伝統板・第二

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読書で味わう悦び - 伝統

2015/10/27 (Tue) 04:59:28

今日(10月27日)から、(秋の)読書週間が始まります。

2015(第69回)読書週間 10月27日~11月9日。

第69回読書週間 標語    いつだって、読書日和

・・・

谷口雅春先生著「善き人生の創造」第十章「神にあずけて祈る心」内に
読書に関する言葉が出て来ております。

<書物の読み方>

(1)書物を買うにも「私の自己教養に必要な良書を与え給え」
   と祈ってから書店へお出でになると、その見つかる書物が
   自己の教養に最も適当なものが与えられると云う事になります。

(2)祈る心で読む場合には必ずしもすべての書物を全部読まなくてもいいのであります。
   自分の必要なだけよめばよく、書くに必要なところ、教えに必要なことだけ読めば
   好い譯であります。

   どんな書物も実際は初めから終いまで読まなければ分らんと云うようなものはそう
   余計ないのであります。 

(3)読書の上手な人は、必ずしも、一つの本を読んでも、
   そこに説いているその通りを理解しないで書いてある原文をヒントとして
   それ以上のものを理解するのであります。  

(4)霊感的に本を読む人は、文章の一行を見ても、そこから、
   不思議な叡智を汲み出して来ることが出来るのであります。

   それは丁度、哲人は草の葉に宿っている露の珠を見ても、
   それから宇宙の真理を汲み出して来ることが事が出来るのと同じであります。

   それと同じように、霊感によって読む人は文章の一行を読んでも、
   そこから草の葉に宿っている小さな露の珠の光を見て、そこに真理を見出し、
   そこに宇宙の神秘に喜びを感ずると云うのと同じ感激をもってする事も出来るのです。

(5)書物全体を見て、その著作全体のいのちを感ずることも出来ますけれども、
   著者の目的とした以外の立派な真理を汲み取ることも出来るのであります。

   こう云う境地に達するには一つには祈り又は神想観と、
   次にはどんなものでもしみじみと見る習慣を養うことであります。

(6)『生命の實相』は、軽率な跳び読みをしないで
   一行でもしみじみと味わって見るとき真理を感得出来るのであります。
   しみじみと味わうとき、一句一行の中に、無限の味わいがあることがわかるのであります。

   毎日どの一頁でも本当に味わって読むと云うことにすると、
   そこから不思議に教えられ、不思議にいのちを与えられ、不思議に光を与えられ、
   家庭が光明化し、運命がよくなり、万事が都合よく行くようになるのであります。

   しみじみ味わう人には有らゆる事物が悉く皆味わいあるものになるのであります。

   しみじみと味わえば、味わう人に味があるのであります。
   自分の生命の中に味わいがあるのです。
   それが外界に映って外にある味わいを感得するのであります。



   (”平賀玄米 さま”謹写「善き人生の創造」第十章から抜粋いたしました。
    詳細は、「谷口雅春先生に帰りましょう」にて、ご確認ください。
     → http://kaerou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=15482726 )


<参考Web

(1)光明掲示板・第一「読書週間 (2870)」
      → http://bbs5.sekkaku.net/bbs/?id=koumyou&mode=res&log=580

(2)光明掲示板・第二「2013(第67回)読書週間 (2198)」
      → http://bbs7.sekkaku.net/bbs/?id=koumyou2&mode=res&log=505 

(3)光明掲示板・第三「読書の力」
      → http://bbs5.sekkaku.net/bbs/?id=koumyou3&mode=res&log=268 >


           <感謝合掌 平成27年10月27日 頓首再拝>

読書は、あなたを高める - 伝統

2015/10/28 (Wed) 04:41:37


           *「斉藤式高速仕事術」斉藤 英治・著(P27~29)より

どんなに忙しくとも、読書をする習慣を身につけることが、
先を見据えたときには、あなたの仕事を高速・高価値にするのです。

「斉藤式速読術」で本を読むのに必要なのは、30分です。

(この速読の基本は、速読で重要箇所を検索・探索し、
重要箇所は熟読・熟慮するというメリハリのついた読書です)

