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1:夕刻版
:
2019/01/01 (Tue) 17:57:33
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【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成三十一年一月)】
黒田清子 神宮祭主
しづかなる みまつりの朝に
母と立つ 凍(い)てる大地に
初日さしたり
黒田清子(くろだ さやこ)
今上陛下第一皇女。ご結婚に伴い皇籍を離脱。
現在は、伊勢の神宮の祭主をお務めになる。
【旧名】
紀宮清子内親王
【ご誕生】
昭和四十四年四月十八日
【お印】
未草(ひつじぐさ)
・・・
<関連Web>
(1)伝統板・第二「神社~今月の言葉」(12月、1月、2月、3月)
→ http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7670031
(2)伝統板・第二「神社~今月の言葉②」(4月、5月)
→ http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7733735
(3)伝統板・第二「神社~今月の言葉③」(6月、7月、8月)
→ http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7751496
(4)伝統板・第二「神社~今月の言葉④」(9月、10月)
→ http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7778598
(5)伝統板・第二「神社~今月の言葉④」(11月、12月)
→ http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7796241
<感謝合掌 平成31年1月1日 頓首再拝>
-
2:伝統
:
2019/01/02 (Wed) 18:40:17
-
(平成三十一年一月)
協力同心
~ 三国志・演義 ~
(説明)
国の大事業を成功に導く為には、
複数の協力者が心を一つにして
ものごとに取り組むことが大切であります。
本年は御代替わりの大きな佳節を迎えます。
国民こぞって心からお祝いし、
全世界の冠たる皇統を守りましょう。
(http://www.shirayama.or.jp/kotoba/k31.html#m3101 )
・・・
(白山比咩神社)ご祭神
白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
の三柱。
(http://www.shirayama.or.jp/hakusan/info.html)
<感謝合掌 平成31月年1月2日 頓首再拝>
-
3:伝統
:
2019/01/03 (Thu) 18:38:05
-
神感(しんかん)は清水へ月の宿るが如く、
誠ある人の心には神明感応(しんめいかんのう)ましますなり
~ 伴部安崇・「神道野中(のなか)の清水(しみず)」 ~
(説明)
月の輝きが、美しく澄んだ清水の表面に、又その奥底まで、
影をおとすように、人にして誠心(誠心誠意)を以て、
神に祈るものに対しては、神は必ず感応ましますものである
としたものである。
神に祈って何のききめがあるのかと問う人に対する一つの答えである。
この答えの外に、神があるなら出して見せよという心なき質問をする
人がある。
ラジオは電波が流れても、電波は目に見えない。
然し、受信機を耳に当てれば、これが声になり、言葉になり、
音楽になって聞きとることが出来る。
又、心を出して見せよといっても、
心はこれだと取り出して見せられないことも同様にある。
神は取り出してみせようはないが、
心という受信機を、それに合うように回転せしめれば、
神の心を感受することは出来るのだ
と説くのも、一つの方法であろう。
(神道百言 一般財団法人神道文化会編より抜粋)
(http://www.hokkaidojinjacho.jp/1gatsu31.pdf )
・・・
伴部安崇 (ともべ やすたか)
江戸の生まれ、八重垣翁と号した。跡部光海(あとべ てるみ)の門弟。
垂加神道学者で一般の教化にも当たった。
『神道野中の清水』は、世間一般の人々にわかりやすく神道を説いたものである。
<感謝合掌 平成31年1月3日 頓首再拝>
-
4:伝統
:
2019/01/05 (Sat) 20:53:55
-
明治天皇
とこしへに 国まもります
天地(あめつち)の 神のまつりを
おろそかにすな
( http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/inochinokotoba/h3001/ )
<感謝合掌 平成31年1月5日 頓首再拝>
-
5:伝統
:
2019/01/06 (Sun) 19:07:26
-
(平成三十年一月)
恭(きょう)なれば則(すなわ)ち侮(あなど)られず
(恭則不侮)
~ 論語 ~
(意味)
目上の人に接する時は、かしこまった気持ちで、うやうやしく
ていねいに慎み深く接すれば周囲の人にも尊敬され
決して侮られることはないのであります。
( http://www.shirayama.or.jp/kotoba/k30.html )
・・・
(白山比咩神社)ご祭神
白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
の三柱。
(http://www.shirayama.or.jp/hakusan/info.html)
<感謝合掌 平成31年1月6日 頓首再拝>
-
6:伝統
:
2019/01/07 (Mon) 19:29:49
-
心に望み起こらば、困窮したる時を思ひ出すべし、
堪忍は無事長久の基、怒は敵と思へ
