伝統板・第二

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「最近の霊界・幽界事情~その2」② - 夕刻版

2019/01/05 (Sat) 20:46:47

      *伝統板・第二「最近の霊界・幽界事情~その2」からの継続です。
        → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7743265


第5章 なぜ、この世に生まれてきたのか

    *『「あの世」の本当のしくみ~人はどこからやってきて、どこに還るのか? 』
      サアラ/池上明(著) より

(1)一人ひとりに違う目的がある(P154~156)

  ①私たちが生まれて来たのは、
   ひと言でいえば、「幸せになるため」と考えてください。
   それは探究し、チャレンジし続けることによって可能になります。


  ②宇宙人類と地球人類に共通した目的としては、
   ヴォイド(空)が潜在的に持っている可能性を探求することになります。

   地球人として幸せになることを追求することによって、
   そのプロセスでたくさんの可能性が開けていく、それも幸せです。

   子供の頃、自分が無理だと思っていたことができたら、
   すごく喜びを感じます。ですから何に対しても自由に挑戦するを得て、
   活用できたりするのはみんなワクワクしますよね。

   子供だけではなく、大人も、生きている限りその連続であってほしいです。


  ③魂の大きな目的は一緒でも、その他にもちろん個々が設定した目的があります。
   マスターソウルやソウルグループにあるようなたくさんの情報は、
   自分がマスターソウルから持って来た「可能性」であり、それらの要素を
   を組み合わせることで、また新しい可能性が発生するわけです。

   その組み合わせは無数にあり、全員が違っています。

   それを探求しようとしたら、もちろん動機となる価値観などは
   みんな違っていてもかまいません。それを一律に、型にはめられた金太郎飴
   みたいにされているので、自分の幸せがわからなくなってしまうのです。


  ④自分を幸せにするためには、「自分を大切にする」「尊重する」
   ということが大事です。1人ひとりに違う目的があるからこそ、
   1人ひとりの幸せ観も違うのです。

   私自身は、この人生だけではなく、前の人生、その前の人生でもずっと、
   地球と地球人類が霊的な尊厳を取り戻して、自分の意志で自由に
   今後の可能性を切り開けるように戻していく、その手伝いをやってきました。

   私のマスターソウルも、その上のマスターソウルも、
   ずっとそれをやって来ているのです。

   私はその役目を担うためのひとつの魂であり、地球に来るからには、
   必ず転生ではなく、輪廻の輪の中に入ってしまうことを、覚悟した上で来ました。

   ただし、覚悟がある分、みなさんのように記憶を失わずに済んでいて、
   自分がなぜここにいるのかもわかっており、誰が仲間なのかもわかかっています。
   その部分は、皆さんとは若干違っています。


・・・

<参考Web>

(1)谷口雅春先生をお慕いする掲示板 其の弐
   「何故『人間死んでも死なぬ』を書いたか」
    → http://bbs5.sekkaku.net/bbs/?id=yuyu6&mode=res&log=71

(2)伝統板・第二「あの世とは?~あの世からの現地報告より」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=6941482

(3)伝統板・第二「「霊 の 書」」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=6786757

(4)伝統板・第二「人間は死なない①」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=6760169

(5)伝統板・第二「人間は死なない②」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7189960

(6)伝統板・第二「人間は死なない③」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7602423

(7)「最近の霊界・幽界事情」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7731848


<胎内記憶・参考Web>

(1)「光明掲示板・第二」内スレッド「胎内記憶Ⅳ」
    → http://bbs7.sekkaku.net/bbs/?id=koumyou2&mode=res&log=2190   


(2)「光明掲示板・第三」内スレッド「胎内記憶Ⅴ」
    → http://bbs5.sekkaku.net/bbs/?id=koumyou3&mode=res&log=92


(3)「光明掲示板・伝統・第一」内スレッド「自分をえらんで生まれてきたよ (66)」
    → http://bbs6.sekkaku.net/bbs/?id=wonderful&mode=res&log=40


(4)「伝統板・第二」内スレッド「自分をえらんで生まれてきたよ」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=6457822

(5)「伝統板・第二」内スレッド「胎内記憶」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=6727130

            <感謝合掌 平成31年1月5日 頓首再拝> 

生まれてきた目的の見つけ方 - 伝統

2019/01/08 (Tue) 20:04:30

(2)生まれてきた目的の見つけ方(P156~158)

  ①自分が生まれて来たも目的が、
   「ものすごく大それたミッションを果たすこと」だと思う必要はありません。

   今の自分が思いつく、ちょっとした目標を大事にしてください。

   たとえば、「今より楽な仕事をしてもうちょっと稼ぐ」とかでもいいのです。
   それは(目的を見つける)プロセスですから、
   まずそこにチャレンジしてみるといいです。

   それを達成したら、また次にやりたいことが出てきます。
   そうやって、やりたいことを自分に与え続けてあげることです。


  ②目的ありきというよりも、自分がやりたいことをやり続けていってください。

   お金でたとえると、たとえば今50万円しかもっていない人が
   次にやりたいことと、今1億円もっている人が次にやりたいことは、
   当然違ってきますね。

   そういうふうに、何かひとつの目標を達成したときに、
   初めて次の目標が出てくると思います。
   最初から先を見ようとしても、おそらく見えて来ません。

   今50万円もっている人が、1億円を求めなくてもいいのです。

   50万円もっている人が、「じゃあ、これが70万になったらどうだろう」
   と考えたら、けっこうリアルに考えられるし、楽しいですね。

   実際、「50万しかないから新しい車に買い替えられない」という人がいたら、
   目標はお金ではなく、車でいいわけです。

   これはわかりやすいから言っているだけで、単なるたとえです。
   1億円もっている人の価値観と50万円しかもっていない人の価値観は
   歴然として違うし、同じものを見ても感覚が全然違いますよね。

   だからといっていきなり1億求めなさいという意味ではありません。
   大きな目的を一足飛びに見つけることはできないと思ってください。

   ちょっとでもでも先に進んだら、
   今とは違った感性、違う考え方をするかもしれません。

   それをちょっとずつ実践していくほうがいいということです。

            <感謝合掌 平成31年1月8日 頓首再拝> 

目標に優劣はない - 伝統

2019/01/10 (Thu) 19:43:18

(3)目標に優劣はない(P158~159)

