伝統板・第二 2472631

本掲示板の目的に従い、法令順守、せっかく掲示板社の利用規約及び社会倫理の厳守をお願いします。
なお、当掲示板の管理人は、聖典『生命の實相』および『甘露の法雨』などの聖経以外については、
どの著作物について権利者が誰であるかを承知しておりません。

「著作物に係る権利」または「その他の正当な権利」を侵害されたとする方は、自らの所属、役職、氏名、連絡方法を明記のうえ、
自らが正当な権利者であることを証明するもの(確定判決書又は文化庁の著作権登録謄本等)のPDFファイルを添付して、
当掲示板への書き込みにより、管理人にお申し出ください。プロバイダ責任制限法に基づき、適正に対処します。


長寿 ④

1:夕刻版 :

2018/02/02 (Fri) 20:06:46

   *伝統板・第二「長寿 ③」からの継続です。
       → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7654050


【こだわらないこと】

      *メルマガ「人の心に灯をともす」(2018年02月02日)より

   (美輪明宏氏の心に響く言葉より…)

   人間が老(ふ)けこまないようにするコツは、こだわらないということです。

   このこだわらないという言葉を、つねにどんな場合でも
   忘れないようにしていく修練をしてください。

   つまり習慣づけるようにすることです。


   すべてにこだわらない。

   国籍、性別、年齢、職業、物欲、過去未来、感情。

   これらの他、もっといろいろあるでしょうが、
   人間が不安になったり、ゆううつな気分になっていったりするときには、
   かならず、どれか何かにこだわりつづけているときです。

   未来のとりこし苦労とか、暗く悲しい過去をいまだにひきずっているとか、
   誰かに何かに執念深く怒っている、恨んでいるとかがあるものです。


   そういうときは忘れじょうずになることです。

   なかなか難しいことですが、
   さっぱりと忘れる、考えないよう努力をくり返すことです。

   心の中でゆううつや不安感の正体を見きわめたらそれを、
   きっぱり追い出してしまうのです。


   このこだわらないという言葉を、
   いつもどんなときにも忘れないようにしていると、非常に役に立つものです。

   つまり、開き直りの一種なのかもしれませんが、
   とても心が楽になるための一つの鍵の言葉です。

   喧嘩のときなど、とくに役に立ちます。

   対人関係の恨みつらみも、こだわるから苦しいのです。

          <『人生ノート』PARCO出版>

           ・・・

「放下著(ほうげしゃく)」という禅語がある。

こだわりを捨ててしまえ、放り投げろということだ。

我々は、色々なものを後生大事に抱え込んでしまう。

「こだわり」「しがらみ」「嫉妬(しっと)」「妬(ねた)み」
「恨(うら)み」「怒り」「憎しみ」…。

過去の「苦しかったこと」や「つらかったこと」にこだわり、人と比較する。


100年たてば、我々は誰もこの世には存在しない。

そう考えれば、どんな大事なことでも、ちっぽけなことに思えてくる。

そんなにこだわらなくてもいいのだ、と。


老けこまないためにも…

日々、こだわらない修練をしたい。


・・・

<関連Web>

(1)光明掲示板・第三「長寿」
   → http://bbs5.sekkaku.net/bbs/?id=koumyou3&mode=res&log=105 

(2)光明掲示板・伝統・第一「長寿 (79)」
   → http://bbs6.sekkaku.net/bbs/?id=wonderful&mode=res&log=49

(3)伝統板・第二「長寿 ①」
   → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=6462212

(4)伝統板・第二「長寿 ②」
   → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=6794392


           <感謝合掌 平成30年2月2日 頓首再拝>
2:伝統 :

2018/02/05 (Mon) 18:36:11



       *『致知』2018年3月号 より
        ~鈴木 秀子(国際コミュニオン学会名誉会長)

人間には誰かが喜ぶことをしたいという神性が備えられています。
では、体を動かすことすらままならなくなった状態では、
誰かに喜びを与えることはできないのでしょうか。

そうではありません。手足は動かせなくても
温かい感謝の言葉をかけてあげたり、
笑顔で接してあげたりすることはできます。

それすらできなくなったとしても、
頭さえしっかりしていれば誰かのために祈ることはできるはずです。
 
以前、本欄で紹介した、上智大学学長を務めた
ヘルマン・ホイヴェルス神父の「最上のわざ」という
詩の一部を改めて味わってみましょう。

  老いの重荷は神の賜物。
  古びた心に、これで最後のみがきをかける。
  まことのふるさとへ行くために─。

  おのれをこの世につなぐくさりを少しずつはずしていくのは、真にえらい仕事|。
  こうして何もできなくなれば、それをけんそんに承諾するのだ。
  神は最後にいちばんよい仕事を残してくださる。
  それは祈りだ|。

  手は何もできない。けれども最後まで合掌できる。
  愛するすべての人のうえに、神の恵みを求めるために─。
  すべてをなし終えたら、臨終の床に神の声をきくだろう。

  「来よ、わが友よ、われなんじを見捨てじ」と|。

  (最上のわざ http://home.interlink.or.jp/~suno/yoshi/poetry/p_thebestact.htm

  
子や孫が喜んでくれる何かができることは、年を取ってからのささやかな喜びです。
しかし、その喜びすら取り去られてしまう時がやってきます。

絶望に打ちのめされそうになる中、神様が残してくださった「いちばんよい仕事」、
それが「祈り」だとホイヴェルス神父は言うのです。
 
先年亡くなった渡部昇一先生は敬虔なクリスチャンでしたが、病の苦しみにあっても、
自分の苦しみが他の誰かの幸せの種になるよう祈り続けられました。
他の幸せのために苦しみを捧げられたのです。

若い頃から修養と信仰に生きてこられたからこその先生の神々しい姿でした。

「あなたの若き日に、あなたの造り主を覚えよ。悪しき日がきたり、
年が寄って『わたしにはなんの楽しみもない』と言うようにならない前に」

という『旧約聖書』の言葉があります。
 
老いは一気に来ることはありません。
若い頃からの心の訓練の積み重ねが、
老いにどう向き合えるか、その姿勢を決めるのです。

           <感謝合掌 平成30年2月5日 頓首再拝>
3:伝統 :

2018/02/13 (Tue) 19:54:12


            *Web:DIRECT Connect(2018/02/13)より

「刑務所で充実した生活を送るのは、無期懲役囚か死刑囚か?」

これは、原田隆史先生の本「大人が変わる生活指導」
に書かれていたことなのですが、、、

あなたは無期懲役囚か死刑囚かどちらが充実した生活を送ると思いますか?

原田先生の友人でもある刑務官の方によると、
死刑囚の方が充実した生活を送る、とのこと。

死刑囚の方が、今まで字を書いたことのなかった人が執筆を始めたり、
という話はあなたもきいがことがあるかもしれないですね。

その理由は、死ぬまでの期限が切られてしまうから。


《未来の出来事で一番確実なこと》

未来の出来事を確実に予言することはできません。
ですが、確実なことが一つあります。

それは、『人はみんな死ぬ』、ということです。


例外はありません。


2016年に経済産業省から発表された、
日本人の平均寿命は男性80.98歳。女性が87.14歳。

なので、
あなたが今30歳なら、、、残りは約50年。18,250日です。
あなたが今40歳なら、、、残りは約40年。14,600日。
あなたが今50歳なら、、、残りは約30年。10,950日。

何気なく毎日を過ごしていると、
なんとなくこんな日常がずっと続くんじゃないか?
そんな風に思ってしまいます。

でも、実際には1日を過ごすたびに期限が迫ってきていますし、
元気に動ける期間で考えると、もっと短くなってしまうでしょう。

充実した1日を過ごすか?

ぼーっと何もせずに過ごすか?

そんなことは関係なく、ただ過ぎていきます。


「やったことは、たとえ失敗しても20年後には笑い話にできる。
でも、やらなかったことは20年後には、後悔するだけだ」

           By マーク・トウェイン(作家)

実際、死ぬ前にどんなことを後悔するのか?
ということを調べた方によると「自分のやりたいことをやらなかったこと」
というのは、とてもよくある後悔の理由のようなのです。

あなたはやりたいことがありますか?

それを今やっていますか?

もし、やっていないなら、いつはじめますか?

やるかやらないか。それはあなたの選択次第。

ですが、もしあなたが「いつかやろう」と思っていることがあるなら、
僕の好きな言葉を最後にお送りします。

「人生を大切にしたいなら時間を無駄にしてはいけない。
人生は時間によってできているのだから」

By ベンジャミン・フランクリン(アメリカの実業家・政治家)

   (https://direct-connect.jp/knowledges/show?id=611&ts=mag_yamada_180213

           <感謝合掌 平成30年2月13日 頓首再拝>
4:伝統 :

2018/02/16 (Fri) 18:06:03


      *メルマガ「奇跡を呼び込むS氏の能力開発(2016年09月20日)」より

/////////////////////////////////////////////


郡山女子大学の森 一教授(生物学)は、奈良時代からの職業についての
平均寿命を調査して、職業別平均寿命表を発表しています。

森教授の発表で、興味深いのは、遠く奈良、平安、鎌倉、安土桃山時代から、
近く江戸、明治、大正、昭和にかけて、僧侶の長寿順位はいつもトップなのです。

職業別平均寿命表では、各時代とも、平均寿命は20年以上も
お坊さんが長寿であったということがわかります。

奈良時代以来1200年以上にわたって、今日にいたるまで、
他の職種よりも坊さんが長命だったのです。


///////////////////////////////////////////////////////

さらに、お経でエネルギーを高めて僧侶は健康で長寿を実現してきた
という検証を裏付ける理論があります。

それは、トマティス博士の理論(トマティスメソッド)です。

耳のアインシュタインの異名を持つトマティス博士の理論とは、
脳の活力の90%も占めているエネルギー源が「音」である!ということです。

「ストレス、能力不足、学習障害、免疫力の低下、老化現象」の原因も聴覚にある!

ということですから、僧侶が、奈良時代から
お経でエネルギーを高めて長寿を実現してきたことが理解できます。

(中略)

音は空気の振動でもあり、バイブレーションでもありますから、
エネルギーであることは、誰もが理解できるこですが、脳の活力の90%も
占めているとなると、これは、能力開発の分野では、すごいことにもなります。

 
さらに詳しく、トマティス博士の理論(トマティスメソッド)を紹介します。

フランス人の耳鼻科専門医のアルフレッド・ トマティス博士は、
脳への感覚刺激の90%近くが、内耳にある蝸牛と平衡感覚器官(三半規管)
からのものであると臨床的に結論づけています。

つまり、トマティス博士の理論は、
「耳は脳にエネルギーを調達している」ということで、耳の器官の一部が、
脳にエネルギーを送るダイナモ(発電機)の動きをしているというのです。

結果的に、脳は脳内エネルギーのなんと90%を耳から調達し、
血液などから調達しているのは、残りの10%に過ぎないというのです。

にわかには信じられないことですが、マントラやお経など、
継続して唱えていると、疲れなくて短時間の睡眠でも大丈夫なので実感できます。

人は誰でも一瞬に1500万の記憶が脳裏に浮かび上がり
その支配がエネルギーの消耗になるのですから、

一瞬でも自分の意思の力で、その支配から解放できる、最高の方法を実行するのです。

さて、耳のアインシュタインの異名を持つトマティス博士は、
1970年までパリで開業していました。

博士は、独自の音響・・心理・・音韻論に基づいて「電子耳」を開発し、
その電子耳を使って、ろ過処理をした音楽(特にモーツアルト)を患者さんに
ヘッドフォーンで聞かせるなどの方法で、

発達遅れ、言語障害、社会不適応、自閉症など従来の医学では治療が
困難な子供達の治療を行い、かなりの成果を上げました。

トマティス博士は、聞くことと話すことの主従関係を発見し、会話や発声の問題は、
多くの場合、耳を再訓練することにより解決できるという理論を確立しております。

学習に問題がある生徒は、たいてい耳の機能にも問題があるのですが、
注目する点でもあります。


お年寄りになると耳が遠くなりますが、脳にエネルギーが供給できなくなりますから、
疲れやすく、脳力が低下する! という悪循環になります。

その反対に、お坊さんは、お経の実践で脳にエネルギーを供給しているので、
健康で長生きしているのです。

 
未熟児で生まれて劣等性だった、トマティス博士の自叙伝に、
声を出して読むことの利点が書かれております。


 その一部を抜粋します。
//////////////////////////////////////////////////////

特にテキストを大声で読む方法は効果があった。
いま私は、相談に来るすべての人にこの方法を推奨している。

声を出して読むことには多くの利点がある。
特に、記憶力を強化してくれる。
以前から私は記憶することが大の苦手だった。

大声を上げて読むことを始めてから、すぐに効果が現れてきた。
まず、テキストの内容がすんなりと頭に入るようになった。
それが引き金となって、また別の情報が蓄積されるのだった。
クラスでの成績はぐんぐん上がり始めた。

中学1年生のとき、私は完全な劣等生だった。
中学2年になっても相変わらずぱっとしなかった。
しかし、高校1年になると理科系の科目はすべて断然トップになり、
文科系もかなりいい線まできた。
そして、高校2年では、ほとんど全科目で1番になっていた。

                    
      トマティス博士の自叙伝より
///////////////////////////////////////////////////////

 

黙読をしていると、余計な思考がどんどん入ってくるので、
勉強どころの話ではなくなり、学習の効果は期待できません。

トマティス博士は、大声で教科書を読みはじめてから、
それまでは完全な劣等生だったのが、クラスでも断然トップになり、

しかも、声を出すと脳の疲れが取れるので、
睡眠時間が短くても、エネルギッシュに猛勉強もできた!と、書いてあります。

声の振動音というのは脳を目覚めさせる働きがあります。
音楽は脳にリラックスを与えますが、
人の音声は、脳を覚醒させる働きがあります。  

私は塾で、学習の遅れている生徒には国語の教科書の音読をさせて、
かなり効果があったので、英語の教科書などは、暗記ができるまで
徹底して音読を勧めました。

お子さんのいる親御さんは、教科書の音読をお勧めください。
英語の教科書だけでも100回、1000回と徹底させれば、
頭が良くなり、他の教化も驚くほど良くなると思います。

 
人間の発声には氣のエネルギーが含まれています。

マントラやお経にも言霊のパワーがありますから、マントラ(真言)や
お経を唱えることは、癒しの効果があることになります。

能望(マントラの一種)の実践では、強力な氣のエネルギーが発生しますから、
耳から脳に氣のエネルギーを与え、最高峰の癒しが実現することになります。

能望を実践していると、倍音⇒シータ波⇒最高潮の生体エネルギーという
一連の流れから出てくるので、大量の記憶や雑念も相殺されて、
思考の停止状態になります。

氣のエネルギーは、超・高周波ですから人間の耳には聞こえません。
耳に聞こえない音でも、なんとなく気持ちがいい、と、感じることができます。

私は、能望や般若心経の大いなる真言などエネルギーが高まる
音の響きを実践しておりますが・・・。

短時間でも疲れは取れるし、新陳代謝も良くなるし、それに、
なによりもパワーアップして、学習にも効果があるのですから、ありがたいことです。

七田眞氏が、試験的に山梨の高校のクラスで虚空蔵の真言=
能望を唱えさせて受験に望んだところ奇跡的な結果になった!
と、七田眞氏の本にありました。

 
耳の活性化が頭脳をクリアにして、すべての学習が容易になり、
脳全体の機能を高め活性化させることになります。

耳の活性化で「記憶力」「集中力」「活力」がアップするのです。



「パワーかフォースか」の本に書かれている天才と倍音の説明です。
 
///////////////////////////////////////////////////////////

 アトラクターをもつエネルギーパターンは、音楽のように倍音
(ハーモニック)をもっています。

 倍音の周波数が高ければ高いほど「パワー」は高くなります。

 天才とは、結局、新しいレベルの倍音にたどり着くことなのです。

 人間の意識におけるあらゆる進歩は、低いアトラクターパターンから、
高い倍音にジャンプすることによって訪れます。

//////////////////////////////////////////////////////////

 
○倍音の周波数が高ければ高いほど「パワー」は高くなります。

○天才とは、結局、新しいレベルの倍音にたどり着くことなのです。

○進歩するには、低いアトラクターのパターンから
 高いエネルギーへとジャンプすることが唯一の道なのです。

 エネルギーレベル=意識レベルを高めるには「倍音」がキーになり、
 脳への90%のエネルギーも、天才のパワーも倍音の発声が鍵になる!
 と、読み取れます。


 意識レベル=エネルギーレベルの高いマントラを唱えると、つまり、
 能望の実践で、エネルギーが供給され脳全体の機能を高めるのです。

 さらに、徹底的に炭酸ガスを吐き出す理想的な呼吸法になるので、
 通常の4倍~5倍もの酸素を取り入れることができます。

 音声は金属音や倍音になり、だんだんと高くなるので、
 10代、20代の若さの記憶を呼び戻し、若返りや健康を促す遺伝子を
 ONにするのです。

 
この様に脳にも、健康にも、若返りにも役に立つ根拠があれば、
誰もが、能望の実践を根拠のない絵空事とは思わないでしょう。


何もしないで無意識の思考の奴隷状態になっていると
「無明」の領域を増やすことになります。

無明とは、真理の光に照らされていない、迷いの状態のことです。

心の中の真っ暗闇の無明の領域です。
自分で自分が見えない領域を増やしてしまうのです。

光明の世界への気付きと、それに沿った行動が
静かに現状を変えていくことができるのです。


これまでは、膨大な滝のような思考のためにエネルギーを消耗し、
過去を悔やみ、未来を憂いてばかりでしたが、

これからは、本当の自分が宿る真理の世界を意識してエネルギーを高めてください。

 (http://archives.mag2.com/0000115502/20160920182126000.html?l=bvo0f0393f

           <感謝合掌 平成30年2月16日 頓首再拝>
5:伝統 :

2018/02/18 (Sun) 18:47:31


早くボケる老人には共通点があった!
老人こそ体を鍛えないと要介護や早く死ぬ危険増

          *Web:ネタリカ(2016/6/26)より

食べ物からエネルギーを取り出すのに、
私たち真核生物は2つの異なる方法を用いていることを紹介しました。

無酸素下でつくる解糖系エネルギーと、
有酸素下でつくるミトコンドリア系エネルギーです。

解糖系エネルギーの大切さをもう少し学びましょう。

解糖系エネルギーはエネルギー効率が悪くてあまり重要ではないのでは
と考えられてきた傾向がありますが、大きくとらえると、
2つの大切な仕事に特化して使われていて、私たちの生きる力を下支えしています。

ひとつが細胞分裂のエネルギーに使われていること、
もうひとつが瞬発力の筋肉を動かすのに使われているということです。

このような私たち自身のからだの仕組みを知ることは、
健康に生きるためには必須の知識でしょう。

 
筋肉には白筋と赤筋がありますが、ミトコンドリアが少なく
解糖系を中心に使って瞬発力を得ているのが白筋です。

ミトコンドリアが使う呼吸酵素は鉄分子を含んでいるので、
有酸素下で赤く見えます。これが赤筋です。
一方、ミトコンドリアが少なく白く見えるのが白筋です。

赤筋に属するのが、心筋、横隔膜の筋肉、骨格筋のうちの赤筋です。
白筋は骨格筋のなかにあります。
機敏な動作を行う時に使われています。

ニワトリでいうと、胸の筋肉であり、飛び上がる時に利用しています。

機敏な動作は子供時代では十分に働き、老人になると衰えてきます。
私たちは、子供の解糖系優位で人生が始まって、大人の調和の時代を経て、
老人になると解糖系が縮小してミトコンドリア系中心で生きるという法則があるからです。


