伝統板・第二

2579240
本掲示板の目的に従い、法令順守、せっかく掲示板社の利用規約及び社会倫理の厳守をお願いします。
なお、当掲示板の管理人は、聖典『生命の實相』および『甘露の法雨』などの聖経以外については、
どの著作物について権利者が誰であるかを承知しておりません。

「著作物に係る権利」または「その他の正当な権利」を侵害されたとする方は、自らの所属、役職、氏名、連絡方法を明記のうえ、
自らが正当な権利者であることを証明するもの(確定判決書又は文化庁の著作権登録謄本等)のPDFファイルを添付して、
当掲示板への書き込みにより、管理人にお申し出ください。プロバイダ責任制限法に基づき、適正に対処します。

クリスマス - 夕刻版

2015/12/17 (Thu) 19:20:23

あと1週間もすれば、
クリスマス(イエス・キリストの降誕<誕生>を祝う日)です。


以下は、クリスマスに関連したWebからの紹介です。


《クリスマスの奇跡 ~ ☆全米が涙した愛の物語》

           *Web:アンビリバボー より

アメリカ・アイオワ州、デモインのFMラジオ局「KSTZ」では、
毎年クリスマスシーズンになると、恒例のサプライズ企画が行なわれる。

リスナーからクリスマスに叶えて欲しい願いを募集し、
スタッフが選んだ1人の願いを叶えるという人気企画である。
昨年のクリスマス、このサプライズが地方ラジオ局の枠を超えた感動を巻き起こした。


話は3年前に遡る。
アイオワ州に住む ブレンダ・シュミッツは、
夫のデビットと4人の子供と共に幸せに暮らしていた。
ところが!ブレンダに悲劇が襲った。

診断結果は末期の卵巣ガン。 さらに…余命半年の宣告。
あまりに突然の宣告…夫・デビットは現実を受け止めることができなかった。

しかし、彼女が家族の前で弱さを見せることはなかった。
さらに、ブレンダは辛い治療にも耐え続けた。
そして、いつも周りに気を配ることを忘れなかった。


そんな彼女が一度だけ取り乱したことがあった。
家族との別れが訪れる…その恐怖だけは消えなかった。
 
そして…懸命な治療の甲斐も虚しく、病状は徐々に悪化。
2011年9月、ブレンダは息を引き取った。

デビットは、病院のスタッフにお礼がしたいという、
ブレンダの生前の想いを込めて、彼女が好きだった花を病院に贈った。


ブレンダの死から1年、家族は彼女のいない生活に少しずつ慣れ始めていた。
そんなある日、デビットに1つの出会いが訪れる。
彼女の名は、ジェーン・アブラハム。
2人の子供を持つ、シングルマザーだった。

デビットはあまり乗り気ではなかったのだが、友人に強く勧められ、
一度だけ会うことにしたのだという。
同じ苦労をしている者同士、自然と会話が弾んだ。


その後 2人はたびたび会うようになった。
子供達に気兼ねすることなく自然体なジェーンに、デビットは驚かされることも多かった。
しばらくすると、家族ぐるみの交際にまで発展。

デビットはそんなジェーンに徐々に惹かれている自分に気づいた。
しかし一方で、自らの気持ちを簡単に受け入れることもできなかった。
ジェーンも、ブレンダに対して申し訳ないという気持ちが常にあったという。


気持ちの整理がつかないまま過ごしていたある日のこと。
FMラジオ局「KSTZ」から電話が掛かってきた。
番組宛にデビットに対しての願いが書かれた手紙が届いているというのだ。

さらに、ラジオの収録のためスタジオに来て欲しいという…
全く見に覚えがなかった。
人違いかとも思ったが、デビットはラジオ局を訪れることにした。


デビットは何が起こるか知らされていなかった。
すると、スタッフの女性がある手紙を読み始めた。

「こんにちは 私の名前はブレンダ・シュミッツです。
この手紙が届く時、私はすでにガンに負けてしまっている事でしょう。」

手紙の送り主は2年前に亡くなったブレンダだったのだ!!

