伝統板・第二

2539904
本掲示板の目的に従い、法令順守、せっかく掲示板社の利用規約及び社会倫理の厳守をお願いします。
なお、当掲示板の管理人は、聖典『生命の實相』および『甘露の法雨』などの聖経以外については、
どの著作物について権利者が誰であるかを承知しておりません。

「著作物に係る権利」または「その他の正当な権利」を侵害されたとする方は、自らの所属、役職、氏名、連絡方法を明記のうえ、
自らが正当な権利者であることを証明するもの(確定判決書又は文化庁の著作権登録謄本等)のPDFファイルを添付して、
当掲示板への書き込みにより、管理人にお申し出ください。プロバイダ責任制限法に基づき、適正に対処します。

華僑の教え - 夕刻版

2016/10/17 (Mon) 18:37:12

このスレッドでは、「大富豪の教え」の関連として、世界三大富豪のひとつである
「華僑」(大富豪中国人)に関する情報を紹介してまいります。



《華僑に学ぶ「8つの成功法則」》

     *「華僑 大資産家の成功法則」小方功・著 より

中国に留学した著者は大資産家と知り合いになる。
その華僑から成功の方法を教わる。

その成功の法則は以下である。

(1)市場の小さな変化に敏感な人が成功の糸口をつかむ。

(2)成功したければ目の前の仕事に感謝すること。

(3)ほんとうに大切なのは契約関係ではなく信頼関係。

(4)戦略がなければ事業は拡大しない。

(5)信頼は得るものではなく育て上げるもの。

(6)成功したければ大義を持つ。

(7)正直に話せば道は開ける。

(8)訪れたチャンスはわしづかみにしなさい。

・・・

<関連Web>

(1)伝統掲示板内「大富豪の教え」

   ①伝統板・第二「大富豪の教え①」
     → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=6461363

   ②伝統板・第二「大富豪の教え②」
     → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=6856209


(2)伝統掲示板内「ユダヤ大富豪の教え」
   → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7033592

           <感謝合掌 平成28年10月17日 頓首再拝>

第1の教え「市場の小さな変化に敏感な人が成功の糸口をつかむ。」 - 伝統

2016/11/02 (Wed) 17:54:32

《華僑に学ぶ「8つの成功法則」》
~第1の教え「市場の小さな変化に敏感な人が成功の糸口をつかむ。」

     *「華僑 大資産家の成功法則」小方功・著(P14~40)より

(1)市場の変化に気づいただけではビジネスにはならない。
   重要なのは、『必要』とされるものが何か、に気づくことだ。

(2)ビジネスというのは、すべてが『必要』で成り立っている。
   この『必要』こそがビジネスの根本なのだ。

   『必要』はいつの時代でも存在している。
   経済が不安定なときでも、儲ける人は儲けている。

   ただし、経済が不安定になると、この『必要』は著しく変化する。
   この変化に気がつかなかった人は、損(売り上げ減、失業)をし、
   この必要の変化に、いち早く気づいた人は大きく得をする可能性がある。

(3)経済用語でいう「需要」こそが『必要』であり、
   そして、この『必要』こそがビジネス最大のキーワードだ。

(4)もし、起業をするなら絶対的な市場に『必要』とされるもの、
   それもほしい人が売りたい人よりも圧倒的に多い市場に参加するように
   心がけるのだ。

(5)『必要』を無視して、やりたいことをやってはいけない。
   もし、会社を短期間に大きく成功させたいのなら、以前はなかったのに、
   これからないと困るものを見つけるのだ。

(6)経営者の仕事は、この『必要』を見つけることなんだ。
   そして、この『必要』がもたらすものは売上げだけではない。

   もし、君がとてもいい『必要』を見つけることに成功したら、
   感謝全体が好循環にも恵まれることになる。

(7)お客や市場に『必要』とされることは、従業員にとってもやりがいのあること。
   お金を支払う客とはいえ、本当に必要なモノやサービスを提供されれば感謝してくれる。
   この客からの感謝こそ、どんなに高い給料よりも従業員のみんなのやりがいとなるのだ。

(8)成功のヒントは日々の経験の中に存在する。

  ①どんな仕事であっても、そこには人として学ぶべきことが
   山ほどあるはずなんだ。

   自分の人生を本当の意味で豊かにしたいのであれば、
   必要なのは、仕事上の知識より仕事の仕方を決めるものの捉え方であったり、
   生き方のようなものであったりするのだ。

  ②貴重な経験は成功体験ばかりではなく失敗体験も含まれることになる。
   人は失敗から多くのことを学ぶ、
   なぜ失敗したのか、どうすれば失敗を繰り返さないでもすむのかを
   整理する習慣をつけるのだ。

  ③知るかぎり、最初から成功している人など見たことがない。
   人は失敗から学び、それを繰り返しながら強くなっていく。

(9)成功した男性と結婚したがる女性がいるけれど、
   幸せになれる確率が高いとは思えない。

   人生にはよいときと悪いときがつきものだから、
   本当に信頼できるパートナーを求めるなら、
   相手のバイオリズムがよくないときの状態を十分に知っておくべきだ。

   夫婦は幸せになる確率も2倍だが、
   不幸になる確率も2倍なんだ。

(10)高い価値観を持った人たちは、君が失敗したそのときこそ、
   本当の君を見ようとする。

   だから失敗したときこそ、信頼できる人を増やせるタイミングだといえる。

           <感謝合掌 平成28年11月2日 頓首再拝>

第2の教え「成功の度合いを稼いだお金で測ってはいけない」 - 伝統

2016/12/08 (Thu) 18:45:54

《華僑に学ぶ「8つの成功法則」》
~第2の教え「成功の度合いを稼いだお金で測ってはいけない」

     *「華僑 大資産家の成功法則」小方功・著(P41~77)より

(1)稼いだお金を尺度にすると真実が見えなくなる。

(2)お金を増やすのではなく、信頼してくれる人を増やすこと。

  ①本気で挑戦している途上では、お金は簡単に減ったり増えたりするのだ。
   そういう意味でも、成功の度合いを稼いだお金で見ないほうがいい。

  ②たとえお金が減ったとしても、やるべきことはあるんだ。
   それよりも、もっと確実に増え続けるものがある。
   それは、努力するかぎり、増え続けるものでもあるんだ。

   それは『信頼』だ。
   信頼してくれる人の人数は、まじめに努力し続けるかぎり
   確実に増え続けるものだ。

  ③商売はときの運だ。
   投資したり、成功したり失敗したりを繰り返しながら
   経験を積んでいく。

   稼いだお金を尺度にして見ていたら、
   昨日正しかった人が今日間違った人ということにもなりかえない。

(3)知識を得る前に人格を高める努力を

   断片的な知識だけ先に磨いて、人格の形成や価値観の勉強を
   後回しにしたために、人の何倍も努力をしたにもかかわらず、
   少しも幸せになれない人が大勢いるんだ。

   人格は、年配になってから急に高くなることはない。

   誰もが認める高い人格と価値観があれば、
   多くの人が応援してくれる。

   だからこそ、自分を作り込むという努力が重要なんだ。

(4)自らの決意と価値観こそが大切

  ①読書も人に会うこともとてもいいことだ。
   しかし、それがイコール徳を高めることとはかぎらない。

   経験上、読書量と人徳は必ずしも比例しないよ。

  ②偉大な人の多くは読書家だが、読書家が必ずしも偉大かというと
   そうとはかぎらない。

   人格や人徳を高めていくために必要なのは、
   知識ではなく、『決意』なのだ。

   たとえ何を読もうと、何を聞こうと、君たち自身の中で
   何かを決意しなければ、それは徳となって残ることはない。

  ③人は、毎日同じものを見ていても、
   違う感想を抱きながら暮らしているのだ。

   自分を変えていくためには、何か特別の体験や話が必要だと
   考えている人が少なくないが、じつはそれよりもっと大切なのは、
   見たものをどう捉えるかということなんだ。

   この捉える心が貧しいと、どんなにすごいものを見ても
   さほどためにならないが、これが優れていれば、ちょっとした
   体験から大きな決意をすることが可能なんだ。