  ①目標の中身としては、それを得ることによって
   可能性が広がるような目標がいいと思います。
   (ですが)目標がゴールにならないようにしましょう。

  ②また、目標に優劣はありません。たとえば、
   「社会的に貢献できるかどうか」とかはまったく関係ないと思います。

   「一生涯宝探しをして冒険して歩きたい」でも、
   「無人島をひとつ手に入れたい」でも何でもいいと思います。

   やりたいことを、ブレーキをかけずに自分に与え続けることが大切です。

  ③多くの人は、「目の前にある社会的な責任や片付けるべきタスクを
   優先させてしまうので、やりたいことを後回しにしているうちに、
   人生の半分が終ってしまう」みたいなことになっていますが、
   その優先順位は変えたほうがいいです。

   まわりを見ても意外と、やりたいことをやっている人のほうが、
   お金も儲かっていたりしますよね。
   やりたいことのためにお金が必要だと、何となくお金が入ってくるのです。

            <感謝合掌 平成31年1月10日 頓首再拝> 

カルマとは何か? - 伝統

2019/01/15 (Tue) 17:13:20

(4)カルマとは何か?(P159~161)

  ①カルマというものを、何か恐ろし気なことと思っている人が多いですね。
   自分の罪をつぐなうことだと、というふうに。

   それが、実は違うのです。

   魂が探究したいと思っている可能性、
   言い換えれば自分の課題やテーマ、それがカルマです。

   ですからほとんどの場合、その人にとってのカルマとは、
   自分が疑問を持っていること、「なんでなんだろう?」と思うことです。

   たとえば、なんでこの社会は不公平なんだろう? 
   何で私は自由にならないんだろう? 
   なんで私の個性は活かしてもらえないんだろう? 

   そういう「なんで?」と思ったことは、
   魂が探究しようとしているテーマ、つまり「カルマ」です。

   そして、そのテーマとなる問題を解決していくとか、
   突破するとか、解決するための知恵を得るということが、「カルマ清算」です。


  ②目的を設定してそれを達成するためには、
   必ずカルマが引っかかってくるので、カルマに気づくことができます。

   「私はこういう課題を持っていたんだ」と。

   その課題に対して、何か回答を得たり、解決すると、
   ひとつ目の目的を達成できます。
   ですからカルマを自分の「課題」と置き換えればいいわけです。


  ③あなたが知りたくて知りたくてたまらないこと、それがカルマです。

   そして、「カルマを清算しないと天国に行けない」とか、
   そういうものではありません。

   「業(ごう)を解消するための人生だ」と思っていても、
   生きていればまた業ができて、全然解消しません。
   これは魂が輪廻に取り込まれる理由でもあります。

   自分が生み出した業とか、その償いがまだできていないとか、
   そういうところにすごく恐れを抱いてしまうので、幽界で会った
   神の姿をした管理者に、「お前はこれをやらなかった」と突っ込まれると、
   とたんに弱くなってしまうのです。

   でも、実際は、その1回の人生で何もかも解消しなくてもいいし、
   そもそもカルマの中身を選んでいるのも自分なのです。

   自分で「これについてやってみたい」と、計算し、ゲームのように、
   「これをクリアしたらこっちのコインをゲットできる」とか、
   「このルートをクリアしたらこれをゲットできる」というふうに、
   自分でしくんできたのです。

   ですから、カルマを恐れることはありません。
   自分を罪深い人間のように思う必要もありません。

   カルマは今生きている自分が、どこまでできるかを
   チャレンジするための課題なのです。

            <感謝合掌 平成31年1月15日 頓首再拝> 

みずがめ座の時代 - 伝統

2019/01/17 (Thu) 20:11:06

(5)一人ひとりが発言し、力を発揮しよう――みずがめ座の時代(P161~164)

  ①生きづらいと感じている人たちに対して、
   「それでいいんですよ」と言ってさしあげたいです。
   生きづらく感じる、それはすごく大事な感性だと思います。

   何も考えずに無意識で生きていたら、
   とっくにあきらめて、しんどいとさえ思わないのではないでしょうか。

   「しんどいのは嫌だ」と思うことは最初の1歩であり、そこであきらめないで、
   「じゃあ、改善しよう」という次のステップに行こうとする必要があります。
   それは自分のカルマの一つだと思っていいのです。


  ②地球人全員が、幽界で魂の記憶をほとんど消されて
   アンフェアなゲームをやらされているわけですから、
   「ふざけんなよ、冗談じゃない」と思うほうが健全なのです。

   「どうせこんなもんだろう」とあきらめたり、「もう、これでいい」と、
   無理に満足したふりをすると、魂のゲ-ムが進行しません。

   「こんなしんどいのは嫌だ」と思っている人たち自分だけではないので、
   あきらめずに次へ進みましょう。そう思う人たち同士が、どうすれば
   改善できるのか、ここを突破できるのかを探っていくといいのです。

   そうした行動をとることに、時代の追い風も吹いています。


  ③占星学的にいうと、今はすでにみずがめ座の時代に入りました。

   地球の回転軸の向きは年ごとにずれていき、
   26800年でちょうど一回りすると言われています。

   ですから春分の日に朝日が昇る方向にある星座が、
   26800年かけて12星座を巡ります。

   ひとつの時代は約2150年となり、
   その時代はその方向にある星座の影響を受けることになります。

   実は、今年2017年に、2150年に一度の大転換が起き、
   みずがめ座の時代が始まったのです。

   これはひとつ前のうお座の時代とは全然違い、1人ひとりの力を、
   社会やグループのために自由に発揮する時代です。

   うお座の時代は、何かにつけて曖昧で不透明なところがあり、
   神秘的なことに意識が向きやすい傾向にありました。

   だから巨大な宗教組織(キリスト教・・・)が世の中を牛耳ることができたのです。

   また、(うお座は)水の性質が強いので、そのつながる力が発揮されて
   巨大な組織をどんどん作っていきました。

   しかも うお座には欺瞞(ぎまん)というキーワードもあり、
   水面下でいろいろな陰謀が成立しました。 

   本来のうお座は、12星座のサイクルを成長のストーリーにたとえれば、
   一番成熟した時代を表し、ワンネスを求めるモチベーションがあるのですが、

   先の うお座の時代は未熟なうお座の時代だったので、
   私たちは目に見えない何者かに支配されたり、巨大で合理性に欠けた
   組織にコントロールされるような経験をしたのです、