「私はこの手紙を友人に託し、もしデビットが新たなパートナーを見つけたら、
ラジオ局にこの手紙を送って欲しいと伝えました。

デビットは素晴らしい夫であり、父であり、
今後も家族のために最良の決断を下してくれるでしょう。
そしていつか 子育てを手伝ってくれる思いやりのある女性を見つける事でしょう。

彼女はきっと素晴らしい女性のはずです。
私たちの4人の息子、あの子たちが母親をなくすなんて今考えただけで泣けてきます。
彼らが大人になるのを見られないのはとても心残りです。

私がこの手紙を書いたのはデビットと子どもたちを心から愛しているという事、
そしていつも見守っているという事を知ってほしいからです。」


手紙の日付は2011年8月3日。
ブレンダの死のおよそ2か月前だった。

その時、すでに死を覚悟し、残された家族のことを考え、
番組にこの手紙が届くようにしていたのである。

そして手紙にはデビットの新しいパートナーについても書かれていた。

「息子たちの母になってくれてありがとう。
母親として愛情を注いでくれて本当にありがとう。
あなたが誰であろうと あなたのことを愛しています。」

そして手紙の最後にブレンダの3つの願いが書かれていた。

「まずは4人の子どもたちの新しい母親に思い切りリラックスできる時間を与えてほしいです。
彼女を笑顔にしてあげてください。」

「家族には魔法のように素敵な旅行に出かけてほしいです。一生の思い出ができる場所へ。」

「最後に私のガン治療をしてくれた病院のスタッフにご馳走たくさんのパーティーを贈りたいです。」



そして、ブレンダの3つの願いは、約束通りラジオ局によって叶えられた。
一生の思い出が出来る場所として、家族全員にディズニーワールドへの旅行がプレゼントされ、
ジェーンにはエステサロンでゆっくりリラックスできる時間が贈られた。

病院には3つのレストランから料理が届けられ、パーティーが催された。
このラジオが翌日放送されると、ネットニュースや新聞でも大きく取り上げられた。


そして今年8月30日。
ブレンダの言葉に勇気をもらった2人は、多くの人に祝福されて結婚式を挙げた。  
デビットやジェーン、そして子どもたちの幸せを願い続けるブレンダ。
彼女の願いは愛する家族の心に永遠に残る、クリスマスプレゼントとなった。

  (http://www.fujitv.co.jp/unb/contents/141218_2.html

・・・

<参考Web:本流宣言掲示板「クリスマス (5721)」
       → http://bbs2.sekkaku.net/bbs/?id=sengen&mode=res&log=1267

            <感謝合掌 平成27年12月17日 頓首再拝>

クリスマスにお届けしたい「ちょっといい話」 - 伝統

2015/12/19 (Sat) 19:13:03


【 理想の兄 】~受けるよりは与えるほうが幸いである
   
     *「こころのチキンスープ」ダイヤモンド社(刊)より


 これは僕の友だち、ポールの話である。

 ある年のクリスマスイブのこと、
 ポールは、兄さんからクリスマスに新車をプレゼントしてもらった。
 ポールがオフィスから出てくると、街でよく見かける少年が、
 そのピカピカの新車のまわりを歩き回っていた。


 よほどその車が気に入ったらしく、ポールに話しかけてきた。

 「この車、おじさんのかい?」
 「ああ、兄貴からのクリスマスプレゼントさ」
 と、うなずきながらポールは答えた。


 少年はそれを聞いてひどく驚いた様子だった。

 「えっ? おじさんの兄さんがくれたって?
  おじさんは全然お金を払わなくてよかったの?
  うわあっ、すごいな? ぼく・・・」
 と、少年は何かを言いかけたが、そのまま口をつぐんでしまった。


 少年は、 「ぼくにも、こんな兄さんがいたらなあ」
 と言いたかったのだろう、とポールは思った。

 ところが、少年の口から出た言葉にポールは耳を疑った。
 「ぼくね、おじさんの兄さんみたいになりたいなって思ったんだ」


 ポールは、まじまじと少年の顔を見つめていたが、
 自分でも思いがけない言葉が口をついて出ていた。
 「この車に乗ってみるかい?」
 「本当? ウン」


 車を走らせてまもなく、少年の目はキラキラと輝き始めた。
 「おじさん、ぼくの家の前まで乗せてくれる?」

 ポールは思わずニヤッとした。
 きっとこんな大きな車で帰ってくるところを
 近所の人たちに見せて、自慢したいんだなと思った。


 しかし、その憶測はまたもやはずれた。
 「あそこに階段がついている家が見えるだろう?
  そこでちょっと待っててくれる?」
 少年は車を降り、駆け足で家に入っていった。

 しばらくすると家の中から、ゆっくりとした足音が聞こえてきた。
 少年が身体の不自由な弟を背負って出てきたのだった。
 弟を階段の一番下に座らせ、車がよく見えるように弟の身体を支えた。