   この見たものを捉える心こそ、その人の価値観なんだ。

  ④価値観は、できるだけ自分独自のものであったほうがいい。
   価値観は、基本的には、自分で鍛えるしか方法がない。

   価値観を鍛えるには、価値観を人と交換し合うことだ。
   交換し合うことによってそれはさらに鍛えられ、洗練されていく。

   例、議論し合う、画家であれば絵を見せ合う、
     歌手であれば、ほかのひとの歌を聞いてみる・・・

   見たままを素直に表現して、別の人とその価値観を交換する。
   それを繰り返すことによって高めていくことができるのだ。

(5)「ほしいものは何か」を単純に考える

  ①目標だなんて難しく考えなくてもよい。
   ただ単純に「ほしいもの」と考えればいい。

   ほしいものを明確にすることによって、
   何をすればいいのかが見えてくるんだ。

   努力しているのになかなか成功しない人の場合、
   このほしいものが明確になっていない場合が多いんだよ。

  ②ほしいものが明確になれば、そのためにどんな手段があって、
   どんな勉強をしなくてはいけないかという具合に、
   どんどん考えていくことができるんだ。

  ③今、ほしいと思うものが多少小さなものであっても、
   一定の努力をしてそれを手に入れることができれば、
   立派な成功体験となり、確実に自信につながる。

   その自信こそ、君が将来、本当に挑戦するときに
   必要となるものなんだよ。

(6)向上心と変身願望をうまく利用する方法

  ①人には向上心がある。
   ある意味変身願望とも呼べる。

   「人生が舞台だ」なんていう人もいるだろう。
   私もそう思う。

  ②自分の中に理想の人を思い描き、つねにその人だったら
   そう振る舞うかを思い出しながら、問題の解決にあたればいい。

  ③自分が思い描く、理想の人を自分の中に作り出し、
   その人だったらこんなときどうするだろうと、
   自問自答する習慣を作り出すことだ。

   その理想の人こそ、目指すべき本当の自分ということになる。

(7)流されずに納得して決断することが大切

  ①岐路に立たされたらよく考え、よく調べて十分に納得し、
   自分自身できちんと決定することが重要なんだ。

  ②ひとたび決定したあとは、もうどんなに悩んでもさほど意味はない。
   悩むべきは決定する直前まで、ということになる。

  ③流されて納得いかないまま決定した人と、
   よく考え、十分に納得してから決定した人とでは、
   成功する確率が違うのだ。

(8)好奇心を満たすような勉強が自分を高める

  ①重要なのは、その知識を得るための動機なんだ。
   どうしてその知識が必要なのか、ということだ。
   それがはっきりしていると勉強は大幅に効率化する。

  ②好奇心のない人はほとんどいない。
   しかし、その好奇心とちゃんとつき合っている人は意外と少ない。

   向上心は強いのに、なかなか満足のいく成果を自分で感じられない人は、
   自分の好奇心をちゃんと満たしてないから、そうなってしまうのだ。

(9)成功したければ目の前の仕事に感謝すること

  ①成功している人は職種がもたらしているものではなく、
   彼自身の好奇心がもたらしているのだ。

  ②自分自身が幸せになりたいと思ったり、本当に成功したいと思うなら、
   まず目の前にある仕事にちゃんと感謝して、明日つかうべき知識を
   今日学び、今日知らなかったことを今夜勉強するという努力から、
   まず始めなければいけない。

           <感謝合掌 平成28年12月8日 頓首再拝>

第3の教え「人が持っている無限の可能性を信じなさい」 - 伝統

2016/12/15 (Thu) 18:53:43

《華僑に学ぶ「8つの成功法則」》
~第3の教え「人が持っている無限の可能性を信じなさい」

     *「華僑 大資産家の成功法則」小方功・著(P79~118)より

(1)成功者に一定の法則を見出そうとしても意味のないこと。
   成功者には法則はなく、失敗者のみ法則がある。

   失敗の法則とは、問題を人のせいにする習慣だ。

(2)直面するリスクよりもっと大きな自信を持つこと。

   勇気を出す前に先入観に負けないようにすることが必要なんだ。
   落ち着いていつも目の前の現実とつき合っていればいい。

   自信は毎日少しずつ身につけていけばいい。
   ただし、毎日続けることが重要だ。

(3)本当に大切なのは契約関係ではなく信頼関係。

   ひとたび、信頼関係が壊れてしまったらいくら契約書を交わしていても、
   ものごとがうまくいくことはほとんどないんだ。

   言ったとか言わないとか、払うとか払わないとか、
   そういうふうにいったんもめてしまったら、
   結果的には両方とも敗者になってしまう。

(4)「信頼」は現場を動かす大きなエネルギー

(5)答えはいつも自分自身の考えで導き出す

  ①本や人の話に感動している自分は、自分の生き方やものの見方を変える
   ヒントをもらっているにすぎない。

   考え方や生き方の問題というのはそもそも正解がないし、
   人からヒントはもらえても、答えをもらうことはできないのだよ。

  ②自分自身の強みや弱み、特技、弱点、魅力などを十分理解して、
   それらを使いこなすことがとても大事なことなんだ。

(6)決して全員に好かれようと思ってはいけない。

  ①同じものなのに、長所になったり短所になったりし、違う働きをする。
   同じものでも見る角度が違っただけで、違うものに見えたりするものなんだ。

  ②長所も短所も、もともと一体のもので、これは一つで個性となる。
   長短一対というわけだ。

(7)自分を自分で否定できる人間になる。

  ①人間というものは、自分の意見が正しいと思い込みがちなんだ。
   この傾向は成功が大きければ大きいほど、
   また年齢を重ねれば重ねるほどに強くなる。

  ②毎日反省し、そこから学ぶ習慣は成功のための重要な条件だ。

  ③自分で自分を否定できるようにしておかなければいけないんだ。
   時代の変化に対応して生き残っていくために、
   それはとても大事なことなんだ。

  ④頂点を極めた人には、もう相談相手がいない。
   このようなとき、その人は不安に襲われる。

   向上心がまだ残っていれば、自分自身を否定する
   もう一人の自分を自分の中に作ろうとするのだ。

   誰も否定してくれないと、それ以上のレベルを目ざせなくなるからね。

(8)自分に安い値段をつけてはいけない。

  ①成功者は賞賛されるべきだし、年上には礼儀正しくするべきだが、
   何もこびへつらうようなことをする必要はない。

  ②人間の持っている可能性は無限大であるということ。
   そして可能性は固定されたものでなく、つねに変化しうるものだと
   いうことを忘れてはならない。

  ③経営者の重要な仕事には、部下の可能性を最大限に引き伸ばすことが
   含まれる。自分の可能性、つまり自分の満点を3だと思い込んでいる人に、
   君の満点は10だと教えてやりなさい。

(9)何度か訪れるチャンスとのつき合い方

  ①成功する人はチャンスに気がつく人だと思われがちだが、
   じつは何かにつけ、チャンスだと思い込む人なのだ。

   大したチャンスでなくても、本人がそう思い込むことで、
   本当のチャンスになってしまうことがあるんだ。

  ②能力が高いと思い込んでいる人よりも低いと思い込んでいる人のほうが、
   努力する。その結果、成功の確率は高くなるのだ。

   チャンスは自分で作り出すものだと考えていい。

           <感謝合掌 平成28年12月15日 頓首再拝>

第4の教え「生涯をかけて極めようとするものを見つけなさい」 - 伝統

2016/12/18 (Sun) 19:03:54

《華僑に学ぶ「8つの成功法則」》
~第4の教え「生涯をかけて極めようとするものを見つけなさい」

     *「華僑 大資産家の成功法則」小方功・著(P119~138)より

(1)戦略がなければ事業は拡大しない。

  ①事業の成功に必要はこと。
   自分を作ること、対人関係をよくすること、情報とのつき合い方。

  ②次に重要なことは戦略だ。
   戦略がなければ何の意味もない。
   戦略とは作戦であり、行動を起こすための計画だ。

(2)成功しないのはあれこれやるすぎるから。

  ①君の中にある種(たね)を見つけてそれを育てれば、天職が見つかる。
   種とは個性であり取り柄ともいうべきものだ。

   自分の強みと弱みをよく認識して、その使いこなし方を
   自分自身でよく理解するのだ。

   したがって、芽とは自分自身を意味するのだ。
   この目を育てれば必ず天職が見つかる。

   天職とは、すごい才能と思われがちだが、私はそうは思わない。
   むしろ、これしかできないという不器用さのさとえぐらいに
   思ったほうがいい。

  ②成功への思いは、一種の自己主張である。
   そのためには、自身の個性をよく理解して決めればいい。
   決めたら一生涯かけてその専門家になろうとすることだ。

(3)どんな会社でも大企業になる可能性を秘めている

  ①生活の中で、現状の問題点や生活上の不便を解消するような
   会社を起こすことだ。

  ②最初は小さな商売でも、本気になって世界一を目指そうとするなら、
   それは立派な事業になりうる。

(4)目的と手段が曖昧だとうまくいかない。

  ①事業や仕事というものは、たいていの場合、恰好いいものじゃない。
   そのため、目的と手段の逆転現象が起こる。
   これは多くの人が気づかずにやってしまう大きな間違いの1つなのだ。

