伝統板・第二
ほめる ③ - 伝統
2018/10/12 (Fri) 03:03:30
*伝統板・第二「ほめる②」からの継続です
→ http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=6903632
・・・
《ほめ写、子供の自己肯定感伸ばす》
*日本経済新聞(2018/9/25)より
子供の意欲や自信のもとになる自己肯定感を、写真を使って高めようという試みが
注目を集めている。子供の写真を撮って自宅の壁などに飾り、それを見ながら
親が子供をほめる「ほめ写」と呼ばれる取り組みだ。
日本は先進諸国と比べて、子供の自己肯定感が低いとされる。
ほめ写を推進する教育関係者らは
「自己肯定感を伸ばす新たな子育て習慣として定着してほしい」と期待を寄せる。
東京都品川区の会社員、善村公一朗さん(40)宅のリビング壁には7月から、
長男で小学2年生の凌大君(7)の写真が飾ってある。
鉄道博物館でシミュレーション運転をする様子、
ユニホーム姿で野球のバットを構えたポーズ、
七五三でスーツを着てちょっと気取っているところ……。
母親の知沙都さん(40)が撮った写真から、凌大君が選んだ。
「毎日、見るのが楽しい」(凌大君)という。
凌大君は1月の早生まれ。
知沙都さんは「同級生とつい比較しては、できないことばかりに目を向けていた」
と振り返る。
写真を見るうちに
「4歳の弟の面倒をみるなど、いろんなことができるようになったな、
と成長を実感する」。
ほめ写を始めて以来、
「他の子供と比べるのではなく、何年か前の我が子と今の我が子を比べてほめる」
よう心掛けている。
「この部屋全体に写真を貼ってほしい」と凌大君は話す。
親に愛され、存在価値を認められていると実感し、自己肯定感を高めているようだ。
東京都江東区で会社員の夫(41)と3人の子供と暮らす豊恵里子さん(38)も、
ほめ写を実践している。
飾っているのは長男で小学3年のりゅうせい君(9)の写真が中心。
家族5人で写る正月の風景、テーマパーク訪問時や入学式の写真など10枚だ。
写真を見ながら「あのときは楽しかったね、などと子供と思い出を話し合っている」
(恵里子さん)。
ほめ写を始めて、りゅうせい君は「クラスでの発言が増えたり、
苦手だった水泳にチャレンジしたり、積極性が出てきた」と恵里子さん。
「兄弟げんかの時、壁にある笑顔の写真が仲直りのきっかけになる」といった
家族のコミュニケーションにも好影響が出た。
ほめ写を推進する教育評論家の親野智可等氏、東京学芸大学の岩立京子教授らの
プロジェクトチームが2月、4~12歳の子供を持つ親600人を対象に実施した調査によると、
「家に子供の写真を飾っている」と答えたのは48.3%。
場所(複数回答)は、リビング(70%)、寝室(16.4%)、子供部屋(15.9%)などだ。
親野さんは現役の小学校教員時代に
「自己肯定感の高い子供の家庭の多くに、写真プリントが貼られていた」ことに気づき、
「写真を使ってほめるという子育て習慣を広めたい」と思い立った。
「子供の努力や達成をほめることと、存在そのものをほめることの両方が
自己肯定感を高めるには必要」と親野さんは強調する。
発達心理学が専門の岩立教授も
「ほめて、認めて、支えることが、子供の自信を育む」と指摘する。
なぜ、貼った写真を見てほめるとよいのか。
岩立教授によると
(1)写真を飾る段階で、子供は自分のことを気に留めてくれたと感じる
(2)写真は記憶と心地よい感情を想起しやすい
(3)写真が対話のきっかけになり、愛情が伝わる――といった利点があるという。
現代はデジカメやスマートフォンで手軽に撮影できる半面、
大量の画像はデータのままで保管されがち。
「プリントして冷蔵庫などに貼り、常に目に留まるようにするのが大事」と岩立教授は話す。
ただし、ほめ写はどんな子供にも効果があるわけではない。
「自分を受け入れられないといった理由で、自分の写真を見たがらない子供もいる。
その場合はほめても自己肯定感の向上にはつながらない」(岩立教授)。
子供の特性を見極めることも大切だ。
・・・
日本の若者、低い自分への満足度
日本を含めた7カ国の13~29歳を対象にした内閣府の
「我が国と諸外国の若者の意識に関する調査」(2014年)によると、
「自分自身に満足している」と答えた日本の若者は全体の45.8%と、
米国(86%)、英国(83.1%)などを大きく下回る。
「自分には長所がある」との回答も日本は68.9%で、
米国(93.1%)、ドイツ(92.3%)などに比べて低い。
周りから突出するのをためらう国民性や、試験の結果が社会的評価につながりやすい傾向を
差し引いても、日本の子供は先進諸国と比較して自己肯定感が低いと言える。
子供を積極的にほめない親の姿勢も背景にある。
国立青少年教育振興機構の
「子供の頃の体験がはぐくむ力とその成果に関する調査研究」(18年)によると、
自己肯定感は社会を生き抜くのに必要な「へこたれない力」「コミュニケーション力」
「意欲」と深い相関関係がある。
能力や存在意義を確認する機会を家庭で意識的に設けることが、
子供の生きる力を高める原動力になりそうだ。
・・・
<関連Web>
(1)「光明掲示板・第一」内のスレッド「讃嘆(ほめる) (1532)」
→ http://bbs5.sekkaku.net/bbs/?id=koumyou&mode=res&log=339
(2)「光明掲示板・第二」内のスレッド「讃嘆 (897)」
→ http://bbs7.sekkaku.net/bbs/?id=koumyou2&mode=res&log=232
(3)「光明掲示板・第三」内のスレッド「讃嘆」
→ http://bbs5.sekkaku.net/bbs/?id=koumyou3&mode=res&log=34
(4)「光明掲示板・伝統・第一」内のスレッド「ほめる」
→ http://bbs6.sekkaku.net/bbs/?id=wonderful&mode=res&log=9
(5)伝統板・第二「ほめる①」
→ http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=6462900
<感謝合掌 平成30年10月12日 頓首再拝>
お世辞のように聞こえない「褒め言葉を伝える方法」 - 伝統
2018/10/24 (Wed) 02:06:00
*Web:MAG2NEWS(2018.09.03)より
接客のプロが人を褒める時、ボソッと独り言のようにつぶやく理由
《独り言的本音》
お客様を褒めることは、とても大切なことです。
例えば何かを試着されたりした時には、
「よくお似合いですね」などといった言葉を使って褒めることがありますよね。
何も言わずに、淡々と商品説明を続けられるよりも、一言でも二言でも、
何か褒められる言葉があると、お客様は安心します。
しかし一方で、お客様は、販売員の本音を聞きたがっているのも事実です。
なぜなら、お世辞を言われることに嫌気が差しているからです。
「よく似合いますよー!」
「バッチリですよー!」
こういった言葉だけで褒められることは多いものの、
どう聞いてもお世辞にしか聞こえなかったり、
ただ言っているだけのような気がしてならないというお客様はたくさんいます。
そう思われないために、私はたまに、意識してやっていることがあります。
独り言的な褒め言葉をつぶやくことです。
簡単に言ってしまうと、「よく似合いますよ!」と明らかにお客様に伝えるのではなくて、
独り言のように、「やっぱり似合うなー」などとボソッとつぶやくということですね。
それも、お客様に聞こえるかどうかくらいの声でつぶやきます。
もちろん言うまでもなく、どちらの場合でも、本心で思ったことしか
言うことはないのですが、明らかに伝える場合と、ボソッとつぶやく場合とでは、
受け取る側の感じ方が違うんですね。
明らかに伝える場合は、本心から言っていても、やっぱりたまに、
お世辞のように聞こえてしまうことがあります。
ですが、同じ言葉でも、ボソッとつぶやく場合では、
本心から出ているようにしか聞こえないのです。
それをあえて意識してやっているということなんですね。
人によって、思いっきり伝えても、
お世辞に受け取られないタイプの接客をする人もいますから、
それはそれでいいとして、
特に私のような接客をするタイプには、この伝え方が効果的なのです。
どちらが良いかは、その時々にもよりますが、
独り言的につぶやくことは、本当に心から思って出ている言葉だと
受け取ってくれやすくなるので、やり方として知っておくのも良いでしょう。
( https://www.mag2.com/p/news/369523 )
<感謝合掌 平成30年10月24日 頓首再拝>
上手に人を「ほめる」8つのコツ - 伝統
2018/11/15 (Thu) 02:39:04
*Web:リクナビNEXTジャーナル(2016年8月8日)より
(1)具体的にほめる
△「最近の活躍ぶりはすごいですね」
「さすがですね」
〇「あの会社から大型受注できたなんてすごいね」
「あのプレゼン資料、説得力があってよかったよ」
(2)質問スタイルでほめる
「どうしたらあなたみたいに◯◯がうまくできるようになるの?」
人は質問されると答えたくなる習性があります。
ストレートにほめると「イヤイヤ」と謙遜されてしまい、
会話が深まらない可能性がありますが、
この方法であれば対話が活発化します。
そして相手から情報を引き出すことができ、勉強させてもらうこともできるのです。
(3)「憧れています」とほめる
「私、○○さんのファンなんです!」
「ファン宣言」は、能力や行動といった部分的な要素ではなく、
その人の存在すべてを愛するという高次元なほめ方。
部下から上司へ、後輩から先輩へ、他部署の人へ、取引先の担当者へ…など
さまざまな場面で使えます。
(4)第三者へ紹介しながらほめる
「彼は私がこれまで出会った誰よりも丁寧に仕事をする人間なので、
安心して任せられるんです」
「彼女はピンチをチャンスに変える行動力があるので、
どんな困難にあってもめげないんです」
これは「ティーアップ」と呼ばれるもの。
ゴルフボールをティーに乗せるように、
相手を少し持ち上げて紹介するという方法です。
持ち上げられたAさんがあなたに好感を持つのはもちろん、
紹介を受けたBさんがAさんに丁重に接してくれる効果が期待できます。
(5)大勢の前でほめる
朝礼や会議での報告の場などで、
「◯◯さんからいただいた貴重な情報のおかげで商談がうまくいきました。
自分も生きた情報をキャッチする力を磨きたいと思います」
大勢の前でほめることには3つの効果があります。
①ほめられた本人が誇らしく思い、モチベーションが上がる。
②他の人が「自分もほめられたい」と思い、全体のモチベーションが上がる。
③周囲から見た、ほめられた人のイメージが良くなる。
ただし、大勢の人の前でほめられると逆にプレッシャーを感じるタイプの人、
注目を浴びることがストレスになるタイプの人には、
1対1で伝えた方が効果的です。
(6)本人がいないところでほめる
たとえばあまり関係の良くない、
AさんとBさんの仲を取り持ちたいときに使える方法です。
Aさんには「BさんがAさんの原稿読んで『うまい』ってほめていたよ」
と伝えます。多少オーバーに脚色してもかまいません。
同様に、Bさんにも
「Aさんが『Bさんみたいにうまく話せたらな』って言ってたよ」と伝えます。
するとAさんとBさんの関係が良好になるだけでなく、
仲を取り持ったあなたに対しても好印象を持ってくれるでしょう。
(7)コンプレックスを強みに変えてほめる
本人が自分の欠点だと思っていることを「使える」個性に変換してあげる。
これは本人が自覚している長所をほめるよりもインパクトを与えることでしょう。
(例)
話しベタ → 聴き上手で相手から情報を引き出せる
気が小さい → 慎重である。大きな失敗をしない
人の顔色を伺う → 人の気持ちや場の空気が読める
(8)プラスのレッテルを貼る
心理学用語で「レッテル効果」というものがあります。
人に対して「望ましいレッテル」を貼ることで、
その人に望ましい行動をさせることができる、という効果があります。
誰かに指導やアドバイスをするときなど、
「もっと笑顔で接客しなさい」ではなく、
一瞬の笑顔をとらえてほめ、「いい笑顔だね!その調子でがんばって」
というほうが効果的です。
(https://next.rikunabi.com/journal/20160808/)
<感謝合掌 平成30年11月15日 頓首再拝>
万能必殺褒め言葉 - 伝統
2018/12/04 (Tue) 03:10:42
部下にも子どもにも使える。すべての人が伸びる万能必殺褒め言葉
*Web:MAG2NEWS(2018.11.21)より
必殺褒めワードは「がんばったね」
(1)相手が嬉しくないことが多い活用形は「頑張れ」「頑張って」である。
単なる努力不足の場合、言った方がいいこともあるのだが、
精一杯やっている場合には、結構しんどい言葉である
(ちなみに、鬱病の人への禁句ワードでもある)
この言い方には「もっと」という叱咤と否定の思いが込められている。
(2)「がんばったね」は、相手の努力を認め、たたえる言葉である。
褒めると認めるの両方の性質をもつ言葉である。
「がんばったね」と褒めれば、その人自身の努力を認めていることになる。
気力がある場合「次もがんばろう」と更に成長が望める。
全力を尽くした場合「もっとがんばれ」と言っている訳ではないので、
他者との競争によるエンドレスの苦しみから抜け出せる。
結果がどうあれ、相手の現在そのもの、努力そのものを認められるのである。
(3)「えらいね」は
他人のためになる何かを成し遂げた時に「偉い」は使われるべき言葉である。
使い方要注意ワードである。
(https://www.mag2.com/p/news/375642 )
<感謝合掌 平成30年12月4日 頓首再拝>
「ほめポイント」で社員やる気 同僚が頑張り評価 - 伝統
2018/12/18 (Tue) 04:02:44
*日本経済新聞(2018/12/7)より
「いい働きぶりだったよ」「よく頑張ったな」――社員同士でほめ合う職場風土の醸成に
企業が動き始めた。誰しも称賛されれば悪い気はしない。
社員のやる気を高めて仕事での貢献をさらに引き出す試みだ。
人手不足が続く一方で長時間労働の是正も求められ職場のボトムアップが欠かせない。
「ほめる」働き方改革に企業は生産性向上を期待する。
「チラシの作成ありがとうございます。
いつもいつも完成度の高い物をつくってくれて感謝です」
カクイチ(長野市)の小山由美さん(58)は2018年11月、
他部署の同僚からメッセージを受け取った。
販売促進ツールの作成を担って20年。
「こんなに心のこもった言葉を初めてもらった。
デザインや色調など実は結構苦労して作っている。
それを分かってくれていたのだと胸が熱くなった」と目を輝かせる。
