伝統板・第二

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子どもの教育③ - 夕刻版

2019/02/26 (Tue) 18:59:05

【親の粋な言葉】

      *メルマガ「人の心に灯をともす」(2019年02月15日)より

   (萩本欽一氏の心に響く言葉より…)

   僕の大好きな人に、藤村俊二さんがいます。

   オヒョイさんのあだ名で知られた藤村俊二さん、
   もうこの世にはいませんが、僕の中ではずっと生き続けています。

   何が素晴らしいかって、あの洒脱(しゃだつ)さ。

   見かけも考え方も生き方も、すべてが洗練されていて、素晴らしい才能の持ち主。

   なのに、全く出しゃばる気配がない。

   言葉もまた、美しいんです。

   「僕は芸能界の箸休めでありたい」。
   
   いつもそう言っていました。

   メイン料理は他の人に任せて、
   自分はメイン料理のあとに口の中をさっぱりさせる箸休めの存在でいたいと。

   「好きな花はかすみ草」というのも、オヒョイさんの人柄をよく表しています。

   かすみ草ってすごく美しいのに、
   他の花の邪魔をせず、うまく引き立てる役割ができますから。


   僕はオヒョイさんと会うたび、そして話を聞くたび、
   自分が恥ずかしくなって反省していました。

   下町で生まれ、浅草の劇場で修行を積んだ僕は、
   「ガサツ」なままテレビの世界にやってきて、
   「一番」を目指してがむしゃらに突っ走っていた。

   オヒョイさんは、そんな僕の対極にいて、静かにキラキラ輝いている存在でした。


   それにしても、一体どうしたらオヒョイさんのような洒落者ができあがるんだろう?

   長年疑問に思っていましたが、あるエピソードを聞いて、その謎が解けました。

   お金持ちのお坊ちゃんとして湘南で育ったオヒョイさんは、
   18歳のときに伊豆の伊東で芸者遊びを覚え、スッテンテンになって
   家に帰ってきたそうです。

   そのとき家に誰もいなかったのをいいことに、
   オヒョイさんは道具屋さんを呼んで家にあった
   美術品、骨董品(こっとうひん)を売り払い、その代金を持って伊東へ逆戻り。

   またもやお金を使い果たして戻ってくると、今度はご両親が揃っていました。


   勘当を覚悟してオヒョイさんがご両親の前で正座をすると、まず母親がこう言った。

   「ずっとおつむを下げてなさい。そうすりゃ意見が上を行く」

   これ、すごく粋な言葉ですよね。

   頭を下げて反省の態度を示していれば、
   小言は頭の上を通り過ぎていく、つまり無事に治まると。


   で、親父さんはどんな意見をしたかと言えば、これがまた絶妙。

   「俊二、お前は目が高い。お前は高いものばかり選んで売ったぞ」

   ひと言こう言っただけで、これ以降、親父さんは一切小言を言わなかった。

   かくしてオヒョイさんという人物ができあがった、と僕は思っています。



   子どもがいけないことをしたとき親はどんな言葉をかけるか、
   これだけで子どもの人格形成、方向性が決まることがあります。

   子どもを叱るときは、ただ正論を並べるのではなく、
   こうした粋な言葉をかけるほうが子どもの心に残り、
   結果的に軌道修正されていくのだと思います。

        <『ダメなときほど「言葉」を磨こう』集英社新書>

             ・・・

医師の鎌田實氏が「オヒョイさん」についてこんなことを書いている。

『「オヒョイ」が、藤村さんのニックネーム。
なぜそう呼ばれているのか、理由を聞いた。

「イヤなことから逃げるんです。ヒョイッと」笑いながら、そう言う。

まるで子供のような、あどけない顔だ。

「たとえば、お酒飲んでいてイヤなヤツが来たら、
そのままヒョイッと他の店に行ってしまったりなんかして(笑)。
うまいんです、逃げちゃうの」

いいな、と思った。

逃げることって、
ムダな争いや、してもしかたない抗(あらが)いをしないですむ知恵なんだ。

「がんばらないというのはカッコいいことです。
がんばっている姿を見せるのは、カッコ悪い。
水面をスイスイと泳いでいる水鳥も、水中では一所懸命もがいている。
しかし、私はもがく姿を見たくないし、見せたくないんです」

もちろん、ヒョイッと逃げるのが得意なオヒョイさんだって、
いつも逃げているわけじゃない。

早稲田大学文学部演劇科ニ年のとき、
理論や歴史を教えるだけの授業に物足りなさを感じて、大学を中退。

東宝芸能学校でダンスと歌を習い、日劇ダンシングチームに入った。

その後パリに渡り、安アパートの屋根裏部屋を借りてパントマイムの学校に通った。

イヤなことはしない代り、やりたいと思ったらすぐやるのが、オヒョイさん流。

見えないところでたくさんの努力をしている』(人は一瞬で変われる・集英社)より


どうしても叱らなければいけないとき、その叱り方が問題だ。

言葉の使い方一つで、粋にもなるし、相手を傷付けるナイフにもなる。

その場を、明るくほのぼのとさせたいのか、心を冷え込ませたいのか。


言葉を磨いて…

粋な親、粋な大人になりたい。


・・・

(1)伝統板・第二「子どもの教育①」
     → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=6463326

(2)伝統板・第二「子どもの教育②」
     → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=6643544


(3)伝統板・第二「生命の教育 ①」
     → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=6833626

(4)伝統板・第二「生命の教育 ②」
     → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7673404

(5)伝統板・第二「生命の教育 ③」
     → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7745476

(6)伝統板・第二「生命の教育 ④」
     → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7812318

          <感謝合掌 平成31年2月26日 頓首再拝> 

「親に傷つけられた言葉ワースト10」 - 伝統

2019/02/27 (Wed) 19:05:16

軽い気持ちで言ってはいけない「親に傷つけられた言葉ワースト10」

       *Web:MAG2NEWS(2019.02.22)より

(1)勉強しなさい

   自分ではやっているつもりなのに。

(2)やる気あるの?

   あるよ、あるのにできないんだよ。

(3)口ばっかり
  
   言葉にして鼓舞してるのに。

(4)やっぱりダメだな、お前は
  
   ダメだと思われていたのか…。

(5)使えないなぁ
  
   そんな言い方しなくても良いのに。

(6)そんな子に育てた覚えはない
  
   そんな子、ってどんな子?

(7)頑張りなさい
  
   頑張ってるのに。これ以上無理。

(8)いつも逃げてばかり
  
   逃げているつもりはないのに。

(9)だからあんたは嫌われるのよ
  
   自分は、嫌われていたのか?

(10)どっちがお姉ちゃんかわからないね
  
   比較されて屈辱的だ

         ・・・

【家庭教育アドバイス…「軽い気持ちは要注意」】

いかがですか?

こうしたひどい言葉は、どれも全て親はとても「軽い気持ち」で言っているのです。

子どもは、大人になっても抜けない棘を抱えて生きていくことになります。


他にも「口答えするな」「誰のおかげだと思ってるの?」などの言葉が挙がっています。

言われた側は、ぐさっと傷つき、場合によっては大人になるまで引きずり、
トラウマになることもあるのです。

幼い頃に言われれば、人格形成やその後の進路にも影響する可能性があります。
大人になる準備をしている子どもからしてみたら、「親から否定されている」と感じます。

   ( https://www.mag2.com/p/news/387233 )

          <感謝合掌 平成31年2月27日 頓首再拝> 

『子は親の鏡」 - 伝統

2019/02/28 (Thu) 19:15:15


     *ドロシー・ロー・ノルト著『子どもが育つ魔法の言葉』(PHP研究所)より


 けなされて育つと 子どもは 人をけなすようになる
 とげとげした家庭で育つと 子どもは、乱暴になる

 不安な気持ちで育てると 子どもも不安になる
「かわいそうな子だ」と言って育てると 子どもは みじめな気持ちになる

 子どもを馬鹿にすると 引っ込みじあんな子になる
 親が他人を羨んでばかりいると 子どもも人を羨むようになる

 叱りつけてばかりいると 子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう
 励ましてあげれば 子どもは、自信を持つようになる
 広い心で接すれば キレる子にはならない

 誉めてあげれば 子どもは 明るい子に育つ
 愛してあげれば 子どもは 人を愛することを学ぶ

 認めてあげれば 子どもは 自分が好きになる
 見つめてあげれば 子どもは 頑張り屋になる

 分かち合うことを教えれば 子どもは 思いやりを学ぶ
 親が正直であれば 子どもは 正直であることの大切さを知る

 子どもに公平であれば 子どもは 正義感のある子に育つ
 やさしく 思いやりをもって育てれば 子どもは やさしい子に育つ
 守ってあげれば 子どもは 強い子に育つ

 和気あいあいとした家庭で育てば、
 子どもは、この世の中はいいところだと思えるようになる

 …………………………………………………………………………………………

「しつけ」「子供のため」と称して親が子を虐待しているケースが後を絶ちません。

子どもの幸せを願い、間違いがあれば正すのは親の務めですが、
しかしその前に正さなければいけないのは親の方なのかもしれません。

          <感謝合掌 平成31年2月28日 頓首再拝> 

《子どもを誉めること》 - 伝統

2019/03/01 (Fri) 18:53:10


紫雲荘 橋本徹馬先生著 『信仰百話』より (6160)
日時:2014年03月05日 (水) 10時22分
名前:平賀玄米


米国の精神主義的植物学者として知られているラザー・バーバンクは、
サボテンを栽培した時、彼はそれを鉢に植えてガラス箱の中に入れた。
従ってそのサボテンは完全に外部から守られているわけです。

バーバンク氏はそうしておいて五ヵ月半の間、毎日一時間ずつその箱の前に座って、
下の如きことを言い聞かせたということです。

「君はもう守られているのだから、トゲなんかいらないよ。
そんなものは捨ててしまいなさい」

そうすると七ヶ月半後には、そのサボテンのトゲは落ちてしまい、
トゲの無いサボテンが得られたというのです。


熊本県の佐々木秀雄という植物愛好家の話によると、
植物は非常に敏感であって、人間の言葉が分かるといいます。

佐々木さんが朝顔を二鉢培養し、一方の鉢には毎日誉める言葉を話しかけ、
他の一鉢には小言ばかり言いつづけると、やがて花の開く時、確実にその結果が花に現われ、
一方は立派な花が咲き、他方はいじけたような花が咲いたということです。


植物でさえそうであれば、まして子どもを育てる時には、
常に善い言葉を聞かせながら、育てることの大事さが分かるというものでしょう。

或る医学博士は、子供が物心つくのは二歳以後であるから、
それ以前の教育は無駄であるというが、
私はそうは思わない。

妊娠したとわかったならば、部屋には昔からの聖者の像などをかけ、
或いは良い標語などを掲げておいて、
胎内の子に常に良い子に生まれるように話しかけるべきです。

妊娠中に「この子はいらん子だ、いらん子だ」と思いながら生んだ子。
また生まれてからも「この子はいらん子だ」と思いながら育てた子。
「このロクでなしが」などと常に怒鳴りながら育てた子など、
決して良い子には育たないです。

私はそのようにして生み且つ育てた子に、悩まされぬいた親の話などを時々聞きます。

その反対に親は幼いわが子に惚れこみ「この子はキット良い子になる」
と思いながら育てた子は、必ずよい人になっています。


人間は誰でも皆神の分身ですから、
幼いわが子にどんなに惚れこんでも、過ぎるということはありません。

子どもの寝ている時でも決して悪口などいわぬことです。
誰でも子供の頃に誉められたことは嬉しく、且つそれが励みになった覚えがあるはずです。

産んだ子を母乳で育てて愛撫し、
よく墓参につれてゆき、仏壇のつとめ、親孝行をして見せながら、
「良い子だ良い子だ」と言い聞かせながら育てた子が、不良などになるはずがないです。
植物愛好家の話から、学ぶべきです。 (昭和52年5月)

         <平成26年3月5日 謹写>
         ありがとうございます 合掌。
http://bbs7.sekkaku.net/bbs/koumyou2/&mode=res&log=1258  (消滅)