  ②最近のビジネスは複雑になる一方なので、多くの人がこうした罠に
   陥りやすい。

   これに対しては、「ほしいものを明確にする」というポリシーを
   貫くことによって、おのような罠に陥りづらくなる。

(5)仕事のやりがいを語れる人になる。

(6)好奇心こそ最高の上司である。

   好奇心は、つねに人を大きく動かす。
   それは待遇や環境をも超えかねないほどだ。

   いくら上司が人事権を振りかざしもっとがんばれと命令しても、
   本人が興味を抱けなかったらまったく効果はないんだ。

   経営トップは、自分が一番上の上司だと思ってはいけない。
   一番上の上司は好奇心だと思っておくといい。

           <感謝合掌 平成28年12月18日 頓首再拝>

第5の教え「どんなに優秀でも信頼されなければ成功しない」 - 伝統

2016/12/29 (Thu) 20:10:21

《華僑に学ぶ「8つの成功法則」》
~第5の教え「どんなに優秀でも信頼されなければ成功しない」

     *「華僑 大資産家の成功法則」小方功・著(P139~168)より

(1)「信頼」は得るものではなく育て上げるもの

  ①相手の信頼がほしければ、まず自分が相手を信頼する必要がある。
   つまり、君が信じる人は自分を信じてくれる人ということになる。
   これは恋愛と同じことなんだ。

  ②信頼できる人とビジネスを進めていくことが大切だ。
   どうも信頼できないのだが、仕事なので我慢してつき合おうなんて
   発想を持つのは間違いだ。

   君がどうも信用できないと感じるのは実は立派な判断基準なのだ。

  ③無理をして自分と合わない人と取引をしたり、理解が得にくい人を
   雇ったりすることはできるだけ避けるのだ。

(2)人柄のよさと金儲けのうまさを混同しない

  ①誠意をあって真面目だけど、商売が下手で、最後に君のビジネスに
   迷惑をかける業者は、結果的には悪質業者ということになる。

   結果的に悪質業者となる人とのつき合いが、
   君のビジネスを破たんさせるんだ。

  ②やみくもに人を信じるのではなく、十分に吟味、検討してから
   つき合い、いったんつき合い始めたらその人をどこまでも
   信じるしかないんだ。

(3)好きな順に人を大切にすれば失敗しない

  ①われわれ(華僑)からみると、所属する会社がどこかということよりも、
   その人がどんな人かということのほうが大切なんだ。

   それと、日本人はもっと自分のことを話すべきだ。
   会話をしていても話題がない。仕事のことしか話さない。
   これでは、その人を知る方法がない。

  ②肩書や所属にとらわれずに、自分を素直に伝えることだ。
   人を偉い順や金持ちの順に大事にする習慣は、
   ときに大きな失敗を生み出す。

   そういう習慣は、まわりから見て不快にさえ見える。

  ③偉い人にだけ丁寧に接して、そうでない人にはあからさまな態度を
   とる人が多い。

   偉い人や金持ちの人たちと仲よくしておいたら何かいいことが
   あると期待するのかもしれない。

   どころが、そういう生き方がどれほど自分の徳を失うかわかっていないんだ。

   君は、そういう人が好きになれるかね?

(4)「多くの応援を得られる人」になるための法則

  ①一生懸命がんばっている人、真剣にやっている人を見たら
   応援したくなるものだ。

  ②彼らは感動的なまでに努力します。
   明らかに人がくつろいでいるだろうときに汗だくになって働いているし、
   休むことを知らず必死になっている。

   その努力には心を打つものがある。
   これを見て感動しない人はいないのだ。

(5)”好奇心の違い”が結果を左右する

  ①人の努力には差があるが、
   好奇心には、差ではなく「違い」が存在するんだ。

  ②採用の面接を行なう場合は、まず君が望む最低限の能力を、
   試験でも面接でも行ってたしかめればいい。

   それでも、相手に対して決して聞き忘れてならないことは、
   『ところで、君はこの会社とこの仕事が好きですか? 』
   と質問することなんだ。

   笑いながら徹夜するような人間には、
   どんなエリートでもかなわないんだよ。

(6)給料がもらえるルールを明らかにする

  ①ルールがいかに優れているかということよりも、
   ルールがみんなにどれほど明確に示されているかが重要なのだ。

  ②給料を決めるルールに正解は存在しない。
   この問題に完璧な答えは存在しないという事実を理解してもらう。
 
   その上で、目標を明確にして、どうしたら給料が増えるのかとちゃんと伝える。
   そして、給料が増えたときには、そんな部分が評価されたのかを、
   できるだけ具体的に伝えることが大切だ。

  ③人というのは、自分の給料が低いことよりも他人の給料が高いことに
   不満を感じる。ところが、向上心のある人はどんな努力が求められているのかを
   詳しく説明してあげるだけでも、素晴らしい成果を上げる可能性があるのだ。

(7)悲観してはいけないが楽観してもいけない

  ①事業や人生に参考書は存在しない。
   まず、最初に大切なのは情報を得ること自体よりも、
   うわさとしての情報に惑わされないようにすることだ。

   君たちは悲観してはいけないし楽観してもいけない。

  ②直接、自分の目でたしかめて、自分自身の頭で考え、
   きちんと自分で判断した人が、一貫して得をする人たちなのだ。

   マスコミの情報や人のうわさを鵜呑みにし、
   楽観したり、悲観したりすると損をする。
   
   楽観も悲観も損をするということえお、覚えておいてほしい。

           <感謝合掌 平成28年12月29日 頓首再拝>

第6の教え「成功したければ『大義』を持ちなさい」 - 伝統

2017/01/09 (Mon) 18:51:10

《華僑に学ぶ「8つの成功法則」》
~第6の教え「成功したければ『大義』を持ちなさい」

     *「華僑 大資産家の成功法則」小方功・著(P169~188)より

(1)大義のある理念を掲げる

  ①大義とは絶対的な正義であり、それは社会の誰からも見ても
   必要と感じられるものだろう。

  ②大義があれば、自然とまわりが応援してくれるようになる。
   また君自身が考えることが正しければ必ず大義が生まれる。
   そして、若くし優秀な人も集まってくる。

  ③長期的に発展する可能性のある会社を作りたければ、
   リーダーである君自身が大義を持つことだ。
   それを十分に認識した上で、経営理念を決めるといい。

(2)マネージメント能力がなければ会社は存続しない。

  ①事業を起こそうという人間は、エンターテイナーでなくてはいけないんだ。
   想像力を豊かにして、みんなが感動するような新しいサービスを
   見出す必要があるんだ。

   事業を起こそうとする者は、
   お客さんと同じ視点に立っていてはいけないんだ。
   経営者を目指すならエンターテイナーにならなくてはいけない。

  ②しかし、エンターテイナーは、経営者のとって必要な才能の一部にすぎない。
   経営者のとって一番大切な才能は、お金を増やす能力、
   つまりマネージメント能力だ。

  ③何でもいいから小規模の商売を始めてみれば、
   資金作りと経営が同時にできる。

   マネージメント能力をまず最初に磨いておくべきなんだ。
   マネージメント能力は応用が利く。

(3)わかりやすく説明する能力が大事。

  ①話がうまくなるには、
   できるだけいろんな価値観の人と数多く話すことが重要だ。

  ②現代の経営において、説明能力ほど重要なものはない。

   先進国の場合、働く人間はやりがいを求めている。
   お金のためだけでは続けられなくなっている

   好奇心と向上心を持った若者は、ひとたび合点がいくととても熱心に働き、
   高い結果を出すだろう。現代の経営者にとって、説明することこそが
   仕事といっても過言ではない。

