伝統板・第二
神社~今月の言葉⑤ - 夕刻版
2018/11/01 (Thu) 18:37:09
【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成三十年十一月)】
賈誼
愛出(い)ずる者は愛返り
福住(ゆ)くものは福来(きた)る
人を愛すれば、人もまた自分を愛し、
善行をすれば、幸福がやってくる。
『新書』
賈誼 (かぎ)
中国前漢時代の政治思想家・文章家。
文帝のとき、年少でありながら諸家の書に通じ
文章に優れていることから博士に抜擢され、
さらに太中大夫を授けられる。
儒教と五行説に基づく制度を献議したが中傷により左遷。
のちに再び信任され、梁懐王の太傳となり国防政策等を上奏した。
著作『新書』が伝わる
(http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/inochinokotoba/h3011/)
・・・
<関連Web>
(1)伝統板・第二「神社~今月の言葉」(12月、1月、2月、3月)
→ http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7670031
(2)伝統板・第二「神社~今月の言葉②」(4月、5月)
→ http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7733735
(3)伝統板・第二「神社~今月の言葉③」(6月、7月、8月)
→ http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7751496
(4)伝統板・第二「神社~今月の言葉④」(9月、10月)
→ http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7778598
<感謝合掌 平成30年11月1日 頓首再拝>
【今月の白山比咩神社よりのお言葉】 - 伝統
2018/11/02 (Fri) 17:22:54
(平成三十年 十一月)
人(ひと)以(もっ)て恥なかるべからず
~ 孟子・心盡上 ~
(説明)
人は恥という気持ちをなくしてはいけない。
日本の武士道は、面目を失うことや
名誉が汚れることを恥としました。
名誉を取り返すことを恥(辱)を雪(すす)ぐと言います
(http://www.shirayama.or.jp/kotoba/k30.html )
・・・
(白山比咩神社)ご祭神
白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
の三柱。
(http://www.shirayama.or.jp/hakusan/info.html)
<感謝合掌 平成30年11月2日 頓首再拝>
【北海道神社庁、11月のことば(平成30年霜月)】 - 伝統
2018/11/03 (Sat) 23:32:56
皇国学は我が大和魂を磨くにあり
~ 吉田令世・宇摩実道 ~
(説明)
皇国元来の学問をすることは日本人として根本の学問である。
神道が日本の根本を積み重ねることにある以上、
神道が神職の根本の学問だといわねばならぬ。
そこに心がなければ、見れども見えず、聞けども聞こえずである。
神職が神道全般について一応の知識・教養を持つのはよい。
然し、「神」とは何ぞや、神を自分のものとし、
神から本当のものを敢えて習うことが、最も必要である。
そのために古典を読むのである。
古典を読むとは、古典の根本を自分のものにすることである。
古典の根本とは神の姿、神の在り方を自分のものにすることである。
つきつめれば 「大和魂」 をしっかり掴むことを第一とする。
神道人らしい神道人とは、神をしっかり掴めた人のことである。
然し、しっかり根本義を掴むことは容易なことではない。
日にあらたに努力の連続であらねばならぬ。
慎しんで怠ることなかれである。
吉田令世は幕末、神道に精進した先輩である。
(続神道百言 一般財団法人神道文化会編より抜粋)
(http://www.hokkaidojinjacho.jp/11gatsu30.pdf)
<感謝合掌 平成30年11月3日 頓首再拝>
【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成二十九年十一月)】 - 伝統
2018/11/04 (Sun) 19:46:54
世阿弥
命には終りあり
能には果てあるべからず
(説明)
世阿弥著「花鏡」の一節。
死は誰にでもくる避けられない宿命であるが、
役者の能芸にはこれで良いという終点があってはならない。
(http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/inochinokotoba/h2911)
<感謝合掌 平成30年11月4日 頓首再拝>
【今月の白山比咩神社よりのお言葉】 - 伝統
2018/11/05 (Mon) 21:25:55
(平成二十九年 十一月)
人至(ひといた)って察(さつ)なれば、
則(すなわ)ち徒(と)なし
~ 孔子 家語 ~
(説明)
人の行いの細かいところをとがめ、
干渉すると水平の関係では嫌われ、
上下の関係ではやる気を失う。
その結果、人が集まってこなくなるものである。
「小禍を寛(ゆる)し、大網を総(す)ぶるのみ」の
思想をもちたいものであります。
(http://www.shirayama.or.jp/kotoba/k29.html )
・・・
(白山比咩神社)ご祭神
白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
の三柱。
(http://www.shirayama.or.jp/hakusan/info.html)
<感謝合掌 平成30年11月5日 頓首再拝>
【北海道神社庁、11月のことば(平成29年霜月)】 - 伝統