「時間があれば読もう」ではなく、「絶対に本を読む時間をつくろう」という
気概があれば、毎日30分を読書の時間に当てることは可能です。

朝30分早く起きて読書、食事前の30分、通勤時間の30分、夜寝る前の30分・・・・

           <感謝合掌 平成27年10月28日 頓首再拝>

本は大量に読め - 伝統

2015/10/29 (Thu) 03:30:01


           *「斉藤式高速仕事術」斉藤 英治・著(P99~100)より

本を読むことを習慣にして下さい。

本は、知恵の宝庫です。

しかし、読むべき本は次から次へと溜まっていきます。
情報にはスピードがあります。
情報はあなたをじっと待ってはくれません。

本も同じく読むタイミングというものがあります。

仕事に関する本、取引先から勧められた本、話題となっている本・・・

それらを、タイミングをのがすことなく大量に読みこなすことで、
あなたにとって必要な情報、最重要な情報を見つける道筋がおのずと見えてくるものですs。

本によって知識が蓄積されてくると、これはいらない情報、
取るに足らない情報とふるいにかけることも瞬時にできるようになるのです。

           <感謝合掌 平成27年10月29日 頓首再拝>

読書力 - 伝統

2015/10/30 (Fri) 04:41:37


          *「本調子」(6人の共著者の内の”ハイブロー武蔵”著)より

(1)どれだけ自分に多くの正しい情報、知恵、言葉を注入するかで、
   どういう自分になるかが決まる。

(2)自分へのよいイメージを持つこと。イメージの力を利用すること
   :自分の願いを言葉にしイメージすることができたならば必ず実現できる。

(3)自分の人生で大切なことを決めること。目標を立てること。
   それらを紙の上にかくこと。
   :目標のある人は必要な情報や知識・知恵といったものを引き付ける。

(4)目の前の仕事や勉強に集中し、工夫し続けること。

(5)読書をするということ:その人の勤勉さを測るものさし。

(6)なりたい自分になれる読書術

  ①自分の好きなタイプの書棚を備える。
  ②気に入った本は迷わずどんどん買う。
  ③好きな著書を持つ、その著者の本を繰り返し読む。
  ④好きな言葉、好きな文章を書き写す。

(7)その仕事をより大きくし、より世の中に貢献するために、
   いつも勉強し、考え、工夫に工夫を重ねていく。

(8)真の読書人

  ①働くこと、
  ②勉強すること、
  ③工夫を重ねること

   これらに喜びを感じられる人。

(9)本当に強い人:心を鍛えて、自分をコントロールできる人。

(10)迷ったときや心が弱くなったとき : 座右の書を読み本来の自分を取り戻す。

           <感謝合掌 平成27年10月30日 頓首再拝>

キラー・リーディング - 伝統

2015/10/31 (Sat) 03:26:18


         *「仕事脳」が劇的に回り出す最強の読書法「速読」「多読」「省読」
           中島孝志(著)より

(1)キラー・リーディング
   =イマジネーション×インテリジェンス

  ①インテリジェンス=情報収集力
  ②イマジネーション=発想力(想像力)+論理構築力(創造力)

(2)キラー・ワードとキラー・フレーズ

  ①キラー・ワードと、キラー・フレーズは、
   深いイマジネーションを引き起こす、本の中の一言である。

  ②これらを総称して「インテリジェンス」と呼ぶ。
   インテリジェンスを探す作業は、キラー・リーディングの重要なものの一つである。

(3)問題意識に集中すると、思わぬ副産物が得られる

  ①いちばん重要なことは、「問題意識を掲げる」ことである。
   問題意識を抱いていなければ、キラー・ワードやキラー・フレーズを
   発見したところで、使い道がない。