鉄鋼建材などを扱うカクイチは11月に社員同士が感謝の言葉を
スマートフォン(スマホ)などで送り合えるシステムを導入した。
狙いは、ほめる文化の浸透だ。
「見積書をつくってもらったおかげで契約が取れました」
「子どもが熱を出して早退したとき、カバーしていただき感謝します」。
本社や全国の営業所に散らばる約400人が利用し、
1日100件以上の“ほめメッセージ"が飛び交う。
営業のように成果が見えやすい社員を除くと、
普通に働いていて職場でほめられることはまずない。
田中離有社長はそんな職場風土を変えたかったという。
「小さな頑張りが会社を支えている。上司と部下、社員同士がそこに目を向け、
ほめ合えればもっと気持ちよく働ける」
システムを提供するのはITベンチャーのユニポス(東京・港)だ。
17年5月のサービス開始以来、契約は100社を超えた。
ほめメッセージは当事者間だけでなく、誰でも閲覧できる。
素晴らしいと思う行動・仕事には賛同の意思表示もできる。
「社内のコミュニケーション活性化にも役立つ」(PR担当)
ベネフィット・ワンとシンクスマイル(東京・港)が共同で提供する
「RECOGインセンティブ」はメッセージに加えて感謝ポイントも送れる。
ほめるレベルはFANTASTIC(48ポイント)、GREAT(24ポイント)、
NICE(12ポイント)の3段階。
1ポイント1~3円に換算し、累積ポイントを食事券やレジャー施設の入場券、
家電などに交換できる。
「7209ポイントたまった。近く新作ゲームソフトに交換しようと狙っている」
とイオンファンタジー(千葉市)の魚里文彦さん(24)は笑顔で話す。
勤務先はゲームセンターのPALO市川店。
機器の故障や混雑時の来店者対応などに積極的に対応し、
それに助けられた同僚がポイントを送ってくれた。
「ほめられれば純粋にうれしいし、どんな仕事や行動を同僚が評価するかも
よく分かる。自覚していない自分の強みに気付く」
資生堂ジャパン(東京・港)は今年1月から働き方改革の一環で
「グッジョブ・アクション」を始めた。
伝え方は各職場に任せているが、
互いに積極的にほめ合うことを会社が社員に勧めている。
インバウンド消費の高まりもあり、国内売り上げは伸びている。
だが店頭は忙しくなっていても人手不足で簡単に増員ができない。
「仕事が忙しくなると職場の人間関係はぎくしゃくしがち。
ほめる文化が定着すれば仕事も円滑に回る」
と経営サポート部の小林和郎部長は説明する。
日本企業では、できないことを叱って育てるスタイルが長らく主流だった。
企業が今、叱るからほめるに軸足を移す背景には
20代のデジタルネーティブ世代の台頭もある。
野村総合研究所のシニアプリンシパル久保田陽子さんは
「物心付いたときからスマホが手元にあった彼らは交流サイト(SNS)を
使い慣れていて、自己承認欲求が強く、ほめられたい。
少子化で大切に育てられてきたこともあり、叱られることに慣れてもいない。
かつての日本企業で主流だった叱る文化は、彼らを萎縮させてしまう」と指摘する。
ただ、企業人として教育するには、ときにはきちんと叱るべきだという。
久保田さんは「承認欲求の本質は『かまってほしい』願望。
ちゃんと彼らを見たうえできちんと叱るのであれば、
ほめるばかりでなくても受け入れる」と助言する。
<感謝合掌 平成30年12月18日 頓首再拝>
ほめてやらねば人は動かじ(山本五十六) - 伝統
2018/12/31 (Mon) 04:33:10
*ブログ「心の糧・感謝の心で」(2018-11-21)より
やってみせ、言って聞かせて、させてみて、
ほめてやらねば人は動かじ。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
山本五十六
(1884~1943)
昭和時代の軍人
山本五十六元帥は、連合艦隊司令長官として
何人何万人の人を命令一つで動かすことのできた人です。
それほどの人物が、
人を動かすには、命令するだけではダメだと思っていたのです。
私は教師ですが、生徒に、「ああしなさい」「こうしなさい」と言えば、
たいていは聞いてくれます。
ある程度、生徒たちは動いてくれます。
しかし、多くの場合、生徒たちは動かされているのであって、
自分から動いているのではないと思っています。
これは親と子の関係でも同じでしょう。
親が子どもに「勉強しなさい」「早くしなさい」と言えば、
ある程度、子どもは聞いてくれるものです。
しかし、多くの場合、子どもたちは納得した上で従っているわけではないのです。
自分から意欲をもって取り組んでいないなら、長続きしませんし、効果もありません。
このことは、企業での上司と部下の関係にも当てはまります。
上司は、命令で部下を動かすことはできます。
部下はクビを切られたくなれば、一応その命令に従います。
しかし、上司が命令だけで人を動かしていると、
独創的で気のきく部下は育ちません。
若い人がくすぶっていて、上司はその気持ちがわからないので、
その会社は古い体質のままで、活性化されません。
もろろん、命令がよくないという訳ではありません。
命令が必要なことも多々あります。
ただ、人を動かす場合、生徒であれ、子どもであれ、部下であれ、
ひとりの人格として接するのことが大切だと思うのです。
「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば人は動かじ」
これは、教師と生徒、親と子ども、上司と部下、
あらゆる人間関係の基本ではないでしょうか。
まず「模範を示す」こと、そして「相手の立場を考えて教えてあげる」こと、
そして「ほめてあげる」こと。
どれも難しくなかなかできないのですけれど、大切なことですね。
(https://lucky.t-nakai.work/2018/11/21/word-2/)
<感謝合掌 平成30年12月31日 頓首再拝>
褒め上手は幸せ上手 - 伝統
2019/02/06 (Wed) 02:57:04
*Web:abhasa (2017.01.27)より
(1)褒めることの効果
①人は褒められた嬉しさから、脳内で心の活力剤とも言われる
「ドーパミン」というホルモンを分泌します。
これには精神安定、気分を高めたりする効果があります。
また幸せホルモン「セロトニン」も分泌され、
精神を安定させてくれると言われます。
②これらの結果、心を落ち着け自信を持って取り組むことで、
自分でも驚くような潜在能力発揮することもできるというわけです。
③また学習心理学の面から言っても、人間が何かを学ぶとき
褒め言葉というご褒美をもらった方がやる気も持続し、
記憶に残りやすく効果的に学習できると言われています。
④人は褒められると、この人に認められたという感情とともに
喜び、安らぎ、信頼関係が出来上がります。
信頼関係が得られると人間関係も良くなり、
脳の柔軟性も高まり物事もスムーズに進みます。
(2)褒め言葉は自分にも返ってくる?!
①人間の脳は主語を理解できないので、
発した言葉は全て自分のこととして捉えてしまいます。
相手を褒めていても脳は自分が褒められたと思い、
気分も良くなり自尊心が高まります。
相手を大切にする言葉が結果的に自分に返ってきて、
自分を大切にすることにつながっているのです。
②スポーツ心理学で「ミラーイメージの法則」というものがあります。
これは相手に発した気は自分に返ってくるという
指導者の心得として言われているものですが、
これも相手を褒めるということにつながってきます。
普段から相手を褒めて感謝や尊敬の言葉を使っている人は、
その気が自分にも返ってきて他の人からも感謝、尊敬されるということなのです。
(3)相手を褒める方法
①相手を褒めるには、相手のことをしっかり観察する必要があります。
その中で相手の長所や頑張っているところなど、
色々な側面から多角に相手を見ることができる洞察力を鍛えることができ、
それが脳の柔軟性、人間力につながります。
②注意すべき点は思ってもいないことを言ったり、嘘をつかないこと。
それは不思議と相手に伝わり不信感につながります。
恥ずかしがらずに素直に思った相手の長所を伝えましょう。
それは言葉のプレゼントです。
③もしあなたがあまり褒め慣れていないとしたら
「ありがとう」という言葉から始めてみてはいかがでしょうか。
( https://abhasa.com/l006299/ )
<感謝合掌 平成31年2月6日 頓首再拝>
《隠れたる処で人を賞めよ》 - 伝統
2019/02/09 (Sat) 04:00:56
*「光明法語」(2月9日)より
与えれば与えられるのが法則である。
人に深切丁寧にすれば、人から深切丁寧にせられる。
何の恩恵を受けたことのない人にも深切丁寧をつくすべきである。
彼自身の知らないところで彼を賞めよ。
しかし多くの人は人前で彼に深切をし、彼が去れば人に彼の悪口を言う。
彼が出て来れば彼の美点を賞揚する。彼が去れば彼の悪口を言う。
そして彼の口真似をしたり、隔している悪をあばいたりして嘲笑するのである。
こんな人はやがてそのカラクリが暴露するのである。
何故なら「天地一切と和解していない」からである。
<感謝合掌 平成31年2月9日 頓首再拝>
美点のみを見て誉める - 伝統
2019/02/10 (Sun) 03:26:32
*「光明道中記」(2月9日 陰を見ぬ日)より
【陰を見るな。光明方面を見よ。見た方面が強くあらわれる。(『生命の實相』十一巻)】
現象界はすべて明暗の交錯で出来ている。
光明一元は実相世界のことである。
現象界で暗い方面ばかり探していたら、どんな輝かしい美人でも
足の裏から覗いて見たら暗い半面はあるのである。
人生を暗いと思って嘆く人よ、人生は暗いのではない。
貴方の人生を覗くところの角度が暗い角度から覗いているのである。
太陽が落ちた後の暗澹たる世界を嘆くよりも、
太陽のさし昇る光明燦爛たる曙を想望して喜ぶがよい。
太陽を想望する人の心の中には、既に太陽があるのである。
心に太陽が無くてどうして太陽の射す明るい世界を見ることができよう。
心に太陽を持つ者は、やがて現実の世界に太陽の差し昇るのを見るであろう。
子供を育てる時にも、子供の美点のみを見て誉めるようにするならば、
その子供の美点は伸びる。常に夫は妻を誉め、妻は夫を誉めよ。
そこからこそ幸福な家庭が来る。
<感謝合掌 平成31年2月10日 頓首再拝>
悪口はNG、美点を賞めよ - 伝統
2019/02/12 (Tue) 04:01:28
*「光明法語」(2月12日《後ろから卑怯に斬るな》)より
本人のいない前で悪口を言うのは実に卑怯な行為である。
若し相手が悪いのならば本人に直言すべきである。
若し相手に悪がないのに虚構して悪口するのであれば尚一層卑怯である。
誰も警戒していないのに後ろからバッサリやるのは昔から“悪ざむらい”の所行である。
本人のいないところで悪口言うのは後方からバッサリ斬るのと同じことだ。
そんな行為は常に自分と神との間を遮断するものなのである。
そんなことは愛深き神の波長と会わないのである。
幸福になろうとする者は人の美点を賞めることから始めよ。
<感謝合掌 平成31年2月12日 頓首再拝>
褒め方にちょっとした工夫をすれば、部下や子供はグングン伸びる - 伝統
2019/03/03 (Sun) 04:38:34
*Web:MAG2NEWS(2019.02.06)より
(1)上司から部下、親から子供など、人を褒める行為はお互いの関係性に
プラスに働くことが多いと言われますが、
褒められたことによるプラス効果が次の成長に繋がる場合と、
その場限りの場合とがあるようです。
(2)褒める、認めることによって、その人自身が自信を持って、
自らの可能性を信じて、主体的に伸びていくことを促すためには、
褒めること、認めることが、重要になるのではないかと考えます。
褒めることによって、その人を自分の都合の良いように誘導したり、
相手を依存させたりするために、褒めてはいけないと思います。
(3)例として、避けたいほめ方
例えば、子どもが、皿洗いのお手伝いをしてくれました。そこで、その子に
「皿洗いをやってくれるなんて、とっても良い子だね」
と褒めました。
この褒め方は、一見、その子を褒めているように見えますね。
しかし、実は、褒める方の基準に基づいて、
その子ども自身を評価、査定しているとも言えます。
いわゆる「ヒト」に焦点を当てています。
また、「○○をやってくれたから」などと言ったように、
何かをした時にだけ与えられる条件付きの褒め言葉にもなっているので、
何かをしなかったら、「良い子ではない」と解釈することもできます。
(4)上の例での、推奨するほめ方
子どもが皿洗いのお手伝いをしてくれた時に、その子に対して
「お皿を洗ってくれてありがとう。とってもうれしいよ」
と褒め言葉をかけたとします。
褒め方をすこし変えてみましたが、どのように思われるでしょうか。
この褒め方だと、お手伝いをやってくれたという行為を、
褒めて(認めて)いるので、自分の基準でその子自身を評価や査定をしていません。
先ほどの「とっても良い子だね」という褒め方は、
「ヒト」に焦点を当てていましたが、この褒め方は、
子どもが皿を洗うという行為自体に焦点を当てているので、
ヒトから「コト」へ焦点を移していることになります。
また、「ありがとう。とってもうれしい」というのは、
相手に共感し寄り添う姿勢を示しています。
「あなたは、良い子」というような「あなた」を主語とした褒め言葉ではなく、
「私は、とってもうれしい」などというように、
「私」を主語とした褒め言葉は、相手を認めていることになります。
皿洗いのお手伝いという事実を客観的に捉えて、
子どもたちを認めていることになります。
( https://www.mag2.com/p/news/385314 )
<感謝合掌 平成31年3月3日 頓首再拝>
どう褒める? いつ褒める? キーワードで覚える褒め方、6つのコツ - 伝統
2019/03/17 (Sun) 04:29:38
*Web:MAG2NEWS(2019.02.18)より
《褒めるときの6つのポイント》~「かたいぐのすし:固い具の寿司」
(1)か:「過程を褒める」
子どもが何かをやってきたその過程、プロセスを褒めす。
(2)た:「タイムラグを持つ」
一度褒めた後、暫くしてもう一度褒めます。
例えば、その場で褒めて、寝る前にもう一度褒める、などです。
(3)い:「いない人」
第三者が褒めていたよ、と間接的に褒めることです。
(4)ぐ:「具体的に」
良かったね、と言うよりも、
何が良かったか、どうして良かったかなど具体的に褒めます。
(5)す:「スキンシップ」
褒めるときには、頭をなでる、握手する、肩に触れるなど
スキンシップを付け足しましょう。
スキンシップを図ると、脳内に幸せホルモン(オキシトシン)が増え、
満足感が生まれ、やる気に繋がります。
(6)し:「質問形式」
どうしてそんなに上手に描けるの?
