伝統板・第二
お金 ②~空海密教が伝えるお金の法則 - 夕刻版
2017/12/16 (Sat) 19:04:59
*伝統板・第二「お金 ①」からの継続です。
→ http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7584607
*「ここに気づけば、もうお金には困らない」
~種市勝覺・著(P10~17)より
(著者について~プルローグより)
著者の種市勝覺さんは、10年間の空海密教の修行の経て、
「阿闍梨(あじゃり)」の称号を得ました。
阿闍梨とは、世間的にいえば「行者」、
あるいは「僧侶」と思っていただいてもよいでしょう。
その阿闍梨である私が、なぜお金の話? と不思議に思うかもしれません。
でも実は私が学んだ空海密教は、お金とひじょうに相性がいい考え方をもっているのです。
私は10年間に及ぶ修業をへて、2010年に師匠である
空海密教の大阿闍梨であり風水師でもある松永修岳(まつなが・しゅうがく)先生から
「阿闍梨」を名乗ることを認められました。
以来、企業、個人を対象に、密教に基づいたご祈祷(きとう)や
コンサルティング、カウンセリングさせていただいております。
密教の教えをベースに風水の手法を取り入れた「密教風水」によって、
多くの法人、個人が、運気を好転させています。
私が定期的に開催するセミナーはおかげさまでいつも満員。
少人数で行う風水の講座はキャンセル待ちの状態が続いています。
数々の実践を通して、私は空海密教の教えのすごさを実感しています。
この方法を使えば、金運の流れが好転しない人は一人もいません。
なぜかというと、空海が教える密教は、従来の仏教とちょっと違った点があるからです。
一般的な仏教は聖人がつくった正しい道を明らかにし、その道を歩むよう教えます。
欲望を否定し、悟りへの道を明らかにして示すので「顕教(けんきょう)」
と呼ばれています。
一方、「密教」と呼ばれる空海秘伝の教えは、
現世での利益や成功を肯定しています。
「貧を救うには、財をもってす」とは空海の有名な言葉です。
お金がなければ貧しい人たちを救えない。
この言葉からも、空海がお金もうけを認めていたことがわかります。
さらに空海が教えた密教の手法は煩悩を否定するのではなく、
それらと向き合うことで、運気をさえぎる思考や感情のブロックを
はずしていきます。
そして自分本来の力を発揮して、悟りに至る道を自ら開発していきます。
ですから、宗教というより能力開発の技術に近いかもしれません。
その意味で経済やお金とたいへん相性がいいといえるでしょう。
<感謝合掌 平成29年12月16日 頓首再拝>
密教が伝えるお金の法則において一番重要なこと。 - 伝統
2017/12/17 (Sun) 18:47:19
それは、「身(しん)・口(く)・意(い)」を一致させることです。
「身・口・意」の意味は、以下のとおりです。
「身」――やっていること・行動
「口」――いっていること・言葉
「意」――思っていること・意識
空海は「身・口・意」の三つが一致したとき、
すべての願いが成就されるといっています。
あなたがもし金運にめぐまれた人になりたいのなら、
「身・口・意」の一致がとても大切です。
やっていることと、いっていること、思っていることが
バラバラだと物事はうまくいきません。
たとえば健康になりたいと思っていて(意)、
健康の大切さを人に話したり、その方法も十分知っているのに(口)、
暴飲暴食をしたり、不摂生が止まらない(身)人は、健康にはなれません。
素敵にパートナーを得るためにせっせと婚活パーティに行ったり(身)、
周囲には「結婚したい」「いい人を紹介してほしい」といっているのに(口)、
どんな結婚生活を送りたいのかというイメージがまったくないとしたら(意)、
その人はなかなか結婚できないでしょう。
同じように、経済的に豊かになりたいと思っているのに(意)、
平気で散財したり(身)、
「足りない、足りない、どうせ貧乏」が口グセ(口)の人が、
豊かになれるでしょうか?