2018/11/06 (Tue) 19:35:28
良馬は毛にあらず、
士たるはその志にあり
~ 尾藤二州・約山詩集 ~
(説明)
あいつは毛並みがよい奴だとよくいわれる。
しかし、人間の表皮の毛がよいのではない。
士(紳士)たるものの美しさ、光というものは、
その志の如何にかかるのである。
競馬にも毛並みのよい馬は推薦される。
騎手はその毛並みを整えるのに苦労している。
人間が紳士として尊ばれ、敬われるのは、その外形からではない。
その人格・人柄によってきまるのである。
その人格・人柄の良し、悪しというものは、
その人の心の持ち方によってきまる。
志とは、心の持ち方のことである。
特に、神職の志は、神のみ心を手本とすることが第一である。
神のみ心に反する行いをしたのでは、神の道に反することになる。
神職の毛並みのよさは、神のみ心に叶うかどうかによって決まる。
自らが率先して、神のみ心を示すものになる以外は、
神職の生き方があるのであろうか。
尾藤二州は江戸末期の漢学者である。
(続神道百言 一般財団法人神道文化会編より抜粋)
(http://www.hokkaidojinjacho.jp/11gatsu29.pdf)
・・・
*尾藤二洲
http://burari2161.fc2web.com/bitoujisyuu.htm
<感謝合掌 平成30年11月6日 頓首再拝>
【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成二十八年十一月)】 - 伝統
2018/11/07 (Wed) 17:44:13
荒木田守武
世の中に親に孝ある人はただ
何につけても頼もしきかな
(説明)
両親に孝行をつくせる人は、どんな時でも誠実で頼もしい。
(http://www.otorisama.or.jp/kotoba_pdf/kotoba201611.pdf )
<感謝合掌 平成30年11月7日 頓首再拝>
【今月の白山比咩神社よりのお言葉】 - 伝統
2018/11/08 (Thu) 18:26:57
(平成二十八年 十一月)
禍(わざわい)は細微(さいび)に起(お)こる
~ 説苑 ~
(説明)
災難はちょっとした些細なことが原因で
取り返しのつかない事態を招くものである。
何か問題が起こっても、些細なこととして目をつぶろうとすると、
その結果問題をこじらせていよいよ解決を難しくする。
したがって「細微」の段階で対処することが、禍を未然に防ぐことになる。
(http://www.shirayama.or.jp/kotoba/k28.html )
・・・
(白山比咩神社)ご祭神
白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
の三柱。
(http://www.shirayama.or.jp/hakusan/info.html)
・・・
説苑は、漢の劉向が編纂した古代の説話集
<感謝合掌 平成30年11月8日 頓首再拝>
【北海道神社庁、11月のことば(平成28年霜月)】 - 伝統
2018/11/09 (Fri) 19:27:50
世の中の人の本の本末思はずて
末の本いふがおろかさ
~ 本居宣長・鈴屋集 ~
(説明)
何事につけても、世には根本の道理、歴史を掴んで、
大筋を立てて行くことが肝要である。
宣長の自撰和歌集たる鈴屋集の中で本居宣長は採りあげた
「本の本末」とは、我が国の根本の道義、歴史と末梢的なことの
区別を明らかにすべきことを言ったもので、
日本人が日本の道の根本を思はず、末の世の外国から来た
知識や思想に踏み迷へ、自分の国本来の在り方を忘れてゐる
ことに対する警告だと見ることができる。
神道を説くについて古事記・日本書紀等の古典に、
道の本源を尋ねることを忘れて、世界の宗教学だけに、
今日生きる道を求めようとしてゐる愚に警告を発した
ものといふべきである。
(神道百言 一般財団法人神道文化会編より抜粋)
(http://www.hokkaidojinjacho.jp/11gatsu28.pdf)
<感謝合掌 平成30年11月9日 頓首再拝>
【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成二十七年十一月)】 - 伝統
2018/11/10 (Sat) 18:20:16
橘弘政
恩を受け 恩を恩とも おもふなら
恩を報ずる 心あるべし
(説明)
人から恩を受け、その恩を本当に感謝しているならば
常にその恩に報いるだけの心構えでいるべきである
(http://www.otorisama.or.jp/kotoba_pdf/kotoba201511.pdf )
<感謝合掌 平成30年11月10日 頓首再拝>
【今月の白山比咩神社よりのお言葉】 - 伝統
2018/11/11 (Sun) 18:21:36
(平成二十七年 十一月)
久安(きゅうあん)を恃(たの)むなかれ
~ 菜根譚 ~
(説明)
長く続いた平穏無事な状態を頼りにしてはならない。
好調がいつまでも持続するという保証は何もないので、
逆に好調なときこそ一層気持ちを引き締めて、やがてくる
危機に備え十分な用意をしておくことが望まれるのである。
(http://www.shirayama.or.jp/kotoba/k27.html )
・・・
(白山比咩神社)ご祭神
白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
の三柱。
(http://www.shirayama.or.jp/hakusan/info.html)
<感謝合掌 平成30年11月11日 頓首再拝>
【北海道神社庁、11月のことば(平成27年霜月)】 - 伝統
2018/11/12 (Mon) 20:05:34
大神の道はかしこし天地(あめつち)の
萬(よろず)の物の出で来る見れば
~ 本田親徳・霊魂百首 ~