~ 東照公御遺訓 ~
(説明)
徳川家康の人生訓、処世訓が江戸時代以来、東照公御遺訓として、
一般に知られている。
御遺訓は家康が晩年になって、自分の処世訓を時あって、
家康が物語られたものをまとめたものである。
心のうちに、何かしてやろうと大望を起こしても、いざ実行となると、
中々成就することは難しい。楽しみは苦労を超えて味わうべきものである。
それ故、大望を抱いてもそれまでは苦労を重ねるべきである。
それまでは堪えがたきに堪え、忍びがたきに忍ぶべきである。
堪忍袋の緒は、しっかりと締めておかねば何事も成就しがたい。
それが無事長久の基だというのである。
家康の如き苦労人の話は心して聞いておきたい。
家康が「鳴かざれば鳴くまで待とうほととぎす」と詠まれた心境は、
我慢を美徳とした家康の多年の修練の結果である。
人生は50年というが、確かに20歳で世に出るとしても、
70歳までは単々たる道のりではない。
その間には嵐もあれば、雪もある。
それに堪えぬいて、初めて明るい燭光が見いだされよう。
(続 神道百言 一般財団法人神道文化会編より抜粋)
(http://www.hokkaidojinjacho.jp/1gatsu30.pdf)
<感謝合掌 平成31年1月7日 頓首再拝>
-
7:伝統
:
2019/01/08 (Tue) 20:18:14
-
明治天皇(御製)
おほぞらに そびえて見ゆる たかねにも 登ればのぼる 道はありけり
大空に高くそびえ立っているけわしい峯々にも、登っていけば、
自然と登り得る道はあるものです。
只必要なのは、頂上を究めなければ止まない勇気と努力です。
昔は不可能と思われたヒマラヤ、アルプス等の頂上も、
勇気とたゆまぬ努力によって、見事に登る道ができました。
人生の行路も同様です。
『明治天皇御製 教育勅語 謹解』
( http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/inochinokotoba/h2901/ )
<感謝合掌 平成31年1月8日 頓首再拝>
-
8:伝統
:
2019/01/09 (Wed) 19:08:00
-
(平成二十九年一月)
礼(れい)の用(よう)は 和(わ)を貴(たっと)しと為す
~ 論語 ~
(説明)
礼儀の効用は、和を保つためにある。
身近な人や心安い人に対しても、
礼儀を重んじて接することが大切です。
「和を以って貴しとなす」とは、
聖徳太子の有名な言葉であります。
(http://www.shirayama.or.jp/kotoba/k29.html )
・・・
(白山比咩神社)ご祭神
白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
の三柱。
(http://www.shirayama.or.jp/hakusan/info.html)
<感謝合掌 平成31年1月9日 頓首再拝>
-
9:伝統
:
2019/01/10 (Thu) 19:47:13
-
是のただよえる国を
修理(つく)り固め成せ
~ 古事記 ~
国土の修理固成は永遠の課題である。
修理固成とは何か。
それは、小にしては人心の開発であり、
大にしては社会・国家・世界の立派な建設である。
古事記には「ここに天神諸の命もちて、伊邪那岐の命、伊邪那美の命の神に
詔りやまひて、『此の漂へる国を修理り固め成せ』と、
天の沼矛を賜ひて言依さしたまひき」 とある。
この言葉は、我が祖神が、私共に示された最初のお言葉である。
神道を奉ずる者としては、この言葉通りに生き、
この言葉を立派に実現することが、最高の使命でなければならぬ。
(神道百言 一般財団法人神道文化会編より抜粋)
( http://www.hokkaidojinjacho.jp/1gatsu29.pdf )
<感謝合掌 平成31年1月10日 頓首再拝>
-
10:伝統
:
2019/01/11 (Fri) 18:22:42
-
千日の稽古を鍛とし
万日の稽古を錬とす
~ 宮本武蔵 ~
(説明)
千日間、同じことを続ける事を鍛といい、
万日間、同じことを繰返す事を錬という。
物事に習熟する為にはそれぐらい長い間続けなければならない。
『五輪書』
( http://www.otorisama.or.jp/kotoba_pdf/kotoba201601.pdf )
<感謝合掌 平成31年1月11日 頓首再拝>
-
11:伝統
:
2019/01/12 (Sat) 19:22:36
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(平成二十八年一月)
礼(れい)の用(よう)は 和(わ)を貴(やっと)しと為す
~ 論語 ~
(説明)
礼儀の効用は、和を保つためにある。
身近な人や心安い人に対しても、
礼儀を重んじて接することが大切です。
「和を以って貴しとなす」とは、
聖徳太子の有名な言葉であります。
(http://www.shirayama.or.jp/kotoba/k28.html )
・・・
(白山比咩神社)ご祭神
白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
の三柱。
(http://www.shirayama.or.jp/hakusan/info.html)
<感謝合掌 平成31年1月12日 頓首再拝>
-
12:伝統
:
2019/01/13 (Sun) 19:32:38
-
民のため世のため祈る神わざの
しげき御国はなほぞ栄えむ
~ 渡会常良・続後拾遺集 ~
(説明)
国民が安楽に暮らせるよう、又世の中が平和であるようにと祈るのが、
神社の祭りの本旨です。
この祈りの心が一人より二人と多くなり、結集されることは、
国民も社会も、安楽と平和の社会生活を望む声の高まりを示すもので、
神社の祭りの目的もそこにあります。
「神わざ」とは神に奉仕することであり、誠を捧げることです。
