伝統板・第二

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夢を描き、夢を叶えた人々① - 夕刻版

2015/04/12 (Sun) 19:59:11

【夢を描け】

       *「生命の實相」聖詩篇 より

若きと老いたるとを問わず
兄弟よ、夢を描け、
蜃気楼(しんきろう)よりも大いなる夢を。

夢はあなたの肉体を超えて虚空にひろがり、
ひろくひろく宇宙にひろがる雲となって、
あなたをより高き世界へ
あま翔(か)けらす大いなる翼となるであろう。


この翼こそ世にも奇(くす)しき翼である。
夢の奇(くす)しき翼に乗るとき
若きものは向上し
老いたるものは若返る。


兄弟よ、夢の翼を休めるな、
自己を出来るだけ偉大であると想像せよ。

あまり高く翔けのぼることを恐れるな、
躊躇するな、
尻込みするな、
自分自身を限るな。

あなたは夢の翼によって肉体の制限(さかい)を超える。

たといあなたが地球にわいた黴(かび)よりもその肉体が小さくとも、
あなたの心は夢をえがくことによって
天地を造った偉大なる心と一つになるのだ。

(以下略~全文については、「生命の實相」聖詩篇にてご確認ください)


・・・

【夢を見て挑戦する】

        *メルマガ「人の心に灯をともす」(2013年09月15日)」よ

   (岡本太郎氏の心に響く言葉より…)

   日本では、欧米以上に若い人が甘やかされている。
   学生だ、まだ子供だと甘やかされているうちに、つい遊んでしまう。

   だから本当の人生の勉強ということや、
   自分が本当に勉強したいということをあまり勉強しない。

   むしろそんなことをするよりも、学生時代には学生時代の形式的な
   勉強さえしていればよいというふうに考えている。

   人生については、いずれ学校を出て、実社会に出てからにしようとなどと思っている。


   そして実際に実社会に出てしまうと、
   会社とか勤め先では人生的な勉強をする必要は全然ない。

   会社内の事情に一応明るくて、上役、同僚と、
   いずれくる後輩という人間関係さえ適切に処理すれば事は足りる。

   だから自分は何か生き甲斐を、などと考えるのはバカみたいに思える。

   会社は忙しいし、夜帰ってくると疲れてしまう。


   大体においてここで人生を諦める。
   よけいな本を買って、形而上学的な問題を考えたって腹の足しにもならない。
   それよりもゴルフでも上手になろう、などと考えて、ストップしてしまう。


   夢を見ることは青春の特権だ。
   これはなにも暦の上の年齢と関係ない。

   十代でも、どうしようもない年寄りもいるし、
   七十、八十になってもハツラツとして夢を見つづけている若者もいる。


   だから年齢の問題ではないが、青年の心には夢が燃えている。

   だが、そういった夢を抑圧し閉ざしてしまう社会の壁が
   この現代という時代にはあまりにも多すぎる。

   ぼくは口が裂けてもアキラメロなどとはいわない。

   それどころか、青年は己の夢にすべてのエネルギーを賭けるべきなのだ。
   勇気をもって飛び込んだらいい。

   夢に賭けても成功しないかもしれない。
   そのとき、ああ、あのとき両親のいうことを聞いておけばよかったと
   悔やむこともあるかもしれない。

   でも、失敗したっていいじゃないか。
   不成功を恐れてはいけない。

   人間の大部分の人々が成功しないのが普通なんだ。
   パーセンテージの問題でいえば、その99%以上が成功していないだろう。

   しかし、挑戦した上での不成功と、
   挑戦を避けたままの不成功とではまったく天地のへだたりがある。

   挑戦した不成功者には、再挑戦者としての新しい輝きが約束されるだろうが、
   挑戦を避けたままでオリてしまったやつには新しい人生などはない。

   ただただ成り行きにまかせてむなしい生涯を送るにちがいないだろう。


   それに、人間にとって成功とはいったい何だろう。
   結局のところ、自分の夢に向って自分がどれだけ挑(いど)んだか、
   努力したかどうか、ではないだろうか。

   夢がたとえ成就しなかったとしても、精いっぱい挑戦した、それで爽やかだ。

        <『自分の中に毒を持て』青春出版>

            ・・・

1860年生まれのアンナ・メアリー・ロバートソン・モーゼス(通称グランマ・モーゼス)
さんは、アメリカ人なら誰もが知る国民的画家だが、75歳を超えて初めて本格的に
絵を書き始め、101歳で亡くなるまでに1600点もの作品を残したという。

今年(2013年)101歳で亡くなった柴田トヨさんは、
92歳から詩を書き始め、詩集『くじけないで』はなんと、160万部を記録した。


夢を見ることは尊い、が、しかし、ただ見ているだけでは事は何も起こらない。

そこには、行動という一歩が必要だ。


「私の最大の光栄は、一度も失敗しないことではなく、倒れるごとに起きるところにある」
                             (本田宗一郎)


何回失敗しようと、そのたびに、そこから起き上がる人でありたい。


<関連Web>

(1)本流宣言掲示板「夢をあきらめない (3596)」
    → http://bbs2.sekkaku.net/bbs/?id=sengen&mode=res&log=712
 
(2)光明掲示板・第一「80歳の夢」
    → http://bbs5.sekkaku.net/bbs/?id=koumyou&mode=res&log=1630

            <感謝合掌 平成27年4月12日 頓首再拝>

夢をかなえる魔法の履歴書 - 伝統

2015/04/14 (Tue) 17:46:08


           *「情熱思考」是久昌信・著(P12~15)より

あなたに魔法の履歴書をあげよう。
書いたことが現実になる魔法の履歴書を。


あなたのなりたい職業を書いてみよう。

何歳からでもOK。学歴、経験不問。

職業を決めたら、どんな仕事をしたいのか
日づけと経歴を記入しよう。


以前、
この魔法の履歴書を手に入れた少年がいた。

少年は10歳から映画監督をやると決めた。

実際、少年は
9歳の時に8ミリカメラで撮影を開始。
8本も映画を撮っていた。

17歳で撮影所にもぐり込み、
空き部屋を自分のオフィスとして使った。

撮影所では名監督になりきり、
いろいろな所に出没していた。

そのときすでに、
大ヒット作を何作もつくることは決めていた。
自分が世界一の監督になると決めていた。

そして、魔法の履歴書に書いたとおり
21歳で出資者と出会い、ヒット作をつくった。

履歴書どおり、映画会社と契約を結び、
履歴書どおり、次々と大ヒット作を世に送り出した。


1971年 『激突』
1975年 『ジョーズ』
1977年 『未知との遭遇』
1979年 『1941』
1981年 『レイダース』
1982年 『E.T』


彼はきっと今も魔法の履歴書に書き込んでいる。

魔法の履歴書は自分の夢を引き寄せる自分の夢のシナリオだ。

氏  名:スティーヴン・スピルバーグ
生年月日:1946年12月18日
年  齢:65歳
職  業:映画監督

信  条:「大きなことを夢見よう!
      決して途中であきらめてはいけない。
      あなたを成功へと駆り立てるような
      習慣を育てるのだ」



あなたも魔法の履歴書を書いてみよう。
年齢、学歴、経験は関係なし。

いつからやるのか決めるだけだ。

あなたの夢を始めよう。

あなたの夢をかなえよう。

            <感謝合掌 平成27年4月14日 頓首再拝>

ディズニーは4つのCで夢を叶えた - 伝統

2015/04/15 (Wed) 18:30:05

・・・

今日4月15日は、千葉県浦安の埋立地に
東京ディズニーランドがグランドオープンした日で、
1983年ですから今から32年前のことです。

浦安の埋立地は、ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートがある米フロリダの
「マイアミビーチ」に因み、「舞を舞いたくなるような楽しい浜辺」と
いう意味も込めて「舞浜」と名付けられました。

世界には、米カリフォルニア州のディズニーランド・リゾート、
米フロリダ州のウォルト・ディズニーワールド・リゾート、

東京ディズニーリゾート、フランスのディズニーランド・リゾート・パリ、
香港ディズニーランド・リゾートなど、ディズニーのテーマリゾートがいくつかありますが、
米ウォルト・ディズニー・カンパニーと資本関係がないディズニーリゾート事業運営会社は
日本のオリエンタルランドのみです。

米ディズニー社も当時は、本国以外で初めての巨額投資となる東京ディズニーランド計画に
及び腰だったとされ、東京ディズニーランド開園10周年式典で来日したディズニー社の
CEO(当時)は「(出資せずに、直営としなかったことについて)史上最大の失敗」と
話しています。 

さて、今日は、ウォルトディズニーに関する話題です。

・・・

《ディズニーは4つのCで夢を叶えた》

          *メルマガ「情熱思考」より


あなたはこれまで何度の失敗を経験しましたか?

もし、一度も失敗をしたことのない人がいたら
それは幸運な人だと言わなければなりませんね。
でも、本当は不運な人でもあります。

それは学習と挑戦の機会を受け取れなかった人でもあるからです。

人生に不可欠なもの。
それは成長です。

もしかすると、その成長に必要な学習は
失敗から得るところが一番大きいのかもしれません。

失敗のない人生=成長のない人生
成長のない人生は充足感のない人生です。

どんな偉大な業績をつくろうと、どんな成功を収めようと
そこに充足感がなければ意味はない。

私たちが人生で求めているのは、成長です。

成長に不可欠な学習こそが、失敗と呼ばれる経験からですね。

でも、あなたは、失敗を恐れているかもしれません。

誰でも進んで失敗しようとする人はいません

しかし、そもそも失敗とは何でしょう?

誰が決めたのでしょう?

赤ちゃんの世界に「失敗」という概念があるでしょうか?

あなたも歩き始めた時、何度も転んだはずです。

でも、あきらめずに何度も何度も挑戦したはずです。

思い出してください。

あの時の自分を。

あの頃の私たちには、失敗というものはありませんでした。

いつの間に私たちは失敗を覚えたのでしょうか?

本当はこの世の中に失敗というものは存在しません。

はじめからないのです。

もう、この言葉を脳から消去しましょう。

私たちの辞書には、

「成功」と「学習」という文字しかないのです。


アニメーターで実業家のウォルトディズニーは9回も自己破産しました。

それでも大人も子供も楽しめる幸せな場所を創りたいと夢を描き
その夢を企画書にして銀行に持って行きます。

どこもすべて拒絶され、つににその回数は302回。

そして、55才

ついに「ミッキーマウス」をキャラクターにしたディズニーランドを創ったのです。

彼の辞書には「破産」という文字もありませんでした。

彼は教えてくれます、

夢をかなえる彼の辞書には4つのCがあると

それは「好奇心」「自信」「勇気」そして「継続」です。
(Curiosity,Confidence,Courage,Constancy)

あなたの人生に失敗は起こりません。

失敗など存在しないのですから。

あなたは学び、成長し、次の挑戦に集中しましょう。

自信を持って進み、歩み続けてください。

    (http://1kando.com/17848

            <感謝合掌 平成27年4月15日 頓首再拝>

「なぜ」が世の中を目覚めさせる - 伝統

2015/04/17 (Fri) 19:37:19



           *「情熱思考」是久昌信・著(P16~19)より

12歳の少女は母親が死に、父に捨てられ、孤児院に入る。

孤児院を出た彼女は裁縫の仕事についた。

そして、趣味でつくった帽子のデザインが認められ、
27歳で帽子専門店を開店。
30歳、服飾小売店を開店。
33歳、デザイナーとして、
オリジナル・ブランドを発売することになる。

当時の女性はコルセットをつけて、重いドレスを着て、
おとなしくしていることが当たり前だった。

彼女は自分自身に問いかけた。

「なぜ、女性はきゅうくつな服装に耐えなければならないのか? 」


彼女の「なぜ」は
世の中を目覚めさせる
黄金の答えを導き出した。

その結果、シンプルで着心地がよく
ムダのないドレスが誕生した。

さらに彼女は問いかけた。

「なぜ、女性はドレスを着て、おとなしくしていなければならないのか?」

この疑問から、軽快なパンツ・スーツのスタイルが誕生した。

彼女の疑問は当時の女性の価値観を変え、
女性が社会で活躍するきっかけとなった。

そして、さらに彼女の

「なぜ、香水はどれも同じ香りなのか?」

という疑問から、いろいろな香水の試作品が誕生した。

彼女はそのうちの10種類の試作品をお店の顧客に無料でプレゼントした。
すると、それが大評判に。

とくに人気だった試作品のひとつを百貨店で販売することになる。

その試作品は5番目にできた製品なので、名前を「No.5」とした。

そう、彼女の名はココ・シャネル。

ドレス嫌いで、ショートヘアのファッション界の革命児は
常に「疑問」を投げかけ、
世の女性に「質の高い人生」を与えた。

彼女は常に、「古い価値観にとらわれない」を信条に
「女性の体と心を解放させる」
というビジョンを達成したのだ。


「なぜ」は世の中を目覚めさせる
黄金の答えを引き出してくれる。

あなたの「なぜ」をもう一度、書き出してみよう!

世の中が目覚めるときを持っている!
そして、「なぜ」はあなたの人生も変革する!