《子供や老人の健康法》

このようなことを知ると、子供や老人の健康法が見えてきます。

子供の成長期はミトコンドリアが十分に働けない時期なので、
元気に遊んですぐ疲れてしまうというのが基本です。

よく中学生がバレーボールの練習を長時間やってからだを壊すのは、
この法則に反した活動をしているからです。
野球でもバレーボールでも、子供時代はほどほどで止めておかなければなりません。

マラソンなどのような赤筋を働かせるスポーツは
成長が止まった大人になってからやるスポーツです。
こういう感覚を身につけておかないと、スポーツ選手を指導することはできません。

 
老人になると解糖系は低下してきます。
これが老人が機敏な動作に失敗して交通事故などにまき込まれる原因になっています。

しかし、ミトコンドリア系は維持されるので持続力は十分です。
ここで、知っておくべきことがあります。

ミトコンドリアは鍛えると数を増やし、
筋肉を使わないと数が減少するということです。

老人になったら、からだを動かしてミトコンドリアの維持につとめるほか、
さらにからだを鍛えるといいでしょう。
からだを鍛えない老人は能力低下で生きる力を失い、早めに一生を閉じるでしょう。

今の日本は能力低下に陥り介護制度の世話になっている人が多過ぎます。

ミトコンドリアが多いのは骨格筋のうちの赤筋のほか、脳神経もそうです。
つまり頭を使わないと早めにボケるということです。

筋肉だけではなく、頭を鍛えることも同時に努力しなくてはいけません。
言われると大変ですが、生きるということはそういうことでしょう。

(文=安保徹/新潟大学名誉教授、医学博士<故人>)


           <感謝合掌 平成30年2月18日 頓首再拝>
6:伝統 :

2018/02/19 (Mon) 18:40:46


        *メルマガ「人の心に灯をともす」(2012年02月18日)より

   (医学博士の海原純子氏の心に響く言葉より… )

   人生の旬とはなんだろう。

   一般には若い世代が旬といわれる。


   年をとると、盛りをすぎたとか、枯れたとかいわれる。

   生物学的見地だけから見れば、たしかに老化するほど細胞内の水分は減少し、
   枯れていくという表現は当っている。


   現代は、そうした老化を遅らせるアンチエイジング研究も盛んだ。
   旬をのばそう、とする考え方だ。

   むろんそれはいいのだが、私個人の考え方としては、
   生物学的な旬のみに焦点を当てる必要はないのだと思っている。


   体力や細胞内水分、つまり体力、美しさ、記憶力は年と共に衰え、旬を過ぎるが、
   別の旬は年と共に充実してくると思うのだ。

   たとえば、ものを深く洞察する力、思考能力、共感力などは
   年をとるにつれ旬を迎える能力である。


   しかし、とても残念なことだが、こうした能力は、
   体力や美貌という生物学的能力とは違い、
   ほうっておいても存在するとは言えない。

   要は天賦のものではなく、
   自分で磨きをかけて旬を作り出していかねばならないものなのである。

   いつまでも若さという旬を追い求めることにエネルギーを使っていると、
   こうした「年をとってから旬をむかえる」はずの能力に
   磨きをかけるエネルギーをなくしてしまう。


   体力や美しさが減少しても、別の旬を持てる大人は輝いていられる。

   そんな大人が少ない。

   若いころにはとてもこんなふうにできなかったなあ、
   と思えることを人生のなかに作っていくのが大人の幸せである。

        <『大人の生き方 大人の死に方』毎日新聞 >

             ・・・

若くて、体力にあふれ、美貌を持つ人は、
そのことにとかく頼ってしまい、それを求めることにエネルギーを費やすことが多い。

もちろん、身体能力にすぐれていたり、美しい、
ということは神から与えられた最高の贈り物であり、
人生のある一時期の「旬」であることは確かだ。


絶世の美女と言われた、小野小町はこう歌っている。

「花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに」

桜の花の色は、すっかり衰えて色あせてしまった。

むなしく時をすごしているあいだに、私の美しさもすっかり衰えてしまった。


どんな美貌も、疲れを知らない体も、年を重ねるごとに必ず衰える。

若いうちから、内面を磨き、年をとっても別の「旬」を楽しめる人でありたい。

           <感謝合掌 平成30年2月19日 頓首再拝>
7:伝統 :

2018/02/20 (Tue) 18:05:39


         *Web:「ドクター塚本  白衣を着ない医者のひとり言」より

(1)男性ホルモンと女性ホルモン

  ①短絡して言うなら、長寿にとって男性ホルモンは「悪玉」で
   女性ホルモンは「善玉」です。
 
  ②睾丸で産生されるテストステロンは、冒険好きや無謀な行動と関係があり、
   若い成人男性に多発する交通事故、エイズなどはこのホルモンの分泌増加、
   いわゆる「テストステロン中毒」に原因があると言われます。

   「闘争」や「逃亡」などの行動もテストステロンの影響です。
   進化の過程で敵から素早く逃げるために男性に必要な道具だったと考えられますが、
   アドレナリン分泌を促進させることによって、高血圧や血管の損傷に結びついています。

  ③一方、女性ホルモンの代表エストロゲンは、
   強力な抗酸化物質として老化防止に役立つと言われています。

   大豆に含まれているイソフラボンがエストロゲンと化学構造がよく似ていることから、
   抗酸化作用を期待して豆腐や納豆が閉経後の女性に健康食品として推奨される理由
   になっています。

   また閉経前の女性が動脈硬化になり難い理由として、
   善玉コレステロールとして有名な「HDLコレステロール」が
   高いことが関係しています。

   動脈硬化の危険因子である「総コレステロール」を
   低く抑えるのにもエストロゲンが働いています。

   閉経後の女性では総コレステロール値が急に高くなり、
   高脂血症と診断されることが多いのも生理的な自然の摂理に基づくものです。

   さらに女性ホルモンは、免疫学的にも抗体産生に有利に働くので、
   女性は感染症にも強いということになります。

   リンパ球の1つで、主にがん細胞を攻撃するNK(ナチュラルキラー)細胞の活性が
   女性で高い理由も、女性ホルモンで説明されています。

   細菌やウイルス、がんから身を守り、健康な状態を保持する
   「自己防衛力」や「自然治癒力」、とりもなおさず生命力は
   女性の方が男性より優れていることに間違いありません。


(2)エネルギー代謝の男女差

   ヒトは外から食物を摂取し、酸素を消費しながら
   エネルギーに換えて生命を維持しています。

   安静時の基礎代謝量を調べると、男性は女性に比べてほぼ2割増しになっています。

   男性が筋肉質であるのに対して女性の体脂肪率は大きくなっていますが、
   脂肪の方がエネルギー効率は高く、女性は男性よりも少ないエネルギー消費で
   生命を保つことが出来るのです。

   雪山での遭難などの極限状態で、耐久力を発揮できて
   生き延びるのは女性の方だというのも頷けるはずです。

   もともと酸素消費量が少なくてすむので、活性酸素の産生も少ないのです。

   基礎代謝量が少ないということは、
   低いエネルギー所要量、ひいては少ない栄養所要量ですむことになるのは当然です。

   また女性は寒冷や暑さに対しても生理学な体温調節機能が高いので、
   寒さ暑さにも男性よりも強いのです。

   要するに、ろうそくに譬えるなら、男性はパッと燃え尽きるのに対して、
   女性はチョロチョロと長く燃え続けることができるし、

   男性は固いがどこか脆いのに対して、女性は一見やわらかでいて、
   底知れぬ強靭さを秘めているとも言えます。

   男性は高酸素、高カロリーの必要な「スパー・カー」、
   女性は瞬発力、運動量では劣りますが、
   持久力に優れた、低酸素、低カロリーで走る「エコ・カー」に譬えることもできます。

(3)遺伝子構造の男女差

   古典的な遺伝学でも、性染色体の男女差はよく知られています。
   つまり男性はXYであるのに対して、女性はXXが対になっています。

   そこで、女性の場合2つあるX染色体はそれぞれ別の親に由来していますが、
   双方の親から同時に同じ欠陥のあるX染色体を受け継いだときだけ欠陥が発現します。

   一方男性は母親から受継いだX染色体に欠陥があれば、その影響がもろに現れます。
   つまり女性はX染色体を一対持っているので、
   欠陥遺伝子の影響を抑えることができるのです。

   また寿命に関っている遺伝子がX染色体に存在していることを支持する研究があるので、
   X染色体が1つの男性よりも2つ持っている女性の方が長生きできる、
   つまり長生きできるようプログラム化されているのは女性の方だとも言えます。

(4)ストレスの男女差

   いろいろな研究の結果、女性は職場ストレスを受けることが少ないし、
   職場へ「過剰適応」するタイプが少なく、
   結果として過労死が少ないことも分かっています。

   ストレスに強いのではなく、
   打たれ強く、処理の仕方が柔軟なのは女性だとも言われます。

   さらに女性は、辛かったら「泣ける」ということが
   社会的、文化的に許容されているのに対して、
   男性はジッと我慢することでますますストレスが高じてしまいます。

 
   以上は女性の長生きのナゾに迫るほんの入口を探っただけに過ぎません。
   ぜひとも世界一の長寿国であるわが国だからこそできる、
   入口からさらに奥に入ってナゾ解きを深める研究の発展を祈らずにはおれません。

   (2007年11月28日)

     (http://yuwakai.org/ikiikijinsei/doctsukamoto104.htm

           <感謝合掌 平成30年2月20日 頓首再拝>
8:伝統 :

2018/02/27 (Tue) 19:23:40


         *Web:シルバーネット より抜粋
              ~シルバーネット創刊10周年記念事業

(1)シルバー川柳 最優秀賞

   物忘れ するが晩酌 忘れない (佐藤庄助)

(2)シルバー川柳 秀作

   物忘れ このまま全部 忘れたい (矢野伸子)

   あの世から 病に勝って Uターン (及川英夫)

(3)川柳お題 孫

   膳囲み 孫の一言 初笑い (大泉昭一)

   映る電話 ひ孫の笑顔 寿命伸び (庄子衛子)

(4)川柳お題 嫁 姑

   鬼嫁は 今は仏の 介護娘に (大村禮二郎)

   嫁料理 老夫婦毎日 楽しませ (黒川きゑ)

(5)川柳お題 夫 婦

   物忘れ 妻の叱咤で 思い出し (江刺雄治郎)

   ありがとう 妻に云えぬに よそで云い (千田幸子)

(6)川柳お題 ぼやき

   早起きは「三文」どころか 邪魔にされ (曽良みや子)

   年とると 過去が多くて 先き見えぬ   ( 峯浦よし子)

(7)川柳お題 年 金

   年金も 百円ショップで 満たす日々  (氏家さゆき)

   年金で やりくりするのが ボケ防止  (永松江津子)

(8)川柳お題 物忘れ

   天使のよう 母の晩年 認知症   (豊田真次)

   今日も又 何か忘れて 頑張るぞ   (高橋スマノ)

(9)川柳お題 療養・介護・病・衰え

   外出着 病院行きの おしゃれです  (千葉敬子)

   つまみ食い 正直過ぎる 血糖値   (大場 敬)

(10)川柳お題 命

   子に孫に 継がれる命 ありがたし  (森本淳子)

   老いたとて 命燃やせる こと尽きぬ  (高橋亮平)

  
  (http://silvernet.la.coocan.jp/senryu/index.html )


           <感謝合掌 平成30年2月27日 頓首再拝>
9:伝統 :

2018/03/04 (Sun) 19:19:39


    *「福を招く旧暦生活のすすめ」白井明大・著(P206~209)より

長生きを祝福できるのは、ほんとうに幸せでおめでたいことです。

数えで六十一歳(満六十歳)の還暦は、干支がひとまわりするお祝いです。
赤い頭巾やちゃんちゃんこを贈るならわしがあります。


七○歳の古希は、古代中国の詩人、杜甫の詩の「人生七十古来稀なり」という
一節になぞらえた長寿祝いです。
昔から高貴な色とされた紫色のものを贈ってお祝いします。


七七歳の喜寿のいわれは、「喜」の草書体である七を三つならべた形が
七七に見えることからつけられたといいます。
長寿祝いの色は、古希と同じ紫です。


八○歳の傘寿は「傘」の略字が八と十を重ねた形をしていることから。

八十八歳の米寿は「米」の自我、八、十、八と詠めるから。

これら八十代の長寿祝いは、傘寿も、米寿も、黄色か金茶色で祝います。


九○歳の卒寿は「卒」の略字が九十と読める形をしているから、卒寿といいます。
長寿祝いの色は、紫または白です。

九九歳の白寿は「百」から「一」を引いたら「白」になることからきています。
白寿はもちろん、白で長寿祝いをします。


そして百歳の百寿は、白または百が「もの」と読めるので桃色で
長寿を祝います。


さらに百八歳の茶寿、百十一歳の皇寿、百二十歳の大還暦・・・
と大長寿のお祝いがつづきます。


最近は、寿命が延び、老いの過ごし方も変わってきて、
人ぞれぞれであるように思います。

昔からのしきたりがすべてではありません。

大切なのは、その人が充実した人生を歩んでいることです。

長寿祝いはもちろんめでたいことですが、
人によっては長い人生の記念日の一つ、
というカジュアルなとらえ方もあるかもしれません。

           <感謝合掌 平成30年3月4日 頓首再拝>
10:伝統 :

2018/03/19 (Mon) 19:11:07


        *「常識が変わる200歳長寿!若返り食生活法」
          松井 和義・著   (P14~20)より

(1)第一の鍵がミトコンドリアです。

  ①これは1個の人体細胞の中に100から3000個存在する生命体で、
   私たちが生きてゆくために必要なエネルギーを生産しています。

   60兆個といわれる人体細胞の中に存在するミトコンドリアの総数は
   なんと数京個にも及びます。

   このミトコンドリアが活躍するほど、
   少ない食事で大量のエネルギーを作り出すことができ、
   健康で若々しく長生きできます。

   このミトコンドリアを活性化するためには、
   体に良い食事内容と少食生活が重要です。

  ②1日3食や飽食は、ミトコンドリアの働きをグーンと低下させます。
   そして、細胞内に過食した炭水化物(ブドウ糖)と脂分が溜まり肥満になります。
   そのうえ、毒である化学物質が溜まり続け、免疫力が低下し病気を招いています。

  ③ミトコンドリアは生命活動に必要なエネルギーを作るだけではありません。
   ミトコンドリアは各細胞内に100~3000個寄生し共存していますが、
   その細胞一つひとつが健康であることが
   代謝活動を担っているミトコンドリアの働きを左右します。

  ④ミトコンドリアが活性化し、働くためには少食が最大の鍵ですが、
   併せてマイナス電子(水素イオン)、酵素、補酵素(ミネラル、ビタミン)、
   抗酸化物質(フィトケミカル)、酸素が必要不可欠な要素です。

   とくに現代人に欠けている酵素、補酵素、抗酸化物質をたっぷり摂ることが
   全身のミトコンドリアと細胞を健康に活性化させるコツです。

  ⑤ミトコンドリアが働くには酸素も不可欠です。
   人は5億回呼吸したら寿命がつきるといいます。

   1回に普段の呼吸の2~3倍の酸素を摂り込める呼吸法が、
   私が指導している丹田呼吸であり丹田発声です。
   この丹田呼吸法をマスターすることで、ミトコンドリアに必要な酸素を
   少ない呼吸数で摂り込めます。


(2)長寿のためのもう一つの鍵が、
   1000兆個以上もの大量の腸内細菌のバランスをとることです。

  ①現代人の腸内細菌の全体量は昔と比べ減っています。
   そのうえ、善玉腸内細菌が少なくなり、逆に悪玉腸内細菌が大変多くなってしまって、
   本来のバランスが完全に崩れています。

   腸内細菌は善玉と悪玉合わせて3割存在し、
   残りの7割はどっちつかずの中間菌(日和見菌)です。

   この中間菌は名前の通り、善玉の勢力が強ければ善玉側へ、
   悪玉が強ければ悪玉側へ加勢します。まるで人間社会のようですね。

   現代人のほとんどの人の腸内では悪玉腸内細菌が善玉腸内細菌より多いため、
   日和見菌は悪玉腸内細菌と一緒になって働きます。

   すなわち8~9割が悪玉菌の働きをしますから、
   多くの人が腸内腐敗を起こしています。

  ②悪玉腸内細菌が増加する最大の原因は、精神的ストレスと肉食にあります。
   善玉腸内細菌の好物は食物繊維と発酵食品ですが、

   食物繊維がまったく含まれていない肉(牛、豚、鶏)や白砂糖は
   悪玉腸内細菌の好物です。

   悪玉腸内細菌が肉を食べ、アンモニア、アミン、硫化水素、インドール、
   フェノールなどの有害物質(ガス)を大量に発生させ、
   腸内腐敗と小腸の絨毛細胞の腸壁を破壊します。

   このとき、血液中から体内に侵入する有害物質や、未消化食物(異物)、
   有毒化学物質が全身の病気やさまざまなアレルギー性疾患、
   関節リウマチや膠原病、潰瘍性大腸炎などの自己免疫疾患を引き起こします。
   これをリーキーガット症候群(腸管壁浸漏症候群)といいます。

  ③また、悪玉腸内細菌は直接、間接に大脳に悪影響を与え、
   うつ病の原因になっています。それだけではありません。

   小腸には、人間の精神力(強い意志力)と人体に合った食べ物の種類
   (何を食べたら良いか、食べたら悪いかなど)や食べる量を判断し、
   直感的に知らせる頭脳(腸脳)が備わっています。

   私たちの小腸には犬の脳細胞と同量の
   1億個もの神経細胞が張り巡らされているのです。
   現代人は子どもから大人まで、この腸脳が眠ってしまっています。

   そのために、食に対する直感力も意志の力(精神力)も低下してしまいました。

  ④精神的ストレスと肉食の他に、腸内細菌の絶対量を減らし、善玉菌を殺すのが
   農薬や食品添加物、環境ホルモン、抗生物質、医薬品です。


(3)健康長寿にはこうした問題を正しく認識して、従来のカロリー栄養学から
   酵素栄養学へと転換し、善玉腸内細菌を増やし、腸内環境を整えることが
   必要ですし、強靭な精神力と豊かな直感力を回復させることが不可欠です。

   同時に、すでに人体に蓄積されてしまった各種病気の原因になる
   さまざまな化学物質(毒)をデトックス(排毒)することが、
   健康長寿のために欠かせません。

           <感謝合掌 平成30年3月19日 頓首再拝>
11:伝統 :

2018/03/23 (Fri) 19:00:36


     *Web:週刊女性PRIME (2018年3月17日)より抜粋
          (https://news.infoseek.co.jp/article/jprime_11650/