「身・口・意」がバラバラの人は何もかもちぐはぐになってしまうので、
いい運は回ってきません。もちろん金運も開けません。
密教ではこの3つを一致させるために、印を結んだり、マントラを唱えたり、
心に仏を描く「三密(さんみつ)修行」というものを行います。
ちなみに私は15年間、この「三密修行」を行っています。
「身・口・意」を一致させることが、
密教のもっとも大事な教えだと覚えておいてください。
また、密教には「いっさいの『身』『口』は『意』に従う」
という意味の教えもあります。
行動や言葉は意識によって決まってくるというのです。
金運を開きたいなら、ここがとても重要です。
つまり自分がどう考えるか、自分がどう思うか、
「意」=「意識」が一番大切なのです。
ということは、お金持ちの行動(身)や言葉(口)をいくら真似しても、
意識(意)がそうなっていなければ、お金持ちにはならない、ということです。
金運を開きたいと思ったら、何よりも一番大切なのは「意識」なのです。
お金持ちになるためにはどんな「意識」をもっていればいいのか、
そこを学ばなければなりません。
言い換えれば、あなたが今、お金にめぐまれていないとしたら、
それはあなたの「意識」か間違っているからだともいえるのです。
金運が逃げてしまうあなたの「意」が、
金運が逃げてしまうようなあなたの「身」「口」を招いているわけです。
まずはお金に対する「意識」に注目してみましょう。
「意」が変えられたら、「身」と「口」も変えやすくなります。
そして「意」に「身」と「口」を完全に一致せることができれば、
金運を開きたいというあなたの願いも成就します。
<感謝合掌 平成29年12月17日 頓首再拝>
お金持ちに向かうための「慣性の法則」~5つのステップ - 伝統
2017/12/18 (Mon) 18:30:41
(P18~20)
(1)まず望まない方向に進んでいるのをゆるめる。
貧しい考えや言動を少なくします。
(2)動きを止める。
貧しい考えや言動をなくします。
(3)向きを変える。
お金持ちがする考えや言動を少しずつ取り入れます。
(4)望む方向に動きはじめる。
(5)加速させる。
お金持ちがする考えや言動をどんどん増やしていきます。
この5つのステップを進めていくと、
「身・口・意」を変えていくのに、失敗がありません。
<感謝合掌 平成29年12月18日 頓首再拝>
お金とは「歓び」の思いを交換するもの - 伝統
2017/12/20 (Wed) 19:48:05
(P23~25)
(1)大事なお金の法則として、
どんな思いをのせてお金を流すかが重要です。
(2)お金が入ってくるとき、とどまっているとき、離れていくとき、
つねにお金は「喜び」と一緒に存在しなければいけません。
(3)お金にめぐまれる人になるには、お金の見えない法則を然しして
お金にどう向き合うのか、お金に対する「意識」が
一番大切だということです。
(4)「金運を開く」という目に見える現実(つまり氷山の頭)を導くには、
その下に隠れているたくさんの目に見えない「意識」を変えることが
大事なのです。
<感謝合掌 平成29年12月20日 頓首再拝>
お金とは「喜び」と「感謝」の交換 - 伝統
2017/12/21 (Thu) 18:56:07
(P31~34)
お金はあなたが定義したとおりの状態になっているはずだ。
「お金は使うもの」と答えた人のお金はすぐ使われてなくなります。
「求めても手に入らないもの」と答えた人は、
求めてもお金はなかなか手に入りません。
「人前で見せてはいけないもの」と答えた人のお金は、
おおっぴらにできない後ろめたいものになります。
人は自分が意識していないものを引き寄せることはできません。
漠然と「お金がほしい」と思っていても、
ぼんやり思っているだけでは金運はやってこないのです。
あなたの定義があなたの「意識」をつくり、
そうなるようにあなた自身を決めているのです。
あなたの「意」が「身」と「口」も決めてしまう。
「身・口・意」が一致したとき、願いかかなうといいました。
あなたの「意」か「お金は手に入らないもの」と決めているから、
あなたの「身」と「口」も「お金は手に入らないもの」として動きます。
目に見えない「意」が、あなたを「お金が手に入らない人」にしているのです。
お金とは何か?