 「ほらバディー、見てごらん。さっき言ったとおり、すごい車だろ。
  そこにいるおじさんの兄さんがクリスマスプレゼントにくれたんだって。
  それも、まるっきりタダでくれたんだって。

  お前も、待ってなよ。
  兄ちゃんが、いつかきっとあんな車をお前に買ってやるからね。
  そしたら、いつも話してるクリスマスのきれいな飾りを、
  その車に乗って見に行こうね」


 それを聞いたポールは何も言わずに車を降りると、
 少年の弟を抱き上げ、新車の助手席に座らせた。

 目をキラキラ輝かせた少年もその横に乗り込むと、3人はドライブに出かけた。
 本当にすばらしいクリスマスのドライブだった。

 このクリスマスの日、ポールは聖書の”みことば”をしみじみ感じたのである。

  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ◆ 受けるよりは与えるほうが幸いである ◆
 _____________________

                    (ダン・クラーク)

・・・

<楽しい クリスマス ライトショー【2011】
  Christmas Light Show 2011 - Sexy and I Know It
    → https://www.youtube.com/watch?v=4zjXr6Qnpcw >

            <感謝合掌 平成27年12月19日 頓首再拝>

【神さまからのプレゼント】 - 伝統

2015/12/20 (Sun) 19:31:33


     *メルマガ「人の心に灯をともす (2011年03月10日)」より

   (斉藤一人さんの心に響く言葉より… )

   「神さまからのプレゼント」。

   それって、なんだろう。


   人間って、おもしろいもんでね。
   相手が喜んだとき、自分もうれしくなっちゃう、という「法則」があるんです。

   人間の脳というのは、人が喜ぶことをやって、
   自分という存在が人に喜ばれたとき、ものスゴくしあわせを感じる。

   そういう仕組みになってます。

   この仕組みは、天の神さまが、みんなの脳にプログラムして、
   入れてくれたものなんだ。って、一人さんは考えてます。

   人を喜ばすのに必要なものも、神さまが各々(おのおの)につけてくれています。

   これが、一人さんがいう、「神さまからのプレゼント」。


   このプレゼントを使ってみたらどうだろう。

   このプレゼントは、特殊な才能をもった人だけに与えられているわけじゃない。

   特別な才能があろうが、なかろうが関係なく、
   万人にひとしく神さまからプレゼントは贈られてるんです。

   人が喜ぶことって、いろいろあるんです。

   そのなかから、「自分がもってるものを使って、自分ができる範囲で
   人を喜ばすこと、なにかできないだろうか」

   そうやって探してみたらどうだろう。

   人を喜ばすって、みんなが思ってるほど、難しいことじゃないんだ。

   たとえば、女性に「いつも、キレイだね~」って、いってあげたっていいし。
   外で食事をしたとき、お店の人に「おいしかったよ」というのもいい。

   友だちやなんかと会ったら、「あなたと会えて、うれしいよ」とか。
   会社に行ったら、上司や社長に
   「この会社で働けて、私はついてます。感謝してます」とか。