(説明)
神道は「産霊(むすび)の道」であるといわれる。
「産霊の道」とは生成化育・修理固成の道である。
それは、この天地も、大地の上のあらゆる生物が、
芽を出し、育ち伸びていく姿を見ても、かくあらしめている、
すべてのものを生み、育て、伸ばす大きな力が
この天地間に存在することを知り得る。
神道をいって、すべてのものを生み、育て、伸ばす大きな力に
対して感謝し、この大きな力の発現を祈る道です。
(神道百言 一般財団法人神道文化会編より抜粋)
(http://www.hokkaidojinjacho.jp/11gatsu27.pdf )
<感謝合掌 平成30年11月12日 頓首再拝>
【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成二十六年十一月)】 - 伝統
2018/11/13 (Tue) 17:16:31
中西直方
日の本に生れ出でにし益人は
神より出でて神に入るなり
(説明)
日本人はすべて神のもとから「生命=神霊(みたま)」をいただいて生まれ、
死に際しては、再び神のもとへ還っていくのである。
(http://www.otorisama.or.jp/kotoba_pdf/kotoba201411.pdf )
<感謝合掌 平成30年11月13日 頓首再拝>
【今月の白山比咩神社よりのお言葉】 - 伝統
2018/11/14 (Wed) 17:20:07
(平成二十六年 十一月)
和(わ)して流(りゅう)せず
~ 中庸 ~
(説明)
まわりの人々と協調はするけれども流されないという意味で、
流されないとは、自分の判断をしっかりと持っているので、
必ずしも人の意見に左右されないということである。
【中庸】
儒教における重要な書物「四書」の一つ。
中庸とは儒教における最も尊ぶべき考え方。
本の成立及び作者は不明だが、古くより多くの人々に読まれてきた。
(http://www.shirayama.or.jp/kotoba/k26.html )
・・・
(白山比咩神社)ご祭神
白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
の三柱。
(http://www.shirayama.or.jp/hakusan/info.html)
<感謝合掌 平成30年11月14日 頓首再拝>
【北海道神社庁、11月のことば(平成26年霜月)】 - 伝統
2018/11/15 (Thu) 17:49:21
天地(あめつち)の神のめぐみしなかりせば
一と日夜もありえてましや
~ 本居宣長・玉鉾百首 ~
(説明)
天地の神の恵みがあればこそ、毎日の生活も事もなく送ることが出来る。
自分が生まれるについては、すでにその背後に祖先・両親のお蔭がある。
世に生まれ出で衣食住の満足に出来るのも、天地人総てのお蔭である。
更に自分達の生きている国土も自分達の造ったものではなく、
天地の神の賜物であり、呼吸して生きられる息も
天地の神の恵みに外ならない。
それを思うとき、こうして生きていられるのは、
大小となく、天地の神の恩恵によらざるはない。
ここに自分が生きているのではなく、
生かされている道理がある。
神あっての自分であり、
神の懐に抱かれて生かされていることに対して、
感謝と報恩の念を持つべきであります。
(神道百言 一般財団法人神道文化会編より抜粋)
(http://www.hokkaidojinjacho.jp/11gatsu.pdf )
<感謝合掌 平成30年11月15日 頓首再拝>
【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成二十五年十一月)】 - 伝統
2018/11/16 (Fri) 20:48:11
本居宣長
朝よひに 物くふごとに 豊宇気の
神のめぐみを おもへ世のひと
(説明)
朝も夕も食べ物をいただくたびに、
食べ物の神様である豊受大神の恵みに感謝すべきである。
出典『玉鉾百首』
(http://www.otorisama.or.jp/kotoba_pdf/kotoba201311.pdf )
<感謝合掌 平成30年11月16日 頓首再拝>
【今月の白山比咩神社よりのお言葉】 - 伝統
2018/11/17 (Sat) 18:50:45
(平成二十五年 十一月)
功過(こうか)は少しも
混(ま)ず容(べ)からず
~ 洪応明「菜根譚」 ~
(説明)
功績があればきっちりと評価して賞を与え、
過失があれば罰することが必要である。
これをあいまいにすれば指導力が疑われ、
周囲の人はやる気を失ってしまう。
・・・
(白山比咩神社)ご祭神
白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
の三柱。
(http://www.shirayama.or.jp/hakusan/info.html)
<感謝合掌 平成30年11月17日 頓首再拝>
【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成二十四年十一月)】 - 伝統
2018/11/18 (Sun) 18:13:05
若山牧水
白玉の歯にしみとほる秋の夜の
酒はしづかに飲むべかりけり
(説明)
秋の夜長、ひとり静かに酒を飲み、来し方行末を思い人生を考える。
みんなで楽しく飲む酒もよいが、
心を清ましてひとり飲む酒はまた格別の味わいである。
『路上』
(http://www.otorisama.or.jp/kotoba_pdf/kotoba201211.pdf )
<感謝合掌 平成30年11月18日 頓首再拝>
【今月の白山比咩神社よりのお言葉】 - 伝統
2018/11/19 (Mon) 18:48:33
(平成二十四年 十一月)
前事忘(ぜんじわす)れざるは、後事(こうじ)の師(し)
(前事之不忘、後事之師)
~ 戦国策 ~
(説明)
