伝統板・第二

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神社~今月の言葉 ② - 夕刻版

2018/04/03 (Tue) 19:15:55

       *伝統板・第二「神社~今月の言葉」からの継続です。
          → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7670031


【今月の東京神社庁よりのお言葉】


昭和天皇

   我が庭の 宮居(みやゐ)に祭(まつ)る
     神々に 世の平(たひ)らぎを いのる朝々

      ― 昭和天皇御製 昭和五十年歌会始お題「祭り」


  (神道知識の誘(いざな)ひ)

  天皇陛下のお祭り

   わが国が始まって以来、歴代天皇の最も大切なお勤めは、
   御親(おんみずか)ら世の平らぎをお祈りになる祭祀を執り行われることでした。

   そして今日に至るまで、祭りこそが天皇陛下の御位(みくらい)と
   不可分のお勤めであると申せましょう。

   平素より天皇陛下が、宮中三殿・神嘉殿(しんかでん)あるいは御陵で
   ご斎行になっておられる恒例の祭祀は、われわれ国民ひとりひとりにとって、
   きわめて大切なお祭りであります。

   といいますのも、天皇陛下のお祭りは、決して
   天皇陛下の私的な信仰、皇室内の祭祀ではなく、
   常に国の発展、国民の幸福、世界の平和をお祈りになられる
   広い意味をもったお祭りだからです。

   このお祭りを連綿と今日まで行われて来られたのが、歴代天皇です。
   私たちの暮らしの背後には、常に天皇陛下のお祭りと祈りとがあります。

   こうしたお祭りと祈りがあればこそ、私ども国民の生活が今日のように豊かに、
   そして国の発展とがもたされてきたといえましょう。

  (http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/inochinokotoba/h3004/ より転写)

            <感謝合掌 平成30年4月3日 頓首再拝>

【今月の警固神社よりのお言葉】 - 伝統

2018/04/04 (Wed) 18:21:12


   (平成三十年 四月)

   闇があるから 光がある

   苦があるから 楽がある

   闇を生かせ 苦を生かせ


 *警固神社(福岡)

   ご祭神

   八十禍津日神 〈やそまがつひのかみ〉
   神直日神〈かんなおびのかみ〉
   大直日神〈おおなおびのかみ〉

  (http://kegojinja.or.jp/kotoba.php

            <感謝合掌 平成30年4月4日 頓首再拝>

【今月の白山比咩神社よりのお言葉】 - 伝統

2018/04/05 (Thu) 21:21:25


   (平成三十年 四月)

  「これに先(さ)きんじ、これを労(ろう)す」

                  (先之労之)

              ~論語(子路第十三)~


  (意味)

   自ら率先して新しいことに挑戦する勇気をもちましょう。

   挑戦には、苦労も責任もつきものですが、
   それを担うことが、将来の自分にとっての財産になるものです。

   (http://www.shirayama.or.jp/kotoba/k30.html#m3004

  ・・・

  (白山比咩神社)ご祭神

   白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、
   伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、
   伊弉冉尊(いざなみのみこと)

   の三柱。

   (http://www.shirayama.or.jp/hakusan/info.html

            <感謝合掌 平成30年4月5日 頓首再拝>

【北海道神社庁、4月のことば(平成30年卯月)】 - 伝統

2018/04/06 (Fri) 19:06:37


  わが心清め清めてよく見れば

       まことは神も我が心なり

              ~ 橘弘政・心の百首 ~


  (説明)

神とは何ぞやの問に答える道には色々ある。

「自心即神」であるのもその一つである。
卜部兼倶(室町時代の神道家)は「心は神明の舎」であるといった。
神の存在を認識するのは、自分の心に外ならないことをいったものである。

デカルトは「我れ思う故に我れあり」ともいったことの深い道理がここにある。

神のありやなしやの問答は、その人の心が、これを問題にしているのである。
その意味に於いて、心こそは神に通ずる肝心な通路だといえる。

心の奥底にひそむこの霊智を、早く見出し、霊眼の早く開けた人の人生ほど、
幸福にして、幅広いものはない。


心の百首は伊勢豊受大神宮の祠橘(久保倉)弘政が
天明八年(1788)に童家教訓のために詠んだものである。

       (神道百言  一般財団法人神道文化会編より抜粋)

    (http://www.hokkaidojinjacho.jp/4gatsu30.pdf

            <感謝合掌 平成30年4月6日 頓首再拝>

【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成29年4月)】 - 伝統

2018/04/07 (Sat) 18:37:55


倭姫命

  慎(つつし)みてな怠(おこた)りそ


 (説明)

    気持ちを引き締めて、油断しないで下さい。


   東夷の討伐に向かう日本武尊(尊は倭姫命の甥王にあたる)に
   草薙剣を与える際に添えられたお言葉。

       ~ 『古語拾遺』 ~


  倭姫命 (やまとひめのみこと)