どうしたらそんな凄いサーブを打てるの?
など質問形式で褒めましょう。
《家庭教育アドバイス…「褒めるポイントがない!」》
褒めようと思っても、残念ながら褒めるポイントがない、
見つけられないと言う方もいます。
そういう場合は、「未来のこと」を褒めましょう。
今の状態を無理に褒めるのではなく、子どもに「期待」を込めて褒めましょう。
例えば、運動が苦手な子どもには
「あなたはきっと運動を苦手じゃなくなると思う!」などです。
ピグマリオン効果と言って、
「期待値がその後の子どもの成長を決定づける大きな要因の一つ」になるのです。
褒めるところを見つけられるのが一番良いですが、
「ついついマイナス面に目がいく」という方は、
この未来に期待を込めて褒める、という方法をお勧めします。
( https://www.mag2.com/p/news/384547 )
<感謝合掌 平成31年3月17日 頓首再拝>
【陰ぼめのすすめ】 - 伝統
2019/03/24 (Sun) 04:09:20
*メルマガ「人の心に灯をともす」(2019年02月28日)より
(心理学者、渋谷昌三氏の心に響く言葉より…)
赤の他人をほめるのは簡単です。
難しいのは、身近にいる人をほめることでしょう。
長年連れ添ってきたご亭主に、「今日のあなた、かっこいい!」などと
歓声を上げる奥さんはなかなかいません。
よその家の子供はほめても、自分の子供はなかなかほめられません。
「いいお子さんじゃありませんか。活発で、賢そうだ」と
よその家の子供は手放しでほめるのに、わが子には、
つい「まったく、おまえはいつもぼんやりしているなあ。
将来のことをちゃんと考えているのか、おい」と、嫌味が出てしまいます。
「たまにはほめてやらねば」と思っても、実際のわが子の顔を見ると、
ほめ言葉は引っ込んで文句が先にでてきます。
このようなケースでは、「陰(かげ)ぼめ」という方法があります。
「陰口」ではありません。
相手のいないところで悪口をいうのではなく、ほめるのです。
面と向かって夫をほめるのが気恥ずかしいのであれば、
奥さん同士が集まるところで、「私の亭主ね。ああ見えて、いい男なのよ」と、
陰でほめておきます。
わが子は、会社の同僚や、友人や近所の人、とにかく会う人会う人に、
「あまたはそれほどじゃないけど、素直でいい子なんだ、あれが」と、
ほめておきます。
その噂は巡り巡って必ず当人に届きます。
大事な手紙が転居先へ転送されるようなものです。
「あなたの奥さん、あなたのことをほめてましたよ。いいご夫婦ねえ」
「お父さんが、君のことほめていたぞ」
そんな話が必ず当人の耳に入るときがやってきます。
心理学には、直接ほめられるよりも、第三者を通してほめられるほうが
「真実味」を感じ、その人にとってはより嬉しく感じられる
…とする報告もあります。
これは会社でも使えます。
当人のいないところでほめる…なにかバカらしい感じがするかもしれませんが、
ぜひ実践してみてください。
当人の耳に届くまで少々時間がかかりますが、高い効果を見込めます。
どんな人間関係でも活用できるのが、この「陰ぼめ」です。
大いに活用してもらいたいものです。
<『人の2倍ほめる本』新講社ワイド新書 >
・・・
「陰ぼめ」がまわり回って必ず本人に伝わるということは、
「陰口」も同様にまわりまわって本人に伝わる。
飲んでいる席で、つい誰かの悪口を言ったところ、
それが本人に伝わってしまう、というのはよくある話だ。
これは、SNSの投稿でも同じだ。
たとえば、昨今問題になっている「バイト炎上動画」問題も、
本人はほんの軽い気持ちで友だちに向かって出したつもりであっても、
それがまたたくまに世間一般に広がってしまう。
見えないところで行う徳積みを、陰徳という。
「天の蔵に徳を積む」とも言う。
徳には、「陽徳」と「陰徳」がある。
陽徳とは、人を喜ばせたり、他人から感謝されることをすること。
陰徳とは、人知れず善きことをすること。
まさに、陰ぼめは、陰徳を積む身近な方法だ。
陰口はやめて、陰ぼめに徹したい。
<感謝合掌 平成31年3月24日 頓首再拝>
なぜ、ほめると良いのでしょう。 - 伝統
2019/04/17 (Wed) 03:43:51
*Web:今日も良いことがあるように(/2019/02/25)より
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
なぜ、ほめると良いのでしょう。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
今日の話は、あなたを幸運にするいい習慣です。
ほめると、いいことがあります。
それは、相手とあなたの両方にです。
逆に、叱りすぎる(相手は、けなさせていると感じているかも・・・)と
よくありません。
小さな子どもだと、それが顕著です。
たとえば、ある人が子どもの絵をけなすとします。
「なあに、この絵・・・、下手だね」
それだけで、ある子どもは絵を描くのを自分は苦手だと思い込んでしまいます。
そして、絵を描くことを嫌いになります。
その上、小さなマイナスの感情を鬱積させるものです。
ですから、この負の感情が、思いがけず、別の形で、
言ったその人に返ってくることがあります。
「なあに、この料理・・・おいしくない」
逆に、子どもの絵をほめるとします。
「じょうずだね、この絵・・・」「この色の使い方がいいね」「うまいなあ」
その子は嬉しくなります。ますます絵を描くのが好きになります。
言ってくれた人に対して、プラスの感情をもちます、
そして、別の形でその感情がその人に返ってくることがあります。
「うあ、さすがお母さん」「料理上手だね」
ふと、映画の黒澤明監督のことを思い出しました。
『七人の侍』『用心棒』『赤ひげ』『生きる』など数々の名作を作った、
あの骨太の監督は、以外にも、小学生の頃、泣き虫で、勉強もできず、
よくいじめられる存在だったそうです。
転機は、小学3年生の図画の時間でした。
担任の立川精治先生は、同級生たちが嘲笑した黒澤少年の絵を
クラスみんなの前で大いに誉めたのです。
黒澤少年は、このとき自分の中に自信のようなものが芽生えます。
それ以来、黒澤少年は図画の時間が待ちどおしくなり、
ひとりでも熱心に絵を描くようになりました。
同時に、他の学課も熱心に取り組み、急速に伸び、やがて級長となります。
その後、絵画の道に進み、映画監督となってからは、
数々の名作を生み出したのは周知のとおりです。
黒澤明監督の映画「まあだだよ」は、
作家内田百聞と教え子たちの師弟愛を描いた遺作ですが、
主人公である百聞の面影や次のセリフは、
恩師立川先生を映し出したものだと言われます。
「みんな、自分が本当に好きなものを見つけてください・・・
見つかったら、その大切なもののために、努力しなさい・・・
きっとそれは、君たちの心のこもった仕事になるでしょう」
さて、ほめるといいことがあるという話でしたね。
分かりやすいので子どもの例を出したのですが、これは大人でも同じことなのです。
人はほめられると、嬉しくなります。
自分のしたことに自信をもち、自分に自信をもてるようになります。
前向きな気持ちになり、やる気がでてきます。
マラソンの小出義男元監督は、実にほめるのがうまい(かつ、多い)人でした。
いつも選手をほめていました。
「いいあいさつだね」「今日も、いい表情してるね」など、
マラソンと関係ないように思えることまで・・・。
その選手をよく見て特長をつかみ、ほめながら、選手を育てたのです。
そうして・・・
有森裕子選手(バルセロナオリンピック女子マラソン銀メダリスト、
アトランタオリンピック女子マラソン銅メダリスト)
鈴木博美選手(アテネ世界選手権女子マラソン優勝)
高橋尚子選手(シドニーオリンピック女子マラソン優勝)
千葉真子選手(パリ世界選手権女子マラソン銅メダリスト)
など、まったくタイプの違うメダリストを育てたのです。
あなたも、試しに誰かをほめてみてください。
たえば、その人がしたことをほめるのです。
仕事、家事などで、いいなと思うことを見つけて、笑顔で言うのです。
「これ、よくできていますね」「すごいね」「さすがだね」「うまいですね」
あまり反応を表わさないかもしれませんが、その人は、まず喜んでくれます。
自分が認められ、ほめられることで、どんなに年齢があがっても、
ふつう、人は嬉しいものなのです。
それが、その人の仕事のエネルギーや生きる力にもなります。
そして、その人はあなたにもきっと良い思いをもつはずです。
人をほめよう。
あなたの言葉がその人の前向きな力になります。(^.^)
(https://lucky.t-nakai.work/2019/02/25/custom-29/ )
<感謝合掌 平成31年4月17日 頓首再拝>
ほめるといいことが11個はある - 伝統
2019/05/01 (Wed) 04:23:32
*Web:今日も良いことがあるように(2019/03/06)より
●「やってみせて、言って聞かせて、やらせて見て、ほめてやらねば、人は動かじ」
by山本五十六
先日、「子どもを伸ばす親の7つの秘訣」というテーマで講演をしました。
こういうテーマですと、必ず、話題になるのは、
「子どもをもっとほめましょう」ということです。
お母さんやお父さんのほめ言葉は、子どもの成長に不可欠です。
特に、笑顔をともなったほめ言葉は、子どもの最大の励ましとなり、
やる気を引き出し、その能力を最大限に伸ばしていきます。
ところで、ほめて伸びるのは、子どもに限ったことではありません。
大人もそうです。
大人も、認められ、ほめられることで自分の能力を伸ばしていけます。
一流の才能をもっている人でも、誰かがそれを認めてほめてあげなければ、
花を咲かせることはできません。
たとえば、大リーグのイチロー選手。
イチロー選手は、元オリックスの仰木彬監督(故人)に見出されました。
イチロー選手は、クセのあるプレーヤーでしたから、
前任の監督の指導方針と合わず、3年間、2軍でくすぶっていました。
しかし、次の仰木彬監督は、イチロー選手のセンスの良さを見抜き、1軍に抜擢しました。
名前も、「鈴木一朗」から「イチロー」として、どんどん試合で使いました。
その良い点を認めてほめて伸ばしました。
それに応えて、イチロー選手は、いきなり首位打者。
しかも、210安打の日本記録を達成したのです。
マラソンの小出義雄監督も、選手をほめて指導する人です。
小出義雄監督が育てた女子マラソン選手には、
有森裕子選手、高橋尚子選手、鈴木博美選手などのメダリストがいます。
「あいさつがいいね」
「今日も調子よさそうだね」
ともかく、ほめて、ほめて、ほめまくります。
「おまえなら 世界一になれる!」
自信をつけさせ、やる気を出させます。
そうして選手たちは自分の能力をどんどん伸ばしていくことができたのです。
参照:小出義雄著『君ならできる』(幻冬舎)
人をほめると、いいことがたくさんあります。
1.認められ、ほめられれば、ふつう誰でも嬉しくなります。
2.自信がつきます。
3.意欲が湧きます。
4.前向きになれます。
5.人間関係が良好になります。
それは、家庭でも職場でも、同じではないでしょうか。
まわりの人をよく見て、いいところを探してみましょう。
そしてひと言、ほめてみましょう。
たとえば、食事をするとき、
「これ、おいしいね」
きっと、喜んでもらえます。
そして、食卓が明るくなります。
たとえば、仕事中に、
「これ、よくできてるね」
きっと、その人はもっとやる気になります。
そして、チームのモチベーションも上がります。
さらに言いましょう。人をほめると、いいことがたくさんあります。
6.感謝されます。
7.自分自身も笑顔になれます。
8.家庭や職場が明るくなります。
9.子どもの成績が上がります。
10.仕事の業績が上がります。
11.家庭や職場に幸せ感が生まれます。
全部ではなくても、このうちのいくつかが実現するでしょう。
それは、たった一言のほめ言葉から始まるのです。
相手のいいところを見つけてほめよう。
このブログを最後まで読んでいるあなた、偉いです! (^.^)
(https://lucky.t-nakai.work/2019/03/06/custom-37/ )
<感謝合掌 令和元年5月1日 頓首再拝>
ホメは人の為ならず~褒めることの効果~ - 伝統
2019/05/21 (Tue) 04:23:34
*Web:富士ゼロックス総合教育研究所 より
(1)褒めたら伸びる
①他人から期待されることによって学習・作業などの成果が上がる現象は、
一般的に「ピグマリオン効果」といわれています。
②アメリカの教育心理学者R・ローゼンタールが行った実験では、
教師に褒められて期待された生徒と、そうでない生徒では成績の伸びに
明らかな違いが見られるという結果がでました。
褒めることで子どもの成績が伸びたり、職場の目標を達成できる可能性があるのです。
(2)褒めは連鎖する
褒めるということは、周囲に連鎖してみんなをよい気分にしていってくれるのです。
(3)褒めることは人のためならず
①褒めは有効な社交術
褒めるということは、あなたが誰かと良いコミュニケーションをはかるときの
助けになってくれるのです。
②褒めることは脳の栄養
褒められた人は、脳内のA10神経が刺激されドーパミンが放出されることで
強い幸福感に包まれるということがわかっています。
一方、褒める側の人については、意識して褒めるという行動そのものが
脳の大脳新皮質の前頭前野をフルに働かせているため脳が活性化する
ということがわかっています。
③褒めの報酬
褒めるという行為は、一見相手のためのようですが、
良い評価という形であなたへかえってきます。
(https://www.fxli.co.jp/co_creation/column/human_management/9834.html )
<感謝合掌 令和元年5月21日 頓首再拝>
ホメコツ~上手く褒めるためのポイント~ - 伝統
2019/06/17 (Mon) 04:05:10
*Web:富士ゼロックス総合教育研究所 より
《褒めの基本》
それでは、具体的に、いつ(When)、何を(What)、どうやって(How)
褒めればよいかということについて考えていきましょう。
1. いつ褒める? 今でしょ!