            <感謝合掌 平成27年4月17日 頓首再拝>

1009回断られた人 - 伝統

2015/04/19 (Sun) 18:55:00


        *『人生を変えた贈り物』アンソニー・ロビンス・著より


「成功しようとして何百回と試してみたがダメだった」
「何千通りもの方法でやってみたんだ」
などと言う人は多い。

だが考えて欲しい。
そういう人たちは、実際には百通りはおろか、数十通りの方法も試してはいない。

なんとか状況を変えようとするのは7~8回、せいぜい10回くらいまでで、
それでうまくいかないと、ほとんどの人はあきらめてしまう。

「ケンタッキー・フライド・チキン」のカーネル・サンダースが
夢を実現するために行動を始めたのは、
なんと65歳のときだった。

そんな歳になって、サンダースを行動に駆り立てたものは何だったのだろう。

当時のサンダースは失意と孤独の中にいた。
初めて受取った社会福祉の金額は105ドル。
その小切手を見てサンダースは怒り狂った。

だがサンダースは、社会に恨み言を言ったり議会に抗議の投書をしたりはしなかった。

その代わりに、自分自身に問いかけてみた。

私は世の中の人たちのために何ができるだろう。

どうすればお返しがでるだろう。

そして最初に浮かんだ答えは、
「そうだ。このチキンのレシピはみんなが気にいってくれている。
このレシピをあちこちのレストランに売ったらどうだろう」

この程度のアイデアなら、思いつく人は多い。


だが、カーネルサンダースの場合はそれだけでなく、それを実行に移した。

サンダースはレストランのドアを叩き、オーナーに自分のアイデアを説明して回った。

「素晴らしいチキンのレシピがあります。
これを使えば売り上げが伸びるはずです。
伸びた分の何パーセントかをわたしにください」

だが、ほとんどのレストランはサンダースを鼻であしらった。

サンダースはあきらめただろうか。
もちろんノーだ。

さっきのレストランは自分のアイデアを採用してくれなかったと落ち込むのではなく、
すぐに気持を切り替えて、どうすれば次のレストランではもっと効果的に売り込めるだろうか、
いい結果をだせるだろうということに集中したのである。

あなたはカーネル・サンダースが、望みの返事がもらえるまで、
何度チャレンジしたかご存知だろうか。
なんと、1009回断られて1010軒目でようやく採用されたのである。

2年間、来る日も来る日も、古いおんぼろ車でアメリカ中を駆けめぐり、
あの白いスーツを皺(しわ)だらけにして後部座席で眠り、朝になって目を覚ますと、
また新しい誰かに必死で自分のアイデアを売り込んだ。


また、ウォルト・ディズニーは、あの「ディズニーランド(世界でいちばん幸せな場所)」
を作ろうとしたとき、その夢への資金提供を、実に302回も断られた。
どの銀行からも、頭がおかしいと思われた。

大きな成功を成し遂げた人たちを見ると、共通の形跡が残っていることに気づく。
それは、拒絶されても絶対に投げ出さないこと、ノーと言われても決してあきらめないことだ。
成功する人は、何があっても自分の夢、自分の目標を実現しようとする。


            <感謝合掌 平成27年4月19日 頓首再拝>

「偉大な理想を」 - 伝統

2015/04/21 (Tue) 17:40:25


           *・谷口清超先生・著『伸びゆく日々の言葉』(P227)より

努力するためには、夢を描くがよい。

穴を掘り、又それを埋めたりするだけの単純な繰り返し作業では、
いくら『努力せよ』と言われても、力が出ないであろう。
それは目的意識や理想がないからである。

「夢を持たぬ仕事」に対してやる気が起らない。
真に偉大な理想、即ち神意がハッキリ自覚される時、努力がなされモリモリと力が出る。

又神意のある所には必ず悦びが生れる。
何故なら、神意は悦びであり、希望の光だからである。

それ故、「悦んで努力」することが何より大切だ。
イヤイヤではなく、うれしく、たのしく努力するのである。

            <感謝合掌 平成27年4月21日 頓首再拝>

あなたはひとりではない - 伝統

2015/04/23 (Thu) 17:38:13


           *「情熱思考」是久昌信・著(P26~29)より

ある人が、神様と砂浜を歩く夢を見た。
後ろを振り向くと、二人分の足跡が、残っていた。

しかし、人生を振り返って あることに気づく。

自分の人生の中には、ひとり分の足跡しかないところがあるのだ。

それは、その人が、人生でもっとも つらく悲しいときだった。

その人は、神様にたずねた。
「どうして あの時は、一緒に歩いてくれなかったのですか? 」

神様は、答えた。

「愛する我が子よ 私は、あなたを見捨てたりしない。
そのひとり分の足跡は、あなたを背負って歩いた私の足跡だよ」



この神様の足跡のように 人生を歩んだひとりの女性がいる。


彼女は、夫と離婚し 実母が、亡くなり
収入もなく、生まれたばかりの娘を抱えてどん底の生活を送っていた。

それは、自殺まで考えるつらい時期だった。

暗くせまいアパートに住み、国からの生活保護を受けながら娘の世話をし
就職するために、勉強を続ける日々。

そんな 彼女を支えていたのは、小説を書くことだった。

娘が、寝ているわずかの間、近所の小さなカフェで、夢中になって原稿を書いていた。

彼女は、書き上げた原稿を出版社に送ったが、返事は、NO。
他の出版社に送ったが、やはり 返事は、NO。

それでも彼女は、あきらめなかった
そして、やっと、ひとつの出版社からOKをもらう。
彼女の本が、ついに出版されたのだ。

題名は、「ハリーポッタと賢者の石」
そう、彼女の名は、J・K・ローリング。

この本は、出版業界の常識を打ち壊す驚異的なベストセラーに。

この本は出版業界の常識を打ちこわす、驚異的なベストセラーに。
200を超える国と地域で、67の言語に翻訳され、
シリーズの総売上数、約4憶5000万冊!

彼女の個人資産は約1000憶円に。
エロザベス女王の個人資産を超えている。

どんなに苦しいときも、あなたは決してひとりではない。
すべてから見捨てられることはない。

神様がきっと、あなたを背負ってくれる。

            <感謝合掌 平成26年4月23日 頓首再拝>

強い決断をしよう - 伝統

2015/04/25 (Sat) 17:34:43


           *「情熱思考」是久昌信・著(P30~33)より

青年はスポーツの試合で背中を痛めた。

軍隊を志したが、背中の傷が理由で拒絶された。

それでも青年はあきらめなかった。

体を鍛え抜き、海軍に入る。
そして、魚雷艇に乗り、戦争に出た。

そこで敵の艦隊と接触。船体は引き裂かれてしまう。

そのとき、青年はまた背中を痛めた。
それでも青年は激しい痛みの中、自分の体と仲間をロープでつなぎ、
小さな島まで泳いで、仲間の命を助けた。

そこで彼らは1週間、飢えと渇きに苦しむ。
軍の司令部は、彼らが全員戦死したと思っていたのだ。

それでも青年はあきらめなかった。

青年はヤシの実にメッセージを刻み、だれかに自分たちの存在を知らせようとした。
それがきっかけで彼らは軍に救出される。

戦争が終わると、青年は戦死した兄の意志を継いで政治家を志した。

そして、29歳で議員になる。

しかし、負傷した背中の傷の悪化で、何度も手術が必要になり、
それが議員活動の障害となっていた。

それでも青年はあきらめなかった。
青年は強い決断をした。

人類の共通の敵である、暴政・貧困・疾病および戦争と戦うと。
そして、人類を月面に送り届けると。

その強い決断は、第35代アメリカ大統領を誕生させた。
決断のリーダー、ジョン・F・ケネディ。

大統領選のとき、

「若すぎる」「経験不足だ」

と批判された彼は、今も、アメリカの神話的リーダー。

すべては決断。

人生に早いも遅いもない。
今、やることを決断しよう。

あきらめないで、今、やろう。

あなたの夢は必ず実現する。
強い決断をしよう!

            <感謝合掌 平成26年4月25日 頓首再拝>

末広がり - 伝統

2015/04/28 (Tue) 19:03:40


         *メルマガ「人の心に灯をともす(2015-04-25)」より

   (伊那食品工業会長、塚越寛氏の心に響く言葉より…)

   企業は、永続的に安定成長することによって、
   より多くの人びとを幸せにすることができると考えてやってきました。

   ゆるやかな末広がりの成長をつづけて、永続する企業であること。

   これが私の理想像です。


   末木広がりを「八の字経営」とも呼びます。

   前を向いて両手を広げて立つ、大らかな感じ。
   閉塞感がなく、夢や希望に満ちている状態です。

   常に末広がりであることとは、
   ゆるやかに、かぎりなく成長をつづけていくという意味です。


   末広がりの成長をイメージしながら経営判断を重ねていけば、
   生産設備の無理な投資や、それによる供給の過剰を抑えられます。

   末広がりを志向するならば、
   若いときのスタートは、むしろ低いほうがいいでしょう。

   必ずしも景気のいい会社に勤める必要はなく、
   若いときの努力が無駄にならない会社や業界かどうかを、
   判断したほうがいいかもしれません。

   恵まれない状態からスタートすれば、将来は末広がりになっていくはずです。


   人一倍に苦労をして考え、人の話に耳を傾けて学ぶ謙虚さが身につくからです。

   仲間と仲良く力を合わせて働くことの喜びを知るためにも、
   スタートの時点ではあまり恵まれていないほうがよいのではないでしょうか。


   年を経るごとに、思いどおりに運が開けて末広がりになっていくためには、
   実力をつけていなければなりませんから、そのためにも、
   日ごろの勉強を怠らないのは当然のことです。

   実力を自分につけることが先決で、
   どの会社に勤めるかは大した問題ではありません。

   努力して、自分を高めていけばいいのです。

   加齢するにしたがって、何となく充実し、幸せになれるような人生こそ、
   末広がりの、いいかたちの人生だと思うのです。


   プロ野球のドラフト一位で入団したピッチャーがいました。
   最初は成績が良くて年俸も上がり、豪邸を建てて華やかな結婚式を挙げました。

   やがて何かの事情で調子をくずして二軍に落ち、収入が激減して、
   マスコミにも登場しなくなりました。
   家を手放し、奥さんにも見放され、失意のうちに
   みずからのいのちを絶ってしまいました。

   尻すぼみの人生の典型です。


   この逆のかたちが、一番幸福を感じられるのではないでしょうか。

   経営もまた然(しか)りだと、私は思います。

           <『新訂 いい会社をつくりましょう』文屋>

              ・・・

「本物は続く、続けると本物になる」

という、東井義雄先生の言葉がある。

東井先生は、哲学者、森信三先生から、「教育界の国宝」と評された人だ。


人も、老舗も、本物は長く続いている。

地味にコツコツと目立つことなく続けること。


末広がりの人生でありたい。

            <感謝合掌 平成26年4月28日 頓首再拝>

夢を実現する食べ物 - 伝統

2015/04/30 (Thu) 19:46:56


        *「光明法語<道の巻>」(P260~261)より

夢を実現する力は意志の持続であり、その方法はサービスである。
サービスは夢を実現するための食物のようなものである。

人のために尽さないで夢を実現しようと思っても、それは空中楼閣に過ぎない。
夢を一歩一歩現実にする方法は、一歩一歩サービスをして行くところにある。
サービスとは愛行である。

日々人のためになりつつ前途に大きな夢を描いて弛(ゆる)みなく進んで行く者は
ついにその偉大なる夢は成就するのである。

夢が偉大に成長する為の食物はサービスである。

            <感謝合掌 平成26年4月30日 頓首再拝>

《夢をかなえる秘訣は与えること》 - 伝統

2015/05/02 (Sat) 18:41:44


           *「情熱思考」是久昌信・著(P34~37)より

ミキサーのセールスマンをしていた男は、
あるレストランの調理方法と商品をとても気に入った。

そこで、その調理システムによる、フランチャイズ事業を始めた。

加盟してくれる人に対して、彼は誓を立てた。
「この人たちの収入を得るまで、私は給料を取らない」

そう彼は自分が「得る」ことにより、先に「与える」ことを決断をした。

フランチャイズの加盟料もわずか950ドル。
ロイヤリティーはたった1.9%。
しかも、この調理システムを考え出した、
マクドナルド兄弟へロイヤリティを分け与えた。

彼は来る日も来る日も、
ミキサーのセールスで生活を支えながら、
このフランチャイズ事業の成功に情熱を注いだ。

事業が軌道に乗るまで、自分の報酬は誰よりも後まわしにした。

やがてこのレストランは世界一に。

彼の名は、世界にマクドナルドを広めた、
レイ・A・クロック。

彼は先に与えた。

しかし、その結果、彼は多くのものを与えられた。

世界中の人が食べている、
ビックマック、エッグマックマフィン、フィレオフィッシュ・・・
これらのヒット商品は、すべて
加盟してくれた人たちのアイデアから生まれたメニューだ。

マスコットキャラクターのロナルドもそうである。

彼がこの事業で開発したヒット商品はなんどゼロ!
彼のビジネス・ファミリーがすべてを与えてくれたのだ

そして、彼は創業から亡くなるまでの40年間で、
マクドナルドを世界に34カ国に8000店もつくった。

先に与えることで、彼は5億ドルの富を築いたのだ。

今日、あなたは何を「与えた」だろう?

夢を叶える秘訣は先に与えること。

与えることは与えられること。

与えることで、あなたにたくさんのものが与えられるはず!