   生薨年不明。第十一代垂仁天皇の第四皇女。
   第十代崇神天皇の皇女豊鍬入姫命の跡を継ぎ、
   天照大神の御杖代として大和国から伊賀・近江・美濃・尾張の諸国を経て
   伊勢の国に入り、神託により皇大神宮(伊勢神宮内宮)を創建したとされ、
   神宮の別宮である倭姫宮に祀られている。


   (http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/inochinokotoba/h2904 )

            <感謝合掌 平成30年4月7日 頓首再拝>

【今月の警固神社よりのお言葉(平成二十九年 四月)】 - 伝統

2018/04/08 (Sun) 16:45:04


 
  過去が咲いている今 未来のつぼみでいっぱいな今

          ~ 陶芸家の河井寛次郎 ~

  <参考Web:ガッコのセンセの読書記録(2012-09-29)
         →  月刊誌『致知』2005年1月号
           http://ya42853.blog.so-net.ne.jp/2012-09-28-1 >

            <感謝合掌 平成30年4月8日 頓首再拝>

【今月の白山比咩神社よりのお言葉(平成二十九年 四月)】 - 伝統

2018/04/09 (Mon) 18:54:31



   喜怒を色に形(あらわ)さず

                
              ~三国志~


  (意味)

   喜怒哀楽といった感情を抑制して
   いつも冷静な態度で対処することを、
   人は重要な資質のひとつとして求められる。

   心新たに人の和を大切にしましょう。

   (http://www.shirayama.or.jp/kotoba/k29.html

            <感謝合掌 平成30年4月9日 頓首再拝>

【北海道神社庁、4月のことば(平成29年卯月)】 - 伝統

2018/04/10 (Tue) 18:25:45



  人は巧にして偽らんよりは、

       拙うしても誠あるに如かず

              ~ 曽我物語 ~


  (説明)

世の中は誤魔化して渡ってはならぬ。
ゴマ化しは必ずばれる。

昔は人生50年といったが、今日では人生70年である。
この長い人生で、一日逃れのゴマ化しで、人生が渡れるであろうか。

神道を志す者に、このようなものがいるとは思われない。

しかし、商売の道に長けている人のうちには、
このような者のいることは否定出来ない。

「巧に偽る」とは、口達者で口で人をダマ化すことである。
それは長くつづく訳がない以上、人生は口は下手でも、
誠の心を持って、つき合う以外ない。

ありのままの姿(言行)で、世を送るのが、
一番人から信用される基だと知っておきたい。

曽我物語は室町時代の作で、曽我兄弟の物語を小説に仕上げたものである。

       (神道百言  一般財団法人神道文化会編より抜粋)

    (http://www.hokkaidojinjacho.jp/4gatsu29.pdf

            <感謝合掌 平成30年4月10日 頓首再拝>

【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成28年4月)】 - 伝統

2018/04/12 (Thu) 18:29:24



豊田佐吉

  障子を開けてみよ 外は広いぞ


 (説明)

    狭い視野で悩むより、
    時には広い視点から物事を見てみよう。

    広いところは案外近くにある。


豊田佐吉

 トヨタグループの創始者。


   (http://www.otorisama.or.jp/kotoba_pdf/kotoba201604.pdf

            <感謝合掌 平成30年4月12日 頓首再拝>

【今月の白山比咩神社よりのお言葉(平成二十八年 四月)】 - 伝統

2018/04/13 (Fri) 18:04:49


   曲(きょく)なれば則(すなわ)ち全(まった)し

                
              ~老子~


  (意味)

   屈するから伸びる。
   伸びようとするならば曲がることを恐れてはならない。

   むしろ曲がっているからこそ生命をまっとうできるのです。

      (http://www.shirayama.or.jp/kotoba/k28.html

            <感謝合掌 平成30年4月13日 頓首再拝>

【北海道神社庁、4月のことば(平成28年卯月)】 - 伝統

2018/04/14 (Sat) 17:33:28


  世の中に人をそだつる心こそ

       我をそだつる心なりけり

         ~ 荒木田守武・世中百首 ~


  (説明)

すべての物を生かし、伸ばすことが神道の産霊(むすび)の教えである。
そのためには「俺が、俺が」という「我(が)」があったのでは、
自他共に生成化育を阻害することになる。

共にすべとぉ生かすためには、無私・無我であり、
生かされて生きる道を知るべきである。

その意味で、この和歌は神道の2つの教えを併せて説いたものとして、
俚耳(りじ)に入りやすい調べを持っている。

即ち人を立てるものにして初めて人に立てられ、人を生かすものとして、
初めて自分の生かされるのが、古今の真理である。


人を愛して愛される。
同胞相愛についても、その順序はまず人を愛する所から始めるべきである。

       (神道百言  一般財団法人神道文化会編より抜粋)