祭りが仕え奉ることであり、誠を捧げることであるのと同様です。
国民社会の幸福を祈る祭りが盛んに行われねばならない道理がここにあります。
年中行事がお正月から始まって、十二月に終わり、
一年中同じような祭りが繰り返されるのは、
人は祈りに開けて、祈りに暮れ、終始一貫、誠の道を歩まねばならないからです。
我が国が古来、神事を第一とした理由は
国民・社会の幸福を第一としたものにほかならないのです。
(神道百言 一般財団法人神道文化会編より抜粋)
(http://www.hokkaidojinjacho.jp/1gatsu28.pdf)
<感謝合掌 平成31年1月13日 頓首再拝>
-
13:伝統
:
2019/01/14 (Mon) 19:57:16
-
しきしまの 大和心のをゝしさは ことある時ぞ あらはれにける
~ 明治天皇 ~
(説明)
明治37年、日露戦争の折に詠まれた御製。
苦難のときこそ日本国の雄々しさはあらわれる。
一致団結し凛としてみんなで乗り越えよという励ましの御心が込められている。
(http://www.otorisama.or.jp/kotoba_pdf/kotoba201501.pdf)
<感謝合掌 平成31年1月14日 頓首再拝>
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14:伝統
:
2019/01/15 (Tue) 17:11:35
-
(平成二十七年一月)
教えありて 類(るい)なし
~ 論語~
(説明)
人は能力や性格、感性や好みなど、それぞれ違うものですが、
自分で学んだり、人に教えてもらったり、また教えてあげたりすることで、
みんなが一緒に良い方向へ成長できるのである。
(http://www.shirayama.or.jp/kotoba/k27.html#m2701 )
・・・
(白山比咩神社)ご祭神
白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
の三柱。
(http://www.shirayama.or.jp/hakusan/info.html)
<感謝合掌 平成31年1月15日 頓首再拝>
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15:伝統
:
2019/01/16 (Wed) 19:34:38
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あさみどり すみわたりたる 大空の 広きをおのが 心ともがな
~ 明治天皇 御製 ~
(説明)
神道の教えは、「清く、正しく、睦まじく」生きるにあります。
浅緑すみわたる境地は、その清浄、正直の心に当たり、
大空の広きは度量の大きさであり、睦和の精神に相当します。
神道では清浄、正直を二大徳目としてきましたが、
人生は己れ独り清く生きて行く道だけではありません。
多数の人と共同生活をする以上、助け合い、伸ばし合い、
許し合う和合の道がなければなりません。
これが睦み合う和の道であります。
清浄・正直にこの睦合の徳目が更に加わることは、
産霊(むすび)の信仰を一層大きく生かすものであり、
神道の教えは愈々広さと深さを増すのです。
(神道百言 一般財団法人神道文化会編より抜粋)
(http://www.hokkaidojinjacho.jp/1gatsu27.pdf)
<感謝合掌 平成31年1月16日 頓首再拝>
-
16:伝統
:
2019/01/17 (Thu) 20:17:40
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あたらしくつくりし伊勢の宮柱 うごかぬ国をなほ守るらし
~ 明治天皇 ~
(説明)
明治22年に行われた第五十六回神宮式年遷宮に関して読まれた御製。
御遷宮は維新直後の明治2年にも行われたが、
実質的にはこの回が近代日本最初の御遷宮である。
激動の時代を生き抜くための基盤を、
一層堅固なものとするための御意思と御覚悟を、拝察することができる。
(http://www.otorisama.or.jp/kotoba_pdf/kotoba201401.pdf )
<感謝合掌 平成31年1月17日 頓首再拝>
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17:伝統
:
2019/01/18 (Fri) 19:12:29
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(平成二十六年一月)
道は忠恕(ちゅうじょ)のみ
~ 論語・里仁第四 ~
(説明)
人の生きる道とはいかなるものか。
「忠」 すなわちすべてに誠の心を以って尽くし、
「恕」 人をあまり責めないということを心がけないといけない。
むしろ許すという気持ちこそが大切なのであります。
孔子はこのことをまた、「吾が道、一(いち)以って之(こ)れを貫く」
とも言っております。
(http://www.shirayama.or.jp/kotoba/k26.html#m2601 )
・・・
(白山比咩神社)ご祭神
白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
の三柱。
(http://www.shirayama.or.jp/hakusan/info.html)
<感謝合掌 平成31年1月18日 頓首再拝>
-
18:伝統
:
2019/01/19 (Sat) 18:43:54
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とこしへに 民やすかれと 祈るなる わが世をまもれ 伊勢の大神
~ 明治天皇 御製 ~
(説明)
『伊勢の大神』は皇祖天照大御神を奉祀する伊勢の内宮と称される皇大神宮です。
陛下が皇祖に祈られる御心は永遠に国民生活の安定にあります。