            <感謝合掌 平成27年5月2日 頓首再拝>

拒絶は永遠に続かない - 伝統

2015/05/06 (Wed) 18:34:49

           *「情熱思考」是久昌信・著(P38~41)より

スターを夢見て、田舎から出てきた女性シンガーは
ある男性と出会い、コンビを組み、20歳でデビュー

彼女のパワフルな歌唱力は
たちまち人気を博し、スターになる

しかし、数々のヒット曲を出していたその影で彼女は
私生活でもパートナーとなった男の暴力と
浮気に苦しめられた

そして彼女は36歳のとき、
ステージをすっぽかし、夫から逃げ出した。

そのときの彼女の所持金は、わずか10セント1ベニー。

その後、離婚して男から逃げることができたが、
契約の問題で、コンビ時代の楽曲が歌えなくなる。

彼女はソロ歌手として売り込みを始める。

しかし、ステージの仕事はほとんどなく、
5年間、場末のホテルやクラブのドサまわりばかり。
借金も増え、
ついには生活保護を受ける生活に。

挫折、拒絶、借金の日々・・・。

それでも、彼女は自分の売り込みをやめなかった。

だれに拒絶されようとまったく気にせず、
借金を返しながら、
必ず訪れる次のチャンスを待ち続けた。

彼女は知っていた。
拒絶は永遠に続かないと。

そして、そのチャンスが訪れる。

イギリスのあるバンドからゲストボーカルに招かれ、
その曲はみごと、全英チャートでスマッシュヒット!
ふたたび脚光を浴びることになった。

彼女の名は
ティナ・ターナー。

45歳、シングル「愛の魔力」が全米1位を記録。

グラミー賞最優秀レコード賞、
最優秀女性ポップボ-カル章に輝き、
トップスターとして華麗なる復活をとげた。

その後、デヴィット・ボウイやブライアン・アダムス、
エリック・クラプトンと共演したデュエット曲が大ヒット。
映画の主題歌も話題となる。

そして、彼女の自伝は映画になった。


彼女は自分と未来を、信じた。
人生は何度でも やり直せると。

復活のときが来ると信じていた。
人生は負けないようにできていると。

拒絶は永遠に続かない。

70歳になった彼女は、今も世界中で、
パワフルにライブを行なっている。

            <感謝合掌 平成27年5月6日 頓首再拝>

小さな夢 ~ 一歩一歩コツコツと - 伝統

2015/05/08 (Fri) 18:24:04


         *メルマガ「人の心に灯をともす(2014-06-04)」より

   (木村耕一氏の心に響く言葉より…)

   夢を語り合うのは、楽しい一時(ひととき)だ。
   ある夜、まだ身分が低いころの秀吉の家に、朋友(ほうゆう)が集まった。
   男たちは、酒を酌(く)み交わし、青雲(せいうん)の志をぶつける。

   「一国一城の主(あるじ)になってみせる」
   「いや、百万石(ひゃくまんごく)の大名だ」
   「男と生まれたからには、天下を取ってみたい」

   皆、意気盛んである。
   この気概なくして、下剋上(げこくじょう)の乱世を生き抜くことはできない。

   さて、秀吉の番になった。

   「俺は信長様にお仕えし、苦労に苦労を重ね、
   今、ようやく三百石の俸禄(ほうろく)を頂く身になった。
   あと三百石、加算してもらえるよう、がんばりたい」

   あまりにも小さな夢だったので、朋友たちは、どっと笑った。

   「男なら、もっとでっかい希望を持ったらどうだ」


   秀吉は、皆を制して言った。

   「おまえらは、所詮(しょせん)、かなわぬことばかり言っている。
   地に足のついていない目的だから、あせって空回りするだけだ。
   志を得ない愚痴や、不平、不満ばかり言うようになったら、もう向上はない。

   だが俺は、手が届くことを言っている。
   今、自分が頂いている仕事に全力を尽くせば、必ず認められる。
   やるべきことがハッキリしているから、
   日夜、寝食忘れて没頭(ぼっとう)できるのだ。

   一つの目的が成就したら、その喜びをもとに、また、次の仕事に集中していく。
   一歩一歩、着実に積み重ねていけば、予想以上の結果が得られるだろう」

   貧しい農家に生まれた秀吉が、信長の草履(ぞうり)取りとなり、
   織田家の武将として頭角を現すまでに、どれだけ下積みの苦労があったことか。

   出世しても、常に、与えられた自己の場で、
   全力を尽くす姿勢を持ち続けたからこそ、
   天下人にまで昇(のぼ)り詰めたのである。

   秀吉が、最初から「天下を取ろう」「関白になろう」などと思っていたら、
   どこかで無理をして挫折するか、失意に暮れて倒れていただろう。

   一つ一つ、足元を固めて努力していくことが大切である。

   <『こころの朝 自分らしく自分の夢を持って生きれば、道は開けてゆく』1万年堂出版>

                ・・・

手の届かないような大きな夢を語ることが成功の第一歩だという人がいる。

なるほど、それで成功する人がいるかもしれない。

しかし、大方の人は、夢は掛け声だけに終わり、少しも前進せずに終わる。


自分の欲望を満たし快楽を得るだけの夢なら、
それが大きければ大きいほど、それを聞かされた人は白ける。

それなら、「勝手にお好きなようにどうぞ」、と距離を置くしかない。

「自分の楽しみのためなんでしょ」、と。


人から笑われるくらいの、ささやかで小さな夢は、誰もが応援したくなる。

謙虚で、地に足がついているからだ。


一歩一歩コツコツと、小さな努力を重ねたい。

            <感謝合掌 平成27年5月8日 頓首再拝>

ナイチンゲール・デー - 伝統

2015/05/12 (Tue) 18:40:39


今日5月12日は、ナイチンゲール・デー、看護の日です。

【ナイチンゲール・デー】
 赤十字の母と呼ばれるイギリスのフローレンス・ナイチンゲール女史が
 イタリアのフィレンツェで1820年のこの日、誕生したことを記念する日。

【看護の日】
 看護する心、ケアの心を広く知ってもらおうと、厚生省(現在の厚生労働省)と
 日本看護協会などが1991年(平成3年)に制定した。
 国際看護婦協会(ICN)でも、この日を「国際看護婦デー」としている。

               ・・・

以前の読売新聞第13面(2012年05月12日)には、次のように紹介されている。

「もっとも幸福な人びと、自分の職業をもっとも愛する人びと、
自分の人生にもっとも感謝の念を抱いている人びと、

それは私の考えでは、病人の看護に携わっている人びとである」
    (「大人のための偉人伝・フローレンス・ナイチンゲール」木原武一・著)

こんな言葉を残したナイチンゲールは「クリミヤの天使」と呼ばれた。
クリミヤ戦争からの帰還兵が手紙に書いている。

―― あの方が通り過ぎる姿を目にしただけでどんなに慰めになったことか。
彼女はある者には言葉をかけ、他の者たちには黙ってうなずきながら
微笑を投げかけて行った。
われわれは通り過ぎて行く彼女の影に接吻し、
それから満足してふたたび枕に頭を埋めるのだった。


・・・


《仕事が人生をつくる》

           *「情熱思考」是久昌信・著(P46~51)より

少女は裕福な家庭に生まれた。

上流階級の暮らしの中で
彼女は自分の人生に疑問を持った。

16歳、
彼女は天の声を聞いた。

それは
「神様に仕えなさい」という声だった。

24歳、
社交界で人気者だった彼女は
病院で貧しい病人の世話をすることを決意。

そこである病人の死に遭遇する。

そのとき彼女は、
その死の原因は、看護の知識不足であると悟った。

彼女は天の声によって、自分の職業を確信した。

それは当時、誰もが嫌う
看護婦という職業だった。

「働く必要などない」
彼女の決断に両親は猛反対。

しかし、彼女は看護学校で学び始める。

31歳。
看護婦となる。

34歳、
戦争で苦しむ兵士のために
戦場へ向かった。

戦地の病院は、
想像を絶するほど汚く、
まさに地獄だった。

しかし彼女はたったひとり、
不眠不休の奉仕によって
病院の衛生状態を驚異的に改善。

そして、
死の淵にある2000人もの兵士に
微笑み、言葉をかけ、なぐさめた。

彼女の名はフローレンス・ナイチンゲール。
白衣の天使と呼ばれた。

帰国後も、
昼間は看護の仕事と後輩の指導、
夜間は論文などの執筆活動を精力的に行なった。

40歳、看護学校を設立。

41歳、過労のため倒れる。
以後50年間歩くことができず
障害者として過ごす

それでも、彼女はその生涯を終えるまでに
150冊の本と1万2000通の手紙を書き、
看護の啓蒙活動に生涯をささげた。

90歳、永眠。


彼女は意味のある人生を送った。

彼女は教えてくれる。

「だれもがひとつは得意分野を持っているものだ。
この世界には、
30万以上の職業があると言われているが、
そのすべてが自分に合わない
などということはないのである」


天職とは神が与えた職業

職業は英語で「Calling」。

天の呼びかけ。

あなたにも天職がある。

神は仕事を通じて人をつくる。

そして、人は
仕事を通じて
意味のある人生をつくる


あなたも天の呼びかけに耳を澄まそう

            <感謝合掌 平成27年5月12日 頓首再拝>

夢を描け~現代の文化は、それら夢を描く人々の総計である - 伝統

2015/05/14 (Thu) 17:50:48


          *「青年の書」(P24)より

人々よ夢を描け、すべてこの世に於いて価値あるものは、
勇敢に夢を描いたところの人々の心の中から出発したものであるのである。

人間の歴史から夢を取り去ったならば、この世界は現代のような
立派な文化はできなかったのである。
まことに夢を描く人こそ人類文化の前哨戦に立つ人である。

目の前の荊棘(けいきょく)を切り開き、けわしきを平らかならしめ、 
困難を幸福にかえることのできた人々は 悉(ことごと)く
夢を描く人々であったのである。

夢を描く人々は、幾世代から幾世代に至るまで、
おおくの人類の先頭に立って現代の文化を築き上げて来たのである。
現代の文化は、それら夢を描く人々の総計であるということができるのである。

            <感謝合掌 平成27年5月14日 頓首再拝>

江ノ電の運転手 - 伝統

2015/05/16 (Sat) 17:50:19


        *メルマガ「人の心に灯をともす」(2012-10-25)」より

   (中山和義氏の心に響く言葉より…)

   「江ノ電の運転手になりたいという
   病気の子どもの夢を叶えてもらえないでしょうか?」

   ある日、こんな手紙が江ノ電の会社に届きました。

   難病と戦う子どもたちの夢を叶えることを支援している団体
   「メイク・ア・ウィッシュ」からの手紙でした。

   その手紙に書かれていた子どもは「拡張型心筋症」という
   先天性の難病で入院していた16歳の新田明宏君でした。


   「江ノ電を運転したい」と男の子が強く思うようになったのには、理由があります。

   幼い頃から病気のために、
   運動が思いきってできない男の子を癒してくれたのが電車でした。

   お母さんが「外で遊べない息子のために」と思って買ってくれた
   電車のおもちゃが大好きでした。

   お父さんもそんな男の子を、休日のたびに電車に乗せてあげていました。

   電車の中でも、ゆっくりと街中を走る江ノ電が特にお気に入りでした。

   中学生の頃になると男の子の電車への思いは、ますます強くなります。


   ところが、男の子が15歳の時、病状が悪化します。

   入院した男の子は、大好きな鉄道にも乗れなくなってしまいました。

   それどころか、男の子の病状は、もはや治療する方法がない状態でした。


   病院の先生はベッドの上でも時刻表を離さない男の子を見て、

   「もう、この子を助ける方法はない。
   こんなに鉄道が好きで、運転手になりたいと心から思っているこの子の夢を、
   何とか叶えてあげたい」

   と思い、メイク・ア・ウィッシュに連絡しました。


   運転の当日、この日は11月にしてはとても暖かい日でした。

   救急車で藤沢駅に到着した男の子が、運転手の制服に着替え、
   付き添われながら運転席に座ると、江ノ電がゆっくりと駅を出発しました。

   普段は無人の駅もありましたが、この日はすべての駅に駅員が待機して、
   運転席にいる男の子に直立不動で敬礼しました。


   またスタッフは運転免許を持たない男の子に、運転席に座るだけではなくて、
   何とか本当に電車を運転してほしいと強く思っていました。

   スタッフが用意した免許を必要としない検車区間に電車が進むと、
   男の子はレバーを握り、自分の力だけで電車を動かしました。

   その間、男の子は病気だとは思えないような笑顔で、
   目を輝かせながら電車を運転していました。


   その3日後、夢を叶えた男の子は遠くに旅立ちます。

   その後、男の子の話は「小さな運転手 最後の夢」という
   ドラマになってテレビに放映されました。


   江ノ電の本社には、男の子が描いた絵が飾られています。

   自分が江ノ電を運転しているところを描いたものです。

   江ノ電を愛してくれた男の子がいたことを、
   社員全員が忘れないために掛けられています。

      <『涙を幸せに変える 24の物語』フォレスト出版>

             ・・・

多くの大人は、知らず知らずのうちに、子どもたちの夢をつぶしている。

子どもが、「宇宙飛行士になりたい」「野球の選手になりたい」と夢を語ると、
「そんな夢見たいなことばかり言ってないで、さっさと勉強しなさい」と。

「それは無理」、「これはダメ」、と、すぐに否定する。


だから、難病の子どもたちの夢を必死で叶えようとする
メイク・ア・ウィッシュのような活動が光る。

そして、大人が真剣になればなるほど、子どもはそれに向き合ってくれる。


制服をそろえ、運転席で実際に運転させ、整列して直立不動で敬礼をする…

子どもの夢を心から応援できる大人でありたい。


            <感謝合掌 平成27年5月16日 頓首再拝>

自分を信じる力 - 伝統

2015/05/18 (Mon) 19:41:52


           *「情熱思考」是久昌信・著(P42~45)より

あなたが貧困家庭に生まれ、
顔面麻痺で言語障害となり、まわりからイジメられ、
両親が離婚し、何十回もの退学処分を受けたら、

自分の将来に希望を持てるだろうか?

あるいは、そのような人を目の前にしたら、
あなたはどのように励ますことができるだろうか?


