伝統板・第二

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長寿 ⑤ - 夕刻版

2019/02/15 (Fri) 18:58:34

【寿命を延ばす“食と成分”大研究】手のひらを30分日光浴でビタミンD活性化

         *Web:夕刊フジ ( 2018年10月3日)より

生活習慣病などの病気を防いで健康寿命を延ばすためには、
バランスのよい食事が不可欠だ。

スーパーの店頭には山ほど食材が並ぶ。
最近では外食のメニューにも成分表示などが増えたが、
さてどれを食べたらよいのか。

現代人に不足しがちで本当に体が必要とする成分について
9回にわたり専門医の話を聞く。



元気な長生きを実現するには、足腰がしっかりしていることが大切だ。

それを阻む要因のひとつに骨粗鬆(こつそしょう)症がある。
骨密度の減少で骨がもろくなり、転倒骨折を起こしやすく寝たきりにつながる。
患者数は推定約1300万人。

骨を維持するにはカルシウムが不可欠。ここまではよく知られている。
乳製品や大豆製品、小魚や緑黄色野菜などカルシウムをたっぷり含む食材を
食べている人もいるだろう。

そのカルシウムが体内で吸収されて骨になるためには、

ビタミンDが欠かせないのだ。

 
抗加齢医学の臨床研究を長年行っている
東海大学医学部付属東京病院の西崎泰弘病院長が指摘する。

「2006年から抗加齢ドックを開設したところ、
健康意識の高い方が数多く受診しています。
ところが、検査数値ではビタミンDが不足している人が意外にも多いのです」

ビタミンDを多く含む食材は、
サケ、マグロ、サバ、キノコ、牛レバー、チーズ、卵黄などいろいろある。

とくにサバ缶は、高血圧・血糖値の改善などで大ブームとなっているため、
すでに多用している人もいるはず。

健康意識の高い人は、カルシウムの吸収に
ビタミンDが必要なことをすでに理解しているかもしれない。

そんな人たちでさえ、体内でビタミンDが足りていないことがあるという。

「食べる量よりも、
体内で上手くビタミンDを作ることができていない方が多いと感じます。
ビタミンDが活性化して、カルシウムの吸収に役立つようにするには、
日光に当たる必要があるのです。

食事でビタミンDを含む食材を食べても、日光に当たる時間が少ないことが、
不足しがちな要因のひとつと考えられます」

 
日中、室内で仕事や家事などを行っていると、日光に当たらないこともある。

今年の夏のように暑いときは、外出時にもなるべく直射日光に当たらないように
日傘や帽子、日焼け止めなどで防備するのが普通だ。

日光の紫外線に当たり過ぎると、皮膚がんなどの発症リスクを高める。
確かに日光の当たり過ぎはよくないが、
避けすぎると、逆にビタミンD不足を招くのである。

「日焼け止めをつけている群とそうでない群では、
前者の方が血中のビタミンD濃度が低かったとの研究報告があります。

日焼けは避けたいですが、
例えば手のひらで日光を10~15分浴びるだけでも、
ビタミンDは活性化します。

カルシウムやビタミンDを含む食材を食べた上で、
少し日を浴びることを考えましょう」


日照時間が短い冬場は、手のひらで30分~1時間程度、日光を浴びた方がよいそうだ。

さらに、骨を丈夫にするには運動も欠かせない。
早歩きを1日30分以上。

必要な成分を補いながら、ビタミンDを活性化し、
体内でそれを活かすような習慣を身につけよう。(安達純子)

 
  ( https://www.zakzak.co.jp/lif/news/181002/lif1810020007-n1.html )
・・・

<関連Web>

(1)光明掲示板・第三「長寿」
   → http://bbs5.sekkaku.net/bbs/?id=koumyou3&mode=res&log=105 

(2)光明掲示板・伝統・第一「長寿 (79)」
   → http://bbs6.sekkaku.net/bbs/?id=wonderful&mode=res&log=49

(3)伝統板・第二「長寿 ①」
   → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=6462212

(4)伝統板・第二「長寿 ②」
   → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=6794392

(5)伝統板・第二「長寿 ③」
   → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7654050

(6)伝統板・第二「長寿 ④」
   → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7703450

           <感謝合掌 平成31年2月15日 頓首再拝>

寿命を延ばすビタミンC - 伝統

2019/02/18 (Mon) 19:32:56

【寿命を延ばす“食と成分”大研究】
ビタミンCで風邪も撃退! 60度程度の緑茶なら壊れにくい

      *Web:夕刊フジ( 2018年10月4日 )より

★(2)

加齢とともに皮膚はたるんでシワも生じやすく、カサカサと乾燥しがちになる。
骨と骨をつなぐ関節も痛い。

そんな皮膚や靱帯などに関わるのがタンパク質の一種であるコラーゲンだ。
肉や魚、大豆などのタンパク質を食べると体内で分解されたアミノ酸から
コラーゲンが作られる。

この合成に欠かせないのがビタミンCである。

体内で老化を後押しする活性酸素を除去するなど、ビタミンCは抗酸化作用にも優れ、
「美と健康」の立役者として知られている。

ところが、ほとんどの人はビタミンCの量が足りていない。


「ビタミンCは野菜や果物などに含まれますが、
毎日それらをたくさん食べていても不足している人が多いのです。

ビタミンCは熱に弱く水に溶け出やすいため、
調理で含有量が減っていることも、ひとつの要因と考えられます」


こう指摘するのは、東海大学医学部付属東京病院の西崎泰弘病院長。
抗加齢医学の臨床研究を長年行っている。

 
厚生労働省の「日本人の食品摂取基準(2015年版)」では、
30歳以降のビタミンCの推定平均必要量(mg/日)は男女ともに「85」だが、
推奨量は「100」。

16年「国民健康・栄養調査」の平均値は「89」と、
必要量はキープしていても推奨量には足りていないことが分かっている。

少々足りないくらいが良さそうだが、そうではない。
不健康につながるのだ。

「ビタミンCが不足すると、老化が加速するのはもとより、
免疫力が低下しやすくなり、がんなどの病気につながります。
粘膜の働きも弱まるために風邪もひきやすいと考えられているのです。
風邪予防に対して私たちは、1日1000ミリグラムのビタミンCの摂取をお勧めしています」

 
健康を維持するには、食品摂取基準の推奨量の10倍が目標。
ビタミンCを多く含む食材は、アセロラ、キウイフルーツ、レモン、オレンジなどの果物や、
ブロッコリー、パセリ、ジャガイモ、サツマイモの野菜類などいろいろある。

たとえば、果肉が緑色のキウイフルーツ1個(100グラム)あたりの
ビタミンC含有量は約70ミリグラム。2個食べると
1日のビタミンCは100ミリグラムを超えるが、
1000ミリグラムとなると山ほど食べないといけないので難しい。

 
「体内の余分なビタミンCは排泄(はいせつ)されてしまうため、一気に食べても意味がない。
1日3食の中で、こまめに果物や野菜から補うことが大切。
それが、体内のビタミンCをキープするコツといえます。
緑茶にもビタミンCが含まれるのでお勧めです」

 
緑茶は60度程度のぬるめの湯で入れると、ビタミンCを保ちやすいそうだ。
水出し緑茶もOK。

外食などの機会が多く毎食ごとに野菜や果物を摂るのが困難な場合は、
サプリメントを活用するのも一考。

「サプリも一気に取るのではなく、1日の適量を小分けにするのがポイントです。
これから風邪のシーズンも到来するため、こまめにビタミンCを補給することを心掛けましょう」

栄養素としては最も身近な成分のビタミンCだが、
意識しないと不足してしまうことを覚えておこう。(安達純子)

   ( https://www.zakzak.co.jp/lif/news/181003/lif1810030002-n1.html )

           <感謝合掌 平成31年2月18日 頓首再拝>

「人生に老後なんてない」 - 伝統

2019/02/19 (Tue) 19:07:39


       *Web:MAG2NEWS(2019.02.18)より

ほぼ平均寿命82年を3分割してわかった「人生に老後なんてない」

『人生三分の計』のこと

2017年時点で、男性81.09歳、女性87.26歳の平均寿命を誇る日本である。
気付けば人生も随分長くなったものである。

とは言え、少しばかり違う尺度でこの数値を見直してみると印象も変わって来る。
自分は男性であるから平均から言って82歳まで生きれば、まず上の部である。
その82年という歳月を日数に直せば、切り良くちょうど30,000日となる。

人生30,000日。これだと何か短く感じはしないか。
その過半数を使い果たした者として打ち明けて言う。

人生は短い!

ここで改めて日数と年齢の関係を整理すると、

誕生後

10,000日目=27歳
20,000日目=54歳
30,000日目=82歳

というふうになる。

図らずも人生を10,000日ずつ綺麗に三分割する形となるのである。
是非ともここに意義を見出したい。

人生三分の計である。


まず、誕生後最初の10,000日は「学習」とする。

小中高は言うまでもなく、この期間にあってはとにかく学ぶ。
一般的なコースで大学に進学したとしても卒業後4、5年はある。
修士課程なら二つの、博士課程なら一つの学位は取得できる。
それ以外の場でも、学習意欲さえあればどこで何をやってもいい。

極論をすれば、学習意欲さえあれば何もやらなくてもいいとまで思う。
引き籠りやニートの類も自分を社会から切り離して独りで何をか学ぼうとしている、
と考えればそれなりの市民権が与えられて然るべきであろう。



次の10,000日は「実践」とする。

最初の10,000日で身に付けたものを基礎として、自らの手で道を切り拓き、
具体的な成果を実績として積みながら歩んで行く。
仕事の10,000日と言ってもいい。

実際、27歳から54歳と言えばまさしく働き盛りである。



最後の10,000日は「育成」とする。

それまでの20,000日の経験を活かして、
今まさに最初の10,000日を生きている若者たちを教え導くのである。
言ってみれば、社会貢献、恩返しの10,000日である。


上記のことを、はたらきかけの関係性に着目してまとめると、

10,000日までは、誰かが自分を

20,000日までは、自分で自分を

30,000日までは、自分が誰かを

というふうになろうか。

特に今回、強調しておきたいのが最初と最後の10,000日についてである。


まず27歳くらいまでは誰もが皆学生なのである。
それは教育の場にあっても、それ以外の場にあっても同様にである。
学生と言うのに違和感があるなら、新人、部下、弟子、何でもいい。

とにかく彼らは学ぶ人なのである。

それ故、彼らに対するには厳格さと同時に寛容さをもって臨まなければならない。
が、どうであろう。現実には前者も後者もおろそかにされてはいないか


また最後の10,000日に関しても価値観の書き換えが必要である。
そもそもこの10,000日は54歳から始まり82歳まで続く。
つまり、この分割法だと老後や余生といった概念がなくなるのである。

大体、老いさらばえたその後は病か死しかないではないか。
余った生命とはまた随分な言い様ではないか。
これではダメである。

もっと積極的に世の中に関わらなければならない。
54歳以上は誰もが人生経験的指導者なのだから若者に対して果たすべき役割は大きい。

勿論、人それぞれで事情や立場は異なる。
しかし、このラスト10,000日の貢献があって
初めて貸し借り無しの人生と言えるのではないだろうか。

「若造のためになぞ誰が」とどうしても業腹なら、
「情けは人のためならず」自分のために功徳を積むとでも考えればいい。


このように、10,000日×3の人生観においては、
どの10,000日をとってみても大仕事であるということが自ずと分かる。

それだからこそ一日一日、やりたいこと、やるべきこと、
そしてできることをよくよく考えて生き続けていきたいものである。

    ( https://www.mag2.com/p/news/384618 )

           <感謝合掌 平成31年2月19日 頓首再拝>

なぜ、山梨県は「長寿」なのか?AIの分析でわかった衝撃の理由 - 伝統

2019/02/21 (Thu) 18:05:42


      *Web:MAG2NEWS(2018.10.18)より

健康寿命には「運動よりも食事よりも〇〇が大事」

こんにちは!廣田信子です。

先日放映されたNHKスペシャル「AIに聞いてみた どうするのよ!
日本」の「健康寿命」に関するAIの分析がすごかったです。

見られた方も多いと思いますが、これは書かずにはいられません(笑)。


日本人の平均寿命は、男性81.09歳、女性87.26歳。
これに対して、健康寿命は、男性72.14歳、女性74.79歳。

「健康寿命」とは、厚生労働白書では、
「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」と定義されています。
この差が10年あるのです。

特に女性は、寝たきりや介護が必要な状態が長いのです。

で、国の経済を考えると、この最後の10年間にかかる医療費は
1人の人生の半分に当たるのです。

この間の年間の医療費・介護費は5兆円にのぼるといいます。


で、健康寿命を延ばすことが国を挙げての大命題で、
様々な取り組みがされていますが、さらに、何かよい方策がないか、
今回、AIが分析を行ったら、びっくりする結果が出たのです。

分析したデータは、北海道から沖縄まで、
延べ41万人の高齢者へのアンケート結果です。

600以上の様々な角度からの質問項目について、10年以上追跡調査したものです。
これに関して、AIが人間には不可能な膨大な分析を行ったのです。

1つの質問の回答と他の質問に対する回答との関係を18万通り調べ上げたのです。

そこには、思いもかけない健康長寿の秘密がありました。


まず、健康寿命を延ばすためには、
「運動よりも食事よりも〇〇が大事」ということがわかったといいます。

で、〇〇に何が入るか…です。それが、あまりにも意外だったのです。
私は、〇〇は、「人とのふれあい」とか「会話」かな。
でも、そんなに意外じゃないし…と思って聞いていたのですが、
何と〇〇は…「読書」だというのです。


えっ、「読書」?
体動かさないし、一人でするもので会話もないし…と、半信半疑。
それは、名だたる研究者の方々も同じで、この結果を聞いて、
みなさんから「お~」と驚きの声が。

質問への回答を健康要素(自分は健康だと回答している人の回答)
不健康要素(自分は不健康だと回答している人の回答)に分け、
各回答がどちらに結びついているかを調べているのですが、

読書(本や雑誌を読む)は、
健康要素119と結びつき、不健康要素0という完璧な健康要素なのです。
運動、食事に比べても断トツなのです。

で、本当なのだろうかと
全国で一番健康寿命が長い(男性1位、女性3位)「山梨県」を調査。

実は、なぜ山梨県民の健康寿命が長いのかは県の担当者も分かっていなかったのです。

そこで分かったのは、驚くべき結果です。

なんと、山梨県は、人口に対する図書館の数が断トツで全国1位なのです。
人口10万人に対する図書館の数は全国平均が2.61のところ、山梨県は6.59なのです。

さらに、山梨県は、図書館司書の普及率が全国トップクラスで、
戦後早い時期に学校に司書を配置し、
子どもの時から読書の習慣を身につけさせているのです。

これに対して、運動の実施率は、山梨県は全国最下位だと言います。
読書と健康寿命が結びつきました。

このAIの分析を聞いて、山梨県の健康福祉課の職員の方々もびっくり。

この理由を専門家が推測しています。

(1)図書館に行って本を探すことが運動になっている。

(2)知的な刺激を受けている。

(3)過去の記憶を呼び覚ますことにつながる。

(4)読書によって心が動き、それが行動につながる。

(5)そもそも、本を読むということは、
   それだけの活力があって、知的好奇心があるということ。

等々です。

この結果を受けて、調べると、読書をしている人と、しない人とでは
平均寿命が2歳以上違うという論文があったり、
なぜかわからないけど、図書館の近くに暮らす人は、
要介護リスクが低いという調査結果があった…といいます。

行政としては、図書館をつくることで要介護を減らせるなら、
介護や医療に比べて、格段に安い費用で対策できる…と注目することでしょう。

今後、図書館整備が進みそうです。


私は、いろいろなことを思いました。

まず、AIの固定概念にとらわれないビックデータ分析力のすごさです。
すでに、いろいろな分野で、判断をAIにゆだね始めています。
なぜ、そう判断したのか分からない不安がありましたが
、AIの分析、判断力はやはりすごい能力なんだと、認識しました。

これからは、AIが分析した結果の理由付けを、
後から人間がいっしょうけんめいする…間違いなくそうなっていくのでしょう。


それから、身近な事例からの実感として食べるものに気を使い、
運動をしっかりして健康のために毎日を暮らしているような高齢者の方と、

高齢になっても、仕事や研究、地域や管理組合のことを考えるのに忙しく、
なかなか改めて運動教室に行けないし、
人とたのしく外で飲食する機会が多くて…という人と、

そんなに差がないというか…どちらかというと、
後者の方が認知症にもならないし、健康寿命が長いように感じていましましたが、
それもありということが、AIによって立証された気がします。

そして、個人的には、運動より本を読むことの方が好きでもいいんだ~と、
妙にうれしくなって、だからといって運動しなくていいわけじゃないよ…
と慌てて自分に言いました。

読書がやめられなくてウォーキングをさぼる理由に、
AI分析を都合よく使いそうなので(笑)。

   ( https://www.mag2.com/p/news/373428 )

           <感謝合掌 平成31年2月21日 頓首再拝>

【ごきげんな人は長生きできる】 - 伝統

2019/02/22 (Fri) 18:20:31


      *メルマガ「人の心に灯をともす」(2012年07月31日 )

   (日米の医師免許を持つ、坪田一男氏の心に響く言葉より… )

   経済学者ブルーノ・S・フレイ博士は、
   「幸せな人は、幸せでない人に比べ、14%も寿命が長い」こと、
   先進国に限った研究では

   「幸せな人は7.5~10年も寿命が長い」ことが示されている。

   また、幸せな人は自殺する人が少ない、
   事故に遭いにくい、血圧が高くなりにくい、血糖値が安定しているといった、
   いいことずくめの研究成果が数多く示されている。

   幸せは、心ばかりか身体の健康状態にも大きく影響を及ぼし、
   さまざまな形で寿命を延ばす力を持っているのだ。


   多くの人は、

   「長生きできたら、ごきげんだ」、
   「人生がうまくいったら、ごきげんになる」というように、
   「何かよいことがあって、はじめてごきげんになれる」

   と思っているのではないだろうか。

   だが、逆もまた真なりだ。

   僕はかなり以前から、ごきげんだからこそ健康になり、
   長生きでき、人生もうまくいくのではないかと考えてきた。


   100歳以上生きてきられた方々は、当然のことながら、
   いくつもの戦争を経験し、歴史に残る大きな災害も経験しておられる。

   生まれた土地や環境は違っても、
   それぞれ困難で苦しい時期を乗り越えてこられた方ばかりだ。

   にもかかわらず、実際にお目にかかってお話をすると、
   とても明るく前向きに、ごきげんに生きてこられた方が実に多い。

   ほとんどの方が、朝目覚めたこと、食事をおいしくいただけること、
   生きていることなど、あらゆることに感謝しつつ、身の回りのことなど、
   自分にできることは何でもして、ほがらかに暮らしておられる。

      <『ごきげんな人は10年長生きできる』文春新書 >

            ・・・

楽しいことや面白いことがないから笑わない…

「面白いことがあれば、私だって笑うさ」と言って、
いつもしかつめらしい顔をしている人がいる。

だが、「笑う」から楽しくなり、
「笑う」から面白いことが引き寄せられる、
というのも事実だ。


同様に、いつも機嫌よくしているから、幸せがやってくるということもある。

確かに、人生は楽しいことばかりではない。

ときに、ひどく凹(へこ)んでしまうようなこともあれば、
泣きたくなるようなときもある。

しかしたとえ、凹むことがあっても、一瞬あとに立ち直り、機嫌を直し、
明るく振る舞えば、「ごきげん」の状態は長く続く。

要は、立ち直りの早さだ。

「今泣いた烏がもう笑った」という言葉があるように、
子どもは立ち直る天才だ。

それは、今という一瞬一瞬を生きているから。

大人になると、過去を引きずり、未来を思い煩(わずら)う。
子どもには、今しかないからだ。

ごきげんでいることは、過去を引きずらないこと。

今生きていることに感謝し、ほがらかに、ごきげんに暮らしたい。

           <感謝合掌 平成31年2月22日 頓首再拝>

【ポジティブに生きる】 - 伝統

2019/02/26 (Tue) 18:53:29


     *Web: 人の心に灯をともす(2012年10月20日)より

   (アメリカ心理学会会長、マーティン・セリグマン氏の心に響く言葉より… )

   ミルウォーキーにある、ノートルダム教育修道女会の修練院180人のシスターの、
   幸福と長寿との関連を調査した結果がある。

   修道女たちは、世間から隔離され、毎日決まりきった生活を送っている。

   彼女たちは毎日、ほとんど変わらない味気ない食事をし、
   酒も飲まずタバコも吸わない。

   経済上も社会上も同じ階級に属し、同じ医療機関を利用する。


   このように生活環境はほぼ等しいにもかかわらず、
   修道女の寿命や健康状態には大きな違いがみられた。

   180人の修道女全員が見習い時代に書いたものを注意深く読んでいくと、
   そこには注目に値する相違点があった。

   ある修道女は、「とても幸せ」や「心からうれしい」という
   ポジティブな感情をあらわす言葉を使っているが、
   別の修道女はこうした言葉をまったく使っていない。