御歴代の天皇は天照大御神の大御心を我が心として常に国家の安寧を祈られ
『報本反始』(本に報い、始めに反<かえ>る)を
明治天皇は実践遊ばされていました。
*報本反始=根本の立ち返ってその恩を改めて肝に銘ずる。
天地や祖先の恩恵や功績に感謝し、
これに報いる決意を新たにすること。
(神道百言 一般財団法人神道文化会編より抜粋)
(http://www.hokkaidojinjacho.jp/1gatsu.pdf )
<感謝合掌 平成31年1月19日 頓首再拝>
-
19:伝統
:
2019/01/20 (Sun) 19:25:05
-
ふる雪に こころきよめて 安らけき
世をこそいのれ 神のひろまへ
~ 昭和天皇 ~
(説明)
降る雪に心を清めて、
世の中が安らかであれと心を込めて祈ろう、
神様の御前にて。
(http://www.otorisama.or.jp/kotoba_pdf/kotoba201301.pdf )
<感謝合掌 平成31年1月20日 頓首再拝>
-
20:伝統
:
2019/01/21 (Mon) 19:36:35
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年頭
まず自ら意気を新たにすべし
~ 安岡正篤 ~
(説明)
以下、
「年頭古き悔恨を棄つべし
年頭決然滞事(とどこおっていること)を一掃すべし
年頭新たに一善事を発願すべし
年頭新たに一佳書(良い書物)を読み始むべし」と続く。
『安岡正篤 一日一言』致知出版社
(http://www.otorisama.or.jp/kotoba_pdf/kotoba201201.pdf )
<感謝合掌 平成31年1月21日 頓首再拝>
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21:伝統
:
2019/01/22 (Tue) 18:40:07
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(平成二十四年一月)
和して同ぜず
「君子和而不同 小人同而不和」
~ 論語 ~
(説明)
自分の力で後先を考え、自分なりのしっかりとした意見を持ち、
そのうえで人と人とがお互いの意見を尊重し合い協力しあって、
同じ目的に向って歩むことが大切なのであります。
年頭にあたり世界の国々がしっかりとした意見を交換し、
世界の平和と人類の共存共栄を祈るものであります。
・・・
(白山比咩神社)ご祭神
白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
の三柱。
(http://www.shirayama.or.jp/hakusan/info.html)
<感謝合掌 平成31年1月22日 頓首再拝>
-
22:伝統
:
2019/01/23 (Wed) 17:59:19
-
新しき 年の始めの 初春の
今日降る雪の いや重け吉事
~ 大伴家持 ~
(説明)
新しい年の始めの初春の今日、雪が降っている。
この降り積もる雪のように、どうか良いことが重なっておくれ。
『万葉集』
(http://www.otorisama.or.jp/kotoba_pdf/kotoba201101.pdf )
<感謝合掌 平成31年1月23日 頓首再拝>
-
23:伝統
:
2019/01/24 (Thu) 17:49:16
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みな人の祈る心もことわりに
背かぬ道を神や受くらむ
~ 藤原為守 ~
(説明)
どんなことでも道理に背いた祈りを神はお受けにならない。
願い事をする心にやましいところがないか、冷静に考えてみるべきである。
『玉葉集』
<感謝合掌 平成31年1月24日 頓首再拝>
-
24:伝統
:
2019/01/25 (Fri) 19:24:56
-
(平成二十ニ年一月)
看 々 臘 月 尽 (みょみょろうげつつく)
~ 虚堂録・虚堂和尚 ~
(説明)
この禅語には、時のたつのが早いもので、
ぼんやりしていると一生が過ぎてしまうという意味で、
人生の努力を示す言葉であります。
年頭に一年の計画を立てることが大事である。
(臘月とは十二月の異名)
虚堂録・・・南宋末の禅僧、虚堂和尚の語録。
中世日本の臨済宗でもっとも広く読まれた語録の一つである。
・・・
(白山比咩神社)ご祭神
白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
の三柱。
(http://www.shirayama.or.jp/hakusan/info.html)
<感謝合掌 平成31年1月25日 頓首再拝>
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25:伝統
:
2019/02/02 (Sat) 18:52:43
-
皇太子 徳仁親王殿下
いとけなき 吾子の笑まひに
いやされつ 子らの安けき
世をねがふなり
平成十八年歌会始お題「笑み」
皇太子 徳仁親王(なるひとしんのう)殿下
今上陛下第一皇子
【ご誕生】
昭和三十五年二月二十三日
【ご称号】
浩宮(ひろのみや)
【お印】
梓(あずさ)
( http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/inochinokotoba/h3102/ )
<感謝合掌 平成31年2月2日 頓首再拝>
-
26:伝統
:
2019/02/03 (Sun) 19:36:06
-
(平成三十一年ニ月)
人知らずして慍(いきどお)らず
~ 論語・学而第一 ~
自分は自らの求めるものの対して淡々と行動する方が肝心で、
それを他人が認めようが認めまいが、一喜一憂する必要も
なければ憤慨することもないのであります。