正解をいいましょう。正解がちゃんとあるのです。
ここをきちんとしておかないと、お金という「形」はあらわれません。
お金とは、「価値」を交換するものです。
人は価値のないものにお金を払おうとは思いません。
お金は価値に対する対価として支払われる交換のツールなのです。
では、その「価値」とは何か。
それは「喜び・感謝」の感情です。
人は喜ぶことには価値を感じますが、イヤなことには価値を感じません。
ここがポイントです。
お金は「喜び」の感情に対して支払われるもの、
「喜び」を交換するものなのです。
けっして奪われるものでも、奪うものでも、浪費するものでも、
なくなるものでもありません。
たとえば、あなたが整体の施術を受けたします。
それまでものすごく肩こりがひどくて、何をやっても治らなかったのに、
整体の施術を受けて体がすっきりして、肩こりも治ったとしたら、
あなたはどうしますか?
「ありがとうございます」といって、喜んで整体師にお金を払うでしょう。
その場合のお金は、施術に対して払っているのではなく、
すっきりしたというあなたの「喜び」の体験に払っているのです。
では、整体の施術を受けたのに、ますます肩こりがひどくなって、
体調が悪化したら、はたしてお金を払いたいでしょうか?
価値を感じていないもの、「喜び」を感じていないものに、
お金を払う気はしないでしょう。
喜ぶことに価値を感じて、「喜び」を交換する。
お金はそのために生まれてきたのです。
その本質、お金の正しい定義を、ここでまずは理解しておいてください。
<感謝合掌 平成29年12月21日 頓首再拝>
「ありがとう」を集めれば、お金に変わる - 伝統
2017/12/22 (Fri) 18:27:35
(P34~36)
(1)お金は「ありがとう」の物質化、
「ありがとう」の結晶といってもいいのです。
(2)お金持ちとは「喜び」をたくさん集められる人、
人も喜び、自分も喜ぶ、人と自分をたくさん喜ばせる人と
いってもいいでしょう。
(3)「喜び」=「徳」ともいいます。
①よいことをたくさんして、人からたくさん喜ばれる「徳」のある人は、
「喜び」を集められるので、ますます豊かになっていきます。
②「陽徳」より「陰徳」をたくさん積みましょう。
<感謝合掌 平成29年12月22日 頓首再拝>
お金を「代償」でなく「謝礼」にする - 伝統
2017/12/23 (Sat) 19:19:46
(P63~66)
(1)あなたがお金に乗せた感情が、
あなたのお金の流れを決めるといっていいでしょう。
①お金にのりやすい感情として一番多いのは「代償」です。
そこには、「喜び」も「感謝」もありません。
②お金は本来「ありがとう」の物質化ですから、
「謝礼」として交換しなければいけません。
(2)お金を「代償」としてみているのか、「謝礼」としてみているのか、
この違いが本来のお金の入り方を左右してしまいます。
(3)お金を「代謝」と考えると、「もっとほしい」「もらって当然」という
方向に進みます。
その裏に隠れているのは「足りない」という欠乏感です。
その人は「むさぼり」そのものの貧しい人になります。
貧しい人には貧しいお金しかめぐってきません。
(4)お金を「謝礼」と見ると、
「あなたに喜んでもらえてうれしい。ありがとう。満足だ」と思います。
心の中には満足感があるので、「身」「口」も
「この素晴らしい満足をもっと広げたい」という方向に働きます。
<感謝合掌 平成29年12月23日 頓首再拝>
自分のお金などもともと存在しない - 伝統
2017/12/24 (Sun) 19:34:06
(P72~75)
お金の流れには、法則があり、次の3つの状態で循環しています。
(1)やってくる(お金を得ること)
(2)とどまる(お金が自分のところにある状態)
(3)離れていく(お金を支払うこと)
