伝統板・第二 3297901

本掲示板の目的に従い、法令順守、せっかく掲示板社の利用規約及び社会倫理の厳守をお願いします。
なお、当掲示板の管理人は、聖典『生命の實相』および『甘露の法雨』などの聖経以外については、
どの著作物について権利者が誰であるかを承知しておりません。

「著作物に係る権利」または「その他の正当な権利」を侵害されたとする方は、自らの所属、役職、氏名、連絡方法を明記のうえ、
自らが正当な権利者であることを証明するもの(確定判決書又は文化庁の著作権登録謄本等)のPDFファイルを添付して、
当掲示板への書き込みにより、管理人にお申し出ください。プロバイダ責任制限法に基づき、適正に対処します。


真理の生活 23

1:伝統 :

2025/07/17 (Thu) 10:52:44


《他から同情や憐憫を求めてはならない 》

     *『人生の秘訣365章』第4篇(P110~111) より

多くの慢性病患者のうちには、
現在意識の中には「治りたい希望」で一ぱいであるけれども、
潜在意識の中に「病気でありたい願い」をもっているために
治らぬ人が随分あるのである。

「病気である方が働かなくて、のんびり寝ていられる」とか、
「病気である方が人から同情される。人からいたわられる」

などという潜在観念が随分、治癒の日数を長引かせるのである。

社会保障的な無料で優遇してくれる病院が殖えれば殖えるほど、
この種の病人はふえるのである。


それゆえに、希望実現の心の法則第十二条は、
「他(た)から同情や“いたわり”を求める念」を棄てることである。

・・・

<関連>

(1)伝統板・第二「真理の生活 ①」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=6971129

(2)伝統板・第二「真理の生活 ②」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7583747

(3)伝統板・第二「真理の生活 ③」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7707100

(4)伝統板・第二「真理の生活 ④」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7796617

(5)伝統板・第二「真理の生活 ⑤」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7854421

(6)伝統板・第二「真理の生活 ⑥」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7934282

(7)伝統板・第二「真理の生活 ⑦」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=7988886

(8)伝統板・第二「真理の生活 ⑧」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=8016563

(9)伝統板・第二「真理の生活 ⑨」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=8061815

(10)伝統板・第二「真理の生活 ⑩」
    → http://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=8164957

(11)伝統板・第二「真理の生活 ⑪」
    → https://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=8209345

(12)伝統板・第二「真理の生活 ⑫」
    → https://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=8238335

(13)伝統板・第二「真理の生活 ⑬」
    → https://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=8250384

(14)伝統板・第二「真理の生活 ⑭」
    → https://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=8263502

(15)伝統板・第二「真理の生活 ⑮」
    → https://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=8290983

(16)伝統板・第二「真理の生活 ⑯」
    → https://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=8305125

(17)伝統板・第二「真理の生活 ⑰」
    → https://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=8315921

(18)伝統板・第二「真理の生活 ⑱」
    → https://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=8331438

(19)伝統板・第二「真理の生活 ⑲」
    → https://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=8360609

(20)伝統板・第二「真理の生活 ⑳」
    → https://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=8372647

(21)伝統板・第二「真理の生活 21」
    → https://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=8389298

(22)伝統板・第二「真理の生活 22」
    → https://dentou.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=8404795

           <感謝合掌 令和7年7月17日 頓首再拝>
2:伝統 :