    (http://www.hokkaidojinjacho.jp/4gatsu28.pdf
・・・

<参考:世中百首>

伊勢神宮の神主だった荒木田守武が一夜の内に詠んだという百の歌です。
すべての歌の中に「世の中」が詠み込まれており、「世中百首」と題されています。

https://blog.goo.ne.jp/swingswang/e/5c9f6543f1b31070f68299ba72626d79

            <感謝合掌 平成30年4月14日 頓首再拝>

【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成27年4月)】 - 伝統

2018/04/15 (Sun) 18:29:22


手塚治虫

  人を信じよ。

  しかし、その百倍も自(みずか)らを信じよ。


 (説明)

    「時によっては信じ切っていた人々に
    裏切られることもある。

    そんなとき、自分自身が強い楯であり、
    味方であることが、絶望を克服できる唯一の道なのだ」
     
    と説く。

    (出典『手塚治虫 未来へのことば』

   (http://www.otorisama.or.jp/kotoba_pdf/kotoba201504.pdf

            <感謝合掌 平成30年4月15日 頓首再拝>

【今月の白山比咩神社よりのお言葉(平成二十七年 四月)】 - 伝統

2018/04/16 (Mon) 19:07:03



   一寸の光陰 軽んずべからず

                
              ~朱子~


  (意味)

   少しの時間も無駄にしてはならない。
 
   自分にとって何が大切かを考えて時間を使うように
   努力することで、一瞬一瞬が至福の時となり
   目標や夢に一歩ずつ近づいていきます。

      (http://www.shirayama.or.jp/kotoba/k27.html

            <感謝合掌 平成30年4月16日 頓首再拝>

【北海道神社庁、4月のことば(平成27年卯月)】 - 伝統

2018/04/17 (Tue) 18:00:04


  花は盛りに

    月は隈(くま)なきのみ見るものかは


         ~ 兼好・徒然草 ~


  (説明)

花の満開は人目をひきつけるが、
紅葉はその引き際に紅葉して、その最後を飾っていく。

月は満月が美しいとされるが、
一文字の新月も、三日月も美しさへの前提として鑑賞される。


人生は百点が満点であるが、実際の生活は八十点をよしとする。
また、何でも知っているぞという見せつけをなくすことが美しい。

百点の人は近づきがたい。
八十点の方が愛想があって、近づき親しみやすい、
というのが人生の妙である。

       (続神道百言  一般財団法人神道文化会編より抜粋)

         (http://www.hokkaidojinjacho.jp/4gatsu27.pdf

            <感謝合掌 平成30年4月17日 頓首再拝>

【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成26年4月)】 - 伝統

2018/04/18 (Wed) 19:25:45


立石一真(たていしかずま)

  最もよく人を幸福にする人が

  最もよく幸福になる。


 (説明)

    ”幸”というものは、直接つかめるものではない。

    人をしあわせにすることの反応として、
    自分が幸せを感じる。

    周囲がすべて幸せになっていれば当然、
    自分もいつのまにか幸せになっていく。

      (出典『ひとすじの道』オムロン株式会社)

   (http://www.otorisama.or.jp/kotoba_pdf/kotoba201404.pdf

・・・

<参考Web:立石一真>

(1)立石一真の名言
   → https://systemincome.com/tag/%E7%AB%8B%E7%9F%B3%E4%B8%80%E7%9C%9F

(2)立石一真の名言15選と年表まとめ!オムロン創業者の歴史
   → https://shin12.info/?p=4559#15

            <感謝合掌 平成30年4月18日 頓首再拝>

【今月の白山比咩神社よりのお言葉(平成二十六年 四月)】 - 伝統

2018/04/19 (Thu) 19:06:29


   
  温(おん)にして厲(はげ)し

    威(い)にして猛(たけ)ならず

      恭(うやうや)しくして安(やす)し

                
              ~論語~


  (意味)

   温かみをもってなおけじめをつけ、
   威厳はあるが、猛々しいところはなく、
   そして非常に恭しい態度で人を寛がせる。

   人間かくありたたいという理想を述べている。
 
      (http://www.shirayama.or.jp/kotoba/k26.html

            <感謝合掌 平成30年4月19日 頓首再拝>

【北海道神社庁、4月のことば(平成26年卯月)】 - 伝統

2018/04/20 (Fri) 18:58:57


  たなつもの 百(もも)の木草も天照(あまて)らす

    日の大神のめぐみ得てこそ


         ~ 本居宣長・玉鉾百首 ~


  (説明)