あなたが目標を見つけ、極貧生活の中で勉強したにもかかわらず、
50回以上もオーディションで不合格になったら、
自分の能力に可能性を感じるだろうか?

あるいは、そのような友を目の前にしたら、
あなたはどのように勇気づけることができるだろうか?


自分で考えたアイデアを会社へ売り込みに行って、
何千回も断られたら、
自分の才能を信じることができるだろうか?


あるいは、それが我が子であったら、
あなたはどのように支援することができるだろうか?


あなたがやっと見つけた仕事先で、
「業界最低の賃金しか払えない」と言われたら、
それでも自分に価値があると思えるだろうか?

それでも自分に価値があると
信じられる人はいないのではないだろうか?

いいえ!

こんなつらい体験をしながらも、
どんなときも、だれになんと言われても、
最後まで自分の価値を信じた男がいた。


そう、あの映画『ロッキー』で有名になった
シルベスター・スタローンである。


彼は何千回の「拒絶」や「NO」に対して、
自分の価値を信じる力を失わなかったのだ。


その後、
彼は1枚の名刺には書ききれないほどの映画出演と受賞を続け、
『ロッキー』シリーズだけでも10億ドル以上を稼ぎ、
トップスターになった。


自分の価値は自分にしか決められない。

自分の価値を信じる力が夢をかなえる!

            <感謝合掌 平成27年5月18日 頓首再拝>

事業のリーダーこそ夢みる能力がなければならない - 伝統

2015/05/20 (Wed) 17:40:28


            *「青年の書」(P25)より

夢は必ずしも芸術家や音楽家や詩人のみに必要なのではないのである。

すべての新しき事業のリーダーとなる人々には、
夢みる能力がなければならないのである。

それは、工業にも、商業にも、政治家にも、社会革命家にも必要なのである。
もし新しき理想世界が吾々の心の中に描かれることがなければ、
この世の中にはなんら新しき進歩はないであろう。

飛行機の発明も人間が鳥の如く空を飛ぶところの可能性を夢みることによって
それが現実となったのである。

            <感謝合掌 平成27年5月20日 頓首再拝>

今日は、リンドバーグ翼の日。 - 伝統

2015/05/21 (Thu) 19:18:03


【リンドバーグ翼の日】

 1927年(昭和2年)にチャールス・リンドバーグが
 「スピリット・オブ・セントルイス」号でニューヨークを出発。

 21日の午後に、「翼よ、あれ がパリの灯だ」という有名な言葉とともに
 パリのル・ブールジェ空港に到着、大西洋無着陸横断飛行に成功した。

        ・・・

《まず、飛び立とう!》

           *「情熱思考」是久昌信・著(P52~55)より

弁護士の父と、教師の母を両親に持つ10歳の少年は、ある夢を待った。

少年は20歳になってもその夢をあきらめることはできなかった。

彼はその夢を「5800キロ、空の旅」として決行することにした。

自分の飛行機を人手するために、飛行機の曲乗りでお金を稼いだ。
その必死な姿を見た彼の家族も、資金を出してくれた。

ついに、彼は飛行機を手に入れた。
小さな窓と大きな燃料タンクしかないその飛行機に夢のすべてを託した。

緊張と興奮で眠れないまま、ニューヨークにある泥だらけの滑走路を飛び立った。

空にある星と太陽だけが頼りだった。
星が見えなくなるとき、途方もない不安にかられた。

単調なエンジン音が子守歌になり、必死で眠気と闘った。

「まだ限界ではないはずだ」
といつも自分を励まし、33時間の空の旅を続けた。

そして、月が昇ってくるかのように、地球の端から陸地が見えてきた。
それはパリのエッフェル塔だった。

彼はついにゴールへ到達した!

彼は世界ではじめて、大西洋単独無着陸横断飛行に成功した。

彼の名はチャールズーリンドバーグ。
このとき、25歳である。

彼は、飛行ルートから何度も外れた。

そのたびに、海図を見て、何度も何度もルートを調整した。

彼は教えてくれる。

「何事が起ころうと、この瞬間、生きていることでたくさんだ」と。

だからこそ彼は、飛び立てた。

「ヨーロッパ全行程にわたる完全無欠な好天候の確報など待っていられるものか。
今こそチャンスだ。よし、明け方に飛び出そう!」

人生に十分な準備などいらない。

すべての信号が青になるのを待っているのぱ準備ではない。
臆病なだけだ。

まずは飛び立とう。
そして、飛びながら調整しよう!

夢へのルートは飛び立たなければ、調整できない。

勇気というガソリンをタンクにつめて、飛べ!

            <感謝合掌 平成27年5月21日 頓首再拝>

人生は伝説づくり - 伝統

2015/05/23 (Sat) 19:43:42


           *「情熱思考」是久昌信・著(P56~59)より

25歳の青年は友人と、ある会社を始めた。

扱う品物は装飾品。

青年には情熱があった。

「人々に夢を与えたい」
「人々に希望を与えたい」
「人々に満足を与えたい」

そんな青年の情熱はすばらしいアイデアを生み出した。

彼は
米国の銀製品における基準をつくった

初代大統領の記念品をつくった。

1ドル札にある
米国の印章のデザインをつくった。

ダイアモンド・リングの基準をつくった。

それだけではない。

彼は、お客様に喜ばれる最高の商品を考え出した。

しかも、それはどんなにお金を出されても
決して売ることはないものだった。

その名は
「ブルーボックス」。

世界中の女性に愛されている世界中の女性を魅了する、
ティファニーの製品を納めるブルーの箱である。

ブルーボックスは、
全世界の女性のあこがれとなった。

青年の名は
チャールズ・ルイス・ティファニー。

彼の情熱は、偉大なブランドをつくった。

彼の情熱は、偉大な伝説をつくった。

あなたも「情熱」と記された夢の箱を持っている。

あなたしかつくれない伝説がある。

人生は伝説づくり。

あなたの伝説は今から始まる。

            <感謝合掌 平成27年5月23日 頓首再拝>

夢を描くことによってその生命は若返る - 夕刻版

2015/05/25 (Mon) 17:35:22


          *「青年の書」(P24~25)より

青年はすべからく夢を描かなければならない。 
むろん壮年も、老年も夢を描くことによってその生命は若返り、 
前進する力を増加し、疲れたる人生行路に新しき精神の情熱を
生みだしてくれることができるのである。 

現在の如き、窮屈な、制限のみちみちた世界に、
もし吾々が広々とした自由な、制約のない世界を心に描くことができなかったら、
何というこの世界は窮屈で住みづらい世界であったろう。

しかし夢を描く人々は現在の窮屈さを見ないのである。
現在の制限をみないのである。

現在の窮屈さをこえ、自由な空想の翼をもって、
未来の世界にいっそう自由な喜ばしい世界を相望するのである。

            <感謝合掌 平成27年5月25日 頓首再拝>

失敗は新しい出発点 - 伝統

2015/05/27 (Wed) 19:25:53


           *「情熱思考」是久昌信・著(P60~63)より


 もし、失敗をしたら、
 あなたはだれに打ち明けるだろう?
 そのとき、そばに誰もいなかったら、
 あたなは、どうするだろう?

 そんなときは、神様に手紙をだそう。
 きっと、こんな素敵な返事が届くはずだ。

 神様へ  「私は失敗をしました。私はおろかです。」
 あなたへ 「それは勇気をもって行動した貴重な体験です」

 神様へ  「私は失敗をしました。私は敗北者です。」
 あなたへ 「それは成功への途上にある過程にすぎません。」

 神様へ  「私は失敗をしました。私は何も手に入れられませんでした。」
 あなたへ 「それはまだ、成功を手に入れていないというだけのことです。」

 神様へ  「私は失敗をしました。私は人より劣っています。」
 あなたへ 「それはもう少し時間がかかるという意味です。」

 神様へ  「私は失敗をしました。私は貴重な人生をムダにしました。」
 あなたへ 「それはもう一度、新たな気持ちで挑戦する
       チャンスが与えられているということです。」
 
 神様へ  「私は失敗をしました。もう、やるきがおきません。」
 あなたへ 「それは違う方法で何かをすべきだという教えなのです。」

 神様へ  「私は失敗をしました。これからも成功する気がしません。」
 あなたへ 「それはもっと創造的な努力をしなさいということです。」

 神様へ  「私は失敗をしました。私は見捨てられました。」
 あなたへ 「それは、あなたがついに私を必要とする時が来たということです。」

 神様へ  「私は失敗をしました。もうすべておしまいです。」
 あなたへ 「それは、やっとあなたが、古い考えを捨てる日が来たということです。」


 神様は、
 失敗して心が折れそうなあなたに
 「積極思考」をプレゼントしてくれる。

 もし、いつに日にか、
 あなたのお子さんや、かけがえのない人から
 「失敗」の手紙が届いたら、
 今度はあなたが神様に代わって、
 「積極思考」の返事を書いてあげよう。

 この「積極思考」を提唱する
 アメリカの牧師
 ロバート・シュラー博士が出演するテレビ番組は
 30年間、世界中で放映され、
 博士の元には、年間200万通を超す手紙が届けられた。

 失敗とは決して終点を意味しない。
 失敗は新たな出発点。

 失敗したときは、勇気をもって新たな決心をしよう。
 「私は成功します。」と。

            <感謝合掌 平成27年5月27日 頓首再拝>

アイデアはどれも偉大 - 伝統

2015/05/29 (Fri) 18:20:38


           *「情熱思考」是久昌信・著(P64~67)より

家族でアメリカに移民してきた青年がいた。
青年は兄弟の繊維業を手伝った。

24歳、彼は新たなビジネスとして、
毛布やテントを売る行商を始めた。

しかし、テントの売れ行きは悪く、在庫が山のように残った。

ふと気づくと、
世の中にはゴールドラッシュが沸き起こり、一攫千金を狙う男たちが大勢集まっていた。

彼は男たちの作業ズボンの需要に目をつけた。

男たちは激しい労働に耐え抜く、
丈夫なズボンを必要としていたのだ。

売れ残ったテントの記事でつくったズボンは
一般的なズボンの10倍の値段で飛ぶように売れた。

37歳、彼の会社は4階建てのビルに。
彼は成功者の仲間入りをする。


43歳、ある男から
ポケットを破れにくく工夫したブルージーンズを見せてもらった。

その男のアイデアは
ポケットに金属鋲を打ち付けて、補強することだった。

彼と男は、ポケットのアイデアを特許として申請。
そのブルージーンズを「オーバーオール」と名づけ、製造を始めた。

のちに会社の売上は20億ドルに達し、世界最大の既製服メーカーになった。

彼の名はリーバイ・ストラウス。

57歳、彼はブルージーンズの丈夫な品質を最大のセールスポイントにしようと考えた。

腰に
「もし、このズボンが破れたら取り換えます」
と記した皮のラベルをつけたのだ。

このラベルには製品番号「501」も記載された。

彼のアイデアは偉大なものとなった。

73歳で彼が亡くなった後、
ブルージーンズは、若者のシンボルとなった。

130年以上たった今も「リーバイス501」は
世界でもっとも売れているジーンズである。

アイデアはどれも偉大、それを実行すれば。

アイデアがうまくいかなければ、変えてみればいい。

人生もうまくいかなければ、変えてみればいい。

あなたの人生は
成功するようにできているのだから。

            <感謝合掌 平成27年5月29日 頓首再拝>

夢は無限の能力を実現する原動力 - 伝統

2015/05/31 (Sun) 19:42:41


            *「青年の書」(P25~26)より

夢は現在のすべての時間的空間的制限をこえて、
無限の能力を実現するための原動力である。

もし人間に夢がなければ、
この世の中に美しいすべてのものは存在しなかったであろう。

ゲーテのファウストも、シェークスピアのハムレットも、リア王も、
もし夢を描く能力がなかったら、これらはこの地上の存在に入らなかったであろう。

ラファエルやミケランジェロや、レオナルド・ダ・ヴィンチの大芸術も、
もし彼らが夢を描く能力をもたなかったらそれは地上に実現しなかったであろう。

夢は現実をこえ彼らを鉄壁の中に取り囲むともそれをこえる力をもっているのである。

いかなる困難も、試練も、災厄も、不幸なる境遇も、
夢を描く人々にとっては彼らをはばむところの障壁とはならないのである。
彼らは夢を描く刹那にそれを飛び超える。

人類のみが夢を描く能力を神から与えられているのである。
もし人類に夢を描く能力がなかったならば、文化の進歩もあり得ないし、
猛獣等より力の弱い点に於いて、人類は他の動物に敗北して
この世界は猛獣毒蛇の世界になっていただろう。

            <感謝合掌 平成27年5月31日 頓首再拝>

成功がゴールの人生ゲーム - 伝統

2015/06/03 (Wed) 17:35:35


           *「情熱思考」是久昌信・著(P68~71)より

「人生ゲーム」を知っているだろうか?