          <感謝合掌 平成31年3月1日 頓首再拝> 

親が知るべき教育「8か条」 - 伝統

2019/03/04 (Mon) 18:49:26

五千人の天才児を45年間追跡して判った、親が知るべき教育「8か条」

       *Web:講談社(2018年09月06日)より

【1】子供に多種多様な経験をさせる。

【2】子供が強い興味や才能を示したとき、それを伸ばすチャンスを与える。

【3】知的な欲求と心の欲求の両方をサポートする。

【4】子供をほめるときは、能力ではなく努力をほめる。
   つねに自分を高める努力をするような心構えを子供に身につけさせる。

【5】子供が知的リスクをおかすことを奨励する。
   子供が失敗することに否定的にならず、失敗から学べるようにする。

【6】レッテル貼りに気をつける。
   子供に「天才児」のレッテルを貼ると、それが子供の心の負担になりかねない。

【7】教師と協力して、子供の欲求を満たせるようにする。
   頭のいい生徒は、「レベルの高い課題」「特別な学習支援」
   「自分のペースで学習する自由」を必要としている。

【8】子供に知能テストを受けさせる。
   テストの成績が良ければ、子供にレベルの高い勉強をさせたい
   と申し出るときの根拠となる。

   また、テストを受けることで、失読症やADHD、社会性や
   心の問題が明らかになることもある。

   ( https://www.joseishi.net/2018/09/06/77088/ より抜粋)

          <感謝合掌 平成31年3月4日 頓首再拝> 

暴力だけではない。親の暴言でも子供の脳が変形するという悲劇 - 伝統

2019/03/05 (Tue) 20:15:06


       *Web:MAG2NEWS(2018.08.22)より

(1)親(養育者)からの不適切な養育(マルトリートメント)が、
   子どもの脳を傷つけることが福井大学教授の友田明美さんによって明らかにされました。

(2)「マルトリートメント」とは、
   子どものこころと身体の健全な育成・発達を阻む養育すべてを含んだ呼称です。

(3)マルトリートメントは子どもにどういう影響を及ぼすのでしょうか。
   私は小児神経科医として子どもの発達に関する臨床研究を続けてきましたが、
   長年のリサーチから見えてきたのは、大人の不適切な関わりによって
   子どもの脳が変形するということでした。

   つまりマルトリートメントによって、子どもの脳が物理的に傷ついてしまうのです。

(4)ヒトの脳は生まれた時には300グラム程度ですが、
   時間をかけて少しずつ成熟していきます。

   その発達過程において特に大事な時期が、胎児期、乳幼児期、そして思春期です。
   これらの初期段階に、親や養育者から適切なケアや愛情を受けることが、
   脳の健全な発達に必要不可欠なのです。

   しかし、この大切な時期に極度のストレスを感じると、
   子どものデリケートな脳はその苦しみに何とか適応しようとして、
   自ら変形をしてしまう。

   その結果、脳の機能にも影響が及んで子どもの正常な発達が損なわれ、
   それがその人の生涯にわたって影響を及ぼしていくのです。

   脳が受けるダメージは、「視覚野」「聴覚野」などにも及ぶそうです。

     ( https://www.mag2.com/p/news/368136 )

          <感謝合掌 平成31年3月5日 頓首再拝> 

叱られすぎて育った子供の悲惨な将来 - 伝統

2019/03/13 (Wed) 21:06:26

その責任、親が取れますか?叱られすぎて育った子供の悲惨な将来

       *Web:MAG2NEWS(2019.03.12)より

《「何度同じことを言わせるの!」という叱り方はムダ。子どもは失敗を繰り返すもの》

(1)子どもというものは同じ失敗を繰り返すものです。
   というより、そもそも人間とはそういうものなんじゃないでしょうか?

(2)「何度同じことを言わせるの!」などと言っていないで、
   何度でも同じことを言ってあげてください。
   そんなことは自立とはぜんぜん関係ないことです。

(3)繰り返しますが、子どもは毎日同じ時に同じ失敗をするものです。
   それは、生まれ持った資質に寄るところが大きいので仕方がないのです。

   だらしがない、片づけができない、テキパキできない、マイペースで何をやっても遅い、
   こういうのはすべて生まれ持った資質です。

   こういったものが「子どものうちならなおる」というのは迷信です。

(4)子どものうちに叱りすぎて、自己否定感にとらわれてしまっていると、
   スイッチが入りそうなときにも「どうせ、自分はダメだ」となって、
   イマイチ入らないままになってしまいます。

(5)ですから、自己肯定感を育てながら長い目で待ってあげることが大事です。

   待てる親であってください。
   待てない親は、子どもの後伸びの芽を事前に摘み取ってしまいます。

   待てる親なら、しかるべき時に子どもが
   自分で勝手にスイッチを入れて、がんばり始めます。
   そのときに、一気にぐ~んと伸びます。

   人間の成長というのはそういうものなのです。

    ( https://www.mag2.com/p/news/389593 )

          <感謝合掌 平成31年3月13日 頓首再拝> 

根が丈夫であれば、枝は枯れることはない - 伝統

2019/03/21 (Thu) 18:11:48

       *「神様にほめられる生き方」岡本彰夫・著(P132~135)より

「父賢にして子凡なるは少なからず、母賢にして子凡なるは少なし」という格言があります。

つまり、「賢い父親の子どもが平凡であることは多いが、
賢い母の子どもが平凡であることは少ない」ということです。

言い換えると、父親が賢いから子どもが賢いかというと、決してそうでもなく、
母親が賢いと、概してその子どもはみな賢い。

ですから、女性が子どもを育てるのは、とても大切なことなのです。


前にも触れた「南北相法極意終身録」の中に、家族に関するさまざまな格言があります。

その一つに「子に対して親は本(もと)なり、その本正しければ子自ら全し」とあります。

つまり子どもに対して親は根となるもの。
その根本が正しければ、子どもも完全になるという意味です。

子どもが悪いことをするのは、親に何かの落ち度があるからではないでしょうか。
また子どもが乱暴なことをするのは、親や家庭に何か理由があるでいではないでしょうか。
つまり、原因があるから結果がある。

ものごとには本と末があり、親が本なら子は末です。
樹木には幹と枝と根があり、根がしっかりしていたら幹は大きくなります。


これを親子にたとえるなら、根は親で、幹や枝は子や子孫です。
根が丈夫であれば、幹や枝も枯れることはない。

つまり、一番大切なのは根ですが、私たちの目に触れるのは幹や枝であり、
肝心の根は土の中にあって、誰の目にも触れはしません。

それと同じで、子どもの行動はめにつきやすいけれど、
子どもばかりが悪いということはまずないはずです。
根である親がしっかりしていなければ、幹である子どももまっすぐには育ちません。


最近のニュースを見ていると、何の罪もないわが子に手をかける親が多い。
まず、親のほうから教育をしなければならないような時代になっています。

子どもは天からの授かりものです。
せっかく授かった子を幸せにする方法をみんなが考えていかなければなりません。


それから、子育てには老人の力が欠かせません。
私の祖母はよく「知恵の出盛りは七十を過ぎてからや」と口にしていました。
70歳を過ぎないと本当の妙智は出てきません。

私は祖母に「経験と度胸と知恵が整うのは老いてからや」と教えられました。

若いうちは経験が浅く、子育てにも失敗がつきものです。
しかし、自分の孫には失敗しません。
過去の豊富な経験を子育てにもうまく活かせます。

昔のような大家族の中では、それができた。
そして、小さいいのちを見守ることが祖父母の生き甲斐にもなったはずです。

子・親・祖父母のつながりがあってこそ、
いのちと心は育まれ、続いていくものなのです。

            <感謝合掌 平成31年3月21日 頓首再拝>

だっこのしゅくだい - 伝統

2019/06/15 (Sat) 19:16:34

     *メルマガ「人の心に灯をともす」(2011-05-10)より

   (神渡良平氏の心に響く言葉より…)

   ある小学1年生に「だっこのしゅくだい」がでた。
   その作文から…


      せんせいが、
      「きょうのしゅくだいは、だっこです。
      おうちの人みんなにだっこしてもらってね」といいました。

      ぼくもみんなも「ええーっ」とびっくりしました。
      だって、だっこのしゅくだいなんて、はじめてだからです。

      なんかはずかしいとおもいました。
      でも、うれしかったです。

      いそいでいえにかえりました。

      いえにかえって、すぐ、おかあさんに、
      「だっこがしゅくだいにでたんよ。しゅくだいじゃけえ、だっこして」
      と小さいこえでいいました。

      おかあさんは「へえ、だっこのしゅくだいでたん?」とびっくりしました。
      でも、すぐ「いいよ」とにっこりしていってくれました。

      おかあさんはすわって、ぼくをひざにのせて、
      りょう手できゅうっとだきしめてくれました。

      おかあさんのからだはぬくかったです。
      だっこしてもらっていたら、ぼくのからだもぬくくなりました。

      ぼくが「おうちの人みんなにだっこしてもらわんといけん」といったら、
      おかあさんがちっちゃいばあちゃんに「だっこしてやって」といってくれました。

      ちっちゃいばあちゃんはわらって「おいで」といって、だっこしてくれました。
      そして、「大きゅうなったねぇ」といってくれました。

      つぎは大きいばあちゃんにだっこしてもらいました。
      大きいばあちゃんはぼくをだっこして
      「おもとうなったのう」といってくれました。

      さいごはおとうさんでした。

      おとうさんはいきなりりょう手でぼくのからだをもちあげて、
      どうあげをしてくれました。
      ぼくのからだはくうちゅうにふわっとうかんで、きもちよかったです。

      おとうさんはぼくをゆっくりおろして、ぎゅっとだきしめてくれました。
      おとうさんのからだはぬくかったです。

      ぼくはまたしてもらいたいとおもいました。

      だっこのしゅくだいがでたから、かぞくみんなにだっこしてもらいました。
      さいしょははずかしかったけど、きもちよかったです。

      だっこのしゅくだい、またでたらいいなとおもいました。

               《だっこのしゅくだい》より


   この本を読んで感動した千葉市のある市会議員がこの部分をコ〇ーして、
   小学校の先生方に配ったそうです。

   *〇:ピ

   「『だっこのしゅくだい』を宿題に出していただけませんか。
   あれこれ説明はいりません。
   ただ抱きしめるだけでいいんです。
   それだけで子どもは親の愛の温もりを感じるんです」