( http://www.shirayama.or.jp/kotoba/index.html )
・・・
(白山比咩神社)ご祭神
白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
の三柱。
(http://www.shirayama.or.jp/hakusan/info.html)
<感謝合掌 平成31年2月3日 頓首再拝>
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27:伝統
:
2019/02/04 (Mon) 18:57:35
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おのれを責めて人を責むるな、
及ばざるは過ぎたるよりまされり
~ 徳川家康・~
(説明)
東照公御遺訓の結びの名句である。
人を責める前に自分を責めるのは、
自己反省は何にもまして大切なることを述べたものである。
過ぎた言行は引っ込みがつかぬ。
及ばないものは、まだ反省して実行するなら、
及ぶこともあり得る。
それ故、及ばない場合は過ぎた場合よりも
まさっているとしてよい。
《自己反省と努力》
この二つが自己を昂める上に大切な所以を、
家康はその一生の苦労のうちから学びとった。
《克己心と腹八分目》
人生は長い眼で見るべきであり、
苦労人の言葉にも耳を傾けたい。
(神道百言 一般財団法人神道文化会編より抜粋)
( http://www.hokkaidojinjacho.jp/2gatsu31.pdf )
<感謝合掌 平成31年2月4日 頓首再拝>
-
28:伝統
:
2019/02/05 (Tue) 20:05:01
-
北原白秋
日はのぼる、 旗雲(はたぐも)の豊(とよ)の茜(あかね)に、
いざ御船(みふね)行(い)でませや、
うまし美々津(みみつ)を。
「茜色に染まった豊旗雲のたなびく日の出の空の下、東征の船よさあ出立ちませ、
この美しい美々津の港を」
皇紀二、六〇〇年奉祝事業のために、日本建国の神話をテーマに、
詩人北原白秋が作詞し、信時(のぶとき) 潔(きよし)が作曲して出来上がった
交声曲「海道東征(かいどうとうせい)」の一節。
(http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/inochinokotoba/h3002/ )
・・・
*交声曲「海道東征」
→ https://www.youtube.com/watch?v=8UqGPJA0PHA
<感謝合掌 平成31年2月5日 頓首再拝>
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29:伝統
:
2019/02/06 (Wed) 19:10:13
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善く行く者は轍迹(てつせき)なし
(善行無轍迹)
~ 老子 ~
(説明)
上手に歩く人は足跡を残さない。
立派な仕事を成し遂げた人ほど、
己の記録は残さないものであります。
社会貢献や価値ある功績も謙虚な心で目立たぬ貢献をしましょう。
(http://www.shirayama.or.jp/kotoba/index.html )
<感謝合掌 平成31年2月6日 頓首再拝>
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30:伝統
:
2019/02/07 (Thu) 20:15:39
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おこたらず 祈る手向の 言の葉は
おろかなるをも 神や受くらむ
~ 霊元天皇 御製 ~
(説明)
江戸初期の霊元天皇(寛文3~貞亨3)の敬神の御心をよまれた御製で、
天皇といえども、世間からは生まれながらの神格の持ち主とされているが、
その神格が完成されるのは、それ相当の修養と神のご加護がなければならぬ。
それは神職が、一般人からは神に近いとされながら、
奉仕の修養を経て完成されるのと同様である
一首の意は、おろかなる自分という自覚があればこそ、
毎日怠らず神に祈るのである。
天皇も毎朝のご日拝をかかさず、そしてその都度、奉幣の作法とご祈念の
お祝詞を奏上されるのがご日課であった(伯家部類)。
完全でない自覚があればこそ、人間は一歩ずつでも向上のために努力し、
祈るのである。
祈りとは心の精進である。
それを毎日かかざずつづけるならば、必ず広大無辺の神意に達し、
そのお受けを頂き、一歩ずつでも向上できるに違いない。
陛下でさえ、かかる謙虚なお気持ちで、その向上を祈られている。
神職として一歩ずつでも神に近づこうとするものは当然、
その不完全さの自覚を忘れてはならない。
そして、一般の氏子崇敬者を導く責任がある以上は、
自己の完成があって初めて他人を導くことが出来るのではないだろうか。
(続神道百言 一般財団法人神道文化会編より抜粋)
(http://www.hokkaidojinjacho.jp/2gatsu30.pdf)
<感謝合掌 平成31年2月7日 頓首再拝>
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31:伝統
:
2019/02/08 (Fri) 20:08:09
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道にただ 身をば捨てんと 思ひとれ
必ず天の 助けあるべし
正しい事のために命がけでのぞめば、必ず天の助けがある。
「『島津日新いろは歌』旧記雑録」より
・・・
島津日新齊 (しまず じっしんさい)
明応元年(一四九二)~永禄十一年(一五六八)。
本名は島津忠良。
薩摩国守護島津家の分家伊作島津家の嫡男として生まれる。
宗家継承を巡り混乱した薩摩国内を鎮め、戦国大名島津家の基礎を築く。