「許しても忘れない」ということは、
過去の失敗を教訓として学ばない者は往々にして同じ過ちをくり返すことになる。
過去のことを肝に銘じて今を生き、将来を展望する糧としよう。
戦国策・・・戦国時代の遊説の士の言説、国策、献策、
その他の逸話を国別に編集し、まとめ上げた書物。
古くは「国策」「国事」「事語」「短長」「長書」「修書」といった書物を
前漢の劉向(紀元前77年~紀元前6年)が三十三篇の一つの書にまとめたもの。
・・・
(白山比咩神社)ご祭神
白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
の三柱。
(http://www.shirayama.or.jp/hakusan/info.html)
<感謝合掌 平成30年11月19日 頓首再拝>
【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成二十三年十一月)】 - 伝統
2018/11/20 (Tue) 18:05:46
武者小路実篤
わが行く道に茨多し されど生命の道は一つ
この外に道なし この道を行く
(説明)
たとえ困難が多くても横道や裏道にそれることなく、
自分の選んだ道をただ一筋に貫き歩んでいくことがすばらしいのである。
『人生の言葉』
(http://www.otorisama.or.jp/kotoba_pdf/kotoba201111.pdf )
<感謝合掌 平成30年11月20日 頓首再拝>
【今月の白山比咩神社よりのお言葉】 - 伝統
2018/11/21 (Wed) 17:10:35
(平成二十三年 十一月)
水到りて渠(きょ)成る
~ 朱子文集 ~
(説明)
「水が流れていけば自然にみぞができるように、
学問を積めば自ら徳が形成され、
また時期が来れば自然に物事が成る。
形だけいくらみぞを掘ってもみぞはできない。
・・・
(白山比咩神社)ご祭神
白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
の三柱。
(http://www.shirayama.or.jp/hakusan/info.html)
<感謝合掌 平成30年11月21日 頓首再拝>
【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成二十二年十一月)】 - 伝統
2018/11/22 (Thu) 18:58:24
孔子
義を見てせざるは 勇なきなり
(説明)
正義のことと知りながら実行しないのは、
その人に勇気がなく臆病だということ。
ときに人間は正しいことのために勇気を奮いたたせて行動しなければならない。
出典『論語』
(https://35635552.at.webry.info/theme/059fc3a80d.html )
<感謝合掌 平成30年11月22日 頓首再拝>
【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成二十一年十一月)】 - 伝統
2018/11/23 (Fri) 17:53:56
親思う 心にまさる 親心
今日の音ずれ なんと聞くらむ
~ 吉田 松陰 ~
(説明)
親はどのような気持ちで子どものことを思っているのか。
親というものは子どもが親を思う以上に、
子どものことが気にかかるものである。
(https://35635552.at.webry.info/theme/059fc3a80d.html )
<感謝合掌 平成30年11月23日 頓首再拝>
【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成三十年十ニ月)】 - 伝統
2018/12/01 (Sat) 18:49:07
今上(きんじょう)陛下
吹きすさぶ 海風に耐へし
黒松を 永年(ながとし)かけて人ら育てぬ
― 今上陛下御製 北海道行幸啓 襟裳岬にて
(http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/inochinokotoba/h3012/)
<感謝合掌 平成30年12月1日 頓首再拝>
【今月の白山比咩神社よりのお言葉】 - 伝統
2018/12/02 (Sun) 19:15:04
(平成三十年 十二月)
雨垂(あまだ)れ石を穿(うが)つ
~ 漢書 ~
(説明)
雨の滴(しずく)も長く同じ所に落ち続けば、
硬い石にも穴が空きます。
小さな力が地道に作用し続け、
顕著な効果が現れる例であります。
1年をふり返り、小さな努力を惜しむ事無く
明年につないで参りましょう。
(http://www.shirayama.or.jp/kotoba/k30.html )
・・・
(白山比咩神社)ご祭神
白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
の三柱。
(http://www.shirayama.or.jp/hakusan/info.html)
<感謝合掌 平成30年12月2日 頓首再拝>
【北海道神社庁、12月のことば(平成30年師走)】 - 伝統
2018/12/03 (Mon) 18:46:20
神の代の神のみふみを神ながら
とけや神の我れに宣りけむ
~ 橘守部・歌集穿履集選 ~
(説明)
神職として、神の道に入った以上は、神典(古事記。日本書紀)が
自分の心に自分の生活に、入っていなければならぬ。
そのためにも、神代のことを書いた紙のみふみ(神典)を、
神のみ心のまにまに、自分で説き、解けるようにと、神さまは、
自分に対して、一所懸命に心を入れて勉強せよと仰せられている。
このみ心に添い得るだけの努力をしようと、
心に誓い、実行するものだけが、
神の期待、みことよさしに添い得るものといえよう。
(神道百言 一般財団法人神道文化会編より抜粋)