「よしっ、褒めるぞ!!」と思っても、最初につまずくのは、
いつ褒めればよいのかがわからないということです。
「あれ?さっき褒めるべきだったんじゃないかな?」なんて
後から思うことはありませんか。
たとえば、初めて受注した社員がいたとします。
その人とは毎日顔を合わせているにもかかわらず、1週間程経ってから
「さすが、○○さん、難しい案件にも関わらずよく受注できたな。」と声を掛けても、
受注した喜びが薄れつつある時では効果が半減するどころか、
何を褒められているのか全くわかってもらえない可能性すらあります。
褒めるということは、褒めたいことがあった時に褒めることが大切なのです。
水族館のイルカショーを思い浮かべてください。
ジャンプができたイルカに成功の都度お魚を与えています。
私たち動物は、行動に対しての報酬を受けると
脳内にドーパミンが分泌され、再びドーパミンを得るために頑張ろうとします(※2)。
ドーパミン分泌には、自らの行動と褒められたという
報酬に関連が感じられなければならないのです。
だからこそ、後回しにしないですぐに褒めることをお勧めするのです。
2.何を褒める? あなただけがわかるところ!
冒頭でもお伝えしているとおり、私も友人に「綺麗だね」と褒めたつもりが
怒られたことがあり、何を褒めたら良いのかがわからない1人です。
「対人認知の原理」の5要素といわれているものがあります。
①外見、②容姿、③体格、④第一印象、⑤評判です。
これらは周囲から認められやすく、本人も自覚しやすいため、
この5要素を褒めたとしても、相手にとっては「既にわかっていること」なのです。
その褒め方が悪いというわけではないのですが、
「そんなわかりきっていることを今更言うなんてからかっているのかしら?」
と誤解をされてしまう可能性があるのです(※3)。
私が怒られてしまった理由がわかりました。
彼女が綺麗なことは誰もが知っているため、褒めたことにはならなかったのです。
人を褒める場合には、この5要素に含まれない部分を褒めることが大切なのです。
例えば頑張ったプロセスや以前とかわった部分など、
他の人からは見えないけれどあなただけがわかる部分のことです。
あえて他の人にはわからない部分を褒めてみてください。
3.どう褒める? 人づてで効果倍増!
いよいよ次はどう褒めるか、ということです。
今更ですが、褒めるのってそもそも照れくさいことですよね。
照れくさいから、と褒めることをやめてしまったことがあるのではないでしょうか。
そこであえて、本人でない人に褒めたいことを伝える、という褒め方をお伝えします。
本人へは直接言いにくい褒め言葉も上司や仲間になら言えます。
例えば「会社で一番△△のことに詳しくて仕事が速い○○さんのように自分もなりたい」
ということも、すごいと思って憧れている相手以外に対してならば照れずに言えます。
褒めた話はめぐりめぐって本人へ届きます。
その言葉を聞いた時、直接的な褒め言葉よりも人を介した間接的な方が、
受け手の「真実味が増す」と言われています(※4)。
確かに、私も、人伝えに褒められたりすると、
褒めた人とそれを伝えてくれた人の二人から認められたと言う気がして、
喜びが倍増します。
間接的に褒めるということは、褒めの効果を倍増させるのです。
《褒めの裏ワザ》
ここまで褒め方の基本について考えてきましたが、それでも、褒められない!
という方ももちろんいると思います。
そうした方のために、褒めずに褒める方法もお伝えします。
1.聞くだけでいい?!
そもそも褒めるっていうことそのものが良くわからない、という方がいます。
あるいは、褒め言葉なんて恥ずかしくて言えない、という方もいます。
でも安心してください。
そんな場合にもできる「褒め」があるのです。
相手の話をきちんと聞いて応答すると、相手はあなたのことを信頼すると共に、
自分のことを認めてもらえたという自己肯定感を感じます(※5)。
自己肯定感は、褒められた時に得られるといわれている効果のひとつですから、
褒めなくても話しをきちんと聞くだけで同じ効果が得られるのです。
ただし、聞き方が重要です。
ろくに相手を見もしないで話しを聞いて上の空で返事をしたりしてはいけません。
相手は話を聞いてもらえていないと感じて、むしろ不安を抱いてしまうからです。
相手の目を見て、相手の言葉に耳を傾け、相槌をうちながら
相手の話に共感をすれば、褒めた時と同じ効果が得られるのです。
その際に感心したことや前向きな感想を伝えられると更に良いでしょう。
相手は承認されたと一層強く感じるので、褒めの効果も倍増するからです。
2. 嘘でいい?!
職場の同僚が病気や怪我で入院したとき、あなたはその同僚に何と言いますか?
A:○○さんが居なくても、仕事は順調です。大丈夫ですからゆっくり養生してください。
B:○○さんが居ないと大変なんです。早く元気になって戻ってきてください。
おそらく、Bの方が嬉しいという方が多いのではないでしょうか。
実際には、○○さんがいなくても仕事で支障は出ないかもしれません。
しかし、本人が周囲から必要とされていると感じられるように、
「いなくて大変だ」と嘘をつくのです。
世の中には、嘘も方便と言う言葉があります。
嘘には、2種類あります。
利他的な嘘と利己的な嘘です。
相手を励ます効果がある嘘は、利他的な嘘です(※6)。
相手が病気で弱っている時や落ち込んでいる時、頑張っている時は、
相手が言われて嬉しいと感じることや励みになることを、とりあえず言いましょう。
たとえ嘘でも、相手を励ますための嘘は褒め言葉と同じように相手の心へ届きます。
最後に
前回、今回と褒めることの効果と褒めるポイントについてコラムを書いてきました。
書いている私自身も、褒めることはまだ上手ではありません。
しかし、褒めることを意識したことで以前よりも相手に注目できるようになり、
人との関わり方そのものが変わったように感じています。
褒めることは、『目的』ではありません。
周囲とどのような関わり方をするかが大切なことです。
良質なコメニュケーションを育む手段のひとつとして、
褒めることを意識していただければ良いと思います。
注1:貝原益軒著・石川謙校訂『和俗童子訓』岩波新書、1961年。
注2:林成之『脳に悪い7つの習慣』幻冬舎新書、2009年。
注3:渋谷昌三『人の2倍ほめる本』新講社、2016年。
注4:吉田たかよし『脳が喜ぶ!ホメ上手!』コスミック出版、2011年。
注5:自己肯定感とは、自分のあり方を積極的に評価できる感情、
自らの価値や存在意義を肯定する感情のこと。
注6:利他的な嘘とは、他人の利益のための嘘を意味する。
(https://www.fxli.co.jp/co_creation/column/human_management/11241.html )
<感謝合掌 令和元年6月17日 頓首再拝>
人は、ほめられたくて仕方がない生き物だ - 伝統
2019/07/18 (Thu) 04:16:43
*メルマガ「人の心に灯をともす」(2019年07月11日)より
~【社会的報酬とは】
(脳科学者、中野信子氏の心に響く言葉より…)
人間の脳が快感を覚えるのは、報酬系の回路が活動をした時。
この報酬系をなんとか活動させようと、人間は必死に行動をします。
その快感の中には、「社会的報酬」というものがあります。
昇進が決まって嬉しい、上司に仕事ぶりが評価された、
自分は〇〇さんにこんなに評価されている…など。
社会的に評価されることによって感じる喜びのことです。
この社会的報酬は、人間にとって大きなウェイトを占め、
さまざまな行動の原動力になります。
特に、男性は新しい刺激や快感を好む「新規探索性」が強く、
自分が満足する社会的地位にいるかを確かめたいという欲求が強いのです。
キャバクラが好きな男性は、お姉さんたちから
「〇〇さんって、すごーい」「なんか好きになっちゃいそう」と
言われたくて行くのではないでしょうか?
キャバクラを選ぶのは、言語による快感を求めているということ。
慣れているお姉さんは、
お客さんに「社会的報酬」を与えることが上手なのです。
そして、男性は彼女たちが与えてくれる疑似的な「社会的報酬」を買いに、
キャバクラへ行くのです。
また逆に言うと、「聞く力」は相手の心をつかみます。
人は自分を深く理解してくれる人に感謝の気持ちをいだき、
その感謝の心を示したいと思うもの。
科学的に言うと、「あの人はすごい!」と
誰かに認められるような「社会的報酬」を求める生き物なのです。
大きな快感を覚える脳の報酬系は男性のほうが女性より活発な活動をしています。
男性の方が自尊心を満たそうとする傾向が、より強いのです。
話をよく聞くことは、相手の自尊心を満たします。
それが、相手の信頼を得て、心をつかむ第一歩になるでしょう。
<『生きるのが楽しくなる脳に効く言葉』セブン&アイ出版>
・・・
人は、ほめられたくて仕方がない生き物だ。
男性がキャバクラやスナックに行くのは、
ほめてもらったり、認めてもらったりするため、
すなわち「(疑似的な)社会的報酬」を得るためだという。
ほめてもらったり、認めてもらうことを「ストロークをもらう」という。
(疑似的ではない)ストロークをもらうのが上手な人は、
日頃から他の人にもストロークを与えている。
「いつも微笑みかけている」
「(ちょっとしたことでも)ありがとうと感謝する」
「話を聞くのが上手」
「挨拶がさわやか」
「言葉に愛がある」そして、
「ほめるのが上手」。
それらが自然にできる人を、自律した大人という。
その反対に、否定的なストロークというのがある。
「威張る」「怒鳴る」「上から目線で命令する」「非難する」
「グチや不平不満を言う」「悪口や文句を言う」
「(バカとか)汚い言葉を使う」「殴る」。
たとえ、ゴマをすったり、へつらったり、媚(こ)びたりする人が
まわりに何人集まったとしても、そういう人からは本当の意味でのストロークはもらえない。
自分から与えることをしない人は、人からももらえない。
それを「返報性の原理」という。
自律した大人を目指したい。
<感謝合掌 令和元年7月18日 頓首再拝>
『陰ホメ』すると運気が上がる - 伝統
2019/08/05 (Mon) 04:34:28
*Web:とみ太郎(山富浩司)ブログ(2015年8月18日)より
「陰口」はされるのも、するのも良い感じはしませんよね。
「陰口」をしていると、自分自身も逆に「陰口」されるなど
ツイテいないことが引き寄せられてしまいます。
引き寄せの求心力、正体は感情です。
「陰口」をすると嫌な気持ちになります。
その「嫌な気持ち」が引き寄せの求心力となり、
自分自身にも同じ感情を伴った起こって欲しくないことを引き寄せるためです。
そこで!!
お勧めなのはその反対の「陰ホメ」です。
「陰ホメ」の仕方はとっても簡単。
本人がいない時に、その人のことを話題にして褒めるだけです。
「本人がいない時に」というのがポイントです。
これは試してみるとお分かり頂けるのですが、とっても気持ちが良くなります。
そしてその気持ち良さが、新たに気持ちの良いこと、嬉しいことを引き寄せてくれます。
まさに嬉しさの連鎖、嬉しさの『引き寄せ』が起こってきます。
簡単にできて幸せ引き寄せ効果抜群の『陰ホメ』。
『陰ホメ』を習慣にすると『引き寄せ』は加速します。
試してみてくださいね。
あなたは今日、誰を「陰ホメ」されますか?
