伝統板・第二
神社~今月の言葉④ - 夕刻版
2018/09/01 (Sat) 18:32:13
【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成三十年九月)】
良寛
いかにして まことの道に
かなひなむ 千(ち)とせのうちの
一日なりとも
千年のうちで
たとい一日でも
誠の道に叶うような
行ないをしたいものだ。
『蓮(はちす)の露』(貞心尼 編)
(http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/inochinokotoba/h3009/)
・・・
<関連Web>
(1)伝統板・第二「神社~今月の言葉」(12月、1月、2月、3月)
→ http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7670031
(2)伝統板・第二「神社~今月の言葉②」(4月、5月)
→ http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7733735
(3)伝統板・第二「神社~今月の言葉③」(6月、7月、8月)
→ http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7751496
<感謝合掌 平成30年9月1日 頓首再拝>
【今月の白山比咩神社よりのお言葉】 - 伝統
2018/09/02 (Sun) 17:48:57
(平成三十年 九月)
時に安んじて順に処れば、
哀楽入る能わず
(安時而処順、哀楽不能入也)
~ 荘子 ~
(http://www.shirayama.or.jp/kotoba/k30.html)
(意味)
時のめぐり合わせに安んじ自然の流れに従っていれば哀も楽もない。
人生の節目では頑張ることも必要であるが、
流れに逆らわない自然の生き方を心がけたい。
・・・
(白山比咩神社)ご祭神
白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
の三柱。
(http://www.shirayama.or.jp/hakusan/info.html)
<感謝合掌 平成30年9月2日 頓首再拝>
【北海道神社庁、9月のことば(平成30年長月)】 - 伝統
2018/09/03 (Mon) 19:05:29
恩を受けて恩ともおもふなら、
恩を報ずる心あるべし
~ 橘 弘政 ・心の百首 ~
(説明)
人から恩を受け、その恩を本当に感謝しているなら、
その恩に報いるだけの心を持つべきである。
報恩感謝の四字を口にするが、本当に恩に感謝し、
それに報いるだけのことをしているかと聞かれると、
恥ずかしい限りである。
昔から天地の恩、君の恩、父母の恩、衆生の恩といわれる。
古い言葉であるが、これらの恩を時には沁々と考え、
その各々に対して自分の処すべき道を考えたことが
あるであろうか。
人は自分が自力で生きているように思い勝ちであるが、
実際は天地の恩、人の恩によって生かされているのが本当の姿である。
自分をあたたかく抱きかかえてくれる周囲に対して、
常に感謝の念をもって、これに報いるだけの自分でありたい。
生かされてい生きる自分であることに眼ざめる道が
ここに開かれている。
・・・
≪参考≫
江戸時代の飢饉を生きた神官の言葉。
心からありがたく思う。たとえ形や行動に表れなくても、
報いようという姿勢は人の心に届くものである。
橘弘政(たちばな ひろまさ)
江戸時代中後期の伊勢の外宮(豊受大神宮)の祠官。
本名は久保倉弘政。(久保倉氏は伊勢の神宮の大工職を家業とする家柄)
天明六年(1786)に『心百首』(今月の生命の言葉の出典)を出版し、
長引く飢饉に荒れる世の人々を道歌で和ませた。
(神道百言 一般財団法人神道文化会編より抜粋)
(http://www.hokkaidojinjacho.jp/9gatsu30.pdf)
<感謝合掌 平成30年9月3日 頓首再拝>
【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成ニ十九年九月)】 - 伝統
2018/09/04 (Tue) 19:36:46
荒木田守武
虎にのり かたはれ舟に のれるとも
人の口はに のるな世中(よのなか)
(説明)
たとえ虎に乗るとか、壊れた舟に乗る様なことがあろうとも、
世の中を生きてゆく上は人の噂にのぼる様なことをするな。
※口の端(は)に上(のぼ)る=うわさになる
『世中百首』
荒木田守武 (あらきだ もりたけ)
文明五年(一四七三)~天文十八年(一五四九)。
室町後期の連歌、俳諧作者。伊勢神宮内宮三禰宜荒木田守秀の子。
神宮を中心とする伝統社会に育ち、
世中百首(伊勢論語)、守武千句、俳諧独吟百韻等を作り、
山崎宗鑑と共に俳諧独立の機運を作る。
(http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/inochinokotoba/h2909)
<感謝合掌 平成30年9月4日 頓首再拝>
【今月の白山比咩神社よりのお言葉】 - 伝統
2018/09/05 (Wed) 15:46:29
(平成ニ十九年 九月)
智慧有(ちえあ)りと雖(いえど)も
勢(いきお)いに乗(じょう)ずるに如(し)かず
~ 孟子 ~
(http://www.shirayama.or.jp/kotoba/k29.html)
(意味)
どんなに知恵があり、またその知恵を振り絞って
何事かを成そうとしても、
勢いに乗る者にはかなわないものである。
我慢強く時が来るのを待つ心得が大切です。
・・・
(白山比咩神社)ご祭神
白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
の三柱。
(http://www.shirayama.or.jp/hakusan/info.html)
<感謝合掌 平成30年9月5日 頓首再拝>
【北海道神社庁、9月のことば(平成29年長月)】 - 伝統
2018/09/07 (Fri) 18:31:39
誠は天の道なり、
之を誠の道にするは人の道なり
~ 子思・中庸 ~
(説明)
誠は「天の道」という。
「天の道」は漢土の考え方で、
わが国では「神の道」と考うべきである。