(4)部下は上司が期待したぶんだけ成長する

   自分の部下に期待すべきだ。
   上司に期待してもらえない人は、がんばりようがない。

(5)本業に一番肝心なことを忘れない

  ①みんな会社をよくしようといろんな努力をするあまり、
   一番肝心なことを忘れがちなんだ。

   また仕事のほうも複雑化してきているから、
   これがさらに問題をわかりづらくしているのも事実だ。

   もっとシンプルに考えるといい。

  ②みんなに事情を話し、会社をもっと大きく、もっといい会社にしたい
   ということを話してみたらいい。
   言葉に嘘がなければ、みんなはついてきてくれる。


           <感謝合掌 平成29年1月9日 頓首再拝>

第7の教え「正直に話せば道はひらける」 - 伝統

2017/01/15 (Sun) 18:51:37

《華僑に学ぶ「8つの成功法則」》
~第7の教え「正直に話せば道はひらける」

     *「華僑 大資産家の成功法則」小方功・著(P189~217)より

(1)本当にやる気があるかどうかが成否を決める

(2)学ぼうとする者に師は現れる

           <感謝合掌 平成29年1月15日 頓首再拝>

第8の教え「訪れたチャンスはわしづかみにしなさい」 - 伝統

2017/02/26 (Sun) 19:30:05

《華僑に学ぶ「8つの成功法則」》
~第8の教え「訪れたチャンスはわしづかみにしなさい」

     *「華僑 大資産家の成功法則」小方功・著(P219~252)より

(1)部下を見捨てたら起業した意味がない

(2)迷ったら自分の心に従う

  ①自分で信じたことをうやって失敗しても後悔はしない。
   むしろ、それをやらなかったときに後悔するんだ。
   成功を信じていないのにやった場合も後悔する。

   だから、自分の心の声に耳を傾けることがとても大事なんだ。

  ②チャンスはすべての人にときどき訪れるが、
   ほとんどの人はそのチャンスに気がつかない。

   気づいた人がいたとしても、それに備えて鍛錬をしていないから
   チャンスとつき合い切れないのだ。

   チャンスとつき合うだけの能力を十分備えているなら、
   ためらわずに、そのチャンスをわしづかみにするんだ。

(3)信じている人を後悔させない

  ①偉い人に見せる文章は、大きな文字で書き、2、3ページに収めること。
   細かな文字でだらだら書くと、自信がないように思われる。

  ②人と組むときには、十分に検討して相手を選べ。
   もし組むんだったら、徹底的に相手のことを信じろ。

  ③速やかに行動に移す。
   信じてくれる人を後悔させてはならない。

・・・

以上で、以下の「華僑に学ぶ「8つの成功法則」の紹介を終えます。

(1)市場の小さな変化に敏感な人が成功の糸口をつかむ。

(2)成功したければ目の前の仕事に感謝すること。

(3)ほんとうに大切なのは契約関係ではなく信頼関係。

(4)戦略がなければ事業は拡大しない。

(5)信頼は得るものではなく育て上げるもの。

(6)成功したければ大義を持つ。

(7)正直に話せば道は開ける。

(8)訪れたチャンスはわしづかみにしなさい。


           <感謝合掌 平成29年2月26日 頓首再拝>

客家の教え(18の金言) - 伝統

2017/05/26 (Fri) 18:54:18

《「18の金言」といわれる、客家の教えについて》

客家は、「東洋のユダヤ人」といわれ、華僑・中国人社会に大きな勢力を持つ集団。
全華僑の10%以下なのに、華僑経済の30%以上を握って、
沢山の有名な大富豪を輩出しています。

たとえば、台湾の李登輝。陳水扁、シンガポールのリー・クァンユー、
中国の鄧小平、孫文、香港の長江グループの李嘉誠、タイガーバームの胡文虎、
インドネシアの林紹良などの大富豪は客家出身なのだそうです。


「18の金言」

(1)運は親切をした相手の背中から来る
(2)許すことを知れば運命を変えられる
(3)退却は重要な才能なり

(4)何を始めるかに最も時間を費やすべし
(5)ビジネスには大義名分が必要なり
(6)準備していなかったチャンスはリスク

(7)小さい約束こそが重要
(8)家族を蔑ろにする者は成功せず
(9)お金に使われず、お金を働かせるべし

(10)50人の仲間が成功の核心となる
(11)金鉱ではスコップを売るべし
(12)安売りには必ず終わりがやって来る

(13)嫉妬は成功の敵、愛嬌は成功の素
(14)物事は因数分解して考えよ
(15)汗ではなく考える事こそが富を生む

(16)笑顔はコストゼロの最良戦略
(17)「ありがとう」は必ず声に出すべし
(18)欲望に忠実になる為にこそ禁欲的に

・・・

以降、それぞれの「教え」の詳細について、
紹介して参ります。

           <感謝合掌 平成29年5月26日 頓首再拝>

第1の金言:『運は親切をした相手の背中から来る』 - 伝統

2017/06/07 (Wed) 19:13:27

客家の教え(18の金言)~第1の金言

          *「客家大富豪 18の金言」甘粕正 (著)より


第1の金言:『運は親切をした相手の背中から来る』

 【出会いは決して偶然ではなく、頑張っている人間を必ず誰かが見ているのだ。

  他人に親切にしても、その人から何か返ってくることはまずない。
  しかし、その人の友人やそれを見ている人間が必ずいて、
  その人間から運を与えられる。

  つまり、自分の運をコントロールすることは可能なのである】


(1)あなたに運を運んでくるのはいつも人間であり、不運を運んでくるのも人間だ。

(2)自分の運をコントロールするということは、
   他人とどのように関わるかということ。

(3)世の中、運は自分の意思でどようにも変えることができる。

           <感謝合掌 平成29年6月7日 頓首再拝>

第2の金言:『許すことを知れば運命は変えられる』 - 伝統

2017/06/08 (Thu) 20:34:57

客家の教え(18の金言)~第2の金言

          *「客家大富豪 18の金言」甘粕正 (著)より

第2の金言:『許すことを知れば運命は変えられる』

 【あなたの周りで起こることは、本来自分が操ることができることばかりだ。
  すべては自分の責任である。他人を責めても何も生まれない。

  逆に、相手を許すことによってその心を開き、自分の思い通り
  に操ることができる。
  許すことを知れば、自分の運命を変えることができるのだ】


(1)客家の金言を習得すれば、自分の運命をコントロールできる。
   すなわち、「あなたの周りで起こることは、本来自分が操る
   ことができることばかり」だ。

   偶然はなく、人生で起きる出来事は、
   すべてその人間が呼び寄せる「必然」なのだ。

(2)一日の怒りを忍びて百日の憂いを免れる。

   一時の激情に駆られて行なったことは、後々まで後悔する。

(3)「頭がよい」ことと、他人から「頭がよいと思われる」ことは決定的に違う。

  ①世の中の悪事は基本的に「頭がよい人間」が仕組んだものなんだ。
   頭が悪ければ、他人を騙したりする悪事など考えつかない。

   だから、人間というものは「頭がよい人間」を尊敬する反面、
   本能的に警戒心を持つものだ。

  ②頭がよいと尊敬されても1円の得にもならない。

  ③商いに成功するものには必ず愛嬌がある。
   少し抜けているくらいの印象を他人に与えるほうが、
   他人に好かれてビジネスは成功する。

(4)客家と日本人は似ているが、
   決定的に違うのは過去数千年間おかれてきた環境だ。

  ①共通する特徴
   勤勉で集団の力を最大限に活用する。
   名誉を重んじ気位が高い。
   世間の中であまり目立たないように気をつけて暮らす。
   教育熱心で識字率が高い。

  ②異なる数千年の環境

   日本人・・・ほとんど外国に攻め込まれず、平和な時代が長かった

   客家・・・・流浪の民で、客家を守ってくれる政府はなく、
         職業選択も限られた(金貸し、貴金属商、土建屋、質屋・・・)