億万長者を目指して、運命のルーレットを回し、カードを引いていくゲームだ。

このゲームで、あなたがこんなカードが出てきたら、
ゲームを続ける意欲が出るだろうか。

「結婚に失敗する」
「事業に失敗する」
「無一文になる」

「駐車違反で罰金が払えず、刑務所に入る」
「家賃滞納で家具や衣類を捨てられ、追い出される」

「朝から晩まで休みなく働く」
「ホームレスになる」
「泊まる場所がなく、駅のトイレで寝る」

実際に、現実の人生でこんなカードを引き続けても、成功を諦めなかった男がいた。

彼の次のカードには、こう書いてあった。
「フェラリーに乗っている成功者と出会う」

彼は、成功者に、
どのようにしてフェラリーを手に入れたのか尋ねた。

株式ブローカーとして成功していたその男は答えた。

「毎日、決めた目標の数だけ電話をかけ、投資物件の話をしたんだ」

彼はそのシンプルな答えに驚いた。

同時に、はじめは知識や経験がなくても
一から学ぼうとする意欲、人一倍の情熱があれば、必ず、成功できるんだと確信した。

彼は株式投資会社の研修社員となり、懸命に働き、結果を出した。

ホームレス生活を脱出した彼は、
その後、わずかな資金と食卓テーブルひとつで自分の会社を興す。

黒人や貧しい人々のために資金を運用する
その投資会社は大成功。

ついに、彼は億万長者になった!

男の名は
クリス・ガードナー。

億万長者となった男の人生は、
「幸せのちから」という映画になり、世界中の人々を勇気づけている。

どんな境遇があっても、
成功をあきらめない!

成功を夢見るのでなく、
成功を学び、実践しよう!
何度でも挑戦しよう!

成功はすべての人に与えられた
人生のゴールなのだから。

            <感謝合掌 平成27年6月3日 頓首再拝>

夢を叶えるためのはじめの一歩 - 伝統

2015/06/05 (Fri) 17:53:18


             *Web:logmi(ログミー)より

今までに「好きなこと」「やってみたいこと」を諦めてしまった経験はありませんか?
室井梓さんは、学生時代から憧れ続けた「アメリカに行く」という夢を
周囲の反対を説得する形で実現させました。

辛い経験、楽しい経験も含めてその後の人生が大きく変わったという彼女が、
夢を叶えるためのはじめの一歩について語りました。

・・・

《自分にとってハッピーなこととアンハッピーなこと》


室井梓氏(以下、室井):OK, good afternoon everybody.(みなさんこんにちは。)

会場:Good afternoon.(こんにちは。)

室井:Yes, good afternoon thank you.(ありがとうございます。)

I’m so happy to come back feel again.(またここに来ることができて、とても幸せです。)

I’m so excited to see you all.(みんなと会えて、とても興奮しています。)


なんて、英語で急に始まったらみんな目がキョトンとなったので、
今から日本語でお話しようと思うんですけども。

私は自己紹介をする時に「ハッピーなこと」と「アンハッピーなこと」を
よく言っているんだけれども。
幸せなことは何かというと「Perfume」の大ファンなんですよ。

今「ミュージックスタート」とやったら、すぐに踊れちゃうくらい「Perfume」が好きで。
のめり込むくらい好きだったり。

アンハッピーなことは、女の子だったらわかってくれると思うんだけど、
バッグを入れ替えた時にSuicaを忘れたりする時ね。
駅のホームで「あっ、今日Suicaがない」となった時は、
ちょっとアンハッピーだったりするんだけれど。

今日はそんな私のですね、
出会いにまつわるお話をみんなと共有したいなと思っています。

今、私は「ハッピーなこと」と「アンハッピーなこと」と言ったんだけど。
じゃあ、みんなにとってのハッピーって何ですかね?

自分の胸に手を当ててみて「私、こんなことやってた時、めっちゃ楽しかったな」とか
「俺、こういうことやってると、超幸せなんだよね」でもいいし。
「こんなことができたらいいのにな」と思うことって
16、17年間生きてきた中であると思うんだけれども。

私にとってハッピーというのは「英語」です。
さっき冒頭でも英語でブワーっとしゃべってみたんだけど。
英語を話している時が好きっていうのもあるけど、
英語が好きなことでいろんな扉を開けることができたなと思っていて。

そこで、いろんな人に出会えたし。
今まで全然、日本では出会えなかったようなものとか文化にも出会えることができて、
すごく私は「英語があってよかったな」と思っています。


《夢はアメリカに行くことだった》

英語に出会ったのは小学生の時で、当時英語のリズムがかっこよくて
「英語の歌とか歌えたら、かっこいいんじゃないかな」と思って始めました。

中学校になったら、どんどんのめり込んでいって、
高校生になったら「絶対アメリカに行こう!」と決めていたんですね。

でも、高校は普通の日本の高校に入って「どこかのチャンスでアメリカに行こう」と
思っていたんだけど、なかなかうまくいかなくて。なんでかというと、田舎で育ったから
「アメリカに行く!?」なんて、すごい大事になっちゃうんだよね。

「すごいこと言っている子がいるんだけど」となったし。
家族も「女の子1人でアメリカなんか行けるわけないでしょ」みたいな。そんなふうに言われて。

学校の先生に話すと「進路どうすんの?」ってよく言われて。
振り返れば、高校1、2年生の時なんて、あんまり進路のことを考えてなかったなと思うんですけど。

友達に相談しても「ムリだよ」「やめな、やめな」「修学旅行いっしょに行こ」
みたいなノリでダメって言われるし。

私は「アメリカに行きたい夢を諦めるしかないのかな」という不安がすごくストレスになっていて。
毎日毎日、高校がそんなに楽しくなくて「平凡にテストをこなして毎日を送ればいいんだな」って、
ずっと思っていました。

でも、やっぱり諦めがつかなくて。どこかのタイミングで行きたいと思っていたから
「何か行動したらいいのかな?」って思ったんだよね。

「英語が好きだからアメリカに行きたいです」というのは誰でも言えるかもしれない。
でも本当に行きたいならば行動してみればいいんだと思って。
英語のスピーチコンテストに出たり、映画を字幕だけで観てみたり、留学の資料を請求したり。

自分で行動することで、ちょっとずつ周りの人たちの考え方も変わってきて。
半年間かけて、ようやく私はアメリカに行くチャンスをつかみました。

「英語が好き」という1つの想いをずっと持って、その信念をつらぬいた結果、
アメリカに行くという大きな夢を叶えることができたんだけど。アメリカに行ったら、
すごいハッピーなことが待っているのかな? と思っていたら、ものすごい辛くて。

まず「友達いない」でしょ「全然、英語しゃべれない」でしょ
「授業で言っている意味がわからない」でしょ
「宿題が日本の3倍くらい出る」でしょ。もう、どうしよう! となって。

お昼ご飯もすごい苦痛なの。友達がいないからトイレで1人ピザを食べたりとか、
そんな生活をしていて。「私の思い描いていたアメリカ生活って全然違かったよな」と思って。
こんなにギャップがあるんだったら、日本にいればよかった」って思っちゃたのね。

「家族とか先生に言われたことを素直に受け止めておけば、よかったのかな?」なんて、
すごい思ってしまって。すごいネガティブになってしまったんだけれど。
そんなある日、ホストマザーにこんな言葉を言われました。


“You are the only person who can make your life-road and you already have made your road.
I am very proud of you.”(あなたの人生の道をつくれるのは、あなただけ。
それに、すでにあなたは道をつくっているじゃない。私はあなたのことを、とても誇りに思うわ。)

と言われた時に、アメリカに来るという選択肢を自分で選んだし、
自分でつかみ取ってきたんだなと思って。今まで自分は無我夢中で気づかなかったけれど。

そんなふうに「自分で自分の進路をちゃんと決めて、がんばってきたじゃない! 
すごい誇りに思うよ。だから、がんばろう!」って言われたときに
「そうだ私は英語が好きだったんだな」とハッと気づいて。
一番最初の頃の想いに戻ることができた。

そこから私は快進撃をしてですね。
日本に売っている「わたパチ」とか「キティちゃん」とか。
そういう日本のカッコイイ文化をみんなに紹介して、1人、2人、10人、20人、50人、
どんどんどんどん友達をつくっていって。

帰る頃には「ずっと悩んでいたけれど、この困難に立ち向かって本当によかったな」
と心から思えたのね。

普通に日本で高校生活を送るのもよかったかもしれないけど
「ちょっと勇気を持って行動したら、こんなに人生が変わるんだな」
というのを高校2年生のときに味わいました。

絶対に日本ではできない経験もたくさんできたし、本当に17才の頃の思い出が心に残っています。


《やりたいことは声に出して言ってみる、勇気を出して行動してみる》

みんなに伝えたいのは、やっぱり「自分がやりたい」と思ったこと、
さっき胸に手を当ててハッピーなことは何? って聞いたけれども。

「こんなことやりたいな」と思ったことを勇気を出して行動してみる。
勇気を持ってみる。

「どうせダメだろう」って言われるかもしれないけれど。
自分の勇気があったら挑戦できるから。
絶対にチャレンジできると思う。

チャレンジをするまでの間にいろんな困難があるかもしれない。
けれど1つずつチャレンジをするための準備を経てチャレンジをした時、
今までになかった経験ができると思うのね。

その経験をした時に、これを忘れないでほしい。
感謝の気持ちを忘れないでほしい。

みんな悪口で私に「アメリカなんか行っちゃダメ」と言ったわけじゃなくて。
私のことを思って、心配してくれて「どうするの? こんなんじゃダメなんじゃないの?」
と言っていたことにアメリカに行ってから気づいたの。

行くまでは全然、気づかなくて「意地悪なことばっか言ってる」とか「また始まった」とか
思ってたんだけど。心から応援しているし、サポートしてくれる人がいるから、
ああいうことを言ってくれたんだなって。

その人たちをもっと自分の夢のサイドにつけるためには、
自分が「Courage」勇気と「Challenge」挑戦する気持ちを持っていないと
いけないんだなって思いました。

今、高校1、2年生で、これからすごい楽しい生活が待っていると思うんだけれど。
「こんなことしたいけど、できないな」とかすぐに自分で決めるんじゃなくて。

まずは1回自分で勇気を出して言ってみる。
勇気を出して行動してみる。

そして1回くらいダメだったくらいでしょげないで。
何回でも立ち上がって、何回でも頑張ってみたらいいと思います。

みんなのこれからの高校生活、もしくは高校が終わってからの生活の中で、
この「勇気」と「挑戦する気持ち」そして「感謝の気持ち」。

この3つをどこか頭の片隅において、やりたいことを無我夢中でやれる
ハッピーな生活を送ってほしいなと思います。

それがみんなのハッピーなライフをつくる一番最初のステップになると私は信じています。

ありがとうございました。

(会場拍手)

http://logmi.jp/63807

            <感謝合掌 平成27年6月5日 頓首再拝>

今、夢を描け! - 伝統

2015/06/07 (Sun) 18:30:24


            *「青年の書」(P26)より

人々よ、今夢を描け。 

いかに今諸君が貧しくとも、夢の世界に於いてはもう富んでいるのである。 
今いかに不幸であろうとも、夢の世界ではすでに幸福であるのである。 

もしすべての存在が 心によって造られたものであるということを
諸君が今すぐ知り得るならば、諸君はすでに現在の貧しい不幸な状態から、
新しい豊かなる幸福な世界に生まれ変わっているのと同様なのである。 

キリストは 「汝の信ずる如く汝にまでなれ」といったのである。 
もし諸君が常に夢を描き、その実現を真に信ずることができるならば、
今もっとも貧しき工場に於いて働いている工員であってもすでに富豪であるのである。 

            <感謝合掌 平成27年6月7日 頓首再拝>

だれの評価も必要ない - 伝統

2015/06/10 (Wed) 19:45:35


           *「情熱思考」是久昌信・著(P72~75)より

男の子は発育が遅かった。

なかなか言葉をしゃべらなかった。
読み書きを覚えるのに時間がかかった。
家族はとても心配していた。

小学校に入学
校風にはなじめず、何度も転校した。

中学も厳しい教育になじめず、転校した。

教師から「知的に遅れがあり、いつもばかげた夢を見ている」
といわれ、退学処分になった。

大学を受験し、失敗した 。

翌年、大学に入学。
しかし、講義はほとんど欠席した。

大学の助教授を志望するが、不合格。
臨時雇いの代理教師に。

大学の博士号を取得するために
論文を書くが、理解してもらえず受理されなかった。


あなたは彼の人生にどんな評価をしますか?