  ②問題意識が強烈であればあるほど、脳はすべての情報を受けとろうとする。

   この状態になった脳は、どんな本を開いても、
   問題意識にかこつけて読んでしまおうとする習性がある。

   とりたてて意識しなくても、脳が自然と「検索モード」に切り替わる
   「オートマン機能」が働く。
   そうなるとアイデアがひらめく確率が高くなる。

  ③問題や疑問を手帳やノート、メモに具体的に書き出すと、
   問題意識を脳に強くインプットできる。

(4)読書スタンスを「ヒーロー・ヒロインモード」に切り換える

  ①読書は、著者の文章をとっかかりにして、自分が「感じる」道具である。

   「自分だったら、こうする」「こうしたら、どうだろう?」「私はそう、思わない」
   というように、自分のこととして読 むことが、「ヒーロー・ヒロインモードで読む」
   ということである。

  ②このモードで読むことが習慣になると、
   すべての情報を「自分だったら、どうするか?」
   というフィルターを通じて消化するように変わってくる。

(5)一人ブレスト

  ①「いい仕事」をするには、過去に同じ正解はない。
   正解は未来にある。

   この過去と現在を未来につなげる作業を「イマジネーション」と呼ぶ。

  ②一流の経営者になるほど、未来という地点から考える。
   彼らは未来にポンと点を打つ。

   この点にたどり着くにはどうしたらいいか?
   これが「バックキャスティング=逆演算思考」と呼ぶものである。

  ③未来への道筋を描くには、仮説を立てることが大切である。
   自ら仮説を立てて、考えに考え抜いて、
   その仮説を強固なものにしてもいいし、さらっと捨ててしまってもいい。

  ④いずれにしても、脳内でじっくりと熟成させる時間が必要である。

   ああだこうだと、もう一人の自分を相手に議論をくり返す。
   これが「一人ブレスト」である。

(6)キラー・リーディングの方法とは?

  ①ビジネスマンの読書は、絶対に『知的消費』のレベルで満足してはいけない。
   知的消費の読書とは、本を読んで、『あぁ 面白かった』で終わりの読書法だ。

  ②キラー・リーディングはこんな暇つぶしの読書法ではない。
   仕事に活用でき、結果を出し、成果を生む知的生産の読書法である。

  ③『精読すべきは本文以上に、頭(まえがき)と尻尾(あとがき)と目次だ』というのが、
   『キラー・リーディング』のコツである。

  ④まえがき、目次、あとがきの3点セットで『アタリ』をつける。

  ⑤闇雲に魚を追いかけない。魚群探知機でアタリをつけるのだ。
   キラー・フレーズは必ずある。
   見つけたら、このキラー・フレーズの中にキラー・ワードが含まれているはずだ。

   キラー・ワードはタイトル、まえがきや目次、章見出し、帯コピーになっている
   ケースも多い。それも注目しておこう。

(7)キラー・リーディング=「速読」×「多読」×「省読」

  ①速読のコツは、常時、ポストイットを用意して、
   「これは! 」というヒント部分にどんどん貼り付けて読み進める。

   読み終わったとき、ポイントを整理するには、
   付箋部分をもう一度チェックし直せば、発想をしっかりチェックできる。

  ②多読で大切なことは、偏食しないこと。
   ビジネスマンだからビジネス書ばかり、経営者だから、マネジメント書ばかり
   ・・・ではなく、バラエティ豊かなジャンルを読む。

   量の中から質が生まれる。
   たくさん読めば読むほど情報が集まる。

  ③省読は「○○について調べておいて欲しい」「○○について意見を聞かせて欲しい」
   などと、急に言われた時に取り組む読書法である。

   隅から隅まで覚えようとするのではなく、
   必要部分(キラー・ワード、キラー・フレーズ、ポイント、エッセンス等)のみを
   検索してピックアップする。

   優先順位1位のテーマに関する情報のみにフォーカスし、それ以外は全て捨てる。

(8)まえがき→目次→あとがき

  ①まず最初に、まえがきにはその本のテーマや著者の思いが明確に書かれている。

  ②次に目次を読む。目次は本の設計図である。
   本の構成を頭にたたき込むために、チェックする。

   このとき、どこを重点的に読むべきか、どこは省いてもいいかを前もってチェックする。

  ③その次はあとがきを読む。
   あとがきは書き手が気を抜いてふと見せる人間性や性格がかいま見える。

(9)面→線→点の3段階読書法

  ①まえがき、目次、あとがきの3点セットで「アタリ」をつけておく。
   つまり、「この本のポイントはどこにあるか? 」
   「どこをきっちり押さえればいいか? 」を推量しておく。