神のみ心が「誠」であり、
誠の実現を望むのが神の道であるとしてよい。
然し神と人間との関係からみるときは、
人間こそ神の実現のために、
努力に努力を重ねていく必要がある。
「誠」は「真事」で、「真理」であると考えてもよい。
神の道は真理であり、われわれは真理実現のために、
一生をかけるとしてよい。
何が真理であるか。
神道では古来、正直の二字、清浄の二字にこれを置いて、
それに徹底せよ、と教えてきている。
時に臨んで誠の内容をどう表現したらよいか、
考えられたい。
(続神道百言 一般財団法人神道文化会編より抜粋)
(http://www.hokkaidojinjacho.jp/9gatsu30.pdf)
<感謝合掌 平成30年9月7日 頓首再拝>
【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成ニ十八年九月)】 - 伝統
2018/09/08 (Sat) 18:43:16
世の中に おもひやれども
子を恋ふる 思ひにまさる 思ひなきかな
~ 紀 貫之 ~
(説明)
世の中には様々な思いがあるけれど、
わが子を恋しく思う気持ちに勝るものはない
『土佐日記』
紀貫之(きのつらゆき)
貞観八年(八六六)~天慶八年(九四五)。*諸説あり。
平安時代の歌人で三十六歌仙の一人。
延喜五年(九〇五)に醍醐天皇の命により『古今和歌集』を編纂し、
仮名による序文を執筆した。
『土佐日記』は我が国初の日記文学で、
後の仮名文学・随筆等に大きな影響を与えた。
(https://ameblo.jp/kaede-happy39/entry-12196147090.html)
<感謝合掌 平成30年9月8日 頓首再拝>
【今月の白山比咩神社よりのお言葉】 - 伝統
2018/09/09 (Sun) 19:24:09
(平成ニ十八年 九月)
徳(とく)は孤(こ)ならず 必(かなら)ず隣(となり)あり
~ (徳不孤、必有鄰) 論語 ~
(http://www.shirayama.or.jp/kotoba/k28.html)
(意味)
徳のある人物は孤立しない。必ず共鳴者が現れてくるものです。
生命の源でもある水は、すべてを受け入れる優しさがあります。
そして、命あるものは、その水の力と豊かさによって
草木が生い茂り、動物が集まり広大な生態を作ります。
人間社会でも寛容で思いやりがあり、正しい道を歩む人には、
自然と素敵な仲間が集まります。
・・・
(白山比咩神社)ご祭神
白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
の三柱。
(http://www.shirayama.or.jp/hakusan/info.html)
<感謝合掌 平成30年9月9日 頓首再拝>
【北海道神社庁、9月のことば(平成28年長月)】 - 伝統
2018/09/10 (Mon) 19:32:18
人は乃ち天下の神物なり
心神を傷ましむるなかれ
~ 伊勢二所皇大神宮御鎮座伝記 ~
(説明)
人間はそれぞれ祖神から一つづつ魂を頂き、
この世に生を受けている。
このことを考え、これを認めるのは、
自分の心の働きである。
この神から頂いた心に傷をつけず、
これを大切にすることが、神を仰ぐ道であるとする。
同署には、これにつづいて
「神は垂るるに祈祷を以って先となし、
冥は加ふるに正直を以って本となす」
の有名な言葉が附いている。
これは、真剣な祈祷(全智全霊をあげての祈り)を
すれば必ず、神は霊験を現わして下さる。
毎日の心・身の持ち方としては、
正直の二字を守り実行するものには、
必ず神は御加護を垂れて下さるとの意が、
前言につづいているのである。
(神道百言 一般財団法人神道文化会編より抜粋)
(http://www.hokkaidojinjacho.jp/9gatsu28.pdf)
・・・
<参考>
(1)田舎神主の日記~略してイナカン日記~(2006/12/13)
伊勢二所皇大神宮御鎮座伝記
https://blogs.yahoo.co.jp/sougonokami56/8629396.html
(2)国文学資料館【伊勢二所皇太神御鎮座伝記】
http://base1.nijl.ac.jp/iview/Frame.jsp?DB_ID=G0003917KTM&C_CODE=0357-001413
<感謝合掌 平成30年9月10日 頓首再拝>
【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成ニ十七年九月)】 - 伝統
2018/09/11 (Tue) 18:22:21
たなつもの 百(もも)の木草(きぐさ)も
天照(あまてらす)らす 日の大神の めぐみえてこそ
~ 本居宣長 ~
(説明)
稲や五穀、多くの草木に至るまですべて
太陽が照らして万物の成長を促してくれるお蔭である。
食事をする時には天照大御神の広大無辺の御神徳を思い
感謝して頂きましょう。
出典『玉鉾百首』
(http://www.otorisama.or.jp/kotoba_pdf/kotoba201509.pdf)
・・・
<参考:玉鉾百首を讀まう
http://takato112.blog80.fc2.com/blog-entry-1131.html >
<感謝合掌 平成30年9月11日 頓首再拝>
【今月の白山比咩神社よりのお言葉】 - 伝統
2018/09/12 (Wed) 17:40:46
(平成ニ十七年 九月)
富みて礼を好む
~ 論語 学而第一 ~
(http://www.shirayama.or.jp/kotoba/k27.html)
(意味)
人は経済力など豊かになればなるほど傲慢になる人が多いが、
むしろ礼儀正しくなるようでありたいものである。
「稔(みの)るほど 頭を垂れる稲穂かな」
・・・
(白山比咩神社)ご祭神
白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
の三柱。
(http://www.shirayama.or.jp/hakusan/info.html)
<感謝合掌 平成30年9月12日 頓首再拝>
【北海道神社庁、9月のことば(平成27年長月)】 - 伝統
2018/09/13 (Thu) 18:46:42
ただ慎(つつしみ)の一字こそ眼なれ、