基本的にお金の流れはこの3つです。
(1)の「やってくる」とは、稼ぐことです。
自分の「価値」や「労働」を提供することで、お金は入ってきます。
でも、何もしなくてもお金が入ってくることがあります。
富裕層に多いのですが、遊んでいてもお金は入ってきます。
これも「やってくる」に入ります。
(2)の「とどまる」は、財布や家にお金がある状態です。
銀行にある状態、つまり貯金も「とどまる」に入ります。
(3)の「離れていく」は、「喜び」の「価値」と交換すること。
つまりお金を支払うことです。
落としたり、なくしたり、盗まれるのも「離れていく」に入ります。
ここで大切なのは、お金は(1)(2)(3)のサイクルで流れていくということです。
ですから、「自分のお金」はもともと存在しないのです。
自分の財布に入っているお金は、一時的には自分のものですが、
また流れていってしまいます。
たとえ自分の名前を書いておいても、自分のものではないので、
一度手放してしまえば、落とし物のように自分のところに戻ってくるわけではありません。
お金は「すぐなくなっていくもの」ではなく、はなから自分のお金などない。
いつも流れているものだと思ってください。
これまで述べてきたように、お金の流れのそれぞれの段階で、
どんな「意識」をもつかということがとても大切です。
お金をやりとりする段階で、どんな「意識」をのせるのか。
「喜び」や「幸福」の感情をのせるか、「苦労」や「犠牲」「代償」をのせるのか。
それによって流れてくるものが違ってきます。
前にも述べましたが、「喜び」や「幸福」は密教風水では「生気」といいます。
「生気」とは分かち合いや育み合いの「気」です。
一方「苦労」や「犠牲」「代償」は、「殺気」です。
「殺気」とは奪い合いや狩猟の「気」です。
「来る」「いる」「出ていく」の3つのお金の流れのそれぞれで、
どんな「気」をもってお金を循環させるかが大事です。
「生気」のお金は「生気」になって循環します。
「殺気」のお金は「殺気」になって循環します。
つまり「喜び」をもって循環させれば、「喜び」のお金になって返ってきます。
「苦労」や「犠牲」の「意識」をのせて循環させれば、
「苦労」や「犠牲」のお金となって返ってきます。
お金をもらうときも、ためるときも、出すときも、
いつも「喜び」の「意識」をもって、
「生気」のお金を循環させることが大切なのです。
お金にめぐまれている人は、
お金を喜んで使い、喜んでためて、喜んでお金を得る人です。
お金にめぐまれている人はお金も喜んで出します。
寄付もたくさんしますし、
「喜び」のためにはお金をどんどん出すのもいといません。
<感謝合掌 平成29年12月24日 頓首再拝>
1円のありがたさを感じられるか - 伝統
2017/12/25 (Mon) 18:04:14
(77~80)より
(1)「殺気」のお金
①財布の中を見て、「これしかない」と思う。
②通帳を見て、「これっぽちか」と思う。
③お金が入って来とき、「たったこれだけ」と思う。
④ためるとき、「これしかない」と思う。
⑤使うとき、「もっといいモノを買いたいのに」と思う。
これらは、すべてが「殺気」になってお金が循環するので、
「殺気」のお金しかめぐってきません。
分かち合いではなく、少しでも多く奪いたいという奪い合いとなり、
お金は奪われていくので、思うように入ってきません。
使うときも、いい使い方はできなくて、「殺気」で使うので、
散財や浪費になります。
(2)この悪い循環を断ち切るには、お金の流れのポイントで
「喜び」や「感謝」を感じることです。
①お金をもらうときは「私にいただけるんですか」という「喜び」、
お金に対して「私のところに来てくれてありがとう」という「感謝」
の心でもらってください。
②やってきたお金に対しては
「私のところで、どうぞゆっくりしていってください」