   今度のみずがめ座の時代は、解放の時代です。
   何かにつけて「明確にする」ということがついてきて、
   嘘が全部暴かれていきます。

   社会意識の完全性を求めるモチベーション(動機)があり、
   意味のない社会のルールや、個人が自由に力を発揮することを妨げる
   ルールなどが、どんどんなくなっていきます。

   無駄な組織をなくしていく傾向もあります。

   「公平」もみずがめ座のキーワードです。
  
   今の社会の不公平な分配制度なども、大いに是正されていきますが、
   そのプロセスにおいて危機的なことが起きるかもしれません。

   誰かの陰に隠れて何とかしようとするのではなく、1人ひとりが発言し、
   力を発揮することが大事な時代なのです。
   そのことを念頭に置き、ぜひ、今できることを実践してください。

   このように時代のカルマが大きく変化したので、自分がおかれている状況を
   理不尽だと感じ、それを改善していこうとする人たちには
   追い風が吹いているといえます。

            <感謝合掌 平成31年1月17日 頓首再拝> 

なぜその親を選んで生まれてきたのか? - 伝統

2019/01/19 (Sat) 18:34:56

(6)なぜその親を選んで生まれてきたのか?(P164~166)

  ①私たちが今の両親を選んで生まれて来たのは、
   自分の目的のためであるのはもちろんのこと、それは目的の手前の課題、
   つまりカルマを思い出させるためでもあります。

   宇宙人は、(幽界に行くことはなく、)本来のマスターソウルの中で
   最初から目的を設定してきており、自分のカルマを忘れることはないですから、
   そもそも思い出す必要がありません。

   しかし、地球人は思い出すための工夫が必要になります。

   うまく両親を選んでいれば、両親との間に葛藤が生じて
   自立心を煽ってもらえるし、両親との価値観との違いから、
   自分の課題、カルマを思い出す可能性も高くなります。

   両親の考えに同意できないとき、子供は「自分は何を信じたらよいのか」
   と疑問を持ち、おのずと自分を探そうとしますよね。

   それが結果的に、自分のカルマの方向にシフトさせていくので、
   そのためにふさわしい親を選ぶというのが、ひとつつあります。


     池川 明: 

     魂のしくみを思い出す必要があって、そのしくみとして
     親子関係があるのはいい方法ですね。

   
  ②みんな、必ずと言っていいほど親と違う価値観を持って生まれています。
   それを良くないことと思っている人が多いようですが、
   そういう視点で見ると、とてもよいことなのです。

   子供のほうが両親をすごく大事に思っています。
   でも、自分の価値観を押し殺したり、自己主張しないで、
   何とか親の意向に沿おうとする必要はないのです。

   あえて反発する必要もないですが、親からのアドバイスは聞いた上で、
   それも加味してよく考えて、最終的に自分の人生に責任を持って
   生きればいいのです。

            <感謝合掌 平成31年1月19日 頓首再拝> 

魂の計画をきちんとなし遂げていく人とは? - 伝統

2019/01/20 (Sun) 19:10:27

(7)魂の計画をきちんとなし遂げていく人とは?(P166~170)

  ①魂には自分が探究したいテーマがあって、
   そのために必要な情報を持ってここに生まれて来ます。

   輪廻のサイクルに入って同じテーマをずっとやっていたとしても、
   ちゃんと自分の魂の課題に取り組める人もいます。

   それは自分のアイデンティティがちゃんとあるかどうかに関わってきます。
   自分自身に対する信頼や、自分の価値観に自信をなくしてしまって、
   人は自分がやるべき探究の道からどんどんそれてしまいます。


  ②社会で成功する人は、探求すべきテーマをとても明確に自覚しています。
   そういう方たちは、おそらくそれが霊的なことに関わっているとは
   思っていないでしょうけれど、自分のアイデンティティや理念がちゃんとあって、
   それに従って、何事も自分の意志で選択して人に迎合しないですよね。

   そいう人たちは、無意識のうちに、魂の課題をクリアするのです。


  ③地球にいる自分は、自分では気づかないところまで常にマスターソウルが
   ちゃんと見ていてくれることを気づけませんが、

   マスターソウルは、どんなに小さな課題であっても、
   そこをクリアすれば、それはちゃんと見ています。

   だから、もちろん何度も輪廻している人でも、
   マスターソウルから決して切り離されているわけではありません。

   仮に、多くの課題をクリアし、一般的にいうカルマを清算した場合、
   「こちらに呼び戻そう」と、マスターソウルが決めれば、
   あるとき寿命が来て死にます。

   でも、とても優秀な魂の場合、死ぬことなく、魂に新しいカルマ情報が
   与えられるケースも、ごくわずかではありますがあります。


  ④ずい分前の話ですが、私のセッションを受けに来られた方で
   こんな男性がおられました。

   彼は韓国系オーストラリア人で、世界有数の金融機関の副社長を海外で
   勤めた後、日本支社の社長として赴任してきて2年目でした。

   その時点で売り上げは前年比大幅アップ、
   あまりよくなかった社内の人間関係も全部改善できて、
   自分の仕事に満足しているし、家族関係も非常に円満で良好でした。

   にもかかわらず、彼は「いまだかつて味わったことのない恐怖を感じる」
   というのです。

   仕事でもプライベートでも自分に自信があって、
   失敗することを恐れているわけでもない。

   それなのに理由のない恐怖が襲ってきて、
   「もしかしたら気づかないうちに不治の病いにかかっているのかもしれない」
   「自分には死が迫っているのかもしれない」と思って、3ヶ所の病院で
   検査したけれど、てもどこも悪いところが見つからない。

   確かに体は元気だ、でもこの恐怖をぬぐい去ることができないというのです。

   その方の奥さんの友達が以前からの私のクライアントだったので、
   その紹介でやって来たのですが、

   「失礼ながら私は今まで霊的なことにいっさい切関心がなかった。ただし、
   聞く耳を持たないわけではなく、ただ関心を持つきっかけがなかった」

   とのことでした。

   私は彼に対して、こんなふうに申し上げました。

   「あなたは生きながらにしてひとつの人生を終わらせました。しかも、
   もう新しい人生がスタートしようとしています。強烈な不安というのは
   何が起こるかがわからないことに対しての不安ですが、
   よく自分の内面を観察すると、何かひとつのことが終った満足感はありませんか?」 