(http://tomitarou.com/my-calendar/?p=441 )
<感謝合掌 令和元年8月5日 頓首再拝>
人をほめると、いいことがあります。 - 伝統
2019/08/21 (Wed) 03:17:35
*Web:今日も良いことがあるように(/2019/07/13)より
日本人は(外国人が賞賛するほど、礼儀正しく、マナーを守り、おもてなし上手なのに)、
互いにほめるということが少ないようです。
「認めてもらいたい」「ほめてもらいたい」という欲求は誰にでもありますが、
ほとんどの人は満たされていません。
そのため、子どもから大人まで自己肯定感は低いのが現状です。
ほめることをあまりせず、
相手に命令や指示をしたり、叱責したりすることが多くなれば、
人間関係がギクシャクするのは当然でしょう。
日本人にうつ病やうつ気味の人が多いのも、
ほめ合う習慣が少ないことも関係しているかもしれません。
ほめ上手なら、人生や仕事、あらゆることがうまくいきます。
人を動かせるリーダーも、家庭円満な人も、子育てがうまくいく親も、
優秀な営業マンも、恋愛上手な人もみんな、ほめ上手です。
そこで、ほめることの良さを思い出すためにどうぞ!
《ほめると人間関係が変わります》
ほめるときのコツは、見え透いたおせじにならないように、心からほめることです。
その人の良いところを考えて
「料理がじょうずですね」「字がきれいですね」
「運転がうまいですね」「声がきれいですね」「お話が上手ですね」
など、具体的なことをほめるといいです。
また、同じことを何度もほめることで、心からそう思っていることが伝わります。
ほめることで、あなたの人を見る目が優しくなり、
あなたの心は穏やかに向上していきます。
今日、まず身近な人を誰か一人ほめてみましょう。
その人との人間関係が変わってきます。
もちろん良い方向へ。
《ほめると楽で楽しくなります》
山本五十六元帥に次のような名言があります。
「やってみせ、言ってきかせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」
山本五十六元帥は、連合艦隊司令長官として何千何万人もの人を
命令一つで動かすことができた人です。
それほどの人物が、人を動かすには、命令するだけではダメだと思っていたのです。
職場では部下、家庭では子どもに対しても同じです。
上司や親なら、権威をもって、「ああしなさい」「こうしなさい」と
命令や指示をし、ある程度、その人を動かすことはできるでしょう。
しかし、多くの場合、動かされているのであって、
自分から動いているとは言えません。
命令や指示によって受身的に動かされるのではなく、
自分から主体的に動くようになるためには、ほめてやらねばなりません。
ほめてもらえたことで、
その人は、自分の行動を「これでいいんだ」と納得し自信がつきます。
ほめてもらえたことで、喜びが生まれやる気も出てきます。
すると、いちいち言われなくても自分からすすんで行動するようになり、
その結果、指示や命令をする立場の人もストレスが生まれないし、楽になるのです。
それに、ほめるとストレスが減り、笑顔になれます。
「一怒一老」「一笑一若」という言葉があります。
「一怒一老」は、一つ怒ると、その分老け込むという意味です。
怒ると緊張やストレスが増し、精神的に疲れて早く老いていくのです。
「一笑一若」は、その逆です。
一つ笑うと、一つ若くなる、という意味です。
近年、医学分野でも笑うことは
健康や病気の回復に効果があるとさかんに言われています。
笑うことは、精神をリラックスさせ、
よい人間関係をつくる上でも大切なことです。
ところで、ほめることは、笑うことにも通じます。
人をほめるとき、怒っていることはまずありえません。たいていは、笑顔なのです。
「よくがんばった」「すごい」「すばらしい」とか、
笑いかけながら、ほめ言葉を言うものです。
その結果、相手からも笑顔が返ってきます。
職場や家庭は楽しいところになっていきます。
<感謝合掌 令和元年8月21日 頓首再拝>
《人類よ 互に賞讃し合え》 - 伝統
2019/09/04 (Wed) 04:43:56
*『生長の家』(昭和26年4月2日の法語)より
「 人を審判(さば)くこと勿(なか)れ 」 とキリストは教えたが、
自分を最も害する想念及び言葉は、人を審判く想念及び言葉なのである。
世界の平和が脅かされるのも 他を審判く心と言葉との交錯によるのである。
昔は 井戸端会議によって人を審判き、それによって近隣の不和を招いたが、
今は ラジオによって全世界が審判き合って
国と国との平和を害し合いつつあるのである。
文明の利器も、それを使う人が光明思想にならない限りは、
刀剣を小兒(こども)に弄(もてあそ)ばせるのと同じで、
却って人類の不幸を来すのである。
若(も)しラジオで全人類が互いを賞讃し合うことにしたならばどうであるか。
→ http://blogs.yahoo.co.jp/meikyou123/12195203.html
<感謝合掌 令和元年9月4日 頓首再拝>
《「ほめて、ほめて、ほめまくる」》 - 伝統
2019/09/19 (Thu) 03:52:13
*Web:今日も良いことがあるように(/2019/07/13)より
一生、ほめて、ほめて、ほめまくる人生を歩んでほしい。
そうすれば、君たちは出世できる。
君たちは、結婚できる。
君たちは誰からも好かれるいい人生が送れる。
だから、ほめて、ほめて、ほめまくるのだ。
齋藤 孝著『ほめる力 「楽しく生きる人」はここがちがう』
明治大学の齋藤孝先生は、大学の授業で
「ほめて、ほめて、ほめまくる」という練習メニューをつくって、
学生にやってもらっているそうです。
小グループを作って、順番に、数分ずつ、ほめ合いっこをするのです。
学生にものすごく評判がよくて、
「バイト先の雰囲気が全然変りました」
「塾の子どもたちがみな言うことを聞いてくれるようになりました」など、
絶賛の嵐だそうです。
こういうことを大学の授業でやっているのかと、驚く人もいるかもしれませんが、
実は、同じような「ほめる練習」を社内研修に取り入れている会社も結構あります。
確かに人をほめたり認めたりするといいことがいっぱいあります。
自分の中の嫉妬心などの負の感情が減っていき、
さわやかで幸せな感情が増えていきます。
相手も喜ぶので、相手やまわりの人からも好かれるようになります。
自分もまた、人からほめられるようになることもあります。
そして、人間関係や職場の雰囲気が良くなっていくのです。
ほめるのが苦手な人には、心ではそう思っていても、
口に出すのはなんとなく恥ずかしいという人がいます。
ますは、ほめることに慣れましょう。
自分のボキャブラリーに「ほめ言葉」を2.3個用意しておきます。
「それ、いいですね!」
「さすがですね!」
「良い笑顔ですね」
「さすがですね!」
「大したもんですよ」
このような言葉を、まわりの人にいつも意識して使ってみるといいでしょう。
すると、ほめ感覚がつかめてくるし、
ほめることの素晴らしさも実感できるようになります。
ほめられた人は、うれしく思います。
気持ちが明るくなったり、やる気がでてきたりしますし、
あなたに好意をもつようになるのです。
逆に、自分にほめられたときは、ちょっと気をつけましょう。
謙遜して、「いやあ、そんなことないです。自分なんかまだまだダメです」と、
言ってしまいがちではないでしょうか。
私も、たまーに、ほめられたときなどは、ついそう思ってしまいます。
それをそのまま口にしてしまえば、
せっかく(勇気を出して)ほめてくれた人の思いを
否定することになってしまいますね。
ですから、心に中で「いやあ、まだまだ」と思っても、
「ありがとうございます」と感謝して、
「これからもがんばります!」と前向きに受けとめてはいかがでしょう。
日本人(あなたももちろん)は、素晴らしいです。
勤勉で、礼儀正しく、思いやり深く、賢明です。(あなたももちろん)
みんながほめ合うこと、認め合うことに慣れたら、
自分なんかダメだと思う人は減るでしょう。
そして、互いに一日をいっそう楽しく過ごせます。
( https://lucky.t-nakai.work/2019/07/13/custom-79/ )
<感謝合掌 令和元年9月19日 頓首再拝>
なぜ、ほめると運が良くなるのでしょうか? - 伝統
2019/10/02 (Wed) 04:01:13
*Web:今日も良いことがあるように(2019/02/25)より
あなたを幸運にするいい習慣です。
ほめると、いいことがあります。
それは、相手とあなたの両方にです。
逆に、叱りすぎる(相手は、けなさせていると感じているかも・・・)と
よくありません。
小さな子どもだと、それが顕著です。
たとえば、ある人が子どもの絵をけなすとします。
「なあに、この絵・・・、下手だね」
それだけで、ある子どもは絵を描くのを自分は苦手だと思い込んでしまいます。
そして、絵を描くことを嫌いになります。
その上、小さなマイナスの感情を鬱積させるものです。
ですから、この負の感情が、思いがけず、
別の形で、言ったその人に返ってくることがあります。
「なあに、この料理・・・おいしくない」
逆に、子どもの絵をほめるとします。
「じょうずだね、この絵・・・」
「この色の使い方がいいね」
「うまいなあ」
その子は嬉しくなります。ますます絵を描くのが好きになります。
言ってくれた人に対して、プラスの感情をもちます、
そして、別の形でその感情がその人に返ってくることがあります。
「うあ、さすがお母さん」「料理上手だね」
ふと、映画の黒澤明監督のことを思い出しました。
『七人の侍』『用心棒』『赤ひげ』『生きる』など数々の名作を作った、
あの骨太の監督は、以外にも、小学生の頃、泣き虫で、勉強もできず、
よくいじめられる存在だったそうです。
転機は、小学3年生の図画の時間でした。
担任の立川精治先生は、同級生たちが嘲笑した黒澤少年の絵を
クラスみんなの前で大いに誉めたのです。
黒澤少年は、このとき自分の中に自信のようなものが芽生えます。
それ以来、黒澤少年は図画の時間が待ちどおしくなり、
ひとりでも熱心に絵を描くようになりました。
同時に、他の学課も熱心に取り組み、急速に伸び、やがて級長となります。
その後、絵画の道に進み、映画監督となってからは、
数々の名作を生み出したのは周知のとおりです。
黒澤明監督の映画「まあだだよ」は、
作家内田百聞と教え子たちの師弟愛を描いた遺作ですが、
主人公である百聞の面影や次のセリフは、
恩師立川先生を映し出したものだと言われます。
「みんな、自分が本当に好きなものを見つけてください・・・
見つかったら、その大切なもののために、努力しなさい・・・
きっとそれは、君たちの心のこもった仕事になるでしょう」
さて、ほめるといいことがあるという話でしたね。
分かりやすいので子どもの例を出したのですが、
これは大人でも同じことなのです。
人はほめられると、嬉しくなります。
自分のしたことに自信をもち、自分に自信をもてるようになります。
前向きな気持ちになり、やる気がでてきます。
マラソンの小出義男元監督は、
実にほめるのがうまい(かつ、多い)人でした。
いつも選手をほめていました。
「いいあいさつだね」
「今日も、いい表情してるね」
など、マラソンと関係ないように思えることまで・・・。
その選手をよく見て特長をつかみ、ほめながら、選手を育てたのです。
そうして・・・
有森裕子選手(バルセロナオリンピック女子マラソン銀メダリスト、
アトランタオリンピック女子マラソン銅メダリスト)
鈴木博美選手(アテネ世界選手権女子マラソン優勝)
高橋尚子選手(シドニーオリンピック女子マラソン優勝)
千葉真子選手(パリ世界選手権女子マラソン銅メダリスト)
など、まったくタイプの違うメダリストを育てたのです。
あなたも、試しに誰かをほめてみてください。
たえば、その人がしたことをほめるのです。
仕事、家事などで、いいなと思うことを見つけて、笑顔で言うのです。
「これ、よくできていますね」
「すごいね」
「さすがだね」
「うまいですね」
あまり反応を表わさないかもしれませんが、その人は、まず喜んでくれます。
自分が認められ、ほめられることで、どんなに年齢があがっても、
ふつう、人は嬉しいものなのです。
それが、その人の仕事のエネルギーや生きる力にもなります。
そして、その人はあなたにもきっと良い思いをもつはずです。
人をほめよう。
あなたの言葉がその人の前向きな力になります。(^.^)
( https://lucky.t-nakai.work/2019/02/25/custom-29/ )
<感謝合掌 令和元年10月2日 頓首再拝>
「ほめる」とは、温かい言葉をかけること - 伝統