「たなつもの」は四根つ物で、田に根を下ろすした作物で五穀のことをいう。
「百の木草」は色々の草や木や大地に生える千草のことである。

そのいづれも、自然の太陽の恵みを受けて、生成化育を全うすることが出来る。

それが、日の神を天照大神とする信仰から、
自然の太陽の恩徳を日の大神(天照大神)にたとえたものに外ならない。

天地の物の生成化育はもとより、私共が健康でをられることも、
太陽の光の下に於いて、初めてその成果が得られる。

自然と人生との関係が、この歌の裏に秘められている。

人間も自然の生命と共に生きるものとして、
こうした信仰に生きる道も見出していきたい。


       (神道百言  一般財団法人神道文化会編より抜粋)

         (http://www.hokkaidojinjacho.jp/4gatsu.pdf

            <感謝合掌 平成30年4月20日 頓首再拝>

【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成25年4月)】 - 伝統

2018/04/21 (Sat) 18:50:56


 佐藤一斎


   春風(しゅんぷう)を以って人に接し

   秋霜(しゅうそう)を以って自ら粛(つつし)む




 (説明)

    他人には春風のもつ暖かさで接し、
    自分には秋の霜のような冷厳さで反省し、
    自分の至らなぬところを知る、

    という意味。

            (出典『言志四録』)

   (http://www.otorisama.or.jp/kotoba_pdf/kotoba201304.pdf

            <感謝合掌 平成30年4月21日 頓首再拝>

【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成24年4月)】 - 伝統

2018/04/23 (Mon) 20:00:52



 吉田松陰


   至誠にして動かざる者は

    未だこれ有らざるなり



 (説明)

    誠意を尽くして事にあたれば、
    どのようなものでも必ず動かすことができる。

    物事や人を突き動かす上で「誠」の心が
    いかに大切かを説いた言葉。

        『吉田松陰名語録』

   (http://www.otorisama.or.jp/kotoba_pdf/kotoba201204.pdf

            <感謝合掌 平成30年4月23日 頓首再拝>

【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成23年4月)】 - 伝統

2018/04/24 (Tue) 18:09:16


 島津忠良


   いにしへの 道を聞きても

    唱えても わが行いに せずばかひなし


 (説明)

    昔の貴重な道について聞き、
    それを口に出して唱えることができても、
    自分自身の行動にすることができなければ、
    何の甲斐もないことである。

      『島津日新公いろは歌』

   (http://www.otorisama.or.jp/kotoba_pdf/kotoba201104.pdf

・・・

<参考>「日新公いろは歌」
    → http://www.shimazu-yoshihiro.com/shimazu/shimazu-irohauta.html

            <感謝合掌 平成30年4月24日 頓首再拝>

今月の東京神社庁よりのお言葉(平成22年4月)】 - 伝統

2018/04/25 (Wed) 17:53:08


 伊藤 仁斎 (いとう じんさい)


   一日は一日より 

        新たならんことを欲す



 (説明)

   一日一日は常に新たな気持ちを抱いて過ごしていかなければいけない。
   昨日の自分と今日の自分とは同じであるというのでは進歩がない。

                      『古学先生文集』

-伊藤 仁斎 (いとう じんさい)- 

寛永四年 (一六二七) ~ (一七〇五) 江戸前期の儒学者、古義学派の創始者。
京都堀川生まれで鶴屋七衛門の子。
従来学んできた朱子学に疑問を抱き、
論語、孟子の真義をつかんで仁義の実践を求める古義学を首唱した。
著に 『論語古義』 『孟子古義』 『語孟字義』 など。


   (http://35635552.at.webry.info/theme/059fc3a80d.html

            <感謝合掌 平成30年4月25日 頓首再拝>

今月の東京神社庁よりのお言葉(平成30年5月)】 - 伝統

2018/05/02 (Wed) 18:36:22


 脇坂義堂

   足ることを 知る心こそ
   宝船 世をやすやすと
   渡るなりけり

   (意味)

     満足を知ることは、
     とても尊いことである。
     そうすれば世の中も、
     たやすく渡ることができる。

       『五用心慎草(ごようじんつつしみぐさ) 下之巻』

     【五用心慎草】
     → http://base1.nijl.ac.jp/iview/Frame.jsp?DB_ID=G0003917KTM&C_CODE=NARA-00142

                ・・・

脇坂義堂 (わきさか ぎどう)

江戸時代後期の心学者。
石田梅岩の弟子である手島堵庵(てじま とあん)に学び全国を遊説するも、
一時は堵庵に破門される。

その後、人足寄場などで講義を行うとともに、
地方でも積極的に遊説を行ったことから、破門を解かれ、
石田梅岩先生門人簿に載せられた。

     (http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/inochinokotoba/h3005/

            <感謝合掌 平成30年5月2日 頓首再拝>

【今月の警固神社よりのお言葉】 - 伝統

2018/05/03 (Thu) 17:09:14


   (平成三十年 五月)

   一年の計は穀を樹(う)うるに如(し)くは莫(な)し、
   十年の計は木を樹(う)うるに如(し)くは莫(な)し、
   終身の計は人を樹(う)うるに如(し)くは莫(な)し。