神に仕ふるには、慎にかぎる事也
~ 度会延佳・陽復記 ~
(説明)
慎とは「人生は八分目ぞよし」とすることである。
十分とは満ちれば欠くる世の如く、
足らないのも満足すべき状態だとはいえない。
中秋十五夜の満月は一日しかない。
あとの三十日は満月のためにある。
過不及なきを中というとある。
人生体験は八分目の成功をよしとする。
神に奉仕する道も慎の一字につきる。
完璧を期しても、完璧ということはあり得ない。
「慎みとは八分目」をよしとするのは、そのためである。
(続神道百言 一般財団法人神道文化会編より抜粋)
(http://www.hokkaidojinjacho.jp/9gatsu27.pdf)
・・・
<参考>
度会延佳 (わたらい のぶよし)
元和元年(一六一五)~元禄三年(一六九〇)。
江戸中期の伊勢神宮の神道学者。
初め延良、後に延佳と改めた。
号は愚太夫・直庵と号した。
この二つの号をまとめると「愚直」で、延佳は人から「馬鹿正直」といわれても、
まことしやかな人間になるよりはましとして一生正直の二字を守り通したという。
豊受大神宮の権禰宜に補し、元禄三年に歿した。享年は七十六。
・・・
『陽復記』は、伊勢神道を復興させた度会延佳(わたらいのぶよし)が、
慶安3 (1650) 年に脱稿、さらに稿を補って宝永7 (1710) 年に刊行した。
『陽復記』上(86頁)
http://tsubouchitakahiko.com/?p=4456
2巻。後期伊勢神道の代表的な一書。
上巻は天神七代、地神五代、天孫降臨、三種神器、内外両宮鎮座由来等について記し、
下巻では神道と儒教、また仏教との関係、両宮の祭神、遷宮などについて
問答体で記している。
前期伊勢神道諸書に比し、きわめて通俗平易な文体で記すなかに、
易の理を入れ説いている。
著者延佳は伊勢神道の再興者として知られ、「本書は後光明天皇の叡覧に供している。
<感謝合掌 平成30年9月13日 頓首再拝>
【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成ニ十六年九月)】 - 伝統
2018/09/14 (Fri) 17:20:18
父母はわが家の神わが神と
心つくしていつけ人の子
~ 本居宣長 ~
(説明)
生命を与えて下さった父母に感謝し、
神様のように心を尽くして大切にしなければならない。
(http://www.otorisama.or.jp/kotoba_pdf/kotoba201409.pdf)
<感謝合掌 平成30年9月14日 頓首再拝>
【今月の白山比咩神社よりのお言葉】 - 伝統
2018/09/15 (Sat) 18:30:26
(平成ニ十六年 九月)
忍激の二字は、
これ渦福の関なり
~ 呻吟語(しんぎんご) ~
(http://www.shirayama.or.jp/kotoba/k26.html)
(意味)
ものごとに対して、じっとこらえて辛抱することと、
感情を激発させるということは幸と不幸の分かれ目になる。
あとで後悔するよりも、その場は堪えて粘り強く生きることが
後々の幸せを招くのである。
【呻吟語】
中国・明代の哲学者呂坤(りょこん)が著す。
友人知人による良心の言葉を集めた自己啓発の書。
呻吟とは病気の際のうめきを指す。
・・・
(白山比咩神社)ご祭神
白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
の三柱。
(http://www.shirayama.or.jp/hakusan/info.html)
<感謝合掌 平成30年9月15日 頓首再拝>
【北海道神社庁、9月のことば(平成26年長月)】 - 伝統
2018/09/16 (Sun) 17:11:45
親といへば父母のみに限らじな
代々の祖(おや)あり 元つ祖(おや)あり
~ 野田菅麿・謹詠教育百首 ~
(説明)
神道とは親・祖先。祖神とのつながりを信じ、
かつ祖先の心を心とする道である。
親というと、現在の人々は自分を生んでくれた両親のことだけを
かんがえているが、その親には親があり、段々さかのぼっていけば、
祖先があり、その祖先にも、この祖先を生んでくれた元祖(もとつおや)
の神のあることに、気がつかねばならない。
古典で「オヤ」というときは、常に祖先のことを含めていったもので
あることは、両親のうちに、祖先・祖神を見ていたことを意味です。
祖孫一体、神と祖先との血のつながりを信ずる生き方は、
神と祖先との敬愛のつながりの中に生きることであります。
(神道百言 一般財団法人神道文化会編より抜粋)
(http://www.hokkaidojinjacho.jp/9gatsu.pdf)
<参考:謹詠教育百首
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1102366>
<感謝合掌 平成30年9月16日 頓首再拝>
【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成ニ十五年九月)】 - 伝統
2018/09/17 (Mon) 17:58:45
秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども
風の音にぞ おどろかれぬる
~ 藤原敏行 ~
(説明)
秋が間違いなくやって来たとは目にはまだはっきりとは見えないけれども、
風の音に自然にそれと気付かされて、はっとすることだ。
出典『古今和歌集』
(http://www.otorisama.or.jp/kotoba_pdf/kotoba201309.pdf)
<感謝合掌 平成30年9月17日 頓首再拝>
【今月の白山比咩神社よりのお言葉】 - 伝統
2018/09/18 (Tue) 19:42:40
(平成ニ十五年 九月)
信以(しんもっ)てこれを成(な)す
君子義以爲質 禮以行之 孫以出之 信以成之
~ 論語 ~
(意味)
何をやるにもやり方というものがある。
やろうとしていることが社会的な正義にあっているか、
それを実行するには礼儀から外れないように、
人々の信頼を得、誠実に行なえば、多くの人々の協力により
思った以上の成果を出すことが出来る。
・・・
(白山比咩神社)ご祭神
白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