(1)健康な人でも、1日数百というがん細胞が発生しているといわれ、
   それらを退治するのが、身体の免疫力や抗酸化力。

   発生したがん細胞を増殖させないために、
   食事では免疫力を高める栄養や、抗酸化成分を含む食材を
   積極的にとることが大切。

(2)中でもがん予防には植物の色素や香りを構成している
   成分・ファイトケミカルが有効です。

   抗酸化成分として知られるポリフェノールもファイトケミカルのひとつ。
   ほかにもさまざまな種類があります。

   下の「がん予防効果の高い食品ピラミッド」
   (週刊女性PRIMEのサイト内のみ掲載)を参考に、
   がんに負けない身体を保ちましょう。

(3)「がん予防効果の高い食品ピラミッド」

  ①ピラミッド上部(トップ層)

   ニンニク
   キャベツ
   甘草
   大豆、しょうが

  ②ピラミッド中部(第2層)

   せり科植物(ニンジン、セロリなど)
   玉ねぎ、茶、ターメリック
   玄米、亜麻、全粒小麦
   柑橘類(オレンジ、レモン、グレープフルーツ)
   ナス科植物(トマト、なす、ピーマン)
   アブラナ科植物(ブロッコーリー、カリフラワー、芽キャベツ)

  ③ポラミッド下部(第3層)

   マスクメロン、バジル、タラゴン、からす麦
   あさつき、ハッカ、オルガノ、きゅうり
   タイム、ベリー、ローズマリー、セージ
   じゃがいも、大麦

           <感謝合掌 平成30年3月23日 頓首再拝>
12:伝統 :

2018/03/25 (Sun) 17:22:05

     *「沖正弘がのこしてくれた治すヨガ!」 船瀬 俊介・著(P188~189)より

【できるだけ時間をかけて食べ、ゆっくり呼吸するのが長生きの基本】

秘書によると、バーバ(152歳のヨガ行者)の生活の大半は冥想でした。
「しかし、ときどき息遣いから体操中だとわかった」
「夜もほとんど起きているようだった」
「(秘書の話では)ごく短時間の睡眠を小刻みにとっているという」

そして、152歳の超長寿者は、日本から来訪した青年にこう諭しました。

「われわれに与えられている一生の食べ物の量や、呼吸する空気の量は、
生まれたときから決まっているから、できるだけ時間をかけて食べ、
ゆっくりと呼吸や脈をさせるのが長生きの基本となるのだ」

沖正弘は、彼がそのとおりの生活を送っていることを実際に確認したのです。
 
「食事の量は、じつに小食だった。一日の食事が、小さな皿に一杯ぐらいだ。
主食は、玄米やアワなどの蒸したものとか、玄米粉とソバ粉を混ぜ合わせたもの。

副食は日によって違うが、牛乳、青葉、ニンニク、タマネギ、青トウガラシ、
ニンジン、豆類など。すべて生で食べていた」

「果汁、リンゴ酢、マンゴー酢、サトウキビ汁、蜂蜜、クルミを常用し、
ナシの汁なども、ときどき飲んでいた」(沖先生)
 
ここに長生きするための秘密が詰まっているといえます。

それは超少食と生菜食です。
 
さらに、152歳は、食べ方も常人とは異なっていました。
 
「何を食べるときでも、よく噛む。
水や牛乳は口に長く入れておいて、唾液を多く含めるようにする」

「少し食べて多く動き、よく眠るのがよい。
身体をぐっと締めると、全身の血行が良くなって、骨が強くなる。
呼吸を止めて、身体に力をこめたり(クンバク)するのは、その意味でよいのだ」
 
まさに超長寿者の人生から編み出された究極の健康法といえましょう。

 (https://blogs.yahoo.co.jp/shimataka373/18563922.html より抜粋転写)

           <感謝合掌 平成30年3月25日 頓首再拝>
13:伝統 :

2018/03/29 (Thu) 19:13:41


          *Web:東洋経済ONLIN(2015年07月31日)より
               ~エレーヌ・フォックス
                ( オックスフォード大学感情神経科学センター教授)
                 「本当の楽観主義とは何か」

(1)楽観的な性格は実際の健康や成功に結びつくか

  ①2001年にケンタッキー大学のデボラ・ダナーらが発表した有名な研究です。
   ダナーたちは、全米で1930年代に修道院に入った180人の修道女が書いた
   自叙伝を検証しました。

   修道院に入ったときの彼女たち(平均22歳でした)がそれまでの自分を
   振り返って紹介した文章を分析して、どの修道女が楽観的で、
   どの修道女が悲観的だったかを点数化したのです。

   そして、約60年後の90年代。研究チームは彼女たちに接触しました。

   するとなんと、楽観的な修道女のほうが長生きしていることが明らかになったのです。

   その時点で180人のうち76人が死亡していましたが、
   若いころ陽気で明るい自叙伝を書いた修道女は、
   暗い文章を書いていた修道女よりも、平均で10年も長寿でした。

   修道院という環境で、同じように禁欲的で健康的な生活を送っていながら、
   バラ色の世界観をもつ「だけ」で10年以上の長寿が得られたのです。

  ②エジソンが電球の開発に取り組んだとき、
   うまくいかなかった試作品は1万個を超えました。

   それを知ったエジソンは、

   「失敗したのではない。うまくいかない方法を1万通り見つけただけだ」

   と高らかに口にしたのです。

   彼が最後には竹のフィラメントに出会って、
   電球の開発に成功したことはご存じの通りです。

  ③かつて俳優として絶頂にありながら、パーキンソン病で
   人生のどん底に突き落とされたマイケル・J・フォックス。

   彼は不屈の楽観主義で病気と闘い、ついに俳優復帰を果たすまでになりました。


(2)真の楽観主義とは?

  ①真の楽観主義とは4つの要素に分けられます。
   もちろんポジティブ思考はひとつの大切な要素です。

   しかし、それ以外の3つ、

   ・実際のポジティブな行動

   ・根気と粘り強さ

   ・自分の人生をコントロールしている感覚

   を持つことこそが、成功につながる真の楽観主義だといえるでしょう。

  ②エジソンやマイケルの逸話は、
   単に前向きな思考法を表しているだけではありません。

   彼らは何度失敗しても、粘り強く継続して実際に挑戦を続けたからこそ、
   最終的に成功を得ました。

   これこそが、真の楽観主義といえるでしょう。

  ③私は、この側坐核を中心とした回路こそが「楽観脳」の中心部だと考えているのです。


(3)楽観脳と悲観脳のバランスが大事

  ①「楽天家は同時に刺激を好む」ということです。
   楽観主義の人は、快楽や興奮を追い求める度合いが強く、
   強烈で激しい経験を好みます。

   そして、刺激的な経験のためなら危険を冒すこともいといません。
   彼らは楽観的なあまり、ドラッグや危険な冒険、興奮を追い求め過ぎて
   危険に身をさらしてしまうこともあります。

   楽観主義のデメリットともなるのです。

  ②大事なのはバランスです。

   楽観脳は確かに、長寿と成功に影響します。
   しかしそれは同時に、「悲観脳」がバランスよく危険を察知して、
   あまりに刺激や興奮を追求しすぎないように制御するからでもあるのです。

   (http://toyokeizai.net/articles/-/78586

           <感謝合掌 平成30年3月29日 頓首再拝>
14:伝統 :

2018/04/07 (Sat) 18:28:21


     *「沖正弘がのこしてくれた治すヨガ!」 船瀬 俊介・著(P186~188)より

【欲を持たず、ひたすらヨガを実行】

「バーバが姿を現した。やせ気味ではあるが、がっしりした、いい体格だ。
胸毛の生えた胸をグッとそらし階段の上に立った。
体つきはどう見ても50歳代にしか見えない」(『ヨガの楽園』)
 
これは沖先生がインド修行中に体験した、
152歳のヨギ(ヨガ行者)との出会いのシーンです。
出会ったのは1960年6月15日。

その超長寿者はバーバという。その名はすでにインド中に広まり、伝説となっていた。
先生も「ウソかほんとか152歳」と書いているほど。
最初は半信半疑だったことがわかります。

真偽を確認するためベナレス市役所に出向き、出生証明書などの確認を試みたが、
あまりに古すぎて存在しないという。
 
「100年ぐらい前に出た本の中に、バーバの名や当時の年齢が載っている」という。
 
さらに、バーバをよく知る3人の古老を紹介してくれました。
 
その一人で86歳の老人は、10歳のころから彼をよく知っているが、
当時すでに80歳近くだったと証言、他の2人の老人も、同じように
バーバの152歳説を肯定します。
 
そして、何時間も待たされた後、ようやく本人と面会が叶ったのです。
 
奇跡の長寿者は、高さ3メートルほどの掘っ立て小屋で、
冥想する日々を過ごしていました。
沖先生を見下ろして微笑したが、その目は矢のようにするどかったといいます。
 
若き沖先生は尋ねました。
 
「どういう方法で152歳まで生き、そのように元気なのですか?
何か秘訣でもあるのですか?どうしても知りたくて来たのです」
 
「私は、それに対する答えは用意していない。
別に長生きの努力をした覚えがないからだ。

しいて言えば、不合理な欲を持たず、ただひたすらヨガの教えを実行してきた。
もし、長生きの秘訣が私の生活の中にあると思うなら、しばらくここにいて、
自分の目で見てごらん」

(2018/03/25の記事へと続く)

           <感謝合掌 平成30年4月7日 頓首再拝>
15:伝統 :

2018/04/18 (Wed) 19:22:01


       *Web:NHK NEWS WEB(4月18日)より 
    

5年毎に行われる国勢調査のデータをもとに、
厚生労働省は国の市区町村別の平均寿命を調査し結果を公表しています。

昨日(4月17日)発表された2015年の結果によりますと、
男性で平均寿命が最も長かったは神奈川県横浜市青葉区の83.3歳で、
同県川崎市麻生区の83.1歳、
東京都世田谷区の82.8歳がトップ3となっています。

 
女性で最も長かったのは沖縄県中頭郡北中城村の89.0歳で、
以下、同県中頭郡中城村88.8歳、
同県名護市の88.8歳の順となっています。

 
反対に平均寿命が短かったのは、男性が大阪府大阪市西成区の73.5歳で、
同市浪速区の77.5歳、青森県東津軽郡平内町の77.6歳の順。

女性が同じく大阪府大阪市西成区の84.4歳、以下、
北海道稚内市の85.1歳、
福島県西白河郡西郷村の85.2歳の順となっています。

 
ちなみに、平均寿命が最も長いところと短いところの差は、
女性が4.6歳、男性は9.8歳と約10歳の差がついています。

 (https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180418/k10011407651000.html

           <感謝合掌 平成30年4月18日 頓首再拝>
16:伝統 :

2018/04/20 (Fri) 18:51:02


        *メルマガ「人の心に灯をともす」(2018年04月19日)より

   (「VAN」創業者、石津謙介氏の心に響く言葉より…)

   僕は平気で年齢のことを話すので、会う人のほとんどが、

   「えっ、本当ですか?」

   と驚いた顔を見せ、その次に必ず、

   「お若いですね」

   とくる。


   僕は、この言葉が嫌いである。

   言うほうは、お世辞かお愛想か、
   あるいは本当に呆れ返っているのかは知らないが、

   言われたほうが、

   「てやんでぇ、若いわけがあるはずないだろう。
   こちとら80半ばを過ぎた正真正銘の爺さんだ」

   と啖呵(たんか)の一つも切りたくなる。


   自分が高齢者であることは、だれよりも自分自身がよく知っている。

   高齢者にとって、いちばん重要な問題は「健康」である。

   いくら長生きしようと、健康でなければ、
   豊かな人生の四毛作目の収穫を得ることはできない。

   僕がこの年齢になって、まがりなりにも仕事をし、
   人生の四毛作目を享受できるのも、体と精神が健康だからであり、
   健康だからこそ、まだまだ世のために尽くすことができる。

   僕は、今の健康を、もし、存在するのであれば神に感謝をささげたい。


   また、人からよく、

   「長生きの秘訣はなんですか?」

   と聞かれるが、僕自身、長生きを美徳とは考えていない。

   不遜な言い方で、誤解を受けることもあるが、
   僕の死に対するモットーは“丈夫で早死に”である。

   要は、人生やるべきことをし終えたら、
   なるべく早く若い人たちに後を譲りたいということだ。

   けれど、このモットーも、こう長生きしちゃ、意味をなさなくなりつつある。


   長生きの秘訣という問題を真剣に考えてみた。

   そこで考えついたのが、人間のストレスを生み出す
   根元の「執着心」と「欲」を捨て去ることである。

   つまり、僕にとって、現在の年齢まで大病もせず、
   まがりなりにも生きてこられたのは、
   ストレスを適当に発散させる能力が自身に備わっていたからではないかと思う。

   要するに、人間、“いかにストレスを少なくするか”が、
   若い人にとっても、高齢者にとっても、
   快適な生活を送るための最重要課題なのである。


   もう一つは、常に頭に栄養素を送ることである。

   頭の栄養素とは、さまざまな情報のこと。

   毎日、克明に新聞を読み、雑誌を読み、評判になっている本を読み、
   さらにテレビを見、いろいろな人に会って、あらゆる情報を頭に詰め込み、
   その後、情報を僕なりに選り分けて整理する。

   この作業が「思考の動脈硬化」を防いでくれるのである。

   好奇心を旺盛に保つのである。

   「思考の動脈硬化」とは、今まで自分が体験してきたスタンダードを
   後生大事に守り、新しいものや情報を、そのスタンダードによってのみ
   判断することであり、僕は、それがいちばん恐ろしい。


   さらに、腰の軽さも重要なファクターだ。

   僕は、面白いことがあったり、美味しいものがあると聞けば、
   すぐにすっ飛んでいく。

   その意味ではいたって腰の軽い男である。

   人は、高齢者の仲間に入ると、極端に事を起こすのが億劫になるというが、
   おかげさまで、僕の辞書に「億劫」という文字はないようだ。


   自分のことは自分でやるというのもいい。

   僕は、たいがいのことは自分でやってのける。

   年齢を重ねる毎に、他人との接触が億劫になるという人がいるが、
   僕は、逆に人と会うのが楽しくて仕方がない。

   ただし、同じような年代の人とは、
   よほど気の合った人でない限り、会いたくない。

   というのは、ある年齢を超えた人々の集団の話題は、
   ほとんど病気の話と家族に関する愚痴ばかりで、
   気が滅入ることはなはだしい。

   老人たちは毎日、病院かゲートボール場で、
   そんな話をくり返しているらしく、
   それではストレスが逆にたまって仕方がないと思う。

   僕は、そのような場所に出入りすることは願い下げにしていただいている。


   ところで、「忘年」という言葉をご存知だろうか?

   そう、あの忘年会の「忘年」である。

   一般には、その年の憂き辛さを忘れて、楽しく騒ぐ
   という意味にとられているが、実は違う。

   本来は、「忘年の友」の「忘年」で、つまり年齢の差など忘れ去って、
   親しく友として交わるという意味である。

   そして、高齢者には、この「忘年の友」、
   つまり異なったジェネレーションの話し相手が、ぜひとも必要なのである。

   若い人の考え方や、自分とは違う業種の人々の話を聞くと、
   「思考の動脈硬化」が薄れていき、常に頭脳に新鮮な刺激を与えることになる。

   特に、相手が異性であれば、他にもっと違った刺激が与えられるはずだ。

   新しい友を探しに外へ出かける積極性もまた、長生きの秘訣の一つであある。

          <『「人間的」な生き方、遊びかた』天夢人>

              ・・・

安岡正篤氏が「忘年」について書いた一文がある。

『この「忘年」とは本来一年の苦労を忘れるという意味ではない。

年齢を忘れるの意で、漢代の大学者孔融(当時50歳)と
禰衡(でいこう)(20歳未満)との交わりを、
世人が「忘年の交」とよんだ故事による。

だから、忘年会とは老若席を同じくし年齢を忘れて楽しむのが本当だ。

忘年の交に対し、地位身分を離れて交わる「忘形の交」やまた、「忘言の交」がある。

忘言とは、言葉など忘れた交わりのことで、
荘子の「相視て笑ひ、心に逆ふことなし」という境地である。

真実の夫婦・親友にとって議論などは不要のものだ。

忘言の交をまた「忘己の交」ともいう「己を忘るるの人は即ち天に入る」(荘子)だ。

人間は世俗的な自分というものを時に忘れることが必要だ』 (照心語録より)


身分や地位や肩書にとらわれている人との付き合いは、息苦しくて、堅苦しい。

だからこそときに、「忘年」「忘形」「忘言」の交わりが必要となる。


そして、大事なのは、老いも若きも、好奇心を失わないこと。

同時に、腰が軽いこと。


どんなときも、好奇心を失わない人でありたい。

           <感謝合掌 平成30年4月20日 頓首再拝>
17:伝統 :

2018/04/22 (Sun) 19:11:39

       *Web:東洋経済ONLINE(2018.04.22)より抜粋 

岡山県奈義町が実現した「老いを楽しむ」社会
高齢者が、自ら主体となって動く秘訣は?


団塊の世代がすべて75歳以上となる2025年。
医療費の抑制を狙い、政府は入院患者を在宅医療に移す取り組みを始めており、
高齢者や要介護者が住みなれた地域で自分らしい人生を全うするための
「地域包括ケアシステム」の導入が進められている。

そんな中、行政などの枠を超えた独自の試みにより、
高齢者が主体となって活気付いている場所として注目されているのが
岡山県奈義町である。

日本全体にとっての喫緊の課題である地域包括ケアの在り方とは?
また、その導入のカギとなるものは何か?