   すると本人も、「確かに今までにない満足感、達成感があり、
   それが終ったと言われたら異論はない」とおっしゃいました。

   「もうひとつ、では新しい可能性が開けていくと私が申し上げたとしたら、
   それに対して否定感はありますか? 」とたずねると、

   「それはない。はっきり言える」とのことだったので、普段のセッションでは
   あまり言わないことなのですが、この人ならと思い、こう伝えました。

   「あなたの次の計画としては、韓国に帰って若者に希望の灯をともす、
   教育関係の仕事をやるべきではないでしょうか。あなたの経験を通して
   培ってきた知恵を与え、若者が新しい可能性を見出す手伝いをする、
   そういう活動をしなければならないと思います」

   1週間後、その男性の奥さんから連絡が入りました。

   「主人は会社を辞めて韓国に帰りました」とのことでした。

   驚きました。あっぱれだと思いました。
   優秀な人ほど、スピリチュアルにまったく関心がなくても、
   ちゃんと魂の道を生きるのですね。

            <感謝合掌 平成31年1月20日 頓首再拝> 

真にスピリチュアルに生きるということ - 伝統

2019/01/23 (Wed) 17:57:00

(8)真にスピリチュアルに生きるということ(P170~170)

  ①「スピリチュアルなこと」に関心がなくても、その言葉を使わなくとも、
   自分の人生を思う存分に生きるとか、自分を満足させるなど、
   違う言い方をすれば自分に誇りがもてる生き方をする、
   そういうことでもいいと思います。

   その男性など、瞑想の「め」の字もない生き方をしてこられたけれど、
   彼は常にどの瞬間も、新しいことに挑戦するために、ベストを尽くして
   自己信頼を培ってきたでしょうし、できる限りの力を使って
   素晴らしい人生を創造して来られたと思います。

   こういう話はみなさんにとって、いい励みになるのではないかと思います。

   このような生き方ができれば、霊的な記憶がないとか、魂の記憶がないとか、
   サイキックな能力がないというようなことは、霊的な歩みに対して、
   実はまったく支障を来たしません。

   自分の周囲の現実は自分の内なる神が創っているわけですから、
   そこに誠実に生きると、ちゃんと魂の計画通りに歩みを進めることが
   できるということです。


  ②何よりも実践することが大切です。
   スピリチュアルな知識で頭でっかちになっていて何も実践できない
   ということもけっこう多いように思いますが、逆にそういう知識がなくとも、
   ちゃんと実践して生きている人たちもいるのです。

   人によって取り組むべきことは違うので、ビジネスの世界をバカにしたり
   社会的地位とか、より多くのお金を得るための努力を否定する必要もありません。

   それはゴールではなく、単なる手段に過ぎませんから。

   スピリチュアルなことに興味をもつと、「スピリチュアル」と「現実」の
   バランスをうまくとることができずに葛藤する人も多いと思います。

   結果として、スピリチュアルを現実逃避の言い訳になっているようなことも
   ありますね。でも、決して現実はどうでもいいことではありません。

   私が今まで出会ったクライアントさんでも、むしろものすごく優秀な
   ビジネスマンや地位のある方の中に、非常に高潔な態度で、誠実に
   ご自分自身の人生と向き合われ、スピリチュアルな生き方をしていられる
   方が多いように見受けられます。



      (池川まとめ)(P172)

      なぜこの世に生まれて来たか? 
      これは誰もが知りたい普遍的テーマですね。

      魂レベルでは他の宇宙人類と共通して持っている目的と、
      個々人が持っている目的、その2つがあるとサアラさんは言います。

      難しく考える必要はなく、個々人が自分の幸せを追求しながら
      生きていくことが、結局は人類共通の目的を達成することに
      つながるようです。

      いったん目的を達成すると、生きながらにしてひとつの人生を終わらせて、
      まったく別の人生がスタートすることがあるというお話は、
      とくに印象的でした。

      ただ、ここで最も重要なのは、本人が考える幸せと魂にとっての幸せが
      一致しているかどうかでしょう。

      実際に、いろいろな人の相談に乗っていると、違和感を持ちながら
      生きている人や、無意識に幸せになれない道を歩んでいる人が多い
      と感じます。

      そういう人は、魂の声を無視してしまっている可能性があるので、
      まずそこを自覚することが大切だと思います。

            <感謝合掌 平成31年1月23日 頓首再拝> 

所有概念や勝ち負けから自由になるとっておきの方法 - 伝統

2019/01/25 (Fri) 19:20:39

第6章 幸せになるために、今、私たちがすべきこと

(1)所有概念や勝ち負けから自由になるとっておきの方法(P174~177)

  ①モノやお金、その他「あるとよい」とされているものを
   たくさんもてない状況や、競争に勝てなかったとか、そういうことに対する
   劣等感みたいなものは払拭すべきです。

   すべての価値がそこにあるわけではありませんから。

  ②所有や勝ち負けといった社会的な価値観を
   手放すのが難しいという現実もあります。

   その場合は、自然豊かな場所に行き、
   いい意味での自分の無力さを体感することです。

   自分をまったくコントロール不能な状態に身をおくと、
   お金や地位や肩書などがあるとかないとかの社会の価値観が、
   もうバカバカしくて、どうでもよくなってきます。

  ③そうしながら、何が大事か考えてみるとか、
   「やっぱり、この世界に命があるということが何より素晴らしい」
   ということを思い出す機会をなるべくたくさん作ることが、
   社会的な価値観から自由になるひとつの方法かと思います。
    

            <感謝合掌 平成31年1月25日 頓首再拝> 

人のせいにしないことがエネルギーを強くする - 伝統

2019/01/27 (Sun) 19:28:17

(2)人のせいにしないことがエネルギーを強くする(P178~179)

  ①魂は、その中に神々しい意識が詰まっているのが本来の状態ですが、
   ところが今、多くの人はボヤーンと霞(くす)んでいて光っていません。

   それは思い通りにならない時に人のせいにするからです。
   人のせいにしてしまうと、自分のエネルギーをその人に上げることになります。

   ですから人のせいにすると、自分のエネルギーが減少して弱くなってしまう、
   ということを知っておくべきです。


  ②しかし、エネルギーをもらった側は、自分自身のエネルギーではありませんから
   使うことができません。しかも、感情的に人から押し付けられたエネルギーは
   重たいので自由がきかなくなってしまうことさえあります。