失敗、絶望、不運・・・ 。

それでも、彼は論文を書き出し、5つの論文を提出。

30歳で博士号を取り、大学の助教授となる。
32歳で教授に。

37歳、物理学の新理論を発表。

42歳、ノーベル物理学賞受賞。


彼の名はアルバート・アインシュタイン。

20世紀最大の物理学の父と呼ばれる。

彼はいう「私はだれにもまったく期待しない。だから幸福なのさ」
彼は誰からの評価も期待せず、大好きな研究を続けてきた。

彼は世の中で最も重要な幸福の理論を知っていた。

幸せは自分が選択するもの。
だれとも比較せず、だれの評価も必要としない。

あなたの人生は他人が評価するものではない

自分が大好きなことに情熱を傾けよう。
情熱は絶望を希望に変える。

あなたの人生には大きな希望がある。

            <感謝合掌 平成27年6月10日 頓首再拝>

未来を想像しよう - 伝統

2015/06/13 (Sat) 18:24:05


           *「情熱思考」是久昌信・著(P76~79)より

貧乏な家庭に生まれた少年は、
父親を尊敬できなかった。

中学になるとその貧しさをうらみ、
父親と対立した。

生活のため、つらい仕事を転々とした父親は
肺がんで亡くなる。

父の死後、少年の考えは大きく変わった。

世の中には、父のように一生懸命働いても、
それが報われない社会や組織があることに気づいたのだ。

少年はそのとき、心に誓った。

いつか自分が何かをするときには、
がんばった人が報われる組織をつくることを、

彼は、自分の理想とする会社を想像した。
その会社を自分が経営する未来を想像した。

やがて少年は大学を出て、セールスの仕事につく。

出張で訪れたシアトルのお店で、
彼の人生を変える1杯のコーヒーと出会う、

その店は、当時めずらしかった
イタリアンカフェ。

店名はスターバックス。

彼はそのコーヒーにほれ込み、未来を想像した。

このイタリア文化がアメリカ中に広がり、
みんながコーヒーを楽しんでいる姿を。

1杯のコーヒーに真心を込めて、
お客様の1日をねぎらう。

いっしょに働く従業員にも真心を込めて、
やりがいのある職場をつくる。

彼はだれもが不可能と思える夢を想像し、
情熱を燃やした。

彼は、スターバックスをフランチャイズ化し、
そのコーヒーを世界にひろめようとしたのだ。

コーヒーに対する彼の情熱と、
従業員を同じ経営者として、

パートナーとして大切に扱う
彼の経営理念は大成功を収める。

彼の名は、ハワード・シュルツ。
彼の情熱は世界50カ国へと広がった。

リーダーは未来を想像する人。

リーダーは未来に挑戦する人。

リーダーは人々に未来を与える人。

            <感謝合掌 平成27年6月13日 頓首再拝>

決意と断行の勇気、《持続力》と《粘着性》をもて! - 伝統

2015/06/15 (Mon) 19:21:03

            *「青年の書」(P26~27)より

しかし夢はただ描くだけでは一種の自慰作用にすぎないのであって、
よき子生むことができないのである。

諸君は自己の描いたる夢を実現せんがための、
その夢にふさわしき決意をもたなければならない。

「吾これを為さんと決意す、必ずこれは実現す」との
決意をもたなければならないのである。

決意の次には断行の勇気と、その目的実現の窮極に到るまで強烈なる意志の
《持続力》と《粘着性》とをもたなければならないのである。

夢がたんなる空想であるか、実現する夢となるかは、実行の決意と、断行の勇気と、
目的を貫徹するまで努力を休めない粘着力とがあるとないとによってきまるのである。

もし断行の勇気なく、努力を継続する粘着力なきときは、夢はただ空中に楼閣を描くが
如きたあいもない時間の無駄の浪費に費やされてしまうのである。

そしてその人の人格は、不自然な、頼りない、いつもお伽噺の中にさまよっている
精神朦朧者の如き夢遊状態に陥ってしまうのである。


           <感謝合掌 平成27年6月15日 頓首再拝>

愛する力は備わっている - 伝統

2015/06/17 (Wed) 19:54:10


           *「情熱思考」是久昌信・著(P80~83)より

その赤ちゃんは生後3週間で百日咳にかかり心臓が停止する
しかし、母親の必死の心臓マッサージにより生き返る

9歳、両親が離婚
10歳、祖父のもとへ
12歳、バレリーナになる

そのころ、戦争で親戚が銃殺される。
兄弟も強制収容所へ。

食料もなく、植物の球根を食べて飢えをしのぐ日々。
彼女は栄養失調で、貧血、呼吸困難、内臓疾患に。

16歳、看護婦になる。

戦争が終結。無一文からの出発。

19歳、映画やテレビの端役の仕事を始める。

21歳、準主役になる。

23歳、映画の主役になる。タイトルは「ローマの休日」。
その作品でアカデミー主演女優賞を獲得。

彼女の名はオードリー・ヘップバーン。

その後は「ティファニーで朝食を」「マイ・フェア・レディ」など
19本の映画に出演。

名曲「ムーン・リバー」は彼女をイメージして作曲された。

母親の愛を受け、世の中の多くの人からも愛と名声を受けた彼女は
59歳で引退。

彼女は、今まで与えられた愛を
今度は世界の子供たちに与える生き方を選ぶ。

国際連合児童基金(ユニセフ)の親善大使に就任。

戦争直後の子どものころ、
食糧と医師の援助を受けた彼女は
戦争で苦しんでいる子どもたちに母の愛と笑顔を届けた。

63歳、ガンで亡くなる
彼女は教えてくれる

「愛は行動なのよ。
 言葉だけではだめなの。
 言葉だけですんだことなど一度だってなかったわ。
 私たちには生まれた時から愛する力が備わっている」

彼女の美しさは心の美しさ、
人を愛する力からにじみ出ているものだった。

愛は与えるもの
人生を終えてのちに残るものは
与えたものである。

           <感謝合掌 平成27年6月17日 頓首再拝>

神の智慧につながることで、実現性のある夢が天降ってくる - 伝統

2015/06/21 (Sun) 19:26:40



            *「青年の書」(P27~28)より

吾々の人格は夢を実現せんとする努力に比例して、それは強くなり、
現実的な確実性を増してくるのである。

夢はたんなる夢ではなくして実現する夢のみが、
真にインスピレーションと称すべきものである。

(中略)

夢をたんなる夢として終わらしむるな。
必ず実現する夢を描け。
そのためには諸君が神の智慧につながらなければならないのである。

常に自分が諸君に対して「神想観をおこたるな」ち教えるのはそのためである。

「神の智慧吾に流れ入りて吾にもっとも適当なる夢を描かしめ給うのである。
その夢を実現するに必要なるすべての計画を神の智慧が示し給うのである。
そしてそれを実現するための断行の勇気と必要なる資材とを神は必ず与え給うのである」

と常に念ずるようにしているならば、必ず諸君はもっとも適当な、実現性のある夢が
いつしか諸君の心の中に天降ってくるであろう。

そして不思議にその協力者が現われ、それを実現するのに必要な資本も資材も
自ずから集ってくるであろう。

神は無尽蔵であるからである。

           <感謝合掌 平成27年6月21日 頓首再拝>

チャンスに出会う準備 - 伝統

2015/06/24 (Wed) 18:03:32


           *「情熱思考」是久昌信・著(P84~87)より

ある弁護士は、
44歳のとき、国の政策に反対し、逮捕される。

そして、国家反逆罪で終身刑となり、島流しにされる。

27年間の投獄生活から釈放されたとき、71歳になったその男が語った言葉は、

「私は生き残ったのではない。準備をしていたのだ!」

だった。

その後男は、議会のリーダーになり、74歳で人種差別のない選挙を実施。
75歳でノーベル平和賞を受賞。
そして、南アフリカ共和国の大統領に就任。
77歳で国の憲法をつくり上げた。


自然界に季節があるように、人生にも季節がある。
冬には冷たい逆風が吹き荒れる。
しかし、必ず冬は終わり、春がくるのだ。

大統領になった男の名はネルソン・マンデラ。

彼は、人生の冬の時代、
やがて来る春に向けて準備していた。

生きて出所する!

国を変える!

大統領になる!

差別をなくす!

彼は素直な心で十分な準備をしていたのだ。

冬はいい季節である。
必ず春がくるから。

準備ができるから。

あなたは今、どの季節だろうか?
どんな準備をしているだろうか?

今は冬でも、やがて季節は変わる。

春には種を蒔き、
夏の日差しを浴びて成長し、
秋には大きな実をつける。
楽しみだ。ワクワクする。

人生にも季節がある。

準備していれば、必ずチャンスと出会う季節がやってくる。

            <感謝合掌 平成27年6月24日 頓首再拝>

与えることで豊かになる - 伝統

2015/06/26 (Fri) 19:19:09


           *「情熱思考」是久昌信・著(P88~91)より


中学一年生のトレヴァー少年は、
 社会の授業で先生の出した、
 「自分の手で世界を変える方法」の課題にたいして、
 「一人の人間が三人の人間に親切にし、
  さらに親切を受けた者がそれぞれ三人に親切をしていく」
 という計画を考え出した。

 これは映画『ペイフォワード』の中に出てくる話だが、

 実際にこの行動を起こした青年の話を知っているだろうか?


 貧しい家庭に生まれ育った青年は、
 ある感謝祭の日に
 他人からごちそうを贈ってもらった。

 子供だった青年はそのとき、大喜びし、
 そして決心した。

 「自分もいつか、だれかに
  こんな親切ができるようになろう」と。

 青年が18歳になったとき、そのときがやってきた。

 彼は同じように食べ物に困っている
 見ず知らずの貧困家庭に、
 食べ物をプレゼントしたのだ。

 その家庭は涙を流して、そのプレゼントを受け取った。

 プレゼントを渡した彼の目からも涙がこぼれ落ちた。

 彼はこのとき、
 与えることの素晴らしさを学んだのだ。

 それ以来、
 彼はさまざまな施設や団体に寄付するなど、
 「プレゼントの習慣」を30年も続けている。


 人生の秘訣とは、
 与えること。


 彼の名は
 アンソニー・ロビンズ
 世界ナンバーワンのカリスマコーチ

 世界のナンバーワンのカリスマコーチ。


元アメリカ大統領のビル・クリントンや
イギリスの故・ダイアナ妃、

ソ連の初代大統領ゴルバチョフなど、
世界的リーダーが彼に教えを受けた。

彼の計画はきっと世界を変えるだろう。


あなたもまず、ひとりから始めてみよう。

たったひとりのために何かできることはないか、
考えてみよう。

あなたの笑顔を見せるだけでも
それが、すばらしいプレゼントになる。

人生を豊かにする秘訣は、与えること。

あなたにもできる。

―――――Pay it Forward!


            <感謝合掌 平成27年6月26日 頓首再拝>

偉大な大いなる夢を描け - 伝統

2015/06/28 (Sun) 18:17:36


            *「青年の書」(P28)より

諸君が夢を描くならばその夢はよろしく偉大なる夢でなければならない。
すべて小さきものは人々にとって魅力はないのである。

「大きさ」―― それがすでに人間にとって大いなる魅力である。

諸君よ、宜しく大いなる夢を描け、
小さき夢は却って実現の可能が少ないのである。

しかして後に一歩一歩その夢を実現すべく努力すへきである。

            <感謝合掌 平成27年6月28日 頓首再拝>

歌手の夢への回り道 - 伝統

2015/06/30 (Tue) 17:40:41


          *「涙を幸せに変える24の物語」中山和義・著(P130~136)より

宮古島で生まれた砂川恵理歌さんは、小さい頃から歌が大好きでした

家から遠くの小学校に歩いて通っていたのですが、
いつも、元気に歌いながら通っていました。

高校生の時、夏祭りの歌のイベントに参加して、予選を突破して本選に出場します

この時に、周りの友達から褒められたことがきっかけで、
彼女は歌手になるために、東京に出ることにしました。


彼女は東京で歌手になるために、スーパーに就職し、
仕事が終わった後に歌手になるための活動をしようと思っていました。

しかし、現実はそんなに甘くはありません

東京の環境に慣れることやスーパーの仕事を覚えることだけに精一杯で、
いつしか歌への情熱はなくなっていきました


そんな彼女の生活に、大きな変化を与えるきっかけがありました

彼女が家でテレビを見ている時、偶然、沖縄出身の安室奈美恵さんの活動を記録した
ドキュメンタリー番組が放送されていました

同じ境遇の19歳の女の子が必死にがんばっている姿を見た彼女は、
涙が止まりませんでした。

「私はいったい、何をやっているんだろう」

という自分に対する悔し涙でした


このままではいけないと気づいた彼女はスーパーを辞めると、
アルバイトで生計を立てながら、空いた時間で歌を練習して、
音楽事務所のオーディションを受け続けました。

3年近く、彼女は毎月のようにオーディションを受け続けます。
しかし、受かることはありませんでした

夢をあきらめて沖縄に戻る決心をした彼女は

「空っぽの私になっちゃった・・・」

と感じて、何も考えることができません。

その後、彼女は沖縄でアルバイトを始めましたが、
もはや、歌を歌うことはなくなってしまいました


ある日、彼女は高校の時の友人に再会します。
介護の仕事をしている友人は楽しそうに

「おじいさんやおばあさんに、本当に頼りにされているのよ」

と笑いながら話しました。

その生き生きとした表情を見た彼女は、友人の生活が羨しくなります。

「私も誰かの役に立ちたい」と強く思い、
友人と同じように介護の仕事をすることにしました。

そして、ホームヘルパーの資格を取得し、介護施設で働き始めました

介護施設で働いていた彼女はある日、寝たきりで食べることも話すこともできない
60代の女性の手を「上を向いて歩こう」という曲を歌いながらマッサージをしていました

その時、女性が口をモゴモゴと動かしているのに彼女は気がつきます。

彼女の歌に合わせて、一緒に歌おうとしていたのです。

しばらくして、女性は仏様のような笑顔になって、涙を流していました。


「私の歌が役に立つかもしれない」と感じた彼女は、
積極的に介護施設のイベントなどで歌うようになりました。


彼女の歌を聞いた人たちは、

「この歌は昔、好きな人と歌ってね・・・」
「この歌を歌って、戦争の時はがんばったのよ」

などと、歌から感じたことを、彼女に嬉しそうに伝えてくれました。

彼女は介護施設で歌うようになって、
初めて歌を喜んでもらえることの本当の意味が分かりました。

今までは自分が注目されたいから歌っていました

しかし、

「聞いている人に感じてほしい、聞いている人の役に立ちたいと思って
歌うから喜んでもらえることができるんだ」

と気がついたのです。


ある年、インフルエンザが大流行した時、
介護施設のみんなが疲れきっているのを感じた彼女は、
いつもみんなで見ているNHK「のど自慢」に自分が出れば
喜んでもらえるのではないかと考えました。

予選大会に出場した彼女は予選を突破し、
本選では今週のチャンピオンに選ばれます。

テレビを見ていたおばあさんやおじいさん、スタッフは大喜びでした。

普段立ち上がれない車椅子のおばあさんが立ち上がって喜んでくれたり、
自分のことのように嬉しがってくれるスタッフもいました。


このことがきっかけとなった彼女はオーディション番組の「歌スタ」に出場し、
見事に選ばれてデビューをすることになりました。


そして、若くして亡くなった男性がその思いを歌った
『一粒の種』(よしもとアール・アンド・シー)という曲に出会い、
歌を通じて「命の大切さ」を伝える毎日を過ごすようになりました。


彼女はようやく、本当に自分がやりたいことをできるようになったのです。


彼女がオーディションに選ばれたのは、介護施設での経験があったからだと思います

夢を叶えるのは自分のためですが、
本当にその夢を実現するためには、喜ばせたい人が必要です。

自分1人の幸せだけを考えていたのでは、うまくいきません。

            <感謝合掌 平成27年6月30日 頓首再拝>

Re: 夢を描き、夢を叶えた人々 - 一粒の種

2015/07/01 (Wed) 20:46:59


砂川恵理歌 一粒の種~合唱~

https://youtu.be/gwomtMmUUh8

「夢」は困難の炉の中になげ入れるときはじめて実現する力となる - 伝統

2015/07/02 (Thu) 19:34:18


”一粒の種 さま” ありがとうございます。

ご紹介いただき、感謝申しあげます。

素晴らしい歌ですね。

そして、HNも素敵!!