   そういう言葉をいっても喜ばせることができる。


   私自身は、人を喜ばせる以上の楽しみは「ない」と確信してるんです。
   実際に自分がやってみての感想だよ。

   神がくれた、本当の楽しみ。

   だと、私は思ってます。

            <『愛される人生』KKロングセラーズ>

              ・・・

神さまからのプレゼント、それは、「人を喜ばせる才能」

これは、誰にでも備わっているもの、と斉藤一人さんはいう。


人を喜ばせるには、特殊な才能は必要ない。
たとえば、その場を明るくし、和やかにし、温かくする言葉を使うこと。

「まわりに、楽しい人がいない」、
「毎日、面白いことがない」、
「誰も、誘ってくれる人がいない」、
と嘆いているだけでは、永遠に幸せな人生は歩めない。

誰かが何かをしてくれるのを待つのではなく、
自分から人を喜ばせることをしてみたら、毎日が少しずつ変わるかもしれない。


人を喜ばせるのは、大きなことでなくてもいい。
毎日、身の回りの誰かに、よき言葉を掛け、ニッコリさせるだけでいい。

たとえ冗談でも、相手が、反発したり、ギャフンとしたり、がっかりしてしまったり、
という、嫌な気持ちにさせてしまっては失敗だ。

ブラックジョークは普通の人が使ったら、あまりいい結果にはならない。


人を喜ばせるには、初めはあまりバリエーションは必要ない。

女性には、「いつもキレイですね! 」

食堂では、「おいしかったです。ごちそうさま! 」

友だちには、「会えてうれしかった! 」

先輩、上司には、「いつもお世話になります。感謝してます! 」

と、パターンを決め、同じことをくりかえしいうことだ。

言い続けると、やがてそれが習慣となり、自然と口から出るようになる。


神さまからのプレゼント「人を喜ばせる才能」、をもっともっと磨きたい。

・・・

<楽しい クリスマス ライトショー【2013】

El Paso Christmas Lights 2013
 → https://www.youtube.com/watch?v=vdOGTHy-4ls&list=RDZqft4_tuM6g&index=2


            <感謝合掌 平成27年12月20日 頓首再拝>

『成功の種子』 - 伝統

2015/12/21 (Mon) 19:27:25


          *「きっと飛べると信じてた  Mission Success!」
           オグ・マンディーノ著 より

神よ、この日に感謝します。

私は、あなたが私に望むすべてをまだ成し遂げていないことを知っています。
それによりあなたが私を、また新たな一日の新鮮な朝露にひたしてくれるならば、
本当に感謝します。

私は少なくとも、あなたが私を誇りに思ってくれるようになる準備ができています。

私は昨日の試練や苦難、いらだち、妨げ、怒り、不満といったすべてを忘れます。
過去はすでに夢であり、そこからひとつでも言葉を取り返すことはできないし、
愚かな行ないを消すこともできません。

しかし私は、自分の思慮のなさから誰かを昨日傷つけてしまったなら、
今日の日が沈む前にその償いをせずにおきません。
それは、今日行なうどんなことより大切なことです。


私は未来のことで悩みません。
私の成功と幸福は、地平線にぼんやりとひそんでいるものを必死に見ようとすることではなく、
今日はっきりと、この手の中にあることを行なうことにかかっています。


私は、この日を大切にします。
なぜなら、それが私のもっているすべてだからです。
急いですぎ去っていくその時間は、貴重な穀物のように
未来のために蓄積したり貯蔵したりすることはできません。

私はすぐれた俳優たちがステージにあがったときのように、その瞬間のみに生きます。
演技をまちがえたことを後悔したり、次のシーンを心配したりしながらでは、
最高の演技はできません。

今日の難しい仕事に喜んで取り組み、コートをぬいで忙しく働きます。
忙しくすればするほど、害にあうことが少なく、食べ物はよりおいしくなり、
眠りは甘美になり、この世の自分の位置により満足することができます。


時計とカレンダーにしばられている自分を、今日解放します。
エネルギーと行動を浪費しないように今日計画はしますが、自分の人生を年月ではなく
行動ではかり、季節ではなく思考ではかり、数字ではなくフィーリングではかります。


この日を幸福な日にするには、ほんの少しの努力でよいことを忘れません。
私は決して幸福を追い求めません。なぜならそれは、目的ではなく副産物であり、
幸福は所有することや得ることにあるのではなく、与えることにあるからです。


私は今日、遭遇するかもしれない危険から逃げません。
なぜなら、あなたの助けを借りて対処する準備のできていないことは、
私には起こらないと確信しているからです。

どんな宝石も摩擦によって磨かれるように、
この日の逆境によってより価値のある人間になれると確信しています。

そしてあなたは、ひとつのドアを閉めたなら、
もうひとつのドアを開けてくれると確信しています。


私はこの日をクリスマスであるかのように生きます。

私は、プレゼントの送り主となり、敵には許しという贈り物をくばります。
私の敵には忍耐を、友人には微笑を、子どもにはよいモデルとなり、
どの贈り物も無条件の愛で包みます。


私は、今日という日の大切な1秒ですら、
怒りや憎しみや、嫉妬やわがままに費やすことはありません。
自分でまいた種は自分で刈り取ることを知っています。

なぜなら、すべての行動は、良くても悪くても同様の反応が返ってくるからです。
今日は良い種のみを植えます。


今日という日を貴重なバイオリンのように扱います。
ある人はそこからハーモニーを奏で、またある人は不協和音を奏でます。
しかし楽器そのものを非難する人は誰もいません。