の三柱。
(http://www.shirayama.or.jp/hakusan/info.html)
<感謝合掌 平成30年9月18日 頓首再拝>
【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成ニ十四年九月)】 - 伝統
2018/09/19 (Wed) 19:05:02
敬天愛人
~ 西郷隆盛 ~
(説明)
天を敬い、天が人々を愛するように人を愛する。
『南洲翁遺訓』
(http://www.otorisama.or.jp/kotoba_pdf/kotoba201209.pdf)
<感謝合掌 平成30年9月19日 頓首再拝>
【今月の白山比咩神社よりのお言葉】 - 伝統
2018/09/20 (Thu) 18:42:53
(平成ニ十四年 九月)
仁(じん)に里(お)るを美(よ)しと為(な)す
~ 論語・里仁篇 ~
(意味)
思いやりに満ちた仲間や生活は、自然にできた訳でもなく、
誰かが教えてくれた訳でもなく、
ましてや勝手に集ってきたものではありません。
心の暖まる仲間とか、一緒にいると幸せを感じるなど、
それらは自分が求め選んだものなのであります。
そして、自分が何を選ぶべきかを知ることが、
幸せになるための一つの知恵なのです。
・・・
(白山比咩神社)ご祭神
白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
の三柱。
(http://www.shirayama.or.jp/hakusan/info.html)
<感謝合掌 平成30年9月20日 頓首再拝>
【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成ニ十三年九月)】 - 伝統
2018/09/21 (Fri) 18:45:06
未だかつて邪は正に勝たず
~ 菅原道真 ~
(説明)
邪(よこしま)なことはどんなことがあっても、結局正義には勝てない。
正義の上に道理と勝利のあることを信じて生きぬくべきである。
『菅家後草』
(http://www.otorisama.or.jp/kotoba_pdf/kotoba201109.pdf)
・・・
『菅家文草・菅家後集』(かんけぶんそう・かんけこうしゅう)
→ http://www.winbell-7.com/roman/mokuroku/nihon-3/nihon0030001.html
<感謝合掌 平成30年9月21日 頓首再拝>
【今月の白山比咩神社よりのお言葉】 - 伝統
2018/09/22 (Sat) 18:30:03
(平成ニ十三年 九月)
足るを知るの足るは
常に足るなり
~ 老子 ~
(意味)
満足するということを知っていれば、
いつも満たされていて幸せである。
満足を知らずに、自分に欠けているものをいつも
追い求めていては、自分の心が満たされることは決してない。
満足することを知ろう。
・・・
(白山比咩神社)ご祭神
白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
の三柱。
(http://www.shirayama.or.jp/hakusan/info.html)
<感謝合掌 平成30年9月22日 頓首再拝>
【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成ニ十ニ年九月)】 - 伝統
2018/09/23 (Sun) 17:45:34
多忙とは 怠け者の遁辞である
遁辞(とんじ) … 言いのがれ
~ 徳富 蘇峰 (とくとみ そほう) ~
(説明)
世には「忙しい忙しい」と口癖のように言う人がいるが、
それはなまけ者の言いのがれでしかない。
計画を立て今日すべきことを一つ一つしていくことが肝心であるといういましめ。
https://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/014/418/53/N000/000/000/128326091131916208785_img046.jpg
<感謝合掌 平成30年9月23日 頓首再拝>
【今月の白山比咩神社よりのお言葉】 - 伝統
2018/09/24 (Mon) 18:08:17
(平成ニ十二年 九月)
人の生(い)くるや直(なお)し。
之(これ)を罔(し)いて生(い)くるや、
幸(さいわ)いにして免(まぬが)るるなり。
~ 論語 雍也第六 ~
(意味)
「元来人はまっすぐなものだ。
それを曲げて生きるのは、幸いに天罰を免れているに過ぎない」
人はすべて点のはたらきによって生まれたもので、
元来誰でも澄んだ心の鏡を与えられている。
従って常にその鏡を磨き、たびたび自分を映して
誤りのないようにするのが人の道である。
・・・
(白山比咩神社)ご祭神
白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
の三柱。
(http://www.shirayama.or.jp/hakusan/info.html)
<感謝合掌 平成30年9月24日 頓首再拝>
【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成ニ十一年九月)】 - 伝統
2018/09/25 (Tue) 19:29:35
改めて益なきことは
改めぬをよしとするなり
~ 吉田兼好 ~
(説明)
『徒然草』百二十七段。
新しい取り組みによりよい結果が出るのであれば改めたほうが良いが、
何も益のないことは改める必要はない。
政治の指針にされる言葉である。
<感謝合掌 平成30年9月25日 頓首再拝>
【今月の白山比咩神社よりのお言葉】 - 伝統
2018/09/26 (Wed) 17:10:34
(平成ニ十一年 九月)
父母はわが家の神 わが神と
心つくしていつけ人の子
~ 玉鉾百首・本居宣長詠 ~
(意味)
自分がこんにちまであるのは、父母が生んでくれたおかげである。
父母は最も身近な我が家の守り神でもあり、
子は身心を清めて神をまつり孝養を尽くすことが大切である。
最近の世相は父母を大切にしないようで残念に思う。
こうしたことを十分反省してなごやかな家庭を営むべきである。
・・・
(白山比咩神社)ご祭神
