつくるのです。

教育的環境を含めて、教育は赤ちゃんを育てる母親の手によって始まるのです。

実際、家族の子どもたちに与える教育のほうが、
学校教育よりも子どもたちの全人格的な面に与える影響は大きいのです。

”氏より育ち”というように、育て方というものは、
個人の生涯に決定的な影響を与えるものなのです。

人間は”教育され得る”動物であるとは、昔からいいならわされた表現ですが、
その教育の可能性は、生まれてくる赤ん坊の脳が未熟であるところに理由があります。

ですから放置しておけば、どの方向に進むか分かりません。
それゆえに教育して立派な人間に育て上げる責任が生じてくるのです。

人は、それぞれ個性をもっているといわれます。
その個性にしても、それはつぎこまれた知識を集めたものではありません。
それは、自分で考え、自分できたえた知能や性格が総合的に相働いて、
それぞれの個性ができ上がるのです。

今日、間違った教育が、個性のない、ただ〇と×をつける成積だけの良い子どもを
つくり出していることはまことに恐ろしいことです。

親は、子どもの将来が自分の手の中にあることを自覚して、
もっと現実的な教育にとりかかるべきでしょう。


          <感謝合掌 令和元年7月16日 頓首再拝>

赤ちゃんの養育環境 - 伝統

2019/07/17 (Wed) 19:30:43


    *「トータルパーソンの子育て」万代恒雄・著(P28~30) より

0歳から6歳までの子どもは、学校教育の年齢ではありませんが、
その間に、言葉を覚え生活全般のことを覚え、
実に今の6歳の子どもは60歳の大人と同じだけの情報を
もっているとさえいわれるほどなのです。

三つ子の魂、百まで。の諺のように、
この期間を無視しては本当の教育は語れないのです。

母の胎内を出てから、子どもはすぐに外の世界に適応するための学習を始めるのです。
それは、もっぱら五感を通してするのですが、
そのための最高の教師はもちろん母親でしょう。

とくに最初の3年間の重要性は、どれほど強調しても、しすぎることはありません。

この期間に人間の基本的な性格は形づくられます。
この基本的な教育を行なうのは家庭そのものなのです。

赤ちゃんが成長する過程において、
自分の置かれた環境という世界から大きな影響を受けます。

言語能力から理解力、思考力、そして体の発育にいたるまで、
母親とのふれ合いによって、その良し悪しがきまってしまいます。

この最初の時期に、赤ちゃんはさまざまな学習をするのです。
それは、自分の体を自由に使う方法、他人との関係、自分で考えることなど、
一人の人間として生きて行くための能力の基礎をすべて3年間で知ってしまうのです。


この3年間が非常に重要であることを知ると、
お母きんは、あわてて、あれもこれも教えなくてはならぬとあせりを感じるのですが、
その心配はありません。

少しだけ順序よく、赤ちゃんのときから手助けしてあげるとよいのです。

とにかく、環境という偉大な教師の中での主役は、
お母さんであるということは忘れてはならない現実です。

          <感謝合掌 令和元年7月17日 頓首再拝>

赤ちゃんの教育 - 伝統

2019/07/18 (Thu) 19:08:53


    *「トータルパーソンの子育て」万代恒雄・著(P30~31) より

赤ちゃんの教育ですが、この重要性は(養育)環境と並んで評価されるものです。

哲学者カントは「人から教育を取り除けばまったく無である」といっていますが、
産んでもらっただけで教育を受けなければ、人間は人間になりません。

人間に育てられ、教育されるから人間になるのだということは、
有名なオオカミ少女の実話で明らかです。


1920年の秋のことですが、インドのカルカッタの西南100キロほどの
ジャングル地帯の小さな村で、イギリスのキリスト教宣教師シング夫妻が村人から、
オオカミの穴から人聞のお化けが出入りしているという話を聞いて、
村人の応援をえて親のオオカミを射止めて、二つの化け物を捕えてみたのです。


この化け物は、顔は人間ですが、することなすことはまったくオオカミでした。
宣教師夫妻は、自分の経営している孤児院で、この二つの化け物を育てました。

これは、2歳と8歳ぐらいの女の子でしたが、2歳の子ども(アマラと名づけられた)
のほうは、まもなく死にましたが、8歳の女の子(カマラと名づけられた)は
それから9年間生きていてシング夫人の手厚い教育によって育てられました。

救い出したときは、四つ足で走り回り、人聞の言葉はまるでしゃべることができず、
夜になると、オオカミと同じように遠ぼえをしたとのこと。
そして物を食べるのに手を使わないで口でペロペロなめて食べたといいます。

シング夫人の努力で、カマラは9年間で四十ほどの人聞の言葉をおぽえ、
人間と同じように2本足で立って歩くようになったそうですが、
急ぐときは四つ足で走り回ったとのことです。

この子のことを、村人はオオカミ少女と呼んだのです。

人間といえども、生まれたときからオオカミに育てられれば、
オオカミになってしまうということです。

現代、社会の様々の難しい問題は、子どもたちに対する教育の失敗が原因のものが
多くあることを私達は知って、人間形成のための重要な役割としての教育を、
新しく考えるべきときとなっていることに目を向けたいと思うのです。

          <感謝合掌 令和元年7月18日 頓首再拝>

赤ちゃんの脳 - 伝統

2019/07/19 (Fri) 17:56:18


    *「トータルパーソンの子育て」万代恒雄・著(P32~35) より

(1)脳の細胞

   この世に生まれてきた赤ん坊は、人種を問わず、
   全部同じ数の脳細胞をもっているといわれています。

   その数、百四十億といわれており、どれほど頭をきたえても決して増えませんし、
   かえって20歳ぐらいから、1日に10万個は死滅するとさえいわれており、
   補充は絶対にきかないとのことです。

   ですから、頭がいいとか悪いとかいうことは、はじめは全然ない話です。


(2)脳細胞の働き

  ①脳細胞の働きは、それが互いにからみ合うことによって始まります。

   元はいわば白紙同然ですが、五感を通してさまざまの情報が、
   赤ん坊の脳に伝えられて脳のからみ合いが行なわれるのです。

  ②子どもの才能や性格は、遺伝よりも、生まれてからの環境によって
   大きな影響を受け、つくられていくものだといわれています。

  ③人聞の赤ん坊の脳は、同じ潜在能力をもっていて平等であることは、
   深い神の御配慮といえるでしょう。

  ④ここに、保育、教育のやりがいが生まれてくるのです。
   そして、赤ん坊の脳は、母親を中心としてとりまく環境によって、
   とくに、3歳ぐらいまでは強く影響を受けるのです。


(3)脳の配線

  ①赤ん坊は、親の示すままのすべてを、自分の脳に配線してしまいます。
   そこには、良い悪いの判断はありません。
   親の態度をそのまま赤ん坊は見てまねるわけです。

  ②お母さん、お父さんの生活の態度、物の考え方、感情のすべてを、
   赤ん坊はそのまま受け止めます。

   ですから、3歳ぐらいまでの聞に、子どもの脳は生きていくための
   必要な配線図を作り上げようとして、必死になっているのです。

   言葉が分からなくても、夫婦のケンカは赤ん坊にとっては配線図の材料です。

   たのしい雰囲気の家庭は、そのままこれも赤ん坊の脳の配線図にくみこまれます。
   笑顔と笑い声の絶えない家庭は、理想的な脳の刺激材料といえましょう。
   
          <感謝合掌 令和元年7月19日 頓首再拝>

幸せホルモン「オキシントン」を豊かにする育て方 - 伝統

2019/07/23 (Tue) 20:50:35

「キレない子」に育つ!?1才6カ月までに「幸せホルモン」体質にする方法

     *Web:たまひよ


感情をコントロールするのが不得意で、ちょっと気に入らないことがあると、
興奮して反発したり、暴力をふるったりする、いわゆる「キレやすい」タイプ。
最近では低年齢化し、小学生にも多く見られると言われています。

文部科学省が行った平成26年度の調査でも、小学生の暴力行為は、
7年間で3倍に増えていることがわかり、深刻な問題となっています。

とくにキレやすい傾向があるのは男の子のようで、
上記の調査でも、公立小学校で暴力行為をした男の子は、女の子の約13倍という結果に。


「男の子のママには、とくに赤ちゃん時代にしておいてほしいことがあります」


と語るのは、桜美林大学教授で臨床発達心理士である山口 創先生。
キレにくい子に育てるためにはどうしたらいいか、聞いてみました。

《赤ちゃんの脳は「皮膚」にある》

「皮膚感覚の発達が、脳の発達につながる」と山口先生。
皮膚感覚を発達させることと、キレにくい子に育てることへの関係は!?


《皮膚感覚を発達させると、脳も発達する》

「『皮膚は露出した脳』と言われます。
それは、皮膚で受けた刺激は、
簡単な経路で直接脳に届くことを意味しています。

五感が未発達な赤ちゃん時代は、五感の中で最も早く発達する
【触覚=皮膚感覚】を育てることが、ひいては脳の発達を促すことにつながります。

赤ちゃんの皮膚感覚を育てるためには・・・

①いろんなものに触れさせる
②抱っこする
③マッサージをする

視覚や聴覚が未発達な赤ちゃん時代は、
皮膚刺激が体や心の発達に大きな影響を及ぼすことがわかっています。

早産で生まれた赤ちゃんは、抱っこやマッサージを行うことで、
体重増加が早まったり、成長ホルモンの分泌量が増加するというデータもあります」


《スキンシップで「幸せホルモン」の分泌量がアップ》

「普段の生活でも、ママやパパが抱っこやマッサージなどをして
赤ちゃんとスキンシップをすると、赤ちゃんが泣きやんだり、
寝つきがよくなったりします。

それも皮膚刺激によるものですが、
そこには『オキシトシン』というホルモンが関係しています。


《幸せホルモン『オキシトシン』の心と体への主な働きは…》

①相手に愛情を感じる気持ち、やさしい気持ち、幸せな気持ちを促す

②不安感やストレスを抑える

③感情に敏感になる

④血圧を下げる、痛みを抑制する

⑤短期記憶をアップする

《オキシトシンは、健康な心と体の基礎をつくるために役立つホルモン。》

出産時に陣痛を起こしたり、母乳の分泌を促進するときに
たくさん分泌されますが、好きな相手とスキンシップをするときにも分泌されます。

たとえば、赤ちゃんを抱っこすると、赤ちゃんにも抱っこした人にも分泌されます。
いわゆる「キュン」とした気持ちになっているときは、
オキシトシンが分泌されているのです。

オキシトシンの分泌量に、男女差はありません。
また、生まれてすぐのころは、個人差もないと言われています。

しかし、成長過程で、両親から愛情を注がれス
キンシップを多くされて育った人は、されずに育った人よりも、
オキシトシンの分泌量や感受性(オキシトシンを受け取る器官の感度)がいい、
というデータがあります。


《男の子がキレやすいのには、理由があった》

オキシトシンの分泌量に男女差がないのに、
男の子のほうが「キレやすい」といわれるのは、なぜなのでしょうか?
男の子ママならずとも、気になります。
「幸せホルモン」と男女差の関係についても伺いました。


《男性ホルモンが「幸せホルモン」の効果を抑制》

「赤ちゃんと日々触れ合っている家庭では、
パパにもオキシトシンがたくさん分泌されています。

ただ、母乳を飲ませているママの分泌量には及ばないため、
“赤ちゃんが泣きそうになると、私は夜中でも察知して目が覚めるけど、
パパは平気で眠ってる”といったことも出てくるのです。

それともう1つ、パパがママのようにいかないのは、男性ホルモンのせい。
男性ホルモンは、オキシトシンの働きを抑えてしまうため、男
性には効果が出にくいと言われています」


《男性に多く分泌されている「攻撃ホルモン」》

「もう1つ、オキシトシンと同じ場所から放出されるホルモンに、
『バソプレシン』というものがあります。
これは、縄張り意識や相手に対しての攻撃性に関係し、
オキシトシンと相反する作用を起こすホルモン。

こちらも男女ともに分泌されていますが、男性のほうが多く分泌されています。
そのせいもあり、男性はオキシトシンの効果を感じにくいと言われます。 


脳の発達段階にある成長期では、よりホルモンに左右されやすいため、
ストレスに対して抑制がききにくくなり、男の子のほうが
感情の抑制がしにくく、キレやすい傾向があると考えられます」


《1才6カ月までの男の子にはとくにスキンシップを!》

「最近の研究では、オキシトシンの分泌量や感受性は、
1才6カ月ごろまでに決まると言われています。
そのため、1才6カ月ごろまでの赤ちゃん、とくに男の子には、
スキンシップをたくさんしてあげてほしいのです。

追跡調査をしたところ、0才代にスキンシップをたくさんした子は、
10才になったときには心が安定し、キレにくい子に育っている傾向がある
という結果が出ています。


とはいえ、ずっと1日中抱っこをする必要はありません。
抱っこして5分でオキシトシンは分泌されるので、
家事の合間などに『ちょい抱き』すれば大丈夫です。
おふろ上がりにマッサージをするのもいいでしょう。


また、1才6カ月を過ぎたら効果がないというわけではありません。
大きくなってくると、抱っこやマッサージは難しくなると思いますが、
ひざに乗せる、手をつなぐ、頭をなでる、背中に手を置く程度でもいいのです。
ぜひスキンシップを続けてみてください」

「抱きぐせ」や「甘やかし」を心配することなく、
たっぷり抱っこをしてあげることが大切。
男の子だからと、つき離して育てるのはNGですね。

(取材・文/ひよこクラブ編集部)

Profile●山口 創先生
桜美林大学リベラルアーツ学群教授博士(人間科学)、臨床発達心理士。
専攻は、健康心理学、身体心理学。著書に『幸せになる脳はだっこで育つ。
強いやさしい賢い子にするスキンシップの魔法』(廣済堂出版)など。

  ( https://st.benesse.ne.jp/ikuji/content/?id=1836 )