   また、修道女たちのポジティブな感情量を調査したところ、
   最も快活なグループではその90%が85歳になっても生存していたのに対し、
   最も快活でないグループでは34%しか生存していなかった。


   では、ポジティブな性格の人は、本当に長生きなのだろうか。

   この調査では、不幸の表現度、将来への期待度、信心深さ、
   略歴内容の知的レベルや複雑さといった要因が検証されたが、
   いずれも寿命との関連性は見られなかった。

   寿命の違いをもたらしたものは、
   それぞれが記した略歴にあらわされているポジティブな感情量の違いだけだった。

   すなわち、「幸福な修道女」=「長生きをする修道女」ということになる。

          <『世界でひとつだけの幸せ』アスペクロ >

              ・・・

マーティン・セリグマン氏は、

「楽観的で前向きな人は、幸せで、長生きで、成功する!」

と言う。

物事を、楽観的に考えるのか、悲観的に考えるのかで、生き方は180度違ってくる。


例えば、「道で転んでケガをした。今日はツイてない」とボヤく人もいれば、
反対に「この程度で済んでよかった」と感謝する人もいる。

事実は一つだが、物事の見方には常に両面がある。


『世の中には幸福も不幸もない。ただ、考え方でどうにでもなるのだ』(シェークスピア) 

楽観的であるか、悲観的であるかは、考え方のクセのようなものだ。


ポジティブで長生きするのか、ネガティブで短命で終わるのか…

常に、明るく、ポジティブに生きたい。

           <感謝合掌 平成31年2月26日 頓首再拝>

老化を促進する食品 - 伝統

2019/03/12 (Tue) 18:28:29

100%カラダに悪い、老け込む食品、15品目。

          *Web:Live Well Labo (2019年2月13日)より抜粋
               ~「文藝春秋 2018年10月号、
                 ”100%老け込む食品”」

これらは摂り過ぎるとカラダを害する訳ですから、
知らないで取っていることで自然体を害している訳です。

どう害するのかというと、老け込む、とのこと。


    肌に溜まればシワやたるみとなり、
    骨や血管に溜まると骨粗しょう症や動脈硬化の原因となる。

    さらには、糖尿病や心疾患、認知症やがんなど
    あらゆる病気の原因となることも分かってきました。(本文P322)

(1)AGEが老け込みの真犯人。

   AGE、正式名称、終末糖化産物これが老け込ませる物質です。
   AGEは糖質がタンパク質や脂質と結合し劣化することで生みだされます。
   焼き鳥やお好み焼きの表面にある”こげ”、あれがAGEです。

(2)血糖値のコントロールが重要。

   牧田先生(AGE牧田クリニック 院長)によると、

   AGEを避けることに加えて、
   血糖値のコントロールが重要とのこと。

   なぜかというと、上述したように、
   AGEは糖質がタンパク質などと結びつくことで発生するので、
   体内の糖質を抑えることでAGEの発生を抑えることができるからです。

(3)100%老け込む食品

  ①カレーライス

   カレーをかける白米に加えて、ルーに使われている小麦粉、
   ジャガイモといった具材など糖質が多い。

   イカやエビなどのタンパク質はAGEをあまり生成しないので、海鮮カレーがお勧め。

  ②ポテトチップス

   「最悪のAGE」であるアクリルアミド(発がん性がある、と言われる)を
   最も多く含む、絶対に避けるべき食品

  ③フライド・ポテト

   ポテトチップスに同じ

  ④メロンパン

   表面に糖質がふんだんにまぶされている「命を削る食べ物」。
   パンを食べるなら、一緒にタンパク質がとれる、
   ハムサンドやツナサンドがお勧め。

   菓子パンは基本的にNG。

  ⑤ビール

   アルコールの中でも糖質が多い。
   アルコールであれば、ウイスキー、焼酎などの蒸留酒や白ワインがお勧め
    (当然、飲みすぎに注意)。

  ⑥バナナ

   果物を多く食べる人ほど実は老けやすい(!)。
   中でも特にバナナは糖質が多い上に食べやすいことで体内に吸収される速度が速い。

   果物食べるなら、お勧めはブルーベリー。

  ⑦⑧ざるそば/ざるうどん

   蕎麦粉と小麦粉をそのまま消化しているようなもので血糖値をあげる。
   麺類であれば、オリーブオイルを使ったパスタがお勧め。

   どうしても食べる際は、麺だけで食べないことが大切のようです。
   鶏肉などたんぱく質といっしょに摂ることを心掛けましょう。

  ⑨果汁100%ジュース

   果糖の量が桁違いに多い。
   急激な血糖値の高下降が血管に大きな負担を与えることになる。

  ⑩ポテトサラダ

   いも類の中でも特に糖質の多いジャガイモをそのまま食べているようなもの。
   きゅうり、ニンジン、玉ねぎといった野菜が少なく、
   ”サラダ”としてとらえるべきではない。

   ビールとポテトサラダの組み合わせは最悪。

  ⑪コーンフレーク

   アクリルアミドと呼ばれる、WHOによって「おそらく発がん性がある」と認定された
   「最悪のAGE物質」を多く含む。

  ⑫コーヒー飲料(無糖以外)

   微糖とあっても角砂糖2個分程度は含まれている。
   百害あって一利なし、の飲みもの。

  ⑬インスタントコーヒー

   これまた多くのアクリルアミドを含む。

   自分で豆を挽いてブラックで飲むコーヒーは体にいいのです。
   缶コーヒー(無糖以外)とインスタントコーヒーはNG。

  ⑭餃子

   皮の部分に多くの糖質が以外と含まれいる、食べすぎに注意すること。

  ⑮米粉パン

   最大で食パンの10倍以上のAGEを含む…。
   グルテンフリーに惑わされて選ぶとかえって健康を害することになる。


(4)賢く糖質をとるための6つのポイント

  ①タンパク質と一緒にとる(肉うどん、海鮮カレーにするなど)。

  ②炭水化物の「単品早食い」は危険(うどん、そば、ごはん類ですね)。

  ③油(オリーブオイル)をからめた糖質は消化が遅い。

  ④べジ・ファースト(野菜を前菜として摂る)。

  ⑤甘い液体は最悪の老化物質(コーラなどはもちろん、果汁100%も含む)。

  ⑥ポテトチップスとフライドポテトは絶対に避けるべき
   (これはもう、食べないに越したことはないのでしょう)。


   ( http://livewelllaboratory.com/2019/02/13/no-good-food-15/ )

           <感謝合掌 平成31年3月12日 頓首再拝>

老化を感じるのは、まず口から - 伝統

2019/03/15 (Fri) 18:34:53


       *Web:長寿の森 研究会(2012.06.01)より
             ~斉藤先生 Interview~

高齢社会のなかで抗加齢を考えるとき、
消化器でもあり、感覚器でもあり、
表情をつくるうえでも
重要な役割を担っている口の機能は、
それを衰えさせないことがとても大切になります。

だからといって、
毎日、トレーニングしなさいとか、
「あ」とか「う」とか発声しなさいなどは、
マニアでないとなかなかできません。

ただ、歌う行為にはそのすべてが含まれています。

そうした機能を維持向上させる
手っ取り早くてベストな方法が「歌う」ことで、
それが長寿にもつながっていくのです。


ある公式調査では、
「どういうときに健康を感じるか」という問いに対して
「食欲があって食事がおいしいとき」という回答が目立ちました。

また、「どこから老化を感じるか」の質問には?
「目と口」という回答が多くありました。

年齢の「齢」には「歯」が含まれています。
昔から、口で衰えを感じることが多かった証でしょう。


口の機能はすごく複雑です。消化器や感覚器に加えて、
噛む行為にも筋肉がからみあって複雑な運動になり、
「摂食嚥下」は脳の高次機能を使います。
その機能が失われるのが老化とも言えます。

「歌う」行為には、メロディや節まわし、
サビを覚えなくてはならないなど、記憶や学習、
認知などの高次学習機能も含まれます。

人間のすべての基本機能がからむといっても過言ではないでしょう。


●歌えば長寿ホルモンが活発に!?

長寿研究のなかで、
2002年に700人を対象に行われたある調査によると、
いわゆる長寿ホルモンのDHEA(デヒドロエピアンドステロン)の
レベルが高い人ほど長生きするという結果が出ており、
それをどう維持するかが注目されています。

一方で、コルチゾールというストレスホルモンは逆相関を示します。

そこでストレスコントロールの観点で「歌う」を臨床研究してみると、
「歌う」とコルチゾールレベルが下がる結果となりました。

これがDHEAのレベルアップと直結するかどうかはまだわかりません。
また、唾液分布量が多いほどDHEAが多いということがわかっています。
つまり、歌うことで唾液分泌が活発になればDHEAは減りません。

歌うことはストレスを減らし
長寿ホルモンの分泌を活発化するということが、
現象論としてわかってきたわけです。

歌と密接な関係にある「笑う」という行為も、
おかしいから笑うのは当たり前で、
実際のところは無理にでも笑うことが表情筋を動かし、
心のあり方を変え、幸せな気分になるということも言えるのです。

動物のなかで人間だけが笑いをコントロールできます。
無理やりにでも笑っているうちにだんだん楽しくなり、
本当にハッピーになっていくということが医学的にも証明されています。

よく「Happy People Live Longer」と言われます。

自分を幸せだと思う人が長生きするのです。

歌うことをより身近にすることで、
肉体・精神の両面からアンチエイジングを実践したいものですね。

   ( http://www.jlds.co.jp/choujyu/2012/06/post-42.html )

           <感謝合掌 平成31年3月15日 頓首再拝>

「温浴」習慣、長寿に貢献 - 伝統

2019/03/18 (Mon) 17:24:03


     *Web:健康の温故知新(11)より

日本人の長寿の秘訣は「和食」にあるといわれていますが、
加えて、「温浴」にもあるのではないかということが、
近年さまざまな研究で明らかになりつつあります。

日本は火山国で、各地に湯量の豊富な温泉が点在し、そうした温泉の恩恵にも浴しています。
今回は「温浴」の効用についてご紹介します。


《「温浴」は日本独特の文化》

欧米では体を清潔に保つためにシャワーを浴びますが、
日本には加えて、入浴という「温浴」の習慣があります。
この体ごと風呂に浸かるという習慣は日本独特の文化です。

「温浴」により、新陳代謝が促進され、
老廃物が洗い流され、体の組織がリフレッシュします。
また、血管が拡張し、凝りや痛みがほぐれ、リラックスが得られます。
日本人の多くが1日で一番安らぐ時は入浴時と答えるといいますが、それも納得できます。


《日本に2万8000カ所以上の源泉》

日本は火山国でもあり、各地に温泉地があることから、
昔から温泉の恩恵にもあずかってきました。
現在、日本には2万8000カ所以上の源泉があるといわれます。

日本人は温泉が大好きで、1年で延べ1億32万人以上が訪れるといいます。
国民一人当たりでは、1年に1泊の割合で誰もが温泉を利用していることになります。

春夏秋冬、自然の風景を愛でながら露天風呂に浸かり、日々の疲れを癒す。
そして、時には病んだ体を癒す。

温泉療法といえば、玉川温泉や草津温泉、三朝温泉などが有名ですが、
皮膚疾患からガンといったさまざまな疾患の療養で長期滞在する
「湯治」についても日本人は昔から行ってきました。


《「温熱」の優れた効用》

体を温めると免疫力が高まるということも最近よくいわれるようになりました。
やはり、日本人の「温浴」習慣は長寿に大きく貢献しているようです。

ここで、「温熱」ということにも少しふれておきましょう。

近年、エステやスパで「岩盤浴」を取り入れるところが増えています。
遠赤外線による温熱効果で発汗を促し、体内の老廃物を排泄させることを
目的としたものです。

また、ガンの代替療法として、
ハイパーサーミア(温熱療法)も知られるようになりました。

ハイパーサーミアは、
ガン細胞に熱を与えて縮小させたり増殖を抑えるという療法です。

本来、ヒトの体温は41℃以上にはなりません。
42.5(~43)℃以上になると細胞は死滅してしまいます。

ハイパーサーミアはこれを利用して、ガン細胞だけ温度を上げ、
死滅させようというものです。

古代ギリシャ時代の医聖といわれたヒポクラテスも
ガンが熱で消滅することを報告しています。

また、感染すると高熱を出す数種類の菌をガン患者に注射し、
ガン治療が行なわれたことも報告されています。(日本ハイパーサーミア学会より)

日本に数ある温泉、それぞれの泉質のもつ独特の効用や
ハイパーサーミアについての詳細はここでは割愛しますが、
日々私たちが入浴で得られる「温浴」効果について最新研究を報告いたします。


《体を温めて体内酵素を活性化》

2010年11月14日(日)、大手町サンケイプラザで、
アンチエイジングセミナー2010が開催され、
「入浴は健康で長生きをする秘訣」と題して、
前田眞治氏(国際医療福祉大学大学院教授 温泉療法専門医)が、
「温浴」の効用について報告しました。


人は平均36℃~37℃の体温で正常に活動していますが、
健康維持に必要不可欠な体内酵素は37℃で最も効率よく働くことが分かっています。
体内酵素の活性化には、体を冷やさず温めておくことが大切です。

さらに、「温浴」という習慣が健康増進やアンチエイジングをもたらす
大きなカギとなることが分かってきました。

体温の1℃~2℃の上昇は、人にとって極めて適度な良い刺激で、
次にそうした刺激がきた時に備えようと反応します。
この反応が免疫力、生体防御力、組織修復力を高め、健康増進へとつながる
と前田 氏はいいます。


《体を温めるとHSPが増加》

また、「温浴」によるHSPの活性も見逃せません。
HSPとはヒートショックプロテインのことで、
熱ショック蛋白質とも呼ばれています。

私たちの体は病気になると細胞内の蛋白質がダメージを受けますが、
HSPはダメージを受けた蛋白質を修復し、元気な細胞に変える働きをします。

このHSPは、熱による適度な刺激がストレスとなって増えることが
前田氏らの研究から分かっています。

つまり、「温浴」でHSPが増えるのです。

HSPが体内に生成されると、ナチュラルキラー細胞(NK細胞)の働きが活性化します。
NK細胞はガン細胞や病原菌を見つけ、死滅させる働きを体内で担っています。

とくに温泉での「温浴」は、温泉そのものの成分が体に付着するため、
保温効果は水道水より高く、HSPは温泉温浴の直後から増加し、
2日後にピークに達するといいます。

また、HSPはジョギングや適度な運動で
体内を温めることでも生成されることがわかっています。

高齢者や運動のできない人は、入浴でHSPが得られますので、
積極的に入浴や温泉で体を温めるといいでしょう。

   ( http://www.daiwa-pharm.com/info/onko/394/ )

           <感謝合掌 平成31年3月18日 頓首再拝>

沖縄・長寿の里「大宜味村」 - 伝統

2019/05/25 (Sat) 18:41:02


       *NHKの朝のニュース(2019.05.25)より

いま、本島北部の大宜味村に外国人観光客が押し寄せています。

去年1年間で、村を訪れた外国人は12か国から200人以上。


その目的は、なんと「長寿の秘訣」!

            
世界でベストセラーになった「ikigai」で注目され、外国人が殺到。

スペイン人のFrancesc Miralles氏とHector Garcia氏(2004年より日本在住)が共著し、
2016年春に出版された「ikigai」。

「ikigai」の著者たちは、「生きがいを持って生きる人々」の象徴として、
沖縄の大宜味村のご老人たちを挙げています。

大宜味村は自治体が「長寿の里」宣言をするほど、人々が元気に過ごしている村。

その大宜味村の住人たちが元気に生き生きと過ごす様子を
「ikigaiを持って生きる姿」の理想とし、「そのように健康に歳を重ねる秘訣」として
「腹八分」「さんぴん茶」(沖縄で人気のお茶)なども本文中で挙げているのです。

  (「ikigai」→  https://tabizine.jp/2018/10/16/209787/ )

・・・

<参考Web>

(1)世界に広がる“IKIGAI”~NHKクローズアップニュース(2018年12月2日)
    https://www.nhk.or.jp/ohayou/digest/2018/12/1202.html

(2)大宜味村
    http://www.vill.ogimi.okinawa.jp/village_longevity/

(3)芭蕉布と長寿の里、大宜味村へ
    http://www.chie-project.jp/003/no27.html

(4)大宜味村を知る
    http://ogimi-tourism.com/learn/


           <感謝合掌 令和元年5月25日 頓首再拝>

「長生きする睡眠」ここが違う 寝だめNG、理想は7時間 - 伝統

2019/05/30 (Thu) 18:27:09


        *Web:NEWSポストセブン(2019年3月25日)より

◆「横向き寝」は長生き「仰向け寝」は早死に

いびきを伴い、眠っている間に10秒以上呼吸が繰り返し止まる
「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」。

呼吸が止まることで血液中の酸素濃度が下がり、
心臓や血管に負担がかかるため重大疾患に繋がるといわれてきた。

日本循環器学会が2010年に世界各国の研究結果をとりまとめたところ、
SASだと高血圧や慢性心不全になるリスクが約2倍。

糖尿病や心筋梗塞・狭心症のリスクは2~3倍に、脳卒中リスクは約4倍になるとしている。

「SASのほとんどが、睡眠時に気道が塞がってしまうことが原因です。
解消するには、寝る際の姿勢を改善することが有効です」

そう話すのは、東京疲労・睡眠クリニック院長で
大阪市立大学大学院特任教授の梶本修身医師だ。

「気道が狭くなる要因として『肥満』や『扁桃腺肥大』が挙げられますが、
最も大きいのが『仰向け寝』です。
横向きで寝ることで気道が広がり、8割が症状を改善できるといわれています。
抱き枕などを使って横向き寝を習慣付けるとよいでしょう」


◆理想の睡眠時間は「7時間」

最も長生きできる睡眠時間は何時間なのか──各国の研究機関が調査を行なってきた。
その中でも最大規模のものが、2002年にアメリカがん協会が男女110万人を対象にした調査だ。

その結果、最も死亡率が低かったのが「6時間30分以上7時間30分未満」のグループだった。

この調査以降でも、
「8時間以上寝ると認知症リスクが増加する」(英ウォーリック大学、2014年)、
「睡眠が6時間以下だと前立腺がんリスクが増加する」(東北大学、2008年)といったように、
「睡眠時間は7時間より長くても短くても健康を損なう」という結果がある。

睡眠時間が7時間より短い人は、
「寝坊するのではなく、早寝や昼寝で補い、起床時間を一定に保ってください」
と坪田医師は注意を促す。

※週刊ポスト2019年4月5日号
  ( https://news.infoseek.co.jp/article/postseven_1335702/ )

           <感謝合掌 令和元年5月30日 頓首再拝>

【生涯現役こそ最高の年金】 - 伝統

2019/06/09 (Sun) 19:15:26


      *メルマガ「人の心に灯をともす」( 2019年04月15日)より

   (副業アカデミー代表、小林昌裕氏の心に響く言葉より…)

   これからの日本社会では、
   誰もが副業をするのが当たり前の時代がやってきます。

   その動きはまだ始まったばかりですが、
   政府主導で副業が推進されているのが実情です。

   2018年は「副業元年」と言われ、
   今後数年のうちに、この動きは加速していくでしょう。


   すでに、ソフトバンクグループ、新生銀行、ユニ・チャーム、
   ロート製薬、コニカミノルタ、ソニー、花王、三菱自動車といった
   大企業でも副業を認め始めており、
   今後幅広い業種・業態へと拡大していくと見られています。

   なぜこれほど副業が拡大しているのか。

   その理由は、現在の日本社会が直面している問題にあります。

   すなわち、「少子高齢化」です。


   東京オリンピックが終わった数年後の2024年には
   3人に1人が65歳以上という「超々高齢化社会」が訪れようとしています。

   自身と日本社会の将来を考えるうえで、
   “人口減少”と“高齢化”は、大前提となるのです。

   これは、かつて当たり前だったはずの“昭和型キャリアプラン”が、
   まもなく終焉(しゅうえん)を迎えようとしていることを意味します。


   経済産業省の試算によると、「正社員になり定年まで勤めあげる」という
   生き方をする人は、1950年代生まれでは34%だったのに対し、
   1980年生まれでは27%。

   「結婚して、出産して、添い遂げる」という生き方をする人は
   1952年代生まれでは81%いたのに対し、
   1980年代生まれでは58%にとどまります。

   「夫は定年まで正社員」
   「妻は子持ちの専業主婦で、一生、夫に添い遂げる」という
   昭和のモデルケースのような家庭は、
   もはやごく一部の富裕層に限られると言っていいでしょう。


   定年年齢も段階的に引き上げられており、
   1980年代前半までは55歳が一般的でしたが、
   1986年に高年齢雇用安定法が制定されると60歳定年が努力義務に。