  ②次に目次をじっくりと読む。
   そして、どの面を読むかを先に決めてしまう。

   面のあたりをつけたら、次は線。線とは、キラー・フレーズである。
   これらのページの中に、キラー・フレーズがないかをチェックしながら読む。

  ③キラー・フレーズを見つけたら、この中にキラー・ワードを見つける。
   これが、点である。

(10)インテリジェンスをゲットする3つの習慣

  ①考える習慣

   単なる知識として本を読むのではなく、「ヒント集」と認識し、
   自分だったらこうするぞというヒーロー・モードで取り組む。

  ②総括する(まとめる)習慣

   本を読んでいる途中に、ひらめいたことがあったら、いったん読書をストップし、
   「あの仕事に使えるのではないか? 」と、いったん考えてみる。

   そして、ちょっとした「ミニ結論」という形にまで導いてみる。

  ③メモる習慣

   総括し、結論までまとめたのにかかわらず、
   具体的に手帳やノードにメモらないでいたら、いずれ忘れてしまう。

   総括したことは、必ず紙に書き出しておく。

(11)「ここが足りない!」という穴の部分を押さえる

  ○得た情報をすべて鳥瞰図にして作成し、穴の部分を、
   キラー・リーディングで埋めていくと、不得手な部分を消すことができる。

           <感謝合掌 平成27年10月31日 頓首再拝>

古典の日 - 伝統

2015/11/01 (Sun) 04:56:28

今日、11月1日は古典の日です。

《古典の日の由来》

1008年11月1日の紫式部の日記に書かれていたことが由来になります。

その中には、藤原公任とのやりとりが書かれていました。
藤原公任が紫式部の事を「若紫」と呼んだのでした。

「若紫」というのは源氏物語の中の登場人物です。

そこからわかることが若紫の登場する源氏物語は
その当時には既にあったと考えられます。

この日付は源氏物語が存在したということが証明出来る一番古い日付です。

そのことからこの日が古典の日になります。

http://useful-method.com/?p=2698

・・・

古典の尊厳を知る日

        *「光明道中記」(P241)より

【神は時代に相応して教祖を遣わし給い、それを通じて吾々に現れる。】
                       (『生命の實相』第十一巻)


エリオットは20世紀英国文学界の古典主義者であり、歴史主義者である。
流れる歴史の底に永遠不動の規範又は秩序を発見し、その規範秩序の中にのみ
価値を発見しようとする者である。

彼は近代を古典的時代よりも《進歩》せるものとする観方を否定し、《進歩》と云うものは
実はただ「超時間的の古典」又は「伝統」を発現せるものにほかならないのであって、

歴史的意識とは「時間的なるものと共に超時間的なるものの知覚であり、
また時間的なるものと超時間的なるものとの同時的知覚」であるとしている。

エリオットがそれを意識していたかどうか知らないが是は当(まさ)に
「華厳経」の「一時即一切時」の自覚であると思う。

今立つ此(こ)の歴史的一点に於(おい)て、久遠に成就せる「既成の歴史」が、
「既成の世界秩序」が、換言すれば、「古典」が其処に流れていると云う自覚である。

『古事記』が来るべき世界秩序の予言であると言い得るのもそのためである。
「既成の歴史」が今現在此処を流れているが故に、
現在は「古典」の発展であるほかあり得ない。

だから古典に於ける東洋の日本列島への天孫降臨の歴史は、
全世界への天孫降臨(神意帰一の世界連邦)となって実現するほかはあり得ないし、
大国主命の国譲りは各国の主権が神意連邦の中心に帰一することである。