(http://www.hokkaidojinjacho.jp/12gatsu30.pdf)
<感謝合掌 平成30年12月3日 頓首再拝>
【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成ニ十九年十ニ月)】 - 伝統
2018/12/04 (Tue) 17:46:03
井上正鐡
天地(あめつち)の御恩(ごおん) 日夜に忘れぬは
神道のはじめと奉存候(ぞんじたてまつりそうろう)
井上正鐡著「唯一問答書」の一節。
私共を生かしてくださっている天地のお働きを忘れず、
そのお恵みのお陰で生きていることを感謝することこそ神道のはじめの大切な一歩です。
(井上正鐡著「唯一問答書」
→ http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/993835/4 )
井上正鐡 (いのうえ まさかね)
寛政二年(一七九○)~嘉永二年(一八四九)。
幕末の神道家、禊教教祖。
(http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/inochinokotoba/h2912/)
<感謝合掌 平成30年12月4日 頓首再拝>
【今月の白山比咩神社よりのお言葉】 - 伝統
2018/12/05 (Wed) 19:04:36
(平成ニ十八年 十二月)
士(し)を以って
弘毅(こうき)ならざるべからず
~ 論語 ~
(解説)
人は上に立つ人物というのは、
物を見る広い視野と強い意志力、
この2つを持たないと務まらない。
人生には幾度も正念場がおとづれるが、それを乗り越えるためにも、
たえず広い視野を持つ努力を怠ってはならないし、
強い意志力が欠かせないのである。
(http://www.shirayama.or.jp/kotoba/k28.html)
・・・
(白山比咩神社)ご祭神
白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
の三柱。
(http://www.shirayama.or.jp/hakusan/info.html)
<感謝合掌 平成30年12月5日 頓首再拝>
【北海道神社庁、12月のことば(平成29年師走)】 - 伝統
2018/12/06 (Thu) 18:47:25
「天地の中にみちたる草木まで
神の姿とみつつ恐れよ 」
~兼邦百首歌抄~
(説明)
平安時代以前の和歌は、
外界に見える自然の姿の美しさをそのままに歌ったものが多い。
これに対し鎌倉以降の和歌は、朱子学の影響を受けてか、
外界から内界、即ち心の受けとめ方を問題としたものが多い。
この和歌も後者のひとつである。
天地の心を歌ったもので、古典によると、
天も地も祖神が生み給わったものとする。
故に、天地だけでなく地上に生育する草木にさえも、
神の心を認めねばならぬ。
草木が青々と元気よく生育する姿を見ては、人間もかくあらんと感得する。
草木が風雨に堪える姿を見ては、人間も世の世の苦難に出合っても、
辛抱が大切だと感得する。
世の中は平穏無事ばかりではない。
苦難に堪えなければならない時もある。
また春には若芽に萌える時もあれば、
秋には一葉も残さず落葉することもある。
人生も壮時があれば、老衰もあり、生まれるものは、必ず死歿する。
いわば生者必衰の理のが、
天地、草木の生まれ、草木の色の衰えによって教えられる。
神の道理のきびしさを知らねばならぬ。
兼邦百首歌抄は室町時代の吉田兼邦が百首の和歌を通して、
神道の道型を語ったものである。
(続 神道百言 一般財団法人神道文化会編より抜粋)
(http://www.hokkaidojinjacho.jp/12gatsu29.pdf)
<感謝合掌 平成30年12月6日 頓首再拝>
【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成ニ十八年十ニ月)】 - 伝統
2018/12/07 (Fri) 19:39:12
私が断じて滅びない事を願う一つの国民がある
それは日本人だ
ポール・クローデル
「あれ程度興味ある太古からの文明は消滅させてはならない。
日本は驚くべき発展をしたが、それは当然で、
他のいかなる国民にもこれ程の資格は無い。
彼らは貧乏だ。然し、高貴だ。」と続く。
日仏間が戦争状態であった昭和十八年、
元駐日フランス大使であった彼が語った言葉。
(http://www.otorisama.or.jp/kotoba_pdf/kotoba201612.pdf)
<感謝合掌 平成30年12月7日 頓首再拝>
【今月の白山比咩神社よりのお言葉】 - 伝統
2018/12/08 (Sat) 19:01:22
(平成ニ十七年 十二月)
言順(げんしたが)わされば
則(すなわ)ち事成(ことな)らず
~ 論語 ~
(解説)
ほんの小さな間違いや不正であっても、
無視してしまったら大事故につながってしまうことがある。
ささいな事でもしっかり最初に直しておくと、
それだけ安心して仕事を進められ、達成も確実になる。
(http://www.shirayama.or.jp/kotoba/k27.html)
・・・
(白山比咩神社)ご祭神
白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
の三柱。
(http://www.shirayama.or.jp/hakusan/info.html)
<感謝合掌 平成30年12月8日 頓首再拝>
【北海道神社庁、12月のことば(平成28年師走)】 - 伝統
2018/12/09 (Sun) 19:09:19
「世の人のここは心のふるさとか
そぞろ詣れば旅ごころ
うたた童にかへるかな」
~吉川英治・伊勢神宮参拝・詠歌~
(説明)
伊勢の皇大神宮は民族の祖天照大御神をお祭りするところ。
我が国民にとって心の故郷である。
一生に一度はお詣りしたいとの念願は、