           (出典:「管子」)

           ・・・

   <参考Web:
    http://ikaebitakosuika.cocolog-nifty.com/blog/2015/08/post-dae5-2.html



 *警固神社(福岡)

   ご祭神

   八十禍津日神 〈やそまがつひのかみ〉
   神直日神〈かんなおびのかみ〉
   大直日神〈おおなおびのかみ〉

  (http://kegojinja.or.jp/kotoba.php

            <感謝合掌 平成30年5月3日 頓首再拝>

【今月の白山比咩神社よりのお言葉】 - 伝統

2018/05/04 (Fri) 18:01:37


   (平成三十年 五月)

  「己を脩(おさ)めて、以て人を安(やす)んず」

                  (己以安人)

              ~論語(憲問第十四)~


  (意味)

   学ぶことが貴いのは、
   人や社会に貢献できるようになるからであり、
   
   ひたすら勉強するのではなく、時に立ち止まり、
   そう約立てられるかを考えることが大切で、
   それが豊かさを生むことになります。

   (http://www.shirayama.or.jp/kotoba/k30.html#m3005

             ・・・

   <参考:憲問第十四 386
       → http://www.niigata-ogawaya.co.jp/rongo3/s-14-386.htm >

  ・・・

  (白山比咩神社)ご祭神

   白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、
   伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、
   伊弉冉尊(いざなみのみこと)

   の三柱。

   (http://www.shirayama.or.jp/hakusan/info.html

            <感謝合掌 平成30年5月4日 頓首再拝>

【北海道神社庁、5月のことば(平成30年皐月)】 - 伝統

2018/05/05 (Sat) 19:03:29


  幾そたびかき濁してもすみかえる

       水や皇国の姿なるなむ

              ~ 八田知紀・しのぶぐさ ~


  (説明)

水は一度濁っても、やがて澄み清くなるように、
日本の変動も、やがては落ちつくところに落ちつくであろう。

日本の長い歴史、又幕末の日本の国情を見て、
日本の国では必ず天皇の中心に落ちつくところに
落ちつくことを述べたものである。

戦後の変動の激しさを見て、日本はこれからどう変化するので
あろうかとの嘆きに対し、永い眼で見るべきことを
教えたものともとれよう。

       (神道百言  一般財団法人神道文化会編より抜粋)

    (http://www.hokkaidojinjacho.jp/5gatsu30.pdf

・・・

八田 知紀(はった とものり)

寛政 11(1799)年~明治6(1873)年。
鹿児島市西田に生まれる。

国学に志し和歌を香川景樹に学び桂園派歌人として名をなした。
薩摩藩京都留守下役を命ぜられ近衛家に出入りした。
明治5(1872)年宮中御歌掛に任ぜられる。

桃岡と号し高崎正風、黒田清綱ら著名な歌人を育成、
著書に『八田知紀歌集』『しのぶ草』『調の直路』などがある。
雅麗な桂園調の中にも雄渾な歌風を持つ。

            <感謝合掌 平成30年5月5日 頓首再拝>

【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成29年5月)】 - 伝統

2018/05/06 (Sun) 18:01:28


孫子

  進んで名を求めず

  退いて罪を避けず

   (故)進不求名、退不避罪


 (説明)

   成功しても名誉を求めることはなく、失敗しても責任回避をしない。


孫子 (そんし)

 書名『孫子』。中国最古の兵法の書。
 筆者の孫武は春秋時代の斉の人で、呉王闔盧に仕え、諸国を攻略して大功を立てた。
 尊称をもって孫子といわれる。
 また、孫武の子孫である兵法家孫臏の作ともいわれている。

   (http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/inochinokotoba/h2905

            <感謝合掌 平成30年5月6日 頓首再拝>

【今月の警固神社よりのお言葉】 - 伝統

2018/05/07 (Mon) 19:11:34


   (平成二十九年 五月)

   お役に立てればと 

   先ず一歩動くことが

   変わるきっかけ



 *警固神社(福岡)

   ご祭神

   八十禍津日神 〈やそまがつひのかみ〉
   神直日神〈かんなおびのかみ〉
   大直日神〈おおなおびのかみ〉

  (http://kegojinja.or.jp/news_20170501.php

            <感謝合掌 平成30年5月7日 頓首再拝>

【今月の白山比咩神社よりのお言葉】 - 伝統

2018/05/08 (Tue) 17:23:32


   (平成二十九年 五月)

   理に順(したが)えば則ち裕(ゆた)かなり


              ~ 近思録 ~


  (意味)

   人間として道理にかなった行いをすれば、
   全てが自信につながり心も豊かになり、
   気持ちに余裕が生まれる

   (http://www.shirayama.or.jp/kotoba/k29.html

             ・・・

   <参考:理に順えば則ち裕かに、欲に従えば惟れ危うし
       → https://newstyle.link/category25/entry1347.html >