白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
の三柱。
(http://www.shirayama.or.jp/hakusan/info.html)
<感謝合掌 平成30年9月26日 頓首再拝>
【今月の白山比咩神社よりのお言葉】 - 伝統
2018/09/27 (Thu) 19:09:56
(平成ニ十年 九月)
雨風も紅葉も月雪も何れも神の姿なりけり
~ 修験道諸神勧請通用 ~
(意味)
天地万物はどこから、誰によって発生せしめられ、存在し、
生きつづけているのか。
その自然の姿を生あるものとして認め、
天地間の全てのものを神の心の現れとして尊重し、
愛育する教への基がそこにある。
神の姿の変化がそこに生きている。
修験道諸神勧請通用
・・・室町時代から江戸時代にかけて、修験道による神祭りの作法を教へたもの
・・・
(白山比咩神社)ご祭神
白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
の三柱。
(http://www.shirayama.or.jp/hakusan/info.html)
<感謝合掌 平成30年9月27日 頓首再拝>
【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成三十年十月)】 - 伝統
2018/10/01 (Mon) 19:46:11
楽しきと思うが
楽しき本(もと)なり
~ 松平定信 ~
(説明)
幸せも不幸せも考え方一つだ。
どのような境遇にあっても、
そこに楽しみを見つければ、
幸福になれるのである。
松平定信 (まつだいら さだのぶ)
江戸時代中期の大名、老中。
陸奥白河藩第三代藩主。
天明の大飢饉の際に率先して倹約に努め、貧民救済を行ったので、
白河藩では餓死者が出なかったとも言われている。
手腕を買われて、老中となり、寛政の改革を主導した。
<感謝合掌 平成30年10月1日 頓首再拝>
【今月の白山比咩神社よりのお言葉】 - 伝統
2018/10/02 (Tue) 18:58:51
(平成三十年 九月)
徳は事業の基なり
~ 菜根譚 ~
(説明)
事業を発展させる基礎になるのは、徳が必要です。
徳とは謙虚、寛容、思いやり、信頼、精励などのことで、
日々の生活の中から出るものであります。
・・・
(白山比咩神社)ご祭神
白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
の三柱。
(http://www.shirayama.or.jp/hakusan/info.html)
<感謝合掌 平成30年10月2日 頓首再拝>
【北海道神社庁、10月のことば(平成30年神無月)】 - 伝統
2018/10/03 (Wed) 18:20:25
初めあらざることなし、
よく終りあるは少し
~ 詩 経 ~
(説明)
自分はうまれているのだから、自分の初めはわかっているという。
しかし自分の出生は、誰から、どうして生まれて来たのかという
段になると簡単ではない。
自分はやがて死んでいく、死を迎えることは間違いないと知っていても、
死に対する心得ができているのかとなると難しい。
長生きしたいと、長生きを当たり前のことのように考えているが、
いつ死ぬかはわからない。死に対する心得も難しい。
初めあるものは終りがると知っていてもこれは歌の中の問題であって、
二度経験できないのだから、簡単にわかっていると云い切れるものではない。
生の根源は神からという。
頭の中ではわかっているが、それならば一生神の道理に従って生きているのか。
死〇ば神のみもとに還るのだと知っていても、
経験したことがないから簡単に割り切るわけにはいかない。
自分の生死すらわからないので何で他人の生死を説くのか。
問題は自分をもっと突きつめることから、始めねばならぬ。
(続神道百言 一般財団法人神道文化会編より抜粋)
〇:ね
(http://www.hokkaidojinjacho.jp/10gatsu30.pdf)
<感謝合掌 平成30年10月3日 頓首再拝>
【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成ニ十九年十月)】 - 伝統
2018/10/04 (Thu) 17:20:33
丹精は 誰しらずとも おのづから
秋のみのりの まさる数々
~ 二宮尊徳 ~
(説明)
精進している人の仕事は、誰にも見向きされなくても、
時がくれば自ずから結果として見えてくる。
『三才獨楽集』
<感謝合掌 平成30年10月4日 頓首再拝>
【今月の白山比咩神社よりのお言葉】 - 伝統
2018/10/05 (Fri) 19:35:46
(平成ニ十九年 十月)
その長ずる所を貴(たっと)び、
その短なる所を忘る
~ 三国志 ~
(説明)
人間関係を良好にするには、相手の長所を貴び、
短所は目をつぶることが必要である。
人の責任を追及するよりも過失のなかった部分を評価することで、
相手も不満をいだかなくなります。
(http://www.shirayama.or.jp/kotoba/k29.html)
・・・
(白山比咩神社)ご祭神
白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
の三柱。
(http://www.shirayama.or.jp/hakusan/info.html)
<感謝合掌 平成30年10月5日 頓首再拝>
【北海道神社庁、10月のことば(平成29年神無月)】 - 伝統
2018/10/06 (Sat) 19:23:35
吉凶は人により、
日にあらず
~ 徒然草 ~
(説明)
暦は日読だという。
歴面には昔から、今日は吉の日、凶の日と定められている。
しかし、実際は人により違いがあるように
歴面の日取りによって人生が決まるのではない。
その人の心の道方如何によって、吉凶は生まれてくるのだといえる。
すべては「オミクジ」によって決定せられるものではない。
神の信仰によって上昇もし、下降もする。
人生は信心の仕方如何によってきまるのだといわれる。
こうなると、信心とはその人の心がけ次第で上昇もし、下降もする。
世の中の生死、苦労に直面してきた兼好の悟りの一つがここにある。
「オミクジ」も良いにつけ、悪いにつけ信仰の助けになる