奈義町の取り組みを通して、ヒントが見えてくるかもしれない。


《地域全体で寄り添う医療》

(1)この町が興味深いのは、「プライマリ・ケア」に積極的に取り組んでいることだ。
   プライマリ・ケアとは、家庭医が中心となって「何でも相談に乗る総合的な医療」
   のことで、地域包括ケアが目指す、

(2)家庭医の役割とは、地域医療の総合的な窓口となることだが、
   専門医療が主流である日本ではなかなか馴染まなかった。

   だが、松下氏は0~100歳まで、患者のさまざまな相談を受ける
   "メディカルホーム"を独自に構築することで、
   地域住民の日常的なケアを行いつつ、必要に応じて専門医を紹介する
   という仕組みをつくった。

   それは現在、政府が進める地域包括ケアシステムを
   まさに先取りするかたちとなった。


《「なんでも相談できる」白衣を着ない医師》

(1)特徴的なのは、電子カルテを活用した「家族図」により、患者本人だけでなく、
   家族全体の生活を全方位的に網羅した特徴や動向を把握していることだ。

(2)「私が目指しているのは、"医療に詳しい近所のおじさん"。
   ですから、白衣も着ません。医者らしくない医者として、
   地域の人が気軽に相談できる存在でありたいと思っています」

(3)各地域に家庭医を根付かせていくためには何が必要なのか。

   「まずは、患者やご家族と丁寧に関わっていく心の通った
   コミュニケーションが必要です。

   次に、さまざまなタイプの患者に対応できる包括的な診療能力。

   そして最後に、地域住民を継続して見守るという自負心です。

   家庭医には技術だけでなく、地域全体を元気にしたいという気持ちが必要です」

(4)松下氏のチームでは週1回ほど医師や看護師、訪問看護師、ケアマネジャーが
   情報交換を行い、いわば医療・介護の「多職種連携」を実現することで、
   「高齢者とのつながり」を継続的に更新している。

   多職種連携には全体を"見える化"することがカギとなるのです。


《高齢男性を外に誘い出し「元気なじいさん」に》

(1)地域が支え合うことに加え、住民自らが健康づくりや介護予防に
   自主的に取り組むことが重要だ。

(2)「介護予防に必要なのは、運動と仲間づくりです。
   仲間ができれば、より活動的になります。
   男性が最期まで遊び心を持って"ワルさ"ができるように、
   アイデアを出してくれる有志を募り、60代以上の男性が中心となって
   活動することになったのです」

(3)「単に行政が呼びかけるだけでなく、10年後、自らがどうありたいかを
   住民に問いかけることでその気にさせることが必要です。
   奈義町の住民には自分たちの町を大事にしたいという思いがあります」


《「役割を与える」演劇と介護の意外な可能性》

(1)奈義町では、さらに「老いと演劇のワークショップ」
   という取り組みも行われている。

(2)「お年寄りほどいい俳優はいない、そして、介護者は俳優であるべきだ
   と気づきました。介護にはクリエイティブな側面があるのです」

(3)「お年寄りほど自分の役割を求めている」

(4)「老いることは不条理に人から役割を奪いますが、
   人は生きている限り何らかの役割を持っていたいのです」

   (https://toyokeizai.net/articles/-/211411

           <感謝合掌 平成30年4月22日 頓首再拝>
18:伝統 :

2018/04/26 (Thu) 19:14:33


        *メルマガ「人の心に灯をともす」(2018年04月26日)より

   (田中和彦氏の心に響く言葉より…)

   《年寄りになったからって 賢くなるわけじゃありませんよ。 
    用心深くなるだけですな。》

   アーネスト・ヘミングウェイの小説
   「武器よさらば」の中に出てくるセリフだ。

   僕は子供の頃、大人は、なんて物知りで、判断力があって、
   何でもできるんだろうと思っていた。

   しかし、大人になってみると、そんなことはまったくなかった。
   未熟な存在だということを思い知ったのだ。

   そして今度は、歳を重ねたミドルは、なんて賢明なんだろうと思っていた。
   しかし、それも幻想だった。

   歳を取ると、人は失敗しなくなるのではなく、
   上手に失敗を避ける術を身につけていくのだ。

   つまりやれることしかやらなくなる。
   省エネモードな生き方を選択するというわけだ。

   そこには、失敗もないが、挑戦もない。
   挑戦のない人生ほど寂しいものはない。

   精神の老いは、挑戦しなくなることから始まると僕は思っている。

      <『仕事で眠れぬ夜に勇気をくれた言葉』WAVE出版>

              ・・・

「年とったから遊ばなくなるのではありません。
遊ばなくなるから年をとるのよ」(ヘレン・ヘイズ/女優)

挑戦も同じで、年をとったから挑戦しなくなるのではなく、
挑戦しなくなるから年をとる。


挑戦には失敗がつきものだ。

失敗を恐れる人は挑戦ができない。


そして、年をとっても挑戦する人は…

ワクワクする心、ふざけること、いたずら心、遊ぶこと、
冒険心、好奇心をいつまでも忘れない。


いくつになっても、何かに挑戦する人でありたい。

           <感謝合掌 平成30年4月26日 頓首再拝>
19:伝統 :

2018/04/29 (Sun) 18:59:46


         *Web:10MTVオピニオン( 2017.10.14)より
               ~白澤卓二・順天堂大学大学院教授

(1)体重が、BMI22前後になるようにする

   BMIとは体重を身長の2乗で割った値です。
   BMIが25を超えると高血圧をはじめ、さまざまな病気にかかりやすくなります。

(2)高血圧に気をつける

   高血圧は生活環境と大きく関わっており、
   血圧は誰でもチェックしやすい健康指標です。

   40代になったら、自分の体と向き合う時間として、
   週に1度は血圧を測ることを勧めています。

(3)総コレステロール値を知っておく

   総コレステロール値は、長生きとの関連でみると、
   低すぎても高すぎても余命が短いそうです。
   また、血圧同様にさまざまな病気を発見するための指標になります。

(4)動物性タンパク質をしっかり食べる

   タンパク質が足りないと免疫力が低下し、老化が早まります。
   また、医学的に栄養が不足しているかどうかは、タンパク質の一種である
   アルブミンの血中量を調べます。

   この血中アルブミン値が高い人ほど長生きしやすいといわれています。

(5)お酒は「ほどほど」におさえる

(6)タバコは吸わない

(7)短期の記憶力鍛える

   記憶には、長期間保持できる「長期記憶」と、その逆の「短期記憶」があります。
   「短期記憶」は意識して鍛えていないとどんどん衰えていきます。

   生活習慣としては、血圧と栄養状態を適正に保ち、過度のストレスを遠ざけることが、
   記憶力の保持につながります。

(8)足腰を鍛える

   これもよく言われていることですが、
   全身の血液の70%が下半身に集まっているため、
   足腰が弱ると血行も滞り、脳に行き届かず、将来のボケを招きます。

(9)外での「趣味」を見つける

   外へ出て交友関係を広げることで、定年後の閉じこもり生活を避けることができます。
   また、生きがいのある人はいつまでも若々しく、それがない人は老け込むのが早く、
   老後の自立の度合いも低くなります。

(10)自分の健康に自信をもつ

   (http://10mtv.jp/pc/column/article.php?column_article_id=1327

           <感謝合掌 平成30年4月29日 頓首再拝>
20:伝統 :

2018/05/18 (Fri) 19:11:36


       *「神道 感謝のこころ」葉室頼昭・著(P127)より

神さまがどのような目的で地球に人間を誕生させたのかを考えてみましょう。

この世界をはじめとした全宇宙の存在は、
すべて神さまによって創造されたものです。

その宇宙の真実の世界を見せようと、
神さまは人間を生まれさせたのではないでしょうか。

そう考えれば、せっかく誕生した人間に歳をとらせ、
よぼよぼにさせ、死を迎える準備の為だけに生かしているとは到底考えられません。

若い時は体力があり、自分中心の生活を送ることができますが、
歳とともに体力が衰え、人間の我欲もなくなってきます。

こうなることで、神さまの真実の世界に触れるチャンスを与えて下さっている・・・。

そう考えれば納得できます。

           <感謝合掌 平成30年5月18日 頓首再拝>
21:伝統 :

2018/05/26 (Sat) 17:12:45


       *Web:ツキを呼ぶ感謝のことのはブログ(2008年5月20日)より

この間、「気」の第一人者である藤平公一さんが
「長生きは『長息』」と言っていると書いたら、
 
古伝による「息長(おきなが)の法」という神道式呼吸法があることを知った。

「古事記」「日本書紀」にも登場し、300余歳という
驚くべき長寿をまっとうした武内宿禰(たけうちのしゅくね)も、
仲哀(ちゅうあい)天皇の妃が息長帯比売(おきながのたらしひめ)と呼ばれ、
神憑(かみがか)りを行えたのも、じつはこの息長の法を行っていたからだ
といわれている。

 
「息長の法」とは、

毎朝、日の出を時を待って、姿勢を正し、両手を親指を後に、
他の4本は前になるように腰につける。
 
その姿勢のまま、まず、身体を左の方に向けて4回、息を吐き出す。
この時、大きく息を吐き出すことが重要である。
 
次に身体を右の方に向けて大きく息を4回、吐き出す。
 
次に太陽に向かい、”太陽の気を鼻から吸い込む”つもりで、
ゆっくりと静かに長く自分が吸い込めるだけ吸い込む。
 
次に口から息を静かに細く吐き出す。
 
これを18回続ける。
 

この方法は、野外で行っても家の中で行ってもよく、
正座でしても、直立してすることもさしつかえないのだそうだ。
 
曇りの日、雨の日には太陽の出る方角に向かって晴れた日と同じ気持ちで行う。
 
このあと、左の掌(てのひら)を右の掌の上に重ねて、
座っている場合は膝の上に、立ってる場合はへその前に置き、
清浄な玉が載っていることを想像する。
 
イメージしずらい場合は、水晶の玉のようなものを手の上に載せて、
心持ちうつむき加減にして、その玉をしばらく見つめ、
心の目で見るようにするといいそうだ。

 
僕も始めたばかりだが、身体を左右に曲げて息を吐き出すと
体内の悪気や疲れた気がすっと抜けていくような感じがする。
 
4回とはいえ大きく息を吐き出すこともそうだし、
そのあとのゆっくり細く長く息を吸い、吐き出す行為も慣れないとかなりきつい。

300歳まで生きる勇気もないし、神憑りもしんどそうなので興味はないが、

「呼吸を意識すること」
 
「太陽の気をいただくこと」
 
という前々から興味ある2点のことが取り入れられているという点に強くひかれた。
徐々にできるようになればいいなと思っている。

    (http://kansya385.blogspot.jp/2008/05/blog-post_20.html )

          <感謝合掌 平成30年5月26日 頓首再拝>
22:伝統 :

2018/05/28 (Mon) 19:03:54


       *Web:週刊ダイヤモンド「健康とカラダの常識」より
            ~白澤卓二・順天堂大学大学院教授

1.健康寿命を延ばすには

(1)カロリーコントロール、
(2)抗酸化作用のある成分、食品を取ること
(3)運動、
(4)前向きな考え方

2.カロリーコントロール

(1)カロリーコントロールの必要性は動物実験で実証されている。
   長寿遺伝子「Sir2」を発見したマサチューセッツ工科大学(MIT)の
   ガレンチ教授によれば、餌を制限した酵母菌や線虫のほうがSir2が活性化され、
   寿命も50%延びたという。

(2)栄養バランスは崩さず、腹七分から八分に抑える。

   腹八分目の食事が長寿遺伝子を活性化させ、健康寿命を延ばす。

3.抗酸化作用のある成分、食品を取ること

(1)ビタミンE。脂肪の酸化を食い止める効果がある
   (ただし、脂溶性ビタミンのため、必要以上に取ると
   体内に蓄積されてしまい、注意が必要だ)。

(2)ビタミンC。活性酸素を消し去る力がある。

(3)コエンザイムQ10。ミトコンドリアの膜に含まれる補酵素で、
   抗酸化力が強く、ビタミンEの抗酸化作用を助けることが知られている。

(4)抗酸化作用のある食品の例

  ①βカロテンが豊富なニンジン、

  ②ビタミンCが豊富なブロッコリー、

   ブロッコリーには、ビタミンのほかに、
   発ガン物質の活性化を抑えるイソチオシアネートや
   インスリンを助けるクロムなどさまざまな有効成分がある。

  ③リコピンが豊富なトマト、

  ④アスタキサンチンの豊富なサケの切り身

4.運動

  長寿遺伝子を活性化させるために、食事と並んで重要なのが運動だ。
  運動は定期的に、継続的に行なうことが重要だ。

  「脂肪に含まれるアディポネクチンというホルモンは、
  血管修復や脂肪燃焼作用があるが、太った脂肪細胞からは分泌されなくなってしまう。
  つまり、脂肪細胞を太らせないようにしなければならず、
  生涯にわたって運動する必要がある」

5.前向きな考え方

(1)長寿遺伝子を働かせ、健康寿命を延ばす――。
   これは、食事と運動、そして前向きな生き方にかかっている。

(2)自ら働きかけないと、長寿遺伝子は静かに眠ったままである。

    (http://diamond.jp/articles/-/5402

          <感謝合掌 平成30年5月28日 頓首再拝>
23:伝統 :

2018/06/01 (Fri) 19:20:13


          *Web:日経電子版「定年楽園への扉」(2018/5/31)より
                ~経済コラムニスト 大江英樹

老後の三大不安といわれる「健康」「お金」「孤独」のうち、
最も深刻なのが「孤独」です。

健康とお金は現役時代でもイメージしやすく、ある程度備えることができます。
ところが、孤独は定年退職しないと実感できませんので、
これに備える人は少ないのです。

最近は雑誌の記事やテレビの特集で「切れやすい老人」とか「暴走老人」などの
タイトルが目に付きます。高齢者の傍若無人な振る舞いが問題となっているわけです。

人身事故などによる列車の遅延で、駅のホームで駅員さんに
食ってかかっているのは若い人よりも年配者が多いように思えます。


《ほぼ一貫して増え続ける高齢者の犯罪》

実際、2017年版「犯罪白書」を見ると、犯罪全体の件数は減少傾向にあるものの、
65歳以上の高齢者の犯罪はほぼ一貫して増え続けています。
高齢者の犯罪検挙者数は約4万7000人で1997年に比べると約3.7倍です。

中でも大きく増えているのは「傷害・暴行犯」で、
こちらは97年に比べ約17.4倍に増えているのです。

高齢者自体が増えているのは確かですが、
それにしてもこれだけの増加はちょっと異常です。

理由は一つではないでしょうが、
私が考える一番の理由はやはり孤独な老人が増えてきていることです。

周囲とうまくコミュニケーションが取れず、
やけになって暴走してしまうパターンです。

つまり、孤独は暴走老人の予備軍というわけです。

昔は多くの人が大家族で暮らしていました。
おばあちゃんがご飯を作ったり、おじいちゃんが孫の面倒を見たり
といったように家族の中でお年寄りの役割がちゃんとあったのです。

人間は極めて社会的な動物ですから、家族という小さな社会であっても
、自分以外の人間とともに暮らすことで、
我慢すべきところは多かれ少なかれ出てきます。

何より孫などとのコミュニケーションは生きがいを感じさせたでしょう。


《現役時代から社外に友人や知人を持つ》

核家族化の進んでしまった今、もう元の大家族に戻るということは不可能ですが、
それでも孤独に陥らないようにする方法はあります。

特に会社員は定年後は孤独になりがちです。
そうならないよう、現役時代から社内の人間とだけ付き合うのではなく、
できるだけ会社の外に多くの知人や友人を持つことを心がけましょう。


脳は毎日同じパターンの行動を繰り返していると劣化していくといわれています。
会社でルーティンの仕事をし、同じ人たちと付き合うだけでなく、
できるだけ新しい人と知り合い、異なる活動に取り組んでいくことが大切です。

これによって、会社を辞めても新たな自分の居場所を持つことができると同時に
常に人とのコミュニケーションを保つことができます。
結果として脳の活性化を維持することができるはずです。

 
もともと人間は加齢とともに感情をコントロールしにくくなるようです。
老年精神医学を専門とする精神科医の和田秀樹氏によれば、
年を取ると脳の中でもまず先に前頭葉の機能が低下することが多いといいます。

前頭葉が委縮していくと、
感情抑制機能の低下や性格の先鋭化といった傾向が強く出るそうです。


《意識的に努力して精神面の健康を保つ》

性格の先鋭化というのは、それまで理性で抑えることができていた
その人の性格の特徴が大きく表に出てくるということです。

こうした前頭葉の機能低下は生物学的に起きる現象ですから、
昔からあったはずですが、大家族という環境が前頭葉の萎縮や
それに伴う感情の変化をある程度防いでいたのではないでしょうか。

現代においては意識的に努力することによって
精神面の健康を保たなければなりません。

私は会社を定年で辞めて6年経ちますが、
今では会社時代の知人はごく数人しかいません。

定年後に付き合うようになった人たちの方が圧倒的に多くなってきています。
定年は人生の一つの区切りに過ぎません。

以前も述べましたが、表面的に多くの人と付き合っていても
心の中では充実感がなかったり、信頼できる相手がいなかったりすれば
それは孤独といえます。

逆に独りで過ごす時間が多くても、心を許せる友人や家族がいれば
孤独に陥っているわけではないでしょう。

新しい友人を増やしていく上では「数」ではなく、「質」が大切です。

それこそが老後の孤独を防ぐ有効な手立てといえるでしょう。

https://style.nikkei.com/article/DGXMZO30800230S8A520C1000000?channel=DF280120166581

          <感謝合掌 平成30年6月1日 頓首再拝>
24:伝統 :

2018/06/03 (Sun) 19:11:40


        *Web:船瀬俊介氏の健康対談(2015.04.10)より

(1)ファスティング(少食、断食)

   ヨガの教えで、断食、すなわちファスティングは万病を治す妙法であるっていう、
   もうはっきり書いてますね。すべての病気がなおるというのよ。

(2)笑う

   笑うと、免疫力は上がる、あらゆる生理機能が上がっていくんですよ、
   がんも治っていく。

(3)感謝

  ①感謝する気持ち。日本語で言えばありがとう、英語で言えばThank you.
   このグラティテュード、この感謝の気持ち、態度、心が、
   実は病気を治していくんですよ、劇的に。

  ②ありがとうは魔法の言葉なんですよ。万病に効く薬の言葉なんだね。

  ③ハートの底から、ありがとう、と。
   で、感謝します、っていうと、さらにいいらしい。

  ④要するに免疫力から、あらゆる生理機能がアップしていくことが
   医学的に確定されている。

(4)長息(long breath and deep breath)

  ①息を長く深く吐くということがものすごく大事。

  ②呼吸って、日本語で見ると、呼吸の呼はさ、吐く、
   そのあとに吸、吸うがくるでしょ。

   だからまず吐かなきゃいけない。

  ③心を鎮めて目はまあ閉じたほうがいいんだけど、
   吐く息を、1、2、3、4、こう数えていく。

   なぜ数を数える、吐く息の数を数えるかというと、concentrationですね、
   要するに集中するためですよ。雑念をはらうためなの。
   数えることに意識が集中するから他のことかんえないでしょう。
   晩御飯何食べようとか。

(5)筋肉トレーニング(マッスルエクササイズ)

  ①東京大学の石井教授という方がかな、
   人間の筋肉からは、筋肉というのはエネルギーの消費機関だけじゃなくて、
   筋肉を使うことで筋肉から生命活性物質が出ていることに気がついたんです。

   すなわち一種のホルモンだな。
   それでそのホルモンを調べると、まず若返り、老化防止、
   免疫力アップ、新陳代謝促進。とにかくその活性酸素消去とか、
   いいことばっかりのホルモンが出ることがわかったの。

   それでこれはマイオカインという風に名前をつけたんだけど、
   もう現在で100種類を超えるホルモンが観察されている。

   <参考Web:夢の万能物質「マイオカイン」とは?
           https://phyeeme.com/what-is-myokine/ >

  ②怠け者のエクササイズの例

   勝者のポーズ(5秒間)~両腕(二の腕)80%以上の力を入れる。
               全身にも力を入れる。

   合掌のポーズ(5秒間)~左右の掌に力を加える。

   鍵のポーズ(5秒間)~両方の手の指を引っかけて引っ張り合う。
              背中の筋肉が鍛えられる。


この5つをやれば、病気は治っていく。
それからあと、肥満体も改善されていく。
それとあとは、病院に行かなくても済むでしょ。

だから、誰でも、どこでも、いつでも。

そして、あと、no after defect。(副作用もない。)

だからね、anywhere, anybody, any place no cost 。

それで痛くもない、苦しくもない。
頑張らなくていい。

   (http://true-health2.com/archives/4

          <感謝合掌 平成30年6月3日 頓首再拝>
25:伝統 :

2018/06/15 (Fri) 17:53:31


       *メルマガ「人の心に灯をともす」(2018年06月06日)より

   (境野勝悟氏の心に響く言葉より…)