   そしてそれがブームとなり、千葉市から千葉県全域に広がっていきました。
   だっこには親の愛を実感させる力があるようです。

        <『孤独になる前に読んでおきたい10の物語』講談社>

             ・・・

子どもに対するいちばんの愛情表現はスキンシップ。
手をつないだり、肩を抱いたり、頬ずりをしたり、抱きしめたりすること。

スキンシップは無条件の愛だ。
だが、子どもが大きくなるにつれ、スキンシップはだんだんと少なくなっていく。

大人であっても、抱きしめることが必要な時がある。
それは、あまりの悲しみに出会ったとき。

そんなときは、どんな慰めの言葉も空虚になってしまう。
ただ抱きしめ、一緒になって泣いてくれる人がいるだけで癒される。

「ぎゅっと抱きしめること」、は温かな愛が伝わること。

           <感謝合掌 令和元年6月15日 頓首再拝>

子どもの存在をまるごと受け入れる8つの言葉 - 伝統

2019/06/17 (Mon) 19:37:10


       *Web:今日も良いことがあるように(2019/02/25)より

子どもに親の愛情を示したり、子どもとの関係を良好にしたり、
子どもを伸ばしたりできる言葉です。

子どもの存在をまるごと受け入れて肯定する言葉は、
子どもに親から愛されていることを強く実感させます。

小さいうちから何度も言ってあげたい言葉です。


(1)大好きだよ

   子どもは親から愛されていると感じるなら、
   自分自身に心の安らぎをもちます。

   親から自分が好かれていると感じる子どもは、
   自分自身を好きになれます。

   親の気持ちは言わなくても子どもはわかっていると思いがちですが、
   はっきり言ってあげなければ伝わりません。

   それに子どもは何度でも聞きたいのです。

   「おまえが好きだよ」「とっても好きだよ」「大好きだよ」と。

   「大好きだよ」は、子どもを笑顔にする魔法の言葉です。


(2)宝ものだよ

   子どもは親からどう思われているか、とても気になります。
   自分はダメ子で、親から嫌われているのではないかと思うと、
   ひどく落ち込みます。

   親が子どもをどれだけ大切に思っているかを、
   やはり言葉で伝えましょう。

   「あなたはお母さんの宝ものよ」
   「お父さんの宝ものだよ」
   「大切な宝もの」
   「一番の宝ものだよ」

   子どもに安心感を与え、子どもの自尊心を育てていきます。


(3)生まれてくれてありがとう

   悲しいことに、ある子どもは自分が誰からも愛されていないと思うとき、
   「生まれて来なければよかった」と悲観することがあります。

   でも、これは親の愛情の
   伝え方、言葉のかけ方によって解決できることです。

   子どもが誕生したときのことを思い出してみましょう。

   親は身体がふえるほどの感動をもって喜んだのではないでしょうか。

   その小さな命の輝きに目を見張り、うるませ、
   あふれるほどの愛情をもって抱きしめたのではないでしょうか。

   子どもをまるごと受け入れ祝福するためにも「誕生日おめでとう」

   そして、「生まれてくれてありがとう」は、

   1年に1度は言いたい言葉です。


(4)いつもあなたの味方だよ

   子どもは自分を応援してくれる人がいてこそ、
   安心して、成長していけます。

   たとえ、自分が間違っても許してくれる、
   自分がいじめられても守ってくれる、
   そんな人がいれば子どもは様々な不安や恐れを乗り越え生きていけます。

   「いつもあなたの味方だよ」

   「お母さん、お父さんは、どんなことがあっても味方だよ」

   そんなメッセージは、子どもに安心感を与え、生きる力を与えます。
   親の愛を感じながら、失敗を恐れずに積極的に生きていけます。


(5)あなたが誇らしいよ

   ときどき、親が言ってあげたい言葉です。
   「親として君が誇らしいよ」「君の親でよかったよ」

   きっと子どももこう思うでしょう。
   「ぼく(私)も、お母さん、お父さんの子でよかったな」
   「お父さん、お母さんの子で誇らしい。そして、うれしいな」


(6)信じてるよ

   人間には信じられることが必要です。

   自分の言ったことを信じてくれる人が必要です。

   自分のしたことを信じてくれる人が必要です。

   自分は信じられていると感じることが必要です。

   だから、ちゃんと言葉で聞きたいときがあります。

   「信じてるよ」「おまえを信じてるよ」って。
   自分を信じてくれる人がいれば、
   人は自分も他人も信じることができます。

   それが自信になり、信頼になります。


(7)運がいいね

   運がいい人は、どんなときも自分は運がいいと考えています。

   「おかげさまで、いつもいいことが起きる」

   「このピンチを通して、きっと道が開けてくる」

   「今日も、ラッキーだなあ」

   常日頃からそう考える人は、
   どんな状況にあっても、それをプラスに考えます。
   そして、感謝の気持ちを忘れません。

   「運がいいね」とは、ことあるごとに子どもに言ってあげたい言葉です。

   生まれたそれだけで、「運がいいね」と言っていいのです。


(8)あなたのままでいい

   神様は一人ひとりの人間を違う存在、
   ユニークな存在にお創りになりました。

   この世に誰ひとりとして同じ人間はいません。
   私たちはほかの人とはまったく違う存在です。

   誰でもその人らしい良さをもっています。
   人と同じようにできなくてもいいのです。
   人と違っていていいのです。

   「違っていていい」

   「そのままでいい」

   「あなたのままでいい」

   互いの違いを認めあうことで、豊かな心が育ちます。

   ( https://t-nakai.work/2019/02/25/word-s-3/  )

           <感謝合掌 令和元年6月17日 頓首再拝>

子育ては親の人格を磨く。~子どもは魂を磨くための「砥石」。 - 伝統

2019/06/19 (Wed) 19:28:13


       *『たくさんの「奇跡」が舞い込む感謝の法則』小林正観・著、宝島社  
          (P13、メッセージ05)より

「砥石」は刃物を磨くための石のことですが、家族や家庭生活というのは、
自分の魂を磨くための「砥石」のようなものでしょう。

私たちは日常のあらゆるシーンにおいて、いかにイライラしないか、
笑顔でいられるか、といったことを問われているようです。


結婚すると、夫という砥石、妻という砥石を得て自己中心的な性格が
修正されて、マイルドで柔らかなものになります。


子どもが生まれると、砥石がもうひとつ増えたことになります。

子どもを育てているように見えますが、実は「どんなことがあっても
子どもに対して怒鳴らない、怒らない、腹を立てない」と自分を
コントロールすることが自分自身(親)の人格を高めることになります。

「こういうときには腹を立てるものだ」
「こういうときにはイライラすべきものだ」と親が見本を示すほど、
子どもはそのように真似をし、そのように育つのです。

子育てを通して”人格を向上”させていくと、”人格者”である親に対して
呼応する人格の子どもになるのではないでしょうか。

           <感謝合掌 令和元年6月19日 頓首再拝>

「毒親」が学校教育を崩壊させていく - 伝統

2019/06/21 (Fri) 19:20:22

うちの子に限って。学校の平和をかき乱す「毒親」の恐ろしい主張

      *Web:MAG2NEWS(2017.10.25 )より抜粋

(1)些細な事件を大きな事件化にしてしまう「毒親」

(2)多少の非行や問題行動はどの学校にもある。
   特に問題のなかった学年が、学校側の対応如何で学級崩壊へ向かうこともある。

   すでに小1からクラス崩壊をしているところもあるが、
   多くは小学4年生あたりから異変が生じ始め、小5、小6で崩壊への道を進み出す。

(3)「毒親」(毒ぺ)の存在

  ①毒ぺはほぼ間違いなく、自分の子がいるクラスや学年にしか興味を示さないし、
   強いて言えば、自分の子の教育のみを何よりも最優先する。

  ②隣でクラスメイトが死にそうになっていようが、
   自分の子が元気ならばそれで良しという姿勢がありありと見えるのだ。

  ③そして、我が子が何かトラブルを起こすと、
   本人が認めていようが、これを認容しない。

   その根拠は、「うちの子がそんなことするはずない!」なのだ。

(4)毒ぺの主張

  ①毒ぺは「攻撃者」の位置となり、
   この件で加害行為をしてしまった児童は「攻撃対象者」となる。

  ②根回しで毒ペから電話を受けているのは、「傍観者層」の他の児童の保護者。
   攻撃者はいかに自分の支持者を集め、
   事故処理とした学校側の判定を覆そうとするわけだ。

  ③この毒ぺの行動を助長してしまっているのが、
   実は傍観者層の「事なかれ主義」 なのだ。

   毒ぺによるヒステリックデマは、熱が高いほど、感染する者も出やすいのだ。

(5)隠れ毒ぺが一番多い~隠れ毒ぺの共通項

   自分の子のみ、依怙贔屓する。
   学校ボランティアなどは我が子が関係するパートのみ担当する。

   アポなし訪問など自分の都合と気分で行動を起こす傾向がある。
   教員の悪口などを平気で言う。

   年下には横柄な態度に出やすい。
   常に頭の中で、保護者間の優劣順位をつけている。

   夫の年収や地位をやたらと気にする。

(6)こうした毒ぺ対応に教員がすり減る

  ①いい加減な教師は、毒ぺにも適当に対応し、適当に怒られて、
   適当に対応をサボるわけだが、

   真面目で子どもたちには最適だと思われる教師は、
   毒ぺ対応に振り回される結果になる。

  ②本来学校にいてほしい教師ほど、こうした毒ぺが暴れ出すことで、
   対応に追われ時間を取られ、気持ちをすり潰されることになりやすいのだ。

  ③学校無償化、それはいい。是非ともやってくれと思う。

   しかし、より良い教育環境を整えるには、教員の数だけではなく、
   こうした毒ぺにも対応できる仕組みを構築すべきなのだと思う。
  
   (http://www.mag2.com/p/news/327150 )

           <感謝合掌 令和元年6月21日 頓首再拝>

子育て中の親が基本として持ちたい「6つの力」と「4つの心構え」 - 伝統

2019/06/27 (Thu) 22:45:42


         *Web:MAG2NEWS(2019.06.05)より抜粋

(1)最低限の「親力」としてお勧めする「6つの力」(「きまつてすと」)

  ①き:聴く力

  ②ま:待つ力

  ③つ:伝える力

  ④て:丁寧に対応する力

  ⑤5す:すぐに行動する力

  ⑥と:とことん向き合う力


(2)親の心構えとして大切なのが「4つの心構え」(「LOVE」)

  ①L:Listen  相手の話に耳を傾け心の声を聴くこと。

  ②O:Overlook 大目に見ること。寛大であること。

  ③V:Voice   声をかけること。話しかけること。

  ④E:Effort 諦めずに努力すること。

    ( https://www.mag2.com/p/news/400725 )

           <感謝合掌 令和元年6月27日 頓首再拝>

子どもをダメにする父親の3つの特徴 - 伝統

2019/08/26 (Mon) 19:17:47

要注意!子どもをダメにする父親の3つの特徴

        *Web:オールアバウト(2019年8月25日)より

子どもの学力を伸ばすには、家庭での子どもとの関わり方が重要です。

育児書や受験情報誌では、
子どもを伸ばす父(母)親がやっていることについて書かれていることがあります。

もちろん、どれもすばらしいものですが、
“ふつう”の親にはなかなかできないことが多々あるのが難点。

そこで、これだけは改善したい「子どもをダメにする父親の3つの特徴」を紹介します。


1.「なぜ?」「どうやって?」に答えられない

脳科学の研究から、父親は論理的な説明、母親は情緒的な説明をすることが、
子どもの脳の発達に良いことがわかっています。

ですから、子どもの「なぜ?」「どうやって?」に具体的に答えられないお父さんは、
次のことに気をつけましょう。

例えば、子どもとキャッチボールをしているときに、

「しっかり投げなさい」
「ちゃんと投げなきゃダメじゃないか」

と、抽象的に言うよりも、

「相手の胸をめがけて投げるんだよ」
「投げる方向にまっすぐに足を踏み出す」

と、具体的なアドバイスをするよう心がけることです。

一般に、男性は女性よりも体の動きや機械の仕組みなど、
構造や仕組みに詳しい傾向にあります。

ですから、スポーツの場合だと、
体のどの部分を具体的にどのように動かしたら良いのかを
説明することに向いているのです。

子どもの側も、その方が具体的でわかりやすいので受け入れやすいわけです。

これはスポーツに限らず、子どもの思考力を養う上でとても重要なことです。

例えば、バーベキューや魚釣りといったアウトドアでの活動や、
トランプや将棋など頭を使うゲームなどでも。

アウトドアでは、火をおこすのにも“コツ”があり、
魚釣りにも“ポイント”があります。

トランプには“攻略法”、将棋には“定跡”があります。

この場合、親自身が「できる」か「できない」かは、それほど重要ではありません。

むしろ、「できない」ことでもどうしたら
「できる」ようになるかを考えようとする心構え(=マインドセット)の方が重要です。

よく知らない場合は、調べたり子どもと一緒になって学んだりしましょう。

どうしたら「できる」ようになるかを考えようとする気持ち(マインドセット)は
非認知的能力といって、「やる気」以上に、今、注目されている学力の一つです。

いずれにせよ、親が根拠を持って子どもの問いかけに、
論理的、かつ具体的に答えられることが重要です。


2.点数や結果でしか評価しない

一般に男性は、協同よりも競争を好む傾向にあります。
競争の結果、勝ち負けがはっきりとしてしまうことが多いので、
男性は勝ち負けにこだわる傾向にあります。

ところが、誰だって勝ってばかりいたら気分が良いですが、
負けがこんでしまうと気分が悪くなってしまいます。

単純に勝ち負けのような“結果”だけを評価することは、
子どものやる気をなくさせてしまう可能性があるのです。

このように結果でしか評価しないことは、
子どもをダメにする父親の典型的な行動パターンの一つといえます。

そんな場合は、次のことに気をつけると良いでしょう。

それは、結果に至るまでの“過程”を考えることです。
これはスポーツに限らず、テストやお稽古ごとの発表会などでも同様です。

勝った(良かった)ときには、がんばった過程(努力のようす)をほめてあげ、
負けた(悪かった)ときには、何がどういけなかったのかを考えさせる機会
とするのです。

特に、ほめる場合は、結果ではなく過程をほめることが重要です。
これは心理学の分野では、常識中の常識です。

勝ったときだけでなく負けたときも、努力のようすをほめることをお忘れなく。


3.「すごい」ところが一つもない

子どもは、父親の背中を見て育つものです。
子どもから見て「すごい」と思えるところがあることで、
子どもの学びを促進します。

そんなこと言われても、「すごい」ところなんて全然ない
と思われる方がいるかもしれません。
しかし、どんな人にも何か一つくらいは打ち込めるものがある(あった)はずです。