          <感謝合掌 令和元年7月23日 頓首再拝>

「母と子」の心的な絆の形成 - 伝統

2019/07/24 (Wed) 18:28:25


      *「人のために祈ると超健康になる! 米国医科大教授の革命的理論」
        ~統合医療クリニック徳・高橋徳院長(著)(P67~70)より

オキシントンは母子の心的な絆の形成に深く関与しています。

母との絆を断たれた子供は、
オキシントンの分泌量が少なくなり、キレやすくなります。

影響は、それだけではありません。

そもそも分娩時に、オキシントンの分泌量が少ないと、
母と子のふれあいが希薄になるといわれています。

出産時、赤ん坊が産道を通っていく強い刺激によって、
オキシントンの大量分泌が促されます。

出産後は、授乳時に乳首を吸われることで、
オキシントンの定期的な分泌が促進されます。

ところが、帝王切開で出産したり、母乳を与えなかったりしたお母さんは、
オキシントンの分泌を強く促される機会がありません。
当然ながら、オキシントンの分泌が少なくなり、
自分の産んだ子を可愛がれなくなる可能性が生まれます。


出産も育児も、母親にかかる負担は非常に大きいものです。
その大事業を無事成し遂げるために、オキシントンが大量に
分泌されるシステムになっているといってよいでしょう。


オキシントンが母親を強く励まし、力づけ、肉体的にも精神的にも
負荷の大きい出産育児を乗り越えさせてくれます。
オキシントンが足りないと、それをこなすのがしんどくなり、
育児放棄などが起こってしまうのです。

子供が母親から愛情に満ちた育児を受けると、
その子のオキシントンの分泌システムが刺激を受け、
母親をさらに求めるようになります。

そうなると母親は、子供が母親にねだるふれあいや、
子供の聴覚・嗅覚・音声・視覚を介しての子供の求めに、
いっそうの丁寧さと熱心さで伝えようとします。

こうして、子供と母親の間に、オキシントンを媒介として
相互に愛着・愛情を基礎にした、揺らぐことのない絆ができます。

子供が母親から愛情に満ちた育児を受けると、
その子は高い機能のオキシントンの分泌システムを持つことになります。

そして、成長して親となったとき、
オキシントンを原動力とした健全な育児行動を取ります。
このように、オキシントンを媒介とした「育児行動」は、
世代を超えて継承されていくのです。


一方、乳幼児期に育児放棄や虐待を経験すると、他人との良好な関係を
持とうとする意欲・意志を形成するしくみに大きなマイナスの影響が残り、
成人後の対人関係もうまくいかなくなります。


さらに、虐待されて育てられた子供は、自分が親になったときに、
かつて自分がされたように、子供を虐待してしまいます。
こうした事例は、これまで多数報告されてきました。

虐待が次の虐待を引き起こす。
この現象も、オキシントンとのかかわりから理解することが可能です。

虐待されて育てられた子供は、親からの愛情(オキシントン)を
ほとんど受けていません。つまり、その子は、本来、持つべき
高い機能のオキシントンの分泌システムを持っていません。

成長して、親となっても、オキシントンを原動力とした健全な
育児行動を取ることができず、虐待をくり返してしまうのです。

          <感謝合掌 令和元年7月24日 頓首再拝>

心構えは幼児期に身につける - 伝統

2019/08/24 (Sat) 19:28:52


    *「トータルパーソンの子育て」万代恒雄・著(P37~44) より

まったく白紙の状態で世に誕生してくる子どもにとって、
子どものうちに人間として生きる基本的な心構えが与えられるか否かは、
生涯を決定する重大な要素です。

この基本的な教育をするのは、家庭ですから、初期の子どもの発達に対する
両親の責任の大切さは、強調しすぎることは決してあり得ないのです。


普通の親たちは、3歳までの子どもにしてやれることの
10%もしていないのだといわれています。

心構えが悪ければ、どれほどの知識をもってみても、どれほど財産を作ってみても、
どれほどの社会的地位を手に入れても、すべてを失ってしまいます。

しかし、心構えが立派であれば、今、無学の人であっても、
今後いくらでも学門を身につけることが可能ですし、
今、貧乏のどん底にいても、やがて豊かになるでしょうし、
今、人に認められていなくても、
やがて社会でなくてはならぬ人として認められるのです。

生まれてきた子どもは、確かに可能性は100%ですが、
どのような心構えをつくってやって人生に踏み出して行かせるかが、
将来を決定することになるのです。

心構えは、洋服を買って着るようなものではないのです。

それぐらい簡単なものならば、誰にもできるのですが、
心構えはそうではなくて、小さいときから子どもの心の中の意識の中に埋め込んで、
子どもの生きていく型にしてしまうのです。


すなわち、ここでいう心構えとは成功する人聞の型をつくることであり、
成功人聞の習慣なのです。

私たちは誰でも、幼少からの悪い癖が一つや二つはいくつになっても残っている
という経験をもっているはずです。

親から、「お前は子どものときから、好き嫌いが激しかった」と
いわれている人がいますが、それは、親がそのとき、それを矯正してくれなかった
ところに、今も、好き嫌いが直っていない理由があるのです。

私は友だちができにくい、と嘆く人がいます。

それは幼少のとき、友だちをつくることを教えられず、
自分中心にやってきたことに原因があるのです。

勉強嫌いも、わがままな心も、さらに、何事をやっても事がうまく運ばないのも、
理由は外的条件ではないので、すべては自分の心構えの間違いにあるのです。


クッキーを焼くときに、形をつくるようなもので、
ハート型で抜いてゆけば、全部クッキーはハート形になるのです。

人生には、成功する人が行動する基本としているパターンがあるのです。


それを猿まねしてみても、続きません。
それは、自分のものとして、身につけてしまうべきです。


子どもは、大人の真似をして、自分のものにしてしまう天才です。
脳が、そして心がやわらかくて、どのようにもなれるのです。


この時期に、成功する心構えを子どもの中に入れ込んでしまって、
その精神的スタイルが生きさまになるならば、
その子どものすばらしい成功人生は約束されたようなものです。

心構えをつくる教育を考えてみれば、
それは、英才教育とは違っています。

英才教育は、それが、英語であれ、音楽であれ、知識の面で、あるいは技能の面での
可能性にチャレンジして、その能力を引き出してゆくことでしょうが、
心構えを創る教育は、人間のすべての面、すなわちトータル・パースンとしての
成功の基礎となるものを創ることを目的としています。


こうした面から人生をみてみると、実に多くの人が
せっかくいいものをもっていながら、
成功した人生を手にすることに失敗しています。

A君は、頭の良いことでは定評があって、有名大学を優秀な成積で卒業して
一流企業の社員です。
顔もハンサムだし、背も高くて一見、文句なしなのに、
三十をはるかにすぎて、未だに結婚の相手に恵まれません。


彼は非常にあせっているのです。

このままでは、人生でおくれをとってしまって、
自分の家庭人としての人生設計が傷つくからです。

何故でしょうか、彼は何回、見合して交際を始めても、
相手の女性から拒否されてしまうのです。
それは、彼の他人に対する高慢な態度、
人を小馬鹿にしたような語り方などが原因でした。

これは、幼児期から知らぬ間に、彼が身につけてしまった人との交際での心構えなのです。
これは、彼の性格の中に入りこんでしまって、なかなか洗い流せるものではありません。

このままでは、この心構えが、彼の将来のすべての面で邪魔をするでしょう。


Bさんは、知恵がよく回って、愛想がよくて、商売上手、人に好かれる人物です。
それなのに、いつも生活は苦しくて、家族に迷惑をかけて争いが絶えません。
何故でしょうか。

彼は、物事にすぐあきるのです。
何をしていても、すぐ興味を失ってしまって、他の事に手を出したくなるのです。
彼は一つのことを忍耐をもって続けることが苦手なのです。

彼のあきっぽい性格は、生来のものというより幼児期に習慣化されて、
彼の性格の一部になってしまったのです。
この心構えは、彼と家族を一生、苦しめつづけるに違いありません。


このような例を、私は多く見てきました。

ある意味で、長い人生の間に、成功の心構えを身につけた人は、
特別に目立つ才能がなくても、いつの間にか社会のトップに立っているし、
他人から見るとうらやましい人生をつくり上げるものです。


シャボン玉の泡のように、一時、はなやかに成功したように見えても、
やがて、いつの間聞にか消えている人達はいくらでもいます。

それは、本当の成功者の心構えを身につけていなかったからです。


①心構え教育は幼児期が最高

幼児期は基本教育の黄金時代であって、
この時期に心に刻んだことは、ことごとく身につきます。

しかも、この教育は他人まかせではなくて、
両親の責任でできることです。

この教育こそ、親がよろこびと感動を直接に覚えるすばらしい仕事であって、
これを放置しておくことは、神と社会に対して、重大な責任を間われることです。


②心構えは聞を置く反復によって創る

 『私はとくべつな人』のテープによる学習はこれに最適であって、
 テープを遊びながら聴いている間に、心構えは自然に、
 無理なく子どもの心の中に入ってくるのです。

 このプログラムは、不思議な妖精フラナガンと、
 四人の子どもたちによるドラマ仕立てになっており、
 楽しい歌が二十八曲も入っています。

 子どもたち自身が、あきずに、何回も聞きたがるようにつくられていて、
 親がガミガミいわなくても、くり返しくり返しテープが語りかけてくれるメリットを
 感謝すべきでしょう。

          <感謝合掌 令和元年8月24日 頓首再拝>

子どもに触れて愛情を示していますか - 伝統

2019/08/29 (Thu) 19:07:26


      *「トータルパーソンの子育て」万代恒雄・著(P138) より

母親が子どもを膝にのせたり、しっかり抱きしめたりしながら寸愛しているよ」、
と口で表現してやることは大切なことです。

子どもを愛していると口でいっているだけで
具体的に表現することを忘れていることが多いのです。


おもちゃとかキャンデーを買ってあげることを、
愛情表現だと錯覚してはいけません。

本当の愛情は品物で示せるものではないのです。


とくに、子どもの可愛らしいしぐき、表現、かしこい返事、お手伝いなど、
あらゆる場合に抱きしめたり、キッスしたりする機会があるものです。
こうした時を逃してはいけません。

ただベタベタ抱いているだけでは駄目なのです。

一日に二度、三度、そうしたチャンスがあるのを
見つける賢い親でありたいものです。

          <感謝合掌 令和元年8月29日 頓首再拝>

育児の根本的な心構え - 伝統

2019/09/04 (Wed) 18:47:10


       *「運のいい子の育て方・上巻<育む悦び>」
         徳久克己・著(P17~20)より抜粋

(1)「子を持って知る親の恩」

   自分が親になってみて、はじめて親の気持ちがわかります。

(2)育児の根本の心構え

   谷口雅春先生著「光明道中記」81頁にあります。

   「子が生まれたとき父母に感謝せよ。
    育児の根本は報本反始(ほうほんはんし)にある。

    科学的な育児法がどんなに巧みに行なわれても、
    若しその若き父母が、その老いたる自分の父母に
    感謝し得ない時には育児の根本は覆われて了うのである。」

    (http://bbs5.sekkaku.net/bbs/?id=yuyu6&mode=res&log=73 
                          <3月9日>)

(3)報本反始(ほうほんはんし)

   「反始」とは、

   「自分の先祖の始(はじめ)を省みて恩徳を謝すること」。

(4)「育児の根本は、自分の親の恩を知り、その恩に報い、
    自分の先祖の始(はじめ)を省みて、
    恩徳に感謝する心構えである」

(5)子供が生まれて、自分が親の立場にたたされて時、まず、
   自分の親のことを思い出し、先祖のことを思って、
   親に、先祖に感謝の心を起こすことが、
   育児の根本的な心構えとなるのです。

          <感謝合掌 令和元年9月4日 頓首再拝>

生まれて15日以内につく我儘(わがまま)の習慣 - 伝統

2019/09/05 (Thu) 19:25:30


       *「運のいい子の育て方・上巻<育む悦び>」
         徳久克己・著(P20~22)より抜粋

(1)生まれてきた新生児は、「白い紙」のようなもので、
   その白紙にどのような字や絵をかくか、ということは、
   最初の書き出しが大切なのです。

(2)新生児の我儘(わがまま)の習慣

   谷口雅春先生著「光明道中記」82頁にあります。

   「何でも最初が肝腎である。
   嬰児(あかんぼ)だから何も分らないと思うのは間違である。
   最初の我儘の習慣は大抵生れて15日以内に附くのである。」

    (http://bbs5.sekkaku.net/bbs/?id=yuyu6&mode=res&log=73 
                          <3月10日>)

(3)15日以内に我儘グセがつく仕組み

  ①生まれたばかりの子は、視覚も聴覚もほとんど未発達で、
   大人のコトバを理解することはできないのですが、

   親や周囲の人びとがその子を取り扱う、
   その取り扱い方で、クセがつくのです。

  ②新生児にとっては、どんなことでも「生まれてはじめての経験」
   なのですから、最初に経験させられること、及びそれから
   何回も繰り返されたことが、「こんなものなのだ」と
   思い込まされてしまうのです。

   思い込まされると、それがクセになるのです。


(4)新生児への正しい愛の表現

  ①新生児に対する「かわいい」という気持ち、それは当然なのですが、
   かわいければ、かわいいほど、その子の将来のことをよく考えて、
   その子への愛を、正しく表現することを、心がけなければ
   ならないのです。

   愛がいくらあっても、愛の表現をまちがいますと、
   新生児に悪いクセをつけてしまうのです。

  ②たとえば、赤ちゃんがかわいいからといって、その赤ちゃんを
   抱いてばかりいますと、なにも知らない赤ちゃんは、
   抱かれているのが当たり前なのだ、と思い込んでしまいます。

   そう思いこみますと、ベッドの上に一人で寝かせると、
   赤ちゃんは「これはおかしい! 」と思って、泣き出します。

   それを「抱きグセ」といいますが、その「抱きグセ」は
   ほとんど生まれて15日以内についてしまいます。

  ③赤ちゃんは、なにも知らないのですから、お乳をのませる時の
   ほかは、一人でねかせるようにしますと、一人でねるのが
   当たり雨なのだと、思い込んで、一人でキゲンよくねる
   クセがつくのです。