   また、人のエネルギーにはその人の思考パターンがくっついていますから、
   その影響を受けてしまいます。

   だから人と会って疲れを感じたときはシャワーを浴びて全部洗い流すといいし、
   「あ、今日のこの重い感じはあの人だ」と思えば、
   「本人にお返しする」というイメージをもつのもひとつの方法です。


  ③自分の人生に納得できない人は、
   自分の人生は自分で自由に決めていいと思っていないので、
   人のせいにするわけです。

   とくに、親のせいにする人が目立ちます。

   もちろん、父親や母親も、自分にとってこれが最善だと思うことを
   子供をに押し付けようとするのですが、子供であっても自分が
   同意できないならノーと言っていいのです。

   (中略)

   どんな親であっても、実は自分の魂が選んだということを理解して、
   客観的に見る目が必要です。

   (中略)

   価値観は人生を通してその子が作りあげていくものです。

   親はひと一つのサゼスチョン(提案)として意見を言うのはいいですが、
   押しつける必要はありません。親も疲れますしね。

   子供のほうも親のせいだと考えてしまうと、エネルギーが弱くなってしまいます。

   いくつになっても、「自分がこうなったのは幼少期の親のせい」
   みたいに言う人もいますが、すごくもったいないと思います。

   そういう考えがある以上、
   自分の思い通りの幸せな人生はなかなか築けないからです。

   「親は自分たちができる最大限のアドバイスをしたのだ」と割り切って、
   そこから先は自分が自由に選択していいんだという許可を、
   自分に与えてあげることがすごく大事です。


            <感謝合掌 平成31年1月27日 頓首再拝> 

値観の違う親との関係から何を学ぶか? - 伝統

2019/01/29 (Tue) 19:55:18

(4)価値観の違う親との関係から何を学ぶか?(P182~184)

   (前半略)

   でも。結局どんな親も、子供のやっていることが理解できなかろうが、
   子供が幸せであってくれればいいと思っています。

   親に対して最大限の恩返しをしようしたら、自分が幸せになる以外ないのです。
   親の言いなりになることよりも、親に背いてでも自分が幸せになるほうが
   ずっと親孝行だと思います。

   子供の幸せを願って口を出すのに、
   それで子供が不幸になってしまっているというのは皮肉な状態ですね。

   親子は、価値観が違う組み合わせのほうが学びもですし、
   似た者同士のぬるま湯の家庭だと、誰も自立しようとしない
   共依存の世界が出来上がってしまうので、魂が望む生き方にはなりません。

   親がいいとか悪いとかではなく、価値観の違う親との関係から何を学ぶか、
   そういう視点で生きて行くことが大切です。

            <感謝合掌 平成31年1月29日 頓首再拝> 

自分の価値観は自分で作る - 伝統

2019/02/06 (Wed) 19:05:42

(5)自分の価値観は自分で作る(P184~186)

  ①常識を疑うのはとても大切なことだと思います。
  
   社会的な地位があったほうがいいとか、それを求めるべきとか、
   一流大学に行かないと成功できないとか。

   それもカルマの話と同じで、信じてきたことを、
   「本当にそうなのだろうか」と一度疑ってみる必要があります。

  ②やはり、こんなことに時間を費やしているのは苦しいとか、
   毎日の生活が楽しくないと思ったら、

   自分が何を優先しているかを疑ってみて、
   優先順位を変えてみることも必要かもしれません。

  ③自分独自の価値観や優先順位を、自分で築き上げていくことが大事だと思います。
   そのためには自分の経験を大切にすることです。

   その経験が社会で認められなかったり、評価されないようなものでも、
   それを苦い思い出にしてしまわないこと、自分にとってはとても大切な経験だと
   認識して、自分独自の価値観を構築していくことが大事だと思います。

   そうすると人からの評価をあまり気にしないで済むようになります。

  ④人からどう思われるか、そこがネックになって不自由な思いをしている人が
   すごく多いと思います。
   そこを気にしなくなるには、明確な価値基準を持つことが必要です。

   そうでないと人の評価がないとやっていけず、
   人と依存し合う人生になってしまいます。
   自分がうまくいかないのを、父や母のせいにするようなことにもなります。

  ⑤私の生徒さんの中で高卒の人がいるのですが、なぜ大学に行かなかったのか
   という質問をすごく受けると言っていました。

   本人としては単純に、行く理由がなかっただけなのに、
   「ダメじゃないか」的なニュアンスで聞かれると、
   明確な答えを持っていないことにちょっとショックを受けるというのです。

   そして「なぜ行かなかったのだろう」とすごく考えてしまうらしいです。

   でも私は「行く理由がないのに大金かけて、4年間の時間を浪費して、
   行く必要はないんじゃないの?」と言ったのです。

   行く理由がないというのは、大学に行かない立派な理由です。
   せっかく自分でいろいろ考えた後に決断したことなのに、
   その後、人に意見されて自信をなくしてしまうケースが多いようです。

            <感謝合掌 平成31年2月6日 頓首再拝> 

瞑想で大脳をリラックスさせると何が起こるのか? - 伝統

2019/02/09 (Sat) 18:35:42

(8)瞑想で大脳をリラックスさせると何が起こるのか?(P192~194)

  ①瞑想は、忙しい脳をリラックスさせる一つの方法です。
   瞑想する場所は都会より自然の中のほうがいいのかというと、
   それはあまり関係ないと思います。

   「電磁波があるのでうまくいかないように感じる」という人もいますが、
   そういうイメージを持っているために、上手く行かないことはあるでしょう。

  ②また、たとえば9・11や3・11のような極端な出来事が起きる前後だと、
   心理的に何となく影響を受けるのでグラウンディング(大地とつながる感覚)は
   難しいかもしれません。

   でもそうでない限り、都会とか電磁波がというのは、その人のイメージに過ぎません。
   まわりの環境よりも自分自身の意志のほうが常に優先されるのです。

  ③実は、脳の神経細胞的なネットワークは多重構造になっています。
   一般的に目で見て、見たものを感受して、それに基づいて思考して、
   そういう使い方をするためのネットワークが一つ。

   そうではなく、同じ空間を見ても知覚できないようなもの、
   たとえばみなさんもよく感じているのは、「ここはすごく感じがいいところだ」とか、
   「気持ちがいい」とか「空気がおいしい、新鮮だ」と感じたりしますが、
   実際にはそうなのかどうかわからないのにそういう表現をするのは、
   目で見えないものの違いを感受しているわけです。