・・・

<参考>

日本のこころを古典に学ぶ、おすすめの11選~致知出版社

(1)『武士道』 新渡戸稲造、夏川賀央

    日露戦争の調停役を務めた米大統領セオドア・
    ルーズベルトも感動させた世界的名著。


(2)『学問のすすめ』 福沢諭吉、奥野宣之 

   「天は人の上に人を造らず」で始まる
    明治初期の大ベストセラー。
    

(3)『西郷南洲遺訓』 桑畑正樹 

   「敬天愛人」の精神に生きた明治維新の英雄・
    西郷隆盛による唯一の語録集。


(4)『代表的日本人』 内村鑑三、齋藤慎子

    J・F・ケネディも愛読。
    日本民族の高い精神性を世界に知らしめた傑作。


(5)『五輪書』 宮本武蔵、城島明彦 

    60数戦にして不敗。剣豪・宮本武蔵が
    死の直前に記したといわれる江戸時代の兵法書。

(6)『歎異抄』 金山秋男
 
    浄土真宗の開祖・親鸞聖人の教えが記された
    日本で最も読まれている宗教書の一つ。


(7)『茶の本』 岡倉天心、夏川賀央

    世界的ベストセラーになった一冊。
    日本人の美徳を思い出させてくれる。


(8)『吉田松陰「留魂録」』 城島明彦

    吉田松陰が弟子に伝承せんとした魂の記録。
    その遺書に込められた思いを読み解く。


(9)『風姿花伝』 世阿弥、夏川賀央

    現代ビジネスパーソンにも有益な日本最古の
    自己啓発書。


(10)『山鹿素行「中朝事実」を読む』 荒井桂

    吉田松陰、乃木希典らに影響を与え、
    日本の思想史を激震させた幻の名著。


(11)『新釈古事記伝』(全7巻) 阿部國治、栗山要(編)

    日本最古の史書といわれる『古事記』。
    私たちの中に確かに息づく「大和の心」を感じる名著。


http://www.chichi.co.jp/kiji/kotennohi2015/

           <感謝合掌 平成27年11月1日 頓首再拝>

「家来の読書」から「王様の読書」へ - 伝統

2015/11/02 (Mon) 03:08:12


           *「斉藤式高速仕事術」斉藤 英治・著(P101~)より

本に振り回されるのではなく、本の必要な情報だけを引き出し、
本を家来の様に使うから「王様の読書術」。

で、どんな風に速読するの?

30分で本を読むことを目標にする。
ある程度時間を区切って集中することで、効率を良くする。

最初の5分で、本の表紙、帯、序文、目次、あとがきをチェックして、
この本が何について書いている本か理解する。

次の5分で、1ページ2秒で全てのページをぱらぱらとめくって読む。
このとき、気になったところには付箋等を張る。

これで、大体どんな本か、また、著者はどのような気持ちでこの本を書いているか、
概要はつかめているはず。また、つかむように意識して読む事。

ここで、自分に必要な情報が無い本だとわかったならば、ここで読むのを打ち切る。

そして、最後の20分で本を斜め読みする。
そこで自分が必要だと感じた情報だけ熟読する。

最後にやっていることは、実際斜め読み、拾い読みと大差ないが、
最初の10分で大体全体を理解しているはずなので、それを意識しながら読むことで、
より濃い情報を取得できるはず。


読んだあとは?

読書メモをつける。
速度は目的ではないが、読んだ速度も記録に残すと
今後の目標も立ち、メリハリのある読書ができる。

しばらくすると短期記憶が揮発するので、9時間程度開いたら再読するとよいかも。

(まぁ、現実的に考えると会社の行きと帰りとかかね)

本を読んだら、読んだのと同じ時間、その本について考える事。


アウトプット超重要。

本を読むだけでは無意味、その読んだ知識を役立ててこその読書。
読んだ知識を自分のものにする為にアウトプットは重要。

読書の記録は、箇条書きだったり、友人に話してみるなど
多面的にまとめると頭にに入りやすい。

(まとめ)