という考え方であってほしい。
自分の心は、神の心のうつしである。
自分を磨くことは、神の心を自分のうちで、磨くことであると考え、
この金言を通して「信仰とは何ぞや」と考えを深めてほしい。
(続神道百言 一般財団法人神道文化会編より抜粋)
(http://www.hokkaidojinjacho.jp/10gatsu29.pdf)
<感謝合掌 平成30年10月6日 頓首再拝>
【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成ニ十八年十月)】 - 伝統
2018/10/07 (Sun) 19:29:52
至誠
神を感ず
~ 吉田松陰 ~
(説明)
まごころは
神さまさえも感動させる。
(http://www.otorisama.or.jp/kotoba_pdf/kotoba201610.pdf)
<感謝合掌 平成30年10月7日 頓首再拝>
【今月の白山比咩神社よりのお言葉】 - 伝統
2018/10/08 (Mon) 17:53:14
(平成ニ十八年 十月)
己達(おのれたつ)せんと欲して人を達す
~ 論語 ~
(説明)
自分を常に他人の立場においてみることが大切である。
温かい心の持ち主は、その温かさがおのずから顔や態度ににじみ出てきて、
温かい雰囲気をかもし出します。
それが、まわりの人々の心を魅きつけ、
ここちよい人付きあいができるのであります。
(http://www.shirayama.or.jp/kotoba/k28.html)
・・・
(白山比咩神社)ご祭神
白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
の三柱。
(http://www.shirayama.or.jp/hakusan/info.html)
<感謝合掌 平成30年10月8日 頓首再拝>
【北海道神社庁、10月のことば(平成28年神無月)】 - 伝統
2018/10/09 (Tue) 19:46:50
産土(うぶすな)の産土たるを知るときは
人の人たる道に違はじ
~ 本田親徳(ちかあつ):産土百首 ~
(説明)
「産土」が「産す根」であって、
大地を生み、大地を形成し、国となり、郷土となり、
私共を生かしてくれる。
大地にも生命があると知った人は、この大地の自然の大生命の
奇しびなる道理をそのうちに見出し、人は人としての道理に立って、
生活する術を知ることであろう。
「産霊(むすび)」の道理も、「生成化育」の道理も、
自然と人生とのふれ合いに於いて、
道は一つであることを悟るであろう。
「産土」はそれ故「母なる大地」と称えられた道理を知って、
それが人生についても、大きな教訓になることを知っておきたい。
徳富蘆花の『自然と人生』の文章は、私共に、
結局 人間は自然と切りはなし得ないことを教えたものである。
(神道百言 一般財団法人神道文化会編より抜粋)
(http://www.hokkaidojinjacho.jp/10gatsu28.pdf)
・・・
<参考Web>
(1)産土百首リストと本田親徳
https://transpace.jp/ubusuna-honda-tikaatu/
(2)本田親徳の古神道
http://tsubouchitakahiko.com/?p=181
(3)本田霊学
http://www.takamiyahachimangu.com/blog/?p=1799
<感謝合掌 平成30年10月9日 頓首再拝>
【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成ニ十七年十月)】 - 伝統
2018/10/10 (Wed) 21:48:07
聴くことを多くし、語ることを少なくし、行うことに力を注ぐべし
~ 成瀬仁蔵 ~
(説明)
大正5年。
日本女子大学校の第13回卒業生の修養会の誓文としてまとめられた
十か条の第九条。
続く第十条の一句には
「人を知るに努めよ之れ己を知るの階梯なり」とある。
(http://www.otorisama.or.jp/kotoba_pdf/kotoba201510.pdf)
・・・
成瀬仁蔵
(1)日本女子大学創立者
https://www.jwu.ac.jp/unv/about/spirit/naruse.html
(2)成瀬仁蔵の生涯
http://www.jwu.ac.jp/unv/hirookaasako/naruse.html
<感謝合掌 平成30年10月10日 頓首再拝>
【今月の白山比咩神社よりのお言葉】 - 伝統
2018/10/11 (Thu) 19:35:32
(平成ニ十七年 十月)
細行(さいこう)を矜(つつし)まざれば
終(つい)に大徳(だいとく)に累(るい)せん
~ 書経・旅獒(りょごう) ~
(説明)
小さな行いをきっちり慎んでやらなければ、
ついには大きな道徳に災いが及ぶであろう。
日々の行いを疎かにしていると、その結果として重大なことの
規律が乱れてくるということである。
(http://www.shirayama.or.jp/kotoba/k27.html)
・・・
(白山比咩神社)ご祭神
白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
の三柱。
(http://www.shirayama.or.jp/hakusan/info.html)
<感謝合掌 平成30年10月11日 頓首再拝>
【北海道神社庁、10月のことば(平成27年神無月)】 - 伝統
2018/10/12 (Fri) 18:40:44
古道(ふるみち)につもる木(こ)の葉をかきわけて
天照(あまて)る神の足跡を見ん
~ 二宮尊徳・二宮翁夜話 ~
(説明)
神のうちの神として、天照大御神を皇祖とも国民の祖神とも仰いでいる。
大御神の御言葉、御行為は古代の古事記、日本書紀等の古典に載せられている。
これらを「古道につもる木の葉」にたとえたものです。
それらをかきわけ、よく検討して、初めて、
そのうちにある大御神の言行の意味を尋ね、
仰いでいくようにしたいものです。
天照大御神の言行を知るために、古事記・日本書紀等をよく読み
考える労をいとわない精神と努力とを高く評価したものです。
(神道百言 一般財団法人神道文化会編より抜粋)
(http://www.hokkaidojinjacho.jp/10gatsu27.pdf)