人生も同じで、正しく弾けば美を奏で、わけもわからずに弾けば醜いものを奏でます。


私は今日、遭遇するすべての問題を、靴の中に入った小石くらいに思うようにしてみます。
ひどく痛んでとても歩けないのに、靴をぬいでみるとほんの小さな砂粒が入っているに
すぎない驚きを思い出します。


どんなすばらしいことも、熱意なしでは成しとげられなかったことを確信しながら働きます。
今日本当に価値のあることをするには、震えながら立ちすくんで寒さと危険を考えるのではなく、
心からの喜びをもって飛び込み、できるだけうまく何とかやりぬくことです。


私は今日という日に目的をもち世間に立ち向かいます。

しかし、それらは手に届く目的であり、失敗をつづける人たちが立てるような
漠然として達成不可能な目的ではありません。

私は、あなたがいつもまず小さなことで私をテストし、
大きなことで私がどう対処できるかを見ていることを知っています。


私は決して自分の才能を隠しません。
黙っていたら私は忘れられてしまいます。
前進しなければ後退します。

今日、どんな難問からも歩き去ってしまうなら、私の自己愛は永遠に傷を残し、
成長するのをやめれば、たとえほんの少しでも私はより小さくなってしまう。

私は静止したままでいることを拒否します。
なぜなら、それは必ず終局のはじまりだからです。


私は今日、胸が痛むときですら、顔にも心にも微笑をたやしません。
この世は鏡であり、私自身の魂を映し返してくれるのです。
今私は、他人の態度を矯正する秘訣を理解しました。
それは自分自身の態度を正すことです。


約束を破ったり、自尊心を失わせる誘惑から、今日顔をそむけます。
自分の命よりも大切なものがたったひとつあり、それは名誉であると確信しています。


私は今日、力のかぎり働き、
人生は過去にひたることや未来を心配しながらのぞきこむことではない
と知っていることに満足します。

人がいにしえから明らかでひんぱんに言われている真実に到達するまでに、
あまりにも多くの苦しみをへることを思うと、ぞっとします。

自分の人生が私に何をどれだけ提供しようと、私の人生は今現在にあります。


今日私は、自分を哀れと思うとき、立ち止まってみます。
そして、この日が私の持つ唯一の日であること、
そして力のかぎりに演じなければならないことを思い出します。

全体の中での自分の役割の意味はわからないかもしれないけれど、
私はここにそれを演じるためにいて、今がそのときなのです。


私はこの日、別の人生として数えます。


後悔のもっとも少ない人たちは毎瞬毎瞬をやってくるままに、
その価値のままに受けとめている人々だということを思い出します。


今日は私の日です。


これら私の種子です。


神よ、この貴重な時間という広がりに感謝します。


<楽しい クリスマス ライトショー【2014】
El Paso Christmas Light Show 2014 - Official HD
 → https://www.youtube.com/watch?v=rctTGYPwkkQ&list=RDrctTGYPwkkQ#t=144 >

            <感謝合掌 平成27年12月21日 頓首再拝>

クリスマス ―― ある夜の物語 - 伝統

2015/12/22 (Tue) 19:11:59


         *「未来いそっぷ」星 新一・著(P197~209)より

クリスマス・イブの日、何もないその部屋には、
あまりパッとしない青年が住んでいました。

暖房も十分でない中、恋人もおらず、
小型ラジオから流れてくるクリスマスの音楽を聴きながら、
青年はせめてもと洋酒の瓶を取り出し、グラスについでちょっと呑んでいました。

「メリー・クリスマス」と言ってみたかったのですが、だれもいないのに照れくさく、
そしてちっともメリーじゃないのに気がつき、声に出さずにいました。

それでも、いくらか酒に酔い少しうとうとしたとき、
だれか人の気配を感じ、はっと顔を上げました。


側にサンタクロースが立っていました。

「変な芝居はやめて下さい。ぼくはいま、あまり楽しい気分じゃないんです。
ばかさわぎの仲間入りする気はありません」

実に不愉快です。青年は何かの宣伝か悪ふざけだと思ったのです。


「芝居だの、ばかさわぎだの、そんな目的でここを訪れたのではありません」

サンタクロースは静かに自分が本物のサンタクロースであることを説明しました。
その口調、態度、触ってみると心の休まるようなひげの感触、
それらが醸し出すムードに、青年はいつしか彼が本物であることを実感しました。