   江戸時代の臨済宗の僧、翠厳(すいがん)禅師の言葉に、

   「我心(がしん)を忘ずるは、即(すなわ)心仏となる」がある。

   「我心」とは、自分だけの利益ばかりを考える心だ。

   自分だけが得しよう、自分だけが豊かになろう…。


   すると、どうしても、日常生活すべてが、自己中心的となる。
   なにかを話すにしても、自分の考えでしか、人と話せない。
   相手の意見が、まったく、読めない。

   「わたしは、人のためばかり思っている」なんていっているが、
   じつは、自分だけの考えで、自分のエゴで、人のためと思っているだけだ。

   相手が、「いい」と思っていることを、応援して、手助けしてやる。

   そこではじめて「人のため」の行動が、とれる。


   老いて注意する点は、ただひとつ。

   自己中心の考えや、自分の考えだけによる取捨選択の、
   いっさいの行動を捨て去ることだ。

   けっして、むつかしいことじゃない。

   こっちの意見をいう前に、相手の考えをよく聞いてやることだ。

   「こうしろ」という前に、「こうしてほしい」といわれたら、
   誠心誠意尽くしてさしあげることだ。

   少なくとも、禅的に生きたいなら、ここが、肝心かなめの点だ。


   「自分のためにやる」
   「自分が得するためにやる」

   若いうちは、それでいい。

   が、老いてきたら、得るものは、決まってくる。

   得ようと思ったって、かぎりがある。


   禅的老い方の基本は、第一に「他利(たり)」である。

   もし、禅的に老いたいなら、「自分のため」は、あとまわし。

   相手がよくなるように、相手が喜ぶように、
   相手の考えや趣向をよく理解したうえで、
   「この人のため」に行動を開始する。

   その修練を徹底的に実践する。

   じつは、そのことが、いちばん、自分のためにもなる。


   なかなかできない。
   それは、わかりきっている。
   できなくても、できなくても、つづけていく。

   例えば…。

   若い人の意見を、よく聞く、聞く、聞く…。

   オーソリティの意見ではない。
   学者の意見でもない。
   名高い評論家の意見でもない。

   若い人だ。
   若い人の意見をひざまずいて、合掌して聞く、聞く、聞く…。


   いやなことだ。
   おもしろくないことだ。

   若い人の意見を聞いているうち、
   「なにっ。オレをだれだと思っているんだ! なめるな! 」
   という気持ちになるのは、よく、わかる。

   が、そこが、こらえどころだ。

   ガマンにガマンをして、「うむ。なるほど、よくわかった」…と。


   若い人の意見どおりに、行動しなくてもいい。

   ただ、「わかった」と、
   まず、しっかりと、その意見を誠実に認めてあげることだ。

   若い人の意見を、「なるほど、いいことをいうね」と、素直に受け入れて、
   「参考にさせてもらうよ。ありがとう」と、もし、いえるような自分になったら、
   老後の人生は、パッと開ける。

   老後すべての生活に、春が、来る。

   花が、咲く。

               <『禅的老い方』三笠書房>

              ・・・

世界に類をみない革命、明治維新を成し遂げたのは20代や30代の若者たちだ。

しかし、忘れていけないのは、
その裏に、彼らを認めたり、応援した、年長者や老人たちがいたから。

どんな改革でも、実力や権力のある年長者や老人たちが本気になって止めたら、
その改革は一歩も進まない。

昨今の大企業がバタバタとダメになっていく裏には、こういう現象がある。


だからこそ、年長者や老人は、「若者を応援する人」でなければならない。

特に、変化の激しい現代はそれが必要。


応援するには、自分も勉強して、その問題の本質をある程度わかっていなければならない。

つまり、新しい情報や、考え方を受け入れる好奇心と柔軟性が必要。


若者とつき合うには、魅力がなければならない。

頑固一徹で、誰の話も聞かず、昔話ばかりしているような老人には誰も会おうとはしない。


年を重ねたら…

禅的な老い方を目指したい。

          <感謝合掌 平成30年6月15日 頓首再拝>
26:伝統 :

2018/06/21 (Thu) 19:18:50


       *メルマガ「人の心に灯をともす」(2018年06月18日)より

   (明治大学教授、齋藤孝氏の心に響く言葉より…)

   100歳まで生きることが、夢物語ではなくなってきました。

   厚生労働省が発表した2017年の調査では、
   日本において100歳以上の方はいまや6万人強。

   国立社会保障・人口問題研究所の推計では、
   2050年には100歳以上の方が53万2000人に上ると予測されています。


   「人生100年時代」という言葉が広まるきっかけにもなった
   『ライフ・シフト100年時代の人生戦略』によれば、
   「今20歳の人は100歳以上、40歳以上の人は95歳以上、
   60歳の人は90歳以上生きる確率が半分以上ある」といいます。


   人類がいまだ経験したことのない長寿社会の到来…。

   なかでも日本はその先頭を走っています。

   お手本にすべき「先例」のない新たな時代を迎えているのです。


   働き方にもパラダイム変化が生じています。

   60~65歳で定年を迎えても、そこからの人生が30~40年ほどもあります。

   「定年を迎えたら、後はのんびり過ごす」という生き方は、
   もはや現実にそぐわなくなりました。

   60代からを「老後」と呼ぶには早すぎますし、
   「余生」と言うには長すぎます。

   本来、「人生をどう生きるか」というのは
   思春期から青春期の若者たちがテーマということを
   考え直さざるを得なくなったのです。


   スポーツ好きな私は、サッカーの試合は欧州リーグもチェックしています。

   強豪チームの強さの秘訣、いい監督の力量がどこで出るかというと、
   ハーフタイムでの戦略の立て直し方です。

   前半の戦いぶりを見て、いいところ、よくないところを冷静に分析し、
   後半の戦い方を考え直す。

   調整力に長けた監督は、ハーフタイムに選手に的確な指示を与え、
   効果的な選手交代を行います。

   前半が絶好調だったからといって、
   後半もそのままの勢いでいけるかというと、
   なかなかそうはいきません。

   ちょっとしたことで一気に流れが変わることもあります。

   前半とは打って変わった健闘ぶりを見せて、大逆転が起こることもあります。

   最後に笑顔になれるのは、「ハーフタイム力」のしっかりしているチームです。


   50歳という人生の折り返し地点で自分を見つめ直し、軌道修正することは、
   ハーフタイムで戦略の立て直しをすることと似ています。

   ここまでの人生が、けっこう順風満帆に推移してきたという人も、
   うまくいかないことばかりだったという人も、

   終わった前半戦にこだわるのではなく、
   これから立ち向かう後半戦に向けて、気持ちを切り替える。

   人生のハーフタイムでリセットしましょう。


   リセットといっても、すべてを一新してゼロから
   新たな生き方を始めるわけではなく、
   これまでの自分の経験、実績、志向性などの蓄積のもとに、
   今後をどう生きるかを考え直すのです。

   若いころに比べると、エネルギー値も若干落ちてきて、
   減速期に入っていることは否めないでしょうが、
   その分、この年齢になったからこその柔軟な対応力や深い思考力が備わっています。

              <『人生後半の幸福論』光文社新書>

              ・・・

齋藤孝氏は、本書の中でこう語る。

『エネルギーを注ぐ対象を見つけ、心の張りを得るために、
「趣味を持とう」「好きなことをやろう」とよくいわれます。

もちろん好きなこと、趣味があることは熱心にできますが、
ものすごく好きなことでなくても、自分がそれをやることに「意義」が見出せて、
心が動けばいいのではないでしょうか。

仕事というのはだいたいそういうものです。

やりたかったこと、好きなことを仕事にしていなくても、
結果を出したいと思って全力で打ち込んでいると、
それが張り合いとなり、内側からの充実感につながっていきます。

「好きなことかどうか」よりも、
それをやることに「自分の心が動くかどうか」
「積極的に関わっていけるかどうか」のほうが
大きなポイントではないかと私は思います。

何かに対して、「やらなければいけないからやる」という
しぶしぶのスタンスではなく、「自分がやらなきゃ、誰がやる」
くらいの気持ちで主体的になる。

それが、内側から湧き出るエネルギーを枯渇させない秘訣といえましょう』


「好きなことを仕事にしなさい」、とはよく言われることだ。

だが、「そんなに好きでもないけど一所懸命やっている」という人も多くいる。

仕事も趣味もそうだが、好きか嫌いかということも大事だが、
「長く続くかどうか」という基準も大切だ。


教育者の東井義雄先生に、
「ほんものは続く、続けるとほんものになる」という言葉がある。

嫌いじゃないからこそ、長く続けられるし、
長く続くということが、好きなことであり、また、 本物である
ということの証明になる。


ハーフタイム力を身につけ、しっかりと人生の後半戦に備えたい。

          <感謝合掌 平成30年6月21日 頓首再拝>
27:伝統 :

2018/06/23 (Sat) 19:55:56


       *Web:役立つ知識 より

1.長寿遺伝子とは、

(1)長寿遺伝子とは、人間の老化・長寿に関わっている酵素です。

(2)長寿遺伝子として、sirt1~7までの7種類の遺伝子があり、
   その中の「sirt6」は皮膚の老化現象である「しわ」、
   または背中が曲がるなど、見た目の老化と深い関わりあいがあることも
   分かっています。

(3)この長寿遺伝子ですが、普段は細胞の中で眠り働いていないのですが、
   一度活性化のスイッチが入ると長寿遺伝子としての役割を行うようになります。


2.長寿遺伝子のスイッチをオンにする方法とは?

(1)適度の運動

   少し汗ばむくらいの運動が効果があります。
   ウォーキング以上ジョギング以下です。

(2)カロリー制限

  ①本当は「断食」が最も効果があるのですが、
   「断食」は専門家の監修のもと行ったほうが安全です。

  ②ここでは「カロリー制限」をオススメします。
   目安は腹七分目です。

   カロリー制限を計画的に行うことで、長寿遺伝子のスイッチがオンになります。

(3)長寿遺伝子レスベラトロールの摂取

  ①ハーバード大学の研究チームが、
   レスベラトロールが酵母の寿命遺伝子sir2(サーツー)に直接関わり、
   活性化させていることを突き止めたのです。

  ②レスベラトロールがsir2遺伝子に直接作用し、
   辛いカロリー制限をしなくても寿命が伸びることを証明したのです。


3.長寿遺伝子を超簡単に刺激する方法とは?(上の3つ以外の方法)

(1)一卵性双生児の双子を使って、実験を行ないました。

   1人には1日30分毎日ウォーキングをさせ、
   もう1人には食事一口ごとに30回噛むと言うものです。
   共に1週間やって頂きました。

   結果、運動より、よく噛む行為のほうが長寿遺伝子が刺激を受けたのです。

(2)忙しくて、食事でよく噛むことができない場合は、
   ガムをよく噛むことで同様な効果が期待できます。

   (https://chisiki.xsrv.jp/longevity/


<関連Web:長寿遺伝子について【朝食はいらない!?】
       → https://matome.naver.jp/odai/2140701099284519801 >

          <感謝合掌 平成30年6月23日 頓首再拝>
28:伝統 :

2018/07/20 (Fri) 18:58:54

武田教授が大胆提言。大脳を錯覚させて「老人化」を防ぐ方法

        *Web:MAG2NEWS(2018.07.19)より抜粋

《テレビや新聞に振り回されない!自分の「健康で幸福な生活指針」》

(1)第二の人生の健康は自分で考えなければなりませんが、
   今まで、あまりにも朝日新聞やNHKが繰り返したフェイク医療が長かったので、
   それによる錯覚を個人で打破するのは容易ではありません。

(2)第二の人生が健康で幸福になるための生活指針

   自分の年齢を忘れること。

   ・頭が白くなってきたら必ず染める、だらしない髪にしておかない。
   ・男性も皮膚にしわが増えないように工夫をする。
   ・歩き方が老人に見えないように歩幅を広くする、さっそうと歩く。

   ・高齢者のデザインを選ばず、過度に派手ではない服を選ぶ。
   ・身体的、精神的に常に前向きで張り切った状態を保つ。


《老人をさらに老人にするために躍起になる社会。そこから抜け出すには?》

(1)血管の硬化を遅らせる。

   異性(特に男性で55歳過ぎの場合は、女性の友人)がいるといないとで、
   血管の老化がかなり違うという結果が出ています。

(2)筋肉が弱くなるを遅らせる。

   加齢による変化を受け入れて、その上でスポーツをするのです。
   年齢が高くなってもテニス、ボクシング、水泳ぐらいの運動はできます。

   シルバーシートにできるだけ座らない。・・・

(3)性機能の低下

   ある意味では自然ですが、過激でない範囲で
   異性に興味のある状態を作っておく必要があるでしょう。

(4)消化能力の低下

   仕方がないのですが、それを過度に意識して、
   「肉から豆腐へ」と変化させるとそれ自体が老化を早めることになります。


《大脳の力をフルに活用する》

「大脳の力」をフルに使って、50歳を過ぎてからは、
毎日「俺は50歳だ! 」とつぶやくことです。

もちろん、実際は50歳を超えているので無理やり、錯覚させるわけですが、
大脳に錯覚させて老化を防ぐことができます。

最初は「俺は50歳だ!」でよいのですが、慣れてくると、
50歳以下に変えていき、「45歳だ!」までは、
実際の年齢が75歳になっても十分、錯覚することができます。

   (https://www.mag2.com/p/news/364839

          <感謝合掌 平成30年7月20日 頓首再拝>
29:伝統 :

2018/07/24 (Tue) 19:41:23


          *Web:東洋経済オンライン(2016年1月12日)より抜粋

「1日1万歩で健康になる」は大きなウソだった
~15年にわたる研究で"黄金律"が明らかに


健康に効く歩き方には、「黄金律」がある
一方、効果的なウォーキングというものも存在します。

日本人の「平均寿命」は、男性が79・94歳、女性が86・41歳です。
高血圧症、糖尿病、脂質異常症、心筋梗塞、脳卒中、認知症、ガンなど
生活習慣病……健康に対する不安を数え上げれば、キリがありません。

ところが、こういったすべての病気に対して
「ある指標に基づいたウォーキング」が効果的であるということが、
研究を通じてわかってきました。


先ほどの経営者の例でお伝えしたとおり、
「歩けば歩くほど健康になる」と思って歩きすぎれば、
免疫力が低下し、病気になりやすくなります。

「やりすぎは体に毒」なのです。

だからといって、「足りなすぎても体に毒」。

犬の散歩やスポーツクラブでの運動で疲れてしまい、
それ以外の時間にぐったりしていては、健康を害してしまうのです。

では「ほどほど」の運動とはどんなものか。

「ほどほど」といっても感覚値ではありません。
しっかりとした指標があります。
「歩数」でも、「消費カロリー」でもありません。

では、いったいどんなものでしょうか? 

「ほどほど」の運動とは……

1日24時間の総歩行数=「8000歩」

そのうち中強度の運動(歩行)を行う時間=「20 分」

この2つを組み合わせた数字です。

「8000歩/20分」

これが、私が研究をもとに導き出した健康長寿を実現する「黄金律」であり、
あなたの健康を維持するための重要な数字なのです。


速歩きをするのに、もっとも適した時間帯は1日のうちのどこでしょうか?

①早朝、②日中、③夕方、④就寝前

どの時間帯か、わかりますか?

正解は、③の夕方です。

そして、もっともおすすめできないのは、①です。


■なぜ朝のウォーキングはよくないのか

まず、なぜ、夕方に速歩きをするのが最適なのでしょうか。
夕方の4~6時は人間の体温がいちばん上がる時間帯です。
夕方に速歩きをすれば、筋肉に刺激が与えられ、血液のめぐりもよくなります。

そして、ピークの体温がさらに上がります。
そのため、最高体温と最低体温の差は広がります。

また、夕方のピーク時から徐々に体温が下がり、就寝時の体温に至りますから、
夕方の体温が高ければ就寝時の体温も高くなり、
起床時よりも就寝時のほうが高くなります。
そして、平均体温も必然的に上がります。

そして、朝が危険な理由。
それは、朝起きた時、人の体は「カラカラの状態」だからです。
水分がカラカラの状態ということは、血液がドロドロの状態ということです。

そんな状態で、いきなり運動を開始するとどうなるでしょう?

心疾患や脳卒中が起こるリスクが高くなります。
事実、脳卒中や心疾患の発症を時間帯別に見ると、
午前中に集中しているのです。

脳卒中や心疾患を予防するためウォーキングを機に
病気が発症してしまったら本末転倒。

ですから、あなたの健康を維持するために
「起きて1時間以内」のウォーキングは避けていただきたいのです。

では、「8000歩/20分」のウォーキング生活は、
どのくらい継続して行うと大きな効果が得られるのでしょうか?

1つの大きな目安は、2カ月です。

なぜなら、2カ月であなたの「長寿遺伝子」にスイッチが入るからです。


■長寿遺伝子の力

長寿遺伝子とは、体内で細胞の損傷を防いだり、
エネルギー生産に影響を与えたりしている「サーチュイン(Sirtuin)」という
酵素をつくるはたらきをもった遺伝子のことです。

2003年、アメリカのマサチューセッツ工科大学のレオナルド・ガレンテ博士が、
酵母の長寿遺伝子「Sir2」(サーツー)を発見しました。

その後の研究によって、
人間には「Sirt1~7」までの7種類が存在することがわかっています。

長寿遺伝子は、誰もがもっている遺伝子であるにもかかわらず、
普段は眠っていて、いつどのようにすれば活性化するのかまでは
解明されていませんでした。

ところが、その後もさらに研究が進められた結果、
2012年にスウェーデンのカロリンスカ研究所によって
「1日20分程度の中強度の運動を2カ月続けることで、
長寿遺伝子のスイッチが入る」ことが証明されたのです。

ちなみに、「8000歩/20分」の生活を中断してしまうと、
長寿遺伝子はどうなるのでしょうか? 