琉球貿易、殖産興業、家臣団の教育に力を尽くし、
特にその教育論は薩摩独特の士風として代々受け継がれた。
(http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/inochinokotoba/h2902 )
<感謝合掌 平成31年2月8日 頓首再拝>
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32:伝統
:
2019/02/09 (Sat) 18:43:31
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寛猛中(かんもうちゅう)を得(う)る
<治国之道在乎寛猛得中>
~ 宋王朝太宗 ~
(説明)
物事を成し遂げるには寛(ゆるやかな面)と
猛(厳しい面)のバランスが重要である。
(http://www.shirayama.or.jp/kotoba/k29.html)
<感謝合掌 平成31年2月9日 頓首再拝>
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33:伝統
:
2019/02/10 (Sun) 19:19:20
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ありがたや よろづの神が 入りそめて 入りての後は 神や守ろらん
~ 三河花祭歌 ~
(説明)
信仰とは神々の神威・神徳を先ず受け入れることから始まる。
信仰によって生かされているという有り難さが解って来ると、
毎日の生活が、「お蔭さまで」という言葉通り、
感謝の生活が身についたもののなって来る。
正直でも誠でもよい。
神の御教によって、そのひとつでも身についたとき、
神のお蔭であるという有り難さが、身に沁々と味わわれて来る。
そうすればしめたもので、それから一歩一歩、
毎日が神の懐のうちで生活しているのも同然となる。
正直・清浄・誠の神の教を、ひとつでも実行するかしないか、
これが「ありがたさ」や「お蔭さま」の生活が、
本当に味わえるかどうかの分れ目である。
(神道百言 一般財団法人神道文化会編より抜粋)
(http://www.hokkaidojinjacho.jp/2gatsu29.pdf)
<感謝合掌 平成31年2月10日 頓首再拝>
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34:伝統
:
2019/02/11 (Mon) 20:26:43
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目に見えぬ 神に向かいて
恥ざるは 人の心の まことなりけり
~ 明治天皇 ~
(説明)
目に見えない神様に対して恥じることのない心境こそ、
人のうそ偽りない「誠の心」である。
( http://www.otorisama.or.jp/kotoba_pdf/kotoba201602.pdf )
<感謝合掌 平成31年2月11日 頓首再拝>
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35:伝統
:
2019/02/12 (Tue) 18:05:53
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一陰一陽
~ 易経 繋辞(けいじ)上伝(じょうでん) ~
(説明)
[ 一陰一陽これを道と謂う ]
陰陽は互いに相反し対立しながら、助け合う。
そして、混ざり合おうとして交わりながら
螺旋状に大きく循環して発展成長する道を造る。
陰陽の夏と冬は対立しながら、
その力を省長・転化させ、四季を巡る。
私たちの人生も、一陰一陽の作用の中で営まれている。
( http://www.shirayama.or.jp/kotoba/k28.html )
<感謝合掌 平成31年2月12日 頓首再拝>
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36:伝統
:
2019/02/13 (Wed) 19:53:26
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古(いにしえ)を稽(かんが)へて今を照らす
~ 古事記序文 ~
(説明)
昔のことを参考にして、今日の在り方を考える。
経験を通して、反省の資とする。
人生はそうしたものである。
古事記序文には、時代と共に文化の進み方には
速いこともあるし、遅いこともある。
いずれにしても、その時代の文化の発展のためには、
過去の日本の文化を考え、その反省の上に立って
今後の在り方を見通すべきである。
時代の道徳・風俗の衰えも、古のこと(伝統)を考え。
今日の在り方と対比して、教えの基本とすべきである。
というのである。
(神道百言 一般財団法人神道文化会編より抜粋)
(http://www.hokkaidojinjacho.jp/2gatsu28.pdf )
<感謝合掌 平成30年2月13日 頓首再拝>
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37:伝統
:
2019/02/14 (Thu) 20:22:01
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為せば成る 為さねば成らぬ
何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり
~ 上杉鷹山 ~
(説明)
何事も強い意志を以って行動を起こせば必ずできる。
考えているだけでは何も成果は得られない。
できないのは行動しないからである。
出典『上杉家文書』
( http://www.otorisama.or.jp/kotoba_pdf/kotoba201502.pdf )
