伝統板・第二

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皇紀2676年 - 伝統

2016/02/11 (Thu) 03:53:28

今日(2月11日)は、わが日本国の誕生日(紀元節)。

この機会に、悠久の時の流れの中で、天照大御神が神勅でお示しになった国家の
この地上への誕生をお祝いいたしましょう。


各地で開催される「建国記念の日」奉祝記念行事
  → https://www.nipponkaigi.org/activity/archives/6235


そして、今年は、橿原神宮にて、神武天皇二千六百年大祭が予定されております。
  → http://www.kashiharajingu.or.jp/2600/



《建国の詔(みことのり)》

         *Web:小名木善行 ねずさんの ひとりごと(2014/02/11)より抜粋


 上則答乾霊授国之徳
 下則弘皇孫養正之心
 然後、兼六合以開都
 掩八紘而為宇、不亦可乎


「上は則(すなわ)ち乾霊(けんれい)の国を授(さず)けたまいし徳(とく)に答え、
下は則ち皇孫の正を養うの心を弘め、然(しか)る後、
六合(りくごう)を兼(か)ねて以(もっ)て都を開き、
八紘(はっこう)を掩(おお)いて宇(いえ)と為(な)さん事、亦(また)可(よ)からずや。」


「乾霊(けんれい)」は、祖先の霊で、
この場合、神武天皇の祖先は直系となられる天の神々を意味します。
その神々が国を授けてくださった徳にお答えし、
「皇孫の正を養うの心を弘め」とあります。

この「皇孫の正を養うの心」というのが、実はとても大切なところです。
というのは、この「皇孫の正」というのが先般、大国主の国譲りのところでご紹介した
「シラス国」を意味するからです。
(参照→http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-2161.html

すなわち、権力によって頭ごなしに支配し人々を隷属させるのではなく、
みんなが情報を共有し、互いに助け合って生きる国を意味します。

そして「六合(りくごう)」というのは、
東西南北の六つの方角に上下を合わせた6つの方角で、これは天下を意味します。

ですから「六合を兼ねて以て都を開き」というのは、
世界全体、天下万民のために都を開く、といういう意味になります。

さらに「八紘」は、「天地を結ぶ8本の綱」です。四方八方です。
その四方八方を掩(おお)って、「宇(いえ)と為そう」というわけです。

つまり神武天皇は、「国土開闢(かいびゃく)以来の神々のご意思であられる
シラス国を築くため、ここに都をひらき、世界全体がひとつ屋根の下に暮らす家族として
仲良く暮らすなら、それはなんと楽しくうれしいことであろうか」

と仰せられました。

これが、わたしたちの国の建国の詔(みことのり)で、
これがわたしたちの国の「建国の理念」となったのです。

英語では、八紘一宇は、Universal brotherhood(世界同胞(兄弟)主義)と訳されます。
戦前のわたしたちの国の外交文書では公式に、この用語が用いられていました。
それこそが、わたしたちの国の理想であり、理念であり、基本姿勢そのものであるからです。

     (http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-2167.html


<関連Web>

(1)“本流宣言”掲示板・「皇紀2672年 (6717)」
    → http://bbs2.sekkaku.net/bbs/?id=sengen&mode=res&log=1567  → 消滅

(2)光明掲示板・第一「皇紀2673年 (6361)」
    → http://bbs5.sekkaku.net/bbs/?id=koumyou&mode=res&log=1198

(3)光明掲示板・第二「皇紀2674年 (5420)」
    → http://bbs7.sekkaku.net/bbs/?id=koumyou2&mode=res&log=1113

(4)光明掲示板・伝統・第一「皇紀2675年」
    → http://bbs6.sekkaku.net/bbs/?id=wonderful&mode=res&log=83

(5)伝統板・第二「神武天皇」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=6456469

            <感謝合掌 平成28年2月11日 頓首再拝>

神話・歴史・日本の使命 - 伝統

2016/03/04 (Fri) 03:39:21


        *『生長する青年』(昭和28年新年号) より

日本民族発祥の神話は、日本民族がその出発を何処に置き、如何にその理想を発展せしめ
建国せしむべきかの理想と、その理想を実現せんがために進行する途上に於ける反作用が
如何に起るかの霊的予感に基く文学的作品である。

さればその作品の中には、日本民族の理想とその理想実現への憧憬と逞しき志向があるのである。
そして、それは単なる憧憬たるに止らず、単なる志向たるに止まらず、霊的予感に導かれてゐる
がゆゑに、将来日本民族が如何なる使命を果すべきかの輪郭が描かれているのである。


しかし、その輪郭は、いまだ現実化されない輪郭であるがゆゑに、
概ね象徴的形態又は、神名をもって表現されているのである。

この事を理解して置かないと、
写実的歴史の価値と神話的歴史の価値とを混同するようになるのである。


写実的歴史は、写実とは云いながら録音機や、映画や、写真術の発達しなかった時代の
記録と云うものは、無数の記憶の脱落や、無意識的歪曲があり、記録者の先入観念や、
その人格、識見、理想等により彩けられるものであるが故に、

それだけ写実としての歴史の方は、どんなに精細にな歴史にしても、当てにならない部分が
沢山含まれているのであるが、神話的歴史の方は、民族の理想の表現であるが故に、
終始一貫していて、脱落や、歪曲は却ってないのである。


この点、神話的歴史の方が、写実的歴史よりも確乎とした真理を包容している
と云うことが出来るのである。

   (http://blogs.yahoo.co.jp/yghms533/22186184.html より転写)

            <感謝合掌 平成28年3月4日 頓首再拝>

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