   2000年の改正法では65歳定年が努力義務となり、
   2012年改正法で完全に義務化されました。

   政府は現在、70歳定年を目指していますが、
   これまでの流れから考えると、2020年代には実現するでしょう。


   「人生100年時代」と言われるなか、健康な人であれば、
   80歳ぐらいまで働き続けるのが当たり前になるはずです。

   政府が定年を延長したがる理由は、言うまでもなく
   公的年金の受給開始年齢を引き上げるためです。

   年金を含めた社会保障にかかる費用は、
   2011年度は約108兆円だったのにたいし、
   2025年度は約150兆円まで増大すると見られています。

   このままでは、年金制度は破綻してしまうのです。

   今の40代が高齢者になって年金を受け取れるのは、
   75歳か80歳になってから、なんてことになりかねません。

   しかも、給付額が大幅に減るのは間違いありません。


   現在の医療費の自己負担割合は6~70歳が3割、
   70~74歳が2割、75歳以上が1割(70歳以上でも現役並みの所得者は3割負担)
   となっていますが、いつまでも高齢者を優遇し続けることは、財政上不可能です。

   平均余命で考えると、男性は90~100歳、女性は100~100歳超まで
   人生は続く可能性が高いと思ったほうがいいでしょう。

   今後も医療技術の進歩に伴い、平均余命はさらに伸びる可能性が高い
   と強調しており、平均寿命を基準に考えていると、
   多くの人が“思ったより長生き”してしまうことになるそうです。


   また、政府は労働基準法を改正し、
   「時間外労働の上限規制」を打ち出しました。

   これまで残業時間は「月45時間、年360時間まで」とされていましたが、
   法的強制力はなく、青天井でいくらでも残業することが可能でした。

   大企業では2019年4月、中小企業では2020年4月から適用され、
   時間外労働は確実に減ります。

   これはすなわち、企業側がこれまでのように無制限に残業した分の
   残業代を払うことができなくなった、ということを意味しています。

   残業時間の短縮化に伴い、実質的に給与が削減される人も出てきます。

   会社に所属していれば将来は安泰、という時代は、
   もう終わりを迎えているのです。


   90~100歳で死ぬのが当たり前になれば、
   80歳ぐらいまで働くことになるのは、何ら不思議ではありません。

   年金や健康保険といった社会保障費は
   財源的に極めて厳しいと言わざるをえません。

   「60歳で定年を迎えて、老後は悠々自適に…」
   なんて悠長なことを言っていられたのは、70歳ぐらいで死ぬ時代で、
   なおかつ高度経済成長やバブル経済の余韻がまだ残っていた時代、
   すなわち「日本が豊かだった時代」の話です。

   日本は先進国であるとはいえ、
   もはや世界をリードしているとは言えないでしょう。

   停滞国、あるいは没落国ぐらいが、
   正しい呼び方と言えるのではないでしょうか。

   だからこそ、生涯働き続けることから逃れることはできないのです。


   「死ぬまで働く」と言うと、苦役(くえき)が死ぬまで続くかのように
   捉える人もいますが、そういう人はぜひ、考え方を変えてみてください。

   引退した途端に家に引きこもって、運動もせずテレビばかり見ていて、
   あっという間に老け込んでしまったり、病気になってしまったりという人は、
   いくらでもいます。

   健康で長生きするためにも、適度に働き続けたほうが絶対に良いのです。


   「教育→仕事→引退」という昭和型キャリアプランが崩れると、
   人間関係や人付き合いについても、考え直す必要が出てきます。

   会社だけの人間関係ではなく、
   趣味や副業など多様なコミュニティを持つことが、
   より豊かな人生につながります。

   副業をすることは単に副収入を得るだけでなく、
   世の中のニーズを知り、自分自身の適性を再発見することにもつながります。

   新たな領域に挑戦することで、
   社外の人から意外な評価を得られることもあります。

   つまり、副業をすることによって
   本業も伸びるというケースが少なくないのです。

       <『サラリーマン副業2.0』PHPビジネス新書>

                ・・・

「生涯現役こそ最高の年金」という、
社会教育家の田中真澄氏は、勝負は後半にありという。

《人生、勝負は後半にあり! 能力開発は年齢不問》

『20世紀までは「人生は60歳までが勝負」の思いできましたが、
平均寿命が伸び続ける長寿時代、
「人生は65歳からが勝負」との考え方が必要です。

人生の勝負が後半に移って、定年以後の生き方が問われるのです。

65歳以後も活き活き生きるには、100歳まで生きる可能性に賭け、
死ぬまで働く終身現役を目指すことです。

少なくとも定年後は、年齢不問の潜在能力の開発にどこまでも挑戦し、
得意なことを仕事にしながら、己を高めていく生き方を選ぶべきです』


人生100年の時代を迎えたとき、我々は生涯現役を目指さなければならない。

なぜなら、国の年金や、社会保障は年々助けにならなくなっていく時には、
「生涯現役こそ最高の年金」だからだ。

「自分の身は自分が助ける」という
self-help(セルフヘルプ・自助)の考え方が必要となる。


生涯現役を目指したい。


           <感謝合掌 令和元年6月9日 頓首再拝>

日本の老後資金、20年分不足=世界経済フォーラムが報告書 - 伝統

2019/06/15 (Sat) 19:11:49


        *Web:時事通信 (2019年6月13日) より

【ロンドン時事】

世界の政財界トップが集まる「ダボス会議」を主催する
スイスのシンクタンク「世界経済フォーラム(WEF)」は13日、
老後資金の不足により、日本では蓄えに頼らずに生活しなければならない期間が
15~20年にも及ぶとする報告書を公表した。

日本国内で年金給付とは別に老後資金として2000万円が必要だとする
金融庁の報告書が大きな議論を呼んでいる。

今回の報告書は国内の老後資金の問題に関する議論に一石を投じることになりそうだ。

WEFの報告書は具体的な金額こそ示さなかったが、
金融庁の報告書とほぼ同じ趣旨の内容。

WEFは「政府は退職後の資金不足を回避する環境整備のために
対策を講じるべきだ」と指摘した。

WEFの報告書によると、老後に備えた蓄えは米国では約10年分、
英国では約8年半分ある一方、日本では約4年半分しかない。

蓄えに頼らずに生活しなければならない期間は、
日本では男性で約15年、女性では約20年になる。

比較対象となった先進6カ国の中で、老後の蓄えの少なさと
平均寿命の長さを背景に、日本が男女ともにこの期間が最長だった。 


https://news.infoseek.co.jp/article/190613jijiX755/


<関連Web:イタリアの場合 
       https://news.infoseek.co.jp/article/president_29003/ >

<関連Web:ちゃんと(金融庁の)報告書を読みましたか?
     https://www.huffingtonpost.jp/entry/horijun-houkokusho_jp_5d02f150e4b0304a120ca080

           <感謝合掌 令和元年6月15日 頓首再拝>

「年金不足」より認知症リスク 示唆多い金融審報告書 - 伝統

2019/06/27 (Thu) 22:43:20


        *Web:マネー研究所(2019/6/27)より抜粋

(1)報告書はまず、今後の社会状況を考えると個人が自分で
   必要な資産形成をすることが大切であること、

   高齢化が進むことによって金融取引に対する認知・判断能力の
   低下する人が増えることを前提としています。

   そのうえで誰もが長い老後生活を「自分ごと」として考え、
   金融業者もそれに寄り沿う形でフィデューシャリー・デューティー
   (顧客本位の業務運営)をより一層意識していくべきであると提言しています。

(2)今回の報告書は多くの示唆に富むと考えていて、
   特に2つのポイントをお伝えしたいと思います。

  ①第1に金融取引での高齢者保護についてです。
   報告書で指摘されているとおり、高齢化が進むということは
   誰もが認知症になるリスクを抱えていることを意味します。

  ②第2に退職後に年金を中心とする生活に入る場合は、
   年金収入と自分が保有する金融資産を踏まえて日々の支出、
   つまり自分の生活水準を考えるというプロセスを大切にすることです。

   老後の支出は収入が高かった現役のときの水準に引きずられる傾向があるとされています。
   働いていないシニアが家計でコントロールできるのは支出しかありません。
   食費、通信費、娯楽費など見直すべき項目はたくさんあります。

   もし支出の見直しだけで不十分であるようなら、
   働き続けることや運用をすることが選択肢になりそうです。

   ただその場合も自分はどんな生活を送りたいのか、
   そして長い老後に備えて自分の資産をどう長持ちさせるのかを
   冷静に考える必要があるでしょう。

   (https://style.nikkei.com/article/DGXMZO46360160Q9A620C1000000/ )

           <感謝合掌 令和元年6月27日 頓首再拝>

老け言葉から若返り言葉にチェンジ! - 伝統

2019/06/29 (Sat) 21:59:49

言葉(口ぐせ)を変えれば若返る~老け言葉から若返り言葉にチェンジ!

      *Web:今日も良いことがあるように(2019/04/06)より

自分の言葉が人生を変える。

人生を前向きで肯定的に感謝の心で生きるために、
私が講演でいつも人に勧めるのは自分の言葉を変えることです。

誰でも、今日からすぐにできて、効果抜群の方法だからです。


言葉にはパワーがあります。

会社でも学校でも、まわりの人から 自分を否定されるような言葉を
毎日言われ続けると、自信と自尊心をなくし、やる気もなくして落ち込んで
本当にその人はダメになっていきます。


逆に、自分を肯定されることを言われ続けると、
自信が湧いて、元気になって、やる気も出てきます。

そして、表情が明るく、いい顔になって、行動もイキイキしてきます。

マイナスの言葉にはマイナスのパワーが、
プラスの言葉にはプラスのパワーがあるのです。


たとえ、ありふれた言葉であっても、
たった一言でその人の潜在意識や気持ちや考えを変えます。

その一言を繰り返すうちにしだいにその人の習慣を変えます。

その一言でその人の人格や人生を変えてしまうのです。

仕事や人生を上向きに変えたいなら、できるだけそうなる言葉を使うといいのです。

自分の言葉を一番良く聞いているのは自分です。

自分の言葉に一番影響を受けるのも自分です。


前向きで肯定的な言葉が口ぐせになれば、あなたの意識や気持ちもかわります。

考えや行動が前向きで肯定的になり、うまくいくようになります。


私は以前『元気がでる魔法の口ぐせ』(PHP研究所)という本を書いて、
おかげさまで多くの人に読んでいただき好評でした。

ある講演の後、84歳の女性が私のところにいらして
このようにおっしゃってくださったことがあります。


   「中井先生、あの本を5年前から毎日のように読んでいます。
   おかげさまで、毎日、明るく前向きな気持ちで生活でき、
   人間関係もよくなり、人生が変わりました。ありがとうございます」


84歳でも、口ぐせを変えれば人生は変わるということを、
この女性から教えていただきました。

自分の運を悪くする、あまり使ってはいけない言葉
というものは確かにあります。

人間関係のよくない人、仕事でうまくいっていない人は、
時々こういう言葉を使っているなと気づくことがあるでしょう。

気づかなくても、そういう口ぐせは誰にでもあるものです。

以前の私にもたくさんありました。

悪い口ぐせに気づいたら、その言葉をできるだけ使わないようにお勧めします。

そして、それを良い言葉に変えていくのです。

であれば、きっとあなたに良いことがどんどん起こります。


以下、言葉で「若返る話」を続けていきます。


《人は言葉で老けていく》

「もう年だから」「もう若くない」「疲れた」という言葉を
よく言う人が身近にいませんか。

その人は、若々しく見えるでしょうか?

私のまわりにも何人かいますが、
そういう言葉をよく口にする人は、たいてい実年齢より老けて見えます。

ある年齢を超えると、頭が薄くなったり白髪が混じるようになったり、
肌がくすんでシミやシワが目立つようになるのは普通です。

しかし、「もう年だから」「もう若くない」を口ぐせのように言う人は、
見た目も行動もさらに老けて見えるのです。


なぜ、そうなるのでしょうか?

これは、脳科学や言語心理学でも説明できることです。

「もう若くない」「もう年だから」という言葉を聞くと、
脳は、聞こえた言葉に合わせて、
その人に意識や行動や身体を変えていこうとするからです。

言葉には、人の意識を変え、行動を変えるすごい力があるのです。

これを教育の面から、例えて補足しましょう。


親や教師から「お前はダメな子だ」と言われて育つ子が、
「自分はダメだと」思い込み、何事もやる気をなくし、
勉強や運動もしなくなり、精神的な病になり、
体の健康を損なうことは珍しくあります。


それと同様に、人から「もう若くない」としょっちゅう言われば、
その人は、「自分はもう若くないからダメだ」と思い込み、
意識や行動や身体はだんだん委縮し老化していくのです。

老化を促進する言葉、
「もう若くない」「もう年だから」を自分が言えばどうでしょう。

さらに良くありません。

なぜなら、人から言われた場合、
「そんなことはない。私はまだまだ若い」と反論することができますが、
自分が言う言葉には、ふつう自分は反論しません。

自分の思いとして発言された言葉はストレートに、
自分の脳に届き、意識を明確にし、その結果、
行動を変え、身体を変えていきます。


たとえば、「自分はもう若くない」「もう年だから」を
言い訳のように口ぐせにすると、老化は促進します。

「自分はもう若くないから、若い人がするような新しいことは、自分にはできない」
という人は、だんだん行動は委縮してしまいます。

「もう年だから、体に悪いところが出てきても当然、
いまさら面倒なことはしたくない」と言って、
健康の害となっている生活習慣、食習慣、運動習慣を改めないなら、
高血圧、高コルステロール、動脈硬化、血栓などを引き起こします。

その結果、心筋梗塞や脳梗塞で倒れた人が私のまわりにも複数人います。

彼らの口ぐせは、「もう若くない」「もう年だから」でした。

あなたのまわりにも、そんな人はいないでしょうか。



《老ける言葉をやめる》

繰り返しますが、老化するよく言葉を使っている人は、老化が促進します。

それをストップするには、老化する言葉をやめればいいのです。

「私はもう年だから」「もう若くない」と言って、良いことがあるでしょうか。

気休めになることがあるかもしれません。

「自分はもう年だから、こんな面倒なことはしなくていい」
「自分はもう若くないから、今更、おシャレに気を遣う必要ない」

それはそれで、良いかもしれませんが、
恐らく、ますます行動が鈍くなったり、
本来の容姿とは違って残念な見た目となったりするでしょう。

また、「私はもう年だから」「もう若くない」と口にすれば、
場合によって、人によっては、「そんなことない、まだまだ若いよ」
と言ってくれるかもしれません。


けれども、まわりの人は黙ったままで、
何のコメントもないこともあるのではないでしょうか。

本人の言葉に従って、改めて本人を観察すれば、
なんだか顔のしわが増えてきたようだし、下腹もふくらみ、
体の目方も動きも重たくなってきたのにも気づきます。


「確かに、年取ったな」「本人が言うとおりだ」と受けとめながら、
何も言わないで黙っておくものです。

つまり、まわりの人は、ますます
「あの人は、もう年だ」「もう若くない」と見るようになります。

場合によっては、人間としての評価が下がることもあるでしょう。


例えば、Aさんは40歳代ですが、
「私はもう年だ」「もう若くない」が口ぐせの人です。

その言葉を聞く職場のまわりの人の反応は、冷ややかです。

というのは、Yさんは、「私はもう年だから」「もう若くなくないから」を
言い訳にして積極的に新しいことにチャレンジしようしないからです。

簡単な作業でも、自分では重い腰をあげようとせず、
面倒なことは何でも「若い者」にやらせようとするからです。

「若い者」は、いい迷惑です。


このように「私はもう年だ」「もう若くない」などという言葉を、
行動しないための言い訳にすれば、その言葉から人間性の評価を下げることになります。

また、愚痴っぽく話すのもよくないでしょう。

Bさんも40歳代ですが、仕事の合間の休憩や、昼食の時に聞かされるのは、
「私が若い頃はね」という昔の自慢話、また「最近の若い子は、ダメね」という
愚痴や不満です。

これは、本人が「もう若くない」と思っているので、ついつい口に出てくるのでしょう。

自慢話や愚痴を聞かされても、まわりの人は喜びません。
そして、だんだんまわりの人から敬遠されていくものです。

繰り返しますが、老け言葉は、その人を老けさせます。

さらに、まわりの人の評価を下げます。

できるだけ使わない方が、良いと思いませんか。


《若返り言葉にチェンジする》

「老け言葉」をやめて、「若返り言葉」にチャンジする、
というのがこの記事の趣旨です。

老け言葉は、
「後ろ向き」「否定的」「愚痴・不満」を感じられる言葉が多いです。

若返り言葉というのは、
「前向き」「肯定的」「感謝」を感じられる言葉が多いです。


たとえば「もう若くない」は、老け言葉です。

過去(後ろ)を振り返って、過去の自分と比べて「若くない」と
否定する愚痴や不満、あるいは言い訳です。

何度も言いますが、「後ろ向き」「否定的」「愚痴・不満」の言葉が
人を幸せにすることはあまりないでしょう。

言っている本人もますますそう思い込み、
聞いているまわりの人もいい気持ちがしません。

そのため、人間関係は悪くなり、ストレスが溜まります。

健康を害し、体はますます老いていきます。

否定的なことの一つとして、人の悪口や批判があります。

悪口や批判をする人は、たいてい怒っています。

眉間にしわがよっていたり、眉が吊り上げっていたりして、見苦しいものです。

怒る人は、顔にしわができやすくなり、顔の表情も老いていきます。



「若返り言葉」というのは、「前向き」「肯定的」「感謝」の言葉です。

まず自分の意識が若返ります。

表情も行動も若々しくなります。

人間関係も良くなり、ストレスもなくなっていきます。

「老け言葉」を多発していた頃の生活習慣を改めていけば、
体は健康になり、健康寿命は延びるでしょう。

何よりも、毎日が楽しく幸せ、笑顔になれます。



    「老け言葉」を「若返り言葉」に変えよう。


×「老け言葉」は、「後ろ向き」「否定的」「愚痴・不満」の言葉

例えば、「もう●●歳」「もう若くない」「もう年だから」「できない」


◎「若返り言葉」は、「前向き」「肯定的」「感謝」の言葉

例えば、「まだ●●歳」「まだまだ若い」「まだできる」

他にもたくさんあるので、後日ご紹介していきますね。

   ( https://lucky.t-nakai.work/2019/04/06/custom-53/ )

           <感謝合掌 令和元年6月29日 頓首再拝>

【自分は何者でもない】 - 伝統

2019/06/30 (Sun) 22:03:30


         *メルマガ「人の心に灯をともす」(2019年06月29日)より

   (伊集院静氏の心に響く言葉より…)

   若い頃の旅と、或る程度、歳をとっての旅とは、勿論、違いがあるものの、
   いずれにしても、旅が人間に与えるものは限りがないほどさまざまなものがある。

   私が若い人に、安いチケットを買って、まずは日本から出てみることだ、
   とすすめるのは、言葉も話せない、生活習慣、イデオロギーも違う異国で、
   一番の収穫は、

   …自分が何者か?

   を知ることができるからだ。


   ではどういうことを知るかと言うと、

   …自分はまだ何者でもない。

   ということを知ることにつきる。


   日本に住んでいる時は、親が守ってくれたり、家柄があったり、
   学校での成績が良かったり、とか
   当人は或る程度、何者である確信のようなものがあっても、
   それがまったく無意味であることがわかるのが、
   異国への旅のひとつの獲得できるものである。

   では若い時だけに、

   …自分は何者でもない。

   という考えが必要なのか、と考えると、そうではない。


   たとえば、六十歳を越えて、定年を迎えている人がいるとすれば、
   その人たちにも必要な考えなのである。

   ここまで寿命が延び、日本人の六十歳から七十歳の人たちが、
   どのくらい元気で、バリバリ仕事も、遊びもできるのは、今や常識である。

   ところが、現役時代に人一倍働き、仕事で成果を上げ、
   会社からも評価され、部下も育てたという人が、
   実は、潔く退職してから上手くいかなくなるケースが多い。


   …えっ、あの部長が、今そんななんですか?

   という例が多い。

   その人が仕事を十分にやって来て、人望もあり、
   あとは退職金で悠々と暮らしているかと思うと、これが逆のケースが多い。

   …なぜか?