国民誰しもが心に抱くところ、その念願叶って、ここに参拝したとき、
神路山、五十鈴川の自然と解け合った静寂荘厳の天地にうちに、
祖神を慕う童心に立ち戻るのは、ひとり吉川英治だけであろうか。
この歌は伊勢神宮に寄せる民族の心をゆさぶるものとして
永く愛唱されることであろう。
(神道百言 一般財団法人神道文化会編より抜粋)
(http://toyohirajinja.or.jp/pdf/28/12.pdf)
<感謝合掌 平成30年12月9日 頓首再拝>
【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成ニ十七年十ニ月)】 - 伝統
2018/12/10 (Mon) 18:58:54
神道に書籍なし。
天地をもって書籍となし、
日月をもって証明となす。。
吉田兼倶
神道には経典がない。
自然から学び、人々が伝えることで
教えとするのである。
出典『神代上下抄』
(http://www.otorisama.or.jp/kotoba_pdf/kotoba201512.pdf)
<感謝合掌 平成30年12月10日 頓首再拝>
【今月の白山比咩神社よりのお言葉】 - 伝統
2018/12/11 (Tue) 17:49:47
(平成ニ十六年 十二月)
近き者 説(よろこ)び、
遠き者 来たる
~ 「近者説 遠者来」論語 ~
(意味)
今そばにいる人達が、喜びや幸せ、やりがいを感じるようになれば、
その噂を聞きつけた人々が自然と集まって来ます。
何かをやり遂げようと思うとき、
手助けが必要な時にはまず身近な人を大切にしましょう。
(http://www.shirayama.or.jp/kotoba/k26.html )
・・・
(白山比咩神社)ご祭神
白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
の三柱。
(http://www.shirayama.or.jp/hakusan/info.html)
<感謝合掌 平成30年12月11日 頓首再拝>
【北海道神社庁、12月のことば(平成27年師走)】 - 伝統
2018/12/12 (Wed) 20:07:14
目に見えぬ 神にむかひて はぢざるは 人の心の まことなりけり
~ 明治天皇御製~
(解説)
目に見えない現実的な相手が目の前におれば、
その相手に応じていかにも相対応することが出来る。
しかし、神は目に見えないが実在せられる。
その目に見えない神に向かって恥ずかしくない自分を持ち続けるのは、
その人の「誠」以外にはない。
誰が見ていなくても、神だけは、どこからでも見ていられる。
その神に対しても恥ずかしくない自分を常に維持していくためには、
「誠」以外にはありません。
常にどこにあってもいつまでも、人の道として大切なことは、
「誠」の心である旨を強調されたみ歌です。
(神道百言 一般財団法人神道文化会編より抜粋)
(http://www.hokkaidojinjacho.jp/12gatsu27.pdf)
<感謝合掌 平成30年12月12日 頓首再拝>
【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成ニ十六年十ニ月)】 - 伝統
2018/12/13 (Thu) 19:54:09
”祈り”は真剣に
生きようとするところに
初めて生れる
~ 岡本健治 ~
どうでもよい生き方の人や、生きることを放棄した人に祈りは無縁である。
祈りは限りある人生を精一杯に生き抜こうとする、
真剣な生きざまのあかしである。
出典『朝霧 岡本健治遺稿集』熱田神宮宮庁
(http://www.otorisama.or.jp/kotoba_pdf/kotoba201412.pdf)
<感謝合掌 平成30年12月13日 頓首再拝>
【今月の白山比咩神社よりのお言葉】 - 伝統
2018/12/14 (Fri) 18:02:50
(平成ニ十九年 十二月)
「匹夫(ひっぷ)も志(こころざし)を
奪うべからざるなり 」
~論語・子罕第九~
(意味)
身分にかかわらず、ひとたび志というものを抱けば、
それはそう簡単に奪えないものである。
(http://www.shirayama.or.jp/kotoba/k29.html )
・・・
(白山比咩神社)ご祭神
白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
の三柱。
(http://www.shirayama.or.jp/hakusan/info.html)
<感謝合掌 平成30年12月14日 頓首再拝>
【北海道神社庁、12月のことば(平成26年師走)】 - 伝統
2018/12/15 (Sat) 18:21:25
それ神道は正直を以て体とそ
愛敬を以て心とし
無事を以て行とす
~ 中江藤樹・神道大義 ~
(解説)
神道の教えの根幹をいって「正直」の二字をまもるにありとしたことは、
神道古来の伝統である。
この「正直」の二字を守り、これを実現させるための心掛けとしては、
愛と敬との二字を守るべきである。
愛とは、すべてのものを包容し、これと調和する精神であり、
敬とは「慎み」の心から発する。
更に日常の生活態度としては、過ちのないよう、混乱のないよう、
即ち「無事」の二字を守って、日常の行為の基準となすべき事の
大切さを説いたものです。
毎日を「無事」で送れたら、それで言うことなしの境地、
またこれが「平常心是道」にも通ずるのです。
(神道百言 一般財団法人神道文化会編より抜粋)
(http://www.hokkaidojinjacho.jp/12gatsu.pdf)
<感謝合掌 平成30年12月15日 頓首再拝>
【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成ニ十五年十ニ月)】 - 伝統
2018/12/16 (Sun) 19:38:00