2019/10/17 (Thu) 02:21:42
*メルマガ「人の心に灯をともす」(2018.7.19)より
(精神科医、和田秀樹氏の心に響く言葉より…)
人をほめるのが苦手という人はたくさんいます。
「照れくさくていい出せない」
「どうほめていいかわからない」
そういった素直な理由だけでなく、中には複雑な理由をあげる人もいます。
「下心があるみたいでイヤだ」
「わたしがほめて喜ぶんだろうか」
と考えてしまう人です。
ところが相手は違うのです。
特別な評価を求めているわけではなくて、
「たまにでいいから」
「少しでいいから」
ほめてもらうと嬉しくなり、いい気分になったり、安心したりするのです。
たとえば仕事が終わらなくて遅くまでデスクに向かっているときに、
上司や先輩がひと言、「頑張ってるな」と声をかけてくれるだけでも
嬉しくなります。
ほめ方は、短くてかんたんな言葉でいいのです。
「いいね」「ちゃんとしてるなあ」「羨ましいなあ」といった、
自分の気持ちをそのまま表した言葉でいいのです。
そういった言葉をふわっと投げかけるだけで、相手は嬉しくなります。
嬉しくなったらそれで十分ですね。
ほめられたのと同じです。
だからたとえば、「ありがとう」とか「助かった」といった
何でもないひと言でもいいのです。
いってもらうだけで嬉しくなるような言葉はすべて、ほめ言葉です。
そう考えていくと、
「ほめる」というのは温かい言葉をかけることなんだとわかってきます。
短くてかんたんなコミュニケーションですね。
<『ほめ言葉の力 (WIDE SHINSHO)』新講社ワイド新書>
・・・
人をほめるというと、構えてしまって、
「相手のいいところを見つけて」「相手が感動するような言葉かけよう」
などと思ってしまう。
しかし、ほめるとは、相手が喜ぶこと、嬉しくなるようなこと、だと思えば、
もっと簡単な言葉で、気軽に言えるかもしれない。
簡単な言葉とは(本書より)…
「よくやったね」
「みんなのおかげ」
「あのときは嬉しかった」
「それ、おもしろいね」
「元気そう」
「たいへんねえ」
「お疲れさま」
「調子はどう?」
「よかった」
誰に対しても、温かい言葉をかけられる人でありたい。
<感謝合掌 令和元年10月17日 頓首再拝>
「ツキを呼ぶ方法」 ほめる! - 伝統
2019/10/30 (Wed) 04:21:59
*Web:今日も良いことがあるように(2019/04/15)より
今日、ご紹介する北原 照久さんは、
ブリキのおもちゃコレクターの第一人者として世界的に知られている人です。
1986年4月、横浜山手に、1500万円の借金をして、「ブリキのおもちゃ博物館」を開館。
その博物館は大成功して、現在、7カ所でコレクションを常設展示中。
テレビ東京「開運!なんでも鑑定団」に鑑定士として出演。
CM、各地での講演会、トークショー等でも活躍中です。
すごい人だなあと思います。
私がすごいと思うのは、北原さんが劣等生から自分の夢を叶えたということです。
北原さんは、ご自分の著書に書かれていますが、
小・中学校時代はどん底だったそうです。
小学校の成績は、体育以外はすべてオール1。
もちろんクラスで一番ビリ。
4人兄弟の末っ子の北原さんは、
優秀な兄姉と比べられていつも劣等感に悩んでいました。
中学校でも、テストは白紙で提出。
サボりを覚え、始末書を書かされ、最後は退学になりました。
そんな北原さんが立ち直ることができたのは、
ふたりの人から「ほめられた」ことがきっかけでした。
そのふたりとは、お母さんと高校のときの恩師です。
まずは、お母さん。
退学を言い渡されたとき、ひどく怒られるだろうと思って家に帰ると、
お母さんがこう言ってくれたのです。
「お前の人生はこれで終わったわけじゃない。
これからの人生のほうが何倍も長いんだよ。めげることはない」
さらに、ニコッと笑って、こうほめました。
「それにお前はたばこを吸わない。いいところがあるよ」
この言葉は、絶望の淵にいた北原さんにとって涙がでるくらい嬉しかったそうです。
もう一人、高校1年生のときの担任の先生。
何かの拍子にテストで60点をとったときに、担任の沢辺先生が、
「北原、おまえやればできるじゃないか。 すごいな! すごいな! 」
と猛烈にほめてくれたのです。
北原さんにとって、先生にほめられるなんて、
ほとんど記憶にない、ほぼ初めてのことです。
すごく嬉しくて、「じゃあ、もっとがんばろう」と
その夜から猛然と勉強を始めるようになりました。
ビリで入学したはずの北原さんですが、次第に成績は上がってきて、
卒業するときは、なんと総代になっていました。
こうして、恩師のほめ言葉をきっかけに、「やればできる」という信念を、
北原さんは高校時代に身をもって学んだのです。
そんな北原さんは、
『ぼく流のツキの10箇条』のひとつに「人はほめる」とあげています。
確かにそうです。
人からほめられると、うれしい。
自信がもて、やる気になれます。
子どもでも大人でも、ほめられた人をプラスの気持ちにさせます。
ですから、「人をほめる」人は、
言葉で、まわりの人にプラスの要素を与えているわけですね。
そのように、「人をほめる」人は、人を幸せに導くことができます。
ですから、その人自身も、好意をもたれ、感謝されます。
そうして、まわり人とのいい人間関係をつくれます。
そして、互いにハッピーな生活を送れるようになるのです。
小さなことでいいから、ほめよう。
将来につながる幸せが訪れます。 (^.^)
【出典】北原 照久著『夢はかなう きっとかなう』(一季出版 )
『ぼく流のツキの10箇条』(青山書籍) とてもいい本ですよ。
(https://lucky.t-nakai.work/2019/04/15/thinking-48/ )
<感謝合掌 令和元年10月30日 頓首再拝>
ほめると良いことが大人にも11個はある - 伝統
2019/11/15 (Fri) 04:37:53
*Web:今日も良いことがあるように(2019/03/06)より
「やってみせて、言って聞かせて、やらせて見て、ほめてやらねば、人は動かじ」
by山本五十六
お母さんやお父さんのほめ言葉は、子どもの成長に不可欠です。
特に、笑顔をともなったほめ言葉は、子どもの最大の励ましとなり、
やる気を引き出し、その能力を最大限に伸ばしていきます。
ところで、ほめて伸びるのは、子どもに限ったことではありません。
大人もそうです。
大人も、認められ、ほめられることで自分の能力を伸ばしていけます。
一流の才能をもっている人でも、誰かがそれを認めてほめてあげなければ、
花を咲かせることはできません。
たとえば、大リーグのイチロー選手。
イチロー選手は、元オリックスの仰木彬監督(故人)に見出されました。
イチロー選手は、クセのあるプレーヤーでしたから、
前任の監督の指導方針と合わず、3年間、2軍でくすぶっていました。
しかし、次の仰木彬監督は、イチロー選手のセンスの良さを見抜き、1軍に抜擢しました。
名前も、「鈴木一朗」から「イチロー」として、どんどん試合で使いました。
その良い点を認めてほめて伸ばしました。
それに応えて、イチロー選手は、いきなり首位打者。
しかも、210安打の日本記録を達成したのです。
マラソンの小出義雄監督(故人)も、選手をほめて指導した人です。
小出義雄監督が育てた女子マラソン選手には、
有森裕子選手、高橋尚子選手、鈴木博美選手などのメダリストがいます。
「あいさつがいいね」
「今日も調子よさそうだね」
ともかく、ほめて、ほめて、ほめまくります。
「おまえなら 世界一になれる!」
自信をつけさせ、やる気を出させます。
そうして選手たちは自分の能力をどんどん伸ばしていくことができたのです。
参照:小出義雄著『君ならできる』(幻冬舎)
人をほめると、いいことがたくさんあります。
1.認められ、ほめられれば、ふつう誰でも嬉しくなります。
2.自信がつきます。
3.意欲が湧きます。
4.前向きになれます。
5.人間関係が良好になります。
それは、家庭でも職場でも、同じではないでしょうか。
まわりの人をよく見て、いいところを探してみましょう。
そしてひと言、ほめてみましょう。
たとえば、食事をするとき、
「これ、おいしいね」
きっと、喜んでもらえます。
そして、食卓が明るくなります。
たとえば、仕事中に、
「これ、よくできてるね」
きっと、その人はもっとやる気になります。
そして、チームのモチベーションも上がります。
さらに言いましょう。人をほめると、いいことがたくさんあります。
6.感謝されます。
7.自分自身も笑顔になれます。
8.家庭や職場が明るくなります。
9.子どもの成績が上がります。
10.仕事の業績が上がります。
11.家庭や職場に幸せ感が生まれます。
全部ではなくても、このうちのいくつかが実現するでしょう。
それは、たった一言のほめ言葉から始まるのです。
相手のいいところを見つけてほめよう。
(https://lucky.t-nakai.work/2019/03/06/custom-37/ )
<感謝合掌 令和元年11月15日 頓首再拝>
ほめる努力とほめられる努力、どっちがお得? - 伝統
2019/11/29 (Fri) 04:25:08
*「斎藤一人 すべてがうまくいく「ほめ力」」より
~Web:PHPonline衆知(2012年08月24日)
この地球は、比較して比較される星だよ――
一人さんはそう言います。
「じぶんは比較してませんよ」という人も、
買い物してるときだって比較してるし、
いろんな場面で無意識のうちに何かと何かを比べてる。
だけど、じぶんも誰かと比較されているのです。
職場では同僚や後輩と比較されているし、
友だち関係のなかでも誰かと比較されることがある。
そうすると、誰だって人からよく思われたいし、
「あなた、すごいね」とか、言われたい。
だから人は、いい大学に入ろうとするし、
いい会社に入ろうとするし、
英会話を習いに行ったり、
資格をとるのに勉強したり、何かしら努力します。
あなたもきっと、そんなふうに一生懸命がんばってる。
そんな、すばらしい、あなただからこそ、
ここでちょっと考えてもらいたいのです。
今、じぶんがやってる努力と、人をほめる努力、
どっちがじぶんにとって得だろう?って。
ちなみに、一人さんはこう言います。
「日本という国には、ほめる人間がすごく少なくて、
人によく思われたい、ほめられたくて努力してる人が山ほどいる。
ほめる人間が、いちばん需要があって、いちばん必要とされてるの。
この世の中には需要と供給のバランスというのがあって
商品でも何でも、
需要が多くて供給が少ないものは希少価値が高くて、よく売れるんだよ。
だから、需要がいちばん高い、
ほめる人間になったほうがいいんだ――
っていうのが一人さん理論。
もちろん、英会話を習いたかったら習いに行けばいいの。
ただ、『日常会話ぐらいはできるよ』っていう人はザラにいる。
ほとんどの人は、
ほめてもらおうと一生懸命がんばってる人のことを、ほめないんだよ。
できる人が少ないから、ほめる人間は貴重なんだよ」
<感謝合掌 令和元年11月29日 頓首再拝>
「ほめる」はマナー - 伝統
2019/12/17 (Tue) 04:22:24
*「斎藤一人 すべてがうまくいく「ほめ力」」より
~Web:PHPonline衆知(2012年08月24日)
なでしこジャパンはスゴイ!
レディ・ガガって、カツコいい!
じぶんとは縁のない、遠くの人は、
みなさん、ほめてます。
ただ、一人さんはこう言うんです。
「あなたの考えが変わり、話す言葉が変わり、
周りの人のあなたを見る目が変わったとき、あなたの人生が変わる」
要するに、
じぶんの人生の鍵をにぎるのは身近にいる人だ、
ということ。
だから、人生を変えたかったら、
じぶんの身近にいる人をほめることが大事。
それに、「ほめる」は人間関係の潤滑油で、マナーだから。
車には車のマナーがあって、
これを守ってるから事故を起こさずに、ドライブを楽しめる。
それと同じように、身近な人をほめるのは、
人生という旅を楽しむためのマナー。
これを知らないで、
こっちの会社でぶつかり、あの人とぶつかり、この人とぶつかりしてる人、
あなたの周りにいませんか?
こういう方は職場の仲間とか外の人もほめないけど
家族や友だちも、ほめてない。
じぶんのパートナーや友だちは、
唯一、気を使わなくていい人間だと思ってるから、
ほめられないのです。
一人さんはこう言います。
「親しくなればなるほど、お互い、気を使わなくなるけど、
いちばん親しくつきあってる人間がいちばん、
じぶんによくしてくれる人なんだよ。
いちばん、よくしてくれる人もほめられなかったら、
他の人もほめられない。
それで、どうやって、しあわせになるの?