(5)新生児への教育は、視覚や聴覚ではなく、
   「どのように取り扱う」によって始まるのです。

   そこで第一の教育は「抱きグセ」をつけないことです。

   「抱きグセ」をつけますと、一日じゅう赤ちゃん一人に、
   大人が一人つきっきりになってしまいますので、

   子供を育てるのは、とても大変なことだと、
   親は思い出しまして、
   子供を育てる悦びが、苦痛に変わってしまうのです。

   子供を育てることほど、楽しいことはないはずですが、
   それが苦痛になってしまいますと、
   人生の最大の悦びのひとつが消えてしまいます。

          <感謝合掌 令和元年9月5日 頓首再拝>

新生児の教育 - 伝統

2019/09/07 (Sat) 19:48:59


       *「運のいい子の育て方・上巻<育む悦び>」
         徳久克己・著(P30~31)より抜粋

(1)医科大学で学んでいる時、小児科の吉本教授が、
   私たち医学生に、

   「子供の病気を治そうと思ったら、
    まずお母さんの心を、治さないといけなんだよ! 」

   とたびたび言っておられました。

(2)最近では、両親の精神状態が、子供に影響を与えることが、
   医者の間で説かれるようになりました。

   ドイツのトーマス博士の育児書には、次のように
   はっきり書いてあります。

   「子供は両親の鏡です」

  ①生まれてくる子供は、母親と父親の共同責任です。

  ②母の胎内で育っている子供は、
   両親が、仲よく調和した家庭をつくることを、願っています。

  ③子供は、この世に生まれでると同時に、
   両親の結婚生活を反映します。

   明るい結婚から、明るい子供が、
   健康な結婚からは、健康な子供ができるのです。

   (逆のケースも、それが子供に反映されます)


          <感謝合掌 令和元年9月7日 頓首再拝>

「授乳」 - 伝統

2019/09/08 (Sun) 21:12:03


       *「運のいい子の育て方・上巻<育む悦び>」
         徳久克己・著(P31~34)より抜粋

(1)母乳で育てられた赤ちゃんは丈夫。

   赤ちゃんを丈夫で育てたいと思ったら、できるだけ
   母乳を与えて、どうしても不足する時だけ、
   人工栄養でおぎなうようにすることです。

(2)個人差はありますが、お産がすむと、母乳がすぐでるかと
   いいますと、そうではありません。

  ①大体、2日目か3日目から出るようになります。
   最初に出るお乳を「初乳」といいまして、
   少し黄色い、濃いお乳がでます。

  ②初乳が出まして、しばらくしますと、
   普通のお乳がドンドン出るようになります。

  ③お産後、すぐにお乳が出ないのは、自然現象であり、
   病的現象ではなく、

   これでは赤ちゃんにのませる必要がないのだ、
   と考えればよいのです。

  ④普通に生まれた赤ちゃんは、初湯(うぶゆ)がすんだら、
   まことに気持ちよさそうに、グウグウよくねるものです。

   それを大人と同じように考えて、お乳をのませないと、
   お腹がへるだろうと心配して、気持ちよくねているのを
   ムリにおこして、お乳をのませる必要はありません。

  ⑤お産後、お母さんのお乳は、グングン張ってきますので、
   赤ちゃんにすぐのませなくても、のませる準備が必要です。

   あまりパンパンに張ってくる前に、乳首のところの周囲を、
   軽くしぼって少しずつお乳を出すことです。

   そうすることによって、乳首のお乳の出る穴が、
   よく開いてお乳が出やすくなるのです。

   最初は少し痛いかもしれませんが、ガマンして
   しぼりますと、すぐに痛みはとれます。

   このようにして、乳首をお乳がとおりやすくしておきますと、
   お乳が張ってきた時に、よく出るようになるのです。

  ⑥母親としては、なるべく早くお乳を吸わせたい、とあせって、
   出ない乳首を吸わせたりすると、赤ちゃんは、一所懸命吸っても
   出ないので、お母さんのお乳は出にくいものと思いこんで、
   母のお乳を吸うことを、嫌うようになったりしますので、

   よく出ないうちは吸わせずに、出るようになって
   吸わせることが、大切です。

   お乳が出ない間は、のどをうるおす程度に、
   番茶のうすいのをのませておけがよいのです。

   お乳が出ないからといって、
   すぐ人工栄養を与えないことです。

   それは、赤ちゃんが母親の乳房から、
   乳を吸う努力をしなくなる恐れがあるからです。

          <感謝合掌 令和元年9月8日 頓首再拝>

「授乳」② - 伝統

2019/09/09 (Mon) 19:22:39

生まれて15日以内につく我儘(わがまま)の習慣~その2「授乳」②

       *「運のいい子の育て方・上巻<育む悦び>」
         徳久克己・著(P34~37)より抜粋

(1)生まれてから15日以内の、乳児の取り扱い方の主なものは、
   次の3つです。

  ①授乳

  ②オシメの取りかえ

  ②泣いた時の扱い方

   これらの3つは、個々独立しているようですが、
   お互いに密接な関係があります。

(2)病院では、基本的なことは教えてくれますし、
   本を読んでもわかりますが、

   母と子の「心の結びつき」について、
   教えてくれる人は少ないのです。

(3)母の赤ちゃんに対する態度が、赤ちゃんに、そのような
   「心の影響」を与えるかを、学びとることが必要です。

  ①「最初に生まれた子供がどんなに可愛いからとて、
   その愛に溺れて、無暗に抱きかかえたり、頬ずりしたりして、
   折角安静に眠っている赤ん坊の神経を掻きみだしてはならない。

   昔から「総領(そうりょう)の甚六(じんろく)」などと言って
   長男は頭が鈍(にぶ)かったり、祖父(じい)さん祖母(ばあ)さんに
   育てられた子供が

   「甘え手(た)」で我儘(わがまま)で始末が可(い)けない場合が
   多いのは、生まれた最初からあまり抱きかかえ過ぎるからである。」

          (「光明道中記」82頁)

  ②「かわいいから・・・」というのは、
   祖父母や父母の立場からのみの考え方でありまして、
   赤ちゃんにとっては、メイワクなことになっていることが
   あるのです。

   グッスリねむっている赤ちゃんを、「かわいいから・・・」といって
   抱きあげて、頬ずりして目をさまさせたら、
   赤ちゃんにとっては、「安眠妨害」をされることになります。

   「安眠妨害」をされた赤ちゃんは、睡眠不足になって
   イライラしたり、ごきげんを悪くしていますと、
   せっかくの授乳の時でも、充分にお乳をのまないこともあります。

  ③育児の第一歩は、どんな時でも、
   「赤ちゃんの気持ちになって、すべてのことを考えてあげる」
   ことからはじまります。

   「自分がこうしたら、赤ちゃんはどんな気持ちになるだろう!」
   という立場から、自分の赤ちゃんに対する行動を決めなければ
   なりません。

   ですから、授乳の時間がきた、といって、
   グッスリ眠っている赤ちゃんを、起こして、
   ネム気のさめないうちに授乳しても、充分にお乳を吸ってくれません。

   そんな時は少し時間をずらしたらよいです。

          <感謝合掌 令和元年9月9日 頓首再拝>

赤ちゃんが泣いた時 - 伝統

2019/09/10 (Tue) 18:58:23


       *「運のいい子の育て方・上巻<育む悦び>」
         徳久克己・著(P37~40)より抜粋

(1)赤ちゃんは泣くほかない

   「赤ん坊の言葉は「泣く」ほかないのであるから、
   泣いたからとて必ずしも抱いてはならない。」

   「お乳を飲みたい時には、唇の表情はお乳を飲む時の格好に幾分
   顫動(せんどう)せしめながら泣くものである。」

   「眠いときには瞼(まぶた)を半ば閉じて眼の表情を眠そうにして泣く。」

   「突然火のつくように泣くのは、
   どこか急に痛みか痒(かゆ)みが出て来たときである。
   針が身体に刺さっていないか、
   虫が螫(さ)していないか調べて見る必要がある。」

   「お腹が急に痛む場合にも急激に泣く。
   その場合、生後1ヵ月以上の赤ん坊なら涙が出るのが普通である。」

   「同じように急激に泣いても、癇癪(かんしゃく)泣きの場合には
   涙は出ないで足を踏(ふ)んばらせたり、
   手を憤ったように頑張らせたりして泣く。」

(2)肉体は心の影であるから、表情を観察しておれば
   容易に何の感情で泣くのか判るものである。

   癇癪泣きの時に愛慰(あや)すような習慣を附けてはならない。
   抱いては一層可(い)けない。

   癇癪立てて泣きさえすれば何事でも叶うのだと云うよう我儘な習慣は、
   泣きさえすれば抱いたり乳を飲ませたりする母親が
   最初に子供に養成したのである。

   何でも最初が肝腎である。

   嬰児(あかんぼ)だから何も分らないと思うのは間違である。
   最初の我儘の習慣は大抵生れて15日以内に附くのである。

(3)大人は「泣く」というと、すぐ「なにか悲しいこと」「つらいこと」
   を思い浮かべますので、赤ん坊が泣きますと
   「赤ちゃんが悲しんでいる、苦しんでいる」と考えてしまうのです。

   そのような大人の考え方で、赤ちゃんに接しますと、
   最初の赤ちゃん教育を誤ってしまいます。

(4)赤ちゃんが泣いた時、一番大切なことは、

   「赤ちゃんは、なぜ泣いているのだろうか? 」

   と冷静に考えて、

   赤ちゃんの泣く「ありさま」を、よく観察することです。

   つまり、

   「赤ちゃんの心を読みとる」

   ということが、
   絶対に、そして「楽しい育児」に最も大切なことなのです。


   ただ「泣いたから・・・」と、すぐ抱きあげたり、お乳を飲ませる、
   ということは、赤ちゃんの心を読みとらない、
   まことに非科学的な教育であります。

          <感謝合掌 令和元年9月10日 頓首再拝>

赤ちゃんの泣く時のいろいろ~その1 - 伝統

2019/09/11 (Wed) 18:50:55


       *「運のいい子の育て方・上巻<育む悦び>」
         徳久克己・著(P40~50)より抜粋

(1)お腹がすいた時

  ①「お乳を飲みたい時には、唇の表情はお乳を飲む時の格好に幾分
   顫動(せんどう)せしめながら泣くものである。」

  ②お腹がすいていますと、大人でも元気がでません。

   赤ちゃんも、あまり元気のよい大声でなくのではなく、
   少し力なくヒイヒイと、声を長く引くように泣くものです。

  ③お母さんが、大体もうお乳をあげる時間だな、と思う時に
   力なく泣いたら、お乳をほしがっているのに間違いありません。

  ④以前、赤ちゃんが元気がないのでということで、
   往診したことがあります。

   行ってみますと、もう6か月にもなっている赤ちゃんが、
   普通の赤ちゃんの半分ぐらいしかないのです。

   そこで、お乳の「のませ方」を聞いてみましたら、
   小児科のお医者さんに教えられたように、
   一日の回数、一回に何分間と、正確に授乳しているということです。

   どうもオカシイと思って、詳しく尋ねてみましたところ、
   授乳のしかたが未熟なので、量が足りなくて、赤ちゃんが栄養不良に
   なってしまっていて、吸う力が弱いことがわかりました。

   
   授乳のしかたを詳しく教えて、1回の時間をもっと長くして、
   充分にお乳をのませるようにしてもらいますと、
   1か月しないうちに、その赤ちゃんは丸々とふとった、
   発育のよい赤ちゃんになりました。

          <感謝合掌 令和元年9月11日 頓首再拝>

赤ちゃんの泣く時のいろいろ~その2 - 伝統

2019/09/12 (Thu) 19:41:21

(2)気持ちの悪いとき
  
  ①赤ちゃんは、気持ちの悪い時に泣くものですが、
   おむつがぬれた時に多く泣きます。

  ②気持ちが悪い、ものですか、なんとなく悲しそうな、
   あわれっぽいような、泣き声を出して
   「気持ちが悪いから、なんとかして下さい」と、
   声を長くひっぱるように泣きます。

   お腹がすいた時と、ちょっと似ている泣き方ですが、
   唇を動かしませんのでわかります。

  ③赤ちゃんが、オシッコや大便をするのは、お乳をのみ終ってから、
   10分から15分くらいにするものです。
   (胃→小腸→大腸 ⇒ 10分から15分くらい かかる)

  ④赤ちゃんがお乳をのみ終って、とても満足そうな顔でニコニコしていて、
   10分から15分して、少しきばるような表情をした時に、
   お母さんが便所へつれて行って「ウーン」ときばりますと、
   赤ちゃんはウンコをするようになります。

  ⑤「赤ちゃんの表情をみて、赤ちゃんの心を読みとる!」と
   口でいうのは簡単ですが、赤ちゃんの表情から、心を読みとるためには、
   母の子に対する深い愛が必要なのです。

   赤ちゃんは母の愛がないと育たないのです。

          <感謝合掌 令和元年9月12日 頓首再拝>

赤ちゃんの泣く時のいろいろ~その3 - 伝統

2019/09/13 (Fri) 20:33:52

(3)眠い時

  ①赤ちゃんは黙って静かに眠るものですが、周囲がうるさく眠れない時とか、
   眠ろうと思うのに、大人からオモチャにされて眠れない時に、
   もう眠たいよ、と知らせる場合に泣きます。

  ②眠い時の泣き方は、アクビをしながら、
   なんとなく眠そうな表情で、力なく泣きます。

  ③赤ちゃんは、眠るのが仕事のように、よく眠るものです。
   昔から、「寝る子は育つ」と言われています。

  ④大人が赤ちゃんがカワイイからといって、赤ちゃんの眠りをさまたげる
   ことは、赤ちゃんにとっては、とても迷惑なことが多いのです。

   そんな時に”私はもう眠たいよう~”と、うったえるために泣くのです。

   赤ちゃんが眠そうな顔をして、アクビをしたり、カラダをのばしたりして
   泣く出したら、眠たいのですから、ねかせてあげてください。

  ⑤赤ちゃんがグッスリねている顔をみて、あまりカワイクなって、
   起こす必要のない時に、ほっぺたをつっついたり、からだをゆすったりして、
   目を覚まさせることは、赤ちゃんにとっては、まことに迷惑なことです。