過去は過去として葬らしめよ
そして新しくよき運命を
拓いて行けばいいのだ
~ 志賀直哉 ~
(説明)
過去を引きずって生きていても、いいことはない。
過ぎてしまったことは、どうにもできないものである。
大切なのはこれからだ。
過去のことは清算し、生まれ変わった気持ちで生きていこう。
出典『暗夜行路』
(http://www.otorisama.or.jp/kotoba_pdf/kotoba201312.pdf)
<感謝合掌 平成30年12月16日 頓首再拝>
【今月の警固神社よりのお言葉(平成三十年 十二月)】 - 伝統
2018/12/17 (Mon) 19:32:01
「道に志し
徳に拠り
仁に依り
藝に游ぶ 」
(http://kegojinja.or.jp/kotoba.php)
(*参考Web:論語「道に志し、徳に拠り、仁に依り、藝に遊ぶ」
https://asahi-ad.at.webry.info/200803/article_20.html)
*警固神社(福岡)
ご祭神
八十禍津日神 〈やそまがつひのかみ〉
神直日神〈かんなおびのかみ〉
大直日神〈おおなおびのかみ〉
悪を示し、過ちを良い方向へ導く神「八十禍津日神」。
イザナギが黄泉の国から戻って来たときに、
体についた垢を祓った際に生まれた神様。
過ちから起こる災いから守ってくださいます
罪けがれを祓い、足りないものを補い
善を見いだす神「神直日神」、「大直日神」。
(http://kegojinja.or.jp/about.php)
<感謝合掌 平成30年12月17日 頓首再拝>
【今月の白山比咩神社よりのお言葉】 - 伝統
2018/12/18 (Tue) 17:25:16
(平成ニ十五年 十二月)
山水(さんすい)に得失(とくしつ)なし
得失は人心(じんしん)にあり
~ 夢窓疎石「夢中問答」 ~
(意味)
自然にはもともと損得はない。
それは人間の心が生み出したものである。
自分が生み出した損得勘定に振り回されるのは愚かなことである。
損得は本来無いと考えれば自ずと行動も自然な物になり、
大局に立って物事を見ることが出来るようになる。
*夢窓疎石 ―― 鎌倉時代末から室町時代初期にかけての臨済宗の禅僧。
七度天皇から国師号を賜り、七朝帝師とも称される。
・・・
<参考Web:光明掲示板・第二「夢窓疎石(国師) (1326)」
→ http://bbs7.sekkaku.net/bbs/?id=koumyou2&mode=res&log=317 >
・・・
(白山比咩神社)ご祭神
白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
の三柱。
(http://www.shirayama.or.jp/hakusan/info.html)
<感謝合掌 平成30年12月18日 頓首再拝>
【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成ニ十四年十ニ月)】 - 伝統
2018/12/19 (Wed) 19:44:50
一日に生きることは
一歩進むことでありたい
~ 湯川秀樹 ~
(説明)
一日をただ漫然と過ごすのではなく、
日々、前進することをこころがけたいものである。
『最高の報酬 ー お金より大切なもの 働く人の名言集』
(http://www.otorisama.or.jp/kotoba_pdf/kotoba201212.pdf)
<感謝合掌 平成30年12月19日 頓首再拝>
【今月の白山比咩神社よりのお言葉】 - 伝統
2018/12/20 (Thu) 17:28:58
(平成ニ十四年 十二月)
天何(てんなに)をか言(い)うや、
四時行(しじおこな)われ、百物生(ひゃくぶつしょう)ず
(天何言哉、四時行焉、百物生焉)
~ 論語 ~
(意味)
春夏秋冬が巡り、毎年変わることなく、また春が来る。
草木は茂り、花が咲き、動物達が誕生を喜ぶ。
あらゆる生命のつながりが延々と絶えることなく続く。
この一年を振り返り、言葉を求める前に見ることと感じることを
心掛けてみましょう。
偽りのない心で感じれば、真理に気づくことができるでしょう。
・・・
(白山比咩神社)ご祭神
白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
の三柱。
(http://www.shirayama.or.jp/hakusan/info.html)
<感謝合掌 平成30年12月20日 頓首再拝>
【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成ニ十三年十ニ月)】 - 伝統
2018/12/21 (Fri) 19:01:11
世の中の よきもあしきも ことごとに
神のこころの しわざにぞある
~ 本居宣長 ~
(意味)
世の中の良いことも、悪いことも
全て神さまの心がなさることなのである。
『玉鉾百首』
(http://www.otorisama.or.jp/kotoba_pdf/kotoba201112.pdf)
・・・
『玉鉾百首略解』 加茂百樹著 → http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/873742/1
玉鉾百首 ―前編― その1 → https://blogs.yahoo.co.jp/a313jyuon/2343923.html
玉鉾百首 -前編- その2 → https://blogs.yahoo.co.jp/a313jyuon/2344036.html
玉鉾百首 -後編-・その1 → https://blogs.yahoo.co.jp/a313jyuon/2522544.html
玉鉾百首-後編-・その2 → https://blogs.yahoo.co.jp/a313jyuon/2522598.html