(5)交わるのは簡単だが、選ぶのは難しい。

  ①知り合いというのはいくらでも作れるが、
   本当の信頼関係を維持できる間柄になるのは至難の業だ。

  ②客家は、手間隙かけて他人と信頼関係を築こうとは思わない。
   客家人しか信用しないし、その中でも本当に信頼できるのは親族だけだ。

(6)「他人を責めるということは、自分を袋小路に追い込む」と同じことだ。

  ①あなたに責められた相手はさらにあなたにひどい仕打ちをするに違いない。
   そこには理屈はない、あるのはむき出しの感情だけだ。
   あなたは相手をもっと恨むようになる。

  ②他人を恨む気持ちは、あなたの表情や言葉に伝染して、本来
   あなたに運を運んできてくれるはずの人々を遠ざけてしまう。

   それは、他人を操って自分の運を切り開く客家の根本原理に反することだ。

  ③むしろ、「相手を許すことによってその心を開き、自分の思い通りに
   操ることができる」わけだ。

   あなたがいちばん憎んでいる人を許すことによって、
   これまであなたから遠ざかっていた運を呼び戻すことができるのだ。

(7)振り込め詐欺

  ①このような犯罪が組織的に成り立つのも多分世界中で日本だけだろう。

   日本以外では、
   いきなり電話をかけてくる相手の言葉を信じることなど考えられない。

   それは、これまで日本の社会では、悪人が少なかったことの裏返しで、
   ある意味すばらしいことだと思うが・・・

  ②「相手を信じるということは、信じた結果生じるすべての出来事に
   自分が責任を負う」ということなのだ。

  ③客家のことわざに
   「人の善い人物は人に欺かれる。よい馬は人に乗られる」というものがある。

(8)知能・才能のある人間をうまく操って、自分が真の成功者になりなさい。

  ①「騙されるということは、騙されないようにする努力を怠ったあなたの責任だ」
   ということをくれぐれも忘れないように。

  ②もし、どうしても仕返しをしたかったら、
   あなた自身が誰もがうらやむような成功者になって、

   「ああ、あのときあなたと仲よくしていたら今頃・・・」と
   騙した相手に後悔させるようにすればいいんだよ。

   仕返しや復讐で1円も儲かるわけではないし、
   どんどん孤独になっていくだけなのだよ。

  ③もちろん、あなたの周りの人々に親切をして、味方をどんどん
   増やさなければならない。しかし、決してあなたが丸裸になって、
   相手に操られてはいけない。

(9)客家の格言に、「一人で廟に入るな。二人で井戸を見るな」
   というものがある。

   客家は、それくらい他人を信じないし、警戒も怠らないのだ。

           <感謝合掌 平成29年6月8日 頓首再拝>

第3の金言 『退却は重要な才能なり』 - 伝統

2017/06/09 (Fri) 19:49:48

客家の教え(18の金言)~第3の金言

          *「客家大富豪 18の金言」甘粕正 (著)より

第3の金言 『退却は重要な才能なり』

 【100%確実などということはありえない。

  本当のリスクは見えないので、退却も重要な才能。

  しかし、リスクだと思っていることの大半はリスクではない。

  そして、金儲けとはリスクをコントロールすること。

  他人と自分に見えるリスクは違うので、そこにチャンスが生まれる】


(1)分散投資と集中投資

  ①集中投資こそが投資の王道。

  ②あれもこれもと深く考えずに分散して投資すれば、労多く、
   実りが乏しい結果になる。

  ③ヘッジをするのは、あくまで予想が困難なことに限るべきだ。

  ④大概の人間が危険だと思っている集中投資は、
   実はやり方さえ間違えなければ、リスクの少ない方法であり、
   逆に多くの人々が安全だと考えている分散投資の中にリスクが隠れている。


(2)退却の鉄則

  ①万が一退却して出直しするのしても、次につながるよう、
   よく考えて行動しなければならない。

  ②信用・信頼はすべてのビジネスの源泉だ。
   相手を安易に信じてはいけないが、他人から信頼されなければ
   どのようなビジネスも成功はおぼつかない。

  ③「1年続く雨はないし、一生続く貧乏もない」

           <感謝合掌 平成29年6月9日 頓首再拝>

第4の金言 『何を始めるかに最も時間を費やすべし』 - 伝統

2017/06/10 (Sat) 19:39:01

客家の教え(18の金言)~第4の金言

          *「客家大富豪 18の金言」甘粕正 (著)より

第4の金言 『何を始めるかに最も時間を費やすべし』

 【大局・中局・小局。

  一度始めてしまうと、できることはどんどん限られてくる。

  何を始めるかを考えるために、最も多くの時間を費やさなければならない。

  大局さえ正しければ、中局や小局でまちがいを犯しても、必ず成功するのだ】


(1)華僑に占める客家の割合

  ①華僑には、人口の多い順に広東系、福建系、満州系、海南系、
   そして客家系の5つがある。

  ②客家系の人数は、華僑全体の1割にもならないが、経済規模
   では3割以上を占める。

(2)大局・中局・小局

  ①大局とは、行なおうとしている物事をすべて包み込むような大きな視野のこと。
   戦場で言えば大将の立場。

  ②中局とは、戦場で兵隊たちの先頭に立つ士官の立場。

  ③小局とは、現場で繰り広げる兵隊たちだ。

  ④何を始めるかを考えるために、最も多くの時間を費やすべき。
   大局の判断を間違えたと思ったらできる限り早く退却する勇気と知恵も必要だ。

           <感謝合掌 平成29年6月10日 頓首再拝>

客家の教え(18の金言)~第5の金言 - 伝統

2017/06/11 (Sun) 20:02:49


          *「客家大富豪 18の金言」甘粕正 (著)より

第5の金言 『ビジネスには大義名分が必要なり』

 【大義名分を大切にせよ。

  世の中に他人の金儲けを手伝いたい人間などいない。

  また、金儲けをしたいだけの人がどれだけ集まっても、ビジネスは発展しない。

  だからこそ、「錦の御旗」を探すのだ 】


(1)大義名分(錦の御旗)のために、あなたを助けてくれる人は必ずいる。

   この大義名分を大切にしなさい。

(2)大義名分を根気よく唱えれば、必ず道が開ける。

           <感謝合掌 平成29年6月11日 頓首再拝>

客家の教え(18の金言)~第6の金言 - 伝統

2017/06/13 (Tue) 19:43:50


          *「客家大富豪 18の金言」甘粕正 (著)より

第6の金言 『準備していなかったチャンスはリスク』

 【時間を追いかけろ。
  時間に支配されるな。
  そして、時間には正確に。

  なぜなら、幸運は突然やってくる。
  そのための備えを怠るな。

  準備が整っていないときにやってくる「チャンス」は
  「リスク」に変化するのだ】

           <感謝合掌 平成29年6月13日 頓首再拝>

客家の教え(18の金言)~第7の金言 - 伝統

2017/06/14 (Wed) 19:47:16


          *「客家大富豪 18の金言」甘粕正 (著)より

第7の金言 【小さい約束こそが重要なり】

 『細かい約束をきちんと守ること。
  大きい約束を守るのは当たり前。

  小さい約束を相手の立場に立って誠実に守るかどうかで、
  その人の信頼性が決まる。

  一度信頼関係を築けば友情は永遠に続く。

  そして、その揺ぎない信頼関係が成功の礎(いしずえ)となるのだ』

(1)重要な約束、大きな約束は誰でも守るから、
   そこではたいした差がつかない。

(2)小さな約束を誠実に守るかどうかで、
   その人物の本当の信頼性が決まるのだ。

   「これくらいだったら大丈夫かな」というような
   気の緩みがちな小さな約束ごとを、相手の立場に立って守ることで、
   人間としての信頼が積み重なっていくのだ。

           <感謝合掌 平成29年6月14日 頓首再拝>

客家の教え(18の金言)~第8の金言 - 伝統

2017/06/15 (Thu) 21:03:04


          *「客家大富豪 18の金言」甘粕正 (著)より

第8の金言 【家族を蔑(ないがし)ろにする者は成功せず】

 『家族を大事にする。
  あなたをこの世に誕生させたのは、あなたの両親だ。

  先祖を敬う。
  先祖がいなければ、あなたはこの世にいない。

  どのような人々とも交わるのは簡単だが、相手を選ぶのは難しい。
  それでも、しっかりした人物と一度信頼関係を築けば、友情は永遠に続く。
  この友情は、客家とそれ以外の人々との壁すら取り払うのである』