   それがどう違うか、いちいち識別したりしませんが、
   そういう感覚は、通常使っているのとは違う領域で働いているのです。

   何となく心地よいと、大脳がリラックスして忙しい状態ではなくなるので、
   実際にはそんなに匂っていないのに緑の匂いがするなど、五感が普段とは違う
   ワイドな状態なので感じ取ることができるのです。

   そういう時は、多重構造になっているネットワークの中の、通常、
   たとえば仕事を指示されたり、思考したりするのが第1ネットワークだとすると、
   そちらは休憩していて、脳の別の第2ネットワークが機能し始めるということです。

   第1ネットワークが電波領域で発火するとしたら、
   第2ネットワークに切り替わると、たとえば赤外線領域だったり、
   第3ネットワークになると可視光線とか、
   その次が紫外線というふうに段階があるのです。

   ネットワークによって感知するものが違っていて、目では見えないものを見るとか、
   そういうサイキックな能力が使えたりもします。

  ④どのネットワークを使うか、初心者のうちに自分で選ぶのは難しいですが、
   たとえばチベットの高僧などは自分でチャンネルを選んでそこにフォーカスする
   ことができます。それが出来ると省エネができるようになります。

   第1ネットワークしか使えないと、
   常に第1ネットワークの中だけで問題に対応しよう、対策を講じようとしますが、
   それでは無理なことがあるわけです。

   たとえばたくさんの関係者がいるような事柄だと、
   そうそう人をコントロールしたり変えたりすることはできません。

   そうすると、なかなか難しいですがたとえばチベットの高僧ぐらいのレベルの
   マスターたちは、第1ネットワークでは解決の手段がないことがすぐわかるので、
   すぐ第3ネットワークに切り替えて解決策を見つけるとか、
   そういうことをするのです。

   そうすると、ひとつ領域でうじうじ悩んでいる必要がないわけです。

            <感謝合掌 平成31年2月9日 頓首再拝> 

人はみないくつかのタイムラインを行き来している - 伝統

2019/02/11 (Mon) 20:03:25

(9)人はみないくつかのタイムラインを行き来している(P195~198)

  ①たとえば第2や第3のネットワーク、具体的にいうと
   赤外線や可視光線の領域では、時間の帯が崩れます。

   私たちは未来のことはわからない、過去は変えられないと思っていますが、
   実は赤外線や可視光線領域にシフトすることによって
   それを変えることができるのです。

   そもそも、時間は過去から未来に向けてベクトル(矢印→)状に
   進んでいるものではありません。

   同時に無数にここに存在している可能性を、我々が選択し続けて、
   つなぎ合わせていく作業をしているので、そうやって進んでいるように
   見えるのですが、そもそも過去も未来もなく、
   ただあらゆる可能性があるだけなのです。

   その可能性の帯がいくつもあって、
   それを自分が次々と選択してタイムラインを作っています。
   それらが同時に進行しているのです。

  ②「最も進化した宇宙」とか、「私たちの地球があるこの宇宙」というふうに、
   宇宙レベルで平行世界がいくつもあることはすでにお話しましたが、
   それは個人レベルでも言えることです。

   自分の意識いかんで、非常に近くにある平行世界であれば、
   移動することも珍しくありません。

   娘が見つけた英語のサイトで、自分の秘密を誰にもカミングアウト
   できない人たちだけのサイトがあるのですが、それを読んでいたら、
   平行世界からこの現実世界に来てしまった人の書き込みがありました。

   自分が住んでいた世界の日本は、関東から北が全部ロシア領、
   南は韓国領になっていて、その人はロシア人。
   いつものように帰ろうとしたら途中で人に話しかけられたところから、
   「ここは世界が違う」と気がついたそうです。
   でも、もう帰れないし、どうしてここへ来たのかも分からないと言います。

   平行世界でも、物理的な地殻形態が違うとか、そういう極端な例は少ないですが、
   こちらと同じように日本列島はあるけれども、政治的な状況が違う世界というのは
   たくさんあると思います。


     池川 明: 

     私も以前、ある小学生が次のように言っているのを聞きました。
     「今のここの日本は東京が首都だけど、あっちの日本は京都が首都だよ。
     そのような地球がたくさんあるんだよ」


  ③みなさんも朝、自分が昨夜と同じタイムライン上で目覚めている
   という保証は実はどこにもないわけです。
   昨日と違う世界であっても、似ているからわからないのです。

   朝起きたら、何だかすべてがちょっと違う、
   みたいな感覚を感じたことはないでしょうか。
   時間の流れが急に変わったような感じとか。
   それは別のタイムラインに移動したということなのです。

   実は誰もが、複数のタイムラインを行ったり来たりしています。
   でも地球人類はフォーカス力がないので、
   それを認識するのが得意ではありません。

   私には教師係のようにして付いてくれている仲間がいて、
   その仲間に「あなたの意識はほとんどの時間気絶している」と言われます。

   それでこの状態ではまずいと思ってトレーニングを始めたら、
   本当に自分の意識がシャッ、シャッと飛ぶのがわかるのです。

   仲間たちはどうかというと、たとえばサブリミナルで0.000......1秒で
   24文字とかの情報が入って来ても、それを全部読むことができます。
   それくらい短い時間すら気絶していないので、全部認識できるわけです。

   私たちにはとても真似できません。

   ですから私たちは、気絶しているたびに
   他のタイムラインに行っていてもおかしくないのです。

            <感謝合掌 平成31年2月11日 頓首再拝> 

過去だって変えられる - 伝統

2019/02/14 (Thu) 20:24:19

(10)過去だって変えられる(P198~199)

  ①以前にも自分の本の中で書いたことですが、すごく重たい植木鉢を持ったまま、
   外階段から落ちたことがあります。

   バキーンという音がして、頭のほうから落ちて、足がついて来られなくなって、
   ふっと振り返って足を見ると足があさってのほうを向いていて、
   その瞬間目から火花が出るほどの痛みを感じました。