2カ月間ほど休むと、長寿遺伝子は残念ながら再び眠りに就いてしまいます。

ですから、あなたの体内で眠っている長寿遺伝子を目覚めさせ、
そして常に活性化させておくためにも、「8000歩/20分」の
ウォーキング生活を毎日続けてほしいのです。

    (https://toyokeizai.net/articles/-/100087

          <感謝合掌 平成30年7月24日 頓首再拝>
30:伝統 :

2018/07/31 (Tue) 19:40:24


        *Web:「健康の温故知新」(No.11)より

日本人の長寿の秘訣は「和食」にあるといわれていますが、
加えて、「温浴」にもあるのではないかということが、
近年さまざまな研究で明らかになりつつあります。

日本は火山国で、各地に湯量の豊富な温泉が点在し、
そうした温泉の恩恵にも浴しています。

今回は「温浴」の効用についてご紹介します。



《「温浴」は日本独特の文化》

欧米では体を清潔に保つためにシャワーを浴びますが、
日本には加えて、入浴という「温浴」の習慣があります。
この体ごと風呂に浸かるという習慣は日本独特の文化です。

「温浴」により、新陳代謝が促進され、老廃物が洗い流され、
体の組織がリフレッシュします。
また、血管が拡張し、凝りや痛みがほぐれ、リラックスが得られます。

日本人の多くが16日で一番安らぐ時は入浴時と答えるといいますが、
それも納得できます。


《日本に2万8000カ所以上の源泉》

日本は火山国でもあり、各地に温泉地があることから、
昔から温泉の恩恵にもあずかってきました。
現在、日本には2万8000カ所以上の源泉があるといわれます。

日本人は温泉が大好きで、1年で延べ1億32万人以上が訪れるといいます。
国民一人当たりでは、1年に1泊の割合で誰もが温泉を利用していることになります。

春夏秋冬、自然の風景を愛でながら露天風呂に浸かり、日々の疲れを癒す。
そして、時には病んだ体を癒す。

温泉療法といえば、玉川温泉や草津温泉、三朝温泉などが有名ですが、
皮膚疾患からガンといったさまざまな疾患の療養で長期滞在する
「湯治」についても日本人は昔から行ってきました。


《「温熱」の優れた効用》

体を温めると免疫力が高まるということも最近よくいわれるようになりました。

やはり、日本人の「温浴」習慣は長寿に大きく貢献しているようです。

ここで、「温熱」ということにも少しふれておきましょう。

近年、エステやスパで「岩盤浴」を取り入れるところが増えています。
遠赤外線による温熱効果で発汗を促し、
体内の老廃物を排泄させることを目的としたものです。

また、ガンの代替療法として、
ハイパーサーミア(温熱療法)も知られるようになりました。

ハイパーサーミアは、ガン細胞に熱を与えて縮小させたり増殖を抑えるという療法です。

本来、ヒトの体温は41℃以上にはなりません。
42.5(~43)℃以上になると細胞は死滅してしまいます。
ハイパーサーミアはこれを利用して、ガン細胞だけ温度を上げ、
死滅させようというものです。


古代ギリシャ時代の医聖といわれたヒポクラテスも
ガンが熱で消滅することを報告しています。

また、感染すると高熱を出す数種類の菌をガン患者に注射し、
ガン治療が行なわれたことも報告されています。(日本ハイパーサーミア学会より)

日本に数ある温泉、それぞれの泉質のもつ独特の効用や
ハイパーサーミアについての詳細はここでは割愛しますが、
日々私たちが入浴で得られる「温浴」効果について最新研究を報告いたします。


《体を温めて体内酵素を活性化》

2010年11月14日(日)、大手町サンケイプラザで、
アンチエイジングセミナー2010が開催され、

「入浴は健康で長生きをする秘訣」と題して、
前田眞治氏(国際医療福祉大学大学院教授 温泉療法専門医)が、
「温浴」の効用について報告しました。


人は平均36℃~37℃の体温で正常に活動していますが、
健康維持に必要不可欠な体内酵素は37℃で最も効率よく働くことが分かっています。
体内酵素の活性化には、体を冷やさず温めておくことが大切です。

さらに、「温浴」という習慣が健康増進やアンチエイジングをもたらす
大きなカギとなることが分かってきました。

体温の1℃~2℃の上昇は、人にとって極めて適度な良い刺激で、
次にそうした刺激がきた時に備えようと反応します。

この反応が免疫力、生体防御力、組織修復力を高め、
健康増進へとつながると前田 氏はいいます。


《体を温めるとHSPが増加》

また、「温浴」によるHSPの活性も見逃せません。
HSPとはヒートショックプロテインのことで、
熱ショック蛋白質とも呼ばれています。

私たちの体は病気になると細胞内の蛋白質がダメージを受けますが、
HSPはダメージを受けた蛋白質を修復し、元気な細胞に変える働きをします。

このHSPは、熱による適度な刺激がストレスとなって増えることが
前田氏らの研究から分かっています。つまり、「温浴」でHSPが増えるのです。

HSPが体内に生成されると、ナチュラルキラー細胞(NK細胞)の働きが活性化します。
NK細胞はガン細胞や病原菌を見つけ、死滅させる働きを体内で担っています。

とくに温泉での「温浴」は、温泉そのものの成分が体に付着するため、
保温効果は水道水より高く、HSPは温泉温浴の直後から増加し、
2日後にピークに達するといいます。

また、HSPはジョギングや適度な運動で体内を温めることでも
生成されることがわかっています。

高齢者や運動のできない人は、入浴でHSPが得られますので、
積極的に入浴や温泉で体を温めるといいでしょう。

   (http://www.daiwa-pharm.com/info/onko/394/

          <感謝合掌 平成30年7月31日 頓首再拝>
31:伝統 :

2018/08/07 (Tue) 17:29:28


「なぜ不倫する男性は早死にするのか?」――脳科学者が考えた

       *Web:文春オンライン( 2018/08/03 )より抜粋
            ~名野 信子


結婚する男性は長生き、不倫する男性は早死に
 
視点を変えて、結婚するのとしないのとでは、
どちらが長生きできるかを見てみましょう。

国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集」には
「性、配偶関係別20歳時及び40歳時平均余命」の調査があります
(1955年~95年までのデータのみ)。

これは未婚、有配偶(既婚)、死別、離別に分かれていますが、
いちばん新しい95年のデータを見ると、20歳時点でも40歳時点でも、
男女ともに配偶者がいる場合の平均余命がもっとも長いことがわかります。

 
40歳時点での余命を比較すると、

男性の場合は未婚では30.42年、
有配偶では39.06年、
死別では34.95年、
離別では28.72年となっています。

 
女性の場合は未婚37.18年、
有配偶45.28年、
死別43.32年、
離別40.49年です。


男性の方が、伴侶を失ったあとの平均余命の短くなる度合いが大きく出ています。

この傾向は日本だけではないようで、2012年に行われた
アメリカのロチェスター工科大学の研究では、
「妻を亡くした男性は、平均よりも早死にする可能性が30%高い」
という結果が出ています。


女性の方はパートナーが亡くなってもダメージが少ないということがわかっています。

女性は夫との死別、離別から受ける影響が軽度とはいえ
有配偶のほうが平均余命は長く、未婚と有配偶の平均余命の長さは約8歳ですから、
やはり結婚生活をつづけたほうが長生きするには得なようです。



じつは、不倫している男性は早死にする傾向にあります。
とくに若い女性と不倫すると、早死にの確率が増すようです。

   (http://bunshun.jp/articles/-/8267


          <感謝合掌 平成30年8月7日 頓首再拝>
32:伝統 :

2018/08/27 (Mon) 19:19:40

       *Web:NEWSポストセブン(2018年8月27日)より抜粋
            ~覆された「減塩=健康」の定説

「減塩=健康」説覆され、辛い物食べる人は死亡率低下が判明


(1)「減塩こそ健康のもと」との定説を覆したのは、
   カナダ・人口保険研究所が中心となって行なった研究だ。

   世界17か国の男女10万1945人の食塩摂取量と
   過去3.7年間の死亡率の関連を調べたところ、

   1日あたりの食塩摂取量が12.5gだと最も死亡率が低く、
   WHO(世界保健機関)が推奨する1日5gに比べて死亡率が約45%低くなった。


   「そもそも塩分は人間の生存に不可欠な栄養素です。
   日本人男性の平均食塩摂取量である11.1gほどなら問題ありません。
   過度に減塩すると体温が低くなり免疫力が低下するので、
   無理なく塩分摂取して運動などで汗を流すほうが健康的でしょう」
             (イシハラクリニック院長の石原結實医師)


(2)「しょっぱい」とともに長寿効果のデータがあるのが「辛さ」だ。

   北京大学などが48万7375人の中国人男女を平均7.2年間追跡調査したところ、
   週3~7回辛い食事を摂る人の死亡リスクは週1回未満の人より14%低かった。


   「辛み成分のカプサイシンが血管を拡張して体を温め、
   代謝を促進するからと考えられます。
   ただし食べ過ぎると胃腸に負担がかかるので注意です」(石原医師)

   (https://news.infoseek.co.jp/article/postseven_747778/

          <感謝合掌 平成30年8月27日 頓首再拝>
33:伝統 :

2018/08/29 (Wed) 18:25:32


      *「週刊ポスト」より(2018.9.7号)より

集団を対象に集めたデータを、統計的な手法で分析し、
”病気ななる人””?病気にならない人”の生活習慣を
長期的に比較した研究が近年増えています。

そこで今回、”死亡リスク”に関係する生活習慣の研究データを調査した。

研究の対象者は合計で828万5413人に達する。


(1)コーヒーを1日4~5杯飲む:死亡率12%減

   参考:https://www.news-postseven.com/archives/20180827_747715.html

(2)減塩しない:死亡率45%減

   参考:https://ameblo.jp/sannriku/entry-11986709603.html
      https://www.news-postseven.com/archives/20180827_747778.html

(3)魚を週2回食べる:死亡率27%減

   参考:https://ima.goo.ne.jp/life/25519/%E3%80%8C%E2%97%8B%E2%97%8B%E3%82%92%E9%80%B1%EF%BC%92%E5%9B%9E%E9%A3%9F%E3%81%B9%E3%82%8B%E4%BA%BA%E3%80%8D%E3%81%AF%E6%AD%BB%E4%BA%A1%E7%8E%87%E3%81%8C%E4%BD%8E%E3%81%84

(4)退職せず仕事を続ける:死亡率11%減

(5)1日1杯のお酒を飲む:死亡率27%減

   参考:http://news.livedoor.com/article/detail/15222600/

(8)友達が多い:死亡率33%減

   参考:https://news.nifty.com/article/item/neta/12180-079188/

(9)週3時間半の読書:死亡率20%減

   参考:http://news.livedoor.com/article/detail/12061908/

(10)犬を飼っている:死亡率33%減

   参考:https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/11/post-9021.php

(11)週1~2回運動をする:死亡率34%減

   参考:https://news.mynavi.jp/article/20170127-a108/

(12)テニスをする:死亡率47%減

   https://www.j-cast.com/2016/12/11285703.html?p=all


   (項目はhttp://blog.livedoor.jp/kingyojima/archives/52139071.html より転写)

          <感謝合掌 平成30年8月29日 頓首再拝>
34:伝統 :

2018/09/07 (Fri) 18:25:30


          *メルマガ「人の心に灯をともす」(2017-06-20)より

   (小林正観さんの心に響く言葉より…)

   人間の「喜び」や「幸せ」というものは、
   どうも3つのかたちをとるのではないかと、私は思ってきました。

   過去、自分に起きたことを全て「受け入れる」こと。
   それが全部自分に必要だったと思うこと。
   そう思うことで、その一つ一つのこと全て、感謝の対象になります。

   これが第一ステップである「幸せ」です。

   
   第二のステップは、その全ての過去を受け入れた延長線上にあるのですが、
   現在の全てを受け入れることです。

   現在の自分を取り巻いている状況を全て受け入れて、
   それに「感謝する」ことです。

   過去の全てを受け入れるのと同じように、全てを受け入れるというのは、
   「それがなければ、現在の自分がないのだ」と思い定めることです。

   そうすると、全てが感謝の対象になってきます。

   それは全て「喜び」になり「幸せ」になり、感謝の対象になるのです。


   三つ目の「幸せ」というのは、
   「自分の存在が『感謝される』」という「喜び」です。

   自分の存在が(自分がこの世に生まれたことが)、
   感謝され、喜ばれるという「幸せ」を一度味わってしまうと、
   “至上の喜び”です。

   もう引き返すことはできません。

   この「喜び」や「幸せ」を味わうと、
   何回も何十回もそれを味わってみたくなります。

   この「喜び」は、三次元的な「喜び」とは全く異質なもので、
   「魂がうち震えるほどの喜び」です。

       <『宇宙を貫く幸せの法則』致知出版社>

              ・・・

小林正観さんはこう語る。

「一番つまらないというか、面倒くさい、ゴツゴツした岩に乗り上げながら
生きていく人生の人というのは、全部一行ごとに『そこでくよくよする』
というのを入れ込んでいるんです。

これが一番大変な、面倒くさい人生の人。

百歳を超えて長寿の人というのが必ずインタビューで聞かれるのは、
『長寿の秘訣はなんですか』という質問です。

そして、その答えに必ず入っているのが『くよくよしないこと』です。

長命で気楽に長生きするために絶対的に必要なのは、
『くよくよしないこと』なんですね」

人生をくよくよしないで生きるには、
過去に起きたことも、現在起きていることも、
今の自分に必要なこと、と全てを「受け入れる」こと。

くよくよする人は、「ああすればよかった」
「どうしてあんなことを言ってしまったのだろう」
「なんであんなことを決めちゃったんだろう」と、思い悩み、
負の感情をいつまでも引きずってしまう。

しかし、「全ては自分にとって必要なこと」、
「それがあるから今の自分がある」、と肚を決めてしまえば、
それら全ては感謝の対象になる。

くよくよしない人生をおくりたい。

          <感謝合掌 平成30年9月7日 頓首再拝>
35:伝統 :

2018/09/09 (Sun) 19:13:43


今日(9月9日)は、五節句のひとつである
不老長寿を願う「重陽(ちょうよう)の節句」。

日本では「苦」に通じるとの理由で「九」という数字を嫌がる人もいますが、
陰陽道では奇数は陽の数とされ、その極数である「九」が重なる九月九日は
「重陽の節句」として祝う風習が昔からありました。

この日は「登高」といって高い山に登ったり、寿命をのばすと
いわれる菊の花を杯に浮かべた菊酒を酌み交わし、
お互いの長寿と無病息災を祝ったとされています。

このことから重陽の節句は「菊の節句」とも呼ばれます。

 
ちなみに、菊は日本原産と思われがちですが、
薬草として日本に伝わった中国原産の植物で、
後に天皇家の御紋になり、慣習上の国花(菊と桜)にもなっています。

原産は中国ですが、鑑賞用・園芸用として発展したのは日本においてで、
日本の菊が本家中国や欧州の菊事情に大きな影響を与えています。

また、葬儀の際の献花に菊が用いられることが多いのは、古来から日本人に
慕われてきた花であるとともに、調達のし易さ、安価で長持ちという理由の他、
西洋で墓参用に用いられていたことの影響もあるそうです。

秋に各地で菊花展や菊人形展が行われるのも重陽の節句に由来しています。


庶民の間では「おくんち」「お九日(くんち)」と呼ぶ秋の収穫を祝う
氏神祭の日として、栗飯を炊き、菊酒を飲んだところから、
菊節句、栗節句とも呼ばれています。


明治期に新暦に移行してからは季節とのズレが生じたことから、
しだいに重陽の節句が廃れましたが、
菊を愛でる風習や収穫祭としての意味合いは
菊花展や九州北部のくんちとして今も残ります。

※菊花展は10月~11月まで全国
 長崎くんちは10月7日~9日。

<参考>         

【美しい日本の風習】9月9日は重陽の節句! 菊酒を飲みませう。
https://youpouch.com/2014/09/09/223184/

9月9日は重陽の節句!菊酒や栗ごはんなど菊の節句の行事食と由来
http://www.hibiyakadan.com/lifestyle/z_0064/

          <感謝合掌 平成30年9月9日 頓首再拝>
36:伝統 :

2018/09/15 (Sat) 18:22:15

今日9月15日は、老人の日です。

9月15日~9月20日は老人週間。


「老人の日・老人週間」(老人福祉法第1章第5条)には、

①国民の間に老人の福祉への関心と理解を深める、

②老人が自らの生活の向上に努める意欲を促す、

という2つの目的があります。


9月15日は、老人福祉の記念日(原点)です。

「としよりの日」運動から「敬老の日」そして「老人の日」へ
→ http://www.zenrouren.com/915/


平成30年「老人の日・老人週間」キャンペーン要綱

(1)標語 「みんなで築こう 安心と活力ある健康長寿社会」

(2)キャンペーンが目指す6つの目標

  ①すべての高齢者が安心して自立した生活ができる、
   保健・福祉のまちづくりを進め、ふれあいの輪を広げよう。

  ②高齢者の知識、経験や能力をいかした、
   就労・社会参加・ボランティア活動を進めよう。

  ③高齢者の生きがい・健康づくり、介護予防への取り組みを進めよう。

  ④高齢者の人権を尊重し、認知症高齢者への支援のあり方や介護問題等を
   みんなで考え、高齢者や介護者を支える取り組みを積極的に進めよう。

  ⑤超高齢社会における家族や地域社会等の役割を理解し、
   お互いに協力して安心と活力ある長寿社会をつくろう。

  ⑥減災や防災への取り組みに関心を持ち、日頃から地域でのつながりを築こう。

  (http://www8.cao.go.jp/kourei/kou-kei/elderly.html

          <感謝合掌 平成30年9月15日 頓首再拝>
37:伝統 :

2018/09/17 (Mon) 17:53:45


9月17日は「敬老の日」です。

厚生労働省の発表によりますと、全国で100歳以上の高齢者は15日の時点で
6万9785人(うち女性は88%の6万1454人)と、
昨年から2千人ほど増え、48年連続で過去最高を更新しました。


尚、敬老の日にちなみ、公益社団法人・全国有料老人ホーム協会は
「シルバー川柳」を毎年公募しております。

以下は、今年の入選作品です。


■デイサービス「お迎えです」はやめてくれ 相野正(男性・大阪府・68歳・無職)

■ベンツから乗り換えたのは車椅子 井堀雅子(女性・奈良県・65歳・無職)

■朝起きて調子いいから医者に行く 小坂安雄(男性・埼玉県・77歳・無職)


■百年も生きりゃ貯金に先立たれ 川野誠(男性・大分県・46歳・病院職員)

■仲いいねいいえ夫は杖代わり 佐々木美知子(女性・埼玉県・67歳・無職)

■「インスタバエ」新種の蝿かと孫に問い 石井丈夫(男性・滋賀県・83歳・無職)


■うまかった何を食べたか忘れたが アリス(女性・三重県・52歳・福祉施設職員)

■Siriだけは何度聞いても怒らない 小栗洋介(男性・東京都・32歳・社会福祉士)

■靴下を立って履くのはE難度 近藤真里子(女性・東京都・56歳・パート)


■「ご主人は?」「お盆に帰る」と詐欺に言い 川野竹子(女性・群馬県・73歳・主婦)

■「もう止めた」検査ばかりで病気増え かつ子(女性・山形県・85歳・無職)

■お揃いの茶碗にされる俺と猫 角森玲子(女性・島根県・50歳・自営業)


■納得をするまで計る血圧計 ハルル(女性・東京都・69歳・主婦)

■家事ヘルパー来られる前に掃除する Verveine(女性・熊本県・82歳・無職)

■歩幅減り歩数が増えた万歩計 中川曙美(女性・新潟県・77歳・無職)


■私だけ伴侶がいると妻嘆く 長谷川明美(女性・東京都・58歳・主婦)

■古希を過ぎ鏡の中に母を見る 佐々木綾子(女性・大阪府・76歳・主婦)

■無宗教今は全てが神頼み 見辺千春(男性・東京都・72歳・会社員)


■君たちもどう生きるかと子に聞かれ 和沙楽(女性・長野県・52歳・会社員)

■懐メロが新し過ぎて歌えない 宮内宏高(男性・千葉県・65歳・無職)

  (http://www.yurokyo.or.jp/news/silversenryu/20180907_01.html


<参考>
第1回~第17回
http://www.yurokyo.or.jp/news/silversenryu.html



          <感謝合掌 平成30年9月17日 頓首再拝>
38:伝統 :

2018/09/19 (Wed) 19:03:17


       *Web:日経Gooday 30+(2016/2/15)より

(1)摂取カロリーを減らすと長寿遺伝子が活性化

  ①「サーチュイン」と呼ばれる遺伝子が活性化すると生物の寿命が延びる。

   実際、ハエやマウスは摂取カロリーを減らすと寿命が延びる。
   しかし残念ながら、より人間に近いサルの研究では効果が確認されなかった。
   米国の国立老化研究所の研究によると、摂取カロリーを20%減らしたサルは
   生活習慣病になるリスクは減ったものの、肝心の寿命には差が見られなかったのだ。

  ②その後、サーチュイン遺伝子がrDNA(リボソームRNA遺伝子)を守ることで
   寿命を保っているというメカニズムが確認された。


(2)染色体の“テロメア”の長さも寿命を決める

  ①老化には“細胞の老化”と“個体の老化”があります。

  ②染色体の両端にテロメアという部分があり、細胞が分裂する度に短くなっていく。
   長さが半分くらいになると細胞の老化が始まり、分裂する能力を失っていく。

   「多くの細胞は老化して、死すべき運命にある。何回も分裂していくと、
   がん抑制遺伝子が壊れて細胞ががん化してしまうこともあります。
   がんになる前に、古くなった細胞には死んでもらう必要がある。
   これが“細胞の老化”で、赤ん坊にも見られる現象です」

  ③中には何回分裂してもテロメアがあまり短くならない細胞がある。
   赤血球やリンパ球を作る造血幹細胞など、
   新しい細胞を生みだす役割を持つ幹細胞がそうだ。

   しかし幹細胞も不老不死とはいかない。
   長い時間のうちに少しずつDNAが壊れ、不純物がたまり、機能が衰えていく。

   「ある程度、ダメージがたまった時点で老化のスイッチが入る。
   この幹細胞の老化こそが個体の寿命に強くかかわっていると考えられます。
   つまり、幹細胞の寿命が我々の寿命と言えるのではないでしょうか」


(3)長生きするための5つのコツとは?