   再出発ができないのである。


   別に、再出発でなくても、残る余生をうまく過ごせない。

   再出発のケースなら、
   自分は半生でこれほどのことをやって来たという自覚が邪魔をするのである。

   自分にふさわしい新しい仕事なり、時間の過ごし方に対して、
   対応ができないのである。


   その原因の最大の要素は、

   …自分はカクカクシカジカの者である。

   と当人が考えているからである。


   …自分は何者でもない。

   という考えを持てないのだ。


   しかしよくよく考えれば、それだけ素晴らしい仕事をした人、
   その仕事内容も、実は過去のものであり、メモリーはあっても、
   実感をともなうものではないのだ。

   実は、この実感をともなうものこそが、生きている仕事、時間なのである。

   …自分は何者でもない。

   この考えがすんなり自分の体に入るようになることが大切なのである。

   旅の話から、妙なことを書いたが、
   人生は晩年をどう過ごせるかで、
   当人の生きざま、死にざまが決まるケースが大半なのである。

      <『一度きりの人生だから 大人の男の遊び方』双葉社>

             ・・・

「我々は遠くから来た。そして遠くまで行くのだ...」 という、
イタリアのパルミーロ・トリアッティの言葉がある。

また、「我々はどこからきたのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」と題された、
フランスの画家、ポール・ゴーギャンがタヒチで描いた大作もある。


どんなに財産があろうと、肩書や名声があろうと、
死んでしまえば、それをあの世に持っていくことはできない。

そのことを、重要な節目節目に思い出せるかどうかで、人生は決まると言ってもいい。

「裸にて生まれて来たに何不足」

我々はもともと裸で生まれてきたのだ、と覚悟を決めれば何でもできる。


定年退職に限らず、人生を再出発させなければいけない時は、旅と同じだ。

見知らぬ土地、見知らぬ人、見知らぬ宿と出会い、「自分は何者でもない」と気づく。


一度きりの人生、覚悟を決めて生きてゆきたい。

           <感謝合掌 令和元年6月30日 頓首再拝>

【可動域を広げよ】 - 伝統

2019/07/02 (Tue) 22:34:51


       *メルマガ「人の心に灯をともす」(2019年06月30日)より

   (明治大学教授、齋藤孝氏の心に響く言葉より…)

   2年ほど前、経済産業省の若手官僚の有志がまとめた文書
   「不安な個人、立ちすくむ国家」が話題になりました。

   日本の現状と中長期的な課題をまとめたものですが、
   その是非はともかく、そこに掲載されている統計データの一つに驚かされました。


   タイトルは「定年退職を境に、日がなテレビを見て過ごしている」。

   2011年の総務省「社会生活基本調査」の結果をグラフ化しているのですが、
   60歳代前半の男性無業者の多くは、平日の日中から夜にかけて、
   ほとんどテレビ等を見て過ごしているというのです。


   これには理由もあります。

   同文書によれば、65歳以上でも働きたいと考えている人は6割を超えています。

   ところが、60歳以上で常勤の仕事に就いている人は約1割。
   7割以上は非常勤等の仕事もしていないそうです。

   つまり、働きたくてもいい働き口がないから、
   テレビで時間を潰すしかない、となるわけです。

   明日は我が身、と思っている現役世代の方も多いことでしょう。


   しかし、別の見方もできます。

   仕事から解放されて自由に使える時間が増えたのなら、
   自分のために有効活用してもいいはずです。

   ところが、気がつけば、仕事以外にやることがない。

   そういう人が多いのかもしれません。


   これについては、私も思い当たるフシがあります。

   私はコミュニケーションツールとして
   「偏愛マップ」というものを推奨しています。

   A4の紙一枚にとにかく自分の好きなもの・好きなことを
   書き連ねるだけなのですが、それを初対面の場面で交換すれば、
   話題を見つけやすいので会話が弾みやすくなります。

   以前、ある大企業のセミナーでこれを実践していただいたところ、
   A4一枚に空白が目立つ方が続出しました。

   特に部長クラスの方々は、例えば「ゴルフ」「カラオケ」「居酒屋」まで書いて
   ペンが止まってしまうのです。

   「では居酒屋の何が好きですか?もう少し書き加えてください」とお願いしたら、
   「焼き鳥(ハツ)」とのこと。


   おそらく日々が多忙なため、
   とても他のことにうつつを抜かしている暇などないということなのでしょう。

   もちろん仕事に全身全霊を傾けることは尊いですが、
   その状態がいつまでも続くわけではありません。

   最終的には定年があるし、
   その前に異動や転職で環境がガラリと変わることもあり得ます。


   そこから先、長い人生とどう折り合いをつけるか、考えてみたことはあるでしょうか。

   よく、「早いうちから趣味を持とう」「今の人間関係を大切にしよう」
   といったアドバイスを聞くことがあります。

   もちろんそれらも大事ですが、私はもっと根本的な部分から
   日常を見直したほうがいいと考えています。

   それは「可動域を拡げる」ということです。


   人の体は、放っておけばだんだん硬くなります。

   もっとも柔らかいのは赤ちゃんのとき。
   つまり可動域がもっとも広いわけです。

   それから年齢とともに硬くなり、
   老年期に入るといよいよ動かなくなり、死を迎えて硬直します。

   また「硬さ」は俊敏性や反射力にも影響します。

   例えば急にボールが飛んできたとき、
   若いうちならサッと避けられるかもしれませんが、
   高齢になると硬くなってとっさの身動きがとれなかったりします。


   これは身体の話ですが、実は意識とも連動しています。

   身体の柔らかい赤ちゃんは、世の中のすべてに対して関心を持ちます。

   あるいは小学校2~3年生のころを思い出してみてください。

   やはり身体はきわめて柔軟で、何に対しても好奇心旺盛だったのはないでしょうか。

       <『可動域を広げよ』日経プレミアシリーズ>

              ・・・

齋藤孝氏は本書の中で脳や体のストレッチについて、
イチロー選手の引退会見の言葉を引用してこう語る。

『人よりがんばることなんてとてもできないんですよね。

あくまではかりは自分の中にある。

それで自分なりにそのはかりを使いながら、
自分の限界を見ながらちょっと超えていくということを繰り返していく。

そうすると、いつの間にかこんな自分になっているんだという状態になって。

だから少しずつの積み重ねが、
それでしか自分を越えていけないと思うんですよね。

一気に高みに行こうとすると、今の自分の状態とギャップがありすぎて、
それは続けられないと僕は考えているので。

地道に進むしかない。

進むというか、進むだけではないですね。
後退もしながら、あるときは後退しかない時期もあると思うので。

でも、自分がやると決めたことを信じてやっていく』


努力に王道はない。

それは、イチロー選手のいうように、毎日の少しずつの積み重ねによって、
「いつのまにかこんな自分になっている」という状態になること。


歳を重ねるごとに、多くの人の可動域は狭くなる。

思考の柔軟性がなくなり、硬くなって、
新しいことや違った意見を受け入れられなくなる。

そのためには日々、考え方や意識の可動域を広げるトレーニングを繰り返すしかない。


新しいことやめずらしいこと、変わったことに触れること。

楽しいことや面白いこと、興味深いことを体験すること。

年配者だけでなく若い人たちや、男女に関わりなくコミュニケーションをとること。

そして、バカバカしいこと、くだらないことをやってみて、楽しむこと。


年齢を重ねれば重ねるほど、凝(こ)り固まってはいけない。

いくつになっても、可動域を広げる努力を重ねたい。

           <感謝合掌 令和元年7月2日 頓首再拝>

【「七転び八起」の人生】 - 伝統

2019/07/04 (Thu) 17:44:54


     *メルマガ「人の心に灯をともす」(2019年07月04日)より

   (田中真澄氏の心に響く言葉より…)

   時代は大きく変わりつつあります。
   目下、日本は世界一の高齢社会に向かって進行中です。

   2040年には75歳以上の世帯が全体の4分の1になる
   という政府の推計が2019年4月に発表されました。


   社会教育家の私は83歳で未だに講演・執筆の仕事に従事していますが、
   こうしたことは今では珍しくなく、80代の高齢者が現役で頑張っている事例が
   私たちの周りにも数多くみられるようになりました。

   40年前、私は43歳の時に日経を辞め、
   独立事業主として第二の人生をスタートしました。

   なぜ独立独歩の人生にこだわったかといえば、私は日経時代から

   「これからのサラリーマンは組織に依存する生き方だけではなく、
   少なくとも定年後は生活保障のない個人事業主として人生を歩むべきだ」

   と考え、そのためには自らがどこにも所属せず、
   己の存在価値にかけて生きていかねばならないと決心したからです。

   さらに事業主には定年がないことから、
   死ぬまで働く覚悟が必要であるとも考えてきました。


   また日経マグロウヒル社(現日経BP社)に出向していた時に、
   アメリカで「ジェロントロジー」(老年学・加齢学)が
   大学で講じられていることを知って、いち早くその関係図書を入手し、
   これからは「センテナリアン」(百歳人)を目指して、

   人生100年の設定の下にロングランの生き方をベースにした
   人生設計が必要であることを人よりも早く知りました。

   ですから独立当初も今も、
   講演の中で「人生100年」「終身現役」を説いてきています。

   このことを唱え始めた頃は、私は変人扱いされることもありましたが、
   今では日本人誰もが「人生100年」を当たり前と受け止めるまでになり、
   時代が大きく変わったことを日々、実感しています。


   社会教育家の私がこの40年間論じてきたのは、

   「私たち凡人が幸せに生きるには、どうしたらいいのか」

   という凡人の生き方でした。

   その正解を求めるために、
   私自身が独立独歩の厳しい生き方を自らに強いてきたとも言えるでしょう。


   私たちは「歳をとると能力は低下していく」と当然のように考えています。

   この固定観念は間違いであることを証明する全米の専門家による
   10年にわたる研究成果の報告書「サクセスフルエイジング」が刊行されました。

   その中では、老化についての通念に、
   次のような6つの間違いがあると指摘しています。

   1. 歳をとったら虚弱な人になりやすい。

   2. 高齢者は新しい技術は習得できない。

   3. 学びは今からでは遅すぎる。

   4. 両親は選べないから才能がないのであきらめるしかない。

   5. 性的関心は衰える。

   6. 高齢者には働く能力が乏しい。


   この6つは、どれも誤解にすぎず、その反対のことが正解なのです。

   本来、能力開発は年齢不問であり、
   いつからでも自分を磨き直すことができるのです。

   人には誰にも潜在能力という未だ未開発の能力が潜んでいます。

   その能力を引き出すには、
   常に前向きな行動と考え方の習慣を身に付け続けることです。

   この習慣を継続実践していくことができれば、
   私たちは年齢差を超えて自分でも気づいていない
   未知の能力を開発していけるのです。

         <『朝礼・会議で使える 田中真澄の61話』ぱるす出版>

             ・・・

田中真澄氏は本書の中でこう語る。

『倒しても倒しても起き上がるだるまの特徴は、
よく「七転び八起」の人生にたとえられます。

それは、どんな困難に出会っても歯を食いしばって耐え抜き、
ついに目標を遂げる生き方をさします。

そうしたダルマに似た生き方をしながら、
自分の目指す道を貫いている人がどんな時代にも
どんな世の中にも存在するものです。

この心構えの中で最も大切なことは、
自己の目標に向かって地道にコツコツと努力を続けていく
忍耐力(根性)ではないでしょうか。

古河財閥の創業者古河市兵衛は

「ほんとうに辛抱強ければ必ず運が開けてくるものだ。
私はいつも《運・鈍・根》を唱えてきた。運は鈍でなければつかない。
利口ぶってチョコマカすると運は逃げてしまう。
鈍を守るには根がなければならぬ」

と語っているように、
彼は「運・鈍・根」の中でも「根」を最も重視していました。

ダルマのように、どんなに倒されても起き続ける根性(ガッツ)があれば、
人は自分の選んだ道で最後は目標を達成できるのです。

ですから私は講演の中でいつもコツコツ、コツコツと言いながら、
毎朝、目標を心に描き、言葉で唱え、地道に努力を続け、
ガッツを武器に地道に生きていこうと訴え、
「心構えは機関車、知識や技術は客車」と言ってきました。』


「働き方改革」という言葉が喧伝され、よく勘違いしている人がいる。

この「働き方改革」には、起業家や個人事業主は当てはまらないということだ。

成功しようとする起業家や個人事業主には、日曜も祭日もない。

もちろん、働く時間に制限もなく、夜も昼もない。

ほかに取り立てて才能のない凡人が、
あまたある会社の中で生き残り、存続し続けようとするなら、
人の三倍も四倍も努力し、働くしかない。


その差は、定年後にはっきりと出てくる。

人から必要とされる人になっているのか、必要とされない人となっているのか。

オファーのある人か、ない人か。

声がかかる人か、かからない人か、の違いだ。


人生は「七転び八起」。

人は、いくつになっても挑戦できる。

思い立ったときが、人生の始まりのとき。


「人生は今日が始まり」という言葉を胸に刻みたい。

           <感謝合掌 令和元年7月4日 頓首再拝>

夜間頻尿はなぜ起こる? - 伝統

2019/07/10 (Wed) 18:27:23


【コワイ病気が潜む「頻尿」の正しい対処法】尿意で熟睡できない…夜間頻尿はなぜ起こる? 
加齢で弱まるポンプ機能、メタボや睡眠時無呼吸症候群も悪影響

    *Web:夕刊フジ ( 2019年6月28日)より

(1)夜間頻尿はなぜ起こるのか。大きく分けて原因は3つあります。

  ①腎臓で水分を再吸収する抗利尿ホルモンの減少

  ②水分の摂り過ぎ

  ③生活習慣病。

   (日本大学医学部泌尿器科学系の高橋悟主任教授)


(2)抗利尿ホルモンの減少

  ①一般的に、昼間は3~4時間に1回のトイレの人も、
   夜寝ているときには6~7時間は尿意が起こりにくい仕組みがある。

   それをサポートしているのが抗利尿ホルモン。

  ②寝ているときに腎臓からの水分の再吸収を促すことで、
   体内の水分量を維持するのだが、加齢とともに抗利尿ホルモンは減少傾向に。

   結果として、夜間も昼間と同じように尿が作られ
   膀胱(ぼうこう)にたまるため、尿意で夜中に目覚めてしまう。

(3)加齢による心臓や血管のポンプ機能が弱まる

  ①年を取って心臓や血管のポンプ機能が弱まることも関係します。
   ポンプ機能が弱いことから昼間に重力で下半身の方に水分がたまりやすく、
   布団に入って身体を横にしたときに、下半身の水分が腎臓の方へ戻ってくるのです。

   寝る体勢では、ポンプ機能が弱くても水分が腎臓に戻りやすい。

  ②日中、脚にたまった水分が寝たたときに腎臓に送られ、
   抗利尿作用の働きが弱いと尿がたくさん作られ、夜間頻尿につながる。

(4)水分の摂り過ぎ

  ①汗をあまりかいていないのに、
   1日2リットル以上の水分をとっている人も夜間頻尿になりやすい。

   熱中症対策でこまめな水分補給は欠かせないが、
   夏場は1日1・5リットルが目安となる。

  ②また、寝る前の飲酒も、アルコールの利尿作用で夜間頻尿に拍車をかけるので、
   飲み過ぎはほどほどにしよう。

(5)生活習慣病

  ①糖尿病や高血圧の人も夜間頻尿を起こしやすい。
   糖尿病では、腎臓からの水分の再吸収がうまくいかなくなり、
   夜間頻尿につながるのです。

   また、高血圧では血中のナトリウム濃度が上がることで尿量が増えやすい。

  ②メタボリックシンドロームの人は、睡眠時無呼吸症候群にも注意しましょう。
   睡眠時無呼吸症候群は、上向きに寝たときに舌のつけ根などで
   空気の通り道が塞がり、呼吸が10秒以上停止して再開するときに覚醒する。

   この覚醒したタイミングで、尿意を感じやすいのだ。
   メタボで糖尿病を抱えているとなおさら夜間頻尿につながりやすい。

   睡眠時無呼吸症候群の人では、夜だけ頻尿という方もいます。
   昼間は3~4時間に1回なのに、夜間は1~2時間ごとにトイレへ。

   その結果睡眠障害に陥り、抗利尿ホルモン分泌の減少に拍車がかかり、
   悪循環に陥りやすいのです。

   (https://news.infoseek.co.jp/article/00fujihea1906270001/?p=1 )

           <感謝合掌 令和元年7月10日 頓首再拝>

大豆、みかんがロコモとメタボを同時予防 中高年は積極摂取オススメ - 伝統

2019/07/13 (Sat) 19:17:42


        *Web:夕刊フジ(2019年4月17日)より
             ~【食と健康 ホントの話】

ロコモティブシンドローム(ロコモ)の一つである骨粗しょう症予防の基本は、
3大栄養素(糖質、脂質、タンパク質)を過不足なく摂取した上で、
前回説明したようなビタミンやミネラルを十分に補給することだ。

さらに現在注目されるのが植物由来の成分だ。

骨によいことで最も有名なのが、
特定保健食品(国が機能性表示の許可を出しているもの)の大豆イソフラボンだろう。

女性ホルモン(エストロゲン)は骨の形成を促し、
骨の吸収(破壊)を抑える作用があるが、大豆イソフラボンも同様の働きをするためだ。

そのため、閉経後にエストロゲンが激減する女性に効果的であるとされる。

男性も女性ほどではないが、男性ホルモン(アンドロゲン=こちらも骨に重要)の
分泌は中年期以降に緩やかに減少するので、性ホルモンの働きを助ける
大豆イソフラボンは、やはりお勧めだ。

他にも、抗酸化作用や動脈硬化予防、がん予防などが期待される
大豆イソフラボンだが、大豆やサプリメントで摂っても効果の低い人がいる。

大豆イソフラボンは、腸内細菌によって分離吸収され、
エクオールという代謝産物に変えられるが、それができる人とできない人がいる。

それは「エクオール産生菌」が腸内にあるかどうかで、
それがないと大豆イソフラボンを摂っても、高い効果は期待できない。

アジア人は約50%、欧米人は20~30%がエクオール産生菌を持っている
と考えられているが、持っていない可能性のある人、あるいは効率的に摂取したい人は、
機能性表示食品(メーカーが科学的根拠を基に機能性を表示したもの)を
利用するのもおすすめだ。

 
骨を強くする効果が認められている植物由来成分は他にもある。
温州みかんに多く含まれる、β(ベータ)クリプトキサンチンだ。

東京農業大学応用生物科学部食品安全健康学科(東京都世田谷区)の上原万里子教授が語る。

「βクリプトキサンチンは、カロテノイド(天然色素)で、ビタミンの一種です。
1日3個食べると骨に良いとされています」

 
ところで、骨は古くなった部分を破壊する破骨細胞と、
それを修復する骨芽細胞の2種類の細胞によって成り立っているが、
加齢にともない、骨が作られるより破壊される方が上回るようになる。

そのバランスをとるために、破骨細胞の働きを抑制する成分には、
先述の大豆イソフラボン(エクオール)をはじめとするポリフェノールと、
ブロッコリースプラウトに多く含まれるスルフォラファンなどが知られている。

上原教授は、これらの植物成分は骨の健康を守るばかりでなく、
メタボの代表格である糖尿病や脂質異常症などにも効果的である可能性が高いという。

「骨粗しょう症もメタボリックシンドロームも、慢性炎症が基盤の疾患です。
脂肪細胞は、炎症を引き起こすサイトカインという物質を分泌しますし、
破骨細胞はサイトカインにより活性されますが、これらの植物成分によって
炎症が抑えられる可能性があります」

また、骨の細胞から産出される「オステオカルシン」という成分が、
血糖値や脂肪蓄積を調節するなど、骨代謝と脂質代謝はリンクしていることが
わかってきている。

中高年は男女ともに、これらの植物成分を積極的に摂るのがおすすめだ。

(医療ジャーナリスト 石井悦子)

  ( https://www.iza.ne.jp/kiji/life/news/190417/lif19041720470034-n1.html )

           <感謝合掌 令和元年7月13日 頓首再拝>

安全主義の危険 - 伝統

2019/07/14 (Sun) 19:18:37


       *メルマガ「成功への道しるべ」(2019年06月12日)より

◆下記は、かなり以前にある雑誌に掲載されていた記事です。

『80歳前後の老人達に、あなたの人生で今一番悔やまれることは何ですか? 
というテーマでの調査でした。

この質問に対して圧倒的に多かった答えは、

「何故もっとリスクを冒さなかったか」

ということだったそうです。

その老人達は長い人生で、失敗した経験も数多くあったことでしょうが、
そんなことを、なんら悔んではいないのです。

チャンスがあったのに、また、本当にやりたい事があったのに
トライしなかったことを悔んでいるのです。』


ほんの少し前まで、80歳は大変高齢者と見られたいたのですが、
人生百年時代などとと急にいわれ始めた感じで

80歳からでも挑戦しなければ、
後悔しながら更に10年、20年と生きることになります。

リスクを冒すのに年代は関係ありません。

リスクに関して次のような認識があれば、
もっと躊躇なく挑戦することができます。


◆「リスク」は「危険」と訳されるので、
「リスク」=「危険」と思い、挑戦をためらわせる面があります。

危険は「デンジャー」で、
「リスク」はラテン語の「挑戦」が
語源だそうで、かなり意味合いが違うそうです。

「リスク」は挑戦の結果は、不明確だということです。

挑戦の結果がハッキリ決まっているようならそれは挑戦ではありません。
不明確だから潜在意識を活用して確実しようとする
モティベーションも湧いてきます。

また不明確というスリリングな要素もないと、
人生は退屈極まりないものになってしまうのではないでしょうか?