「旅行や出張でいろいろなところに行ったことがある」
「高校生のときにバンドを組んでいて、ギターをかじったことがある」など、
一見、たいしたことではないと思えることでも、他人から見れば
「すごい」ことの場合もあります。

打ち込んだこと、趣味、得意なこと、どんな些細なことでも良いので、
他人にはない良さを子どもに示せることが大切なのです。


以上、3つの特徴について紹介してきました。

学校や塾よりも、むしろ家庭での子どもとの関わり方こそが
子どものやる気や学力形成に最も重要です。

どれも“ふつう”の親にできることばかなりなので、
早速実践して(お父さんにすすめて)みましょう。

  (https://news.infoseek.co.jp/article/allabout_38720/ )

           <感謝合掌 令和元年8月26日 頓首再拝>

知られざる天才 “ギフテッド”の素顔 - 伝統

2019/08/30 (Fri) 18:53:15

       *Web:NHK「クローズアップ現代」(2019年8月28日)より抜粋

(1)生まれつき高い知能(IQ130以上が目安)や才能を持つ
   「ギフテッド」と呼ばれる若者たち。

(2)知られざる天才 “ギフテッド”の素顔

(3)ギフテッドの9割近くが、何らかの生きづらさを感じていたのです。

  ①“人間関係のストレスから体調を崩した。”

  ②“「はみ出し者」的なレッテルを貼られてしまう。”

  ③“ほぼ9年間不登校。”

(4)IQが130を超える人たちが、生まれつき知的能力が高いギフテッド。
   割合は人口の2パーセントほど。日本には250万人程度いるとされます。

(5)“ギフテッド”児童の苦悩

  ①“ひらがなの勉強をしている時、すぐ終わって提出にいくと、
   先生が不機嫌になりとても怖かった。”

  ②“習っていない漢字を書いたら
   「他の児童に悪影響」と言われ、書き直させられた。”

  ③“かけっこが得意な人は「速く走っちゃだめ」と言われないのに、
   勉強はなぜ横並びにしないといけないのか。”

(6)ソフトバンクの孫正義会長。

  ①ギフテッドの居場所になればということで財団を立ち上げました。
   「異能」という。

   異なる能力を持つ若者を支援する財団。
   すば抜けた才能を持っていることが認定されれば、進学や留学の費用を支援。
   研究施設も自由に利用ができる。起業も応援するというものなんです。

  ②「トップ、異能をさらに大きく伸ばしていこうと、
   こういう部分については、日本はあまり力点を置いていないし、
   得意としていない。

   産業や学術の世界でリーダーになりうる芽をさらに伸ばしていきたい、
   応援していきたい。」

(7)ギフテッド 個性を認める社会へ

   多様性を培うためには、まずギフテッドを認識していただいて、あと保護者。
   私もギフテッドの保護者として子どもを育てたので分かりますが、

   やはり、非常に保護者自身が、自分の子どもに自信を持って、
   子どもたちができないとかじゃなくて、

   この子はちょっと変わっているけれども、
   変わっているのは当たり前っていうふうに思っていただいて、

   子どものために、例えば先生に「変わっているね」と言われても
   「宇宙人だね」と言われても、「本当に宇宙人なんです」って言って、
   子どもの味方で保護者があってほしいなと思っています。

   ( https://www1.nhk.or.jp/gendai/articles/4320/index.html )

・・・

<参考>“ギフテッド”を別の面から論じた
     Web:伊勢ー白山 道(2019-08-30)
     誰もがギフテッド(Gifted)、贈り「者」
      → https://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/e/019fb96addc53aa4997fdcd67dda4992

           <感謝合掌 令和元年8月30日 頓首再拝>

【麹町中学校の型破り校長非常識な教え】 - 伝統

2019/11/17 (Sun) 19:00:11


     <メルマガ「人の心に灯をともす」(2019年10月31日)>より

   (麹町中学校校長、工藤勇一氏の心に響く言葉より…)

   この世の中を幸せに生きてほしい。
   親であれば、子どもに求める望みは変わりません。

   現在、AIやIOTなど科学技術の進展は著しく、
   経済構造は大きく様変わりしています。

   子どもたちの時代は、
   ひとつの会社に就職して定年まで勤め上げるような社会ではありません。

   そのような時代の変革期にあたって、ますます大切になってくるのは
   自分で考えて、判断し、行動できる力「自律」ではないでしょうか。

   どんな親もその力を身につけてほしいと考えているはずです。


   しかし、子どもの将来のために少しでもよい環境に置いてあげたいと願い、
   親は早いうちから理想に引っ張り上げようとしがちです。

   幼児期からのSTEM教育、英語教育、プログラミング教育
   といった習い事など、こうした「子どものために」という熱心な取り組みが、
   逆に自律を身につけるチャンスを奪っているとしたら…。


   子どもはそもそも主体的な生き物です。

   一方的な押し付けは、主体性を鍛える機会を奪い続けます。
   すると、与えてもらうことに慣れた子が育っていきます。

   その子たちの多くは、次第に与えてもらう「質」の不満を言うようになります。
   面倒見が悪い、教え方が悪い、教材が悪い…。


   うまくいかないことが起こると先生や学校のせいにします。
   「誰かのせい」「組織のせい」にする。

   よくご存じですね、こんな子どもが成長した
   「当事者意識のない大人」の集まりが、今の私たち日本の姿なのかもしれません。


   私は、6年前に千代田区立麹町中学校に校長として赴任してから、
   学校のさまざまな「当たり前」をやめました。

   麹町中の教育改革は、従来の教育からすると、「非常識」なことばかりです。

   ●宿題禁止

   ●定期テスト廃止

   ●頭髪、服装の校則を撤廃

   ●固定担任制を廃止


   さらに「協調性こそが大事なのではない」
   「みんな仲良くしなくてもいい」
   「心は変えなくていい、行動を変えよう」と教える。

   文化祭の開催を生徒に全面的に任せる。

   今の教育で「常識」とされていることは、
   私に言わせれば、子どもの自律を奪うものばかり。

   なぜなら親も教員も教育の最上位の目的を見失い、
   目の前の手段ばかりが目的と化しているからです。

   その結果、子どもの主体性や意欲、創造力といった能力がつぶされています。


   麹町中学校の最上位の目標は、「自律した子ども」を育てること。
   それは、言い換えれば「人のせいにしない子ども」です。

   その上で、「人間はみな違うし、対立が起こるのは当たり前である」
   「違いを乗り越えるためにどうしたらいいか」を教えます。

   「世の中まんざらでもない。結構大人って素敵だ!」

   生徒たちにそう思ってもらうことが、麹町中学校の最上位の目標です。


   麹町中学校の学校改革の成果は、年を追うごとに現れてきました。

   「異例ずくめ!」「公立でここまでの改革ができるなんて!」

   多くのメディアが取り上げてくださいました。

   文部科学省や全国の教育関係者が
   毎日のように視察に訪れるなど、注目度も上がっています。

   2020年入学の学校説明会には、定員の3倍を超す参加者が押し寄せ、
   座席が足りなくなるなど大混乱になりました。


   麹町中学は、ある意味、私立校の「滑り止め」のような存在です。
   私立受験に失敗し、自己肯定感を傷つけられた子どもが大勢集まってきます。

   入学後、一年生のうちは、
   子ども同士をめぐる問題は毎日のように起こります。

   しかし、はじめのうちは劣等感を抱き、
   無気力で依存心のつよい生徒たちも、
   3年生に上がる頃には、主体性に満ちた生徒に変貌します。

    学級の中心的人物としてたくましく活躍してくれるようにもなります。

   発達に特性のある子も、そうでない子も
   「出る杭が打たれない」空間を全員で作りあげていくのです。

          <『麹町中学校の型破り校長 非常識な教え』SB新書>

                ・・・

TA(交流分析)はアメリカの精神科医エリック・バーン博士によって
創始された心理療法や治療の心理学的理論だ。

より実践的で、専門家でない一般の人たちも学べるわかりやすい理論なので、
「口語体の心理学」とも言われている。

「過去と他人は変えられない。変えられるのは今ここの自分から」
という考え方から出発するTAのゴール(最上位目標)は、
個人の「自律性」を高めること。

まさに、麹町中学校の理念と同じだ。


自律的な人間は、自分の思考や感情、行動に責任を持つことができる。

つまり、人のせいにしない。


エリック・バーンは自律性を得るためには、
「自発性」「気づき」「親密さ」が重要であるという。


TAでいう親密さとは、「私もあなたもOK」という基本的な姿勢に立って、
相手を認め、ほめたり(ストローク)、共感するという真の意味での
コミュニケーションのことを言う。


「当事者意識のある大人」

子どもがあこがれるような、自律した大人を目指したい。

・・・

<参照Web>

千代田区立麹町中学校
https://www.fureai-cloud.jp/kojimachi-j/


教育熱心な親が「人のせいにする子」を作るワケ 「宿題廃止」の中学校校長が明かす真理
東洋経済オンライン / 2019年9月11日 8時10分

https://news.infoseek.co.jp/article/toyokeizai_20190911_301807/?p=1

ガンブリア宮殿(2019年9月26日 放送)
宿題・定期テストは廃止!
教育の常識を打ち破った 驚き公立中学の秘密
https://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/backnumber/2019/0926/

           <感謝合掌 令和元年11月17日 頓首再拝>

本当は怒りたくないお母さんのためのアンガーマネジメント - 伝統

2019/11/18 (Mon) 18:41:05

島田妙子が語る本当は怒りたくないお母さんのためのアンガーマネジメント

*Web:致知出版社(2019年11月12日)より

「大人は自分の感情に責任を持とう」。
そう語る島田妙子さんは、幼少期に6年間にもわたり
壮絶な虐待を受けた経験をもとに、児童虐待防止の活動を行っています。

子どもの救出だけでなく親の支援をも行う過程で学んだ
アンガーマネジメントの重要性について、お話しいただきました。


《誰もが加害者になる可能性がある》

虐待する人(加害者)もされる人(被害者)も救いたい――。
そんな思いで児童虐待防止の活動を始めて10年目に入ります。

私は7歳の時から兄2人とともに実母と継母から
虐待を受けるようになり、3度も死にかけました。
中学1年生の時には自ら命を絶とうとしたこともあります。

幸い、1986年に中学2年生で児童養護施設に保護され、
こうして今日まで歩むことができました。

最近、わが子を死なせてしまうという痛ましい事件が立て続けに起こっています。
今年(2019年)1月、10歳だった栗原心愛ちゃん(千葉県野田市)が
命を落としました。