   そんな時には、まだ眠たくて、めざめが悪くて、泣くこともあります。

          <感謝合掌 令和元年9月13日 頓首再拝>

赤ちゃんの泣く時のいろいろ~その4 - 伝統

2019/09/14 (Sat) 19:38:36


(4)ビックリした時

  ①この世に出て来て、間もない赤ちゃんにとっては、
   なんでも新しい経験なのです。

   ですから、大人にとってなんでもないことに、
   ビックリすることもあります。

  ②驚いて泣く時は、手足を、ブルブルふるわせて泣き出します。

   怒った時にも、手足をふるわせますが、
   驚いた時には、恐怖心がおこっていますので、
   カラダをちぢめるようにして、手足をふるわせて泣きます。

  ③赤ちゃんに、恐怖心をたびたびおこさせることは、
   決してよいことではありません。

   性格的に、いじける原因になります。

  ④親が夫婦ゲンカをして、はげしい声でドナリ合ったりしますと、
   赤ちゃんは、親の強力な精神波動を受けて、
   恐怖心をおこして泣き出します。

   赤ちゃんは、まだ精神が発達していませんので、
   強力な両親の精神力に引きつけられ、
   その強力な影響を受けるのです。

  ⑤子供の教育には、両親の精神作用が、強く影響するのです。
   よい子に育てようと思うなら、まず両親が平和な、明るい、
   楽しい家庭をつくることです。

   そのような家庭に育つ赤ちゃんは、一番しあわせです。

  ⑥赤ちゃんが、カラダをちぢめて、なにかに驚いて泣いた時は、
   すぐ泣きやみますから、しばらく静かにそのままねかせておく
   ことです。

          <感謝合掌 令和元年9月14日 頓首再拝>

赤ちゃんの泣く時のいろいろ~その5 - 伝統

2019/09/15 (Sun) 17:58:10

(5)怒った時

  ①赤ちゃんが、怒る場合で一番多いのは、
   お腹がすいて、お乳をのみたいのに、
   さっぱりお乳をくれない場合です。

   怒って泣く場合は、顔をまっかにして、
   手足をばたつかせて泣くものです。

  ②「抱きグセ」がついている赤ちゃんが、お腹がはっているのに、
   抱いてほしくて怒って泣いている場合は、ほっておくことです。

   赤ちゃんが泣くのを、とても心配するお母さんがいますが、
   医学的に言いますと、赤ちゃんは泣くことによって、
   深呼吸をして、肺が丈夫になるのです。

   赤ちゃんにとっては、泣くことは一番モウレツな運動なのです。
   ですから、泣くということを、余りおそれてはいけません。

   泣いたら、深呼吸していると思って、
   ゆっくり泣かせておくぐらいの余裕も、お母さんには必要です。

  ③しかし、赤ちゃんがどうして泣いているかという、赤ちゃんの
   心を読みとることをしないで、どんな泣き方をしても、
   ほっておいては危険なことがありますので、
   その点は注意しなければならないのです。

   ですから、「抱きグセ」がついているから、
   この子は抱いてもらいたくて泣いているな、とわかった場合は、
   たとえ、怒って泣いていても、ほっておいて
   充分泣かせておくことです。

   「泣く」ということは、赤ちゃんにとっては、
   とてもハゲシイ運動ですから、しばらくすると、
   クタビレテ泣きやみます。

   「抱きグセ」をなおす時には、怒って泣き出しても、
   抱かないでほっておきますと、
   「抱きグセ」がなおってしまいます。

  ④ただ、怒って泣く場合の、最も多いのは、お腹がへった場合ですので、
   そんな時は、なるべく早くお乳をあげることです。

   赤ちゃんは、「泣く」ということだけが、自分の心の表現なのです
   から、お腹がへって、怒って泣くまでほっておくことは、
   むしろ母の不注意で、赤ちゃんは当然の要求をしているだけですので、

   お腹をへらして、怒って泣かすようなことは、しないほうがよいです。


  ⑤教育で最も必要なことは、
   教育する相手を、メンミツに観察することです。

   相手のちょっとした動作をみて、相手の心をよみとる、
   そこから正しい教育がはじまるのです。

   私が、赤ちゃんが泣いた時、なぜ泣いているのかを、
   コマゴマと書いていますのは、母になった女性が、
   子供を教育する根本的な心構えを、知ってもらいためです。

   もの言わない赤ちゃんの、ただひとつのコトバ「泣く」のを、
   細かく観察することによって、子供を正しく観察する習慣を
   つけておきますと、

   将来、子供が大きくなってからでも、正しい教育をすることが
   できる、根本的な心構えができるからです。

          <感謝合掌 令和元年9月15日 頓首再拝>

赤ちゃんの泣く時のいろいろ~その6 - 伝統

2019/09/16 (Mon) 17:58:56


(6)痛いとき

  ①痛い時に泣くのは、大人でも、赤ちゃんでも、同じことです。

  ②よく「火のついたような声で泣く」といいますが、
   カン高い声で泣くのが特徴です。

  ③メッタにないことですが、赤ちゃんのキモノに針が入っていて、
   サシたりした時には、そんな泣き方をします。

  ④急にカン高い声で泣き出したら、
   どこか痛いところはないかと、よく気をつけてあげてください。

          <感謝合掌 令和元年9月16日 頓首再拝>

赤ちゃんの泣く時のいろいろ~その7 - 伝統

2019/09/17 (Tue) 20:13:47


(7)甘えたいとき

  ①赤ちゃんは生まれた時には、目も見えない、耳も聞こえない、
   ほんとに、一人ぼっちの生活なのですが、

   だんだん目も見え、音も聞こえだして、周囲の環境に反応してきて、
   自分一人の世界ではなく、まずお母さんを意識しだします。


   自分と母との二人の世界、そこで、生まれてはじめて
   二人のツナガリ ―― 愛  ―― が芽生えてくるのです。

   この愛の芽生えが、正しく育つか育たないかによって、
   赤ちゃんの「心の形成」に、重大な影響を与えるのです。

  ②母への愛の表現として、赤ちゃんは「あまえる」ことを
   示すようになります。

   子供を甘やかしてはいけない、とよく言われますが、
   これは「甘やかしすぎてはいけない」ということです。

   赤ちゃんが甘える時には、時には、その甘えを、
   充分に満足させてあげることが必要です。

  ③赤ちゃんが甘えて泣く時には、
   弱い声で、少しあわれっぽいような、感じの泣き方をします。

   眠い時と、ちょっと似ている時がありますが、
   眠い時はアクビをしたり、カラダを伸ばしたりしますが、
   甘える時は、そんなことはしません。

  ④この「甘えているな」と思った時には、
   ちょっと、かわいがってあげて、そして赤ちゃんを喜ばせて、
   それからまた寝かせますと、赤ちゃんは満足してねてしまいます。

   このような時に、かわいがってあげる時間は、
   短い時間でもよいのです。

   抱いてあげても、ちょっと抱いて、寝かせればよいのです。
   そんな時に余り長く抱きますと、「抱きグセ」がついてしまいます
   ので、気をつけなけいといけません。


  ⑤子供を、全然あまやかさないで育てますと、
   冷たい性格の子供になったり、反抗的な子供になったりします。

   人生には「知恵」と「愛」とがありまして、
   「知恵」は冷たいものであり、法則のようなもので、
   それはキマリキッタことしかしないで、曲げることができません。


   ところが、「愛」は理論とか法則を越えて、
   暖かいものを、人生に与えます。

   ですから、教育で大切なことは、人生には「知恵」と「愛」とが
   あって、「つめたさ」と「あたたかさ」と両方があることを、
   教える必要があるのです。


   暖かい「愛」だけでは、過保護となり、
   子供は、人生の厳しさを知らないために、落伍者となり、

   「知恵」だけでは、厳しさだけで冷たい人間となり、
   人間性が失われて落伍者となります。

          <感謝合掌 令和元年9月17日 頓首再拝>

家庭全体の精神的雰囲気が子供に影響を与える - 伝統

2019/09/18 (Wed) 19:59:39


      *『幸福をひらく鍵』(P142)より

だから、子供をよくしようと思ったならば、
家庭全体の雰囲気をよくするように心がけなければならない。

子供は両親の精神雰囲気から色々の教育を受けるのである。

意識的に教育する方法もあるけれども、両親の潜在意識と
子供の潜在意識との微妙な無意識的感応によって、意識して行はれる
教育以上の教育がほどこされつゝあるのだから注意しなければならないのである。

両親自身が自分の親に対して親不孝の心が消えないでいて、
子供から親孝行をせられたいなどと思っても、所詮は
この世界は「原因結果の法則」が支配する世界なのである。


多くの親たちは子供を愛するのに、
物質的な贈り物をし、物質的な遺産などを
のこしておいてやりたいと思うけれども、

本当に子供のためになる贈り物は、「親」自身を最もよき精神状態にして、
その感化を子供に与えるということである。

夫婦喧嘩を常ににしている両親は、夫婦喧嘩の精神を両親からの
遺産として子供に与えつつあるのである。

物事を常に明るく積極的に考える両親は、
その明朗な積極的精神を親からの遺産として受けとるのである。

物質の富などを幾ら遺贈しておいても、
明るい積極的な建設的精神・創造的精神等を譲られていなければ、
物質的富は、精神状態の反映であるから直ぐ消え去ってしまうのである。

          <感謝合掌 令和元年9月18日 頓首再拝>

赤ちゃんにお話の本を読んであげていますか - 伝統

2019/09/20 (Fri) 17:24:00


       *「トータルパーソンの子育て」万代恒雄・著(P139) より

赤ちゃんがお話を楽しむ以前から、
やさしい本を読んであげるのは大切なことです。

言葉の刺激をあまり与えないと、
赤ちゃんの言語能力の発達が遅れてしまいます。

くり返し与えられる刺激が少ないと、
学習の基礎となる関心が起こってこないのです。

そこで、本を何回も読んで聞かせることは言葉の刺激を与えることになって、
赤ちゃんの言語能力の助けとなります。

このことは、お母さんと赤ちゃんの心の結びつきの時間でもあるわけです。

もっとも、少しも動きをやめない赤ちゃんは、集中することができませんから、
少し、ねむくなって動きの少ない機会を利用します。

お母さんに本を読んでもらう習慣は、本の好きな子どもになり、
やがて、勉強好きな子どもにもなると思うのです。

          <感謝合掌 令和元年9月20日 頓首再拝>

ミルクはだっこして飲ませていますか - 伝統

2019/09/21 (Sat) 19:13:20


       *「トータルパーソンの子育て」万代恒雄・著(P133) より

ミルクを飲ませるとき、
だっこして飲ませることは赤ん坊を安心させる飲ませかたです。

母親の体温を感じることは心の栄養になるのです。
ママの肌のぬくもりは、幸福感そのものなのです。

赤ん坊の脳のからみ合いは、
五感を通しての刺激によってできることを忘れてはいけません。

とくに言葉の通じない赤ちゃんは、
感覚的にしか母親の情報を受け入れられないのです。

ミルクを飲ませるとき、必ず抱いて語りかけながら飲ませてあげましょう。
赤ちゃんは、ママのやさしい声が大好きなのです。

赤ん坊を寝かせたまま、補乳ピンを座ブトンで固定して勝手に飲ませるのは最低です。

          <感謝合掌 令和元年9月21日 頓首再拝>

赤ちゃんのいろいろ - 伝統

2019/09/25 (Wed) 18:21:02


       *「運のいい子の育て方・上巻<育む悦び>」
         徳久克己・著(P28~30)より抜粋

(1)生まれたばかりの赤ちゃんの顔かたちは、日がたつにつれて、
   どんどん変わって、やがて親の顔に似た形にまとまってゆきます。

(2)生まれたばかりの新生児のことを、日本では”赤ちゃん”といいますが、
   これは、血の中の赤血球がとてもおおいので、赤いのですが、
   数日たちますと、その赤い色が黄色になってきます。

   これは新生児黄疸といわれまして、生理的な現象ですから、
   元気にお乳をのんでいれば、心配いりません。

   ほっておきますと、1~2週間で自然になおってしまいます。

(3)赤ちゃんの肌に青いアザのようなものがあります。
   これは蒙古斑といいまして、蒙古系の人種に現れるもので、
   日本人の1年以内の乳児には、99.5%あるといわれています。

   全然、心配する必要のないものでありまして、
   年齢が進むに従いまして、自然に消えます。

(4)赤ちゃんにはよく斜視(やぶにらみ)をすることがありますが、
   これもほとんど自然になおりますので心配ありません。

(5)赤ちゃんは、正誤10時間もしますと、最初の排便をしますが、
   それは黒い緑色をした便で、ねばねばしていますが、
   匂いはほとんどありません。

   このような便を胎便とよんでいますが、生後2、3日の間は
   この胎便がつづきます。

   それから、お乳を与えるにしたがいまして、
   だんだんと普通の便になっていきます。

(6)生まれて2日目以後、表皮がむけ落ちたり、
   ウブ毛が落ちることがありますが、心配ありません。

   決して異常現象でなくて、それも生理現象で、
   新しい表皮ができ、また新しい よい毛が生(は)えます。

・・・

以下は、赤ちゃんのおむつかぶれについて

(1)おむつかぶれの原因

  ①おむつかぶれは、赤ちゃん自身の肌が、
   なんらかの原因で弱くなっているときにおこりやすいです。

   下痢をしていたり、夏に汗をかきやすくなるなど、
   健康状態や季節によって、赤ちゃんの皮膚自体が刺激を受けやすい状態になります。

   特に、新生児や乳児は皮膚が薄く、
   肌を守る防御機能が十分に発達していません。
   さらには免疫能力が低いことも原因と考えられています。

  ②おしっこやうんちが出ると、おむつの中の温度や湿度があがって、
   ムレた状態になります。ムレによって赤ちゃんの肌はふやけた状態になり、
   傷つきやすくなってしまうのです。

   もともと赤ちゃんのお肌はとってもデリケートなので、
   ちょっとした刺激でも目に見えない細かい傷ができてしまうことがあり、
   その傷を放っておくと、皮膚へ細菌やカビなどの刺激物が浸入しやすくなり
   かぶれの原因となるのです。

  ③おしっことうんちが混ざり合った状態でずっと肌に触れていると、
   肌のpHが上昇してアルカリ性に傾きます。

   すると、微生物が増殖したり、うんちの中の酵素が活性化してしまい、
   肌への刺激も強くなってしまうのです。



   上記3つの状態のいずれか、またはそれぞれが同時に起こると、
   赤ちゃんの肌にかぶれが生じてしまうのです。

   つまり、おむつのなかをムレない状態に、清潔に保てば、
   おむつかぶれは防げることになります。


(2)おむつかぶれにさせない方法~その1(肌を汚れたまま、ぬれたままにしない)

  ①おむつ替えはできるだけ頻繁に

   おしっこやうんちで赤ちゃんの肌が汚れたままや
   ぬれたままの状態を長く続けないことです。
   汚れたら、できる限り早くおむつを替えてあげましょう。

  ②おしっこだけの時も、おむつ替えのたびに
   やわらかい素材のおしりふきで、おしりや性器についた
   おしっこ、うんちだけでなく、汗もきれいに拭き取ってあげましょう。