とにかくリスク≠危険ではないという認識が必要です。


◆安全主義は必ずしも安全ではないとの認識も必要です。
このことに関してSMIの中に次のような一文があります。

「過ちを恐れるあまり、「守りをかためて、
過ちになりそうなものから自分を絶縁し、
その結果、生きることを忘れてしまう。

これはありうることです。

そしてこれは過ちに中でも、最大の過ちです。」

ともまでいうのです。

新しいことに挑戦しようとする時、できる限り安全を期そうとします。
それは当然ですが100%安全などということはあり得ません、

行き過ぎた安全主義は、リスクを冒すこと以上に、
大きな危険が潜んでいるのです。

成長や成功のチャンスを放棄することになります。
生きることそのものを放棄することになるのです。


◆さらに「私は失敗した」と「私は失敗者だ」は、
同じでないことの認識も重要です。

失敗したということは、
学習したということで、一歩前進したということです。

私達は失敗を繰り返しながら成長していくのです。

失敗したというは、
成功の途上にあるということで、見方を変えれば成功したのです。

成功の反対は失敗ではありません。

「私は失敗者だ」というのは、
努力すること、挑戦することを放棄した人のことを云います。

ある程度過ちを冒す方が、そういった過ちを冒さないようにするより
遥かにためになる。というのは素晴らしい真実です。

リスクを冒すということまでいかなくても、
人生百年時代を生きるには、テーマが必要です。

テーマを持たずに百年は長すぎます。
それに夢中になれるものなら最高です。
どのようなストーリーも自由に描くことができます。

自分の人生のドラマの主人公は、自分自身であることの認識が必要です。
リスクに対してこのような理解をもって挑戦してはどうでしょうか。


編集後記

■僕は失敗を受け入れることは出来る。
誰でも時には失敗することがあるから。
しかし僕は挑戦することを諦めることは絶対にできない。

I can accept failure.
Everyone fails at something. 
But I can not accept not trying. 

  バスケットのマイケル・ジョーダンの言葉です。

           <感謝合掌 令和元年7月14日 頓首再拝>

夢中になるものを持ちたい - 伝統

2019/07/15 (Mon) 18:53:39


       *メルマガ「成功への道しるべ」(2019年7月10日))より

◆何か一つこれに関しては誰にも負けないというものを持ち、
更にそれを極め続けることは、百年時代の人生戦略となります。

私達の頭脳は「目標追及装置」の機能を持っていて、
目標がある時だけ活発に機能するのです。

それが夢中になれるものであればあるほど頭脳はより活発に
働き心身ともに元気にキビキビと活動します。

ところが目標がなくなると、
これが同じ人かと思うほど活気がなくなってしまいます。

百年時代、健康寿命を延ばすことが大切だと盛んに言われています。
それに対してお医者さんの助言はたいがい同じような内容です。

適度な運動、適切な食事、十分な睡眠等々です。

こういった実践も重要なのですが
「夢中になるものを持つ」ことは潜在意識の働きの面から
健康寿命にも良い影響を与えます。


◆日清食品の創業者で発明家でもあった安藤百福氏は
2007年1月3日ゴルフを楽しみ、
4日の初出の日に社員を前に講演をし、
翌日5日に96歳で亡くなられています。

まさに「ピンピンコロリ」の人生です。

安藤氏の場合、会社経営は後進に譲り、自分は90歳を過ぎてからも
10人程のメンバーの陣頭指揮をとってJAXAと協力しての宇宙食ラーメン
の開発に没頭されていました。

夢中になるものがあることが健康寿命の源泉になっています。


◆NPO法人日本スマイリスト協会理事長の近藤友ニ氏は
西宮市在住なので時々お会いすることがあります。

今年87歳ですが、2時間位、多分それ以上でも平気で立ったまま、
よく通る声で元気に講演されます。

一昨年末85歳の時には、なんとホノルルマラソンを完走されました。

数年前まで、お亡くなりになった奥様の病の看病で一睡もできず、
翌日の講演をせねばならないことが何回もあったそうです。

長年十分な睡眠などとてもとれなかったといわれます。

笑顔、笑いというのが健康寿命に良い影響を与えていますが、
近藤先生の場合、更に夢というより確固たる目標を持っておられることです。

その目標というのは、協会設立50周年記念行事として2032年春に
日本中に百の会場を設け「百万人の笑顔コール」の一大イベントの達成です。
その目標に向かって、今も着々と準備も進めておられます。

◆常に最高峰を目指し続ける芸術家は
長寿で最後まで充実した人生を送る人が多いといわれますが、
食事、運動、睡眠などに関してはたいがい無関心です。

例えば、天才画家葛飾北斎は、多くの逸話や言動から想像できることは、
こういうことに関して全くデタラメナの日常生活を送っていたと思われます。

ところが平均寿命は40歳代だった江戸時代に90歳近くまで元気に活躍し、
死ぬ間際には「せめてあと10年、いや5年でいい、生きることができたら、
本当の絵が描けるのに」と嘆いたといわれます。


◆私達平均的な人間でも「夢中になるもの」を持つことが出来ます。

自分の得意こと好きな分野で情熱を注げるものを見つけ、
間口を限りなく絞ることで、そこにエネルギーを集中して深掘りしていくことです。

間口が広いと深掘りできませんから、広く浅くはNGです。
レンズを使って太陽光線を収斂すれば紙も瞬時に燃え上がる理屈です。
 
そしてこれに関しては誰にも負けないというものを持つことを目指すのです。
何か一つこだわり続け「極める境地」を目指すことで自信を持つことが出来ます。

潜在意識を開発する喜びを味わうことが出来ます。
健康寿命にもつながります。

こういうことに挑戦するのに遅すぎるということはありませんが、
早すぎるということは絶対にありません。

やはり長く極め続ければ、それだけその道の達人になることができます。
そのことで益々深い喜びを味わうことになります。

そこまでいくと周りが放っておきません。

           <感謝合掌 令和元年7月15日 頓首再拝>

「死を呼ぶ睡眠」知らないうちに寿命激減! - 伝統

2019/07/17 (Wed) 19:26:50


      *Web:日刊大衆 (2019年6月28日)より抜粋

(1)心身の不調が睡眠にあると気づいてない人が意外に多い。

(2)睡眠は心身を休ませるだけでなく、健康と密接に関わっている。
   実際、睡眠の量と質が確保できなくなると、頻繁に風邪をひく、
   仕事中に集中力が切れたり妙にイライラする。

(3)良い睡眠が得られないと、脳の機能も低下し、
   精神状態が不安定になったり、うつ病や認知症の
   発症リスクも高まることが最近の研究で明らかになっています

(4)どんな就寝習慣が寿命を縮めるのか?

  ①〈夏場はシャワーだけ〉これも寝つきを悪くして質の悪い睡眠となる原因だ。

   → 湯船に浸かって深部体温を高い状態にする必要があります。
     夏なら寝る2時間ぐらい前に40度の浴槽で15分、
     41度なら10分ぐらい浸かることが、気持ちのいい眠りを誘うポイントです

  ②〈寝るときはジャージや浴衣を着ている〉こんな男性も多いだろうが、
   これでは寝汗も吸収しにくい。

   → 素材は綿かシルクで、寝返りが打ちやすいパジャマが一番。

   「最近は床に敷くとヒンヤリする冷温シーツも出回っていますが、
    汗を吸わないので好ましくありません」

  ③中高年の中には、夜中、トイレに立つのが嫌だからと
   〈寝る前の水分は控えている〉人がいる。

   だが、人は寝ている間に100~150ccぐらいの汗をかくため、
   血中の水分が不足して血液がドロドロになる。
   これで血栓ができやすくなり、最悪の場合、寝ている間に
   心筋梗塞や脳梗塞で“眠りっぱなし”になってしまうことも。

   → 寝る前に白湯を一杯飲んむと、いいでしょう。

  ④寝酒が習慣になっている。

   アルコールを飲むと、寝つきは良くなるかもしれませんが、
   寝ている間に交感神経が働き、熟睡を防げてしまいます。

  ⑤床に入ってから〈スマホを視聴する〉
   寝るときには、張り詰めた交感神経をリラックスした
   副交感神経に切り替える必要がある。
   スマホを見ると、なかなか副交感神経優位の状態にならない

   → 副交感神経優位にするため、呼吸法を。

     副交感神経を優位にさせる方法で最も簡単なのは、
     3秒で息を吸って2秒間止めて、5秒で吐き出すという呼吸です。

  ⑥寝室のエアコンは28度に設定して、1~2時間のタイマーにする。

   → 室温は26度(湿度は50%台)にすべし。
     「さまざまな研究で、これが最も熟睡できる温度とされています」

     1~2時間のタイマーでは、就寝中に室温が上がり目が覚めてしまう。
     これも熟睡できない原因に。

     「エアコンのつけっぱなしはもったいないと思うかもしれませんが、
     熟睡できないより、ずっといいと思います」 

  ( https://news.infoseek.co.jp/topics/taishu_66579 )

           <感謝合掌 令和元年7月17日 頓首再拝>

平均寿命、最高を更新 女性87.32歳 男性81.25歳 - 伝統

2019/07/31 (Wed) 18:28:18


         *日本経済新聞(2019/7/30)より

2018年の日本人の平均寿命は女性が87.32歳、男性が81.25歳で、ともに過去最高を更新した。
厚生労働省が30日発表したまとめで分かった。17年に比べて女性は0.05歳、男性は0.16歳延びた。
過去最高の更新は女性が6年連続、男性は7年連続。

長寿社会の深まりにより、社会保障など幅広い分野の改革が求められている。


厚労省は「日本人の三大死因であるがんや心疾患、脳血管疾患などの
死亡率の低下が平均寿命を延ばしている。
健康意識の高まりで、さらに寿命が延びる可能性がある」と分析した。

平均寿命は死亡率が今後も変わらないと仮定し、
その年に生まれた0歳児があと何年生きられるかを表す数値
。将来の社会保障、経済政策の方向を決める指標になる。

18年生まれの日本人が75歳まで生きる割合は女性が88.1%、男性が75.6%。
90歳まで生きる割合は女性が50.5%、男性が26.5%。
半数が生存していると推定される「寿命中位数」は女性で90.11歳、男性は84.23歳だった。


がん、心疾患、脳血管疾患で死亡する確率は女性で45.52%、男性で50.06%。
仮にこれらの病気で亡くなる人がゼロになれば、
女性は5.55歳、男性は6.7歳、平均寿命が延びるという。


平均寿命が延び続ける一方、
18年の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子の推計数)は1.42にとどまり、
同年に生まれた子どもの数は91万8397人で過去最低を記録した。

今月に総務省が発表した人口動態調査でも、日本人の人口は10年連続で減少している。


また、自立して生活できる年齢を指す「健康寿命」は16年時点で女性は74.79歳、男性は72.14歳。
平均寿命とは大きな開きがある。

社会保障制度に詳しい法政大の小黒一正教授は
「社会保障の改革が急務だ。現状のままでは医療費や介護費の国庫負担が増えるだけでなく
、1人当たりの年金受給額も実質的に下がる。高齢者に貧困が広がるだろう」と指摘。

その上で「社会保障の支え手を増やす必要がある。
高齢でも働ける労働市場の整備や、貯蓄や投資など老後を見据えた
資産形成の促進が大切だ」としている。

      ( https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47950740Q9A730C1CR8000/?n_cid=NMAIL007 )

           <感謝合掌 令和元年7月31日 頓首再拝>

長寿と〈生きがい〉の関係 - 伝統

2019/08/01 (Thu) 18:59:37


      *Web:デイリー新潮(2018年8月2日)より
           ~脳科学者 茂木健一郎が説く「幸福脳」の作り方 
             世界から注目される日本人の〈生きがい〉


日本人の〈生きがい〉という概念は、2009年9月に行われた、
あるTEDトークから広く世界に知られるようになった。

「100歳を超えて生きるには」と題されたトークの中で、
アメリカの文筆家ダン・ベットナーが
「〈生きがい〉は健康で長生きするための精神の持ち方である」と言及したのである。

ベットナーは、世界の中で特に長寿の人が多い5つの地域を「ブルー・ゾーン」と呼び、
そのライフスタイルの特性を説明している。そ

こで最も長い平均寿命を楽しんでいると報告されたのが、沖縄だった。

(伝統注~本スレッッド内「沖縄・長寿の里「大宜味村」2019/05/25参照)

沖縄はかつて長寿日本一。

今でこそ、若年層の食の変化などが原因で平均寿命の順位は下がったが、
相変わらず100歳以上のたくさんのおじい、おばあが元気に暮らす。
ベットナーがトークで引用した彼らの〈生きがい〉を紹介しよう。

100歳の漁師によれば、いまだ週に3回家族のために魚を獲りにいくこと。
102歳の女性によれば、彼女の曾孫のさらに孫娘を抱くこと。

――このように誰かとつながっていることが〈生きがい〉の要となり、
そこにバランスのとれた伝統的な琉球の食事が加わって、
長寿で幸福な人生を送ることができるというのだ。

 
長寿と〈生きがい〉の観点からは、さらに興味深い研究がある。

40歳から79歳の約5万5千人を対象に、東北大学医学部によって行われた、
ある研究(曽根ら「日本における、生きるに値する人生の感覚〈生きがい〉と
死亡率の関係」08年)では、

「〈生きがい〉がない」と答えた人より、「ある」と答えた人の方が、
心臓血管系の病気に罹るリスクが低かった。

 
健康にはさまざまな要素が絡んでいるため、因果関係を明確にするのは難しい。
だが、このリスクの低さは、〈生きがい〉を持つ人の身体的活動量が多いことを示している。
と言うのも、体をよく動かすことで、心臓血管系の病気に罹りにくくなる
という事実があるからだ。

実際、「ある」と答えた人の方がよく運動していることは、同研究の中でわかっている。

 
人間の脳は、何歳になっても成長できる。
日常の中で〈生きがい〉を感じる学びを重ねることが認知症の予防にもつながるのだ。


  ( https://www.dailyshincho.jp/article/2018/08160555/?all=1&page=2 )

           <感謝合掌 令和元年8月1日 頓首再拝>

長生きの最大の秘訣は「主観年齢を若く保つ」 - 伝統

2019/08/24 (Sat) 19:22:58

長生きの最大の秘訣は「主観年齢を若く保つ」 近年の研究で証明も

         *Web:夕刊フジ (2019年8月23日)より

「年相応」という言葉があります。
日本人はことさら年齢を気にし、自分の年齢にあった行動をしがちです。

老人が若者のような行動をすると、「いい年をして」と言われます。

しかし、年をとったら、年相応の行動をしてはいけません。
また、自分が老け込んだと思うこともよくありません。

 
「気持ちだけは若く」とよく言われますが、
これは長生きをする最大の秘訣です。

なぜなら、近年の研究で、このことが証明されてきているからです。

4年前、アメリカの医学雑誌に紹介された、フランスの研究者が行った
「主観的年齢と認知能力」という研究では、

BMI(肥満指数)が低く活動的な人に、
自分が実年齢より若いとのイメージを持ち続けている人が多いことが
突き止められています。

この調査は10年かけて行われましたが、
実年齢に比べて若いと思っている人々は、
実年齢に比べて老いていると感じる人々より、
記憶力と認知機能のスコアが高かったのです。


ここでのキーワードは、「実年齢」と「主観年齢」です。

実年齢は実際の年齢、主観年齢は自分が思う年齢です。

米バージニア大学の研究者たちは、
人生における実年齢と主観年齢の違いがどう変化するかを調査しました。

その結果は、子供や若者のほとんどは、
実年齢よりも主観年齢のほうが高いのですが、25歳で逆転します。

ここからは、主観年齢が実年齢よりも低くなるのです。
30歳になるまでに全体の7割が実年齢よりも自分は若いと感じるようになり、
それ以降は差異が広がるだけなのです。

つまり、現代ではほとんどの人が、自分は実年齢より若いと思っています。
そして、その思いが実際に若さを保たせ、寿命を伸ばしているのです。

年をとるにつれて、性格は丸くなります。
そうして、だんだんに人と付き合うのがおっくうになり、
新しいことには消極的になります。

このような傾向は、主観年齢が高い人ほど顕著に表れるといいます。
自分が実年齢より若いと思っている人は、人付き合いもよく、
新しいことにも挑戦するのです。


現在のところ、こうした研究は、まだ医学的には活用されていません。
しかし、将来的には活用されると言われています。

たとえば、患者さんの主観年齢を若くすることで、
健康状態をよくするというような治療法ができる可能性があります。

アンチエイジングは、心の持ち方次第で可能になります。
少なくとも、老け込むことを遅らせることができるのです。

このようなことから、
「気持ちだけは若く」が本当だということがわかります。

いつまでも若くありたいと願うなら、自分は若いと思い、
できるだけ若い行動をとればいいのです。

主観年齢と実年齢の研究は、今後も進んでいきます。
いまや、自分が若いと思った人が若く、
自分は年寄りだと思った人が年寄りという時代になりました。

ただし、思うのはいいですが、年をとれば体がついてこなくなります。
そういうときは体には無理をさせず。

気持ちだけを若くもつこと。
これが、いちばん大事です。

  ( https://news.infoseek.co.jp/article/00fujihea1908220001/ )

           <感謝合掌 令和元年8月24日 頓首再拝>

2030年「ひきこもり長寿社会」到来 - 伝統

2019/08/25 (Sun) 20:16:20

2030年「ひきこもり長寿社会」到来で財政難か大量衰弱死か 
精神科医・斎藤環が警鐘

         *Web:AERA dot.(2019.8.24)より

「ひきこもり」診療の第一人者、精神科医の斎藤環さんによると、
全国のひきこもっている 人の推計は現時点で200万人以上、
20年後には1千万人を超えるという。 


ひきこもりを日本独特の問題と考える人がいるかもしれませんが、
背景にあるのは「家族主義」です。

ひきこもりが多いのは、日本や韓国、最近では中国、
ヨーロッパではイタリアやフランスです。

5カ国とも家族主義で、子どもが社会参加できなかった場合、
子を家に抱え込み、親が面倒を見続けてしまう。

対して、アメリカやイギリスのような個人主義の国では、
社会に参加できない者はホームレスになるしかありません。

社会参加できない人の受け皿が家庭になるか路上になるかの違いです。

 
内閣府のひきこもりの推計は全国で約115万人ですが、
私はその倍の200万人以上いると確信しています。
その半数が中高年ではないか。

ひきこもっている人は、基本的にはつつましく暮らしており、
「自立しないこと」を除けば切迫した危機感はありません。
それがかえってあだとなっています。

 
私は「2030年にひきこもり長寿社会が到来する」と警鐘を鳴らしてきました。
あと10年もすれば、65歳以上の数万人のひきこもりが一斉に年金受給者になります。
わが子を案じる親は子の年金保険料を払い続けていますから、
その子たちが全員年金を請求すれば年金制度を圧迫するかもしれません。

彼らは所得税は払ってこなかったでしょうから、
なのに年金を受給するのかと世間からバッシングされる可能性があります。
また、社会や役所に対し恐怖心を持つ彼らは、請求しないかもしれません。

待っているのは、孤独死や衰弱死です。

「ひきこもり状態にある家族を誰が面倒を見るべきか」という質問をよく受けます。
私は、両親であればそうしたいなら仕方ないと思いますが、
きょうだいが背負う義務はないと主張しています。

きょうだいが面倒を見ることは、自分の結婚や仕事、生活を
すべて犠牲にしないと無理で、明らかに理不尽だからです。

その時は福祉に委ねるべきです。


ひきこもり状態の人は、自分に自信がありません。
人は社会的地位や人間関係、自分がやってきた仕事で自信を得ますが、
彼らにはそれが全くないからです。

時にプライドや自己愛が過剰に見えるのは、その裏返しです。
ある意味悲鳴であり、健全な自己愛だと思います。

外に向け一歩を踏み出すのに必要なのは、人間関係の構築と、自信の形成です。
それも、家族以外の人間とのつながりが大切になります。

私は、福祉や医療関係施設が提供するデイケア活動への参加を勧めています。
レクリエーションなどを通じ、誰かとつながることで自信の礎ができ、
その礎の上にいろいろなものをのせていくことで自尊心を形づくることができます。

 
デイケアにつなげるには、私の場合、まず親と相談を続けながら、
子にも通院を勧めてもらいます。
親が子に「一緒に来てほしい」と誘い続けることです。

先日も、親だけが5年間私のもとに通い続け、
とうとう本人がやってきたケースがありました。

このままでは、ひきこもりの数は20年後には1千万人を超えると予測しています。
この30年近く、ひきこもりの人数はじわじわと増え続けてきたからです。

就労支援も治療機関も、ひきこもり状態の人たちがそこから抜け出すことができる
ルートが少な過ぎるのです。

都道府県が運営する「ひきこもり地域支援センター」や
NPO法人「KHJ全国ひきこもり家族会連合会」が頑張っていますが、
実情に対して全く追いついていません。

 
ひきこもりが可視化できない状況下では、国は何もしないでしょう。
財政が圧迫されたり、孤独死や衰弱死が大量発生したりして
初めて本腰を入れるのでしょうが、それでは手遅れ。