   いろいろ頭の中で考えたのですが、
   その時の時間の経過が全然わからないのです。
   おそらく、あまりの痛さでフォーカスポイントが変わったのです。

   脳がいつもの第1ネットワークを使っていると痛すぎてつらいので、
   自動的に逃げるわけです。

   フォーカスが変わると若干痛みからも解放されます。

   それで次のように考えました。

   「これからどうなるんだろう。携帯電話がかばんの中に入っているから
   それを探して電話して、救急車で搬送されると、
   2ヵ月くらい病院のベッドにいることになるかもしれない。
   でも小さい子どもがいるからそれはとても無理だ。
   ....よし、なかったことにしよう」 

   それで、過去を変えることにしました。


  ②可視光線の領域にフォーカスすると時間の帯を突破できて、
   過去を書き換えられると知っていたので、
   とりあえずそこにトライしました。

   植木鉢は割れていますが、まるで何もなかったように、
   とりあえず自分の足を見たりせずに普通に起き上がり、
   「ただ転んで」植木鉢を落としただけ」ということにしました。

   植木鉢はそのまま放っておいて、
   どうしても車で息子を迎えに行かなければならなかったので、
   そのまま車に乗りました。

   右足を怪我したのでアクセルは踏めないはずでしたが、
   「大丈夫、なかった! 」と言って運転して迎えに行き、
   そのまま何事もありませんでした。

            <感謝合掌 平成31年2月14日 頓首再拝> 

望む未来を引き寄せるコツ - 伝統

2019/02/16 (Sat) 19:52:15

(11)望む未来を引き寄せるコツ(P200~201)

  ①私はおっちょこちょいなので、よくケガをするのですが、
   こういうことは何度かやったっことがあります。

   要するに過去も未来もたくさんの可能性があるので、
   その中から「骨折しなかった現実を選び直したのです。

   でもこれは一瞬のうちにフォーカスポイントを変えることができないと出来ません。

   火事場のばか力的なことや、「平行世界」の話のロシア人のように、
   何らかのアクシデントが起きればできる人もいるかもしれません。
   でも自分の意志でやろうとすると、なかなか難しいものがあります。

  ②時間の一直線上の帯が、完全に崩れている、可視光線領域に
   意識をフォーカスさせるというやり方ですが、それには瞬間と瞬間の意識の空白を
   どんどん短く詰めていかないといけないので、意図的にやるとしたら
   そういうトレーニングは必要になります。

   ですが、過去を選択し直そうとするよりも、
   みなさんは未来の選択を大いにやるべきだと思います。

  ③未来を選択するには、「望むこと」を選択することになります。
   未来が見えなくても大丈夫です。

   コツとしては「望んで忘れること」です。

   そこに気合を入れると執着してしまいます。
   執着があると、すぐ疑ったり、本当に出来るのか、出来なかったらどうしよう
   と不安になったりと、二転三転してしまうので、
   意図した未来とずれてしまう可能性があります。   

            <感謝合掌 平成31年2月16日 頓首再拝> 

こんな瞑想のしかたもある - 伝統

2019/02/18 (Mon) 19:36:53

(12)こんな瞑想のしかたもある(P201~203)

  ①大脳をリラックスさせる方法を日常生活で取り入れるとしたら、
   湯船に入るだけでも十分だと思います。
 
   入浴した瞬間の「は~」と息を吐く感覚は、ひとつの瞑想状態です。

   湯船に入る前に、汗や垢を落とすとともに、その日1日感じ取ったことや
   イヤな思いなども全部、きれいに水と一緒に洗い流して、
   それから湯船に入ってリセットするといいですね。

  ②私は歩いていてもけっこう瞑想します。

  ③大脳を休ませてリラックスすることによって、
   小脳、中脳から大脳へのパイプがしっかりできていくので、
   啓示のようなものを受けやすくなったり、直観力が働きやすくなります。 

            <感謝合掌 平成31年2月18日 頓首再拝> 

新しい1日にリセットする「朝入浴」のすすめ - 伝統

2019/02/20 (Wed) 18:42:12

(13)新しい1日にリセットする「朝入浴」のすすめ(P203~205)

  ①なるべくリラックスできるように、
   湯船にアロマを入れたりするのもおすすめです。

  ②理想的には朝晩入ることです。

   アーユルヴェーダーなどでは、朝入浴しなさいと言われています。

   夜眠っている間はものひとつの人生なのです。
   夢の世界で1日が終わって朝起きるとこちらの次元の世界が始まるので、
   その切り替えがスムーズにできるように、
   朝入浴するといいとされています。 

  ③水に浸るのはリセットするにはいい方法です。

  ④1日に何回か深呼吸をするといいです。

   フレッシュなエネルギーを吸って自分の中にたまっていたエネルギーを
   吐き出す、といったイメージをもった呼吸をします。   

            <感謝合掌 平成31年2月20日 頓首再拝> 

「グラウンディング」で大地とつながろう - 伝統

2019/02/22 (Fri) 18:23:20

(14)「グラウンディング」で大地とつながろう(P205~207)

  ①呼吸と同時に、大地とつながっている感覚を感じることも大切です。
   これを「グラウンディング」といいます。

  ②私の方法は、ベースチャクラ(恥骨のあたり)からエネルギーの根っこを
   まっすぐ下に下ろしていくイメージをします。
   地球の中心部の核としっかりつながっていることがすごく大事です。

   そうしておくと、何かを感じて、たまたまその日に災難を逃れるとか、
   そういうことが起きます。

  ③大地としっかりつながった状態になると、「自分自身を支えてくれるのは
   社会ではなく、マザーアースそのものだ」ということが、理屈ではなく
   実感として感じられる出来事が起きます。

   そうすると、どんな瞑想をやったとしてもうまくいきます。

  ④この惑星としっかりつながることによって安心感を得ると、
   リラックスもより深くなるのです。

  ⑤グラウンディングに時間はかかります。瞬間的にできます。
   「つながった」という感じがすれば大丈夫です。

  ⑥床を突き破って地面の中をエネルギーが下りていって、
   先端が核に当たったようなイメージ、核に吸い込まれて行く
   イメージでもいいです。

   そうすると大地のほうからエネルギーが上がってきて、
   自分の中で大地のエネルギーが循環していくイメージです。

   実際にそうすると、自分のフィールドの中のエネルギーは
   ものすごく活性化します。   

  ⑦人生に大きな変化が起きる前は、必ずグラウンディングがゆるくなるはずです。
   「どうもグラウンディングがしっかりできない」と思うときは、
   変化が起きる前だということです。

            <感謝合掌 平成31年2月22日 頓首再拝>

「センタリング」で視野を広げよう - 伝統

2019/03/03 (Sun) 19:20:19

(15)「センタリング」で視野を広げよう(P208~209)