学校が実施した「いじめ調査アンケート」で自ら助けを求めていたにも拘らず、です。

昨年3月には児童養護施設に一時期保護されたことのあった
船戸結愛ちゃん(東京都目黒区)が、5歳で儚い生涯を終えました。

虐待をしてしまう親の支援にも力を入れている私としては、
「彼女の親たちが私に出会っていれば……」とやるせない気持ちでいっぱいです。

残念ながら、モノが溢れて豊かになればなるほど、
心の豊かさが失われてきた感がしてなりません。

職場や地域コミュニティーではよい顔ができていても、
仕事や家事の忙しさから一歩家の中に入ると、
感情のコントロールができなくなってしまう。

虐待とまでいかなくとも、イライラして家族に当たったこと、
感情のままに怒ってしまったことは誰にでもあると思います。

心愛ちゃんの父親も、外では穏やかだったといいます。
しかし、自分の感情を抑えることができずに、
虐待という形で子どもに当たってしまいました。

子どもであれば感情のまま行動しても許されるかもしれませんが、
大人は自分の感情をコントロールできなければ取り返しのつかないことになります。
子どもの命を奪ったり、逮捕されてからでは遅いのです。

私自身も虐待を受けていた過去があったため、
子どもが生まれた時、「絶対優しいお母さんになる」と心に決めていました。

にも拘わらず、子育てに介護が重なり、多忙ゆえに家族に
きつく当たってしまったことが何度もあります。

自分が大人になり、母になって初めて、
誰もが加害者になり得る恐ろしさを知りました。


《「怒ってしまうのは、お母さんのせいじゃない」》

人間である限り怒りが生ずるのは当たり前で、大事なことはどう対処するか。
そう学んでから一般社団法人日本アンガーマネジメント協会認定の
ファシリテーターの資格を取り、アンガーマネジメントの指導に
力を入れるようになりました。

アンガーマネジメントとは、
1970年代にアメリカで生まれた怒りの感情と上手に付き合うための
心理トレーニングで、2011年頃から日本でも広まり始めました。

アンガーマネジメントを直訳すると「怒りの管理」になりますが、
怒りを我慢したり抑え込むことではありません。

私は「怒ることに後悔しないためのスキル」と表現していますが、
怒った時に適切にその感情に対処し、自分の感情に
責任を持てるようにするためのプログラムです。

では怒っている時に身体の中では何が起こっているのかというと、
心拍数と血糖値を上昇させるアドレナリンというホルモンが大量分泌されることで、
脳や身体が緊張し、興奮状態になっているのです。

特に女性の場合は、出産や育児などライフスタイルの変化によって
精神の安定を司るセロトニンと呼ばれるホルモンが激減しやすいといわれています。

その上、日常生活のストレスが加わることで
アドレナリンまで付加されてしまうのですから、
感情表現はどうしてもきつくなりがちです。

子育ては思い通りにならないことのほうが多く、
「怒りたくないのに怒鳴ってしまう」「一度怒り出したら止まらない」
という悩みを抱えるお母さんが大勢いるのはそのためです。

そうしたお母さん方に、私はこう伝えています。

「怒ってしまうのは、皆さんのせいではありません。アドレナリンの仕業なんです」

この言葉を聞くと、多くのお母さんが安堵の涙を流します。


《怒りと上手に付き合う方法》

アンガーマネジメントは怒ることを禁止しているのではありません。
アドレナリンの働きを知って怒りの感情と上手に付き合うことが大事です。


その代表的な対処法が「数を数えること」です。

アドレナリンは一気に分泌されるものの、
長くても6秒経てば減少傾向に入るといわれています。

イライラを感じたら、心の中で数字を数えてひと呼吸おいてみることが、
最も早く効果が表れる方法です。


とはいえ、子育て中のお母さんの中には
「いいえ!6秒では怒りは収まりません!」と感じる方もいると思います。

そんな時の脳は、絶えずアドレナリンが出続けている状態。
カチンと怒りがこみ上げてきた時にまず1回目のアドレナリンが出、
そのあと舌打ちや机を叩いたりすると立て続けに2度目の
アドレナリンが分泌されます。

さらに大きな声で怒鳴ることで3度目が加わる……。

このように、常にアドレナリンが出続けているために怒りが静まらないのです。


アドレナリンを上手にやり過ごす方法としては、「深呼吸」がお勧めです。
呼吸を整えて自分を落ち着かせたら、感情的に怒りをぶつけずに済み、
相手に対してより適切な言葉を掛けられるようになります。

また、気分転換に入浴したり、
一旦その場を離れてみるだけでも気分を落ち着かせることができ、
本当に怒るべき問題かどうかを冷静に判断できるようになるでしょう。

(本記事は『致知別冊「母」』(致知編集部・編)から一部抜粋・編集したものです)

           <感謝合掌 令和元年11月18日 頓首再拝>

【先生、ぼく、きょう生まれたんだよ】 - 伝統

2020/04/07 (Tue) 17:28:15


        *メルマガ「人の心に灯をともす」(2020.04.06)より

   (吉岡たすく氏の心に響く言葉より…)

   「先生、ぼく、きょう生まれたんだよ」

   と、ミツオくんが、嬉しそうに話しかけてきました。

   そこで、私が、
   「そう。ミツオくんも生まれたときは、ほんとうに小さかったんだろうな。
    それが、おとうさんやおかあさんのおかげで、こんなに大きくなったんだね。
    どれくらい重くなったのか、先生が、はかってあげよう」

   と、言いながら、ミツオくんを抱きあげました。

   ミツオくんは少しはずかしそうに笑っています。


   それを見た子どもたちは、歓声をあげました。

   そこで、私は、ミツオくんを抱きあげたまま、子どもたちに、

   「これから、先生がミツオくんを抱いたままみんなの前を通るから、
    ひとりずつ、ミツオくんと握手して『おめでとう』を言って、
    お祝いしてあげようね」

   と、話しますと、子どもたちは手をたたいて喜びます。


   私は、ミツオくんを抱いて、みんなの前を通りました。

   子どもたちは、ミツオくんと握手をして『おめでとう』と言いました。

   そのたびに、ミツオくんは『ありがとう』とお礼をしていました。

   みんな、ほんとうに嬉しそうでした。


   私は全部の子どもの前を通ってから、ミツオくんを席まで、抱いていきました。

   そして席におろして、私も握手をしながら
   「お誕生日おめでとう」と心から祝いました。

   ミツオくんは顔をまっ赤にしていました。

   そして、にこにこ笑っておりました。


   そのあくる日、ミツオくんのおかあさんから、手紙をいただきました。

   「ミツオは毎日学校から帰ってまいりますと、よほど疲れるのか、
   『ただいま』という声も聞こえないくらい小さい声です。

   そして、座敷にあがってくるなりごろんと横になってしまいます。

   ところが、きょうはずいぶんかわっていました。

   『ただいま』という声も、びっくりするような大きな声です。

   そしてハアハア肩で息をしながら、私のそばに走ってきて
   『おかあちゃん、ぼくね、先生に抱いてもろたよ』と申します。

   そしてそのあと、座敷中をポンポンとびながら
   『先生に抱いてもろた、先生に抱いてもろた』と大はしゃぎです。

   私まで嬉しくなってしまいました。

   先生ありがとうございました」


   この手紙をよんで、私自身驚きました。

   何かなにげなく抱き上げたことが、ミツオくんにとっては、
   こんなにも嬉しいことであったとは思いもよらなかったのです。

   私は手紙を何度もよみかえしながら、教室に行きました。

   そして教室の中にはいりました。

   すると、二、三人の子どもが走ってくるなり、大きな声で、

   「先生、ぼく、あさってやで。たのむよ。抱いてや」

   「ぼくもやで」

   と、言うのです。


   誕生日の予告申し込みです。

   その日から、私の学級では、
   その子どもの誕生日には、その子どもを抱きあげることになったのです。

         <『小さいサムライたち』PHP>

           ・・・

今の時代は、学校で先生が、子どもを抱きあげる、さわる、というような行為は
セクハラやわいせつ行為になってしまう可能性が高い。

まして、コロナウイルスが猛威を振るっている現在は、
社会的距離(ソーシャルディスタンス)を取らなければならないし、
顔をマスクで覆わなければいけない。


今まさに、昔から良しとされていた、多くの価値観がガラッと変わってしまった。

ふれあい、ハグする、ハイタッチ、抱きしめる、握手をする。

そして、コミュニケーションにとって最も大事な笑顔もマスクで見えない。


これらは、自己重要感を高めるのにとても大事な要素だ。

自分はまわりから大切にされている、と。

これは、何も子どもたちだけの話ではない。

大人になっても、老人になっても、このことはとても大事だ。


だが、今は、仕方がない。

しかし、このコロナ騒ぎが収まった暁(あかつき)には、
なんとしても、この人と人との温かなふれあいだけは忘れないでいたい。

ただ、先生が子どもを抱っこするというのはこれからも色々な問題で難しいとは思うが…


さまざまなコミュニケーションを通して、自分も人も、自己重要感を高める。

親子で、夫婦で、親しい人同士で、温かなつながりを持つこと。

とりわけ、誕生日はその絶好の機会だ。


誕生日は素敵な一日としたい。

           <感謝合掌 令和2年4月7日 頓首再拝>

【「世界一」の卒業遠足】 - 伝統

2020/11/25 (Wed) 23:40:53


        *メルマガ「人の心に灯をともす」(2020年11月17日 )より


   (東京学芸大学附属世田谷小学校教諭、
        沼田晶弘(あきひろ)氏の心に響く言葉より…)