という気持ちで接します。
③1円というお金でも、感謝しなければいけません。
「これっぽっち」などと思うのは、せっかく来てくれたお金に対して
とても失礼です。
④お金の流れのすべてに対して「喜び」を感じ取っていけば、
「殺気」は「生気」の流れになります。
(3)大切なのは、1円のお金に価値を感じられるかどうかです。
今までお金がなかった場所に、たった1円でもお金が発生するという
こと自体が奇跡であり、感謝です。
その1円のありがたさに気づけるかどうかです。
<感謝合掌 平成29年12月25日 頓首再拝>
今あるものに意識を向ければ「生気」となる - 伝統
2017/12/26 (Tue) 18:22:43
(P80~85)
(1)出て行ったお金にフォーカスするのか、
その代わりに得られたものにフォーカスするのか、
どこに「意識」を向けるかで、お金の流れも180度変わってしまいます。
(2)お金はつねに「喜び」の「生気」を感じられるのが、
お金にめぐまれる人たちの「意識」です。
そのような意識になるためには、今この瞬間、自分が手にしている
ものに「意識」をフォーカスすることが大切だとわかります。
(3)今あるものにフォーカスしてカウントしていくと、
「豊かさ」や「幸福感」「喜び」の「生気」がわいてきます。
つまり豊かさというのは、今この瞬間、自分が持っているものを
「意識」することによって、いくらでも満たされるということです。
(4)自分で勝手に「私はこんなに持っている」「満たされている」
「豊かである」と「意識」すればいい。
ただそれだけの話です。
それだけで、あなたは豊かになって、
金運が開け、富裕層の仲間入りができます。
(5)さらに豊かになるコツは、
「こんなに幸せだから、もっと幸せに」
「こんなにうれしいから、もっと喜びを」という、
「ありがとう」の「もっと、もっと」を欲しがってください。
「喜び」の「もっと」をほしがる富裕層になる。
「充実感」と「喜び」の「意識」をもって、物事にフォーカスする
ことによって、「身」と「口」もそのようになっていき、
本物のお金持ちになっていくのです。
<感謝合掌 平成29年12月26日 頓首再拝>
神社とは取引をしてはいけない - 伝統
2017/12/27 (Wed) 18:25:46
(P85~88)
(1)お金を出すときの「気」が、お金が入るときの「気」になって循環します。
「これをやったんだから、あれをしてくれ」という取引は
ある種の奪い合いに、つまり「殺気」になります。
とくに神仏との取引はやってはいけません。
神仏へお賽銭を奮発しての願いごとは、取引になります。
神仏は取引を嫌います。
(2)神社や寺院に行ったら、
「とても気持ちのいい場所に出会えました。ありがとうございます」
だけでいいのです。
(3)神仏へ怖れを抱かないために、
神仏は愛や許し、慈愛にあふれている、
と自ら信念構築をしていくことです。
(4)出来事は何か知らないけれど起こる予定だったことが、
起こるタイミングで勝手に起きただけです。
ですから、神仏と取引してもムダです。
神社仏閣に行くなら、取引ではなく感謝する、
「喜び」の「気」を循環させることが大切なのです。
<感謝合掌 平成29年12月27日 頓首再拝>
テレビをつけっぱなしにすると貧乏になる - 伝統
2017/12/28 (Thu) 19:19:15
(P94~96)
テレビをつけっぱなしにしていると、どんどん金運に見放されます。
お金のない家庭に限って、寝ている時や外出している時に
テレビがつけっぱなしになっているのをよく見かけます。
テレビから流れてくるのはほとんどいらない情報なので、
それに脳が引っ張られていると、きちんと物事が考えられなくなってきます。
そうするとおのずと決断する精度が鈍くなってしまい、
人生において重要な局面で選択や決断を誤ります。