サンタクロースは今宵、淋しげなものを感じここへ現れた、贈り物でも願いでも、
青年の望みをなんでも叶えてくれる、と言いました。

「クリスマス・イブに1回ぐらい、奇跡が起こってもいいでしょう」

青年はこの幸運に喜び、何を頼もうかと思案しました。
美しい恋人、もっと素晴らしい住居、会社での昇進、
いや、自己の性格の改善の方がいいかな、もっとこう社交性のあるものに……。

しかし、青年の考えは急速に変化していきました。

自分にこの贈り物を受け取る権利、いや資格と言った方がいいかもしれない、
そんなものがあるのだろうか。

「ぼくが辞退したら、あなたはよそを訪れることになるのですか」

「それがお望みならばね」

青年ははたと思いつき、近くの病気で寝たきりの女の子の家を教え、
サンタクロースにそっちに回ってもらうようお願いしました。
ここで自分が安易に品物を受け取ったりすると、あとに反省や後悔が残りそうです。

「ではそうしましょう。あなたの言う通りにしましょう……」

サンタクロースは消えました。

しかし、青年はこれから彼がやってくれることを想像し、楽しさを覚えました。
満足であり後悔はありません。
いやむしろ、目に見えない素晴らしいものを貰った気分でした。


「メリー・クリスマス」

青年は、今度は声に出してそう言うと眠りにつきました。綺麗な夢を見ました。



「何か欲しいものがあるかい。それを言ってごらん」

病気のため寝床に横たわり本を読んでいた女の子は、サンタクロースの出現に驚き、
最初は青年と同じように疑問を投げかけていましたが、
やがてサンタクロースが本物であると納得しました。

プレゼントは何がいいかしら……彼女も一通りのことを考えました。
やっぱり病気が治るのがいいかしら。

「まだきまらないのかね」

サンタクロースに促され、女の子は問いかけました。

「でも、なぜあたしのところへ来たの」

「じつはね、名前は言えないけど、さっきある人のところへ行ったんだよ。
そしたら、こっちへ行くようすすめられたんでね」

「そうだったの」

女の子は常日頃、自分が一人ぽっちだと思っていましたが、
どこかに自分のことを考えてくれている人がいることを知って驚きました。

そして、やはりサンタクロースの申し出を辞退すると、
近くの金貸しのおじさんの家へ回ってもらうようお願いしました。

自分は一人じゃない、でもそのおじさんはあまり評判が良くないので、
お友だちもいないんじゃないかしら、今夜なんかつまらなそうにしているはずよ……。

「それがお望みならそうしましょう」

「さよなら、サンタクロースさん」

「さよなら」

サンタクロースは消えました。

しかし、女の子の楽しさは続いていました。
どこかで自分のことを考えてくれている人がいる……そのことだけで十分でした。
身体に元気が沸き、それが広がっていきます。

病気が治り始めたような気がしました……。



「こんばんは……」

「お金を借りにいらっしゃったのなら、担保か、しっかりした保証が必要ですよ」

「いいえ、お金を借りに来たのでも、借用したお金を返済に来たのでもありません。
なにかお望みのものがあったら、さしあげようというわけです」

「なんですって。妙な人だな……」

机で帳簿をつけていた中年の男も、
最初は怪しんで青年や女の子と同じように質問しましたが、
やがてサンタクロースが本物であることを信じ始めました。

サンタクロースに望みを訊かれ、男は頭の中に金額の数字を思い浮かべました。
しかし、それが自分でも留まるところを知りません。
われながら苦笑いしましたが、一応現金でも構わないのかと尋ねてみました。

「かまいませんよ。それであなたが楽しくなり、心のなぐさめになるのでしたら。
じつは、わたしをここへ回した人の条件が、それですので」

「なんだと。こういう貴重な権利を、こっちにゆずってくれた人がほかにいたのか。
信じられないことだ。頭がどうかしてるんじゃないかな、その人……」

「名前は言えませんが、頭がおかしい人ではありませんよ。
よく考えたうえで、そうきめたのです」

男は考え込みました。
さっき頭の中で巨額な数字を並べたことが、ちょっと恥ずかしくなりました。

「どこかよそへ行ったらどうですか」

「欲のないかたですね」

「欲はあるさ。しかし、欲しいものは自分の力で手に入れる主義なんでね。
ここへ来ていただいたご好意には感謝するよ。
サンタクロースなら、気の毒な人のところへ行ってあげたほうがいい」