<感謝合掌 平成31年2月14日 頓首再拝>
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38:伝統
:
2019/02/15 (Fri) 19:07:34
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未(いま)だ至(いた)らざるを 測(はか)ることなかれ
~ 劉子澄 「小学」 ~
(説明)
将来のことは誰にもわからないので悩んでも仕方がない。
今できることを集中して行なうことで将来への不安が解消されるのである。
*小学・・・12世紀末、朱子が劉子澄(りゅうしちょう)に
編纂させた儒教的な初頭教科書。
朱子学においては最初に学ぶべき書とされる。
(http://www.shirayama.or.jp/kotoba/k27.html)
<感謝合掌 平成31年2月15日 頓首再拝>
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39:伝統
:
2019/02/16 (Sat) 19:55:05
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慎(つつみ)て怠ること莫(なか)れ
~ 古語拾遺 ~
(説明)
景行天皇の御代、日本武尊は東征の途中、
伊勢の神宮に詣で、神宮御奉仕の倭姫命に、
御暇乞(おひまごい)をされた。
倭姫命は、天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)を
日本武尊に授けられ、この御言葉を、はなむけとされた。
人生は常に身を慎み、なまけることなく、
精進に精進を重ねよとの意味です。
成功の基は、これ以外にないということです。
(神道百言 一般財団法人神道文化会編より抜粋)
(http://www.hokkaidojinjacho.jp/2gatsu27.pdf)
<感謝合掌 平成31年2月16日 頓首再拝>
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40:伝統
:
2019/02/17 (Sun) 19:31:18
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無理をするな素直であれ
~ 種田山頭火 ~
(説明)
すべてがこの語句に尽きる、
この心構えさえ失わなければ、人は人として十分に生きてゆける、と続く。
出典『道中記』 ( https://www.a-inquiry.com/ijin/1134.html )
( http://www.otorisama.or.jp/kotoba_pdf/kotoba201402.pdf )
<感謝合掌 平成31年2月17日 頓首再拝>
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41:伝統
:
2019/02/18 (Mon) 19:39:10
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父母の年は 知らざるべからず
「父母之年 不可不知也」
~ 論語 ~
(説明)
一年一年、自分が年をとっていくように、
自分を生んでくれた人、育てくれた人も年をとっていきます。
今の自分が昔の自分でないように、その人も昔のままではありません。
年老いていくことを知り、孝行を尽くす。
ひとりの自分を生み、また育ててくれた人への感謝を
いつまでも忘れないようにしましょう。
(http://www.shirayama.or.jp/kotoba/k26.html)
<感謝合掌 平成31年2月18日 頓首再拝>
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42:伝統
:
2019/02/19 (Tue) 19:10:56
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朝よひに物喰うごとに豊宇気の神のめぐみを思へ世の人
~ 本居宣長・玉鉾百首 ~
(説明)
「豊受の神」とは「立派な食物の守護神」の意味で、
伊勢神宮の外宮は「豊受大御神」を祀り、
伏見の稲荷大社では「宇迦之御魂神(うがのみたまのかみ)」
(食物を食物たらしめている根元の魂)を奉祀しています。
農耕時代には、五穀豊穣の祈りに応える神であり、
商工業の時代から今日の労働時代に於いても、
物を食わねば生きられぬ現実に即しても、「食物の守護神」の
ご加護がなければ、生命をつないでいけません。
朝晩人々は食事をする度ごとに、この「豊受の神」のお蔭によるもの
であることを銘記すべきなのです。
(神道百言 一般財団法人神道文化会編より抜粋)
( http://www.hokkaidojinjacho.jp/2gatsu.pdf )
<感謝合掌 平成31年2月19日 頓首再拝>
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43:伝統
:
2019/02/20 (Wed) 18:44:11
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知る者は言わず
言うものは知らず
~ 老子 ~
(説明)
道を本当に体得している者は、決して知識をひけらかさない。
知識をひけらかす者は、実際に知識を体得していないのである。
( http://www.otorisama.or.jp/kotoba_pdf/kotoba201302.pdf )
<感謝合掌 平成31年2月20日 頓首再拝>
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44:伝統
:
2019/02/21 (Thu) 18:07:53