玉鉾百首-余り歌-(三十二首) → https://blogs.yahoo.co.jp/a313jyuon/2565612.html
<感謝合掌 平成30年12月21日 頓首再拝>
【今月の白山比咩神社よりのお言葉】 - 伝統
2018/12/22 (Sat) 19:44:17
(平成ニ十三年 十二月)
歳寒(としさむ)くして然(しか)る後(のち)に
松柏(しょうはく)の凋(しぼ)むに後(おく)るるを知る
~ 論語 ~
冬になると他の木々は葉が散ってしまうが、
松とか柏はなかなか葉が落ちないように、
落ち目になってもその信義が揺るがない人は、
信頼感の厚い人として人々に尊敬される。
今年は震災や水害・放射能に苦しめられましたが、その中で
一所懸命くじけず頑張っている人々に心からの応援をし、
一年の最後の月も充実した心構えで来年につなげましょう。
・・・
(白山比咩神社)ご祭神
白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
の三柱。
(http://www.shirayama.or.jp/hakusan/info.html)
<感謝合掌 平成30年12月22日 頓首再拝>
【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成ニ十ニ年十ニ月)】 - 伝統
2018/12/23 (Sun) 19:18:51
全徳の人は得難く一矢あれば一得あり
~ 徳川吉宗 ~
(説明)
全く申し分のない人というのはいるものではなく、
誰でも短所があれば長所もある。
相手に何が不足か感じることがあっても、
どこかに取り柄があるのであるから、
多少の過ちは許してやらなければならない。
<感謝合掌 平成30年12月23日 頓首再拝>
【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成ニ十一年十ニ月)】 - 伝統
2018/12/24 (Mon) 18:55:52
交際の奥の手は至誠である
~ 澁澤 榮一 ~
(意味)
人とのつき合いで最も大切であり最後に物を言うのは、
相手に誠実を尽くすことにある。
相手に信頼されるためには真心と誠実が第一である。
(https://35635552.at.webry.info/theme/059fc3a80d.html)
<感謝合掌 平成30年12月24日 頓首再拝>
【今月の白山比咩神社よりのお言葉】 - 伝統
2018/12/25 (Tue) 19:54:07
(平成ニ十一年 十二月)
其れ恕か。(それじょか)
己の欲せざるところ、人に施すことなかれ
~ 論語 ~
「恕」とは相手の気持ちを思いやる心のことである。
「己」とは自分のこと、「人」とは他人のことである。
自分が嫌だと思うようなことは、自分から他人にしてはならない
・・・
(白山比咩神社)ご祭神
白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
の三柱。
(http://www.shirayama.or.jp/hakusan/info.html)
<感謝合掌 平成30年12月25日 頓首再拝>
【今月の白山比咩神社よりのお言葉】 - 伝統
2018/12/26 (Wed) 19:52:45
(平成ニ十年 十二月)
人の患(うれ)いは、一曲に蔽(おお)われて、
大理(たいり)は、闇(くら)きにあり
~ 荀子(じゅんし) ~
(説明)
物事の一面にとらわれて全体を把握できない。
これは、人間の欠点であり、
人間は、自分の持っている基準にあてはめて物事の判断をする。
①固定観念から脱却する事。
②冷静な判断を養う事。
③確実な情報を入手する事。
・・・
(白山比咩神社)ご祭神
白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
の三柱。
(http://www.shirayama.or.jp/hakusan/info.html)
<感謝合掌 平成30年12月26日 頓首再拝>
【今月の白山比咩神社よりのお言葉】 - 伝統
2018/12/27 (Thu) 19:29:47
(平成十九年 十二月)
「恩親之意もて 愠めたまはず 恨みたまはず」
(むつまじきこころもて とがめたまはず うらみたまはず)
~ 日本書紀(神代) ~
(説明)
素戔鳴尊(すさのおのみこと)様が高天原に参上って
新嘗祭に用いる御田を荒らし、神織殿に斑馬を生剥がしてなげられる乱暴とされる。
しかし、日神尊(ひのかみのみこと)様は、
大変大きな心で上の言葉を、おっしゃったのである。
つまり、私たちもこうした心で只単に人の所行を許すということだけでなく、
心から相手を抱き抱える如くして、容(ゆる)し合うことが
出来るよう心掛けねばならない。
・・・
(白山比咩神社)ご祭神
白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
の三柱。
(http://www.shirayama.or.jp/hakusan/info.html)
<感謝合掌 平成30年12月27日 頓首再拝>
【今月の白山比咩神社よりのお言葉】 - 伝統
2018/12/28 (Fri) 18:21:38
(平成十八年 十二月)
これを仰げば 悠然として 和気を催すべし
(これをあおげば ゆうぜんとして わきをもよおすべし)
~ 福沢諭吉 ~
(説明)
「天は人の上に人を造らず」と人間平等を説いた福沢諭吉は、
明治十四年に「帝室論」を書いた。
国家というものは「法」だけでは決して人民を心服させることは出来ない。
日本では古来、皇室と国民が深く情誼によって結ばれてきた。
この「情誼」の一点に依存しなければ、
国家の平安を維持することは不可能であり、
これこそ皇室の「至尊・至重」の由縁である。
<感謝合掌 平成30年12月28日 頓首再拝>