  ・・・

  (白山比咩神社)ご祭神

   白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、
   伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、
   伊弉冉尊(いざなみのみこと)

   の三柱。

   (http://www.shirayama.or.jp/hakusan/info.html

            <感謝合掌 平成30年5月8日 頓首再拝>

【北海道神社庁、5月のことば(平成29年皐月)】 - 伝統

2018/05/09 (Wed) 20:28:21


  五月蠅(さなへ)なす人も入り来ず、

    大神の鎮まりいます杜は静けし

              ~ 佐久良東雄歌集 ~


  (説明)

  神のいます杜は、静寂な所である事が望ましい。
  そこは神のお住居する所であるから、境内に社務所を置き、
  そこに人間が住み、常の生活が行なわれる事は、
  理想としては望ましい事ではない。

  いわんや、観光神社が望ましいといって境内に観賞用の樹木や草木を植え
  動物を飼う事などは、境内を植物園や動物園と間違えるやり方だ
  といわざるを得ない。


  神の森(境内)はうるさい人間も入り込まぬ、
  大神の鎮まりいます所なのだから、
  静寂を第一義とすべきである。

  神威にふれる所、それが静寂の地である。


  神社によっては境内の一木一草に名札をつけている所もある。
  何の樹か知らないが、神々しいという気分を起させるところだ
  という事を忘れてはならない。

  観光植物園、動物園、遊園地は境外に設けて欲しい。
  神の森は神を中心に考えるべきである。


       (続神道百言  一般財団法人神道文化会編より抜粋)

    (http://www.hokkaidojinjacho.jp/5gatsu29.pdf

・・・

<参考Web:佐久良東雄(さくらあずまお)
 → http://www.asahi-net.or.jp/~sg2h-ymst/yamatouta/sennin/azumao.html >

            <感謝合掌 平成30年5月9日 頓首再拝>

【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成28年5月)】 - 伝統

2018/05/10 (Thu) 20:01:04


  少年老い易く学成り難し

  一寸の光陰軽んずべからず



 (説明)

   若いうちは勉強する時間はたくさんあると考えるが、
   時間というものはすぐに過ぎ去ってしまうので、
   少しの時間も無駄にしてはならない
   という意味。


朱熹 (しゅき)

朱熹(しゅき)が名前で、朱子は尊称。
12世紀の南宋の儒学者で宋学(朱子学)を大成した.

朱熹の著作のどこを探してもこのタイトルの詩はないので、
別人の作ではないかとも言われています。

近年は室町時代の臨済宗の僧、観中中諦の作であるという
見方が強まっている

   (http://www.otorisama.or.jp/kotoba_pdf/kotoba201605.pdf

            <感謝合掌 平成30年5月10日 頓首再拝>

【今月の警固神社よりのお言葉(平成二十八年 五月)】 - 伝統

2018/05/11 (Fri) 18:39:05


   根が張れば

   自ずと木は育つ

   (http://kegojinja.or.jp/news_20160501.php


 *警固神社(福岡)

   ご祭神

   八十禍津日神 〈やそまがつひのかみ〉
   神直日神〈かんなおびのかみ〉
   大直日神〈おおなおびのかみ〉

  (http://kegojinja.or.jp/news_20170501.php

         ・・・

   * 東井義雄さんの言葉

     (1)こころの教えー東井義雄
        http://denhichi.blog105.fc2.com/blog-entry-102.html

     (2)名言
        http://www.meigennavi.net/kw/t/toui-yoshio.htm

     (3)本流宣言掲示板「お母さんの偉大な力 」
        http://bbs2.sekkaku.net/bbs/?id=sengen&mode=res&log=943

            <感謝合掌 平成30年5月11日 頓首再拝>

【今月の白山比咩神社よりのお言葉(平成二十八年 五月)】 - 伝統

2018/05/12 (Sat) 18:49:43


   義を見てせざるは

        勇なきなり


              ~ 論語 ~


  (意味)

   正しいことがわかっていても、
   それが実行できないのは勇気がないためである。

   他人が苦しんでいる時に同情するだけで、
   手を差し伸べなかったとしたら、
   何も感じていないのと同じことで、
   それは正しい行ないとは言えない。

   (http://www.shirayama.or.jp/kotoba/k28.html

 
  ・・・

  (白山比咩神社)ご祭神

   白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、
   伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、
   伊弉冉尊(いざなみのみこと)

   の三柱。

   (http://www.shirayama.or.jp/hakusan/info.html

            <感謝合掌 平成30年5月12日 頓首再拝>

【北海道神社庁、5月のことば(平成28年皐月)】 - 伝統

2018/05/13 (Sun) 17:26:22


  天地の中にみちたる草木まで、

    神の姿と見つつ恐れよ

              ~ 兼邦百首歌抄 ~


(説明)