また、テレビは今向き合いたくない姿勢の象徴ともいえます。
テレビを見ていれば、時間がつぶせます。
今を忘れることができる。自分が抱えている課題に向き合わずにいられます。
それはイコール自分に関心がないことといってもいいでしょう。
自分に関心が持てないというのは、自分をダメ扱いすることです。
それでは豊かさがやってくるわけがありません。
テレビに大事な時間を奪われているのです。
この大事な時間を取り戻すためにも、
テレビはなるべくつけっぱなしにしないという習慣づけが大事です。
<感謝合掌 平成29年12月28日 頓首再拝>
お財布にも居心地のいい場所を与える - 伝統
2017/12/29 (Fri) 17:21:17
(P99~101)
(1)人に好かれたかったら、その人が大切に扱おうとするでしょう。
そうすれば、相手も自分に関心を持ってくれるかもしれません。
お金も同じです。
お金に好かれたかったら、お金を大切に扱わないといけません。
ですから、お金の居場所である財布はいいものを持ち、
いつも清潔にして、お金に不快な思いをさせないようにしましょう。
(2)お財布にも寝床が必要です。
寝る場所、つまり置き場所を決めて、専用の寝床も用意します。
きれいな箱でもいいのですが、もっといいのは金庫がいいでしょ。
お金や財布を金庫にしまうときは、感謝の言葉も忘れてはいけません。
「今日もいい交換ができました。ありがとうございます」
と愛をこめて、お礼の言葉を述べるのです。
(3)とにかく、お金としっかり向き合って、
短い時間でもお金を見つめるときを作ることです。
毎日、毎日財布を整理して、財布とお金をきちん寝かせてあげる。
これを習慣にするとお金を大切にするマインドが養われます。
<感謝合掌 平成29年12月29日 頓首再拝>
貧富の差はお金でなく「意識」の差 - 伝統
2017/12/30 (Sat) 18:33:35
(P117~119)
(1)密教的にいえば、あなたの心もようがあなたの経済を決めているのです。
ほとんどの人がお金持ちになれないのは、そもそもその人がもっている
心もようが金運を開けない意識に設定されているからです。
(2)貧しいか、豊かかはお金の量ではなく、
その人の「意識」で決まるのです。
(3)お金に対する意識が整っていない人は、たとえ一時的に大金を
手にしても、それを継続させることが難しい。
つまり、金運がずっといい状態ではいられないのです。
お金が逃げていく意識が、お金が逃げていく行動や言葉を招き、
お金のない現実を引き寄せてしまうのです。
<感謝合掌 平成29年12月30日 頓首再拝>
口グセを変え、思い出しグセをあらためる - 伝統
2017/12/31 (Sun) 17:41:03
(P125~129)
(1)人は無意識にいつも何かを思い出しています。
何を思い出しているかによって、より金運を上げたり、
反対に下げてしまうこともあります。
(2)「何をいつも自分がぶり返して思い出しているのか」が、
その人の人生の質になります。
(3)この思い出しパターンのクセを変えるには、
口グセに注目するのが一番いいと思います。
口グセのパターンと思い出しパターンはリンクしています。
口グセを直していくいくことで、
思い出しグセも矯正することができます。
<感謝合掌 平成29年12月31日 頓首再拝>
他人から与えられた「他由」の生き方をやめる - 伝統
2018/01/01 (Mon) 18:30:12
(P129~132)
お金に対する「思い込み」も、そのほとんどが、
親や社会から植えつけられたものです。
あなたのお金に対する「思い込み」はもって生まれたものではありません。
親や社会から押しつけられたものにすぎません。
そもそもなぜ私たちは親や先生のいうことを聞かなければいけないのでしょう?