なお、『一粒の種』(曲)誕生の話は、ご存知とは思いますが、
次のWebにて確認できます。

(1)がん患者のことばをリレー 「一粒の種」

   → http://www.asahi.com/showbiz/music/TKY200905230137.html

(2)砂川恵理歌さんの思い

   → http://enzai.9-11.jp/?p=11606

・・・

以下は、スレッドの趣旨に戻り、
尊師のお言葉です。

《「夢」は困難の炉の中になげ入れるときはじめて実現する力となる》

            *「青年の書」(P31~32)より

いかに天分多き者といえども、あまりに「安易」の中に育てられ、
甘やかされている場合にはその天分の見事さを発揮することができないのである。

すべての能力は鈍ってしまいあらゆる力は失われてしまうのである。
吾々の心に描く「夢」もそれを実現せんがために、困難の炉の中になげ入れるとき
はじめてそれは実現する力となるのである。

もし何事もしないでも生活ができるような、安易な環境の中にのみ生活するならば、
「何事をもしないですむ」のであるから、「何事もなす力」がたといその人にあっても
発揮することができないのである。

エマーソンは、「吾がなし能(あた)うところのものをなさせるように示してくれる
人を自分はもっとも求める」といっやが、せっかくの能力をもちながら、誰も自分に
その能力で何もさせてくれないとしたならば、それはまことに宝の持ちぐされと
いわなければならない。

しかし、吾らは、人が自分に何かをなさせてくれるまで待っていてよいのであろうか。

吾らはマーシャル・フィールドのように自ら安易なる環境から飛びだして、
そこに自分の能力を磨きださせてくれる新しき環境を作らなければならないのである。

自己の能力を百パーセント発揮する機会も、環境も、自己自身が作るのでなければならない。
「機会は自ら作るのだ」ということは、すべての事業に於て成功するものの標語で
なければならぬのである。

もし今諸君のいる環境が、為すある自分の能力を百パーセント発揮するに足らぬと
信ずるならばそこをとびだすか、同じようにそこにいるにしても、その環境に於て、
絶体絶命自分の全力をしぼりださねばおれないような機会を創造することだ。

            <感謝合掌 平成27年7月2日 頓首再拝>

批判を恐れるな - 伝統

2015/07/04 (Sat) 18:11:17


           *「情熱思考」是久昌信・著(P92~97)より

青年は新しいものを生み出した。

大人たちからはひんしゅくを買った。

抗議や罵声を浴びせられることもあった。

青年の表情やスタイルは
世間の親や教師から批判を浴びた。

新しいものを誕生させることは、痛みを伴う。

しかし、青年の情熱は、だれも止められなかった。


トラックの運転手をしていた
18歳のその少年が生み出したものは

今までにない新しい音楽だった。

質素な生活の中で、
母のために、4ドルを払って、スタジオ録音のレコードをつくった。

そのレコードが、音楽プロデューサーの目にとまる。

20歳、彼の両親が音楽プロデューサーと契約。

21歳、「ハートブレイク・ホテル」を発表。
大ヒット!

彼の独特のボーカル・スタイル、パフォーマンスに、
大人たちは激しい避難を浴びせた。


しかし、若者たちは熱狂的な支持をした。

彼の名は
エルヴィス・プレスリー。

ロックンロールによって
世界の若者に多大な影響を与えた。

そして、いつの日か
万人に愛されるシンガーになった。

現在、彼は
キング・オブ・ロックンロールと称される。

149曲が全米チャート100位以内。
114曲が40位以内。

68曲が20位以内。
38曲が10位以内にランクイン。

18曲が全米1位に輝く。

そして、31本の映画に出演した

しかし、彼は酒もたばこもやらず、
数え切れないほど多くの団体に匿名で寄付をしていた。

42歳、死去。

亡くなるまでの7年間で
1000回以上のステージをこなす。


大統領は、
「彼は世界中の人々にとって
米国の活力、反逆精神、明るい気質の象徴であった」
とメッセージを送った。

また、彼に影響され、
数多くのアーティストが生まれ、
数多くのジャンルが生まれた。


彼が教えてくれる。

「批判されたくないから、
何もせず、何も言わなければよい。
しかし、それは
生きていないのと同じことである」

変革は痛みを伴う。

批判を恐れるな。
失敗も恐れるな。


夢を見る力と
夢を生きる勇気は
あなたの中に備わっている。

            <感謝合掌 平成27年7月4日 頓首再拝>

アイデアに価値はない、思いついたらとにかく行動せよ - 伝統

2015/07/06 (Mon) 17:52:03

「アイデアに価値はない、思いついたらとにかく行動せよ」
Google創業者が卒業式のスピーチで伝えたかったコト

            *Web:「TABI LABO(2015.03.18)」より


Google創業者ラリー・ペイジ氏が、母校ミシガン大学の卒業式で行ったスピーチが
素晴らしいと絶賛されている。

「ものすごく大きい、バカみたいな夢を見ることが、成功するためのキーだと思います」。
彼が語るのは、Googleを立ち上げたエピソードから気づいた、夢を現実する方法。

クレイジーなアイデアを持って、わくわくすることを追及していくことが、
世界を変えることに繋がるのだという。

(1)素晴らしいことを思いついたら、すぐに行動。
   アイデアには何も価値がない。実行することが大切。

(2)人が不可能だと思うような夢を追いかけよう。
   そうすれば、ライバルは必然的に減っていくのだ。

(3)心の準備ができていないときに、今まで当たり前だと思っていた存在が
   いきなりなくなります。だから最も身近な家族を大切にしましょう。



《ミシガン大学への想い》

実は私、弟、両親、家族全員がこの学校の卒業生です。
両親はこの大学で出会い恋に落ち、さらに父はこの大学で教授を務めました。

今日この日は、私にとって
「ここに戻ってこられて嬉しい」などという言葉では言い表せないほど特別です。

母、弟、妻のルーシー、そして皆さんと共に、私が生きてきた証である
この最高の学校で今日この日を迎えることができたことを、本当に誇りに思います。



《アイデアに価値はない。思いついたらとにかく実行》

夢を現実にする方法について、お話したいと思います。
みなさんは、夜中にとてもリアルな夢を見て飛び起きたことはありませんか?

私は23歳のときにこれを経験しました。
鮮明なビジョンが夢に出てきて、バッと飛び起きました。
「もしもウェブのすべてをダウンロードできたとしたら・・・?」
すぐにペンをとり、頭に浮かんだアイデアを夢中で書き殴りました。

すぐにそのアイデアを大学の教授に話しました。
そのとき教授は私の計画が莫大な時間を必要とすることを知っていたはずですが、
何も言わずに好きなようにやらせてくれました。

若者の「絶対にできる!」と信じる力は、時にものすごいことに繋がります。
当時はサーチエンジンを作ろうとは、全く考えていませんでした。
でもその後、ウェブページをランク付けする方法を考案し、Googleが生まれました。

みなさん、素晴らしいことを思い付いたら、とにかくやってみることです。



《誰も想像しないようなクレイジーな夢を見ること》

大学時代、「リーダーシェイプ」というサマーキャンプに参加しましたが、
そのプログラムのスローガンは「不可能なことなど、何もない」でした。
このスローガンが、私を突き動かしてくれました。

これから先、家事や料理、掃除、車の運転などに人が費やす時間を減らすために、
色々な技術が開発されることでしょう。

「不可能なことなどない」をモットーに、問題に対してアプローチし続ければ、
必ず解決策が生まれるのです。


「ものすごく大きく、バカみたいな夢を見ること」は成功するためのキーだと思います。
夢が非現実的であればあるほど、競争者はいなくなります。

今現在、私レベルにクレイジーな人は世の中に数えるほどしかいないと思います(笑)。



《「わくわく」が、世界を変える》

大きく成功する人は大きな挑戦をします。
これはGoogleも同じで、私と共同設立者のセルゲイは、
3枚のクレジットカードの限度額を最大限使ってハードウェアを購入しました。

それがGoogle初のハードウェアとなりました。
嵐の中で、路肩で踏ん張る虫の気分になったら、それは成功へ近づいている証拠でしょう。

私たちGoogleが夢見ていることは、世界中の情報を整理し、
世界中の人々が整理された情報にアクセスできるようにすることです。
こんな素晴らしいアイデアに、わくわくしない人はいないでしょう?

常にわくわくすることに取り組むことが、世の中を変えることに繋がります。
世の中は厳しい世界だと思っている方も多いと思います。

それでも、クレイジーに自分の探究心のまま好きなことを追いかけ、
わくわくしながら、今の自分よりもっとよくなろうと努めて下さい。

夢をあきらめないことが大切です。



《人生において家族より大事なものはない》

このような素晴らしい日は、世界がすべて上手くいっているような気分になりますね。

でも覚えておいてください。
大切な人と過ごす時間、大きな仕事を成し遂げるチャンスは簡単に奪われてしまうこともあります。

心の準備ができていないときに、今まで当たり前だと思っていた存在がいきなりなくなります。

1996年の3月、私がスタンフォード大学の大学院に入ってまもなくのことです。
父が呼吸困難となり病院へ運ばれ、2か月後に亡くなりました。
悲しくて悲しくて、どうしたらいいかわかりませんでした。

父の死因は、6歳のときにテネシーで感染したポリオとの合併症でした。
生涯を通じて呼吸困難に苦しんでいました。
ワクチンがあるにも関わらず、現在世界で328人の方がポリオに感染しています。

一刻も早く、ポリオをこの世から追放しなければなりません。
皆さんの中からポリオ撲滅に大きく貢献する方が出てきたら嬉しいです。

私たちの多くは、今日この日を家族と共に迎えます。
これがどんなにラッキーであることか。
友人や家族、帰る場所があることの素晴らしさ。

皆さんの中には私と妻ルーシーのように、
新しい家族をつくることを夢見ている方もいるでしょう。

私もそうだったように、家族のお蔭で今皆さんがここにいるのです。


人生において家族より大事なものはありません。
お母さん、ルーシーありがとう。

皆さん、本当にどうもありがとう!

・・

《スピーチの動画》
  → https://www.youtube.com/watch?v=qFb2rvmrahc



            <感謝合掌 平成27年7月6日 頓首再拝>

《絶えざる進歩》 - 伝統

2015/07/08 (Wed) 19:26:36


          *「光明法語<道の巻>」(P260)より

絶えず進歩つづける者は、ついには偉大に到達する。

ナイヤガラの瀑布も、その源は一滴一滴の雨水が集まったのである。
点滴ついに石を穿(うが)って、ついにグランド・キャニオンの峡谷も出来上がった。

小さな進歩を軽蔑する者は大きな進歩に到達し得ない。
偉大なる進歩は常に意志の力による持続の結果である。

併し、高く大(おお)い夢を描かない者は、
いくら意思の力を持続せしめようとも大いなる事は成就しない。

夢は軈(やが)て成就する物の方向を定め、
意志は最後までのその夢を把握して成就させる。

            <感謝合掌 平成27年7月8日 頓首再拝>

真夜中のキャンドルサービス - 伝統

2015/07/12 (Sun) 17:35:00


           *「情熱思考」是久昌信・著(P98~101)より

男は人生に疲れていた。
人生にみじめさを感じていた。

今日という日が自分の誕生日であることを
この世の中のだれも知らないという
むなしさを味わっていた。

そして、この誕生日に
バースデーケーキのひとつも買えず、
満足な食事にもありつけない、
自分の人生を悲観していた。

あと数分で自分の誕生日が過ぎようとするとき、
男は考えた。

「せめて、
ロウソクに火を灯し
自分の誕生日を祝ってやろう」

男は、白いお皿の上に
ロウソクを自分の歳の数だけ並べていった。

その後、男は疲れと空腹の中、深い眠りに落ち、
不思議な夢を見た。

男の前にロウソクに火をつけてくれる人が次々現れて、
男に話かける夢だ。


「誕生日、おめでとう。
私も1日1回の食事もまともにできない無名の男です。
でも、いつか必ず、超一流の俳優になってみせます」

           ―― ジム・キャリー ――


「誕生日、おめでとう
私も何も買えない貧乏暮らしです。
でも、このノートに書いた詩と曲で
世界一のバンドになってみせます」

           ―― ポール・マッカートニー ――


「お誕生日、おめでとう。
私も生活保護を受け、苦しい毎日です。
でも、この『ハリーポッター』という小説で
必ず、ベストセラー作家になります」

           ―― J・K・ローリング ――


「お誕生日、おめでとう。
私も今はポケットにわずか37ドルしか入ってないわ。
でも、大丈夫。私は世界ナンバーワンのシンガーになるから」

           ―― マドンナ ――


「誕生日、おめでとう。
俺も生活費がなく、大事なペットも手放したよ。
俺もひとりぼっちさ。
でもきっと自分の映画でハリウッドスターになってやるさ」

           ―― シルベスター・スタローン ――



男は目を覚ますと、心に誓った。

「私の人生に必要なものは、お金ではなく夢なんだ。
私は本当になりたい自分になろう」と。


ロウソクの代わりに
男のハートに情熱の炎が灯されていた。

「Happy Birthday! 」
あなたはひとりではない。
あなたの人生は祝福されている。

            <感謝合掌 平成27年7月12日 頓首再拝>

偉人の人生を歩もう - 伝統

2015/07/14 (Tue) 18:15:12


           *「情熱思考」是久昌信・著(P102~105)より

あなたは人より知能が劣っていると
感じたことがあるだろうか?