いちばん親しい人にこそ、マナーは守ったほうがいいよ」
( https://shuchi.php.co.jp/article/1110 )
<感謝合掌 令和元年12月17日 頓首再拝>
【ほめる門には福来る】 - 伝統
2019/12/29 (Sun) 03:55:05
*メルマガ「人の心に灯をともす」(2019.12.27)
(明治大学教授、齋藤孝氏の心に響く言葉より…)
今、超能力の研究では、人が念じたことは
テレパシーのように通じることが証明されつつあります。
だとすると、念じたり、思い込んだりする力が、
自分を元気にしたり、反対に具合を悪くする可能性もあります。
自分に何かがとりついて、元気がなくなったと思うのなら、
お祓いという行為も無意味とは言えません。
たとえば自分が借りようとする部屋で、
前の借り主に不幸な事故など何かあった場合は、何となく嫌な感じがします。
そういう時はとりあえずお祓いだけはちゃんとやっておくと安心できます。
私もかつて中古物件を買った時に、
なんとなくスッキリしたくてお祓いをしてもらったことがあります。
家に紙吹雪みたいなものをまいて、とても面白かったのですが、
それをしてもらうと、「もうこれで大丈夫になった」と安心した気分になりました。
私はひじょうに合理的な考え方をする人間ですが、
それでも、そういうことをやってすっきりするなら、
やってしまおうと思ったわけです。
占いなどでどんなに「運」がいいと言われた人でも、
不運がないわけではありません。
でも「運」がいいと言われたことを信じて、
「いつか自分に運がめぐってくるかもしれない」と思うことで
元気が出るのであれば、それでいいと思います。
ですから自分に都合がいい占いやお告げは信じておいて、
悪いことを言われたら無視すればいいのです。
適度な距離感を持って接するということで、
茶柱が立ったら「今日はいいことがあるな」と思っておき、
茶柱がたたなくても「悪いことがあるな」とは思わないことです。
その意味では、「吉となる兆し」、つまり吉兆だけを見つけておいて、
不吉な兆しについては考えないのがいいでしょう。
「黒猫が目の前を横切ったから、不吉な兆候だ」とは思わないで、
「黒猫を見つけたから今日はいいことがありそうだ」と、
あちこちに吉兆を見つけていく生き方をすれば、人生を明るくすごせます。
変なことが起きても、「これは吉兆だ」と思えるようになってくるので、
総じて「運」がよくて、いい人生だなと思いながら死んでいけるでしょう。
茶柱や黒猫が幸運の兆しなのか、不吉の兆候なのか、
証明することはできないのですから、それならみんな吉兆にしてしまって、
自分の周りを吉兆だけで満たしていけば、バカ高い開運グッズなど買わなくてもすみます。
少なくとも、不吉な兆候として受け取る人よりはるかに、
楽しく明るい人生が過ごせることは確かです。
大学の私のゼミで力を入れているのが「ほめること」です。
「ほめて、ほめて、ほめまくれば、ひとまず君らの人生は安泰だ」と教えています。
ちょっと弱点のある学生も、私にほめられ、自分でも人をほめるようになり、
「ほめ」の継承が好循環を生んで、「運」が回るようになりました。
私は「ほめる門には福来る」という標語をつくっています。
まさに「ほめは人のためならず」。
人をほめれば自分のためにもなるのだよ、
という考え方に間違いはなかったと思っています。
「運」が悪い人は、自分が得をしよう、うまい汁を吸おうとさもしく立ち回ります。
ほめるぐらいはやっても損はしないと思いますが、人をほめることさえもしません。
ほめると損をするとでも思っているのかもしれません。
でも、世の中はあまりに自己中心的に求めすぎると嫌われてしまいます。
「損して得を取れ」ではありませんが、
時給ゼロでも相手のために一生懸命働いていれば、やがて大きな仕事が入ってきます。
あまり自己中心的にならずに、人のためにも一生懸命やってみる。
そして惜しまず人をほめ、たたえる。
そうすると幸運の風が吹いてきます。
<『運の教科書』筑摩書房>
・・・
手相や占いをみてもらった時に、悪いことや不吉なことを言う占い師がいる。
「あなたのご両親か兄弟に病気が出ますよ」とか
「近々、お金で困ったことが起こります」とか。
そういう占い師は、悪魔に魂を売り渡してしまっている、と言ってもいい。
なぜなら、その占い師は自分の占いが間違っていないということを証明するため、
その占いが当たることを願うからだ。
つまり、他人の不幸を願う。
人がこの世に生まれてきた大きな目的のひとつは、
「まわりの人に喜んでもらうこと」であり、「まわりの人の役に立つこと」。
「ほめる門には福来る」
ほめることを多く…
いつも上機嫌で、運を引き寄せる人生を送りたい。
<感謝合掌 令和元年12月29日 頓首再拝>
さがし出して賞めよ! - 伝統
2020/01/04 (Sat) 03:44:43
*徳久克己・著『生長の家入門』より
『生命の實相』 第1巻に 「“生長の家” の智慧の言葉には、
“人を咎むべきことあれば、かえって賞めむべき点をさがし出して賞めよ”
という訓(おし)えがあります。
愛がいかに深くとも、愛の心で批(う)つばかりで、
讃嘆(ほめことば)がこれにともなわなければ、
人間は善くなりにくいのであります。
愛語(やさしきことば)も讃嘆(ほめことば)も “言葉の力” であって、
善を造る力なのであります」 このように教えてあります。
私は 「人を咎むべきことあれば、その人を咎めず、
かえって賞むべき点をさがし出して賞めよ」 というところの特に
「さがし出して、賞めよ」 というところに、心を打たれました。
いくら 「賞めよ」 といわれても、よい所がなかったら、賞められないではないか、
と思っていました私は、賞めるところを、さがし出す、という努力をしたことが
ありませんでした。
そうだ、賞めることを探すのだ、この 「探す」 ということが必要だったのだ、
と教えられました。
それから、私の毎日の 「心の持ち方」 が変わりました。
それまでは、よいことはアタリマエで、別にそれを気にもとめず、
むしろ悪い点を探してケチをつけるような私でした。
ですから、今までの自分と、全然反対なことをしようと決心したのです。
しかし、最初はナカナカ人の 「よい点」 を探し出せませんで、
つい 「悪い点」 を探し出しそうになるので
「あ、いけない」 と思いなおして、 「よい点」 を探すのに努力しました。
だんだんと賞むべき点を探せるようになりました。
しかし次に 「賞めよ」 と教えておられますが、
「よい点」 を探し出しても、それをコトバに出して
「賞める」 ことができませんでした。
ウッカリ賞めたら、オセジを言っていると思われはしないだろうか、
相手がどんな気持をもつだろうか、などと思いわずらいまして、
ナカナカ言葉になりませんでした。
しかし、 「愛語(やさしきことば)も讃嘆(ほめことば)も
“言葉の力” であって、善を造る力なのであります」
と教えられておりますので、それをコトバに出しませんと、
本当の力は出てきません。
私は、とても努力をして、ボツボツほめることを始めましたが、
はじめは讃めることが恥かしくて、ポツンと讃めておいて目を伏せたものです。
「探し出して、賞めよ!」 まことに簡単なことのようですが、
これをゴク自然に実行できるようになるまでには、相当ながくかかりました。
しかし、私は練成道場の責任者としての仕事を、長い間させていただきましたので、
「善を造る力」 である 「ほめコトバ」 を出さなければ、
練成の成果があがりませんので、
努力に努力をかさねて、 「賞むべき点を探し出して賞める」 ことを
実践さしていただいたのです。
これこそ生長の家の独特の 「すばらしい教え」 であることを
身をもって教えられました。
家庭でも、夫婦がお互いに 「善い点」 を探し合い、
そしてお互に賞めあえば、夫婦の争いなど起るはずはありません。
夫婦の間に争いが起るのは、お互いに
「悪い点」 を探し合って、それを咎め合うからです。
「賞むべき点を、探し出して賞めよ」 という、
ただこれだけのことを実行すれば、夫婦の争いなどなくなります。
子供をよい子に育てようと思えば、
親が子供の 「よい点」 を探し出して賞めれば、必ずよい子供になります。
ところが、親は子供の 「よい点」 ばかり探し出して賞めていたら、
子供はツケあがって、ますます悪くなるにちがいない、と思って、
なかなか実行できないのです。
そのように思う人は、自分の子供を 「神の子」 である、
と本当に信じていない人で、親が子供を信じないようでは、
子供はよくなるはずがありません。
「讃嘆(ほめことば)は、善を造る力である」 ということがわかってきますと、
親は子供を賞めずにいられなくなるはずです。
家庭だけではなく、職場でも、お互いが美点を探し合って、
ほめ合っていれば、まことにすばらしい、能率のあがる、最高の職場ができます。
世界中の人類が、お互いに美点を探し合って、賞めあってゆくようになれば、
争いや戦争がなくなります。
とにかく 「賞むべき点を探し出して、賞めよ」 ということを実行しますと、
善を造る力が発揮され、人間関係がうまくゆくようになり、
自分自身だけでなく、自分の周囲までも、明るく、楽しく、嬉しくなる、
すばらしい生活をすることができます。
<感謝合掌 令和2年1月4日 頓首再拝>
賞め讃える日 - 伝統
2020/02/01 (Sat) 03:01:13
*「光明道中記」(2月1日)より
【真に幸福になろうと思うものは、既に自分が幸福であることを知らねばならぬ
(『生命の實相』第一巻)】
「既に自分は幸福である」此の言葉を繰返し唱えよ。
「既に自分は幸福である」と。
毎日それを繰返し重ねて行くことによって、
その人は現実生活に於いても本当に幸福になるのである。
呟くことを止めよ。
自己の不幸を口にすることを止めよ。
自己の病を口にすることを止めよ。
今ある運命を喜んで受けよ。
友は悪口を言われる毎に悪しき友となり、汝に仇(あだ)する者となるであろう。
運命も、それを呟く者には仇する者となり、
それを賞め讃える者には幸福を齎(もたら)す味方となるであろう。
世界は、観られたる通りの世界であり、呼ばれたる通りの世界である。
「アダムが生物(いきもの)に名づけたる所は皆其名となりぬ」(創世記第一章)
吾等は此の世界を幸福の世界と名(なず)けようと、不幸の世界と名けようと、自由なのである。
吾等は自分の名(なづ)け具合によって此の世界を幸福にも不幸にもすることが
出来るのである。
これから吾等は此の世界を楽しい世界と呼ぼう。
<感謝合掌 令和2年2月1日 頓首再拝>
《隠れたる処で人を賞めよ》 - 伝統
2020/02/09 (Sun) 02:18:54
*「光明法語」(2月9日)より
与えれば与えられるのが法則である。
人に深切丁寧にすれば、人から深切丁寧にせられる。
何の恩恵を受けたことのない人にも深切丁寧をつくすべきである。
彼自身の知らないところで彼を賞めよ。
しかし多くの人は人前で彼に深切をし、
彼が去れば人に彼の悪口を言う。
彼が出て来れば彼の美点を賞揚する。
彼が去れば彼の悪口を言う。
そして彼の口真似をしたり、隔している悪をあばいたりして嘲笑するのである。
こんな人はやがてそのカラクリが暴露するのである。
何故なら「天地一切と和解していない」からである。
<感謝合掌 令和2年2月9日 頓首再拝>
人の噂をするよりは神を讃めたたえる話をせよ - 伝統
2020/02/11 (Tue) 04:41:18
*「光明法語」(2月11日《悪評は盗罪、嘲笑は殺人》)より
「人の悪評をつたえるのは、人からその名声を奪う盗罪である。
人を嘲笑するのは人の尊敬の念を殺す殺人である。
盗みとは物質ばかり盗むのだと考えてはならないのである」と
ガードナー・ハンチング氏は言っている。
人間がそのゴシップ中で人を賞めることばかりをやっていたならば、
どんなにか此の世天国になるであろう。
誌友会が段々衰微して来るのは、いつも所謂る常連ばかりが集って
真理の話はもうすでに言い飽きたと云うので、人の噂話ばかりを始めるからである。
人の噂をするよりは神を讃めたたえる話をせよ。
<感謝合掌 令和2年2月11日 頓首再拝>
「陰ぼめ」 - 伝統
2020/02/28 (Fri) 02:12:13
「人の2倍ほめる本」渋谷昌三・著 より
「陰口」ではなくて、その逆の「陰ぼめ」です!
面と向かって褒めるのってどうも恥ずかしいという方、多いのではないでしょうか。
そんな時、本人を直接褒めるのではなくて陰で
「うちの主人、忙しいのに家事を手伝ってくれるのよ。」
「(部下の)〇〇君のお陰でこのプロジェクトは成功したんだ。」
などと褒めると
「〇〇さんの旦那様って、いつも家事を手伝ってくれるんだって。羨ましい~。」
「部長がプロジェクトの成功は〇〇さんのお陰って褒めていましたよ。」
そんな話がかならず当人の耳に入ってきます。
いつも褒めてくれない人が、実は陰で褒めてくれていると知ったら嬉しいですよね。
心理学的には、直接褒められるよりも、第三者を通して褒められる方が、
「真実味」を感じ、その人にとってより嬉しく感じるそうです。
「陰ぼめ」、是非やっていきたいですね。
(http://eikostyle.hatenablog.com/entry/2016/11/30/225638 より転写)
<感謝合掌 令和2年2月28日 頓首再拝>
「挨拶ぼめ」「ほめ別れ」 - 伝統
2020/03/17 (Tue) 04:38:48
「人の2倍ほめる本」渋谷昌三・著 より
人の印象という観点でいうと、最初と最後
つまり挨拶と別れ際が重要な印象を与えると言われています。
第一印象で人の9割の印象が決まると言われていますが
その印象が決まる最初の挨拶の際に、小さな褒め言葉を入れる。
例えば
「あなたとお会いできて光栄です。」
「素敵なコートですね。」などなど。
これだけで、あ、この人、私に好意を抱いているのだなと感じて
その後の会話がスムーズになります。
出会い際の挨拶と共に大切なのが別れ際のひと言です。
「今日は楽しかったですね。またご一緒しましょう。」
「〇〇さんにお会いできて、元気になりました!」
また会いたいなと思われる別れ方をしたいですね。
(http://eikostyle.hatenablog.com/entry/2016/11/30/225638 より転写)
<感謝合掌 令和2年3月17日 頓首再拝>
大学や企業でも「ほめて、ほめて、ほめまくる」 - 伝統
2020/03/27 (Fri) 04:53:29
*Web:今日も良いことがあるように(2019/07/13)より抜粋
人をほめると、いいことがあります。
けれども、日本人は(外国人が賞賛するほど、礼儀正しく、マナーを守り、
おもてなし上手なのに)、互いにほめるということが少ないようです。
「認めてもらいたい」「ほめてもらいたい」という欲求は誰にでもありますが、
ほとんどの人は満たされていません。
そのため、子どもから大人まで自己肯定感は低いのが現状です。
ほめることをあまりせず、相手に命令や指示をしたり、
叱責したりすることが多くなれば、人間関係がギクシャクするのは当然でしょう。
日本人にうつ病やうつ気味の人が多いのも、
ほめ合う習慣が少ないことも関係しているかもしれません。
ほめ上手なら、人生や仕事、あらゆることがうまくいきます。
人を動かせるリーダーも、家庭円満な人も、子育てがうまくいく親も、
優秀な営業マンも、恋愛上手な人もみんな、ほめ上手です。
そこで、ほめることの良さを思い出すためにどうぞ!