  ③おしりや性器を充分に乾かしてから、新しいおむつに替えてあげましょう。
   おしりふきで拭いたあと、乾いたガーゼやタオルで湿り気をとってあげたり、

   余裕があれば、おしりが完全に乾くのを待ってから
   新しいおむつをつけるといいですね。

  ④生後3ヶ月くらいまではおしっこもうんちも回数が多い一方で、
   1回の量は少量です。

   そのためおしっこやうんちをしたのかどうかなかなか気付きにくいもの。
   こまめにおむつをチェックして、おむつ替えをしてあげましょう。

   紙おむつを選ぶときも、おむつがぬれたことが
   外側からわかる紙おむつを選ぶと、おむつ替えのタイミングを逃さず便利です。


(3)おむつかぶれにさせない方法~その2(おむつ内のムレを減らす)

  ①赤ちゃんの肌がふやけてしまう原因であるムレを減らしましょう。

  ②おしっこやうんちによるおむつ内の温度や湿度の上昇をおさえるためには、
   おしりや性器、しわの中まで乾かしてから新しいおむつに替えること、
   こまめに交換することが大切です。

(4)おむつかぶれにさせない方法~その3(赤ちゃんの肌に合ったものを選ぶ)

  ①おむつかぶれは、うんちの状態や汗の量など、
   赤ちゃん自身の健康状態やお肌まわりの環境にも大きく関係します。

  ②もし、お肌のケアをしてもかぶれがなかなかよくならなかったり、
   肌表面がおむつの形どおりに赤くかぶれているような場合は、
   赤ちゃんのお肌の状態とそのおむつの相性が合わないことも考えられます。

   そういった時には他のおむつに変えて様子をみましょう。

   日頃から赤ちゃんのお肌を観察し、
   赤ちゃんの肌に合ったおむつを選んであげてください。

(5)おむつかぶれにさせない方法~その4

   (うんちの時は、おしりを洗ってあげるのが最も効果的)

  ①まずはうんちをぬぐい取る

   肌についたうんちをティッシュややわらかいおしりふきで拭き取ります。
   太ももの内側やくびれたところなど、
   うんちが入り込みやすくカブレやすいところは特に丁寧に!

   なでる程度ではなく、しっかりと汚れをぬぐい取るようにしてあげましょう。
   ただしゴシゴシとはこすらずに! 

   水分をたっぷり含んだおしりふきを使うと上手に拭き取れます。

   男の子の場合:こう丸のシワや裏側も丁寧に拭いてあげましょう。

  ②次におしりを洗う

   お風呂か洗面台のシャワーのぬるま湯で洗い流し、
   最後にやわらかいタオルやガーゼでおしりの湿り気をとってあげます。

   空のペットボトルにぬるま湯を入れて使う方法もあります。

(6)それでもかぶれが治らない時は…

   頻繁におむつ替えをして、その都度おしりも、性器も洗ってあげているのに、
   1週間たっても皮膚の赤みが消えない場合は、
   医師に相談し、適切な処方を受けるようにしましょう。


   (ここまで、https://jp.moony.com/ja/tips/lesson071.html より要点の抜粋)


(7)おむつかぶれには、ソンバーユを。

  ①とにかく、オムツかぶれに馬油 ~ すごすぎる。

   ( https://ameblo.jp/kokorosas/entry-12125758528.html )

  ②新生児のおむつかぶれには馬油がおすすめ♪

   馬油の5つの効果
   ・馬油は保湿し、肌の乾燥を防ぐ
   ・馬油は天然成分なので新生児にも安全、安心して使える
   ・馬油は低刺激
   ・馬油は殺菌・抗酸化作用
   ・馬油は炎症を取り去り、熱を鎮めてくれる

  ③おむつかぶれになりそうな予感がしたら、
   先に塗っておいてあげると予防効果抜群です!
   
   おむつかぶれがひどい時に馬油を使ってしまうと、
   おむつの中が余計ムレてしまう可能性があります。

   馬油を使う際は、おむつかぶれの予防として使うと効果大です。

   ( https://kakei-smile.com/health/8339/#i-11 )

          <感謝合掌 令和元年9月25日 頓首再拝>

人間成功の基本教育~プログラム『私はとくべつな人』 - 伝統

2019/09/27 (Fri) 20:22:45


本スレッド内「心構えは幼児期に身につける(2019/08/24)」からの続きです。

    *「トータルパーソンの子育て」万代恒雄・著(P45~50) より

何事をマスターするのにも大切なことは、
「基本に忠実でありなさい」ということです。

人聞が成功するのも同様であって、
ときたまそんなことに関係なしに成功しているよう見える人がいますが、
それこそ、偶然であって本物ではありません。

偶然だけを頼りに成功を目ざしている人がいるとすれば、
それは、海図も羅針盤もなし に海に出て目的地に偶然に漂着することを
求めているのと同様に、馬鹿げた話です。


今や、プログラム『私はとくべつな人』の出現によって、
成功を目標 として幼児のときから計画的に教育ができることになったのです。

このことは、これからの成功に対する人々の対応に、
大きな変化が起こることを予告しているのです。


たとえば、子どもの英才教育を考えてみれば、
二歳児、三歳児に英語を学ばせるということも、
それ自体決して悪いことではありません。

それは語学面でのメリットや、そのことに付随する多くの利点は認めますが、
それがそのまま成功する人生の約束ということにはならないでしょう。

(中略)

誰にでも無限の可能性がある。
成功はすべての人のものである。


このプログラム『私はとくべつな人』が
教育の主眼にしているテーマは次の通りです。

(0才~6才前後の幼児向けプログラム)

(1)私はとくべつな人

(2)大きくなるのは楽しいんだ

(3)魔法のことば

(4)私のおうちは楽しいおうち

(5)決めるのは、私

(6)大きなことができるんだ

(7)私を助けてくれる人

(8)私のお友だち

(9)みんなのいうこと、よく聞こう

(10)想像するって楽しいな

(11)大事なことができるんだ

(12)楽しいことを考えよう


このプログラムを学ぶことにより、子どもたちは、
自分にとって非常にむずかしいと思われる問題が、
他の子どもも同じようにぶつかる問題であることを学ぴ、

そしてまた、それらを解決する方法もあるのだ、ということを学んでいきます。

さらに、子どもたち自身が、自分の中に成長する力があり、
ものごとを達成する無限の力があることを自覚するようになります。

まぎれもなく、これらロのどの項目をとりあげてみても、
人生を堂々と生きてゆく上での必要条件となるべきものです。

どれか一つを身につけても、
それだけで他人との差は歴然としてくることが分かります。

ましてや、これらのテーマが身につけば、
夢に画いた成功人生は確実になるでしょう。

それに、注目したいのは、これらの能力は学校教育では、
まず絶対に身につかぬものばかりです。

つまり、知識によっては手に入らないものばかりであり、
人聞の本質的な部分にかかわることばかりなのです。

このプログラムの中に収められているのは、
すべての親が子どもに学んでほしいと考えている心構えなのです。

人聞の場合は、いわゆる教育を受ける以前の人間として歩み始める前の
基本的教育こそ、もっとも大切なことなのです。

この『私はとくべつな人』の中には、
人間成功の基本教育があますことなく収められていると思うのです。

加えて、このテープの裏面は英語で語られていて、
英語会話のすばらしい教材にそのままなるということです。

          <感謝合掌 令和元年9月27日 頓首再拝>

赤ちゃんは、天才を持っている - 伝統

2019/09/28 (Sat) 19:37:47


       *「運のいい子の育て方・上巻<育む悦び>」
         徳久克己・著(P52~61)より抜粋

(1)赤ちゃんは、「天才をもって生まれてきている」。

(2)すべての人間には、既に、完全円満なものが宿っている。
   それを「引き出す」のが、教育である。

(3)教育で、最も大切なことは、教育する相手を、
   どのように観ているか、ということです。

   「この子は神の子であって、スバラシイ才能をもっているのである」
   と観ていることが大切です。

(4)子供であろうと、夫(妻)であろうと、友人であろうと、同僚であろうと、
   外見はどのように見える人でも、その人たちのなかには、
   すばらしい神性、仏性が宿っているのです。

   みんな天才なのです。

   しかし、それが、まだ出ていない、現れていない人がいるのです。
   それを「引き出す」のが教育です。

(5)すべての人のなかに「天才」が宿っているのだ、
   ということを信ずるのです。

   「教育の根本は、みんな天才である、と信ずることである」

(6)今、現実にどんな姿が現れていましても、
   そんなことを気にしてはなりません。

   それは、スバラシイものが現れてくる、
   一つの過程なのだとみることです。

(7)みんな神の子で、天才なのですから、どんなことが起こっているように
   みえましても、その時には天才がかくれている時、
   太陽が曇っている時で、やがて太陽が、必ず、
   輝き出てくることを強く信ずることです。

          <感謝合掌 令和元年9月28日 頓首再拝>

「0歳児」の育て方、ここに注意 - 伝統

2019/09/29 (Sun) 19:22:12

       *Web:東洋経済ONLIN(2018/01/27)より
             ~白川 嘉継 : 小児科医師

(1)赤ちゃんは親がいないと「恐怖」を感じる

  ①生後間もない赤ちゃんでも「親がそばにいるか、いないか」を感じています。
   生後9週の赤ちゃんと親を5分間別々の部屋にいてもらったところ、
   赤ちゃんの額の温度が1℃近く下がったというデータがあります。

  ②額の温度が下がったというのは、血管の収縮か血流の低下を意味しており、
   赤ちゃんが緊張状態になったことを示しています。

   つまり、「親がいない=放置された」ことに対して、
   本能的に恐怖心が生じたと思われます。

   このように、赤ちゃんは5分間親と離れただけでも緊張や恐怖を感じています。

  ③また、親ではない人と5分間同じ部屋にいてもらった場合でも
   同じような状態になったのですが、

   親がそばにいる状態だと、
   親ではない人が同じ部屋にいても額の温度に変化は出なかったのです。


(2)赤ちゃんにとって「触覚刺激」は大きな効果がある

  ①新生児に触覚刺激を与えると、刺激を受けた脳領域だけでなく
   周辺の脳領域なども活性化するということが、
   京都大学・明和政子先生らの研究でも明らかになっています。

  ②さらに、赤ちゃんの体を触るタッチケアによって、
   「発育がよくなる」「入眠までの時間が短縮する」
   「赤ちゃんのストレスホルモンが減少する」などの報告もあります。

  ③生後5週目のときに「親と接触の多かった子ども」と「少なかった子ども」を、
   4歳6カ月時に遺伝子のメチル化の状態を調べたところ、

   前者は、成長すると自身も穏やかで思いやりのある幼児になり、
   後者は、神経質で冷淡な幼児なる、という結果になっております。

  ④赤ちゃんにとっての触覚刺激は、成人と比べられないほど大きな効果があります。
   赤ちゃんとの「スキンシップ」をできるだけ多くとることは、とても大切です。


(3)「授乳時には、スマホやテレビではなく赤ちゃんの顔を見る」ことです。

  ①日本小児科医会の報告によると、
   約7割の母親がスマホやテレビを観ながら授乳をしているそうです。

   ついついやってしまいがちなのですが、じつはこの状態の授乳では、
   授乳する母親側に十分なオキシトシンが出ない可能性があるのです。

   「信頼のホルモン」と呼ばれる神経伝達物質「オキシトシン」は
   赤ちゃんとの関係性を深めるのにとても大切です。

   そして、関係性が深まり、赤ちゃんを護ろうとする思いが、
   赤ちゃんの脳の発達にも重要です。

  ②この時期の赤ちゃんは、「新生児模倣」と呼ばれる
   「親の表情のマネをする」ようになるのですが、

   この何気ない「親の表情のマネ」も親が赤ちゃんを大切に思い、
   護ろうとする意欲を高めます。

  ③授乳するときは、赤ちゃんの目を見てやさしく語りかけながら
   授乳するようにしましょう。

   どう語りかけたらいいかわからないときは、
   わらべ歌などで歌いかけることでもいいと思います。


(4)「人の表情を読む能力」発達のピークは「生後6カ月」

  ①0歳児の赤ちゃんだと、まだ言葉を話せない時期なので、
   自分のしたことが、思ったとおりに赤ちゃんに伝わっているのか
   確認ができないことも多いと思います。

   しかし、この時期の赤ちゃんは、
   まわりの人の表情を読む能力が発達していて、
   生後6カ月頃、視覚能力は最も高いと考えられています。

  ②生後6カ月頃からは「随意的な模倣」が始まります。
   つまり、相手の行動や表情から「その人の心を知る能力」を獲得していくのです。

  ③その後は、生後9カ月頃から親が赤ちゃんを模倣する、
   すなわち「模倣されること」の認識が始まります。


(5)「ちょっとしたこと」で、上手な接し方はできる

  ①赤ちゃんは誕生の瞬間から、いっせいに多くの刺激を受けはじめます。
   基盤となる機能は生まれる前から準備されているものもありますが、
   生まれたあとの周囲の刺激によって、環境に順応しながら成長していきます。

  ②たくさんの赤ちゃんや子どもたちと接して
   「3歳までの育て方で、子どもの人生は大きく変わる」ということを
   とても実感しています。

   ぜひ、「3歳までの子どもと上手に接するコツ」を覚えて、
   親子が笑顔で幸せに過ごせるようになってほしいと思います。


   ( https://toyokeizai.net/articles/-/204513 )

          <感謝合掌 令和元年9月29日 頓首再拝>

0歳から始める乳児教育のポイント10選 - 伝統

2019/09/30 (Mon) 17:53:58


乳児教育とは0歳児から始める教育のことを指し、
主に勉強というよりもトレーニングのイメージが近いでしょう。

教育と聞くと言葉を覚えたり、物を記憶したりと
ある一定の結果を求めるものだと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、
乳児教育ではそのような明確な結果を得ることを目指してはいません。