(1)家族という最小単位を大事にできない人間は、
   一族も大事にしないだろうし、もっと広くいえば、
   他人をも大事にしないだろう。

   家族を大事にしない人間が真に成功することもない。

   そして、それと同じくらいに大事なのが、「先祖を敬う」ことだ。

   日本では、封建的な考えとして蔑ろにされている。

   しかし、よく考えてみたまえ、

   今、あなた方日本人が戦乱と貧困にあえぐ国ではなく、
   日本という世界でも有数な豊かな社会に生まれ、
   そこでの生活を享受できるのは誰のおかげということを。

(2)「受けた恩義は永遠に忘れないのも客家」

   「大きな恩義を受けた相手や信頼関係を一度結んだ人間は、
    《自家人》として、客家同然に扱われる」

   「一度信頼関係を築けば友情は永遠に続く」

           <感謝合掌 平成29年6月15日 頓首再拝>

客家の教え(18の金言)~第9の金言 - 伝統

2017/06/16 (Fri) 18:14:58


          *「客家大富豪 18の金言」甘粕正 (著)より

第9の金言 【お金に使われず、お金を働かせるべし】

 『お金に使われず、お金を働かせるべし。

  成功するには、周りの人々に気持ちよく働いてもらうことが重要。
  人に振り回されているようでは、成功はおぼつかない。

  お金も同じで、お金に使われているようではだめ。
  お金に気持ちよく働いてもらうことこそが重要なのだ』


(1)3という数字には、人間を信じさせる魔力があるようだ。

(2)プラスサムゲーム

  ①お金を最も効率よく働いてもらえるビジネスは、
   間違いなく「投資」あるいは「金融」ビジネスなのだ。

  ②投資をする対象あるいはマーケットが成長し、全体のパイが
   拡大してこそ、大きな投資の果実を得ることができるのだ。

(3)予想できる未来と予想できない未来

  ①マイナスサムゲームやゼロサムゲームなどは概ね
   「予想できない未来」の部類に入るだろう。

  ②プラスサムゲームは、「勉強したり推論を積み重ねたりする
   ことによって予想制度を向上させることができる」。
   すなわち「予想できる未来」なのだ。

   金持ちになりたければ、自分が一生懸命考えたり、勉強したりする
   ことによって、予想精度を上げるように考えなければならない。

  ③長い時間あるいは大きな範囲をとれば、そこにはトレンドと
   いうものが発生するから、そのトレンドをしっかりとつかめば
   かなりの精度で予想できる。

(4)お金のマネージメント

  ①お金に気持ちよく働いてもらう環境を整えなければならない。

  ②それは、人間のマネージメントと同じだ。
   細かいことをとやかくいわずにその人物(投資対象)を信頼し、
   彼が稼ぐのをじっと見ていればいい。

  ③そして、その人物(投資対象)が助けを必要とするときだけ、
   あなたが力を貸せばいいのだ。

  ④「一度、信頼すれば、あとはほとんどすることがない」。
   ただし、それだけ「信頼できる人物(投資対象)を見つけなければ、
   すべての物事は始まらない」ともいえる。

  ⑤究極的には、お金に働いてもらうということは、
   その対象自身が自分で稼いでくれる有望な投資対象を発掘する、
   ということに等しいのだ。

           <感謝合掌 平成29年6月16日 頓首再拝>

客家の教え(18の金言)~第10の金言 - 伝統

2017/06/17 (Sat) 20:10:57


          *「客家大富豪 18の金言」甘粕正 (著)より

第10の金言 【50人の仲間が成功の核心となる】

 『50人の仲間が、自分の手足となってくれることが、成功のコアとなる。

  運は実力である。運は、人間が運んでくるのだから、
  他人とどのように接するかによってその人の運が決まる。

  「運を呼び寄せる人には共通の特徴がある」=複利計算的思考。

  50人の仲間を複利計算的思考で最大限に活用するのだ』


(1)人脈とは、一生付き合っていける人物のこと。

  ①少なくとも、学校の同級生以上の信頼関係がない人物と
   何か一緒に仕事を始めても、結果的には時間の無駄になることが多い。

  ②あなたの親しい友人であれば、
   有利な条件でビジネスをスタートできるときや、幸運が舞い込んできたときに、
   まずあなたに声をかけてくれるだろう。

   それこそが「真の人脈」であり、
   あなたに「富をもたらしてくれる人脈」なのだ。

   そして、その「人脈の核となるのが50人の親友」なのだ。

  ③信頼関係のない人間に有利な話を持ち込む愚かな人間などいない。

   あなたと強い信頼関係がある人間は、
   間違いなくあなたに幸運を運んでくれる。

(2)乞食でも一念発起して50人の仲間との付き合い方を間違えなければ、
   富豪になることも夢ではない。

  ①自分の友人たちとの絆を深めていけば、
   どのような状況にある人間でも、必ず成功できるのだ。

  ②ただし、見かけの権力・権勢にだまされず、
   あなたの限られた50人の友人に誰を選択するかを
   じっくりと考えなければならない。

   どれだけ権力や財産を持っていても、
   あなたを支援してくれない人物は、トランプのジョーカーと一緒だ。
   そこで幸運の輪は途切れてしまう。

  ③50人の選択は、その友人の友人まで考えれば、
   50人×50人×50人=12万5000人の味方を
   生んでいくことにつながる。

(3)複利計算で増えていく人脈とお金

  ①あなたの成功の鍵は、「複利計算的思考」にあるといえる。

  ②100万円でも毎年30%ずつ資産を増やしていけば、
   45年後には、1000億円を越える資産になっているのだ。

  ③この複利的思考で重要なのは
   「一か八か」というような不確実なことは排除して、
   確実に勝利できることを、こつこつと続けることなのだ。

   30%というのは、大したことのないように見える数字だが、
   この数字を確実に積み上げることが富豪への早道だ。

  ④人脈も同じだ。

(4)おいしいものを一緒に食べることにより、相手との親密度はさらに深まる。
   おいしいものを一緒に食べることには、金に糸目をつけないのが
   客家流人脈開拓術なのだ。

           <感謝合掌 平成29年6月17日 頓首再拝>

客家の教え(18の金言)~第11の金言 - 伝統

2017/06/21 (Wed) 19:57:02


          *「客家大富豪 18の金言」甘粕正 (著)より

第11の金言 【金鉱ではスコップを売るべし】

 『金鉱ではスコップを売るべし。

  アメリカのゴールド・ラッシュで、大きな金脈を掘り当てて
  成功した人は、実際にはごくわずかである。

  しかし、ゴールド・ラッシュに浮かれている金鉱で逸早く
  彼らにスコップを販売した業者は、全米有数の企業に成長した』


(1)何事をするときも自分の立つ位置を守らなければならない。

  ①世の中には誘惑は多い。

   だからよほど気をつけないと、金を掘る人々にスコップを売って
   操っているはずが、操られてスコップで金鉱を掘る人々の仲間入りをしかねない。

  ②肝心なのは、誘惑や本能に負けない強い意志や高い理性だ。
   しかし、これだけは、自分で修行して習得するしかない。
   (何か武道を真剣にやることを勧める)