ひきこもり当事者や家族が安心して相談できる支援体制を確立してほしいと思っています。
(構成/編集部・野村昌二)

  (  https://dot.asahi.com/aera/2019082100081.html )

           <感謝合掌 令和元年8月25日 頓首再拝>

細身の日本人、認知症なりやすく 欧米人と逆 - 伝統

2019/08/26 (Mon) 19:06:48


       *Web:日本経済新聞(2019/8/23)より

日本人の痩せている人は、認知症になるリスクが標準体形の人に比べ最大72%高い
との研究結果を千葉大などの研究グループがまとめた。

欧米では肥満の人が認知症になりやすいとの研究結果が発表されており、
日本人は逆の結果になった。

日本人は認知症リスクを高める糖尿病を
痩せていても発症する体質であることが背景にあるとみられる。

この研究は約40の大学や研究機関が参加する一般社団法人
「日本老年学的評価研究機構」(東京・台東)が実施した。

高齢者3696人を対象に2010年から約6年間追跡調査し、うち338人が認知症になった。

体重(キロ)を身長(メートル)の2乗で割った体格指数(BMI)が、
「18.5未満」の高齢者を痩せ形、「18.5~24.9」を標準体形、「25~29.9」を肥満、
「30以上」を高度肥満と分類し、発症率との関連を調べた。

標準体形の認知症の発症リスクを1とすると、
女性の痩せ形は1.72、肥満は0.82、高度肥満は0.61となり、
太っている人ほど発症リスクが低かった。


男性の場合は痩せ形が1.04。女性ほど差は大きくないものの、
標準体形より発症リスクは高かった。
肥満は0.73、高度肥満は0.91だった。

一般に、認知症のリスクを上げる要因となる糖尿病は、肥満の人がかかりやすい。

痩せている人の方が認知症の発症リスクが高いという今回の調査結果について、
担当した山梨大大学院の横道洋司准教授は「東アジア人の体質が関係している」
と指摘する。


東アジア人は欧米人と比べると、血糖値を下げるインスリンの分泌量が少ない。
肉食文化の欧米人に比べ、歴史的にインスリンを必要とする肉や脂肪を
食べてこなかったことなどが原因とみられる。

このため東アジア人は痩せ形でも、欧米人に比べると糖尿病になりやすい。


一方、筋肉が落ちることで認知症の発症リスクが高まる可能性もあるという。
横道准教授は「体重を落として筋肉まで減ると、
脳を刺激するホルモンが減少するなどの悪影響がある」と話す。

日本人の場合、痩せることで糖尿病にかかりにくくなる効果が欧米人より小さく、
筋肉の減少で認知症の発症リスクが上がる影響の方が大きくなってしまう
可能性があるという。

痩せ形の人の発症リスクの上昇幅に男女差があることについて、
横道准教授は「女性が認知症になると、料理が苦手な男性が介護するケースが多く、
筋肉がさらに落ちることにつながるのではないか」とみている。

           <感謝合掌 令和元年8月26日 頓首再拝>

真の意味で個性的である人 - 伝統

2019/08/27 (Tue) 18:56:57

【個性的であれ】

        *メルマガ「人の心に灯をともす」(2019年08月11日)より

   (明治大学文学部教授、齋藤孝氏の心に響く言葉より…)

   人生後半は、もっともっと、自分のために生きていい。

   「仕事」も自分のためにしよう。

   好きなものに愛するプリミティブ(原初的)な情熱を取り戻し、
   心と身体から湧く「勢い」に忠実に生きよう
   ・・・それを「バカ」というなら、バカこそ最高だ。

   それが私の言いたいことです。


   ポイントは、ざっくり言えば日々が充実しているかどうか。

   充実とは何かといえば、
   「これさえやっていれば時間があっという間に過ぎてしまう、
    これについては徹底的に知りたい、極めたいというものを
    持っているかどうか」ということです。

   そういうものが一つでもあれば、日常生活が多少辛くても、
   自分に折り合いをつけて生きていくことができる。

   バカになれるもの、バカになれる時間こそが、
   後半生の揺らぎやすいアイデンティティの最大の拠りどころとなり、
   人生を明るく照らす。

   そう私は確信しています。


   毎日、なんだか元気が出ない。

   日々のタスクはこなせても、これでいいのだろうかと心休まらない。

   何かに縛られている気がして、息苦しい。

   ひとたび、ささいな失敗をしただけで、
   いわゆる負け組に転落するのではという不安が抜けない
   …そう感じている人は少なくないでしょう。

   それはなぜなのか。

   いまの世の中そのものが、私たちを鎖のようなもので
   がんじがらめに縛り付けているのではないでしょうか。

   しかもその鎖は1本だけでなく、私の見るところ、ざっと3本はある。

   さすがにそこまで厳重だと、
   どれほど屈強な心身の持ち主でも萎えてしまうでしょう。

   つまり日々が辛いのは、けっして本人のせいだけではないのです。


   以下、順番に鎖の正体を見ていきます。

   1本目は、もっとも強力な「視線の地獄」です。

   仕事でもプライベートでも、
   常に「他者」からの視線が私たちに向けられています。

   昨今は、「SNS疲れ」という言葉をよく聞きます。

   FacebookやTwitter、LINEなどで常に誰かとつながっていると、
   相応の気遣いも必要ですし、ある程度自分をよく見せようと、
   センスがいいとされる店に行ったり、
   SNS映えしそうなものを探したりで、見栄を張りたくなります。

   いつも背伸びして歩いているような状態で、
   それが疲れないわけがありません。

   フランスの哲学者サルトルは、「地獄とは他人のことだ」と説いています。

   他人からの視線を受けることによって、
   あなたの評価は他人に委ねられ、あなたはあなた自身ではなくなってしまう。

   主体的に行動していたのに、他者のまなざしの対象(客体)になります。

   他人の視線というものはこの上ない束縛力を持ちます。



   私たちの人生を縛る2本目の鎖が、
   いわゆる「コンプライアンス意識」の高まりです。

   とにかく品行方正が第一で、
   物議をかもすことはいっさい許さないような雰囲気が、
   社会全体に漂っています。

   会社組織内でも、
   いろいろなルールや手続きが厳格化しているという話をよく聞きます。

   不祥事を避けるため、
   もしくは「〇〇ハラ」を未然に防ぐための措置でしょうが、
   それによって働きやすくなっているかというと、話は別です。

   むしろ戦々恐々となって、委縮を助長させている面もある気がします。


   そして3本目の鎖が「個性的であれ」という圧力です。

   これまで挙げてきた“視線”による監視、
   コンプライアンスの束縛と一見矛盾するようですが、
   個性が称揚されるのには相応の理由があります。

   団塊の世代が現役を引退し、価値観も細分化したいま、
   規格大量生産の時代は終わり、
   多品種少量生産で利益を上げる必要が出てきました。

   単純労働はロボットやAIに取って代わられ、
   頭脳労働が求められるようになる。

   つまり、画一的なフレームにとらわれない
   モノやサービスを次々と生み出さなければ、
   個人も組織も淘汰される時代がやってきたのです。

   縮小する国内市場だけではなく、
   海外でも競争しようと思ったらなおさらです。

   だから個性が大事だと喧伝されるようになったわけです。

   基本的に、私は社会が個々人に個性を求めること自体、
   あまりいい風潮ではないと考えています。

   別の言い方をすれば、個性が誤った意味で解釈され、
   個人間の「差異」を強調することに価値が置かれすぎているように感じます。

   例えば仕事上で、新しいアイデアを求められることはよくあります。

   そかしそれは日ごろの経験や調査・研究から得られるものであり、
   その本人が個性的かどうかは別問題でしょう。

   王貞治さんやイチローさんの個性的なバッティングフォームは、
   個性的であろうとしてできたものではありません。

   ひたすら技術を追求した結果、
   人から見ると個性的に見える形になったということです。

   個性は、本来結果なのです。

   にもかかわらず個性が重視されるとすれば、
   それは「周囲とはちょっと違う自分を出さなきゃ」という
   強迫観念を誘発するだけです。

   「個性的であれ」というメッセージも、
   それに感化されて生まれた「個性的といわれたい」という欲求も、
   実は息苦しさをもたらしているのではないでしょうか。

   その証左が「バイトテロ」や「バカッター」です。

   飲食店やコンビニのアルバイト店員が
   ゴミ箱から取り出した食材を調理したり、
   冷蔵庫に入ってみせる動画をネットに投稿したというニュースに、
   日本の将来を憂う人も少なくないでしょう。

   しかしこれも、「個性的であれ」を曲解した結果かもしれません。

       <『バカになれ 50歳から人生に勢いを取り戻す』朝日新書>

               ・・・

“視線”による監視、コンプライアンスの束縛がありながら、
「個性的である」ことは非常に難しい。

それを、齋藤氏は、
「ブレーキを踏みながらサイドブレーキを引き上げ、
なおかつ未踏の道へ向けてアクセルを踏み込むような、バラバラの動き」だという。

だから、多くの人たちにストレスがかかり、
そのはけ口として、「キレる大人」や「暴走老人」が増えたりする。

それを齋藤氏は、

『自分が優位に立っている状況で、
ここぞとばかり鬱屈した全エネルギーを注ぎ込んで相手を罵倒する。
そこに快感を見出しているわけです』

そして、『「私は本当は偉いんだ」「もっとリスペクトされていいはず」
「強いところを見せてやろう」というサイクルは、
他人から見たら滑稽そのものです』という。


他人に迷惑をかけたり、嫌な気持ちにさせる人は、
個性的でもユニークでもなんでもない。

周りから疎(うと)まれ、嫌われるだけの最低の人間だ。


真の意味で個性的である人は、子どものような情熱と好奇心があり、
いつも上機嫌で、ときめいている人であり、人生を楽しんでいる人だ。

人生を楽しんでいる人は、苦労や失敗や嫌なことさえ楽しんでしまう。

そして、まわりの人も楽しくさせる。


少し、バカになって自分の枠をはずし…

真の意味で個性的な人を目指したい。

           <感謝合掌 令和元年8月27日 頓首再拝>

令和元年の「敬老の日」 - 伝統

2019/09/16 (Mon) 17:49:23

今日、9月16日は「敬老の日」。


二人合わせて199歳、最高齢夫婦「みんな仲良くが一番大事」

        *Web:神戸新聞(2019.09.16)より

合わせて199歳。

兵庫県たつの市の最高齢夫婦、水野啓三さん(100)と君子さん(99)
=同市=は、結婚76年を迎えたいまも仲むつまじく暮らす。

近くに住む家族との行き来もあって、介護サービスの利用はなし。
93歳まで畳職人として働いた啓三さんの自負心、君子さんの旺盛な自立心が、
かくしゃくたる生活の礎をなしている。16日は敬老の日。


啓三さんは畳職人の3代目だった。
尋常高等小学校卒業後、親の元で修業し、
見合いで1943(昭和18)年、君子さんと結婚した。

新婚4カ月で啓三さんは出征し、君子さんは義父母と畳店を守り、
敵機襲来におびえる日々を送った。

海軍に入った啓三さんも機関銃の弾丸に胸をえぐられるなど、
死と隣り合わせの毎日だった。

終戦から間もなく啓三さんが帰還。
「ひょっこりと。びっくりした」と君子さん。
二人三脚の生活が再び始まった。

 
戦後の混乱期。啓三さんは朝から晩まで働きづめだった。
「仕事一筋。子どもと遊んでいる姿を見たことがない」。
そう振り返る君子さんも畳の製造を手伝い、3人の子を育て上げた。

いまでは孫12人、ひ孫は11人の大家族となった。

 
「『社会に尽くせば、いずれわが身が助かる』。
父親に聞かされた言葉がずっと頭に残っている」と啓三さん。

「苦労もすべて社会のためとこらえてきた」

2人は大病知らず。
君子さんは三食を欠かさず台所に立ち、テレビで料理番組をチェック。
「若い人の手を煩わせないように何でも自分でやろうと心掛けてます」。

夫婦で近くの鮮魚店まで買い出しに行くことも。

「親を立ててくれる家族がいて、みんなで仲良くいられるのが一番大事」。

君子さんの言葉にうなずく啓三さん。
そばで囲む家族に笑顔の花が咲いた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190916-00000002-kobenext-l28.view-000

・・・

「シルバー川柳」

「敬老の日」にちなみ、公益社団法人・全国有料老人ホーム協会は
「シルバー川柳」を毎年公募しております。


令和元年、第19回入選作の中から、

「女房から生前退位せまられる」 (男性・68歳)

「問診にオレより妻が答えてる」 (男性・68歳)

「徘徊のルートAIにも読めず」 (男性・67歳)


「ボーっとしてテレビの中から叱られる」 (女性・56歳)

「筋肉は裏切らないと老いて知る」    (女性・67歳)

「婚活の殺し文句は「看取ります」」   (女性・66歳)

https://user.yurokyo.org/event/event000062/

第1回~第19回入選作(印刷用)はこちら
https://user.yurokyo.org/wp-content/uploads/2017/03/ef69781e2f1be0e1da7ee48520c0aeed.pdf


当たり前のことですが、
老人と言われる世代も若かりし頃がありました。

育てられ、結婚をし、子供を育て、幾たびの困難があり喜びがあり、
悩みや苦しみも当然ありました。

老人であっても、今は老人でない人も
間違いなく辿った道であり、辿る道であります。

・・・

「仏教詩人」と慕われた「坂村真民」さんは次のように述べています。


   わたしは自分の力で生きているとは思っていない。
   諸神諸仏諸菩薩諸天、その他多くの方の
   おん守りによって生かされていると思っている。

   それがはっきりわかる齢になった。

   でもここで大切なことは、わかったならば何か
   御恩返しをするということである。

   何でもよい、自分にできる御恩返しをして
   軽い気持ちになり、合掌してこの世を去ることである。

   老いたる人を敬うことは大切なことであるが、
   果たして本当に敬われることをしてきたか、

   そういうことをしっかり考えることも
   敬老の日だと思う。

           <感謝合掌 令和元年9月16日 頓首再拝>

電磁波をいかに避けるかが長生きの秘訣になる時代 - 伝統

2019/09/17 (Tue) 20:09:34


      *メルマガ「川島 和正」( 2019年09月15日 )より
        (購読者数日本一 のメルマガで著名)

年に1回は話題にしているので
古くからの読者さんはご存じと思いますが
スマホやWIFIルーター、電子レンジの
電磁波は危険なので
気を付けたほうがいいです。

携帯電話会社は
メディアの大スポンサーのため
報じられることは、ほとんどないのですが
知識層には結構有名な話です。


具体的にどんな危険性があるのか
「ショック!やっぱりあぶない電磁波」
という本によると

ポケットにスマホを入れると精子30%減
マイクロ波2時間で脳DNA切断60%増
カエルの心臓9割が麻痺

放送塔林立地域でダウン症10倍
放送塔500m以内は白血病9倍
中継棟350m以内はガン4倍

地下変電所勤務で発ガン死15倍
発電所職員は脳腫瘍12倍白血病38倍
電気技師の子供は神経腫瘍12倍

ということが
大学などの研究によりわかって
いるということです。


また、これらはほとんど
3G時代以前のデータであり
4G5Gなるにつれて
健康被害はもっと増えると言われています。

5Gの実験では、オランダで実験電波を
飛ばした瞬間に近くのムクドリが
次々に墜落し297匹が死んだ事件が
報じられていました。

また、そういったニュースを受けて
ベルギーでは5Gを導入しないことが
決まっているようです。


というわけで、電磁波が危険な話は
調べればいくらでも出てきますので
なるべく電磁波の少ない場所で過ごし
使わないときにはスマホの電源をオフにし
PCも有線LANにすることをお勧めします。

都会生活は便利なものですが
今後5G6Gとどんどん
電磁波が強力になると
寿命に影響してくるほどですので
田舎生活を考えてみる時代が
そろそろ来るかもしれないですね。  

           <感謝合掌 令和元年9月17日 頓首再拝>  

歩行速度と長寿の関係 - 伝統

2019/09/22 (Sun) 19:35:46


       *Web:健康豆知識 より

《心臓機能も鍛えなければ低下する》 

戦後、交通手段の発達に伴い、運動不足による糖尿病の増加が報告されています。
運動不足はさまざまな疾患を呼び込む元となります。
体を動かし、筋肉を鍛えることは病気予防の基礎といっても過言ではありません。

例えば、私たちの体内には直列にするとおよそ地球2周半分(約10万km)の血管が走り、
平常時で1日10万回の心拍数があるといわれます。

心臓も筋肉であり、鍛えなければ低下します。
しかし、このことはあまり指摘されません。

2015年2月14日(土)、早稲田大学先端生命医科学センターで、
時間栄養科学研究会によるシンポジウム「時間栄養・運動レシピ開発コンソーシアム」が
開催されました。

この中で、森谷 敏夫氏(京都大学大学院人間・環境学研究科 応用生理学研究室)が
「生活習慣病予防・改善における運動の役割」と題して講演しました。



《サルコペニア、「筋肉を使わない」ことでもたらされる》
 
成人が3週間寝たきりの生活をすると約30%体力が低下するといわれます。
また、宇宙飛行士が無重力で2週間筋肉を使わずに過ごすと心臓は30年ほど老化し、
地球に帰還した時に糖尿病のリスクにさらされるといわれます。

このことは、私たちは心臓を含む全ての筋肉を運動で活性させ続ける必要がある
ということを示しています。

加齢に伴うサルコペニア(加齢性筋肉減少症)は
ロコモティブシンドローム(運動器症候群)の前段階として知られますが、
原因は加齢による筋肉の低下だけでなく、
「筋肉を使わない」ことからもたらされると森谷氏は述べています。

85歳、90歳でも登山のできる体力を維持している人もいます。
筋力や体の柔軟性は、使わないことにより退化していきますが、
現在の自分の体は、直近の10年で「どんな食べ物を摂ったか」だけでなく
「どんな運動(動き)をしたか」によって決まると言われます。


《歩行速度が遅ければ遅いほど、寿命は短くなる》

最新の運動生理学で、歩くスピードが遅い人は、
歩くスピードが早い人よりも寿命が短い傾向にあります。

3万4,000人を対象にした最短で9年、最長で21年の大規模追跡調査の分析から、
その人の75歳時の歩行速度で10年後の生存率が予測できると考えられています。

分析によると、歩くスピードが低下しても
女性のほうが長生きであることに変わりはありませんが、
男女問わず、歩行速度が遅ければ遅いほど、寿命は短くなるという
共通点があることが明らかになっています。

歩くという行為はエネルギーだけでなく、
心臓、肺、循環器系、神経系、筋・骨格系に多くのことを要求します。

歩行速度が遅いということは、これらのいずれかのシステムに
不具合や障害が生じているということを意味しています。


《高齢者こそ筋肉トレーニングが必要》

ここ数年の日本人の食事調査で、
高齢者のたんぱく質の摂取不足が指摘されています。

しかし高齢者がたんぱく質を必要量摂取しても、
なかなかサルコペニアは予防されないことも分かってきています。
つまり、これは高齢者にこそ筋肉トレーニングが必要であるということを示しています。

もちろん、若い頃から適度な運動で筋肉を鍛えることも大切です。
今から40年前と比べて栄養学的に食事の内容が変わりましたが、
1日あたりの運動量も大きく変わっています。

私たちは40年前より明らかに「動かない」生活をしています。
近年、肥満の増加が指摘されていますが、食べ過ぎで太っているのではなく、
動かないことで太っているということが言えるかも知れません。

   ( http://www.daiwa-pharm.com/info/onko/7393/ )

           <感謝合掌 令和元年9月22日 頓首再拝>  

老いとは~矢作直樹 - 伝統

2019/09/23 (Mon) 17:37:30

      *「人は死なない。では、どうする」矢作直樹・中健次郎(著)
         (P50~51)

老いとはなんでしょうか。
これに対する私の見解は、『死に対する準備期間』ではないかというものです。

もしも仮に、人生のピークが80歳だったとすれば、
80歳になって死期が近いといわれても、
それに納得して死〇るかたは少ないでしょう。

     *〇:ね

実際は、20歳前後をピークとして、
体のさまざまな機能がゆるやかに衰えていきます。

これはつまり、少しずつ死への心構えを育てることにもなるわけです。
こうした意味でも、人間というのは、よく作られたものなのです」

人間にとって、自然に老いていくことは、
生きるための重要な要件です。

自然に老いることを受け入れ、
老いの時間をもっと大切にしてもいいのではないか、と思うのです。

(中略)