  ①病気にならない。

  ②DNAに傷をつけない。

   紫外線対策や禁煙を心がけ、ビタミンCやビタミンEなど
   抗酸化成分を積極的にとるようにしよう。

  ③ストレスをためない。

   過度のストレスはDNA修復酵素の活性を下げます。

   ストレスを感じずに生活することは不可能だが、
   過度にならないように上手に解消してほしい。

  ④適度な運動

   運動は筋肉、心臓、血管の機能を高めるとともに、
   がんをはじめとした多くの病気の発症リスクを下げることも確認されている。

  ⑤食べすぎない。

   肥満は生活習慣病につながる。
   糖尿病や高血圧といった生活習慣病は老化を進め、
   確実に寿命を縮めることが分かっている。

   (https://style.nikkei.com/article/DGXMZO97099530Z00C16A2000000/

          <感謝合掌 平成30年9月19日 頓首再拝>
39:伝統 :

2018/09/21 (Fri) 18:42:29


       *メルマガ「人の心に灯をともす」(2018年08月13日)より

   (田中真澄氏の心に響く言葉より…)

   アメリカと比べて、日本が大きく遅れをとっていることの一つに、
   老年学(ジェロントロジー)の研究とその成果の普及があります。

   人間の加齢と高齢者の生き方を研究する老年学が、
   アメリカでは35年前から盛んです。

   アメリカにはすでに500の大学で老年学が講義されており、
   老年学を専攻する学部が31あります。

   その結果、いろいろな関係機関で老年学を学んだ人々が数多く活躍し、
   老年学の研究成果を世に広めています。


   一方、日本の大学には、老年学を学ぶ学部・学科どころか、教科書すらありません。

   それだけに一般の私たち日本人は、
   老後の人生に対する最新の研究成果を知ることができず、
   老年学の専門家の指導も受けることができずにいます。

   したがって日本の多くの人は今だに古い老後観のまま、自分の老後を考えています。


   最近の老年学は、高齢者とは英知を備えた貴重な社会的資源(社会的に役立つ人材)
   とみなし、高齢者も社会貢献をしながら、生き甲斐のある人生を送るべきであり、
   そういう日々を歩むことが高齢者の成功(サクセスフル・エイジング)である、
   という新しい概念を提唱するようになっています。

   つまり、老後は趣味を生き甲斐にするのではなく、
   仕事を生き甲斐にしようという考え方が、
   老年学の基本になってきているということです。


   しかし、日本では、この新しい概念で
   自分の老後の人生設計している人は、まだまだ少数です。

   ほとんどの高齢者やその予備軍である定年退職者は、
   社会的な貢献をするために、老後、自分はどのような仕事をなすべき
   かという、仕事に対する積極的な準備も認識もなく、
   ただ年金と退職金を当てにする社会保障制度依存の姿勢に終始しています。


   かつてアメリカのスタンフォード大学が90歳を過ぎた高齢者に
   「自分の人生で何が悔やまれますか」という調査をしたところ、
   その回答の上位3項目は次の通りでした。

   (1)もっとリスクを負えばよかった。

   (2)もっと何かを学べばよかった。

   (3)子供を育てる以外にももっと何かをすればよかった。


   このアメリカの高齢者が抱く後悔の念は、
   これからの日本の高齢者にもそのまま当てはまると思います。

   なぜならば、日本の高齢者もだんだん後半の人生においても
   生き甲斐を求めるようになってきているからです。


   その生き甲斐とは何かについて、
   哲人はそれぞれの著書に書き残していますが、
   最も多い答えは、「生涯を貫く自分の仕事を持つ」ということです。

   自分の得手とする仕事(天職)に生涯従事できれば、
   結果的に、その行為は世のためになるわけですから、
   自分にとってはもちろんのこと、社会的にも素晴らしいことです。

   定年後、自分の仕事を持つことなく
   社会的に存在意義の乏しい生活を長く続けていると、
   次第に活力をなくしていきます。

   やはり人間はどんなに年を重ねても、自分が打ち込める仕事を持ち、
   社会的な責任を全うしてこそ、最も生き甲斐のある日々を享受できる
   というものです。

   このことは、あらゆる時代に当てはまる、不変の真理です。

        <『臨終定年』ぱるす出版>

            ・・・

『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)~100年時代の人生戦略』
(東洋経済新報社 )には、次のような一文がある。


『人が長く生きるようになれば、職業生活に関する考え方も変わらざるをえない。
人生が短かった時代は、「教育→仕事→引退」という
古い3ステージの生き方で問題なかった。

しかし、寿命が延びれば、2番目の「仕事」のステージが長くなる。

引退年齢が70~80歳になり、長い期間働くようになるのである。
人々は、生涯にもっと多くのステージを経験するようになるのだ。

選択肢を狭めずに幅広い進路を検討する「エクスプローラー(探検者)」の
ステージを経験する人が出てくるだろう。

自由と柔軟性を重んじて小さなビジネスを起こす
「インディペンデント・プロデューサー(独立生産者)」の
ステージを生きる人もいるだろう。

さまざまな仕事や活動に同時並行で携わる
「ポートフォリオ・ワーカー」のステージを実践する人もいるかもしれない』


まさに、田中真澄氏の言う、

「生涯現役こそ最高の年金」であり、
「人生は未完に終わるもよし 仕事の途中で天寿を全うする これが最高の人生」。

生涯を貫く自分の仕事を持つ人生を目指したい。

          <感謝合掌 平成30年9月21日 頓首再拝>
40:伝統 :

2018/09/29 (Sat) 20:46:21


        *Web:self doctor.cjub (2012年9月18日)より
             ~『106歳を越えて、私がいま伝えたいこと』昇地三郎・著


~生きることを前向きにする言葉~

● 長生きをすれば、良いことがある

● 健康長寿は誰にでもできる

● 定年とは自由になるとき 自分のやりたいことを始めるチャンス

● 生涯現役を楽しむ~人生に余りはない



~ボケずにピンピン健康に過ごす習慣~

● 足腰よりも脳を鍛えろ!

● 「一日一知」を積み重ねる

● 日記を書くと脳が若返る

● 寝具は硬いものを選ぶ



~人間関係を無理なく楽しむ秘訣~


● 若い人からも学ぶ謙虚さを持つ

● 常にGoing my way で生きる!

● 常にスマイル、楽観主義で

● 「人にしてあげる生き方」をする



~のびのび子どもが育つアドバイス~

● 人を育てるときは眼をつぶってでも褒める

● 親が希望を失うと、その日から子どもはダメになる

● 最後までやり遂げさせると自信につながる

● 子どもについていけば、そこから教育がうまれてくる

http://www.jlds.co.jp/can/2012/09/106.html

          <感謝合掌 平成30年9月29日 頓首再拝>
41:伝統 :

2018/10/07 (Sun) 19:13:32


    *メルマガ「人の心に灯をともす」(2018年10月07日)より

   (明治大学教授、齋藤孝氏の心に響く言葉より…)

   人類がいまだ経験したことのない長寿社会の到来…。
   なかでも日本はその先頭を走っています。

   お手本にすべき「先例」のない新たな時代を迎えているのです。


   働き方にもパラダイム変化が生じています。

   60~65歳で定年を迎えても、そこからの人生が30~40年ほどもあります。

   「定年を迎えたら、後はのんびり過ごす」という生き方は、
   もはや現実にそぐわなくなりました。

   60代からを「老後」と呼ぶには早すぎますし、「余生」というには長すぎます。


   人生が100年近くも続くということを前提にして生きていなかった時代から、
   明らかにそれを意識しなければいけない時代へと変わりました。

   本来、「人生をどう生きるか」というのは思春期から青春期の若者たちがテーマとする
   問いでしたが、成熟した大人たちの間であらためて「人生をどう生きるか」
   ということを考え直さざるを得なくなったのです。


   私はこんな提案をしたいと思います。

   ●定年前、定年後という発想から脱却する。

   ●50歳からが第3期のスタート、75歳まであるのだと意識する。

   ●この時期を「人生の黄金期(ゴールデンデイジ)」として、
    どれだけ充実させられるか、どれだけイキイキ過ごせるかを考え、
    実践する時期にしていく。


   では人生の黄金期とは何なのか。

   その定義をこう考えます。

   「人生を豊かなものにするため、自分の衰えと上手に付き合いながら、
   自分の価値感に即した生き方、魂が喜ぶ生き方を目指す…」


   これは、75歳までリタイアしない生き方のススメです。

   何からリタイアしないかというと、
   「人生を前向きに生きる意志」を捨てない、
   「心の現役感」を失わないということです。

   人生100年時代においては、
   「老後」とか「余生」というものは75歳を過ぎてからだと考える。

   65歳になると介護保険被保険者証が届き、前期高齢者などと
   いわれるようになりますが、自分自身の意識として、
   「まだ老境にあらず」という意志を持ちつづける。

   そういう気概を持ちたいですね。


   この時期に自分の価値感に即した生き方、魂が喜ぶ生き方を見出した人は、
   75歳以降も、生きるエネルギーを上手に燃やして、
   イキイキと過ごすことができるのではないでしょうか。

   105歳で亡くなった日野原重明先生は、生涯現役を貫かれました。

   100歳を過ぎてからも、「2年後、3年後までスケジュールが入っています」
   とにこやかにおっしゃっていました。

   バイタリティにあふれ、次は何をしようかということをつねに考えておられたのですね。

   魂が喜ぶ生き方を見出し、それを実践し続けられた方だと思います。

         <『人生後半の幸福論』光文社新書>

              ・・・

「逆順入仙」(ぎゃくじゅんにゅうせん)という教えがある。

「逆順入仙」は幸田露伴の言葉だ。

逆順とは、道理や自然の摂理にさからうこと。
入仙とは、仙人の域に達することができるの意。

つまり、自然にまかせて年をとるのではなく、
年齢に逆らって生きれば、精神的にも肉体的にも
いつまでも若々しく生きられるということ。


これを斎藤一人さんは、こう語る。

『花は花として、目立たなければいけない。
そして、花として生きる。

「目立ってはいけない」という人もいるけど、社会に出たら目立たないとね。
花は花として、目立たなければいけないんです。

人の人生は一回きりです。
それは、神さまがパーティーにご招待してくれたようなもの。

「素敵だね」といわれるような姿でパーティーに出て、どこが悪いんですか?

自分はどんどん素敵になるんだ、と。

一度きりのパーティーにご招待を受けたのだから引っ込んでいられるか、そう思ってください。

そして、花として生きるんです。』


この人生は、神さまから招待をうけた、たった一度きりのパーティーのようなもの。

だから、「隅っこで小さくなって、引っ込んでいられるか!」と。


花として生きる…

魂が喜ぶ、「逆順入仙」の生き方をしたい。

          <感謝合掌 平成30年10月7日 頓首再拝>
42:伝統 :

2018/10/13 (Sat) 18:13:49


    *メルマガ「人の心に灯をともす」(2018年10月13日)より

   (五木寛之氏の心に響く言葉より…)

   日本人は、明治維新以後、和魂洋才を旨として、
   西洋の哲学や思想を、近代化の規範としてきました。

   その結果、日本は科学・技術大国として成長をとげました。

   しかしいま、これまでの洋才主義に翳(かげ)りが出てきています。

   いや翳りどころか、もうこれまでの価値観だけでは
   やっていけない所まで来ているのかもしれません。

   私はいま、明治維新以来の脱亜入欧の国のあり方、
   西洋一辺倒あるいはアメリカ一辺倒のあり方を、
   見直すことが求められているような気がしてなりません。


   たとえばキリストは、30代で亡くなりました。

   若くして死んだキリストの宗教観は、
   いわば青春の熱情が横溢(おういつ)しています。

   キリスト教は、青春の宗教と言っていいかもしれません。


   西洋の文化に、一種の青春主義の匂いがまとわりつくのは、
   このキリストの青春期の死と、大いに関係があると、私は考えています。


   それに対し、ブッダは長生きをしました。

   旅先で80歳で亡くなりました。

   30代の宗教家と、80代の宗教家では、神の観念や人間観が違って当然です。


   すでに日本という国は、戦後の青春期、繁栄期を終え、
   下山の道を歩みはじめました。

   これまでの青春主義では、下山の道のりは通用しません。

   しかも高齢化社会を迎え、国民も下山の道を歩みはじめています。

   いま私が、ブッダの思想の可能性に思いをめぐらすのも、そのためです。


   医学や科学の進歩の恩恵で、人の寿命は100歳まで伸びるという。

   そういう大転換の時代を迎えているいま、
   人間という生き物への価値観が追いついていない。

   人生の生き方や、死生観が「人生50年」と考えられていたモノサシのままです。

   そこに、漠(ばく)とした不安が蔓延しているのではないでしょうか。


   100歳人生を生きるには、そもそも、
   これまで信じてきた人生観や死生観の転換が求められます。

   「人生100年」時代にふさわしい生き方や、人間性についての考え方を、
   あらためて再構築し、新しい生き方、新しい哲学を打ち立てることが必要ではないか。

   私はそんなふうに考えるのです。


   世界に先駆けて、日本人は、100歳人生を生きなければならない入り口に立っています。

   日本人は、あとにつづく国々に、どうすればいいかを、
   指し示す役割があるのではないかとも考えます。

   そのためには、私も、いくつか覚悟をしなければならないと感じています。

         <『百歳人生を生きるヒント』日経プレミアシリーズ>

             ・・・

五木氏は、本書の中でこう書いている。

『2017年の初めに、世界的ベストセラーとなった2冊の本があります。

1冊が「サピエンス全史」で、
もう1冊が「ライフシフトー100年時代の人生戦略」という本です。

「サピエンス全史」ですが、7万年前、アフリカの片隅でとるに足りない動物だった人類が、
西暦2017年の現在、いまや神になる寸前まで進化して、永遠の若さだけでなく、
神の役割をも手に入れようとしていると、歴史学者の著者は述べています。

この歴史学者の説を、現在進行形の社会に照合するとどうなるのか
という本が「ライフシフト」ではないかという感想を持ちました。

国連の推計によると、2007年に日本で生まれた子供の半分は、
107歳以上生きることが予想されているというのです。

著者はこう書いています。

「私たちはいま途方もない変化のただなかにいるが、
それに対して準備ができている人はほとんどいない。
その変化は、正しく理解した人には大きな恩恵をもたらす半面、
目を背けて準備を怠った人には不幸の糧(かて)になる」』



もし仮に定年を60歳だとしたら、100歳までには40年もある。

人生の半分近くを余生として生きるにはあまりにも長すぎる。

年金の支給の支給開始年齢は毎年遅くなっているし、
医学の進歩により未来は長寿が約束されている。

そこで必要となってくるのが、「生涯現役」の考え方。

金銭的にも健康的にも精神的にも、現役で長く働けることが、長寿社会には必須だ。


そして精神面では、ある程度の年齢になって必要となってくるのが、仏教的な考え方。

仏教には「生老病死」という逃れられない苦しみがあると教えている。

これを「四苦」というが、この四苦を逃れる方法が「悟り」を得ること。


百歳人生を生きる覚悟を身につけたい。

          <感謝合掌 平成30年10月13日 頓首再拝>
43:伝統 :

2018/11/05 (Mon) 21:07:11


      *メルマガ「人の心に灯をともす」(2018年09月03日)より

   (酒井光雄氏の心に響く言葉より…)

   学校を卒業して、どんな企業に就職し、
   そこでどんな地位にまで登りつめたのか。

   そんな尺度で人を評価する時代があった。

   だが、人生100年時代といわれるようになった今、定年までの時間
   など、単なる人生の通過点に過ぎない。

   65歳でリタイアし、仮に85歳まで生きるとすると、何もしなければ
   小学生から大学までの16年間より長い20年という時間を無為に
   過ごすことになる。


   長寿社会となったこの国で、
   我々の人生には前半戦と後半戦が生まれた。

   スポーツの試合に例えれば、前半戦と後半戦の合計得点で
   勝敗が決まるようになったわけだ。

   試合の前半戦に得点を重ね、勝敗がついたように見えた試合で、
   後半戦で形勢が逆転して勝利する選手がいると、
   誰もが熱狂し興奮する。

   人生もこれとまた同じだ。


   定年までいた会社で燃え尽きてしまい、
   定年後は何もせずに暮らす人がいる。

   一方で、前半戦から周到に準備して、後半戦に力を発揮して
   現在も愉しく暮らす人もいる。

   制約が多い前半戦ではなく、制約から解放される後半戦に
   どう挑(いど)むかで自分の人生が決まるなら、
   誰でも面白く生きたいと願うはずだ。

            <『男の居場所』マイナビ新書>

             ・・・

人生の後半戦は、おおむね前半戦をどう生きたかで決まる。

前半戦に、様々な頼まれごとを嫌な顔をせずに気持ちよく引き受け
てきた人は、後半戦にも頼まれごとがやってくる。

しかし、前半戦に頼まれごとを拒否し続けてきた人には、
後半戦に頼まれごとはやってこない。

「あいつは何を頼んでも嫌な顔をしてやってくれない(引き受けて
くれない)」というふうにまわりに思われたら、
もうみんな頼まなくなるからだ。


気持ちよく笑顔で引き受ける人と、
嫌な顔をして拒否する人がいたら、どちらに頼むかは自明の理だ。

「頼まれごと」とは…

「新しい仕事や面倒な仕事の依頼」、
「家庭や仕事における様々な雑事の依頼」。

または、「PTAの役職」、「自主的な勉強会の役職や世話人」、
「近所の自治会の役職」、「趣味の会の幹事や世話人」、
「会議所や法人会や観光協会などの公的な会の役職」、
「神社やお寺の役職」他、様々な会の役職や世話人。

あるいは、講演の講師や、執筆依頼、または、講演会や勉強会、
運動会や学校行事、地域のお祭りなどへの参加依頼。


「頼まれごとは試されごと」(中村文昭)