(2)風水は尊重するが、それはあくまでも参考意見で、
   最後に決断するのは自分だ。
   風水師に操られてはならない。

(3)人間が生きていく上で信仰は極めて大事なものだ。
   客家が祖先を敬うのも信仰の一つかもしれない。
   しかし、宗教も妄信してはいけない。

           <感謝合掌 平成29年6月21日 頓首再拝>

客家の教え(18の金言)~第12の金言 - 伝統

2017/06/26 (Mon) 19:51:59


          *「客家大富豪 18の金言」甘粕正 (著)より

第12の金言 【安売りには必ず終わりがやってくる】

 『安売りには必ず終わりがある。

  価値を創造せよ。

  安売りで規模を拡大するのではなく、たとえ規模が小さくとも、
  高い利益率こそ確保すべきなのである』


(1)ビジネスで成功したいのなら、自分が踊ってしまってはダメだ。

(2)複利的にビジネスを展開したり人脈を拡大すれば、飛躍的に発展する。

  ①複利計算的思考の素晴らしさは、
   いつもプラスの数字を維持することによって生かされるのだ。

  ②プラスがネガティブに変化してしまったら、
   「複利」はあなたに襲い掛かる猛獣になる。

  ③事業をスタートするときは、「まず高い利益を生み出すことが肝心」だ。
   事業規模はあまり意味をなさない。

   高い利益を生むビジネスであれば、事業規模は黙っていてもついてくるのだ。

(3)安売りには必ず終わりがある。価値を創造せよ。

  ①安売りは、一度始めたら袋小路にぶつかるまで、
   消耗戦を続けなければならない、たいへん危険な手法でもある。

  ②値段を安くするということは、商品やサービスの価値を向上させたり、
   ブランド力を強化するよりも、ずっと簡単な方法です。

  ③安売りはいつでもできるが、それはあっという間に河口に到達して終わりになる。

  ④上流の流れは、川幅、すなわち市場は狭いが、
   高い位置、すなわち高い利益にある。

   だから、上流にとどまることが極めて大事なのだ。

           <感謝合掌 平成29年6月26日 頓首再拝>

客家の教え(18の金言)~第13の金言 - 伝統

2017/07/02 (Sun) 20:00:13


          *「客家大富豪 18の金言」甘粕正 (著)より

第13の金言 【嫉妬は成功の敵、愛嬌は成功の素】

 『商いに成功する者には必ず愛嬌がある。
  嫉妬は成功の敵。

  勝ち馬に乗れ。
  運もお金もさびしがり屋なのである。
  ひとりぼっちは嫌いだから、みんなのいるところに集まるのだ』


(1)不可思議なことを否定してはいけない。

  ①物事を妄信するのは愚かなことですけれど、
   否定するのにも充分な理由が必要だということです。

  ②先入観で、始めから理由もなく否定してはいけないということだ。

(2)成功する者の愛橋とは
   → http://shuchi.php.co.jp/article/508

           <感謝合掌 平成29年7月2日 頓首再拝>

客家の教え(18の金言)~第14の金言 - 伝統

2017/07/04 (Tue) 19:28:22


第14の金言 【物事は因数分解して考えよ】

 『すべての物事は、因数分解して具体的に考えよ。

  すべてのことを一度に解決しようとしてはいけない。

  難題が次から次へとやって来るときにこそ、
  立ち止まって、じっくり問題を整理するのだ。

  一度に二つのことはできなくても、
  一つずつなら必ず解決できることを忘れてはいけない』


(1)運命に逆らって、何かよい結果が出ることはありません。
   だから、運命に反することは、考える必要はないのです。


(2)人間は誰でも自分に降りかかってきた問題を解決する能力は備わっているのです。
   ただ、往々にして、一度にたくさんのことをするからうまくいかないのです。

  ①人間は、追い詰められると、自分で問題を複雑にしてしまい、脱出不能になる。

   だから、いつも冷静に問題に対処することが大事であるし、
   問題を箇条書きにして整理する習慣も大事だ。

  ②箇条書きして分解した一つひとつの問題には、必ず解決する方法がある。


(3)相手に自分の話を聞いてもらいたければ、相手の話をよく聞く。

  ①これは相手から相談を受ける場合でも一緒だ。
   相手の話を聞くということは相手を受け入れることだ。

  ②人間は自分を受け入れる人間にしか心を開かない。だから、
   「相手の話を聞くということは相手を操る第一歩」なのだ。

           <感謝合掌 平成29年7月4日 頓首再拝>

客家の教え(18の金言)~第15の金言 - 伝統

2017/07/17 (Mon) 18:28:59


第15の金言 【汗ではなく考えることこそが富を生む】

 『考える時間はあるか?

  考えることこそが富を生むのだ。

  だから、ただ仕事をこなしているだけでは金持ちにはなれない。

  世の中を動かすようなアイデアを生み出すことこそが重要なのである』

           <感謝合掌 平成29年7月17日 頓首再拝>

客家の教え(18の金言)~第16の金言 - 伝統

2017/07/20 (Thu) 02:03:43


第16の金言 【笑顔はコストゼロの最良戦略】

 『いつも自分はハッピーだと考えよう。

  笑う門には福来る、だから、いつもニコニコしている人が金持ちになる。

  逆に、自分の感情をコントロールできない人間は金持ちにはなれない。

  一日の怒りを忍んで、百日の憂いを免れるのだ』


(1)「幸せ」も、「複利効果」で広がっていく。幸せの人々同士は、
   お互いの幸せを複利効果で加速度的に増幅させることができる。

  ①おすそ分けした幸せは何倍にもなって返ってくる。
   もちろん、それには少々の時間が必要だが・・・。

  ②「怒り」「悲しみ」などという負の感情も、
   同じように、加速度的に広がる。

   自分の「負の感情」は、どんなに苦しくても、
   自分の中で解決しなければならない。

  ③激情に駆られて、「怒りをぶつけた相手には50人の友人がいる」。
   その怒りは加速度的にひろがり、場合によっては数万人、数十万人の敵を
   一瞬につくってしまうことにもなりかねない。

(2)誰でも、自分に「幸せを運んでくれる人は大好き」なのだ。

  ①「他人から幸せを運ぶ人間だと思われることは最高のマーケティング」

  ②他人から幸せを運ぶ人間だと思われれば、
   人々はあなたが来るのを心待ちにするようになる。

   そうすれば、あなたの行なうビジネスは、
   100%成功を保証されたも同然だ。

  ③他人があなたに持つイメージというのは、
   結果において大きな差を生むのだ。

           <感謝合掌 平成29年7月19日 頓首再拝>

客家の教え(18の金言)~第17の金言 - 伝統

2017/07/21 (Fri) 19:27:38


第17の金言 【「ありがとう」は必ず声に出すべし】

 『「ありがとう」は必ず声に出していう。

  そして、普通、人が「ありがとう」といわないときにも
  「ありがとう」といえるようになるのだ。

  こうなれば、自分の応援団が増え、
  他人をどんどん巻き込むことができるようになる』


(1)この言葉の不思議なところは、

   「ありがとうという言葉を言ったほうも、言われたほうも、
   どちらも幸せな気分になれる」 ことだ。

(2)上級レベルに到達しようと思ったら、「普通の人がありがと
   うと言わないときにありがとうをいう言葉を使えるようにな
   らなければならない」

  ①社長は従業員が特別に何かをしなくても、
   いつもありがとうと言わなければならない。

  ②従業員の顔を見たら、心の中でありがとうという言葉を唱えるようにする。
   そうすれば、自然とありがとうという言葉が出てくる。

  ③「ありがとうという言葉は他人をコントロールするために
   最も重要なキーワードの一つだ」といえるだろう。

   ありがとうという言葉を言われて嫌な気持ちになるになる人はいないのだから。

  ④人知れず、世の中のため、人のために一生懸命働いている人がいたら、
   どんどんありがとうという言葉をかけなさい。

   そのように、人知れず陰で働くことをいとわない人々は、
   必ずあなたの大きな力になってくれずはずだ。

   目立たない仕事をする人々に気がつく人々は少ないから、
   あなたの「ありがとう」という言葉は非常に価値のあるものになるだろう。

  ⑤相手の地位や肩書きに惑わされずに、
   どのような人間にも変わらない態度をとる。

   すなわちありがとうという言葉をかけることで、
   多くの人間の信頼を得ることができてビジネスも発展していくのだ。

(3)欠点を直そうとするほとんどの努力は無駄に終わる。

  ①欠点は直らないが、長所を伸ばし、
   その長所によって欠点が見えなくなるようにすることは可能だ。

  ②欠点を直す労力を考えれば、長所を伸ばすことにエネルギーを注いだほうが
   はるかに少ないエネルギーで多くの成果を得ることができるし、
   そのほうが本人も周りの人間も数十倍、数百倍楽しい。