2025/07/18 (Fri) 09:37:08


      *メルマガ「人間力」(2025.3.22)より
─────────────────

イエローハットを一代で一流企業に育て上げ、
「日本を美しくする会」の相談役として、
日本人の心を綺麗にする活動に尽力した
故・鍵山秀三郎さん。

その鍵山さんが教える、自らの人生を好転させ、
社会をよりよくしていく秘訣とは。

─────────────────

〈鍵山〉

「もっと、もっと、もっと」
際限なく求めて欲しがって生きるのは、
「請求書の人生」であると、
知人の有吉説志様から教えていただきました。

有吉様は、幼い頃お祖母さんから、
寺社にお参りした時は
「ありがとうございます」と請求書ではなしに
領収書のお参りをしなさい、
と教えられたそうです。


向上心や探求心は人の成長に
欠かせない大切な条件ではありますが、

度の過ぎた欲求は人を卑しくし、
ひいては国家の尊厳を傷つけることにも
繋がります。


有吉様のお話を通じて、求めるばかりではなく、
いま与えられているものごとに感謝の心を持つ
「領収書の人生」を歩めと教えていただきました。        


日本には領収書の生き方をしている方が
大勢おられますが、
そういう方は世間から注目されることはありません。

請求書の生き方をする人が派手で目立つのに比べて、
領収書の生き方をする人は地味で
人目につかないところが共通しているからです。

誰からも注目されず、光の当たらないところで、
いつ報われるか分からないことにも
心を込めて取り組んでおられるそのお姿からは、
卑しさは微塵も感じられません。


他人に頼ったり、求めたりすることなく、
人の役に立つことだけを念頭において、
一途に歩み続けるお姿は、
人を惹き付ける豊かな魅力を備えています。


私は、極力人様に不快感を
与えないようにいつも気をつけています。

例えば、私は出張が多いものですから
飛行場や駅によく行きます。

そうすると、鞄をぶつけられたり、
後ろから靴のかかとを踏まれたりして
不愉快になることがよくあるんですね。

私はそのように、
自分がされて嫌なことは人にしたくありませんし、
そういうことをする人がいなくなるような
世の中にしていきたいと願っています。


吉野弘という詩人の作品に、
自分の持ち物を自分の体の一部だと
思わない人が嫌いだと書かれています。

持っている鞄を
自分の体の一部だと思っていないから、
平気で人にぶつけて歩くわけで、
吉野さんはそういう人が嫌いだというのです。

私もそういうことは嫌いです。

人に不快な思いをさせる人が出ない世の中にしたい。
それが私の心の底からの願いなんです。

いつも掃除をしに行く公園の入り口付近に、
自動販売機があります。

その側にある空き缶入れの蓋を開けると、
缶以外のゴミがたくさん入っているので、
私はいつもそれらを全部取り出すんです。

缶以外のゴミが入っていると、
回収しに来る人が嫌な気分になりますし、
その後の車の運転も荒くなって
事故を起こすかもしれません。

心の荒みがどんどん連鎖していくわけで、
これはとても恐ろしいことです。

けれども空き缶だけにしておくと、
回収に来た人も気分よく作業ができますし、
その後も心穏やかに人に接することができる
と思うのです。


また、私はタクシーに乗ると
少しだけ多めに料金を払います。

別にお礼を言ってもらいたくてやるのではなく、
後に乗る人が気分よく乗れるように
そうしているんです。

私が少し多めに払うと
運転手さんも気分がよくなって、
次のお客さんへの接客も
幾分よくなるかもしれません。

荒みと反対の、よい心の連鎖が起こるのです。

・・・

<参照>
【領収書の人生】ビッグモーターと対比される
イエローハット創業者・鍵山秀三郎
https://www.youtube.com/shorts/UBO6GZO30lc

       <感謝合掌 令和7年7月18日 頓首再拝>
3:伝統 :

2025/07/19 (Sat) 11:52:01


    *『生命の實相 幸福篇下 第三十八巻』(7月19日)より抜粋

ひとの優劣を自分の尺度で推し測ってはならない。
自分が愚劣な心を持つから、ひともまた愚劣であろうと思ってはならない。

自分が動物的な欲望の支配下にあるから、
ひともまたかくのごとくであろうと思ってはならない。
自分のうちに悩みがあるから、世界中の人はすべて悩んでいるのだ
と思ってはならない。

本当に他人の偉大さがわかる者は、自己がそれだけ偉大であるのである。
自分の魂の高揚しただけのものを、われわれは他において見るのである。

釈尊のすぐれた人格を知る者は、
自己のうちに存在する釈尊がそれを知るのである。

釈迦やキリストといえども、時には悩み、苦しんだであろうと考える者は、
聖者を引きずり下ろして自己と同等のレベルに置こうとする卑怯者である。

彼は一種のエディプス・コンプレックスの虜囚(とりこ)なのである。
自分よりすぐれた者の存在を知ることが、
自己の驕慢心にとってたえがたい屈辱感になるのである。

われわれは、かくのごとく、ひとを引きずり下ろす醜(みにぐ)き心を去り、
自己があくまでも向上して、美しき人類の理想を成就することによって
聖者と等しきレベルにまで到達しなければならないのである。

大海に溺れつつあるある者どもが、お互いに他を引き下ろして、
それによって、自己が浮き上がろうとするのは醜悪である。

他を賤しめ軽んずることによって、
ひそかに自己を偉大ならしめようと努力するくらい
みじめな動物的行為はないのである。

他を軽んずることは、自己を軽んずることである。
他を醜くすることによって、まっさきに自己が醜くなるのである。

『従容録』には自分の口を血に染めて他人に吹きかけると書かれている。

            <感謝合掌 令和7年7月19日 頓首再拝>

  • 名前: E-mail(省略可):
  • 画像:

Copyright © 1999- FC2, inc All Rights Reserved.