親や先生が何かをいったとしても、
それはその人たちがそういいたくていっているにすぎません。
人が何かをいうことと、
自分がどう考え、どう行動するかとはまったく関係のないことです。
密教は「自由」を大切にします。
自分がそうしたければすればいいし、したくなければしなくていい。
正しいルールがあらかじめ決めてあって、その道を歩きなさい、
というのが「顕教(けんきょう)」だとすると、
密教は己の道を歩きなさい、という考え方です。
だから、親や先生が何といおうと、
「ああ、そうですか。あなたはそう思うんですね。わかりました。
でも私には、直接関係がありません。私はこうしたいので、こうします」
でいいのです。
他人の「思い込み」を背負う必要はありません。
あなたはあなたがしたいようにすればいい。まさにこれが「自由」です。
しかし私たちは他人が決めた正しい道、正しいルールを守ろうとします。
他人の自由を生きるので、私はこれを「他由」と呼んでいます。
人はもともと「自由」なので、自由に自分の道を選べばいいのに、
「他由」によって、ものすごく影響を受けているのです。
ですから「目に見えない部分」、「意識」を変えるには、
他人から与えられた「思い込み」や「他由」の生き方を一度見直す必要があります。
あなたが無条件に信じているもの、
そうだと思いこんでいるものは本当にそうなのか、見直す必要があるのです。
あなたが信じていること、当たり前だと思っていること、
常識にしているマイルールは本当にあなたがそう思っているとおりなのでしょうか?
人からいわれて、そう思ってしまっただけではありませんか?
そこのところをもう一度見直してみましょう。
<感謝合掌 平成30年1月1日 頓首再拝>
お金に対する「思い込み」を検証する - 伝統
2018/01/02 (Tue) 19:06:13
(P133~139)
(1)よくあるお金に対する「思い込み」
①お金は苦労して手に入れるものである。
②ムダづかいは悪である。
③能力がないから、収入がない。
④経済的な自立とは、人を頼らないことだ。
(2)お金は苦労して手に入れるものである。
①「お金は苦労して手に入れるもの」とはかぎりません。
苦労して手に入ることもあるし、苦労しなくても手に入ることもある。
どう思うか、自分で決めればいいだけです。
②ただし、苦労してお金を手に入れると、お金を出すのがイヤになり、
出し渋るので、お金が回らなくなって、金運が開けません。
③もし金運を開きたかったら、
「お金は楽しても手に入る」と思ったほうがいいでしょう。
(3)ムダづかいは悪である。
①ムダづかいは悪と思っている人は、せっせと節約をしています。
でもそういう人に限って「豊かになりたいです」と力をこめていいます。
「身・口・意」がバラバラです。
これでは金運が開けるわけがありません。
②そもそも豊かさとはムダづかいそのものです。
豊かさとはムダを大切にすることです。
ですから、ムダをたくさん味わえる人が豊かになります。
③仕事をしなければしないほど、お金が入ってくる、
そういう回路もあるのだと知っておいてください。
(4)能力がないから、収入がない。
①自分が「喜び」を与えられると思えば、それは能力であり、収入です。
つまり自分の「価値」は自分で決めていいのです。
②「自己価値」が高ければ高いほど収入は上がります。
「自己価値」が高い人は、自分が「喜び」を提供することに自信がある
ので、堂々と「喜び」を提供し、報酬を受け取ります。
③自分の収入を決めているのは、自分が決める自分の「価値」であって、
世間でいわれる能力ではありません。
(5)経済的な自立とは、人を頼らないことだ。
社会的に活躍している人や成功している人は、
お金の面でも、人の面でも、気持ちの面でも、
たくさんの助けをもらっているのです。
(6)ポイントは、あなたが何を当たり前と思っているかです。
あなたの「思い込み」のブロックをはずすことで、
お金に対する「意識」も変わってきます。
<感謝合掌 平成30年1月2日 頓首再拝>
なぜ節約しても、お金が増えないのか? - 伝統
2018/01/05 (Fri) 17:52:29
(P165~167)
(1)節約という行為はお金が減るスピードをおさえるだけで、
増やすわけではありません。
「減らさない」という行動と「増やす」という行動は、
やることがまったく違います。
(2)ケチな人がいつまでたっても豊かになれないのは、