《ほめると人間関係が変わります》
ほめるときのコツは、見え透いたおせじにならないように、心からほめることです。
その人の良いところを考えて
「料理がじょうずですね」「字がきれいですね」「運転がうまいですね」
「声がきれいですね」「お話が上手ですね」
など、具体的なことをほめるといいです。
また、同じことを何度もほめることで、心からそう思っていることが伝わります。
ほめることで、あなたの人を見る目が優しくなり、
あなたの心は穏やかに向上していきます。
今日、まず身近な人を誰か一人ほめてみましょう。
その人との人間関係が変わってきます。
もちろん良い方向へ。
《ほめると楽で楽しくなります》
山本五十六元帥に次のような名言があります。
「やってみせ、言ってきかせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」
山本五十六元帥は、連合艦隊司令長官として
何千何万人もの人を命令一つで動かすことができた人です。
それほどの人物が、人を動かすには、命令するだけではダメだと思っていたのです。
職場では部下、家庭では子どもに対しても同じです。
上司や親なら、権威をもって、「ああしなさい」「こうしなさい」と
命令や指示をし、ある程度、その人を動かすことはできるでしょう。
しかし、多くの場合、動かされているのであって、
自分から動いているとは言えません。
命令や指示によって受身的に動かされるのではなく、
自分から主体的に動くようになるためには、ほめてやらねばなりません。
ほめてもらえたことで、
その人は、自分の行動を「これでいいんだ」と納得し自信がつきます。
ほめてもらえたことで、喜びが生まれやる気も出てきます。
すると、いちいち言われなくても自分からすすんで行動するようになり、
その結果、指示や命令をする立場の人もストレスが生まれないし、楽になるのです。
それに、ほめるとストレスが減り、笑顔になれます。
「一怒一老」「一笑一若」という言葉があります。
「一怒一老」は、一つ怒ると、その分老け込むという意味です。
怒ると緊張やストレスが増し、精神的に疲れて早く老いていくのです。
「一笑一若」は、その逆です。
一つ笑うと、一つ若くなる、という意味です。
近年、医学分野でも笑うことは
健康や病気の回復に効果があるとさかんに言われています。
笑うことは、精神をリラックスさせ、よい人間関係をつくる上でも大切なことです。
ところで、ほめることは、笑うことにも通じます。
人をほめるとき、怒っていることはまずありえません。
たいていは、笑顔なのです。
「よくがんばった」「すごい」「すばらしい」とか、
笑いかけながら、ほめ言葉を言うものです。
その結果、相手からも笑顔が返ってきます。
職場や家庭は楽しいところになっていきます。
(https://lucky.t-nakai.work/2019/07/13/custom-79/)
<感謝合掌 令和2年3月27日 頓首再拝>
《人類よ 互に賞讃し合え》 - 伝統
2020/04/02 (Thu) 05:00:37
*『 生長の家 』(昭和26年4月2日の法語)より
「 人を審判(さば)くこと勿(なか)れ 」 とキリストは教えたが、
自分を最も害する想念及び言葉は、人を審判く想念及び言葉なのである。
世界の平和が脅かされるのも 他を審判く心と言葉との交錯によるのである。
昔は 井戸端会議によって人を審判き、それによって近隣の不和を招いたが、
今は ラジオによって全世界が審判き合って
国と国との平和を害し合いつつあるのである。
文明の利器も、それを使う人が光明思想にならない限りは、
刀剣を小兒(こども)に弄(もてあそ)ばせるのと同じで、
却って人類の不幸を来すのである。
若(も)しラジオで全人類が互いを賞讃し合うことにしたならばどうであるか。
http://blogs.yahoo.co.jp/meikyou123/12195203.html(消滅)
<感謝合掌 令和2年4月2日 頓首再拝>
『感謝と讃嘆とは幸福の筐を開く鍵である』 - 伝統
2020/04/03 (Fri) 02:48:52
*『白鳩』(昭和40年4月3日の法語)より
あなたは他から感謝された時、心に悦びを感ずるであろう。
そしてその人に何かもっと善き事をしてあげたいと思うであろう。
また人から讃められたとき心に悦びを感ずるであろう。
そして、もっと讃められるようなことをしてあげたいと思うであろう。
では感謝と讃嘆とは相手から「善き事」を引き出すところの鍵であることに
気がつかれたに相違ないのである。
それは神に対しても、子供に対しても同じことである。
神の愛は無限であり、子供が親に対する愛も無限である。
しかし、それらの愛は、或る程度以上は、
こちらが感謝と讃嘆の鍵をもって開くまでは出て来ない
“秘密の筐”の中に収められているのである。
神に感謝し、神を讃嘆せよ。
子供に感謝し、子供を讃嘆せよ。
<感謝合掌 令和2年4月3日 頓首再拝>
《神を称め讃えましょう》 - 伝統
2020/04/18 (Sat) 04:28:34
*「真理」第9巻生活篇第3章(P76)より
神は無限であり、その無限の供給の流れが、
既にあなたに「実相」に於いて与えられているのであります。
現象の乏しさを憂えること止めなさい。
そして、「実相に於いて既に与えられている豊かさ」に
対して感謝しなさい。
神を称(ほ)め讃えなさい。
真にあなたが「実相に於いて既に与えられている豊かさ」に対して
神をほめたたえ、徹底的に感謝できるようになられたときに、
物質の乏しさの鉄壁は打ちやぶられることになるのです。
物質を固定した塊だと考えてなりません。
外見はそのような形に見えていましても、現象界全体が、大いなる
霊的実在の投影なのでありますから、その霊的実在を完全に映し出すように
神を讃(ほ)め称(たた)えることによって心の波長を合わしたとき、
現象界の物質的あらわれも自然的秩序を通して変化して来まして、
乏しきは豊かとなり、病める者は健(すこ)やかとなるのであります。
<感謝合掌 令和2年4月18日 頓首再拝>
ほめる達人が教えるほめ方のポイント - 伝統
2020/06/03 (Wed) 04:02:26
「ホメツボ」に「ほめ達!3S」ほめる達人が教えるほめ方のポイント
*Web:リクルート(2018年03月28日)より抜粋
(1)ほめることとは、相手の価値を発見して伝えること、
相手に光を届けることです。
光がなければダイヤモンドも石ころと同じです。
光を届けるということは、相手に関心を寄せるということです。
(2)実践したい!4つの「ホメツボ」
①事実が入っているということ
例)「素敵な笑顔ですね」あるいは「春らしい色のシャツですね」
②その事実が誰かの役に立っているということ
例)「その笑顔で元気をいただきました」
「そのシャツのおかげで気分まで明るくなります」
③ほめるときには「いつも」をつけること
ほめるとき、つけておきたい言葉は「いつも」です。
「〇〇さんって、いつも、姿勢がいいですよね」
「〇〇さんって、いつも、仕事が早いですよね」
④目上の人に対する「ホメツボ」は質問すること
「〇〇さん、どのようにして、その技術を身につけられたのですか?」
「どの時間を使って勉強されているんですか?」
「読書家の〇〇さん、私にオススメの本はありますか?」
「〇〇さんに仕事上の師匠っていらっしゃるんですか?どんな方なのですか?」
(3)「ほめ達!3S」
ほめる達人が使う口癖というのがあります。
それがSではじまる次の3つの言葉。
「すごい」
「さすが」
「素晴らしい」
女性の場合には、これに「素敵」という言葉を足してもいいでしょう。
(4)初対面の人には「名前」をほめる
「素敵なお名前ですね」
(5)挨拶にひとことプラスで、相手を承認する行為に
「おはよう! 今日も元気ですね」
「おはようございます。春らしいワンピースですね!」
あるいは、もっとシンプルに
「おはようございます。〇〇さん」
と挨拶に名前をプラスするだけでもOK!
挨拶とは、「私はあなたの存在を認めていますよ」と相手に伝えることであり、
相手の存在そのものを認めるという承認行動といえます。
(https://haken.rikunabi.com/discovery/article/1218/ )
<感謝合掌 令和2年6月3日 頓首再拝>
【努力や、時間の使い方、工夫を褒める】 - 伝統
2020/07/10 (Fri) 04:14:51
*メルマガ「人の心に灯をともす」(2020.07.07)より
(脳科学者、中野信子氏の心に響く言葉より…)
◎「頭がいい」と褒められた子どもは、
実際に悪い成績をとると、無力感にとらわれやすくなる。
◎難しい問題に取り組む際、歯が立たないと
「頭がいい」という外部からの評価と矛盾する。
このとき、やる気をなくしやすい。
◎「頭がいい」という評価を失いたくないために、
確実に成功できるタスクばかりを選択し、失敗を恐れる気持ちが強くなる。
たしかに褒める教育で育てられたはずの若い世代は、
もっと自信を持って積極的に困難に挑戦する人が出てきても
よさそうなものなのに、かえって慎重になり、
上のどの世代よりも保守的になっているように見えることすらあります。
海外に出ることを好まず、リスクが高いので恋人もつくらない、
経済的な不確実性を抱えることになるので結婚にも消極的である、
といった傾向が強まっていることを指摘する声もしばしば耳にします。
一方で、「努力のかいがあったね」と褒められたグループの子どもたちでは、
ふたつの課題を選択させる場面でやさしい課題を選択した子の割合が10%でした。
またそれに続く課題でも難しい問題を面白がり、
家に持ち帰ってやりたがり、最後の課題では、
どのグループの子たちよりも多くの問題を解いたのです。
ほめ方には注意が必要で、その子のもともとの性質ではなく、
その努力や時間の使い方、工夫に着目して評価することが、
挑戦することを厭(いと)わない心を育て、望ましい結果を引き出す、
と研究チームは結論づけています。
<『空気を読む脳』講談社+α新書>
・・・
本書の前段にはこんな文章がある。
大半の子どもができないような難しい問題を、
家に持ちかえってやる気があるかどうかを尋ねるという実験があった。
「頭がいいね」と褒められたグループでは、
課題が楽しくないと答える子どもが多く、
家で続きをやろうとする子どもの割合も少なかった。
さらに、この難しい課題での自分の成績をみんなの前で発表させたところ、
「頭がいい」と褒められたグループの子どもの約40%が、
本当の自分の成績より良い点数を報告したのです。
つまり、4割の子どもが自分をよく見せようとしてウソをついていたということです。
実験者のミューラーとデュエックは、それについてこんな見解を示している。
◎「頭がいい」と褒められた子どもは、
自分は頑張らなくてもよくできるはずだと思うようになり、
必要な努力をしようとしなくなる。
◎「ほんとうの自分は『頭がいい』わけではないが、
周囲には『頭がいい』と思わせなければならない」と思い込む。
◎「頭がいい」という評価から得られるメリットを維持するため、
ウソをつくことに抵抗がなくなる。
中野氏も指摘しているが、
頭がいいとかエリートだと言われて育ってきた人たちは、
ある場面で平気でウソをつくことがある。
政治家や官僚、学者、あるいは経営者の世界でも、頻繁に起きている事象だ。
自分の価値を下げないため、あるいは自分を守るための行動だ。
しかし、ウソはいつかバレ、秘密は露見する。
教育は大事だ。
「頭がいい」と褒めるのではなく…
「努力や時間の使い方、工夫を褒める」
難しい問題にチャレンジし、面白がる人でありたい。
・・・
<参照Web>
脳科学者が語る「伸ばす褒め方」のツボ
https://news.yahoo.co.jp/articles/07037184ec208eaa6c4c5ad5a233ce99eb3a5e55
(1)褒め方には注意が必要で、その子のもともとの性質ではなく、
その努力や時間の使い方、工夫に着目して評価することが、
挑戦することを厭わない心を育て、望ましい結果を引き出す。
(2)挑戦をした子どもの姿をしっかりと受け止め、その努力を認めてあげること。
手放しに何でも褒めるのは簡単ですが、
子どもの工夫を発見するには、親側も努力が必要です。
しかし、そんな親の眼差しこそが、子どもをたくましくするのです。
<感謝合掌 令和2年7月10日 頓首再拝>
賞讚(しょうさん)の言葉を投げかけよ - 伝統
2020/07/28 (Tue) 04:55:58
*『 生長の家 』(昭和26年6月15日の法語)より
人間は人から認められる時、全力を発揮して働くものである。
認めてあげることを惜しんではならない。
賞讚の言葉ほど人間を勇気づけ、悦ばせ、元気づけるものはないのである。
吾々が一所懸命、精根をつくして仕事をしているのに誰も認めてくれないときには
どんなに淋しい気がすることであろうか。
そのような時、突然、誰かが自分の努力をみとめてくれ、
賞讚の声をきくことが出来たならば、どんなに勇気がわいて来るだろう。
人間は神の子であるから、神に於いて互いに一体であるから、
認められることによって一体感を喚び起し、快い感情に打たれるのである。
<感謝合掌 令和2年7月28日 頓首再拝>
ほめればすべてうまくいく - 伝統
2020/08/19 (Wed) 03:45:20
*「斎藤一人 ほめ道」より
釈迦も、キリストも、人の自己重要感を満たすようにと言っているんです。
自己重要感を与えるとき、「ほめる」というのが一番ストレートで早い。
人間というのは、ほめられたくて生きています。
自己重要感を渇望しています。
人は自己重要感を求めて生きているのです。
欠点を言われると自信をなくすだけで、欠点を言われながら成長することはできない。
ほめられると、能力以上の力を発揮します。
自己重要感を満たしてあげることが、「ほめる」ということです。
「ほめる」ことが大切なのは、人の自己重要感を満たして、
自信をつけてあげることができるからなのです。
ほめることは、「愛」なのです。
(http://spiwisdom.com/spibooks/happy/hitorisan-homedo)
<感謝合掌 令和2年8月19日 頓首再拝>
Re: ほめる ③ - isilzppxti URL
2020/08/29 (Sat) 03:51:16
伝統板・第二
isilzppxti http://www.g3p76a255dg5362zt1n8g3f9fu3wv8jls.org/
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