   ここは2015年の6年1組の教室。

   給食が終わって、子どもたちが「ごちそうさま」の挨拶をすると同時に、
   ボクがノートパソコンで、ももいろクローバーの「行くぜっ!怪盗少女」
   を流します。

   教室に設置されたスピーカーから、ノリのいいリズムが響き渡ります。

   子どもたち38人が一斉にいすを動かし、ほうきで床を掃き、
   ぞうきんがけをします。

   最大の見せ場はサビの部分です。


   《笑顔と歌声で 世界を照らし出せ?♪》


   ここで全員、ほうきとぞうきんを床に置き、
   ももクロの振りそのままで激しくダンスします。

   見事に揃ってキレもいい。

   サビが終わると、スパッと掃除に戻ります。

   これを繰り返しながら掃除を終えて、最後は全員の手拍子で締め。


   これがその年の夏、全国的に有名になった6年1組名物「ダンシング掃除」です。

   この模様はテレビ朝日系のバラエティ番組「ナニコレ珍百景」や、
   フジテレビ系の「みんなのニュース」で紹介されました。

   テレビを見た方は「何て変なクラスだ」と思ったかもしれません。

   しかし、子どもたちにとっては毎日やっている活動なので、
   特に変わったことをしているという意識はなかったんです。


   意外かもしれませんが、音楽をかけると掃除が素早くなります。

   「行くぜっ!怪盗少女」の後、
   「星のカービィスカイハイ」「ルパン三世」の
   ダンスバージョンなどを流してトータル7分くらい。

   ボクが指示するのは、「曲が終わるまでに掃除を終えてね」、それだけです。


   すると子どもたちは勝手に工夫し始めます。

   どうすれば効率的に掃除できるか、
   ムダな動きを省けるかを、徹底的に研究するんです。

   小学生にとっては、活動しながら時計を見たりして
   時間を意識するのは難しい。

   曲をかければ、耳で自然と
   「活動を終えるまであとどれくらいか」を知ることができます。

   実は大人も同じなんですよ。

   朝の情報番組がそうでしょう。

   毎日同じ番組をやっているから、
   このコーナーが始まるころには家を出ないと、みたいな。



   早く掃除を終えれば、それだけ休み時間が増えたり、
   次の活動を始められたりするので、子どもたちにとってもメリットがある。

   実際、ダンシング掃除で掃除のスピードはどんどん上がっています。


   また、ボクは小学生の時、勉強が嫌いでした。

   先生の言う通りやっても、なかなか楽しいと感じることができなかった。

   だから小学校先生になった今、
   「どうやったら子どもにとって勉強が楽しくなるのか」をいつも考えています。

   そこでボクが編み出した作戦が「アナザーゴール」です。


   遠い最終ゴールでなく、
   目の前に達成しやすい「もうひとつの小さなゴール」を出してあげる。

   それがクリアされたら、少し先にまた別の小さなゴールを出す。

   これを繰り返しているうちに、あら不思議、いつのまにか
   大きな最終ゴールにたどり着いているというわけです。

   アナザーゴールの秘訣は、
   子どもに、本来の目的とは違うように見えても、
   まずは意欲的に取り組める課題を与えることです。


   2014年度の5年1組の時、
   社会科の地理で「日本について学ぼう」という単元がありました。

   自分の好きな都道府県について調べよう。

   いろいろな観光地について発表しようというものです。


   …うーん、このままでは子どもたちは食いつきそうにない。
   反抗期の5年生ならなおさらです。

   「調べたきゃ自分で調べれば?」とか言われてしまいそうです。


   その時の5年1組の「特徴」はこうでした。

   (1)面白いと思ったことはとことんやる

   (2)コンピュータが好き

   (3)変なことや新しいことが好き

   (4)リアルな世界に触れるのが好き 

      教室の中だけで「よくできました」と褒められるより、
      学校の外に出て、大人に感心されるのが好き。

   (5)ゲームが好き

      やっぱり競争や勝負がなくっちゃ面白くない。
      じゃんけんだって、勝った時の報酬があるから燃えるんです。


   以上のことは、ボクたちのクラスだけではなく、
   世の中の多くの小学生にも当てはまると思います。

   そこでボクが子どもたちに提案したのが、
   「勝手に観光大使」というプロジェクトです。

   子どもたちが「勝手に」各都道府県の観光大使に就任し、
   その良さを「勝手に」アピールする、というものです。


   アナザーゴールその(1)は、「勝手に」という言葉の面白さです。

   この機を逃さず、まずは子どもたちに好きな都道府県を選ばせました。

   おじいちゃんがいるとか、よく旅行するとか、一度行ってみたいからとか、
   理由はそれぞれです。

   都道府県のかぶりはOKとしました。

   担当者のいない空白県も結構ありました。

   それはそれでいい。


   「おーし、今からコンピュタールームに行こう。
    パワポでプレゼン資料を作るぞ!」

   コンピュタールームとは、パソコンが複数台使える教室です。

   ここで子どもに深く考えるヒマを与えないのが大事。


   アナザーゴールその(2)は、「〇〇を調べよう」ではなく
   「パワポでプレゼンしよう」というところです。

   子どもたちはパソコンを使うのが大好きです。

   しかも飲み込みが早い。

   初めてのソフトでも、すべてのコマンド、
   あらゆるボタンをどんどん試していきます。

   この辺りの好奇心の強さは大人の比ではありません。


   その後、パワポに習熟する子が出てくると、
   子ども同士の学び合いも起こりました。

   うまい子のプレゼンをプロジェクターで大写しにすると、
   「どうやって作ったの?」と、
   別の子どもたちがその子のところに聞きに行く。

   「おー、そんなことできるの!」「そのアイデアいただき!」と、
   競争意識も働いて、

   子どもたちの間で「勝手に」工夫が始まっていったのです。


   「勝手に観光大使」の成果発表の場は、
   来場する保護者に各県の観光大使がそれぞれプレゼンする。

   そして、「どこに一番行きたくなったかコンテスト」をやろう!
   とボクは言いました。


   アナザーゴールその(3)は、「社会のお勉強」ではなく、
   あくまで「プレゼン力コンテスト」にしてしまったことです。

   本来の教科書的ゴールは、
   「日本を学ぼう(社会)」「表現力をつけよう(国語)」の二つです。

   でもボクは、その最終ゴールを子どもたちに示しませんでした。

   代わりに与えたのが、

   「勝手に観光大使になる」
   「ネットとパワポでプレゼン資料作り」
   「大人にプレゼンしてコンテスト」

   という別々のゴールだったのです。

      <『「変」なクラスが世界を変える!』中央公論新社
                   https://amzn.to/38Naj5K >

      (行くぜっ!怪盗少女~https://www.youtube.com/watch?v=nNxe5e29-2c

               ・・・

本書に、リムジン送迎の「帝国ホテルでディナー」の遠足の話があった。

『2016年2月29日、月曜日。
 6年1組にとって最大の記念すべき日は、
 暦の上でも4年に1度しか来ないスペシャルな日となりました。

 午前8時10分、いつもの顔ぶれが教室に集まってきます。

 子どもたちの荷物はみんなパンパンです。

 今日はお弁当は必要ありません。

 代わりにドレスや革靴、スーツやネクタイが詰まっているのでしょう。

 なぜって?

 日本一の帝国ホテルで、ディナーの前にドレスアップするためです。

 でもそれはまだ9時間も先の話。


 ボクたちはこれから、1日かけて目いっぱい楽しむのです。

 みんなで横浜を散策し、みんなでお笑いを鑑賞し、
 みんなで帝国ホテルに行ってディナーを楽しみ、
 みんなでリムジンを連ねて学校に戻ってくるのです。

 このプロジェクトを聞いた大人の多くが、
 「ありえない」「さすがに無理でしょう」と本気にしなかった、
 そのすべてが、きょう実現するのです。

 この卒業遠足をファイナルゴールとして、
 子どもたちは1年かけて数々のプロジェクトを達成してきました。

 のべ40以上のコンテストに10000点を超える作品を応募し、
 個人とクラス単位での受賞を併せると、結果的に30もの賞を受賞しました。

 稼いだ賞金は総額20万円以上。

 それに元々ある学級費をプラスして、この遠足の全費用をカバーできました。

 子どもたちは帝国ホテルとリムジンを自分の力で勝ち取ったのです。

 当初ランチの予定だった帝国ホテルでの食事が
 途中でディナーに格上げされたのは、
 獲得した賞金が増えてきたことも理由の一つです。


 ある他校の先生に、こんな質問を受けたことがあります。

 「私だって行きたくなるようなすごい遠足です。
  しかし、私なら教師の立場を考えて、
  貯めたお金を社会貢献に役立てるように子どもに言ってしまうと思います。
  そこは迷わなかったのでしょうか」

 おそらく、多くの先生が感じることだと思います。

 ボクがいつも言う《世界一のクラス》って何?

 何をしたら世界一なの?

 あまりに抽象的すぎるのでは?

 そんな疑問が出るのは当然です。

 でも、ボクにははっきりした定義があります。

 子どもたちが大人になって、友だちとの飲み会で、
 小学校時代の話になった時、
 「オレたちのクラスって、こんなに楽しかったんだぜ!」と
 目を輝かせて語ることのできるクラスが、ボクにとっての《世界一のクラス》です。

 みなさんが小学校時代の思い出話をする時、
 普通はだいたい二つのことしか出てこないのではないでしょうか。

 ひとつは「こんな変な先生がいたよね」という話。

 もうひとつは、自分あるいは友だちが「やらかした」話。

 給食をひっくり返して服を濡らしてパンツ一丁になったとか、
 そんな他愛のない失敗談です。


 ボクが子どもたちに与えたいのは、いつでも開けられるタイムカプセルです。

 「あの時、みんなで頑張ったような」という記憶は、
 何度でもプレイバックできる。

 大人になってつらいことがあっても、それが胸によみがえれば、
 もう一度元気が出て、再び立ち上がれる。

 子どもたちが貯めたお金を、
 社会貢献などに寄付するのも、尊いことだと思います。

 でもボクは、子どもたちに強烈な成功体験をプレゼントするほうを選びました。

 子ども時代の成功体験は、人間にとって大事な「自己肯定感」をはぐくみます。

 成長しても、自分の力に誇りが持てるようになる。』


最初は引き気味だった帝国ホテルだったが、
沼田氏が直接バイキングの支配人に情熱をこめて、
このプロジェクトの説明をしたという。

そして、「一人でも他のお客さんに迷惑をかけるようなことがあったら
その場で全員つまみ出してくださって結構です」と話した。

すると「ぜひお受けしたい。こういう機会に関われるのは、
ホテルとしてもうれしいことです」と。


諸外国(欧米など6ヵ国)の子どもの中で、
自己肯定感が一番低いのが日本だと言われている。

こんな素晴らしい授業があったら、
多くの子どもたちの自己肯定感を高めることができるだろう。


すべては、自主性を尊重し、「自ら成長する力」を引き出す教育のたまものだ。

それは、様々なことにチャレンジする力も高めてくれる。

まさに、子どもだけでなく、大人の社会でも必要だ。


「世界一」の卒業遠足…。

やる気を引き出す教育をすれば「世界一」になれる。

・・・

<参照>
ぬまっち先生の高学年学級開き【ぬまっち流】
クラス運営のヒント
https://kyoiku.sho.jp/1326/

         <感謝合掌 令和2年11月25日 頓首再拝>

親からの愛情が不足した子が大人になっても不幸に陥る理由~承認欲求 - 伝統

2020/12/22 (Tue) 23:29:46


       *Web:宇宙の兄弟たちへ(2020年12月12日)より

子ども時代に親から十分に愛情を注がれなかったり、
認められなかった経験をされた人は多くいるでしょう。

そうした子どもの頃の体験が、大人になっても足を引っ張り、
不幸に陥ってしまう事があります。

子どもの頃に得られなかった愛を求めて
さ迷う人となる場合があります。


おもな傾向性としては特に父親の愛情が不足であった場合には、
世の中に認められたいという承認欲求が歪んだ形で
出てくる事があります。

承認欲求というのは
「他者から認められたい、自分を価値ある存在として認めたい」
という欲求です

ですから、有名な大学を出たり、一流会社に勤める事で
世間に認めてもらいたいと思ったり、
会社で出世や評価されたい欲求が強くなります。

もちろん承認欲求は誰しも持っているものではありますが、
子どもの頃に父親など両親との関係が未熟であった場合に、
歪んだ形で高まるようです。


最近では一流大学を出て認められたいというよりも、
SNSで話題になったり、評価されたいと願い人も多いでしょう。

YouTubeやインスタグラムで大勢に人からイイネ!されたいとか、
フォローされたいという欲求が高まったりします。

子どもの頃に、親などから
「お前はダメだ」とか否定されたり、褒められることがなく、
無視されるような態度を取られたりした場合には、
こうした承認欲求が大人になっても高まる場合があります。


子どもと言うのは、親から褒められることで、
物事にチャレンジして成果を得られることが嬉しい
と感じて成長します。

たとえば勉強して成績が上がると親から褒められるため、
頑張って勉強して認められようとします。

それが親から褒められたり、認められる時間が少ないと、
この物事にチャレンジして承認欲求を満たす
という事が不十分になっていきます。

すると大人になってから歪な形で社会に認められたいとか、
承認されるために何でもするような事をしてしまう場合があります。

SNSでも炎上商法でも人の注目を集めようとしたり、
迷惑系ユーチューバーなどの中には、
この承認欲求が歪んだ形で出てきているものがいるでしょう。

こうした承認欲求は、
おもに他者からの承認を得たいとする欲求が強いです。

他人から称賛されたり、褒められたり、
地位や名誉が欲しいと願います。

もちろんそれが成功するための原動力になる事もありますが、
何か間違った方向に自己実現してしまう場合が多いでしょう。

一生懸命に認められたいと願っても、
世の中はなかなかすぐには認めてくれませんので、
そこで欲求不満になる事が多いです。

「周りの人が認めてくれない」
「自分の価値が分からない」といって悩む事となります。

何か世間を騒がす事で注目を集めるのは簡単ですが、
批判も高まってきて不幸の種にもなります。

努力を積んで世の中から認めてもらうのは時間がかかりますし、
たいへんなので、手軽に人気を得ようとして
世間を騒がせたりするわけです。

迷惑な行為をして視聴者を増やすユーチューバーなどがそうでしょう。


人のしない事をやってのけたら、面白がられて
多くの人に見てもらえますが、同時に批判も高まっていきます。

正当な評価でない部分に関しては、
周りからの評価は厳しくなるものです。

父親から認めてもらえなかったと言う場合に、
かわりに会社の上司からにもめてもらおうとして、
ゴマをすったりご機嫌うかがいをして気に入られようとする人もいます。

それで実際に上司から認められるようになったとしても、
周りからの批判が高まっていくでしょう。

正当な手段で得られた承認でない場合には、
周囲からの批判が強くなってしまいます。

そのため承認を得たいという欲求が、苦しみに繋がっていくのです

自分を振り返ってみて、
こうした承認欲求が深く根差していないか反省してみましょう。

親から認められたいという欲求が、満たされない思いとなり、
強い承認欲求になっていないかを反省してみるのです。

心の中のわだかまりが整理されると、
こうした欲求もしだいに治まってくるでしょう。

そして他者欲求から自己承認に切り替えたらいいと思います。

他人から認められることを求めるのではなく、
自分で自分を認められるようになる事です。

もっと自分を好きになり、認められるようになっていけば、
他者からの欲求を求め過ぎずに済みます。

https://www.spacebrothers.jp/2020/12/blog-post_12.html

         <感謝合掌 令和2年12月22日 頓首再拝>

過剰に子供を褒めたり期待するのはNG - 伝統

2021/03/21 (Sun) 14:34:43

【自分を失う】過剰に子供を褒めたり期待するのはNG
【媚びることは信頼や愛ではない】【人間関係】

Web:本質の扉チャネラー彩加(2021/02/28)