男は、裏社会で企みをやっているような一団なんて、
内心はそりゃ荒涼としたものじゃないだろうか、そのボスんとこに行って
慰めてやったらどうだろう、と提案しました。

「では、そうしましょう。さよなら」


「やい。変な格好をして、だれだ。どこかのスパイだな。
だが、ここへやってきたからには、無事には帰れないぞ」

「わたしはサンタクロースです」

「子どもだましの、ばかげたことを言うな」

地下室に潜んでいた男は、急に現れた怪しい者に拳銃をぶっ放しました。

しかし、弾丸はカーブを描き、コンクリートの壁に跳ね返りました。

そのことで男は、サンタクロースが本物であることを直感しました。

「信じられないが、信ずる以外になさそうだ。これは失礼なことをした。
しかし、なんでサンタクロースがここへ……」

「ある人が、ここへ行くようわたしに提案しましたのでね。
なにかお望みのことがあれば、どうぞ。かなえてあげます」

「そうだな……」

男の人生はいいことは一つもありませんでした。望みは世界の破滅。
国と国との対立を煽り、戦いにまで発展させようとの陰謀も準備してきたところでした。

サンタクロースに願えば、あるいは叶えてもらえるかもしれない。
しかし、それを実現させれば、サンタクロースをここへ回してくれた人も巻き込んでしまう……。

男の心の中の強固なものが崩れ去っていきました。

「妙な気分だ。こんな心境では、望みのものなどきめられない。しばらく考えさせてくれ」

「しかし、クリスマス・イブも、もうまもなく時間ぎれです。
来年あらためて出なおしましょうか」

「そうだな。いや、来年はべつな人のところへ行ってくれ。おれの考えは変った。
あなたがここに出現してくれたことだけで満足だ。さよなら」

「さよなら……」

サンタクロースは消えました。

そして、雪にとざされたある場所の自分の家へと帰った。
雪はやみ、晴れた夜空には星々が和やかに輝いていました。

サンタクロースは袋を肩からおろし、それをしまった。
窓のそとの星々の光は、なごやかだった。

サンタクロースは、もしあkしたら、きょう最も楽しさを味わったのは
自分でないかと思った。

・・・

サンタが町にやってくる
 → http://www.xmas-carol.com/song/coming.htm

            <感謝合掌 平成27年12月22日 頓首再拝>

《壊れたオモチャ》 - 伝統

2015/12/23 (Wed) 19:14:20

今日のNHKの朝のニュースで、クリスマスプレゼントとして
最近のオモチャ事情についての紹介がありました。
(最近のオモチャは大人も楽しめるように、高機能化しているとのこと)

  → http://www.nhk.or.jp/ohayou/machikado/20151223.html


さて、今日の話題は、クリスマスプレゼントのオモチャについてです。

  ・・・

《壊れたオモチャ》 

          *「小さな幸せに気づく24の物語」中山和義・著(P53~57)より

あるお父さんは、毎年クリスマスイブの夜、幼い男の子の枕もとに、
サンタさんの代わりにオモチャを置いてあげていました。

毎年クリスマスの朝に目を覚ました男の子は、
枕もとのオモチャを見つけていつも大騒ぎをしていました。


今年のクリスマスも、男の子は枕もとのオモチャを見つけて喜んだのですが、
オモチャの電源を入れてもスイッチが入りませんでした。
オモチャが壊れていたのです。

お父さんは男の子に気づかれないようにオモチャ屋さんに電話しました。
しかし、クリスマスで忙しいオモチャ屋さんは、
「故障ですか? 修理はメーカーに電話してください」と冷たい対応でした。

お父さんは思わず、

「修理は、もういいです。でも、子供はサンタを信じています。サンタからもらったと思
い込んでいるプレゼントをとても喜んでいました。そのプレゼントが壊れたんです。
クリスマスに子供がこのオモチャで遊ぶことがどれだけ大切か理解してください」

と話しました。しばらくの沈黙の後、オモチャ屋さんが、

「わかりました。今日中に何とか探して、新しいオモチャをお届けします」と答えました。
喜んだお父さんは楽しみに待っていたのですが、なかなかオモチャ屋さんは来ません。