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歳月は人を待たず
~ 陶潜・雑詩其 ~
(説明)
「今日という日はもどらない。だから励みなさい。
歳月は人を待ってくれない」
つまり時間というものは、過ぎるのが早いということであります。
新しい年ももう一月(ひとつき)が過ぎてしまいました。
三日が節分、四日が立春と春の訪れを感じます。
同じ意味の言葉に「光陰矢の如し」「光陰流水の如し」などがあります。
※陶潜とは、東晋の詩人「陶淵明」。名は潜、字は淵明(えんめい)。
自然を愛し、叙景詩にすぐれたので田園詩人と呼ばれた。
<感謝合掌 平成31年2月21日 頓首再拝>
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45:伝統
:
2019/02/22 (Fri) 18:25:31
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僕の前に道はない
僕の後ろに道はできる
~ 高村光太郎 ~
(説明)
自ら進む道は自分の力で切り開いていかなくてはいけない。
その歩みを続けていった結果が「人生」という一本の道となる。
『道程』
( http://www.otorisama.or.jp/kotoba_pdf/kotoba201202.pdf )
<感謝合掌 平成31年2月22日 頓首再拝>
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46:伝統
:
2019/02/23 (Sat) 18:53:45
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下問(かもん)を恥(は)じず
(敏而好學、不恥下問、是以謂之文也)
~ 論語 ~
(説明
地位や年齢が高くなると、教えてもらうことが恥だと思う
気持ちが生まれるが、わからないことは相手が部下や後輩や年下
であっても素直に尋ねることが大切である。
そのことによって自分が賢くなるだけでなく、
相手も人の役に立てる喜びを感じることができる。
<感謝合掌 平成31年2月23日 頓首再拝>
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47:伝統
:
2019/02/24 (Sun) 19:26:34
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ふりつもる み雪にたへて 色かへぬ
松ぞをゝしき 人もかくあれ
~ 昭和天皇 ~
ふりつもる雪に耐えて色を変えない松のなんと雄々しいことか。
人もこのようにありたいものだ。
『昭和天皇御製集』
<感謝合掌 平成31年2月24日 頓首再拝>
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48:伝統
:
2019/02/25 (Mon) 19:16:47
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天地(てんち)の気(き)、
暖(だん)なれば則(すなわ)ち生(しょう)ず
~ 洪応明・菜根譚 ~
「温かい心を忘れないで」
気候が温暖であれば生命が誕生する。
人の性格も同じことで、温かい心を持っていれば人が自然と集まり、
その人や周りの人も幸せになる。
<感謝合掌 平成31年2月25日 頓首再拝>
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49:伝統
:
2019/02/26 (Tue) 19:07:15
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なるようになる 心配するな
~ 一休和尚 ~
(説明)
いたずらに悩んでもしょうがない。という教え
(死を求めるよりも)今を生きろ。
死後、難題が持ち上がったら読めと残した遺言と伝えられる。
<感謝合掌 平成31年2月26日 頓首再拝>
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50:伝統
:
2019/02/27 (Wed) 19:07:27
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世の中に 親に考ある 人はただ
何につけても 頼もしきかな
~ 荒木田守武・世中百首 ~
(説明)
世の中で、親子の関係ほど密着したものはない。
親が我が子を可愛がるのは自然の情である。
その子が親を大切にするのもまた自然の情でなければならない。
その意味で、自分を産んでくれた両親に孝行を尽くす人ほど、頼もしい人はない。
両親に対しても誠心をもって接する事が大事である。
・荒木田守武・世中百首
戦国時代の伊勢神宮の祠官。世の中百首は一五二五年に
詠んだ童蒙教訓の歌集である。
<感謝合掌 平成31年2月27日 頓首再拝>
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51:伝統
:
2019/02/28 (Thu) 19:19:37
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意馬心猿(いばしんえん)
~ 仏教禅語 ~
(説明)
馬が走り回り猿が騒ぐ。
この二つの行動をとめる事は難しい。
人間のよこしまな欲望もまた押さえ込む事は難しい。
現代の世相で「キレる・ムカつく」等と暴走する心を善導するものは宗教心であろう。
生命現象は善心あり、また悪心もある。
自我、個性、活欲がなければ進歩発展もない。
何が正しい自己か、何が個性かを十分見極めて、
世の為人の為に欲望を活かすべきである。
<感謝合掌 平成31年2月28日 頓首再拝>