私の健康法を強いて挙げるなら、
『極力気にしないこと』ということになるでしょう。

『老いたらどうしよう? 』『ハゲたらどうしよう? 』といったことでは、
いっさい思い悩まないことが肝心です。

いつだったか、私があまりに服を持っていないので
(いい服を着たいという欲求がまるでないのです)、
知人からひどくあきれられ、驚かれたことがありました。

最近、よく感じることですが、物への執着をなくせば、
ストレスというものはびっくりするほどへるものです。

老いへの執着にとらわれず、すなおに受け入れることが、
ある意味でほんとうのアンチエイジングなのかもしれません。

           <感謝合掌 令和元年9月23日 頓首再拝> 

迫りくる老人大国「日本」の厳しい現実 - 伝統

2019/09/30 (Mon) 17:49:02


「認知症介護、身がもたない」96歳母親を殺人未遂容疑

       *Web:産経新聞(2019/09/29)より

大阪市淀川区の老人ホームで、入居している母親(96)の首を絞めるなどして
殺害しようとしたとして大阪府警淀川署は29日、殺人未遂の疑いで、
同区西宮原の無職の男(69)を逮捕した。

同署によると、「認知症の母を10年以上介護していたが母が言うことを聞かず、
自分の身がもたないと思った」と容疑を認めている。

逮捕容疑は29日午後2時15分ごろ、自宅近くの老人ホームで、
母親の頭を肩たたき棒で殴ったうえタオルで首を絞めて殺害しようとしたとしている。
母親は頭などに軽傷を負った。

同署によると、「痛い」という悲鳴を聞いた施設の男性職員が止めに入った。 
男は「交番に行かせてくれ」と言って施設を出て、約5分後に近くの交番に
「母親を殺しそうになった」と自首した。

  (https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1909290016.html )

           <感謝合掌 令和元年9月30日 頓首再拝> 

「人生100年なのに医療は人生70年設定のまま」が引き起こす問題 - 伝統

2019/10/01 (Tue) 18:57:19

     *Web:ニューズウィーク日本版ウェブ編集部(2019年9月2日)より

<医療の発展によって長寿化が進む今日。
しかし、「健康なまま死に至るのは20人に1人」と言われており、
長く生きることが必ずしも充実した人生に直結するとは言い難い。

「健康」でも「病気」でもない、医療が見落としてきた
「老化」と正しく向き合うためには>


「死〇ない時代」

    〇:ね

間もなく到来する人生100年時代をそう呼称するのは、
東京慈恵医科大学教授・行動変容外来診療医長兼
慈恵医大晴海トリトンクリニック所長の横山啓太郎氏。


医療の発展によって脳卒中や心筋梗塞をはじめとする「急性疾患」で
命を落とすことは減ったが、長生きには認知症や寝たきりといった
「老化」によって引き起こされるリスクが伴う。

いくら寿命が延びても「健康なまま死に至るのは20人に1人」だと、横山教授は語る。


《急性疾患にいまだに重きがおかれている》

認知症や寝たきりがそれほど増えるならなるべく健康維持につとめ、
できるだけ「ピンピンコロリ」でいきたい──。それが私たちの願いでしょう。

しかし、その健康維持のための努力をつづけていくのにみんな苦労しています。
カロリーの高い食事、甘いスイーツ、お酒......。
健康に悪いことは、楽しいものばかりです。

「わかっちゃいるけどやめられない」それが現実です。


問題はそれだけではありません。
私たちの人生100年をサポートしてくれるはずの現代医療にも問題が横たわっています。


最大の問題は、いまの医療システムが「人生70年時代」から更新されていないことです。

現代医療はまだ、圧倒的に急性疾患への対応に重きをおいています。


人生100年時代は急性疾患が減ったかわりに、
健康と病気のあいだを「老化」というキーワードがつなぐ時代です。
どこからが病気でどこからが健康かの明確な境界線がない時代なのです。

そのような時代にあっては臓器別や器官別の疾患だけでなく、
全身の老化によって起こる症状について的確な診療や生活習慣改善の
アドバイスができる医師の存在が不可欠です。


それなのに、いまだに私たち医師は高血圧症のような生活習慣病も「病気扱い」をして、
急性疾患と同じように薬による診療をおこなっています。


ただ、私にいわせれば生活習慣病は「病気」ではありません。
「老化」です。老化に薬で対応しようとしても無理なのです。


《生活習慣病は病気ではなく「老化」》

もう一度、はっきりいっておきましょう。

体に負担をかける生活習慣によって引き起こされた高血圧症、糖尿病、高脂血症は、
病気ではなく「老化」です。

生活習慣や加齢からくる筋力低下、認知機能低下も「老化」です。

ときには血圧を上昇させるような病気が別にあり、
それが原因で高血圧を引き起こしている場合もあります。

しかし、そうでない生活習慣由来の高血圧症は、
「病気」ではなく「老化」だと私は考えています。

生活習慣病の患者さんの体は、
長年、体に負担をかける生活習慣によって老化が進行しています。

老化は体の一部分だけで起こったりはしません。
全身にひとしく起こるものです。

そのため、高血圧がめだつからといって、
血圧だけを薬で下げても本質的な解決になりません。
なぜなら表に出ている症状がないだけで、全身の老化は進んでいると考えられるからです。


《老化は薬では治らない》

認知症や寝たきりは老化の最終形として起こるものだと説明しました。
認知症や寝たきりに効く薬がないのと同様、
生活習慣病という名の老化に対しても、薬は根本的な治療とはなり得ないのです。

高血圧は降圧剤でコントロールできますが、これは特定の受容体に薬がアプローチして
「血管内の圧力を下げているだけ」です。

老化の進行を止めているわけではありません。

体の老化をくい止めるには薬ではダメです。
体の老化を加速させている根本原因、つまり
「生活習慣」にアプローチしなければならないのです。

  (https://www.newsweekjapan.jp/stories/culture/2019/09/10070.php )

           <感謝合掌 令和元年10月1日 頓首再拝> 

「2025年問題」 - 伝統

2019/10/16 (Wed) 19:21:14


65歳以上の人口が3575万人(19年人口動態統計)と総数の28%、
3~4人に1人の割合となっています。

そして、6年後の2025年には団塊の世代
(1947年~1949年に生まれた世代)が75歳以上となり、
「2025年問題」とも言われますが、社会全体に多大な影響を及ぼします。


「2025年問題」とは、国民の3人に1人が65歳以上、5人に1人が75歳以上
という人類が経験したことのない「超高齢社会」の到来を言います。

2025年には今の1.5倍、1200万人以上が
認知症になっている可能性があるとも言います。

全国民の10人に1人がボケる、そんな国家存亡にかかわる一大事です。


<参考Web>

【徹底解説】2025年問題とは何か?超高齢社会の到来による問題と対策まとめ
https://crowdsien.com/lab/?p=5489



2025年問題とは | 超高齢社会で起こりうる問題とその対策
https://boxil.jp/mag/a3592/


2025年問題が医療に与える影響と、病院に必要となる対策
https://carnas.njc.co.jp/column/crisis-increasing-elderly-population-2025/

           <感謝合掌 令和元年10月16日 頓首再拝> 

医師たちが続ける高齢者への誤ったアドバイス - 伝統

2019/10/23 (Wed) 19:30:39

武田教授が苦言。医師たちが続ける高齢者への誤ったアドバイス

        *Web:MAG2NEWS(2018.10.19)より抜粋

(1)「高齢者の運動や体力回復」に関する指針も経験者も研究もほとんどない。
   あっても、動けなくなった人のリハビリのようなものしかない。

(2)医師は病人を相手にしているので常に間違ったアドバイスをしています。

  ①高齢者になると血管が固くなるので一定の血流を保つためには「年齢+90」、
   つまり私の年齢では165ぐらいが望ましいのですが、

   現在の健康基準は政治的、降圧剤の売り上げなどの圧力があり、
   130一律という若年者だけに焦点を当てたものになっています。

  ②コレステロールの制限も間違っていて、
   本来、高齢者は250ぐらいが適当なのに
   無理して下げるので、頭の絶縁油が不足し、
   ボケや認知症を増大させています。

   (https://www.mag2.com/p/news/373479 )

           <感謝合掌 令和元年10月23日 頓首再拝> 

【天才・たけしの老いと孤独と仕事の話】 - 伝統

2019/11/12 (Tue) 18:39:19

      *メルマガ「人の心に灯をともす」(2019年11月05日)より

   (ビートたけし氏の心に響く言葉より…)

   とうとうオイラも71歳になっちまった。

   「気にすんな、どうせジイサン先はない」

   「赤信号、バアサン盾に渡りましょう」

   ツービート時代、そんな漫才でよくジジイやババアをネタにしてたもんだ。

   あの頃からもう40年以上経つ。

   そのオイラが、今やすっかり老人の仲間入りだよ。


   普通のヤツならこの辺で「一丁上がり」ってことで、
   人生のしまい方を考え始める頃だろう。

   だけどオイラはそんな風には一度も考えたことがない。

   この歳になってもなかなか忙しい毎日だよ。

   レギュラー番組も変わらずジャンジャンやってるし。


   いくらテレビの仕事があったったって、
   自分のやりたいことも我慢しちゃいけない。

   夜中とか空いた時間には絵を描くし、
   小説のアイディアだってドンドン浮かんでくる。

   もう本になってる『アナログ』や『ゴンちゃん、またね。』
   以外にも、色々と書き上げてるよ。

   もちろん映画だって、これまでになかったような
   スケールのデカいのを準備してるしね。


   本業の「お笑い」の話だって、忘れちゃいない。

   こないだから、ラップなんてものにも手を出しちまってさ。

   やり始めると面白いんだよね。

   韻を踏んでるのが楽しくて、次々ネタが湧いてくる。

   どこかのライブで披露しちゃおうか、なんて思ってるね。


   こうやって景気のいい話を並べていると、
   ビートたけしはいつまでもエネルギッシュで、
   悩みなんてないって風に見えるだろう。

   もちろんそうありたいとは努力してるけど、オイラだって衰えるよ。

   いわゆる「寄る年波」ってのは間違いなくある。

   年相応の「さみしさ」ってのは感じてるぜ。


   歳を取るってのは残酷だよな。

   昔の自分と比べて、ドンドン不自由さが増していくのがよくわかる。

   だから、多くの男たちは老いることに一抹の「さみしさ」を感じてしまう。

   なぜ、自分の衰えがさみしくなるのか。

   なぜ、老いを否定的にとらえてしまうのか。

   それは、そもそも「老い」ってものに抗おうとしすぎているからじゃないか。


   オイラは「いつまでも若々しくありたい」なんて願ったことはない。

   「老い」を隠そうと思ったこともない。

   昔より自由がきかなくなってきた体に
   ちょっとイライラするのは事実だけど、
   老化という当たり前の自然現象と戦おうとしたって、勝ち目はないんだからさ。


   だけど、「どう開き直るか」で老後ってのは変わってくる。

   積極的に老いを認めて、都合の悪いことはなんでも歳のせいにする。

   何か失敗しても、「ジジイなんだから仕方ない」と開き直る。

   怒られたらボケたフリをしてしまう。

   それでいいじゃねェか。


   未練たらしいのはやめにしようぜ。

   要するに自分の年齢にウソをついちゃいけないってことなんだ。

   アンチエイジングなんて言葉が流行ってるけど、
   そんなの自分の歳が恥ずかしいと言っているようなもんでさ。

   女が若さにしがみつくのはまだわかるけど、
   男が若さを振り返るのはとにかくカッコ悪いぜ。


   よく言うんだけど、男はアンチエイジングより「エイジング」じゃないか。

   ウィスキーだって、エイジングを重ねて上物になるんでね、
   そう考えりゃ、何も怖いことはない。

   歳を取ったのを上手く利用して、世間の目なんて気にせず、
   自分がいいと思ったことをドンドンやれるようになるし、
   言えるようになるんじゃないか。

   オイラがいまだにいろんなところでバカをやったり、
   週刊誌でヒンシュク覚悟の毒舌や下ネタを披露しているのは、
   そういう「自分の芯」みたいなものをなくしたくない、
   枯れるまで大事に持っていたいって気持ちがあるんだよ。

         <『「さみしさ」の研究』小学館新書>

              ・・・

ビートたけし氏は本書の中でこんな風に語っている。

『人間はどんなに頑張ったって「他人から認められたい」という
承認欲求を完全には捨て去れないということだ。

オイラみたいに、ずっと「客前」で仕事をしてきた人間にはよくわかる。

この歳になったって、「客からウケる」っていうのはこれ以上ない快感だからね。

カネや名誉なんて後からついてきたもので、
まずは「ウケたい」「評価されたい」って感情があったわけだ。

だからこそ、オイラは今でもときどき
「ほぼ単独ライブ」なんてものを開いて生の観客の前でバカをやっているし、
落語の高座にも上がっている。

ウケるってのは麻薬みたいなもんだ。

もちろんそういう笑いのネタを考えたり、絵を描いたり、
小説を書いたりなんている創作の時間ってのは、とても孤独な時間だ。

誰かに助けてもらえるもんじゃないからね。

だけど、その先に「他人にウケたい」って目的があるから、
孤独な作業にも耐えられるし、楽しくなるってのが事実なんだよな。

そういう話を取っ払って、
ただ闇雲に「孤独」をありがたがるから、話がおかしなことになる。

完全に独りでいてもさみしくないなんて、どんな悟りを開いたって無理だよ。』


人は、いくつになっても、人から認められたい生き物だ。

相手を認めることを心理学の「TA(交流分析)」では「ストローク」というが、
具体的には「身体的」「言語的」「精神的」のストロークがある。

身体的ストロークには、ハグする、握手する、なでる、さする、
拍手する、バンザイする、抱きしめる、キスするなどだ。

言語的メッセージには、ほめる、感謝する、楽しい、嬉しい、幸せだ、
といった相手を認める言葉がある。

精神的なストロークには、
笑顔などの表情や、動作、態度、声の調子などの非言語メッセージがある。


反対に、相手を認めない行為を「ディスカウント」という。

相手を、バカにしたり、軽く見たり、否定したり、無視したりすること、
たとえば「もう来るな!」「やめちまえ!」「だからダメなんだ!」
「何年やってるんだ!」「おまえには無理!」「もういなくたっていい!」
「バカヤロウ!」「死〇!」と言ったりするようなことだ。

   *〇:ね

昨今の、子どもや大人のいじめには、このディスカウントが必ずある。

いくつになっても、
「人から必要とされる人」、「人を楽しませることができる人」でありたい。

           <感謝合掌 令和元年11月12日 頓首再拝> 

「ブルガりヤの聖人」と呼ばれたドブレフおじいさんの善行 - 伝統

2019/11/29 (Fri) 19:14:15


       *Web:mixiみんなの日記(2019年09月16日)より

100歳で難聴者の物乞いホームレスが集めたお金を全額施設寄付

気が付いていないだけで、
いや実際は見て見ぬふりをしているところにもヒーローは存在する。


家をもたず路上で生活をしている。
戦争で聴覚をほとんど失ってしまい、物乞いをしているが、
彼を知る人はみな彼を「ブルガリアの聖人」と呼ぶ。


第二次大戦で聴覚をほとんど失ってしまった彼は、
毎日25kmもの距離を徒歩で移動するのを数十年も続けている。

自らが作った質素な服と皮の靴を身につけ、
村からブルガリアの首都ソフィア市まで歩き、
お金を恵んでもらう日々を過ごしているのだ。


物乞いをしているとはいっても自分の為にしているわけではない。
ドブレフおじいさんは家を持たず、毎月80ユーロ(約11,000円)の年金で
生活をやりくりしている。

おじいさんは数年かけて集めたお金をすべて、
およそ40,000ユーロ(約565万円)を全て、
支払いができない児童養護施設に寄付しているのだ。

物乞いで集めたお金を1セントたりとも自分の為には使わない。
全額施設に渡すのだ。


ドブレフおじいさんの行いを知った人は、彼の生まれ故郷にちなみ、
「ブルガリアの聖人」と呼ぶ人もいる。



おじいさんの物乞いは大変静かなもので、無理強いするようなことはない。
その為に人々から愛される存在となっており、
「ドブリおじいさん」という愛称で呼びかけられる。


人の為に何かをするということは、特別に難しいことはない。
おじいさんのように、自分のできる範囲のことを続けていけばいいのだ。

おじいさんは集めたお金を自分自身の生活を豊にする為に使うこともできたはずだ。

路上で過ごす必要もなかったおじいさんが、あえてそれを実行するのは、
家族がいない子供たちが、少しでも幸せになってくれることが、
おじいさんの幸せだからだ。

人はひとりじゃ生きていけない。
人は支え合って生きている。

いつもよりちょっとだけ、注意深くまわりを見てみよう。
必ずどこかに人のやさしさ、善意を感じることができるはずだ。

悪意に注意を奪われ過ぎるとそれは見えてこないかもしれない。
憎しみだけに囚われてしまうと自分自身が苦しむことになる。
やさしさに敏感になることができれば、自らもやさしさをもって接することができる。

誰かのやさしい気持ちは誰かを幸せにさせる。
めぐりめぐって自分も幸せになれる。
善意も悪意も連鎖するなら、自分が幸せになれる方に敏感でいたいものだ。


(ドブレフさんは、2018年2月13日、ソフィア近郊にある
 クレミコフスキ修道院で死去。103歳没)


<関連Web>

(1)christiantoday(2014年6月5日)「聖人」と呼ばれる99歳の男性
   https://www.christiantoday.co.jp/articles/13439/20140605/dobri-dobrev.htm 

(2)ロケットニュース24(2014/3/10)
   99歳のおじいちゃんが物乞いで集めた240万円を寄付
   https://news.merumo.ne.jp/article/genre/1685496

   https://www.excite.co.jp/news/article/Rocketnews24_420384/

(3)秀のブログ(2019/11/29)
   100歳の「生ける聖人」物乞いの全額を寄付 ブルガリア
   http://hydenoshikou.kakuren-bo.com/Entry/37/
   

           <感謝合掌 令和元年11月29日 頓首再拝> 

長生きするために注意することは - 伝統

2019/12/18 (Wed) 19:56:55


         *「科学者が解く 「老人」のウソ」武田 邦彦・著 より

(1)医師をしている・・義兄が、
   「50歳になったら、健康診断をやめたほうがいい」と言いました。

   フィンランドのヘルシンキで、
   1974年から15年かけて、約1200人の
   被験者を対象に健康追跡調査を行いました。

   (健康診断をしていない)
   勝手気ままに生きる人たちのほうが、健康で長生きだったのです。


(2)仲間に貢献しないと、"死のスイッチ"が入る。

   男性は、社会的なネットワークを持つ人たちに比べて、
   社会的に孤立している人たちの死亡率が2.3倍で、
   女性は、同じく2.8倍。

(3)高血圧で死ぬというデータのトリック

   「年齢が上がる→血圧が上がる」、
   「年齢が上がる→死亡率が上がる」という2つのことを組み合わせると、
 
   「血圧が上がる→死亡率が上がる」というグラフになります。


   日本高血圧学会は「人間は年も取らず、体も変化せず、男女の区別もなく、
   10歳から100歳まで全員の血圧は130以下でなければならない」という
   とんでもない基準を用いているので、本当に困ります。

(4)ガンと一緒に人生を過ごすという選択肢もあります。

   ガンを敵視して撲滅しようとすると、
   もともと自分の体の一部のようなものですから、
   うまくいかないときもあります。
 
   「ガン治療で病院に行くほど寿命が短くなる」という統計を
   見たこともあります。

(5)1997年に八尾市の住民約1万人(40~79歳)を11年間追跡した調査

   それによると、

   男性の死亡リスクはコレステロール値は「240~279」がもっとも少なく、
   それより高くても低くても死亡率は多くなっています。

   女性の死亡リスクは、少し範囲が広く「200~279」が
   もっとも少なくなっています。

   いずれも現在の規制値200をはるかに超えています。

           <感謝合掌 令和元年12月18日 頓首再拝> 

101歳現役医師の長寿生活 - 伝統

2020/01/07 (Tue) 19:43:01

       *『101歳現役医師の死なない生活』田中旨夫・著より

(1)毎日30分の散歩で歩ける体を保つ。
   太陽の光を1日15分浴びる。

(2)毎朝、足腰の柔軟体操をする。

(3)毎日15種類以上の野菜をとる。
   粗食ではなく、肉をしっかり食べる。

(4)ヨーグルト、チーズなどの発酵食品を欠かさない。
   果物は少量でも毎日食べる。

(5)体の土台となるカルシウムをたくさんとる。

(6)甘いものを食べない。
   トランス脂肪酸を含むパン、 お菓子、インスタントラーメンは食べない。

(7)加工食品を口にしない。
   水を1日に2リットル飲んで血行促進。

(8)薬は必要最低限に抑える。
   イライラしない。

(9)「今日からあと10年は頑張る」と毎日決意する。
   死ぬまで未知のことに挑戦する。

(10)「できない」ことより、「できる」ことに目を向ける・

・・・

〈目次〉

はじめに

第1章 〝ちょっとした習慣〟で、100歳を超えても若者並みに動ける!