  ①自分の中心にいること(センタリング)も、とても大事です。

  ②眉間の少し上、ひたいの少しへこんだところの奥、
   ちょうど耳の上あたりの位置に中心をおいて、
   「そこに自分がいる感じ」をもつようにします。

   そうすると視野が広くなって、周囲の全体が見渡せる感じになると思います。
   目の前がくっきりする感じがしたりします。
  
  ③グラウンディングとセンタリングの両方ができているようにするといいです。
   人の言葉がいちいち気にならなくなるし、自分が何を選択すべきかも
   明確にとらえられます。

   人からの邪気を受けにくくなるのです。

  ④妊婦さんも、グラウンディングとセンタリングの両方をやったほうがいい。
   お腹の赤ちゃんのためにもよいそうです。(池川)

            <感謝合掌 平成31年3月3日 頓首再拝> 

こんな人は宇宙とつながりにくい - 伝統

2019/03/15 (Fri) 18:42:28

(16)こんな人は宇宙とつながりにくい(P210~212)

  ①ストレスフルな現代社会を生きる私たちにとって、
   グラウンディングやセンタリングが大切だというお話をしました。

   でも本来はどうなのかというと、女性は女性であるというだけで、
   すでに大地とつながっているのです。

   大地は女性なので、お互い女性同士でフラストレーションがありません。
   つまり、異質なものを受け入れないといけないという違和感がないのです。

  ②眠っている時でも、女性にはマザーアース(母なる地球)のエネルギーが
   どんどん豊富に入って来ます。だから女性は生命力が圧倒的に強いのです。

  ③でも男性は違います。
   男性は女性とコミットする(関わる)わることによって
   マザーアースにアクセスすることを学びます。

   ただし先住民族は代々、男女ともにマザーアースに関わらないと
   生き延びることが出来ない生活様式なので、そういう男性たちは今でも、
   マザーアースと非常に近い形で暮らしています。

   でも通常の文明社会や先進社会で生きている男性たちにはそれは難しいですし、
   母親との関係性が悪いと、男性は自立するのがすごく遅れたり、
   発育発達にも問題が出ます。

   それはマザーアースのエネルギーをうまく受け取れないからなのです。

  ④宇宙とのつながりについては、地球は宇宙の一部であり、
   宇宙には男性性と女性性のエネルギー量に差がないので、
   男女差はありません。

   むしろ宇宙とつながるには、どちらかというと理性やロジック(論理)が必要です。

   情報の海である宇宙とうまくアクセスするには、コンピューターの0と1の
   バリエーションで出来ているようなロジックでないと、なかなかつながらないので、
   感性だけで生きているような人は、逆につながりにくいのです。

   本当はフェアなはずですが、男性であれ女性であれ、感性だけが強くて
   あまり論理的でないような人は宇宙とつながりにくいと思います。
   瞑想だけで宇宙とつながろうとするのも難しいです。

  ⑤宇宙とつながっているか、そうでないかは、
   「自分は地球人である前に宇宙の一員である」という意識が
   あるかどうかでわかります。

   そういう意識があると、魂の計画通りにいきます。
   つまり本来の自分の生き方になって、葛藤がなくなるのです。

   地球とだけつながっていると、葛藤が生じる場合があります。
   大地のエネルギーは得られるけれど、本来の自分の目的が
   果たせなくなることがあり得るのです。

  ⑥マザーアースは非常に受容性の高い惑星です。
   その人が本来の生き方から外れていることがわかっていても、その上で
   「本人がどうしてもそうしたいなら気がつくまでやってごらん」と
   見守っているのです。

            <感謝合掌 平成31年3月15日 頓首再拝> 

人はどうしてこうも不安を好むのだろう - 伝統

2019/03/17 (Sun) 18:52:05

(17)人はどうしてこうも不安を好むのだろう(P212~214)

  ①不思議なことに、ポジティヴなアイディアとネガティブなアイディアがあったら、
   ネガティブなほうを選ぶ人のほうが絶対的に多いです。
   そのほうが安心できるらしいのです。

   要は、幸せが逃げてしまうことを心配するのが嫌なのでしょう。
   過去を振り返って反省するか、未来に不安を抱くかのどちらかで、
   「今」が全然ないのです。


      池川 明: 

      講演会などで、自分の魂と会話するワークというのをやっていますが、
      「自分の魂に聞くと、自分に都合のいい答えしか来ないので
      私は会話できませんでした」という人が何人もいました。

      「都合のいい答えだと何か不都合でもあるのですか?」と聞くと、
      「ないです」と言うのですが、人に言われた不都合のほうを
      信じてしまうのです。

      これは子供の時から、親や先生の言う通りにすればいいと
      洗脳されているせいでははないでしょうか。

      自分らしさを発揮すると怒られるというのがしみついていて、
      自分がないから、他人から「いい子だ」とほめられるのが
      うれしいのでしょう。


  ②親や先生の言う通りにするとほめられる、そういう報酬系の神経回路を
   小さいうちから断続的に(脳で)発火させて行くと、
   報酬としてドーパミンが出ます。

   その中毒性はすごく強力で、結局そこに依存しているのです。

   そのように人の言いなりになる人が大量に生きていて、
   しかもぬるま湯的なものをみんなが好んでいます。

  ③幸せになるとそれがいつまで続くか不安になったり、
   人にやっかまれるのではないと心配して、妬まれないように不幸せを
   演じていると、それがクセになって本当に不幸せになります。

   誰もがみんな、(人からほめられて、好かれて、支持されたい)報酬系を
   生きているので、人から批判されることを嫌うのです。

  ④思い切り不幸だと、それもまた疫病神のように思われて嫌われるので、
   そこそこ不幸で、ぬるま湯的な人生を演じているほうが安心できるのです。

   でも不幸を演じていると、本当に不幸になってしまいますよ。

   病院でのお年寄りの病気自慢や、苦労自慢もそうです。
   あれも面白い光景です。
   「私の方がもっとひどい」とか張り合っているのです。

   人の苦労は他人も聞きたがります。
   でも、そういうことで病院のスターになるのも寂しいものです。

   そこそこのマイナスをよしとしてしまうのは、
   本来の感覚が鈍っている証拠ともいえます。

            <感謝合掌 平成31年3月17日 頓首再拝> 

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