伝統板・第二
鎮魂祭と新嘗祭 - 伝統
2015/11/22 (Sun) 12:12:32
明日は、新嘗祭ですが、その前の大事な神事として
今日(11月22日)、宮中等で鎮魂祭が行なわれます。
【鎮魂祭(たま しずめの まつり)】
天皇や皇后などの魂に活力を与え再生する呪術を行い,寿命の長久を祈る儀式。
陰暦11月の中の寅の日に宮中で行われた。
(http://www.weblio.jp/content/%E9%8E%AE%E9%AD%82%E7%A5%AD より引用)
<参考>
【鎮魂歌】
アチメ オオオオ オオオオ オオオオ
天地ニキ揺ラカスハ サ揺ユラカス 神ワカモ 神コソハ キネキコウ キ揺ラナラハ
アチメ オオオオ オオオオ オオオオ
石ノ上 布瑠社ノ 太刀モガト 願フ其ノ児ニ 其ノ奉ル
アチメ オオオ オオオ オオオ
猟夫ラガ 持タ木ノ真弓 奥山ニ 御狩スラシモ 弓ノ弭見ユ
アチメ オオオ オオオ オオオ
上リマス豊日霎カ 御魂欲ス 本ハ金矛 末ハ木矛
アチメ オオオ オオオ オオオ
三輪山ニ アリタテルチカサヲ 今栄エデハ 何時カ栄へム
アチメ オオオ オオオ オオオ
吾妹子ガ、穴師ノ山ノ山ノ山モト 人も見ルカニ 深山カ縵為ヨ
アチメ オオオ オオオ オオオ
魂筥ニ 木綿取リシデワ 魂チトラセヨ 御魂上リ 魂上リマシシ神ハ 今ゾ来マセル
アチメ オオオ オオオ オオオ
御魂ミニ 去マシシ神ハ 今ゾ来マセル 魂筥持チテ 去リクルシ御魂 魂返シスナヤ
・・・
(「年中行事秘抄」(鎌倉末期)より。かつては宮中行事の「鎮魂祭」にて
断続的にこの「鎮魂歌」が奏されていたといわれます。
「アチメ」というのは「神楽」でよく唱えられ(阿知女(あちめ)作法)ますが
天鈿女命のことともいわれます。また「神霊を呼び出す詞」とも言われます。)
<参考Web>
(1)「光明掲示板・第一」内スレッド「鎮魂祭 (3849)」
→ http://bbs5.sekkaku.net/bbs/?id=koumyou&mode=res&log=739
(2)「光明掲示板・第一」内スレッド「新嘗祭 (3306)」
→ http://bbs5.sekkaku.net/bbs/?id=koumyou&mode=res&log=641
(3)「光明掲示板・第一」内スレッド「新嘗祭(概要と今年の祭事) (3897)」
→ http://bbs5.sekkaku.net/bbs/?id=koumyou&mode=res&log=749
(4)「光明掲示板・第二」内「鎮魂祭と新嘗祭」
→ http://bbs7.sekkaku.net/bbs/?id=koumyou2&mode=res&log=633
(5)「光明掲示板・第三」内「天皇陛下の祈り」~新嘗祭 (2014年11月23)
→ http://bbs5.sekkaku.net/bbs/?id=koumyou3&mode=res&log=226
<感謝合掌 平成27年11月22日 頓首再拝>
新嘗祭 - 伝統
2015/11/23 (Mon) 05:02:13
新嘗祭
今日は、勤労感謝の日。
祝日法(昭和23年7月20日法律第178号) 第2条によれば、
「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」ことを趣旨 としている。
元は、『新嘗祭(にいなめさい)』と呼ばれる祭日で、非常に重要な
宮中祭祀が行なわれる日でした。
この新嘗祭とは天皇が日本国民を代表し五穀豊穣(豊作であること)
そして命の糧を授けて頂いたことに対する神への感謝を捧げるための祭り、
つまり日本の収穫祭なのです。
(http://haigyo.net/orange/?p=6553 より抜粋)
・・・
【新嘗祭】
(1)新嘗祭が文献上初めて登場するのは歴史書『日本書紀』からです。
同書中の、皇極天皇元年(642年)11月16日(同月2番目の卯の日)に
新嘗祭を執り行ったという記述が最初です。
皇極元年11月16日は、西暦642年12月12日、干支は丁卯にあたり、
すでにこの頃から、陰暦11月の第2の卯の日に新嘗の神事が行われていた。
(2)11月23日になったのは明治以降です。
①近代国家を装う以上、日にちを固定する必要が生じ、
新嘗祭のこの日を国民の祝日と定めたのです。
②世紀の大化の改新の時代から11月の「下卯(げのう)の日」、
つまり2回目の卯の日に行うよう決まっていたが、改暦が行われた
明治5年の「下卯の日」が23日だったことから、この日に固定された。
③ちなみに。勤労感謝の日にハッピーマンデー法が適用されず11月23日のままなのは、
「勤労感謝の日」は元は宮中儀式の新嘗祭ですから、
11月23日であるほかはない、ということ。
(3)11月23日は1年の収穫を天神地祇に感謝する「新嘗祭」の日です。
天皇陛下が、宮中の神嘉殿において新穀を皇祖はじめ神々にお供えになって、
神恩を感謝された後,陛下自らもお召し上がりになる祭典。
宮中恒例祭典の中の最も重要なもの。
天皇陛下自らご栽培になった新穀もお供えになる。
全国の神社でも新嘗祭が執り行われます。
(4)「嘗」とは「饗」に通じる語で、神に食物を供えること、
または神と共食することを意味した。
(5)赤々と燃える篝火(かがりび)、神秘的な夕の儀と暁の儀
夕の儀は午後6時に始まります。
神嘉殿の庭に入りますと広い庭の四箇所に設けられ
白い装束の掌典の職員が身の丈ほども積んだ薪を
燃し続ける庭火と呼ばれる篝火が赤々と燃えております。
やがて松明の灯りに導かれ純白の装束をお召しになった天皇陛下、皇太子殿下が
神嘉殿にお入りになり、篝火に折々照らされる庭に座った楽師が神楽歌を
歌い続ける中を2時間の神事が続けられます。
約3時間の間を置いて深夜11時から午前1時まで同じく暁の儀が行われます。
これは、神々に夕食を差し上げ、お泊まりを頂き、
そして朝食を差し上げるということだそうです。
(この部分は、http://www.miyajima-soy.co.jp/ceo/ceo29/ceo29.htm より抜粋)
(6)昨年の記事によると、
①宮内庁は、陛下が75歳の平成21年から暁の儀のお出ましを最後の30分間に、
77歳の23年からは夕の儀でも同様に短縮することを決めていた。
②24年からは、気温が低下する深夜に始まる「暁(あかつき)の儀」への
陛下のお出ましを取りやめられると発表した。
③皇室の祭祀をつかさどる掌典職(しょうてんしょく)によると、
陛下が暁の儀でされていた拝礼などの一部の所作は掌典長が代行する。
皇太子さまは例年通り拝礼され、皇族方も参列される。
ただ、神前での御告文(おつげぶみ)奏上、
新穀を神々と食べられる直会(なおらい)は、陛下しか行えないという。
(この部分は、http://www.sankei.com/life/news/141121/lif1411210032-n1.html より抜粋)
<感謝合掌 平成27年11月23日 頓首再拝>
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2020/08/29 (Sat) 03:51:21
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