お金と人の両方から嫌われてしまうからです。
①ケチな人はお金を生かさなければいけない場面で使わないので、
お金が生きるチャンスを失わせてしまいます。
②お金の本質は「喜び」ですが、せっかく喜べるチャンスを
つぶしてしまうので、人もお金も喜びません。
③ケチな人はお金が減るのを喜びません。
「損した」と考えるので、お金が悪者になってしまいます。
これではお金に嫌われても当然です。
④お金は使うと減るのですが、必ず「喜び」と交換しているのです。
(3)手元のお金が減ったとしても、「喜び」は増える一方です。
なぜなら「喜び」は経験として残るからです。
豊かな人がどんどん豊かになるのは、
「喜び」をためているからです。
ケチな人は自分の手元に残った「喜び」を数えずに
「ない」ものとするので、どんどん貧しくなっていくのです。
<感謝合掌 平成30年1月5日 頓首再拝>
今ある「豊かさ」に気づけば、金運はやってくる。 - 伝統
2018/01/07 (Sun) 18:15:31
(1)自分には無限の価値があると気づくこと。
①私たち一人ひとりが無限の存在である。
②自分が「無限の存在」だと気づいたら、
それだけで無限の「富」がそこに眠っていることに気づきます。
(2)価値のない人などこの世に一人もいない。
①世の中に価値がない人間などいません。
価値がないと思っている人間がいるだけです。
②自己肯定感が低い人、つまり自己否定ばかりしてしまう人は、
まずは自分という存在に対する敬意や感謝をもってください。
自分自身を雑に扱ってはいけません。
③このままの自分で価値がある、このままの私で十分だ。
そう自分を認められるようになれば、「そのままでいる相手」への
敬意や感謝ももてるようになります。
そうすれば、人間関係も円滑になるので、金運も開けやすくなります。
(3)「喜びの人」になれば金運は開く
①自分がそうしたいからする。
自分が気分がいいからする。
それが好きだからするのです。
その結果、万一相手が喜ばなくても、
「私はそれをやることが楽しいからやったのです」
という姿勢をとることができます。
そうすれば、お金が入らなくても、自分の「喜び」は手に入りますし、
その姿勢で生きつづけていれば、必ずいつか「喜び」が
物質化します。
②自分を喜ばすこと、自分を楽しませること、
自分へのぜいたくが自分のメンテナンスになります。
(4)今すぐ喜びながら渡せるものが「財源」になる。
(5)人に頼ることもまた、お金を生み出す。
(6)「ブラックエンジン」でなく「ホワイトエンジン」で動く。
①喜びたいという欲=「ホワイトエンジン」
痛みを避けたいという欲=「ブラックエンジン」
②お金にめぐまれる人はほとんど「ホワイトエンジン」だけで
動いています。
一方、お金に縁がない人はほとんど「ブラックエンジン」だけで
動いています。
どちらのエンジンで動くかで、人生は変わります。
どちらを選ぶかのバランスは、自分で決められるのです。
(7)自ら損をすることが大きな得につながる。
①富は「喜び」の交換ですから、自ら与えなければ、もらうことはできない、
つまり豊かにはなれないのです。
②「与える」とは損をする、ということでもあります。
③日常的な考え方の習慣として、「ちょい得」より、
「ちょい損」の生き方を選ぶ。
そんな生き方を心がけていると、
結果的に「得」がたくさん集まってきます。
(8)恥ずかしいことや「ちょっと怖い」ことに飛び込む。
(9)金運がよくなると先に決めてしまう。
おわりにより引用
問題は貧しさを感じる思考をいかに終わらせるかです。
貧しいか貧しくないかは、お金の量ではなく、意識のあり方に左右されます。
お金の量が少ないときはお金の量が少ないなりの生活を楽しみ、
お金の量が多いときは、多いなりの生活を楽しむ。
それが豊かな人の生き方です。
・・・
<参考Web>
セミナー感想
http://preciouslife-coaching.com/archives/1300
https://ameblo.jp/sesa-koseifude/entry-12289165809.html
・・・
以上で、「ここに気づけば、もうお金には困らない」種市勝覺・著
からの紹介を終えます。
このスレッドでは、次回以降、種市勝覺阿闍梨の師匠である
松永修岳大阿闍梨の著「空海の財運術」からその要点を紹介する予定です。
<感謝合掌 平成30年1月7日 頓首再拝>