あなたは人より記憶力が悪いと
思ったことがあるだろうか?

あなたは両親との大事な約束を
破ったことがあるだろうか?

あなたは未成年のとき、好奇心から
タバコを吸ったことがあるだろうか?

あなたはだれかの財布から
お金を盗んだことがあるだろうか?

あなたは緊張でひざが震え
頭が混乱し
仕事場から逃げ出したことはあるだろうか?

あなたは人がいやになって
仕事中、ほとんど人と口を聞かなかったり
部屋にひきこもったりしたことはあるだろうか?

あなたがそんな経験から
自己嫌悪に陥ったときは
この凡人のことを思い出してほしい。

その男はすべてを経験した。
数々のあやまちを犯してきた。

だからあやまちを犯す人を
自分と同じ人間であると考えた。

そして、人を許し、人を信頼し、人を愛した。

だからこそ
人々を傷つける暴力や差別が
許せなかった。

男はひとりで立ち上がった。

男は非力だった。
それでも武器や言葉など何も使わずに戦った。

男は非暴力で愛と平和を唱えた。

神はそんな非力な凡人を
国の偉大な指導者にした。

偉人の名は
マハトマ・ガンジー

インド独立の父。

天才は生まれつき。
偉人は思いつき。

自分がなろうと思えば
だれでもえらい人になれる。

偉人はみな、はじめは凡人なのだ。

「ひとりの人間に可能なことは万人に可能である」

あなたも決めよう
偉人の人生を歩むことを。

            <感謝合掌 平成27年7月14日 頓首再拝>

《夢を実現する食物》 - 伝統

2015/07/18 (Sat) 18:03:41


          *「光明法語<道の巻>」(P260~261)より

夢を実現する力は意志の持続であり、その方法はサービスである。
サービスは夢を実現するための食物のようなものである。

人のために盡さないで夢を実現しようと思っても、それは空中楼閣に過ぎない。
夢を一歩一歩現実にする方法は、一歩一歩サービスをして行くところにある。

サービスとは愛行である。
日々人のためになりつつ前途に大きな夢を描いて弛(ゆる)みなく進んで行く者は
ついにその偉大なる夢は成就するのである。

夢が偉大に成長する為の食物はサービスである。

            <感謝合掌 平成27年7月18日 頓首再拝>

人生にオーダーしよう - 伝統

2015/07/20 (Mon) 18:17:06

           *「情熱思考」是久昌信・著(P106~111)より

男は大学を卒業して、
出版社に就職した。

しかし、
自分の仕事とは思えなかった。

セールスマンの仕事も
トラックの運転手も
自分の仕事ではなかった。

毎日が不完全燃焼だった。

アパートで貧乏暮し、
夢も希望も消えていた。

男は子供のころの
自分の夢を思い出してみた。

自分が生まれた目的は何なんだろう?

自分が本当にやりたいことは何なんだろう?

男は思い出した。
夢がよみがえってきた。

「そうだ!
私は教師になりたかったんだ」

男は気づいた。

「そうか!
私は人生に、何もオーダーしていないのではないか」

男は
「教師になりたい」と
オーダーを出していなかったのだ。

男は決断した。
「私は教師になる!」

教師になるためならなんでもやる!
教師になる道はいくらでもある!

男は教師の職を探して、
いくつもの大学をまわった。
何度も断られた。

そして、ついに
夜間学校の講義の仕事を得た。

その仕事は歩合制で、
講義を受ける生徒がいなくなれば、クビになる。

男はこのチャンスに賭けた。

自分にできることは何か、
必死に考えた。

そして、男は
その夜間学校の講義で話し方の授業を始めた。

男は自分にできるすべてのことを
この授業で試した。

すると、
男の情熱に触れた生徒たちが
講義に積極的に参加し、学ぶようになった。

男の人生は成功に向かった。
男の夢は実現に向かった。

男の人生は
夢と希望に燃える毎日へと変わった。

男が生徒のために
情熱を込めてつくりあげたテキストは

70年たった今も世界中で読まれている。

「人を動かす」という本は
自己啓発書の元祖。

1500万部という
驚異的なベストセラーになった。

人生を変えた男の名は、
デール・カーネギー。

彼は人のために生きる人生を見つけた。

慈善活動にも積極的に参加し、
莫大な寄付を行った。

あなたはなりたい自分になれる!

人生にオーダーしよう、
あなたの夢をオーダーしよう。

夢と希望の人生は
あなたがオーダーしなければ始まらない。

人生はあなたのオーダーに応えてくれる。

            <感謝合掌 平成27年7月20日 頓首再拝>

内なる才能 - 伝統

2015/07/25 (Sat) 18:12:59


           *「情熱思考」是久昌信・著(P112~115)より

こんな履歴書を見せられたら、
あなたはこの青年を採用するだろうか?
この青年にどんな仕事を与えるだろうか?

8歳  学校入学。翌年、退学。
9歳  再入学。翌年、退学。
10歳 家業の石けん製造業に従事、退職。

12歳 兄の印刷会社に入社。
17歳 退職。
18歳 別の印刷会社に入社。退職。

20歳 商社に入社。退職。
21歳 印刷会社に再入社。退職。

もし、その青年の「内なる才能」に気づかなければ、
あなたは世の中に大きな損失を与えたかもしれない。


その青年のその後の履歴書は、

22歳 印刷会社を独立開業。
23歳 新聞を発行。
25歳 全米初の図書館を設立。

26歳 本を出版。
30歳 国会の書記になる。
32歳 国営位印刷会所の最高経営者になる。全米初の消防署を創設。

42歳 国営郵便局を創設。
45歳 大学を設立。
71歳 アメリカ独立宣言の草案をつくる。

84歳 死去、葬儀は国葬となる。

これは彼が成し遂げた功績の
ほんの一部。

もし、アメリカが彼を「採用」しなかったら、
今、アメリカは、存在していないかもしれない。

彼の名は、
ベンジャミン・フランクリン

アメリカ建国の父、
究極のアメリカン・ドリームと称される人物。

彼の顔は
万人が目にする100ドル札に印刷されている。

彼はたった2年の学校教育しか受けていないが、
自分の「内なる才能」に気づき、自分で磨きをかけた。

偉大なる成功者は私たちに教えてくれる。

「成功に必要なものは、今、あなたの中に全てある」
ということを。

あなたの中に内なる才能が眠っている!
あなたの内なる才能に気づき、磨きをかけよう。

あなたの成功は約束されている。
世界があなたの成功を待っているのだ。


            <感謝合掌 平成27年7月24日 頓首再拝>

「偉大な理想を」 - 伝統

2015/08/05 (Wed) 20:10:21


            *谷口清超先生・著「伸びゆく日々の言葉」(P227)より

努力するためには、夢を描くがよい。

穴を掘り、又それを埋めたりするだけの単純な繰り返し作業では、
いくら『努力せよ』と言われても、力が出ないであろう。
それは目的意識や理想がないからである。

「夢を持たぬ仕事」に対してやる気が起らない。
真に偉大な理想、即ち神意がハッキリ自覚される時、
努力がなされモリモリと力が出る。

又神意のある所には必ず悦びが生れる。
何故なら、神意は悦びであり、希望の光だからである。

それ故、「悦んで努力」することが何より大切だ。
イヤイヤではなく、うれしく、たのしく努力するのである。

            <感謝合掌 平成27年8月5日 頓首再拝>

出会いは恵み - 伝統

2015/08/07 (Fri) 19:47:58


           *「情熱思考」是久昌信・著(P116~119)より

少年の父親は大学教授で、
ろうあ者の話す能力を向上させる方法を考案した人だった。
少年の母親はろうあ者だった。

母親は音を聞き入れる器具を使い、
話す訓練をしてピアノの教師となった。

少年は両親の情熱に出会い、感動した。
そして、少年も言葉の訓練をする教師となった。
彼はろうあ者への発声指導の第一人者となる。

さらにろうあ者のための音響器具を研究した。
そのころ、電気工の男と出会い、友人に

この出会いが彼にとって大きな恵となり、
彼は電話機を発明した。

彼の名はアレクサンダー・グラハム・ベル 。
彼はアメリカにおける二大発明家のひとりと称される。

音の強さの単位デシベルの「ベル」は
彼の名前から取られたものだ。

その後、彼は聴覚検査機も発明。
彼はろうあ者に希望を与え続けた。

彼の名を知ったヘレン・ケラーの両親は彼のもとを訪ねた。
そして、彼はヘレンにアン・サリヴァン先生を紹介。

その出会いは奇跡を生んだ。
彼は教えてくれる
「出会いは恵みである」

出会いが発明をつくる。

出会いが奇跡を生む。

出会いが幸せを築く。

出会いが夢をかなえる。

            <感謝合掌 平成27年8月7日 頓首再拝>

成功の種 - 伝統

2015/08/10 (Mon) 17:41:19


           *「情熱思考」是久昌信・著(P120~123)より


貧しい家庭に生まれたジョンは、
10歳から家計を助けるために父の仕事を手伝っていた。
そして、そのお駄賃10セントをコツコツ貯金していた。

あるクリスマスの日。

ジョンはその貯金で愛する母へのプレゼントを買うために、
小さな心を躍らせて、装飾品店へ。
そこできれいなブローチを買った。

ところが、その後すぐに、別のもっとよい商品が目に入り、
取りかえてほしいと店主にお願いをした。

しかし、店主は言った、「それはできない」と。
実はジョンが買ったものは売れ残りの商品だったのだ。

店主の言葉は、
どれほどジョンの心を傷つけたことだろう。

そこでジョンは決心をした。
「もし、ぼくが商売を始めたら、いつでも商品を交換できるようにしよう」

また、別の日、ジョンがある店に入ったときのこと。

自分の欲しいものがなかったので店を出ようとしたところ、
店の店主に捕まった。

そして、
「店に入ったら、何か買わなければ失礼だろう」と、
いやいや商品を買わされたのだ。

そこでジョンは決心をした。
「もし、ぼくが商売を始めたら、お店の商品を自由に見ていいことにしよう」

この経験がのちのデパート王、
ジョン・ワナメーカーを誕生させることになった。

彼は、
「商売とは、お客様のことを第一にしなければならない。
 お客様を幸福にするものでなければならない。
 商売は奉仕だ」
という考えのもとにアメリカ初の百貨店をつくった。

そして、返品制度や正札販売、特売セールなどを
最初に考え出したのだ。

母の日にプレゼントを贈ることも彼の発案によるものだ。

「何事でも、自分にしてもらいたいことは、
 ほかの人にもそのようにしなさい」

14歳から通い始めた教会で、聖書から学んだこの言葉は
ジョンが大切にしているもうひとつの教えだ。

この教えは、今も多くの成功者が教訓にしている
有名な黄金律である。

あなたの小さいころ、どんな教えを授かっただろうか?

子供のころ得た教えは成功の種。
その種を埋めたままにしていないだろうか?

あなたにも成功の種が必ずある。


            <感謝合掌 平成27年8月10日 頓首再拝>

夢はかなうためにある - 伝統

2015/08/19 (Wed) 19:38:25


           *「情熱思考」是久昌信・著(P124~127)より

少年トーマス君の夢はパイロットだった。
小さい頃から大切にしてきた夢だった。

しかし、大人はトーマス君の夢を壊してしまった

「君のような勉強が苦手な子にパイロットは無理だ」
と夢を取り上げられた。

トーマス君は傷ついた。

大人はさらに彼にレッテルを貼り付けた。
「君は成功できない」と。
「君は学習障害なんだ」と。

実際、彼は文章を読むことが出来なかった。

文字を読もうとすると文字が逆に見え、
頭痛になり、精神が不安定になった。

それでもトーマス君は諦めなかった。

夢を叶えるためにあらゆる手をつくした。

そして、23歳、ついに彼の目の前にチャンスが訪れる。
それは、戦闘機F・14のパイロットになるチャンスだった。
彼は喜んで訓練を受けた。

そして、ついに彼の夢は実現した!

その夢は世界中のスクリーンに映し出された。
映画『トップガン』となって。

映画は大ヒット。
彼は一躍トップスターとなる。

彼の名はトーマス・クルーズ・メイポーザー4世。

俳優、トム・クルーズの本名だ。

トーマス君はレッテルを信じなかった。

だからこそ、夢は思わぬ形でかなった。

彼は俳優となり、32本の映画に出演。
3つの会社を経営。
自分の映画会社も所有し、映画プロデューサーもこなしている。

そして彼は今、パイロットの免許を持って、空を飛んでいる。

レッテルを信じるな。
レッテルをはがせ。

他人の評価があなたの未来ではない。

            <感謝合掌 平成27年8月19日 頓首再拝>

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