子どもの感性や脳の発達を育むための刺激を与えてあげる
というイメージの方が近いかもしれませんね。

自分が思うような結果がなかなか見られなくても焦る必要はありません。

日々のちょっとした関わり方や習慣が蓄積されて子供の成長に繋がっていくのです。


(1)愛情を持って赤ちゃんに接する

(2)赤ちゃんとスキンシップを取る

(3)たくさん話しかける

(4)アクションに反応してあげる

(5)環境に合わせた言葉を代弁する

(6)子どもと一緒に遊ぶ

(7)公園や支援センターにでかける

(8)手遊びや歌を取り入れる

(9)モノの名前を教える

(10)規則正しい生活リズムを教える



焦らず、気負いせず、楽しい乳児教育を心がけましょう


乳児教育に良いとされていることはたくさんあります。
しかしそれらを完璧にこなさなければ子どもが可哀想ということは決してありません。

特にひたすら乳児教育に良いものばかりを取り入れ、
ママやパパの余裕がなくなってしまう方が家庭の雰囲気がギスギスしてしまい、
赤ちゃんにとっても心地よい環境とはいえなくなってしまいます。

義務的に行わなければいけないものでもありませんので、
あまり焦らず、気負いしないで楽しく取り組んでみましょう。


   ( https://feely.jp/4604506/ )

          <感謝合掌 令和元年9月30日 頓首再拝>

乳児教育のポイント(その1~2) - 伝統

2019/10/01 (Tue) 18:59:35


       *Web:feely より

(1)愛情を持って赤ちゃんに接する

  ①赤ちゃんの五感は生まれた後に
   様々な刺激を受けることで少しずつ発達してきます。
   未発達段階ではありますが、赤ちゃんは小さな刺激にもとても敏感です。

  ②新生児のうちは直接記憶したり学んだりすることは難しいですが、
   ママの語り掛けやその場の雰囲気を敏感に感じ取っています。

   そのためいつもピリピリ、イライラするよりも
   「可愛い赤ちゃん」、「あなたのことが大好きよ」という
   優しい気持ちを持って接してあげることが大切です。
  

(2)赤ちゃんとスキンシップを取る

  ①スキンシップを取ることで赤ちゃんに愛情を伝えることができます。

   新生児期の赤ちゃんは視力が弱く、
   視覚的に情報を得ることがまだあまり得意ではありません。
   同じく耳が発達するのももう少し先になります。

   そのため赤ちゃんに触れたり、あやしたりしてあげることは
   愛情を伝える上でとても効果的な方法なのです。

  ②授乳の際、
   「いっぱい飲んでね」「美味しい?」と語りかけるように
   コミュニケーションを取ればそれがスキンシップになります。

          <感謝合掌 令和元年10月1日 頓首再拝>

乳児教育のポイント(その3) - 伝統

2019/10/02 (Wed) 18:18:29


       *Web:feely より

(3)規則正しい生活リズムを教える

  ①新生児の頃は1日のほとんどを寝て過ごします。

  ②生後1ヵ月以降から少しずつ
   ミルクとおむつ替え以外の時間も起きるようになり、
   月齢を重ねていくごとに起きている時間が長くなっていきます。

  ③生後6ヵ月頃からは離乳食が始まり、
   夜中の授乳やミルクの回数もぐんと減ってきます。

  ④生後9~10ヵ月頃になると離乳食も3回食になり、
   大人と近い生活リズムになっていきます。

  ⑤生活リズムも個人差があり、
   ある程度は赤ちゃんのペースに任せてしまっても構いません。

   しかし時には夜寝られるようにお昼寝の時間を調整してあげたり、
   ご飯のリズムを整えてあげたりすることも大切です。

  ⑥基本の生活リズムをつくってあげるための
   スケジュールをつくってみましょう。

   生活リズムを整えてあげることも立派な乳児教育です。

   特に睡眠と遊び、食事の時間は1日のスケジュールにおいて
   重要なポイントとなります。

   完璧に守る必要はありませんが、少しずつ意識してみましょう

          <感謝合掌 令和元年10月2日 頓首再拝>

乳児教育のポイント(その4~5) - 伝統

2019/10/03 (Thu) 19:06:17


       *Web:feely より


(4)たくさん話しかける

  ①日常的な話しかけは脳の発達に良い刺激を与えてくれます。
   この話しかけは早すぎるということはありません。
   乳幼児期から積極的に取り入れるようにしましょう。

  ②毎日赤ちゃんに話しかけたからといって早く言葉を覚えるわけではありません。
   乳幼児期の赤ちゃんは学ぶというよりも様々な刺激を吸収する時期です。
   学ぶことよりも色々な刺激を与え、
   赤ちゃんの興味や関心を引き出してあげるイメージで行ってみましょう。

   たとえばミルクをあげながら「おいしい?」と聞いてみたり、
   おむつを替えるときに「おしっこ出たね」と話しかけたりすることで
   赤ちゃんとのコミュニケーションがうまれます。

  ③実際に赤ちゃんがその言葉を正しく理解し、
   うなずいたり返事をしたりするようになるのは
   生後6ヵ月以降くらいになるでしょう。

   しかしその話しかけの積み重ねで色々なものに興味を持つようになり、
   自然と自分から学ぼうという意識を持つようになります。


(5)アクションに反応してあげる

  ①話しかけてあげるだけではなく、
   赤ちゃんのアクションに答えてあげることも大切です。

   赤ちゃんの脳の成長はとても早く、大脳は6ヵ月~7ヵ月頃になると
   出生時の約2倍の大きさに成長します。

   脳の成長には外からの刺激がとても大切です。

  ②しかしまだ0歳ですから上手く言葉を話すことはできません。
   一般的に赤ちゃんが自発的に声を出す喃語も生後4ヵ月頃から始まります。
   しかしそれ以前から赤ちゃんの自我は少しずつ芽生え始めています。

  ③たとえば好きなおもちゃを目で追ったり、
   お母さんの顔をじっと見つめたりするなど、
   目線の動きで興味を表していることがあります。

   目で追う行動も立派なアクションです。
   このような行動に対して「このおもちゃが欲しいの?」、
   「ほら、ママだよ」と話しかけることで
   赤ちゃんの興味に対する反応を返してあげるように心がけましょう。

          <感謝合掌 令和元年10月3日 頓首再拝>

乳児教育のポイント(その6~7) - 伝統

2019/10/04 (Fri) 19:09:01


       *Web:feely より

(6)環境に合わせた言葉を代弁する

  ①色々な人とコミュニケーションを取ることは
   赤ちゃんにとっても良い刺激になります。
   しかし赤ちゃんは自分で上手く言葉を話すことができません。

   そこでママやパパが赤ちゃんの代わりに話してあげるようにしましょう。

   たとえばお友だちと会ったら
   「こんにちは」と子どもの代わりに挨拶をします。

   何かプレゼントをもらったときは「ありがとう」、
   おもちゃを貸してほしいときは「貸してね」と
   その場の環境に合わせた言葉を代弁してあげます。

   このようにシチュエーションと言葉をリンクさせることで
   自然と環境に適した言葉を身につけることができます。

  ②赤ちゃんが言葉や動作を学ぶ場合、親の真似をすることがよくあります。
   しっかりと意味を理解していなくても挨拶をするときに頭を下げたり、
   さよならをするときにバイバイをしたりすることがあります。

   これらは赤ちゃんに学ばせるというよりも習慣的に身につき、
   挨拶や言葉を覚えることに繋がります。


(7)子どもと一緒に遊ぶ

  ①赤ちゃんに色々なおもちゃを与えるのもいいですが、
   一緒に遊ぶこともとても大切なことです。

   遊びを通じて話しかけたり、遊び方を教えてあげたりすることで、
   一人で遊ぶよりも多くの刺激を得ることができます。

   また親が手本を見せることは真似をするきっかけにもなります。

  ②遊ぶおもちゃは何でも構いません。
   振ると音の鳴るおもちゃであれば赤ちゃんに持たせ、一緒に振ってみましょう。

   カラカラと可愛い音が鳴れば「振ると音が出る」ということを自然に学びます。

   おもちゃを持たせることで指先の発達をうながし、
   細かい動きができるようにもなります。

  ③積み木などのシンプルなおもちゃは
   最初のうちは投げたり舐めたりするなどして楽しみますが、
   少しずつ遊び方を覚えていけば自分で積み上げることができるようになります。

   指先だけでなく、バランス感覚を養う意味でも知育玩具と言えるでしょう。

          <感謝合掌 令和元年10月4日 頓首再拝>

乳児教育のポイント(その8) - 伝統

2019/10/05 (Sat) 20:02:04

乳児教育のポイント(その8)

       *Web:feely より

(8)公園や支援センターにでかける

  ①お出かけをすることは様々な刺激に触れ合えるチャンスです。
   家から一歩外に出れば季節ごとの空気を感じ、色々な音を聞くことができます。
   ベビーカーの中から外の景色を見るだけでも良い刺激が得られます。

  ②自分でお座りができるようになれば公園の遊具に座らせてみるのも良いでしょう。
   家のフローリングやカーペットとは違う素材を触って確かめることができます。

   ゆるやかなすべり台があればパパやママと一緒に滑ってもいいですし、
   抱っこをしたままブランコに腰かけてみるのも良い経験になります。

  ③支援センターに行けば同じくらいのお友だちと会うことができ、
   そこで人間関係を学ぶことができます。

   時にはおもちゃを取られたり、叩かれてしまったりすることもあるでしょう。
   しかしそれも家から出なければ経験できなかった貴重な体験です。

  ④外出する際は大きな怪我に繋がらないよう、
   きちんと子どもを見てあげるように心がけましょう。

          <感謝合掌 令和元年10月5日 頓首再拝>

乳児教育のポイント(その9) - 伝統

2019/10/06 (Sun) 21:37:28

(9)手遊びや歌を取り入れる

  ①手遊びや歌などはリズムが良く、興味を示しやすい遊びのひとつ。
   赤ちゃんと遊ぶ際は単にあやすだけではなく、
   その行動が楽しいもの、面白いものと印象づけてあげることも大切なことです。

  ②手遊びといっても幼稚園児のように
   器用に手でキツネやチョウチョをつくることはできません。

   しかしママやパパが見本を見せてあげることで
   それを真似しようと指を動かそうとします。

   その「やってみよう」という行動をうながしてあげることが重要なのです。

  ③手遊びや歌が楽しいものだと認識し始めると、
   音楽を流しただけで声を出したり、
   体や手足を動かしたりする反応が見られます。

   声を出すことはドーパミン神経を発達させることに繋がりますし、
   体を動かすことは筋肉の発達をうながすことに繋がります。

   身振りや手振りを加えることで視覚的にも刺激を与えることができるため、
   手遊びや歌は赤ちゃんの五感を幅広く刺激してくれる遊びと言えるでしょう。

・・・

<参考>

(1)保育士くらぶの「手遊びチャンネル」
   https://www.hoikujyouhou.com/hoiku_club/120#i

(2)てあそびドットコム
   https://www.teasobi.com/teasobi/

(3)ゆめある手遊び歌メドレー【全28曲 20分】 - YouTube
   https://www.youtube.com/watch?v=GHLsRl8xCdc

(4)ゆめある手遊び歌メドレー パート2【全31曲 26分】 - YouTube
   https://www.youtube.com/watch?v=UIGzNJQ1mrQ

          <感謝合掌 令和元年10月6日 頓首再拝>

乳児教育のポイント(その10) - 伝統

2019/10/07 (Mon) 18:25:08


(10)モノの名前を教える

  ①赤ちゃんは生後3ヵ月頃から
   「アー」、「ウー」といった発声をし始めます。

  ②骨格が発達し、発音器官が成長していくとともに
   「あうあう」や「あむあむ」といった
   2つ以上の音から形成される喃語を発するようになります。

  ③生後11ヵ月頃になると「マンマ」、「パッパッ」など
   喃語の種類が増えていき、
   1歳~1歳半にかけて意味を理解しながら話せるようになります。

   もちろん子どもの発達には個人差がありますので、
   それよりも早い時期に話せるようになる子もいれば、
   なかなか言葉がでない子もいます。

   言葉の数に一喜一憂する必要もありませんので、
   ゆっくりと子どもの成長を見守ってあげましょう。

  ④言葉が出ない時期でも赤ちゃんは大人の言葉を理解しています。

   たとえば「おもちゃどうぞして」と言うと
   おもちゃを渡してくれるなど、
   言葉と行動が一致するようになります。

   モノと言葉を一致させるためにもモノを指さしながら
   「これは犬(ワンワンと鳴く)」
   「あれは猫(ニャンニャンと鳴く」などと
   言葉を教えてあげるようにしましょう。

          <感謝合掌 令和元年10月7日 頓首再拝>

歩けるようになるまでの5つの発達段階とは? - 伝統

2019/10/13 (Sun) 19:06:59

      *Web:DIAMOND online(2015.9.30)
           ~ 0歳からの伝説の育児バイブル
             『赤ちゃん教育』頭のいい子は歩くまでに決まる!