平安時代以前の和歌は、
外界に見える自然の姿の美しさをそのままに歌ったものが多い。

これに対し鎌倉以降の和歌は、朱子学の影響を受けてか、
外界から内界、即ち心の受けとめ方を問題としたものが多い。
この和歌も後者のひとつである。

天地の心を歌ったもので、古典によると、
天も地も祖神が生み給わったものとする。

故に、天地だけでなく地上に生育する草木にさえも、
神の心を認めねばならぬ。

草木が青々と元気よく生育する姿を見ては、人間もかくあらんと感得する。
草木が風雨に堪える姿を見ては、人間も世の世の苦難に出合っても、
辛抱が大切だと感得する。

世の中は平穏無事ばかりではない。
苦難に堪えなければならない時もある。

また春には若芽に萌える時もあれば、
秋には一葉も残さず落葉することもある。

人生も壮時があれば、老衰もあり、生まれるものは、必ず死歿する。
いわば生者必衰の理のが、
天地、草木の生まれ、草木の色の衰えによって教えられる。

神の道理のきびしさを知らねばならぬ。

        (続 神道百言  一般財団法人神道文化会編より抜粋)

    (http://www.hokkaidojinjacho.jp/5gatsu28.pdf

・・・

兼邦百首歌抄は室町時代の吉田兼邦が百首の和歌を通して、
神道の道型を語ったものである。

Web

(1)(画像)
   http://www2.dhii.jp/nijl_opendata/searchlist.php?md=thumbs&bib=200006508

(2)長崎県神社庁 卜部兼邦・兼邦百首歌抄
   http://nagasaki-jinjacho.or.jp/meigen/meigen_4.html

            <感謝合掌 平成30年5月13日 頓首再拝>

【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成27年5月)】 - 伝統

2018/05/14 (Mon) 19:03:54


  是非の初心を忘るべからず

  時々の初心を忘るべからず

  老後の初心を忘るべからず

                 ~ 世阿弥 ~


 (説明)

   物事をはじめた未熟のころの初心を忘れてはいけない。
   それぞれの成長段階における初心を忘れてはいけない。
   老境に入った時の初心を忘れてはいけない。

   人生は常に新しい初心との遭遇で、
   これらの初心の積み重ねが無限の可能性につながるのである。

   (http://www.otorisama.or.jp/kotoba_pdf/kotoba201505.pdf

世阿弥

 http://kajipon.sakura.ne.jp/kt/haka-topic14.html

            <感謝合掌 平成30年5月14日 頓首再拝>

【今月の白山比咩神社よりのお言葉(平成二十七年 五月)】 - 伝統

2018/05/15 (Tue) 17:31:30


   寛(かん)にして 畏(おそ)れらる


              ~ 菜根譚 ~


  (意味)

   小さな過失はとがめない。
   隠し事はあばかない。
   古傷は忘れてやる。

   他人に対してこの3つのことを心がければ、
   自分の人格を高めるばかりでなく、
   人の恨みを買うこともないのである。

   (http://www.shirayama.or.jp/kotoba/k27.html

 
  ・・・

  (白山比咩神社)ご祭神

   白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、
   伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、
   伊弉冉尊(いざなみのみこと)

   の三柱。

   (http://www.shirayama.or.jp/hakusan/info.html

            <感謝合掌 平成30年5月15日 頓首再拝>

【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成26年5月)】 - 伝統

2018/05/16 (Wed) 18:00:56


  やって見せ 説いて聞かせて やらせ

  讃めてやらねば人は動かぬ

                 ~ 山本五十六 ~


 (説明)

  上杉鷹山の「してみせて 言って聞かせて させてみよ」
  を基にしたと言われる。

  ”ほめる”とはおだてるということではなく、
  共に喜ぶということ。

  仕事を教えるのには、ほめてあげることが秘訣だと説いた。

       出典『山本五十六のことば』


   この言葉を直接言ったという史料は残されていないが、
   長岡市堅正寺の住職、橋本禅厳氏が、講話の中で山本元帥の言葉として
   紹介したものが現在に伝わっている。

   (http://www.otorisama.or.jp/kotoba_pdf/kotoba201405.pdf


<参考>

  山本五十六
  → http://yamamoto-isoroku.com/?page_id=40

  この名言の続き
  → http://www.compass-point.jp/kakugen/4676/

            <感謝合掌 平成30年5月16日 頓首再拝>  

【今月の白山比咩神社よりのお言葉(平成二十六年 五月)】 - 伝統

2018/05/18 (Fri) 19:07:33



   事(こと)に敏(びん)にして

         言(げん)に慎む


              ~ 論語。学而第一 ~


  (意味)