第1段階:プレビューを5分間行なう
第2段階:5分間で全ページを写真読みしていく
第3段階:残りの20分を使ってスキミング法で読む

           <感謝合掌 平成27年11月2日 頓首再拝>

書籍は、よき友である - 伝統

2015/11/04 (Wed) 06:07:01


           *『青年の書』(P103)より

時として吾々にとって最もよき友が、人間よりも書籍である場合がある。

ヘンリー・ビーチャーはこう言っている
「ラスキンの著書をよんだところの人たちは、よむ前とよんだ後(あと)とは
すっかり人間が変わってしまう」と。

著書はその著者の生きている表現であるから、生きた人間がその人に与えると
同じような感応を与えることができるのである。

しかも著書は、その人に対してごく僅かな書籍代以外の何物をも要求しないのであって、
全智能を傾けて諸君がそれから自分の好むよきものを、どれだけでも吸収するのを
喜んで待っていてくれるのである。

           <感謝合掌 平成27年11月4日 頓首再拝>

”成功する人の読書法” - 伝統

2015/11/06 (Fri) 04:34:40

           *『本調子 強運の持ち主になる読書道』七田真・著より

(1)成功者たちはみんな読書家だった。

  ①世に成功する人たちは、みんな例外なく読書家。
   読書によって知恵や知識を深め、人間を磨く。

  ②ドイツの学者、オストワルトは、
   「偉人や成功者たちに共通していることは何か」
   を、かつて調べた結果2つの共通点があった。

   一つは、プラス思考であること。
   もう一つは、読書家。

   読書が偉人や成功者たちの共通の条件であったのです。


(2)本は広く読もう

  ①読書は、知恵、情報、洞察力、人間的な深みを与える。
   出来れば読書に伝記も加えましょう。

   多くの人が伝記を読むことで、魂に火を灯し、夢を実現。

  ②だれでも知っているコンピューター界の王様、
   世界の大富豪ビルゲイツ氏。

   彼も伝記が好きで、科学者と政治家の伝記を好んで読んだ。
   結果、伝記が彼の魂に大きな火を灯したのです。


(3)読書のおかげでアイデアマン

  ①たいていの優れた考えは、まったくのオリジナルというのは少ない。
   既存の優れた考えを少し加工し別なものに作り変えているものなのです。

   「新しいアイデアとは、既存の情報の、
   まったく新しい異業種結合である」
      <フランスの有名な学者、ポアンカレの言葉より>

  ②アイデアのひらめく頭になるには、自分の抱えている、
   テーマに関する本を出来るだけたくさん読むことです。


(4)ムダな読書はするな

  ①大切なのは、目的を持って読む。
   仕事に役立つ本を読む。
   人間性を深める本を読む。

   多く読むことを、目標にするあまり、
   雑駁な読書になって、浅薄になるなという戒め。

  ②読書は多読と同時に精読が必要です。


(5)メモも積もれば本になる

  ①成功者には2つの特徴があります。

   一つは瞑想をする習慣を持っていること。
   瞑想すると瞑想の中にひらめきが得られます。

   もう一つは成功者は例外なくメモ魔。
   本を読んで必ずメモをすること。

  ②本読んでも読みっぱなしではすべて消えます。
   集めたアイデアは、メモする、つまり保存。

   アインシュタインは、思いついたことをメモ。
   エジソンは、自分のアイデアをスケッチ。
   ダヴィンチは、夢中に考えたことでノートを埋め尽くす。

   ひらめく頭になるには、メモ魔になること。

           <感謝合掌 平成27年11月6日 頓首再拝>

”5つの読書法” - 伝統

2015/11/07 (Sat) 03:20:47

       *「ビジネスマンのための『読書力』養成講座より」小宮一慶(著)より


(1)速読(速読では、頭はよくならない)

  ①目的を明確にして、必要な情報を素早く得る読み方。
   ポイントだけを拾っていく。

   ・目次、見出し、本文中の太字で書いてある部分
   ・各章の冒頭、はじめに・あとがき、
    データ・数字・図表・固有名詞

  ②不要な部分を最初に捨てる(読まないと決める)ことがポイント。

  ③キーワードにマーカーや3色ボールペンなどで○やアンダーラインをつけていく。

  ④キーワードを見てそれが必要だと頭が反応するためには、
   自分の専門分野でコンスタントなインプットを持つこと、関心の幅を広げること。


(2)通読1(最初から最後まで読む)