生まれた赤ちゃんが、2本足で歩けるようになるまでの期間は、
8ヵ月から1年3ヵ月くらいまでで、個人によってことなります。

このちがいは、生まれつき決まっている遺伝的要因と、
生後の訓練との相互作用で決まってきます。

この『赤ちゃん教育――頭のいい子は歩くまでに決まる』では、
この間の身体と脳の働きの発達を5段階にわけています。

もちろん、赤ちゃんの成長発達は、
けっしてきれいに段階にわけられるようなものでなく、連続的なものですが、
わかりやすくするために、節目ごとにわけたものです。

数々の知見と経験から、私たちは5段階にわけるのが適当だと考えています。


第1段階は、刺激だけに応じる「反射期」で、心と呼べるものもない、
“こわれやすい機械”とでもいえる時期です。

赤ちゃんに刺激を与えると、生まれつきそなわっている「反射」で応じます。
生まれてから1ヵ月半くらいまでがこの時期です。



第2段階は、刺激と反射とを組みあわせ、
刺激に対して反応することを覚える「刺激反応期」です。

生後1ヵ月半から3ヵ月半ごろまでがこの時期です。

刺激で起こる反射に、赤ちゃんのほうから働きかける反応がつけ加わったもので、
刺激に対する反応が「反射」より複雑になっていきます。

そして、生まれたときの反射は、だんだんと弱くなり、
赤ちゃんは反射から解放されていきます。

この時期は、「首すわり期」ともいわれるように、ある程度、首がすわってきます。
昼夜のリズムもある程度はっきりしてきます。

いわゆる「生物時計」がきちんと体内で時刻をきざむようになり、
外界への好奇心もでき、「心」といえるものが発生する時期です。



第3段階は、「腰がすわってくる時期(=腰すわり期)」で、
外界に向かって働きかける自分を発見する「探索期」です。

生後3ヵ月半から5ヵ月半ごろまでの時期です。


第4段階は、「つかまり立ちをする時期(=つかまり立ち期)」で
人見知りをするようになり、自我がはっきりしてくる「自我発生期」です。
生後5ヵ月半から8ヵ月ごろまでの時期です。



第5段階は、「2本足で歩きまわれる時期(=二足歩行期)」で、
自分で新しい行動手段を見つけることができるようになる時期で、
問題解決を自分でする知能といえるものが芽ばえる「知能発達期」です。


これらの5つの時期をひっくるめて、「感覚運動的知能の時期」と、
ピアジェという発達心理学者が呼んでいます。

この時期の育児で大事なことは、赤ちゃんに

「自分がかわいがられているということを感じさせること」
「身のまわりのものに興味をもたせること」

の2つの点に注意しなければいけません。

この間、赤ちゃんは刺激―反射のかんたんなものから、
刺激―反応、つまり複雑なものへの反応を覚えていきます。

そして新しい機能がつけ加わっていきます。
脳の神経回路も複雑になります。

これはちょうど、高層建築を地上から1階ずつ建てていくようなものです。

高い階になるにつれて複雑で高級なもの、
つまりあとから覚えてきたものがつけ加わっていくのです。
ですから、1階からきちんと建てないで2階をつくると、
建物はこわれてしまうことにもなります。

    (https://diamond.jp/articles/-/78634 )

         <感謝合掌 令和元年10月13日 頓首再拝>

第1期(誕生から1ヶ月半くらいまで) - 伝統

2019/10/17 (Thu) 19:25:55

第1期 反射期(誕生から1ヶ月半くらいまで)1日も早く首がすわるように

         *『赤ちゃん教育』頭のいい子は歩くまでに決まる!
           ~久保田式育児法(久保田メソッド)


(1)これからの時代を生き抜く4つの力:
   個性があって、たくましく生きて、他人と協調でき、
   知的能力にすぐれ、独創的な仕事ができる人

(2)自分の年齢に応じて、自分の個性をはっきりもち、
   自分の責任で行動でき、学業の成績は適当によく、体育の成績もよく、
   遊びでも友だちをリードできる健康な子供を育てることが目標。

(3)親子で抱き合うことで「一体感」が生まれ、
   赤ちゃんだけでなく、お母さんも気持ち良くなる、C線維カレス系(システム)が働く。

(4)お産がすんだあと、赤ちゃんをじっくり観察して左右対称かどうか、
   形態の異常がないかどうかなどをチェックする。

(5)お母さんの最初の愛情は母乳を与えること。
   授乳の行為が赤ちゃんの心を育て、母親に子育てのよろこびを与えてくれる。

(6)赤ちゃんにピッタリ合った衣服を与えましょう。
   オムツは汚れたらすぐに取り替える。

(7)赤ちゃんを色々な生活音に慣らせましょう。

(8)赤ちゃんに積極的に話しかけましょう。
   オムツを替えるときも語りかける声、息づかい、
   同時に起こる皮膚刺激が赤ちゃんに必要。

   赤ちゃん言葉は使わない。

(9)赤ちゃんに物を見せる時は、あまり近くてもダメ、遠くてもダメ。
   赤や派手なピンクを着るとよい。

   遠くから近くへ、左右へと、お母さんが動いて、目で追わせてみる。

(10)赤ちゃんを見つめてやりましょう。
   40cm~50cmのところにお母さんの顔を近づけたり、はなしたりする。

(11)オムツのとりかえはいつも赤ちゃんの顔を見ながら向き合って声をかけましょう。

   生まれたばかりの首の座らない赤ちゃんは、抱いてゆすったり、
   ガラガラのおもちゃをふったりしてご機嫌をとるのは無意味。

   赤ちゃんの見やすいような場所をジッとして、やさしく語りかける。

(12)イキむときはマッサージしてあげましょう。
   イキんだあとは、肩から手先まで、わき腹から足先まで
   「気持ちよかったね」とゆっくりさすってやる。

   全身をおさえつけるように抱いて、不安を取り除いてあげる。

(13)添い寝乳は、お母さんは動かないで
   赤ちゃんは自由に動けて乳が飲めるよい授乳法。
   四足動物(ワンワン)スタイルは、赤ちゃんは自由に手を使えるので、
   いろんな動きを覚えやすい利点がある。

(14)指しゃぶりは積極的にさせましょう。
   意志の芽生えのあらわれ。
   自分の意志で手を動かすことのはじまり。

(15)5本の指でちゃんと握れるようにコーチする。

(16)指遊びをさせましょう。
   「にぎる」ことが、手の基本動作。

   お母さんの小指をにぎらせる練習をして、
   できるようになったらおもちゃをにぎらせる。

   5本の指にうまく力を等しく入れてにぎれるよう、にぎりかたを整えてやる。

(17)うつぶせは生まれてすぐさせてよろしい。
   ベッドの床は少しかため。
   生まれてすぐから一日に1~2回うつぶせにする。
   口ではなく、鼻で呼吸していることを忘れずに。

(18)寝返りをさせないように注意しましょう。
   頭を上げているとき、少し強く背中を押してやると、
   胸を張り出すことをうながせる。

   胸を十分に張って床と直角になるぐらいにならないと、寝がえりはうてない。
   1日でも早く胸をそることができるように訓練する。

(19)哺乳ビン授乳は、ひとりで飲ませましょう。

(20)はじめて声を出したときは声を真似てやりましょう

  ( http://www.shimoda-blog.com/2017/07/20/akachankyouiku1/ )

         <感謝合掌 令和元年10月17日 頓首再拝>

第2期 首すわり期(生後1ヶ月半~3ヶ月半頃まで) - 伝統

2019/10/18 (Fri) 19:20:06

第2期 首すわり期(生後1ヶ月半~3ヶ月半頃まで) 首や手足を強くしよう

         *『赤ちゃん教育』頭のいい子は歩くまでに決まる!
           ~久保田式育児法(久保田メソッド)

(22)マネる、積極的にマネさせて世界を広げる。

   1日に数回、赤ちゃんをうつぶせにするのは、首の筋を強くさせるだけでなく、
   赤ちゃんの見える世界を豊かにするのにもたいへん良い。

   赤ちゃんに鏡を見せるのも良い。

(23)大声で、リズミカルに泣いているときは、あわてずに原因を探る。
   泣けばすぐ抱き、あやし、なにかを食べさせて泣きやめようとは、
   けっしてしないこと。

   「泣いて疲れたら早く寝る」などと昼寝前に大泣きさせるのが
   日課になっている赤ちゃんは、発達が遅れる。

(24)おもちゃは日常品で十分。
   「にぎる、つまむ、はなす」を教える。
   左右の目を同じように使えるようにする。

   どんなものでも右手で持たせることをやめる。

   おもちゃは、赤ちゃんが正面から見えるところに吊りさげる。
   手に持たせるときは、おもちゃを確認させてから持たせる。

(25)「いない、いない、ばあ」は、脳の前頭前野をきたえる。

  ①目の粗いガーゼを顔の上にふわっとかぶせる。
  ②赤ちゃんが手足をばたつかせそうになる前に
  ③「ばあ」とガーゼをとりのぞく。

(26)ミルク以外の液体を最初に飲ませる法
   ・ストロー使い:ストローの一端を指先で押さえてフタをして、
    ゆざましなどの飲みものの入ったコップのなかに入れ、指を静かにはなす。
    お風呂上がりなどに湯ざましなどからはじめるのがよい。

(27)「吸い込む」と「飲み込む」の違いを教えましょう。
   コップを赤ちゃんの口もとより少し高めにするとよく流れるため、
   ストローを曲げて入れる。

   ストローで液体、スプーンで流動食と使い分けて与えると、
   口の中の筋肉がうまく動かせるようになって、
   上手にこぼさず、むせずに飲んだり、食べたりできるようになる。

(28)排便のしつけのはじまり。大小便の時間を予測する。
   汚れたオムツをとりはずし、お尻のまわりをふいて
   きれいなオムツをお尻の下に敷いたとたん、
   オシッコをしたり、イキみだしたりしたときは排便のしつけができるチャンス!

   びっくりしたお母さんが「キャー」とか「イヤだぁ」とか、
   声を立てるのは絶対にやめる!

   「気持ちよかったでしょう、エライエライ」とほめて、
   赤ちゃんの好きなオムツ体操をしてあげる。

(29)次のオシッコの出そうな時間を予測する。
   いつ、何回大小便をするかということを知っておく。
   日記やグラフをつけてもよい。

(30)両手が使えるようにしましょう。
   両手を協調させる。

   おもちゃは、赤ちゃんの左右の手のどちらからもとれるようにしておく。
   おもちゃをふたつ欲しがったら、両方の手でもたせてあげる。

(31)鏡はお母さんと赤ちゃんと同時に見えます。
   自我の芽ばえ。

   鏡のなかで、赤ちゃんの目や口を示して「メ」「クチ」といってやる。
   前向きだっこで大きな鏡に急激に近づいたりはなれたりしてやり、
   像の変化と速さを関連づけさせる。

   (http://www.shimoda-blog.com/2017/07/22/akachankyouiku2/ )

         <感謝合掌 令和元年10月18日 頓首再拝>

第3期 腰すわり期(生後3ヶ月半~5ヵ月半ごろまで) - 伝統

2019/10/19 (Sat) 18:54:25

第3期 腰すわり期(生後3ヶ月半?5ヵ月半ごろまで) すわって、手が使えるように

(32)この時期の目標はすわっていられるようにすることと、手を使わせること。
   「にぎる」「つまむ」を学ぶ。

   ここで訓練しておくと、字が上手に書けるようになり、
   工作物をうまくつくれるようになる。

(33)手の訓練:小さなものがつまめるようになるトレーニングを行う。
   一本一本の指でものがつまめるようにすること。
   手でさわって知る世界を豊かにすること。
   右手と左手もかたよることなく使わせること。

(34)指先でものを「つまむ」ことを教えましょう。手を器用に使う基礎。
   小さなつまめるもの、小さな乳飲料の空き容器などを扱わせる。

   口もとへもっていこうとした際には、
   すばやく「お口へもっていってはダメ」といって、
   手に持たせたまま口から遠ざける。

   けっしてとりあげてはいけない。

(35)離乳食のスタートは赤ちゃんが教えてくれる。
   食卓に参加させる。
   大人が食事をするとき、赤ちゃんも同席させる。

   お母さんのそばで、いつも赤ちゃんが食卓の上を見渡せるように工夫する。
   大人の食事動作で、赤ちゃんも口を動かしたり、よだれを流したり、
   口を吸ったりしだしたら、離乳食開始。

(36)少量から毎日、少しずつ量を増していくこと。
   同じ材料のものではじめることが大切。

(37)新しい食べものを与えるのは「午前中」にしましょう。
   けっして一度に新しいものを2種類与えないこと。

   2種類以上のはじめての食品を与えてしまうと、
   もし結果が悪かったら、どちらの品が悪い原因かわからなくなる。

   新しい材料のものを与えるのは午前中にする。
   食べて3~4時間で症状(下痢や嘔吐)が出てくるのが普通なので、
   夜になって結果があらわれては処置が遅れるため。

(38)おしゃぶり、歯がためは、自然食品にしましょう。
   スルメ、だし昆布の効用。

   赤ちゃんの喉にすべりこんで「ゲボー」と
   奇声を発することがあるが、あわてない。

   大きく長いだし昆布やスルメの端をつかんで、
   ゆっくりと引っ張り出してあげればOK.

(39)リズム感は音楽だけに必要なのではない。
   五感すべてを使わせる。

   聴覚を養うには、身体の振動も大切な刺激の要素。
   リズム感を養うような感じで教える。

   おんぶをして「ハトポッポ」の一小節だけを歌いながら、
   歩調を早めたら早く、弱めたらとびはねる。

   強弱を、とんだりはねたりでつけ、
   早さは歩調で調子をとりながら、単純な一小節をずっと続ける。

(40)抱いて寝た子をベッドにおろす5つのコツ。

   レム睡眠時は深い睡眠のため、ピクピクと手や顔が動き、
   眼球が動いているのがまぶたごしに見えるときはベッドにおろすチャンス。

   逆に失敗するタイミングは
   ①静かな寝息、規則的なリズムで深い呼吸をしているとき
   ②だらんと動かない手足
   ③なごやかな動き、

   以上のことが一つでも見られると、ベッドへ入れるとすぐに起きる。

   5つのコツ

   ①体をちぢめるように背中を曲げ、手足をゆっくりと曲げる。

   ②手を胸もとに合わせ、足も腰もまるでお腹のなかにいるようにまるめる。

   ③まるめた背中を、はじめにベッドにつけて、枕などで頭を支え、
    上半身をささえていた片手を抜き、
    その手で胸もとの赤ちゃんの手をそっと押さえる。

   ④足は伸ばさないで、下方をささえていた手を抜き、
    静かにすばやく毛布、タオルなどで母親からの体温を逃さないように、
    まず腰から下をおおう。

   ⑤胸を押さえている力をソロソロ抜いてふとんをかける。

   ( http://www.shimoda-blog.com/2017/07/24/akachankyouiku3/ )

         <感謝合掌 令和元年10月19日 頓首再拝>

第3期 腰すわり期② - 伝統

2019/10/20 (Sun) 18:59:27

     
         *『赤ちゃん教育』頭のいい子は歩くまでに決まる!
           ~久保田式育児法(久保田メソッド)

(41)ひもなしおんぶで赤ちゃんの運動感覚を養いましょう。
   「親ガメの上に子ガメ」を連想するように、赤ちゃんを背に置く。
   うまくお母さんの背中のまるみに合わせることを赤ちゃんに覚えさせる。

(42)ひもつきおんぶの効用はいろいろあります。

  ①赤ちゃんを保護する役目。

  ②赤ちゃんの熱が高かったり、少し身体の調子が悪いときも、おんぶをする。

  ③おんぶをして歩いてやって、リズム感を養い、単語を教えるのに利用する。

(43)言葉を教えるには、「決まった言葉」を必ず入れる。
   繰り返し刺激で判断力を養う。

   朝起きて、最初に語りかける言葉を1つ決めて、いつも同じ言葉で語りかける。
   単語ははっきりと正確に発音してやる。

(44)外出着と遊び着を決めましょう。
   習慣づけの効用。

   外出時に決まった衣服を着せる習慣をつけると遊びのための外出と、
   そうでない外出とを衣服で分からせる。

   ( http://www.shimoda-blog.com/2017/07/26/akachankyouiku4/  )