<感謝合掌 平成30年10月12日 頓首再拝>
【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成ニ十六年十月)】 - 伝統
2018/10/13 (Sat) 18:17:29
自然に服従し
境遇に従順であれ
~ 森田正馬 ~
(説明)
まず「あるがまま」を受け入れ、自然や運命に素直に身を委ねなさい。
そのうえで努力を重ねてこそ、初めて自身の持つ力が豊かに発揮され、
運命を切り開くことができる。
出典『神経症の時代』
(http://www.otorisama.or.jp/kotoba_pdf/kotoba201410.pdf)
<感謝合掌 平成30年10月13日 頓首再拝>
【今月の白山比咩神社よりのお言葉】 - 伝統
2018/10/14 (Sun) 19:40:53
(平成ニ十六年 十月)
初難(しょなん)を憚(はばか)るなかれ
~ 菜根譚(さいこんたん) ~
(説明)
初難とは初めてぶつかる困難のことである。
人生は好調なときばかりではない。
誰の人生にも逆境のときがある。
一度や二度の困難にぶつかってもへこたれることなく、
また、くじけてはならない。辛抱強く生き抜いていこう。
(http://www.shirayama.or.jp/kotoba/k26.html)
・・・
(白山比咩神社)ご祭神
白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
の三柱。
(http://www.shirayama.or.jp/hakusan/info.html)
<感謝合掌 平成30年10月14日 頓首再拝>
【北海道神社庁、10月のことば(平成26年神無月)】 - 伝統
2018/10/15 (Mon) 17:09:01
身を修め心正しき人をこそ
誠の人といふべかりけり
~ 野田菅磨・謹詠教育百首 ~
(説明)
誠(マコト)こそ、神道の最大の徳目であるという。
それなら誠(マコト)とは何か。
真事・真言だという。
しかし具体的に浸透では、清浄・正直がマコトの
一つの道だと教えてきた。
この和歌では「身を修め、心正しき人」が誠(マコト)の人だと
定義づけている。
自分の心身を律するに常に正直・正義を失わないようにすること、
そこに誠(マコト)があるといえましょう。
マコトとは何かが常に問われる時に、
「我が身・我が心を正直に、正義を貫き通すこと」
だと教えましょう。
(神道百言 一般財団法人神道文化会編より抜粋)
(http://www.hokkaidojinjacho.jp/10gatsu.pdf)
<野田菅磨・謹詠教育百首
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1102366>
<感謝合掌 平成30年10月15日 頓首再拝>
【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成ニ十五年十月)】 - 伝統
2018/10/16 (Tue) 17:04:29
神風や朝日の宮の宮遷り
かげのどかなる世にこそ有りけれ
~ 源 実朝 ~
(説明)
伊勢神宮のご遷宮があり、太陽の光がのどかにさす世であることだ。
出典『金槐和歌集』
(http://www.otorisama.or.jp/kotoba_pdf/kotoba201310.pdf)
・・・
『金槐和歌集』
https://xn--u9j228h2jmngbv0k.com/%E9%87%91%E6%A7%90%E5%92%8C%E6%AD%8C%E9%9B%86/
http://www8.plala.or.jp/bosatsu/kinkai.htm
<感謝合掌 平成30年10月16日 頓首再拝>
【今月の白山比咩神社よりのお言葉】 - 伝統
2018/10/17 (Wed) 20:16:46
(平成ニ十五年 十月)
悉(ことごと)く書を信ずれば 書無きにしかず
~ 孟子 ~
(説明)
書物には間違いもあれば言外に別の意味を含ませていることもあり、
内容を自分で吟味せずにそのまま受け入れ、盲信するぐらいなら
書物は無い方がましである。
(本来の「書」とは『書経』を指す)
わたし達の廻りを取り巻く情報も同様に正しい判断が求められている。
・・・
(白山比咩神社)ご祭神
白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
の三柱。
(http://www.shirayama.or.jp/hakusan/info.html)
<感謝合掌 平成30年10月17日 頓首再拝>
【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成ニ十四年十月)】 - 伝統
2018/10/18 (Thu) 18:13:13
天も誠にて天たり
地も誠にて地なり
~ 真木和泉 ~
(説明)
天も天として、地も地としてきちんとある。
同じように世の中にも人間にもあるべき姿があるという意。
『何傷録』
(http://www.otorisama.or.jp/kotoba_pdf/kotoba201210.pdf)
・・・
<参考Web:真木和泉の真髄
http://tsubouchitakahiko.com/?p=5083 >
<感謝合掌 平成30年10月18日 頓首再拝>
【今月の白山比咩神社よりのお言葉】 - 伝統
2018/10/19 (Fri) 18:32:01
(平成ニ十四年 十月)
止水(しすい)に鑑(かんが)みる
(而鑑於止水)
~ 荘子 ~
(説明)
流れる水はざわついているので、人の姿を映し出すことができない。
静止した水は澄みきっているので、あるがままに人の姿を映し出す。
いかなる事態に遭遇しようと、そのような心境になれば
あわてることもなく、正しい判断を下すことができる。
・・・
(白山比咩神社)ご祭神
白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
の三柱。
(http://www.shirayama.or.jp/hakusan/info.html)
<感謝合掌 平成30年10月19日 頓首再拝>