  ①楽しみのためにする読書。

  ②全体をざっと通しで読み、楽しんだり一定の知識を得る。

  ③仮説を持って読むとよい。

  ④経験を増やすために読む。

  ⑤時間をかけずに、よい本をどんどん読む。


(3)通読2(論理的思考力を高め、頭をよくする)

  ①論点を整理し、考えながら読んでいく。
   勉強に重点を置いた読書。

  ②本に線を引いたり、感じたことや思いついたことなどのメモを書き込んだりしながら読む。

  ③このレベルの本をどのくらい読むかで通読レベル1や速読で読む本から読み取れる
   インプット量やインスピレーション量が増える。

   知識のベース、論理思考のベースが出来上がってくる。


(4)熟読(頭をよくする読書法)

  ①目的のために、ゆっくり読むのではなく丁寧に読む読み方。

  ②必ずしも、ほんの最初から最後まで全部を読まなくていい。
   知りたいことだけを論理立てて読む。

  ③多くのことと関連づけながら読んでいくことが大切。

  ④文章に出てくるWHATを読みながら、Whyが分かるようになるまで読み込み、
   それをHowとして自分のノウハウとし、ほかのことにも応用できるようにする。


(5)重読(人間としての成長を促す読書)

  ①人間としての成長を促す本を何度も繰り返し読む。
   心に響く本。

  ②自分の考え、意識を高めるために読む。

           <感謝合掌 平成27年11月7日 頓首再拝>

クオリティ・リーディング - 伝統

2015/11/08 (Sun) 04:29:58


       *「ビジネスマンのためのクオリティ・リーディング」三輪裕範(著)より

(1)できるかぎり、書き手の論理の進めかたを、
   他の可能性も含めて検討していく。(苅谷剛彦『知的複眼思考法』講談社)


(2)目的先行型インプットは能率はあがるが、能率をあげすぎると欠陥が出てくる。

   目的に関係しない部分をどんどん切り捨てていけば、
   自分が設定した目的から一歩も出られないことになるからである。

                 (立花隆『「知」のソフトウェア』講談社)


(3)一読してすぐに理解できるような簡単な軽い内容のものではなく、
   多少「頭にもたれる」くらい歯応えのある高カロリーな本を、
   自ら意識して選んで、読んでいく必要があります。


(4)本を読んだあとのフォローアップをしっかり行なうこと。


(5)30代の末頃までは自分の知的関心領域を広げるという意味で「拡張志向」でいき、
   40歳以降は、それまでとは逆に、自分の知的関心領域を絞り込んでいくという
   「収束志向」でいくべき。


(6)フォーク型読書法

  ①フォークの形のように「T字型読書法」によって深く掘り下げたテーマや分野を、
   常に3つ、4つ持っておく。

  ②30代末までにどこまで自分の知的関心領域を広げることができるかによって、
   その後、フォークの先のT字部分がシングルT字のままで終わるのか、
   それとも、ダブルT字、トリプルT字と増やしていけるのかが概ね決まってしまう。


(7)一旦、自分のホームグラウンドを持つことができれば、
   読書を中心とした知的生活を営む上での大変心強い支えになります。


(8)本の中で紹介されている本に注意を払う。


(9)著者が買わないと決めている「質の悪い本」
  ①ジャーナリストの書いた本
  ②口述筆記本


(10)「適時適書」:時間に応じて、読む本の種類を変える。
   「適法適書」:本の種類に応じて読み方を変えていく。


(11)一度読みかけた専門書はどんなに退屈で理解しにくくても、
   一冊読み終わるまで、とにかく決して途中で投げ出さない。


(12)自分にとっての究極の1冊とも言うべき「ザ・ブック」を持つ。

(13)常に批判的精神を持って、著者の言うことに常に疑問を持ち、簡単に納得しない。

(14)新しいアイデアを創出するためには、
   情報と情報の間に化学反応を起こすことが最も重要である。


           <感謝合掌 平成27年11月8日 頓首再拝>

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