人生の後半戦を充実して生きるため、
頼まれごとを気持ちよく引き受けたい。

          <感謝合掌 平成30年11月5日 頓首再拝>
44:伝統 :

2018/11/22 (Thu) 18:56:49


        *Web:人生を変えるマネーハック(2018/11/5)より抜粋

《日本の高齢者は「若返り」を見せている》

日本老年学会と日本老年医学会の研究報告によれば、
日本の高齢者は「若返り」を見せているというのです。

報告書は現在の高齢者は10~20年前と比較して加齢に伴う
身体的機能変化の出現が5~10年遅延しており、若返りの現象が見られるそうです。
高齢者は65歳からではなく、75歳からに再定義すべきではないかと述べています。


《75歳を区切りにすれば高齢化率は一変》

内閣府の2018年版「高齢社会白書」によれば、日本は現在27.7%の高齢化率です。
これは65歳を区切りとしており、60年に高齢化率は39.9%に到達するそうです。
つまり、高齢者1人を現役世代1.4人が支える社会になるわけです。

しかし、これは40年以上も先のことです。
もし、高齢者の区切りを75歳にすれば、高齢化率は25.7%まで下がります。
面白いことに今よりも低い高齢化率になるのです。

60年には日本人が75歳まで働けるといっても、それを絵空事だと笑う人はいないでしょう。
高齢者の区切りを75歳にするだけで、日本の年金不安はほとんどなくなるように思います
(そして、労働力不足の心配も大きく改善されるでしょう)。


《平均寿命以上に健康寿命も延びている》

健康寿命、つまり、日常生活に支障のない期間も確実に延びつつあります。
平均寿命の延びも健康寿命の延びが上回っていることは高齢社会白書でも触れられています。

健康寿命は男性が72.14歳、女性が74.79歳だそうです(16年)。
01年には男性69.40歳、女性72.65歳だったことを思えば、
15年間で2年元気な期間が増えたことになります。

    (https://style.nikkei.com/article/DGXMZO37164090R31C18A0000000 )

          <感謝合掌 平成30年11月22日 頓首再拝>
45:伝統 :

2018/11/25 (Sun) 17:59:39


         *日本経済新聞(2018/11/25)より

日本は世界でトップクラスの長寿国だ。
衛生環境や食料事情などが改善され、平均寿命はどんどん延びてきた。
「人生100年時代」も唱えられている。

でもいったい人間は何歳まで生きられるのだろうか。
科学者たちもどんな要因が寿命を決めているのか、関心を抱いてきた。
謎を解き明かす研究がこのところ活発になっている。


「現在の科学が想定できる人間の寿命の限界は、およそ115歳」。
老化に関する研究が長い東京大学の小林武彦教授はこう推測する。

人間が何歳まで生きられるのか、その年数は時代に応じて変わってきた。
現代の通説として120年説をよく耳にする。
最新の老化研究ではそれより5歳ほど低いようだ。

国内の最高齢者をみると男性は113歳、女性が115歳だ(11月20日時点)。
世界で最も長く生きた人は1875年にフランスで生まれた女性、ジャンヌ・カルマンさん。
1997年に122歳で亡くなった。公的な記録で確認できる、120歳を突破した唯一の例だ。

こうした事実からみても、115歳説はおおむね妥当だといえる。


厚生労働省によると2017年の日本人の平均寿命は男性81.09歳、女性87.26歳だ。
想定される最高年齢とは20年以上の開きがある。

科学者たちはそこに何か、長寿を実現する特別な理由があるのではないかとにらんでいる。


小林教授らは「Sir(サーチュイン)2」と呼ぶ遺伝子に注目している。
細胞が分裂するとき、遺伝情報が書き込まれたDNAは同じ情報をもつ複製を作る。
しかしその過程でわずかだが傷が付いてしまう。

この遺伝子はDNAに傷が付かないよう複製を調整する機能をもつ。
同じ仲間の遺伝子は人で7種類見つかっている。

Sir2がうまく働かない酵母を使って寿命を調べると、
DNAの一部がもろくなり通常の酵母の半分の寿命に短縮した。

逆にSir2の数を増やした酵母は、寿命が延びた。
サルでカロリー制限をするとこの遺伝子が活発になり、
健康に生活できる期間が長くなったという報告もある。

Sir2は長寿に関わる有力な遺伝子の一つだ。


寿命に関わる遺伝子としては、DNAの末端部分にある「テロメア」も有名だ。

細胞が分裂するたびにテロメアは少しだけ短くなる。
分裂回数をカウントしているわけだ。
人間の場合、50~60回分裂するとテロメアはそれ以上短くならない。
細胞分裂できなくなり、それが老化につながると考えられてきた。


ただ体の中には新しい細胞を作り出す幹細胞がある。
Sir2やテロメアだけで寿命が決まらないことも分かってきた。

現在では1つずつの寄与度は小さいが、
複数の遺伝子が寿命に影響を与えている説が有力で、
その数は約300種といわれる。


細胞単位で老化現象をとらえ寿命との関係を探る研究も出てきた。

大阪大学の原英二教授は、
ストレスがかかって増殖しなくなった特殊な細胞「老化細胞」を調べている。

通常の細胞は、異常を起こすと自ら死んで
壊れるか免疫細胞に食べられて、体内から無くなる。
ところが老化細胞はなぜか体内にとどまっている。

体の構造を保っているため、
原教授は「寿命を延ばす方に寄与している細胞ではないか」と考えている。

老化細胞が生まれるときに働く遺伝子を突き止めた原教授は、
その様子をリアルタイムに観察できるマウスも開発した。
しかしまだはっきりした機能は見つかっていない。

一方で老化細胞は、炎症を起こす様々な物質を周囲に出している。
その量が増えると、がんや認知症など加齢に伴う病気の引き金になるとみられている。
これから老化細胞と病気との関連を詳しく調べていく考えだ。

寿命に関する研究は人間で実験できない難しさがある。
マウスは短命な割にテロメアが長い。
「マウスの実験で成果が出ても、人に当てはまるかどうかは分からない」(小林教授)


食事や運動などの生活習慣の違いの影響も遺伝要因以上に大きいといわれる。
そんな壁を乗り越えて長寿のカギを見つけ出そうと、世界で研究が盛り上がっている。

老化細胞を研究する国際学会も15年に発足した。

「不老不死」は古今東西、多くの人たちが追い求めてきた。
現代人は遺伝子の分析や細胞の詳細な観察、大規模な統計調査など
科学的な手法を駆使してその答えに迫ろうとしている。

老いがどのように訪れ、何が寿命を決めるのか、まだ決定打は出ていない。
これから判明する新たな成果が楽しみだ。

          <感謝合掌 平成30年11月25日 頓首再拝>
46:伝統 :

2018/11/26 (Mon) 18:37:31

        *「しあわせの言の葉」山下 景子・著(P76~77)より

【「人間」に年などありません。
 若くとも一所(ひとつどころ)にじっとしているならば、
 それは既に老いたのです。
                   白洲正子(「たしなみについて」より】


骨董や能の目利(めき)きとして知られる白洲正子は、
人間の目利きであったともいえるでしょう。

ずばりと切り込んでくる彼女のエッセイを読んでいると、
手厳しいのに、なぜかすっきりとさせてくれます。


   頭は使わなければさびつきます。
   人間も磨かなければ曇ります。

   若い頃美男だった人が三十になるとふつうの男になり、
   四十すぎると、見られなくなるのは、
   みんな自分のせいです。

   時間のせいではありません。

   本来ならば、人間は老人になればなる程
   美しくなっていい筈です。
   又実際にそういう例も沢山あります。


引用が長くなってしまいましたが、じっとしていられない感覚にかられます。
これは、男性について述べられたものですが、もちろん、
女性にも同じことがいえると思います。

彼女は、本当の美しさを見極める目を持っていたからこそ、
こう断言できるのでしょう。


そういえば、ほかの動物は年を数えません。
人間も、そんな必要はないのかもしれませんね。

何かというと、年齢のせいにしたくなるものですが、
「時間のせいではない、自分のせいだ」という気持ちを持つだけでも、
本物の美しさに一歩踏み出したといえるような気がします。

          <感謝合掌 平成30年11月26日 頓首再拝>
47:伝統 :

2018/11/27 (Tue) 18:47:43


        *「しあわせの言の葉」山下 景子・著(P92~93)より

【難しい問題にぶつかった場合でも、
 それに負けてしまはず、
 微笑して考へればそこに解決の道はあるのです。
                   吉岡彌生「微笑は長寿の秘訣」より】


昔から、「笑う門には福来る」といわれているとおり、
笑顔は幸せをもたらすものだということは、
わかっているつもりですね。

でも、困難にぶつかった時、微笑して考えるとは、思いつきませんでした。

無理やりにでも微笑んでみれば、きっと心にゆとりができて、
道が見えてくるかもしれません。

最近、笑顔の力はますます注目されています。
科学的にも、笑うことで免疫力が高まるということが証明されているとか。

でも、この言葉は、明治の女医、吉岡彌生の言葉です。

荻野吟子や高橋瑞子(みずこ)らが、道を切り開いてくれていたとはいえ、
この時代、女医になるだけでも、さまざまな苦難があったことでしょう。
彼女は、それらを、微笑して考えながら乗り越えてきたのかもしれません。

その後、開業医となりますが、母校が女子学生の受け入れを拒絶するように
なると、東京女医学校を開校しています。
今度は、多くの人々の笑顔を導く立場になったのですね。

後年、「年のわりに若く元気ですが、何か手入れをしているのですか」と、
聞かれた時は、いつも笑顔で暮らしているからだと答えたそうです。

そして、”微笑の人は必ず長壽をえます”と言いきっています。
その言葉どおり、八十九歳の天寿を全うしました。

          <感謝合掌 平成30年11月27日 頓首再拝>
48:伝統 :

2018/11/30 (Fri) 18:08:48

老化のスピードは食事で変えられる? 20万人を診た権威が教える「老けない最強食」

         *Web:文春オンライン(2018年10月26日)より


(1)老ける最大の要因は「酸化」と「糖化」。

(2)老化のスピードは食事で変えられる

  ① 老化のメカニズムを38年にわたって研究し、
    『医者が教える食事術 最強の教科書』(ダイヤモンド社)など
    食に関する著書を数多く持つ牧田善二医師(AGE牧田クリニック院長)が、

    老ける食べものワースト3に挙げるのは、
    「フランクフルトソーセージ、ベーコン、フライドポテト」。

  ②AGE(終末糖化産物)という悪玉物質が大量に含まれ、老化を促進させるというのだ。

  ③糖化とは、食品に含まれるタンパク質や脂質が糖質と結びついて劣化する反応のことで、
   そのときAGEという老化を促進させる物質が発生します。

  ④関節や眼球、血管など、新陳代謝のスピードが遅い場所ほど
   AGEは蓄積しやすく、悪影響を及ぼす。

(3)“若返りの食べもの”の代表格は「鶏肉」

   鶏肉に含まれるビタミンB6は、体内でタンパク質と糖質が合成するのを
   ブロックしたり、AGEが発生するプロセスを初期の段階で抑えてくれる。
   その強力な抗AGE力から”若返りのビタミン”とも呼ばれている。

(4)秋が旬の「鮭」も若返りフード

   「鮭のピンク色のもとであるアスタキサンチンという天然色素に
   強力な抗酸化作用があります。

   その強さは、抗酸化の代名詞であるビタミンEの500~1000倍ともいわれる。
   DHAやEPAも豊富で、動脈硬化の予防にもなり、
   全身を若返らせてくれる食品といえます」

    (https://news.infoseek.co.jp/article/bunshun_9406/

          <感謝合掌 平成30年11月30日 頓首再拝>
49:伝統 :

2018/12/01 (Sat) 18:34:14


      *Web:MAG2NEWS(2018.10.24)より

(1)一人暮らしは健康長寿に繋がる?

  ①健康寿命を延ばす2つ目の秘訣は、
   「子どもと暮らすな! 一人で暮らせ」だと番組の中では言っています。

   AIの分析によると、子どもと同居している高齢者は、
   不健康要素とはたくさん繋がっているのに、
   健康要素はほとんどみられないのです。

  ②子どもと同居する高齢者が不健康である…という関係性だけではなく、
   不健康だから子供と同居しているという逆の関係性もあるとは考えられますが、

   やはり、同居は、家族にそれなりに気を遣いますし、
   自分で考えて自ら行動する部分が縮小し、
   健康寿命にとってはマイナスの要素もあるようです。

  ③一人暮らしの高齢者は健康要素に繋がるグループと、
   不健康要素に繋がるグループにきれいに分かれているのです。

   AIの分析を見ると、少なくても、子どもと同居すれば
   安心だから健康でいられる
   …一人暮らしの高齢者は孤独で不健康になりやすい…
   ということでないのは確かなようです。

  ④一人暮らしだと、何でも自分で考え、段取り、行動しなくはなりません。
   それが健康でいられることにつながるとも言えます。

   また、一人暮らしだと、周りに気兼ねすることがなく自由です。
   好きな時に外出し、疲れた時には休む…自分の気持ちや体調にしたがって
   行動できます。

   一人暮らしの自由さをプラスにとらえて、
   イキイキ活動している人たちもたくさんいるのです。

  ⑤高齢者が一人暮らの自由を楽しみながら、
   まわりといろいろなつながりをもってイキイキ暮らしている社会
   …なかなかいいもんです。

   まず、「高齢一人暮らし」という言葉から「不安」「寂しい」「孤独」
   というようなマイナスの言葉を連想するのをやめたいと思いました。


(2)「ピンピンコロリには泥棒を捕まえろ」

  ①地域を安全にすることが健康寿命を延ばす。

  ②埼玉県の犯罪認知件数は年々増え続け2004年にピークとなったのですが、
   防犯に力を入れ、防犯ボランティア団体を増やしたことで、
   犯罪が減り始め、今はピークの1/3まで減っています。

   1/3ってすごいですよね。
   埼玉県は防犯ボランティア団体の数が全国1位です。

   暮らしている方々も治安がよくなり、ゴミのポイ捨てもなくなり、
   環境がよくなったと実感しているようです。

  ③治安がよくなると、外出しやすくなり、よく歩くようになるから健康になる。
   治安がよくなると、心配ごとがなくなり、ストレスが少なくなるから
   健康になる。

   調べると、自分の住んでいる地域は安全じゃないと思っている人は、
   安全だと思っている人に比べて心臓病リスクが高いという
   研究論文もあるとのことです。

  ④貧富の差が広がることと治安の悪化は密接な関係があることはっきりしていて、
   貧富の格差が大きいところでは、お金持ちも含めて健康寿命が短くなっている
   というデータもあるそうです。

  ⑤ある部分だけをよくしようと思ってもダメで、
   弱い立場の人にもやさしい社会をつくることが、
   安心して暮らせる社会に繋がり、
   それが、みんなの健康寿命を長くする…というような連鎖の中にいるだ。

  ⑥膨れる一方の高齢者の医療費・介護費を減らそうと思ったら、
   高齢者に限らず、社会の中で生きにくい人を幅広く支援する予算を
   増やすことが一番有効的ということになります。

   (https://www.mag2.com/p/news/373961 )

          <感謝合掌 平成30年12月1日 頓首再拝>
50:伝統 :

2019/02/09 (Sat) 18:30:32


     *Web:心の糧・きっとよくなる!いい言葉(2019.2.8)
          ~ 作家 中井俊已  http://www.t-nakai.com

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

心も行動も元気ハツラツと

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★


「もう年だから・・・」とため息をついてしまうことはありませんか。

「もう若くないから・・・」と悲観的になることはありませんか。

安心してください。そして、勇気を出してください。

「年を重ねただけで人は老いない」のです。


それなりに年をとっても、
心の若い人は、行動もハツラツとしています。

たとえば、2018年、山口県で行方不明の男の子を発見して、
一躍時の人になった大分のスーパーボランティア 尾畠春夫さん(79歳)。

2019年1月18日に東京都内の小学校での講演を終え、
東京都内から自宅のある大分県日出(ひじ)町まで、

「世界のこどもたちの幸福をねがう旅」と題して、

 (関連記事~https://blog.goo.ne.jp/nabanatei/e/52a770b4485dd2a93474fcc25f4672c8 )

1100キロ以上の道を約1か月にわたる徒歩での帰宅に
挑戦しておられます。(70キロのリヤカーを引きながら)

いま、どこらあたりなんでしょうか?

 (参考記事~ https://sawasaura.net/2019/02/07/obatasizuoka2/ )


もし尾畑さんを見かけたら声をかけてあげたいですね。


「お世話になった社会に、万分の1でも恩返しがしたい」

という尾畑さん。

尾畠さんは、東日本大震災の時から大好きなお酒をやめ、
最後の仮設住宅が解体されたら浴びるように
お酒を飲むと決めているそうです。

それが尾畑さんの夢です。


「年を重ねただけで人は老いない。
 理想を失うときはじめて老いる。」(サムエル・ウルマン)

 ( 青春の詩 ~ http://www.rik.ne.jp/itai/seishun.htm )

「青春とは心の持ち方」なのです。



いま、何歳であろうと、夢に向かって進むとき、
理想に燃えて進むとき、
いつまでもわたしたちは、生き生きと輝けるのです。
              

★きっとよくなるヒント★

       夢や理想をもって元気ハツラツと行動しよう。  (^.^)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

出典:尾畠春夫 (著) 『尾畠春夫 魂の生き方』(南々社)
   http://ur0.biz/Q8l4

尾畠春夫さんの座右の銘は「朝は必ず来るよ」。

そう言って被災地の人びとを励ましてきたそうです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◇◆ あなたに ◆◇◆
───────────────────────────────────

★「朝の来ない夜はない」★


そういえば、

尾畠春夫さんの座右の銘「朝は必ず来るよ」は、
作家、吉川英治がよく色紙に書いた「朝の来ない夜はない」と通じます。

子どもの頃から苦労した尾畠春夫さんと吉川英治さん、
相通ずるものがあるのですね。

「朝の来ない夜はない」(吉川英治)の物語です。
https://lucky.t-nakai.work/2018/11/29/story-6/

あなたにも「朝の来ない夜はない」のです。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◇◆ 編集後記 ◆◇◆
───────────────────────────────────

尾畠春夫さんの心身が若々しいのは、
日頃からよく歩いているからでもあるでしょう。

歩くのは、様々な良いことがあります。

「ウォーキング10の効果」
https://lucky.t-nakai.work/2019/02/03/custom-13/

私もできるだけ歩くようにしています。

                             (^.^)

いつも読んでくださってありがとうございます!

今日も、あなたに良いことがたくさんあります。


          <感謝合掌 平成31年2月9日 頓首再拝>
51:gycyzirwtk:

2020/08/29 (Sat) 03:52:17

伝統板・第二
gycyzirwtk http://www.ga7358jf0o2j8adl1wuc9o7ai31861s3s.org/
[url=http://www.ga7358jf0o2j8adl1wuc9o7ai31861s3s.org/]ugycyzirwtk[/url]
<a href="http://www.ga7358jf0o2j8adl1wuc9o7ai31861s3s.org/">agycyzirwtk</a>

  • 名前: E-mail(省略可):
  • 画像:

Copyright © 1999- FC2, inc All Rights Reserved.