規則正しい生活こそ元気のキモ
毎日30分の散歩で死ぬまで歩ける体になる
太陽の光を1日15分浴びて認知症やがんを防ぐ
昼寝の習慣をつけて、疲れ知らずになる
毎朝、足腰の柔軟体操をする
体には軽めの運動が一番いい
ねこ背になっていないか、常に意識する
「体によい習慣」を生活に根づかせる

第2章食べ物だけで、体はこんなに変わる!

毎日15種類以上の野菜をとる
野菜をとって体のサビを落とす
ベジタブル・ファーストで脂肪を減らす
粗食ではなく、肉をしっかり食べる
ヨーグルト、チーズなどの発酵食品を欠かさない
果物は少量でも毎日食べる
体の土台となるカルシウムをたくさんとる
老化を防ぐオリーブオイルをとる
週一回、薬膳スープで細胞をよみがえらせる
くつろいでいる時間に緑茶を楽しむ

第3章体に悪いものを徹底してとり除く

甘いものを食べない習慣をつける
中高年は糖質制限をしないほうがいい
塩分を減らして素材を味わう
トランス脂肪酸を含むパン、お菓子、インスタントラーメンは食べない
加工食品を口にしない
水を1日に2リットル飲んで血行促進!

第4章病は「元気で長生き」のきっかけになる!

西洋医学に東洋医学をとり入れた統合医療で成果を上げる
薬では治せなかった病気を治す
病気で死にかかったことに感謝する
89歳で末期がんになるも、完治して発症前より元気に
薬は必要最低限に抑える
未病のサインに気づく
私が見た健康長寿の人の共通点

第5章 100歳を超えても心がワクワクする気の持ち方

「心の健康」は「体の健康」に直結している
体を甘やかすと衰えやすい
いつまでも若々しくいる秘訣
「笑う門には福来る」には科学的な根拠がある
ストレスが少しあるほうが体にいい
何でも「ほどほど」の感覚で暮らす
ボケ防止には脳トレではなく、楽しいことをする
イライラすると損をする
「今日からあと10年は頑張る」という決意を毎日する
死ぬまで未知のことに挑戦する
死はこわいものではない
自分の役割を考える
やるだけのことをやったら、後は運を天にまかせる
「できない」ことより「できる」ことに目を向ける


<参照Web>

(1)長生きは運ではなく、習慣で決まります。
   https://ameblo.jp/itumotenki/entry-12560155299.html 

(2)沖縄タイムス(2019年12月10日)
   101歳の現役医師が寄付 首里城再建へ県レク協会も
   https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/508682

(3)101歳現役医師の死なない生活 田中 旨夫 (著)【おすすめ本の一部を朗読紹介】
   https://www.youtube.com/watch?v=QAVvEoFsE8E (非公開動画へ変更されました)

(4)「101歳現役医師の死なない生活」を読んで感じたこと。
   https://ameblo.jp/lovepiano15/entry-12564283091.html

(5)健康で長生きする秘けつを101歳現役医師から学ぶ!
   「10年後も現役」でいるために、実践したい習慣
   https://ent.smt.docomo.ne.jp/article/3565154

           <感謝合掌 令和2年1月7日 頓首再拝>

「男性ホルモン値を上げる10カ条」 - 伝統

2020/02/08 (Sat) 23:16:56


         *Web:日経Goody(2018/9/6)より抜粋
              ~堀江重郎(ほりえ しげお)さん
                順天堂大学大学院医学研究科 泌尿器外科学教授
         
(1)男性ホルモンの大敵、過度の緊張を和らげよう

(2)積極的にゆとりのある生活を送ろう

(3)食事を大切に

(4)忙しいときこそ短時間でエクササイズ

(5)良い睡眠を取ろう

(6)仲間を大切に

(7)無理しておしゃれをしよう

(8)凝り性になろう

(9)大声で笑おう

(10)目標を持とう、冒険をしよう、わくわくしよう

   (https://gooday.nikkei.co.jp/atcl/report/18/082900028/083000002/ )

           <感謝合掌 令和2年2月8日 頓首再拝>

長寿の秘訣 - 伝統

2020/07/12 (Sun) 23:19:17


      *Web:大阪石材・社長ブログ(2014年04月23日)より

高齢化社会が進み、3千数百万が高齢者の人口で、
1千5百数十万が未青年者らしい。

テレビやラジオ、新聞ではもっぱら高齢者向けの商品である健康食品の宣伝や、
運動するため健康器具、トレーニングジム、にヨガ、
それに旅行や味を楽しむ食ツアー、生命保険の紹介などなどだ。

もちろん運動とサプリメント、食事で健康を維持するのは結構なことだが、

夢想国師は長生きしたいなら「嘘つくな」という。

「人は長生きせんと思えば、嘘を言うべからず。
 嘘は心を使いて、少しのことにも心を労せり。
 人は心気だに労せざれば、命長きこと疑うべからず。」

長生きとは肉体が病気もしないで健康な状態を保つことだ。

健康とは「健体康心」の略だ。
「康心」からモノを考えると、「利、富、親、楽」が違って見える。

『無病第一の利
 知足第一の冨
 善友第一の親
 涅槃第一の楽』

このようになるが、

普通は「利」は健康よりお金、
「富」は幾らでもモノ(家も服も)、お金もほしい。
「親」は裕福で教養もあり社会的地位のある親、
「楽」は一生働かないで生活できること。

こんな風に漠然と考えるが、

自分の命が誰かの役に立ち、生き生き燃える喜びからみたら、
これは不幸への道だ。


自分の命を燃やし、心を磨き高め、
生まれた時より少しでも成長し長生きして幸福になりたいなら、
無病、知足、善友、涅槃を実行できるようになることに違いない。

皆さんの長生きの秘訣、何を大事にされてますか?

  (http://www.osaka-sekizai.co.jp/company/president_blog/2014/04/4170/

・・・

<参照>
健体康心 易経
http://www.siyukai.org/?p=2877

           <感謝合掌 令和2年7月12日 頓首再拝>

無題 - dyszoqybemMail

2020/08/29 (Sat) 03:48:29

伝統板・第二
[url=http://www.gwvp7023wn5x803v5i5ujc5lo45m4q82s.org/]udyszoqybem[/url]
<a href="http://www.gwvp7023wn5x803v5i5ujc5lo45m4q82s.org/">adyszoqybem</a>
dyszoqybem http://www.gwvp7023wn5x803v5i5ujc5lo45m4q82s.org/

「重陽(ちょうよう)の節句」 - 伝統

2020/09/08 (Tue) 18:13:29


           *Web:北海道神社庁 より

明日は9月9日。
不老長寿を願う「重陽の節句」。

陽は「生」を意味し、陽の最大数である九が二つ重なることから
「重陽」と呼ばれ、九月九日は非常に縁起のよい日とされ、

この日は「登高」といって高い山に登ったり、
寿命をのばすといわれる菊の花を浮かべた酒を飲んで
不老長寿を願いました。

また「おくんち」と呼ぶ秋の収穫を祝う氏神様の日として、
栗飯を炊き、菊酒を飲んで祝ったところから、
菊節句:栗節句とも呼ばれています。

 (https://hokkaidojinjacho.jp/
   → 「今月のことば」令和2年9月<長月>季節のまつり )

・・・

<参照Web>

9月9日の重陽の節句が重要である理由
https://www.youtube.com/watch?v=E37c7b_baGU

「重陽の節句」日本酒に菊を添えて
https://note.com/ayumako/n/nb54667fd7a38

「菊理姫」=「白山比咩大神」が祀られている白山比咩神社
http://www.shirayama.or.jp/index.html

           <感謝合掌 令和2年9月8日 頓首再拝>

「重陽(ちょうよう)の節句」は、通称「菊理(くくり)の日」 - 伝統

2020/09/09 (Wed) 19:52:16


       *メルマガ「週刊エヌ・ピュア」(2020.09.09)より抜粋)

本日は9月9日。

通称「菊理(くくり)の日」 (^_^)

五節句の中の「重陽の節句」で、

「陽」のエネルギーが極まる日なのだそう。

だから、

「この日を境に、また『次』へと 進んでいく」

という意味もあるのだそうな。



ちなみに、言霊的には

「くくり
 = まとめ、おしまい
 = 締めくくり」

の他に、

「くくり
 = 菊理(くくり)」

という意味もあって、

「菊理(くくり)姫の日」

でもあるらしい。



菊理姫は、日本書紀の中で
イザナギさんとイザナミさんを結びつけた神さまとして登場する
重要キャラの一人。



まあ、いわゆる
ドラマのエンドロールで
最後に出てくるっぽい人みたいな感じで、

『半沢直樹』でいうと
北大路さんとか香川さんとかのイメージ?

(姫だから、 井川遥さんかなー)


名前に

「菊」

がついていることから

「菊の御紋 = 日本のシンボル」

としての意味も持ち合わせているようで、

「目にみえない世界」

においても、

「なんか
 たいせつなタイミング」

の日みたいです (^_^)

           <感謝合掌 令和2年9月9日 頓首再拝>

人の老い方 - 伝統

2020/09/10 (Thu) 18:57:48


      *「佐藤 一斎・一日一言」(P184【9月10日】)より

人の齢(よわい)は、四十を踰(こ)えて以て七八十に至りて、
漸(ようや)く老に極まり、海潮(かいちょう)の如く然り。

退潮は直退せず、必ず一前(いちぜん)一卻(いっきゃく)して
而して漸退(ぜんたい)す。

即(すなわ)ち回旋(かいせん)して移るなり。
進潮も亦(また)然り。
人人(ひとびと)宜(よろ)しく自(みずか)ら験(ため)すべし。

                     (言晩録 二八二)782

【訳】

人の年齢は四十を越えて七十、八十になると、
ようやく老も極まってくる。
これは海の潮流と同じようなものである。

引き潮は、一気に引いていくのではなく、
必ず寄せては返しを繰り返しながら少しずつ引いていく。

すなわち、めぐり回りしながら移っていくのである
上げ潮もまた同じである。
人々は自分が年をとる時に験(ため)してみればよい。

   (http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7938814

           <感謝合掌 令和2年9月10日 頓首再拝>

【人生100年の習慣】 - 伝統

2020/09/15 (Tue) 21:24:01


       *メルマガ「人の心に灯をともす」(2020年08月31日)より

   (NHKスペシャル取材班、松本卓臣(たくおみ)氏の心に響く言葉より…)

   かつては「100まで生きる」ということは、
   多くの人にとって非常に価値あることだったと思いますが、
   今は少し違う気がします。

   「100まで“健康”で生きる」ことが重要。

   最新の人口推計では、日本で90歳以上の人が史上初めて200万人を突破し、
   100歳以上の高齢者は6万7000人あまりと過去最多、
   今後も増え続けていく見込みです。

   医療技術の進歩や豊かな食生活によって
   「100まで生きる」は当たり前の時代になりつつある。

   生きる長さだけではなく、質を重視する時代が到来しているのです。


   実際に世界では今、心身ともに健康で現役バリバリの
   驚くべき100歳以上の高齢者が増えています。

   「それって遺伝でしょう?」とか「そういう家系なのでは」と思いがちですが、
   そうとは限らないことがわかってきました。

   条件次第で誰でも“健康長寿”を実現できる可能性があることが
   最新の科学で明らかになりつつあるのです。


   私がこのテーマに関心を持ったのは、2013年10月に放送した、
   NHKの「クローズアップ現代」がきっかけです。

   驚異の身体能力を持つ世界中のスーパー高齢者が集う
   競技大会・ゴールドマスターズが日本で開催されるのを機に、
   日本人で陸上100メートルの世界記録を持つ103歳のおじいさんや、
   “八代(やつしろ・熊本)のウサイン・ボルト”の異名をとる90歳の俊足おばあさんなど、
   シニア会の強者たちがしのぎを削る姿を記録し、
   そのパワーと健康の秘密に迫ろうという企画でした。

   昨今、陸上競技での日本人アスリートの活躍もめざましくなりましたが、
   まだまだ世界の壁は厚く、メダルをとるのは決して容易でありません。

   しかし、このゴールドマスターズ、“高齢者たちの闘い”においては
   事情がまったく異なります。

   日本人選手の中には金メダル候補どころか、世界記録保持者があまるほどいたのです。


   なぜ日本の高齢者は、世界を相手に大活躍できるのか?

   暮しや食事に世界を圧倒する秘密が隠されているのか?

   出場者たちへの取材がスタートしました。


   この番組の取材で出会ったのが100歳を超えた人を指す
   「センテナリアン」という言葉。

   1世紀(センチュリー)を生きた人という意味で、
   110歳を超えるとスーパー・センテナリアンと呼ばれています。

   取材の中で、私はある女性の存在に興味を持ちました。

   ジャンヌ・カルマンというフランスの女性で、世界で唯一120歳を超えた人物です。

   お父さんの画材店で働いていたときに、
   絵の具を買いにきたゴッホに会ったこともあるという逸話が残っています。


   カルマンさんの経歴がすごい。

   フェンシングをなんと85歳でスタート。

   自転車は100歳まで乗っていたと言います。

   その一方で、117歳で禁煙するまで100年近くたばこを吸っていたとのことで、
   いったい何が彼女の長寿を支えたのか?


   体だけでなく、長寿者の精神の秘密を解き明かそうという動きもあります。

   病は気からと言いますが、心の持ちようや行動が遺伝子の働きにまで影響を与え、
   それが「慢性炎症」とも深いかかわりがあるという驚くべき分析結果も
   示されています。

   そして高齢者が、あまり外出できなくなったり、
   施設での暮らしで寂しそうにみえていたりしても、
   周囲が考える以上に「豊か」な精神状態ですごしているという研究も。

   こうした現象は「老年的超越」と呼ばれ、メカニズムの解明が急がれています。

   孤独で不幸そうに見える年老いた人が、
   実はより豊かな心で人生の終盤を歩んでいるという現実があることを知らされたとき、
   とても勇気づけらえる気がしました。


   2016年、105歳を迎えられた聖路加国際病院の名誉院長、日野原重明先生が
   番組の趣旨に賛同してくださり、ご出演してくださいました。

   番組の最後に語られたのは、

   「新しいことを創(はじ)める思いがある限り、人はいつまでも若くいることができる」

   という言葉。

   宗教哲学者、マルティン・ブーバーが残したこの言葉は、
   先生が到達した真理なのだと感じました。

         <『人生100年の習慣』講談社
                 https://amzn.to/3gI71B0 >

             ・・・

同取材班の小笠原卓哉氏は本書の中でこう語ります。

『「人生の中で大切にしてきた考えや、生きる指針はありますか」

 インタビューで必ず尋ねることにしていたこの質問に対して、
 あるセンテナリアンがこう答えました。

 「自分が自分のボスであること」

 言い換えれば、自分のことは自分で決める、というごく単純なことなのですが、
 この言葉が妙に私の心を打ったのです。

 思えば、取材したセンテナリアンの多くが、
 自営業など自分の裁量や判断で仕事をしてきた人たちでした。

 また、会社組織の中で働いてきた人であっても、
 同様の意識で働いていたことに気づきました。

 日が暮れたら仕事はしない。
 そう決めているサルデーニャ島の羊飼い。

 週に一度は徹夜をして執筆作業に没頭していた、医師の日野原重明先生。

 休むにせよ、ハードワークするにせよ、
 健康長寿のセンテナリアンたちは、自らの意思でそれを実践していたのです。


 そして、「100歳まで生きる」こと自体を目標にしてきたというセンテナリアンは、
 今回お会いした中でひとりもいませんでした。

 大好きな仕事を続けたい、趣味をもっと極めたい、
 家族でいつまでも楽しくすごしたい、社会の役に立ち続けたい、
 世界がどう変わっていくのかこの目で見届けたい…。

 「何のために生きるのか」、
 希望や生きがいを持ちながら日々を重ねてきたその結果として
 100歳まで到達した、という人たちでした。

 経済的に裕福であるかどうか、社会的地位が高いかどうかにかかわらず、です。』


人は、「新しい」ことに興味を失ったとき老いる。
それは「未来」への好奇心を持てなくなったということ。

いくつになっても、何か新しいことを始める。
どんな小さなことでもいい、そのチャレンジする姿勢が若くいる秘訣だ。


そして、大事なことは、年齢を重ねれば重ねるほど、
何かをアウトプットしていること。

アウトプットを増やせば、必然的にインプットは増える。


人生100年時代…

つねに、新しいことへの好奇心を忘れない人でありたい。

           <感謝合掌 令和2年9月15日 頓首再拝>

『鶴寿』(かくじゅ) - 伝統

2020/09/21 (Mon) 19:08:41


         *メルマガ「夢の言の葉」(2020年9月21日)より

鶴は千年、亀は万年……。
 
ご存じのように、鶴と亀は、古くから、長寿の象徴とされてきました。
 
そこから、長寿のことを、『鶴寿』、
「鶴齢(かくれい)」 「鶴の齢(よわい)」などといいます。
 
また、「亀齢(きれい)」「亀年(きねん)」といっても同じです。
 
さて、鶴や亀が、千年も万年も生きるのかというと、そんなことはありません。
 
亀の仲間には、100年以上も生きた記録があるといいますが、
一般には、30?50年ぐらいが多いそうです。
 
それでも、野生動物にしては、たしかに長生きといえます。
 
 
鶴の場合は、飼育下で、やっと5、60年だとか。
野生では、もっと短いはずです。
 
 
現在では、鶴や亀よりも、ずっと長生きの人が増えました。
 
そう思うと、亀はまだしも、長寿をことほぐのに、
鶴はふさわしくないと思われるでしょうか。
 
 
でも、優雅な姿と、ゆったりとした動き。
 
しかも、家族単位で行動する様子は、いかにも 幸せのシンボルのよう……。
 
やはり、めでたさを重ねるなら、鶴なのでしょうね。

・・・

<参照>

《長寿の節目》


【還暦】 数え年61歳で、十干(じっかん)十二支(じゅうにし)
     の「六十干支(ろくじっかんし)」が一回りし、
     もう一度生まれた時の干支を迎えること。

     本卦還り(ほんけがえり)とも言います。

【古稀】 70歳 杜甫の詩「人生七十、古来稀なり」から。

【喜寿】 77歳 喜の草書体が、七十七に見えるため。

【傘寿】 80歳 傘の略字が八十とも見えるため。

【米寿】 88歳 米の字を分解すると八十八となるため。

【卒寿】 90歳 卒の略字は、九と十を続け書きするため。

【白寿】 99歳 百の字から一をとると白になるため。

【紀寿】100歳 百年は1世紀。百寿(ももじゅ)とも言う。

【茶寿】108歳 茶の字の草かんむりは「十十」で二十、下の部
         分の縦書きされた「八十八」を足して108。

【皇寿】111歳 「皇」の字は「白(一を加えると百になるので
         九十九)」と「王(十と二)」を足して111。
         川寿または王寿とも言う。

【頑寿】119歳 「頑」の字を分解すると
         「二、八、百、一、八」と分解できるため。

【大還暦】120歳 2回目の還暦を迎えたことになるため。

           <感謝合掌 令和2年9月21日 頓首再拝>

身長と寿命 - 伝統

2020/09/22 (Tue) 22:12:53


       *Web:ひかたま(光の魂たち)(2020年09月22日)より

男性は、背が高い方がモテる傾向があるようですが、
年収も高い傾向があることが調査から示されていますが、

背が低い方が離婚率は低めで
さらに、長生きする傾向があるようです。




ハワイのホノルル島に住む日系アメリカ人男性8006人を対象に
約50年間に渡り調査した研究報告があります。

調査対象となった人たちは
1900~1919年生まれ。
身長は、140~188cm。

12%は日本生まれ、
88%は日系2世。

日系2世のうち約12%は
平均5歳まで日本で暮らしていました。

対象者の中の587人は、
数種の生物で寿命と相関している事が知られている
「FOXO3」という遺伝子についても調べられました。



調査の結果、
背が低いほど寿命が長いという結果になりました。

さらに
FOXO3 遺伝子が関与している人たちの方が背が低く、
がんの発生率も低いことも判明しました。

この結果が
世界の他の民族にも同じ傾向があるのかどうかはいまだ不明です。



背の高さと寿命に関する研究は他にも複数発表されています。

呼吸器疾患や心疾患、脳血管障害による死亡率は
背が高いほどリスクが高いことが明らかになっています。


エクアドルの山岳地帯に低身長の人たちが住む町があり、
彼らは、誰もがんになったことがない、という報告もあります。


女性の研究では、
やはり
身長が低い方が、
寿命が長いことが示されています。

これは「IGF-1」 (insulin-like growth factor-1:ソマトメジンC)と
呼ばれる因子が関与していることが知られてます。

   (http://shindenforest.blog.jp/archives/73197503.html

           <感謝合掌 令和2年9月22日 頓首再拝>

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