「やっぱり無理だったか・・・・・・」

と、夜8時を過ぎてあきらめかけた頃、玄関のチャイムがなりました。

お父さんがドアを開けると、
そこにはサンタさんの格好をしたオモチャ屋さんが立っていました。

玄関で話し声が聞こえたので、
誰が来たのかと思って部屋から出てきた男の子はサンタさんを見つけると、

「サンタさんが来てくれた」

と言って大喜びでかけ寄りました。サンタさんは、

「ごめんね。忙しくて壊れたオモチャを渡してしまったね。これはちゃんと動くからね」

と言ってプレゼントを渡しました。

その後、子供がいなくなったのを確かめると、
お父さんはサンタさんに涙を浮かべながら、

「本当にありがとう。もう一生、あなた以外からはオモチャは買わないよ」

と話しました。サンタさんの目にも涙が光っていました。

この男の子は、オモチャと一緒に思いでもプレゼントしてもらいました。

失失敗は誰にでもあると思いますが、
それを取り戻す努力が失敗を最高の結果に変えることができます。

私からのクリスマスプレゼントは、このいいお話です。

メリークリスマス。

・・・

<参考動画>
クリスマスにおもちゃが届くサンタプレゼント
https://www.youtube.com/watch?v=5jwYHxQtcpY

              <感謝合掌 平成27年12月23日 頓首再拝>

自己内在のキリストを礼拝せよ - 伝統

2015/12/24 (Thu) 20:06:15

           *「神と偕に生きる真理365章」(P338~339)より
            (初出は、『生長の家』誌 昭和41年12月24日の法語)

今日はクリスマス・イヴである。

クリスマスの前夜こそ、まことに心を”神の国”に在(いま)すキリストに、
そして”自己に宿るキリスト”に心を振り向けて、
”普遍のキリスト”と”自己内在のキリスト”との一体感を深めるべき時なのである。

キリストとは固有名詞ではなく、神から遣わされて
”母”の胎内に宿ったところの”神の子”の霊なのである。

すべての人間に”神の子”の霊が宿っているのである。
それがあなた自身の「本当の自己」であるのである。

それ故に、イエスは、その模範的祈りなる「主の祈り」に於いて
「天にまします”我ら”の父よ」と神に呼びかけるように教えられたのである。

まことに「我ら」(複数に注意せよ)人類全体の父が”神”なのである。
だから我ら人類は悉く”神の子”なのであって、神の生命を宿し生れているのである。

この事を知って、このクリスマス・イヴを機会に、
自分自身に内在する”神の子”(キリスト)を礼拝し、感謝し、
神の子らしく清く正しく健やかに生活しようと断然と決意すべきであるのである。

・・・

Silent Night (with lyrics) 「きよしこの夜」英語字幕
https://www.youtube.com/watch?v=Y8wyJXZaGLg

             <感謝合掌 平成27年12月24日 頓首再拝>

”神の子”があなたに新たに降臨する - 伝統

2015/12/25 (Fri) 19:23:51


           *「神と偕に生きる真理365章」(P339~340)より
            (初出は、『生長の家』誌 昭和41年12月25日の法語)

クリスマスに臨んで、私は諸君に宿る”神の子”を祝福し、
その健康と幸福の源泉に燃燈(ともしび)を点ぜんことを願うのである。

今日、この日”神の子”は新たにあなたの内に自覚され、あなたは新生したのである。

神はこの日あなたを祝福して
”神の子よ、われは汝に完全なる健康を送る。われは汝の健康の本源である”
と宣言したのである。

”神の子よ、われ汝に平安を送る。われは汝の平和の基(もと)である”
”神の子よ、われは汝に、なくてはならぬすべてのものを裕(ゆた)かに送る。
われは汝のあらゆる供給の本源である”

”神の子よ、われは汝のいだく希望の本源である。
それゆえにわれは汝を祝福して必ず希望を成就せしめるのである”

”神の子よ、われは汝の生活の光であり、生活を導く燈台である。
その燈台の光に照らされ汝は今より後迷うことも躓くこともなし”
と宣言したまうのである。

まさにこれこそ、真のキリストの降誕である。

しずかに坐して神想観してこれらの神の宣言のことばを、繰り返し、繰り返し、
心の内に深く強く念ずるならば、

この神が”神の子”祝福して宣言せられた言葉の通りに、

あなたは健康となり、魂は平安を得、生活は無限供給を得て裕(ゆた)かとなり、
希望は成就し、今より後迷うことも躓くこともなくなるのである。

既にキリストは諸君の中に降誕したまえり!!

             <感謝合掌 平成27年12月25日 頓首再拝>

名前
件名
メッセージ
画像
メールアドレス
URL
編集/削除キー (半角英数字のみで4~8文字)
プレビューする (投稿前に、内容をプレビューして確認できます)

Copyright © 1999- FC2, inc All Rights Reserved.