   仕事というものは素早く、
   そして正確に行なうことが、大切なのであります。

   口先だけの言い訳は、
   なかなか人から信頼を得られるものではありません。

   (http://www.shirayama.or.jp/kotoba/k26.html

 
  ・・・

  (白山比咩神社)ご祭神

   白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、
   伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、
   伊弉冉尊(いざなみのみこと)

   の三柱。

   (http://www.shirayama.or.jp/hakusan/info.html

            <感謝合掌 平成30年5月18日 頓首再拝>

【北海道神社庁、5月のことば(平成26年皐月)】 - 伝統

2018/05/19 (Sat) 19:04:55


  往(ゆ)き還(かえ)る足踏みごとに産土(うぶすな)の

    神の恵みを思へ世の人

              ~ 本田親徳(ちかあつ)・産土百首 ~


(説明)

勤務のために、又通学するために、親子も朝家を出、
会社や学校に至り、夕方はそこから家に還る。
行き帰りともに大地の道路を踏むのである。

農夫も大地をたがやして生きる。

このように人生は終生、大地と離れて存在し得ない。

大地を踏みしめて生活するものとしては、
この大地の神なる産土 ―― 産す根の神(大地を生み生かしている神)の
お陰・お恵みを、終生、忘れてはならない。

一生、大地の根源の神なる『産土神』の信仰を、
道行く人は心得るべきである。

        (神道百言  一般財団法人神道文化会編より抜粋)

    (http://www.hokkaidojinjacho.jp/5gatsu.pdf

・・・

<参考Web>

(1)産土百首リストと本田親徳
    https://transpace.jp/ubusuna-honda-tikaatu/

(2)本田親徳の古神道
    http://tsubouchitakahiko.com/?p=181

(3)本田霊学
    http://www.takamiyahachimangu.com/blog/?p=1799

            <感謝合掌 平成30年5月19日 頓首再拝>

【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成25年5月)】 - 伝統

2018/05/20 (Sun) 18:12:42


  われ人に勝つ道を知らず

   われに勝つ道を知る

                 ~ 柳生宗矩 ~


 (説明)

  自分の心の中に巣食う敵、つまり邪念や怠惰心、臆病といった
  諸々のものを追い払ってこそ、他人に勝つ道も開ける。

  他人と勝負することを考えるより、まず、
  自分と闘って勝たなければならない。

   (http://www.otorisama.or.jp/kotoba_pdf/kotoba201305.pdf


・・・

<参考Web:【治国平天下 ~柳生新陰流 天下統御の剣・柳生石舟斎と柳生宗矩】
       → https://senjp.com/yagyuu/                >


            <感謝合掌 平成30年5月20日 頓首再拝>

【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成二十四年 五月)】 - 伝統

2018/05/21 (Mon) 20:14:23


  和魂漢才

      ~ 菅原道真 ~

 (説明)

  日本人としての魂を忘れずに。
  祖国を愛する心を持ったうえで、
  世界人として国外に広い知識を求めて勉強せよ
  
  という教え

       『菅家遺誠』

     (http://www.otorisama.or.jp/kotoba_pdf/kotoba201205.pdf)   


・・・

<参考:菅家遺誠(かんけいかい)

教訓書。二巻。著者未詳。公家の留意すべきことを記したもの。
菅原道真の遺訓とするが、現存本は平安末期以後、室町初期以前の成立。

http://base1.nijl.ac.jp/iview/Frame.jsp?DB_ID=G0003917KTM&C_CODE=0257-013602 >

            <感謝合掌 平成30年5月21日 頓首再拝>

【今月の東京神社庁よりのお言葉(平成二十三年 五月)】 - 伝統

2018/05/22 (Tue) 18:32:10


  あさみどり すみわたりたる 大空の 広きをおのが 心ともがな


            ~明治天皇 (明治37年)~

  (説明)

   浅緑に澄みわたりたる境地は、
   その清浄、正直の心を表し、

   大空の広さは
   度量の大きさ、睦び和む精神にあたる。

             『明治天皇御集』

   (http://www.otorisama.or.jp/kotoba_pdf/kotoba201105.pdf


<参考Web>

(1)御製(あさみどり・・・)
   → https://plaza.rakuten.co.jp/meganebiz/diary/200901170000/

(2)明治天皇御集
   → http://www.j-texts.com/meiji/meijit.html

            <感謝合掌 平成30年5月22日 頓首再拝>

【今月の大阪府神社庁よりのお言葉(平成二十三年 五月)】 - 伝統

2018/05/23 (Wed) 17:24:05



   己の欲せざる所は

     人に施すこと勿れ

          ~ 孔子『論語』 ~

  (意味)

   大きな心で人を許し、
   また自分が他人からされたくないと
   思うことを他人にもしない。
 
   これをふまえて交流しましょう。

     (神社だより 蟻通神社の権禰宜 2011年05月30日
      http://www.aritooshi.org/blog/index.cgi?key=98

            <感謝合掌 平成30年5月23日 頓首再拝>

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