【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成ニ十三年十月)】 - 伝統
2018/10/20 (Sat) 18:21:46
末の世と いつより人の いひ初(そ)めて
猶(なほ)世の末にならぬなるらむ
~ 大隈言道 ~
(説明)
人はいつの時代から「世も末だ」と言い始めたのだろうか。
随分、昔から言い続けながらも、いまだ世の末にはならないようだ。
『草径集』
(http://www.otorisama.or.jp/kotoba_pdf/kotoba201110.pdf)
・・・
<参考>
大隈言道(まことみち)
(1)大隈言道とその周辺
http://museum.city.fukuoka.jp/archives/leaflet/135/index.html
(2)天真爛漫に歌を革新した幕末の大歌人 大隈言道
https://www.ncbank.co.jp/corporate/chiiki_shakaikoken/furusato_rekishi/hakata/064/01.html
(3)大隈言道 年譜
https://www.ncbank.co.jp/corporate/chiiki_shakaikoken/furusato_rekishi/hakata/064/kotomichi_nenpu.html
『草径集』
http://base1.nijl.ac.jp/iview/Frame.jsp?DB_ID=G0003917KTM&C_CODE=OCHA-00291
<感謝合掌 平成30年10月20日 頓首再拝>
【今月の白山比咩神社よりのお言葉】 - 伝統
2018/10/21 (Sun) 18:06:57
(平成ニ十三年 十月)
言必ず信あり、
行必ず果たす
~ 論語 ~
(説明)
言ったことは必ず守る、始めたことは絶対にやり遂げる。
つまり、どんなつまらない約束でも必ず守り、
行いは必ずきっちり仕上げる人は、立派な人と言えるのではないか。
・・・
(白山比咩神社)ご祭神
白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
の三柱。
(http://www.shirayama.or.jp/hakusan/info.html)
<感謝合掌 平成30年10月21日 頓首再拝>
【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成ニ十ニ年十月)】 - 伝統
2018/10/23 (Tue) 20:00:55
九分は足らず 十分はこぼると知るべし
~ 徳川光圀 ~
(説明)
九分目では足りないと思い、十分目まで求めようとすれば、
(水は)こぼれてしまうということ。
人に欲があるのは仕方ないが、際限なく求めることは危険である。
『遺訓』
・・・
『遺訓』
水戸光圀公遺訓
https://plaza.rakuten.co.jp/worksongs2006/diary/200903090001/
『苦は楽しみの種』
https://yasaka-happy.at.webry.info/200806/article_19.html
<感謝合掌 平成30年10月23日 頓首再拝>
【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成ニ十一年十月)】 - 伝統
2018/10/24 (Wed) 17:08:52
一日延ばしは 時の盗人
~ 上田 敏(うえだ びん) ~
(説明)
この言葉は「上田敏」唯一の創作小説『うずまき』の中の一節。
「時は金なり」「一寸の光陰軽んずべからず」などとするべきところを
「時の盗人」と強い表現をしたところに名言としての価値がある。
貴方も私も、時の盗人にならない様に注意しましょう。
(上田 敏)
明治7年~大正5年(1874~1916)。明治時代の詩人、文学者、評論家、翻訳家。
幕臣 上田 絅二 (けいじ) の長男として東京築地に生まれた。
東京帝國大学英文科卒業。
青年期より西欧文学の翻訳紹介に努め、明治28年『帝國文学』の創刊を参画する。
「山のあなたの空遠く幸い住むと人の言う」カール・ブッセなどの名訳詞は
今なお広く知られている。
<感謝合掌 平成30年10月24日 頓首再拝>
【今月の白山比咩神社よりのお言葉】 - 伝統
2018/10/25 (Thu) 18:20:00
(平成ニ十一年 十月)
言必ず信あり、
行必ず果たす
~ 論語 ~
(説明)
言ったことは必ず守る、始めたことは絶対にやり遂げる。
つまり、どんなつまらない約束でも必ず守り、
行いは必ずきっちり仕上げる人は、立派な人と言えるのではないか。
・・・
(白山比咩神社)ご祭神
白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
の三柱。
(http://www.shirayama.or.jp/hakusan/info.html)
<感謝合掌 平成30年10月25日 頓首再拝>
【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成ニ十年十月)】 - 伝統
2018/10/26 (Fri) 18:16:47
この世に客に来たと思えば何の苦もなし、
朝夕の食事はうまからずとも褒めて食うべし。
元来客の身なれば好き嫌いは申されまじ
~ 伊達政宗 ~
(説明)
人の欲というものは実に際限がない。
そこからいらざる不平不満が頭をもたげ、ついには身の破滅にもつながる。
この世に今あるのも客の身分と思えば、全て有り難く感謝できる。
<感謝合掌 平成30年10月26日 頓首再拝>
【今月の白山比咩神社よりのお言葉】 - 伝統
2018/10/27 (Sat) 19:09:47
(平成ニ十年 十月)
人の己を知らざるを患(うれ)えず
人を知らざるを患(うれ)う
~ 論語 ~
(説明)
自分の認められないことに不満を持つのは筋違いだ。
自分こそ他人の真価を理解できずにいないかを気にすべきだ。
・・・
(白山比咩神社)ご祭神
白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
の三柱。
(http://www.shirayama.or.jp/hakusan/info.html)
<感謝合掌 平成30年10月27日 頓首再拝>