         <感謝合掌 令和元年10月20日 頓首再拝>

第4期 つかまり立ちをする時 - 伝統

2019/10/21 (Mon) 19:19:06

第4期 つかまり立ちをする時期(=つかまり立ち期)(生後5ヵ月半から8ヵ月ごろ)

(45)この時期の目標は、「ハイハイ」ができて、
   地上を四足で移動できるように一日も早くすること。

(46)小さいものをいじって遊ぶ時期。
   脚や腕を動かしたら、ほめてやる。
   繰り返し、脚や腕の運動をするようにしむける。

(47)かわいがられていると感じさせる。
   「いない、いない、ばあ」といった遊びは、なにかを期待すること、
   短期記憶をつけることにも有効。

(48)おすわり遊びで力をつけましょう。
   赤ちゃんを座らせていたあとは、
   必ずゴロリとそのまま横に倒して寝かせる運動をさせる。

   横にゴロリとなることで、姿勢を変える方法があることを教えておく。
   おわりのあと、横にゴロンと倒れ、そり身をさせるとよい。

   次に、仰向けにして足を赤ちゃんに持たせ、口もとまでもっていって、
   赤ちゃんに自分の足を口に入れたりして遊ばせてやる。

(49)ピョンピョン遊びをしましょう。
   平衡感覚を鍛える。
   両脇の下をささえ、ピョンピョンと床をトランポリンのようにして遊ぶ。

   お母さんがあおむけになって、両手で高くもち上げてやる。
   終わるときはあおむけや、うつぶせにして両足をのばすようにさすりおろし、
   身体をさすってやり、

   「ハイ、終わり。今度はひとりで遊んでいてね。」といって、
   お母さんは赤ちゃんをひとりにしておく。

(50)「動くな(ストップ)」の意味をわからせましょう。
   絶対の禁止命令として覚えてもらう。

   「動かないで」といって、すぐ赤ちゃんのしようとしている
   危険の原因をとりのぞいてはいけません。

   階段の上から下をのぞいていたら、
   「ほら、ここは危ないのよ、落っこちるのよ」といって
   赤ちゃんの身体をささえて、落ちる真似をし、
   赤ちゃんのイヤがる顔を見てから、その場から離れる。

(51)赤ちゃんの「自由の園」をつくりましょう。
   安全な運動空間の創造。

   自由に動きだすと、お母さんは赤ちゃんをベビーサークルに入れたり、
   おんぶなどをしたりして動きを制限しだします。
   でも、これはいけません。

   このころはひとりで考え、
   その考えにもとづいて動くことを身に着けてもらう時期。
   集中力を一段とつける時期。

(52)赤ちゃんのこの「自由の園」は、広いほうがよい。
   お母さんが考えられるかぎりの危険物を、
   床から赤ちゃんの身長プラス手の長さ(約1m)の範囲からとりのぞく。

   コンセントなどはさわれないようにしておく。
   引き出し付きのタンスの上には物をおかないようにする。
   このころはうまく行動できるようにしてやることが大切。

(53)危険の少ないもので、正しく指を使うことで覚えさせる。

  (http://www.shimoda-blog.com/2017/07/27/akachankyouiku5/

         <感謝合掌 令和元年10月21日 頓首再拝>

第4期 つかまり立ちをする時期② - 伝統

2019/10/22 (Tue) 19:05:36


(54)遊びで集中力と思考力をつけましょう。

   ナベ、コップなど安全な日用品は最高の遊び道具。
   ときには大きな包み紙を出して、
   ビリビリと大きくやぶって見せてやってからあたえる。

   赤ちゃんに、紙やぶりの遊びをつづける意志を強化する。
   集中しているときは邪魔をしない。

   赤ちゃんの集中力の限界を知っておく。
   赤ちゃんをその遊びからはなすことのないよう注意する。

(55)赤ちゃんが集中する芽を見つけよう。
   性格の芽ばえなのです。

(56)歩きやすい条件をつくってやりましょう。
   はうようになったら立ちやすいように、
   立ったら歩きやすいように手助けする。

(57)四つ足ハイハイをさせるコツ。
   あとずさりが自由にできるようになったら、
   少し足首を立てて、足の裏を床へつけてやる。

   お尻が高くなっては不安定なので、赤ちゃんの腰をもち上げてやる。
   このとき赤ちゃんの手の形はパー。

(58)四つ足ハイハイができる赤ちゃんは、わずかのささえでしっかり立てる。
   お母さんの足の甲に赤ちゃんを立たせて、歩いてあげる。

(59)つかまり立ちができるようになったら、
   ひっぱたら動くもの、落ちるものなどはとくに注意してとりのぞく。

   危険をとりのぞく細心の注意をはらう。
   下の引き出しには重いものを入れ、
   お母さんでも力を入れなければ開かないようにしておくのも方法の一つ。

(60)つかまり立ち、つたい歩きを助けよう。
   バランスのとらせ方。

   赤ちゃんがつかまり立ちをするとき、
   お母さんはどちらか片方の足を後ろに下げて、
   身体のバランスのとり方を教える。

(61)片手でささえだすと、前進させるための遊びや道具がいる。
   しかし、歩行器はすすめない。

   椅子や机を倒してそのなかに入れると、
   こちらに向かって押してくる。

   お母さんの手や道具でつかまり立ち、つたい歩きを助ける。

(62)砂場で目に砂が入ったら、すぐ禁止するように。
   目に異物が入ったら涙で流しだす。

   赤ちゃんがひとりですわれるようになったら、
   散歩に連れだして、外でもすわらせましょう。

   ハイハイなどをするようになれば、砂場などにおろしてやる。
   目に砂を入れて泣きだしたら、赤ちゃんの手を押さえて、そのまま泣かせる。
   大泣きさせるほど涙が出て、砂は早く外へ流されてでていくのです。

   こんなときは、砂場での遊びはもう終わりにしましょう。
   砂が目に入ったら、その遊びがおしまいになることを教えなくてはなりません。

  ( http://www.shimoda-blog.com/2017/07/29/akachankyouiku6/ )

         <感謝合掌 令和元年10月22日 頓首再拝>

第4期 つかまり立ちをする時期③ - 伝統

2019/10/23 (Wed) 19:36:40


(63)嫌いなものでも食べる子に育てましょう。
   ゆっくり食べさせる。

   飲み込んだらすぐに
   次のものをスプーンで口のなかへ入れてやるのはよくありません。

   切れ目なく入れてやると、
   空腹の赤ちゃんは味わうこともなく飲みこみます。

   赤ちゃんの味覚や機能の発達のスピードは、逆にスロー・ダウンする方法。

   赤ちゃんの口のなかに食べものが残っているあいだに、
   食べものを少しずつ入れるようなことはしない!

   ちゃんと飲み込むまで待ってあげましょう。

(64)”遊び食べ”はさせないようにしましょう。

   スプーンを使わせるときは食事の最初から、正しい持ち方を教える。
   親指もあとの4本の指も正しくスプーンにかけて使わせる。

   食べなくなり遊びはじめたら、食べものをとりあげる。
   赤ちゃんに”遊び食べ”のチャンスを与えない。

   食べるときには食べることに集中させる。

(65)嫌いなものは、手をかえ品をかえ、食べさせてあげましょう

(66)味は舌先で感じます。

   舌先の味がわかる部分へ食べものを運ぶ。

   ( http://www.shimoda-blog.com/2017/08/02/akachankyouiku7/ )

         <感謝合掌 令和元年10月23日 頓首再拝>

【吐乳と溢乳を防ぐための対策方法は?】 - 伝統

2019/10/24 (Thu) 19:21:05


      *Web:メルモ(2017/4/25) より

ミルクを吐いても機嫌が良く、
元気で体重の減少がなければ、吐乳か溢乳でしょう。

吐乳・溢乳は、ミルクの飲ませ方で改善できることもあります。

特に新生児の場合は、胃がまっすぐな形のため、
飲んですぐに横になると逆戻りし、吐きやすいです。

ミルクのあと、5分ほど縦抱きし背中をトントンとするだけでも、
吐乳を防ぐことができます。

(中略)

ミルクを飲む角度も重要で、
口に対して90度が理想の飲ませ方といわれています。

溢乳の場合ミルクや母乳の量が多く、
飲み過ぎた分が胃から押し戻されていることもありますので、
少し量を減らしてみるのも1つの方法です。

飲み終わった直後に体勢を急に変えると刺激になり、
吐いてしまうこともあります。

焦らずゲップも赤ちゃんのペースに合わせて行うと、
吐く回数も減少します。

吐乳や溢乳する赤ちゃんの場合、
縦抱きで授乳をする方が母乳やミルクの治まりがいいようです。
授乳用クッションなどを使用し、上体を少し上げて
哺乳するだけでも吐くのを予防できます。

授乳後、赤ちゃんの首に負担がかからない程度に
縦抱きするだけでもOKです。

吐乳する子の場合、哺乳後よだれかけをしておくと
服の汚れが防げます。

( https://news.merumo.ne.jp/article/genre/6012468 )


関連として、Web: ママスタセレクト(2019/06/13)
赤ちゃんが母乳やミルクを吐く「溢乳(いつにゅう)」の原因と対策とは?
https://select.mamastar.jp/244841

         <感謝合掌 令和元年10月24日 頓首再拝>

第5期 2本足で歩きまわれる時期(=二足歩行期) - 伝統

2019/10/25 (Fri) 18:32:16


第5期 二足歩行期 歩き始めると、真の知能が芽ばえる、歩くことが大切
歩くと必ず働く、嗅内皮質の格子細胞が活性化し、
長期記憶を司る海馬が働くようになる。

そうなれば記憶力がぐんぐん高まります。

だからこそ歩くことが大切。

(67)家のなかでは、赤ちゃんを自由に動きまわれるようにしましょう。
   でも、ひとりでは家の外へは出さないようにしむけましょう。

(68)立入禁止区域に入ったら、すぐに「ダメ」と大声でどなります。
   それでもやめないで入ろうとしたら、
   抱き上げて「ダメ」と大声でいうと同時に、お尻を叩く。

   禁止すべき行動をしたとき痛みを与えるのです。
   同じことを3回以上繰り返さないようにする。

   お母さんが絶対の権威者であることを赤ちゃんに理解させなければならない。

(69)数と脳、数の概念を教える。
   種類(リンゴ)、数(1,2…)、単位(個)、これを数の概念という。

   ゼロの概念をマスターすることは、
   数学的なセンスを身につけるうえで非常に大切。

(70)暗算では、考えて答えを出しているのではなく、記憶して答えを出している。
   ですから繰り返し、答えを唱えていれば覚えやすいのです。

   個人教授をすると、どの子どもも暗算能力が上がりました。
   その原因は、実験の前にどれくらい暗算の回数をしていたかの違いであった。

   暗算の記憶をさせれば、子供の能力が高まり、
   学業成績だけでなく、対人関係能力もアップする。


   ( http://www.shimoda-blog.com/2017/08/02/akachankyouiku7/ )


(71)赤ちゃんは、すぐに止まれないし、あとずさりもできません。
   手を有効に使わせる。
   自分で歩きを止め、立ち止まらなければならない遊びを考える。

   「動くな」の言葉で動きを止め、
   「止まって」といえば、すぐ止まれることはとても大事。

(72)ころがるときは、手をつくように練習させる。
   腰を持ち上げて顔を床のほうへ近づけて、ブラブラ身体をふって、
   ときどきもっと床に近づけたり、はなしたりする。

   手が床のほうへ出なくてもほうっておいて、自発的に出るのを待つ。
   手が出て床につこうとすれば、そのまま手を床につくまで下げて、
   手で床をたたくように身体をもちあげたり下げたりして遊んでやる。

(73)禁じたことは、危険が起きなくても、やればしかる。
   禁止の絶対性を体感させる。

   赤ちゃんが危険なことをしたあとで、叱ったりおどかしたりしない。
   お母さんがまず落ち着くこと。

   けっして「また触ったら、けがするのよ」とおどかさないこと。
   禁をやぶったらしかる。
   禁止事項を3度したときは、お尻をたたきます。

(74)遅い動作でも赤ちゃんのプライドを傷つけないように。
   赤ちゃんがしたがることは、のろのろしていても、したいようにさせてやる。

   ボタンかけや靴下はかせは、
   赤ちゃんの後ろからコーチしないと、左右逆になってしまう。

   「ほら、こうしたらやれるのよ」
   「そうね、ちょっとこれはむずかしかったね」
   「また今度、やってみようよ」

   とやさしくいいながら、ていねいにやり方を見せる。

(75)赤ちゃんから解放されたいと思ったときは。赤ちゃんは”育自”

   かたことらしい声を出し、つかまり立ちをする、
   このころからお母さんは、赤ちゃんの起きているあいだじゅう、
   ひとときも目がはなせなくなります。

   赤ちゃんの成長する過程でどうしてもとりのぞくことのできない時期で、
   お母さんは覚悟してください。

   このころがお母さんのいちばん精神修養のいるきです。
   子どもを育てながら、自分を育てる好期、まさに育児は”育自”なのです。

(76)必ず従わせるには、親の言うとおりにしていると、気分がよいことを知らせる。
   いうとおりしたら、ごほうびがある。
   禁止されるのはいつも同じことだ。

   親のいうことのなかにも、「お願い」と「禁止」の強弱がある。
   赤ちゃんにしてほしいことは、赤ちゃんがしたくなるようにしむけて、
   赤ちゃんが自発的にしたように思わせる。

(77)子どもにとってお母さんは世界にひとりだけの欠けがえのない存在。

   育児ほどステキでクリエイティブな仕事はありません。

   ぜひとも楽しんでやる。

   (http://www.shimoda-blog.com/2017/08/04/akachankyouiku8/

         <感謝合掌 令和元年10月25日 頓首再拝>

名前
件名
メッセージ
画像
メールアドレス
URL
編集/削除キー (半角英数字のみで4~8文字)
プレビューする (投稿前に、内容をプレビューして確認できます)

Copyright © 1999- FC2, inc All Rights Reserved.