  ③他人の欠点を探すのに才能は要らないが、
   長所を探すのは、なかなかたいへんなことだ。

   人の長所は奥に隠れていることが多いし、
   もし長所が見えたら、今度は自分の嫉妬心と闘わなければならない。

  ④どういうわけか、神は人間に他人の欠点を探す才能を与えられたが、
   他人の欠点を見つけて得をすることはない。

   直すのに膨大な時間が必要な人間の欠点を気にしだすと泥沼にはまる。

   だから、最初から直らないものと考え、無視してしまうのだ。

   欠点を無視することによって、得ることができる時間とエネルギーを、
   長所を見つけ出し、伸ばすことに使って、伸ばした欠点が見えなくする
   ようにすればよいのだ。

   つまり、他人の長所を見つけて伸ばすのが事業成功の最短コースだ。

  ⑤そして、「他人の長所を見つけて伸ばすときにも、
   ありがとうという言葉がとても役に立つ」。

   あなたがありがとうという声をかけることによって、
   その人々の心があなたに開かれ、長所がよく見えるようになる。

   さらにありがとうという言葉が、
   彼らに充実感を与えて、自分自身で長所を伸ばしてくれる。

  ⑥極論をいえば、これからあなたがいろいろな事業を展開していくときには、
   ただひたすらありがとうという言葉を言えばよいのだ。

   それこそが、何にも勝る最高のマネージメントスキルであり、
   私もウォン帝国を築くために徹底的に活用した金言なのだ。

(4)小さく貸して大きく借りる

  ①多くの人は、「借りは小さく貸しは大きく」と考えている。
   しかし、これは成功の金言とはまったく逆の行動なのだ。

  ②大きな借りをつくることができるということは、
   その人物があなたを心底信頼しているという証でもあるのだ。

   「大きな借りをつくることのできる人物は、
   あなたにとって人生における大事な財産」といってもよい。

   あなたに大きな貸しをつくってくれる人物は、
   成功者に違いないから、いろいろな知恵を授け、強く支援してくれる。

  ③そして、そのようにしてつくった

   「大きな借りを、できるだけ多くの人に小さな貸しに分割してばらまく」のだ。

   「貸しが返ってくるかどうかは予想できない未来」なのだから、
   予想できない未来に集中投資をすることは危険だ。

   だから、いろいろな人々にばらまくことによって分散投資するのだ。

   また「自分が許容できる範囲の小さな貸しであれば、
   貸しが返ってこなくても、貸した相手との人間関係を良好に保てる」

   つまり、遠い将来に何十倍、何百倍になるまで、気長に待つことができるのだ。
   そうでなければ、あなたの多くの大事な友人を失うことになりかねない。

  ④投資は、自分が確実だと思うものに集中的に絞り込まなければならないが、
   貸しは広くばらまくことで効果が出てくるのだ。

           <感謝合掌 平成29年7月21日 頓首再拝>

客家の教え(18の金言)~第18の金言 - 伝統

2017/07/25 (Tue) 19:04:34


第18の金言 【欲望に忠実になるためにこそ禁欲的に】

 『欲望に忠実だからこそストイックに生きる。
  欲望は他人を遠ざける。

  自分の欲望を満たすためには、まず周りの人間の望みを満たして、
  幸せにしてあげなければならない。
  そうすれば、今度は周りの人間が、あなたの望みを満たしてくれるのである』


(1)「いい暮らしをしたい」「金持ちになりたい」という欲望はだれにもある。
   その欲望こそが生きる原動力といえなくもない。

   しかし、むき出しの欲望は、手づかみでむしゃむしゃ食事をするように醜い。
   醜い行為をする人間からは、人々が遠ざかって、
   結局その人間の欲望は満たされない。

(2)自分の欲望を満たしたければ、
   まず周りの人間を幸せにしなければならない。

   そして、周りの人間を幸せにしたいという気持ちが昇華したものが、「志」だ。

   私利私欲に走るだけでは、最後には敵に包囲されて自滅する運命しか
   残されていないことになる。

(3)客家の金言というのは、断じて「金儲けの指南」ではないのだ。
   あくまで、「あなたの周りの人間を幸せにし、それによって
   あなた自身を幸せにする方法の集大成」なのだ。

   もちろん、結果としてあなたの事業も成功し、
   大富豪への道を歩むことになるだろうが、
   それはあくまでも結果であって目的ではない。

           <感謝合掌 平成29年7月25日 頓首再拝>

華僑の商法・3つの基本原理。 - 伝統

2018/10/24 (Wed) 17:05:04


        *Web:独立・起業の成功法則(2010年1月 4日)より

世界中で商売を成功させている華僑の人たち。
どうして、この人たちは商売が上手なのでしょう。

その根底には、3つの基本原理があったのです。

1.休まず
2.怠けず
3.病気せず

この3つの原理を守ることによって、あらゆる可能性を高めています。

(1)休まず

  ①商売を始めたからには、休まずに、つねに仕事に打ち込みます。
   これは、華僑にとってもっとも大切なことなのです。

  ②年中無休というのは、お客さまに安堵感を与え、
   それがお客さまの支持となるのです。

   週休2日のビジネス街であっても、彼らはお店を開けます。
   また、夜遅くまで営業します。

  ③これによって、お客さまは「あそこへ行けば、いつでも手に入る」
   と安心し、固定客となるのです。

   さらに、ずっと働いていることで、「あそこは熱心に商売をしている」
   「一生懸命で信用できる」となるのです。

  ④この『休まず』が、商売成功の第一の基本原理だと言われています。


(2)怠けず

  ①華僑の人たちは、商売を始めた以上、
   たとえお金が溜まっても、有名になったとしても、怠けません。
   それを信条としています。

  ②商売を成功した人の中には、財産ができると、
   仕事よりも遊びが大切になってしまう人が結構います。
   つまり、商売を怠けてしまうのです。

   お客さまは、そんな店主を見ています。
   確実に評判が悪くなっていきます。

  ③お客さまは、一生懸命じゃない人のお店には、行かなくなるのです。

  ④コツコツ、コツコツ、やるべきことを継続していれば、
   お客さまはずっと支持してくれます。


(3)病気せず

  ①華僑は、人一倍健康を気遣います。
   健康なくして、商売の成功はあり得ないからです。
   健康で、コツコツやっていれば、なんとかなるものです。

  ②年老いても健康な人は、必ず「まめに動く」人なのです。
   華僑の人たちは、毎日まめに働きます。

  ③商売をしていると、やることはいくらでもあります。
   特別に運動をする必要などないのです。

  ④病気で商売を休むなど、もってのほかです。
   働いていれば病気など治ってしまう、
   というくらいの身体でなければいけません。

この3つの原理を読んで、
みなさんはどう思われましたか?

多くの方は「休みもなく働くなんて、やってられないよ」
と思ったのではありませんか。

正直なところ、私もそう思います。
休みがあるからこそ働けるんだ、とも思います。

でも、よく考えてください。

華僑の人たちは、何もないところからでも商売を始め、
多くの財産をつくり、
最後には巨万の富を築いていくのです。

どうして、これだけの成功を
おさめることができるのでしょうか。

それは、3つの基本原理を守っているからなのです。
また、それだけではなく、
商売=お金儲けが、楽しくて好きなのです。

好きなればこそ、休まず働き続けることができるのです。
結局は、自分の商売を好きでなければいけない、
ということです。好きならば、この原理も苦になりません。

  (http://ignitionp.cocolog-nifty.com/blog/2010/01/3-7cfd.html

・・・

<関連Web>

(1)伝統掲示板内「大富豪の教え」

   ①伝統板・第二「大富豪の教え①」
     → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=6461363

   ②伝統板・第二「大富豪の教え②」
     → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=6856209

   ③伝統板・第二「大富豪の教え ③」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7732265


(2)伝統掲示板内「ユダヤ大富豪の教え」
   → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7033592

(3)伝統板・第二「印僑の教え」
   → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7053215

(4)伝統板・第二「大富豪の教え~お金に好かれるために」
   → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7773640

           <感謝合掌 平成30年10月24日 頓首再拝>

名前
件名
メッセージ
画像
メールアドレス
URL
編集/削除キー (半角英数字のみで4~8文字)
プレビューする (投稿前に、内容をプレビューして確認できます)

Copyright © 1999- FC2, inc All Rights Reserved.