https://www.youtube.com/watch?v=4SE7B-r-s2Y


期待ではなく、信頼する。

信頼し、背中を押してあげる。

褒めるのではなく、信頼してあげる。

         <感謝合掌 令和3年3月21日 頓首再拝>

毒親を持った人が家系のカルマを断ち切るには - 伝統

2021/04/30 (Fri) 00:22:16


       *Web:宇宙の兄弟たちへ(2020年12月22日)より

最近よく毒親という言葉を聞きます。

子どもにとって毒となるような悪影響のある親の事で、
「自分はそうした親に育てられた」と感じる人が多くて広まっています。

ただ、言葉自体の波動がよろしくないので、
普段はあまり使わないようにした方がよいと思います。

今回はそう思っている方も多いため、
あえて取り上げて書いてみます。

毒親と言われるのはどのような場合かというと、
過干渉で、子どもを支配したがる傾向が強い親や、
暴言・暴力などをふるう親、
自分の事を優先して子どもを構わなかったりする
育児放棄のネグレクトなども含まれるでしょう。

そうした親を見て育った場合には、
子どもには大人の悪い面や嫌な面をもって育ちます。

心に深い傷を負ってしまい、
社会にうまく適応できなくなる場合もあります。

このように子ども時代に不幸と思われる環境の中で暮らす者たちも沢山います。


こうした方の場合には、大人になって自分が家庭を持っても、
同じように育児が上手に出来ずに、
親と同じことをしてしまう場合が出てきます。

自分が親にされたことと同じことを、
自分の子どもにもしてしまう場合があるのです。

このように親子で遺伝のように連鎖することがあるのです。

家系のカルマとして連鎖していることがあります。

こうした家系のカルマを断ち切るためには、親を反面教師とみて、
「自分はこうはならないぞ」と決意することです。

霊能者にお祓いしてもらうのでも、開運グッズを手にするのでもなく、
自らのこころを変えていくのが正道です。

「自分はこうはなるまい」と決意していく事で、
段々とそうなっていきます。

そうすることで将来の躓き、失敗を回避することが出来ます

毒親の元に生まれてくるのは辛い体験ですが、
自分はそうならないように努力し、家系のカルマを克服していけば、
自分の魂の成長になりますし、
家系のカルマの解消をしていく事にもなります。

そのように子ども時代の苦労が
大人になってから成功の種になる事もあります。

逆に順調な過程に生まれる事で、
大人になって失敗の種となる事もあるのです。

一見すると羨ましいような家庭に生まれても、
それがもとで失敗する人も大勢います。

たとえば日本の政治家の中には二世議員がたくさんいます。

親が政治家だったため、子どもも議員になれたりします。

そうした人は、子どもの頃から周囲からちやほやされていたでしょうし、
大人になっても先生と言われて回りから尊敬されたりします。

ですが二世議員の中には、今ある地位が当たり前と思って、
自分が大人になってもちやほやされるのは当然だと
勘違いしてしまう事もあります。

それはしょうがない面もあって、
子どもの頃からずっとそのように育てられたため、
大人になって不遜になる者も多いです。

大人になっても周囲が持ち上げてくれるのを
当たり前のように思っていたら、
いつのまにか足元をすくわれてしまいます。

周囲の人に不遜な態度を取っていることで、
反旗を翻されて撃ち落とされてしまう事があるのです。

そのように周囲から羨ましがられるような家に生まれたとしても、
大人になって失敗し、周りから見放されることがあります。

ですので子どものころの環境が厳しいかったために、
それをバネとして成功する人もいますし、
逆に順調な過程に生まれても、それがもとで失敗する人も出てきます。


毒親と言われるような親の元に生まれた方は、
その親を反面教師として学び、
そうならないように注意しながら成長されてください。

そうすることで自身も成長していきますし、
家系のカルマを断ち切ることにもなっていくでしょう。

 (https://www.spacebrothers.jp/2020/12/blog-post_22.html

         <感謝合掌 令和3年4月29日 頓首再拝>

【子どもに最も影響を与えるインプットは親の姿】 - 伝統

2021/11/13 (Sat) 14:43:32

       *メルマガ「人の心に灯をともす」(2021.10.26)より

   (成毛眞氏の心に響く言葉より…)

    惜しみなくアウトプットしている面白い人の周りには、
   人が集まってくる。

   アウトプットすることは、
   良質なインプットをしやすくすることでもある。

   それはアウトプットをする本人にとって大きなプラスだが、
   本人以上に、その好循環の影響を受けるのは子どもである。


   私の周りで、社会人になってぐっと伸びた新卒は、
   ほとんどが経営者の子どもだった。

   経営者イコール金持ちという意味ではない。

   ときには食卓で生々し く、
   やれ資金繰りがリストラがと話しながら、
   必死に経営に取り組み、

   その姿を子どもに見せてきた親という意味だ。


   一方で、嫌々仕事をしているサラリーマンの子どもは伸びない。

   子どもにはよくわからない会社という場所に出かけていって、
   そこはどうも面白くなさそうで、
   それでも金のために通っている親を持つ子は、伸びないのだ。

   仕事への真剣度が違うからだろう。


   経営者は、自分の人生だけでなく従業員の人生も背負っているから、
   真面目に仕事に取り組む。

   サラリーマンは毎日会社に通うことについては真面目だけれど、
   仕事の内容に関しては、最初は真面目にやっていたかもしれないが、
   定期的な人事異動でキャリアがリセットされているうちに、
   だんだんとやる気がなくなってくる。

   子どもはそれを敏感に感じ取る。

   よく、政治家や教師、警察官は世襲が多いというが、
   それもそのはず、親を見て、親のようになりたいと思うから
   子はその道を選ぶのだし、

   親もその道で良かったと思うから子どもにその道をすすめるのだろう。


   さて、では子を持つサラリーマンの親はどうするべきか。

   私は会社をやめるべきだと思う。

   そして、自分の体を使って経営とは、仕事はどういうものかを
   見せられるように、起業をすべきだと思う。

   苦労もするだろうし、上手くいかないこともあるだろう。

   サラリーマン時代よりも収入は減るかもしれない。


   極論に聞こえるかもしれないが、
   メガバンクが何万人という単位でリストラを進めると言っている以上、
   その影響は、地銀、信金、回り回ってあらゆる企業に及び、
   サラリーマンは激減する。

   いつまでもサラリーマンではいられないのだ。

   サラリーマン失格と言われる日を待つのか、
   早々に自分から見切りをつけるのか、この差は大きい。


   AIに奪われない仕事の大半は、
   会社に所属していなくてもできるものばかりだ。

   アウトプットにはさまざまあるが、
   起業こそが最もリターンの期待できるアウトプットと言える。

       <『情報を吐き出せ』ポプラ新書
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            ・・・

もちろん、サラリーマンであっても、イキイキと仕事をして、
子どもにその後ろ姿を見せることができる人は多くいる。

だから、すべてのサラリーマンが会社を辞め、
起業することがベストな選択だとも思えない。


ただ、一般的に言って、日本はメンバーシップ型雇用だ。

メンバーシップ型雇用とは、本人の意思とは関係なく、
企業側の都合で人を異動させる雇用システムだ。

最初、営業に配属された後、次に工場に異動し、
その次に経理とか人事に異動するというような
ジョブローテーションのことを言う。

ゼネラリストを目指す方法と言ってもいいが、
スペシャリストはなかなか育ちにくい。


一方、ジョブ型とは、
経理なら経理のスペシャリストを目指し、
そのためのキャリアを積んでいくこと。

双方にメリットとデメリットがあるが、
スペシャリストを目指す人の方が、
仕事への情熱は保ちやすいのは確かだ。


いずれにしても、イキイキとして働いている人、
仕事に情熱を傾けている人は、子どもに大きな影響を与える。

その後ろ姿を子どもは見ているからだ。

ただ、大事なことは、仕事をしている男性なら
女性のパートナーが、仕事をしているのが
女性なら男性のパートナーが相手をサポートし、

子どもの前で決して、けなしたり、おとしめたりしないこと。

せっかく頑張っていても、
相手のパートナーがそれを喜んでいないなら、
それが子どもに伝わるからだ。


身近な人たちに仕事の楽しさや面白さを伝えていない人は、
子どもにもそれは伝わらない。

大事なことは、楽しいことばかりではなく、
辛いこと、嫌なことも含めて伝わっているか、だ。

いいことも悪いことも含めて、
楽しい、面白い、というのが真実の姿だからだ。


親の後ろ姿を見せ…

子どもに仕事の楽しさを伝えることができたら最高だ。

         <感謝合掌 令和3年11月13日 頓首再拝>

子供は厳しく育てるべきか?財産を残すべきか? - 伝統

2021/11/26 (Fri) 03:55:06


      *メルマガ「川島和正」(2021.11.20)より

子育てや相続の話になると
厳しく育てる派と甘く育てる派に分かれます。

ある人は、子供は甘やかさず
厳しく育てて、お金はやらず自立できるようにした方が
いいと言います。

また、ある人は子供が人生に困らないよう
なるべく多くの資産を残したり
家賃収入が入る不動産を買ってあげたいと言います。


では、このとちらが
正しいのかということなのですが

子供の地頭が良ければ厳しく育てたほうがいいです。

厳しく育てれば育てるほど、自分で人生を生き抜く力がつき
自分でしっかり稼げるようになり、自立して生きられるからです。


しかしながら
地頭が悪い子供に厳しくしても
生き抜く力もつかなければ稼ぐ力もつきません。

その子供が苦しんでかわいそうな思いをするだけなのです。

というわけで
これはケースバイケースなので
難しい問題だと思います。


個人的には
世界の大富豪がやっているように
金銭的には安心できる環境を用意しつつも
人生経験的に苦労する環境に放り込むのが理想かと考えています。

例えば、資産は相続させつつ
中学高校は外国の厳しい学校で寮生活させて
苦労させるというものです。

このようにすれば
心や体が鍛えられる一方
もし地頭が悪くても路頭に迷わず済みますね。

         <感謝合掌 令和3年11月25日 頓首再拝>

天才児をも殺す「親ガチャ」の現実。 - 伝統

2021/11/26 (Fri) 15:24:19


       *Web:MONEY VOICE(2021年10月9日)より抜粋

(1)社会が貧困者を拡大させている以上、子どもの貧困も増える。

(2)親の経済格差が子の教育格差につながっていく。

(3)貧困の子どもたちは、あらゆる場面で学びの場を失う。

  ①学校が終わった後に子どもたち同士で遊びに行く中でも、
   貧困の子どもたちは小遣いなどほとんど持っていないので、
   仲間と遊びに行っても、どこの店にも入れない。

   結局は疎外されていくことになっていく。

  ②お金を持っていないことを仲間にからかわれたり
   いじめられたりすることもある。

   子どもの世界は残酷で容赦ない。

   そうやって貧困の子どもたちは「自分だけが違う」という
   意識の中で孤立していくことになる。

  ③その結果、もう学校に行くこと自体が苦痛になって
   自ら学業放棄したり、ひきこもりになったり、
   逆に非行に走ったりして、表社会で活躍するための
   「細い糸」だった教育をプツリと切ってしまう。

(4)断ち切れぬ貧困の連鎖。学力の差で社会の裏側に落ちていく。

  ①低所得層の子どもが低所得になりやすいのは、
   社会の最底辺ではそこから抜け出すための環境が
   揃っていないからである。

   1つ2つの要因ではなく、日常のすべての環境が
   勉強から遠ざける環境になっている。

  ②低学歴・低収入の親を持つ子どもたちは、
   学力を放棄し、学校をドロップアウトし、
   社会をドロップアウトし、

   低収入の仕事を転々とするようになり、
   社会の裏側に落ちていくことになってしまう。

(5)就学困難が定着するようになっている現実は危険だ

  ①日本の底辺ではじわじわと貧困が拡大しており、
   子どもにも経済格差による就学困難が定着するように
   なっている現実は危険なのだ。

  ②潜在能力が引き出せない子どもたちが増えるというのは、
   社会にとって大きな損失である。

   就学困難に落ちている約130万人の子どもたちの中には、
   日本を代表する「何らかの天才」がいるかもしれないのだ。

https://www.mag2.com/p/money/1109627

         <感謝合掌 令和3年11月26日 頓首再拝>

子どもの成績が悪いことを責めないで~シンガポールのある校長先生 - 伝統

2023/05/10 (Wed) 12:27:57

子どもの成績が悪いことを責めないで下さい。
子どもは恐怖を持って創造性を失っていきます。

Web:トニー・ラエリアン(2023-05-09)
https://ameblo.jp/tony-9/entry-12802146685.html


シンガポールのある校長先生は、保護者のみなさんに手紙を書きました。
この手紙がネットで拡散され、世界的に大きな話題を呼んでいます。



  保護者の方へ。

  お子さまの受験が間近に迫ってきましたね。
  お子さまのご健闘を心から願っていらっしゃることでしょう。

  しかし、どうか忘れずに見守っていてください。

  受験生の中には、芸術家もいる。
  数学が分からなくてもいい起業家
  歴史や英文に興味がない音楽家
  化学の成績が重要でないスポーツ選手
  物理より体力が重要である芸術家

  どんな点数であっても、
  「愛している」「批判はしない」と伝えてください。

  しかし、もし彼や彼女がそうでなかったとしても、
  彼らから自信と尊厳を奪わないでください。

  また、これをするときは、
  お子さんを注意深く観察してください。

  どんな点数であっても、結果がなんであれ、
  愛している、批判しない、と伝える。

  そうすれば、子供たちが世界を征服するのを見ることができます。
  たった一度の試験や低い点数でも、
  その価値は失われることはありません。

  医師やエンジニアが世界で唯一の幸せ者であるかのように
  思わないでください。

           <感謝合掌 令和5年5月10日 頓首再拝>

僕の声を聞いて - 伝統

2023/05/13 (Sat) 12:52:31


     *メルマガ「人間力」(2022.10.2)より

───────────────────

子守歌の伝承・普及に取り組む
日本子守歌協会理事長・西舘好子さんが紹介された一篇の詩。

「僕の声を聞いて」。

それは母親から虐待を受けている少年が
悲痛な思いを綴ったものでした。

誰もが胸を痛めないではいられない詩の内容を、
西舘さんの思いと共にお届けします。

───────────────────

「おかあさん 
 ぶってもけってもかまわないから 
 僕を嫌いにならないで。

 おかあさん 
 おねがいだから僕の目をちゃんと見て。

 おかあさん 
 おまえを生まなければよかったなんていわないで 
 僕は今ちゃんと生きているんだから。

 おかあさん 
 優しくなくてもいいから、僕に触って。

 おかあさん 
 赤ちゃんの時抱いてくれたように抱いて。

 おかあさん 
 僕の話にうなずいてくれないかなあ。

 つらい、悲しい、もうダメ、
 お母さんの言葉ってそれしかないの。

 赤い爪魔女みたい、ゴム手袋のお台所、
 お部屋のあちこちにある化粧品、
 僕の家のお母さんのにおい、
 僕の入れない世界で満ちている。

 おかあさん お母さんの匂いが欲しい、
 優しい懐かしいにおいが。
 
 おかあさん 
 お願いだから手をつなごう、
 僕より先に歩いて行かないで。

 おかあさん 
 お願いだから一緒に歌おう、
 カラオケ屋じゃないよお家でだよ。

 おかあさん 500円玉おいてくれるより、
 おにぎり一個のほうがうれしいのに。
 
 おかあさん 
 笑わなくなったね、
 僕一日何度おかあさんが笑うかノートにつけているの」
 

(西舘)

母親から虐待を受けている少年の悲痛な思いを綴った文章です。

私が小さい頃にはなかったことですけど、
親が我が子に暴力を振るい、時に死に至らしめてしまう痛ましい事件が、
近頃は日常茶飯事になりました。
 
親の愛情というのは、
子どもにとって絶対的なものでしょう。

それがいま、根底から揺らぎ始めています。

いまの親というのは、家庭で父親はどうあるべきか、
母親の役割は何かということが分からなくなっている。

父、母という言葉の重みがなくなって、
家庭が喪失してしまっているんですね。

特に、子育てに直接関わる母親の力が
家庭から失われてしまったことが、
こうした事件が頻発する根源じゃないかと思っています。
 
(中略)

虐待を受けた子たちの施設に行くとよく分かるんですけど、
いまの親は子どもの抱き方も知らないの。

まだ首も据わっていないうちから変な抱き方をされて、
骨折してしまった子もいるんですよ。
 
子育てって上の代から伝承されていくものだし、
家庭は本来人間の基本を養う
大切な教育の場だったと思うんです。

でも残念ながら、いまはそれを担える家庭が
少なくなっているんじゃないでしょうか。

       <感謝合掌 令和5年5月13日 頓首再拝>

子どもを「伸ばす親」「つぶす親」の共通点5 - 伝統

2023/05/29 (Mon) 15:11:55


         *Web:PRESIDENT Online より

(1)子どもをつぶす親の共通点5

  ①夫婦仲が悪い親

   仲の悪さの原因はさまざまだが、
   夫や親族の愚痴を吐き続ける母の元に育つと、
   その子は遅かれ早かれ壊れる。

  ②上限を決める親

   我が子が「これになりたい」というような
   将来についての希望を口走ったときに

   「(いつも口だけで地道に努力しない)
    おまえにできるわけがない」

   「向いていない」「無理」「普通になれ!」

   という親は、その瞬間に子どもをつぶしている。

   ニ度と子どもは「将来」を口にはしないだろう。

  ③ペナルティを科す親

   罰則からは生産的なものは何も生まれない。

   とはいえ、逆に、成績が良くなったから
   ご褒美をあげるというやり方が正しいわけではない。

   私の知る限り、
   成績の良い子に、親にエサで釣られた子は存在しない。

  ④環境を見ない親

   「環境」だけは親の努力が利く範囲なのだ。
   この場合の「環境」は学校、習い事、塾、友人関係など、
   我が子が接するあらゆる空間を指す。

   存在を認めてもらえ、なおかつ長所を伸ばしてもらえる
   「環境」に我が子を置いてあげることが
   思春期の子育てには何より必要なことである。

  ⑤時代を見ない親

   初めて電子機器を子どもに与えた瞬間が大事である。
   親こそがその機器のメリット、デメリットを把握し、
   年齢に適した使い方のルールを親子で話し合うことが重要だ。

   「恐怖感」にかられて闇雲に「反対」しても、
   子どもの反発を招くだけである。


(2)子どもを伸ばす親の共通点5

  ①夫婦で腹を割って「我が家の教育方針」を決める親

   具体的かつ熱意の込められた教育方針

  ②小さな長所を発見し褒める親

   子どもの長所、あるいは得意なことを瞬時に褒めて、
   的確にアドバイスする。

   そのことで子ども自身の「自信」に繋がるように
   「洗脳」していくのは親の務めである。

   「自己肯定感」を持って成長できた子どもは
   間違いなく幸せである。

  ③「先送り」をしない親

   子どもが世の中で「初めて出会うもの」との瞬間を
   見逃さないことが重要だ。

   例えば、生まれて初めて我が子が箸を持つ瞬間に
   きちんと正しい持ち方を教えてあげる。

   めんどうだから後でいいやと先送りをしたとするならば、
   我が子が長じたときに矯正しようとしても
   膨大な手間と時間がかかるだけである。

   初めて出会う鉛筆、初めて出会う提出物の期限、
   初めて出会うPC……。

   ありとあらゆる我が子が出会う「初めまして」に心を配る。

   これが我が子の干支1巡目までに
   きちんとできているご家庭には問題が少ない。

  ④「人の役に立つ」素晴らしさを教えられる親

   人間は誰かのために何かをやれるということに
   幸せを感じる生き物である。

   それゆえ、我が子が幼いころより
   「この仕事は世の中にこう役立っている」という視点で
   解説してあげる家庭に育つと職業観が自然とついてくる。

   もちろん親自身が社会に貢献し、努力している一社会人
   (専業主婦ならば家庭に貢献している)であるという
   背中を見せ続けることはとても大事なことである。

  ⑤打たれ強い子に育てられる親

   先行き不透明な世の中で必要なのは「打たれ強さ」である。

   親は子どもが幼いときから、失敗させることを恐れない。
   失敗したことを「経験値が増えた」と言って逆に喜べる。

   どうしようもない失敗をしたときこそ
   「(おまえは)大丈夫」と言って、
   動じない最後の砦となれるならば、その子は「ここ一番!」
   のときには粘り強さを発揮できる人間になっている。


(3)これからの子育て

  ①今、子育て中の親は
   「長期的ビジョンを持った上での戦略的な子育て」を
   しなければならないのだ。

   という現状を踏まえると、全く予測不能の未来を
   生きなければならない子どもたちに対して、親ができること。

   それは少なくとも、我が子をつぶさない、
   できれば伸ばすということに他ならない。

  ②とにかく、どんな時代が来ようとも、そこで踏ん張って
   食べていける子どもを育てなければならないのである。

  ③子育てはめんどくさいものだ。
   「お手軽・便利」には子どもは育たない。

   我が子に「手をかけて」「目をかける」ということを
   日々の暮らしでし続けて行くことは容易ではないが、

   子どもを伸ばす親とつぶす親の差異は
   「ちょっとした子どもへの働きかけ」があるかないかである。

  ④「めんどくさい」という気持ちを少し棚上げにして、
   我が子に寄り添ってみるということが「できる第一歩」だと言えよう。

https://president.jp/articles/-/14992

       <感謝合掌 令和5年5月29日 頓首再拝>

未来の学校教育 - 伝統

2023/06/08 (Thu) 18:44:42

魂レベル高い人の特徴【神人さんとの対話】~未来の学校教育~不登校ひきこもり
和人チャンネル( 2023/05/27)
https://www.youtube.com/watch?v=NNdRaEy5TSU

        <感謝合掌 令和5年6月8日 頓首再拝>

言ってはいけない言葉!子育てNGワード20連発 - 伝統

2023/10/21 (Sat) 04:52:37


        *Web:All About(2022年03月16日)より抜粋

(1)「ダメ!」
(2)「早くしなさい!」
(3)「片付けないと捨てちゃうよ」

(4)「ちょっと待って」
(5)「鬼がくるよ!おばけがくるよ!」
(6)「勉強しなさい!」

(7)「今日からテレビ禁止!」
(8)「ゲームをやめなさい!」
(9)「お姉ちゃんなんだから/男の子のくせに」

(10)「○○ちゃんは、~~しているのに、あなたときたら……」
(11)「いつも、ちっとも、絶対」
(12)「~~したら、○○をあげる」

(13)「ちゃんとしなさい!」
(14)「こらっ!」
(15)「いいかげんにしなさい!」

(16)「いいね、すごいじゃん」
(17)「100点とって賢いわね!」
(18)「学校どうだった?」

(19)「あなたのためを思って」
(20)「あなたがいなければ」

https://allabout.co.jp/gm/gc/479906/

          <感謝合掌 令和5年10月20日 頓首再拝>

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